やわらかい螺旋

徒然なるままに

2024-01

2024-02-01 07:07:19 | 
2024年1月の読書メーター
読んだ本の数:56冊
読んだページ数:10484ページ
ナイス数:490ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2024/1
■僕の殺人 (徳間文庫)
母は首を括って自殺、父は階段から転落して昏睡状態。
別荘で起きた事件現場に居合わせた5歳の裕司は記憶を失くしてしまう。
それから10年後、フリーライター小林が訪ねてきた。
「山本裕司君。君はいったい誰なんだ?」
確信へと近づいたけれど、もう記憶は戻ってこないような気がする。
悲劇的なラストシーンが美しかった。
読了日:01月31日 著者:太田 忠司
https://bookmeter.com/books/11597689

■たんときれいに召し上がれ 美食文学精選
『かの作家たちは「食」をいかに描いたか?36品の佳味あふれる饗宴』
こういうアンソロジーで伊藤計劃が収録されるなんて意外。
意表を突かれた気分で読めて良かった。
そして、古川緑波や内田百閒、森茉莉あたりは、常連を見つけたようでホッとする。
石井好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」いつ読んでもうっとりしてしまう。

読了日:01月31日 著者:金子國義,尾崎翠,開高健,澁澤龍彥,古川緑波,倉橋由美子,隆慶一郎,筒井康隆,山田風太郎,C・W ニコル,谷崎潤一郎,伊藤計劃,夢野久作,芦原すなお,青木正児,上村一夫,村山槐多,南條竹則,北大路魯山人,太田忠司,三島由紀夫,清水義範,中井英夫,澁川祐子,小林秀雄,色川武大,中島らも,内田百閒,石井好子,種村季弘,長沢節,津原泰水,森鷗外,森茉莉,夏目漱石,正岡子規
https://bookmeter.com/books/9110846

■世界のロゴ&マーク集 (alpha books)
「20カ国のクリエイター60名の渾身の248作品と展開例を掲載」
ロゴやマークのデザインはそのブランドの顔。
これを手掛けたひとたちのプロの仕事を堪能しました。
パッケージも含めて素敵だなと思ったのはチョコレートとお米。
どちらも同じMengZhangという方が手掛けていて、他の作品も見たいと思った。

読了日:01月30日 著者:
https://bookmeter.com/books/16184215

■そうだ ワンピースを作っちゃおう!
洋裁知識ゼロでも作れるワンピース。
袖なしのワンピースなので工程が少ない分だけ初心者向けと言えそうです。
出来上がりはフレンチスリーブになりますが、これそのままだと、肩に丸みがあって二の腕のムチムチ感が気になる私にはちょっと厳しいかもなあ。

読了日:01月30日 著者:津田蘭子
https://bookmeter.com/books/18525240

■婆ボケはじめ、犬を飼う
トイプードルとテリアのMIX犬、ヌ太郎に翻弄される家族の日常。
家族みんながバラバラの呼び方してるのがおかしかった。
ひとりで認知症の祖母の在宅介護をしてる母。
母がいくら我慢強くてもやっぱり限界があって、条件に合う施設探しで見つけたサービス付き高齢者住宅に落ち着くも「東京のうちの家賃の3倍以上……」。
色々あって大変で、でもいつのまにか親分子分の関係になってる祖母とヌ太郎が微笑ましい。

読了日:01月30日 著者:ニコ・ニコルソン
https://bookmeter.com/books/11545645

■悪夢の行方: 「読楽」ミステリーアンソロジー (徳間文庫)
5人の作家によるミステリーアンソロジー。
伊岡瞬「ふたつのシュークリーム」連続婦女暴行事件と、葬儀でひとがいなかった家で見つかった老婆の遺体。当事者から話を聞いていくと事件の様相が変わっていく。
梓崎優「嘘つき鼠」たまたまネウムを知っていたのでサラはドゥブロヴニクにいると言われたら納得するだろうなと思った。旧市街だけがドゥブロヴニクじゃないし。
高嶋哲夫「連鎖」老女のひき逃げ事件から始まり、まさに連鎖。トラック運転手が気の毒。


