ドイツ日記 Les plaisirs et les jours

ドイツに滞在して26年経過。2年後に日本へ本帰国予定。ゴルフを始めて4年半ですが相変わらず下手な初心者ゴルファーです。

映画「マリー・アントワネット」

2007年01月29日 | 映画




原題も Marie Antoinette  USA 2006年
監督は Sophia Coppola
キャスト: Kirsten Dunst, Jason Schwarzman 等など・・

いや~、今週は3度も映画館に足を運びました。いつもこれくらい熱心に映画を見る気になればいいんだけど、このところ映画に行くのはどういうわけか、冬の寒い時期だけだ。今年は年間を通してもっと映画を見に行こう。何てたって映画環境も東京に比べて数段に恵まれているし・・・家から15分でどの映画館にも到着できるし、大きなシネコン以外にたくさんの名画座があるんだものね。

さて、さっき見てきた映画は、今日本でも公開されている「マリー・アントワネット」。こっちでは去年の夏だか秋に公開されていたので今は名画座でやっているだけ。

これはお勧め マリー・アントワネットの青春物語。14歳で異国に嫁いだ女の子の目から見た宮廷ライフ。彼女みたいにマカロンを山のように食べてみたい シャンペンも浴びるほど飲んでみたいよ~。きれいなおべべや靴にゴージャスな鬘。

ソフィア・コッポラの作品のテーマは、異国や異なる社会に放り込まれた人間の孤独感、孤立感を描くこと・・か。マリー・アントワネットもロスト・イン・トランスレーションもこの同じテーマですね。

そういえば、ヴェルサイユ宮殿に行ったのはちょうど20年前だ。なつかしいな~。

あの宮殿でこんな豪勢な毎日が繰り広げられていて、それに怒った民衆にギロチンにされてしまったわけね。
う~ん、生れ落ちてこの方上流の生活しか知らない俗世と断絶した生活を強いられた女の子に民衆のことを考えろというほうがあの当時は無理だったのかも知れぬ。

あ、マリーの浮気相手のスウェーデンの貴族フォン・フェルセン役の人、なかなかイケメンでした。


映画「プラダを着た悪魔」

2007年01月28日 | 映画




オリジナルタイトル「The Devil wears Prada」USA 2006年
原作:Lauren Weisbergerの同名小説
監督:David Frankel
キャスト: Meryl Streep, Anne Hathaway 等等

う~ん、如何にもアメリカ的な映画。本当にミランダ(Meryl Streep)みたいな公私混同の極めつけのような専制的なカリスマ辣腕編集長っているんだろうか? 

原作者は実際にアメリカ版ヴォーグ誌の女性編集長のアシスタントだったらしいから内容的にも当たらずといえども遠からずってところなんだろうか。小説がベストセラーになったのも実際のファッション業界の内幕を皮肉っぽく描いているからかもね。

ミランダのとっかえひっかえの高級ファッションも凄いけど、アンディ(Anne Hathaway)が大学卒業したばかりの野暮ったい格好から段々モデルのようにきれいになるのが見もの。

「私もあんなに毎日きれいなオべべを着てみた~い。」とは思わないのよね、最近はちっとも。それどころか化粧もしなくなった。毎朝時間のやりくりに大変で、結局端折ってしまうのが化粧時間で、基礎化粧品だけ塗ったら、後は眉書いてちょっとだけアイライナー使ってあとは口紅だけで終わり。かかる時間は正味数分だけ。

映画を見てまたニューヨークに行きたくなってしまった。
去年行ったときは、昔ほどに感動しなくって、ニューヨークってよく見ると煤けて汚いところが多いよね~なんて思ったんだけど、それなりに楽しいところには違いない。お金がたっぷりとあってマンハッタンの高級アパートに住めればね・・。

****

昨日は、家の掃除をしているうちに、ゴルフの練習に行く時間が無くなってしまった。映画を見てダンス幹事交代の打ち合わせ、ダンスの練習、中華料理店で打ち上げの食事会。半分くらいの人はこの後2次会のカラオケに行ったみたい。私は猫が待っているので帰宅。



この海老が大変においしかった。

Oh! 初雪だぁ~!

