やわらかい螺旋

徒然なるままに

2024-09

2024-10-01 06:53:42 | 
2024年9月の読書メーター
読んだ本の数:75冊
読んだページ数:15111ページ
ナイス数:580ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2024/9
■聖女ヴィクトリアの考察 アウレスタ神殿物語 (角川文庫)
物見の聖女ヴィクトリアが辺境の騎士アドラスの出生の秘密を解き明かす。
ヴィクトリアは霊が視えるという能力があるだけで霊と意思疎通は出来ず、誰に殺されたのか、どうして死んだのか、当の本人に聞けるわけじゃないのが面白かった。
アドラスの正体にびっくりしました。そっちだったのか。
アドラスの従者リコくんがお気に入り。
「逡巡」に続く。

読了日:09月30日 著者:春間 タツキ
https://bookmeter.com/books/18294954

■好きになってしまいました。
2012年~2022年に新聞や雑誌に書いたエッセイをまとめた本。
短歌と俳句を詠むサークルってすごいな。
方向性が違うから両方ってのは大変と思うけれど、短歌グループと俳句グループがあるサークルってことなんだろうか。
「下界、恋、知るすべもなく軒下に体液染みた手ぬぐい吊るす」すごくしをんさんな歌ですな。
本文を受けての追記もまた面白かった。
部屋の中にトカゲがいたり、蟻とナメクジと鳥と戦い、「実在しないダニとまで戦っていて、読んでいて我ながら心配になった」。


読了日:09月30日 著者:三浦 しをん
https://bookmeter.com/books/20743203

■フランス流はじめての名画の見方
「絵は好きだけど、何をどう見ればいいのかわからない。この本は、そんな人たちが、子ども達とその喜びをわかちあい、絵について話し合うための手助けをすることを目的に作られました」
5~7歳、8~10歳、11~13歳(とそれ以上)の年齢別の3つのグループに分けて、どこへ行って何を見るべきかを決めるためのヒントを提案。
美術館への訪問は、雨の日は避ける、遠すぎない場所を選ぶなど、慣れてない大人にも良いアドバイスと思いました。
絵画をよく理解するための「絵画の見方」も良かったです。


読了日:09月29日 著者:フランソワーズ・バルブ・ガル
https://bookmeter.com/books/601989

■かわいい! レトロ柄コレクション
包装紙などの紙だけじゃなくて浴衣生地などの布も含めた昭和30~40年代のプリント柄のコレクション。
良くこれだけ集めたなと感心してしまいます。
こういうパンダ柄の布の袋かなにかを持ってた気がする。
岡本太郎のカネボウの包装紙カッコいい。

読了日:09月29日 著者:宇山 あゆみ
https://bookmeter.com/books/20846733

■これだけで、ラクうまごはん
誰でも失敗なく作れるレシピを満載した、「ラクうま」シリーズ第4弾。
他の3冊を読んでないけれど、作り方の説明が丁寧で初心者向けにも良さそうです。
電子レンジにかけた鶏むね肉って冷蔵庫で1週間くらいもつのか。
いつも冷凍してたけど、先にレンチンしておくほうが使い勝手が良さそう。
読了日:09月29日 著者:瀬尾 幸子
https://bookmeter.com/books/10443607

■結城屋質店の鑑定簿 あなたの謎、預かります (PHP文芸文庫)
江戸時代から続く質屋・結城屋で祖母と二人暮らしの円が物の記憶の謎を解き明かす連作ミステリ。
盗品の真珠のネックレスが発端になり、円と同じ美術学部の同級生・深見の姉の事件に関わっていく。
自作アプリで円を救ったIT担当おばばがものすごく有能。
なにしろおまえはまだ子どもだから、のセリフにしみじみする。

読了日:09月28日 著者:水生 大海
https://bookmeter.com/books/10134152

■絶滅野生動物事典 (角川ソフィア文庫)
近代(産業革命以降)から現在までのあいだに地球上から消えた動物たちの絶滅の理由。
ニホンオオカミは「生態に関してはほとんど不明のうちに絶滅してしまった」なのに、ページ数がとても多い。
713年に編纂された「古風土記逸文」には老狼が多くの人を食ったという文章があるし、「盛岡藩御狩り日記」「遠野物語」など古い文献にも登場している。
絶滅が危惧されたラッコが北方領土で数を増やしているらしいが、日本は水産国ゆえ沿岸に保護区を設定できず、もしも領土返還になったらラッコが消滅してしまうというのが皮肉。

