ドイツ日記 Les plaisirs et les jours

ドイツに滞在して26年経過。2年後に日本へ本帰国予定。ゴルフを始めて4年半ですが相変わらず下手な初心者ゴルファーです。

DORALION を 観る。

2006年12月31日 | バレエ・オペラ・演劇
ゴルフに行った27日はこの冬一番の寒い日だったようで、あの後再び気温が上がり、昼間は8度くらい。大晦日の本日も正月の明日も10度を越えるらしい。全くちっとも冬らしくない。29日など朝から青空でサングラスしないと車の運転もできないほどだった。この日にゴルフすればよかったなあ・・。

サダム・フセインがあっけなく絞首刑となった昨日30日、私はCirque du soleil の公演 DRALION(ドラリオン)を観に行った。去年のクリスマスにラス・ベガスで Cirque du soleil の Mystère を観て大ファンになってしまったのだ。こんなことなら、以前にこの市で公演されたSaltinbanko や Alegriaも観ておくのだった。また来ないかしらん。

DRAILONというのは Dragon と Lionを組み合わせて作った造語。中国の龍に西洋のライオンというわけで、今回の公園は中国の曲芸のような出し物が多く出演者もアジア人(多分中国人か?)が大半だった。昨年観た Mystère の方がよりファンタジーっぽくて私は好きだった。ま、それでもこのドラリオンもそれなりに楽しめました。 ヨーロッパ公演の後は日本に行くようなので、Cirque du soleil ファンの方にはぜひお勧めです。

ドラリオンの日本公演サイトはこれです。

さて、2006年もいよいよ大詰め、本日は大晦日。昼間は知人宅にで、衛星放送の「紅白歌合戦」を見る予定。別にこんなもの見なくてもいいのだが、一応年の終わりの行事ということで。今日はその後昼寝して、深夜に備えないといけない。今晩はホテルニッコーの知人の知人が滞在している部屋で飲みつつライン河畔のアルトシュタット(旧市街)での花火を楽しむ予定。

気温1度の中でのゴルフ

2006年12月28日 | ゴルフ & 旅行
昨日27日は予想に反して朝から再び。通りの向かい側に並ぶアパートの屋根を見るとなにやら薄っすらと霜が降りている。

とりあえず知人のSさんとゴルフ場で10時に落ち合う・・・が、受付の手前のサインボードに「ゴルフ場立ち入り禁止」のサインが・・。1番ホールの見えるところに行って辺りを眺めると一面霜で真っ白。「ダメだア~、こりゃ。」

落胆して街中に戻りSさん宅でコーヒー休憩。「そうだ、夏に通ったライン河向こうのあのゴルフ場なら・・」とさっそく電話すると開いているとのこと。

やっぱり、丘陵にあるゴルフ場は無理でも平地のゴルフ場は大丈夫なんだ。平地で気温1度ということは私がメンバーになったあのゴルフ場はそれより2,3度低いはずだから氷点下を下っていたってことか・・。

サンドイッチを買ってゴルフ場に走り午後13時ごろからプレー開始。私たちだけではなく、この寒い中数人の好き者がゴルフやっているんだから驚く。

しかし、着込んで身動きが取れないのと久しぶりにコースに出たことで全く打てない、飛ばない・・と散々のゴルフだったけど、それなりに楽しかった。

こんな情けない腕では誰もそのうちいっしょにゴルフしてくれないだろうと、プレー後街に戻り旅行代理店に直行して、ゴルフ旅行を予約した。2月の中旬にSさんと2人でトルコに滞在して、そこでプライベートレッスンを受けることにしたのだ。Sさんは去年の冬にもチュニジアでゴルフレッスンを受けているので、今回は違う場所がいいということで、トルコに決定。トルコに行くのは1993年以来になる。でも今回は観光旅行じゃなくってひたすらゴルフだけのゴルフ修行の旅。
All inclusiveの滞在型リゾートホテルなんで楽チン。ゴルフの後はトルコ風ハマムでリラックスだ。楽しみ~

この日はもしかしてこの冬になって一番寒くなった日かもしれない。で、久しぶりにラーメン屋に行って見る。この市にたった一つのこのラーメン屋はえらく流行っていてここ数年昼も夜も店の前に行列が絶えない。しかも、並んでいるのは日本人だけではなく、ドイツ人もやたら多いが、昨日など私達の前にいたのは中国人で、後ろにいたのはフランス語話していた。しかし、中国人もラーメン好きなのね

ビールを飲みつつラーメンと餃子で満腹になりSさん宅に移動して二人でおしゃべりしながら赤ワインを1本空けて私は帰宅。

Sさんは1月には息子と一緒に娘のいるフロリダに10日間遊びに行くらしい。羨ましいなあ~。

本日28日は昨日より気温が上昇したようで朝からだったが、昼頃それも止んで今は
これからトイレの便座を買いに行って家で交換の大工仕事。出来るかな~。




クリスマス2日目

2006年12月27日 | 読書
あたし、きれい?

