ドイツ日記 Les plaisirs et les jours

ドイツに滞在して26年経過。2年後に日本へ本帰国予定。ゴルフを始めて4年半ですが相変わらず下手な初心者ゴルファーです。

ドイツのメッシー

2006年01月29日 | ドイツあれこれ
ドイツのメッシーはネス湖のネッシーの親戚ではありません。メッシーは英語のmessyから来ているんですが、要するにゴミなしでは生きられない人。ごみためのの中で生活している人のことなんですけど。日本でも時々ワイドショーなどで話題になってますよね、家中というか敷地中にゴミを溜め込んだ人が。

ドイツにもいるんですよ、そんなゴミなしではいられないゴミ大好き人間が。それも、ナ、ナ、ナント! 我が家のご近所にっていうか、駐車場への出入り口を挟んだ隣の建物の地上階(日本でいう1階)に。で、我が家のバルコンからそっと盗撮してみました。



左から寝室、バスルーム、台所の窓なんですけど、よ~く見るとそのどの部屋にも窓際までゴミの詰まった袋が堆く積まれています。


さらにバスルームを拡大撮影。ゴミ袋が満載!


庭に続くテラスにも古着などのゴミの山!!



このメッシー婆さんの存在は有名だったらしく、前に住んでいたアパートでもゴミの山を築いていたらしい。で、学校の教員だったか職員だったかした彼女は定年と同時に数年前に現在のアパートを購入して引っ越してきたのだが、それから再びゴミの山を築き始めたのだった。メッシー婆さんの前の住人は独り者の男性だったけど、庭の手入れもきれいにして中々良さそうな人だったのに、婆さんにアパートを売って本人はスペインのマヨルカ島に移住してしまったのだ。全くなんでこんなメッシーにアパート売ったのよ~!

当然隣近所には大顰蹙で同じ建物に住む人が保安局に連絡したらしが、借家人ではなく何しろ彼女の所有物の中でのゴミの山なのでどうにも手が出せないらしい。古着を拾ってきて溜め込むだけならいいけど、隣人の話ではごみためから、捨ててある古野菜や果物の皮、ヨーグルトの食べかすみたいな物まで拾ってきて食べているらしい・・本当かどうか定かではないのだが。でもあり得るかもね~。
自分の住居も所有し、年金もバッチリありそうな彼女は別にお金に困っているわけじゃないのよね。それなのに、ゴミ拾って食べてるし、住居には電燈類はなく、最初のころはろうそくひとつ持ってあっちの部屋こっちの部屋と行き来してたのを目撃。今もひとつの電気スタンドがあるのみ。ちゃんと私も観察しているのだ。

この婆さん、もう70歳はとうに超えていると思うけどやたら元気で毎日自転車に乗ってゴミ箱探索に出かけているようで私はウォーキングしているとよく出っくわすのよね。この間、森の中をウォーキングしていたら、自転車に乗ったメッシー婆さんが登り坂を自転車で挑戦しているのを目撃。ゲー、私より体力ありそう!ま、さすがに無理だとみたのか自転車を降りて引きずりながら登っていたけどね。ゴミ食べながら体力維持も怠りなくやっているようで、隣人とのゴミ闘争はまだまだ続きそうだけど、このまま放っていていいものかしらね~??

伝統的ドイツ料理の盛り合わせ

2006年01月29日 | 日記




昨晩はダンスの同好会とクラブの合同新年会で、久しぶりにドイツの居酒屋に行きました。 写真は典型的ドイツ料理の盛り合わせです。
左側にあるのは Schweinhaxe(シュヴァインハクセ)豚の皮付き・骨付き肉の丸焼き。右手前は各種ソーセージのグリル。真ん中に見える黒っぽいのはBlutwurst(血のソーセージ)、右後方は燻製豚肉のソテー。さらに右奥に見えるのはコーラではなく、当地の地ビールのアルトビアです。

当地だけかもしれませんが、ドイツの居酒屋で席につくとこの地ビールのグラスが自動的に目の前に置かれます。で、このビールを盆にいっぱい盛ったおじさんがテーブルを回っていて空になったグラスを見ると自動的に新しいグラスと交換。まるでわんこそばのように、次から次とビールを飲むことになるってわけ。

