やわらかい螺旋

徒然なるままに

2016-08

2016-09-01 07:37:33 | 
2016年8月の読書メーター
読んだ本の数:69冊
読んだページ数:16170ページ
ナイス数:1545ナイス
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■アンと青春
みつ屋のみんなはすごくアンちゃんに癒されてる気がする。 アンちゃん自身、もちろんあれこれ葛藤することもあるけれど、そのあたりも含めてアンちゃんらしさなんだ。 「水の事故にでも遭われたんでしょうか?」のところから先の展開に思わずぞっとした。 「甘酒の荷」の正解に気付くのはいつだろう。気が付くかな、気が付くといいな。 がんばれ乙女な立花さん。
読了日:8月31日 著者:坂木司
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■アルバトロスは羽ばたかない
児童養護施設「七海学園」が舞台の物語の続編。 転落事件を扱う冬の章がメイン、そしてそこに至るまでの4つの事件。 「それは光より速く」の小泉さん、普段との落差が大きいなあ。 冬の章の「わたし」が転落について関係者に色々と話を聞く熱意。 転落した経緯をどうしても知りたいと駆り立てているのは、私が想像していた事情とは違っていて衝撃的だった。 ヴァーミリオン・サンズのお店のつくりでピンときてはいたのになあ、そこと繋がらなかった。 ハナミズキの花言葉はひとつじゃないんだよ。
読了日:8月30日 著者:七河迦南
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■昆虫食先進国ニッポン
※虫が嫌いな人は要注意※ 昆虫食を文化として見る。 私の両親は長野県民、子供のころ夏休みに遊びに行っていたので、蜂の子とかイナゴとか食べたことあるような気がします。 そして母の家の2階では養蚕をしていて、蚕とか蛾とかわんさかいたのに、それは食べたことありません。 というか蛾を食べるなんてびっくりだ。 アリのチョコの生産の話が出てきますが、チョココーティングならアリの酸っぱさは気にならないかも。
読了日:8月30日 著者:野中健一
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■散歩の気分で山歩き
日帰りで登山できるようなところに住んでたら、そりゃあ行きたくなりますよね。 ゆるい登山でも装備はちゃんと自分に合ったものを、そしておしゃれ心も忘れずに。 道具のイラストがカラーなのでイメージしやすかった。 電気用のクリップがなぜ山道具屋にあったのか謎だ。でもクリップには違いないし、 普通の帽子クリップじゃみんなと同じでイヤ、っていうひとが買っていったりするのかな?
読了日:8月29日 著者:平野恵理子
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■おいしい中国―「酸甜苦辣」の大陸
少し昔の中国の日常生活と食事。 当時の中国は食糧はお金ではなく、お金プラス食糧配給切符の「糧票」と交換し手に入れていた。 好きなものを好きなだけ買えるわけじゃないので食べ盛りの子供がたくさんいる家は大変だっただろうな。 日本のトウモロコシは甘くて水っぽいが、サツマイモとカボチャは身がしっかりしていてはずれがなくて素晴らしい、 とせっかく褒められているのにアレですが、はずれありますよ、もごもご。 それとも日本のはずれが中国の当たりと同じくらいなのかな。 「下放」「上調」がわからなくてあとで調べました。
読了日:8月29日 著者:楊逸
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■特急ひだ3号殺人事件 (中公文庫)
「特急ひだ3号殺人事件」「特急あいづ殺人事件」「信濃の死」「殺意を運ぶあじさい電車」の4編が収録されている短編集。 「特急あいづ殺人事件」では十津川警部の妻・直子が列車内で殺人事件に巻き込まれ、事件の推移を見守ることに。 好奇心で首を突っ込むなという十津川警部の思いと裏腹に、刑事の妻だから捜査の邪魔はしないとどこ吹く風。 自分が当事者だったら事件がどうなったのかは知りたいかもしれない。 ナイフのトリックは解明されたけどその他の詳細は犯人の自供で明らかになるだろう、って終わり方にもやっとする。
読了日:8月28日 著者:西村京太郎
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■やってくれるね、ロシア人!―不思議ワールドとのつきあい方
NHKラジオ「ロシア語講座」のテキストで連載されていたエッセイをまとめたもの。 ロシア語を聞いて「ぼくはその言語の持つ音楽性と韻の美しさ圧倒され、またうっとりしたのである」 他のスラブ語をちょっとだけ勉強しているので分かるなあ。 あのものすごい巻き舌とか。 でもロシア人はおしゃべりマシーン。クラシック演奏会で聴衆と指揮者が話し込んでちっとも演奏が始まらない、なんてこと 日本じゃ考えられないけど、ロシアじゃ良くあることなのかな。 ところで、あの方、生きてたの、死んでたの?
読了日:8月28日 著者:亀山哲郎
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■もしもぼくのせいがのびたら
図書館本。 借りてくるつもりはなかったんですが、中身をぱらっと見たら、うまく丁寧に色を塗ることよりも、 のびのびとした自由さに重点を置いているような絵が気になって、結局は借りてきました。 たろうくんが目覚める直前の太陽がもう素晴らしい。