2007年01月27日 | 日記


昨日パラパラと固い粉雪みたいのが舞っていたけどすぐに消えてしまった。天気予報に拠ると「本日午後雪が降る。」だったが、予報通りに午後4時過ぎから本格的に雪が降り出した・・・と思ったらすぐ降り止んでしまった。会社のある郊外の道路は白くなってたけど、市内に戻ってきたらそれも無くなってしまっている。

今晩は再び映画を見に出かける予定だったけど、や~めた。気温が下がって濡れている道路が凍ったりしたら面倒だもん。

今年は秋からずっと暖かかったので、冬が来ないまま春になるのかと思ったけど、そんなはずはやはりなかったか。

今日の雪でゴルフ場は明日も当然クローズでしょうね。外のドライビング・レンジで練習するのも寒そう。サウナのメンテは終って使えるはずだからサウナにでも入りに行くか・・それともインドアの練習場へ行くか・・。やっぱり練習ですかね~。

・・というわけで、明日午後の予定:

  ゴルフの練習
  映画
  ダンス幹事交代の打ち合わせ
  ダンスのレッスン
  ダンス後期終了打ち上げ飲み会



映画 「僕が歌手だった頃」(仮題)

2007年01月25日 | 映画




原題は「Quand J'etais chanteur」(僕が歌手だった頃)
ドイツでのタイトルは Chanson d'amour(愛のシャンソン)でした。
2006年のカンヌ出品作品だけど賞なし。監督はXavier Giannoli

いやいや久しぶりにほのぼのラブストーリ映画でした。

アラン(Gérard Depardieu)は田舎の町のダンスホールや会社のパーティなんかに呼ばれて歌う歌謡曲歌手。パリのおしゃれでスノッブな一流歌手とは程遠い中年男で無骨でちょっとでっぷりしていてとても格好いいとは言えない。でも田舎の町には彼のファンの中年・高年のオバちゃんたちがいて結構人気はあるのだが、実生活ではペットのヤギと暮らすちょっぴり孤独な男。そのアランがあるパーティで歌っているときに若くてきれいなシングルマザーのマリオン(Cécile de France)と知り合って恋に落ちたのだった。マリオンは不動産のブローカーとして働いていて、アランは彼女の気を引くために、そして彼女との生活も少し夢見たりしたながらいろいろと物件を探させたりするのだが・・。中年男と問題かかえたシングル・マザーの関係はすんなりとは上手く行かなくて、2人は分かれるのね・・・・と思ってたら、最後はハッピーになりそうな感じでよかったね、おっさんと言いたくなってしまった。

Gérard Depqrdieuはこの映画で昔の流行歌を本当に彼本人が歌っているらしいけど、結構聞かせてくれる。アランの家には昔なつかしジュークボックスがあってそこから流れてくるのが、なあ~~んと、私が小学生か中学生の始め頃だかに流行していたカンツォ-ネ(canzone)の Una lacrima sul viso「頬にかかる涙」by Bobby Solo  映画館から帰宅して速攻でこの曲をダウンロードしてずっと聴いてしまったよ。

そう言えば、子供の頃やたらイタリアの歌謡曲、カンツォーネが日本でも流行っていたっけ。サンレモ音楽祭というのも有名だった。ボビー・ソロの「頬にかかる涙」は大好きだった。日本では誰が歌っていたんでしたっけ?
フランスでもカンツォーネは流行っていたんだ。

何しろこの映画の舞台は地方都市のクレルモン・フェランかその辺りの場末のダンスホールだったりするわけで、おしゃれとは程遠いんだけど、マリオン役のCécile de Franceがすご~~くかわいい。頭の形がいいわ、ショートヘアがよく似合う。で、アラン役のGérard Depardieuも普段の彼っぽくてとっても自然。4年近く前にパリの鮨屋で隣同士になったときの彼と同じ。とっても普通っぽくって包容力ありそうでいい感じ。 
真っ当なラブストーリで、ちょっぴりキッチュ(kitsch)なんだけど、見た後ウキウキとした気分になれます。

