やわらかい螺旋

徒然なるままに

2024-08

2024-09-01 07:36:16 | 
2024年8月の読書メーター
読んだ本の数:77冊
読んだページ数:15885ページ
ナイス数:586ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2024/8
■文字渦 (新潮文庫)
文字に翻弄される連作短編集。
似鳥鶏のルビがうるさい作品を読んだら円城塔がすでにやっていると書かれていたので、興味が湧いて図書館で借りました。
面白いけど難しかったので、木原善彦氏の解説に助けられました。
本が紙じゃなくなって、コンテンツを入れ替えたり、文字の大きさやフォント・レイアウトを変更できる世界では、縦読みなんていう言葉遊びは出来なくなるんだなとふと思う。


読了日:08月31日 著者:円城 塔
https://bookmeter.com/books/17326982

■多様性を楽しむ生き方: 「昭和」に学ぶ明日を生きるヒント (小学館新書 や 7-3)
ヤマザキマリが見た昭和の時代。
「ここに記した文章は、あくまで思い出せる範囲での、日本という社会の移り変わりの考察記録である。かつ、特殊な環境で育った私の独特な主観によるものなので、昭和考証のエキスパートからしてみれば異論もあるだろう」
私は団地に住んだことないですが、住んでた友達曰く、団地内には子供が多かったから行事も多くて楽しかったそう。
「人間の小宇宙」はピッタリな言い方と思った。
そう言えば、エロ本ってよく道端に落ちてたっけな。


読了日:08月31日 著者:ヤマザキ マリ
https://bookmeter.com/books/16989048

■ビジュアル図鑑 ドラゴン
70種以上のドラゴンの生態と特徴を解説する図鑑。
西洋のドラゴンのワイヴァーンとサラマンダーはファンタジーではよく見る名前。
「ブリタニア列王史」で激しく戦う赤い竜と白い竜は、なんとなく薔薇戦争を思い出した。
(どっちも赤が勝利したから)
中国の龍はドラゴンボールのアレがスタンダードに思ってたけれど、蜀陰みたいに人間の頭が付いてるタイプが多い。
日本は八岐大蛇くらいしか思い浮かばなかったから、道成寺の清姫が「日本で最も有名な龍の1体といっても過言ではない」でハッとした。


読了日:08月30日 著者:
https://bookmeter.com/books/21630549

■Google Earth で地球を旅するガイドブック
Google Earthとは、衛星写真を組み合わせた3D地球儀を、自由自在にズームアップできるフリーソフト。
インストールをして操作方法を紹介する。
2006年の本なので今はどうかは分かりませんが、
「地震情報ネットワークリンクで世界の地震を観測しよう」
「世界の国旗を見て回ろう」
そんなこともできるんですね。

読了日:08月30日 著者:郡司 裕之
https://bookmeter.com/books/1372665

■マンガでかんたん! 病気にならない免疫力の上げかた
免疫力を上げるコツをまんがでやさしく紹介する。
各章ごとのコラムで補足しているのも良かった。
人間が生きていくためのエネルギーにはミトコンドリア系と解糖系のふたつがあり、体温が低い人は解糖系の働きが強い。
解糖系が働きやすい体はがん細胞にとっては増えやすい環境。
体温を上げるための食事や運動にはもうちょっと気を付けようかな;


読了日:08月30日 著者:
https://bookmeter.com/books/16348452

■完全無欠の名探偵 (講談社文庫 に 24-2)
高知の国立大学を卒業したのち、開校したばかりの高知の大学で事務の仕事に就いた白鹿毛りん。
りんが遠く離れた高知に留まる理由が分からない富豪の祖父・源衛門は、お目付け役として、自身の系列会社の警備員・山吹みはるを送り込んだ。
愚鈍な青年という印象のみはるは特殊能力の持ち主。
みはるに打ち明け話をしているうちに、話をしている本人がそのとき何が起きていたのかを察してしまう。
土佐弁が大変だったけれど、あちこちの話が徐々に繋がっていくのが面白かった。


読了日:08月29日 著者:西澤 保彦
https://bookmeter.com/books/556384

■フリーハグ!
フリーハグをしながら世界を回る桑原功一さん。
「たとえ国家間に軋轢あったとしても、一人ひとりは繋がっていける。そして、そこから社会が変わるかもしれない」
そういうものかもしれないなあ。
何かを動かすのは結局は人間だ。

読了日:08月29日 著者:桑原功一
https://bookmeter.com/books/17752444

■衛宮さんちの今日のごはん (10) (角川コミックス・エース)
子ギルは、三枝由紀香がフルーツサンドを作ったから美味しいと言ったわけじゃないよねと思いつつニヤニヤしそうになりましたが、今回はやっぱり柳洞寺。
ランサーに冷やし中華を振る舞ったキャスターのセリフが田中敦子さんの声で脳内再生されました。
王女メディアよ永遠に。


読了日:08月28日 著者:TAa
https://bookmeter.com/books/22067458

■自分に合った観葉植物をじょうずに選べる本 (主婦の友実用No.1シリーズ)
初心者でも育てやすい観葉植物を50音順に掲載、管理のポイントなどを紹介する。
場所さえあれば色々と育ててみたいのだけど。場所さえあればね~。
あまり手をかけないほうが元気というサンセベリアいいな。


読了日:08月28日 著者:
https://bookmeter.com/books/12141787

■猫語の教科書-共に暮らすためのやさしい提案
猫と一緒に暮らすために知っておきたい色々なこと。
カラー写真とイラストが豊富で、親切丁寧で分かりやすい。
こういうのを読むと猫が飼える家に住みたくなります。
宮沢賢治が猫が苦手っていうのが意外でした。


