やわらかい螺旋

徒然なるままに

2018-03

2018-04-01 07:14:07 | 
2018年3月の読書メーター
読んだ本の数:72冊
読んだページ数:16382ページ
ナイス数:630ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly
■私のはじめての事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
40歳の専業主婦クリスが新聞記者として働き始めた矢先に死体を発見、記事にするため事件を追いかける。
もっと軽い感じかと思っていたけど、中年の危機に麻薬や環境問題、いろんなことが詰め込まれていて、さらっと読み流せない。
クリスの夫キースの態度には嫌気がさしていたけれど、ピートだったらいいのかと言われると、あんなに飲んでて大丈夫なのかそれも心配。
「私のちいさな賭け」に続く。

読了日:03月31日 著者:アネット ルーム,アネット・ルーム
https://bookmeter.com/books/232900

■今日はぶどうパン
雑誌「dancyu」の連載をまとめたもの。
あまりパンを食べないのだけれど、むしょうにパンが食べたい。正確に言えばピーナッツバターを塗ったパンの耳が食べたい。
「出前」での
「いくら状況が許さないとはいえ、出前という負荷を受け容れつつ、さらに自分にも五目焼きそばにも待ちぼうけを食わせるとは、ここの会社には大人物がいる」
目くじらを立てて怒るほうが簡単なのに、読者を怒りの感情に巻き込まずに終わらせる文章が居心地が良い。

読了日:03月31日 著者:平松洋子
https://bookmeter.com/books/8586702

■ずっとアジアを旅していたい―神秘の国チベット・ブータン
ポタラ宮殿に魅せられてチベットに行ってみたいと言い続けていたのに、台湾人の夫に却下されてブータンに。
その一年後、ようやく待ちに待ったチベット旅行。
ブータンで運転手を務めた「じゃぶじゃぶ」ことジャブジがツアーの最終日に突然亡くなった。
動揺する夫婦に対し、ツアーガイドのゲンボーのあっけらかんとした言動に拍子抜けしてしまうが、それがブータンでの当たり前。
ブータンと日本では死生観が違うのだと納得するしかない。

読了日:03月30日 著者:田中 維佳
https://bookmeter.com/books/1563611

■図解でわかる! ディズニー 感動のサービス (中経の文庫)
元教育担当者が「お客様を感動させるディズニーの哲学」を解説。
伝えようとする熱意がありすぎて、同じ話ばっかりじゃん、って思ってしまうのがマイナス要素だけど、それほど大事にしている精神性、ってことなのかな。
シーが出来てからまったく行ってませんが、子供も年寄りも分け隔てなく丁寧に扱われるのは大変ありがたい。
超VIPは貸し切りにしてしまうだろうけれども、有名人だからと特別扱いすることがないのは不公平感がなくていいのかも。

読了日:03月30日 著者:小松田 勝
https://bookmeter.com/books/4036276

■地図の物語 人類は地図で何を伝えようとしてきたのか
世界の捉え方は時代や地域で千差万別。驚くほど多様な世界観をたどる。
メルカトル図法で見慣れた日本を、陸地の面積を正しく表示するゴールペータース図法で見直すと、なんか日本って大きいぞ。
長さだけで言えば、パッと見た感じ、マダガスカルとインドネシアのスマトラ島と同じくらい。
約2万5000年前のマンモスの牙に刻まれた線、これが本当に地図なら、人間と地図ってずいぶん長い付き合いなんだね。

読了日:03月29日 著者:アン・ルーニー
https://bookmeter.com/books/11048220

■クウェート王室付きの元教師が見つけた日本だから感じる88の幸せ
「ニッポンのすごいサービスや商品、日本人の心遣いを、元クウェート王室専属教師の目を通して再発見する。」
それは1000円の商品でも100円の商品でも同じようにちゃんとラッピングしてくれる丁寧さや、
どこの店で食事をしても無料で水やお茶が出てきたりすること。
日本人にとっての当たり前は外国人にとっての驚き。
お尻のポケットに財布を入れても日本だから大丈夫、と思ってくれるのはありがたいのだけれども、
日本にいるのは日本人だけじゃないし、日本人にも悪いヤツはいるので、やっぱり気を付けてくれるほうがいいなあ。

読了日:03月29日 著者:石黒 マリーローズ
https://bookmeter.com/books/11651886

■毎日っていいな
ほんのりさみしくて優しい気持ちになるエッセイ。
まだ両親が生きていた頃、から始まる「遠い日々、あの丘」と同じように思う日がいつか必ずくるのだなあと、読んでいるうち、だんだんと泣けてきました。
文学賞をあげたいくらいよかったという博多華丸さんの福岡グルメ本がとても気になります。

読了日:03月28日 著者:吉本 ばなな
https://bookmeter.com/books/11505715

■女三人のシベリア鉄道
シベリア鉄道に乗った女性作家、与謝野晶子・宮本百合子・林芙美子。3人の足跡を追いかけて旅をする。
著者自身の旅の様子もあわせて語られているので、ごちゃごちゃな感じはするのだけれども、昔と今とが交錯してる不思議さがある。
終点のパリで、晶子が行った「クローズリー・デ・リラ」に芙美子が行っていたりと、時間差で同じ店を利用してたんですね。
3人が寄った店がまだ残っているのがすごい。

