ドイツ日記 Les plaisirs et les jours

ドイツに滞在して26年経過。2年後に日本へ本帰国予定。ゴルフを始めて4年半ですが相変わらず下手な初心者ゴルファーです。

二日酔い気味

2006年11月27日 | 読書
拒否できない日本 アメリカの日本改造が進んでいる

文藝春秋

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帰宅したのが午前1時頃で、今朝は寝不足と二日酔い気味の頭で朦朧。とりあえずうるさい猫たちに餌をやり、再び寝てやっと昼前に起床。

外は相変わらずいい天気だ。散歩するとさぞかし気持ちよさそう・・。だけど、頭がすっきりせずにそんな気分にもなれず、ソファに座って読書。

読みかけだった新書「拒否できない日本」の続きを読み始める。この本は昨年日本に帰国したときに古本屋で買ったもの。途中まで読んですっかり忘れていた。

政府の進める構造改革というものが日本独自の政策ではなくてクリントン政権が考え出した1994年以来の日本に対する「年次改革要望書」に基づいて行なわれているという話。アメリカの国益に沿うように日本を改造しようとする要求。それは日本の産業分野の規制緩和だけではなく、経済、行政から司法に至るまですべての分野に対しての様々な要求を列挙している由。詳細は在日アメリカ大使館の公式HPに日本語で公開されているので誰でも閲覧できるようだ。そのうち見てみよう。

しかし、本書にあるようにここまで日本を改造してアメリカに都合のいいようにしようと要望書を毎年出してくるとは、そこまで日本のことを研究しつくしているということで、ある意味私はアメリカに感心してしまった。・・と、同時に、安全保障だけではなく、経済、金融、行政、司法などすべての事に渉ってここまでアメリカに骨抜きにされるがままになっている日本に情けないというか・・悲しくなってくる。

そういえば、郵政民営化に反対していた連中の中には日本の金がアメリカに流れるだけだと言ってたっけ。当然郵政民営化もアメリカの要求だったわけだけど。
構造改革、日本改造が日本の既得権益層を破壊して日本人のためになるのだったら悪いことではないけれど、アメリカに都合よく利用されたのではたまらないな・・。

先頃亡くなった市場原理主義の教祖、ミルトン・フリードマンについても書かれていている。

ここまで全くオープンに公開されたアメリカの対日政策が存在するのに日本のマス・メディアではほとんど語られていないのは何故?「アメリカの内政干渉を拒否できないのは何故なのか?拒否しないことによるメリット・デメリットは?」ということをちゃんと説明するような政府やマス・メディアの話はないわけ?

・・・などと、ソファの上で読みつつ、半分居眠りしつつの読書の午後。

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じっとしていても運動不足なので夜のダンスのレッスンには出かける。昨夜のパーティで皆遅くなったにもかかわらずちゃんと来ていた。ウィナーワルツ、サンバ、ルンバの練習で汗びっしょり。



昨夜のパーティでのChaos Formation Groupによるショー


クラブには、ラテンやスタンダードのグループ以外にカオス・グループもあって、この全国大会コンテストもあるらしい。うちのクラブのカオス・グループはいい線を言ってるらしい。カオスだけあって、太っちょの女性がいたりしてコメディグループのようだった。



ポロニウム210

2006年11月25日 | 日記
ジス・イズ・アニタ
アニタ・オデイ, バディ・ブレグマン・オーケストラ, バディ・ブレグマン
ユニバーサルクラシック

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土曜日の朝
いつものようにラジオのニュースで目が覚める。

何?アウトバーンに飛行機が落ちて8時間通行不能だった?

近くを走っているA52のアウトバーンのエッセン市方面へ行く道路に小型機が墜落したらしい。よく聞いてみると、近くの飛行場からベルリンへ向かって飛び立った3人乗りのプロペラ機に緊急事態発生で飛行場に戻ろうとしていて失敗したのか、近くのアウトバーンに落ちたらしい。で、走っていたトラックや乗用車にぶつかったらしい。
幸いなことに、飛行機に乗っていた1人と乗用車の1人が重傷であとの5人は軽傷で済んだらしい。死者はゼロ。ラッシュアワー時だったらもっとすごい事故になっていたかも。何時頃の話だったの? ボーと聞いていて不明。

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昨日の朝からドイツのTVニュースはロシアの元情報将校だったアレクサンドル・リトビネンコ(Alexander Litvinenko)氏毒殺事件でもちきりだ。今朝のラジオのニュースでも相変わらずこの話をやっている。

小型核爆弾?ポロニウム(polonium)210? 彼の体内や家、行き先から放射性物質のポロニウム210が発見されたらしいけど、放射性物質などには縁のない私には初耳の言葉。

反プーチンの彼をねらった殺人?ちょっと前にロシア国内で女性ジャーナリストを殺害した連中と同じ仲間がやったのか?プーチンの指しがね?ロシアでは反プーチン派の連中がどんどん暗殺されているっていうじゃないの?彼も元KGBだったしね。何か彼の目つきは恐ろしいものがあるわ・・・と勝手にプーチン犯人説を唱える私。ロシアも中国も反対派は徹底して取り締まる、言論の自由なしなんてまだまだ民主体制とは程遠い。