昨夜は車だったのでさすがに次から次へと飲むわけにいかず、3杯でストップ。この盛り合わせのドイツ料理にサラダ、ザウアークラウト、マッシュポテトなどを食べ、止めにアップルパイを食べて満腹。

老人ホームでボランティア開始

2006年01月29日 | 日記
本日からボランティア開始。ま、ボランティアといってもたいしたことはできないので、週末の時間があるときにちょっとだけお手伝いといったものだけど。

まだちゃんと調べてないのでよくは知らないけど、ドイツでは民間の高級老人ホーム以外はほとんどキリスト教系のもので、それもカトリック系のカリタスがやっているのとプロテスタント系のディアコニーがやっているものとに分かれるようだ。私が働き始めたのはプロテスタント系ディアコニーの老人ホームのひとつでまだできて1年足らずの新しい所だ。

元々オフィスビルとして建てられたものを老人ホームに改築したらしい。1階(こちらでは地上階)はデイケア、2階から4階までは長期滞在の老人たちの部屋、5階はショートステイの老人たち。私は週末の昼食の手伝いをすることから始めることになり、本日はショートステイの老人たち14人とその下の階の長期滞在老人21人の昼食の配膳と後片付けをやった。ショートステイの老人たちは、普段介護している家族が休暇などを取るときに2,3週間預けられるとのこと。要介護の老人がいてもしっかり長期休暇を取るのよね、ドイツ人って。

老人たちは60代から90代まで様々だけど、9割がたはアルツハイマーなどのボケ老人だ。アレ?ボケって言ってはいけないんだっけ?

本日の昼食メニューはえんどう豆のスープにソーセージの輪切りが入ったものとラッテ・マキアートのプディング。中にはこれを食べられない老人がいて、赤ん坊の離乳食のように潰した豆スープをスプーンで口に運んでもらってやっと飲み込むという人もいる。ダイニングに来れない人には部屋まで食事を運ぶ。体力もあってまだボケてない人はちゃんと自分で食べておかわりまでする人もいるし・・。

中に、2人ほど、椅子に座ったままがっくりと首を垂れて眠っているんだか、ほとんど何も出来ない人もいる。かと思えば人が横を通る度に「私を助けて~」といい続ける人もいるし・・。

あ~~、やっぱり長生きも問題だ。私は300年くらい生きたいと思っていたけど・・やめた。今の体力のままでならまだしも、呆けて歩くのも儘ならなくなってまで生きるのは地獄だな、やっぱり。でも最近は医学の発達のせいで死ぬに死ねないんだよね・・。

長生きもする気力も失せたが、食事も問題だわ。仮に私がドイツの老人ホームに入って、えんどう豆スープにソーセージで生きていけるのだろうか?やっぱり豆腐の味噌汁にご飯が食べたいと思うよね、きっと。
ウ~ム、ドイツで老後を過ごすのも問題かもね・・・。ま、これからいろいろ考えなくっちゃいけない問題ではあるな..。

食事の後片付けをして食器類を食洗器に入れ、午後2時のコーヒータイムの用意をして本日のボランティア終了。

それにしても、先週は寒い1週間だった。水曜日に雪がちらついて大通りではすぐ解けて消えてしまったのだけど、家の前は車の通りも少なく、降った雪は1cmくらい解けずに凍ってしまってまるでスケートリンクの様。それでも今日はずいぶんと気温も上がってきた。やれやれ。

この期に及んでも・・・

2006年01月26日 | 映画
ラヂオの時間

東宝

このアイテムの詳細を見る


何しろ日本にいないから日本のマスコミがどういう様相を示しているかは実際のところわからないのだけど、ま、想像はできる。今頃はあらゆるメディアが口をそろえてホリエモンバッシングの最中なんでしょうねえ。日本マスメディアのファシズム的行動にはいつものことながら恐怖を感じる。またそれに付和雷同している大衆も多いんでしょうね。「時代の寵児」とか「改革の旗手」とか持ち上げてたのに今じゃ「ホリエモンの転落」だもんねえ。それにうんざりしてテレビはCNNに変えちゃったというtyuioさんのように賢いお宅もある。

