2022年8月の読書メーター
読んだ本の数:62冊
読んだページ数:14878ページ
ナイス数:632ナイス
https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2022/8
■宮内悠介リクエスト! 博奕のアンソロジー
10人の作家による博奕をテーマにしたアンソロジー。
梓崎優「獅子の町の夜」
デザートを賭けの対象にするほどの行き詰まりを感じていた夫人を説得する材料もまたデザート。
別れるかどうかが人生の一大事と思うひともいるのだなあ。
山田正紀「開城賭博」
江戸城無血開城の裏には勝海舟と西郷隆盛のチンチロリン勝負があった。
法月綸太郎「負けた馬がみな貰う」
競馬に負け続けることもギャンブル。
読了日:08月31日 著者:宮内悠介,冲方 丁,法月綸太郎,山田正紀,梓崎優,星野智幸,桜庭 一樹,軒上泊,藤井太洋,日高トモキチ
https://bookmeter.com/books/13450388
■副作用あります!? 人生おたすけ処方本
人生におけるお悩みに効く本を処方するブックガイド。
たとえば、ひとめぼれしたときに読む本:浅田彰「構造と力」をすすめるひとが他にいるだろうかというチョイスが面白い。
まあでも「ひとめぼれなんて楽しいことしてるときに本読む暇なんてありますか!?」なんて書いてるところも正直で面白い。
まんがも紹介されていますが、よしながふみ「愛すべき娘たち」は本当におすすめできます。
読了日:08月31日 著者:三宅 香帆
https://bookmeter.com/books/14308014
■衛宮さんちの今日のごはん (8) (角川コミックス・エース)
今回は切嗣に葛木先生に一成、料理慣れしてない三人が頑張ってる。
カバー下では藤ねえが切嗣の着物のたすき掛け、濡れるならともかく火が心配。なんせ切嗣だし。
一成はバレンタインに士郎とお菓子作り。珍しいことで意外と楽しかったのかもね。
みんな大好きスリー・アングラー。
「やってみないとわからないだろう?」は完全にCV・諏訪部順一で脳内再生してました。
大人げないギルのおかげで魚の捌き方を覚えられたなら結果オーライってことで。
読了日:08月30日 著者:TAa
https://bookmeter.com/books/19572914
■Japan National Stadium 国立競技場 Construction
国立競技場の着工から完成までを追いかけた記録写真。
外苑西通りを挟んだ河出書房新社の屋上にカメラを設置、24時間の定点撮影。
共同通信は良いところで撮影できたなあと思います。
読了日:08月30日 著者:
https://bookmeter.com/books/17901830
■ショートショート美術館 名作絵画の光と闇
名画をモチーフにして太田忠司と田丸雅智がショートショートを書く。
同じ絵を見たふたりがどういう話にするのか、発想の違いが面白かったです。
知らない名画もあったのでカラーで見たい。
読了日:08月29日 著者:太田 忠司,田丸 雅智
https://bookmeter.com/books/13192369
■すべての婚活やってみました (小学館101新書)
バツイチの著者の10年間にわたる婚活記。
「婚活の現場は残酷だ。シングルの男女が、オスとして、メスとして、嫌でも自分の客観的な価値を思い知らされる」
過剰にならない程度の自己プロデュースは必要かもしれない。
成婚率の高い結婚相談所は、身元の保証がしっかりしてるということだよね、高額な費用は安心料だと割り切ってるひともいるんじゃないかな。
読了日:08月29日 著者:石神 賢介
https://bookmeter.com/books/6993230
■大人男子の「超」清潔感ハック
『カリスマ美容師&大人気YouTuberが教えるアラサー男子の「見ため」の新常識』
女性なら、メイクが身だしなみの範囲に入るのは当然と考えるひとは多いと思います。
男性もそれを身だしなみの範囲と考えるほうが印象が良くなる。
目指すのは見た目の衰えを補いスキンケアの延長線上にあるメイク。
他にも、勤務中も汗を書いたら放置しない、ボディトリマーでムダ毛の8割は解決など、具体的。
ヘアスタイルやファッションについても言及しているのでトータルで「清潔感」の参考になるのでは。
読了日:08月28日 著者:宮永 えいと
https://bookmeter.com/books/17013798
■なぜ世界には戦争があるんだろう。どうして人はあらそうの? (10代の哲学さんぽ3)
戦争についてとことん考える本。
戦争とは、社会によって組織された集団の暴力。
戦争にはいろんな種類があるのか?戦争とは絶対に悪なのか?正しい戦争と正しくない戦争というのがあるのか?
なぜ人間は戦争をするのか、という問いかけに対して、簡単な答えも、はっきりした答えもない。
「人間対人間の戦争はない。戦争はつねに国対国だ:ルソー」
読了日:08月28日 著者:ミリアム ルヴォー ダロンヌ
https://bookmeter.com/books/3032101
■死神医師 (講談社タイガ)
心臓外科医の桐尾裕一郎の周囲で起きる事件。
ドクター・デスの正体が誰とか安楽死がどうのとか、そういう話がメインじゃなかった。
やっと黒幕フェロニアの正体を掴んだのに、そこで紅茶なんか飲んじゃダメじゃん、詰めが甘いと言うかもう。
麻里の妹の沙耶と桐尾は似た者同士。
身近にふたりもサイコパスがいて、それが麻里にとっての不運だったのかも。
読了日:08月27日 著者:七尾 与史
https://bookmeter.com/books/12907261
■ありふれた思い出なんてないさ
デーリー東北連載のイラストエッセイ51編を書籍化したもの。
登山で遭難しかけたり、スキー場でキャンプしてたら雪に埋もれたり、危ないこともあったけど、沢野さんの絵のおかげなのかすごく牧歌的な気分で読みました。
しかしすごいな昔のスキー場は、テントを張ってもいいなんて。
小さいころからアトピーに悩まされていた娘さんが美大に入学して、紆余曲折を経た後に日本語教師に。
なんだか一緒に人生を見守っている気持ちになってしまいました。
読了日:08月27日 著者:沢野 ひとし
https://bookmeter.com/books/210623
■世界で一番美しい鳥図鑑: 大空を舞い、 木々に水辺に佇む (ネイチャー・ミュージアム)
「自然界の鳥の美しくかわいい表情や仕草を捉えた写真約130点を掲載」
その鳥の魅力を引き出すような美しい写真でした。眼福。
ホンジュラスの国鳥でペットのイメージが強いコンゴウインコは、乱獲と生息地の破壊により絶滅の危機に瀕しているのが意外でした。
もっと普通にたくさんいるんだとばかり思ってた。
赤い花にいるツメナガセキレイの写真、ポスターか何かになりそう。
読了日:08月26日 著者:すずき 莉萌
https://bookmeter.com/books/14476698
■決定版! 粉寒天でヘルシーレシピ (NHKきょうの料理シリーズ)
水ようかんのレシピ目当てで図書館で借りた本。
こしあん250g・粉寒天2g・水1カップ。
市販のこしあんを使っているので、割り合いを覚えておけばすぐに作れそう。
パイナップルジュースを固めたパインかんを入れたポテトサラダが気になりました。
寒天だから歯ごたえがアクセントになったりするのかな。
読了日:08月26日 著者:
https://bookmeter.com/books/233987
■人面島
相続鑑定のために長崎県の離島・仁銘島を訪れた三津木が巻き込まれた連続殺人事件。
人面瘡のジンさんが相変わらずの毒舌だけど、正論なのでぐうの音も出ない。
閉鎖的な島の暮らしにうんざりしながら島を出て暮らそうとしない大人たち。
島外の中学校に通っている公一郎と雛乃は、一生こんなところに居たくないと切実に思っていたはず。
自分の意志ではないにしろ島外に連れ出され、ある意味希望が叶ったのかも。
公一郎たちが知っている場所が三津木が見たことと食い違うのが気になる。
「結局、一番アブないのはあの先生だったのかもな」
読了日:08月25日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/19301031
■まさかの日々
2020年10月~2021年10月、コロナ禍でのまさかの日々。
外出できなかったこともあって、同じ昔話を繰り返し聞かされているようなところもありますが、これはもう仕方ないです。
中野さんが喫茶店で出会った男の子はどうなったかな。
北海道から出てきて整形してホストになれても、時期的にいろいろと大変そう。
向田邦子が巻き込まれた飛行機事故って、坂本九と同じ飛行機事故だと勘違いしてました。
読了日:08月25日 著者:中野 翠
https://bookmeter.com/books/18942006
■リノベーションでつくる心地よくておしゃれなわが家: Come home! HOUSING (私のカントリー別冊 Come Home!HOUSING)
「古い戸建てをリノベーションして、“趣味を楽しみながら自分らしく暮らせる家”を形にした9軒のお宅を紹介。ほか、70年代不動産でつくるヴィンテージハウス、隠れ家気分を味わえるマンションリノベーションも掲載」
間取りを変更して使い勝手を良くするとしても、ひとによって使い勝手の良さは違うだろうから、やりたいことを相談できる施工会社は頼りになりそう。
子供がふたり(男の子と女の子)いて3LDKを1LDKにしたマンションのお宅は思い切った間取り変更だなあ。
読了日:08月24日 著者:
https://bookmeter.com/books/13268311
■ペネロペおはなしえほん (1) ペネロペ ひとりでふくをきる (ペネロペおはなしえほん 1)
朝起きて、ひとりで服を着て、幼稚園に行けるかな?