読了日:08月28日 著者:
https://bookmeter.com/books/4688280

■空想クラブ
祖父から「見たい風景を見る」能力を受け継いだ空想好きな中学生・吉見駿は、川で溺死した友人・真夜の幽霊と再会した。
駿は仲間と一緒に、真夜が助けようとした川で溺れていた少女を探す。
郷原に対する涼子の叫びが一番の真実だろうなと思いました。
もう手遅れでどうにもならないことは分かっていても、そう言わざるを得ない気持ち。
またいつか真夜と会えるといいな。

読了日:08月27日 著者:逸木 裕
https://bookmeter.com/books/16227289

■私を変えた一言
なにげない一言にハッとさせられる。
どんな言葉を覚えているのかは、その時々の考えとか行動に結びついてるので、後々まで印象に残るものなんだろうな。
まだ生まれてなかったので黄金バットは見てないけれど、妖怪人間ベムっぽいというのはなんだか分かる気がします。
というか、妖怪人間ベムって国産アニメなんですね、知らなんだ。


読了日:08月27日 著者:原田 宗典
https://bookmeter.com/books/14426

■バイコヌール宇宙基地の廃墟
旧ソ連のバイコヌール宇宙基地で廃墟と化している格納庫とシャトルの写真集。
役目を終えた施設が放置されて廃墟になるのはよくあることだと思うけれど、宇宙に行くはずだったシャトルがそのまま朽ちていくなんて、なんだか切ない。
当時の最先端の科学技術だから余計にそう思う。


読了日:08月26日 著者:ラルフ・ミレーブズ
https://bookmeter.com/books/10048992

■自分の免疫力を知る方法~毎日を快適に過ごすために
「自身の免疫機能レベルを把握することで生活習慣を見直し、健康に長生きをしよう」
免疫力セルフチェック表つき。
免疫系の加齢変化はかなり個人差があって、年を取っても機能低下が少ない人もいるし、若い人でも低下していたりする。
「生活習慣に問題があり、恒常的なストレスにさらされている方は免疫機能が低下しやすいのです」。
そして免疫系にはたんぱく質が必要、たんぱく質を中心とした栄養は免疫系の発達と維持に必須。
個人差はあるでしょうが、漢方の補中益気湯、十全大補湯に改善効果がありそうなのは覚えておきます。


読了日:08月26日 著者:廣川勝昱
https://bookmeter.com/books/18451865

■おうちで、できたて! デパ地下そうざい (人気総菜店を徹底的に研究!)
「かぼちゃのうま煮」目当てで借りた本。
かぼちゃ1/4個に対してだし汁1/2カップ、水分はそのくらいで良かったのか。
あとは、みりん小さじ2・砂糖と薄口しょうゆ小さじ1・塩少々。
薄口しょうゆもポイント。
ホテルそうざいスタイルの、ソースを絡めたロールキャベツがおいしそう。


読了日:08月26日 著者:岩﨑啓子
https://bookmeter.com/books/8231748

■真贋 (星海社FICTIONS フ 3-01)
警視庁に新設された美術犯罪課の森越歩未と馬原茜、そして庁外アドバイザーとして招聘された芸術探偵・神泉寺瞬一郎は、鷲ノ宮家の名画コレクションの脱税疑惑とすり替え事件を調査する。
これは芸術探偵の新シリーズなのかな、続くといいな。
今回は珍しく勘が働いて、贋作もすり替えもそういうことかもしれないとうっすら思っていたので、答え合わせが楽しかった。
冒頭のやりとりで私をちゃんと見ろと言った時乃。
歩未のお節介であっても、あの時乃像はちゃんと見た結果なのだと知るほうが良い気がする。


読了日:08月25日 著者:深水 黎一郎
https://bookmeter.com/books/21934966

■玲子さんのシネマ・ファッション (講談社文庫 に 19-2)
映画のなかの印象的なファッションと映画から想像して編んでみたくなるニット。
1991年の本なので、取り上げられている映画も古め。
オードリー・ヘプバーンみたいなスター女優が出演した映画は影響力があって、ファッションやヘアスタイルが流行した。
今はなかなかそういうことないから逆に新鮮。
あまり映画を見ないのだけれど、ピクニックatハンギング・ロックが面白そう。


読了日:08月25日 著者:西村 玲子
https://bookmeter.com/books/257587

■ソール・ライター Saul Leiter The Centennial Retrospective
ソール・ライター生誕100年の記念作品集。
解説文も充実しているので、ライター作品が好きな人なら満足できそうです。
作家のルー・ストッパードの解説曰く、ライターの写真は分かりやすさではなくて熟考するひとのための写真。


読了日:08月24日 著者:ソール・ライター,マーギット・アーブ,マイケル・パリーロ
https://bookmeter.com/books/21416253

■水森亜土グッズコレクション: いつみても、いつでもラブリー (らんぷの本/マスコット)
1960年代ごろから作られ始め、いまも愛されている水森亜土のグッズ。
ダイカットメモみたいにキャラクター化してるイラストもあるけれど、わざわざ子供向けに描いてる感じじゃないところが良いなと思ってます。
大人が持っていても恥ずかしくないし、CDジャケットなんて今見てもオシャレ。


読了日:08月24日 著者:水森亜土
https://bookmeter.com/books/15458479

■退魔師☆加ヶ美敬子がゆく!
退魔師とは霊的な存在が人間を困らせた時にそれを退治する霊能者のこと。
霊能者の中でもしっかり修行し高い霊力(魔力)・交渉能力・知識・戦闘能力のある人が退魔師になれる。
ほとんどは自分の生命力ではじくことができるので霊が憑くことは珍しい。
頼みもしないのに憑依を指摘したり除霊を持ち掛けるのはプロとしてあるまじきこと、エセ霊能者には要注意。