読了日:01月29日 著者:
https://bookmeter.com/books/10165971

■イスラエル 人類史上最もやっかいな問題
「知らない」ではすまされない、世界が注視する“この国”を正しく知るための入門書。
すごく読みごたえがありました。
「人類史上最もやっかいな問題」は本当にそうとしか言えないように思えます。
イスラエル人とパレスチナ人はどちらも正しく、どちらも間違っている。
当事者がそれを認めたとしても、解決する日が来るだろうか。

読了日:01月29日 著者:ダニエル・ソカッチ
https://bookmeter.com/books/20582737

■マンガでわかる文楽: あらすじから見どころ、歌舞伎との違いまで全部わかる
文楽の楽しみ方をまんがで分かりやすく解説する入門ガイド。
初心者いとちゃんに文楽の楽しさを教えてくれるのは、イヤホンガイドの解説者カヤさんと、文楽大好き漫画家のカンナさん。
文楽は大阪発祥なんですね。
伝統芸能ともなると情報量が多くてあれもこれもとなりがちですが、チケットはどこで買うのとか、そういうところから始めているのでとっつきやすい。
人形の所作は人間よりも小さいから、最初は近くの一等席で観たほうがいい。

読了日:01月28日 著者:公益財団法人 文楽協会(協力)
https://bookmeter.com/books/13485587

■美術館を装う 名画アクセサリーの作り方
名画をモチーフにしたレジンアクセサリーの作り方。
レジンを始めたきっかけが「あまりにも暇だったから」っていうのが本音すぎて面白い。
コロナの自粛期間中の暇な時間を生かした創作活動を暇つぶしと言うのはもったいないほどの出来栄え。
これだけ作れたら楽しそう。

読了日:01月28日 著者:くまごろ
https://bookmeter.com/books/20510911

■女ふたり台湾、行ってきた。 (地球の歩き方コミックエッセイ)
いいな台湾、行ってみたいなと思える本でした。
台湾を知ってる人に案内してもらってあちこち行くのは良いなあ。
こういうところが楽しいよ!っていうのが伝わりました。
ふたりとも旅慣れしてるから危なげなく台湾で楽めるんだろうと思ったら、最初のライカ置き忘れ事件でずっこけました。しかも2回ってw
まあ、そういうのも旅の思い出。
読了日:01月28日 著者:カータン 著/小林 希(のぞこ) 著
https://bookmeter.com/books/9074059

■英国紅茶予言師 古城の悪魔 (小学館文庫キャラブン!)
シンは自習室で知り合った下級生・サンディの未来を視た。
特に何も視えなかったためにまた後日カウンセリングすると約束するが、その二週間後、サンディが寮の塔から落ちて死んだ。
実子と養子で態度が変わってしまうのは仕方ないかもしれないけれど、リッケンバッカー氏の態度を見て育つチャールズは良い大人になれないかもな。
でも、アンドレは今後の人生を自分で決めることが出来るし、仲間が助けてくれるに違いない。
シンが、ギルの家に飾られていたカティーサークの絵に懐かしさを感じたのはなんでだろう。

読了日:01月27日 著者:七海 花音
https://bookmeter.com/books/13036764

■ひとりなら、それでいいじゃない。
これまでに書かれた本からテーマごとに抜粋してまとめた本。
夫の三浦朱門さんの最期を見届け、自分の体と時間を使い尽す人生。
「私の幸せは、自分が自分らしく必要にして充分なだけ持っていること」
人間に本当に必要なものはそもそも最初から決まっていて、大食いで食道楽でも無限には食べられないし、一度に一足の靴しか履けない。
時として贅沢は楽しいことだけれども、それが当たり前と思わないようにしなくちゃ。

読了日:01月27日 著者:曽野 綾子
https://bookmeter.com/books/17631320

■ときめきのミュージアムグッズ
「美しく心ときめく、厳選したミュージアムグッズを紹介」
ミュージアムグッズって見て回るとキリがないくらい楽しくなっちゃうのはなぜだろう。
もともとの作品が優れているのでそれを生かすような商品企画力が試されるなあとこっそり思う。
伊丹昆虫館の羽のバッグを持って歩いてるひとを見かけたことがあって、あれはフェリシモとのコラボ商品なんですね。