文:アン・グットマン、絵:ゲオルク・ハレンスレーベン。
「リサとガスパール」のコンビですね。
ペネロペがシャツを着てるところと、持っているうさちゃんが可愛い。
読了日:08月24日 著者:アン グットマン
https://bookmeter.com/books/397693
■アウターQ 弱小Webマガジンの事件簿
ウェブマガジン「アウターQ」のライター・湾沢の周囲で起きた出来事。
アレがアレしてる高校の先輩・井出は、何が怖いことなのかを身をもって知ったからこそなんだろうけれども、湾沢を利用したひとたちがいるのも知っていたはず。
地底アイドル練馬ねりが良いキャラだった。
読了日:08月23日 著者:澤村伊智
https://bookmeter.com/books/16729692
■外国語を身につけるための日本語レッスン
「外国語の学習の基本は母語にあり。まず日本語を鍛えよう!」
日本語におけるコミュニケーションのあり方を見直し、外国語に移行可能な「翻訳できる日本語」、つまり「中間日本語」を身につけること、
そのために言語技術、あるいはコミュニケーション・スキルを学ぶことこそ、外国語習得のための近道になる。
そうなんだよ、日本人同士だと、なぜどうしてと細かく聞かなくても会話が成り立つ。
主語を意識して5W1Hを明確にする。ナンバーリングとラベリング。
読了日:08月23日 著者:三森 ゆりか
https://bookmeter.com/books/539628
■おさるがおよぐ (どうわがいっぱい)
南の島に住むおさるは、丸太に乗って海へ漕ぎだした。
海亀のおじいさんが言った、広い海の真ん中で友達にばったり会えるなんてびっくりしたやら嬉しいやら、のところ、なんだか含蓄深いなあ。
おさるが海に落ちてくらげを頭に乗せてる絵が可愛い。
読了日:08月22日 著者:いとう ひろし
https://bookmeter.com/books/546094
■デコ巻きずし (ブティックムックno.1336)
初めて巻きずしを作る人にも分かりやすいように写真で解説。
花とかの模様ならまだしも、人とか動物の表情があるようなものってうまく出来るわけないじゃんと尻込みしていたんですが、海苔で作った目のパーツを後から乗せるので、そこそこなんとかなりそうです。
海苔を切るとき、初心者は包丁よりもキッチンバサミがお勧め。
読了日:08月22日 著者:飾 巻子 (恒岡 恵美)
https://bookmeter.com/books/11487532
■僕が答える君の謎解き 明神凛音は間違えない (星海社FICTIONS)
事件の犯人を瞬時に突き止めてしまう明神凛音。
伊呂波透矢は、凛音がどういう推理を経てその結果にたどりついたのかを推理する。
探偵役の推理を推理する、っていうのが面白い発想だと思いました。
大人の事情を振りかざす凛音の姉の言い分は正しいけれど、ひとの心をコントロールできると思うなよ、って言ってやりたい。
生徒相談室の引きこもる凛音が教室に復帰できるといいな。
読了日:08月21日 著者:紙城 境介
https://bookmeter.com/books/17243987
■そのへんをどのように受け止めてらっしゃるか (文春文庫)
雑誌「週刊文春」連載コラムを選抜・改稿してまとめたもの。
高輪ゲートウェイのモヤモヤ感を言語化するとこういうことになるなあと腑に落ちたり、さくらももこの意外過ぎる人脈を知ったりして、今回も面白かったです。
面白かったんですが、政治ネタが多いのでちょっと疲れる。
おじさんたちは自撮り写真に気を付けたほうがいい。顔がデカすぎ。証明写真みたい。
読了日:08月21日 著者:能町 みね子
https://bookmeter.com/books/16232668
■都市の樹木433 (ポケット図鑑)
身の回りで見かける緑化樹を掲載。
観察のコツはできるだけレンズの大きな明るい10倍ルーペを使うこと。
ルーペはまつげが触れるくらい密着させて明るいところで使う。
図書館のそばにある木の花が咲くたびに、モクレンかコブシかどっちだろうといつも思っていて、
モクレンは花弁が9枚、コブシは6枚、今度は気を付けて見てみよう。
読了日:08月20日 著者:岩崎哲也
https://bookmeter.com/books/4765270
■おかあさんががんになっちゃった
花屋でアルバイトをしているすずちゃんのお母さんがガンになった。
お母さんと家族の日々を描くノンフィクションまんが。
お母さんがホスピスに行くと決めたときの、がんセンターの松本先生の言葉が沁みる。
ホスピスにだけは素直に患者さんをお渡ししたくない。最後まで「治療」としてかかわりたい。諦めたくない。
そうやって患者さんたちを送り出していたんだろうな。
読了日:08月20日 著者:藤原すず
https://bookmeter.com/books/62778
■十日間の不思議〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
旧友ハワードから記憶の欠落を相談されたエラリイは、ハワードの監視のために、ライツヴィルのヴァン・ホーン家に滞在する。
事件が事件として動くまでだいぶかかったけれど、ヴァン・ホーン家のひとたちの描写が魅力的で退屈しなかった。
ハワードとサリーの身勝手な行動は、彼らはこの道しか選べなかったと同情してしまう。
世間では成功した事件と評価されたのに実はエラリイが探偵を辞めると言うほどの失敗。エラリイにとっての苦しみのはじまりか。
読了日:08月19日 著者:エラリイ クイーン
https://bookmeter.com/books/17498421
■男コピーライター、育休をとる
半年間の育休をとった電通社員の体験記。
育休は育児「休暇」ではなく育児「休業」。
その半年のあいだに保活までやらなくちゃいけなくて、休暇なんて言い方は有り得ないと身を以て知るわけですが、第1希望から第30希望まで書く欄があるっていうのがえげつない。
本当に保活って大変だ。
読了日:08月19日 著者:魚返 洋平
https://bookmeter.com/books/13488677
■22 地球の歩き方JAPAN 島旅 島旅×ねこ にゃんこの島の歩き方
猫と出会える12の島を紹介するガイドブック。
いつか泊りがけで行きたいです。
数年前に雑誌やネットで猫島と紹介されていても、現地でほとんど見かけなくなっているケースも多々あるので最新情報を要チェック。
猫に夢中になってしまって民家に無断に立ち入ったりしないようにルールやマナーに気を付けること。
読了日:08月18日 著者:
https://bookmeter.com/books/17414949
■毎日おいしい びん詰め
びん詰めの自家製調味料とおそうざい。
冷蔵庫・冷凍庫での保存日数の目安があるので安心。
保存瓶の煮沸消毒をお忘れなく。アルコール消毒の場合は食品用のアルコールを使うこと。
ホワイトリカーにハーブを漬ける「ハーブ漬けリキュール」が気になりました。
ディル、イタリアンパセリ、ペパーミントは溶けてきたら取り除く。
読了日:08月18日 著者:サルボ 恭子
https://bookmeter.com/books/19737377
■臨床の砦
実家のご近所さんに頂いた本。
令和3年1月、信濃山病院に勤務する内科医・敷島寛治はコロナ診療の最前線にいる。
著者が現役の医者なので現場の過酷さが伝わります。
圧倒的な情報不足、系統だった作戦の欠落、戦力の逐次投入に、果てのない消耗戦。
でも敷島は「負け戦だとしても、だ」と言うしかないのだ。
千歳のセリフにあったけれど、医療側のひとが考える「根本的な感染対策」ってなんなのかを知りたい。
読了日:08月17日 著者:夏川 草介
https://bookmeter.com/books/17751019
■WHAT HAPPENED 何が起きたのか?
2016年のアメリカ大統領選挙で敗北したヒラリー・クリントンの回顧録。
政策論争で負けたならまだしも、フェイクニュースや陰謀論、性差別、そういうことで負けたのなら無念でしかないだろう。
「この敗北が辛くても、ぜったいに、正義のための闘いに価値があることを疑わないで」
読了日:08月17日 著者:ヒラリー・ロダム・クリントン
https://bookmeter.com/books/12990794
■日本人建築家が建てた、海外の美しい建築
表紙のコレ(ラルブル・ブラン/藤本壮介)見たことあるぞどこだっけフランスかどこかだった気がするけどまさか日本人だったとは、と思いながら図書館で借りてきた本。
たとえばカーサ・ワビ/安藤忠雄は日本国内にあってもおかしくないような感じだけれど、これがメキシコに建ってるからいいんだろうな。
アジア最大の観覧車、シンガポールフライヤーは黒川紀章。
観覧車ってあんまり「建築」のイメージじゃないから意外でした。
読了日:08月16日 著者:
https://bookmeter.com/books/16737055
■認知症予防のカキクケコメソッド
毎日の「カ(噛む)・キ(聞く)・ク(口元)、ケ(血管)・コ(交流)+チャレンジ」の習慣が認知症を予防する。
映画を見たり本を読んだりしたら、ただ面白かったでは済まさずに、どう面白かったのかを言語化して、できれば1日1回、自分の考えや思いをアウトプットする。
アウトプットの機会が多いほうが脳が鍛えられる。
(読書メーターありがたや)
高齢者はたんぱく質が足りないので、鯖缶や納豆などを意識して食べる。
読了日:08月16日 著者:菅原 道仁
https://bookmeter.com/books/15231635
■いけない
蝦蟇倉市のアンソロジーで「弓投げの崖を見てはいけない」を読んでいて、もう一度読みたくなって図書館で借りた本。
連作にしたことで、登場人物たちの心の揺らぎとか、事件に直結する場面の厚みが楽しめました。
それにしても凝った作品で、自分の読解力を試されている気分。
「その話を聞かせてはいけない」の写真の意味が分からなくて、しばらく考えてああっ!?ってなりました。白い袖!
