ドイツ日記 Les plaisirs et les jours

ドイツに滞在して26年経過。2年後に日本へ本帰国予定。ゴルフを始めて4年半ですが相変わらず下手な初心者ゴルファーです。

私はどうしたいのか? その二

2009年11月30日 | 日記
前回、日本に帰ると生活の文化面での質が落ちそう・・と書きましたが、住居面ではどうでしょう?

これは、もう日本に帰ると激しく質が落ちてしまうと思います。

そもそも日本とドイツの住居の質が違うと思いますので。

これから寒い冬がやってきますね、ドイツにも日本にも・・。だけど、私は冬の日本には帰る気になりません。だって日本は寒いんだもん。本当に寒いんだもん。

どこがって・・・住居の中が。

実家は30年以上前に経った一軒家でしたが、日本の住居は断熱材もちゃんと使用していなくて壁も薄いし、窓の構造もチャチだし、冬の住居としては全く話になりません。セントラルヒーティングというものが存在しません。局所暖房ばかり。だから、それなりに暖かくしている居間からトイレやお風呂場に行くときは一大決心が必要でしたわ。廊下も寒いし、風呂場も寒いし・・・あ~あ、いやだった。

ところで、今時のマンション(大邸宅?)と呼ばれる日本の集合住宅の建築の質は如何なもんでしょう? 一軒家よりは密閉性では多少優れているかもしれませんが、私が知っている数件の集合住宅でも、冬は寒いことには変わりありませんでした。

室内にいて寒さを感じることは嫌いです。寒いのに弱いのです。そういえば、日本に居たときの方がよく風邪引いてたなあ・・こっちにきて風邪ってほとんどひかないし。

日本が唯一誇れるのは、多分、トイレのウォッシュレットぐらい? でも私は、ウォッシュレットよりセントラルヒィーティングのある住居のほうが断然いい。だけど、日本のマンションでセントラルヒィーティングがあるのって今でも外人専用の都心のマンションだけ?

それから住居の広さ・・・これも質が落ちそうだなあ・・。

都心やその郊外当たりで、どれだけの広さのところに皆住んでいるのかしらん?

新聞のマンション広告など見てると、驚くほどの狭い部屋に法外な価格が付けられているものねえ・・・。日本は、本当にお金の価値がないですわ。地下室とかもないのよね・・・。地下ガレージとかも・・ないよね・・って、都心で車を持つのも大変だし、意味ないか。

う~~ん、私は、やっぱりまだ当分日本に帰りたくないみたい・・。










バレエを観る

2009年11月30日 | バレエ・オペラ・演劇
ラインオペラ座バレエの総監督がこのシーズンから替わった。やっと替わった~!

新しいバレエ監督は、Martin Schlaepferという人。

ということで、彼の当地での初めての出し物を土曜日に観にいきました。作品の一部は下記のサイトで見れるかも。

(http://www.youtube.com/user/DeutscheOperamRhein#p/a/u/2/t-Qx1YV-dhA)

初めて観た感想は、この人の作品は私の好みに合っているかも・・・というものでした。モダンバレエとしては、前の監督より断然才能ありそう。ユーモアもあって面白い。え~?この人バレエダンサー?というようなオッサンダンサーがいたりして、(ラデッキーマーチを踊っているブリーフとランニング姿の男)意外性あり。

前の監督がモダンもクラシックも何だか中途半端でベタベタした振り付けが多かったので今度の監督に大いに期待したいところ。

今回の出し物は、

彼の作品から、「マーチ、ワルツ、ポルカ」と「第三シンフォニー」

Hans van Manenの作品 「Frank Bridge Variations」彼はNDTからオランダの国立バレエのほうに移ったんですね。知らんかった。

観客に受けていたのは、最初の「マーチ、ワルツ、ポルカ」でした。音楽も馴染みのあるヨハン・シュトラウスの作品ですし。

それにしても、監督が替わるとそれといっしょに、ダンサーもごっそりと替わってしまいました。新しい監督が自分がそれまでいた ballettmainz からかなり連れてきていて、これまでのダンサーはまた監督についてどこかへ行ってしまったみたい。ダンサーの世界も大変ですわねえ・・。

