やわらかい螺旋

徒然なるままに

2024-06

2024-07-01 06:52:29 | 
2024年6月の読書メーター
読んだ本の数:75冊
読んだページ数:14704ページ
ナイス数:567ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2024/6
■楽園の殺人
15年ぶりの全島調査のため、独自の生態系を形成している東硫黄島に上陸した研究者7名とスポンサーの民間企業の社員2名。
研究者のひとりが口に大量の外来植物の種を詰め込まれた状態の死体として発見される。
外来種を持ち込んで生態系を壊さないように、これだけ色々と配慮したり手を尽くしても、結局は人間こそが異物。
楽園に人間は要らない。

読了日:06月30日 著者:越尾 圭
https://bookmeter.com/books/18700945

■きものが着たい
「きものを自由に楽しむための初心者応援エッセイ」
着物って、帯だのなんだの着付けが大変で、洋服ほどの気楽さがないから、すごくフォーマルな場面で着るものだというイメージ。
だから普段から着てるひとはすごいなあ。
群さんは試行錯誤しつつ着物を着ているので、色々と苦労した末での巻末ガイドは実用的で役に立ちそう。
好き嫌いはあるでしょうけれど、こういうものがありますという選択肢はとっかかりになると思う。

読了日:06月30日 著者:群 ようこ
https://bookmeter.com/books/15688826

■潜水艦事典 (イカロス・ムック)
強弱を併せ持った最強兵器、潜水艦について。
船は水上部分に多少のダメージを受けても沈まないが、水線下のダメージは致命的。
敵に見つからないように水中から船底に穴をあけるという弱者の考え方による兵器が実は最強の海洋兵器として君臨している。
けれど浮上できないリスクなど弱点もある。
日本は事実用世界第4位の潜水艦保有国。
原潜を保有していないものの、潜水艦を自国建造できるのは強み。
北朝鮮に潜水艦があるのが意外、ちゃんと運用できてるんだろうか。


読了日:06月29日 著者:
https://bookmeter.com/books/19005648

■運動ゼロ、カロリーを考えずに好きなものを食べてやせる食生活
食べることを諦めないダイエット。
基本としては1日当たり、「肉・魚・卵など」300g、「ごはん」300g、「野菜」300gを食べる。
いちいち重さを量るのは面倒なのでランチョンマットと器を活用して全体量を把握するやり方は分かりやすいと思いました。


読了日:06月29日 著者:堀口 逸子,平川 あずさ,木村 いこ
https://bookmeter.com/books/20254178

■「結婚」を手放したらかえってラクになりました (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
なんとなくタイトルと合ってないような。
結婚したいと思い詰めるのをやめたらラクになりました、ってことかな。
付き合ってるひとと同棲してるんだから結婚して当然!ってずっと思ってたら、そりゃつらくもなるでしょう。
別れた後に大阪から東京に仕事場を移して新しいスタート。
自分の人生を見つめ直すいい機会だったのかもね。


読了日:06月29日 著者:カタノ トモコ
https://bookmeter.com/books/9695256

■世界一くだらない謎を解く探偵のまったり事件簿 (マイナビ出版ファン文庫 も 1-2)
元刑事の阿久井が徳島で営む温泉宿「かくれが」に宿泊する条件は、世界一くだらない謎を用意すること。
阿久井は、東京の出版社を辞めた櫻井寧々子など、宿泊客たちの謎を解く。
くだらない謎ではあるものの、謎の真相は結構シリアス。
だから「まったり」とはちょっと違うかなとは思いますが、その謎をくだらないままにするかどうか、客が考える手助けをしてるような気がする。


読了日:06月28日 著者:木犀あこ
https://bookmeter.com/books/20969607

■オタクのたのしい創作論
「絵描き字書き問わず、創作において悩めるオタクの魂の叫びを、超・オタク作家カレー沢薫がゆるっと解決!」
なんでだろう、すごーく昔の「みんな悩んでおおきくなった」の某CMのフレーズを思い出した。
オタクの悩み相談はオタクにしろという好例。回答に血が通っていて上っ面だけの慰めじゃないと分かる。
今はpixivなどのおかげで誰でも気軽に作品を投稿できるし、それを誰でも気軽に読める。
だからこそ創作に関する悩みを抱えるひとが増えた。
「でも創作できる人間に生まれてきてラッキーでしたね」
読了日:06月28日 著者:カレー沢薫
https://bookmeter.com/books/21337720

■MOZU 超絶精密ジオラマワーク
「すべて手作り。すべて独学。ただひたすらに、好きなことを形にし続けてきた」
超絶リアルなジオラマの世界。
表紙の「自分の部屋」がもうすごすぎる。
机の引き出しはちゃんと使えてゴミ箱にはカップ麺と割りばしが捨ててある。
サイズは小さいけれど、普段の生活そのまま。

読了日:06月27日 著者:MOZU
https://bookmeter.com/books/12387154

■東京からちょっと旅 ちいさな美術館めぐり
東京から日帰りまたは1泊で行ける80の美術館を厳選して紹介する。
表紙は長野県・碌山美術館。
夏の時期はツタが生い茂っているのも良いです。
千葉県のホキ美術館の創設者・保木将夫氏の肖像画が解説を読むまで写真だと思ってました。
2017年の本なので美術館のフォトスポットがまだそのままかは分かりませんが、福島県・斎藤清美術館でムンクになりたい。