******

昨日辺りからヨーロッパにやっと冬が来た。
本日も朝は氷点下で昼間も1度くらいだったかも。朝からいい天気だけど外は寒い。この辺りは幸い雪も降らずにただ気温が低いだけだけど、南ドイツは雪がふっているらしい。これでスキー場にも雪が降って観光業者も一安心だ。







今年の初ハーフ練習ラウンド

2007年01月21日 | ゴルフ & 旅行
パッとしない天気だったけど気温は高かったので昼頃にゴルフ場に行く。
プロショップでおしゃべりしていると初対面の日本人夫婦が入ってきてせっかくだからいっしょにラウンドしましょう・・ということになった。

しか~し、この男性の方はゴルフ歴47年で18歳の頃からゴルフをやっていたらしい。で、いっしょにいた奥さんのほうがキャディバッグを担ぎでやるのはしんどいと歩いてついて回っただけだったけど。ゴルフ歴47年の人とゴルフ歴1年未満の私がやるわけ? 足手まといになるから・・と断ったのだけど、まあまあいいからいいからとか言って結局一緒にラウンドしたんだけどいろいろ教えてもらえて助かった。

先日の暴風雨の名残で下がグチャグチャに弛んでいて歩くのも大変。しかも高台なので街と違って風が強い。練習もせずにいきなりのプレーで当然滅茶苦茶なわけでしたが。結局強風の上に雨が降り出したのでハーフ回ったところでクラブハウスに引き上げたけど。ハーフの中に谷越えのホールが3つも4つもあって、ドライバーがちゃんと当たって飛距離が出せるようにならないとどうしようもない。
練習するのみだ・・

このH夫婦もやはりここのメンバーで、話をしているうちに、このクラブのメンバー中心に10数名が私と同じ時期にトルコにゴルフに行くらしい。彼らはもちろんハンディがシングルの連中が多かったりするわけで、ゴルフアカデミーでレッスンをするわけではないんですが、向こうでバッタリ遇うかもしれないな。

クラブも着ているものも泥だらけになってしまったけど、やっぱりゴルフは楽しいな~~

曇り空・・

2007年01月20日 | 日記


ただ今午前9時過ぎ。曇り。外を見ると昨夜雨が降った痕跡がある。でも気温は高そうでテレビによると14度くらいになるらしい。

ゴルフ場のサイトを見ると一応オープンだけど、手引きカートは最初の9ホールまでであとは担ぎだったらOKみたい。要するに下がまだグチャグチャってことね。9ホール目まではキャディカートの道路が完備されているからそこを手引きカートで通るならOKってことらしい。

どうするっかなぁ~。担いでまわるかな~。とりあえずシャワーを浴びたら行ってみようっと。まだ頭が眠ってる状態。

*****

一昨日の 暴風雨ではヨーロッパ中で40人以上の死者が出た模様。ドイツの犠牲者はそのうち12人。大木の下敷き、飛んできたり壊れた家屋の一部に当たったり下敷きになったり。ベルリンの新しい中央駅では出来たばかりの建物の上のほうにあった2トンの柱が壊れて落下した。幸い下に誰も居なくてけが人はなし。

この州の森の木々もかなり広範囲に渡ってなぎ倒されている。修復に何年もかかりそうだ。

今度の暴風雨は1999年の暴風雨以来最大だったとのこと。ドイツの鉄道が国中の運行を取りやめたのは鉄道の歴史始まって以来のことだったらしい。おかげで鉄道関連の被害はなかったものの、各駅に取り残された乗客はたまったもんじゃない。昨日になっても鉄道ダイヤの乱れはちゃんと回復せず、通常に戻るのは今晩までかかりそうだ。

いやいや、自然を甘く見ちゃいけないねえ・・、しかし、暴風雨、大洪水、酷暑の夏、気味悪いくらい生暖かい今年の冬・・・やっぱり確実に地球の気候はおかしくなってるなあ・・。

