ドイツ日記 Les plaisirs et les jours

ドイツに滞在して26年経過。2年後に日本へ本帰国予定。ゴルフを始めて4年半ですが相変わらず下手な初心者ゴルファーです。

シーズンも終わりになって・・・

2010年09月30日 | ゴルフ & 旅行


やっと少し開眼したかも・・。

この夏日本で新兵器を購入してドイツに持ち帰りましたが、新兵器が一向にその真価を発揮してくれずに、何で芯にちゃんとミートしないんだ・・と思ってましたが、何のことはない、自分のスウィングがおかしかったんだわ・・当たり前のことですが。

シャフトがトップからアウトサイド・インの軌道で下りてくるのでどうしてもフェイスがスクエアにならずに開いたままになっていたのは、私が腰を早く回しすぎていたようです。腰を回す前に、左に腰を少しスライドするようにしたらよくなりました。ミート率が上がりました。つまりちゃんと体重移動が出来てなかったというわけですわね。

あとは・・・オーバースウィングを何とか修正しなくてはならないんだけど、何度直されてもオーバースウィングになっちまうんだわ。どうしたものか・・。正しい位置で止めようとするのはとっても大変なんです、私の場合。オーバースウィングしないで上半身をもっと捻るというのがこれからの克服の課題・・・あ~、でも今年のゴルフシーズンはもうほとんど終わりに近い今日この頃。

女子ゴルフ部のラウンドも今日と来週の2回で終わり・・・今日も天気がパッとしないので、もしかしたらこれから中止の電話があるかも。




猫も呆けるんだ

2010年09月23日 | ペット
我が家の長老猫はただ今15歳半。

このところこの老猫の呆けが少しずつ進んでいて最近では、トイレとは違うところでおしっこをするようになってしまった。今のところおしっこだけで、大のほうはちゃんとトイレでするけれど、これも時間の問題かも。

猫のボケは、まず寝覚めの変な鳴き声とともに始まった。これはここ2年くらい前からかな・・。熟睡していると思ったら突然目を覚まし怯えたような鳴き声を発するようになったのだ、まるで悪夢にうなされたように。

次の症状は旺盛な食欲。以前はどちらかというと食が細い猫だったのに、とにかくガツガツとよく食べるし、餌が無くなると催促までするようになったのだ。これも呆け老人が、「ワシは何も食べてないぞ~。」と自分が食事をしたのを忘れてしまったようによく食べるのだ。

もともと、怠惰な猫で、自分で爪を研ぐことは全くしなかったけど、最近は本当に食っちゃ寝るという怠惰に磨きがかかっている状態。

それにしても猫の粗相を見つけて掃除をすることが増えてくるとかなりストレス。

猫を飼うときめたときに家中の絨毯を剥がしてタイル張りにしたので掃除は比較的楽だけど、それでもおしっこの跡を見つけたときは本当にうんざり。

猫のボケでも結構なストレスだから、人間様のボケの介護といったら、本当に壮絶で大変なものだろうと想像できる。

ただ今15歳半のボケ猫は、食欲が旺盛でまだまだ生きそうな気がするけど・・あ~あ、一体いつまで続くのかしらん。長生きはして欲しいけどね・・。

久しぶりに小説読んで泣いてしまった

2010年09月20日 | 読書
対岸の彼女 (文春文庫)
角田 光代
文藝春秋

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吉原真理さんが、彼女の7月2日のブログの中で泣いたと書かれていたので、私も読んでみようと日本で購入してきて昨日読み終わりましたが、やっぱり泣きました。特に、楢橋葵とナナコが自殺未遂の後再会したシーンで。

私の高校生時代は、葵とナナコのようなものではなくってもっと暢気で陽気で、高校野球の応援に現を抜かしたどちらかというと当時のテレビドラマの「青春とは何だ!」的なノリだったけど、一方では、何とかして親の管理から抜け出したい、そのためにはどうしても東京の大学に行って一人暮らしがしたい・・・と願ってもいたっけ。

ま、念願かなって親元を離れたわけだけど、そういう意味では親と受験という重しからの逃亡劇ではあったわけで、葵やナナコと対して変わらなかったのかもしれないな・・。

考えてみれば、いつも「ここではないどこか・・に行きたい。」という気持ちがあって、東京に出てきて、さらにはふらっとドイツまでやって来て住み着いてしまったわけで・・18のとき以来の逃亡劇がまだ続いているとも言えるかも。

あのまま日本にいて結婚を続けていたら私も田村小夜子のようになっていたかもしれないな・・などなど、いろいろ考えさせられることも多い小説ではありました。






マナーモードって言葉どうよ。

2010年09月11日 | 日本の ”変”


何度見ても何だかとっても違和感を感じるのが「マナーモード」という言葉。
今では、携帯用語としてすっかり定着して皆何のことかわかっているようだけど、かなり前に日本に帰ったときに、電車内にあった携帯電話の使用上の注意文を見たとき、この「マナーモード」という言葉の意味が私には何のことだかさっぱりわからなかった。

マナーモードというのが携帯の音を立てないように設定しておくことだということにはすぐ気がついたけど、それがどうしてマナーモードなわけ?音を消して他人に騒音迷惑をかけないようにすることは、確かに礼儀作法として正しいとは思うけど、それがどうしていきなりマナーモードという言葉になるわけ?