読了日:08月15日 著者:道尾 秀介
https://bookmeter.com/books/13953298
■ドナルド・キーンのオペラへようこそ! われらが人生の歓び
15歳のときに初めてオペラを見て以来すっかり夢中になってしまったキーンさんが、オペラの世界を案内する。
日本国籍を取得して東京で永住することは、16歳から確保し続けてきたメトロポリタン歌劇場(メト)の定期会員の資格を手放すことを意味する。
映画館でのライブビューイングは本当に嬉しかったことでしょう。
完璧で最高の喜劇オペラはフィガロの結婚、けれど、初めて観るならビゼーのカルメン。
カルメンはキーンさんが最初に観たオペラだから余計に推したくなるのかも。
読了日:08月15日 著者:ドナルド キーン
https://bookmeter.com/books/13616161
■江戸・ザ・マニア
月刊「なごみ」連載の書籍化。
江戸っ子たちが夢中になった趣味を今も継承している方々に会いに行く。
おもとに金魚、変化朝顔、劣性遺伝に美を見つけて愛でるような品種改良って、日本人のオタク気質にぴったりだと思う。
べっ甲製品がまだ作られ続けているのが意外でした。
国の援助を受けてのタイマイ養殖の取り組みが大きい。
読了日:08月14日 著者:浅生ハルミン
https://bookmeter.com/books/18850431
■お弁当教本
お弁当をおいしくつくる基本の味付けや詰め方など。
味はもちろん大事ですが、やっぱり傷みにくくするための工夫は必要。
笹の葉や経木は使いこなせれば汁気対策にもなって良さそう。
稲荷ずしとか太巻きずしは定番ですね。
中華ちまきのタコ糸の巻き方は写真で見たかった。
読了日:08月14日 著者:坂田 阿希子
https://bookmeter.com/books/11579024
■ハニー・ラテと女王の危機 (コージーブックス コ 1-9)
ビレッジブレンドの地下室の通気口から蜂の群れが入り込み大混乱。
マダムの友人で都市養蜂家のビーの蜂だと知ったクレアはマテオと一緒にビーの家を訪ねるが、ビーは自宅屋上の温室からバルコニーに転落していた。
ビーが自殺を図ったとは思えないクレアは真相解明に乗り出す。
マイクは薬物捜査でクレアとすれ違いの生活。
まさかクレアがマテオに相談したと知ったらマイクは嫌がるだろうなあ。
ニューヨーク市警にはミツバチ班なんてあるんですね。
読了日:08月13日 著者:クレオ・コイル
https://bookmeter.com/books/19841038
■無恥の恥 (文春文庫 さ 29-9)
「センス・オブ・シェイム 恥の感覚」の改題文庫版。
単行本で読んでますがお布施のつもりで買いました。
「おわりに」にありますが、一歩うちに入ったら恥ずかしさが激減するという感覚が特に強いのは日本人であるように思う、というのは、そうかもしれないなあと同意。
恥ずかしさをある程度共有できるのが同じ家に住む家族。
巻末の、小林聡美さんとの対談も面白かったです。
読了日:08月13日 著者:酒井 順子
https://bookmeter.com/books/19784490
■とっておきの角度で見る京都の「この瞬間」
「インスタ映えする京都70!!撮影歴50年、京都の写真家だからこそ知っている名所の息をのむ絶景、社寺の見方・街のめぐり方のコツ。春夏秋冬の見どころ&寄り道案内つき」
場所についての情報量が多いので、せっかくの写真がガイドブックの添え物みたいになってしまっているのが残念に思えるのですが、
写真を撮りに行くなら時代的な背景を知っておいても損はありませんよ、ということなのかも。
将軍塚展望台からの夕焼けは本当に綺麗。
夕焼けは日没後10~15分後が美しいということなので、撮影するなら日没の時間を要チェック。
読了日:08月12日 著者:水野 克比古
https://bookmeter.com/books/12646792
■サイゼリヤのまちがいさがし
サイゼリヤを利用したことないので実物を知らないんですが、笑っちゃうほど見つからなくてどうしようw
これがキッズメニューで出てくるのが恐ろしいな。
立体視でやってみても(大人げない)微妙なところは分かりにくくてムムムってなります。
読了日:08月12日 著者:サイゼリヤ
https://bookmeter.com/books/12927859
■山岳迷宮: 山のミステリー傑作選 (光文社文庫)
2016年に制定された「山の日」を記念して編まれた山岳ミステリアンソロジー。
七河迦南「冷たいホットライン」は既読。
森村誠一「虚偽の雪渓」
巻末の解説で、著者が学生時代から登山に親しんでいたのを知りました。
その経験があるからこそ、捜査している戸塚刑事に、登山家は〝功名心と自意識の過剰な文字どおりのお山の大将〟なんて辛辣なことを言わせているんだろうな。
読了日:08月11日 著者:
https://bookmeter.com/books/11086797
■名画はなぜ心を打つか (講談社文庫)
少し読みにくかったんですが面白かったです。
ヨーロッパの説和絵画は文字を主体とした本の形式、日本は絵画を主体とした絵巻形式。
日本は巻物の文化で、着物をはじめとして「巻く」ことで真価を発揮する物品は枚挙のいとまがない。
長い物には巻かれろ、とかも言うし、なるほど。
読了日:08月11日 著者:瀬木 慎一
https://bookmeter.com/books/647412
■図解大事典 超危険生物
日本と世界で出会ってしまうかもしれない123種の超危険な生き物たち。
観光だったらいいけど、普段からゾウとかライオンとかカバがその辺にいたらちょっと怖い。
蚊は、世界で一番人間を殺していると聞いたことがあるし、刺されたら痒くて不快だし、会いたくない。
読了日:08月10日 著者:
https://bookmeter.com/books/12802649
■志麻さんの気軽に作れる極上おやつ
身近にある材料で作りやすいおやつのレシピ。
輪切りにして芯を取ったりんごにホットケーキミックスの衣をつけて揚げた「りんごのベニエ」は材料も少ないし、りんごが大量にあるときにやってみたいです。
桃の缶詰を紅茶コンポートにするのが面白いと思いました、おいしそう。
読了日:08月10日 著者:志麻
https://bookmeter.com/books/14636589
■カンナ 出雲の顕在 (講談社文庫)
今回の事件の全貌を教えてやる。
諒司に呼び出され出雲に向かう竜之介。
そして連絡が取れなくなった竜之介を心配し、出雲に探しに行く甲斐と聡美。
これだけおおごとになってるのは雲居良源の家の内紛のせい。
波多野村雲流を離反した冴子は玉兎、玉兎を離反して竜之介を担ぎ出そうとしている諒司。
聡美の背中の痛みは心臓が悪いからだったのか、楯岡の毒に耐えられるといいけれど。
次でいよいよ最終巻。
読了日:08月09日 著者:高田 崇史
https://bookmeter.com/books/8223500
■日本住所不定―First Season
5年ものあいだ、日本のあちこちで自由に暮らす。
また随分と分厚い本(850ページくらい)だなあと思いつつ図書館で借りてきた本。
自由過ぎて時々ドン引きなんですがそういう芸風なのでまあいいです。
広島県熊野の「筆まつり」で買った筆の写真が掲載されていて、これなら使わなくても欲しくなる。軸の曲がってるやつとか面白い。
表紙は福岡のホテル、シーホーク。
読了日:08月09日 著者:三代目魚武濱田成夫
https://bookmeter.com/books/224313
■日本の“珍々”踏切
寺の境内を横切る踏切や船が通る踏切など、いろいろな珍しい踏切を集めたもの。
こういう踏切ってどうやって見つけるんだろう、ネットで情報を拾ったり募ったりするのかな。
線路の向こうの個人住宅のための踏切なんて特別感はあるけれど、家への出入りが大変そう。
鉄道が廃止になると踏切も廃止、黒いビニールに覆われた踏切には哀愁を感じてしまう。
読了日:08月08日 著者:
https://bookmeter.com/books/370894
■こどもが探せる川原や海辺のきれいな石の図鑑
「この本は、身近な川原や海辺で見つかるきれいな鉱物と、その採集地を紹介する図鑑です」
子供でも比較的石探しをしやすいスポットだけれど、おとなと一緒に出掛けて安全に気を付けるように。
宝石になるような大きくて透明感のあるものじゃなくても、サファイアを見つけたりしたら嬉しいだろうな。
紹介されてる採集地の近所に住んでいたら通ってしまうかも。
家に持ち帰って鉱物かそうじゃないかを見極めたりするのも楽しそうです。
読了日:08月08日 著者:柴山 元彦,井上 ミノル
https://bookmeter.com/books/12920796
■炉辺荘(イングルサイド)のアン 赤毛のアン・シリーズ 7 (新潮文庫)
夢の家から炉辺荘に引っ越し、アンは6人の子供の世話に追われ、ギルバートも地域のひとたちから信頼されて仕事で忙しい。
結婚して15年、だんだん大きくなる子供たちになんとなく寂しい気持ちになったりもする。