読了日:08月24日 著者:加ヶ美 敬子
https://bookmeter.com/books/18041914

■小説の小説
『本書は現代日本ではあまり見なくなった「小説という形式そのものをいじって遊ぶ」メタ・フィクションの娯楽小説集です』
ルビが喋る「立体的な藪」のうるささがたまらんなと思ったら、そうか円城塔か。
「誤字」(新潮文庫「文字渦」収録の短編)のほうも読んでみたいです。
青空文庫の文豪作品を切り貼りした「無小説」の苦労が偲ばれますが、一番良かったのは「文化が違う」。
古より王家に伝わる霊薬スウィートジュースをありがたがってる世界がヤバい。


読了日:08月23日 著者:似鳥 鶏
https://bookmeter.com/books/20064983

■短歌ください 双子でも片方は泣く夜もある篇
雑誌「ダヴィンチ」に投稿された短歌をまとめた本。
「転校をする君と君の母親は豆粒みたいに校庭を去る:ごう」
「動物と話ができて平気なの先生はもう気がふれてるの:日和坊」
「浴槽にもたれてながめる銀色の蛇口の先に湯気に濡れた蟻:斉藤さくら」
「たましいのジャンルが違う人といていつもは食べない部分も食べる:まるやま」
「からっぽの空は匂いを閉じ込めて真空になる雪の来る街:原彩子」
「家と闇しかない方へ制服の少女が渡る横断歩道:川元ゆう子」

読了日:08月23日 著者:穂村 弘
https://bookmeter.com/books/13577959

■棒人間図解大全──仕事に使える!
コミュニケーションツールにも使える、棒人間の描き方。
頭部の丸は線のはじまりと終わりを重ならないようにぴったり閉じる。
首が長すぎたり頭のすぐ下に腕をつけたりしないように。
あれこれポーズをつけたり男女の描き分けを意識したり、どうすればそれらしく見えるかなと考えながら描いていると楽しくなってきました。


読了日:08月22日 著者:MICANO
https://bookmeter.com/books/17909383

■世界の街角グルメ
世界の街角で食べられている127の庶民派グルメ。
レシピ付き。
写真が綺麗なのでジョージアのチュルチヘラみたいなカラフルなものも見て楽しい。
世界一甘いお菓子と称されるインドのグラブジャムンは、缶詰を見たことあるなあ。
「スキムミルクを使った3cmほどのボール状のドーナツを芯までシロップ漬けにしたもので、脳に響くほどの強烈な甘さ」
これ食べてるひとたちがすごい。

読了日:08月22日 著者:島本 美由紀
https://bookmeter.com/books/21229686

■男になりタイ!私の彼氏は元オンナ
レズビアンのサチコと付き合ってるカイは体は女、心は男。
カイは乳房切除と子宮・卵巣の摘出手術を受けるため、サチコと一緒にタイに渡航。
タイのお国柄なのか大雑把な感じもあって2週間の滞在期間中は慣れるまで大変そうでした。
手術のあとの観光でタイを満喫できたでしょうか。
戸籍を男に変更したカイはこれで完全に男。
結婚できるけれど、レズビアンとしては複雑な心境にならないかな。
読了日:08月22日 著者:竹内佐千子
https://bookmeter.com/books/475529

■隠れ漫画家さんと飯スタントな魔人さん ~〆切前のニラ玉チャーハン~ (マイナビ出版ファン文庫)
周囲には漫画家だということを隠している女子高生・紬が押し入れを開けると、紬のファンだという魔人がいた。
内容らしい内容はなかったけれど気楽に読めるコメディで会話のテンポやノリがよくて面白かったです。
無駄にスペックが高いジンをはじめ、漫画展開に巻き込まれ過ぎる担当の心田、ヲタクを隠してる同級生の星野、温玉カレー丸なんてヘンなペンネームの名付け親の兄の貴一、男性陣のキャラが濃い。
編集部は心田を原作者にして紬に描かせてみたらどうだろう。波乱万丈な物語ができそう。


読了日:08月21日 著者:編乃肌(著),烏羽 雨(イラスト)
https://bookmeter.com/books/15540820

■冒険歌手 珍・世界最悪の旅
苦労を知らないことが最大の弱点。
シンガーソングライター・峠恵子は苦労を知るため、冒険家・藤原一孝が募集していたニューギニア探検隊に加わった。
隊員は他にふたり、元自衛隊員のコーちゃんと早稲田大学探検部のユースケ。
船酔いに悩まされたコーちゃんは早々に帰国、ユースケも終盤で考え方の違いから離脱。
どうしても隊長が好きになれなくて、峠さんが隊長と無事に日本に戻れるのか本当に心配になってしまいました。
ユースケは実は角幡唯介、巻末の対談が良かった。

読了日:08月21日 著者:峠 恵子
https://bookmeter.com/books/9829687

■表装 上達レッスン 掛軸 作品の魅力を引き立てるコツ 新版 (コツがわかる本!)
表装した掛け軸は家にあったけれど私の父は業者に頼んでいたので、どうやって表装するのか考えた事なかったから分かって良かった。
慣れるまでは、糊と刷毛の扱いが難しそう。
四つ葉のクローバーの掛け軸が素敵でした。
中廻しは麻、天地はロクタ紙(ネパール)を使っていて、色合いはシックだけどどことなくポップ。


読了日:08月20日 著者:
https://bookmeter.com/books/21000717

■くらべてわかる国旗 (くらべてわかる図鑑)
日本を含む承認独立国196カ国と、未承認独立国や海外領土の一部となる33の国・地域の国旗を掲載、様々ななテーマで国旗を分類し、見くらべるポイントや特徴を解説する。
イギリスのユニオンフラッグが取り入れられた国旗が集められたページが壮観。
かつてイギリスの植民地だった国のうち、いくつかの旗ではユニオンフラッグが左上に描かれている。
同じ国なのに2つのデザインを使い分けてる国があるのは知らなかった。
パラグアイは表と裏が違うし、ペルーとコスタリカは政府用と民間用がある。