読了日:8月27日 著者:にしまきかやこ
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■ガールズ・インディア!―女子のための極楽インド案内
何度もインドを訪れているリピーターが案内する極彩色できらきらなインド。 ミラーやラインストーンが埋め込んであるバングルが綺麗だなあ。 派手な布地のインド服は日本で着るのはやっぱり無理があるかもしれないけど、 ベリーダンスの衣装には良さそう。 手のひらのヘナペイントが細かすぎて、写真ではただの赤い汚れにしか見えなくて残念。
読了日:8月27日 著者:若山ゆりこ
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■だれもが成功!はじめてのマカロン (旭屋出版MOOK)
マカロンの作り方を丁寧に解説。 そうは言っても最初からうまく出来るほど甘くないのがマカロン。 何度も何度も何度もしつこいくらい作って、失敗するたびに原因を探りつつ、成功したらそのデータを残しておく。 生地のきめを整える「マカロナージュ」は特に難しい。
読了日:8月27日 著者:熊谷裕子
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■新装版 瞬間移動死体 (講談社文庫)
酔っぱらわないとテレポート出来ない、って設定が、他の作品の主人公と同じなので、同一人物なのかと思ってしまいました。 テレポートした時のバランスウェイトがなんだったのかを気にしているうちに、どんどん深みにはまり大混乱。 怠けるためには努力が必要。それだけ努力できるなら怠けなくても色々やれそうだったのに。 そうは言っても、この決着で、たとえ望んでいなくても一生怠けられる確約を取り付けたようなものだし、 そうでないと腹をくくった意味がなくなってしまう。 人間関係の面倒くささを抱えながら説得できたんだろうか。
読了日:8月26日 著者:西澤保彦
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■ニッポン・サバイバル ―不確かな時代を生き抜く10のヒント (集英社新書)
欧米ほどではないにせよ日本も確かに格差社会。 そんな日本の息苦しい時代を生き抜くヒント。 自分はそういうふうに思えない、違う意見だ、というところも当然あって、 そのうえで、それじゃどうして違うのか、違うと言うことを理路整然と説明できるのか、 思考力を試されているような気もしました。
読了日:8月26日 著者:姜尚中
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■チェットと消えたゾウの謎 (名犬チェットと探偵バーニー3) (名犬チェットと探偵バーニー 3)
チェットの検査結果は良好で良かった、でもなんの伏線にもならないなんてアリ? サーカスからいなくなった象と象使いを探すことになったバーニーとチェット。 「生きているってすばらしい」とチェットが言うたびにその光景を想像するのが楽しい。 別件の浮気調査は思わぬ方向に転がり、どうなることかと思いました。 マルコム、砂漠のモーテルには近づくな。
読了日:8月25日 著者:スペンサー・クイン
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■実用書の食べ方
実用書体験記。 本屋で目についたものを買い、書かれていることを実行してみる。 ポスト・イットを持ち歩き活用しよう、という本では、持ち歩くのはいいけれど女の服にはポケットがなく、 バッグから取り出すのに一苦労。 必ずしも書いてあるままがうまくいくとは限らない。
読了日:8月25日 著者:岸本葉子
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■世界を変えた6つの飲み物 - ビール、ワイン、蒸留酒、コーヒー、紅茶、コーラが語るもうひとつの歴史
ビール・ワイン・蒸留酒・コーヒー・紅茶・コーラ。 この6つの飲み物は紛れもなく歴史を作ってきた。脇役ではなく主役として。 ビールは文明の夜明け以来、人と人とを結び続け、 富裕層は権力の証としてワインを飲む。 蒸留酒は数百万人の人々の奴隷化および強制的移動、新しい国家の建国、土着文化の征服の一翼を担った。 カフェからフランス革命が起き、イギリスの紅茶を飲む習慣がアヘン戦争の引き金になり、コカ・コーラは戦場の兵士のために現地で生産。 そして未来の人類は水に原点回帰する。
読了日:8月24日 著者:トム・スタンデージ
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■シンプルスキンケア
この分厚さ、シンプルと手抜きは違うぞという本気を感じます。 もともとアロマテラピーに興味があり、日常的にラベンダーオイルを使っているので、 手作り化粧品は抵抗なく受け入れられそう。 自分の肌のために自分で石鹸を作るっていいなと思うけれども、 その作業がちょっと面倒くさい私みたいなヤツのために 完成品の「お風呂の愉しみマルセイユ石鹸」が紹介されていたりと至れり尽くせり。 はちみつ小さじ1+好みの美容オイル5滴を混ぜたパックって簡単、やってみよっと。
読了日:8月24日 著者:前田京子
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■チェット、大丈夫か? (名犬チェットと探偵バーニー 2)
