2020年11月の読書メーター
読んだ本の数:62冊
読んだページ数:13513ページ
ナイス数:636ナイス
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■ホワイトコテージの殺人 (創元推理文庫)
英国の小さな村をドライブしていたジェリーは、足を痛めた美しい娘ノーラを家まで送り届けたが、その家からメイドが出てきて「殺人よ!」と叫ぶ。
ジェリーは父親のW・T・チャロナー警部に連絡して犯人捜しが始まる。
被害者はクラウザーだけ、連続殺人にならなかった理由はとてもシンプル。
「そりゃあ、わたしの評判なんてせいぜいあと十五年かそこらの命だったがね。あの子のほうは、これから長い一生があるんだ」
ジェリーと結婚したノーラが子供部屋に行く姿を見届けて、W・Tは真相を告げて良かったと思っただろうな。
読了日:11月30日 著者:マージェリー・アリンガム
https://bookmeter.com/books/12853701
■超古代世界謎の遺跡・遺物 (別冊歴史読本 (37号))
世界各地に存在する超古代の謎の遺跡・遺物を紹介。
メソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・黄河文明、これらを総称して「四大文明」と呼ぶのは日本だけ。
世界の古代文明は同時多発的に発祥した説が有力なので、近年では教科書から消えつつある。
「オーパーツの謎」が面白かったです。
アフリカ・ザンビアで発掘されたネアンデルタール人の頭骨が弾丸で損傷したみたいに見えたり、
アメリカ・ユタ州で靴かサンダルで三葉虫を踏み潰したような足跡が発見されていたり、色々あるんですね。
読了日:11月30日 著者:
https://bookmeter.com/books/2316285
■お店の看板やインテリアに チョークアート パーフェクトブック
メニューボードや店舗看板などで見かけるブラックボードスタイルのチョークアートはオーストラリアが発祥。
オイルパステルなどの画材を使って描く方法を解説する。
チョークアート用のMDFボードにペンキを塗って黒板を作り、文字や絵を描いてオイルパステルで仕上げていく。
初心者としては、はみ出したらどうやって修正するのかが気になるので、最初の色の乗せ方の説明の時についでにワンポイントで見せてくれても良かったかも。
読了日:11月29日 著者:
https://bookmeter.com/books/7526030
■甘く、かわいく、おいしいお菓子 (セレクトBOOKS)
「見てかわいく、食べておいしいお菓子だけを、全国から和洋合わせて328点集めました」
地元のお菓子ってお土産にはするけれど、馬車道十番館「ビスカウト」横濱フランセ「熟成ブランデーケーキ」あたりは食べたことありません。今度は自分のために買ってみよう。
鳩サブレーのキーホルダー「鳩三郎」いいな欲しいな。
私の両親が長野県の出身なので飯島商店「みすず飴」は懐かしい味。
読了日:11月29日 著者:甲斐 みのり
https://bookmeter.com/books/465026
■もう過去はいらない (創元推理文庫)
銀行強盗イライジャが、何者かに命を狙われているとバックに助けを求めてやって来た。
バックがイライジャと出会った1965年と2009年の現在を行ったり来たりしながら物語は進んでいく。
誰も来ないジェニングズの葬儀で弔辞を述べたプライス、ユダヤ人の同胞として利用されたワイスコップ、ふたりの警官をどうしても比べてしまう。
ラトレッジはバックの言う通りGPSで追跡してるといいけれど。
読了日:11月28日 著者:ダニエル・フリードマン
https://bookmeter.com/books/9789224
■心に輝く 旅の宝石箱: 著名人が綴る珠玉のエッセイ集
JR西日本が発行する広報誌に掲載されたエッセイのうち64人の著者を五十音順に収録。
三浦しをん目当てに図書館で借りました。
いくら霊験あらたかでも、占いの結果を見た八重垣神社の宮司さんは笑いすぎ。ふふふ。
六角精児は明石焼きのことを書いてるのに、なぜか滲み出る鉄道愛。
「虹の湖畔を走りすぎ列車は月見草の丘にさしかかる」から始まる浜村淳「想い出のせて夢のせて」ご本人の語り口調が蘇るほどの名調子でした。
読了日:11月28日 著者:交通新聞社
https://bookmeter.com/books/13629681
■もう年はとれない (創元推理文庫)
87歳の元刑事バック・シャッツは、孫のテキーラの手を借りて、逃亡したナチス将校が隠した金塊の行方を追う。
貸金庫をめぐる銀行員とのやりとりにヒヤッとしましたが、テキーラが用意していたプランBがうまくいって良かった。
ルームメイトのピートもノリノリだったに違いない。
忍び寄る老いと狙撃の傷に逆らえず、バックと妻ローズは介護つきアパートに引っ越すことになったけれど、バックは他の入居者たちとうまくやれるのか心配。
「過去」に続く。
読了日:11月27日 著者:ダニエル・フリードマン
https://bookmeter.com/books/8191855
■はっとりさんちの狩猟な毎日
「庭でシカをさばいたり、ニワトリを卵から育てたり……都会でサバイバル生活中のサラリーマン猟師父ちゃんとその家族を描くエッセイ」
横浜といえどもニワトリを飼う家があってもおかしくないけれど(私の実家にも昔いました)ご近所さんが大変そう。
ニワトリなんか大嫌いで「どうしてニワトリ放すんですか」と文句を言うひとの気持ちは分かる。
生協の宅配を見て「たくさん鹿肉があるのに、どうして肉を買うの」と聞く夫の文祥さん、獲物しか食べちゃいけないの?
読了日:11月27日 著者:服部小雪,服部文祥
https://bookmeter.com/books/13743927
■7人の名探偵 新本格30周年記念アンソロジー (講談社ノベルス)
7人の作家による「名探偵」アンソロジー。
麻耶雄嵩「水曜日と金曜日が嫌い -大鏡家殺人事件-」
背景も何も投げっぱなしで可哀そうなカストールとポルックス。最後の一行が一番の衝撃。
我孫子武丸「プロジェクト:シャーロック」
長編でがっつり読みたいです。誰かミッシング・リンクを教えてあげて。
法月綸太郎「あべこべの遺書」
男がふたり、女がふたり。生き残った女が一番後悔してそう。
読了日:11月26日 著者:綾辻 行人,歌野 晶午,法月 綸太郎,有栖川 有栖,我孫子 武丸,山口 雅也,麻耶 雄嵩
https://bookmeter.com/books/12179369
■ざんねんな食べ物事典
「オール讀物」2017年10月号~2019年1月号「男の分別学」を改題したもの+「文藝春秋」2018年11月号掲載のもの。
食べ物のこと、そうじゃないこと、東海林さんの筆にかかれば普通のことが普通じゃなくなる。
龍安寺の石庭は何分間見つめていればいいのか、龍安寺に於けるふんぎりのつけ方なんて考えてもみなかったし、牛肉が残念な食べ物だと言うひとのほうが少ないと思う。
埼玉県の日本酒の蔵元、清龍酒造の酒蔵見学ツアー参加者たちがすごく楽しそう。
これならリピーター続出になるのが分かる。
読了日:11月26日 著者:東海林 さだお
https://bookmeter.com/books/13711455
■深ぼり京都さんぽ
京都人の京都知らず。
京都で生まれ育ったゆえに京都の良さを知らない京都人グレさんが京都を巡り歩く。
自分が住んでるところが有名な観光地でも、地元民には身近すぎて特別だと感じないかも。
江戸時代からのめちゃくちゃスゴイ町家に住んでいることを他人から指摘されて気が付くなんて、京都なら有り得ると思ってしまった。
山科南団地横のタコ公園の滑り台が見たいなあ。
読了日:11月25日 著者:グレゴリ青山
https://bookmeter.com/books/11956857
■4日間でやせる! ヨーグルトファスティング (FYTTEハッピー・ボディBOOK)
通常の野菜やフルーツジュースのみで行なうファスティングは体重は落ちるが筋肉量も落ちてしまう。
「そこで脂肪だけを落とせるたんぱく質の多いグリークヨーグルトを使った最新ファスティング法を紹介します」
一食の目安はヨーグルト100~200g+スムージー200~300ml。
スムージーは市販品でもOK。
4日間これで過ごすのは大変な気がするけど、やるひとはやる気があってやっているので意外と大丈夫なのかな。
なんにせよ無理は禁物。
読了日:11月25日 著者:
https://bookmeter.com/books/13123311
■天井美術館
国内外の名建築の天井の写真集。
日本の建築物の天井は絵画で飾るより梁とかの構造そのもので勝負してる感じ。
西洋では珍しくない天井画は日本ではあまり多くないらしいので、日光東照宮・薬師堂の鳴き竜くらいしか思いつかなかったのはある意味正解でした。
富士屋ホテルって天井高いなあ。
読了日:11月25日 著者:五十嵐 太郎,菊地 尊也
https://bookmeter.com/books/13408900
■浅田家! (徳間文庫)
実家のご近所さんから頂いた本。
私が写真集「NEW LIFE」を見たのが2012年12月。
浅田さんが被災地で写真を洗っていた後のことなんだなとしみじみする。