全く事実は小説よりもおもしろいというか、進んでいるというか・・。恐ろしい世の中じゃ。新作の007を見て楽しんでいる場合じゃないというか・・。でも見たいけど。

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ロバート・アルトマン監督に続いてどんどん好きな爺さん・婆さんが死んでいく。

フランスの俳優フィリップ・ノワレが亡くなった。映画「ニューシネマパラダイス」の中の映画館のおっちゃん。これはビデオに取って持ってるから、明日見てまた大泣きしよう。今日は見れません。

今晩はメンバーになっているダンスクラブで ディナークルーズ"風”パーティがあるのだ。あ~、でも着ていく服がない~~

魔法使いとかぼちゃの馬車よ現れてくれ~。

今街に買い物に行く気になれない。木曜日からクリスマスマーケットが始まったので買い物客でごった返しているはず。そんな所に行くのはいやだ。というわけで、今持っている服の中でパーティ風に演出しなくってはならぬ。

このダンスクラブのラテン・フォーメーションのグループは先日あったドイツの国内ダンス大会で第3位になったらしい。いつも2位とか3位まで行くらしい。結構由緒あるダンスクラブなのだ。私もメンバーだけど、我々日本人のダンスはまるで別物・・だ。

あ~、今度生まれ変わるときには手と足が長く生まれたいもんだ・・。

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ジャズ歌手のアニタ・オディ(Anita O'Day)も87歳で亡くなったらしい。
で、今彼女の歌を聞ききながら書いている。

4年前に6歳と8ヶ月で死んだ黒猫の名前は彼女からいただいてアニタと名づけたんだけど、隣の叔母さんは、「猫の名前でアニタなんて聞いたことがない。」と笑っていた。ほっといてくれ~。因みに今いる猫の1匹はマイルス・デイヴィスから取ってマイルスというのだ。これもドイツ人にななじみのない名前なんで、なかなかちゃんと発音してくれない。ついでにもう1匹の猫はショコラというのだけど、隣の叔母さんはチョッコレイトと英語風に呼び、下の階の人はショコラーデと思いっきりドイツ語で呼んでくれる。ショコラだっちゅの。

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このところ運動不足なので、早朝ウォーキングに行こうと思っていたら朝から雨だ。午後には上がるらしいので、少しは運動しなくては。










Suicide Is Painless

2006年11月24日 | 音楽・アート
自殺は苦しくない。ちょっとした気分転換になるし・・。それをやるかやらないかは自分次第。

昨今のまるで伝染病のように次から次に自殺する日本の中・高生にさらなる自殺の奨励をしているわけではありません。


ロパート・アルトマン監督が亡くなった。ついこの間の・・といってもあれからもう半年以上経っているんだけど、春のアカデミー賞の授賞式には名誉監督賞をもらう彼の姿があった。だから、まだ元気なんだと思っていたら・・。
 合掌

過去に見た彼の作品をいろいろ思い出していた。かなり毒が聞いたブラック・コメディの数々や、様々な業界の内幕を皮肉たっぷりに描いた作品・・。そんな中でも、一番最初の朝鮮戦争時代の話、「M★A★S★H」の野戦病院の話は最高におもしろかった。で、あの映画で流れたきれいで物悲しいバラード調のメロディとその詩を思い出したのだ。

Through early morning fog I see
visions of the things to be
the pains that are withheld for me
I realize and I can see ...

that suicide is painless
It brings on many changes
and I can take or leave it if I please.

I try to find a way to make
all our little joys relate
without that ever-present hate
but now I know that it's too late, and...

that suicide is painless
It brings on many changes
and I can take or leave it if I please.

The game of life is hard to play
I'm gonna lose it anyway
The losing card I'll someday lay
so that is all I have to say

Suicide is painless
It brings on many changes
and I can take or leave it if I please.

The only way to win is cheat
And lay it down before I'm beat
and to another give my seat
for that's the only painless feat.

Suicide is painless
It brings on many changes
and I can take or leave it if I please.

The sword of time will pierce our skins
It doesn't hurt when it begins
But as it works its way on in
The pain grow stronger...watch it grin, but...

Suicide is painless
It brings on many changes
and I can take or leave it if I please.

A brave man once requested me
to answer questions that are key
is it to be or not to be
and I replied ~oh why ask me?~

'Cause suicide is painless
It brings on many changes
and I can take or leave it if I please.

...and you can do the same thing if you please.

この詩の訳は大部分がこちらのサイトにありました。

で、この詩を書いたのが、当時わずか14歳だった、アルトマン監督の息子のマイク・アルトマンだったというから驚きなのだ。で父親が映画「M★A★S★H]で得た収入よりもこの歌ひとつで14歳の息子のほうがはるかに多く稼いだらしい。

14歳ですよ。今日本で、苛めにあって自殺している子供たちと同じ年代。そんな子がこんな虚無的な詩を書くなんて・・。この映画は朝鮮戦争時代の野戦病院の話だけど、公開されたのは1970年でベトナム戦争真っ盛りだった頃。だから戦争に行って殺し殺されするよりは自殺ってことだったのか。ま、ある種の反戦歌ですね。

しかし、今日本で自殺している子供たちは、当然のことながら、ここまで冷めた意識で自殺するということを客観視などしてないだろう。

戦争で死ぬのも自殺するのも犬死だわ。 自殺したってすぐ忘れられるだけだ。苛めた連中なんて罪悪感のかけらも感じずに犯罪を犯したことなど忘れてしまうだろうし、死んだ者のことなんてすぐ記憶の彼方だ。

