やわらかい螺旋

徒然なるままに

2015-04

2015-05-01 07:08:07 | 徒然
2015年4月の読書メーター
読んだ本の数:70冊
読んだページ数:18435ページ
ナイス数:1131ナイス
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■ジャズと落語とワン公と 天才!トドロキ教授の事件簿
インド・ヨーロッパ語なら大抵わかるという言語の天才、等々力教授に持ち込まれた3つの事件を 当時の助手だった井上が回想する。 アインシュタインやら忠犬ハチ公などなど、大正後期から昭和初期にかけて実在した有名人が登場。 それほど大掛かりなミステリってわけじゃないけれども適度にスリリングで軽妙洒脱。 落語家・柳家金語楼が紅白帽を発明したとか、師匠が所属していた吉本興業が 戦前からある古い企業とは知らなかった。
読了日:4月30日 著者:赤井三尋
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■パンダ
丸っこくてゴロゴロしてる感じがもう可愛くて可愛くて。 子パンダたちが木のブランコにわらわらと群がってるところに実際に自分が居たら、 写真なんか撮るのを忘れて、飽きずに何時間でも見てしまうだろうなあ。
読了日:4月30日 著者:岩合光昭
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■電脳娼婦
SF官能短編集。 一番よかったのは「黒猫という名の女」かな。 中途半端な共鳴能力のせいで、双子の海也と同じ目にあう空也が本当にうんざりしてて、ついつい笑ってしまう。 海也も、取り決めた曜日じゃないのにお構いなしな無頓着なところはあっても、一応予告の連絡を入れてるところは律儀といえば律儀。
読了日:4月29日 著者:森奈津子
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■スーパーマーケットマニア ヨーロッパ編
なんせスーパーマーケットだから、どんなにデザインに凝ってる商品でも、現地の人が買ってる値段なのがいい。 おしゃれ雑貨にはたいして興味がないんですが、お茶とか食べ物のパッケージが可愛いのは嬉しい。 しょうがのにおいのするティッシュ使ってみたいな。鼻が爽やかになりそう。
読了日:4月29日 著者:森井ユカ
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■チョコレートからヘロインまで―ドラッグカルチャーのすべて
「良いドラッグ、悪いドラッグというのは存在せず、ドラッグの良い使い方と悪い使い方が存在するのみである。 ドラッグの乱用とは認められていない物質を使用することではない。 乱用とは、身体的・精神的健康や、社会的機能と生産性を害するような形で、何らかの物質を使用することである」 そういえば昔、薬局で働いていた時に、咳止め液はひとりに2つ以上まとめて売らないようにと注意があったなと思い出しました。 ナツメグを良く使うんですが「上質なドラッグが手に入らない人々に用いられた」っていうのが軽くショック。食べすぎ注意。
読了日:4月28日 著者:A.ワイル,W.ローセン
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■となりのロボット
最初にチカちゃんに出会ったのは雨の日、彼女が4歳の時。 そのときType=Prahaは「ヒロちゃん」という名前だった。 研究所職員はプラハと呼ぶけれど、プラハにとっては「ヒロちゃん」と呼ばれる時間は大切なものだったのかなと思う。 花火の日、省エネモードにして7時まではなんとか電力を賄ったとしても、それ以降はやっぱり足りなくなるわけで、 そうなってもなおチカちゃんを選んだんだもの。 リベレツのメタボおっさんの例えには笑ってしまったw 澄岡さんアンチエイジングにも程がある。
読了日:4月28日 著者:西UKO
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■悪魔のような女 (角川文庫 あ 6-8)
名画を題材にしたミステリ集第二弾。 オチはそれほど意外じゃないものの、そこにいくまでの展開がじわじわ怖い。 一番の謎は「召使」の押しかけ召使・大木。ほんとに何者だったんだろう。 大木がいなくなって、夫婦共有の秘密のおかげで元通りの生活に戻れるのかな。
読了日:4月27日 著者:赤川次郎
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■男子ごはんの本 その7
こんなにゆるい感じの料理番組って見たことない。 でも日曜日のお昼だからこれでちょうどよいのかも。 こうやって見るとゲストの多い一年だったんだなあ。 大泉洋さんの納豆カルボナーラは放送日の次の日に作ってみました、おいしかったです。 また作ろう。
読了日:4月27日 著者:国分太一,栗原心平
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■SIGHTSEEING
観光地を観光客に混ざって撮影。 ポーズをとったりとらせたり、いままさにその場所を写真に収めようとしているひとたちが写りこんでいて、 まるで「仕事をしている最中の観光地」という賑やかしさがある。 リオデジャネイロのキリスト像の前に立ったら、やっぱり腕を広げたくなるよね、きっと。
読了日:4月26日 著者:
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■なぞの少年
クロアチアの児童文学書。 ドイツ・シュヴェービッシュグミュントで開催された国際児童映画祭で最優秀賞を受賞した映画「ZAGONETNI DJEČAK」の原作。 ココとトモは転校生ミルコの謎を突き止めようとする。 マリヤナの欲張りなところにやや辟易していましたが、エミルが絡んできて俄然面白くなりました。飄々としたエミル好きだなあ。 ずっと大変だったのはミルコだけじゃなくてベーラおばさんも同じ。 甥っ子がどうしてあんな態度をとるのか分からずさぞ不安だったことでしょう。 合言葉はバルバロッサ!
読了日:4月26日 著者:イワンクーシャン
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■自分を変えたかったら帽子をかぶりなさい―たった1秒で人生が変わる!帽子で気持ちを切り替えよう