読了日:08月20日 著者:
https://bookmeter.com/books/21748693

■もしも楽器が吹奏楽部員だったら!? ある吹部での出来事
とある都立高校の吹奏楽部に入部した新入生の3人、北島くん、細川くん、後藤さん。
担当楽器を決めるころ、楽器たちもおしゃべりする。
エピローグがないほうが北島くんとチューバが良いコンビになる期待感を持てたまま読み終われて良かったかな。
北島くんにしてもチューバにしても思ってることは多分同じ。
「力を合わせて、いい音楽を奏でよう!!」
読了日:08月20日 著者:菊池 直恵
https://bookmeter.com/books/11250176

■鬼の哭く里
人口300人にも満たない限界集落に麻宮という男が引っ越してきた。
新型コロナを警戒する村人たちは東京から来た麻宮を嫌うが、中2の天木裕也は麻宮と知り合ったことで村から出たいと強く思う。
麻宮は戦後に起きた巌尾利兵衛による惨殺事件に興味を持ち裕也が調査を手伝っていた矢先に村民のひとりが呪いのような不審死を遂げる。
田舎ってこれだからと思うけれど都会でも自粛期間中はこんな感じでしたよね。
裕也はどうするつもりだろう。

読了日:08月19日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/21962106

■ワイルドサイドをほっつき歩け ――ハマータウンのおっさんたち (ちくま文庫 ふ-52-4)
EU離脱、競争激化社会などの問題に直面している英国のおっさんたちの生態について。
親と子での年代格差がそのまま経済面での格差でもあって、EU離脱でさらに分断が進んだ感じ。
EU離脱の考え方の違いから別れたレイとレイチェルのカップルみたいな例は多いんだろうな。
せっかく彫ったタトゥーが平和ではなく中和と間違えられたレイは、タトゥーを消して、また人生を見つけられそうで良かった。
「いいじゃないの幸せならば」

読了日:08月19日 著者:ブレイディ みかこ
https://bookmeter.com/books/21413058

■江ノ電305: 還暦を迎えた江ノ電300形の魅力満載写真集
「江ノ電300形最後の1編成、305+355(以下305号と記します)が、1960(昭和35)年の登場から60周年を迎えました」
305号の60周年を記念して編んだ写真集。
レトロな感じで可愛いです。
305号にまつわる商品は多く、巻末ではそれをまとめて掲載している。
商品パッケージがこれなら分かりやすくて良いですね。
ミニタオル欲しい。

読了日:08月18日 著者:野口 雅章
https://bookmeter.com/books/15302212

■からだによく効く食材&食べあわせ手帖
「食べ物の栄養を、誰にでも使いこなせるように身近な食材の栄養素と、便利な食べあわせをまとめました」
巻頭には食材ごとの目次、巻末には50音逆引き索引と症状別索引があって、調べやすいです。
疲労を和らげる酢+さけの組み合わせは、クエン酸とたんぱく質の組み合わせが良いと書いているので「鮭」ですね、なぜ平仮名。
個人的に覚えておきたいのは腸内を整えて美容に良さそうなココナッツオイル+りんご。


読了日:08月18日 著者:
https://bookmeter.com/books/16426811

■こどもエイティーズ (ぶんか社コミックス)
1980年代の子供時代をエッセイ風に描いたまんが。
大らかというか雑というか、そういう感じが懐かしい。
ゲーム&ウォッチは弟が持ってた気がする。
当時はあまり興味がなかったけれど、今だったら遊び倒しているかもなあ。


読了日:08月18日 著者:柘植 文
https://bookmeter.com/books/338490

■バター・コーヒーの舞台裏 (コージーブックス)
コメディの大スター、ジェリー・サリバンが出演する配信ドラマのロケ地になったビレッジブレンドでの撮影は初日からトラブル続き。
他店のコーヒートラックのコーヒーを飲んだ小道具責任者が倒れ、タッカーは本物にすり替えられた小道具の銃で撃たれてしまう。
撮影クルーとバリスタたちのためにクレアは何が起きているのか調べ始める。
なんというか、マダムの人脈の広さはすごいな。
ジェリーはまた再起動だけど、今回は味方が多いからきっと大丈夫。


読了日:08月17日 著者:クレオ・コイル
https://bookmeter.com/books/22022386

■マンガ - コサインなんて人生に関係ないと思った人のための数学のはなし (中公新書ラクレ 499)
1テーマ1話完結、まんがで読む数学の魅力。
マイナス×マイナスがどうしてプラスになるのか、もうそういうものだと呑みこむしかないなと思っていたので、借金での説明で目から鱗。
3社の金融会社から5万円ずつ借金をしていて、それがもしすべて帳消しになれば15万円のプラス。
インド式計算は考え方が面白い。私は出来なかったけど慣れたら早いのかも。


読了日:08月17日 著者:タテノカズヒロ
https://bookmeter.com/books/8105972

■じゃない!
面白い表紙だったので図書館で借りてきた本。
きゅうりだと思ったら中身はバナナ。みかんだと思ったら中身はトマト。
リアルなペイントを施して別のモノに見せかける。
イチゴのあさりから後は、ペイントだと分かるタッチでなんとなく絵画っぽい。
何に描いているのかを考えるのも楽しかったです、アイスすごい。

読了日:08月16日 著者:チョーヒカル
https://bookmeter.com/books/14094501

■マイフィンランドルーティン100
フィンランドに通い続けているフィンランドオタクな著者が教えるフィンランドのディープな楽しみ方。
友人に連れられて入ったバーで飲んだサルミアッキウォッカ。
世界で一番まずい飴サルミアッキをウォッカで溶かしたサルミアッキウォッカは意外と甘めでおいしくてサルミアッキが苦手な人でも飲みやすい。
そういうのが地元情報って感じで良かったです。
マリメッコでラッピングペーパーを買って、両面テープで壁に貼って模様替えを楽しむのは良いアイデアと思いました。