読了日:01月26日 著者:大澤 夏美
https://bookmeter.com/books/19872414

■もふけつ コーギーのおしり
コーギーのかわいいおしりの写真集。
おしりが可愛いというよりも、後ろ姿の全体的な雰囲気が可愛い。
表紙のコーギーと食パンが並んでるのを見て、そういえば食パンっぽいなとハッとしたのでした。

読了日:01月26日 著者:佐藤 正之
https://bookmeter.com/books/11611983

■京都子育てさんぽ
子供も一緒に楽しめる観光スポットや美味しいお店など、地元密着京都子育てコミックエッセイ。
寺社仏閣が身近にあるせいなのか、あーちゃんの好みが渋い。漬け物が好きだなんてすごいな。
食が細いあーちゃんが外では意外と食いしん坊。
外出するそういう気分になるのかも。
町屋を改装したキッズカフェって京都らしい。

読了日:01月26日 著者:久保田順子
https://bookmeter.com/books/12462157

■英国紅茶予言師 (キャラブン!小学館文庫)
英国の全寮制男子校の奨学生・風森心は紅茶を飲むと少し先の未来が視える。
同室の没落貴族の息子ギルの提案で、その能力で人助けをして、謝礼で生活費を稼ぐことになった。
自分の過ちを認めて謝罪した侯爵夫人のおかげで学園長に一矢報いることが出来て良かった。
学園長が日本人が嫌いなのは仕方ないけど、それが身分と階級に釣り合ってるかどうかは考えたほうがいい。
年末晩餐会がどうなるのか気になる。
古城に続く。
読了日:01月25日 著者:七海 花音
https://bookmeter.com/books/12689763

■どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか (新潮文庫 み 52-2)
みうらじゅんとリリー・フランキーの人生対談。
意外と良いこと言ってるんだけれど、下ネタが多いので、俺たちいま良いこと言った!みたいなことになってないのが面白い。
婚活パーティに参加した眼鏡のお嬢さんがコンタクトにすればラクになるのにって話が印象的。
「リリー:モテるって特別になることより、変なことが少なくなることじゃないですか。平凡になるってことですよ」
「みうら:変わってる人がモテるなんて、ないからね。変わってるけどお金があるからモテるとか、ほんの一例だもんね」

読了日:01月25日 著者:みうら じゅん,リリー・フランキー
https://bookmeter.com/books/17861455

■キャラ絵で学ぶ! 世界の国図鑑
イラスト図解で世界の国々を紹介する。
紹介している200の国と地域は、
国際連合に加盟している193か国(日本は北朝鮮を国として承認していない)、
国際連合に加盟していないが日本が国として承認している4か国(バチカン市国・コソボ・クック諸島・ニウエ)、
日本は国として承認していないが何らかの外交関係があり国際オリンピック委員会に所属する3地域(香港・台湾・パレスチナ)。
世界で一番人口が少ないのはバチカン市国、800人。
通いの人ばかりと思っていたので800人が多く感じる。

読了日:01月24日 著者:
https://bookmeter.com/books/18416778

■大阪デパ地下激戦区で働いてます。 (コミックエッセイ)
デパ地下のはちみつ専門店で働く著者のお仕事コミックエッセイ。
最近法事があったので、包装紙や熨斗に詳しい店員さんがいると頼りになって助かります。
ギフト包装は個数が多いとパニックになりそうですが、もう慣れるしかないので頑張ってください。
お忍びで来ていたハリウッドスターが全然忍べてないのがおかしかった。

読了日:01月24日 著者:猫田 ゆう
https://bookmeter.com/books/9864112

■かぶきがわかるねこづくし絵本2 義経千本桜 (講談社の創作絵本)
都を追われた源義経と生き延びた平家の武将、そして狐の物語。
「史実と虚構をたくみにおりまぜた物語の醍醐味がつまっているのです」
もし源義経が生きていたら。もし入水した安徳天皇が助けられていたら。そういうIFな芝居が成り立つってことは、観客たちが歴史を分かってるってことですね。
昔の庶民って教養あるなあ。
読了日:01月24日 著者:吉田 愛
https://bookmeter.com/books/12341771