読了日:06月27日 著者:土肥裕司
https://bookmeter.com/books/12462101

■絵本のお菓子 (momo book)
51冊の絵本や昔話の再現レシピと、その世界を膨らませたお菓子レシピ80。
ぐりとぐらのカステラはこういう本ではだいたい取り上げられるなあ。
レシピが色々あるので本ごとに比べてみると面白そう。
シンデレラのガラスの靴は使ってる材料に馴染みがなくてピンとこなかった。
飴細工ってことなのかな。

読了日:06月27日 著者:太田さちか
https://bookmeter.com/books/17912149

■どうぶつ寺のもふもふ事件簿 (マイナビ出版ファン文庫 あ 5-2)
会社に出勤する途中、駅前ロータリーの階段から落ちた如月那美。
病院で目覚めた那美は幽体離脱状態になっていた。
病院で出会った僧侶の吉川孝信とともにペットの霊と飼い主の想いにかかわっていく。
確かにもふもふ事件簿ではあるのだけれど、那美が事件に巻き込まれていることが怖かった。
引っ越し先での新しい生活がよきものになりますように。


読了日:06月26日 著者:藍川竜樹
https://bookmeter.com/books/21696842

■「山奥ニート」やってます。
『#家賃0円、#リモートひきこもり、#限界集落。嫌なことはせず1万8000円(月額)で暮らす方法。「なるべく働かずに生きていく」を実現したニートがつづる5年目の記録』
社会に居場所がなくて苦しいひとは、こういう生き方もあるのを知っていれば、だいぶラクになるかもしれない。
山奥を去った19歳の男の子みたいに、山奥ニートが嫌いな人が山奥ニートをすることがあっても、その経験は無駄じゃないと思う。


読了日:06月26日 著者:石井 あらた
https://bookmeter.com/books/15847828

■運慶 六田知弘写真集
「本書では、長年、国内外の仏教美術撮影を多く手掛けてきた六田知弘による、運慶作あるいは運慶工房によるものと考えられる作品群、そして父・康慶、息子・康弁の作も含めた97点を、モノクロームの3色印刷を主に展開し、その狭間に色刷りを挟み込んだ」
写真ごとに像の名前が紹介されているわけではないので、確認は巻末の掲載リストにて。
多分、実物そのものを目の前にしたらまた違った感想になるとは思うのだけれど、像を作ったひとの意志を超えた何かがあったから今の時代に残っているのかも。


読了日:06月25日 著者:
https://bookmeter.com/books/21525768

■レジンで作る 情景アクセサリー (レディブティックシリーズno.8030)
表紙がキレイでついうっかり図書館で借りた本。
私には作れる気がしませんが、これだけ上手に出来たら楽しそう。
お菓子の空き容器(ヨーグレット)をうまく利用して波紋のようにしてみたり、よく考えつくなあ。
レジンはつるっとしたものという印象があったけれど、表紙のコレはでこぼこしてる。


読了日:06月25日 著者:
https://bookmeter.com/books/16622742

■京都ご近所物語 (コミックエッセイの森)
結婚を機に滋賀県から京都に引っ越してきたムライさんと台湾人の夫のゴさんが京都らしさを堪能する日々。
下鴨神社の流鏑馬神事は有料観覧席でもこんなに混むんですね。
でも席に座って落ち着いて見たいし、ひとり2000円ならいいかもしれない。
朝顔を植えたことでご近所さんとの交流が増えたのが微笑ましいです。


読了日:06月25日 著者:ムライ
https://bookmeter.com/books/11617837

■解剖探偵 (角川文庫)
新人刑事・祝依然とゴスロリ解剖医・霧崎真理の法医学ミステリ。
祝依は殺された人間の霊が見えるので、自殺と判断された現場でも霊が見えれば実は他殺、それを他の刑事たちに納得させるのが大変。
霧崎がゴスロリにしてる理由は察しがつくけれど、祝依の過去とも繋がってくるなんて。
結果的には復讐を果たした霧崎はこれで満足しただろうか。


読了日:06月24日 著者:敷島 シキ
https://bookmeter.com/books/19955433

■彗星交叉点 (単行本)
たまたま出会った言葉について思いを馳せる。
前にも同じ説明をした、説明をされた、そういうことが多そうだなあ穂村さん。
「スペルのまちがったメールアドレスの子」なんてインパクトあるのに忘れてしまって、まあそれも愛嬌です。
穂村さんの名前の文字は、私もやっぱり「稲穂の穂」と説明するだろうな。
だから稲穂を知らないひとにどう言えばいいのか悩んでしまう。


読了日:06月24日 著者:穂村 弘
https://bookmeter.com/books/20715155

■超リアル 戦国 武士と忍者の戦い図鑑
武士と忍者にスポットを当て、戦での役割りなどを解説する。
子供にも分かるようにイラストを使っているのが良かったです。
平和な江戸時代の武士たちは鎧を着る事がなくなり、先祖伝来の大事な鎧も正月や端午の節句に飾るだけ。
幕末の外国船来航で鎧を身に着けようにも着方が分からない者が多く、絵入りの鎧の着方本が出回った。
足音を立てない忍者の「歩法」のうち一番難しいのは自分の両手の甲の上に足を乗せて歩く深草兎歩(しんそうとほ)。
試しにやったら尻もちつきました。
読了日:06月23日 著者:
https://bookmeter.com/books/15639924

