来年の今頃はどこに・・・・？

ちょうど一年前くらいから「帰ろかな・・・帰るの止そうかな～～」といろいろ考えていて、早くて２０１２年に移動の予定だったのが、来年２０１１年中に移動することになりそう。

昨日初めて不動産屋に来てもらってフラットの売却について話し合った。ドイツでは・・・というかこの市ではなのかもしれないが、不動産の需要は大きいらしい。なので、売却の問題はなさそうだけど、それでも早くて３，４ヶ月はかかるらしい。そんなに早く売れても困るんだけど・・・。だって、私は夏までドイツにいてこちらで最後のゴルフ生活を満喫したいんだもの。

スーツケースひとつでやって来て、私が初めて買ったフラット。私の住処を売ることになるのか～～・・・何だかさびしいもんだ。そういえば、ドイツってとこは、女性がひとりで家を購入するのも極めて簡単だったっけ。ローンを組むのも日本みたいに連帯保証人がどうだこうだ・・と煩いことは言わないし、私ひとりのサインで簡単に済んだ。日本に居た頃は、アパートを賃貸する時ですら連帯保証人を要求し、親に面倒かけたりしたもんだったっけ。今の日本がどうなってるのかは、全くわかりませんが。

１８歳まで住んだ故郷、学生時代から住んだ東京、その後のドイツはデュッセルドルフの中で、やはりこの地デュッセルドルフに住んだ年数が今では一番長くなってしまった。故郷にいた年数より長い。「第二の故郷で、生活しやすくて離れがたい。」と不動産屋に話していたら、彼は自分の街を褒められたようで聞いて悪い気はしないと喜んでいた。

断・捨・離の精神で、毎日少しずつ物を処分しているけれど、なかなか減りません。今のところＤＶＤプレーヤー一台とデジタルピアノを売却。まだまだ山のように不要な物があるのよねえ・・・。

何と言っても本の山が・・・。捨てる前にもう一度読んでから・・・なんてしてるから一向に減りませんわ。

だけど、この年齢になって引越しというイヴェントがあって本当に良かったと思う。これを機会に執着心を捨てて要らない物を全部・・・とは言わないがかなり処分しておかないともっとヨボヨボになってからでは捨てる気力も体力も無くなっているかも。

とにかく物は最小限だけ所有してすっきりとした生活をしたいもんですわ、新天地では。