集英社

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ドイツでは、25日に続き26日もクリスマス2日目として祭日なのだ。そういうわけで今日も静かな休日だ。

今日も午前中はだったが、午後2時過ぎになって、4日ぶりに太陽が出てきたのでさっそく着替えてウォーキングに出発。明日は知人とゴルフの予定なのだけど、このまま晴れが続いてくれるといいなあ・・。

週末からずっと、大昔のヴィデオを見つつ古本屋へ売り払うために本の整理をしている。まず一番先に本棚から処分しようと思うのは、栗本慎一郎関連の本。

その昔、1970年代後半から80年代前半にかけて知のニューアカデミズムなんてのが流行り、ミーハーの私も現代思想などという雑誌を講読していたのだった。で、その頃に何冊か買って読んだ彼の本が今でも本棚にあったのだ。彼は経済人類学とかいうのを唱えていたわねえ。「パンツをはいたサル」とかいう本も流行ったし。で、今それらの本をパラパラと読み返してみたら、何のことはない他人の説の受け売りとおちゃらけた内容満載で、ま、当時は読みながら大笑いして楽しませてもらったけれど、今更何なのよっていう内容で、再読に値しないから古本屋行きだ。

経済学も現代思想も流行があるからね、普遍的なものは別格として、栗本なんかのくだらない内容の本はもう何の値打ちもないだろうから、古本屋も買ってくれるのかしらん?

しかし、こんな人が現代思想の先端なんてもてはやされていた時代があったなんて・・、日本は平和だ・・というかアホだ。彼自身が勘違いからマスコミに持ち上げられて政治家にまでなったりして、で話題性が無くなって飽きられたら捨てられたのか・・最近は何してるのか私も関心ないけど。

ついでに、数年前に何を血迷ったのか「‘知’のソフトウエア」(立花隆)という新書も買って本棚に積んであったので、これもザア~と目を通し古本屋行きに。
全く、私は何故こんな役立たずの本を買っていたのか・・我ながら理解できない。
現代思想関連かと思ったら、データの整理についての話だった。考えてみたら立花隆が現代思想や哲学について語るわけがないのに・・。
きっと、「知」と言う言葉に弱いのだ。知が足りないと常々思っているからか・・。

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でも Doris Dörrie(ドリス・デリエ)の「あたし、きれい?」はおもしろかった。これも数年前に古本屋で購入して放っておいて今回やっと読んだわけで、映画監督としての彼女の作品は大好きだけど、こんなおもしろい短編小説を書く人とは思ってなかった。今度ドイツ語のオリジナル本を買って彼女の作品を読んでみよう。ちょっとした男女の恋愛話やエピソードなんだけど、せつなくてつらいようなおかしいようなユーモアに溢れている。やっぱり、こんな胡椒のピリッと効いた短編にかぎるな。

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本の整理をしつつ見たヴィデオ

「ディープ・インパクト」1998年
「ピースメイカー」1997年
「フラッド」1998年
「HANA-BI]1997年

しかし、ハリウッドは何でこんなに次から次とワンパターンのパニック映画を作るのかね?巨大彗星が地球に衝突、核爆弾、大洪水とよくもまあ同じような映画を作るもんだ。この中では「ピースメイカー」がまずまずの出来といえるか。

北野武の「HANA-BI」は97年にヴェネチアの映画祭で金獅子賞を取ったんだけど、果たしてそれほどの映画っていえる?脚本が拙いというか、私はあまりイケテル作品とは思わなかった。武扮する元刑事も私は最初、オシでツンボかと思いました。

・・どうでもいいが、最近は「耳が不自由」とでもポリティカリ・コレクトな書き方しないと変換してくれないの?

