ドイツ日記 Les plaisirs et les jours

ドイツに滞在して26年経過。2年後に日本へ本帰国予定。ゴルフを始めて4年半ですが相変わらず下手な初心者ゴルファーです。

出た~! また中国製だ。

2008年01月31日 | ニュース・トピック






キャットフードだけかと思っていたら、人間様の食べる物にまで毒が入っていたらしい。殺虫剤だって?

それにしても中国はよくもまあ次から次に問題起こしてますねえ。日本が大騒ぎしているので、この間は報復で資生堂だかの化粧品にイチャモンつけていたみたいだけど、今度は、どの日本製品を苛めるんだろうか、見物だわ。

しかし、この中国の工場で製造されていた餃子を「手作り餃子」の包装パックに入れてシレ~と販売していたJTフーズという会社は、工場製品を手作り製品と偽装していたわけでしょ。中国の工場の品質管理も問題だけど、この日本の会社も問題じゃないの?

こちらの中華レストランでも点心などの食べ物はおそらくほとんどこういった業務用の出来合いの製品が使われていると思う。
来週は中華レストランで飲み会がありそうなんだけど、やばいよう~。なるべくこちらで収穫される野菜を使った料理とかオーダーするしかないかしらん。


ゴルフしたいよう~~!

2008年01月30日 | 日記

ゴルフしたい。でもまだ出来ない・・だろうね、きっと。だって膝蓋骨骨折からまだ3週間ちょっとしか経ってないし、階段の上り下りも満足にできないんだもん。

右足への体重移動ができないからちゃんとしたスィングが出来ない。といってもこの体重移動がこれまでちゃんと出来ていたかどうか甚だ疑問ではあるけれど。

あ~あ、もう退屈で我慢できずに、この週末久しぶりにゴルフ場に出かけてみた。
ドイツは暖冬で、週末の土曜日は青空で気温も高くゴルファーから10組40人くらいの予約がはいったそうだ。いいなあ!早く練習したいよう!

この日はパットの練習だけで撤退。早くドライビング・レンジで練習したいもんだ。

うれしいことに、B男がやっとゴルフをする気になって、週末に安いクラブのセットとゴルフシューズを購入した。アメリカに駐在していた20代の独身時代に5年間ゴルフをやっていたらしいが、それから20年くらいブランクがあるらしい。日系と米系の私立高校に行ってる2人のどら息子の教育費で大変そうだから、そういつもは誘えないけどやっとたまには私のゴルフに付き合う気になったようだ。

というわけで、今年はA男ともB男ともゴルフできそう

日本のトホホ ~ サービス残業の強要

2008年01月30日 | ニュース・トピック
マックの店長は管理職ではない。

サービス残業

日本って私が出てきた24年前とちっとも変わってないんだろうなぁ、きっと。
私も日本にいる頃、一時期猛烈に残業したことがあったっけ。毎日終電で帰宅。土日も出勤。月の残業時間が100時間近かったこともある。

ドイツに来ても前の会社では猛烈に仕事した時期があった。職住接近しているし、車通勤なので終電で帰宅なんてことはなかったが、ある時期残業しすぎてこのままだと会社が労働局から睨まれるというので、ポジションも上がり、給料も破格に上がって残業代はでなくなった。そんな忙しい時期も過ぎて上司が代わると、仕事内容も変わり残業もしなくなり、そのうちフレックスタイムになって労働時間を自分で管理することができるようになった。

今では、フレックスタイムを活用してなるべく残業をしないでいいようになっているし、それでも残業時間が出ると代休が取れる。つまり、ドイツでは誰もサービス残業などしない。被雇用者が決められた労働時間以上に働かなければならないときは雇用者はちゃんと残業代を支払わなければならない。

例えばうちの会社では一般の事務職や内勤の連中は週38.5時間しか働かない。それ以上の労働時間はフレックスタイムや代休で調整している。または、余分に働いた労働時間は自分の休暇のアカウントに貯金できるシステムになっており、後で休暇として利用してもいいのだ。