読了日:08月16日 著者:週末北欧部 chika
https://bookmeter.com/books/18491085

■実家モヤモヤ女子 応援コミックエッセイ そろそろ実家を離れたい (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
30歳過ぎても実家で暮らす木下まみ。
実家で暮らすとラクだけど、おとなとしてちゃんとしているかどうか分からなくなって焦ってしまう。
進学も就職も実家圏内だと家を出るタイミングは難しいのかなあ。
好きにしたらいいんじゃないの、としか言いようがないんだけれど、まずは精神的に自立するところから。


読了日:08月16日 著者:曽根 愛
https://bookmeter.com/books/9281982

■東京‐金沢 69年目の殺人 (角川文庫)
8月15日に、東京・江東区のマンションで扼殺死体が発見された。
被害者の小暮義男が元海軍中尉だったことから、十津川警部は当時の背景から事件を探る。
頑固な父親から最初で最後の頼みごとをされた息子はつらかっただろうなあ。
物語は金沢に北陸新幹線が延伸するのが決まって駅が整備されていたときのこと。
自分が働いていた駅の未来の姿を見ることなく東京で死んで、戦争はいつまでも当事者を当事者のままにしている。


読了日:08月15日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/19630781

■闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由
13人の著名な女性たちへのインタビューエッセイ。
人選が面白かったです、読んで良かった。
会社に属さずに自分の才覚でどうにかしているひとたちのバイタリティは本当にすごい。
柴田理恵さんと山瀬まみさんのイメージが変わりました。


読了日:08月15日 著者:ジェーン・スー
https://bookmeter.com/books/20947370

■高齢ドライバーに運転をやめさせる22の方法 (実用単行本)
免許を返納させたいがうまくいかない家族に向けて、22の事例から方法論や対策について解説する。
2020年の道路交通法の改正で、認知症と診断された人は原則として運転してはいけないと法律で決まった。
あっそうなんだ、知らなかった。
認知症と診断されても運転したいと駄々をこねる場合、5400円で診断書を書いてもらって免許を取り上げられるのは損、自主返納ならお金もかからず返納特典も受けられて得ではないかと持ち掛ける。
事例6の飲酒運転のケースは施設への入所か警察に通報するか、断固としてやめさせないと。


読了日:08月14日 著者:川畑 信也
https://bookmeter.com/books/14578307

■旅のオチが見つからない インド&南アジア混沌ドロ沼!一人旅 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
コロナ禍で自由に海外旅行ができなくなる前のインドとその周辺の国々の旅。
インド帰りのひとの話を聞いて行きたくねぇと思っていたインドに足を踏み入れる。
案の定なカオスっぷりがすごかった。
美しい湖と歴史ある庭園で有名なカシミール地方シュリーナガルが紛争のため立ち入りが困難になってしまったように、いつかまた、が叶わなくなる日は突然来る。
コロナの移動禁止がなくなったから、またどこかに出かけているのかな。


読了日:08月14日 著者:低橋
https://bookmeter.com/books/18798567

■いない いない にゃあ (講談社の創作絵本シリーズ)
猫写真家・沖昌之による「いないいないにゃあ」な猫たちの写真絵本。
どの写真も、猫の自然な表情を写しているので良かったです。
こっちを向いたときの猫の顔にフフフってなりました。
木の杭みたいなやつにつかまり立ちしてる猫の「にゃん」が可愛い。


読了日:08月14日 著者:沖 昌之
https://bookmeter.com/books/18642641

■無気力探偵2~赤い紐連続殺人事件~ (マイナビ出版ファン文庫)
だらだらと夏休みを過ごす予定の霧島智鶴の元に持ち込まれて来る事件。
揚羽と柚季がふたり揃っているとセリフ回しに安定感がある気がして読みやすいです。
智鶴は前回、家族の事件にようやくケリがついて自分自身にも整理がついたところだけれど、上諏訪警部の家族の事件はいたたまれない。


読了日:08月13日 著者:楠谷 佑
https://bookmeter.com/books/12451011

■一神教と戦争 (集英社新書)
社会学者とイスラーム学者が対談しながら一神教と戦争について考察する。
宗教的背景をちゃんと理解するというのは本当に難しいなあ。
ユダヤ教はモーセが、キリスト教はキリストが最も偉大な預言者だけれど、イスラーム教徒はアダムが最初の預言者と考えていて、ユダヤ教もキリスト教もすべての宗教はイスラームに帰する。
その教えを守り広げる手段として場合によっては戦争が起きてくる。


読了日:08月13日 著者:橋爪 大三郎,中田 考
https://bookmeter.com/books/13314145

■無気力探偵~面倒な事件、お断り~ (マイナビ出版ファン文庫)
進路に悩み、頭脳だけで稼げる仕事はないかと考えている高校生・霧島智鶴の事件簿。
3年も父親と断絶状態だったのに事件解決であっけなく和解、父親の事情を納得できたから問題なしってことなのかな。
ポンコツな熱海刑事は上司の指宿刑事にとっては頭痛のタネかもしれないけれど、ここまでくると逆に和む。


読了日:08月12日 著者:楠谷佑
https://bookmeter.com/books/11027082

■多言語世界ヨーロッパ―歴史・EU・多国籍企業・英語
「EU諸機関はどんな言語で運営されているのか?多国籍企業や大学教育の言語政策とは?多言語社会の実態と課題を明らかにする」
日本人としては、1998年に北フランスに子会社を設立したトヨタの例が読みやすかった。
現場ではフランス語、日本側とフランス人管理職では英語が使われる。
英語が使われることで日本人幹部はフランス人管理職より言語的に低い地位に追いやられずにすむ。
「ここで日本語はほとんど使われない。しかしながら、企業のトップの言語が日本語であることは誰の目にも明らかである」