私はまだ釈然としない。一体何が悪かったわけ?限りなくブラックに近いグレーなことをいくつかしたらいきなり検察が出てきて逮捕なわけ?それにライブドアのように一部上場でもなく出来てわずか数年の会社が仮に証券取引違反をやっていたとしてそれがそんなに日本中で大騒ぎするほどの問題なわけ?ま、ホリエモンが代表やってなかったら話題にもならなかったような事件かもしれない。
第一、金融庁も東証も認めていて上場していたんだから、まず監督不行届きで責められるべきはこの二つの組織だと思うのだけど。それを通り越していきなり検察が出てくるってのは誰の権力が働いているの?

風説の流布や証取違反くらいじゃ大した罪にならないから、今後脱税疑惑で来るんでしょうね、検察は。
だけど、今回の検察の出現で株式市場を撹乱し、暴落させた罪は大きいと思うよ。

・・で、この期に及んで何ですけど、私はまだホリエモンを応援している。何だか憎めないのよね、あのキャラが・・といっても私はテレビで本物を見たこともないのだが。それにもちろん、あのお姿が好みというわけでも決してない。だって私はイケメン好みだもん。それはともかく、あの日本という国際化からは程遠い国にあって既成の価値に噛み付いて壊し屋を買ってでていたホリエモンにはスカッとするものを感じていたのだ。日本の外ではグローバルスタンダードなことを日本国内でやると拝金主義だとか株式市場をマネーゲームだと思っているとかの非難になるけど、拝金主義とマネーゲームで日本にバブル崩壊を招いた連中がエラソーに言うのはおかしい。

あ~、日本は本当に変わらないな~。日本を出て20年以上過ぎたけど本当に変わらない。

変わらないんだけど、三谷幸喜の映画「ラヂオの時間」はおもしろかったと突然話が変わる。何しろ、日本からの話がうんざりするものばかりなので、少しは日本に希望を持ちたいと楽しい内容のヴィデオを借りてきたのだ。97年の彼の初監督作品。出てくる役者が皆いい味出していて深夜に大声出して笑ってしまった。こういう個別の日本は好きなのに、全体としてみるとうんざりするのよね、変われない日本に。

ドイツ氷河期突入~!

2006年01月24日 | 日記
この週末は異常なくらいに暖かだったのに、先週から続いているロシアの大寒波が徐々に東から押し寄せてきて本日はついにドイツにやって来たようだ。

湿度が低いのでこの辺りでは雪は降らないんだけど、外は異常に寒い!夕方オフィスから駐車場に行く間異常に寒いんで寒波?って思っていたんだけど、帰宅してニュースを見たらマジにドイツに寒波襲来となっていた。ま、寒いんだけど、天気はよくって今日の夕焼けはオレンジ色の雲が横にずっと棚引く感じできれいだった。それに部屋の中は暖かく快適なんだけどね。

どのくらいの寒波かというと今朝バイエルン地方では氷点下34度になった所があったらしい。でもこの辺りはドイツの中でも暖かい地方で昼間は氷点下1度か2度くらい。ベルリンは氷点下12度、ハンブルクは氷点下5度、ミュンヘンは氷点下9度くらいといったところ。

昨日から今日にかけてこの寒波ですでにドイツで4人死亡。ジョギングの途中で転んで凍死、自宅の郵便受けにいく途中に庭で転んで起き上がれずにそのまま凍死等等。ロシアやポーランドでは寒波の被害はこんなもんではなく、かなりの死者が出ている模様。

ドイツの寒波より、本日の最大ニュースはなんと言ってもホリエモン逮捕。
そういうこと書いていたネット記事を読んだので予想はしていたけど。彼を今潰すことでどこの誰が一番得をするのか・・もう少し様子見ですね。叩けば埃が出るあやしい企業は何もライヴドアだけじゃないんだし。何がどう悪かったのかまだはっきりしないんだし。既得権益側の新参者に対する徹底的な見せしめのスケープゴートだったら情けないというか日本も終わりですね。