■九州新特急「つばめ」殺人事件 (光文社文庫)
飛行機の搭乗券の半券を所持した男女の遺体が指宿の海で見つかった。
特急「つばめ」コンパニオン、つばめレディの宏子は、搭乗したとされる飛行機と同時刻の車内でふたりを目撃、捜査本部に情報提供の手紙を書いた矢先に何者かに襲われた。
十津川は70億円をめぐる殺人を追う。
これだけ大勢の人間を殺してもなお政治家でいようとするなんて、政界再編の闇が深い。

読了日:01月23日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/494657

■諸行無常のワイドショー
ワイドショーを賑わせる芸能人のゴシップをウォッチ。
特徴を押さえつつも微妙な似顔絵が笑えます。
安藤美姫の極秘出産とか酒井法子の芸能界の復帰などなど、そういうことあったなあ。
英国王室のロイヤル嫁姑バトルも、コラムを読んでいるうちに、結局は庶民と庶民のバトルなんじゃないかと思えてきました。

読了日:01月23日 著者:辛酸 なめ子
https://bookmeter.com/books/9213468

■これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集
実際に起きた事故を取り上げ、自然の中にはどんな危険が存在しているのか、どうすれば事故を防げるのかについて解説する。
山の急斜面を登っているときに転んで打ち所が悪くて死んでしまったり、死んだひとが話せるならば「なんでこんなことで…」って言いたくなるだろうな。
知識がないのにキノコやフグを調理して食べたらダメだし、立ち入り禁止の防波堤も高波にさらわれたりするから立ち入り禁止なんだよね。
カタツムリやナメクジには髄膜脳炎を起こす寄生虫がいる可能性があるので素手では触らない。触れてしまったら良く手を洗うこと。

読了日:01月22日 著者:羽根田 治
https://bookmeter.com/books/21361755

■小学生のためのはじめての「クラシック音楽」 知っておきたい基本を楽しく学べる (まなぶっく)
「この本の中には、クラシック音楽の歴史や基礎知識から、ぜひ知ってほしい作曲家やクラシック曲を紹介しています」
クラシック音楽の原点と考えられているのはグレゴリオ聖歌。
グレゴリオ聖歌とは9~10世紀のローマ・カトリック教会で用いられた単旋律(モノフォニー)、無伴奏の宗教音楽。
キリスト教「三位一体の聖歌」がギリシャ記譜法で記された現存する最古のギリシャ楽譜は紀元280年のもの。
そんなの良く残ってたな。
読了日:01月22日 著者:「子どもとクラシック音楽」研究会
https://bookmeter.com/books/19539950

■臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート ブラジル蝶の謎【新装版】 (あすかコミックスDX)
「わらう月」「201号室の災厄」「ブラジル蝶の謎」を収録。
まんがで読むと、登場人物たちの年齢がどのくらいなのかを考えなくて良いな。
巻末のおまけも良かったです。
ダイナスティー・ホテル201号室で火村が大変な目にあっていたころ、アリスにも災厄が。

読了日:01月22日 著者:麻々原 絵里依
https://bookmeter.com/books/6868361

■家政夫くんは名探偵! ~冬の謎解きと大掃除~【SSプレゼント☆キャンペーン実施中】 (マイナビ出版ファン文庫)
家政夫の光弥と刑事の怜の事件簿。3編収録。
光弥と怜の親友がそれぞれ登場、ふたりにとっての友情がどういうものなのかが垣間見えて興味深かったです。
蘭馬の明るさは光弥に必要だったと思うから、これからも仲良くしていて欲しいな。
怜の友人の知久の事件が切ない。
読了日:01月21日 著者:楠谷佑(著),スオウ(イラスト)
https://bookmeter.com/books/14751990

■カレーライスの丸かじり (丸かじりシリーズ 47)
「週刊朝日」の休刊に伴いこれで最終巻。
帯の「36年勤続」が妙にしっくりきますね。
納豆の糸だけを取り出して食べてみたり、相変わらず変なことを考えついていたりして面白いのに、もう読めなくなるのが名残惜しい。
ストローのズズズは「気柱共鳴」という物理現象、勉強になるなあ。