いくら台詞が少ないミニマリスムの映画といってもあれは無いと思うけど。非常に幼稚な出来栄えの映画だと思いました。最近のヴェネチアやカンヌの審査員っておかしい。








カラヴァッジョ展に行く

2006年12月26日 | 音楽・アート
イヴの昨日もだったが、クリスマス第一日目の本日25日も朝からド~ンと薄暗い

イヴの昨日は昼間にサクサクっと掃除の続きを開始。日曜日だけど仕方ない。急いで掃除機をかける。久しぶりにモップで床の拭き掃除もしたので気持ちがいい。

さて、暇なイヴは娯楽活動だ・・ってことで、かなり昔に人から借りたヴィデオで映画を見る。

「ザ・ワイルド」1997年
「リーサル・ウェポン4」1998年

「ザ・ワイルド」はアンソニー・ホプキンスとアレック・ボールドウィンの金持ち男対その妻の不倫相手の対決映画で、アラスカ遭難、人食い熊遭遇、嫉妬からの殺すか殺されるかのサスペンスありのサバイバル劇。ま、最後は沈着冷静、金があるだけでなく博学の爺さんアンソニーの勝ちだったわけですが。

「リーサル・ウェポン4」はメル・ギブソン扮するロス市警対中国マフィア対決。
あれだけ、打ち合い殴りあいの暴力沙汰だったら普通はとっくに死んでるでしょう。ところが、ハリウッド映画じゃ死なないんだよね。どんなカーチェイスしようと、車でビルを突き破って反対方向に出て別の高速に着地しても平気の平左。勧善懲悪のお約束映画で、どうせ、死なないし・・と見ていて安心して、スッゲーなんて思いながら殺し合いを楽しむ映画ですね。それにしてもジェット・リーの動きの敏捷さには驚き。

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で、本日25日は、再び文化活動の日。やっとカラヴァッジョ展に行ってきた。祭日なので車も少なく家から美術館まで10分ちょっと。先日のフランシス・ベーコン展よりは大目の人の出だった。

Michelangelo Mersi da Caravaggio(1571-1610)、通称カラヴァッジョの展覧会は初めて見た。他の画家に比べて作品を集めるのが難しいのか・・。それによくはわからないが、本当に彼の作品かどうか、まだ確実にわからないものも多いのではないのかな?何しろ、彼の絵の模写作品が異常に多いのだ。今回の展覧会にも、彼のオリジナル作品のほかに模写作品が多く出品されていた。






ルーペンスより数年早く生まれたカラヴァッジョは当時のローマではモテモテの画家だったらしいが、結構喧嘩っ早かったのか殺人を犯し、ナポリからマルタまで逃走。さらにシシリーまで逃れてやっとお許しが出てローマに向かう途中にわずか39歳で病死。

あ~、そういえばデレック・ジャーマンという、・・確かエイズで亡くなったんじゃなかったっけ・・映画監督の「カラヴァッジョ」という映画作品があったな。
もしかしたら、家にヴィデオがあるかもしれない。探してみよう。

昔はテレビでやる映画を必死にヴィデオに取っていたのだが、ある時、そんなことしても見る暇がないことに気付いたのだ。で、ここ数年ヴィデオ取りはやめて見る
時間があるときにヴィデオ屋から借りることにした。昔取ったヴィデオはまだ見ないまま眠っているのだ。その中にありそう・・。






ドイツ全体が森閑と・・・

2006年12月24日 | 日記
明日の記憶

東映

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昨日も、今日も

今日はクリスマス・イヴで、日曜日。
街のクリスマス市も昨日で終わり、今日のドイツは朝からいつもの日曜日にも増してシ~ンと静か。

昨日も風邪が抜けず何となく頭が重かったので朝から黒豆なんぞを煮つつ、ネットでニュースなどをチェックしつつウダウダ過ごしていたら何とすでに正午を過ぎている。あわてて掃除を始めるが、午後1時になったので掃除機の音をたてるのを中止せざるを得なくなり、家の中半分掃除しただけでストップ。

ドイツでは午後1時から3時までは静寂タイム。余計な騒音を立ててはならないのだ。家の中でも住宅街では外でも。

しょうがないので掃除機もバケツもそのままにして、ランチの用意をして借りてきたビデオを見ることにした。

まずは、三谷幸喜の「有頂天ホテル」を1年遅れで見る・・・が、なんかドタバタであんまりおもしろくなかった。お昼を食べてソファに座っていたので途中で居眠りして慌てて巻き戻して見たり。私としては「ラジオの時間」の方が彼の作品としては好み。こんな群像劇はこの間亡くなったロバート・アルトマン監督のお得意とするところだったけど、やっぱり三谷も彼にはかなわないなあ・・。