読了日:08月12日 著者:クロード・トリュショ
https://bookmeter.com/books/13683596

■日本の美しい酒蔵
日本全国35件の有名蔵元の酒蔵建築を掲載した写真集。
表紙は三重県・木屋正酒造。
軒下の杉玉といい建物の佇まいといい、いかにも酒蔵の風情って感じで素敵。
だから、山口県・旭酒造の12階建てビルっていうのが驚く。
ここで獺祭つくってるなんて意外。
読了日:08月11日 著者:木下 光,東野 友信,前谷 吉伸
https://bookmeter.com/books/13285340

■幻想仮面の作り方 妖しく美しい異形の仮面コレクション (HJ幻想クラフトシリーズ)
「ペストマスク、スカルマスク、狐面etc…… ロマンあふれる幻想世界の仮面を作ろう!」
市販の仮面をカスタマイズするくらいならなんとかなりそうですが、ゼロから作るのは気合いがいりますね。
プロが制作した仮面はさすがの出来栄え、飽きずに眺めてしまいそう。


読了日:08月11日 著者:綺想造形蒐集室
https://bookmeter.com/books/17595358

■ヤマケイアルペンガイド 丹沢
丹沢の一般登山コースを対象とした登山ガイドブック。
初級(家族でハイキングできる南山の日帰りコースとか)から中級のコースが多かった。
丹沢の最高峰は標高1673mの蛭ヶ岳、2000mにも満たない山域ではあるが山麓の標高も低いので、標高差1000mの体力重視のコースも少なくない。
そして沢登りコースも紹介されていて、コースグレードは1級(初心者・初級者)と1級上(初級者)。
知名度や人気があって登るひとが多い=事故も起こりやすいので油断しないように。


読了日:08月11日 著者:三宅 岳
https://bookmeter.com/books/15318955

■カラクリ荘の異人たち‾もしくは賽河原町奇談‾ (GA文庫 し 3-1)
高校生の太一は、父親の古い友人が営む下宿屋兼旅館の空栗荘で独り暮らしすることになった。
人間がいるこちら側と妖怪がいるあちら側、その境い目にある空栗荘では不思議なことが当たり前のように起きる。
要するに空栗荘の大家というのは風呂の栓みたいなもの。
ちょっと笑ってしまったけど、境界守ってそういうことだよね。
部屋番号のつけかたは貼り付けたレッテルを強固にする呪いなんじゃないのか。
初緒さんが太一を見守っているなら心強い。
読了日:08月10日 著者:霜島 ケイ
https://bookmeter.com/books/575729

■庭は私の秘密基地
庭作りの過程で思ったこと、いま思っていること。
宮崎の家ってこんなに広いんですね、やりがいがありそう。
カモミールとポリジとシモツケの咲く憧れのハーブガーデンは挑戦してみたもののうまくいかずに諦める結果に。
残念でしたが、その土地で合う合わないもあるから仕方ないです。
家や外回りのリフォームもしつつ、手を入れていく楽しさがありますね。


読了日:08月10日 著者:銀色 夏生
https://bookmeter.com/books/19113748

■究極のサバイバルシリーズ2 もしも車ごと崖から落ちそうになったら
「この方法なら生きのびられる!確率が異常に低いけれど、いつか遭うかもしれない不測の事態に対処するための防災マニュアル第2弾!」
本当にこんな事態になったらまずは専門家の助言に従うのが間違いないけど、必ずその場に専門家がいるとは限らないからね、だからこういう対処法があるって覚えておくといいかもね、ってやつです。
まあ、予想外の出来事はわりと頻繁に起こるとしても、これは予想外すぎる。
UFOに誘拐されそうになったら地球外生命体には冷静にやめてくれときっぱり伝えましょう。


読了日:08月09日 著者:ジョシュア・ペイビン  デビッド・ボーゲニクト
https://bookmeter.com/books/21588154

■フィリピンかあちゃん奮闘記inジャパン
貧しい家庭を支えるためにフィリピンから単身日本に出稼ぎにきたルビーナさんと結婚して14年、著者の前田ムサシさんが描くフィリピン妻の元気な子育て。
フィリピン料理のレシピも掲載。
フィリピンの貧しさは日本とは桁違い。
けれど困ったときにはお互い様という精神で、親戚ご近所みんなで力を合わせて生きてる感じ。
スペイン由来の激甘カスタードプリン、レチェフランをひとくちだけ食べてみたい。
震えが止まらなくなるほどの甘さってすごいな。


読了日:08月09日 著者:前田 ムサシ
https://bookmeter.com/books/7306357

■のぞく図鑑 穴: 気になるコレクション (ビッグコロタン)
五円玉からブラックホールまで、この世界にぽっかりあいた大小さまざまな穴が、200以上も登場。
地上の穴は平気なのに海の穴が怖いのです。なんでだろう。
カリブ海にあるグレートブルーホールより大きい海の穴が南シナ海にあるのかあ、写真なくて良かった。
ブラックホールは光も吸い込むので穴のように見えるけれど実際は穴じゃない。


