ドイツ日記 Les plaisirs et les jours

ドイツに滞在して26年経過。2年後に日本へ本帰国予定。ゴルフを始めて4年半ですが相変わらず下手な初心者ゴルファーです。

人生いろいろ

2005年07月14日 | 日記


一番若い知人のY子さんからメールがきた。相棒のN氏がプラハに転勤になって寂しいと。そりゃそうでしょう。あんなにいつも一緒にいた気の合う相棒が突然いなくなってしまったんだもの。Y子さんはまだ20代の後半だが、バツイチだ。で彼女が購入したフラットの床の張替えは別れた元夫のドイツ人とN氏が仲良くやってフローリングの床が完成。彼女のお父上は重病でかなり末期に近いらしいが、最後の別れだということでこの夏彼女と一緒に別れた元夫も日本にお見舞いに行くらしい。彼女の元夫にも新しい彼女がいてN氏にももちろん日本には妻子がいるが、今では皆で仲良し・・・ってことはやはりなくってこの関係の中で何も事情を知らないのはN氏の奥方だけでしょう、多分。
私としては、やはり一夫一婦制というのがおかしいのだ!と言いたい。皆で仲良くして素敵な人は1人占めしないで共有すればいい・・と思うけどこれって無理?

夕方街に出たとき、別の知人に遭遇。彼女はすご~い格好いい中年以上初老未満という男性と一緒だった。容貌バッチリ、服のセンスも渋い。これが噂の永遠の愛の対象、骨まで愛している相手か!でも愛しても愛してもかなえられない愛の対象・・だってこの素敵な男性は女性には全く興味のない真性のゲイなのだ。そういうわけで若い頃、「僕は結婚できないのであきらめてくれ。」と言われた彼女は泣く泣く別の男性と結婚したが、結局何年か前に離婚して、今はまたこの叶えられない愛の対象のゲイの男性といつも仲良くいっしょにいるのだけど、そういう彼女は今年66歳。まだまだ彼氏が欲しいお年頃なのだ。自分よりかなり年上の連中と知り合いになるまでわからなかったけど、女性も男性も幾つになっても恋愛心ってあるもんなんだ・・とそのバイタリティに感心したり納得したりの今日この頃です。