■がんとわかったら読む本 新装版 (ブティックサプリ)
がん告知時、手術前、手術後で、それぞれ知っておきたい主要なポイント。
「余命3カ月=あと3カ月の命」ではなく、ステージ4から克服する人は意外と多い。
それなので、余命は聞かない方がいいし、もうダメだと決めつけないことが重要。
がんに安静はむしろ弊害、手術前からスクワットを始め、タンパク質を意識的に摂る。
手術後は糖質を減らした野菜中心の食事で栄養バランスを整える。


読了日:06月23日 著者:佐藤典宏
https://bookmeter.com/books/21438047

■青沼さん、BL漫画家をこっそりめざす。
もうすでに漫画家として活動しているのに、BL漫画家としてデビューをめざす。
編集M元さんがズバズバ言い過ぎて笑うw
描きたい情熱があることと、描きたい内容を描ける画力があるかどうかは話が別。
最近はアマチュアでもべらぼうに画力のあるひともいるし、持ち込みしてもなかなか厳しいですね。


読了日:06月23日 著者:青沼貴子
https://bookmeter.com/books/5866398

■檸檬喫茶のあやかし処方箋 (一二三文庫)
あやかしを視る力のせいでいじめられた経験がある清白紅花は、高校では他人と関わらないように過ごしていたが、ひょんなことからクラスメイトの八城千夏に能力のことを知られてしまう。
将来的に、祖母の喫茶店と檸檬の木を受け継ぐなら別に大学に行かなくてもいいと思うけど、どうするかはゆっくり決めればいいよ。
千夏くんと三浦くんが紅花の友達になって良かったと思う反面、違う意味で女子からいじめられないかなと心配。


読了日:06月22日 著者:丸井とまと
https://bookmeter.com/books/15868279

■カラマーゾフを殺したのは誰か? 世界の名作でリーガルマインドを学ぶ (ディスカヴァー携書)
「カラマーゾフの兄弟」のクライマックス、長男ミーチャが父親を殺害した容疑者として裁判にかけられるシーンの裁判記録。
実際の裁判に照らし合わせるとこういうことだ、という解説が面白かったです。
裁判で判断するのは、ミーチャが犯人であることについて「合理的な疑いがあるかどうか」ということ。
ミーチャが殺したか否かの判断をすればそれでよく、ミーチャが犯人でない場合に誰がどんなふうに殺したのか、までの決定はしなくてよい。
疑わしきは罰せずと言うけれど、有罪か無罪かの判断って難しい。


読了日:06月22日 著者:津田岳宏
https://bookmeter.com/books/8119966

■誰も教えてくれない田舎暮らしの教科書
憧れの田舎暮らしをする前に知っておきたい現実の話。
定年退職後に田舎に住むのもいいね、なんてふんわりと考えてるひとはこの本を読んだ方がいい。
厳しいですぞ田舎暮らし。
いつも誰かが監視していて過干渉だの過剰介入される毎日に耐えられそうもない場合は、別荘地を移住候補地にする。


読了日:06月21日 著者:清泉 亮
https://bookmeter.com/books/12931022

■リネア モネの庭で
モネの絵が大好きなスウェーデンの少女リネアは、アパートの上階に住むブルームさんと「モネの庭」を旅する。
本の中で見ていた世界が目の前にあって、いまここにいる嬉しさがよく伝わってきます。
改修中のため閉鎖されてる「睡蓮」を例外で見せてもらったり、偶然モネのひ孫に出会って話をしたりと、本当に充実した旅。


読了日:06月21日 著者:クリスティーナ・ビョルク
https://bookmeter.com/books/20777562

■今日はぐっすり眠りたい。 (幻冬舎文庫 ほ 5-1)
もしかしたら自分は不眠症なのではないかと気が付いた貂々さんが気持ちよく眠れるために色々なことを試してみた。
私はもう眠れないタチなのだと半分諦めていますが、改善できるならその方が良いですものね。
枕元に玉ねぎを置くと眠れるってほんとかなあ。
貂々さんみたいに実際にやってないから分からないけど、臭いが気になりそう。
読了日:06月21日 著者:細川 貂々
https://bookmeter.com/books/530073

■七まちの刃 ~堺庖丁ものがたり~ (マイナビ出版ファン文庫)
大阪・堺で代々刃付けを家業としている家の娘・凪は、祖父から「家を継がなくて良い」と言われていることに納得できない。
祖父が入院しているあいだ、刃物を通じて色々な人と出会う。
凪の気持ちをまるっと無視した挙句に意図を隠して都合を押し付けるやり方をする人たちばかりで(主に鋼太郎)読んでいてつらかった。
食べ物につられてる凪も悪い。
読了日:06月20日 著者:遠原 嘉乃
https://bookmeter.com/books/13385354

■久住昌之の終着駅から旅さんぽ
終着駅からはじまる20のおさんぽ旅。
駅舎や周辺の風景、食べたものの写真が掲載されているので、こういう雰囲気だったのか~と思いながら読みました。
埼玉・秩父ジオグラビティパークの吊り橋が怖かった。
写真で見ると板と板のあいだが結構あいてて、ハーネスをつけていても足がすくんで渡れないかも。
伊豆箱根鉄道の修善寺駅って新しい駅舎になったんですね。


読了日:06月20日 著者:久住 昌之
https://bookmeter.com/books/20441923

■戦国ファッション図鑑 イラストで解説する戦国時代スタイリング (立東舎)
戦国時代のひとたちは何をどう着ていたのか。
甲冑とか兜とか、個性があって面白い。
庶民の着物の着丈は経済状況と仕事内容による。
貧しくて新しい着物が買えなくても、そもそも庶民は周りがだいたいそうだから気にしてなさそうと思った。でも冬は大変だろうな。
伊賀袴の型紙が掲載されていて、可愛いかどうかは置いといて履きやすいかなあ?