私はどうしたいのか? その一

2009年11月26日 | 日記


本当にどうしたらいいもんでしょうかね~~。

東京の満員通勤電車に嫌気がさして、「そうだ!ドイツへ行こう・・」と飛び出して早25年も経っちまった。

25年も経つと、ドイツにすっかり馴染んでしまって日本の方が外国みたいだわ。

だからと言って、このままず~っとこちらに住んで最後はこの地に骨を埋めるべきか、それともやっぱり故国へ帰るべき?いやいや、べき論ではなくて、私はどうしたいのか・・という好き嫌いの話なんですけどね・・。

ドイツ人と結婚して子供もいて家庭を持っている人は、「もう日本には帰らない。」と決意している人が多いと思うけど、私にはそんなシガラミがない。今や仕事からも解放されたので自由の身。今すぐにでも帰ろうと思えば帰れないことはないんだよね~~。

だけど、今すぐ帰りたいか・・というと実は、これが帰りたくないのですね。

何で?

何ででしょう?

理由はいろいろあるんですが・・。

一番の理由はこちらでの生活を気に入ってるから。

日本に帰ると確実に生活の文化面での質が落ちるような気がします。

この地に住んでいるだけで、毎日のようにオペラやバレエはもちろんのこと、各種の芝居やコンサートに行こうと思えば行けます、チケット代も日本みたいに法外に高くないし。しかも、家の近くからトラム(路面電車)に乗って20分内のアクセス。ま、毎日こんなものばかりに触れているわけではないけれど、行こうと思えばいつでも行ける、観ようと思えばいつでも観れる様々な芸術がすぐそこにあるというのはとってもうれしい。

それから、美術館もたくさんあり、いろんな展覧会もたくさんあり、その内容も値段に見合う濃いものが多い。ちなみに、この夏日本に帰ったときに、横浜美術館で「フランス絵画の19世紀」という展覧会を観てきましたが、高い入場料取られて、中身はかなりスカスカだった。

今すぐ帰りたくない2番目の理由は、現在の趣味であるゴルフ環境の良さ。

家から車で15分で自分のホームコースに到着。年会費を払えば、ラウンドしたい放題。日本みたいに、メンバーからもグリーンフィを徴収するなんてことはない。

クラブ専属のレッスンプロから気軽にレッスンが受けられるし。

日本は、東京やその近辺に住んでいると、家から15分でゴルフ場到着なんてことはありえないし、プレー代も高そうだし、交通費もかかりそうだし。貧乏ゴルファーには、こちらはとっても適しているのです。

・・・というわけで、アート・文化・趣味方面では、こちらにいた方が断然楽しいというわけなんですけどね・・・。う~~ん、どうするべきか・・・。










ハーフ練習ラウンド

2009年11月22日 | ゴルフ & 旅行


ドイツの11月としてはこのところ暖かな日が続いてます。昨日も気温は16度くらいありました。今年は、日本人仲間でのコンペも終了したし、ホームコースのトーナメントもほぼ終わったし・・・あと1度だけニコラウストーナメントが12月6日にありますが、5日におそらく日本人コンペ仲間の忘年会があるので、6日のイヴェントには多分参加しないでしょう・・・ということで、すっかりゴルフも冬眠モードです・・・が、運動不足になるので、昨日は午後1時からホームでハーフだけラウンド練習。

2年位前に購入してほとんど使ってなかったキャロウェイのU4(23度)の練習をしてみようと思い立ったのです。買った当初はウッドもまともに使えない程度の下手さだったので、このユーティリティも全く使えずに、ヘッドの先っちょに当てては右に飛んでいくボールしかでなかったのですが、今年の春からようやくウッドも使えるようになったので、このクラブも今だったら使えるかも・・と練習してみましたが、2年前よりは使えるようになったかも。

23度のウッドも持ってますけど、ラフから打つときには、ユーティリティのほうがいいかしらん?