だから自殺なんて絶対にしちゃいけない・・と言っても、当分この連鎖は続くんだろうね。 







長年勤続者慰労会で食べすぎ

2006年11月23日 | 日記
あ~あ、胃が苦しい。
本日は、長年勤続者の慰労会で、5年、10年、15年、20年勤続者が会社に招待されてのディナーがあった。私は20年選手。
日頃夕食はなるべく軽く済ませるようにしているんだけど、今晩は久々に食べて飲んだ。せっかくの招待で残すわけにもいかず・・というか・・どれもそれなりにおいしくて全部食べてしまった。

それに、今朝は絶食して内科に行き年に一度の健康診断をしてもらったのだ。
超音波による検診もEKG(心電図)の結果も問題なし。血液も採取してもらったあとだから、今晩は食べすぎても飲みすぎても大丈夫・・なわけはないんだけど、気がゆるんでしまったというか。また1年かけて調整すればいいや・・。

人事部が選んだレストランは会社から私の住んでる市とは反対方向にアウトバーンを通って30kmくらい行ったルール地方のど真ん中あたりにあって、こんな遠くまでアウトバーンを使って行かなくてはならないと飲めないじゃないの・・と思ってたら、会社の出口で他の招待者たちと出会い、5年勤続の若い男性が運転する車に便乗させてもらえることになった。ラッキ~、これでちょっとは飲めるぞ~

しかし、こちらの食事は本当に時間がかかるのだ。午後6時に集まりアペリティフを飲み始め、テーブルについてからアミューズ・ブッシュ、前菜、スープ、魚料理、シャーペット、肉料理、チーズ、デザートが出てその間白ワイン、赤ワインを飲み続け、席を立ったのは午後11時過ぎ。実に5時間のディナー。

総勢24人で全員が車で来ている。中には私のように乗り合いで来た人もいるけど。だけど、しっかりとワインが出てくるのよね。運転しなくてはいけない人は白ワインは飲んでも赤ワインは少しだけでやめてたようだけど。要するに皆ワインをしっかり飲んでアウトバーンを運転しているわけですが。

私も会社まで送ってもらいそこから、軽い酒気帯び運転で帰宅。でも夜中には人はもちろん車もほとんど通ってないし、まだクリスマスパーティの時期には早いから警察の検問もやってなかったし。だからって、決していいわけではありませんが。

ま、昨今のちょっとした酒気帯び運転にもヒステリックになってまるで魔女狩りのように重罰を与えて社会から抹殺しようとする日本のことを考えると、それもどうかと思うのよね。何もそこまですることないじゃないの?

そんなことより、もっと根本の問題を考えるべきじゃないの?
何で、まともな道路もないのに、車ばかり売ってるんだよ、日本って国は。高速道路の話ではなく、普通の住宅街の道路が情けないくらいみすぼらしい。ちゃんとした充分は幅のある歩道が両側にある住宅街の広い道路ってある?私はほとんど見たことありません。

ちゃんとした都市計画もないまま街ができ、しかも個人が土地に執着しすぎの日本じゃ、今になってまともな道路を作るのも大変なことだとは思うけど。

いつも帰国して日本の住宅街の道路を歩くとき身の危険を感じるのだ。日本の道路は歩行者のことを全く考えていない。それに自転車が危険極まりない。歩道と自転車道の区別もないし、自転車に乗った連中は後ろからベルを鳴らすだけで、避けて通り抜けるスペースを作ってあげている歩行者にお礼のひとつもない。当然のように通り過ぎていく馬鹿な自転車乗り。

ちなみにドイツでは、住宅街の道路でも両側がたいてい内側から歩行者用道路、自転車道、駐車スペース、車道となっている。自転車道のスペースがない道路では自転車は自動車と同じ交通規則で車道を通らなくてはならないのだ。車を運転する者にとっては車道をゆっくり通る自転車は邪魔で危険だけど、歩行者の安全は確保されているのだ。

自動車産業の盛んな国だからこそ、道路インフラはとにかくちゃんとしている。アウトバーンの制限速度なし区間がなくならないのも、その自動車産業のロビー活動のせいだけど。







どうやら秋が来たようだ。

2006年11月20日 | 日記

昨日までの生暖かい天気から一転、予報通り気温が一段と下がり冷たい雨模様の朝。空も暗くてどんよりと重い。やっとドイツっぽい晩秋になったのか・・。

こんな日はどこにも出かけたくない。そう言えば最近ウォーキングもさぼっているなぁ・・。夏の集中的ゴルフ練習ラウンドで少しばかり細くなったけど、これから冬の間にリバウンドしそう・・