読了日:06月19日 著者:植田 裕子
https://bookmeter.com/books/10389538

■カラフルかわいい手づくりボタン (レディブティックシリーズno.3815)
オーブン粘土・レジン・プラバンでボタンを作る。
気に入るボタンがないなら自分で作れば良いじゃない、ってやつですね。
アクセサリーっぽく使えたりもして、作りようによっては用途が広がりそう。


読了日:06月19日 著者:
https://bookmeter.com/books/8216571

■いまだに毎日がおひとりさま。
「三十路、独身、彼も金もナシ…それでも今日もぐうたら生きています」
まあ、ぐうたらなところがあるのも人間ですよ。
寝落ちして風邪ひかないようにね。
感情の分かりやすさって大事だと思うので、そういうところは好感が持てます。
父親に地デジ対応テレビを貰った話がなんだか微笑ましかった。
お父さんの愛社精神すごい。

読了日:06月19日 著者:フカザワナオコ
https://bookmeter.com/books/669933

■十津川警部 海の見える駅――愛ある伊予灘線
父が一人で住むマンションの管理人から、しばらく姿が見えないと連絡を受けた息子の明。
妻に促されて捜索願を出した矢先、マンションで遺体が発見された。
今回は「実は」で一杯食わされたけれど、十津川警部の捜査の仕方ってこういう怖さをはらんでる。
それにしてもかまぼこ板とは。
読了日:06月18日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/12954712

■歌集 時間の距離 角川平成歌人双書
2010年に詠んだ短歌388首を編集したもの。
「父母兄弟の内ただ一人八十を超えしと煽てられて年越す」
「わが尻をつつきたる鹿何頭か煎餅の匂ひ残る掌」
「夏の暑さ冬の寒さを物ともせず鎌倉に見物の群衆絶えず」
「親に無きもろもろを子らは享受するカーナビ独身禁酒また独身」
「特攻に選ばれし兵の苦悩をば分つ世代にあとなきが善し」
「かなかなのアリア一瞬にして終り夏の満月森に消えたり」


読了日:06月18日 著者:塩野崎 宏
https://bookmeter.com/books/4072778

■鉄道文字の世界 旅して見つけたレトロな書体 (旅鉄BOOKS061)
「本書は駅名標や案内板など、鉄道会社で使用される文字・書体を紹介する本です」
鉄道会社がそれぞれ使っている文字の形ってバラエティに富んでいて面白い。
どういう基準で採用されたのかが気になります。
ひたちなか海浜鉄道湊線(勝田駅から阿字ヶ浦駅までの計11駅)の駅名標が、駅ごとに工夫されていて可愛い。
桜木町駅の乗車口案内タイル、気が付かなかったなあ、まだあるかな。


読了日:06月17日 著者:中西あきこ
https://bookmeter.com/books/20128723

■いまここ
谷川俊太郎の詩と川内倫子の写真による写真絵本。
のんびりと写真を眺めながら、言葉の意味を考えたりしました。
優しい本。
読了日:06月17日 著者:谷川俊太郎,川内倫子
https://bookmeter.com/books/21571858

■宿坊さんぽ
「1泊2日のプチ出家で身もココロも浄化してみませんか? あなたにピッタリの宿坊がきっと見つかります」
一般の旅館やホテルみたいにインターネットや電話で予約できるけれども、ドライヤーとかアメニティがない場合もあるし、門限やおつとめの時間を守るなどの注意事項に気を付けること。
積極的に修学旅行を受け入れてる知恩院・和順会館とか高野山の一乗院あたりは、大勢を泊め慣れているし施設も充実、宿坊ってことを忘れそう。


読了日:06月17日 著者:上大岡 トメ,ふくもの隊
https://bookmeter.com/books/9299418

■和菓子迷宮をぐるぐると
理系大学生の涼太は美しい和菓子に出会い、大学院に進まず製菓専門学校に入学、和菓子作りにのめりこむ。
涼太が和菓子の造形を対数美的曲線と表現して、育ての親の修ならその言い回しに納得してくれるかも。
これから涼太は真正面からあんこの呪縛と取り組むことになるけれど、和菓子を選んだ寿莉も周りに流されることなく頑張れ。まずはデートからかな。
6月16日は和菓子の日、涼太の勾玉の和菓子を食べてみたい。


読了日:06月16日 著者:太田 忠司
https://bookmeter.com/books/17452430

■「大相撲」知ったら面白すぎる70の話 (王様文庫 A 94-1)
テレビ観戦では分からない大相撲の奥深さ。
呼出の掛け声の東と西は実際の東西南北と一致してると思ってた。
実際はロイヤルボックスが正面の上座で北、行司の裁きや横綱土俵入りは正面に背中を向けない。
土俵づくりの土台になるのはビール瓶。
アサヒかサッポロじゃないとしっくりこないので、海外巡業ではわざわざ日本から持って行く。


読了日:06月16日 著者:下角 陽子
https://bookmeter.com/books/12097504

■夢の猫本屋ができるまで Cat’s Meow Books
東京・三軒茶屋にオープンした「Cat's Meow Books」は、お店の中に猫がいる猫の本の専門店。
本×猫の本屋を開店するまでの物語。
収益の一部を保護猫団体へ寄付したり、クラウドファンディングを活用していたり、売り上げと損益を公開していたりで、応援したくなる本屋さんでした。
起業を考えるひとにも参考になりそう。