髪型に不都合があるときや、真夏・真冬など天候と折り合いをつける意味合いで帽子をかぶっていたりします。 人生が変わるような劇的なことは一度もなかったと思いますが、自分が知らないところで何かあったのかなあ。 けれど確実に気分転換にはなるし、帽子に合わせた服装にしようと気遣ったりするので 着こなしのパターンが少し変わったりして、自分自身を面白がれます。
読了日:4月25日 著者:田中遥一
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■私説三国志 天の華・地の風〈5〉
魏延の豪胆なところは武将としての信頼は置けるが、秘密を守るため黙らせ続けなければならない。 けれど毒矢で傷を負った魏延を孔明は本気で心配しているふうにも思えるし、なかなか複雑。 南蛮の地で再会した棐妹は更に指をも失い、本当に痛ましいとしか言いようがない。 娘の朝薫はそんな母をどう見ているのか。 孔明から名を貰った汝秀の今後の働きに期待。
読了日:4月25日 著者:江森備
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■追憶の夜想曲
夫殺しの罪で一審判決懲役16年を言い渡された主婦・亜季子の弁護を強引に引き受けた御子柴。 それに対するのは東京地検の次席検事・岬。 亜季子の味方にも敵にも言えないような隠し事は何なのか、そもそも前作での傷もまだ治りきらない御子柴はなぜこの事件を引き受けたのか。 自分自身を切り札にした御子柴は弁護士でいられるのかどうかも気になりますが、この後味の悪さはそのせいばかりじゃない。 何もなかったふうに振舞えというのは無理にしても、亜季子の娘ふたりにはちゃんと生きてほしい。
読了日:4月24日 著者:中山七里
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■食べちゃえ!食べちゃお! (幻冬舎文庫)
渋い本が続いた後だったので、妙にはしゃいでるような幼い文章に思えてしまい、ただただ読むタイミングが悪かったとしか言いようがない。 身内を手放しで褒め彼が彼がと連呼されるとただの幸せ自慢にしか思えずだんだん読むのが面倒に。 書名から食べ物エッセイと思って図書館で借りてきたけれど、この日はこういうことがあってそのときにこれを食べた、という感じ。 アメリカ人の旦那様の作る料理はきっとおいしいんだろうけれど響いてこなかった。
読了日:4月24日 著者:野中柊
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■日本懐かし自販機大全 (タツミムック)
レトロな自動販売機の数々。 24時間営業のコンビニができてから激減したとはいえ、 こんなものも自販機で?という意外性は抜群。 どこかのドライブインでは見かけたことはあったように思うけれど、利用したことがないんです。 ハンバーガーとかカレーライスとか食べてみたいなあ。
読了日:4月23日 著者:魚谷祐介
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■バルカンの花、コーカサスの虹
バルカン諸国と南コーカサスの旅行記。 個人旅行は自分の都合で行く場所を決められる自由さと、移動手段と宿泊場所をどうにかしないといけない不便さが同居してる。 ルーマニアで半地下の家を探して訪ね歩くことになり、結局それはもう博物館にしかないのだけれど、 そのときは自由さと不便さをいっぺんに楽しんでいたような感じ。 アルメニアの宿のご主人、セルゲイさんの「石油なんかとれないほうがいい、資源がなければ他国が侵略する危険も減る」が 妙に含蓄のある言葉。
読了日:4月23日 著者:蔵前仁一
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■今朝子の晩ごはん―忙中馬あり篇 (ポプラ文庫)
作家業だけでも忙しそうなのに、亀の世話と乗馬に演劇、エネルギッシュな毎日です。 材料の良い部分だけを使う料理屋は「冥加が悪い」商売。 けれどそういうまっとうな和食を作るお店があるからこそ、 無形文化遺産に登録されるまでになったんだと思う。 プーチンとメドベージェフのところで私もつい爆笑。
読了日:4月23日 著者:松井今朝子
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■執着しないこと
何かにこだわらず執着しなければ怒りや欲に苛まれない。 仏教の教えがもとになっているので、ひょっとしたら説教臭いだけかなとおそるおそる読んでいましたが、 とても実際的で分かりやすいです。 たとえば、仏教徒が守るべき五戒を現代の言葉で言えば「ばれたらヤバいことをしない」。 これなら日ごろの心構えとしても真っ当なものだなあと思えます。
読了日:4月22日 著者:アルボムッレスマナサーラ
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■消滅した国々―第二次世界大戦以降崩壊した183ヵ国
「国家の領土=ある民族の居住領域かといえば、日本のような単純な国は少ないのが国際社会の現実」 地図を書き換えなくちゃいけなくなるから独立を承認しない (他のところも独立するぞと騒ぎ出すだろうから)なんていう大人の事情も見え隠れ。 弓矢で武装したゲリラが戦闘機が並ぶ空港を占拠し独立宣言したベマラナ共和国などで、 「あらゆる国家権力からの干渉を排した自由な企業活動のユートピア作り」を目指してあちこちの独立運動を煽りまくった フェニックス財団はいまはどうしているのだろう。
読了日:4月22日 著者:吉田一郎
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■定本 百鬼夜行 陽
百鬼夜行シリーズのサイドストーリー第二弾。 本編に連なるものたち(連なるはずのものたち)の断片が見える。 そんなつもりはなかったのに、いつのまにか暗いところにゆっくりと滑り落ちていくような感覚。 榎さんの探偵社の名前の由来はそんなことだったのか。 次回作はどうやら日光、待ち遠しい。
読了日:4月21日 著者:京極夏彦
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■ヨーロッパの民族衣装 (衣装ビジュアル資料)
カラフルで豪華、まことに眼福でございました。 民族の伝統を彩る衣装に欠かせない刺繍やレースなどは細かい手仕事の賜物。 こうやってちゃんと着る機会があるからその手仕事を受け継いでいくひともいるんだよね。 スペイン・東部バレンシア地方のペイネタ(スペイン櫛)とかんざしで飾られた髪型が迫力があって美しい。