それより、この時期の検察の捜索には何か大きな裏の力を感じますね。政治家、裏世界、Etc.とのつながりとかズルズル出てきたらおもしろいけど、表には出ないんでしょうね。


今年の決意その2 「映画をたくさん見る」

2006年01月21日 | 映画
東京タワー 通常版

バップ

このアイテムの詳細を見る


・・・というわけで、過去の映画を駄作も含めてなるべくたくさん見ようと昨日レンタルヴィデオ屋で2作品を借りてきた。そのひとつが「tokyo tower」
これって江国香織の原作だったんだ。な~るほど。

年上の女と二十歳も年下の男のラブ・ストーリー。原作のほうは読んでないけど、黒木瞳と岡田准一の恋愛話は「冷静と情熱の間」のヒロインと同じくらい現実的ではなく、見ながら「ありえないだろう・・!!」と吼えてしまった。
夫は有名なCMプランナーで彼女は青山にセレクトショップを持っている優雅な女性。大学生の、岡田准一扮する透の母親は編集者で彼女の友人、これまたその辺の母親と違ってセレブっぽい。なんだかここら辺が、まるで「冬ソナ」の主人公とその母親の優雅さに通じるような非現実的設定で笑えた。しかも、この大学生と、その母親の知り合いの黒木瞳扮する詩史のありえないだろう的純愛。

さらに、最後に東京タワーじゃなくってエフェル塔のパリに舞台が移ったりして、優雅な画学生と離婚して年下男を追ってきた女になって、あ~、ありえない!

設定がメルヘン過ぎる。しかし、20歳も年上の女に一途になれるものなの?
21歳と41歳。ま、ないこともないか・・だけど。

ここだけの話、不肖私も10歳くらい年下の男に一途になられたことがあるけど、20歳年下ね・・、今だったら、30歳年下でもド~ンとなんだけど、もはや誰も来ないって(笑 & 

映画の出来栄えはともかく、年上女に一途になる年下男の話は希望が持てていいもんだわ。でも、若い女好きの日本の男じゃ、ほとんどありえない恋愛かも。

この恋愛と並行して進むもうひとつの年上女(寺島しのぶ)と大学生(松本潤)の恋愛のほうが主題じゃないかと思えるくらいよかった。寺島しのぶと一緒に見ると黒木瞳の演技の大根ぶりが際立つ映画だった。こっちのふつうに結婚生活の閉塞状況にいる女と、これまたありえないかもしれないけど、年上女好みの大学生なんだけど、そういう女の醜さ、滑稽さも含めて全部がいとおしいと思えるような男の描き方のほうがいいんだけど、大学生くらいでそこまで成熟しているものかな~・・。ま、将来的にはこっちの男の方が女性経験の酸いも甘いも知っていい男になっているだろう・・なんてことを考えつつ見てしまった。

もうひとつ、寺島しのぶ扮する喜美子の夫が、「今日は酢豚だな。」というのがやけに卑猥な意味に響いて、妙にリアルでもあった。酢豚の日はあの日ってことを想像させるというわけで・・。

今が買いのチャンス・・・なんでしょうね、きっと。

2006年01月19日 | 日記
私は株に投資する資金もないし、相場にも全く関心ないのでどうでもいいんだけど、今回のライブドア問題に絡んで、検察の捜査もちゃんと終ってない段階で東証が上場廃止するかも・・などと言うのってどうなの?って思うんですけど。それこそ相場の操作にならないわけ?

この場に及んでも、ライヴドアの株は売られているだけでなく、ちゃんと買われてもいるんですよね。あと何日くらいで元の相場に戻るんでしょう?
ここ数日の相場の下降線は、何もライブドアの問題だけではなく、ヤフー、インテル、IBMの業績が思ったほど良くなかったことやオイル価格上昇の所為でもあるんだけど、日本のネット記事にざっと目を通していると、如何にも世界の株式市場がライヴドアの不正が原因で下がっているような書き方であきれるしかないんだけど、この騒動が落ち着いたところで誰が一番利益を生み出しているのだろうか?