読了日:06月15日 著者:井上 理津子,安村 正也
https://bookmeter.com/books/12977858

■アメリカ横断 我ら夫婦ふたり旅
ロサンゼルスからキーウェストまで、夫婦でアメリカ横断14日間の旅。
一度も夫婦喧嘩しなかったのがすごい。
役割分担が出来ていて、アメリカに行って楽しんで帰って来るプロジェクトチームって感じ。
ツーソンからニューオリンズまでは、1泊2日の寝台列車の旅。
食堂車で食べてるものがおいしそうでした。


読了日:06月15日 著者:山本 あり
https://bookmeter.com/books/15674709

■やさしい、いけばなの基本 人気花、定番花で品よく、おしゃれにはじめる
「本書では、流派に関係なく、庭先にあるグリーンや近くのお花屋さんで手に入るような花材で作る、いけばなをオールカラーのプロセス写真で紹介しています」
眼福でございました。
水につけなくても大丈夫な花材「ふとい」を知らなかったので、枠みたいにあしらってるコレの実物を見たら、本当の植物とは思わないかも。斬新で素敵。


読了日:06月15日 著者:竹中 麗湖
https://bookmeter.com/books/11243965

■有罪、とAIは告げた
新人裁判官・高遠寺円は、元指導官で刑事部総括判事の寺脇に呼び出され、中国から提供されたAI裁判官〈法神〉の検証を任された。
円がAI導入に警戒心を抱いていた矢先、18歳少年が父親を刺殺した事件を担当、裁判長の檜葉が〈法神〉にシミュレートさせた結果が死刑判決だと知る。
供述調書を作成した葛城に話を聞いた円がオンとオフを意識してたところが微笑ましい。
葛城の知人の萬田美知佳のセリフじゃないけれど、中国の技術を何の疑いもなく使うことがおかしいと思わないのが怖い。


読了日:06月14日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/21738930

■酒と家庭は読書の敵だ。 (角川文庫 め 1-4)
本にまつわるエッセイ。
古本屋を歩きまわって本を探すのは面倒くさい、中身を読むのはもっと面倒。
本を読んだり集めたりするよりも本を外から見るのが好き。
だから「毎日、無人島の前を新刊が段ボールに乗って流れてくればいい」
読まずに持ってるだけの本、多そうだなあ。
競馬(というかギャンブル関係)の本ってほとんど読んだことないのですが、これだけ推されたら読んでみたくなります。


読了日:06月14日 著者:目黒 考二
https://bookmeter.com/books/28800

■ヘンな信号機
ようこそ、ディープな信号機の世界へ。
自分が運転免許を持ってなくて本当に良かったとつくづく思う。
赤・黄・赤の信号とか、ちゃんと指示に従えるかどうか自信ありません。
LED信号機の雪対策は大変そう。
庇やカバーをつけたり赤灯火だけに融雪ヒーターを施したり、色々な工夫が見て取れます。
アトムの信号って、今はネットで検索すればすぐ出てくるけれど、設置初日に場所をばらした某朝日新聞ってひどいよな~。


読了日:06月13日 著者:丹羽拳士朗
https://bookmeter.com/books/21757404

■現実で勇者になれないぼくらは異世界の夢を見る
平成アニメを振り返る、アニメ文化史考察論。
人手不足だの低賃金だのやりがい搾取だのは海外を含めだいぶ世間に知られたと思うのだけれど(某MAPPAとかね…)、もう平成のころから言われていて、この釣り合いのとれなさが改善されれば良いと本当に思う。
京都アニメーションの放火をニュースで知ったときはショックでした。


読了日:06月13日 著者:井中 カエル
https://bookmeter.com/books/16634470

■えぇっ! これで糖質&脂質オフ! ? ヤセる欲望系おやつ
使うのは美容効果が高い材料のみ。
初心者でも簡単に作れるおやつ。
蒸しパンとパウンドケーキを作ってみたいな。
ノンオイルでおいしそう。


読了日:06月13日 著者:石原彩乃
https://bookmeter.com/books/17413700

■決定版 鬼平犯科帳 (11) (文春文庫) (文春文庫 い 4-111)
「男色一本饂飩」「土蜘蛛の金五郎」「穴」「泣き味噌屋」「密告」「毒」「雨隠れの鶴吉」の7篇を収録。
面白かったのは「男色一本饂飩」盗賊のお頭に見初められ拉致監禁された木村忠吾の貞操の危機。兎忠のキャラクターだからこその話。
「穴」自分で掘った穴の中から人間が、しかも長谷川平蔵が出てきたらもう気を失うしかないなあ。なんとなく「大川の隠居」を思い出した。


読了日:06月12日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/11653799

■はずかしい
「うんうんわかる。こそっと笑える。40代のひとり暮らし」
生まれ育った岩手関連の話が良かったです。
岩手県南特急バスのローカル感は、乗ったことないのになぜか懐かしい気分になりました。
子供のころからホヤを食べているのに捌き方が分からなくて、魚屋さんで聞いてやってみたのに、結局は捨てることに。
一度やってみないことには、出来るかどうか分からないことってありますね。
ブラックジャックのピノコに例える描写が秀逸。
読了日:06月12日 著者:白石 公子
https://bookmeter.com/books/467920