伯爵夫人からドッグショーのチャンピオン犬プリンセスのボディガードの依頼があったが、 即クビになったバーニーとチェット。 クビになった理由がもう、犬だから仕方ないよ。ベーコンビッツには逆らえないよ。 その直後に夫人と犬が誘拐され、スージーも行方不明に。 昔のチェットは証拠物件Bを掘り出した証拠物件Aだったのね。 バイオプシーの結果は気になるけれど、身寄りが居なくなってしまったプリンセスがどうなるのかも気になる。
読了日:8月23日 著者:スペンサー・クイン
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■被差別のグルメ (新潮新書)
差別されるから出すのをやめよう、と完全に食べるのを諦めたりと、 単に故郷の味と呼ぶには苛烈すぎる正真正銘のソウルフード。 琉球文化の中心の沖縄本島では離島出身のひとを差別してきて、 久高島から琉球王朝への貢物としてイラブーが珍重されてきた、というのが衝撃だった。
読了日:8月23日 著者:上原善広
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■移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活
日本で暮らす外国人たちは普段はどんな食事をしているのか。 コミュニティとの関係が濃厚で、宴会を取材することになってしまっているのはご愛嬌。 ただ焼いたり煮たり、場合によってはナマでもOKな日本の料理は確かに簡単。 でもそれだと「素材の味がそのまま出ちゃうじゃないですか」、だから何時間もかかって料理する、という発想は 日本人にはない。
読了日:8月22日 著者:高野秀行
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■本で床は抜けるのか
読書が趣味、程度でも、紙の本はかさばり収納が大変。 職業が物書きならなおさらだ。 大量の蔵書をどうするのか、本好きが直面する問題をレポート。 売却、電子化、書庫づくりと、いろんな対策を講じるひとたち。 著者も資料としての本が増え続け、嫌気がさした妻が娘をつれて家を出ていってしまった。 大量の蔵書の持ち主が亡くなれば家族は扱いに困る。 貴重な本でも状態が悪ければ古本屋も引き取れず、ゴミとして扱うしかなくなってしまう。 知の財産がただのゴミになり果てるのは、仕方ないとは言えなんとも切ない。
読了日:8月22日 著者:西牟田靖
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■ぼくの名はチェット (名犬チェットと探偵バーニー1) (名犬チェットと探偵バーニー 1)
元警官でバツイチの私立探偵バーニーと警察犬になりそこなったチェットが女子高生失踪事件を追いかける。 語り手がチェットなので、なにかに夢中になったりして聞いていなかったことは読者にも伝わらない。 名犬とはなってるけれど人間の考えるお利口さんとはまたひとあじ違うし、 もどかしいほど徹底的な犬目線ということでフェアなのかも。 危機一髪のチェットをスージーが救ってくれてほんとに良かった。
読了日:8月21日 著者:スペンサー・クイン
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■なぜ日本人だけが喜んで生卵を食べるのか (ワニブックスPLUS新書)
日本食のうんちく本。 ノリが軽くて読みやすいのですがツッコミどころが満載、データの扱いが雑。 「ニューヨークやパリなど8割以上の国では、蛇口から出る上水道の水を飲むなど想像も出来ないことである」 国・・・? BMIで較べてみると日本人はOECD諸国の中でも痩せている人種で 「1位のアメリカ人男性が、33.3であるのに対し日本は、3.4」 BMIが一桁なんてありえません。これは人口に対して肥満のひとが3.4%いるってことだと思う。 数字を出すなら紛らわしくないように単位を省いちゃだめって見本だ。
読了日:8月21日 著者:伊丹由宇
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■お寺ごはん
精進料理は、とっても疲れているときに食べたくなります。 だから贅沢なことを言えば、自分で作るより誰かに作ってもらって食べたいのです。 「ていねいにつくり、ていねいにいただく」 春菊のごまあえ、さつまいものレモン煮、わらび餅などなど、特別なものはなにひとつないけれど、 日々の修業を支えるごはんと思うと身が引き締まる。
読了日:8月20日 著者:青江覚峰
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■間違いだらけのエコ生活
割り箸やエコカーについて巷間言われていることになんとなく納得できない部分があったんですが、 やっぱりなあ。 割り箸は日本製がいいし、エコカーも全然エコじゃない。 私が住んでいる横浜市は、 プラスチック製容器包装はリサイクル、プラスチック製品は燃やすごみという分別ですが、 昔はどちらも「燃やすごみ」でした。 リサイクルには意味がなく、燃焼促進剤として一緒に燃やしたほうがいいなら、分別が簡単でいいのにな。
読了日:8月20日 著者:武田邦彦
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■佐藤ジュンコのひとり飯な日々 (コーヒーと一冊)
一人暮らしのご飯の日々。 ゆるい絵が可愛い。 体重計にモザイクがかかっているのが乙女心だなあ。 ガリガリガーリーもいいけれど、みんなで楽しく食べた結果ならいいじゃんって思う。 友達のおばあちゃんと仲良しで、孫不在でも遊びに行っちゃうっていいなあ、楽しそう。