読了日:4月21日 著者:芳賀日向
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■顔のない十字架 (光文社文庫)
図書館のリサイクル本棚から貰ってきた本。 誘拐された娘って誰なのか、その娘はどこにいるのか分からないままどんどんタイムリミットが近づいてくる。 もとはと言えば車で人をはねた秀一が悪いのに、姉の佐知子の気持ちにつけこんでるような言動が目立って、 そのせいでずいぶん危ない目にあってる佐知子も秀一をかばうのやめたらいいのに、とかずっと思って読んでいました。 最後のほうでようやく奈美江に一矢報いてすっきり。
読了日:4月20日 著者:赤川次郎
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■高校英語を5日間でやり直す本 楽しみながら、らくらくマスター! (PHP文庫)
高校生の時にこんなの習ってたのかと愕然としてしまうほどすっかり忘れていました。 忘れすぎていておさらいにならず、むしろ最初からちゃんと習うつもりでないとダメかもしれないw 最初から習うつもりでいるなら、ワンポイントでまとめたこの形式ではちょっと大変。
読了日:4月20日 著者:小池直己,佐藤誠司
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■時計めぐりヨーロッパの旅〈下巻〉ドイツ・イギリス・北欧編
イギリスを見たくて上巻と一緒に図書館で借りてきた本。 風情を感じるアナログ時計は好きなのですが、グリニッジ標準時を示す時計はさすがにデジタル。 スイスの看板時計は時計の国らしさが出ています。ベルンのからくり時計の動いているところをみてみたい。
読了日:4月19日 著者:熊瀬川紀
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■時計めぐりヨーロッパの旅〈上巻〉フランス・イタリア・南欧編
下巻と一緒に図書館で借りてきた本。 オールカラーなので写真を堪能できます。 どっしりとした石造りの建物にはやっぱりアナログの時計が似合うなあ。 ミステリ好きなので時計塔を見るとつい、何か事件が?と思ってしまうのはご愛嬌。
読了日:4月19日 著者:熊瀬川紀
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■機械じかけの猫〈下〉
ファーガスのイカレっぷりにうんざりし、医学の道半ばで挫折することになって同情していたのに、 最後のほうでローラに猛烈な怒りを抱いてしまう。 ローラはいったいコナーのなにを見てきたんだ。 当時のコナーの年齢がいくつでも関係ない。 いままで普通の子供だったのに、このことに関連があるとまったく思ってなかったのか。子供を犠牲にしてまで秘密にしたかったのか。 そしてモーガナの最後のせりふは衝撃的。
読了日:4月18日 著者:トリイヘイデン
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■5日間の休みで行けちゃう! 絶景・秘境への旅
なんせ写真が美しいので旅情を掻き立てられます。 予算の目安や行き方などワンポイントで説明。 旅の相談をするならこういう旅行会社もありますと案内もあるので、5日あればここにも行けるのか、と踏ん切りがつきそう。 あと1日あればここにも行けます、というアプローチはありがたい。
読了日:4月18日 著者:
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■戦場のタクト―戦地で生まれた、奇跡の管弦楽団
音楽には民族の枠組みなんて関係なくて、そこにあるのは演奏者と聴衆が埋め尽くす空間だけ。 いまではミトロヴィツァは橋のバリケードがなくなったようですが、 北と南で演奏するのは本当に大変だっただろうと容易に想像がつきます。 コソボで盲腸になった話にはどきどきしましたが、 楽団としての苦労話がもう少し読みたかったです。
読了日:4月17日 著者:柳澤寿男
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■ダース・ヴェイダーとルーク(4才)
ここにいるのは普通の父親と子供。 普通じゃないところは、父親がダース・ヴェイダーで子供がルークっていうことだけ。 暗黒卿が子育てに四苦八苦してるなんて想像も出来なかったw あの姿のせいで表情なんて分からないけれども、子煩悩だということは間違いない。
読了日:4月17日 著者:ジェフリー・ブラウン
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■TOKYO本屋さん紀行 (TOKYO INTELLIGENT TRIP 03)
往来堂書店の店長さんの言葉がそのまま本屋さんに対する私の気持ち。 「新刊やベストセラー、雑誌をメインの商品にするなら巨大書店の方が便利です。 小さいお店なのだから限られたスペースは有効に使い、発見のある場所にしないとつまらないですよね」 こういう個性を打ち出せるのは東京だから、ってこともあるかもしれないけれども。
読了日:4月16日 著者:
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■インドごはん―スパイスで元気 (いんど・いんどシリーズ)
スパイスを使った料理のレシピとエッセイ。 インド料理はその都度スパイスの配合を変えていくので、レシピに出ている分量は本当は「適宜」としたかったそうです。 出来るかどうかは別にして、インドでの考え方には日本にはない魅力を感じます。
読了日:4月16日 著者:香取薫
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■誰も教えてくれなかった「ふつうのお宅」の相続対策ABC
うちの両親が高齢になってきたことと、親戚の相続に巻き込まれかなりイヤな思いをしたことがあったので読んでみました。 「相続は家が一軒あればもめるもの」うん、確かにそうでした。 現実はいろいろとシビア。
読了日:4月15日 著者:内田麻由子,武内優宏
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■猫なんかよんでもこない。 (コンペイトウ書房)
網膜裂孔によりボクサーになる夢を断たれたものの、 いまとなってはそのおかげで、猫たちがいるのが当たり前の漫画家生活。 なにが転換期になるのか人生ってほんとに分からない。 最初から自分で猫を飼うつもりじゃなかったから、去勢するしないの判断の真実味もあまりなかったんだと思う。 でもクロはクロで、この生き方に満足してたんじゃないかな、とも思う。