お次は、若年性アルツハイマーになった男を描いた「明日の記憶」。最後の終り方がちょっと物足りなかった。若かった頃のことは覚えていても、現在の妻の顔も忘れてしまう・・その後もう少し最初の場面につなげてほしかったような・・。

それにしても樋口可南子ってきれい。普通っぽくっていい。着物を着てもすんばらしいし、普段着で犬とたわむれてるのも素敵。私も彼女のようなショートヘアにして素敵に着物を着たい・・、でも、でも、顔が、顔が違う・・スタイルも・・。

****

今日はイヴで日曜日。だけど、昨日の掃除の続きをしなくてはならぬ。上下の階の住民から大顰蹙かも。キリシタンではない私にはイヴなんてどうってことないんだけど、ここはキリシタンの国ですもんね・・。掃除機でガーガーやってると「罰当たり」だと言われそう。


フランシス・ベーコン展に行く

2006年12月23日 | 音楽・アート
本日も

朝もはよから起き出して8時半からのクランケンギムナスティックに15分遅れで到着。毎回遅刻だな。何しろ家を出るときにすでに8時半3分前だった。

整形外科の処方箋による膝強化運動メニューをこなす。本日で6回目。膝の内側に負担をかけないような運動をして膝周りの筋肉を強化するのが目的。でも、またゴルフラウンド始めて山坂歩き回ると痛めるかもねえ・・。

膝強化運動が終って本日は久々の文化活動だ。

9月から始まっていたフランシス・ベーコン展にやっと行く時間が取れたので州立美術館K20へ向かう。始まって3ヶ月も経っているので見学者も少なくゆっくり見ることができた。

フランシス・ベーコン(1909-1992)って人は人間の内面の無意識の意識を抉り出すような激しく荒々しく露わにグロテスクに人間を描く。ホモセクシュアルだった己の性癖からきているのか・・男同士のレスリングのような絡みのようなわけのわからなくデフォルメされている絵が多い。




それにしても、ピカソといいミロやダリといい、そしてフランシス・ベーコンもホモやヘテロに関係なく長生きしてるよね。

美術館に3時間近くいて、クリスマスに見るビデオを借りようと急いでいたら、ゴルフ師匠妻に遭遇。で、ランチを一緒にしようということになり近くの鮨屋へゴー! 朝から路上に停めたままの車がチト気になったけどこの時点で駐禁の紙がはさんでなかったので、もう少し大丈夫かも・・特製ランチで刺身・エビフライ・豚カツなどの入ったお弁当を堪能し出てきたら、駐禁の紙が~ 都合6時間くらい駐車していたから罰金15ユーロ払っても駐車代金とトントンくらいか・・。

ビデオ屋に急行し、バタバタと2本だけ借りて紙2枚もらわないために慌てて車に戻り遁走。

帰宅して、さてゴルフ場のサウナに行くか・・と電話をしたら、女性サウナはメンテの為に1月20日まで閉鎖だと・・

昨日はそんなこと言ってなかったじゃないの~。ちゃんとサウナの管理人に聞いて調べておいてよ営業の人。でもイケメンだから許します。






とうとうゴルフ場の会員に!

2006年12月22日 | ゴルフ & 旅行
取りあえず、1年間のトライアル会員になってしまった。家から10km、車で10分から15分で行けるゴルフ場。クラブハウスの雰囲気はゴージャスでなかなかいい感じ。問題は起伏の多いというか打ち上げ・打ち下ろしが多い山岳コースということだよね・・。これに膝が耐えてくれるだろうか・・。

明日は普通営業だけど、年末年始の2週間は10時から14時までしかクラブハウスやオフィスは開いてないらしい。

本日は申し込み用紙を提出しただけで、ゴルフ場を出てライン河の向こう側まで走ってインドアゴルフ練習場に打ちっぱなしに行った。風邪気味なのでゴルフ場の屋外ドライビング・レンジで練習するよりは屋内にいたいと思ったので。

着いてみると、何と昨夜日本から帰国したSさんが練習していた。オーストラリアでゴルフ三昧だったのに、熱心というか元気というか。時差ぼけ解消のために練習しているとのこと。