「もし、一生にあと一枚しかシャッターを切れへんとしたら、浅田よ、お前は何を撮る?」
浅田家の消防士みたいなインパクトはないけれど、自分の家族写真を見たくなりました。
読了日:11月24日 著者:中野量太
https://bookmeter.com/books/16347361
■男と女の理不尽な愉しみ (集英社新書)
林真理子と壇蜜による男と女を巡る対談。
林さんの「まえがき」で、私は完全に聞き役だったと書いてますが、文字のボリューム的には同じくらいに見える。
先を促すような合いの手を入れて、壇蜜さんから次にどんな言葉が出てくるのか分からないやりとりを面白がってるように思いました。
林さん、対談が楽しかったんだろうなあ。
辺真一さんと友達になれそうと言うのは壇蜜さんくらいしかいないかも。
読了日:11月24日 著者:林 真理子,壇 蜜
https://bookmeter.com/books/12428124
■フランスの色 (コロナ・ブックス)
フランスの伝統色242色を紹介する。
日本でも桜色とか小豆色とか言いますが、それのフランス版。
「ブルー」では葛飾北斎、「オランジュ」ではミュシャの作品など、色の分類ごとに掲載されている写真が綺麗。
無粋とは分かっているけれどカラーコードもしくはRGBがあればもっと良かった。
読了日:11月23日 著者:
https://bookmeter.com/books/586841
■冷凍フルーツのひんやりスイーツ
「この本は、冷凍フルーツをスイーツにして楽しむレシピ集」
最近は、いろんな種類の冷凍フルーツがあって夏は本当に助かってます。
でも夏を過ぎると途端に食べなくなって余ってしまうので、救済のために買った本。
セミフレッドって市販のアイスを使えばいいのか、生クリームを泡立てたりしなくていいから手間が省けて簡単。
読了日:11月23日 著者:あまこ ようこ
https://bookmeter.com/books/12817994
■春待ち雑貨店 ぷらんたん
ハンドメイドアクセサリーショップ「ぷらんたん」を舞台に、店主の巴瑠の周囲で起きる騒動。
ターナー症候群の巴瑠にプロポーズした一誠が無精子症、ちょうどいいと言いたくなる気持ちは分からないでもないけれど、巴瑠にとっては不用意な発言。
子供が出来ないということで巴瑠と別れたあのひとは最低野郎なんだけれど、そのことがあったから余計に一誠とのことに慎重にならざるを得なかったと思う。
嫌がらせの犯人が長谷川夫妻じゃなくて良かった。
読了日:11月22日 著者:岡崎 琢磨
https://bookmeter.com/books/12557589
■弾丸メシ
必ず日帰り、食事は一時間以内、絶対に残さない。それが弾丸メシのルール。
函館の地域チェーン店、ラッキー・ピエロのハンバーガーで完食ルールが崩れてしまったけれど、あれだけ食べていれば仕方ない。
ヘルシンキに行ったついでに食べた「カラクッコ」がなかなか強烈。
しっかりした生地の黒パンの中に豚の脂をまとった小魚がびっしり詰まっていて、見た目で食欲なくしそう。
フィンランド人もあんまり食べないそうで、ビジュアルのせいなのか、味のせいなのか。
愛媛の2種類の鯛めし食べ比べが美味しそうでした。
読了日:11月22日 著者:堂場 瞬一
https://bookmeter.com/books/14532541
■みみずくとおじいさん
図書館のリサイクル本棚から貰ってきた本。
頑固者のおじいさんがみみずくと仲良く出来ずに追い出したせいで、牛乳がたくさん入ったおいしい紅茶が飲めなくなった。
風が吹けば桶屋が儲かる、みたいな話でした。
それにしてもマルハナバチって、もふもふでコロンとしてて可愛いですよね。
読了日:11月21日 著者:ビアンキ,松谷 さやか
https://bookmeter.com/books/1378928
■ウィーン美術史美術館 (スカラ みすず美術館シリーズ)
「ウィーンの〝美術史美術館〟という名称は、そこに収蔵されているヨーロッパの芸術と文明のさまざまな領域と時代にわたる作品のコレクションとともに、この美術館の建物それ自体も指している。
というのも、この建物は建築としても、十分関心をひくに値する一大殿堂だからだ」
皇帝フランツ・ヨーゼフにより、同じ外観を持つ自然史博物館と向かい合わせに建てられた。
「バベルの塔」などブリューゲル(父)の作品群が見応えがあります。
読了日:11月21日 著者:マンフレート ライテ・ヤスパー,ヴォルフガング プロハスカ,ルドルフ ディステルベルガー
https://bookmeter.com/books/1922715
■万屋大悟のマシュマロな事件簿
警備会社社長の万屋大悟の娘が所属するローカルアイドル「marshmallow15」に脅迫状が届いた。
マシュイチの警備をしながら周辺で起きる数々の事件に対処する万屋。
娘の心配をする親バカな面もありつつも警備の仕事をこなし部下からの信頼も厚いので、将来的に大きな会社になっても大丈夫と思えました。
ドラマ化するなら装幀のまま遠藤憲一さんでぜひ。
読了日:11月20日 著者:太田 忠司
https://bookmeter.com/books/12442967
■トラベル・ミステリー聖地巡礼 (双葉文庫)
トラベル・ミステリーで登場した事件現場を訪ね歩く。
トラベル・ミステリーとは、列車などの交通機関が殺人現場になったり犯人のアリバイ工作に利用されたりする作品。
探偵が旅先で事件に遭遇したり、事件現場に赴いたりする場合は「旅情ミステリー」として区別されることもある。
紹介されている作品で読みたい本がたくさんありました。
東海道本線の真鶴・根府川駅間の旧線の存在を思い出して事件現場を特定しなおした笹沢佐保「空白の起点」は、この風景こそが犯人が意図した舞台装置なのだと説得力が増すように思えました。
読了日:11月20日 著者:佳多山大地
https://bookmeter.com/books/14252736
■お江戸超低山さんぽ
東京に残る江戸の風情、超低山をお散歩しよう。
摺鉢山や飛鳥山、そういえば土地の名前がすでに「山」なのだから不思議はないのだけれど、こんな街の中に山があるって意外な感じ。
富士塚も結構あるし、江戸のひとたちは気軽に登山を楽しんでいたのかな。
読了日:11月19日 著者:中村 みつを
https://bookmeter.com/books/591315
■いざというとき使えるために 緊急のものトリセツ図鑑3まちのなか
AED、防犯ブザー、公衆電話。緊急時に正しく使えるように分かりやすく図解説明する。
公衆電話っていまは台数が少ないし、大人でも非常時のSOSや災害用伝言ダイヤルを実際に使ったことがあるひともそれほどいないだろうから、使い方はちゃんと知っておいた方がいいだろうな。
読了日:11月19日 著者:教育画劇編集部
https://bookmeter.com/books/15450824
■ポーの一族 秘密の花園 (1) (フラワーコミックススペシャル)
「ランプトンは語る」の絵が描かれた経緯。
ユニコーンの続きが気になっていたので残念ですが、アーサー・クエントンとの出会いは後々まで影響しているので、埋められていく時系列を楽しむことにします。
アランを連れたエドガーは不自由だけれど、きっとそれが生き延びる理由。
読了日:11月19日 著者:萩尾 望都
https://bookmeter.com/books/16659571
■毒島刑事最後の事件
事件を起こした犯人たちの背後に見え隠れする<教授>と呼ばれる人物の存在。
麻生班に所属していた当時の毒島警部補が真相を暴く。
毒島は犬養のトレーナーなのだけれど、麻生が心配するのも無理ないかな、なんせ「毒島原発」だもの。
もしも影の黒幕が刑務所で酷い目に遭ったとしても、それが神の御心なのでしょう。
皮肉のつもりで毒島に作家でも目指してみてはどうかと言った麻生は、まさか本当に実現するとは思っていなかったんだろうな。
読了日:11月18日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/16164814
■逆説の日本史23 明治揺籃編 琉球処分と廃仏毀釈の謎 (小学館文庫)
本の半分くらいが朝日新聞をはじめとしたマスコミ機関への批判。
この世には「今日の新聞記事が明日の歴史になる」という「法則」が存在していて、旧帝国陸軍と朝日新聞には不気味なほどの共通点がある。
鹿児島県には国宝・重要文化財クラスの仏像や寺院が皆無というのは知らなかった。
廃仏毀釈を徹底した結果、旧薩摩藩・島津家の菩提寺すら残っていない。
朱子学おそるべし。
読了日:11月18日 著者:井沢 元彦
https://bookmeter.com/books/16610585
■病気を遠ざける!1日1回日光浴 日本人は知らないビタミンDの実力 (講談社+α新書)
ビタミンDの血中濃度を最適化し、現代人が悩む慢性的な疾患の予防と改善を果たすために、成人には1日100㎍(4000IU)の皮下での合成と摂取を勧める。
日焼けによるビタミンD合成は生成の上限があり過剰症の心配がない。
(加齢などで個人差があるのでサプリも活用)
◎花粉症の対処法◎
1.毎朝100㎍(4000IU)のビタミンDをサプリで摂取。
2.午後にぶり返したらもう一度100㎍(4000IU)摂取。