今日はゴルフの練習にも出かけず午後7時からのダンス練習で外出するまでお風呂と食事の時間以外はずっとあるブログを集中的に読んでいた。

それは、最近見つけたブログで、gooブログでも上位にランクされているので世間ではかなり有名なのかも知れないが私はほんの数日前にある別のブログを通して発見、仕事の合間に会社で最初の記事から読み始め、今日も朝からずっと読み続けて夕方やっと最近の記事まで読み終わり、頭が本当に疲れた。それは池田信夫のブログで、氏は元NHKにいた方らしい。日本ではよく知られているのかもしれないけど私は全く知りません。ブログの中身は主にIT関連と経済について。ITも経済も関心は大いにあるけど、私は門外漢なので理解の範疇を超える内容だったりするのだが、大変におもしろいブログ内容だ。しかし、コメント欄の内容(特に経済学について)がまたわけわかんなかったりするのだけど、池田氏の冷静な返答や注意で炎上を免れていたりするのを読んだりするにつけ、どうして世の中にはこんなにも、書いた本人の意図や内容を読解せずに、頓珍漢な言いがかりをつけたり、悪意に満ちたコメントをする人がいるのだろうか・・と驚くばかり。ま、IT関連など難解な話も多いけど、新書数冊分を一気に読んだ気分になって心地よく疲れた。

池田氏のブログは、私の今年に入って発見したもう一つのお気に入りのサイト泉の波立ちというサイトの「ニュースと感想」コラムの「ヒルズ黙示録・最終章」の記事からだった。このサイトを発見したのは、今年の初め頃、ライブドア事件が世間を騒がしていた頃。ライブドアの事件で何故世間やマスコミがあんなにも大騒ぎするのか理解できないし、あんなことが社長を3ヶ月間も拘留する理由になるのか・・という不可解からネットをあたっていて探し出したのが、南堂氏なる人の「小泉の波立ち(当時のサイト名)」だった。やっと共感できる意見の人に会えた気分。興味のある人は彼の「ニュースと感想」コラムの過去記事でライブドア関連を読んでみてください。結構抱腹絶倒します。他にも物理やIT関連やら遺伝子関連など幅広い内容でこの人一体何者?って
思ってますが、まだよくわかりません。

いずれにしても、ホリエモンやライブドア関連で私はおもしろいブログに行き当たったので、あの事件は私にとって価値あるものだった。彼に感謝しなくてはね。




なんだか異常に暖かい。

2006年11月19日 | 読書
かなり気がかりな日本語

集英社

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もう11月も後半に入ると言うのにまるで春のような陽気だ。2日前の木曜日などドイツ各地で20度くらいまで気温があがり週末になっても暖かさが続いている。普通ならこの辺で一度グッと気温が下がって霙になったりするんだけど、どうも今年は気温が下がらず生暖かい雨に終ったりしている。

南ドイツ地方も普段ならそろそろスキー場開き・・のはずなんだが、まだ一面緑色。降雪の気配なし。唯一ドイツ最高峰のツークシュピッツェの頂上近辺ではやっとスキーが出来るようになったらしいけど。

週末だというのに、朝早くから猫がいつものように起こしてくれるので、明るくなるまで上の新書を読んでいた。今年の日本滞在中に古本屋で買った本のひとつ。

日本での流行り言葉やとんちんかんな敬意表現、聞くに堪えないマニュアル接客用語などを取り上げてあるけど、おもしろかったのは、今時の若者がいかに傷つきやすいかということが書かれてある最初の章。

自分の意見や意思を断定的に言うことを嫌い、意思をぼかした遠回りな婉曲表現または冗談めかしてユーモアというオブラートにくるんだ婉曲表現で相手が察するのを待つ。

(例)「暑いかもしれない。」「マジ、暑いっす。たまんないっす。」は訳すと
「暑いので冷房をつけてください。」と言うことらしい。

はっきりものを言うのは昔から日本では嫌われていたから何も今時の大学生だけがこんな婉曲表現を使っているわけじゃない。相手が何も言わなくても察してあげて相手の意向に添った行動を取る人が察しがよく気配りのできる人として評価があがり察しの悪い人は疎まれる。相手への要求度が高い日本語のコミュニケーションって疲れる。

ちなみに私は会社の同僚日本人男性にものの言い方がストレートすぎると言われたことがある(笑)。私は婉曲な物言いが嫌いで、これはもう性格からくるものなんだけど、つとめてぼかすような形容詞や副詞を省いていきなり直球の物言いをしたりすることがあるのだ。これって相手にはズド~ンと来るようで、私と違いガラスのハートの人もいるんだと気がついて少しトーンを落としたりしているんだけど。

本に拠ると婉曲表現でも表現するのはまだマシな方で、無言のまま相手に意向を察してもらおうとする傲慢で甘えた学生もかなり生息するらしい。日本語による対面コミュニケーション・口頭コミュニケーション能力がかなり衰えてきているらしい。

さもありなん。日頃、パソコンや携帯メールでのコミュニケーションだけで、対面コミュニケーションなんて学習してないんだものね。




またお子ちゃまサッカーを思い出してしまった。

2006年11月17日 | サッカー
昨日の日経新聞にジーコ監督のW杯についてのインタビュー記事が載っていたが、それを読んでいたら5ヶ月前の日本サッカーチームのことを思い出してまたまた不愉快な気持ちになってしまった。

ジーコもとんでもないお子ちゃまたちの監督になってさぞかし後悔したんじゃないかと思うわ。あのサッカーチームの若者たちを見てたら苛めにあってあっけなく自殺してしまう最近の子供たちも、さもありなんと思ってしまう。