読了日:01月21日 著者:東海林 さだお
https://bookmeter.com/books/21716914

■くらべてわかる 野鳥 (くらべてわかる図鑑)
日本で見られる約300種類の野鳥を姿かたちの似ている仲間とともに紹介。
大きさがイメージしやすように、スズメやヒヨドリなどを大きさ基準の鳥として掲載しているので比較しやすい。
シマエナガはもちろん、コマドリやルリビタキの小型ツグミの仲間たちが可愛いなあ。
近所の橋で見かけるヤツはてっきりカモメだと思っていましたが、ひょっとしたらユリカモメなのかも。
今度じっくり見てみよう。
読了日:01月20日 著者:叶内 拓哉
https://bookmeter.com/books/9048550

■アラフィフさん いらっしゃ~い! (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
「ママぽよ青沼貴子が全アラフィフさんに贈る。共感と笑いのコミックエッセイ」
更年期を乗り越える工夫をしたりとか、これからの老後の備えを考えたりとか、そういうお年頃なんだろうなあ。
アラフィフが安い服や何年も前の流行遅れの服のみで歩いているといきなり生活感が出てしまうから、ほんの少しのおしゃれ心を失わないでいたい。
若造になめられない服とまでは思わないけれど、見苦しくないように気を付けます。

読了日:01月20日 著者:青沼 貴子
https://bookmeter.com/books/13107621

■ジャースイーツ: プリン、ゼリー、チーズケーキ、カップケーキ。ジャーで楽しむレシピ82
調理に使用でき、保存性のあるガラスびん・ジャーを使ったスイーツレシピ。
外側から層が分かるものは見た目からしておいしそうでいいな。
チーズケーキなんかは手土産にしても良さそう。
ジャーで作ったマフィンって取り出しにくそうと思ってしまいましたがそんなことないのか。

読了日:01月20日 著者:隈部 美千代
https://bookmeter.com/books/9688819

■浜辺の銀河 崖っぷち町役場 (祥伝社文庫)
南予町のお隣り、伊達町の副町長に就任した葉山怜亜は、一ツ木の同級生で総務省から出向してきた官僚。
その葉山の政策により、南予町の住民が伊達町へと流出してしまう。
少子化に歯止めがかからない状況はリアルで、都会であっても人口減少は免れないからなあ。
一ツ木の発案で開設した大学通信講座がうまくいくかどうか。
結衣がお正月に見た夢が気になる。
読了日:01月19日 著者:川崎草志
https://bookmeter.com/books/12873293

■がんと心
精神科医・内富庸介先生とエッセイスト・岸本葉子さんの、がんと心についての対談。
がんを告知された患者が動揺したり混乱したりするのは分かるけれども、医療従事者側のストレスが心配になります。
再発の危険が減るのはだいたい3年くらい。
そのあたりから、がんになる前の自分とがんになった後の自分を再統合する。
「岸本:完全に元どおりの自分に戻るわけではないんですね」
「内富:戻れないですね。人によって違いはありますが、これだけの経験をされるとなかなか完全に同じようには戻れないですね」

読了日:01月19日 著者:岸本 葉子,内富 庸介
https://bookmeter.com/books/24736

■酷道大百科 激狭、断崖、未舗装...愛おしい「国 道」全53本
国道らしくない国道、酷道。
階段国道の339号は迂回する車道もあるけれど、観光名所になってしまったので階段の国道のままになっている。
(階段の下の民家は火事で焼失、2018年時点で空き地のまま)
アーケードの道が国道になってるのが2カ所もあるっていうのが面白い。

読了日:01月18日 著者:鹿取 茂雄
https://bookmeter.com/books/20399284

■ときめく多肉植物図鑑 (ときめく図鑑)
『多種多様な多肉植物の中から、とくに面白く美しい「ときめく」多肉植物が一冊に』
もし育てるとしたらどれがいいかな、とか思いながら楽しく読めました。
やっぱり私は多肉植物が好きなんだなと再確認。どれを見てもときめきます。

読了日:01月18日 著者:TOKIIRO
https://bookmeter.com/books/12559658

■ぽっちゃり女子のときめきDays
156cm×73kgの28歳、ぽっちゃりさんの楽しい毎日。
三度のごはんよりお菓子が大好きなひとが紹介するお菓子ってなんだか信頼できる。
干し芋とか源氏パイとかポテチとか、いいよね買うよね~と頷いてしまいます。
ぽっちゃりさん専門の雑誌があったらいいなと妄想してましたが、検索したら創刊してました。購読してるかなあ。