最近は、デブのゲイリーの矯正練習のおかげで何とかオーバースウィングを克服しつつありますが、一度に二つ以上のことが出来ない私は、オーバースウィングは直っても手打ちが直らずに、身体を回さずに、手だけをブイ~~ンと降ってしまう癖が時たま出てしまって、ボールは左にチョロったりしてますが、これさえ忘れずに、ちゃんと直してスウィングするとボールは真っ直ぐ行くのよね・・・。

今日は近くの練習場に行って忘れないように手打ち矯正をしてきます。

で、昨日思い出しました。なんで手打ちになってしまったのか・・。

2年前の6月だったか、ひどいぎっくり腰になってそれがちゃんと直るまでおよそ1年以上かかったのでした。あのときに腰に負担がかかるのが恐ろしくって、まともにスウィングしなくなったようです。
昨日はちゃんと腰から回してスウィングするように努力したら、また右のポー(お尻)の辺りが痛くなってきたので、ちょっと心配。だけど、手打ちはよくないしね・・。そういえば、手打ちのせいで左肘が痛むようになったのかしらん?

あっちもこっちも痛いところだらけの今日この頃です。

ドイツには、Sport ist Mord.(スポーツは殺人だ)という韻を踏んだことわざがありますが、スポーツをやっていると身体を壊すってな意味ですかしらね。

ま、何もしてないと怪我することもないけど、それっておもしろくないよね。

少しくらい怪我しても痛いところがあってもゴルフはまだまだ続けたいですわ。

ダフりとオーバースウィング矯正

2009年11月18日 | ゴルフ & 旅行
本日は強風の中のグループレッスンとなり、参加者は3人のみ。

私は先週のレッスンに続いて、今日もオーバースウィングの矯正。

前傾を浅くし、ほとんどかかとに重心を掛けてクラブを低く後ろに回していく練習。ほとんど地を這うようなバックスウィングのイメージ・・・なんだけど、実際はそんなに低くなくてちょうどいいくらいのトップになっているんですね。

とにかくこの方法でダフらずに、むしろトップするくらいの打ち方の練習の繰り返し。これからの季節は地面がグチャグチャなんでトップするくらいの当たり方のほうがいいんだけど・・・。後ろ重心では、下半身が使えないので、上半身の動かし方の練習にはなるけど、本番ではこんな格好でショットするのはまずいですよね・・。ま、この方法はあくまでも練習だけですけど。

本日は、1時間の打ちっぱ練習と4ホールのラウンド練習。ラウンド練習といってもドライバーの後は、6番アイアンしか使わせてくれないので、ちょっとフラストレーションなんですけど。先生としては、アイアンでオーバースウィングせずに、ダフらずに真っ直ぐ飛ぶようになったら、ウッドを使ってもいいと思っているようです。

私の場合、心がけてかなり右に重心をかけて低めにテイクバックしないと無意識のうちに、アラよ!と腕でクラブを持ち上げて、その勢いで軸が左に傾いでしまうので要注意です。当分この矯正練習です。



今年最後の週末2連荘ゴルフ

2009年11月17日 | ゴルフ & 旅行
11月14日(土)時々

土曜日はホームコースでのMartingans(聖マルティン祭ガチョウ)トーナメントでした。私は、レッスン仲間のコニーとペアで参加する予定でしたが、当日朝に電話があり歯痛で頬まで腫れてとてもゴルフが出来る状態ではないとドタキャンの連絡。え~~!困るじゃん。どうしようと考えた末、いつものようにB男に声を掛けて急遽編成のこの2人で参加することに。この日のゲーム方法は2人ペアのスクランブル(夫々がティーショットして、いい方のポジションを選択して、その場所からまた夫々が打っていくという方法)。この日、私は、ティーショットのチョロもわずかに3度だけ。ま、3度もあるのは大いに問題ですが、普段はもっと多いんだもん。で、B男にもそんなにミスがなく、43ポイント獲得して、下部のBクラスで3位となり、鶏をゲット!





この鶏は、普通の鶏と違って、肥育鶏(ドイツではPoulardeといいます。)というもので、とっても大きい。家に持って帰ってすぐ冷凍庫に入れたので固まってしまって小さく見えますが、本当はかなりでかいのよ。どうやって食べましょうかねえ・・・。とりあえずクリスマスディナーにでもするか・・。葡萄と栗をお腹に詰めて焼くとおいしいとフランス語の先生が言ってたので、そうしようかと思います。でも先週末にちょうどグリルオーブンを大掃除したばかりなのに・・。

で、ほかの賞品ですが、2位は鴨、1位はガチョウ、ドラコン・ニアピンは鶉でした。鶏が一番食べやすくってよかったかも。この晩のディナーは、恒例のガチョウに赤キャベツ、栗、芋団子でございました。ドイツの秋には必ず一度は食べるジビエ料理です。