アンの物語というよりブライス家の物語になってきていて、誰が子供なのか特に紹介がないまま進んでいくのでしばらく混乱する。
6人の子供のうちシャーリーのエピソードがほぼゼロなのが気になる。
家政婦のスーザンとレベッカ・デューが友達になって良かった。
読了日:08月07日 著者:ルーシー・モード モンゴメリ
https://bookmeter.com/books/568937
■三谷幸喜のありふれた生活15 おいしい時間
「朝日新聞」2016年5月~2017年10月までの掲載。
大河ドラマ「真田丸」のエピソードが多くなるかなと思っていたけれど、3歳の息子さんのことも結構書かれてた。
お弁当を作ったり、スターウォーズをどの順番で見せるか悩んだり、子供がいる生活は思いがけないことばかりなんだろうな。
「人工衛星」の遊びは私も子供のころやってました。懐かしい。
後ろのほうは和田誠が挿絵をお休み。
三谷さんの挿絵も悪くないけど、少し違和感があるのは仕方ない。
読了日:08月07日 著者:三谷幸喜
https://bookmeter.com/books/13011513
■1自分のことを話そう (3語で話せる! 英語で日本を紹介しよう)
「この本では、3語で伝わる英会話のフレーズをまんがで紹介しています」
音声が聞けるQRコードつき。
短いフレーズで自分のことを話してみよう、から始まりますが、「私の名前は~」じゃなくて「たこ焼きが好き」から始まるのがなんだか良いなあ。
スポーツは「I play~」だけど、柔道と陸上競技はdoを使って「I do judo.」
読了日:08月06日 著者:
https://bookmeter.com/books/18782433
■菊池亜希子のおじゃまします 仕事場探訪20人
著者の菊池亜希子を含めた20人の方々の仕事場にお邪魔する。
年上、年下、年代を問わず、緊張感もあるしリラックスもしているような、仕事場にいるときの「そのひとらしさ」を引き出せているんじゃないかなと思いました。
ボーナストラックでのおしゃべりも楽しかったです。
糸井重里って面白い。
くらもちふさこって可愛い。
読了日:08月06日 著者:菊池 亜希子
https://bookmeter.com/books/7977870
■横浜ダンジョン (3) 世界を変える最初の五人 (角川スニーカー文庫)
中国が秘匿してきたチベットのランクAダンジョンで異界神アグナガラグの欠片の封印が解かれた。
邪心教徒の不完全な儀式の結果、その姿は異形なものになったが、人類の脅威には違いない。
これを手始めに、戦いはこれからだ!な感じで終わりましたが、そうかこれ打ち切りエンドだったのか。
ナイルナーシャのほんのり腹黒なところとか、結構お気に入りなんだけれど。
読了日:08月05日 著者:瀬尾 つかさ
https://bookmeter.com/books/10792877
■発作的座談会 (角川文庫)
座談会は討論会じゃないから、真剣じゃなくてもいいし、くだらない話ばかりでいいんじゃないかと思うのですよ。
ゲストを招待しているときにはわりとテーマに沿ってる感じだけど、だいたいは沢野さんが話を逸らして、つられてみんな一緒に逸れていく。
目黒さんが注釈でツッコミ入れてるのが面白かった。
木村さんの「座ってお話ししましょうか」はいつか使ってみたいセリフ。
読了日:08月05日 著者:椎名 誠,木村 晋介,沢野 ひとし,目黒 考二
https://bookmeter.com/books/504189
■大島弓子選集 (第5巻) いちご物語
ラップランドで育ち父親を亡くしたいちごが、ホームステイしていた林太郎の「もし日本に来たらおいでよ」の言葉を誤解して、押しかけ嫁として日本に来た。
いちごにとっては日本は異国、初めてのことばかりなのに、生田家・有馬家を含め周囲がそれを理解していないのがもどかしい。
ひとの寂しさ切なさに敏感ないちご自身の寂しさ切なさに泣ける。
予定していた連載回数より引き延ばされていなかったら、いちごと林太郎は笑顔で過ごせていただろうか。
「バナナブレッドのプディング」に転生した森太郎とウルフマンに会うのが楽しみ。
読了日:08月04日 著者:大島 弓子
https://bookmeter.com/books/504846
■60歳から食事を変えなさい (青春新書プレイブックス)
「いつまでも活動的で若々しく、健康寿命を延ばす60歳からの食べ方を紹介します」
60歳になったその日からいきなり食事を変えろ、というのは大変だと思うから、今のうちから気を付けたい。
お酒はほとんど飲まないし、ココナッツオイルは習慣化できたので大丈夫かな。
暑さで食欲がないこともあって、相変わらずお肉はあんまり食べてないと反省。
読了日:08月04日 著者:森由香子
https://bookmeter.com/books/19309824
■絶叫城殺人事件 (新潮文庫)
建物+殺人事件、6編を収録。
「月宮殿殺人事件」
赤く綺麗な花を咲かせるサボテンは妻の思い出。
「紅雨荘殺人事件」
一度の過ちと思うか、宝石のような出来事と思うか。
「絶叫城殺人事件」
禁断の謎を解いて自らの破滅を決意した姉。
逃がした飼い鳥は外で生きられるのだろうか。
読了日:08月03日 著者:有栖川 有栖
https://bookmeter.com/books/567065
■ひとり老後、賢く楽しむ
老後は自分で充実させる「ひとりプロジェクト」。
健康、住まい、お金など、専門家や50代~90代の一般の方々から話を聞いて、老後について考える。
そもそも自分はいつからを老後と思っているのか、そのあたりから始めてみます。
家の内装にはさほど興味がありませんが立地は気にするかも。
ずっと都会で過ごしてきたので田舎に憧れはありますが、余程のことがない限り住まないだろうなあ。
読了日:08月03日 著者:岸本葉子
https://bookmeter.com/books/13758383
■ロートレック (はじめてであう絵画の本)
ロートレックと言えば、掲載されてるポスター「ジャンヌ・アヴリル」、ここには掲載はないけど同じモデルの「ル・ディヴァン・ジャポネ」の印象が強いので、馬の絵を何枚も残しているのは知らなかった。
パステルで描かれた「フィンセント・ファン・ゴッホの肖像」は色調とかタッチが何となくゴッホっぽい。
読了日:08月02日 著者:アーネスト・ラボフ
https://bookmeter.com/books/1745532
■卵、牛乳、砂糖なし お菓子じゃないパウンドケーキ
全粒粉と薄力粉、はちみつ、豆乳、植物油などで作る体に優しいパウンドケーキ。
全粒粉1カップ+薄力粉1カップは米粉2カップに置き換え可能。
カップとかスプーンとかの計量はちょっと面倒かも。
ベーキングパウダー大さじ1はいいとして、甘酒大さじ18(270ml)の表記が気になる。
読了日:08月02日 著者:藤井 恵
https://bookmeter.com/books/5658902
■氷の眠り (ミステリアス・プレス文庫)
遭難救助研修に参加するジュリーと一緒にアラスカに来ていたギデオンは、30年前に起きた雪崩の遭難事故のものと思われる人骨の鑑定を依頼される。
遭難事故から救出されたトリメインの原稿盗難と殺人、骨の強奪。
30年前の報告書を書いたウォリナー教授は、人類学者は年をとっても人類学者だという見本。
ジュリーの「それはわたしの推理だわ」のセリフについ苦笑い。そうだよねw
ギデオンとジョンの食事シーンは読んでいると元気になれる。
読了日:08月01日 著者:アーロン エルキンズ
https://bookmeter.com/books/398830
■マスクは踊る
オール讀物「男の分別学」週刊文春「タンマ君」詰め合わせ。
令和になってもコロナになっても東海林さだおは東海林さだお。
関係者でもないのに「月刊住職」を読む人はそうそういないでしょう。
長谷川スケールの生みの親、長谷川和夫先生との認知症対談が良かった。
100から7を引くと93、なぜ7なのかというと
「七は縁起がいいよね。七福神というのが」
読了日:08月01日 著者:東海林 さだお
https://bookmeter.com/books/17166151
▼読書メーター
https://bookmeter.com/
読んだ本の数:62冊
読んだページ数:14878ページ
ナイス数:632ナイス
https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2022/8
■宮内悠介リクエスト! 博奕のアンソロジー
10人の作家による博奕をテーマにしたアンソロジー。
梓崎優「獅子の町の夜」
デザートを賭けの対象にするほどの行き詰まりを感じていた夫人を説得する材料もまたデザート。
別れるかどうかが人生の一大事と思うひともいるのだなあ。
山田正紀「開城賭博」
江戸城無血開城の裏には勝海舟と西郷隆盛のチンチロリン勝負があった。
法月綸太郎「負けた馬がみな貰う」
競馬に負け続けることもギャンブル。