読了日:8月20日 著者:佐藤ジュンコ
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■七つの海を照らす星
児童養護施設が舞台の連作短編ミステリー。 七海学園の職員の春菜と児童相談所の海王さんのやりとりから、 七不思議はそういうことなのね、とオチはつくけど、いささか出来過ぎな気もしないではない。 でも児童養護施設にいる子供たちの心情、置かれている立場に絡んでいたりもするので、わざとらしさは薄い。 そういえば作者のペンネームも回文だ。
読了日:8月19日 著者:七河迦南
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■大江戸美味草紙
春夏秋冬、江戸の庶民が食べたうまいもの。 「どじやう」はドジョウが存命中の状態で「どぜう」はドジョウが食い物になった呼称と使い分けているのを知らなかったなあ。 え、でもそれじゃ「どじやう汁内儀喰ったら忘れ得ず」の川柳はどういうことだと思ったら、 生きたのをいきなり調理するから「どじやう」なんだそう。なるほど。 女優・杏さんの解説が沁みる。 杉浦日向子は江戸を引き寄せるマジックハンド。
読了日:8月19日 著者:杉浦日向子
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■ハーメルンの誘拐魔
女のウソを見破れない犬養が女のウソに翻弄される。 誘拐された少女たちをつなぐのは子宮頸がんワクチン。 「ハーメルンの笛吹き男」を名乗る犯人が要求した70億円は莫大に思えるけれども、 理由を知ればとても現実的な金額だった。 ところで犬養とコンビを組んでた明日香はなぜ犬養を敵視してるんだろう。
読了日:8月18日 著者:中山七里
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■『罪と罰』を読まない
「罪と罰」がどんな物語なのか。話の筋を推測し、作者の意図や登場人物の思いを探りあてる。 推理していく過程での、 吉田篤弘のミラクル誕生日と三浦しをんの炸裂妄想力が印象的。 「いきなり帰るマン」とあだ名をつけられた主人公ラスコ、超常的な存在のスベなどなど、 登場人物が魅力的でした。 恐れていたほど重厚ではなくエンタメな作品なら読んでみようかなって思いましたが、 この本ですっかり読み終わった気分になってしまったので、少し時間が必要かな。
読了日:8月18日 著者:岸本佐知子,三浦しをん,吉田篤弘,吉田浩美
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■奇怪ねー台湾 不思議の国のゆるライフ
著者と訳者が普通と逆だ、という知り合いの感想で気になって図書館で借りた本。中国語併記。 最初はちょっと読みにくかったんですが、日本人がどういうところを「台湾っぽい」と思っているのか、 そしてそれを台湾のひとたちが面白がってる、っていうのが面白い。 台湾人は薬と医者が死ぬほど好き。 たった546歩の圏内に病院が12軒ってすごい。
読了日:8月17日 著者:青木由香
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■寡黙の街へ―古澤誠一写真集
横浜と横須賀。 色合いが渋くて落ち着いているせいなのか、それともあまり人間が写り込んでいないせいなのか、 普段なら賑わっている都会が黙り込んでいるような瞬間。 表紙は横浜港大さん橋国際客船ターミナルの屋上デッキ「くじらのせなか」。 ここは夜景も綺麗なんです。 地面に見えている白い模様は横浜三塔のひとつ、税関のクイーン。
読了日:8月17日 著者:古澤誠一
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■こんなに使える!ハーブレシピ (講談社のお料理BOOK)
フレッシュのミントをいただいて、どうすればいいのか困ってしまって図書館で借りた本。 炭酸水を注いだだけの「ミントソーダ」は今のこの時期にはぴったりのさわやかさでした。 いつもはドライハーブなので、たまにはフレッシュのも使ってみたい。
読了日:8月17日 著者:七沢なおみ
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■五つの箱の死 (Hayakawa pocket mystery books (320))
ヘンリー・メリヴェール卿が手押し車に果物をのせて登場する作品タイトルをずっと思い出せずにいましたが、 たまたま図書館で借りたこの本が当たりでした。そうかこれだったのか。 私が最初に読んだ子供のころは、翻訳作品はこういう感じが普通と思ってたけれど、 いま読むと訳が古臭くて読みにくい。 いくらなんでも「雑巾箒」はないよなあ。 ファーグソンの 「ああ、時計を沢山持っている方ですね」に誰もつっこまなかったのがもやっとする。
読了日:8月16日 著者:カーター・ディクスン
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■水中考古学 - クレオパトラ宮殿から元寇船、タイタニックまで (中公新書)
「水中考古学とは、水面下の遺跡や沈没船を発掘、保存、調査する研究分野である」 砂泥に埋まれば完全な無酸素状態になるため、地上の遺跡ではまったく残ることのない有機的な遺物などがそのまま発見されることがある。 ところが、空気中に引き揚げた遺物は、放置すると腐食が進み、遺物そのものの崩壊が起こる。 1982年に引き揚げられたメアリー・ローズ号の船体の崩壊を防ぎつつ脱水・乾燥が終了するのは2016年の予定。