読了日:09月28日 著者:今泉 忠明
https://bookmeter.com/books/14805864

■深読み! 日本写真の超名作100
『日本人の手による最古の写真から現在に至るまで、たいへん貴重な「超」名作写真の数々を写真評論家飯沢耕太郎の解説とともに紹介します』
日本人が日本人を写した最初の一枚は、被写体は島津斉彬、撮影者は家臣の市来四郎と宇宿彦右衛門。
こんなに古いもの良く残ってたなあ。
表紙は福原路草「トタンの塀/1935年」
兄の影響で写真に熱中するようになるが、その兄は資生堂の社長でもある福原信三。


読了日:09月27日 著者:飯沢耕太郎
https://bookmeter.com/books/4596284

■葉っぱで見わける 樹木ハンドブック (池田書店の園芸シリーズ)
葉の写真を大きく掲載し、葉の形、縁、葉脈、葉のつき方、常緑樹・落葉樹の5つを調べて樹木を特定するためのハンドブック。
コンパクトサイズなので掲載種類は限られますが、私にはこれで充分です。
巻末には50音順の索引があるので名前を知ってる樹木の葉を調べることも出来ます。


読了日:09月27日 著者:
https://bookmeter.com/books/3044776

■かわいい! おいしい! 手作りどうぶつクッキー
市販のクッキー型で作る可愛くておいしいどうぶつクッキー。
いくつか生地を作ってパーツごとに切り分けて組み合わせてみたり、アイシングだけじゃなくてごまやピスタチオ等のトッピングで変化を付けたり、見た目も可愛いしおいしそう。
クッキー生地で額縁のようにフレームを作り、絵画っぽく仕上げてるのが良かった。

読了日:09月27日 著者:henteco 森の洋菓子店 臼田亜也子
https://bookmeter.com/books/8978854

■山陰路殺人事件 (講談社文庫 に 1-72)
大手芸能プロダクションの社長の兄から離れて自分の事務所を持つつもりが誰からも相手にされなかったら、そりゃあ自暴自棄にもなるなあ。
でも力不足を自覚してどうするかを考えなかったことが負の連鎖になったんだと思う。
暴力で解決するなんて上手くいくわけないのにね。
柏崎マリがカッとなりやすい性格なのは周知の事実、一番よく分かっていたのはマネージャーの原田で、出雲大社の件はショックを受けても納得できたのかも。
マリを失った原田は立ち直れるかどうか。
読了日:09月26日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/279841

■反応したら負け 仕事のストレスを受け流す33のヒント
仕事に対しやる気があるのはいいが、それで健康を害してしまっては無意味である。
仕事に対し無感情な人間の仕事に対する姿勢を取り入れ、どうでもいいことでは悩まないようにする、すなわち「反応したら負け」。
やってみるかどうかは各自の判断だけれど、デキる同期と比較して不幸になるよりも、比べることも無駄なのだとポジティブに諦めて楽しいことに目を向けられるような思考訓練を日頃からしておくとか、わりと実用的だと思う。
ノルマのために生活と家庭を壊したら元も子もないのだと見直すきっかけにもなるかもしれないし。

読了日:09月26日 著者:カレー沢薫
https://bookmeter.com/books/18623848

■やさしいクレパス画: 身近なものを描いてみよう!
クレパスを使った絵の描き方。
塗った色を指でぼかしたり、シャープペンシルや割り箸など先のとがったものでひっかいてディテールを表現したり、色鉛筆とは違った塗り方が面白かった。


読了日:09月25日 著者:米津 祐介
https://bookmeter.com/books/20283570

■夫のがんを消した最強の食事
夫がステージIIIに限りなく近い難しい種類の悪性リンパ腫と告知され、抗がん剤治療を断わってマクロビオティックの食養法で治すと決めた著者。
1日3食ちゃんと食べること。
外食はやめて妻が作ったマクロビ食のみ、お菓子や肉卵はすべて禁止。
必ず100回以上噛むこと。
食養法の先生から抗がん剤をやると腸がダメになると聞いたとはいえ、マクロビオティックを本当に信頼しているからこそ踏み切れたのでしょう。


