この間ゴルフの後で一緒に回った仲間2人とワインを開けておしゃべりをした。
そのうちの単身赴任男性が自分の妻もゴルフをするという話から、だんだんテーマが逸れてきて結婚生活へと移っていった。彼、Sさんが言うには、男性は子供を育てながら旦那の稼ぎと将来に全幅頼って生活しているような妻には、例え仕事上での問題や悩みなどがあろうとも、それを家に帰って妻には弱音をはけない。妻の前では「だまって俺についてこい。」と虚勢を張って安心させなければいけない。で、どこでその弱音を吐いて甘えるかというと・・これが飲み屋のママさんとか、同僚の女性ってことになっていたらしい。で、彼にも昔は職場不倫のようなことがあったらしいが、今では結婚しているその元女性同僚とは親友になっているらしい。
その関係は充分に理解できますね。長い人生、そういうこともあるだろう。
今では某日本企業の現地法人社長だからして、狭いここの日本人社会ではそんな悪さは出来ず、せいぜい韓国カラオケでママさんとふざけているのが関の山ってとこらしいが、単身赴任男性もそんな毎日では時々むなしくなるらしい。
もう1人のKさんは、妻に愛想をつかされたような事態となり5,6年前に離婚したという熟年離婚バツ一男性。 こんなおもしろい男が何でまた?と思うけど、彼が言うには、結婚時代には腕は出さずともかなりの言葉の暴力を振るったらしい。
妻も強かったのね。今では日本で高校の英語の先生をやってるらしい。3人の子供たちとはちゃんと連絡を取り合ってるらしいからまだしも、子供たちの結婚式とかで元妻と顔を合わせるのは・・・と悩んでいる。これまたいろいろ修羅場をくぐってきてる人だ。
ダンス仲間のYさんも、今は大変だ。一年前から妻と喧嘩状態となり以来家庭内別居状態が続いたあげくとうとう奥さんは日本にマンションを借りて、仕事も見つけ先週日本に帰国してしまった。もともと仕事をやめてドイツに来たことに不満があったらしい。まだお互いに離婚という言葉は出ていないし、そこまです積りもないらしいので、この際別居して2人は頭を冷やしそのうち元に戻ってほしいもんだ。
難しいだろうけど、離婚は精神的にも経済的にもコストがかかりすぎるってもんだ・・失うものが多すぎると先のKさんがしきりにアドヴァイスしているらしい。
我が家に来て愚痴をこぼすのもいいけど、結婚している人は円満で幸せになってほしいもんだ。私もいつまでも男の愚痴聞いて甘えさせてはいないかも。あきっぽいからね。
それにしても、ついこの間までは駐在妻の友達から結婚の愚痴を聞いていて、彼女も帰国して数年して結局離婚したけど、今では男性にも問題かかえている人が大勢いるってことを知った。
結局、女性が成長し変わってしまったということか。専業主婦に甘んじている女性は問題ないかもしれないが、自己実現を目指しているような女性にとっては自分のやりたいことを中途で放り出して夫について異国に来るということは大変なことなのだねえ~。不満をフツフツと溜め込んで最後にお別れってことですねえ。
これからの男性も大変ですわ。単身赴任も大変だけど、熟年離婚はさらに大変だし。 皆がんばってよねえ~
それにしても
ちょっと意味深な、けど実は何でもないんだが、記事書くと、何ですぐいやらしいコメントを書くやつがいるんだ?全くどうやってすぐ見つけるんだよ。やめてくれ~。