読了日:01月18日 著者:いしいまき
https://bookmeter.com/books/4110877

■エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ (MF文庫J)
西暦2070年。
謎の生命体マリスに唯一対抗できる巨大兵器のパイロット・セレンの前に、深紅の戦闘機に乗ったエイルン・バザットと名乗る少年が現れた。
ロボットアニメと異世界転生を足したような感じでした。
描写が分かりにくくて読み返す箇所があったりしましたが、ゲンコツ淑女エルフィーナがいかにもアニメで素敵すぎた。
挿絵というかまんが部分が迫力あるなあ。
黒い魔女と紅の勇者の出会いは周囲にどういう影響を与えるのか楽しみ。

読了日:01月17日 著者:東 龍乃助
https://bookmeter.com/books/9258681

■机の上の動物園
椎名さんが旅した世界の国々から持ち帰った色んな品々。
表紙の南米の三角オバケは可愛いだけで悪いことしなさそう。
ロシアの鉈は中華包丁みたいな形で、台所で使っていても違和感ないですね。
あちこちで石を拾ってきて顔を描いたヤツは欲しがる人が多かったのはなんか分かるなあ。
沢野さんが作ったギザギザヘビは沢野さんのイラストがそのまま木工細工になったみたい。

読了日:01月17日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/21437911

■利休入門 (とんぼの本)
茶道を確立した千利休についての入門書。
写真が綺麗でうっとりと見る。
宮中で茶会を行うために秀吉が作らせた組立式三畳の黄金茶室。
道具もすべて金で成金趣味と言われがちだけれど、発案は秀吉、製作は利休。
「茶会をおこなった小御所は軒がふかく、室内も暗かったはずで、そこで灯火に照らされた黄金の茶室は、むしろ幽玄の美をたたえていたのではないかと思います」

読了日:01月16日 著者:木村 宗慎
https://bookmeter.com/books/322704

■YouTuber小春のかんたんレシピ!あっと驚く!魔法のこもの作り (レディブティックシリーズno.8396)
折り紙の発想でバッグやポーチを作る。商用利用OKなのでバザーやフリマに出品可能。
作り方をyoutube動画で見られるのが親切。
ミシンがあったら作りたいと思うものが多かった。
チューリップバッグが直線縫いだけで出来るのがラクでいいかも。
読了日:01月16日 著者:小春
https://bookmeter.com/books/21018729

■東京藝大ものがたり
東京藝大を受験した著者の体験記。
受験したものの合格できずに、気力がどんどん削られてしまうのがつらい。
しかも父親が藝大出身、目の前に一発合格の先輩がいることはプレッシャーではなかったかなあ。
3浪してやっと合格、なんだか泣きたいような気分になりました。良かった。

読了日:01月16日 著者:あららぎ菜名
https://bookmeter.com/books/17216351

■決定版 鬼平犯科帳 (6) (文春文庫)
「礼金二百両」「猫じゃらしの女」「剣客」「狐火」「大川の隠居」「盗賊人相書」「のっそり医者」の7篇を収録。
「狐火」平蔵から男運のない女と言われたおまさ。けれど、自分を支える思い出のある女は強いと思うよ。
「盗賊人相書」で唯一生き残ったおよしは「のっそり医者」町医者の萩原宗順に預けられる。親子のように支え合うふたりに幸あらんことを。
この巻で一番良かったのは「大川の隠居」最後の平蔵のセリフについニヤニヤしてしまう。

読了日:01月15日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/11495198

■NHK「100分de名著」ブックス ニーチェ ツァラトゥストラ
ニーチェ「ツァラトゥストラ」の解説書。
本よりも先に映画「2001年宇宙の旅」を連想してしまうほど全然馴染みがなかったので読めて良かったです。
ルサンチマン=うらみ・ねたみ・そねみ、無力からする意思の歯ぎしり。
受け入れがたい気持ちはまずは発散するべきで「祝福することのできない者は、呪うことを学ぶべきだ!」