読了日:03月28日 著者:森 まゆみ
https://bookmeter.com/books/548098

■幻獣坐 The Scarlet Sinner (講談社ノベルス)
アンソロジー収録の「無貌の王国」が面白かったのでこちらも。
こちらは「無貌の王国」とは設定がちょっと違っていて、一歩間違えると中二病。
優々希の煮え切らなさにイライラしますが、天江の考え方が出来るほうが逆に異質なのだ。
冬弥は共犯という立場をとりながら優々希を利用するつもりでいるわけですが、
冬弥の計算高いところに優々希が一方的に振り回されたりしないといいなと少し心配。
希璃依が冬弥に「あの子は私たちとは違うわ」と忠告していたけれど、
優々希についてそう思う根拠がなにかあったんだろうか。

読了日:03月27日 著者:三雲 岳斗
https://bookmeter.com/books/579202

■ぼくの短歌ノート
「群像」の連載をまとめたもの。
近現代の名作に中学生の投稿歌、いろんな短歌を観賞し読み解く。
こういう短歌や俳句関係の本って、昔は短歌や俳句をやってるひとしか読まなかったものですが、
そうじゃないひとが手に取る吸引力をほむほむが持ってるのは有難いことです。
ページをめくりながら、プロの歌は言葉の置き方がさすがだなあとふむふむ頷いてしまいます。
同じ熱量でずっと詠めるのが素人と違うところ。
投稿歌「わたくしはけふも会社へまゐります一匹たりとも猫は踏まずに」が好き。

読了日:03月27日 著者:穂村 弘
https://bookmeter.com/books/9727307

■地下鉄
盲目の少女が地下鉄に乗って踏み出す世界。
世界に溢れる色や形、風の冷たさ太陽の暖かさ。
当たり前のようにすぐそばにあるものだけれど、こういうふうに感じられているだろうか。


読了日:03月26日 著者:ジミー
https://bookmeter.com/books/562969

■知識ゼロからの名画入門
あの有名な絵はいったいいくらなのか、歴史や芸術性などを踏まえて鑑定する。
名画として評価される条件は、歴史性・後世への影響力・社会への影響力、の3つ。
例えば評価額5000億円の「モナリザ」は世界中の人々を魅了し続け、その面影のある肖像画を手掛けた画家も多い。
評価額300億円のルーベンス「キリスト降架」は「フランダースの犬」で有名になり、日本人がこれを見るために訪れていて、今や貴重な観光資源。

読了日:03月26日 著者:永井 龍之介
https://bookmeter.com/books/10131011

■おだんごカフェのからだにやさしいスイーツレシピ―卵・乳製品をまったく使わずおいしくできる!こどもにも食べさせたい、みるまゆの「自 (MARBLE BOOKS daily made)
料理ブログ「おだんごカフェ」レシピブック。本書だけでしか見られない、オリジナルレシピも紹介。
マクロビにはそんなに興味がないのだけど、卵と乳製品を使わずに作れるお菓子はアレルギーのひとに喜ばれそう。
わざわざもち米を買わなくていいから、玄米と上新粉を使ったおはぎを作りたい。

読了日:03月26日 著者:山本 路子(みるまゆ)
https://bookmeter.com/books/59945

■警官倶楽部 (ノン・ノベル)
警察オタク仲間、近藤の借金返済のためにカルト教団「ギヤマンの鐘」の裏金運搬車を襲撃した森田と関谷。
その現金をめぐり、誘拐犯に教団信者、闇金業者が入り乱れ大騒動に。
出てくる人数は多いのだけれど、赤井が尾行、みたいに、得意としているスキルとワンセットで覚えられて意外とラクに読めました。
危ない橋を渡った警官倶楽部のひとたちのためにも、近藤が立ち直ってくれることを祈る。
他作品からのリンクで登場してる怪獣オタクの大葉久太郎。腕っぷしの強さにニヤニヤする。


読了日:03月25日 著者:大倉 崇裕
https://bookmeter.com/books/439200

■定年がやってくる: 妻の本音と夫の心得 (ちくま新書)
「夫が定年を迎えた後、これからの長い長い老後を、楽しく笑いながら暮らすために夫婦はどう生活したらいいか。」
青木家のこのときの現状としては夫は定年を迎えてないし、
夫婦という単位でいることに困っている様子もないから、こうすれば乗り切れる的なロールモデルとも言えないし、どうしてこのタイトルにしたんだろうか。
防腐剤入りスナック菓子を食べすぎた青年が自宅で突然死。
死後何か月かたってから発見されたけど、防腐剤のおかげで腐ってなかった、ってのは、いい話なのかな?