自分たちでコミュニケーションを取り合い、指示を出し合って危機を回避できない選手たち。監督の指示に反した行動を取る選手。全体練習が終ったらさっさと引き上げて補強練習をしようとしない選手たち。監督が禁止するまで暢気に携帯ゲームに興じる選手たち。

ジーコが言うように、負けて帰国してもトマトや卵をぶつけられることもないし、命を狙われるわけでもない。それどころか、あんなに無様な負け方をしても日本に着いた途端にファンが「お疲れ様でした!」と黄色い声援をかける大甘な日本人だもんね。そういう日本のファンがこんな無様なサッカーチームを作ったってわけだ。フィジカル面が弱いだけじゃなくって、メンタル面もひ弱。どんなスポーツでもそうだけど、賢くなければいい成績は出せない。日本のサッカー選手っておつむも弱そうに見えるのが多いんだけど・・。

あ~、そう言えば9月に帰国したときに、新宿のあるホテルのロビーで大学の同窓生たちと食事の後のお茶をしていたのだが、そのとき私の横のテーブルにサッカーの監督をしていた山本昌邦らしき人が座っていた。で、我々オバタリアンの集団は彼に聞こえよがしに「日本人にはサッカーなんて向いてないからやめてしまったほうがいい。」などと言いたい放題の日本サッカー悪口大会だった。


日本を代表するサッカー選手連中がこんなにひ弱なんだから、普通の子供たちが傷つきやすいのも押して知るべしだ。
少子化のせいで、大事に育てられ怪我をするような悪さは子供のときからしたことがなく、いじめにも傷つきやすいんだろうなあ・・。苛める馬鹿ガキと苛められる子がいて、で、その残りの連中は何をしてるんだ?じっと見てるだけ?先生や親にちくると今度は自分が標的になるから見て見ぬ振りをしてるだけ?

苛めをやってる馬鹿ガキの親に文句言っても逆ギレされるかも。「うちの子が悪いんじゃありません。苛められる方にその原因があったんでしょう!」なんてね。

「日本のサッカーチームが下手クソであんな無様な負け方をしたんじゃありません。相手チームとジーコ監督のせいです。」なんて言いそうな、選手を芸能人扱いしてキャアキャア騒ぐ日本のファンやサポーターと同じ構図だったりして・・。

監督を替えても、日本人の性格や育ちは変わらないんだからね。
あ~、もう私は日本サッカーは見限ったからどうでもいいんだけどね。
だって見ていておもしろくないんだもん。

サッカーなんて実のところどうでもいいんだが、今日本で起こっている子供たちの苛めと自殺。苛めをやった加害者のガキ共があと10年もしたら社会に出てくるわけよね。自分らのしでかしたことに何の反省もなくすっかり忘れて・・。

で、苛めをやった犯罪者が、高校に入って、必修科目未修履でろくに勉強もせずに、全入制で大学に行き大人になるわけね。北朝鮮の崩壊と日本の崩壊とどっちが先なんでしょうね、実のところ・・。




自殺のニュースばかりの日本

2006年11月13日 | ニュース・トピック

ダンスの練習から帰宅してパソコンで日本のニュースをチェックしていて驚いた。自殺のニュースばっかり。
岐阜県県庁の裏金問題調査副リーダーが自殺、中学生が飛び降り自殺、恐喝・イジメを教育委員会に虚偽報告していたと小学校の校長が自殺。ちょっと前には、必修未履修問題で高校の校長が2人自殺。

あ~あ、何てこった。自殺ばっかり。死ねば済むと思ってるんかい?

小学校の校長自殺については、まさか私の出身小学校?とネットをチェックしたら、朝日も読売も小学校の名前が出てなく、産経と毎日でやっとわかった。何で学校の名前を隠すのよ、ったく

北九州市立皿倉小学校の校長・・、私の出身学校じゃなかったけど、皿倉山の近くにあるんだろうか?

教育者が自殺してどうするんだ、全く。一番やっちゃいけないことでしょう。これから、徹底して、恐喝していたガキどもを犯罪者として自覚させ告発するのが仕事でしょうが。死んでどうするよ。

それにしても、こんなに皆簡単に死ぬんだ、どおりで、年間3万人以上の自殺者が出るんだ、日本って国は。

ドイツ人は本当に窓磨きがお好き

2006年11月12日 | ドイツあれこれ
昨日土曜日は朝から雨だったが、朝から洗濯、掃除とフル回転。
雨も昼頃には止んだので、午後はインドアゴルフ場に入って1時間ばかりの打ちっぱなし。

そう言えば!ちょうどこの日は、ゴルフの練習を始めて9ヶ月目になった日だ。思えば2月11日に初めてレッスンを受けたのだった。で、すでに34ラウンドもしてるとはすごくない?練習ラウンド繰り返している割には全然上達してないのが何ですが(笑)これから寒くなるからドイツではラウンドする気にはなれないな・・。

帰宅して小休憩の後、ダンス関係のクリスマスパーティの食事の打ち合わせの為にレストランへ行く。今年は幹事なので気が重い。打ち合わせは予定より早く終ったので一旦帰宅して、再び2時間程ダンスの練習に出かける。

夕食の後いつものように、ソファでうたた寝したせいか、今朝起きたら頭がうっすらと痛い。風邪引いた?