読了日:08月31日 著者:宮内悠介,冲方 丁,法月綸太郎,山田正紀,梓崎優,星野智幸,桜庭 一樹,軒上泊,藤井太洋,日高トモキチ
https://bookmeter.com/books/13450388
■副作用あります!? 人生おたすけ処方本
人生におけるお悩みに効く本を処方するブックガイド。
たとえば、ひとめぼれしたときに読む本:浅田彰「構造と力」をすすめるひとが他にいるだろうかというチョイスが面白い。
まあでも「ひとめぼれなんて楽しいことしてるときに本読む暇なんてありますか!?」なんて書いてるところも正直で面白い。
まんがも紹介されていますが、よしながふみ「愛すべき娘たち」は本当におすすめできます。
読了日:08月31日 著者:三宅 香帆
https://bookmeter.com/books/14308014
■衛宮さんちの今日のごはん (8) (角川コミックス・エース)
今回は切嗣に葛木先生に一成、料理慣れしてない三人が頑張ってる。
カバー下では藤ねえが切嗣の着物のたすき掛け、濡れるならともかく火が心配。なんせ切嗣だし。
一成はバレンタインに士郎とお菓子作り。珍しいことで意外と楽しかったのかもね。
みんな大好きスリー・アングラー。
「やってみないとわからないだろう?」は完全にCV・諏訪部順一で脳内再生してました。
大人げないギルのおかげで魚の捌き方を覚えられたなら結果オーライってことで。
読了日:08月30日 著者:TAa
https://bookmeter.com/books/19572914
■Japan National Stadium 国立競技場 Construction
国立競技場の着工から完成までを追いかけた記録写真。
外苑西通りを挟んだ河出書房新社の屋上にカメラを設置、24時間の定点撮影。
共同通信は良いところで撮影できたなあと思います。
読了日:08月30日 著者:
https://bookmeter.com/books/17901830
■ショートショート美術館 名作絵画の光と闇
名画をモチーフにして太田忠司と田丸雅智がショートショートを書く。
同じ絵を見たふたりがどういう話にするのか、発想の違いが面白かったです。
知らない名画もあったのでカラーで見たい。
読了日:08月29日 著者:太田 忠司,田丸 雅智
https://bookmeter.com/books/13192369
■すべての婚活やってみました (小学館101新書)
バツイチの著者の10年間にわたる婚活記。
「婚活の現場は残酷だ。シングルの男女が、オスとして、メスとして、嫌でも自分の客観的な価値を思い知らされる」
過剰にならない程度の自己プロデュースは必要かもしれない。
成婚率の高い結婚相談所は、身元の保証がしっかりしてるということだよね、高額な費用は安心料だと割り切ってるひともいるんじゃないかな。
読了日:08月29日 著者:石神 賢介
https://bookmeter.com/books/6993230
■大人男子の「超」清潔感ハック
『カリスマ美容師&大人気YouTuberが教えるアラサー男子の「見ため」の新常識』
女性なら、メイクが身だしなみの範囲に入るのは当然と考えるひとは多いと思います。
男性もそれを身だしなみの範囲と考えるほうが印象が良くなる。
目指すのは見た目の衰えを補いスキンケアの延長線上にあるメイク。
他にも、勤務中も汗を書いたら放置しない、ボディトリマーでムダ毛の8割は解決など、具体的。
ヘアスタイルやファッションについても言及しているのでトータルで「清潔感」の参考になるのでは。
読了日:08月28日 著者:宮永 えいと
https://bookmeter.com/books/17013798
■なぜ世界には戦争があるんだろう。どうして人はあらそうの? (10代の哲学さんぽ3)
戦争についてとことん考える本。
戦争とは、社会によって組織された集団の暴力。
戦争にはいろんな種類があるのか?戦争とは絶対に悪なのか?正しい戦争と正しくない戦争というのがあるのか?
なぜ人間は戦争をするのか、という問いかけに対して、簡単な答えも、はっきりした答えもない。
「人間対人間の戦争はない。戦争はつねに国対国だ:ルソー」
読了日:08月28日 著者:ミリアム ルヴォー ダロンヌ
https://bookmeter.com/books/3032101
■死神医師 (講談社タイガ)
心臓外科医の桐尾裕一郎の周囲で起きる事件。
ドクター・デスの正体が誰とか安楽死がどうのとか、そういう話がメインじゃなかった。
やっと黒幕フェロニアの正体を掴んだのに、そこで紅茶なんか飲んじゃダメじゃん、詰めが甘いと言うかもう。
麻里の妹の沙耶と桐尾は似た者同士。
身近にふたりもサイコパスがいて、それが麻里にとっての不運だったのかも。
読了日:08月27日 著者:七尾 与史
https://bookmeter.com/books/12907261
■ありふれた思い出なんてないさ
デーリー東北連載のイラストエッセイ51編を書籍化したもの。
登山で遭難しかけたり、スキー場でキャンプしてたら雪に埋もれたり、危ないこともあったけど、沢野さんの絵のおかげなのかすごく牧歌的な気分で読みました。
しかしすごいな昔のスキー場は、テントを張ってもいいなんて。
小さいころからアトピーに悩まされていた娘さんが美大に入学して、紆余曲折を経た後に日本語教師に。
なんだか一緒に人生を見守っている気持ちになってしまいました。
読了日:08月27日 著者:沢野 ひとし
https://bookmeter.com/books/210623
■世界で一番美しい鳥図鑑: 大空を舞い、 木々に水辺に佇む (ネイチャー・ミュージアム)
「自然界の鳥の美しくかわいい表情や仕草を捉えた写真約130点を掲載」
その鳥の魅力を引き出すような美しい写真でした。眼福。
ホンジュラスの国鳥でペットのイメージが強いコンゴウインコは、乱獲と生息地の破壊により絶滅の危機に瀕しているのが意外でした。
もっと普通にたくさんいるんだとばかり思ってた。
赤い花にいるツメナガセキレイの写真、ポスターか何かになりそう。
読了日:08月26日 著者:すずき 莉萌
https://bookmeter.com/books/14476698
■決定版! 粉寒天でヘルシーレシピ (NHKきょうの料理シリーズ)
水ようかんのレシピ目当てで図書館で借りた本。
こしあん250g・粉寒天2g・水1カップ。
市販のこしあんを使っているので、割り合いを覚えておけばすぐに作れそう。
パイナップルジュースを固めたパインかんを入れたポテトサラダが気になりました。
寒天だから歯ごたえがアクセントになったりするのかな。
読了日:08月26日 著者:
https://bookmeter.com/books/233987
■人面島
相続鑑定のために長崎県の離島・仁銘島を訪れた三津木が巻き込まれた連続殺人事件。
人面瘡のジンさんが相変わらずの毒舌だけど、正論なのでぐうの音も出ない。
閉鎖的な島の暮らしにうんざりしながら島を出て暮らそうとしない大人たち。
島外の中学校に通っている公一郎と雛乃は、一生こんなところに居たくないと切実に思っていたはず。
自分の意志ではないにしろ島外に連れ出され、ある意味希望が叶ったのかも。
公一郎たちが知っている場所が三津木が見たことと食い違うのが気になる。
「結局、一番アブないのはあの先生だったのかもな」
読了日:08月25日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/19301031
■まさかの日々
2020年10月~2021年10月、コロナ禍でのまさかの日々。
外出できなかったこともあって、同じ昔話を繰り返し聞かされているようなところもありますが、これはもう仕方ないです。
中野さんが喫茶店で出会った男の子はどうなったかな。
北海道から出てきて整形してホストになれても、時期的にいろいろと大変そう。
向田邦子が巻き込まれた飛行機事故って、坂本九と同じ飛行機事故だと勘違いしてました。
読了日:08月25日 著者:中野 翠
https://bookmeter.com/books/18942006
■リノベーションでつくる心地よくておしゃれなわが家: Come home! HOUSING (私のカントリー別冊 Come Home!HOUSING)
「古い戸建てをリノベーションして、“趣味を楽しみながら自分らしく暮らせる家”を形にした9軒のお宅を紹介。ほか、70年代不動産でつくるヴィンテージハウス、隠れ家気分を味わえるマンションリノベーションも掲載」
間取りを変更して使い勝手を良くするとしても、ひとによって使い勝手の良さは違うだろうから、やりたいことを相談できる施工会社は頼りになりそう。
子供がふたり(男の子と女の子)いて3LDKを1LDKにしたマンションのお宅は思い切った間取り変更だなあ。
読了日:08月24日 著者:
https://bookmeter.com/books/13268311
■ペネロペおはなしえほん (1) ペネロペ ひとりでふくをきる (ペネロペおはなしえほん 1)
朝起きて、ひとりで服を着て、幼稚園に行けるかな?
