ドイツ日記 Les plaisirs et les jours

ドイツに滞在して26年経過。2年後に日本へ本帰国予定。ゴルフを始めて4年半ですが相変わらず下手な初心者ゴルファーです。

今日もロンドンが!

2005年07月08日 | ニュース・トピック

天国から地獄へ突き落とされたような事件。昨日はオリンピック開催地に決まって舞い上がっていたロンドンっ子たちは今朝のテロで恐怖の体験をすることになってしまった。撚りによってG8サミットの開催されている日にテロ行為とは、警察などの眼がスコットランドを向いている隙を狙ってわざとこの日を選んだのか・・。

しかし、考えてみればG8に集まっている国々のうち 米・英・仏・独・伊・日・露なんて過去に戦争という名の国家的テロでどれだけの民間人を殺戮してきたことか・・英・米なんて今もイラクで殺戮続行中だし。この間テロにやられたスペインも宗教布教を大義に南米における文明破壊、ホロコースト行為もやってたし、G8サミットにゲストで呼ばれている中国なんて日本にやられた犠牲者面して反日運動を展開しているくせに自分たちはいまだにチベット侵略弾圧しているし、そんな連中が我々は何にも悪い事してませんといういい子ぶった顔して、共同でテロ非難声明を出すのも、何だかチャンチャラおかしいよな・・という気にもなってくるわ。国家的テロの戦争による民間人殺戮は正当行為で、国家が見えないテロは非難するというのもね・・何かおかしくない?

もちろん、ロンドンで犠牲になった人々の冥福をお祈りしますけどね・・イラクやアフガニスタン、ベトナム、チベット、ペルー、広島・長崎・・・で殺された人々と同様に・・。

過去数世紀に渡って今先進国と言われている国々は悪事の限りをし尽くしてきたんだから今世紀になってその報復を受けているんだと思いますね。別に私はアル・カイーダを支持しているわけではありませんけど。 G8の首脳陣が並んで声明発表しているところを見たら、よく言うよ!と思ったまでですわ。