3.安定してきたら日光浴+食事orビタミンDサプリ50㎍(2000IU)を継続。
読了日:11月17日 著者:斎藤 糧三
https://bookmeter.com/books/12130408
■あき姫 (10) (秋田文庫)
最終巻。
「未来への遺産」
独裁国家で革命が起きそうな気配があり、美術品を救うべく集められた専門家たち。
一枚の絵に託された心は時を超えより強くより鮮やかになっていく。
燁姫と再会した母親が握りしめていた絵は、父が残した母娘の幸せな時間。
画商を辞めるかどうかとか、その後のことは描かれていないけれど、燁姫が自分自身で選択したことならばきっと後悔しないはず。
読了日:11月17日 著者:佐伯 かよの
https://bookmeter.com/books/128474
■具だくさんおにぎり
本当に具だくさんのおにぎりでした。
おいしそうなのだけれども、缶詰ホールコーン大さじ1を使ったあとその残りをどうしようか悩んでしまうので、このためだけに具材を用意するのはちょっと大変かなあ。
だいたい普段の食事で使ってる材料が多くて使い回しも問題なし、というひとには向いているかも。
読了日:11月16日 著者:中村 美穂
https://bookmeter.com/books/13150580
■あき姫 (9) (秋田文庫)
世界が白黒でしか見えない画家が白黒映画の監督に見出される「黒と白の光像」は連載してた雑誌で読んだかも。
色が見えることは色を分かることとは違う、見えることでごまかされることも多い。
「風の星座」絵を盗もうとした香港の少女から富豪の老人が持つブラックファイルにたどりつく。これで燁姫は父親の絵を見つけられるか。
10巻に続く。
読了日:11月16日 著者:佐伯 かよの
https://bookmeter.com/books/195169
■港湾遺産
社団法人日本埋立浚渫協会の創立40周年の記念誌。
「本書では美しい写真と解説からなる本編と、築造に関わった人物や構造形式など関連するデータをまとめた資料編の2部構成となっております」
当時、他にはない石積みの堀込港湾として建設された高知県・手結港や、
20世紀に世界一の造船大国へと成長を遂げた日本のいわば「はじめの一歩」となった横須賀造船所など、江戸時代や明治初期に造られた港湾施設は意外と残っているのですね。
わずか2か月の設計期間だった稚内港北防波堤ドームが大胆で斬新。
読了日:11月15日 著者:社団法人日本埋立浚渫協会
https://bookmeter.com/books/17066727
■あき姫 (8) (秋田文庫)
「聖職の仮面」ほんのちょっとだけ映画「二代目はクリスチャン」が頭を掠めていきました。
クッキーや飴を売る代わりにシスターたちが描くマリアの絵、神のご加護がありますように。
「迷宮夢」亡き父親が描いた燁姫の絵はこれなのかな。燁姫の画商のときのあの姿は父親の理想と寸分違わない。
9巻に続く。
読了日:11月15日 著者:佐伯 かよの
https://bookmeter.com/books/195168
■サーカスが来る日―本橋成一写真集
韓国のサーカス団のモノクロ写真集。
1989年の本でモノクロってこともあるのかもしれないけれど、キラキラな派手さはまったくなくて、街から街へと移動して興行する見世物小屋のような雰囲気。
こういう地味で素朴な舞台でのサーカスは大掛かりな仕掛けが無いから、お客さんたちとの距離も近い。
読了日:11月14日 著者:阿奈井 文彦
https://bookmeter.com/books/1652558
■あき姫 (7) (秋田文庫)
「黄泉への肖像」肖像画を描かない画家が描いた肖像画はまさに命を繋ぎとめた最後の一葉。
「神使い」過去の芸術家から脱却して自分自身で勝負する、そのチャンスを無駄にしちゃいけない。
「山水化」蒼が初めて本当の自分のサインを入れた絵。家族が集う居間に飾られる絵は、これからずっと家族の時間を見守る存在になるのだろうな。
8巻に続く。
読了日:11月14日 著者:佐伯 かよの
https://bookmeter.com/books/195167
■定年後、人はなぜ太るのか―健康長寿の食事学
「60歳からの食事が高齢期の元気を決める!」
生活習慣病予防のための食事から、健康長寿の食事にチェンジ。
筋肉や臓器を作り免疫力を支えるたんぱく質はしっかり摂る。
けれど肉に偏った食事は良くないので、肉や魚を食べたらその2倍量の野菜を摂るのが目標。
読了日:11月13日 著者:本多 京子
https://bookmeter.com/books/688505
■あき姫 (6)(秋田文庫)
「青銅の悪魔」またもや登場ゴーツクばーさん。
孫娘と間違えられて誘拐されたあゆみを救うべく高寺女史の秘密を暴くことになった燁姫。
絵の枚数が減ってる理由はあのデータを買うために売ったから、ってことなのかな、いまひとつ良く分からず。
「茜印」学校を転々とするのは起業するための修行、茜のバイタリティが頼もしい。あのスタンプは一流になるという茜の決意。
7巻に続く。
読了日:11月13日 著者:佐伯 かよの
https://bookmeter.com/books/195166
■パフェ本
掲載されているほとんどのパフェが期間限定商品、同じものがもう食べられないということなので、カタログみたいに見て楽しんでいました。
おいしいパフェ食べたいな。
愛知県江南市の「まちのちいさなパフェ屋さん」の納豆パフェがとっても気になります。
読了日:11月12日 著者:斧屋
https://bookmeter.com/books/13155995
■あき姫 (5) (秋田文庫)
解説の谷山浩子は「顔は面長で背は高いし」って書いているけれど、面長というより頭が長いのがちょっと気になる。
パリに留学した蒼とシャトラン伯爵夫人との恋「巴里の空の下」は雑誌で既読な気がする。つらい結末を迎えた蒼にはあゆみがいるから大丈夫。
「月下白蘭」恋心であやうかったのは鷹士も同じ。秘書の水樹の登場で燁姫とのすれ違い生活が苦しくなってしまう。
「地下競売」飛び立ったキリストがどうか無事に安寧の地に戻れますように。
6巻に続く。
読了日:11月12日 著者:佐伯 かよの
https://bookmeter.com/books/195165
■平成・普通切手総図鑑
「平成時代の普通切手の全貌が分かる至極の一冊」
普段、切手が貼ってある郵便物を目にすることがあまりなかったので、デザインに「統一性がある」のが平成・普通切手の大きな特徴だということを知らなかった。
確かに、昔の60円切手と40円切手は図案の雰囲気がだいぶ違っていたもんなあ。
普通切手は2017年末からグラビア印刷の国立印刷局製からオフセット印刷のカルトール社製に切り替えられた。
前島密の1円切手を比べてみると印面の細部がくっきりしてるのが分かる。
読了日:11月11日 著者:
https://bookmeter.com/books/13795389
■あき姫 (4) (秋田文庫)
絵画とは「観る人がいなければ絵の具をぬりたくったただの布地…観る人がいてこそはじめて芸術として花開くんですよ」。
ゴーツクばーさん再登場の「華の器」では、資産を増やすための道具だった絵画が美術館に飾られることになり、なんだかホッとした。
そういう意味では「言葉なき虜囚」は双子のような作品。
絵画に興味がない館長がいる美術館から盗まれた絵画は犯人の手により綺麗に修復されていた。
美術館の在り方を考える作品でした。
5巻に続く。
読了日:11月11日 著者:佐伯 かよの
https://bookmeter.com/books/195164
■レトロさんぽ 名古屋・愛知編
愛知県のレトロを感じさせる場所を巡り歩く。
明治村には行ったことがあるんですが、その当時はあまり興味がなかったので、それほど楽しくなかったのです。とにかく暑い日だったし。
今なら玄関部分が移築された帝国ホテルで「これがフランク・ロイド・ライトの!」とか思いながら、喫茶室でお茶でも飲んでくるのになあ。
地図が小さくて見えにくいので、地図アプリなどで確認したほうが良さそう。
読了日:11月10日 著者:Points de tricot
https://bookmeter.com/books/224433
■あき姫 (3) (秋田文庫)
のんべ宿無しの画家があゆみに憑依して未練がないように後始末をしていった「御神酒先生」と、
子供のころの燁姫の絵が本物だったらどうするのか、各自がそれぞれ思いを巡らす「仮面舞踏会」が良かったです。
燁姫は亡き父親の絵を見つけたら画商でいる意味はなくなるけれど、絵画の背景に理解がある燁姫は画商を辞められるのか。
4巻に続く。
読了日:11月10日 著者:佐伯 かよの
https://bookmeter.com/books/195163
■永谷園生姜部のしょうがスイーツ
しょうがシロップとしょうがチップスを作り、それを利用したしょうがスイーツのレシピ。
シロップを作ればその流れでチップスも作れてしまうのでラク。
いつも市販の粉末になったやつを利用していますが、チップスの歯ざわりはアクセントになるからいいなあ。
すぐに食べきっちゃうとは思うけれど保存期間はどのくらいだろうか。
永谷園にはしょうがのイメージはなかったので、他企業とのコラボ商品とかもあって意外だった。
読了日:11月09日 著者:
https://bookmeter.com/books/4255615
■あき姫 (2) (秋田文庫)
レタッチマンによる贋作の事件で知り合ったあゆみは良い片腕になりそう。
連載していた雑誌をたま~に読んでいたので、なんとなく覚えがあるのは2作品。
「空中画家」どこに飾って良いのか分からない絵は青空に映える絵。
「白炎」燁姫が炎を描き加えて完成したこの絵は、この世で結ばれなかったふたりへの手向け。
それにしても「蒐集家」の高寺女史には参ったな。
3巻に続く。
読了日:11月09日 著者:佐伯 かよの
https://bookmeter.com/books/195162
■るるぶ横浜 中華街 みなとみらい’21 (るるぶ情報版地域)
まさか地元のるるぶを買うことになるとは。
サグラダファミリアと揶揄される横浜駅も落ち着きそうだし、横浜ハンマーヘッドなど新しい施設も色々とオープンして知らないところが多いので、まあいっか。
お散歩ついでに見てこようと目論んでいるところです。
読了日:11月08日 著者:
https://bookmeter.com/books/15001028
■あき姫 (1) (秋田文庫)
昼は地味な女子高生。
けれど夜は銀座の画廊のオーナーという裏の顔を持つ瀬名生燁姫は、画家だった亡き父親が自分を描いた肖像画を見つけられるのか。
燁姫が出会った高柳蒼がなんとなく見覚えがあるなと思ったら、エリア88の風間真だ。
ここんちの夫婦は絵柄が似ているから違和感ないな。
婚約者の周防鷹士がいるのに郷司栄と結婚させたい親戚たちの思惑。
燁姫のスケッチを残して出て行った母親といつか会えるのだろうか。
それにしても秋田文庫、なぜこの装幀。
2巻に続く。
読了日:11月08日 著者:佐伯 かよの
https://bookmeter.com/books/384125
■ラグナロク洞―「あかずの扉」研究会 影郎沼へ (講談社ノベルス)
土砂崩れで洞窟に閉じ込められた鳴海さんとカケルが遭遇した連続殺人とダイイングメッセージの謎。
一般市民がダイイングメッセージを残して死ぬことはない、っていう鳴海さんの意見になるほどと頷いてみる。確かに、そんな機転を利かせてる暇なんかないだろう。
犯人のやりきれなさには同情するし復讐を選んだ時点で覚悟はできていたと思うけれど、後動さんの言う「最大の罪」はあとからじわじわダメージになりそう。
それにしても、毒薬の件を一般人に持ち掛けてくるなんて飛島刑事は後動さんをよほど信頼しているのだな。
読了日:11月07日 著者:霧舎 巧
https://bookmeter.com/books/483701
■五十になるって、あんがい、ふつう。
写真が多くて薄い本なのですぐに読めました。
岸本さんは年齢の節目ごとに振り返るような本を書いてることが多いので、自分がそれを後から追いかけてるような気分になります。
やかんをコンロにかけっぱなしにして空焚きに気が付かずヒヤッとした話には、読んでいるこっちもヒヤッとしました。
私も「これを待つ間に別のことができる」と考えてしまうので、ふたつ以上のことを並行作業するとこうなるよね~と自らを戒める。
読了日:11月07日 著者:岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/6733338
■彼女の狂詩曲―穂瑞沙羅華の課外活動 (ハルキ文庫 き 5-8)
事業仕分けされてしまいそうな「むげん」を救うために沙羅華をアイドルにせよ。
量子コンピューターのコンサルティングに従い、綿さんが説得に当たる。
今後のアイドル活動がどうなるのか分からないけれど、とりあえず、沙羅華と森矢教授が共同発表にこぎつけられて良かった。
完全に溝を埋めるのは大変かもしれないけれど、家族としての第一歩と感じられますように。
アイレスとフライデイって良い友達になれそう。
読了日:11月06日 著者:機本 伸司
https://bookmeter.com/books/6803194
■おれたちを笑え! わしらは怪しい雑魚釣り隊
発足当時は10人前後、それから隊員が増え続け、30人くらいの大所帯。
体育会系で年齢序列のドレイ制で手際をみっちりと仕込まれるから、結局は自分のためになると思う。
離島に行こうとすると何らかのトラブルに見舞われ上陸できないのは編集者ケンタロウが世話人になってからだと散々な言われようだったけれど、
どうにか加計呂麻島に行けそうで良かったねと思いきや、天野さんが蜂窩織炎になり奄美大島で21日間も入院。
これって人柱とか生贄とかのレベルの話になりそうな予感。
読了日:11月06日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/9851206
■ナンバーケーキ
誕生日や記念日のお祝い事にぴったりな数字の形のケーキ。
基本の生地はスポンジ生地とサブレ生地、メレンゲ生地。
クリームにはチーズやゼラチンを加えてあるのでほどよい硬さ、崩れにくい。
トッピングには市販のお菓子や果物、エディブルフラワーを組み合わせる。
果物はクリームのあいだに押し込むようにして乗せ、マカロンなどおおぶりのトッピングは3個程度の奇数にするとバランスが良い。
読了日:11月05日 著者:加藤 里名
https://bookmeter.com/books/14660869
■蠍座
たとえば、この星座の今日の運勢は、とテレビや雑誌でやっていても、すぐに忘れてしまうほど星占いには興味がないのですが、友達が石井さんのファンなので読んでみました。
私も蠍座の世界の「お国柄」を反映しているのでしょうか。
読了日:11月05日 著者:石井ゆかり
https://bookmeter.com/books/647172
■世界で一つだけの殺し方 (本格ミステリー・ワールド・スペシャル)
2作品を収録。
「不可能アイランドの殺人」
としまえんの乗り物の係員のバイトをしていたお兄ちゃんと知り合いってことは「トスカ」のあの子かとやっと気が付く。
父親ならモモちゃんの賢さを誇りに思うはずなのに、殺された継母のほうがよほど愛情深い。
「インペリアルと象」
瞬一郎が、動物園の象が飼育員を死なせた事件の真相を話しているときにモモちゃんから電話。
「人間、殺したい相手と強い意志があれば、何だって凶器に使えるものですね……」
読了日:11月04日 著者:深水黎一郎
https://bookmeter.com/books/7840064
■凹んだって、だいじょうぶ―希望の言葉を贈りあおう〈第2集〉
公募で寄せられた言葉、そして著名人15人の言葉も収録した「希望の言葉」メッセージ集の第二弾。
誰かを励ます言葉は自分を励ます言葉でもあるんだなと思いました。
「幸せはブーメランに似ている。誰かを幸せにしていると、いつかその幸せが自分のところに戻ってくる/鎌田實」
読了日:11月04日 著者:岸本 葉子,HOPEプロジェクト
https://bookmeter.com/books/193530
■幻惑密室―神麻嗣子の超能力事件簿 (講談社文庫)
ハイヒップ(超催眠術)によって密室になった屋敷で殺人事件が起きた。
外へ出られず電話は通じず、外と中とは時間の流れが違う。
超能力を持ち出してきたからこそキッチリした縛りがあり、その縛りをもとに推論していくのは普通のミステリと変わりない。
稲毛家に配達に行って巻き込まれた大野は気の毒。
嗣子は本当に保科と能解の恋の橋渡し役になるつもりでいるんだろうか。
読了日:11月03日 著者:西澤 保彦
https://bookmeter.com/books/575593
■この世界は思ってたほどうまくいかないみたいだ
本屋の新井さんによる本屋とはあまり関係のないエッセイ。
階下のコインランドリーに行くとき限定、エレベーターでパンツを脱げるのは、住民同士の暗黙の了解があるおかげ、ってことですね。
ピジョンブラッドのルビーのネックレスの買い取り価格が2万円から1万8千円に下がったのが切ない話。
他のお店に持って行ったら値段は変わったのかな。
南インド料理の店がお客で混雑していて、厨房のどっしり感とは裏腹なホールスタッフの慌てっぷりがなんだか可愛い。
読了日:11月03日 著者:新井 見枝香
https://bookmeter.com/books/13520812
■殺人シーン本番―神津恭介傑作推理 (春陽文庫)
短編集。
「目撃者」は既読。
犯人が死んでしまうパターンが多い。
警察にしても恭介にしても、自殺しようと決めた人間を止めるのは難しい、とか言ってる場合じゃないと思うのだけれど。
死人ばかりの作品のなか「棋神の敗れた日」でほのぼのとした気分になりました。
こういう能力があると気付かれなければ将棋の世界に君臨していたかも。
読了日:11月02日 著者:高木 彬光
https://bookmeter.com/books/1175917
■あなたにあえてよかった―テースト・オブ・苦虫〈8〉
「ヨミウリウィークリー」2007年2月~2008年5月掲載分。
フィクションとノンフィクションが入り交じったような文章ともこれでお別れ、最終巻。
美しい国というからには、空港の出入国カウンターを金蒔絵などを施して美しくするのはどうだろう、と提案。
「すぐにおまえはなんでも金蒔絵でごまかそうとしている、と批判する人が出てくるかも知れないが、それでは君はいったいどんなプランを出したというの?