文:アン・グットマン、絵:ゲオルク・ハレンスレーベン。
「リサとガスパール」のコンビですね。
ペネロペがシャツを着てるところと、持っているうさちゃんが可愛い。
読了日:08月24日 著者:アン グットマン
https://bookmeter.com/books/397693
■アウターQ 弱小Webマガジンの事件簿
ウェブマガジン「アウターQ」のライター・湾沢の周囲で起きた出来事。
アレがアレしてる高校の先輩・井出は、何が怖いことなのかを身をもって知ったからこそなんだろうけれども、湾沢を利用したひとたちがいるのも知っていたはず。
地底アイドル練馬ねりが良いキャラだった。
読了日:08月23日 著者:澤村伊智
https://bookmeter.com/books/16729692
■外国語を身につけるための日本語レッスン
「外国語の学習の基本は母語にあり。まず日本語を鍛えよう!」
日本語におけるコミュニケーションのあり方を見直し、外国語に移行可能な「翻訳できる日本語」、つまり「中間日本語」を身につけること、
そのために言語技術、あるいはコミュニケーション・スキルを学ぶことこそ、外国語習得のための近道になる。
そうなんだよ、日本人同士だと、なぜどうしてと細かく聞かなくても会話が成り立つ。
主語を意識して5W1Hを明確にする。ナンバーリングとラベリング。
読了日:08月23日 著者:三森 ゆりか
https://bookmeter.com/books/539628
■おさるがおよぐ (どうわがいっぱい)
南の島に住むおさるは、丸太に乗って海へ漕ぎだした。
海亀のおじいさんが言った、広い海の真ん中で友達にばったり会えるなんてびっくりしたやら嬉しいやら、のところ、なんだか含蓄深いなあ。
おさるが海に落ちてくらげを頭に乗せてる絵が可愛い。
読了日:08月22日 著者:いとう ひろし
https://bookmeter.com/books/546094
■デコ巻きずし (ブティックムックno.1336)
初めて巻きずしを作る人にも分かりやすいように写真で解説。
花とかの模様ならまだしも、人とか動物の表情があるようなものってうまく出来るわけないじゃんと尻込みしていたんですが、海苔で作った目のパーツを後から乗せるので、そこそこなんとかなりそうです。
海苔を切るとき、初心者は包丁よりもキッチンバサミがお勧め。
読了日:08月22日 著者:飾 巻子 (恒岡 恵美)
https://bookmeter.com/books/11487532
■僕が答える君の謎解き 明神凛音は間違えない (星海社FICTIONS)
事件の犯人を瞬時に突き止めてしまう明神凛音。
伊呂波透矢は、凛音がどういう推理を経てその結果にたどりついたのかを推理する。
探偵役の推理を推理する、っていうのが面白い発想だと思いました。
大人の事情を振りかざす凛音の姉の言い分は正しいけれど、ひとの心をコントロールできると思うなよ、って言ってやりたい。
生徒相談室の引きこもる凛音が教室に復帰できるといいな。
読了日:08月21日 著者:紙城 境介
https://bookmeter.com/books/17243987
■そのへんをどのように受け止めてらっしゃるか (文春文庫)
雑誌「週刊文春」連載コラムを選抜・改稿してまとめたもの。
高輪ゲートウェイのモヤモヤ感を言語化するとこういうことになるなあと腑に落ちたり、さくらももこの意外過ぎる人脈を知ったりして、今回も面白かったです。
面白かったんですが、政治ネタが多いのでちょっと疲れる。
おじさんたちは自撮り写真に気を付けたほうがいい。顔がデカすぎ。証明写真みたい。
読了日:08月21日 著者:能町 みね子
https://bookmeter.com/books/16232668
■都市の樹木433 (ポケット図鑑)
身の回りで見かける緑化樹を掲載。
観察のコツはできるだけレンズの大きな明るい10倍ルーペを使うこと。
ルーペはまつげが触れるくらい密着させて明るいところで使う。
図書館のそばにある木の花が咲くたびに、モクレンかコブシかどっちだろうといつも思っていて、
モクレンは花弁が9枚、コブシは6枚、今度は気を付けて見てみよう。
読了日:08月20日 著者:岩崎哲也
https://bookmeter.com/books/4765270
■おかあさんががんになっちゃった
花屋でアルバイトをしているすずちゃんのお母さんがガンになった。
お母さんと家族の日々を描くノンフィクションまんが。
お母さんがホスピスに行くと決めたときの、がんセンターの松本先生の言葉が沁みる。
ホスピスにだけは素直に患者さんをお渡ししたくない。最後まで「治療」としてかかわりたい。諦めたくない。
そうやって患者さんたちを送り出していたんだろうな。
読了日:08月20日 著者:藤原すず
https://bookmeter.com/books/62778
■十日間の不思議〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
旧友ハワードから記憶の欠落を相談されたエラリイは、ハワードの監視のために、ライツヴィルのヴァン・ホーン家に滞在する。
事件が事件として動くまでだいぶかかったけれど、ヴァン・ホーン家のひとたちの描写が魅力的で退屈しなかった。
ハワードとサリーの身勝手な行動は、彼らはこの道しか選べなかったと同情してしまう。
世間では成功した事件と評価されたのに実はエラリイが探偵を辞めると言うほどの失敗。エラリイにとっての苦しみのはじまりか。
読了日:08月19日 著者:エラリイ クイーン
https://bookmeter.com/books/17498421
■男コピーライター、育休をとる
半年間の育休をとった電通社員の体験記。
育休は育児「休暇」ではなく育児「休業」。
その半年のあいだに保活までやらなくちゃいけなくて、休暇なんて言い方は有り得ないと身を以て知るわけですが、第1希望から第30希望まで書く欄があるっていうのがえげつない。
本当に保活って大変だ。
読了日:08月19日 著者:魚返 洋平
https://bookmeter.com/books/13488677
■22 地球の歩き方JAPAN 島旅 島旅×ねこ にゃんこの島の歩き方
猫と出会える12の島を紹介するガイドブック。
いつか泊りがけで行きたいです。
数年前に雑誌やネットで猫島と紹介されていても、現地でほとんど見かけなくなっているケースも多々あるので最新情報を要チェック。
猫に夢中になってしまって民家に無断に立ち入ったりしないようにルールやマナーに気を付けること。
読了日:08月18日 著者:
https://bookmeter.com/books/17414949
■毎日おいしい びん詰め
びん詰めの自家製調味料とおそうざい。
冷蔵庫・冷凍庫での保存日数の目安があるので安心。
保存瓶の煮沸消毒をお忘れなく。アルコール消毒の場合は食品用のアルコールを使うこと。
ホワイトリカーにハーブを漬ける「ハーブ漬けリキュール」が気になりました。
ディル、イタリアンパセリ、ペパーミントは溶けてきたら取り除く。
読了日:08月18日 著者:サルボ 恭子
https://bookmeter.com/books/19737377
■臨床の砦
実家のご近所さんに頂いた本。
令和3年1月、信濃山病院に勤務する内科医・敷島寛治はコロナ診療の最前線にいる。
著者が現役の医者なので現場の過酷さが伝わります。
圧倒的な情報不足、系統だった作戦の欠落、戦力の逐次投入に、果てのない消耗戦。
でも敷島は「負け戦だとしても、だ」と言うしかないのだ。
千歳のセリフにあったけれど、医療側のひとが考える「根本的な感染対策」ってなんなのかを知りたい。
読了日:08月17日 著者:夏川 草介
https://bookmeter.com/books/17751019
■WHAT HAPPENED 何が起きたのか?
2016年のアメリカ大統領選挙で敗北したヒラリー・クリントンの回顧録。
政策論争で負けたならまだしも、フェイクニュースや陰謀論、性差別、そういうことで負けたのなら無念でしかないだろう。
「この敗北が辛くても、ぜったいに、正義のための闘いに価値があることを疑わないで」
読了日:08月17日 著者:ヒラリー・ロダム・クリントン
https://bookmeter.com/books/12990794
■日本人建築家が建てた、海外の美しい建築
表紙のコレ(ラルブル・ブラン/藤本壮介)見たことあるぞどこだっけフランスかどこかだった気がするけどまさか日本人だったとは、と思いながら図書館で借りてきた本。
たとえばカーサ・ワビ/安藤忠雄は日本国内にあってもおかしくないような感じだけれど、これがメキシコに建ってるからいいんだろうな。
アジア最大の観覧車、シンガポールフライヤーは黒川紀章。
観覧車ってあんまり「建築」のイメージじゃないから意外でした。
読了日:08月16日 著者:
https://bookmeter.com/books/16737055
■認知症予防のカキクケコメソッド
毎日の「カ(噛む)・キ(聞く)・ク(口元)、ケ(血管)・コ(交流)+チャレンジ」の習慣が認知症を予防する。
映画を見たり本を読んだりしたら、ただ面白かったでは済まさずに、どう面白かったのかを言語化して、できれば1日1回、自分の考えや思いをアウトプットする。
アウトプットの機会が多いほうが脳が鍛えられる。
(読書メーターありがたや)
高齢者はたんぱく質が足りないので、鯖缶や納豆などを意識して食べる。
読了日:08月16日 著者:菅原 道仁
https://bookmeter.com/books/15231635
■いけない
蝦蟇倉市のアンソロジーで「弓投げの崖を見てはいけない」を読んでいて、もう一度読みたくなって図書館で借りた本。
連作にしたことで、登場人物たちの心の揺らぎとか、事件に直結する場面の厚みが楽しめました。
それにしても凝った作品で、自分の読解力を試されている気分。
「その話を聞かせてはいけない」の写真の意味が分からなくて、しばらく考えてああっ!?ってなりました。白い袖!