で、日本語注意文の下に小さな文字で英語による注意文が書いてあるんだけど、それを読むとマナーモードとは書いてなくってsilent mode と書いてあるのだった。

やっぱりね・・・マナーモードなんていう日本語英語は外人さんには通じないってことはわかっているのね。

だったら、マナーモードなんていう変な日本語英語を使わなくってサイレント モードって
言ったらどうなのよ・・・と思ってしまうんでけど。それともマナーモードという言葉は実際に英語圏の国でも使われているんでしょうか?


タジン鍋とラスクの流行に驚き!

2010年09月10日 | 日本の ”変”


毎度日本に帰国する度に流行しているものに驚いてしまうことが多いけど、今回の驚きはタジン鍋とラスク。

近くのスーパーやデパートの生活用品売り場に色取り取りのタジン鍋が並べられているのにまずびっくり。

タジンといえば、今を去ること25年前にモロッコに行ったときにホテルの料理で出てきたけど、そのタジン鍋が何故に今日本で流行しているんだ?
流行の仕掛け人は誰なんだ? きっと誰かがテレビで紹介したら、瞬くうちに日本全国で流行ってしまったんだろうか・・・。全くもって日本人はすぐ流行に乗ってしまうからねえ・・。ところで、このタジン鍋、たくさん陳列されていたけど、本当に売れてるのかしらん?

2つ目の驚きは、ラスクが・・・あの単なる安物のラスクがいろいろ手を変え品を変えて、まるで高級お菓子になって売られていたのにびっくり。一枚一枚きれいに包装されて、箱に詰められて・・ギフト商品になって売られていたのだわ。

何で、たかがラスクがこんなに高級化するわけ?もう笑ってしまうしかない。

単なる果物がこれまた手を変え品を変え大きく甘くきれいになって高価なギフト商品になってるのと良く似ている。

いくらきれいになっておいしくなっているからと言ってたかがラスクに大金を叩く気にもならないし、こちらのスーパーで普通に売っているラスクで充分だと思ってしまう。

果物も・・たかが果物じゃないの、毎日普通にたくさん食べたいのに、1個や一房が千円以上するメロンや葡萄って何さ。もっと普通の自然の味と形をした安い果物って日本にはないわけ?

本当に変な国だよね~、日本って。


日本でゴルフデビュー

2010年09月07日 | ゴルフ & 旅行
今回の日本行きの目的のひとつは新しいゴルフクラブを購入することだった。

ゴルフを始めた4年前に当時の先生から薦められるままに彼の店で売りにでていた中古のゴルフクラブセットを何もわからないまま購入し、コレまで使ってきたのだけど、4年が過ぎてここらで新しいゴルフクラブが欲しくなったのだ。

ま、腕もなかなか上がらずに上達が見込めないので、ここらで新しいゴルフクラブに替えると少しはスコアもよくなるかも・・という儚い神頼み的心境ではあったのだけど。

というわけで、6日に日本に到着して7日には銀座のヴィクトリアへゴルフクラブを買いに行った。もっとゆっくりと時間をかけてシャフトの調整などしてもらうべきではあったけど、何しろ、9日にはゴルフ場を予約してあるのでそんな悠長なことしている時間がなくって色とデザインで気に入ったONOFFのアイアン6番から9番とPとS、それからドライバーと3番と5番ウッドに24度のユーティリティを購入。

まったく練習なしのブッツケ本番で9日はゴルフ場へ直行することになってしまった。

それなのに、日本に到着してからずっといい天気だったのに、8日の夜から雨が降り出し、9日は生憎朝から模様。

行った先は、箱根の「湯の花ゴルフ場」






スタート時間の10時36分近くになっても雨は止みそうにないので已む無くレインジャケットの上下を買って着込んだけど、全然役立たずで雨が浸みてくるじゃん。

カートはリモコンでカート道だけを動くというとっても日本的なゴルフのやり方。雨だし、霧もかかっているし、新しいゴルフクラブをぶっつけ本番で使ってるしで、テンション下がりまくりのゴルフでしたわ。

それに!フェアウェイの芝が、見たこともないような荒い草でまるで笹の葉の小型版って感じだった。

これまた日本的なのは、9ホールが終わったらいやでも休憩させられてランチを取らされるってこと。雨なんだから、さっさとスルーでさせて貰いたいのに・・・無理なんだよね、
きっちり休ませてランチを取らせてお金落としてくれないと困るんでしょうねえ。ランチはまずいし、高いし・・。

カートの用意をしたり、クラブを拭いてくれたりとかなりの人員が労働しているけど、そういうことをプレイヤーに任せるってことには日本ではできなのかしらね・・。日本のプレイヤーは自分のやったことは自分で始末するというマナーを学ばないんじゃなかろうか。

さすが、社用・接待から発達した日本のゴルフはこちらのゴルフとは全く別物であるということを実感しましたわ。








ゴルフ場自体はきれいに手入れされているし、悪くはないんだけど、何しろ雨だったので印象があまりよろしくない。

次回は多分行かないかも。


英語のようで・・・・

2010年09月06日 | 日本の ”変”




8月中神奈川県は海老名市に滞在してましたけど、家の近くに美容院があってその窓に写真のような文字が・・・。

要するに「男性も女性もどうぞ!」ってことなんでしょうけどね、これは男性と女性の複数形のつもりなのか・・・それとも所有格のつもりなのか・・・いずれにしてもスペルは間違ってますけど。

う~~ん、これが最低でも義務教育期間の3年間英語を習った日本国民の英語のレベルなんですかね・・・。英語のレベルと美容技術の相関関係はないでしょうけど、やっぱりちょっと腕のほうが心配になって、この美容院には行きませんでしたけど。