さっそくクリスマス明けの27日に私がメンバーになったゴルフ場でプレーする約束をする。このまま来週も暖冬が続きますように・・・。
明日はクラブハウス内チェックも兼ねてサウナだけにでも入りに行く予定。ゴルフはしなくてもサウナだけでも入れるのでうれしいな

インドア練習場で200球打ち、先週よりは何とか7Wとドライバーが当たるようになったみたい。帰宅して今度は30分ウォーキングに出かける。

休暇第一日目から結構有効に活動してる・・掃除はいつするのだ

クリスマス休暇突入

2006年12月21日 | 日記

本日(21日)からやっと休暇。風邪気味だしゆっくり寝ていようと思っていたのに、朝6時過ぎからお腹をすかした猫がニャアニャアとうるさく騒いで起こされてしまった。

ま、いいか。早寝早起きで休暇を有効に使ったほうがいいし。

さっそくメールをチェックすると昨夜ゴルフ友達のSさんが日本から戻ったとのメールが。日本にいたのはわずか1週間だけで、4週間はオーストラリアに滞在してゴルフ三昧だったとのこと。

また差をつけられた。お金持ちの有閑マダムにはかなわない。 金と暇があるとゴルフも上手くなるでしょうよ・・。

ドイツ人と結婚して裕福な暮らしをしている日本女性も何人か知っているが、苦労している人も大勢いるしなあ・・。全く結婚というのはギャンブルみたいなものよのう・・。いい目が出るか悪い目が出るかどこで見極めるんだろうかね?サラリーマンで出世して今悠々自適なマダムになっている人を除くと、皆裕福な親を持った男性と結婚して有閑マダムになっている女性が多いような・・。Sさんもその1人。ま、お金はあっても、幸せとは限らないのが世の常で彼女も普段は本宅をでてここ数年旦那と別居してこの市にアパートを借りて住んでいる。旦那にも新しい彼女がいるし、Sさんにも日本人の彼氏みたいなおっさんがいて、この夏も4ヶ月くらい日本から遊びに来ていた。私もそのおっさんと一緒にゴルフしましたけど。Sさんの家族が集まるのはクリスマスのときだけのようで、今回もクリスマスに合わせて旅行から帰ってきた模様。

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昨日のテレビニュースで言ってたが、ドイツでホワイトクリスマスになりそうなのはドイツ最高峰の山ツークシュピッツェの山頂ぐらいのものらしい。南ドイツ方面のスキー場はすべてグリーンピステで雪がないスキー観光業者はこの書き入れ時に雪なしで泣いてることだろう。

ここらあたり昨日の朝はすごい霧だったけど、今日はどうだろう?

風邪を引いてしまった。

2006年12月21日 | 日記

月曜日の朝方、寒くって目が覚めたら、布団を引っぺがして何も上に着ていなかった。部屋が暖かいので気がつくのに時間がかかったみたい。羽根布団は軽いので寝相が悪いといつも半分他所にいってしまっているのだ。

そういうわけで、月曜日の朝から何やら鼻の奥がツ~ンと痛くって昨日もあんまり調子よくなかったのだけど、バレエ観劇の日なので寝込むわけにはいかないと、ボォ~とした頭で仮設オペラ座(本物のオペラ座はただ今改築中)のある南の方までトラムに乗って出かけた。9時50分には終ったがトラムの接続がよくって30分もかからずに帰宅できた。突然食べたくなった鍋焼きうどんを作って夜食。

バレエの出し物は「チャイコフスキー・バレエ・ガラ」で、「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」「白鳥の湖」から有名なシーンだけを抜粋したもの。クリスマスのシーズンに合わせた華やかな舞台でした。

昨晩のバレエ観劇には何とか行けたが、本日は風邪がますますひどくなりつつあるので今年最後のバレエレッスン日だったけど、サボって家にいることにした。

風邪を治すため身体が暖まるもの食べようと思い、葱・しょうが、ガーリックをガッポリ入れた麻婆豆腐を作る。風邪は胃腸まで来ていないようで鼻と喉の調子は悪くても食欲はバッチリ。これから風邪薬飲んで爆睡しようっと。

何しろ明日からクリスマス休暇なんだもの。風邪で寝込んで休暇を無駄にしたくないよ~。

すっかり休暇モード

2006年12月19日 | 日記

会社の駐車場も今日はガラガラ。今週から2,3週間の休暇に入っている連中も多い。私も二日行ったら休暇だあ~~。

フランス語の先生もフランスの母親の元へ帰省。ダンスの練習もこの週末で終ってクリスマス休暇に入った。バレエは20日が最終練習日。バレエの退学届けは用意はしたものの、提出する勇気がなく・・というか、せっかく年齢の割には柔らかいこの身体もバレエを止めたらガチガチに硬くなりそうで、もったいないからまだまだ続けることにした。週に一度の練習だったら何とかなるだろう・・。