なにもしないでただ他を批判していては物事は前に進まない。たとえ一歩でも前進することこそが重要なのだ」
読了日:11月02日 著者:町田 康
https://bookmeter.com/books/590507
■柴犬だいふく
自分で動物を飼ったことはありませんが、柴犬、可愛いなあ。
普段からたくさん写真を撮ってるのが分かるような安定感、良い意味での親バカっぷりにほのぼのします。
11月1日は犬の日。
「だいふく、友だち、そしてすべてのわんちゃんが今日も幸せでありますように」
読了日:11月01日 著者:後藤 隆之介
https://bookmeter.com/books/11667100
■文字の博覧会―旅して集めた"みんぱく"中西コレクション (LIXIL BOOKLET)
25年間で100を超える国々を訪問し、市井の人々が記した手写本を含む3000点近くの文字資料を収集した中西亮氏のコレクション。
東南アジアのブラーフミーの丸い文字はやっぱり可愛いなあ。
全然読めないけど、眺めているだけで楽しいです。
個人でこれだけ集めるなんて大変だっただろうけれど、消えていく言語もあるから、そう言う意味でも貴重な品々。
読了日:11月01日 著者:西尾哲夫,臼田捷治,浅葉克己,永原康史,八杉佳穂
https://bookmeter.com/books/10644264
▼読書メーター
https://bookmeter.com/
読んだ本の数:62冊
読んだページ数:13513ページ
ナイス数:636ナイス
https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly
■ホワイトコテージの殺人 (創元推理文庫)
英国の小さな村をドライブしていたジェリーは、足を痛めた美しい娘ノーラを家まで送り届けたが、その家からメイドが出てきて「殺人よ!」と叫ぶ。
ジェリーは父親のW・T・チャロナー警部に連絡して犯人捜しが始まる。
被害者はクラウザーだけ、連続殺人にならなかった理由はとてもシンプル。
「そりゃあ、わたしの評判なんてせいぜいあと十五年かそこらの命だったがね。あの子のほうは、これから長い一生があるんだ」
ジェリーと結婚したノーラが子供部屋に行く姿を見届けて、W・Tは真相を告げて良かったと思っただろうな。
読了日:11月30日 著者:マージェリー・アリンガム
https://bookmeter.com/books/12853701
■超古代世界謎の遺跡・遺物 (別冊歴史読本 (37号))
世界各地に存在する超古代の謎の遺跡・遺物を紹介。
メソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・黄河文明、これらを総称して「四大文明」と呼ぶのは日本だけ。
世界の古代文明は同時多発的に発祥した説が有力なので、近年では教科書から消えつつある。
「オーパーツの謎」が面白かったです。
アフリカ・ザンビアで発掘されたネアンデルタール人の頭骨が弾丸で損傷したみたいに見えたり、
アメリカ・ユタ州で靴かサンダルで三葉虫を踏み潰したような足跡が発見されていたり、色々あるんですね。
読了日:11月30日 著者:
https://bookmeter.com/books/2316285
■お店の看板やインテリアに チョークアート パーフェクトブック
メニューボードや店舗看板などで見かけるブラックボードスタイルのチョークアートはオーストラリアが発祥。
オイルパステルなどの画材を使って描く方法を解説する。
チョークアート用のMDFボードにペンキを塗って黒板を作り、文字や絵を描いてオイルパステルで仕上げていく。
初心者としては、はみ出したらどうやって修正するのかが気になるので、最初の色の乗せ方の説明の時についでにワンポイントで見せてくれても良かったかも。
読了日:11月29日 著者:
https://bookmeter.com/books/7526030
■甘く、かわいく、おいしいお菓子 (セレクトBOOKS)
「見てかわいく、食べておいしいお菓子だけを、全国から和洋合わせて328点集めました」
地元のお菓子ってお土産にはするけれど、馬車道十番館「ビスカウト」横濱フランセ「熟成ブランデーケーキ」あたりは食べたことありません。今度は自分のために買ってみよう。
鳩サブレーのキーホルダー「鳩三郎」いいな欲しいな。
私の両親が長野県の出身なので飯島商店「みすず飴」は懐かしい味。
読了日:11月29日 著者:甲斐 みのり
https://bookmeter.com/books/465026
■もう過去はいらない (創元推理文庫)
銀行強盗イライジャが、何者かに命を狙われているとバックに助けを求めてやって来た。
バックがイライジャと出会った1965年と2009年の現在を行ったり来たりしながら物語は進んでいく。
誰も来ないジェニングズの葬儀で弔辞を述べたプライス、ユダヤ人の同胞として利用されたワイスコップ、ふたりの警官をどうしても比べてしまう。
ラトレッジはバックの言う通りGPSで追跡してるといいけれど。
読了日:11月28日 著者:ダニエル・フリードマン
https://bookmeter.com/books/9789224
■心に輝く 旅の宝石箱: 著名人が綴る珠玉のエッセイ集
JR西日本が発行する広報誌に掲載されたエッセイのうち64人の著者を五十音順に収録。
三浦しをん目当てに図書館で借りました。
いくら霊験あらたかでも、占いの結果を見た八重垣神社の宮司さんは笑いすぎ。ふふふ。
六角精児は明石焼きのことを書いてるのに、なぜか滲み出る鉄道愛。
「虹の湖畔を走りすぎ列車は月見草の丘にさしかかる」から始まる浜村淳「想い出のせて夢のせて」ご本人の語り口調が蘇るほどの名調子でした。
読了日:11月28日 著者:交通新聞社
https://bookmeter.com/books/13629681
■もう年はとれない (創元推理文庫)
87歳の元刑事バック・シャッツは、孫のテキーラの手を借りて、逃亡したナチス将校が隠した金塊の行方を追う。
貸金庫をめぐる銀行員とのやりとりにヒヤッとしましたが、テキーラが用意していたプランBがうまくいって良かった。
ルームメイトのピートもノリノリだったに違いない。
忍び寄る老いと狙撃の傷に逆らえず、バックと妻ローズは介護つきアパートに引っ越すことになったけれど、バックは他の入居者たちとうまくやれるのか心配。
「過去」に続く。
読了日:11月27日 著者:ダニエル・フリードマン
https://bookmeter.com/books/8191855
■はっとりさんちの狩猟な毎日
「庭でシカをさばいたり、ニワトリを卵から育てたり……都会でサバイバル生活中のサラリーマン猟師父ちゃんとその家族を描くエッセイ」
横浜といえどもニワトリを飼う家があってもおかしくないけれど(私の実家にも昔いました)ご近所さんが大変そう。
ニワトリなんか大嫌いで「どうしてニワトリ放すんですか」と文句を言うひとの気持ちは分かる。
生協の宅配を見て「たくさん鹿肉があるのに、どうして肉を買うの」と聞く夫の文祥さん、獲物しか食べちゃいけないの?
読了日:11月27日 著者:服部小雪,服部文祥
https://bookmeter.com/books/13743927
■7人の名探偵 新本格30周年記念アンソロジー (講談社ノベルス)
7人の作家による「名探偵」アンソロジー。
麻耶雄嵩「水曜日と金曜日が嫌い -大鏡家殺人事件-」
背景も何も投げっぱなしで可哀そうなカストールとポルックス。最後の一行が一番の衝撃。
我孫子武丸「プロジェクト:シャーロック」
長編でがっつり読みたいです。誰かミッシング・リンクを教えてあげて。
法月綸太郎「あべこべの遺書」
男がふたり、女がふたり。生き残った女が一番後悔してそう。
読了日:11月26日 著者:綾辻 行人,歌野 晶午,法月 綸太郎,有栖川 有栖,我孫子 武丸,山口 雅也,麻耶 雄嵩
https://bookmeter.com/books/12179369
■ざんねんな食べ物事典
「オール讀物」2017年10月号~2019年1月号「男の分別学」を改題したもの+「文藝春秋」2018年11月号掲載のもの。
食べ物のこと、そうじゃないこと、東海林さんの筆にかかれば普通のことが普通じゃなくなる。
龍安寺の石庭は何分間見つめていればいいのか、龍安寺に於けるふんぎりのつけ方なんて考えてもみなかったし、牛肉が残念な食べ物だと言うひとのほうが少ないと思う。
埼玉県の日本酒の蔵元、清龍酒造の酒蔵見学ツアー参加者たちがすごく楽しそう。
これならリピーター続出になるのが分かる。
読了日:11月26日 著者:東海林 さだお
https://bookmeter.com/books/13711455
■深ぼり京都さんぽ
京都人の京都知らず。
京都で生まれ育ったゆえに京都の良さを知らない京都人グレさんが京都を巡り歩く。
自分が住んでるところが有名な観光地でも、地元民には身近すぎて特別だと感じないかも。
江戸時代からのめちゃくちゃスゴイ町家に住んでいることを他人から指摘されて気が付くなんて、京都なら有り得ると思ってしまった。
山科南団地横のタコ公園の滑り台が見たいなあ。
読了日:11月25日 著者:グレゴリ青山
https://bookmeter.com/books/11956857
■4日間でやせる! ヨーグルトファスティング (FYTTEハッピー・ボディBOOK)
通常の野菜やフルーツジュースのみで行なうファスティングは体重は落ちるが筋肉量も落ちてしまう。
「そこで脂肪だけを落とせるたんぱく質の多いグリークヨーグルトを使った最新ファスティング法を紹介します」
一食の目安はヨーグルト100~200g+スムージー200~300ml。
スムージーは市販品でもOK。
4日間これで過ごすのは大変な気がするけど、やるひとはやる気があってやっているので意外と大丈夫なのかな。
なんにせよ無理は禁物。
読了日:11月25日 著者:
https://bookmeter.com/books/13123311
■天井美術館
国内外の名建築の天井の写真集。