Orkan の 襲来

2007年01月19日 | ニュース・トピック


ドイツ語の der Orkan とは 英語の hurricane とか storm という意味で、フランスでは、tempête と言われ、これは英語では tempest のことで、要するにハリケーンのような大暴風雨のことだけど、この大暴風雨がイギリス、フランス、オランダを通過して被害を出しながら、本日18日にいよいよドイツにやって来た。

昨夜から少しずつ風が出て来たけど、今日は朝から雨も降り出し少しずつ風が強くなってきた。朝からテレビやラジオが「今日の午後は出来るだけ出かけずに家にいるように。」と呼びかけている。学校は4時間目で終わり。アウトバーンも危険区域は封鎖、鉄道もストップ。ライン河にかかる橋でも、トラックが横転したりで何本かは封鎖状態。

私も午後2時の医者のアポをキャンセルし、午後6時からのフランス語も止めて5時過ぎにはさっさと帰宅。帰路の車の運転中も結構怖かった。車に乗っていてあんなに流されるような強風を体験したのは初めて。テレビによると、最大風速210kmが計測されたらしいが、この辺りでは120kmくらいか・・。

ドイツでもすでに何人かの犠牲者が出ている模様。多くは車の運転中に倒れてきた大木の下敷きになったり、それを避けようとして反対車線の車と衝突したり。

帰宅途中に大木にも飛んでくる瓦にも遭遇せずにまずはラッキーに到着して一安心。

これまでに遭遇した最大の Orkan は 1999年の年末パリに滞在しているときだった。イヤもう凄かったの何のって! 一夜明けてルーブル美術館の方へ散歩に行ったけど、あるホテルの通りに面した側のガラス窓はすべて割れていたし、そこいら中に大木が根こそぎなぎ倒されていた。

今も窓の外が風が轟々と唸っている。怖いよう~







自転車の歩道通行是認なんてとんでもない!

2007年01月18日 | ニュース・トピック
ちょっと前にも怒って書いた日本の自転車の歩道通行こと。17日の毎日新聞の社説に私の言いたいことがそのまま載っていた。

「自転車の歩道通行:歩行者の安全確保が第一だ」をまず読んで見てよ。

日本にも自転車は車道を通るという道路交通法があるのならそれを原則的に徹底させるようにしてもらいたいもんだ。自転車が車道を通っていたら車は徐行する。徐行しながら、追い抜くとか運転者のマナー教育を徹底させて違反者はどんどん取り締まってもらいたいもんだ。酔払い運転ばかりセンセーショナルに取り上げないでこういうことをちゃんと教育してよ、全く。


なんと言っても日本では歩行者があまりにもないがしろにされている。道路と言えば車の走るところだと思っているんじゃないの? ちゃんとした歩道があるところなど本当に少なく、あったとしても歩く人間にはすれ違うのも無理なほどのほんの申し訳程度の幅の歩道しか与えずに、車のためだけに道路を作っているとしか思えない。これって、トヨタのロビー活動のおかげ?歩道がそんな程度なんで、自転車専用道路なんてあるわけがない。それなのに、自転車も自動車も増えるに任せて、運転者のマナーやモラル教育は全くなし。

今のまま、自転車の歩道通行を許したら暴走自転車にお墨付きを与えるようなもんだわ。やめて欲しい。

悲運のドイツ代表サッカー選手: ダイスラー

2007年01月17日 | サッカー





世の中には本当に運に見放された人がいるもんだ。ドイツサッカー代表チームの1人 Sebastian Deisler が 本日突然引退を発表した。今度こそ怪我からも鬱病からも復活して元気な姿を見せてくれるかと思っていたのに。実際、ついこの間のドバイでの合宿では元気で調子も上々のようだったのに・・。

本日の記者会見では「自分の膝の調子が不安だ。」とのことだった。

怪我をする前の彼の活躍は98年のデビュー以来素晴らしかったもんだ。当時、ドイツの選手の中では最高に才能のある1人と期待されていた。それが、ベルリンからバイエルン・ミュンヘンに移籍してすぐだったっけ、膝の怪我で長期に渡り試合に出られなくなってしまったのだった。2002年の日韓ワールドカップの時も怪我で出場できず、2006年のワールドカップでは活躍してくれるだろうと期待していたら、去年3月のイタリアとの親善試合で再び怪我をして、6月のワールドカップには出場不可能となってしまったのだ。なんと言う悲運!