私は別にホリエモンのことテレビでも見たことないし、よく知らないけど、今回の叩き方とか見てると、如何にも・・日本的なというか、散々持ち上げた後に今度は徹底的に扱き下ろすマスコミのやり方や旧企業側のおじさんの嫉妬深さとか妬みとかを感じて・・日本って本当に変わらないよね・・とうんざりするのだった。

ライヴドアが不正を行なっていたのなら、それははっきりさせないといけないだろうけど、彼のようなタイプの企業家が出てくること自体に嫌悪を感じている連中大勢がいることが理解できない。それって嫉妬?

それはともかく、専門家の立場でライヴドア関連の事情などを説明してくれる子鬼さんのブログ があって私はよく参考にするんですが、興味のある方は読んでみてください。株や証券のことが少しわかるかも。彼も書いているけれど、工場はほとんど中国に移り産業が空洞化した日本が生き残るには、ソフト面,コンテンツ面しかないじゃないのっていう話なんですけどね。第二、第三のホリエモンを育てていくほうが潰すより賢いんじゃないかと私も思うわけです。

戌年なのに・・・恐怖の体験!

2006年01月18日 | 日記


何だかまだ気持ちが落ち着かない。ショック体験・・・。
仕事の帰りいつものようにいつもの道を通って帰宅していたのだけど・・・。

左側は住宅が並び右側は藪でその下の方は鉄道という通りを走っていたらいきなり左側前方に黒い塊がぶつかり、ド~~ンと衝撃を感じたかと思うとキャイ~ンという叫び声が上がり、私は一体何が起こったのかと茫然自失状態。

とにかく車を止めて外に出る。事の顛末を運良く通り沿いのアパートの住人男性2人が外にいて目撃していてくれたので、彼らは家から懐中電灯を持ってきて私が跳ね飛ばした犬を探してくれたのだけど、鳴きながらどこへ行ったのか結局見つからなかった。一体どこの犬なのか、彼らも知らないという。アパートの最上階に犬を2匹飼っている人がいるということで早速彼女に連絡してくれたが、犬2匹は彼女の夫が散歩に連れ出しているので彼女の犬なのか、別の犬なのか見当がつかないという。

目撃者の話ではかなり大型の犬だったらしい。そうこうしているうちに誰が呼んだのか警察の車まで到着。結局犬の持ち主らしき人も現れず、この辺りに数匹いる野良犬だったということで調書を取るしかない事態になってしまったのだ。飼い主がいればそこが入っている保険で修理代をカバーしてもらうのだけど、野良犬では修理代の請求もできないし、どうしようもない。ポリスはこの調書で保険が下りるといいねといってたけど。保険でカバーすると次からの掛け金が増えるんだよね・・。

そんなことどうでもいいが、それより傷を負った犬が心配だ。その場に倒れていたら、動物の救急病院に運ぼうと思ったのに、一体どこまで行ってしまったのか・・・、この寒空に怪我したままだと死ぬしかないじゃないの・・・とを考えていると気が滅入るのだ。
今頃苦しんでいるはず・・戌年に犬をこんな目にあわせて、新年早々大殺界に突入?

目撃者たちも犬を心配して必死に探してくれたけど見つからないし、今後もし犬の飼い主が現れたりして目撃証言が必要なときはいつでも連絡してくれ、そこのアパートに住んでるしと言ってくれて去っていった。結構皆気がいいドイツ人連中で安心。

ともかく明日は車を修理に出さなくてはならない。左のライトがグシャグシャ状態なのだ。トホホ・・。

それで思い出した。犬が原因であわや大事故になりかかったことを・・。

今を去ること??十年前、ある商社で働いていた頃の週末、会社のヨットクラブの連中と三浦半島の佐島マリーナでセーリングして東京へ向かう途中、気分が盛り上がってこのまま軽井沢に行こうかという話になり、新車の黄色いビートルの持ち主と2人で軽井沢を目指して走っていたのだけど、深夜近くに高崎を過ぎた辺りだったか、通りにいきなり犬が走り出てきて、それを避けようとした拍子に通り沿いにあった、コンクリートの柱にドッカ~ン!!と衝突したのだった。