身体が柔軟なのはゴルフにもいいはずだ!・・・ってなわけで、昨日、何と!5週間ぶりにインドア練習場に打ちっぱなしに行ってきた。5週間もさぼっているとさっぱりですね。当たらない。特にウッドがボロボロ。やっぱり先生についてレッスンしなくてはいけませんネエ。

12月も半ばになって少しだけ気温が下がって来たものの、それでも今度の週末は10度前後になるらしい。ホワイトクリスマスなんて、このあたりでは例年ほとんど有り得ないけど、今年は確実にそれもないだろう。暖かすぎる。

今年に限って・・というか生まれて初めて冬タイヤに交換してもらったのに・・ま、いいか、山岳コースのゴルフ場に通うには冬タイヤにしてた方が安全だわ。

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休暇モード突入で、友人に数年前から借りっぱなしのビデオの整理をしつつ、昔なつかし野沢尚の連ドラを見始める。彼の作品は結構好きだった。サスペンス仕立てでハラハラ・ワクワク・・、それに結構おしゃれ。

彼が突然死んでしまったので、もう彼の新しい連ドラは見ることができない。残念だ。

これまでに見た野沢尚の連ドラ

「親愛なる者へ」1992年
「青い鳥」1997年
「眠れる森」1998年
「氷の世界」1999年
「リミット」2000年
「水曜日の情事」2001年
「眠れぬ夜を抱いて」2002年

というのが野沢尚の連ドラ作品のうち私がビデオで見たもの。いや~、海外にいる割にはよく見てますね、我ながら感心

で、今「氷の世界」を再度見直しているところ。竹之内豊の顎がいい感じ。7年前だから、皆それなりに若いわ。氷室京介って誰よ?この主題歌「ダイヤモンドダスト」っていいじゃないの。カラオケで練習してみよっかな・・。
この歌、前にビデオで見たのにすっかり忘れていた。

でも歌古すぎ? 私にとっては新曲ですけど・・。


あと3日働けばクリスマス休暇

2006年12月16日 | 日記
会社のクリスマス・パーティも終って来週水曜日まで会社に行けばあとは1月1日まで休みだあ~

今年のパーティ開場は旧国鉄の送電所跡を改造した倉庫みたいなところで、ビュッフェの食事内容も冴えなかった。パーティ予算ケチったのかしらん。食事の後で、ディスコフォックスを数曲踊って9時半過ぎには開場を出て帰宅。社員全員に会社のロゴ入りのフリースジャケットがクリスマス・プレゼントとして配られたけど、
会社の名前なんて入ってなきゃいいのに・・。普段着れないじゃないの。しかも、ドイツサイズでMと言ってもでかすぎるし。

昨日も今日も帰宅が遅いので猫2匹が機嫌が悪い。朝餌やって夜遅くまでほったらかしだもんね。でももうじき休暇だこの年末には旅行はしないので、猫の相手もできるだろう。

でもわずか12日間の休暇なんてぼんやりしていたらあっという間に過ぎてしまう。日頃出来ないことを計画的にこなしていかなくては

美術館に行って、カラバッジョ展とフランシス・ベーコン展を見ること。映画にも行きたい。バレエ観劇とCirque du soleilのDralionも見る予定。ビデオで映画や連ドラも見たいし、読書もしたい。ゴルフの練習もしなくては。フランス語の復習だ! あ~、時間が足りない。きっとたいしたことしないうちに休暇は終りそう。


ベルギーはもはや存在しません!?