過去に5回の膝の手術をしたうえに、2003年、2004年には鬱病にもなり戦線離脱。神は何で彼ばっかりに試練を与えるんだ・・と呪いたくなるくらいに運に見放されていた。

同じ膝の故障で結構つらい思いをしているからよ~くわかります。・・といっても私はスキーやバレエなどの趣味や遊びで怪我をしただけ。ダイスラーの場合は仕事だ、所属チームや国の勝敗がかかっている試合だ。

私の場合、たった一度の靭帯と半月板の手術をしただけなのに、5年以上経った今でもまだ左膝の筋力は衰えているし、ちゃんと曲がらないし、バレエのパセがきれいに出来ない。それに、膝の感覚もまるで自分の足とは思えないような違和感が残っている。

彼は5度も膝の手術をしたのよね。それがどんなに悲惨でつらいことか・・。自分の膝に信頼がおけず、障害者のような気分でサッカーをしなくてはいけないことに我慢できなくなったのか・・。27歳で突然の引退。かわいそう過ぎる。

思いっきりサッカーで活躍するところをもう一度見たかったよ。
これからどうするんでしょ? また鬱病になんてならないでよね、セバスチャン!

あ~あ、それにしても、手術した左膝をかばっていたからなのか、右の内側半月板まで損傷してしまった私。土曜日のダンスの練習の後まだ痛いけど、今晩はめげずにバレエの練習に行ってしまった。膝強化運動用のウエイトも買ってあるので、今晩から寝る前に強化運動するぞ~










ゴルフ場デビュー

2007年01月15日 | ゴルフ & 旅行

昨日まで数日続いた雨と曇りの日々が嘘のように、朝から快晴。少しずつ明るくなるのが早くなっている今日この頃。

だけど、土曜日のダンスレッスンで2時間スローフォックスの練習をしたら今朝は右膝が痛い。膝の強化運動メニューも先週で終わり、整形外科の先生には調子がよくなってるのでもう少し続けたらと言われたのだが、「時間がないし家で練習します。」と継続を断ったところだ。何てたってクランケンギムナスティックも無料ではないんだもんね。医者にとっては継続してもらったらウハウハでも私の懐は寒くなるだけだもん。

で、早起きしたのに午前中ネットサーフィンしていたらあっという間にお昼になってしまった。でもまだ空は曇ることなく青い。パソコンから顔を上げると家の北側の空は下のように青一色。





あれ~、もしかしたら私がメンバーになったゴルフ場は、今日オープンしてるかも・・と慌てて電話してみたら、一応オープンしてると。でもキャディワーゲンの使用はダメ、バッグを担いで回るのはOKらしい。何しろ先週雨降りの日が多かったので下がグチャグチャらしく、ティーグラウンドだけでなくフェアウエイでもティー使用とのこと。しかし、この時間からラウンドするのは遅すぎる。ま、ハーフだけでも回れるけど、今日のところは練習だけにしようかな・・。

ともかく行ってみよう~!と、急いでシャワーを浴びて朝食兼用昼食を取って顔に日焼け止めクリームをたっぷり塗って出かける。何しろ家から11km弱、車で15分もかからないから超便利!