読了日:4月15日 著者:杉作
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■百鬼夜行 陰 (講談社文庫)
百鬼夜行シリーズのサイドストーリー。 自分がいる日常はいつから普通の日常とは掛け離れてしまったのか。 いつの間にか妖怪に取りつかれた人間たち。 ただ魔が差しただけでしょ?とはとても言えない、もっと暗くて強くて重苦しいものがある。 「姑獲鳥の夏」に繋がる「川赤子」は関口の鬱々とした気分がうつりそう。
読了日:4月15日 著者:京極夏彦
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■植物図鑑 (幻冬舎文庫)
なんて甘くて可愛いふたりなんだ、照れてる暇もないくらい。 冒頭からもうイツキが居なくなるのは分かっていて、それがきっと唐突なものだったんだろうなと 予想はつくものの、あの置手紙はずるい。 さやかと一緒にしばらく呆然としてた気がします。 子供のころは近所の林でノビルを引っこ抜いたりつくしで手を真っ黒にしてたんですが、宅地開発の憂き目にあい、 そういう場所もなくなってしまったのが残念。 営業の竹沢さんも意外といいひとだ。
読了日:4月14日 著者:有川浩
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■中学英語を5日間でやり直す本 <パワーアップ編> これで「読む」「書く」「話す」が自由自在! (PHP文庫)
中学3年生程度の英語のおさらい。 このあたりから、それどういうことだっけ、と綺麗さっぱり忘れてることがぞろぞろ出てくる。 SVOとか受動態とか。 急がば回れ、焦らず根気よくやっていくことが大事なんだといまさら思う。 アメリカ人が実は「catは名詞だ」とか考えながら喋ってるってほんと?
読了日:4月14日 著者:小池直己,佐藤誠司
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■機械じかけの猫〈上〉
初トリイ・ヘイデン。 自閉症と診断されたコナーのセラピー、コナーの母親のローラ自身の過去、ローラが語る頭の中のトーゴンの世界。 それぞれの話が同時進行していくわけですが、この話の行き着く先が見えないだけに下巻がどういう展開になるのか楽しみ。 セラピーにあたっているジェームズはなにかの象徴だと考えているけれど、時々コナーの言動が不吉。 コナーは誰かが死んだところでも見たんだろうか?それともなにかの本からそういう印象を受けたのか?
読了日:4月14日 著者:トリイヘイデン
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■バルカン・ラプソディー
スロヴェニアから移住し生涯をアメリカで暮らした亡き父ヴィクトル。 父の過去を知る旅はフェリックス自身のルーツを知る旅でもある。 4歳の時に父を亡くしたフェリックスには あまり父親の記憶はないし、父の故郷マリボルで出会うひとたちはフェリックスをアメリカ人として扱っている。 スロヴェニアなんてそんなにバルカンな感じじゃないと思っていたので ヴィクトルが自分自身を「バルカン野郎」と呼ぶのが意外でした。 このときに勃発していたボスニア紛争も含め、外国人から見た真実と仲間内から見た真実との差が分かるといいけれど。
読了日:4月13日 著者:パウルブラハ
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■こげぱん―北海道ぶらり旅日記
寝台特急北斗星の廃止が決定してしまったので、列車のなかで揺れて苦労して云々という同じ体験が出来なくなるのが残念。 パン工場の見学をしておいしいパンをたくさん食べて、 パンづくしになるかなと思いきや、他の北海道グルメも堪能。 メジャーな観光地もまわりつつ、北海道の良いところをふんだんに盛り込んでる感じでした。
読了日:4月13日 著者:たかはしみき
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■身近なモノ事始め事典
日常なにげなく使っている品物の来歴を紹介。 後輪に比べ前輪がとても大きいタイプの自転車はオーディナリーって言うのか、 デザインが好きなので乗ってみたいけれど足が届かなさそうだ。 街中で良く見かける点字ブロック、私財を投じ開発したのは日本人。 盲導犬は普及しているとは言い難い。点字ブロックがあるのとないのとじゃ随分違うんだろうなあ。
読了日:4月13日 著者:三浦基弘
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■美食家たちが消えていく (コージーブックス)
ウォッカとキャビアのランチのあと事件担当の予審判事に会う警察官。 お国柄が違うといえばそれまでだけれど、 日本じゃまずありえないよなあという場面が多すぎて馴染めないところもあった。 山崎とか回転寿司とかふぐ毒とか今回はわりと日本ネタが多く、フランスでの認知度が少し分かったかも。 リールの事件を解決してパリに戻り、帰宅時にはアレクサンドルが出かけて不在だと分かっていても、 レストラン評論家を襲った犯人はまだ野放しで、カプシーヌの不安は耐えがたいものだっただろうなあ。
読了日:4月12日 著者:アレクサンダーキャンピオン
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■おいしいごはんのためならば
ご飯を炊くお鍋がいくつもあって、その時々で使い分けてるっていうだけでもう、 御見逸れ致しましたと言わずしてどうする、というほど、食べることをおろそかにしない情熱。 おいしいお菓子に釣り合うようにおいしいお茶を淹れられるようになりたいなあ。 鉄瓶を使ってみたいとは思うけれども、ちゃんと手入れができる自信がない。
読了日:4月12日 著者:平松洋子
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■武士語録
語句の解説も面白いけれど、類語として紹介される語句とか、誤使用例のセルフつっこみに、更につっこみを入れたくなるw 【あいや】の誤使用例「あいや、いやや、いや!」に対して、どうして「仮面を外してみては?」がつっこみになるのか、 若い年代のひとには意味が分からないかも。
読了日:4月12日 著者:氏神一番