11月15日(日)

日曜日には今年最後の日本人仲間でのコンペでした。天気はあいにくの雨模様。

ホームコースと違ってフラットなゴルフ場ですが、雨で地面はかなりグチャグチャ。そんなことは理由になりません。だってウッドはそこそこ飛んでたもん。なのにこの日は何故かドライバーがまたまた調子悪くってチョロ連発。全部で8回くらいチョロったかも。おまけに3パットが全部で9回もあり合計42パット。スコアも61+66というひどさ。そんなこんなで、今年最後にいよいよBBかも・・と心配していたら、20人中16位で、またまた上手く免れました。というわけで、今年は一度もBB副幹事をやることなく過ぎてしまいました。ラッキー~~ 

この日本人コンペの会は3年前ゴルフを始めてすぐに入会して一昨年、去年はもう叩いて叩いて常にBMか、BBというポジションにいましたが、今年はそれが一度もなし!これって私の中では快挙です。スコア的にはいまだにひどいながらも年平均で10打ずつ改善しています。これもよくない? というわけで、来年は、さらに平均で10打改善したいもんだ・・・。この冬の練習が来年につながる・・んだけど、これから寒くなるし、天気も悪くなるし・・地面はグチャグチャになるから歩くのも大変。実際、土曜日には下り坂で一度だけですが思いっきりずっこけました。全く危ないったりゃ、ありゃあしないわ。

せいぜい近くの競馬場内練習場で打ちっぱ練習でもするか・・。




偶然の再会

2009年11月12日 | 日記
思い出します・・・

2年前の5月の終わり、成田からドイツへ帰る前日のこと。休暇を過ごした郷里から出てきてその日宿泊予定のホテルにチェックインしようと四谷3丁目の地下鉄を降りてホテルへ向かって歩いておりました。前から見たことがある女性が歩いてきます。近づいてよく見ると、それはドイツでの知り合いの一人、Hさんでした。何でも、実家が四谷3丁目の当たりで、その日の朝にドイツから戻ってきたばかりとのこと。彼女はずっと日本に帰ったままで、いつだったか久しぶりにドイツに戻ってきたときに一度だけ会ったことがありましたが、それっきりでした。それなのに、広い東京で偶然に出会うなんて・・・それも、彼女がドイツから戻ってきた日で、私がドイツへ戻る前日。なんと言うタイミングというか偶然にもう驚き!ホテルの喫茶店でしばらくおしゃべりしましたが、結局あれが最後の再会・おしゃべりとなりました。今から思うと、神様が偶然に再会させてくれたのかもしれません・・。

昨日知人から、Hさんが10日に亡くなったとの連絡を受けました。転移していた癌を全部取りきれてないとは聞いていましたが抗がん剤治療を受けてがんばっているものと思っていました。この夏に入院したばかりなのに、こんなに早く逝ってしまうなんて・・。まだ50代前半です。若すぎます。

彼女と一番仲が良かったYさんが6日に休暇で日本へ発ち、8日にはまだ話が出来たHさんと2時間ばかり話しをしたそうです。アパート売却の委任状などのサインももらえたようで、まずは事務的処理は進みそうですが。Yさんが日本に来るのをきっと待ちに待って持ちこたえていたのかもしれません。それから2日後に亡くなったのです。

明日は彼女のアパートの地下室の最後の掃除です。主がいなくなったアパートの掃除は・・切ないですね・・。



★・★・★・★・・・

話は変わりますけど、昨日のドイツのメディアは日頃の政治・経済・外交問題中心の放送から一転して、ドイツサッカーチームのGK、ロバート・エンケ(Robert Enke)の死を悼むニュースばかりでした。残された奥さんの発表によると、彼は6年前から重度の鬱病に苦しんでいたそうですが、ずっと隠して治療していたとのこと。もし公表すると、仕事(サッカー)にも支障を来たすだろうし、実の娘を心臓病で失くした後に幼女にした子の養育権も剥奪されるのではないかという不安があってずっと隠していたそうです。自殺する直前には、かかりつけの医者やセラピストのところに行って「調子はとってもいい。」という言葉を残し周囲を安心させてはいたけど、その裏では遺書を準備していたようです。