読了日:08月15日 著者:道尾 秀介
https://bookmeter.com/books/13953298
■ドナルド・キーンのオペラへようこそ! われらが人生の歓び
15歳のときに初めてオペラを見て以来すっかり夢中になってしまったキーンさんが、オペラの世界を案内する。
日本国籍を取得して東京で永住することは、16歳から確保し続けてきたメトロポリタン歌劇場(メト)の定期会員の資格を手放すことを意味する。
映画館でのライブビューイングは本当に嬉しかったことでしょう。
完璧で最高の喜劇オペラはフィガロの結婚、けれど、初めて観るならビゼーのカルメン。
カルメンはキーンさんが最初に観たオペラだから余計に推したくなるのかも。
読了日:08月15日 著者:ドナルド キーン
https://bookmeter.com/books/13616161
■江戸・ザ・マニア
月刊「なごみ」連載の書籍化。
江戸っ子たちが夢中になった趣味を今も継承している方々に会いに行く。
おもとに金魚、変化朝顔、劣性遺伝に美を見つけて愛でるような品種改良って、日本人のオタク気質にぴったりだと思う。
べっ甲製品がまだ作られ続けているのが意外でした。
国の援助を受けてのタイマイ養殖の取り組みが大きい。
読了日:08月14日 著者:浅生ハルミン
https://bookmeter.com/books/18850431
■お弁当教本
お弁当をおいしくつくる基本の味付けや詰め方など。
味はもちろん大事ですが、やっぱり傷みにくくするための工夫は必要。
笹の葉や経木は使いこなせれば汁気対策にもなって良さそう。
稲荷ずしとか太巻きずしは定番ですね。
中華ちまきのタコ糸の巻き方は写真で見たかった。
読了日:08月14日 著者:坂田 阿希子
https://bookmeter.com/books/11579024
■ハニー・ラテと女王の危機 (コージーブックス コ 1-9)
ビレッジブレンドの地下室の通気口から蜂の群れが入り込み大混乱。
マダムの友人で都市養蜂家のビーの蜂だと知ったクレアはマテオと一緒にビーの家を訪ねるが、ビーは自宅屋上の温室からバルコニーに転落していた。
ビーが自殺を図ったとは思えないクレアは真相解明に乗り出す。
マイクは薬物捜査でクレアとすれ違いの生活。
まさかクレアがマテオに相談したと知ったらマイクは嫌がるだろうなあ。
ニューヨーク市警にはミツバチ班なんてあるんですね。
読了日:08月13日 著者:クレオ・コイル
https://bookmeter.com/books/19841038
■無恥の恥 (文春文庫 さ 29-9)
「センス・オブ・シェイム 恥の感覚」の改題文庫版。
単行本で読んでますがお布施のつもりで買いました。
「おわりに」にありますが、一歩うちに入ったら恥ずかしさが激減するという感覚が特に強いのは日本人であるように思う、というのは、そうかもしれないなあと同意。
恥ずかしさをある程度共有できるのが同じ家に住む家族。
巻末の、小林聡美さんとの対談も面白かったです。
読了日:08月13日 著者:酒井 順子
https://bookmeter.com/books/19784490
■とっておきの角度で見る京都の「この瞬間」
「インスタ映えする京都70!!撮影歴50年、京都の写真家だからこそ知っている名所の息をのむ絶景、社寺の見方・街のめぐり方のコツ。春夏秋冬の見どころ&寄り道案内つき」
場所についての情報量が多いので、せっかくの写真がガイドブックの添え物みたいになってしまっているのが残念に思えるのですが、
写真を撮りに行くなら時代的な背景を知っておいても損はありませんよ、ということなのかも。
将軍塚展望台からの夕焼けは本当に綺麗。
夕焼けは日没後10~15分後が美しいということなので、撮影するなら日没の時間を要チェック。
読了日:08月12日 著者:水野 克比古
https://bookmeter.com/books/12646792
■サイゼリヤのまちがいさがし
サイゼリヤを利用したことないので実物を知らないんですが、笑っちゃうほど見つからなくてどうしようw
これがキッズメニューで出てくるのが恐ろしいな。
立体視でやってみても(大人げない)微妙なところは分かりにくくてムムムってなります。
読了日:08月12日 著者:サイゼリヤ
https://bookmeter.com/books/12927859
■山岳迷宮: 山のミステリー傑作選 (光文社文庫)
2016年に制定された「山の日」を記念して編まれた山岳ミステリアンソロジー。
七河迦南「冷たいホットライン」は既読。
森村誠一「虚偽の雪渓」
巻末の解説で、著者が学生時代から登山に親しんでいたのを知りました。
その経験があるからこそ、捜査している戸塚刑事に、登山家は〝功名心と自意識の過剰な文字どおりのお山の大将〟なんて辛辣なことを言わせているんだろうな。
読了日:08月11日 著者:
https://bookmeter.com/books/11086797
■名画はなぜ心を打つか (講談社文庫)
少し読みにくかったんですが面白かったです。
ヨーロッパの説和絵画は文字を主体とした本の形式、日本は絵画を主体とした絵巻形式。
日本は巻物の文化で、着物をはじめとして「巻く」ことで真価を発揮する物品は枚挙のいとまがない。
長い物には巻かれろ、とかも言うし、なるほど。
読了日:08月11日 著者:瀬木 慎一
https://bookmeter.com/books/647412
■図解大事典 超危険生物
日本と世界で出会ってしまうかもしれない123種の超危険な生き物たち。
観光だったらいいけど、普段からゾウとかライオンとかカバがその辺にいたらちょっと怖い。
蚊は、世界で一番人間を殺していると聞いたことがあるし、刺されたら痒くて不快だし、会いたくない。
読了日:08月10日 著者:
https://bookmeter.com/books/12802649
■志麻さんの気軽に作れる極上おやつ
身近にある材料で作りやすいおやつのレシピ。
輪切りにして芯を取ったりんごにホットケーキミックスの衣をつけて揚げた「りんごのベニエ」は材料も少ないし、りんごが大量にあるときにやってみたいです。
桃の缶詰を紅茶コンポートにするのが面白いと思いました、おいしそう。
読了日:08月10日 著者:志麻
https://bookmeter.com/books/14636589
■カンナ 出雲の顕在 (講談社文庫)
今回の事件の全貌を教えてやる。
諒司に呼び出され出雲に向かう竜之介。
そして連絡が取れなくなった竜之介を心配し、出雲に探しに行く甲斐と聡美。
これだけおおごとになってるのは雲居良源の家の内紛のせい。
波多野村雲流を離反した冴子は玉兎、玉兎を離反して竜之介を担ぎ出そうとしている諒司。
聡美の背中の痛みは心臓が悪いからだったのか、楯岡の毒に耐えられるといいけれど。
次でいよいよ最終巻。
読了日:08月09日 著者:高田 崇史
https://bookmeter.com/books/8223500
■日本住所不定―First Season
5年ものあいだ、日本のあちこちで自由に暮らす。
また随分と分厚い本(850ページくらい)だなあと思いつつ図書館で借りてきた本。
自由過ぎて時々ドン引きなんですがそういう芸風なのでまあいいです。
広島県熊野の「筆まつり」で買った筆の写真が掲載されていて、これなら使わなくても欲しくなる。軸の曲がってるやつとか面白い。
表紙は福岡のホテル、シーホーク。
読了日:08月09日 著者:三代目魚武濱田成夫
https://bookmeter.com/books/224313
■日本の“珍々”踏切
寺の境内を横切る踏切や船が通る踏切など、いろいろな珍しい踏切を集めたもの。
こういう踏切ってどうやって見つけるんだろう、ネットで情報を拾ったり募ったりするのかな。
線路の向こうの個人住宅のための踏切なんて特別感はあるけれど、家への出入りが大変そう。
鉄道が廃止になると踏切も廃止、黒いビニールに覆われた踏切には哀愁を感じてしまう。
読了日:08月08日 著者:
https://bookmeter.com/books/370894
■こどもが探せる川原や海辺のきれいな石の図鑑
「この本は、身近な川原や海辺で見つかるきれいな鉱物と、その採集地を紹介する図鑑です」
子供でも比較的石探しをしやすいスポットだけれど、おとなと一緒に出掛けて安全に気を付けるように。
宝石になるような大きくて透明感のあるものじゃなくても、サファイアを見つけたりしたら嬉しいだろうな。
紹介されてる採集地の近所に住んでいたら通ってしまうかも。
家に持ち帰って鉱物かそうじゃないかを見極めたりするのも楽しそうです。
読了日:08月08日 著者:柴山 元彦,井上 ミノル