日本の建築物の天井は絵画で飾るより梁とかの構造そのもので勝負してる感じ。
西洋では珍しくない天井画は日本ではあまり多くないらしいので、日光東照宮・薬師堂の鳴き竜くらいしか思いつかなかったのはある意味正解でした。
富士屋ホテルって天井高いなあ。
読了日:11月25日 著者:五十嵐 太郎,菊地 尊也
https://bookmeter.com/books/13408900
■浅田家! (徳間文庫)
実家のご近所さんから頂いた本。
私が写真集「NEW LIFE」を見たのが2012年12月。
浅田さんが被災地で写真を洗っていた後のことなんだなとしみじみする。
「もし、一生にあと一枚しかシャッターを切れへんとしたら、浅田よ、お前は何を撮る?」
浅田家の消防士みたいなインパクトはないけれど、自分の家族写真を見たくなりました。
読了日:11月24日 著者:中野量太
https://bookmeter.com/books/16347361
■男と女の理不尽な愉しみ (集英社新書)
林真理子と壇蜜による男と女を巡る対談。
林さんの「まえがき」で、私は完全に聞き役だったと書いてますが、文字のボリューム的には同じくらいに見える。
先を促すような合いの手を入れて、壇蜜さんから次にどんな言葉が出てくるのか分からないやりとりを面白がってるように思いました。
林さん、対談が楽しかったんだろうなあ。
辺真一さんと友達になれそうと言うのは壇蜜さんくらいしかいないかも。
読了日:11月24日 著者:林 真理子,壇 蜜
https://bookmeter.com/books/12428124
■フランスの色 (コロナ・ブックス)
フランスの伝統色242色を紹介する。
日本でも桜色とか小豆色とか言いますが、それのフランス版。
「ブルー」では葛飾北斎、「オランジュ」ではミュシャの作品など、色の分類ごとに掲載されている写真が綺麗。
無粋とは分かっているけれどカラーコードもしくはRGBがあればもっと良かった。
読了日:11月23日 著者:
https://bookmeter.com/books/586841
■冷凍フルーツのひんやりスイーツ
「この本は、冷凍フルーツをスイーツにして楽しむレシピ集」
最近は、いろんな種類の冷凍フルーツがあって夏は本当に助かってます。
でも夏を過ぎると途端に食べなくなって余ってしまうので、救済のために買った本。
セミフレッドって市販のアイスを使えばいいのか、生クリームを泡立てたりしなくていいから手間が省けて簡単。
読了日:11月23日 著者:あまこ ようこ
https://bookmeter.com/books/12817994
■春待ち雑貨店 ぷらんたん
ハンドメイドアクセサリーショップ「ぷらんたん」を舞台に、店主の巴瑠の周囲で起きる騒動。
ターナー症候群の巴瑠にプロポーズした一誠が無精子症、ちょうどいいと言いたくなる気持ちは分からないでもないけれど、巴瑠にとっては不用意な発言。
子供が出来ないということで巴瑠と別れたあのひとは最低野郎なんだけれど、そのことがあったから余計に一誠とのことに慎重にならざるを得なかったと思う。
嫌がらせの犯人が長谷川夫妻じゃなくて良かった。
読了日:11月22日 著者:岡崎 琢磨
https://bookmeter.com/books/12557589
■弾丸メシ
必ず日帰り、食事は一時間以内、絶対に残さない。それが弾丸メシのルール。
函館の地域チェーン店、ラッキー・ピエロのハンバーガーで完食ルールが崩れてしまったけれど、あれだけ食べていれば仕方ない。
ヘルシンキに行ったついでに食べた「カラクッコ」がなかなか強烈。
しっかりした生地の黒パンの中に豚の脂をまとった小魚がびっしり詰まっていて、見た目で食欲なくしそう。
フィンランド人もあんまり食べないそうで、ビジュアルのせいなのか、味のせいなのか。
愛媛の2種類の鯛めし食べ比べが美味しそうでした。
読了日:11月22日 著者:堂場 瞬一
https://bookmeter.com/books/14532541
■みみずくとおじいさん
図書館のリサイクル本棚から貰ってきた本。
頑固者のおじいさんがみみずくと仲良く出来ずに追い出したせいで、牛乳がたくさん入ったおいしい紅茶が飲めなくなった。
風が吹けば桶屋が儲かる、みたいな話でした。
それにしてもマルハナバチって、もふもふでコロンとしてて可愛いですよね。
読了日:11月21日 著者:ビアンキ,松谷 さやか
https://bookmeter.com/books/1378928
■ウィーン美術史美術館 (スカラ みすず美術館シリーズ)
「ウィーンの〝美術史美術館〟という名称は、そこに収蔵されているヨーロッパの芸術と文明のさまざまな領域と時代にわたる作品のコレクションとともに、この美術館の建物それ自体も指している。
というのも、この建物は建築としても、十分関心をひくに値する一大殿堂だからだ」
皇帝フランツ・ヨーゼフにより、同じ外観を持つ自然史博物館と向かい合わせに建てられた。
「バベルの塔」などブリューゲル(父)の作品群が見応えがあります。
読了日:11月21日 著者:マンフレート ライテ・ヤスパー,ヴォルフガング プロハスカ,ルドルフ ディステルベルガー
https://bookmeter.com/books/1922715
■万屋大悟のマシュマロな事件簿
警備会社社長の万屋大悟の娘が所属するローカルアイドル「marshmallow15」に脅迫状が届いた。
マシュイチの警備をしながら周辺で起きる数々の事件に対処する万屋。
娘の心配をする親バカな面もありつつも警備の仕事をこなし部下からの信頼も厚いので、将来的に大きな会社になっても大丈夫と思えました。
ドラマ化するなら装幀のまま遠藤憲一さんでぜひ。
読了日:11月20日 著者:太田 忠司
https://bookmeter.com/books/12442967
■トラベル・ミステリー聖地巡礼 (双葉文庫)
トラベル・ミステリーで登場した事件現場を訪ね歩く。
トラベル・ミステリーとは、列車などの交通機関が殺人現場になったり犯人のアリバイ工作に利用されたりする作品。
探偵が旅先で事件に遭遇したり、事件現場に赴いたりする場合は「旅情ミステリー」として区別されることもある。
紹介されている作品で読みたい本がたくさんありました。
東海道本線の真鶴・根府川駅間の旧線の存在を思い出して事件現場を特定しなおした笹沢佐保「空白の起点」は、この風景こそが犯人が意図した舞台装置なのだと説得力が増すように思えました。
読了日:11月20日 著者:佳多山大地
https://bookmeter.com/books/14252736
■お江戸超低山さんぽ
東京に残る江戸の風情、超低山をお散歩しよう。
摺鉢山や飛鳥山、そういえば土地の名前がすでに「山」なのだから不思議はないのだけれど、こんな街の中に山があるって意外な感じ。
富士塚も結構あるし、江戸のひとたちは気軽に登山を楽しんでいたのかな。
読了日:11月19日 著者:中村 みつを
https://bookmeter.com/books/591315
■いざというとき使えるために 緊急のものトリセツ図鑑3まちのなか
AED、防犯ブザー、公衆電話。緊急時に正しく使えるように分かりやすく図解説明する。
公衆電話っていまは台数が少ないし、大人でも非常時のSOSや災害用伝言ダイヤルを実際に使ったことがあるひともそれほどいないだろうから、使い方はちゃんと知っておいた方がいいだろうな。
読了日:11月19日 著者:教育画劇編集部
https://bookmeter.com/books/15450824
■ポーの一族 秘密の花園 (1) (フラワーコミックススペシャル)
「ランプトンは語る」の絵が描かれた経緯。
ユニコーンの続きが気になっていたので残念ですが、アーサー・クエントンとの出会いは後々まで影響しているので、埋められていく時系列を楽しむことにします。
アランを連れたエドガーは不自由だけれど、きっとそれが生き延びる理由。
読了日:11月19日 著者:萩尾 望都
https://bookmeter.com/books/16659571
■毒島刑事最後の事件
事件を起こした犯人たちの背後に見え隠れする<教授>と呼ばれる人物の存在。
麻生班に所属していた当時の毒島警部補が真相を暴く。
毒島は犬養のトレーナーなのだけれど、麻生が心配するのも無理ないかな、なんせ「毒島原発」だもの。
もしも影の黒幕が刑務所で酷い目に遭ったとしても、それが神の御心なのでしょう。
皮肉のつもりで毒島に作家でも目指してみてはどうかと言った麻生は、まさか本当に実現するとは思っていなかったんだろうな。
読了日:11月18日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/16164814
■逆説の日本史23 明治揺籃編 琉球処分と廃仏毀釈の謎 (小学館文庫)
本の半分くらいが朝日新聞をはじめとしたマスコミ機関への批判。
この世には「今日の新聞記事が明日の歴史になる」という「法則」が存在していて、旧帝国陸軍と朝日新聞には不気味なほどの共通点がある。
鹿児島県には国宝・重要文化財クラスの仏像や寺院が皆無というのは知らなかった。
廃仏毀釈を徹底した結果、旧薩摩藩・島津家の菩提寺すら残っていない。
朱子学おそるべし。
読了日:11月18日 著者:井沢 元彦
https://bookmeter.com/books/16610585
■病気を遠ざける!1日1回日光浴 日本人は知らないビタミンDの実力 (講談社+α新書)
ビタミンDの血中濃度を最適化し、現代人が悩む慢性的な疾患の予防と改善を果たすために、成人には1日100㎍(4000IU)の皮下での合成と摂取を勧める。
日焼けによるビタミンD合成は生成の上限があり過剰症の心配がない。
(加齢などで個人差があるのでサプリも活用)
◎花粉症の対処法◎
1.毎朝100㎍(4000IU)のビタミンDをサプリで摂取。
2.午後にぶり返したらもう一度100㎍(4000IU)摂取。
3.安定してきたら日光浴+食事orビタミンDサプリ50㎍(2000IU)を継続。