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■ご依頼は真昼のバーへ Barホロウの事件帳 (角川文庫)
うっかりご近所探偵なんか引き受けることになった隼人。 幼なじみの楓太の妙に熱血なところにちょっとイライラしましたが、 それよりイズミが謎すぎる。 せっかく隼人のトラウマに徐々にフォーカスするような仕掛けだったのに、 イズミのなにかが伏線なんじゃないかと疑ってかかってしまって、 素直に楽しめませんでした。
読了日:4月11日 著者:加藤実秋
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■言語世界地図 (新潮新書)
世界に存在する数多の言語、その中から46の主な言語を取り上げ、成り立ち、使われている地域、話者数、 独自の民族文化を紹介。 日本地図をヨーロッパの地図に重ねると、だいたいポーランドあたりからスペインくらいまでの長さだった気がします。 そんなに南北で距離がある日本が一言語というのが逆にどれだけ凄いのかを思い知らされます。 方言程度の差しかないのに国同士の政治的な理由で別言語とされてるケースもあって複雑。
読了日:4月11日 著者:町田健
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■図解でわかる最新栄養医学 「うつ」は食べ物が原因だった!
私は食欲がないと食べないタイプ、自分でも栄養不足の自覚があるので気を付けなくちゃ。 鉄分はお茶やコーヒーなどと一緒にとっても大丈夫なヘム鉄を。動物性のもの、 レバーや赤身の肉、魚介類などから補給する。 私はココア(チョコ)とコーヒーがアレルギーなので気を付けていますが、 しょうがや黒コショウなんてスパイスまでアレルギーになる原因に。 毎日同じものを食べないように気を付けよう。
読了日:4月11日 著者:溝口徹
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■三匹のおっさん ふたたび
おっさんたちはおっさん単独で生きてないぞ、 と思うような話ばかり。 地盤がしっかりあるって良いことだなあとしみじみ。 第二話ではかなりストレスを感じました。 万引きしたってバレなきゃいいでしょ、見つかったらお金払えばいいでしょ、な態度をとる親が 少なからずいる現状には本当にげんなり。 最終話では前回での潤子の印象が払拭、「植物図鑑」も読まなくちゃ。
読了日:4月10日 著者:有川浩
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■みさおとふくまる
なかよしさん、家族、相棒、うーんなんだろう。 どんな言葉もいまひとつしっくりこないほどのワンセット感。 お互いがそこにいて当たり前という感じで寄り添ってる。 「お日様の下を生きる事ができれば、すべてが好日。今日もいい日だね、ふくまる」 胸があったかくなる。
読了日:4月10日 著者:伊原美代子
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■コソボ 絶望の淵から明日へ (岩波フォト・ドキュメンタリー 世界の戦場から)
コソボ紛争は何もかも壊した。 普通にお隣さんとして暮らしていた家族がある日突然「敵」になり、 自分が知っている人が自分の家族を殺す。 民族の意地とか政治の都合は命より最優先されるべきものなのだろうか? 目の前で親兄弟を殺された子供たちに何が希望なのかを言えるだろうか?
読了日:4月9日 著者:大石芳野
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■ぜんぜん酔ってません 酒呑みおじさんは今日も行く (双葉文庫)
いやいや酔ってるでしょうw 酔っ払いが集うお店とお客たちの生態、お酒にまつわるエッセイ。 ひとに怪我をさせたりする荒っぽい飲み方じゃないから、そういう失敗もあるよね~と 読んでいてほのぼの。 うちの父親が結婚したばかりのころ、ブラックアウトエキスプレスをしょっちゅうやらかしていて、 そのことを母親から散々聞いていたので、酔っ払いおやじはやることが同じだと妙に納得。
読了日:4月9日 著者:大竹聡
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■天の華・地の風〈4〉―私説三国志
せっかくもぎとった漢中王の称号でまたひと悶着。王になれば引っ込みがつかなくなるなんて言う劉備。 劉禅は凡庸な君主と言われるけれども、どこかピントがずれてるところは父親譲りなのかもしれない。 関羽の敵討ちの件で劉備との溝が決定的になり、水魚の交わりと言われたころがまるで幻のようだ。孔明の心中を思うとやりきれない。 そしてとうとう主君と国を天秤にかける。
読了日:4月8日 著者:江森備
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■忙しい日でも、おなかは空く。
食にまつわるエッセイ。 レモンご飯とか、醤油だけで味を付けるから揚げとか、試してみたいです。 私もお豆腐はオリーブオイルと塩で食べています。いつもお豆腐は水切りしないので今度は水切りしてみようかな。 鳥の形のレモン絞りや粉引の器。自分の生活に馴染む道具の存在は心強いですよね。
読了日:4月8日 著者:平松洋子
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■DVD付き 間々田佳子の顔ヨガで即たるみ上げ&小顔 (ぴあMOOK)
こういうのはDVDがあると分かりやすい。 ちゃんと出来ているかどうか確認しながら何度でもやれるから。 普段から顔の筋肉って使ってないんだなと気が付くほど口周りが動かせず、最初はほんとに苦労しました。 やってる姿はちょっとひとには見せられない;
読了日:4月8日 著者:間々田佳子
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■文庫版 邪魅の雫 (講談社文庫)
鞄のたとえが妙に心に残り、そのあとからは関口の挙動に注目。 なんだか今回の関口はすごいぞ。 誰が誰を殺し、誰が死んだのか。どうしてそうなった? 榎さんはずっと不機嫌、探偵として活動してない。 ただの榎木津礼二郎だ。 逢いたかったわ、久し振り、こんにちは。 それらを全部すっ飛ばし、榎さんにあの言葉を言わせるハメになるほどの想いは、切なさと邪悪さの表裏一体。
読了日:4月7日 著者:京極夏彦
http://bookmeter.com/cmt/46380927