本日日曜日は昨日とは打って変わって朝から青空。
日曜だと言うのに天気がいいからか、通りを挟んだ反対側のアパートの3階では夫婦が朝から窓ガラス磨きに余念がない。

本当にドイツ人てのは、窓ガラス磨きが好きだわ。別に好きってわけじゃないんだろうけど、とにかく家がきれいなのが命!掃除が命!ってところがあるな。

ちょっと天気がいい日など表側やバルコン側の窓から向こう側のアパートを見ると、やってる、やってる、皆、男も女も自分ちの窓ガラスを熱心にピカピカに磨き上げている。

以前にまだ借家アパートに住んでいたとき、大家から手紙が来た。「外を歩く人たちが不快な思いをするので、窓ガラスをきれいに磨いてください。」と書いてあったのだ。

そうか、外を歩く人たちのために磨くのね。見上げたときに汚い窓ガラスや、歩行者がどう思うかなんて完全に無視して布団や洗濯物が満載の日本のマンションのバルコンを見上げたら こちらの人は腰抜かすかもね。



ドイツでは花がきれいに飾ってあるべき所に洗濯物が・・。しかし、この電柱と電線何とかならないものか・・。「美しい国、日本」にしてくれ!



私もそろそろ窓磨きやらなくっては・・・。でも頭痛いし、今週は無理。

7月の末に私が休暇で不在のときに、隣のおばさんが私んちの窓ガラスをぜ~んぶ見事にピカピカに磨いてくれたのだ。猫の世話だけ頼んでいたのに、窓ガラスまで磨いてくれてまことに恐縮の極み。ドイツ人にしてみれば、あまりに汚い窓ガラスを見るのも居た堪れなかったのかも。

あれから、すでに4ヶ月経ってるし、そろそろまだきれいに磨きあげなくっては。
ま、年末の天気がいいときにでもするかな。






いつの間にやら2年経過

2006年11月11日 | 日記

一冊の日記帳を最後まで書きとおしたことは一度たりともなかったのに、このブログ日記は気がついたら2年も続いていた。

やっぱりキーボード叩いているほうが簡単だものね。語彙力だけでなく漢字力がどんどん退化していっているので、ノートに書くとなるとひらがなばかりになりそうだが、パソコンは簡単に変換してくれるんで有難い・・が、頭はどんどん使わなくなっていってるわけで、これでいいわけはないよなあ・・。

今年もあと数週間で終わり。
つい最近、ドイツに長年住んでいた60歳近い知人女性が日本に本帰国してしまった。もうひとり、80歳になる女性も年内に日本へ本帰国するらしい。やはり最後は日本で暮らしたい・・ってことでしょうかね。私もあと数年したらそんな気になるんだろうか?

今の日本周辺諸国の情勢がこのままだと正直帰国する気にならないなあ。

差し当たり、将軍様がさっさと死んでくれて北朝鮮が崩壊して韓国か中国に併合されるかして、日本の金を当てにせずに最貧民国から立ち直り難民が絶対に日本に押し寄せたりせずに、韓国が竹島や対馬近海で我が物顔して海産物の密漁やったりせずに、中国が日本海のガス・油田を我が物顔で採掘しなければ・・って、全部今やられていることだよ。一体間抜けな日本はこれからどうなるのよ。

おまけに地震はいつ来るやも知れず、台風は来るわ、夏の暑さは異常だわ、梅雨はあるわ、最近は竜巻まで起こるようになったし・・・。

それでも豆腐と納豆が安い!・・・でも原材料は輸入品。食料自給率は先進国の中でも最低。中国は世界中に手を回してなりふり構わず食料とエネルギーを買い漁っているというのに。

皆日本に住むのって不安じゃないのかしらん?あ~、そう言えば2050年だかにはもう魚はいなくなるんだっけ?食べられなくなるんだっけ?ま、そんなに生きてないから私はいいけどさ。こんな地球に誰がした?・・って私もその悪の一員且つ一因になるんだけど。

え~っと、こんな話をするんではなかったのだ。

この2年の間にもいろいろありました。日本に去る人たちもいるが、天国さ、行った知人もたくさん。 

去年の5月にあったダンスパートナーのHさんのピアノコンサート&パーティに来ていた私と多分同い年くらいのY子さんが数週間前に亡くなったらしい。あのパーティのときには元気そうだったのだけど。何年か前に乳がんを患っていたのだけど、あのパーティの直後くらいに肺と脳に転移しているのがわかり、ドイツの医者には末期だと見離されて日本に帰国してホスピスに入ったり自宅療養したりしていたらしい。あれから1年以上ももったのは驚きだけどとうとう・・。あのパーティの時に撮った写真を見てみる。信じられないくらい元気そうだったのに・・。合掌

おまけにダンスパートナーだったHさんは、昨年の夏から足が痛いといってたのだけど、ジョギングのしすぎだと思っていたら、今年になって関節リウマチだったことがわかり、今では足だけじゃなく指の関節も痛いらしくピアノも弾けないらしい。そんなわけで、ダンスパートナーがいなくなってしまった私。

それでもって私はといえば、今日右膝のMRIを撮ってもらったのだけど、やっぱり内側の半月板が少し損傷しているみたい。でも手術はしたくないなあ・・。来週の火曜日に先生とアポがあるのでどうするか決めることになるけれど。