読了日:09月25日 著者:薩摩 智恵子
https://bookmeter.com/books/11068114

■早子先生、婚活の時間です
小学校教員、36歳の早子先生の婚活の話。
どうしても結婚したいと焦ってるわけじゃなくて、誰かと出会えたらいいなという感じ。
本当に結婚はタイミング。
「結婚したくて婚活してきたんだし」と言ってたどんぐりちゃんが泣き虫がっちゃんと結婚して、良かったねおめでとう。

読了日:09月25日 著者:立木 早子
https://bookmeter.com/books/1934696

■作家刑事毒島の暴言
「作家刑事毒島」シリーズ第4弾。
文壇関係の事件が発生すると呼び出される毒島とほぼ強制的に組まされる高千穂にはお気の毒様としか言えない。頑張れ。
それにしても、毒島が来ると犬養が心底イヤそうな態度でつい笑ってしまう。
「文学賞が獲れません」
毒島が珍しく文学賞授賞式に来たのは大先輩の顔を立てるため。
うるさく言われて仕方なかったからとは言え、そういうこともするんだなあ。
承認欲求のため文学賞が欲しい嬬恋みたいなひとが作家になると苦労しそう。
読了日:09月24日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/22120639

■消費される階級
他人を上に見たり下に見たり、意外と根深い日本人の階級意識。
もしも日本が戦争に勝っていたら、日本の女性はさらに長い年月、男性よりも「下」の立場に置かれ続けたでしょう、というのが衝撃。
戦争に負けてGHQが乗り込んできたから男女平等も持ち込まれたのは分かってたけれど、改めてそう言われると、勝敗はこんなところにも影響があるのだなと思う。
「バカ差別が許される理由」がなかなか耳が痛いです。
でもね、世界を動かすのは結局バカだと思うの(負け惜しみ)。


読了日:09月24日 著者:酒井 順子
https://bookmeter.com/books/21987424

■ざんねんな手相 誰にでもあるけど変えられます!
誰にでもある「ざんねんな手相」を、実例マンガとイラストで紹介する。
手相はその人の意識が強く出ると言われているので、こうなりたいと意識を変えれば手相も変わる。
ざんねんな手相があっても、どうやって変えていけばいいのか実践方法も掲載しているので参考になりそう。
なんとなく手相を見て貰うときは左手だと思ってましたが、ここでは右手を見ています。
左手が先天運(生まれ持った性質)、右手が後天運(現在・未来・社会性)、35歳以降の運勢は右手に表れる。
読了日:09月23日 著者:卯野 たまご
https://bookmeter.com/books/14028845

■世界のリノベーション建築 創造的リユースをめざして
持続可能性とリユース戦略を実践した、世界の建築35例。
建物の再利用って、給水塔を改修して住宅になった(イギリス・キャッスルエーカー給水塔住宅)みたいなものは意外性があって分かりやすい。
でも大坂の古民家を構造変化してまた民家として住む例もあって、これはわりと日本では馴染みがあるかも。
徳島県の上勝町ゼロ・ウェイストセンターは新築ではあるけれど廃墟の建物から再利用可能な材料が使われた。
こういうやり方もゴミを減らす取り組みに貢献しそう。
読了日:09月23日 著者:
https://bookmeter.com/books/21403173

■豆腐百珍 百番勝負 (コミックエッセイの森)
江戸時代のベストセラー料理本「豆腐百珍」のレシピで作って食べてみる。
レシピが100もあれば結構あたりはずれがあって、おいしいものは本当においしそう。
豆腐10丁にお茶1斤(約600g)も使う「茶とうふ」は、分量の単位が滅茶苦茶で(作るときは豆腐1丁とお茶ほどほどに調節)、お茶も豆腐も台無しと叫ぶほどの酷い出来栄え。
レシピとして成立しているかどうかということより読み物としての面白さを追求した本であるならば、本を作るには編集者は欠かせないし、著者の何必醇は「天明のみうらじゅん!?」