日本にもかなりの数の鬱病患者がいるようですが、ここドイツにもたくさんいるようです。








オーバースウィング矯正練習

2009年11月11日 | ゴルフ & 旅行
毎週水曜日のグループレッスン時にゲイリーと交わされる会話は、

「この1週間のゴルフはどうだった?」

「週末に1度ラウンドしたけど、ダフりが多かった・・・。」といったもので、

私から、「ダフる」と聞くと彼はすぐさまオーバースウィングを連想するようで、これまでも、何とか私のオーバースウィングを直そうとあれやこれや練習させられてきましたけど、本日はこれまでとはまた違った矯正方法で練習させられました。

本日の矯正練習は、アドレスで、やや膝を曲げて背中を前傾とは逆にかなり反らせて、踵重心になるように立ち、普通にバックスウィングしても腕が簡単に上に持ち上がらず、脇をしめて体を捻らざるを得ないという練習です。この変な体勢でボールに当てる練習です。多分横峯さくらが椅子に座ってやったというスウィング練習に近いでしょうか・・。

アイアンでこれを練習するのはまだしも、ウッドやドライバーでは慣れるまで結構難しいですが、思い切り肩を持ち上げないように捻ってボールに当てると一度だけですけど、ちゃんと当たりました。まるで飛行機のテイクオフのようなボールが出ました。始めは、低めで途中からグイ~~ンと機首が持ち上がるようなボールでした。こういうティーショットがいつも出るとホンにいいんだけどねえ・・。まぐれでしか出ないという悲しさよ・・。

この後は、18番グリーンの近くでバンカー越えのピッチングの練習ともう少し近くからのチッピングの練習。ピッチングウェッジでのハーフショット・・・バンカーを目にすると思わず大振りしてグリーンのあっち側まで行ってしまうし、小さいとバンカーに入ってしまうし・・・困ったもんだ。

この週末は、土曜、日曜と連荘でゴルフラウンドの予定です。雨が降らないことを祈るだけ・・。

整理整頓を心がけよう!

2009年11月07日 | 日記
今週はなんだかんだと多忙でした。

知人のHさんが母親の介護のために、こちらにアパートを残したまま日本に帰国しておよそ10年くらいか・・。その間、1年に1度か2度の頻度でこちらに来たりしてましたが、この夏に本人が病気になってしまいました。おそらく2度とこちらに来れないと思ったのか、ついにアパートを売却する決心をしましたが、部屋の中には家財を全部残したままです。

一番仲良しだった連中が中心となって家の整理をしていますが、私も手伝ってます。他人にあげられない様な物はすべて粗大ゴミとして市に回収してもらったり、近くのゴミ捨て場に捨てに行ったり。使える家具は、入れ替わりのようにドイツに再び住む決心をした友人のSちゃんのアパートに昨日搬送してもらい、部屋のほうはこれで何とか片付きました。

で、昨日のことですが、地下室の掃除を友人と開始してびっくり。

普段使用しないものを地下室に置いておくのは理解できるけど、彼女の地下室はそんなものではありませんでした。まるでゴミ溜めとはこのことか!・・と驚くばかり。空き瓶や紙くずや古着が山のようにあるんだもの。それを袋につめて近くのゴミ捨て場まで数度往復。あまり根をつめると腰痛になりそうだし、ほこりアレルギーでくしゃみが出てきそうなので、1時間で中断。残りはさらに1週間後に整理することにしました。ヤレヤレ。

Hさんは、意外にもゴミを小まめに捨てるタイプの人ではなく、溜め込む性格の人だったようです。それにしても、ゴミを地下室に持っていくよりも、アパートに必ずついているゴミ捨てボックスに捨てるほうが近いし簡単なはずなのに・・・・う~~ん、わからん。ゴミにも愛着があったのかしらん・・・。

地下室には、読み終わったと見られる日本の文庫本も山のようにありましたが、それも手分けして紙類のゴミを入れるボックスまで運びましたが、重いなあ・・もう。

全くもって人の振り見て我が振り直せ・・ですわね。私の家も本とCDが山のように堆積しているので、何とかしなくてはいけません・・・。今回の整理で、Hさんの形見分けになるかもしれない・・とのことで、本やCDをたくさんもらってしまったしなあ・・本は読んだらどんどん捨てるか古本屋に運ばなくっては。