■QED 鏡家の薬屋探偵 メフィスト賞トリビュート (講談社ノベルス)
QED目当てに図書館で借りた本。 鏡家と薬屋探偵は元を知らないのですが楽しめました。 西澤保彦「外嶋一郎主義」 女にダイエットの話をするとこれだから。 もし刑務所行きになったらおめでとう、と言うべきでしょうかw 最初から最後までマイペースすぎる外嶋さんに警察も手を焼くんじゃなかろうか。 時村尚「一杯のカレーライス」 そういうオチだろうなと分かっていましたが、ぶっ飛びすぎててかえって面白かった。 テニプリだの逮捕しちゃうぞだの小ネタがちょいちょい挟まっていて、どこからの引用なのかを考えるのもまた一興。
読了日:4月6日 著者:
http://bookmeter.com/cmt/46358136

■ブラック会社限界対策委員会
映画「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」からのスピンオフ企画。 仕事の愚痴や不満についての悩み相談。 良い具合に脱力できる回答が揃っていますが、 意外と真実をついていて侮れない。 「女性ばかりの職場で仕事漬けです。家と職場の往復で、男性との出会いもありません」 「出会う価値のある男性なんてほとんどいません」 バッサリ。爽快。
読了日:4月6日 著者:ヨシタケシンスケ
http://bookmeter.com/cmt/46358111