読了日:11月17日 著者:斎藤 糧三
https://bookmeter.com/books/12130408
■あき姫 (10) (秋田文庫)
最終巻。
「未来への遺産」
独裁国家で革命が起きそうな気配があり、美術品を救うべく集められた専門家たち。
一枚の絵に託された心は時を超えより強くより鮮やかになっていく。
燁姫と再会した母親が握りしめていた絵は、父が残した母娘の幸せな時間。
画商を辞めるかどうかとか、その後のことは描かれていないけれど、燁姫が自分自身で選択したことならばきっと後悔しないはず。
読了日:11月17日 著者:佐伯 かよの
https://bookmeter.com/books/128474
■具だくさんおにぎり
本当に具だくさんのおにぎりでした。
おいしそうなのだけれども、缶詰ホールコーン大さじ1を使ったあとその残りをどうしようか悩んでしまうので、このためだけに具材を用意するのはちょっと大変かなあ。
だいたい普段の食事で使ってる材料が多くて使い回しも問題なし、というひとには向いているかも。
読了日:11月16日 著者:中村 美穂
https://bookmeter.com/books/13150580
■あき姫 (9) (秋田文庫)
世界が白黒でしか見えない画家が白黒映画の監督に見出される「黒と白の光像」は連載してた雑誌で読んだかも。
色が見えることは色を分かることとは違う、見えることでごまかされることも多い。
「風の星座」絵を盗もうとした香港の少女から富豪の老人が持つブラックファイルにたどりつく。これで燁姫は父親の絵を見つけられるか。
10巻に続く。
読了日:11月16日 著者:佐伯 かよの
https://bookmeter.com/books/195169
■港湾遺産
社団法人日本埋立浚渫協会の創立40周年の記念誌。
「本書では美しい写真と解説からなる本編と、築造に関わった人物や構造形式など関連するデータをまとめた資料編の2部構成となっております」
当時、他にはない石積みの堀込港湾として建設された高知県・手結港や、
20世紀に世界一の造船大国へと成長を遂げた日本のいわば「はじめの一歩」となった横須賀造船所など、江戸時代や明治初期に造られた港湾施設は意外と残っているのですね。
わずか2か月の設計期間だった稚内港北防波堤ドームが大胆で斬新。
読了日:11月15日 著者:社団法人日本埋立浚渫協会
https://bookmeter.com/books/17066727
■あき姫 (8) (秋田文庫)
「聖職の仮面」ほんのちょっとだけ映画「二代目はクリスチャン」が頭を掠めていきました。
クッキーや飴を売る代わりにシスターたちが描くマリアの絵、神のご加護がありますように。
「迷宮夢」亡き父親が描いた燁姫の絵はこれなのかな。燁姫の画商のときのあの姿は父親の理想と寸分違わない。
9巻に続く。
読了日:11月15日 著者:佐伯 かよの
https://bookmeter.com/books/195168
■サーカスが来る日―本橋成一写真集
韓国のサーカス団のモノクロ写真集。
1989年の本でモノクロってこともあるのかもしれないけれど、キラキラな派手さはまったくなくて、街から街へと移動して興行する見世物小屋のような雰囲気。
こういう地味で素朴な舞台でのサーカスは大掛かりな仕掛けが無いから、お客さんたちとの距離も近い。
読了日:11月14日 著者:阿奈井 文彦
https://bookmeter.com/books/1652558
■あき姫 (7) (秋田文庫)
「黄泉への肖像」肖像画を描かない画家が描いた肖像画はまさに命を繋ぎとめた最後の一葉。
「神使い」過去の芸術家から脱却して自分自身で勝負する、そのチャンスを無駄にしちゃいけない。
「山水化」蒼が初めて本当の自分のサインを入れた絵。家族が集う居間に飾られる絵は、これからずっと家族の時間を見守る存在になるのだろうな。
8巻に続く。
読了日:11月14日 著者:佐伯 かよの
https://bookmeter.com/books/195167
■定年後、人はなぜ太るのか―健康長寿の食事学
「60歳からの食事が高齢期の元気を決める!」
生活習慣病予防のための食事から、健康長寿の食事にチェンジ。
筋肉や臓器を作り免疫力を支えるたんぱく質はしっかり摂る。
けれど肉に偏った食事は良くないので、肉や魚を食べたらその2倍量の野菜を摂るのが目標。
読了日:11月13日 著者:本多 京子
https://bookmeter.com/books/688505
■あき姫 (6)(秋田文庫)
「青銅の悪魔」またもや登場ゴーツクばーさん。
孫娘と間違えられて誘拐されたあゆみを救うべく高寺女史の秘密を暴くことになった燁姫。
絵の枚数が減ってる理由はあのデータを買うために売ったから、ってことなのかな、いまひとつ良く分からず。
「茜印」学校を転々とするのは起業するための修行、茜のバイタリティが頼もしい。あのスタンプは一流になるという茜の決意。
7巻に続く。
読了日:11月13日 著者:佐伯 かよの
https://bookmeter.com/books/195166
■パフェ本
掲載されているほとんどのパフェが期間限定商品、同じものがもう食べられないということなので、カタログみたいに見て楽しんでいました。
おいしいパフェ食べたいな。
愛知県江南市の「まちのちいさなパフェ屋さん」の納豆パフェがとっても気になります。
読了日:11月12日 著者:斧屋
https://bookmeter.com/books/13155995
■あき姫 (5) (秋田文庫)
解説の谷山浩子は「顔は面長で背は高いし」って書いているけれど、面長というより頭が長いのがちょっと気になる。
パリに留学した蒼とシャトラン伯爵夫人との恋「巴里の空の下」は雑誌で既読な気がする。つらい結末を迎えた蒼にはあゆみがいるから大丈夫。
「月下白蘭」恋心であやうかったのは鷹士も同じ。秘書の水樹の登場で燁姫とのすれ違い生活が苦しくなってしまう。
「地下競売」飛び立ったキリストがどうか無事に安寧の地に戻れますように。
6巻に続く。
読了日:11月12日 著者:佐伯 かよの
https://bookmeter.com/books/195165
■平成・普通切手総図鑑
「平成時代の普通切手の全貌が分かる至極の一冊」
普段、切手が貼ってある郵便物を目にすることがあまりなかったので、デザインに「統一性がある」のが平成・普通切手の大きな特徴だということを知らなかった。
確かに、昔の60円切手と40円切手は図案の雰囲気がだいぶ違っていたもんなあ。
普通切手は2017年末からグラビア印刷の国立印刷局製からオフセット印刷のカルトール社製に切り替えられた。
前島密の1円切手を比べてみると印面の細部がくっきりしてるのが分かる。
読了日:11月11日 著者:
https://bookmeter.com/books/13795389
■あき姫 (4) (秋田文庫)
絵画とは「観る人がいなければ絵の具をぬりたくったただの布地…観る人がいてこそはじめて芸術として花開くんですよ」。
ゴーツクばーさん再登場の「華の器」では、資産を増やすための道具だった絵画が美術館に飾られることになり、なんだかホッとした。
そういう意味では「言葉なき虜囚」は双子のような作品。
絵画に興味がない館長がいる美術館から盗まれた絵画は犯人の手により綺麗に修復されていた。
美術館の在り方を考える作品でした。
5巻に続く。
読了日:11月11日 著者:佐伯 かよの
https://bookmeter.com/books/195164
■レトロさんぽ 名古屋・愛知編
愛知県のレトロを感じさせる場所を巡り歩く。
明治村には行ったことがあるんですが、その当時はあまり興味がなかったので、それほど楽しくなかったのです。とにかく暑い日だったし。
今なら玄関部分が移築された帝国ホテルで「これがフランク・ロイド・ライトの!」とか思いながら、喫茶室でお茶でも飲んでくるのになあ。
地図が小さくて見えにくいので、地図アプリなどで確認したほうが良さそう。
読了日:11月10日 著者:Points de tricot
https://bookmeter.com/books/224433
■あき姫 (3) (秋田文庫)
のんべ宿無しの画家があゆみに憑依して未練がないように後始末をしていった「御神酒先生」と、
子供のころの燁姫の絵が本物だったらどうするのか、各自がそれぞれ思いを巡らす「仮面舞踏会」が良かったです。
燁姫は亡き父親の絵を見つけたら画商でいる意味はなくなるけれど、絵画の背景に理解がある燁姫は画商を辞められるのか。
4巻に続く。
読了日:11月10日 著者:佐伯 かよの
https://bookmeter.com/books/195163
■永谷園生姜部のしょうがスイーツ
しょうがシロップとしょうがチップスを作り、それを利用したしょうがスイーツのレシピ。
シロップを作ればその流れでチップスも作れてしまうのでラク。
いつも市販の粉末になったやつを利用していますが、チップスの歯ざわりはアクセントになるからいいなあ。
すぐに食べきっちゃうとは思うけれど保存期間はどのくらいだろうか。
永谷園にはしょうがのイメージはなかったので、他企業とのコラボ商品とかもあって意外だった。
読了日:11月09日 著者:
https://bookmeter.com/books/4255615
■あき姫 (2) (秋田文庫)
レタッチマンによる贋作の事件で知り合ったあゆみは良い片腕になりそう。
連載していた雑誌をたま~に読んでいたので、なんとなく覚えがあるのは2作品。
「空中画家」どこに飾って良いのか分からない絵は青空に映える絵。
「白炎」燁姫が炎を描き加えて完成したこの絵は、この世で結ばれなかったふたりへの手向け。
それにしても「蒐集家」の高寺女史には参ったな。
3巻に続く。
読了日:11月09日 著者:佐伯 かよの
https://bookmeter.com/books/195162
■るるぶ横浜 中華街 みなとみらい’21 (るるぶ情報版地域)
まさか地元のるるぶを買うことになるとは。