読了日:03月25日 著者:青木 るえか
https://bookmeter.com/books/8034888

■今日の空の色 (幻冬舎文庫)
この年の夏は外国に行かず、鎌倉の一軒家を借りて期間限定で一人暮らし。
東京で過ごす日々と鎌倉で過ごす日々、時間の流れ方が全然違うように思えます。
それはテレビや電話がない物理的な理由もあるのだろうけれど、周りの景色の様子が違うことで余裕をもってのんびりできてたのかな。

読了日:03月24日 著者:小川 糸
https://bookmeter.com/books/9806272

■女のしくじり
合コンにデートに職場、身近な日常に溢れる意外な「しくじり」に学ぶ逆説的指南の書。
ゴマブッ子さんの毒舌ゲイ発言が刺さる刺さるw
私は地図も読めるし「非通知のイタズラ電話がかかってきても非通知着信拒否設定にして解決できる女性」なのです。
でも、ロールの芯を握りしめトイレから出るなり「ちょっと!女子力の低いゲイはどこの誰!」とは言えないなあ。
そんなひとを私も姐さん!と呼びそうだ。

読了日:03月24日 著者:ゴマブッ子
https://bookmeter.com/books/463987

■名古屋駅西 喫茶ユトリロ (ハルキ文庫)
ユトリロの複製画が飾られている喫茶店「ユトリロ」に持ち込まれてくる謎の数々。
麻衣が龍と駿を連れて手羽先を食べに行ったエスカ地下の「鳥開」をはじめとする名古屋めしのお店は実在しているので、
この本を片手に食べ歩くのは楽しいかもしれない。
その時はくれぐれも、デートのときの駿の二の舞にならないように。
龍の曾祖母・千代と、祖母・敦子、くくりとしてはどちらも「年寄り」なんだけど、
話す名古屋弁の古さが微妙に違っていてリアル。


読了日:03月23日 著者:太田 忠司
https://bookmeter.com/books/11284804

■世界中の「危険な街」に行ってきました
歩くだけでも命の危険があるような場所って世界にはゴロゴロあって、
そんなところにわざわざ行きたくないけれど、行かないことにはどれほど危険か伝えるひとがいないというジレンマが。
だんだん、強盗程度ならまだマシなんだなと思えてしまうのが恐ろしい。
日本のドヤ街なんか、それに比べたら、多少ガラが悪いくらいで大したことないな、なんて思ってしまう。

読了日:03月23日 著者:嵐 よういち
https://bookmeter.com/books/7970839

■題のない本
定点観測のようなカメラワークでとらえた画面の中に、次々と登場する不思議な生き物たち。
自分の家の窓からこんな生き物たちが次々にやってくるのが見えたら、怖いような気もするし、ずっと眺めてしまうような気もする。
彼らはどこからきてどこへ行ってしまうんだろう。

読了日:03月22日 著者:エドワード・ゴーリー
https://bookmeter.com/books/504356

■食物繊維1カップ法―食物繊維の基礎知識から食事指導まで
「1カップ法とは、一般に使われている200mlの計量カップを用いて、食品の食物繊維含有量やエネルギー量を概算する方法です」
食材が入ったカップを写真で見せているので分かりやすい。
同じ1カップでも、食材によって食物繊維量が違うし、同じ食材でも、切り方や調理の仕方で食物繊維量が変わってくる。

読了日:03月22日 著者:松生 恒夫
https://bookmeter.com/books/9897246

■捨てない生活 あるものだけで暮らす、魔法のアイデア62
おうちにあるものを捨てる前に使い切ろうとあれこれ工夫するのはいいのだけれど、
うっかりすると貧乏くさい。
いくら可愛い柄でも、靴下やパンツをつなぎ合わせてカーテンにしようとは思わないなあ。


読了日:03月22日 著者:フクイ ユキ
https://bookmeter.com/books/2456650

■オランダ水牛の謎<安楽椅子探偵アーチー> (創元クライム・クラブ)
「安楽椅子探偵アーチー」シリーズ第2弾。
衛が拾った封筒の隅に書かれたいくつかの文字と桜の枝。
オランダ水牛が何かを知っていたのですが、オランダと水牛ってそういえば結びつかないなと、これを読んでから不思議に思うようになりました。
衛のお父さんは何の仕事をしてるのか気になりますが、このシリーズは続きが出ないのでしょうか。

読了日:03月21日 著者:松尾 由美
https://bookmeter.com/books/445562

■厄除開運人生
厄祓いと運気アップに挑戦した体当たりレポート。
女の厄年は数えで32~34歳と36~38歳、6年もあるので、厄払いしておいたほうが気分的にもラクかもしれない。
私はエンジェルナンバーが4で、なめ子さんと同じでした。
真面目で堅実、面白味に欠ける数。うん、そうですね;
火渡りってほんとに熱くないのかな、一度やってみたいな。

読了日:03月21日 著者:辛酸なめ子
https://bookmeter.com/books/4728474

■安楽椅子探偵アーチー (創元クライム・クラブ)
文字通り安楽椅子の探偵・アーチーに事件を運んでくるのは小学生の及川衛。
安楽椅子が探偵という設定は某作家もやってるけど、こっちのほうがジュブナイル寄り。
年の離れた友人って風情が妙に居心地がいい。
椅子のそばを離れず悲鳴が聞こえたら駆けつける。衛の(アーチーの)頼みを忠実に守った西田青年の姿を想像するとなんだか笑ってしまう。

読了日:03月20日 著者:松尾 由美
https://bookmeter.com/books/419439

■丁先生、漢方って、おもしろいです。
漢方は「上品(じょうほん)・中品・下品」とランク付けされている。
西洋では効き目の強い薬が良い薬だけれど、漢方では最低ランクの下品とされる。
作用が弱くても副作用が起こらないのが上品の薬。
上品は命を養う。中品は新陳代謝を高める。下品は病気を治す。
治療効果のみを追求した西洋薬は明らかに漢方の下品しかない。
漢方って面白い。
読了日:03月20日 著者:丁宗鐵,南伸坊
https://bookmeter.com/books/9012633