■専門医が教えてくれる! 3週間で無理なくコレステロールと中性脂肪を下げる200%の裏ワザ 実践編
裏ワザっていうのは大袈裟かも。 脂肪肝、脂質異常症、糖尿病は原因がみな同じ、食べすぎと運動不足には十分注意。 飲み過ぎはいけないけれど、お酒は適量ならば動脈硬化や脂肪肝の予防に役立つ。 お茶・オリーブオイル・魚・海藻・納豆・酢・きのこ・野菜・ねぎ、 「オサカナスキヤネ」は血中脂肪がたまりにくい体にする食べ物。
読了日:4月6日 著者:
http://bookmeter.com/cmt/46358104

■旅名人フ゛ックス84 クロアチア/スロウ゛ェニア/ホ゛スニア・ヘルツェコ゛ウ゛ィナ 第3版 (旅名人ブックス)
ザダルの海のオルガンとかヴコヴァル、スロヴェニアのマリボルなど、行ってみたいところは掲載されてなくて残念。 それでもクロアチア国内はだいたい旅行者が行きそうなところは網羅しているから不足はない。 掲載されているところで行ってみたいのは、正午の大砲が鳴るザグレブの旧市街、世界遺産プリトヴィツェ、プーラの円形競技場。 スロヴェニア・ブレッド湖の教会で式を挙げられるなんて素敵。 教会に行くために花嫁を抱きかかえて100段の階段をのぼる新郎諸君がんばれ。
読了日:4月5日 著者:外山純子,中島賢一
http://bookmeter.com/cmt/46328080

■今週、妻が浮気します
見知らぬ人の相談にのる見知らぬ人たち。 これだけ多くの人が相談者のために助言をし、 どうしたらいいのか方向性を見つける手助けになっていたのがすごい。 厳しい意見も当然あって読むのもつらかったはずですが、 ちゃんとひとつひとつに目を通していた姿勢が共感を呼んだのかも。 旦那さんが悔いのない決断が出来たのなら本当に良かった。
読了日:4月5日 著者:GoAhead&Co.
http://bookmeter.com/cmt/46328067

■私説三国志 天の華・地の風〈3〉
34歳の孔明(214年・建安14年)と43歳の孔明(223年・章武3年)を行ったり来たり。 時系列を時々見失いそうになって章題を確認しつつ読みました。 龐統を失うも益州を手に入れた劉備は今は白帝城で病に伏し、 孔明は法正側についている魏延に自分の秘密を知られ苛まれている。 このあたりから段々とつらい展開。 油断ならないのは赤眉だけじゃない。
読了日:4月5日 著者:江森備
http://bookmeter.com/cmt/46328064

■身代わり島 (朝日文庫)
離島で殺人が起き、警察が本土からやって来るものの捜査は後手に回り、主人公側が乗り出して事件解決。 というのはありがちなパターン。 そのありがちパターンを採用しているのが逆に珍しい。 殺された辺見鈴香の容姿について随分ページを割いてるなと思ったらこういうことだったのね。 中学生の彩音がずっと真相を知らないままでいられるならいいけれど。 年齢差のある鳴川と新見の友情はお互いが同じ質量でいる感じ。 鳴川にハンカチを返した圭子はその後はどうなったかな。
読了日:4月4日 著者:石持浅海
http://bookmeter.com/cmt/46302428

■赤星たみこのがん安心講座―ちょっぴり専門的 読んでナットク!
義理の妹に乳がんが見つかり、ようやく治療がひと段落したところ。 がん、というとそれだけで怖いもの、と決めつけられがちだけれども、 治療法は色々あるし、むやみに恐れることはないんだよ、と優しく力づけてくれます。 リゾート地でのPET検査ツアーっていいな。 非日常なリゾート地でなら検査の後に楽しみが待っているっていうのが分かりやすいし。
読了日:4月4日 著者:赤星たみこ
http://bookmeter.com/cmt/46302414