私は思い切りフロントガラスに頭をぶつけたがその程度で済んだのでよかったし、運転していた彼は無傷。でも、新車のビートルの前方は見事にボコボコになっていた。幸、ビートルは前がトランクでエンジンなどは後ろ側にあるので、そのまま、ヨタヨタと朝方東京に戻ってきたという情けないデートになったのだった。

あの時は犬は無事だったけど、今晩の衝撃は大きかった。犬は今頃どうなっているのだろう・・・。全くなんでいきなり車の前に出てきたのよ~~

女系だとか男系だとか・・

2006年01月16日 | 日記
ま、私が生きている間にどうこう言う話じゃないので、女性天皇になろうと男系を貫こうとそんな遠い将来の私がいなくなった後のことなんてどうでもいいんですけど・・。

この時代になって、まだ「側室」なんて言葉が出てきたりするのには少々驚いてしまう。世の中婚外恋愛などすると不倫だなんだと非難轟々なのに。

よくわからないんだけど、皇太子家に中々子供が出来なくってやっとこさ愛子さんが生まれたのって、大体雅子さんの所為なの?私はてっきり皇太子に問題ありなのかと思っていたけれど・・。

側室云々と言う話も男性側に充分な生殖能力があっての話よね。それがなければ何人妾がいても無理なんじゃないの?世の中の不妊の原因も男性側に問題ありってのが多いと聞くけどどうなんでしょう?
皇室なんだから金に糸目をつけず現在の不妊治療の最先端技術の粋を極めてもなかなか子供に恵まれないんだから相当問題あるのかしらね?

そう言えば、モナコのアルベール公もいろいろ噂があるけど結婚してませんね。ゲイだという噂もあったけど・・。姉妹の2人はいろいろ男関係が華々しいけど。あの公国の世継ぎはどうなるんでしょうね・・。

今年の決意その1 ダンスの上達

2006年01月16日 | 日記

気温は7度くらいと低目だったけど天気がよかったので午後2時間ばかり森のウォーキングに出た。さすが散歩が好きなドイツ人だ、ジョギングする若者たちに混じって老人たちもたくさん散歩をしていた。おばあちゃんたちはミンクのコートを着て歩いていたり。

土曜日のダンス同好会も日曜日の「紅白ダンススポーツクラブ」も今週末から今年の練習開始だ。土曜日はワルツ、タンゴ、スローフォックスの復習、今日はウィナーワルツとパッソドブレの練習。今年はあまりサボらないで真面目に練習したい。
去年はかなりサボったからね・・。それでなくても年のせいで習ってもすぐ忘れるし、この年末年始の間に再びすっかり忘れてしまっていた。やってもやっても忘れるとは、どういうことよ!

継続は力なり・・ということで、ダンスもバレエもがんばるっきゃない。

ダイエットの仕切り直し

2006年01月13日 | 日記


典型的アメリカ食の特大ハンバーガーとスペアリブ


旅行から帰ってきてしばらくは体重計から目を逸らせていたのだけど、現実にむきあわないといけないと昨日乗ってみた。体重計初乗りだ。ま、帰ってきてから節食してたので、そんなに増えてなかったけど、やっぱりまずいよ~!

まずいと言えば、アメリカでは和食とアメリカ食を交互に食べていたのだが、写真のように、アメリカの牛肉でできた特大ハンバーガーを食べてしまった。もしかして狂牛肉? 10年後の私の脳みそはスカスカになっているかもしれない・・。というか、20年以上ヨーロッパに住んでいてもちろんイギリスにも行ったことあるし、今更こんなこと言っても手遅れかもね~~。

今週から趣味の活動も開始。
昨日は3週間ぶりのバレエの練習だったので本日は脹脛が筋肉痛だ。
今日はフランス語も初日。今年は何とかもうちっと上のレベルまで行きたいもんだけど、何度同じことを習っても忘れてしまうのだ。全く年は取りたくないもんだわ。

映画 「ブロークバック・マウンテン」

2006年01月10日 | 映画
美術館廻りの他、ミュージカル「ヘアスプレー」やニューヨークシティバレエの「くるみ割り人形」を観たりしたが、帰国の前日つまり元旦にはタイムズスクエアの映画館で秋に公開されたドイツで見損なっていた話題の映画「ブロークバック・マウンテン」を見た。

ところで、アメリカの映画館はほとんどハリウッド物しかやっておらず、ヨーロッパ映画など一体どこで見ることができるのだろう?