メンバーには2ヶ月に一度400球分無料のカード支給されるのでそれをもらってさっそくドライビングレンジへ行くと、ナ、ナントと日本人が3人練習している。若いのが2人と大村昆に似た感じのおじさん1名。初対面の人だけど挨拶して少しお話までしてしまった。なかなか感じのいい方でした。おじさんと書いたけど、もしかしたら私より年下かも・・・微妙・・!最近、すごいおじさんと思うような人が私より年下だったりすることが多いのだ・・。「鏡ちゃんと見て自覚しようよね、私!」程なく彼ら日本人は練習を終えて帰り、代わりにドイツ人がドッとやってきて全部のボックスが埋まってしまった。

普段よく行くインドアは回数券を買うと1時間8.5ユーロで打ち放題なんで、まるでマシンガンのように1時間打ちまくったりしているけど、クラブでもらったカードは400球分だけ無料。ということで、本日はゆっくりと1球ずつ真面目に打つことにした。空は青空。気温は高くポカポカ陽気。これでもまだ1月中旬なんて信じられないくらいの気持ちよさ。適度に休憩して青空を眺め、緑のゴルフ場を眺め、やっぱり外での練習のほうが格段に気持ちがいい。


ドライビング・レンジ


約1時間半の練習で120球だけ打ち、クラブハウスへ引き上げる。ずっと戸外にいて全然寒くないってどういうことよ。まだ1月なのに・・。今年の暖冬は何だか怖い。そういえば、午前中暑いので家のバルコン側のドアを開けていたら長さ2cmくらいの巨大ハエが部屋に入ってきた。冬に巨大ハエ!夏が思いやられるわ。

クラブハウスでカフェ・オレを飲みつつ2日遅れの日経新聞を読む。このゴルフ場は一応日本の経営なので日本の新聞があるのだ・・。メンバーの8割は今ではドイツ人らしいけど。


1ホール目近辺から見たクラブハウス


5時過ぎに帰宅して部屋中に掃除機をかけ、本日のダンスレッスンはサボることにする。膝痛いし・・。








昨日のアササン

2007年01月14日 | 日記
昨日は朝から。で、霧雨模様でもあったけど、普段とコースを変えて郵便局を経由して森の近くにある動物の孤児院(Tierheim)方面へ朝の散歩に出かける。ところで、das Tier とはドイツ語で動物のこと、英語のanimalに当たる。das Heimは、日本でも何とかハイムとかよく使われているけど、英語のhomeってことです。

昨日は某所から頼まれていた動物の孤児院の写真撮影が目的だったので、いつものウォーキングみたいにシャカシャカと早足で歩くことが出来なかった・・・っていつものウォーキングと言いながら、正月元日以来ウォーキングやってないよ!



途中の家の門柱に座る変な婆さんの像、誰の作品?




見えてきました、ティアハイムのサイン




ウサギハウス

猫ハウスの住人の一匹

犬ハウスの住人の一匹


ここの孤児院のサイトによると現在猫が84匹、犬が98匹、その他うさぎ、モルモット、ねずみ等等合計300匹以上の動物が暮らしているらしい。猫も立派なのがたくさんいたし、犬もラブらドールやドーベルマンなどたくさんいた。全くどうして、飼い主は動物を手放したのか・・、しかしこの日も数人のホーム訪問者がいた。孤児院の動物たちがちゃんとした飼い主にもらわれますように
施設は広くて大変にりっぱで動物たちの管理も行き届いているようだった。何しろここの動物の孤児院が設立されたのは19世紀の後半らしいので歴史もあるようだ。どこぞのドッグパークとは経営者の根性と精神がおおいに違うと見た。




冬の散歩道







冬なのに春みたい

2007年01月13日 | 日記
2007年も2週目が終わり、余すところあと50週。余りの方がまだ圧倒的に長いんだけど、今年はサッカーのワールドカップもヨーロッパカップもなくってつまらないんでサクサクっと終って早いとこ2008年になってほしいわ~。

しかし、今年はもうすぐゴルフ歴元年が終わり2年目に突入するんで、ゴルフの方もサクサクっと上達したいもんだけど、こればっかりはなかなか上手いこといかないもんだ。ちょっと休むと、アレ?どうやってスウィングするんだっけ?ってなもんですぐ基本から全部すっぽりと抜けてしまう。

今年も2週目に入り、バレエもダンスもフランス語も始まった。

今年は、何てったって歌って踊れるゴルファーを目指して修行に励むのだあ~~。 ま、歌の方は最近カラオケにも行ってないし、せいぜい通勤の車の中で音楽に合わせて歌うぐらいしか出来ないんだけど、それも2曲半くらい聞いたところで会社に到着してしまうので、練習にもならないんだが・・。