日本にはこういったシステムが完備された会社はまだ少ないんだろうか?例えそんなシステムが整備されていても、無視してタダ働きさせる会社が多いのかも。

マックのように、待遇は低いままで抑えて店長などという肩書きを与えてあたかも管理職のようにして残業代をケチるわけね。

法律で決められた有給休暇さえ、ちゃんと消化することができない日本。有給休暇を取る部下の査定を下げたりするんだろうな・・頭の固い上司は。で、正当なる休暇の権利を恐縮しながら頭下げながら行使するか、泣く泣くその権利を放棄するっきゃないんだろうなあ・・。

私は、つくづくドイツに来て良かったと思う。労働者がちゃんと守られている国で年間6週間の有給休暇をちゃんと消化できて、病気は病気休暇でちゃんと賄えて、残業代もちゃんと支払われてサービス残業などという馬鹿な労働を会社に献上することもない。

因みにこの休暇6週間というのは、何も企業勤めのサラリーマンだけに限らない。
私がかかっている医者たちも、ちゃんと休暇を取っている。政治家もしかり。国中の連中が休暇を取るので、それで仕事が回らないなどと怒ることもない。

例えば、A社から電話があり「Bさんお願いします。」と言ってきたとする。
で、「Bは休暇で3週間後に出社します。」と答えると、「あっ、そう。」で終ったりするわけだ。

日本の場合、サービス残業もそうだけど、わけのわからない祭日を乱発したり、その祭日を移動させてわざわざ3日連休にして国中を休みにしたりしないで、個人個人の有給休暇という権利の行使を可能にするようなシステムに何で変えないのか?労働基準局はもっと企業をちゃんと監視したらどうなのよ。

あ~あ、ムカついてきた。

こんな日本に、いつかは帰らざるを得ないのか・・・、やだなあ。なるべく長くこっちに居たいもんだわ。


ヒース・レジャーの早すぎる死

2008年01月25日 | 映画
ブロークバック・マウンテン プレミアム・エディション

ジェネオン エンタテインメント

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世界中の株式相場で株価が暴落した今週の初めにもっとびっくりする悲しいニュースが飛び込んできた。

あの大好きな映画ブロークバックマウンテンのイニス役のヒース・レジャー(Heath Ledger)が睡眠薬の飲みすぎで22日に急死したらしい。まだ28歳という若さで・・

何で睡眠薬なんかに頼らなくては眠れないのか、ベッドに入ったら1分で爆睡することが出来る私には全く理解できないけれど、役者というのはそんなに日々ストレスに曝されているもんなのか?映画の中で妻役だったミシェル・ウィリアムズとも最近別れたそうだし、そういう悩みがあったのかい? う~ん、わからん。ショック!

映画の内容が強烈であれから再度見ることはなかったけど、こうなったらDVD購入して思い出に浸ろうかしらん・・。映画の中ではジャックが死んでイニスが残されたけど、現実では逆になったのね。





合掌



新春 皿割り事件

2008年01月18日 | 日記


皿は皿でも膝の皿。

1月4日のスケート練習で右膝を強打してから2週間が経つ。まだ階段の上り下りがちゃんとできないので、念のため医者に見てもらおうと本日近くの整形外科医のところに行ったのだが、レントゲン写真を見てお皿が割れてるとの診断。すぐ大きな病院へ行って手術するかどうか見てもらった方がいいと言われる。

え~~膝の骨折

松葉杖をついて歩くようにとの指示で松葉杖をくれようとするのを家に持っているからと断った。え~、車の運転して右足でブレーキやアクセルも踏んでいるし、歩いてもいるけど松葉杖が必要なわけ?