■ちょっとそこまで ひとり旅 だれかと旅
お母さんとか彼とか友達とか、気心が知れたひとと一緒の旅。
自分ひとりでひょいっと行ってしまう身軽な旅。
八丈島の民宿で二泊する予定だったのを二泊目をホテルに変更、気を使わないホテルの方がいいっていうのは分かるなあ。
その家のおばあさんとずっと膝を突き合わせてるのは、なかなか辛いものがあるし。
友達と出かけたヘルシンキに今度はひとりで。
英語が読めない話せないから大冒険、でも意外となるようになったりするものですね。

読了日:03月19日 著者:益田 ミリ
https://bookmeter.com/books/6878168

■秘密基地の作り方
「秘密基地を作るということは、場合によっては大人が決めたルールからはみ出す行為を伴います」
誰にも見つからないような場所はなかなかないし、土地はたいてい誰かのもの。
見つかったら壊されてしまうことだってあるけれど、秘密基地があるワクワク感は作ってみないことには味わえない。
プレーパーク方式で遊べる場所がもっとあれば大人も子供も楽しめそうなのに。


読了日:03月19日 著者:尾方孝弘
https://bookmeter.com/books/5024338

■ワルツを踊ろう
横溝正史とか山口県の事件みたいな内容で気が滅入る。
村人たちの態度が悪いから主人公の溝端了衛に同情できるだろう、って簡単に思えないところも息苦しい。
最後の最後に警察庁生活安全局の宮條が久しぶりに登場。
宮條が暴いた事実は何の慰めにもならない。


読了日:03月18日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/12229331

■神道入門
神道とは何か。自然信仰との関連にさかのぼり、分かりやすく説明する。
神道は基本的には神社の前で拝礼するだけでよい。
何の知識も持たない一般の人が、通りすがりの小さな社に寄って無心に柏手を打つ、これが神道の本筋である。
神道音楽には「雅楽」以外にも「神楽」「田楽」などがあるが、これらに一貫した特徴は「慰安」である。
凶事が神の怒りや悲しみによって引き起こされるという考えに基づいていて、慰安し楽しませるという意味では
神道音楽は「雅楽」に限らずジャズでもロックでも構わない、というのは意外だった。

読了日:03月18日 著者:戸矢 学
https://bookmeter.com/books/10144765

■おかず記念日365日
記念日になにか一品、素敵なおかず。
1994年の本で、掲載されてるレシピのなすのチーズ焼きとか春巻きとか、いまの時代には特別なごちそうというふうには感じない。
けれど、かきフライやサバの味噌煮、お彼岸のおはぎなどなど、
買ってきたお惣菜で済まさず作ってみようかな、ってときには参考になりそう。

読了日:03月17日 著者:津田峰子
https://bookmeter.com/books/12111161

■ドクター塚本の「階段健康法」
一階上がれば、一日寿命がのびる。世界が認める「階段健康違法」を紹介。
2分間階段を駆け上がると、サッカーやテニスを5分間行うのと同等のエネルギーが消費される。
毎日わずか2階分の階段を上るだけでも、1年間に2.7キロ体重減少が可能というイエール大学の研究報告もある。
高齢者や高層階の住居に住んでる人がいきなりやると心臓に負担がかかったりして大変なので、限界だと思ったら無理せずエレベータを使うこと。
階段がないひとに薦めるのは屈伸運動、朝と夜に10分ずつ。

読了日:03月17日 著者:塚本 玲三
https://bookmeter.com/books/2215388

■池上彰が読む「イスラム」世界知らないと恥をかく世界の大問題 学べる図解版第4弾
アラブの春の結末からハラルマーケットまで。
イスラムがわかればこれからの世界が見えてくる。
「アラブの春」は中東のほとんどの国で失敗したが、その中で唯一稀有な存在なのはカタール。
首長自身が民主化を決断、報道の自由を持ち込み女性の参政権を認めた「上から民主化」の国。
中東のイスラム圏ではポケモンは偶像崇拝として禁止。ヨーロッパやロシアの学校ではイスラムの服装(女性のヘジャブとか)を禁止する動きが広まっている。

読了日:03月17日 著者:池上 彰
https://bookmeter.com/books/8169994

■宝石 ザ ミステリー Blue
警察小説アンソロジー。
誉田哲也「それが嫌なら無人島」を目当てに図書館で借りた本。
事件のあと、姫川玲子たちがしみじみと言ってたけど、
実は一番の善人なんじゃないの、なひとが犯人になってしまうなんて、個人情報の取り扱い方は難しいものだ。
石川智健「小鳥冬馬の心像」まとまって本になってると分かったのでそちらも読みたい。不安椅子探偵の不思議な魅力。

読了日:03月16日 著者:
https://bookmeter.com/books/11267454

■モルテンおいしいです^q^
作家夫婦が過ごしたサンフランシスコでの三か月。
モルテンってあのモルテンなのかな、とタイトルが気になって図書館で借りた本。
モルテンはあのモルテンでした。
曲げわっぱのおひつとコスプレ衣装、どうしても持っていきたいこだわりの品のチョイスって性格が出るなあ。
ファーマーズマーケットで買ったぬいぐるみは、マラさんというおばあさんが手作りしたもの。
名前を付けることになり、円城さんがマラ象がよくてマラ豚がダメと言う理由がわからなくて、田辺さんと一緒に首をかしげる。