読了日:01月15日 著者:西 研
https://bookmeter.com/books/4696335

■やすこーんの鉄道イロハ (イラスト)
鉄道をもっと楽しもう。初心者に向けた鉄道入門書。
鉄道そのものに興味がなくても、新幹線のコンセント確保の方法は知っておくと役に立ちそう。
全寝台をイラスト解説している「サンライズ瀬戸・出雲」は、すごく昔に利用したことあるような気がする。
唯一定期運行される夜行列車の寝台特急、また乗りたいなあ。

読了日:01月14日 著者:やすこーん
https://bookmeter.com/books/18376740

■筋力へなちょこ女子が行き着いた 1分最弱筋トレ
筋力がなくてもできる筋トレ。
筋トレする筋力がないってどういうことかと混乱しましたが、でも冷静に考えてみれば私も当てはまるぞと愕然としました。
ビンの蓋あけられないし。
ちょっとずつ頑張る。
読了日:01月14日 著者:たかツキ なほり
https://bookmeter.com/books/19153759

■猫と薔薇の日々 (ワイドKC)
結婚を機に購入した一軒家での猫たちとの日々。
最初の猫はアメリカンショートヘアの兄弟。
それから、玄関先に子猫が捨てられていたり保護猫を引き取ったりして、いつのまにやら12匹。
擬人化してることもあるけれど、12匹もいると個性の違いが良く分かりますね。

読了日:01月14日 著者:松苗 あけみ
https://bookmeter.com/books/485680

■名探偵のキッシュをひとつ (コージーブックス)
老舗チーズ店の後継者シャーロットが店舗をリニューアルしたお披露目の日に、店の目の前で地主が殺されて、容疑者として祖母が連行されてしまう。
シャーロットの置かれている状況を説明しようとしたのか、盛りだくさんすぎてごちゃごちゃな感じ。
登場人物が多くて名前が覚えられないのはいつものことだと諦められますが(いや諦めるなよ)アーミッシュの店員レベッカの祖母の件とか必要だったんだろうか。
シャーロットの店を買ったワケあり兄妹のジョーダンとジャッキーの背景が気になる。

読了日:01月13日 著者:エイヴリー エイムズ
https://bookmeter.com/books/4739572

■添乗員漂流記 (角川文庫)
海外旅行専門の添乗員・岡崎大五が遭遇した色んなトラブル。
客のわがまま旅行会社の都合、海外ツアー旅行は大変だ。
団体旅行だとトラブルは誰かのせいだと思いがちなのかも。
香港の宝石店に鉄格子があって客が自由に出入りできないのは、客を閉じ込めるためじゃなくて警備を厳重にしているから。
日本とシステムが違いますと先に説明しておけば、あんなに大騒ぎにならなかったのでは。

読了日:01月13日 著者:岡崎 大五
https://bookmeter.com/books/32726

■原始集落を掘る・尖石遺跡 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)
地元の小学校の代用教員として勤務していた宮坂英弌が独力で発掘した尖石遺跡、そして与助尾根遺跡。
著者が宮坂英弌を本当に尊敬しているんだなと分かるような文章に引き込まれました。
尖石遺跡は1942年10月14日に国の史跡に指定され、1952年にはわが国初の特別史跡に指定された。
史跡公園として整備された園内には茅野市尖石縄文考古館が建てられ、棚畑遺跡から出土した縄文のビーナスが収蔵されているのだそうで、行ってみたいなあ。

読了日:01月12日 著者:勅使河原 彰
https://bookmeter.com/books/2009670

■毎日かあさん 6 うろうろドサ編
息子くんの「世界中の銃からチョコフレークが出るといいんだよ、しぽぽぽぽぽんってさ」染み入る。
麦ちゃんところの軍隊方式が理に適いすぎてて笑えるけど、適応してる5人もすごい。
サイバラがカンボジアで買った重さ500キロの石柱って、日本に持って帰って来たのだろうか。
やっちゃったなーとしか言いようがないけどさ、でもきっと、カンボジアの神様の思し召しだ。

読了日:01月12日 著者:西原 理恵子
https://bookmeter.com/books/572456

■太陽の花 (ふしぎびっくり写真えほん)
西表島に咲くオオハマボウ(ゆうな)の花の不思議。
ゆうなは佳子内親王の御印の花でハイビスカスの仲間。
アリとハチを味方につけて守ってもらっているなんてすごいなあ。
朝に咲いた黄色い花は夕方になるとオレンジ色になり落花してしまう。