2006年12月15日 | 日記

いやはや、ベルギー国民は本日のテレビニュースを聞いて、真っ青になったんじゃないでしょうかね。「ベルギーのフラマン語圏が独立しました。ベルギーはもはや存在しません。」なんてまるでエイプリル・フールのようなデマニュースを真面目に放送したから、ベルギーはてんやわんやの大騒ぎになったらしい。

テレビ局はこのニュースを流すのに2年近く計画していたらしいけど、これをやった連中はかなりきつい処分になるんじゃないだろうか・・と本日のフランス語のレッスンでセシルも話していた。ニュースに流れたインタビューではフラマン語圏の連中は、「これが本当になるとうれしい。」と言ってるし、ワロン語圏の人は当惑気味だ。EUの内部はかくも複雑な問題を内包しているのだ。ベルギーだけじゃなく、スペインのバスク問題もあるしね。

セシルに拠ると、ベルギーのフラマン語(オランダ語)圏では、英語やドイツ語を話すことはできても決してフランス語を話してはいけないらしい。住民が気分を害するからだそうだ。同じ国の中でこんなに真っ二つに分かれて険悪なのも問題というか、そもそも使用言語が違う・・・文化が違う・・のにいっしょになっているのもおかしいのかも。とは言うものの、フラマン語の中心地アントワープは嘗ては織物工業とダイアモンド産業でベルギーの中でも裕福な土地だったけど、今では中心はブリュッセルに取って変わられている。今更独立してもやってけないでしょう。

このテレビ局はこんなデマニュースで何を国民に喚起しようとしたんだろう?

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名古屋からかつてのワイン友達の旦那の方が出張でやってきたので今晩は久しぶりに彼と彼の部下を交えてイタ飯屋で飲んで食べてお腹一杯になって帰宅したところ。

だけど、昨日からちょっと風邪気味だ。喉が変。気管支をやられたらマズイ!
咳はまだでないけど・・イヤ~な予感。ビタミンCを取って早く寝よっと。


ゴルフ仲間への誘いが・・

2006年12月14日 | 日記
最近人に会う度に、「ゴルフ、ゴルフ~!」と雄叫びをあげていたら、知人から仲間に入りませんかというお誘いのメールが来た。「シングル会」というゴルフ好きな連中20人くらいの会がこの地にあるらしいが、最近あったその忘年会で、来年は女性ゴルファーを積極的に勧誘して仲間に入れようということが決議されたらしい。で、その中の1人から私の名前も出たらしい。だけど、会の名前が「シングル会」と言うだけあってほとんどのメンバーがゴルフ歴、30年、40年の大ベテランばかりなのよね。そこに、ゴルフ歴1年にも満たない超初心者の私が入ってもいいわけ?

メールくれた知人も70歳過ぎの爺さんだしなあ・・。何かうるさいおっさん、爺さんばかりかもしれない・・。でもいろいろ教えてもらえるかも・・。彼曰く「130くらい叩いている日本レストランのオヤジもドン尻に控えているから大丈夫だよ。」

とにかく、このところ忙しくってゴルフのこと忘れていた。ダンスパーティも終ったことだし、これからはゴルフに力を入れなくてはならぬ
21日に休暇に入ったらさっそくゴルフクラブに入会手続きに行かなくっては。

入会しようと思っているゴルフ場は、日本にも滅多にないだろうというくらいの山岳コースで上り下りはきついし、かなりトリッキーではあるけれど、私は面白いと思ったのよね。 あんなところはゴルフ場じゃないという人あり、あそこでゴルフするとあまりにトリッキーなのでストレス溜まるからいやだと言う人あり・・。中には私と同じで、面白いと言う人もいたり・・。

でも、家からも仕事場からも近いのだ。アウトバーンを通らずに15分くらいで行けるのだ。職・住・ゴルフ接近の生活が出来るのだ~~だから、コースがきつくても毎日のように仕事のあとに練習に行きやすいのだ

こう自分に言い聞かせて、自分を納得させて、そのゴルフクラブに入会の決心をしようとしているところ。ホントに決めちゃっていいのかな・・。ま、とりあえず、1年だけのお試し会員になるつもりだけど。

これとは別にこの夏熱心に通ったライン河の向こう側のゴルフ場からも会員勧誘の手紙が来ている。ここはまた超フラットなコースで歩くのは問題ないけど、行くのにアウトバーンを30分ばかし走らなくってはならないのがね・・面倒なのだ。とても毎日練習に通う気にならないし、土・日は混んでいるのが難点。

・・というわけで、やっぱり、山岳コースのゴルフ場にするかな~~。

食べ過ぎた!