■中学英語を5日間でやり直す本 「基本の基本」が驚きのスピードで頭に甦る (PHP文庫)
図書館で見かけて借りた本。AはBです、から始め、順を追っておさらいしていく。 中学2.3年レベルの英語は続編で。 英語なんて使う機会がないし苦手だったから覚えてないよなあ絶対、と思っていましたが、 最初のほうの簡単なところからのおさらいだということもあって、意外と覚えていました。 「英語の単語はいろんな起源を持ってて、基本的な単語ほどつづり字と発音が食い違ってることが多い」 見たままを発音する言語をやったあとに英語を見ると、これってどう読むんだ?と戸惑います。 英語が苦手なのはそれも一因。
読了日:4月3日 著者:小池直己,佐藤誠司
http://bookmeter.com/cmt/46279970

■国マニア―世界の珍国、奇妙な地域へ!
事情は各国色々あるだろうけれども、国とか地域とかって何だろうね、と思わずにいられない。 唯一の定期便を飛ばしていたトンガ航空が路線を廃止してしまい、国の維持が出来るかどうかの瀬戸際だった ニウエがその後どうなったのか、とても気になっています。 現在でも残っている海外領土や自治領には、本国側は独立して欲しいのに、住民投票で独立を否決した地域がある、っていうのが驚き。 イギリス植民地に復帰するため独立運動をはじめたアンギラ島は珍しいケース。
読了日:4月3日 著者:吉田一郎
http://bookmeter.com/cmt/46279944

■買物71番勝負 (中公文庫)
買い物って楽しい。自分がどんなものが好きなのかを検討してじっくり品物を選び、 ようやく手に入れた時には本当に嬉しくて大事に使う。 これを読んで久し振りにレディグレイの紅茶を買いました。 忘れていた幸せを思い出した気分です。 ヨーガンレールのイヤリングが素敵。滅多にアクセサリーをつけない私ですがこれは良いなあ。 国立のミルクポットは名前がかわってミルクトップになりました。
読了日:4月2日 著者:平松洋子
http://bookmeter.com/cmt/46259894

■バルカン音楽ガイド
ALSと闘っている歌姫ヤドランカ・ストヤコヴィッチのインタビュー(数ページだけれど)目当てに図書館で借りた本。 この本が出版された当時は日本に住んでいた頃かな。「Vjerujem」良い曲です。 クロアチアレコーズとマティヤ・デディッチを紹介するならオリヴェル・ドラゴイエヴィッチも、とついつい思ってしまった。
読了日:4月2日 著者:関口義人
http://bookmeter.com/cmt/46259876

■ネコ 立ちあがる―ニッポンの猫写真集
図書館で見かけ、そのつもりは無かったのに(ちょっとサイズが大きいし)表紙を見たら、あ、ほんとに立ちあがってるwと和んでしまい、 そのまま借りてきた本。 どの猫も普段のまんまなんだろうな、と思わされます。自然に可愛い。 自分の都合で猫をすてるような輩にはきっと天罰が下るんだ。 みんなたくましく生きてね!
読了日:4月2日 著者:岩合光昭
http://bookmeter.com/cmt/46259859

■謝罪代行社(ハヤカワ・ミステリ1850) (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
許しを請う、謝罪を受け入れる、ということは、誰かビジネスライクな他人を介入させないとどうにもならないこともあるのかもしれない。 気持ちの整理を付けるためにも。 クリスはクリスのやりかたで、タマラはタマラのやりかたで。 それぞれ決着をつけたわけだけれど、 これで本当に終わったんだと安堵する気持ちになれないのが不思議。
読了日:4月1日 著者:ゾラン・ドヴェンカー
http://bookmeter.com/cmt/46238505

■浜内千波の親子でうれしい! カンタン1分おうちパン 「ファミリークッキングスクール」レシピから
ショートニングを使いたくないとか、もう少し野菜を増やしてみようとか、 どんな材料をどれだけ使うか自分で決められるから安心。 自分でパンを焼くのってそういうことだよね。 気合を入れて生地をこねなくていいので子供でもやりやすそう。
読了日:4月1日 著者:浜内千波
http://bookmeter.com/cmt/46238492

■乗るのが怖い―私のパニック障害克服法 (幻冬舎新書)
現役選手のときに発症してさぞつらかったことでしょう。 奥様の支えは心強かったはず。 現在進行形でまだ「乗るのが怖い」自分としては、 どう対処するかは人それぞれなんだなあと思いました。 薬を飲むか飲まないかの選択はまず医者にかかってみてからでもいいかも。 一日一食も、他の持病があればそれとの兼ね合いで無理ってこともあるから、 ここに書いてあることを自分がやっても大丈夫と安易に思わないように。 逃げるんじゃなくてしのぐのが大事、っていうのはそのとおりだと思います。
読了日:4月1日 著者:長嶋一茂
http://bookmeter.com/cmt/46238476


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