読了日:03月16日 著者:田辺 青蛙
https://bookmeter.com/books/8326368

■高校入試 (角川文庫)
ドラマが先にあってそれから小説になった、ということらしいので、それなら名のある登場人物の多さは納得。
何人もいる語り手ごとに視点が変わり、そのたびに相関図を見ていましたが、だんだんそれが面倒になり放棄して読み進めることに。
入試会場の管理とか採点ミスとか、そんな杜撰なことあり得るの?
春山先生の理由が後出しジャンケンみたい。


読了日:03月15日 著者:湊 かなえ
https://bookmeter.com/books/10590450

■私のスフレ
青春時代の林真理子はキラキラしたところがまるでなくて、色々とこじらせてる。
「制服はてかてかアイロン光りし、襟のまわりはフケのために色が変わっている。ソックスは洗たくしたのがなくなるため、弟のものを失敬していた」
ときどき学生時代の作文が挿入されているけれど、考え方がおとなっぽい。
中身と外見のギャップがこれだけあるのは面白いな。

読了日:03月15日 著者:林 真理子
https://bookmeter.com/books/516138

■人情ヨーロッパ 人生、ゆるして、ゆるされて 中欧&東欧編
欧州21カ国を巡る旅。
後編はスイスから途中寄り道をしてストックホルムのLiLiCoと合流、その後バルカン半島をまわってトルコへ。
セルビアで知り合ったマーシャ、旅人を自分の家に泊めるなんて、おおらかだなあ。
外国に出かけるならいろいろと気をつけろ、ってよく言われるけれど、こういう普通に親切なひとの存在も忘れちゃいけないね。
ドブロヴニクで出会ったカート。モスタルで出会ったデイビッド。
もう二度と会えないかもしれない、忘れがたいひとたち。


読了日:03月14日 著者:たかの てるこ
https://bookmeter.com/books/11184355

■純情ヨーロッパ 呑んで、祈って、脱いでみて 西欧&北欧編
ヨーロッパ21カ国をめぐる鉄道旅の前半部分、コペンハーゲンからローマ・バチカン市国まで。
旅の醍醐味は、ハプニングがあるたびに自分の短所は全部長所だと思わせてくれるところ。
特に一人旅だとそういう思いは強くなるのかもしれない。
東洋人がヌーディストビーチにいるのは珍しいんですね。まあ日本にはないし、温泉なんかとはまた違うからねえ。
全裸でも服を着た状態と同じように過ごすって難しそうだ。
ローマに住んでる友達としばらく過ごし、後半に続く。


読了日:03月14日 著者:たかの てるこ
https://bookmeter.com/books/11152278

■たぶん、なんとかなるでしょう。 (福音館の単行本)
雑誌「母の友」連載の育児エッセイまんが。
元気いっぱいなのは良いことだけど、男の子ふたりかあ、大変ですな;
奥さんの「全てはあきらめることで解決します!」ってほんとにそうだと思う。
フェリーで礼文島に行って泊まった宿で、夜、寝ているときに触ったのが奥さんの手だと思い握り返したらダイくん(弟)の足で
「えーと、まあ何でもいいです。よしとします」なんか笑ったw

読了日:03月13日 著者:堀川 真
https://bookmeter.com/books/11909474

■野菜 残さないしあわせ―“手間なし浜内式ストック法”で賢く&おいしく使い切る
旬の野菜は安くておいしい。でも少人数の家庭では使い切れなくて困る、ってことはあると思う。
せっかくの野菜を無駄にしないための知恵。
「しばらく食べる予定がなかったら、とりあえず冷凍しておきましょう」
冷凍すれば繊維が断裂するので火の通りが早くなる。
新鮮なうちに使い切りたいなら保存容器で漬けてしまう。


読了日:03月13日 著者:浜内 千波
https://bookmeter.com/books/4669616

■日本の名景 民家 (SUIKO BOOKS)
北海道から沖縄まで、日本全国の民家を収録。
その土地の気候や、住むひとの職業を反映しているような造り(昔は本陣だったとか)の民家は独特の味わいがある。
人間国宝の陶芸家、濱田庄司の自邸の非公開の門は、門なのに堂々とした佇まい。

読了日:03月13日 著者:高井 潔
https://bookmeter.com/books/195150

■監獄島下 (カッパノベルス)
大勢の死者と負傷者が入り乱れ、ついにベルトランにより真相が明かされる。
自分の欲のために犯罪に手を染めたものには結果的には天誅が下され、巻き込まれてしまった被害者の慰めになるといいのだけれど。
もしメアリーとちゃんと知り合いになれなかったら、パットはトラウマになってしまっていたかもしれない。
ベルトランもなかなか味なことをやる。


読了日:03月12日 著者:加賀美 雅之
https://bookmeter.com/books/3184

■つぼみ茸ムース The cream of the notes 5 (講談社文庫)
「クリームシリーズ」第5弾。
なるほどそういうことかもね、と思いつつ読んでいます。
「26:どうしてみんな食事の時間を合わせるのだろう?」
何十年もやってきた習慣は身についたリズムになってしまって変えたら調子が悪い、ってことなら、まあそれはそれでいいかなと。
羽海野チカのあとがきにほんわりと和む。