■美しい押し花図譜
写真集のような押し花図鑑。
ときどき本を下さる実家のご近所さんが押し花をしているのを思い出して、なんとなく図書館で借りた本。
ローズマリーやタイムみたいなハーブは、乾燥してるものが食材として売られているから、押し花として扱えるのが不思議な気分。
水分が少なく厚みがない花が押し花に向く花(アジサイ、キバナコスモス、カスミソウなど)。
向かない花は水分が多い花や空洞のある花(キク、シンビジウム、カラーなど)。


読了日:06月11日 著者:梶谷 奈允子
https://bookmeter.com/books/19301512

■市販薬は成分表示だけ見ればいい: プロが教える CMだけではわからない“もっと効く”薬の選び方
セルフメディケーションとは、世界保健機関(WHO)が「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と定義している取り組みのこと。
自分に必要な薬を「白衣の人」に惑わされずに買うためには、症状にあった成分を知っておいたほうがいい。
薬局の「白衣の人」だった時期があるので、商売だから売りたい薬があるっていうのがすごく分かります。
在庫の兼ね合いとかがね~…。
ドラッグストアで買える漢方薬徹底ガイドも良かったです。


読了日:06月11日 著者:岩井 浩
https://bookmeter.com/books/10008278

■お父さんのとっておきごはん (コミックエッセイの森)
お料理大好きイラストレーターが妻と娘に作る日々のごはん。
まだ小さい娘が食べられるように配慮することもあるけれど(ジャンバラヤをチキンライスにしたりとか)だいたいは大人と同じ食べ物。
著者の亡くなったお父さん直伝のおでんは懐かしくて優しい味。
「この味をいつか孫にも食べさせたいなぁ!」
きっと喜んでることでしょう。
読了日:06月11日 著者:猫元たつや
https://bookmeter.com/books/13089700

■エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 6 (MF文庫J)
エイルンがエルフィーナと共に消失して1年。
人間がマリス化するトゥーレイトが世界を襲い、対応しきれない国連に各国が不満を爆発させているさなか、ジンが組織したヘキサ解放レジスタンス「サクラノツルギ」が台頭する。
氷室義塾から売られた規格外十番やヘキサたちの扱いが酷すぎて読むのがつらい。
でも生きててくれて本当に良かった。
氷室義塾生が集結した「エイルンコード」はエイルンの信念を胸に立ち上がる。


読了日:06月10日 著者:東 龍乃助
https://bookmeter.com/books/11717827

■優雅さとミステリー つれづれノート41 (角川文庫)
2021年8月1日〜2022年1月31日の日々のこと。
かなり飛び飛び、しかも順番通りに読んでるわけじゃないから、子どもたちがもう一緒に暮らしてないことになんとなく驚く。
サクくん車の免許を持つような年頃かあ。
農作業して温泉に行ってテレビで将棋を観戦。
上っ面だけ見れば田舎でリタイア生活してるみたいだけど、ちゃんと創作活動もしているし、安定した生活と言えそう。


読了日:06月10日 著者:銀色 夏生
https://bookmeter.com/books/19516186

■26歳会社員、絵画を買ってみた
画廊でアート作品を買う方法。
美術館ならともかく画廊めぐりなんてしたことないなあ。
画廊の作品は今の時代がそのまま反映されてる作品が多いってことですよね。
絵画作品は直射日光の当たる場所や、エアコンの風が当たる場所は避けて飾る。
立体作品は倒れたり転がったりしないように安定した場所に飾ること。


読了日:06月09日 著者:
https://bookmeter.com/books/19605583

■ほんとうに効く! レベル別冷え退治バイブル (別冊ESSE)
「冷え」の解消法をレベル別・症状別で解説する。
冷え対策のウソ・ホントが参考になりました。
「陰性食材はなるべく食べないようにした方がいい:ウソ」
身体を温めるから陽性食材ばかり食べればいいわけではなくてバランスが大事。
「朝食を食べない習慣は体を冷やす:ウソ」
無理に朝食をとる必要はない。
「作り笑いでも笑うと体が温まる:ホント」
日頃から些細なことでも笑う習慣をつけていると、笑うたびに心と体が温まる。

読了日:06月09日 著者:川嶋 朗
https://bookmeter.com/books/9052643

■宮廷楽長サリエーリのお菓子な食卓: 時空を超えて味わうオペラ飯
オペラ作曲家として活躍したアントニオ・サリエーリにまつわる食の文化史。
マリー・アントワネットと面識がありヴェルサイユ宮殿に出入りしていたサリエーリ。
アントワネットが客人に振る舞った苺のシャーベットのレシピによると、苺と砂糖の重量は同じ。
甘そうだけれど、当時の苺の甘さによるかな。
表紙はザッハじゃないトルテ。ん?
「なお、1820年代の料理書に基本形がしっかりレシピとして残っているということは、当時このようなチョコレートトルテはウィーンですでにポピュラーでありありふれたお菓子だったということです」

読了日:06月09日 著者:遠藤 雅司
https://bookmeter.com/books/14094493

■最後の夏に見上げた空は 2 (電撃文庫 す 7-2)
北四尾高校は少年院からやってきた遺伝子強化兵だけが通う高校。
クラスメイトの過去の話は仲間を失うつらさを伴う。
そして記憶を失っている小谷には何があったんだろう。
小谷の姉が妹を引き取りたいと名門に会いに来たが、小谷はフリージャーナリストを名乗る男に拉致されてしまう。
姉のことも覚えていない小谷だけど、家族が引き取ると言えば名門は反対できる立場にはないし、小谷は最後の時間をどこで過ごすのか。