読了日:09月23日 著者:花福こざる
https://bookmeter.com/books/8058052

■複製症候群 (講談社文庫 に 24-9)
突然、空から降りてきた光の幕<ストロー>に遮られ、外側へ出られなくなってしまった貴樹たち。
ストローには触った者を複製する特性があり、オリジナルとコピーが入り乱れる密閉空間で殺人事件が起きた。
オリジナルは自分がオリジナルと分かっているけれど、コピーも自分がコピーとは思えない。
オリジナルが死んだら死体をストローに触れさせて複製すれば見かけ上は生き返ったことになるから、オリジナルとコピーを厳密に分けることに意味があるんだろうか。
古茂田先生の執着心が怖い。それを受け入れざるを得ない状況がもっと怖い。


読了日:09月22日 著者:西澤 保彦
https://bookmeter.com/books/575592

■夢に迷って、タクシーを呼んだ
「週刊SPA!」連載エッセイを加筆修正してまとめた本。
諦めていいことと諦めなくていいことがあるんだなと思いました。
だけどそれは外側から強制的に決められることもあるぞ、ということも。
「本当の本当は残酷すぎて、嘘が欲しくなる」それ分かるなあ。
おとなはある意味、それをサラッとやってのける気がする。

読了日:09月22日 著者:燃え殻
https://bookmeter.com/books/17721553

■平成レトロの世界 山下メロ・コレクション ([テキスト])
「平成レトロ 提唱者・山下メロが残したい平成グッズコレクション989点を掲載」
平成も最初の頃は昭和の続きなところもあるからレトロと言えばレトロなのか。
それとももう平成がまるごとレトロと思われているんだろうか。
iMacのスケルトンでカラフルな感じは物珍しかったなあ、懐かしい。
NECのバザールでござーるのマウスパッド、まさにコレを誰かに貰って使ってました。


読了日:09月21日 著者:山下メロ
https://bookmeter.com/books/20334304

■きのう何食べた?(23) (モーニング KC)
裏表紙がなんだか結婚式みたいだと思ったら本当に結婚式だった。
シロさんケンジおめでとう!
小日向さんとジルベールの新婚旅行の話とシロさんの還暦、おめでたいエピソードが良いと思ってたらまさかの不意打ち。
シロさんが、嘘つくつもりはないけど云々言ってたのがジンときました。
だって職場のひとたちに聞かれても誤魔化すつもりがないってことだものね。
20年間もシロさんのご飯を食べてきたケンジ。
これからもふたりの日々が良きものでありますように。

読了日:09月21日 著者:よしなが ふみ
https://bookmeter.com/books/22086856

■簡単手作り石けん、ハンドジェル、ハンド&マスクスプレー
アロマテラピーの専門店「生活の木」が提案する、アロマクラフトのレシピ。
材料は生活の木で買えると思うので手に入れやすそう。
石鹸は、ソープベースを電子レンジで加熱して溶かしてシリコン型に入れて固めればよいのでラクですね。
マスクスプレーは使ってみたいけれど香りの強さが気になっていたので、マスクを精油をたらしたアロマストーンやコットンと一緒に袋に入れるやり方が参考になりました。


読了日:09月21日 著者:生活の木
https://bookmeter.com/books/16319756

■タイム屋文庫 (潮文庫 あ 1)
会社を辞めた柊子は亡き祖母の家でタイムトラベル専門の本を扱う貸本屋を開く。
喫茶店でもある店内のソファで客が居眠りすると、未来を暗示する夢を見るという。
タイム屋文庫に柊子の初恋のひとは訪れるのか。
樋渡徹はずっと樋渡徹、吉成くんはずっと吉成くん、親しくなった度合いで名前の呼び方が変わらないのはある意味誠実。
謎のリスが幸せでいてくれますように。

読了日:09月20日 著者:朝倉かすみ
https://bookmeter.com/books/13271931

■今さらだけど、「和食」をイチから考えてみた。
和食への思いを綴ったエッセイ。
和食と言われると、どうしても懐石料理や割烹料理を思い浮かべてしまって、毎日食べてるコレは和食なのかと悩んでしまう。
でも、和食とはいつものごはん、普通のひとが普通に家で食べるごはん。
他の国の出汁と比べて和食の出汁はとるのが簡単。
確かにそうかも、フォンドボーとかどれだけ時間がかかるんだろう。
スローフードブーム、発酵食品ブームは「そもそも、もともと日本という国にあった食文化なのに、なんで見直さなければならないんだ!?」