読了日:01月12日 著者:
https://bookmeter.com/books/9689660

■25 御朱印でめぐる栃木 日光の神社 週末開運さんぽ (地球の歩き方 御朱印シリーズ)
「神社で御朱印を頂くというのはその神社の神様との絆が結ばれたといえるでしょう。
決して記念スタンプではありません。
ていねいに扱いましょう」
これを踏まえたうえでの御朱印めぐり。
日光東照宮って神社だからもちろん御朱印はあるけど、私にとっては建物とか設えを見る場所なので、御朱印を扱っているところという概念がすっぽり抜け落ちていました。
栃木県最古の神社、大神神社は奈良県からの分祀。
良縁祈願のハートの絵馬が可愛い。
読了日:01月03日 著者:
https://bookmeter.com/books/17314801

■眼科医だけが 知っている 一生視力を 失わない 50の習慣 (SB新書)
近視は遠くが見えないという不具合ではなく、将来的には失明に繋がる疾病を招きかねない恐ろしい事態。
「本書では、眼科医は理解しているが、一般的に誤解されがちな50の習慣を凝縮しました」
70歳を超えると加齢によりほとんどのひとが白内障を発症、緑内障は40代から発症率が上がる。
1月3日はひとみの日。
ガボール・アイってこうやって使うのか、ちょっと気を付けてやってみようかな。

読了日:01月03日 著者:平松 類
https://bookmeter.com/books/18381377

■箱根駅伝100年史 (KAWADE夢新書 S 447)
2024年に第100回を迎えた箱根駅伝の歴史を振り返る。
『箱根駅伝は「日本マラソン低迷の元凶」なのか?』で出てきた本が既読なので「マラソンで世界を目指すなら箱根駅伝を走ろう」なのが興味深いです。
第100回大会は関東学生連合は編成されず、例年より3校多い23の大学チームでレースが行われる。
全国の大学に門戸を広げたものの、地方の大学が特例により1度だけ参加できる大会だけのためにチーム作りするのはやっぱり無理があるでしょう。
今年はどんなレース展開になるのか楽しみ。

読了日:01月02日 著者:工藤 隆一
https://bookmeter.com/books/21461846

■おみくじの歌 (コレクション日本歌人選)
各社寺の特徴やおみくじの歴史的な意義があらわれた五十首を収録。
和歌占いには本来は吉凶がなくて、歌の内容を占いたいことに関連させて解釈する。
明治天皇と昭憲皇太后が祀られた明治神宮の御製・御歌のおみくじは歌の解説文のみで、和歌が神のお告げとして機能してきた日本の伝統を意識したもの。
おなじく吉凶がない伴林氏神社「百歳に老い舌出でてよよむとも我はいとはじ恋は増すとも」は大伴家持の恋の贈答歌。案ずるより産むがやすし、現状を肯定する励ましである。

読了日:01月02日 著者:平野 多恵
https://bookmeter.com/books/13725322

■お正月さん (絵本の時間)
なんとなく落ち着かない気持ちで過ごす大晦日、そしてお正月を迎える。
2003年出版の本なのだけれど、なんだかすごく昔の絵本を見ているような気分になります。
着物を着て、家族そろって銘銘膳でおせちを食べる家ってまだあるのかなあ。

読了日:01月01日 著者:
https://bookmeter.com/books/1026421

■眠れなくなるほど面白い 図解 神道: 起源から日本の神様、開運神社まで楽しくわかる!
古代から伝えられて日本の心ともいうべき神道の奥深さを知る。
そもそも「神道とはなにか」を説明できないというのがすごく日本らしいと思った。
仏教やキリスト教みたいに開祖が居ないから教義がなくて、教義を伝え広めることを重要視している仏教・キリスト教と違って、神道的価値観を伝えることが重要とされている。
その神道的価値観っていうのも地域や時代によって変化があるので、「こうした曖昧さが神道の懐の深さを生んでいるという面もあるのです」。

読了日:01月01日 著者:渋谷 申博
https://bookmeter.com/books/15578473


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