読了日:06月08日 著者:住本 優
https://bookmeter.com/books/450005

■新・人間関係のルール (光文社新書)
「SNSの悩みからコロナで起きた変化まで……。クスッと笑って学べる24話!」
コロナで社交の場がなくなってパーティを懐かしんでいたりしますが、そういえばパーティ好きだったんでしたね。
オンライン飲み会のほうが気軽に集まろうと言える分だけ気軽に断れるのかもしれません。
あまりタクシーを利用しないので、それほど個性的な運転手さんにあたったことがないんですが、色んなひとがいるなあ。
狭い車内で説教されたら逃げ場がなくて困る。
読了日:06月08日 著者:辛酸 なめ子
https://bookmeter.com/books/18132861

■写真集  チューイング ロックンロール
「ポートレイトのような、日常のスナップのような、ドラマや映画のワンシーンのような……。一枚一枚がつながっているのか、いないのか、まるで謎解きを投げかけられた気分になる作品です」
これをポスターにして部屋に貼れたらいいなと思いました。
キレイとか可愛いとか面白いとか、そういう一言ではまとめられない感じ。


読了日:06月07日 著者:下園啓祐
https://bookmeter.com/books/21669391

■ソラフラワーズ ブライダル・アレンジメント: 生産地から制作まで、自然素材・ソフトソラフラワーのすべて
水田の植物の葉や茎から作られた100%植物由来の素材で出来ているソラフラワーでウェディングを演出する。
ほぼ作品集なので、ブーケやテーブルフラワーの参考になるかもしれません。
「今でこそフラワーアレンジメントの花材として知られていますが」そうなんですね、ごめんなさい知らなかった;
原料の生産から花材の製作まですべてタイで作られている。


読了日:06月07日 著者:網野 妙子
https://bookmeter.com/books/19264762

■はじめてのお菓子教室 (実用No.1シリーズ)
「詳しい連続プロセス&先生のアドバイス入りで、基本のお菓子の流れ&コツがまるわかり!まるで教室に参加しているみたいな1冊」
一番最初に作るのはブラウニー。
混ぜるだけ、バットで焼くから型不要、バターを練る必要なし。
手順の説明も丁寧で、これなら失敗しないでしょう。
少しずつ慣れていけば他のお菓子にも挑戦しやすくなりそう。


読了日:06月07日 著者:荻田 尚子
https://bookmeter.com/books/12334137

■衝動買いは災いのもと (コージーブックス ジ 1-1 おばあちゃん姉妹探偵 1)
65歳の姉メアリー・アリス(シスター)は大柄で資産家、60歳の妹パトリシア・アン(マウス)は小柄な元教師。
シスターが買ったウエスタン・バーで前オーナーが殺され、凸凹姉妹は事件に巻き込まれる。
マウスがハナ家のパーティに着ていく服が赤のドレスにハイヒールだもんな、孫がいるからおばあちゃんではあるけれど、ふたりともまだまだ若い。
結婚や離婚が恐喝のネタになるような世界は何かと大変だ。

読了日:06月06日 著者:アン ジョージ
https://bookmeter.com/books/9811731

■NHK「100分de名著」ブックス 新渡戸稲造 武士道
新渡戸稲造「武士道」を解説する。
ベルギーの学者ド・ラブレーの「宗教がない日本はどうやって道徳を学ぶのか」という質問に対して書かれたのが「武士道」。
「武士道」は日本文化論の嚆矢として受け取るべき。
武士の身分によって切腹様式が違うのは知らなかったなあ。
巻末の、元国連事務次長・明石康氏との対談が良かったです。
エリート意識を持つことと民主主義が矛盾する、という思い込みは間違っている。
読了日:06月06日 著者:山本 博文
https://bookmeter.com/books/5665827

■日本の盛期モダニズム建築像
1950~60年代に建てられ、2018年(夏・秋)時点で現存するモダニズム建築50件を訪問する。
寒河江市庁舎は黒川紀章の初期の作品でオブジェやドアの取っ手は岡本太郎、実物をすごく見てみたい。
JCHO横浜中央病院の車寄せの支柱がマッシュルーム状でなんだか好き。
8代目の横浜市庁舎は高層の建物になり「この建物(7代目)の存続も例によって危ぶまれている」でしたが、どうやら星野リゾートが保存活用するようです。


読了日:06月05日 著者:吉田 鋼市
https://bookmeter.com/books/13881097

■こころがつながるおいしいスイ-ツ (2)
印刷用レシピとランチョンマットなどの素材を収録したCD‐ROMつき。
最初に作るのはアイシングクッキー。
まずプレーンのクッキーを焼いてから、アイシングで飾り付け。
器に入ったアイシングにクッキーの片面につけているので、線描きしたあと塗りつぶすやり方よりラク。
アイシングの材料の「卵白大さじ2」が気になります、卵1個分とかじゃないのか;

読了日:06月05日 著者:荻田 尚子
https://bookmeter.com/books/6299813

■ペネロペおはなしえほん (7) ペネロペ いろであそぶ (ペネロペおはなしえほん 7)
幼稚園で先生が大きな箱を持ってきた。
箱の中にはたくさんの色の服が入ってる。
カメレオンみたいにいろいろな色に変身しましょう。
上着にズボン、ワンピースにスカート、帽子や靴もちゃんとコーディネートできました。