ダンスとバレエはまだまだ続ける積り。呆け防止にもいいし・・・ダンスもちょっとブランクがあるとステップを忘れてしまうのよね。もう呆けが少々入っているかも。

そういうわけで、本日は仕事の後にゴルフの練習に行った。今年3度目の練習。来月にトルコで5日間レッスンを受ける予定だけど、その前にとりあえず少しはまともなレベルに持って行っておかないと・・。一緒にトルコに行く知人はただ今フロリダ旅行中。ゴルフ道具持っていくと言ってたけどプレーできてるのかしらん?

本日の練習もPW,7I,5I,7W,ドライバーとやったけど、前回に比べてヘッドの芯に当たる確率が増えたような・・。いいぞ! この調子だ!私って絶対に落ち込まない、常にポジティブ・シンキングの人なのだ。

しかし、それにしても今週の気温は異常に高かった。1月のど真ん中なのに、ずっと二桁の気温で毎日昼間は15度前後。このままだと、死ぬべき虫が死なないで、夏になると蚊やダニが繁殖するかもしれず大変かも。

今年に限って初めて冬タイヤに交換したのに、この暖かさ。まるでマーフィの法則を地で行ってるみたい。



今さらだけどジーコジャパンについて・・・

2007年01月09日 | サッカー
・・のヴィデオを昨夜ネットで見て再びズ~ンと暗くなってしまった。

村上龍がやっているRyu's Video Reportの中のジーコジャパンとは何だったのか?「」というヴィデオで、まだ半分しか配信されてないけれど大変おもしろかった。

日本のサッカーの現状がよくわかる内容だった。表のメディアが正直に言わないことを言ってくれている。っていうかこのヴィデオでしゃべっている連中の言ってることは、彼らだけでなく、裏で多くの人が言ってることなんだろうけど、何故日本では正面きって言えないのか?ってこともよ~くわかりました。皆食べて行かなきゃいけないんで言いたいことも言えないわけね。意見も批判もすべて非難にとられてしまう日本では、解説者も監督も波風立てずに貰うもの貰って契約期間波風立てないようにしてればいいと言うわけか・・。

ジーコを採用した川渕にすべての責任があるのに誰も表立って言えないわけね。
オシムに代わったからといって日本のサッカーが変わるとも思えない。

海外に出ているサッカー選手のことを事細かにニュースにしているけど、見てて異常。こちらではたいして注目もされてないのに。あの宮本がザルツブルグに移籍するのだってどうせジャパンマネー欲しさだけでこちらじゃ活躍が期待されてるわけじゃないだろう。そもそも何であのレベルの連中が海外で使い物になるっていうの?冷静に考えれば本人にもわかろうというものだ。

ま、そんなこんなを含めて、日本のサッカーの現状は日本社会の縮図、相似形であるのよね。 再び hopeless  あ、私はもう日本のサッカーなんてどうでもいいんだったわ。 もう勝手に衰退してって感じ。




おなごの望みは万国共通

2007年01月08日 | 映画
恋愛適齢期

ワーナー・ホーム・ビデオ

このアイテムの詳細を見る


クリスマス休暇中に見た女性好みの映画「恋愛適齢期」(2003年)、「アバウト・ア・ボーイ」(2002年)も ちょっと前に見た日本の連ドラ「結婚できない男」もすべてテーマは同じ。

金も暇もありしかもイケメンのプレーボーイが散々女遊びをし尽くしたあげく自分と知り合ってとうとう改心して良き恋人、夫になるというもの。

「恋愛適齢期」の中のプレーボーイの役はJack Nicholsonだから、イケメンというには無理があるが、そこら辺の中年おじさんに比べたらまだまだイケる。金持ちのこの男は独身主義でいつも若い女の子をとっかえひっかえして遊んでいるやつでチョイ悪どころか女に対してはかなりワルで最後には若い女の子連中に愛想をつかされて改心し、 Diane Keaton 扮する中年女のところに戻り好々爺となってしまう。
ついでに この中年女性の脚本家(Diane Keaton)は20歳くらい若いイケメンの医者(Keanu Reeves)にも真剣に愛されてしまうという中年女性の願望をすべて実現させてしまうのだ。独身主義のプレーボーイを改心させ、若い男からも恋されるなんて・・・やっぱ、ハリウッドのお気楽恋愛映画 for 中年女性だわね。