読了日:8月16日 著者:井上たかひこ
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■妖魔の森の家 (創元推理文庫―カー短編全集 2 (118‐2))
ヘンリー・メリヴェール卿のこういう話のタイトルが思い出せない、と他の本の感想で書いたら、 これですよと教えてもらったので読みました。 ああでもこれじゃなかった。これじゃなかったけど、何十年かぶりに読めて良かったです。 「妖魔の森の家」のH・M卿の最後のセリフにぞぞっとする。 H・M卿にフェル博士、マーキス大佐と、探偵役が揃って巨漢なのはカーの好みなのかしら。 唯一の女性ジャックリーヌは「やれやれフランス女はこれだから」な感じが可愛い。
読了日:8月15日 著者:ジョン・ディクスン・カー
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■有栖川有栖の密室大図鑑 (新潮文庫)
密室こそが本格推理小説の本質である、と断言するにはちょっと勇気がいるけれど、 どうして密室なのかとか考えるのは楽しい。 海外と国内の密室ミステリをイラストとともに紹介。 小栗虫太郎「黒死館殺人事件」は話についていけるかどうか不安だけれど短編の「完全犯罪」なら読めそうとか、 「エンジェル家の殺人」と江戸川乱歩の翻訳版「三角館の恐怖」を読み比べてみたいなとか、 積読が増えそう。 内容を忘れている作品もあるのでまた読みたいな。
読了日:8月15日 著者:有栖川有栖,磯田和一
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■女の運命は髪で変わる
美容師の義理の妹に「切るのが面倒くさい」と言われたことがあるほど固くて多い髪の毛なので、 出来るヘアスタイルは限られていると思っていましたが 「なりたい自分」をイメージして髪型を決めていいのかと目から鱗。 ダイエット食品などの体験記事やCMで、体験後に髪型を変えていることが多いのはそのせいなのね。
読了日:8月14日 著者:佐藤友美
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■世界一うつくしい植物園
表紙はシンガポールの「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」 テレビかなにかで見て、こういう感じで空中を歩く遊歩道で、っていうのは知ってたけど、夜のライトアップはきれいだなあ。 小石川植物園に行ってみたいけれど、ガイドのおじさんに捕まりそうでちょっと尻込み。
読了日:8月14日 著者:木谷美咲
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■秘密 season 0 4 (花とゆめCOMICSスペシャル)
一冊でまとまって読めているから、ここのシーンってこういうことか!と驚きが次から次へとやってくるけれど、 雑誌で連載しているのを追うのは私にはちょっと大変かもしれないな; 難しい決断をした桜木さんのそういうところをちゃんと由花里さんは分かっていたんだと思う。 そうですか薪さん39歳ですか。 その39歳にマキちゃん!と言える舞ちゃんは天使。
読了日:8月14日 著者:清水玲子
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■自薦 THE どんでん返し (双葉文庫)
6人の作家の自薦どんでん返し短編集。 綾辻行人「再生」いっそ幻覚なら良かったのに。 有栖川有栖「書く機械」どこかで使ってる作家がいたりして・・・? 西澤保彦「アリバイ・ジ・アンビバレンス」差し違えるってこういうことだ。 貫井徳郎「蝶番の問題」吉祥院って「被害者は誰?」のひとだね、やっぱりイイ性格だw 法月綸太郎「カニバリズム小論」人間の尊厳を徹底的に貶める冒涜行為。 東川篤哉「藤枝邸の完全なる密室」結果オーライならなんでもいいのかって犯人の声が聞こえてきそうなソレジャナイ感。
読了日:8月13日 著者:綾辻行人,有栖川有栖,西澤保彦,貫井徳郎,法月綸太郎,東川篤哉
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■血流がすべて解決する
血が足りないひとがいくら血液をさらさらにしても無駄。 全身に酸素や栄養素をちゃんと届けるためにも血を増やそう。 貧血気味なので気をつけているつもりでしたが、まだまだ蛋白質が足りてないんだろうなあ。 肉を食べるなら鶏肉。 同じ量の鉄分でも、ほうれん草を食べるよりも鶏もも肉を食べたほうが、なんと5倍も多く鉄分が吸収される。
読了日:8月13日 著者:堀江昭佳
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■そのノブは心の扉
なんだろうかこの「本人、重々承知している面倒くささですのでどうぞよろしく」な感じ。 そのうえ「お前は男子小学生かっ」と言いたくなるような感じ。 起承転結がはっきりしていて読みやすいので、だんだんこのペースに巻き込まれ、AVOSで思わずふいた。 北海道はとにかく広いので色々と要注意。
読了日:8月12日 著者:劇団ひとり
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■坂本龍馬74の謎―幕末ミステリー (成美文庫 く- 8-5)