読了日:06月05日 著者:アン・グットマン
https://bookmeter.com/books/427254

■お世話になっております。陰陽課です3 (メディアワークス文庫)
市民に紛れて生きる異人は周囲にあやしまれないように名前や身分を変える。
人間とは生きている時間が違うけど、算盤坊主みたいなことはあり得るだろうし、高邑八重みたいなことだってあり得る。
赤マント事件は、人生の時間についてちょっと考えさせられました。考えすぎは良くないけどね。
さしあたりの陰陽師、と頼りにされた満は、これからも戦力として駆り出されそう。


読了日:06月04日 著者:峰守 ひろかず
https://bookmeter.com/books/11227657

■奇食珍食 糞便録 (集英社新書)
人間は何を食べどう排泄してきたか。
日本のトイレは先進諸国のなかでも1、2を争える。
「早くからインフラとそれを維持する技術、管理行政が行き届いていたからだろう」
キレイなトイレに慣れているから、外国のトイレ事情を知ったらこんなの耐えられないと思うけど、現地のひとたちはこれでなんとかなってるんだもんなあ。


読了日:06月04日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/9809726

■黒耀石の原産地を探る・鷹山遺跡群 (シリーズ「遺跡を学ぶ」 別冊 1)
黒曜石が石器の材料として使われ始めたのはおよそ3万年前。
原産地の鷹山では時期や石器の種類によって原料となった黒曜石の大きさや作り方に違いが見られる。
黒曜石って矢じりとかに加工して使っていたアレですよね、どこでも手に入る材料だとばかり思ってました。
長野県産の黒曜石は山を越え川に沿って関東地方に運ばれて行ったり、川下のムラには各地からの訪問者がいた証拠が残っている。


読了日:06月03日 著者:大竹 幸恵
https://bookmeter.com/books/728503

■まっぷる 横浜 中華街・みなとみらい'25 (まっぷるマガジン関東11)
最新版で'25の表記だったから買ってみた。発売日は2023年。
みなとみらいとか馬車道あたりは色々と変化があったので、念のためにネット等で改めて調べてみたほうがいいかもしれません。
今は、サークルウォークとハンマーヘッドがデッキで繋がっていたり、すずかけ通り歩道橋が復活して、横浜駅から日産経由でグランモール公園方面まで行きやすくなってます。
横浜グランゲートと横浜シンフォステージも開業したので、散歩してみるのも楽しいと思う。


読了日:06月03日 著者:
https://bookmeter.com/books/21673467

■ミラクル「そうじ力」
部屋をきれいにする技術と、心の力をミックスさせる、これが「そうじ力」。
汚れを落としたり整理整頓したり、掃除が大事なのは分かるけれど、掃除は大事どんなことも掃除すれば解決すると力説されればされるほど宗教っぽく感じるのはどうしてだろう。
炒り塩まではやらないだろうなあ。
読了日:06月03日 著者:高村 あゆみ
https://bookmeter.com/books/497655

■禁断の罠 (文春文庫 よ 29-50)
6人の作家によるミステリアンソロジー。
斜線堂有紀「妻貝朋希を誰も知らない」
記者の切谷郁は妻貝が愚かではないと見破った。違和感を違和感のまま放置しないひとが他にいなかったのが切ない。
米澤穂信「供米」
詩人の名に懸けて約束は守る。
中山七里「ハングマンー雛鵜-」
続編ですね、時系列としてはハロウィンのあとのこと。比米倉はショウを見つけ出すかな、気になる終わり方。


読了日:06月02日 著者:米澤 穂信,新川 帆立,結城 真一郎,斜線堂 有紀,中山 七里,有栖川 有栖
https://bookmeter.com/books/21626162

■毎日の暮らしが深くなる季語と俳句
俳句の季語を手掛かりにして日々の暮らしに彩りを感じる。
「永き日の水にふくれて段ボール・岸本葉子」
日が長くなることと段ボールがふくらむことに因果関係はないけれど、気分のシンクロする二つをつなげて一句にするのは俳句ではよくある作り方。
そういう気分に共感を呼べるかどうかってことだろうな。
そして多くの人が共感して歳時記に掲載されて季語になった昭和生まれの「万緑」みたいな例もあり、「未来の歳時記を作るのは、私たちといえる」。


読了日:06月02日 著者:岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/21793868

■毎日かあさん11 息子国外逃亡編
息子くんと娘ちゃん、サイバラよりも背が高くなる。
留学を決めたものの出席日数が足りなくて、結局、ダブり決定で休学して留学した息子くん。
「男の子は急に走る」ちょっと泣きそう。


読了日:06月01日 著者:西原 理恵子
https://bookmeter.com/books/8293750

■小さな魔法雑貨の作り方 不思議な力が宿る「魔法のお守り」編 (HJ幻想クラフトシリーズ)
手のひらサイズの魔法アイテムの作り方。
自分では作れそうもないけれど、レジンを使ったキラキラしてる雑貨は本当にキレイ。
レジンを使わない作品もあり、本を眺めているだけでも満足です。


読了日:06月01日 著者:魔法アイテム錬成所
https://bookmeter.com/books/20530943

■巨大仏巡礼
日本各地の巨大仏を紹介する。
身長4.82m、坐像では2.41m、尺貫法で一尺六寸以上の大きさがあると大仏と呼ばれる。
牛久大仏はさすがギネス認定されてるだけのことはあってスケール感が違うなあ、見るとなぜか安心する。
愛知県の布袋の大仏は個人が作った大仏では日本で一番の大きさ。
こんなお顔の俳優さん居なかったっけ。
これとは別に、同じ江南市に愛知県文化財指定の布袋の大仏があるのでややこしい。


読了日:06月01日 著者:クロスケ
https://bookmeter.com/books/9280731


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