それはともかく、アメリカに来ているのだからここはやはりハリウッド映画でしょというこで「キング・コング」にするか「サユリ」にするかと悩んだが結局ゴールデン・グローブでノミネートされているし、昨年のヴェネチア映画祭で金獅子賞を取っているこの映画を見ることにしたってわけ。

60年代のワイオミングの山の中、2人のカウボーイが羊番の仕事を引き受け二人だけで過ごすのだけど、その過程で2人はできてしまうのだ。自分たちの性癖についてはっきりと自覚してないのか世間が許すはずもないと知っているのか山を下りた2人はそれぞれ結婚し家庭を持つのだがあるとき再会し、それから2人の愛というか友情というか・・何とか続いていくのだけど・・。大都会ニューヨークのゲイならいざ知らず、ワイオミングの山の中、マッチョな男の中の男であるべきカウボーイとロデオ乗りはカミングアウトなどできるわけもない。最後に私はJack Twistに死なれ1人残されたEnnis Del Marに成りきって泣いてしまいましたわ。美しくも悲しいロマンス・・です。

日本公開はまだ? 来たら見てください。ワイオミングの山並みがきれい。
因みに監督は台湾出身のAng Leeと言う人。
Ennis Del Mar役のHeath LedgerもJack役のJake Gyllenhallも実生活ではゲイではないと思うけど、上手いです。よくできるもんだわ。あ~~泣いた。年取ると涙もろくって・・。

女に弱い男ども

2006年01月08日 | 日記
後輩はマンハッタンではなくクイーンズに住んでいる。この地区はアジア人が多く住んでいる地域で、中国人を筆頭にベトナム人、韓国人、南アジア系の人々などとにかく通りを歩く人の9割方はアジア人という感じだし大きな中国人経営のスーパーやパン屋などもたくさんある。

後輩が仕事にでかけた間の昼間はMOMAやメトロポリタン美術館を廻ったり5番街やマディソン街でブティックを覗いたりしていたのだが、12月28日だったか電車の向い側に座った中国人が読んでいる新聞の大きな見出しの中に確か 日上海領事館員脅迫自縊のような文字が踊っていてもしかしたら日本人の領事館員が自殺?なんて思っていたのだが、私が遊んでいる間にまたもや日本と中国の間で領事館員自殺の件で激しいやりとりがあったのね。

それにしても日本の外務省の職員ともあろう者がいまだにあっさりと女に嵌って弱みを握られて脅されるなんて情けないったりゃありゃあしない。日本の外務省って外交を何だと考えているんだろうか。きっとパーティ開いて接待するのが外交だと思って情報収集の諜報活動なんて頭にないんでしょうね。外国に出る者にもそんな教育すらしないんだろうね。

大体からして、敵の女と寝てサマになるのはジェームス・ボンドだけだと昔から決まっておるのだ。日本のおっさんがやっても罠にはまるだけなのだ。外交官ともあろう者常に疑ってかかるということを何でしないんだろう?どうしてこんなにも外交にウブなのか・・わからん!

何で日本のおっさんたちは過去から学ばないんだろう。過去にも中国女問題で世間を騒がせていた元総理もいるというのに。この領事館員は日本を売ることは出来ないとか遺書を残して自殺したらしいけど、彼はまだ良心があったからいいようなものの、女に嵌って弱み握られてノウノウト生きている日本人政治家や官僚や経済界やジャーナリストの連中は山のようにいるわけだし、きっとこのような人たちが親中政治家や官僚になってせっせと中国に日本を売っているんだな・・とシロートの私が考えるのは当然のことなのだ。全くいい加減にしてもらいたいわ。