タイトルの「謎」は言い過ぎかな。 細かい章立てで、幕末に生きた坂本龍馬の人物像、そして背景を説明しているので読みやすい。 坂本龍馬関係の本として最初にこれを手に取ったようなひとには優しいつくりだけれども、 裏を返せば、分かり切ったことばかりでマニア向けとは言い難い。 巻末の人脈事典と年表が見やすい。
読了日:8月12日 著者:楠木誠一郎
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■さくら草 (創元推理文庫)
高級ジュニアブランド、プリムローズの服を着た少女を殺したのは誰か。 プリムローズを支える日比野晶子。 ハイブランドの服を着る少女、着せる母親。その服を生み出すデザイナー。 娘を亡くした栞に限らず、服に自分の想いを託しているような女たち。 捜査にあたる刑事の白石理恵はその想いを掬い取る。 「烏合の衆」が妙に冷めててリアル。
読了日:8月11日 著者:永井するみ
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■路地裏の迷宮踏査 (キイ・ライブラリー)
「あまり人が行かないようなところからミステリ史にアプローチしてみようという趣旨」 読みたい本、読み返したい本がどんどん増えて大変だけど、楽しいなあこういうの。 本陣殺人事件がA・A・ミルン「赤い館の秘密」を意識していたのは明白だそうで、 そういえば離れ家は紅殻塗りの赤い部屋だった。 UMA探しの探検隊のなかで殺人事件が起きる グラディス・ミッチェル「タナスグ湖の怪物」が発表された前年に日本から大規模な探検隊がネス湖に送られ、 その探検隊長が石原慎太郎。 地元住民はきっといい迷惑だっただろうな。
読了日:8月11日 著者:杉江松恋
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■バリ島に女ひとりで住んでみた。
ジュプン・バリっていうお香のメーカーが好きなので、一度は行ってみたいバリ島。 「バリたてほやほやの時に遭った危険な目」なんて読んじゃうと、 平和ボケボケな自分は旅行くらいでちょうどいいかも、住めないだろうなあ。 猫がいなくなっちゃって、は日本でもあるけれど、売るため盗まれたり、場合によっては食べたりって、ええっΣ
読了日:8月10日 著者:アマットル・キナ
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■文学部唯野教授の女性問答 (中公文庫)
「文学部唯野教授」のほうを読んだことないんですが、その主人公が 女性たちからの質問に答えてゆく。 雑誌「婦人公論」に連載されていたそうなので、質問者は年配のひとばかりと思ったら、意外と若い女性も多い。 「日本がソビエト連邦に参加するという名案を思いつきました」 「えっと。あのう。それでさ、おれ、いったい何を返事すりゃいいの?」
読了日:8月10日 著者:筒井康隆
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■銀座千疋屋監修 くらしのくだもの 12 か月
さすが銀座千疋屋監修、くだものの瑞々しさがそのまま詰まった本。 写真が美しく、ぱらぱら見ているだけで和んでしまう。 清見はオレンジだと思っていたんですけれどタンゴールなんですね。 そういえばいちじくってドライしか食べたことないなあ。
読了日:8月10日 著者:
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■作家の収支 (幻冬舎新書)
小説家になるためには既存のノウハウに惑わされてはいけない。とにかく自分の作品を書けば良い。 完全に職業で作家をやってます、というドライな割り切りがあるせいか、 原稿料の内訳などかなりぶっちゃけているけれど、いいわねえお金持ちは、みたいな気持ちにまったくならない。 自分のことを「マイナな作家」と言っていますが、それでこれだけ稼いでいるなら、 いわゆる有名作家のひとたちはどれだけすごいことになっているんだろう。
読了日:8月9日 著者:森博嗣
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■眼で食べる日本人―食品サンプルはこうして生まれた
「飲食店が自店で提供する商品を説明するために店頭などに置く料理などの模型。発祥は日本。メニューの役割も持つ」 食品サンプルをお土産として買っていく外国人もいるし、いまやアジアを中心に日本以外の国にも広まっている。 昔の蝋で作るレタスも色の濃淡とかに気を使いレタスらしさはあるけれど、 現代の樹脂でのお米の再現率には舌を巻く。しゃもじでかき混ぜお皿に盛るところは本物みたい。 「最低単価1000円以上の店ではサンプルを見かけない」あっ、言われてみれば確かに。
読了日:8月9日 著者:野瀬泰申
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■L特急しまんと殺人事件 (角川文庫)
十津川警部の部下・三田村刑事は従妹のあやかと一緒に、四国で行方不明になった叔父夫婦を探しに行く。 叔父夫婦が行方不明になった理由は最初は微笑ましいものだったけれど、それが思わぬことで殺人事件に巻き込まれることに。 四国の旅情を楽しんでいたのんびりムードからだんだんキナ臭くなり、 週刊誌の記者、小池が運んできた情報から急転直下。メリハリがきいている。 教祖が死んだ「真心の会」の財産を処分したい3人の幹部のほうが現実的、12人はいつ幻影だと気が付くかな。
読了日:8月8日 著者:西村京太郎
http://bookmeter.com/cmt/58179167