まだ年内に内科のチェックアップ、眼科の検診にも行かなくってはならない。ちょっと前に新しく作った老眼鏡をハイキングの途中に落としてしまったのだ。新しい眼鏡を作るには医者の処方箋がないと保険で眼鏡が作れない。

それから歯医者にも行かなくってはならぬ。

あ~、車のインスペクションとタイヤ交換にも行かなくっては。フウ~忙しい。



上の階の住人

2006年11月08日 | 日記
会社の受付に用事があって行ったら、ちょうど小包の配達人が来ていて、それが何と!私の部屋の上の階に住んでいる男だった。

以前にも通販で買ったものを会社に配達してもらったことがあるが、その時に私の服を配達してきたのも上の階の男だったんだけど、こういう形で顔を合わせるのっていやだねえ・・。と受付の女性に話したら、「ばつが悪いのは彼のほうでしょうよ。」と言うのだった。そりゃあまあ、そうではあるけどね。

上の階の男は見たところ絶対50歳は過ぎていると思う。で、籍は入れてないけど奥さんと小さい子供が2人いる。小学生低学年の女の子と幼稚園児の男の子。で、このガキ2人が最近ではちょっとマシになったけど、もっと小さい頃はバタバタ走り回り、床に物は落とすわ、椅子はガタガタ動かすわで、階下に住んでいる私はその騒音にヒステリー寸前で、あのクソガキ2人とも絞め殺したろかとまで思ったりするくらいひどかったもんだ。

たまに旅行で不在の時に隣のおばさんに猫の世話のために我が家に来てもらったりしたが、ガキが走り回る騒音に驚いていたものだ。それに、「この夫婦の口喧嘩も凄まじくって町内中で有名よ。」とおばさんは言っておった。確かに女性のヒステリー声を以前はよく聞いたな。

上の階の家族4人は借家人でオーナーは別の所にいるのだけど、このアパートの誰もがこの家族4人のことをあまりよくは思ってないようだ。まず小さな子供がいてうるさいこと。他の住人は独り者か夫婦2人だけという世帯のみ。階上の男のほうは以前ここに1人で住んでいてフリーのデザイナーかなんかだったと思う。で、女性の方も別に住まいを持っていてここには住んでなかったのだけど、いつの頃からか子供が出来てここに4人でいたり女性の方に行ってここにいなかったりで、ホント、わけがわからない。

数年前に男は多分失業したんだと思うけど、借金取りから逃れるためかポストの表札の名前を女性の方に変更したりしたことも住人に不信がられたりしているに違いない。その頃から男はめっきり老けちゃったわね・・。生活が大変なのかも。

上の階と私の部屋は全く同じ間取りで同じ広さ。寝室は二つで、広さはおよそ79平方メートルってところ。この広さは、ドイツでは1人かせいぜい大人2人が住む広さだ。家族4人でこの広さというのはちょっときつい。子供がもう少し大きくなれば、女の子と男の子をいっしょの子供部屋に置いとくというわけにはいかないでしょう。そうしたら、出て行くよね・・。それを待ってる私。

・・というか、昔は結構ちゃんとした身なりの男だったのに、いつの間にやら子供2人かかえてしがない宅配業者になってるのを見たくないというか・・(別に宅配業者を軽くみているわけではなくって、颯爽としていたデザイナーが失職したあげくにチラシ配りやったり宅配してるのが気の毒というか・・)。

ま、こんなドイツ人隣人もいるってことです、ハイ。




決心するべきか・・・

2006年11月07日 | 日記
・・・って、今真剣に悩んでいるんですよ。この先バレエのレッスンを続けるべきかどうかって


先週の火曜日に山岳コースと言ってもいいくらいの勾配のあるゴルフ場でラウンドして、その晩バレエのレッスンに行きガンガン跳躍したり、飛ばねばならないパの練習をしたら、次の日マジで膝が痛くって歩くのも大変だった。

2日休憩したらまた元通りになったので、土・日と2回続けてゴルフラウンドしたら、また少し膝が痛い。

膝が痛いのは、バレエの所為なのかそれともゴルフの所為なのか・・・


要するに、よる年波には勝てず膝にガタが来ているってことなんだけどね。 左ひざはすでに靭帯と半月板の手術してるし。

で、私の現在の好奇心の矛先はやっぱりゴルフなんですよね。

家から近い山岳コースのゴルフ場のメンバーになろうかどうか・・本当に悩んでいる・・・といっても8割方、なってもいいかなという気持ちに傾いているのだ。

何しろ、若くってとっても感じがよくってしかもですよ

かなりイケメンの日本人のお兄さんが事務所で働いているのだ。きゃっ!