読了日:09月20日 著者:笠原将弘
https://bookmeter.com/books/21346501

■地球一周空の旅―上空から眺める55の絶景
世界の55か所の絶景を空から見る。
マヨルカ島のサポブラの街は環状道路に囲まれていて、城壁でもあったんじゃないかと思ってしまう。
ランアバウトも何カ所かあるし、上から見るとそういうのが良く分かって面白い。
表紙はモンサンミッシェル。
このアングルだとモンサンミッシェルと分からなかった。

読了日:09月19日 著者:アフロ,ピーピーエス通信社
https://bookmeter.com/books/3305586

■今こそ行きたい大人の社会科見学100選 (TJMOOK)
子どもはもちろん大人も楽しめる社会科見学。
うちからは遠いので旅行気分で行きたいと思ったのが広島のマツダミュージアムと種子島のJAXA。
予約なしでも見学できる施設も紹介しています。
リニアの見学とか龍源寺間歩(石見銀山)とか、結構いろいろありますね。
カップヌードルミュージアムはミュージアムショップのグッズを見るだけでも楽しいです。


読了日:09月19日 著者:
https://bookmeter.com/books/21963505

■かんたん! かわいい! 子どもがよろこぶお弁当
子供が喜ぶ可愛いお弁当の作り方。
いまは海苔を切るパンチもあるから、わりとキャラ弁のハードルは低いのかもしれない。
おかずの詰め方もにひと工夫あって可愛かった。
フルーツの飾り切りが出来ると華やかでいいな。
読了日:09月19日 著者:rii
https://bookmeter.com/books/20624355

■天久鷹央の推理カルテII: ファントムの病棟 (新潮文庫nex)
毒入り飲料、吸血鬼、天使。
統括診断部長の天久鷹央に舞い込む不思議な謎。
病院の院長であり叔父から依頼された「天使」の件で、鷹央が味わった無力感は医者なら誰でも経験するんだろうか。
元気で明るい鴻ノ池は看護師としたら頼もしいかも。
でも、あることないこと言いふらすタイプは苦手だ;

読了日:09月18日 著者:知念 実希人
https://bookmeter.com/books/9338449

■うらさだ (小学館文庫 さ 41-1)
デビュー50周年特別企画、著名人たちが「さだまさし」の人物像を語る。
さださんのコンサートは歌じゃなくて話を聞きに行くようなものだ、っていうのを誰かに聞いたことがあって、
立川談志が「さだまさしってのは、ウケてるんだろ?歌手なんだから歌ってりゃいいじゃねぇか。なんでしゃべるんだよ」と言うくらいなんだから本当なんだなあ。
アルフィー高見沢さん曰く「よしっ、兄ちゃんに任せとけ!」な人。
これだけ精力的に活動されて、疲れを感じさせないのはすごいことだ。

読了日:09月18日 著者:さだまさしと ゆかいな仲間たち
https://bookmeter.com/books/21382088

■世界の絶景空港 撮りある記
世界の個性的な空港を写真とともに紹介する。
色んな空港が見られて楽しかった。
空港のターミナルビルって聞くと立派な建物をイメージしがちだから、平屋の建物ばかりが並んでいるタイ・サムイ空港がすごくおおらかに感じます。
ポルトガル・マデイラ(フンシャル)空港は、高架橋で作られた滑走路の下を幹線道路が通っていて、こういう空港もアリなのかと目から鱗。


読了日:09月17日 著者:チャーリィ古庄
https://bookmeter.com/books/17043625

■花嫁は元男子。
のちの夫と出会ったときは男だったちぃさんが、性別適合手術を受けて花嫁になるまでの話。
タイで3つも手術を受けた時の心の支えはやっぱり夫さんだったんだなあ。
どうぞお幸せに。
戸籍を変更したら続柄がどうなるかが謎だったので分かって良かった。
家系図が混乱する場合があって、姉がひとりいる長男が女性になったら長女がふたり、三姉妹の三女が男性になったら長男も次男もいないのに三男になってしまう。
ちぃさんは生まれた時の続柄が二男だったから問答無用で二女。
読了日:09月17日 著者:ちぃ
https://bookmeter.com/books/10136444