■バルカンを知るための66章 (エリア・スタディーズ)
バルカン地域全体の歴史や成り立ちを知るのは本当に大変。 年表が欲しい。 たまにクロアチア語料理サイトで「ジャポニカ米を使う」というレシピがあり、 簡単に手に入るのかなと思っていたら、マケドニアで作ってたのか。 モンテネグロの美少女パスカラと恋に落ちたピエール・ロティは日本にも来てたね。 第2版では難民問題についての章を設けている。この本が出版されたときはまだ通れたのかもしれないけれど、 この後、 ドイツなどに向かう「バルカンルート」は各国が国境管理を強化して閉鎖となった。
読了日:8月8日 著者:柴宜弘
http://bookmeter.com/cmt/58179149

■ハコネコ (文春文庫)
箱やら籠やら袋やら、猫ってほんとにこういうところ好きだよねえ。 体のサイズにあってないのにぎゅうぎゅうになって入りこんでたりするのもまた可愛いんだ。 実家の庭にいらない段ボールとか出しておくと、いつの間にか隣家の猫が入っています。猫ホイホイ。
読了日:8月7日 著者:荒川千尋,板東寛司
http://bookmeter.com/cmt/58153319

■英国男子制服コレクション (制服・衣装ブックス)
パブリック・スクール、英国軍、スポーツのユニフォームなどなど、イギリス男子の制服を紹介する。 写真だけじゃなくてイラストもあるので分かりやすい。 イートン・カラーにタイをつけるのは確かに手こずりそう。 軍隊の制服はさすがにきりっとしていて素敵、礼服ともなると壮麗だ。 ハーロウ・スクールの麦わら帽子は夏限定じゃなくて通年なんですね。 マフラーまいて麦わら帽子って不思議な感じ。
読了日:8月7日 著者:石井理恵子,横山明美
http://bookmeter.com/cmt/58153308

■よこはま百問―かながわ検定・横浜ライセンス受験参考問題集
平成28年度で終了する「かながわ検定」の参考問題集。 横浜にはペリー提督の銅像・胸像・レリーフが存在しないとか、神奈川台場を築造したのは松山藩とか、知らないことばかりでした。
読了日:8月7日 著者:かながわ検定協議会
http://bookmeter.com/cmt/58153304

■歴史おもしろかくれ話 (知的生きかた文庫)
虚像と実像、常識と誤解。本当の真相は果たしてどうだったのか? 鉄砲伝来は漂着したポルトガル人がもたらしたが、そのポルトガル人が乗っていたのは ジャンク(戎克船)と呼ばれる中国の船。 愛知県西部(尾張地方)出身のうちの夫は、 胴長短足の意味で「よしもと(今川義元が由来)」を使うなんて聞いたことがないそうで、 もう言わなくなってるのかもしれない。
読了日:8月6日 著者:小和田哲男
http://bookmeter.com/cmt/58131267

■密室入門 (メディアファクトリー新書)
有栖川有栖と安井俊夫が密室の魅力を語る対談。 作家の立場から見る密室、建築士から見る密室、それぞれの意見になるほどと思ってしまう。 床と壁がないと建築物として成り立たないが、天井はなくても許される場合がある、というのは想像しにくかったけれど、 煙突のような構造で地上まで100mもあるなら、天井がなくても確かにミステリ的には密室だ。 そして、迷路館の本当の恐怖は、電気代だったかもしれない。
読了日:8月6日 著者:有栖川有栖,安井俊夫
http://bookmeter.com/cmt/58131248

■やっぱりミステリーが好き (講談社文庫)
雨の会による短編集第二弾。 井上夢人「書かれなかった手紙」読み終わってからタイトルを見るとなるほどしっくりくる。 高橋克彦「ゆきどまり」ほのかに切ないホラーな味付け。 東野圭吾「名探偵退場」名探偵を惑わす事件。
読了日:8月5日 著者:
http://bookmeter.com/cmt/58113698

■南洋犬座 100絵 100話 (集英社文庫)
100枚のモノクロ写真と100話のエッセイ。 タイトルは造語。 この由来になったのは、南の島に住んでいる犬たちは、後ろ脚をそのまま伸ばし 胸から腹までべったり一面くっつけて座っているから。 国を問わず南の島ではよく見かけるそうですが、 沖縄の犬はこういう座り方をしていないらしい。
読了日:8月5日 著者:椎名誠
http://bookmeter.com/cmt/58113676

■いい階段の写真集
本当にいい階段ばかりでした。 階段の名手、村野藤吾が手掛けた日生劇場のレッドカーペットの階段はずいぶん昔に実物を見たことがあって、 劇場っていう非日常のものへいざなう装置みたいだと感じたことを今でも思い出せます。 実家の階段が蹴込がなく踏板と踏板の間があいてるタイプなんですが、これは「ストリップ階段」て呼ぶんですね。
読了日:8月4日 著者:BMC
http://bookmeter.com/cmt/58094387