読了日:03月12日 著者:森 博嗣
https://bookmeter.com/books/11249855

■5アンペア生活をやってみた (岩波ジュニア新書)
東日本大震災の原発事故をきっかけに5アンペアで生活。
ここまで極端にならなくても、各自それぞれできる範囲でやればいいと思う。
こんなことにまでわざわざ電気を使わなくてもいいじゃん、っていうことは結構あるものです。

読了日:03月11日 著者:斎藤 健一郎
https://bookmeter.com/books/8298938

■ナガサレール イエタテール
実際、ほんとに大変だったはず。
東日本大震災で家が滅茶苦茶になり、認知症の婆ルとガンの母ルがいる状況で、元の場所に家を建てる。
それなのにこんなに笑わせにかかって(by羽海野チカ)笑えるやら泣けるやら。
婆ルが掛けてた保険に安堵し、母ルの「神はいないので神棚はいりません」を噛みしめる。
クセのある絵なので躊躇していたんですが読めて良かった。
初版限定の応援ペーパーにひとこと寄せた作家さんたちみんなの気持ちが温かい。

読了日:03月11日 著者:ニコ・ニコルソン
https://bookmeter.com/books/6155434

■南三陸から/VOL.5 2011.3.11~2017.3.3
南三陸町で親子二代、写真館を営んでいたが、津波で自宅と写真館を失うも、
唯一持って逃げたカメラで地震直後から写真を撮り続けている。
こういう記録になる写真は、外からやってきた人間じゃなくて、地元の写真屋さんがやるからこそ意味があると思う。
写ってる人たちの笑顔になぜかとても励まされる。

読了日:03月11日 著者:佐藤 信一
https://bookmeter.com/books/11772854

■監獄島 上
内部告発を受け、調査団の一員として島嶼監獄タントワーヌ刑務所を訪れたベルトランとパット。
時系列としては「双月城」の4年前、パットが妻メアリーと知り合った事件。
ボールドウィンが消え失せたときとウェンライトがガルベス所長を糾弾したとき、ドーニャック看守長が1日時間をくれと言ってたけど、
それは果たして正しい判断だったのかどうか。
5人目の犠牲者が燃え落ちて下巻に続く。

読了日:03月10日 著者:加賀美 雅之
https://bookmeter.com/books/3185

■大橋歩コレクション2くらしの一日一日 (大橋歩コレクション (2))
住まいとくらしと中古マンションのリフォームなどのあれこれ。
家族の人数によって住み方を変えていくやり方はいいなと思う。
子供が小さいときと夫婦だけになったとき、間取りが同じでも部屋の使い方は違ってくるだろうし。
その都度、引っ越したりリフォームできればそれが理想的だけれど、金銭的にちょっとね。

読了日:03月10日 著者:大橋 歩
https://bookmeter.com/books/434051

■ジス・イズ・ワシントンD.C.
アメリカ合衆国の首都、ワシントンD.C.を案内する。
アメリカのドラマでよく見かける建物が勢ぞろい。
「ワシントンにはたくさんの交通手段があります」
もとは1969年の本。
自転車に乗ってる彼女がなにかを耳に当てて話をしているように見えるんですが、携帯電話はまだないはずだし、これはなんだろう。


読了日:03月09日 著者:ミロスラフ・サセック
https://bookmeter.com/books/217889

■NOZOMI
英語併記。
仕事で毎日、新大阪から広島まで新幹線に乗り、車窓から見える風景を撮り続けた2年半。
走っている新幹線から撮影しているので、ピントが合わないところももちろんあるのだけれども、
だからこそピントが合ってるところが際立つ。
こんな瞬間をよく写真に収めたなあ、と思わずにいられない。

読了日:03月09日 著者:増田貴大
https://bookmeter.com/books/11511270

■おつまみ一行レシピ―〓(きき)酒師がつくる (vela BOOKS)
日本酒にあうおつまみのレシピ。
ほんとに一行でした。
蕎麦つゆの印象が強い「かえし」を使うレシピは珍しいような気がします。
砂糖とみりんそれぞれ200ccを中火でよく溶かし、沸騰したら醤油1ℓを入れる。
表面を白い幕が覆い始めたら火を止めて冷まし、白いアクが残っていたら取り除き、醤油の瓶に戻して冷暗所で保管。


読了日:03月09日 著者:やまはた のりこ
https://bookmeter.com/books/507350

■野鳥の会、死体の怪 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
前回の事件のせいで有名人になってしまい、どこか二人で逃げ出そうと計画したメグとマイクル。
メグのおばさんの避暑用コテージがある島へ出かけたらなんと家族が勢ぞろい。そしてまたもや殺人事件。
台風がしょっちゅう来る日本に住んでる者として言わせてもらえば、嵐の日に出歩くなんてロクなことになりませんが、
バードウォッチングのひとたちはそんなことお構いなしなのか。
メグの両親とラプソディはもうどこかで会わないといいな。買った絵のことで話が食い違ってることに気付かれたら困るから。