読了日:08月09日 著者:宮田 珠己
https://bookmeter.com/books/19865420

■決定版 鬼平犯科帳 (13) (文春文庫) (文春文庫 い 4-113)
「熱海みやげの宝物」「殺しの波紋」「夜針の音松」「墨つぼの孫八」「春雪」「一本眉」の6篇を収録。
湯治にすっかり飽きていた平蔵だったけれど、熱海から戻っても居間の炬燵に潜り込んで寝ていたりして、日頃の激務の疲れはなかなか抜けない。
「一本眉」が面白かったです。
盗賊が盗賊を成敗。
清洲の甚五郎と木村忠吾、お互いに素性を知らない同士の交流が温かい。
忠吾を気に入った京都町奉行所の浦部は本当に娘を嫁にやるつもりだったのね。
お妙が病死して残念。

読了日:08月08日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/11768067

■本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ
毎日の料理を頑張りすぎなくていいと慰められます。
もっと肩の力を抜いていいんだ。
日本の家庭料理がハイレベルすぎる。
求められるスキルが高すぎる。
それなのに家族は食べないし、食べたら食べたで文句言う。
やる気なくすし、しんどい。
料理のプロたちの作った渾身のお弁当よりコンビニゼリーに群がる子供たちのエピソードが印象的。


読了日:08月08日 著者:コウケンテツ
https://bookmeter.com/books/16642201

■目でみる方言
『本書は、日本各地の方言を取り上げて、そのことばが使われる地域で何を意味しているのか、どのような状態を表しているのかを写真で「見てみよう」という試みの本です』
色んな方言があって楽しかった。
宮城や東北一帯、北海道などでは「うるかす」なんですね、長野県出身の両親は「ほとばす」と言います。
「花に水をくれる」も言ってるなあ。
神奈川県民の私の「どれにしようかな」の続きは「なのなの南京豆がふたつに割れたかな」でしたが、局所的なものかも。
てっ!と驚く山梨県民、蟻地獄をコモコモさんと呼ぶ鳥取県民、可愛い。


読了日:08月07日 著者:岡部 敬史
https://bookmeter.com/books/20602656

■難しいことはわかりませんが、「がん」にならない方法を教えてください!
日本人の半分以上がなる「がん」についての知識。
がん攻略の基本戦略としては、生活習慣を整えてがんにならないようにする、検診を定期的に受け早期発見をする、この2段構えでがん死を防ぐ。
がんセンターだから最高の治療が受けられると考えるのは間違いだなんて衝撃的、でも大病院では機械の更新が難しいというのは納得。
抗癌剤は普通の細胞にも効いてしまうので強い副作用があり、副作用を和らげるサプリメントは自分で買って飲む。
グルタミン(グルタミン酸ではない)というアミノ酸を毎食後に10g服用すると良い。


読了日:08月07日 著者:水上 治,大橋 弘祐
https://bookmeter.com/books/10903775

■毎日かあさん13 かしまし婆母娘(ばばははむすめ)編
18歳の息子くんが友達と公園でかくれんぼしていて、物陰に潜んでいる男がいると通報されて笑ったw
おまわりさんは女子が土管から出てきたあたりで納得、しかし土管から出てくる女子ってのも、ふふふ。
撮り鉄が誰も来なかったというサイバラ電車(痛電)がすごく見たくなってしまって、検索してしまいました。
とさでんでしょうか、なかなかの仕上がり具合でした。


読了日:08月07日 著者:西原 理恵子
https://bookmeter.com/books/11181545

■エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 8 (MF文庫J)
スイスから極秘の依頼を受けたエイルンコードはスマトラ島に向かう。
ヘキサを人間に戻す研究を進めていたハンニバル博士は妻マーサを最終実験の被験者にするが、大惨事を招いてしまう。
マリスとヘキサ、ネイバーとクイーンの関係、エイルンはジンから驚愕の事実を聞かされた。
マリスに変貌した人間たちはネイバーの索敵範囲外にいたってことか。
濱田がアカツキの料理長だなんて、雷鳥は何か企んでいるのかな。


読了日:08月06日 著者:東 龍乃助
https://bookmeter.com/books/12761610

■世界の家族 家族の世界
世界を旅した椎名さんが出会った家族の思い出と写真。
家族揃っての食事は幸福云々っていう文章に出会うと、そういう方向に誘導されてる気がしてゲンナリしてしまうのだけれど、椎名さんの文章は嘘くさくないから真顔で読んでしまう。
写真に写ってるひとたちの表情が良いなあ。


読了日:08月06日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/13383732

■死ぬまでに行きたい! 世界の絶景
56万人に「いいね!」されているFacebookページから誕生した写真集。
写真の場所への行き方も書いてあるので、おすすめの季節や旅の予算などは参考になりそう。
でも写真はアフロとピクスタの素材なんですね、ご本人が撮影したものだと勘違いしてた。


読了日:08月05日 著者:詩歩
https://bookmeter.com/books/7040220

■山小屋で、会いましょう! 楽しみ広がる「お泊まり登山」
日帰り登山に慣れたら、次は山小屋に泊まってみるのはどうでしょう。
山小屋に泊まると、体力に自信がない人でも分割することで山登りが楽しめ、日帰りが厳しそうな山も分割すれば問題解消。
日帰りでも縦走はできますが、お泊り縦走ならより長くより遠くまで歩いていくことができます。
自分でテントを担いでいくより荷物も少なくなって、その分ラクですね。


読了日:08月05日 著者:鈴木 みき
https://bookmeter.com/books/3365851

■描かれた黄泉の世界・王塚古墳 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)
炭鉱の浅い坑道の落盤で水田が陥没し、その修復のための採土工事中に見つかった王塚古墳。
六世紀前葉につくられた壁画は、横穴式石室の玄室の壁全体と玄室入り口の壁一面に、各種の図文がところ狭しと描かれている。
日本の古墳では類を見ない装飾古墳だが、壁画保存への道のりは本当に大変だった。
大気に触れることで漏水や白カビが生えたり、心無い見学者にイタズラされたりした。
古墳発見当時、若手の村会議員だった西村二馬氏は、私財をなげうち古墳の保護に尽力した功労者。