おひとりさまが異国の地で病に倒れると残された友人たちも大変です。Hさんの前にも同じようなケースがあり、後に残された友人たちがアパートの売却まで全部引き受けておりました。

私もいつ重篤な病に倒れるかもしれないし・・・物はどんどん減らさないといけません・・・んが、減りません。あ~~、でも私はゴミを溜め込む性格ではないので、ゴミはないのですが、本、CD,服・・の山・・。処分します、少しずつ。

あと、もしものときに、誰に何を形見で残すか・・などということも考えておかなくってはいけないのよね。アパートの売却も頼まなくってはいけないしなあ・・。
いろいろ面倒な仕事を残った友人・知人に頼むことになるわけか・・・。

それにしても、今年は身近なところでいろんなことが起こります。それだけ歳を取って危険な年齢域に皆が近づいてきているわけですわね。




都市観光よりもやっぱりゴルフだわ。

2009年11月05日 | 日記
2日・3日とB男の所用に便乗してハンブルグまで遊びに行ってました。出発したのが、2日の午後1時半で片道400km。ブレーメンとハンブルグの間のアウトバーンに工事中の箇所がたくさんあって、狭い2車線となっていたので、スピードが出せずに到着したのは、午後6時頃。当然もう暗くって観光どころではありません。
おまけにガスってるし寒いし・・。有名な教会もアルスター湖も真っ暗で霧の中なので、観光は取りやめ。

というわけで、夜でも華やかなはずの歓楽街レーパーバーンだけ行ってまいりました。全くもって女性がそんなとこ行ってどうする・・という話ですが・・だってデパートもブティックも私がいる市にあるのと皆同じだし・・ということで買い物はする気ないし、暗くて真面目な観光もできなかったんだもん。

レーパーバーンには一度行ってみたかったのです。だって、まだまだ無名だったビートルズがこの地のライブハウスに出演してたっていうし・・。当時のライブハウスはさすがにもう残っていないけど、それがどこにあったのか・・結局わからずじまい。だって、観光ガイドの類の本も持っていかなかったし・・。全く何しに行ったんだか・・。

レーパーバーンって、もっと幅の狭い路地風の通りかと思いきや、大きな通りで車も両面2車線くらいで通ってるし、その間には、大きな広場もあったりして、意外にも大通りでした。面白いのは、大きな警察署の脇に堂々とその手のお姉さんが何人も立っていて客を拾っていることでした。季節柄、肌を大きく露出したような女性はひとりも居なくって、皆ジーンズにスキー場で履くようなスノーブーツみたいなのを履いてました。

昨日も観光しようと思えば出来ましたが、寒い中を歩くのもいやなので、B男の所用が終わるまでホテルのロビーで読書。つくづく私は観光に興味がなくなってきました。観光旅行をしていたのは、25年くらい前までだったなあ・・シミジミ・・。

今度ハンブルグに来るときは、せめてジョン・ノイマイヤーのバレエだけでも見たいです。ハンブルグでしたいことはそれだけ・・かも。

帰りは工事が多いブレーメン方面を避けてハノーファー経由で帰ってきましたが、制限速度の設けてないところでは180kmで飛ばしてきたので、およそ3時間半で到着。

本日は雨の中をゴルフのグループレッスンに行きました。雨の中だったら、ゴルフでも厭わない私は、やっぱり観光よりゴルフのほうが好き・・みたいです。

雨だというのに出席者は5人。地面がぐちゃぐちゃなので、ラウンドレッスンは出来ずに、打ちっぱとショートゲーム+デブのゲイリーのルールクイズ。

・ 赤杭に入ったときの処置の仕方は何種類?
・ 黄杭に入ったときの処置の仕方は何種類?
・ 抜いてはいけない杭はどれ?
・ 暫定球は何個まで打てるのか?
・ パターはラウンド中何本まで持てるのか?

一部トンチクイズ風ですが・・。

今日直されたことは、バックスウィングするときに、左肩を下げすぎていること・・左肩を下げてその反動で右肩を上げてクラブのヘッドが下に下がりすぎになるのです。何か癖になっているのね、このオーバースウィングが。そうじゃなくってちゃんと肩を回さなくってはいけないと思いつつ・・すぐ忘れてしまうのです。
いつになったら、自動的にこれができるようになるのか・・困ったもんだ。