■三越伊勢丹 日本の年中行事 暮らしアルバム
日本の年中行事を写真とともに解説。英文併記。 モノを売ることは、こういう行事に敏感にならざるを得ないところがあるから、 百貨店は季節感を演出するのがうまいなあと改めて思う。 普段は行事にどういう意味があるのか忘れていますが、どれも細やかな日本の心を感じさせるものばかり。
読了日:8月4日 著者:三越伊勢丹
http://bookmeter.com/cmt/58094365

■児童文学キッチン お菓子と味わう、おいしいブックガイド
「まんがキッチン」の児童文学バージョンな感じ。 図書館で見かけ、表紙はメーテルリンク「青い鳥」かな、鳥籠すごいなあと見とれてしまい、 そのまま借りてきました。 宮沢賢治「銀河鉄道の夜」の鳥とりがくれたがんの肉ってどんな感じかなとずっと思っていたので、 マシュマロでの再現はナイス。 巻末にレシピをまとめず、作品ごとのほうが分かりやすかったかも。
読了日:8月4日 著者:小林深雪,福田里香
http://bookmeter.com/cmt/58094344

■このミステリーがすごい! 2016年版
国内編1位「王とサーカス」2位「戦場のコックたち」3位「孤狼の血」 の著者3人へのインタビューが興味深かった。 1位2位は既読なので、3位も機会があればぜひ読んでみたい。 海外編1位「スキン・コレクター」2位「悲しみのイレーヌ」3位「ありふれた祈り」それぞれ面白そうだけれど、 気になったのは9位「彼女のいない飛行機」 墜落したエアバスの唯一の生存者は生後間もない女児。彼女はいったい誰だったのか?
読了日:8月3日 著者:
http://bookmeter.com/cmt/58075069

■夫よ、あなたがいちばんストレスです!
図書館の本なのに、チェックリストのところに鉛筆で書き込みがあり、本当だったら 鉛筆でも書き込むなよ~とブツブツ文句を言うところですが、重大なストレスじゃないといいねとほんのり同情してしまったのでした。 妻がストレスになってる夫、って逆のパターンはないんだろうか。
読了日:8月3日 著者:村越克子
http://bookmeter.com/cmt/58075044

■ミステリーが好き (講談社文庫)
女性作家が集まった「アミの会(仮)」の名前の由来になったと知って図書館で借りた本。 当時の若手ミステリ作家が結集した「雨の会」ですが、 宮部みゆきとか山崎洋子とか、このひとたちが若手と呼ばれた時代があったことを忘れていました。 深谷忠記「階上のピアノ」この意趣返しのやり方にニヤリとしてしまう。 横溝美晶「ジゴロ・ソルジャー」えっと・・・ミステリ・・・?
読了日:8月2日 著者:雨の会
http://bookmeter.com/cmt/58056781

■鳥肌が
本の作りがもう怖くて不安で仕方ないような感じ。 スピンは頼りなさげな細い3本の糸。 表紙にはボツボツがあり本当に鳥肌が立ってるみたい。 駅のホームの列の一番前に立てないのは自分もそうなので分かるなあ。 ほむほむが免許を持っているのは知ってたけど、ペーパードライバーじゃなく、ちゃんと運転してるってのがなんか怖い。
読了日:8月2日 著者:穂村弘
http://bookmeter.com/cmt/58056764

■血脈の日本史 系図で読み解く骨肉の争い (じっぴコンパクト新書)
系図から見えてくる歴史もある。 織田信長は桓武平氏の血筋をひくはずなのに、家督を継ぐ前は藤原信長と名乗っていたりと、 系図はあてにならないこともあるが、 どうして偽系図が作られるようになったのかも言及している。
読了日:8月1日 著者:
http://bookmeter.com/cmt/58037061

■ウィルフレッドの山登り (講談社の翻訳絵本―のばらの村のものがたりシリーズ)
図書館のリサイクル本棚から貰ってきました。 細かいところまで丁寧に描かれた絵、彩色も美しい。 ハイ・ヒルズのねずみに毛布を届けるだけなのに、 そんなに重装備でばてたりしないかしらと心配になりましたが、 ちゃんと役に立ちましたね。 足が痛いアップルおじさんを気遣うやさしさと筏を組む知恵、冒険家としても大活躍。
読了日:8月1日 著者:ジルバークレム
http://bookmeter.com/cmt/58037054

■世界の美しい猫101
猫は好きですが、種類がよくわかりません。 色とか柄が違うともうそれで違う猫な気がしてしまって。 外見や毛色の特徴が書いてあるので、いちいち感心して頷きながら見てしまいました。 コーニッシュ・レックス(クリーム)のコ、寄り目のびっくりまなこが可愛い。
読了日:8月1日 著者:
http://bookmeter.com/cmt/58037048


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