2006年12月11日 | 日記

日曜日も朝から天気がよかった。なのに、家でビデオ三昧でダラダラ。動いたのは、掃除機をかけて掃除しただけ。これじゃ、夏にせっかく少し痩せたのに元の木阿弥だ。

おまけに夜は山歩き会の忘年会で、韓国料理屋でまた食べすぎだ。

今年は、3月、4月の山歩きと7月の夏合宿以外欠席というひどい出席率だった。夏はゴルフで忙しく、秋は京都で観光中に足を挫いて欠席できなかった。

クリスマス休暇になったら、ゴルフで歩くぞ~~!ダウンジャケット着込んで。大丈夫かな~。


あ~あ、朝から変な電話が・・・

2006年12月10日 | 日記


電話して欲しい奴は電話して来ないし、声聞きたくない奴は電話して来るし・・全く人生儘ならないもんだ。

昔ちょっとばかり知ってた男性に数年前に故郷で再会した。ひさしぶりに会ってそれなりになつかしかったけど、日本滞在中に何度か会う間にだんだんうんざりしてきて、やっぱり昔ちゃんとつきあわなかったのは正解だったと確信したのだった。最終的には、まるで子供の喧嘩みたいだけどある本の読後感想で決定的な意見の違いを見て、だ~めだ、こりゃ!と思い、ドイツに帰ってきたのだった。あ~あ、それなのに、私の気持ちを察しないこの男はメールくれたり、たまに電話してくるのだ。 家族がいるのに全く何を考えているんだか・・。ま、そんなことはどうでもいいのか。

20代の若気の至りで、ちょっと付き合っただけなのに何か大事なことのようにいまだに引きずっているのってちょっと引いてしまう。それに!あれから数十年経っているというのに、何も成長の跡が見れない。これが致命的な減点部分。

私が嫌いなものの中に、男でも女でも自分の配偶者の悪口を他人にベラベラとしゃべる人と、自分が奥さんに如何に嫌われているかを他の女性に話す男というのがある。特に後者の、奥さんに疎まれている男をアピールする人って、一体何を考えているのか・・・。自分の一番身近な女性に嫌われている人に他の女が魅力を感じるとでも思っているのだろうかね?私だったら、奥さんが「熨斗つけて差し上げます。」というような男性なんて冗談じゃないですね。略奪する醍醐味に欠けるじゃないの。 でも、男って、自分が奥さんと上手く言ってないというのが、口説くときの決め台詞とでも思っているんだろうか?それで、他の女が寄ってくるとでも思っているんですかね?そうだとしたら、浅はかですねえ。

ま、この男もそんなやつだったんですよ。そんなこんなで、この数十年故郷で時間が止まったような生活を送っているであろう彼と「あれからいろいろありました!」的な私とでは話が合うはずもないということに思いが至らないのか、もう電話してこないでほしいと思っているのも察しないで忘れた頃に電話してきていや~な気分に陥れてくれるのだ。

それは、電話してくる男にのらりくらりと対応して相手を傷つけているこで自己嫌悪に落ち、「もう電話してこないでほしい。」と言えない不甲斐なさで、さらに暗くなるからなのだ。

お願いだからもう電話してこないで!


さてと、昨日は久々にバス旅行をした。ドイツとの国境に近いオランダはValkenburgという小さな街にある鍾乳洞窟内のクリスマス市を見学して、これまたドイツ国境ちかくにあるベルギーのMaasmechelenという所にあるアウトレットでお買い物。ベルギーといっても、ドイツやオランダの国境ちかくの街で、フラマン語圏、つまりオランダ語が通じるところ。

オランダ語って、本当に、ドイツ語から英語になる中間の言葉というかドイツ語の方言というか、おもしろい。ドイツ人に言わせると、オランダ語は、ふかしたジャガイモを口の中に入れて、「アツ!、フハ、フハ!」と言いながら発音しているように聞こえるそうだ。

ベルギーのアウトレットって、あまりめぼしいブランドブティックが入ってなく、私はオランダのアウトレットのほうがよかった。それでもせっかく来たんだからとLaurèl(Escadaの別ブランド)で黒いダウンジャケットを買い、安い若者ブティックで、ダンスに良さそうなスカートを2枚購入。

ドイツへの帰路何だか日本の連ドラが突然見たくなり、到着後ビデオ屋に直行して、「結婚できない男」セットをレンタル。阿部ちゃん、おかしい。でも夏川結衣がいい味出している。でも彼女老けたと言うか丸くなったというか。昔はすごい美人だと思ったけど、こういう役もいいですね。

新しいスカート穿いてダンスに邁進、寒さをものともせずダウン着てゴルフ。
来年は、(歌って)踊れるゴルファーを目指すのだ!歌は最近カラオケにも行ってなくだめですね。