骨折と聞いた途端にマジに膝が痛くなったようで、ガックリ。それでも気丈に車まで戻り、指定された大きな病院まで車を走らせると、医者は今全員手術中なので、午後また来るようにと言われて、取りあえず帰宅して、地下室から左膝の手術のときに使った松葉杖を取ってくる。

もしも、いきなりギプスなどされて膝関節を固められたら車の運転も出来ないのでこれは誰かに病院まで送迎してもらったほうがいいなと、一緒にスケートに行ったB男に電話すると会社を抜け出して付き添ってくれるというので、彼の付き添いで午後3時に再び病院へ行く。

で、病院の先生の診断は、膝蓋骨の骨折から2週間ギプスもなしに歩いたり車の運転もしているのだから、もうこのまま何もしないで放っておくとそのうち骨がつながるので何もしないことにしよう!というものだった。

「あなたの前に来た患者も膝の骨折だったけど、骨が上下にもっと離れていたのでひどかったけど、あなたの骨折はそんなにひどくないのでこのままで大丈夫。」だと。

「必要なら鎮痛剤とか処方するけど。」と言われたが、痛いけど気分が悪いとか眠れないということはないので、もう薬も飲まない、ギプスもしない、自然治癒にまかすことにした。

これから4週間くらいは普通にしていていいけどスポーツはダメと言われたのでゴルフの練習ができない。ガックリ。家でせめてパットの練習だけでもしないと。

何もしないで自然治癒だと言われた途端に痛みも飛んでまた松葉杖なしで歩くことにした。

不幸中の幸いというか、手術とかギプスとかすることにならなくって本当によかった。当分痛みはあるけど、徐々にそれもなくなっているし。

やれやれ・・。

あ~あ、ゴルフしたい!

2008年01月13日 | 日記


小雨が上がって青空の土曜日、朝からゴルフコンペ仲間や同じコースのメンバーなど3名に次々と出会って新年の挨拶を繰り返してしまった。

3番目に会ったのは年末年始の日本滞在から帰ってきたA男で故郷名物の○○団子と○○うどんをお土産にいただいた。ありがとね。

ゴルフしたいよ~、でも4日にスケートで転んだ傷がまだ痛む。右膝のお皿を強打したのだけど、その下の半月板とか傷はいってないといいのだけど。まだ医者に行ってないけどやっぱり行ったほうがいいかしらん?左膝にも傷を持つ身としてはまた右膝も半月板の手術なんてことになるのが怖くて医者に行けない。当分様子見。

早く良くならないと右足に体重移動も出来ないからゴルフも出来ない、それに歩けないのも困る。早く良くなってくれ~~!

A男によると膝の怪我は治るまでに時間がかかるとのこと。そのA男も年末年始の暴飲暴食が祟って膝に通風が出ているらしい。

私の2008年は初転び・初怪我で幕が開けたけど、世間ではパリ・ダカールラリーがテロの危険で中止となり、ゴールデン・グローブ賞の授賞式が中止となり、サルコジは新しい恋人とイチャイチャしてるし、オバマが勝ったかと思うとヒラリーが勝ったり、クリンスマンがバイエルン・ミュンヘンの監督に決まったり、いやいや、波乱万丈のスタート。

おまけに、円安が続き、日本はますます貧乏国家に成り下がっているようで年始からの日経新聞の特集「縮む日本」を読んで気が滅入ってしまうわ。

取りあえず、3月のゴルフ開幕コンペまでには体調を整えて6月のサッカーヨーロッパカップを楽しんで、北京のオリンピックで予期せぬ出来事(または危惧していた事)が起こったりしたら楽しいかも・・。

そんなこんなで2008年もあっという間に終るような予感が・・。


パトリス・ルコントの新作を見る

2008年01月06日 | 映画
新春 初映画を見に行く。

夜9時45分のスタートで Patrice Leconte(パトリス・ルコント)の新作。 去年の暮れからかかっていて今5週目。フランスでも人気があった映画のようだ。