読了日:03月08日 著者:ドナ アンドリューズ
https://bookmeter.com/books/529824

■禁じられた島へ―国後・色丹の旅
色丹島から届いた1通の手紙。
手紙を書いたヨシオビッチの死んだ父親は日本人で、名前をカキザキ・ヨシオという。
青森にいるヨシオの家族たちが、ヨシオビッチが日本の家族を探していると聞いたとき、
探してどうするつもりなのかと戸惑いが大きかったというのは分かる気がする。
この本が書かれたときは、まだ「ビザなし交流」もなかったソ連時代。いろんなことが本当に大変、スムーズに事が運ばない。
それにしても岸本さん、昔はこういう本も書いてたんですね。

読了日:03月08日 著者:岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/1497643

■ミッケ!―いつまでもあそべるかくれんぼ絵本 I SPY 1
トナカイ、磁石、ちいさなニンジン、きれいなオウム。夢中になって探してしまう。
どこに隠れているのかを探すのも楽しいんですが、単純に、アイテムが所狭しと並べられてる写真が可愛くてきれい。


読了日:03月07日 著者:ジーン・マルゾーロ,ウォルター・ウィック
https://bookmeter.com/books/125551

■こんな建物だれがどうしてつくったの?
タイトルそのままの面白い建築物がたくさんありました。
ベネズエラ・カラカス「ダビドの塔」多目的オフィスビルになるはずだったのに建設中止になり、未完成のままなのだけれど、
その中に数千人の不法居住者がいる、ってのがすごいなあ。
2014年に退去作業が始まって、その後、取り壊されてしまったのだろうか。
印象に残るのは、バスケット本社のバスケットの形そのままの建物と、大阪の蒸気機関車が乗ってるみたいな歯科医院。

読了日:03月07日 著者:ジョン ズコウスキー,藤井 由理
https://bookmeter.com/books/12166213

■迷宮レストラン―クレオパトラから樋口一葉まで
サンタクロースにドラキュラ、聖徳太子、近藤勇。
古今東西の有名人をもてなすために、河合シェフはどんな料理を作るのか。
「そもそも私が迷宮レストランを開こうと考えたのは、ガウディがレタスにミルクをかけて食べていたという文献を読んで、
人と食生活の微妙な関係について考えてみたくなったからです」
レタスにミルクかあ。
トルストイのイラクサシチューのために1年余りもイラクサを探したなんてすごい。


読了日:03月07日 著者:河合 真理
https://bookmeter.com/books/4557

■宝石 ザ ミステリー Red
ミステリアンソロジー。
若竹七海「黒い袖」目当てに図書館で借りた本。
すぐに立てこもっちゃう新郎と新婦にちょっと笑うw
人生にアクシデントはつきものだけれど、妹の結婚式のときくらいは勘弁してよと言いたかったはず。おお、こわ。なむなむ。
澤村伊智「ひとんち」ワンちゃんの意味が分からず、最後の方だけ何度も読み返してようやく理解。

読了日:03月06日 著者:
https://bookmeter.com/books/11123320

■マーガレット酒井の女子高生(リセエンヌ)の面接時間 (角川文庫)
「オリーブの罠」で触れられていたので図書館で借りた本。
女子高生の生態や本音に迫った対談、という体裁をとってるが、実は一人二役。
酒井さんとはだいたい同じくらいの年齢なので、このあたりの年代の女子高生はこんな感じだったなと思い出して懐かしい。
私が通ってた高校はプールがなかったので(ない高校を選んだので)水着云々、体型云々で悩まなくて済んでよかったと今でも思う。

読了日:03月06日 著者:酒井 順子
https://bookmeter.com/books/529915

■美しい色の町なみ
心躍るカラフルな世界の旅への案内。
テレビか何かで、メキシコのどこかの街をカラフルにしたら犯罪が激減した、ってのを見たのを思い出しました。
こういうのはある程度まとまった数、街まるごとそのテイストにしたほうが、家の外観がバラバラでもまとまってる印象になるのだなあ。
レンガの建物に刺繍のような白い窓枠が美しいイエメンの首都サナア。
世界遺産に登録されたものの今は危機遺産になってるのが心配。

読了日:03月05日 著者:淡野 明彦
https://bookmeter.com/books/11613213

■美人はコレを食べている。~食べるほど綺麗になる食事法
食べ物を見直すことで、痩せたり肌の調子が良くなったりする、っていうのはまあそうかなと思う。
ジャンクなお菓子ばかりを食べているなら、その代わりにミニトマトを食べるのは選択肢としてはアリかもしれない。
玄米とか酢とかは、胃が丈夫じゃないと食べられないものなので自分の体と要相談。
運動に頼らないダイエットのメリットは「リバウンドをしにくい」ってほんとかなあ。


読了日:03月05日 著者:木下 あおい
https://bookmeter.com/books/8064552

■敬虔な幼子
「あまりに純粋で清らかな魂が汚れたこの世から昇天するまでを独自の手法で描いた傑作。」
邪な自分の心に気付いたクランプ坊やが天に召されたのはわずか4歳と5か月。
あらすじとしては非常に簡単なものなのだけれども、何か裏がありそうだと勘繰らないではいられない。
キリスト教徒のひとはこれを良い話だと思ってるんだろうか。

読了日:03月05日 著者:エドワード ゴーリー
https://bookmeter.com/books/564240

■ミステリ魂。校歌斉唱! メフィスト学園 (講談社ノベルス)
学園ミステリ傑作集。
石持浅海「ディフェンディング・ゲーム」は既読。
戦争をしない国、一党独裁の管理国家。
番匠少佐は間違ってもディストピアだとは言わないだろうな。
三雲岳斗「無貌の王国」単純な命令の連鎖が簡単にひとの運命を左右する。
藤宮さんの姉の件が気になるので「幻獣坐」も読もうかな。
矢野龍王「三猿ゲーム」読唇術って即席でマスターできるほど簡単なものじゃない。