https://bookmeter.com/books/12920796
■炉辺荘(イングルサイド)のアン 赤毛のアン・シリーズ 7 (新潮文庫)
夢の家から炉辺荘に引っ越し、アンは6人の子供の世話に追われ、ギルバートも地域のひとたちから信頼されて仕事で忙しい。
結婚して15年、だんだん大きくなる子供たちになんとなく寂しい気持ちになったりもする。
アンの物語というよりブライス家の物語になってきていて、誰が子供なのか特に紹介がないまま進んでいくのでしばらく混乱する。
6人の子供のうちシャーリーのエピソードがほぼゼロなのが気になる。
家政婦のスーザンとレベッカ・デューが友達になって良かった。
読了日:08月07日 著者:ルーシー・モード モンゴメリ
https://bookmeter.com/books/568937
■三谷幸喜のありふれた生活15 おいしい時間
「朝日新聞」2016年5月~2017年10月までの掲載。
大河ドラマ「真田丸」のエピソードが多くなるかなと思っていたけれど、3歳の息子さんのことも結構書かれてた。
お弁当を作ったり、スターウォーズをどの順番で見せるか悩んだり、子供がいる生活は思いがけないことばかりなんだろうな。
「人工衛星」の遊びは私も子供のころやってました。懐かしい。
後ろのほうは和田誠が挿絵をお休み。
三谷さんの挿絵も悪くないけど、少し違和感があるのは仕方ない。
読了日:08月07日 著者:三谷幸喜
https://bookmeter.com/books/13011513
■1自分のことを話そう (3語で話せる! 英語で日本を紹介しよう)
「この本では、3語で伝わる英会話のフレーズをまんがで紹介しています」
音声が聞けるQRコードつき。
短いフレーズで自分のことを話してみよう、から始まりますが、「私の名前は~」じゃなくて「たこ焼きが好き」から始まるのがなんだか良いなあ。
スポーツは「I play~」だけど、柔道と陸上競技はdoを使って「I do judo.」
読了日:08月06日 著者:
https://bookmeter.com/books/18782433
■菊池亜希子のおじゃまします 仕事場探訪20人
著者の菊池亜希子を含めた20人の方々の仕事場にお邪魔する。
年上、年下、年代を問わず、緊張感もあるしリラックスもしているような、仕事場にいるときの「そのひとらしさ」を引き出せているんじゃないかなと思いました。
ボーナストラックでのおしゃべりも楽しかったです。
糸井重里って面白い。
くらもちふさこって可愛い。
読了日:08月06日 著者:菊池 亜希子
https://bookmeter.com/books/7977870
■横浜ダンジョン (3) 世界を変える最初の五人 (角川スニーカー文庫)
中国が秘匿してきたチベットのランクAダンジョンで異界神アグナガラグの欠片の封印が解かれた。
邪心教徒の不完全な儀式の結果、その姿は異形なものになったが、人類の脅威には違いない。
これを手始めに、戦いはこれからだ!な感じで終わりましたが、そうかこれ打ち切りエンドだったのか。
ナイルナーシャのほんのり腹黒なところとか、結構お気に入りなんだけれど。
読了日:08月05日 著者:瀬尾 つかさ
https://bookmeter.com/books/10792877
■発作的座談会 (角川文庫)
座談会は討論会じゃないから、真剣じゃなくてもいいし、くだらない話ばかりでいいんじゃないかと思うのですよ。
ゲストを招待しているときにはわりとテーマに沿ってる感じだけど、だいたいは沢野さんが話を逸らして、つられてみんな一緒に逸れていく。
目黒さんが注釈でツッコミ入れてるのが面白かった。
木村さんの「座ってお話ししましょうか」はいつか使ってみたいセリフ。
読了日:08月05日 著者:椎名 誠,木村 晋介,沢野 ひとし,目黒 考二
https://bookmeter.com/books/504189
■大島弓子選集 (第5巻) いちご物語
ラップランドで育ち父親を亡くしたいちごが、ホームステイしていた林太郎の「もし日本に来たらおいでよ」の言葉を誤解して、押しかけ嫁として日本に来た。
いちごにとっては日本は異国、初めてのことばかりなのに、生田家・有馬家を含め周囲がそれを理解していないのがもどかしい。
ひとの寂しさ切なさに敏感ないちご自身の寂しさ切なさに泣ける。
予定していた連載回数より引き延ばされていなかったら、いちごと林太郎は笑顔で過ごせていただろうか。
「バナナブレッドのプディング」に転生した森太郎とウルフマンに会うのが楽しみ。
読了日:08月04日 著者:大島 弓子
https://bookmeter.com/books/504846
■60歳から食事を変えなさい (青春新書プレイブックス)
「いつまでも活動的で若々しく、健康寿命を延ばす60歳からの食べ方を紹介します」
60歳になったその日からいきなり食事を変えろ、というのは大変だと思うから、今のうちから気を付けたい。
お酒はほとんど飲まないし、ココナッツオイルは習慣化できたので大丈夫かな。
暑さで食欲がないこともあって、相変わらずお肉はあんまり食べてないと反省。
読了日:08月04日 著者:森由香子
https://bookmeter.com/books/19309824
■絶叫城殺人事件 (新潮文庫)
建物+殺人事件、6編を収録。
「月宮殿殺人事件」
赤く綺麗な花を咲かせるサボテンは妻の思い出。
「紅雨荘殺人事件」
一度の過ちと思うか、宝石のような出来事と思うか。
「絶叫城殺人事件」
禁断の謎を解いて自らの破滅を決意した姉。
逃がした飼い鳥は外で生きられるのだろうか。
読了日:08月03日 著者:有栖川 有栖
https://bookmeter.com/books/567065
■ひとり老後、賢く楽しむ
老後は自分で充実させる「ひとりプロジェクト」。
健康、住まい、お金など、専門家や50代~90代の一般の方々から話を聞いて、老後について考える。
そもそも自分はいつからを老後と思っているのか、そのあたりから始めてみます。
家の内装にはさほど興味がありませんが立地は気にするかも。
ずっと都会で過ごしてきたので田舎に憧れはありますが、余程のことがない限り住まないだろうなあ。
読了日:08月03日 著者:岸本葉子
https://bookmeter.com/books/13758383
■ロートレック (はじめてであう絵画の本)
ロートレックと言えば、掲載されてるポスター「ジャンヌ・アヴリル」、ここには掲載はないけど同じモデルの「ル・ディヴァン・ジャポネ」の印象が強いので、馬の絵を何枚も残しているのは知らなかった。
パステルで描かれた「フィンセント・ファン・ゴッホの肖像」は色調とかタッチが何となくゴッホっぽい。
読了日:08月02日 著者:アーネスト・ラボフ
https://bookmeter.com/books/1745532
■卵、牛乳、砂糖なし お菓子じゃないパウンドケーキ
全粒粉と薄力粉、はちみつ、豆乳、植物油などで作る体に優しいパウンドケーキ。
全粒粉1カップ+薄力粉1カップは米粉2カップに置き換え可能。
カップとかスプーンとかの計量はちょっと面倒かも。
ベーキングパウダー大さじ1はいいとして、甘酒大さじ18(270ml)の表記が気になる。
読了日:08月02日 著者:藤井 恵
https://bookmeter.com/books/5658902
■氷の眠り (ミステリアス・プレス文庫)
遭難救助研修に参加するジュリーと一緒にアラスカに来ていたギデオンは、30年前に起きた雪崩の遭難事故のものと思われる人骨の鑑定を依頼される。
遭難事故から救出されたトリメインの原稿盗難と殺人、骨の強奪。
30年前の報告書を書いたウォリナー教授は、人類学者は年をとっても人類学者だという見本。
ジュリーの「それはわたしの推理だわ」のセリフについ苦笑い。そうだよねw
ギデオンとジョンの食事シーンは読んでいると元気になれる。
読了日:08月01日 著者:アーロン エルキンズ
https://bookmeter.com/books/398830
■マスクは踊る
オール讀物「男の分別学」週刊文春「タンマ君」詰め合わせ。
令和になってもコロナになっても東海林さだおは東海林さだお。
関係者でもないのに「月刊住職」を読む人はそうそういないでしょう。
長谷川スケールの生みの親、長谷川和夫先生との認知症対談が良かった。
100から7を引くと93、なぜ7なのかというと
「七は縁起がいいよね。七福神というのが」
読了日:08月01日 著者:東海林 さだお
https://bookmeter.com/books/17166151
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