サグラダファミリアと揶揄される横浜駅も落ち着きそうだし、横浜ハンマーヘッドなど新しい施設も色々とオープンして知らないところが多いので、まあいっか。
お散歩ついでに見てこようと目論んでいるところです。
読了日:11月08日 著者:
https://bookmeter.com/books/15001028
■あき姫 (1) (秋田文庫)
昼は地味な女子高生。
けれど夜は銀座の画廊のオーナーという裏の顔を持つ瀬名生燁姫は、画家だった亡き父親が自分を描いた肖像画を見つけられるのか。
燁姫が出会った高柳蒼がなんとなく見覚えがあるなと思ったら、エリア88の風間真だ。
ここんちの夫婦は絵柄が似ているから違和感ないな。
婚約者の周防鷹士がいるのに郷司栄と結婚させたい親戚たちの思惑。
燁姫のスケッチを残して出て行った母親といつか会えるのだろうか。
それにしても秋田文庫、なぜこの装幀。
2巻に続く。
読了日:11月08日 著者:佐伯 かよの
https://bookmeter.com/books/384125
■ラグナロク洞―「あかずの扉」研究会 影郎沼へ (講談社ノベルス)
土砂崩れで洞窟に閉じ込められた鳴海さんとカケルが遭遇した連続殺人とダイイングメッセージの謎。
一般市民がダイイングメッセージを残して死ぬことはない、っていう鳴海さんの意見になるほどと頷いてみる。確かに、そんな機転を利かせてる暇なんかないだろう。
犯人のやりきれなさには同情するし復讐を選んだ時点で覚悟はできていたと思うけれど、後動さんの言う「最大の罪」はあとからじわじわダメージになりそう。
それにしても、毒薬の件を一般人に持ち掛けてくるなんて飛島刑事は後動さんをよほど信頼しているのだな。
読了日:11月07日 著者:霧舎 巧
https://bookmeter.com/books/483701
■五十になるって、あんがい、ふつう。
写真が多くて薄い本なのですぐに読めました。
岸本さんは年齢の節目ごとに振り返るような本を書いてることが多いので、自分がそれを後から追いかけてるような気分になります。
やかんをコンロにかけっぱなしにして空焚きに気が付かずヒヤッとした話には、読んでいるこっちもヒヤッとしました。
私も「これを待つ間に別のことができる」と考えてしまうので、ふたつ以上のことを並行作業するとこうなるよね~と自らを戒める。
読了日:11月07日 著者:岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/6733338
■彼女の狂詩曲―穂瑞沙羅華の課外活動 (ハルキ文庫 き 5-8)
事業仕分けされてしまいそうな「むげん」を救うために沙羅華をアイドルにせよ。
量子コンピューターのコンサルティングに従い、綿さんが説得に当たる。
今後のアイドル活動がどうなるのか分からないけれど、とりあえず、沙羅華と森矢教授が共同発表にこぎつけられて良かった。
完全に溝を埋めるのは大変かもしれないけれど、家族としての第一歩と感じられますように。
アイレスとフライデイって良い友達になれそう。
読了日:11月06日 著者:機本 伸司
https://bookmeter.com/books/6803194
■おれたちを笑え! わしらは怪しい雑魚釣り隊
発足当時は10人前後、それから隊員が増え続け、30人くらいの大所帯。
体育会系で年齢序列のドレイ制で手際をみっちりと仕込まれるから、結局は自分のためになると思う。
離島に行こうとすると何らかのトラブルに見舞われ上陸できないのは編集者ケンタロウが世話人になってからだと散々な言われようだったけれど、
どうにか加計呂麻島に行けそうで良かったねと思いきや、天野さんが蜂窩織炎になり奄美大島で21日間も入院。
これって人柱とか生贄とかのレベルの話になりそうな予感。
読了日:11月06日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/9851206
■ナンバーケーキ
誕生日や記念日のお祝い事にぴったりな数字の形のケーキ。
基本の生地はスポンジ生地とサブレ生地、メレンゲ生地。
クリームにはチーズやゼラチンを加えてあるのでほどよい硬さ、崩れにくい。
トッピングには市販のお菓子や果物、エディブルフラワーを組み合わせる。
果物はクリームのあいだに押し込むようにして乗せ、マカロンなどおおぶりのトッピングは3個程度の奇数にするとバランスが良い。
読了日:11月05日 著者:加藤 里名
https://bookmeter.com/books/14660869
■蠍座
たとえば、この星座の今日の運勢は、とテレビや雑誌でやっていても、すぐに忘れてしまうほど星占いには興味がないのですが、友達が石井さんのファンなので読んでみました。
私も蠍座の世界の「お国柄」を反映しているのでしょうか。
読了日:11月05日 著者:石井ゆかり
https://bookmeter.com/books/647172
■世界で一つだけの殺し方 (本格ミステリー・ワールド・スペシャル)
2作品を収録。
「不可能アイランドの殺人」
としまえんの乗り物の係員のバイトをしていたお兄ちゃんと知り合いってことは「トスカ」のあの子かとやっと気が付く。
父親ならモモちゃんの賢さを誇りに思うはずなのに、殺された継母のほうがよほど愛情深い。
「インペリアルと象」
瞬一郎が、動物園の象が飼育員を死なせた事件の真相を話しているときにモモちゃんから電話。
「人間、殺したい相手と強い意志があれば、何だって凶器に使えるものですね……」
読了日:11月04日 著者:深水黎一郎
https://bookmeter.com/books/7840064
■凹んだって、だいじょうぶ―希望の言葉を贈りあおう〈第2集〉
公募で寄せられた言葉、そして著名人15人の言葉も収録した「希望の言葉」メッセージ集の第二弾。
誰かを励ます言葉は自分を励ます言葉でもあるんだなと思いました。
「幸せはブーメランに似ている。誰かを幸せにしていると、いつかその幸せが自分のところに戻ってくる/鎌田實」
読了日:11月04日 著者:岸本 葉子,HOPEプロジェクト
https://bookmeter.com/books/193530
■幻惑密室―神麻嗣子の超能力事件簿 (講談社文庫)
ハイヒップ(超催眠術)によって密室になった屋敷で殺人事件が起きた。
外へ出られず電話は通じず、外と中とは時間の流れが違う。
超能力を持ち出してきたからこそキッチリした縛りがあり、その縛りをもとに推論していくのは普通のミステリと変わりない。
稲毛家に配達に行って巻き込まれた大野は気の毒。
嗣子は本当に保科と能解の恋の橋渡し役になるつもりでいるんだろうか。
読了日:11月03日 著者:西澤 保彦
https://bookmeter.com/books/575593
■この世界は思ってたほどうまくいかないみたいだ
本屋の新井さんによる本屋とはあまり関係のないエッセイ。
階下のコインランドリーに行くとき限定、エレベーターでパンツを脱げるのは、住民同士の暗黙の了解があるおかげ、ってことですね。
ピジョンブラッドのルビーのネックレスの買い取り価格が2万円から1万8千円に下がったのが切ない話。
他のお店に持って行ったら値段は変わったのかな。
南インド料理の店がお客で混雑していて、厨房のどっしり感とは裏腹なホールスタッフの慌てっぷりがなんだか可愛い。
読了日:11月03日 著者:新井 見枝香
https://bookmeter.com/books/13520812
■殺人シーン本番―神津恭介傑作推理 (春陽文庫)
短編集。
「目撃者」は既読。
犯人が死んでしまうパターンが多い。
警察にしても恭介にしても、自殺しようと決めた人間を止めるのは難しい、とか言ってる場合じゃないと思うのだけれど。
死人ばかりの作品のなか「棋神の敗れた日」でほのぼのとした気分になりました。
こういう能力があると気付かれなければ将棋の世界に君臨していたかも。
読了日:11月02日 著者:高木 彬光
https://bookmeter.com/books/1175917
■あなたにあえてよかった―テースト・オブ・苦虫〈8〉
「ヨミウリウィークリー」2007年2月~2008年5月掲載分。
フィクションとノンフィクションが入り交じったような文章ともこれでお別れ、最終巻。
美しい国というからには、空港の出入国カウンターを金蒔絵などを施して美しくするのはどうだろう、と提案。
「すぐにおまえはなんでも金蒔絵でごまかそうとしている、と批判する人が出てくるかも知れないが、それでは君はいったいどんなプランを出したというの?
なにもしないでただ他を批判していては物事は前に進まない。たとえ一歩でも前進することこそが重要なのだ」
読了日:11月02日 著者:町田 康
https://bookmeter.com/books/590507
■柴犬だいふく
自分で動物を飼ったことはありませんが、柴犬、可愛いなあ。
普段からたくさん写真を撮ってるのが分かるような安定感、良い意味での親バカっぷりにほのぼのします。
11月1日は犬の日。
「だいふく、友だち、そしてすべてのわんちゃんが今日も幸せでありますように」
読了日:11月01日 著者:後藤 隆之介
https://bookmeter.com/books/11667100
■文字の博覧会―旅して集めた"みんぱく"中西コレクション (LIXIL BOOKLET)
25年間で100を超える国々を訪問し、市井の人々が記した手写本を含む3000点近くの文字資料を収集した中西亮氏のコレクション。
東南アジアのブラーフミーの丸い文字はやっぱり可愛いなあ。
全然読めないけど、眺めているだけで楽しいです。
個人でこれだけ集めるなんて大変だっただろうけれど、消えていく言語もあるから、そう言う意味でも貴重な品々。
読了日:11月01日 著者:西尾哲夫,臼田捷治,浅葉克己,永原康史,八杉佳穂
https://bookmeter.com/books/10644264
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