■魔法雑貨の作り方 魔法使いの秘密のレシピ
総勢12名の人気ハンドメイド作家が魔法系アイテムの制作手順を解説したクラフトブック。
本当に魔法の世界にありそう。キレイ。
自分では作らないと思いますが、こういうのが好きで作ったり飾ったりするひとは参考にできるかも。


読了日:09月17日 著者:魔法アイテム錬成所
https://bookmeter.com/books/14329975

■カラクリ荘の異人たち 2 ~お月さんいくつ、十三ななつ~ (GA文庫 し 3-2)
空栗荘の大家で境界守の時国柊二郎が丸一日以上たっても眠りから目を覚まさない。
裏の賽河原町の夕焼けと咲き乱れる彼岸花。
夢を食べるバクが食べきれないほどの夢はキリキリと痛いほど寂しい。
悩みがなくてもひとには色々と事情があるものだ。
十遠見が焼いた究極で至高のチーズケーキ食べたい。

読了日:09月16日 著者:霜島 ケイ
https://bookmeter.com/books/575731

■養老先生、再び病院へ行く
心筋梗塞での入院から2年半が経過した養老先生。
大腸ポリープがあるけれど、80歳を過ぎた老人だからがんが2つや3つあっても不思議はなくて、年寄りががんの予防をする意味が分からないと言う。
心筋梗塞も治療したしコロナワクチンも打っていて
「いったい、がんで死ななかったら、僕は何で死んだらいいのでしょう」
巻末では阿川佐和子さんとの鼎談も収録。
さすがアガワさん、話の転がし方が上手。
読了日:09月16日 著者:養老 孟司,中川 恵一
https://bookmeter.com/books/20581037

■京都のちいさな美術館めぐり プレミアム
「本著では京都を中心に、大阪、兵庫、奈良まで足をのばし、おすすめの美術館・ギャラリー・資料館90館を厳選しました」
せっかく京都に行くのに美術館めぐりなんてと思ったけれど、建仁寺みたいに複製の風神雷神の屏風を展示しているところもあるし、見て回る楽しみが増えそうです。
平等院ミュージアム鳳翔館のミュージアムショップで買い物したい。


読了日:09月15日 著者:岡山拓、浦島茂世
https://bookmeter.com/books/13797115

■パラコードで結ぶストラップと小物
パラコードやロープを結んで作るスマホストラップと小物。
ハンドメイトサイトやバザーでの商用利用もOK。
ストラップがついてる傘の持ち手が良いなと思いました。
ストラップの位置はもっと持ち手に近いほうがいいんだけれど、逆から編み始めれば大丈夫かな。


読了日:09月15日 著者:メルヘンアートスタジオ
https://bookmeter.com/books/22065745

■目でみるえいごのずかん
英語を知るうえで役立つ知識を、たくさんの写真を「見る」ことでわかるようにした図鑑。
船を休ませるための港はharbor、商売のための港はport。
某歌詞の朝日に変わるハーバーライトは、掲載している写真のharborのほうなのかな、それとも港の灯なら総じてハーバーライトなのだろうか。うーむ。
light + house =灯台/lighthouseは納得できる。そのまんま。

読了日:09月15日 著者:おかべ たかし
https://bookmeter.com/books/21472543

■明智恭介の奔走
神紅大学の学生・明智恭介と葉村譲が学校内外の謎を解き明かす短編集。
まさか明智の事件簿が読めると思ってなかった。
7月の時点で「入学以来、大小含めて明智さんとともに首を突っ込んだ事件は両手の指で足りないくらいあるが」なのですが、屍人荘は確か夏合宿でしたよね。
「最初でも最後でもない事件」ではサークル勧誘の上級生をゾンビに例えたり剣崎比留子っぽい人間の描写が出てきたりするので、つい残り時間を考えてしまう。
「泥酔肌着引き裂き事件」の顛末が面白かった。
読了日:09月14日 著者:今村 昌弘
https://bookmeter.com/books/21945518