何でもサッカーのコーチになるためにドイツのさる大学に留学していたらしいけど、生活のためにコーチになるのはあきらめてゴルフ場の営業をするようになったんだと。

ま、そんなこたあどうでもいいんだが・・、ゴルフを真面目に練習するためにはそのための時間を工面しなくてはならない。

それに、ゴルフで山歩きをして、バレエで跳躍していたら、私の両膝はますますガタガタになり、老後は車椅子ってことになるかも・・。どっちを取るべきか、バレエか、はたまた ゴルフか・・・。

2割方の躊躇の理由は私の膝が山岳コースに耐えられるだろうか・・という危惧なんですけどね。メンバーになったわ、山岳コースに息も絶え絶え、膝はガタガタではどうしようもないからねえ・・。ま、いざとなったら電動カートでゴルフバッグを運ぶか、日本みたいにバギーを運転(日本のようにキャディーなんぞいない国なので自分で運転するわけですが)すればいいんだけどね。

バレエを取るか、ゴルフを取るか・・・と今日はさんざん悩んだわけですよ。

で、実は、もうバレエ学校を12月末付けで退学する旨の届けを今日書いちゃったのよね。何でも文書で通知しないといけないお国柄ですからね。書留で通知ということが最初の取り決め書に書いてあるけど、これはまあ手渡しでもいいでしょってことで、明日のレッスンのときに渡すかどうか・・まだ考えているのだ。

何しろ10年以上に渡って習っていたバレエだもんね。ちっとも上手にはなりませんでしたが。いざやめるとなると寂しいもんだし、もったいないし・・。

でもゴルフの練習時間を作らなくってはいけないし。今みたいにわずかに週に1時間程度の練習じゃ、意味ないし。最近の週にわずか1時間半のバレエも全然意味がなかったと言えばいえないこともないが。

何しろ、来年はもちっと真面目にゴルフに時間を割きたいわけで、そのためには他の習い事をやめざるを得ないわけで、もうすでに、琴はあきらめて休部宣告してしまったわけで、お次はバレエ・・。フランス語はまだあきらめるにはもったいなさすぎるし、ちったあ頭を使うこともしなくてはいけないからねえ。

あ~あ、それにしてもゴルフを始めて唯一後悔することは、何でもっと早く、もっと若いときに始めなかったんだろうか・・!ってことですね。

こんなにおもしろいものだとはついぞ思わなかった。オヤジのくだらないお遊びくらいに思ってたものね。

でも、ゴルフしなかったおかげで、スキーも乗馬もヨットもやったし、ま、いいか。

もしメンバーになれば、来年は山岳コースでゴルフしながら痩せられるかもね。

もうメンバーになる気になってる






すっかり秋

2006年11月06日 | ゴルフ & 旅行
今朝のラジオニュースで知ったのだけど、昨夜ドイツ・フランスで大停電があったらしい。幸い私のところは無事だった。

ちょっと前の暖かだった日々から数日のうちに20度くらい下がってしまい、木曜日、金曜日は冬みたいだったけど、この週末は比較的マイルドな天気だった。

そういうわけで、昨日も今日もゴルフの練習ラウンド。いつも練習ですが。たくさん着込んでいくので身体が動かない・・って、そんなこと打てない理由にならないな。

昨日はゴルフラウンドの後に、火曜日に回ったゴルフ場を再度訪ね、係りの人に施設内を案内してもらい説明を受けた。クラブハウスもきれいだし、家から10kmと近いし言うことないんだよね。ただ山岳コースで上り下りがきつい・・ということ以外は。ここは日本人の経営で他にイギリス・イタリア・フランスにもゴルフ場があり、会員はそこでプレーするときもグリーンフィーは無料。日本人経営だけど、今や会員の8割がたはドイツ人らしい。ここの会員になってガンガン練習するか・・。

今日行ったゴルフ場はこの夏さんざん通ったゴルフ場で家から25kmくらいのところ。ここは超フラットなゴルフ場で途中で飽きてしまうこともある。

それはともかく、今日一緒に回った知人と寒いヨーロッパを脱出して、ゴルフ休暇に行こうという話になった。来年のカーニバルのあたりに、モロッコか、チュニジアかスペインかポルトガル辺り・・。これから、いいところ探さなくっては。

しっかし、今日はドライバーの調子が最悪でした。知人に拠るとグリーン周りの寄せが以前に比べて上手になっているとここと。それはいいんだけど、何でドライバーが飛ばないんだよう? やっぱり、またレッスン受けなくってはね。





ゴルフ場メンバーになろうかなあ・・・

2006年11月02日 | ゴルフ & 旅行


昨日休暇を取って家から2番目に近いゴルフ場の体験ラウンドに行ってきた。この辺りから東は丘陵地帯なので、そのゴルフ場のコースも打ち上げ、打ち下ろしのあるかなり難しいコースだった。しかし、私はこの夏南ドイツの山岳コースゴルフを体験していたので、それに比べればたいしたことないわ・・これしきの山坂・・とは思ったが、自分でゴルフバッグを引きずりながら登るのはかなりきついものがあった。しかも、坂の途中にカートを置くと転倒したりするし。
やはり登りはきつくて途中息切れ状態。でも結論から言えば、コースは難しいけどおもしろいコースだった。

今年中にお試し1年会員になると入会費+年会費+メンバー証などすべてついて1950ユーロ。来年からは消費税が19%になるから絶対にこれより高くなる・・今会員になればお得。ここで1年会員になって難しいコースをバッチリ練習するか・・。

平らでやさしくただ飛ばせばいいというコースでもまだ満足なスコアが出ないというのに、本当にいいのか?という不安があるんだけど。

しかし、家から近くてアウトバーンを使わずに行けるというのは魅力。でも年会費が他のところよりかなり高いというのが難。とりあえず1年だけのお試し会員になるかな・・。2年目は高すぎて他に移るっきゃないかもなあ・・。

もう少し考えよう。
で、今度の週末はフラットなゴルフ場でラウンドだ。