読了日:08月05日 著者:柳沢 一男
https://bookmeter.com/books/213314

■さわらぬ先祖にたたりなし (コージーブックス ジ 1-3 おばあちゃん姉妹探偵 3)
デビーとヘンリーの結婚式で知り合った系譜調査員のメグが裁判所から転落死した。
警察は自殺と断定したが、シスターとマウスと3人で昼食を食べたすぐあとのことなので信じられずにいたときに、メグの妹トリニティが会いに来た。
トリニティはなんで皆に身長を聞いてたんだろう、伏線かと疑ってしまったけど単に趣味だったのかな。
離婚してラクになるよりも何十年たっても浮気を許さないことを選ぶなんて、なんという執念深さ。
ヘイリーは耳鼻科医のフィリップと付き合い始めて、良い人そうで安心した。


読了日:08月04日 著者:アン・ジョージ
https://bookmeter.com/books/11069581

■二人の親を見送って (中公文庫 き 30-16)
あちこちに書いたエッセイをまとめた本。
母親を亡くして、介護を経て父親を亡くした岸本さんの心情が綴られる。
借金を作り家族を困らせた父親が認知症になり、複雑な気持ちがありつつも、兄と姉と協力しながら介護する日々。
だんだんと衰えていく姿を見るのはつらいけれど、父親と向き合う時間が持てたのは良かったのかもしれませんね。


読了日:08月04日 著者:岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/13559964

■にっぽんのメジロ
メジロのビジュアルガイドブック。
あまりじっくり見たことなかったけど、メジロって可愛いな。
日本で見られるメジロの大半は亜種メジロ。
屋久島や伊豆諸島、小笠原諸島、奄美諸島と琉球諸島、大東諸島など、それぞれに分布する亜種もいる。


読了日:08月03日 著者:
https://bookmeter.com/books/21311794

■こころがつながるおいしいスイ-ツ (4)
印刷用レシピとランチョンマットなどの素材を収録したCD‐ROMつき。
和菓子なので、おひなさま蒸しパンや月見だんごなど季節を感じるレシピが多いです。
かき氷のはちみつレモンシロップといちごシロップは、蓋つき容器に入れて冷蔵庫で1週間ほど保存が可能、作ってみようかな。


読了日:08月03日 著者:荻田 尚子
https://bookmeter.com/books/6282383

■現代建築保存活用の冒険
保存活用の実例として26件の建築を訪ねる。
前橋の白井屋ホテルみたいに、ホテルになってからの歴史は短いのに保存活用されてる例もあるのが面白いと思った。
東日本大震災のときに天井が崩落して死傷者が出た九段会館が17階建てのオフィスビルになってたのは知らなかった。
低層の建物の一部を保存・復原して高層ビルにする例って良く見かける気がする。
茨城県立図書館のカフェがメインみたいなレイアウトってなんだか違和感。


読了日:08月03日 著者:吉田鋼市
https://bookmeter.com/books/21565208

■天久鷹央の推理カルテ (新潮文庫nex)
天医会総合病院に設立された統括診断部の部長、天久鷹央が解き明かす謎。
さくさく読めますが、どんでん返しというか二段落ちというか一捻りあるし、小鳥遊をはじめとして出てくるひとたちのキャラが立ってて良かったです。
ビタミンA過剰摂取の鈴原宗一郎くんは父親のところで安心して幸せになって欲しい。


読了日:08月02日 著者:知念 実希人
https://bookmeter.com/books/8284454

■NHK「100分de名著」ブックス 鴨長明 方丈記
方丈記は枕草子・徒然草とともに古典日本三大随筆と呼ばれるが、日本最古の災害文学であり、第一級の自分史でもある。
下鴨神社の禰宜の次男として生まれたのにうまくいかない人生。
けれど、晩年を過ごした日野山の庵ではなんだかのびのびしてる気がします。
日本で初めて方丈記を英訳したのは夏目漱石。
「草枕」冒頭部分に方丈記の名残りが見られる。
読了日:08月02日 著者:小林 一彦
https://bookmeter.com/books/6945573

■美大生図鑑 あなたの周りにもいる摩訶不思議な人たち
美大生のリアルな生態がわかる美大あるある73選。
日本の美術系大学の頂点は東京藝術大学。
油画専攻の倍率は20倍、募集人数55人に対して1100人が受験する。
10浪なんてしてる猛者は受験に人生かけすぎて燃え尽きたりしないのかな;


読了日:08月01日 著者:ヨシムラヒロム
https://bookmeter.com/books/11603041

■再現!世界の軍隊グルメ 戦士の食卓
見る・読む・作る・学ぶ、4つの視点で世界の軍隊の食事を紹介する。
スターリンが好んだニシンの塩漬け、ムッソリーニの最後の朝食ポレンタとサラミなど、出典となった書籍や映画も掲載。
のちに空母に名前が冠されたチェスター・ニミッツ中佐(当時)は派遣教授として教えていた学生たちを自宅に招き、夫人が振る舞ったチキン・ヌードル・キャセロールがすごくアメリカの料理っぽいと思った。
雪の八甲田山から無事に帰還した弘前歩兵第三十一連隊が食べた兎の味噌汁には本当に心身があたためられたことだろう。


読了日:08月01日 著者:水梨由佳
https://bookmeter.com/books/20307290

■【購入者限定特典あり】何気ない日常をアニメチックに。
「本書は、アニメチックに表現された風景写真集であり、Adobe Lightroom、Lightroom mobileを用いた加工メイキングも掲載しています!」
加工の手順が掲載されていて、使用前・使用後の写真を見比べるとその違いが一目瞭然。
ほんとにアニメっぽい仕上がりになるのがすごい。


読了日:08月01日 著者:
https://bookmeter.com/books/20896208


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