■養老先生、病院へ行く
医者嫌いな養老先生が心筋梗塞で手術した。
養老先生と元教え子の中川先生がそれぞれ医療への向き合い方を語る。
中川先生は初期の膀胱がんになり手術した経験がある。
無症状のがん治療は手術したり入院したり痛い思いをして先の時間を手に入れようとする行為。
将来の時間を買うために今の健康を犠牲にしている。
そんな風に考えた事なかったけれど、言われてみればそうなんだなあ。
巻末にはヤマザキマリさんとの鼎談も収録。
読了日:09月14日 著者:養老 孟司,中川 恵一
https://bookmeter.com/books/17764574

■眠れなくなるほど面白い 図解 微生物の話: 人体や身近にあふれる 細菌、菌類、ウイルスのギモン
微生物学の歴史から醱酵や醸造、病気や環境にかかわることなど、微生物について解説する。
微生物とは顕微鏡で拡大しなければ良く見えないような小さい生物を一般的に指し示す言葉。
細菌、酵母、カビやキノコなどの菌類の一部、原生動物、コロナウィルスのようなウィルスも含まれる場合がある。
土の中は微生物の王国で海の中はウィルスの王国。うーんすごい。
参考文献が小さい文字でぎっしり書かれていて壮観でした。

読了日:09月13日 著者:山形 洋平
https://bookmeter.com/books/16072470

■トラブルカフェ 1 (バンブー・コミックス)
小さなカフェのマスターと、そこで働くリエとケーコ。
マスターの妹ミユキは経理担当のしっかり者。
元オトコのフェニックスのママ、どの時間帯にもいる謎の山形さん、常連客もキャラが立ってる。
コーヒーの豆知識も良かったです。
読了日:09月13日 著者:丹沢 恵
https://bookmeter.com/books/206231

■ダム (文庫ダ・ヴィンチ)
全国2500以上のダムから厳選した36のダムの写真集。
新潟県・藪神ダムが中越地震でダメージを受けたらしいと聞いて本気で心配したり、宮城県・鳴子ダムの「シンプルな外観がとてもかわいい」、コメントからしてマニアってこういうもんだなとしみじみする。
ダムめぐりは複数の場所に立ち寄るから「めぐり」ですものね、旅行の途中でダムに寄るのはダムめぐりとは言えないっていう主張はその通りと思う。
まあでも、旅行の途中のダム見学は初心者に良さそう。
堤頂部にベンチがある川俣ダムでのんびりしたい。

読了日:09月13日 著者:萩原 雅紀
https://bookmeter.com/books/4742689

■オークブリッジ邸の笑わない貴婦人: 新人メイドと秘密の写真 (新潮文庫nex)
高校卒業後、祖母の親友が経営する家政婦の派遣会社に就職した愛川鈴佳。
鈴佳は、十九世紀英国を再現したオークブリッジ邸で余生を過ごす奥様のために、メイドのアイリーンとして住み込むことになった。
半年くらいを目安に、とういことだけれど、仕事量が膨大過ぎて大変だと思う。
アイリーンが写真の件で余計なことをしてクビになったのは当然のこと。
新しいメイドが役に立たないからと迎えに来た執事ユーリさんは甘すぎるけど選択肢が他になくて仕方なかったんだろうか。


読了日:09月12日 著者:太田 紫織
https://bookmeter.com/books/9823175

■猫にかまけて (講談社文庫 ま 46-6)
町田康の猫にまみれて猫にかまけている日々。
床に脱ぎ散らかした上着の上には香箱のココア。
「ひとが気持ちよくまどろんでいるというのに、いったいなんてことするの?~」
この長いセリフは本当に猫なら言いそう、こう言うのが猫だなあと納得してしまいます。
ヘッケとココアは虹の橋を渡ってしまったけれど、それでも猫がいる生活は続いていく。


読了日:09月12日 著者:町田 康
https://bookmeter.com/books/520858

■死ぬまでに見たい 洋館の最高傑作
東京・横浜・湘南エリアの洋館の正しい「鑑賞方法」を分かりやすく解説する。
建物はもちろんお庭も手入れされて、建築が好きというわけじゃなくても楽しめそうです。
横浜エリアの洋館はわりとかたまって建っているので巡りやすいと思います。
「山手本通り沿いの234番地から、えの木ていのある89番地にかけても、いったんは横浜市が借地権を買収したが、その後同じ人物に所有権が移っている」
えの木ていはともかく、山手234番館って横浜市の所有じゃないのか。