パトリス・ルコントといえば「髪結いの亭主」とか「仕立て屋の恋」とかで有名な監督で、最後に見た彼の作品は「親密すぎる打ち明け話」だったかな。で、それ以来の作品となるわけだ。

タイトルは Mon Meilleur Ami (Mein Bester Freund=My Best Friend)
2006年、フランス


監督:Patrice Leconte、出演:Daniel Auteuil、 Dany Boon


これまでの男女の恋愛ものと違って男の親友探しの物語。成功している古美術商のフランソワは、ある時同僚の女性や知人らから「あんたには真の親友と呼べる人がいないでしょう。」と言われる。それに反論していると言ったら、「じゃ月末までにその親友を紹介しなさいよ。」ってことになったから大変。実際、フランソワは仕事上の付き合いをする人はいても本当の親友はいなかったのだ。で、ある時にタクシー運転手のブルーノと知り合って・・・。軽いいかにもフランス的なノリのコメディではあるけれど充分楽しめました。


新春 初怪我

2008年01月05日 | 日記


昨日4日再び休暇を取って長い週末にして最後のクリスマス休暇を楽しむことにした・・・のだが・・あ~あ、ついてない。

前回のスケートで何とか滑れるようになったのでもっときれいに滑りたいと練習に行ったのだけど、手をつないで滑っていた相棒が止まった拍子に私は止まりきれずに左に巻きこんで右ひざのお皿から氷の上に落ちてお皿を思いっきり打ってしまったのだ。

取りあえず氷の上から上がって怪我の状態を見ると右ひざを打っている上に擦り傷もできている。痛くて歩くのもやっとなのでスケートはあきらめて帰宅。

今朝になると何とかびっこを引きながら歩けるようになったので膝のお皿が割れたわけじゃなく単なる打ち身だけで済みそうなのでひとまず安心したが痛い。

痛くて膝に力がはいらないので足を曲げるのが大変。服の着替えもままならないので、10時に予約を入れておいた指圧マッサージもキャンセルして家でじっとしている状態。

それにしても、6,7歳の小学生たちのスケートの上手いことったら
子供はスキーもスケートもゴルフもあっという間に上達するからたいしたもんだ。何でも子供のうちに始めないとだめですね。

おばさん、うらやましい。

NHK紅白歌合戦を見て

2008年01月02日 | 日記


謹賀新年 2008年が皆様にとって良い年でありますように!



元旦、2日の今日と快晴続きで気持ちの良い天気。

昨日はホテルから戻り、森の散歩に出かける。

そして、2日目の今日から私は仕事開始。でもまだかなりの連中が休暇で、本格的始動は来週の7日からですね。

さて、大晦日の紅白歌合戦を見て感じたこと。

ま、こんな番組は日本にいればもはや見ないかもしれないけど、海外在住日本人にとっては唯一日本の大晦日を感じるものなのよね・・・ということはおいておき、感じたことのひとつは、

最近の歌のメロディがお経のようというかラップ調というか、一本調子のあまり高低のないメロディばかりで聞いていて歌が全くきれいに聞こえない、従って歌手がとっても下手くそに思えるというのが多かった。

それから感じたことの二つ目は、若い女性歌手の数人が、女性というにはあまりにも幼く幼稚な頭の悪い小学生か中学生程度にしか見えなかったということ。そんな子供をNHKが出演させるはずはないから実際は二十歳を越えているんだろうけど、全くそんな大人に見えない、着せ替え人形的というかアニメの女の子的というか、はっきり言って気持ち悪い。

こっちの女の子は何とかして大人の女に見せようとがんばるけれど、日本の女は何とかして幼児に見せようとしているのかね?需要があっての供給だろうから、あんな幼児を愛でる変態男ばかりなのかね、今の日本の男は・・。キモい!

一番良かったのは、合成ヴィデオの美空ひばりの歌「愛燦燦」でした・・なんちゃって。