NY コリアンタウンでの一日

2006年01月08日 | ゴルフ & 旅行
チャイナタウンやリトルイタリーほどの大きさではないが、ニューヨークには通称コリアンタウンと言われる一角がある。それはちょうどエンパイア・ステート・ビルの南側で5番街とブロードウェイの間の32丁目辺りだ。その通りはものの見事にハングル文字の広告塔で溢れており、一体ここはどこ?本当にアメリカ?と驚いてしまう。

私たちはそこで昼食にキムチ山盛りの豆乳麺を食べ、夕食には焼肉を食べ合間に韓国エステで全身垢すりエステを体験した。

垢すりエステは今回初めての体験だったけど、気持ち良かった~!ヨーロッパは空気が乾燥していて寒い冬は特に肌が乾燥してしまう。ひどい時は体中が粉をふいた状態になるのだ。サウナとお風呂の後垢すりを徹底的にやってもらいミルクマッサージをしてもらったら肌はツルツル、旅の疲れも吹き飛んで、その後のビールも格別のおいしさだった。

後輩によるとニューヨークにおける日本人の人口は6万人だとか。その多くは日本企業から派遣されてくるサラリーマンとその家族で数年毎に入れ替わるからか、ニューヨークには日本レストランは多くても、コリアンタウンのように固まって存在していない。ということは、韓国人は企業派遣ではなく移民が多いということか・・。ま、そうなんでしょうが、そんなに多くの韓国人が移住しているとは驚きだ。一体どのくらいになるんだろう?

そう言えば、ここドイツでも日本食料品店を経営しているのはすべて韓国人だ、韓国食品と抱き合わせなんだけど。どうせなら食料品店だけでなく垢すりエステもやって欲しいもんだ。垢すりは我々アジア人だけでなく、白人も大勢やってもらっていたのでドイツ人の大好きなサウナに垢すりエステコーナーを作れば結構受けると思うんだけどな~。今度サウナに行ったときに全身スクラブコーナーを作れと言ってみるかな。

それはそうと韓国人もニューヨークには大勢いるが、やはり中国人の多さには圧倒されてしまう。おそらくアメリカ政府には実際に何人の中国人がいるのかちゃんと把握できてないんじゃないだろうか・・なんて思えるくらいに多い。ってことは中国人ロビィによるアメリカ政府への圧力もそれなりにあるんだろうと当然考えるわけで、アメリカの中国外交の表と裏をちゃんと読まないといけないね・・とつくづく思うのだった。あ~~、日本の外交能力心もとなくって心配だわ~。



Top of the Rock に登る

2006年01月07日 | ゴルフ & 旅行
ニューヨークに戻ってきた日の午後、この滞在中に観劇予定のミュージカルやバレエのチケットを買いに出たついでにRockefeller Center(ロックフェラーセンター)のクリスマスツリーやスケートリンクなどを見物して秋から再開放となったロックフェラーセンター建物群のひとつプラザ30ビルの70階にある展望台に登った。いやはやどこも凄い人出。観光客でいっぱい。しかし、思いの外スムーズに最上階までのエレベーターに乗れることに。
う~~ん、素晴らしい眺め!しかし、私の小さなデジカメでは残念ながらこの闇に輝く高層ビル群のパノラマは撮れませんでした。

眺めは素晴らしいのだが、何しろ私は高所恐怖症なのだ。落ちないようにちゃんと特性ガラスで囲われているけれど、寒いわ、風は強いわ、足は竦むわで、もう生きた心地がしなかった。本当に高い所から下を見るのは苦手。ス~ッと吸い込まれそうになるのだもん。

で、この建物がどのくらいの高さかといいますと、世界の超高層建築の順位をご参照下さい。
この中にあるケルン大聖堂は高さ150mなのだけど、私はその昔日本から知人が来る度に観光に連れて行き登ったものだ。もちろんエレベーターなどなく、螺旋階段をぐるぐると回りながら・・。



ロックフェラーセンター前のクリスマスツリーなんですが、余りに大きすぎて何が何だかわからないですね。暗いし・・。


この後グランドセントラル駅の地下にあるオイスターバーに行き、白ワインを飲みつつ生牡蠣とクラムチャウダーを食べ満足、満足の一日でした。