「アバウト・ア・ボーイ」でのプレーボーイ役は Hugh Grant。父親がヒットさせた曲の印税で生活している独身主義の裕福フリーター。結婚はしたくないけど女性とは付き合いたいと、シングルマザーをナンパしようとして自らもシングルファーザーと偽ってシングルの会に出向く。その会を通じて学校でイジメにあっている母子家庭の男の子と知り合い、この少年との付き合いから段々と改心し、ひとりで居るより大勢で居た方が楽しいということに気付くわけだ。

で、連ドラ「結婚できない男」の中で阿部ちゃんがやっていた建築家もそうだった。プレーボーイではないけれど、1人大好き、結婚きらい。ひとり焼肉、ひとりフォンデュも平気。でも最後には改心して夏川結衣扮する医者のことを好きになってしまいひとりご飯ともおさらば。

要するにおなごどもは自分勝手な男たちを改心させて如何に自分に都合のいい男に仕立て上げるかということに日頃苦心惨憺しつつも苦労を舐めさせられているのね。だから、映画の中の男たちはこんなに簡単に改心してしまうのね。

私が男だったら、甘い! その手には乗らないよ。 と冷たく言い放つところだ・・なんてね。そこまで徹底して美学を貫く独身主義のイケメンプレーボーイってジェームス・ボンドくらいかしらん。




残業代不払い: 全く日本って国は・・

2007年01月06日 | ニュース・トピック
日本の経団連が導入に躍起となっているんでしたっけ?あのホワイトカラー・エグゼンプションってのは。

これまでの「残業代不払い(=サービス残業)」を今後は正当化しようとしているわけね。

それでなくても有給休暇も病気休暇も堂々と取れない日本のことだ。残業代を支払わないので、残業しないで規定労働時間が過ぎたらさっさと退社していいとは決してならないだろう。結局タダ働きを強制されるだけだ。こういうのは年収1500万円以上の連中に適用するというのならまだ理解できるけど、年収400万円以上のサラリーマンに適用だって? 

今を去ること20数年前にまだ私が東京でOLしていた頃でもそれに近い年収があったんだから、今ではほとんどの若い連中が年収400万円以上ってことになるでしょう。つまり、サラリーマン・OLのほとんどがサービス残業を強制されるわけね。

もしもこんなことが法制化されたら、日本の労働者はいっせいに残業拒否してさっさと退社して副業に精出す方が得策かも。それが可能なら・・だが、まず難しいでしょう。かくしてサービス残業は益々増え、過労死増加、少子化加速・・・全く何を考えてるんだか・・。本当にHopelessな日本だ。

こんな話を聞くにつけ、私はさっさと日本脱出してドイツで労働者になって本当によかったと思う。新人からすべての人に年間有給休暇30日が与えられ、それとは別に病気休暇がちゃんとあり(つまり風邪で休むときも日本みたいに有給休暇を使用する必要なし)、3日までの病気休暇には医者の証明も要らず、風邪を引いたら皆堂々と1週間くらい平気で休む国なのだ。因みにうちの会社では年間20日までの病気休暇は査定にも響かない。フレックス・タイムで労働時間を自分で調整できるし、平社員は残業なんて誰もしない。する連中は充分に収入がある管理職のみ(当然)。理由のある残業は当然支払われるし、サービス残業など有り得ない。有給休暇も消化しなくてはならない。出来ない場合は買い取ってもらえたり、貯金して早期退職や将来の長期休暇時に使える等等。どうせ同じ労働者やるなら、絶対ドイツだわ。

というわけで、2007年も最初の1週間を何とかやり過ごした。次の休暇まであと6週間仕事に行かなくてはならない。