読了日:03月04日 著者:
https://bookmeter.com/books/476028

■くねくね文字の行方 (角川文庫)
「本の雑誌」創刊二十周年を記念して読者に会いに出張したり、映画「白い馬」で全国をまわったりと、あちこち移動で忙しい。
札幌の公開座談会でネタが尽き、弁護士の木村晋介さんがやった即興民謡ライブいいな、楽しそう。
シーナさんがどのくらい連載を抱えているのか、雑誌名がずらっと書かれているところが壮観。

読了日:03月04日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/465278

■更年期をハッピーに生きる 幸年期メソッド
こころと体をすこやかに保つハッピーエイジングのコツを教える。
これぞ!という症状はまだないけれど、年齢で言えばもう真っただ中にいてもおかしくないので、心構えのために。
機能性下着は確かに乾燥して痒くなる。
だけど着ぶくれしなくていいからつい着てしまう。
綿のミルフィーユ着にしてみようかな。
読了日:03月03日 著者:宇江佐 りえ
https://bookmeter.com/books/10567980

■具だくさん“食べるラー油"の作り方・食べ方 (小学館実用シリーズ LADY BIRD)
食べるラー油が品切れになるほど流行してたときには、さほど興味がなかったんですが、
使う材料で味がいろいろと違う、ってのが分かってから、あれこれ食べるようになりました。
香味野菜を揚げるときには低温で、材料と混ぜるときには高温にしてから。
おにぎりの具にもなる「みそラー油」がおいしそう。


読了日:03月03日 著者:竹内 ひろみ
https://bookmeter.com/books/660176

■ジス・イズ・イスラエル
約束の地、聖書の舞台をたずねて。
冒頭、地球儀を指さし「さあここがイスラエルです」って場所を説明してるのは、このシリーズで初めて見た。
黄色いシャツに緑のパンツの後ろ姿の男性が見学しているのはダビデ王の墓と最後の晩餐の部屋。
ダビデ王の墓のほうはちゃんとキッパを被ってて芸が細かい。

読了日:03月03日 著者:ミロスラフ・サセック
https://bookmeter.com/books/320597

■摩天楼の怪人 (創元クライム・クラブ)
1969年のマンハッタン。
大女優ジョディ・サリナスの殺人の告白を受け、
コロンビア大学の助教授だった御手洗はセントラルパーク・タワーで起きた一連の事件に挑む。
ジョディの部屋の、タダオ・アンドー設計ガラスのテラスが挿絵のおかげで分かりやすくていいけれど、
わざわざCGでの挿絵にするなんて親切だなあと思っていたら、
最後の最後でこういうことだったのかと驚かされた。

読了日:03月02日 著者:島田 荘司
https://bookmeter.com/books/556723

■殊能将之 読書日記 2000-2009 The Reading Diary of Mercy Snow
殊能将之がホームページに綴っていたた読書記録。
データが破損しているため掲載できませんでした、の編集部コメントが2か所あって、そこも読みたかったなあ。
紹介しているアルテ作品のなかでもイチ押しの「狂人の部屋」はぜひ読みたい。
ここに掲載されていて、のちに翻訳された「タナスグ湖の怪物(湖畔でウィンク・Winking At The Brim.)」の著者グラディス・ミッチェルの作風を
「常軌を逸したアガサ・クリスティだそうで」と紹介しているのがやけに気になる。

読了日:03月02日 著者:殊能 将之
https://bookmeter.com/books/9727406

■写真集 美しい刑務所 明治の名煉瓦建築 奈良少年刑務所
平成28年度末で閉鎖された奈良少年刑務所。
刑務所のすぐ隣りに幼稚園があるなんてびっくりするけれど、この建物の美しさが地域との橋渡しの役割をしていたんだろうなあ。
ここは取り壊しを免れ、ホテルとして開業する予定だというので訪れてみたい。

読了日:03月01日 著者:
https://bookmeter.com/books/11236458

■ティープリーズ
紅茶界のご意見番、Mr.Teaこと堀江敏樹が、巷に溢れる奇妙キテレツな紅茶文化を一刀両断する。
自動販売機で売ってるペットボトルのお茶・紅茶は持ち運ぶのに手軽なのでたまに利用します。
でも、たかがお茶を飲むために、大掛かりな設備で工業的に液体化した茶を、莫大なエネルギーを使って大量生産されたペットボトルに詰め、
大型トラックで自動販売機に運び込んでいることに、なにかもやっとした気分にもなります。

読了日:03月01日 著者:堀江 敏樹
https://bookmeter.com/books/4584773

■うちのまる ~養老孟司先生と猫の営業部長
「そこのまる」が可愛かったのでこちらも。
秋の尻コレクションについ笑ったw
尻尾を踏まれても怒らない鷹揚な猫っていいな。
パソコン作業してると猫って絶対邪魔するものだけれど、邪魔されてもまあいいか、って思ってしまう。


読了日:03月01日 著者:有限会社 養老研究所
https://bookmeter.com/books/82154


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