読了日:09月11日 著者:青木 祐介
https://bookmeter.com/books/5505562

■ブリューゲルの世界-目を奪われる快楽と禁欲の世界劇場へようこそ-
16世紀のオランダで活躍したブリューゲル(父)の作品を部分拡大して細部に描かれたものごとを読み解く。
某芸術探偵が出てくる小説にブリューゲルの真作は41点だと書いてあって、バベルの塔くらいしか覚えてないなと図書館で借りました。
細密画って、こんなところにこんなものがと見つける楽しさがあるけれど、実物ではまず出来ないし、画集でも難しそうだから、こういう本は良いですね。
解説を読みながら飽きるまで眺められます。


読了日:09月11日 著者:マンフレート・ゼリンク
https://bookmeter.com/books/17077076

■ハルマキ100本ノック (その他書籍)
銀座にあるドイツワインと野菜料理の店「ワインセラー ローゼンタール」の店主・島田由美子さんがつくる100本のハルマキ・レシピ。
具は3種まで、使う油は基本大さじ4、調味はせず脇役でメリハリをつける。
「バナナ・塩鮭・黒胡椒」「芽キャベツ・スルメ」「新生姜・ドライマンゴー・クミンシード」などなど、食材の組み合わせが面白かった。
「みかん・皮・チョコレート」みかんの皮ってわざわざ食べたいと思わないけど、春巻きの中身だったら食べる。


読了日:09月11日 著者:島田由美子
https://bookmeter.com/books/21579787

■エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 9 (MF文庫J)
「愛に勝る刃なし。吠えて進め若者よ」
ヘキサと人類の全面衝突を回避するため、元ハワイ「MI01目標」のキング打倒に向かうエイルンコード。
一方、国際連合ではサクラノツルギ殲滅作戦の採決が行われていた。
茜はともかく逆転の切り札がまさかの濱田、裏切り者の名を返上だ。
鋼鉄の花嫁エルフィーナと共に人類を救ったエイルンはもうエイルンではない。
セレンが心配だ。

読了日:09月10日 著者:東 龍乃助
https://bookmeter.com/books/13139299

■NHK「100分de名著」ブックス フランクル 夜と霧
精神科医のフランクルがナチスの強制収容所での過酷な体験を書いた本が「夜と霧」。
フランクルの理論は収容所に入る前に構築されていて、収容所の生活はそれを実践する場になった。
人間の原点は「人生から問われている者」であるところにある。
生きる意味はあるのかと人生を問うのではなく、人生から問われていることに全力で応えること。
「あなたがどれほど人生に絶望しても、人生のほうがあなたに絶望することはない」


読了日:09月10日 著者:諸富 祥彦
https://bookmeter.com/books/7031675

■もしも海賊に襲われたら 究極のサバイバルシリーズ
シリーズ第三弾。
「恋愛とパートナーとのあれこれ」もあるし、前2作品に比べたらだいぶ実用的かも。
もしも相手の誕生日を忘れたら謝り倒す。
もしも記念日を忘れたら大至急花束を用意する。
ふむ。
読了日:09月09日 著者:ジョシュア・ペイビン,デビッド・ボーゲニクト
https://bookmeter.com/books/21892270

■ぷりっつさんち 3
分からないことでも適当に言うスーちゃん、TPPの「とってもパイナポーパイナポー」で大笑いしました。
そして私もデコラッシュを知らなかったのでフーちゃんに近代的じゃないって言われてしまうかも。ふふ。
タブレットのピンチアウトしてたチーちゃんが可愛かった。
「とってこい」をしてくれない犬ミスターキューティパトゥティ、実はダンナさんとはやっていたという衝撃。
いや、犬ってえり好みしますよ…。(経験者の声)

読了日:09月09日 著者:松本 ぷりっつ
https://bookmeter.com/books/7978753

■こころがつながるおいしいスイ-ツ (5)
印刷用レシピとメッセージカードなどの素材を収録したCD‐ROMつき。
食材のムダをなくし、捨てる部分を少なくし、節電や節水、省エネルギーを意識したエコレシピを紹介しているので、オレンジゼリーは皮を器にしています。
一番使えそうかなと思ったのは新聞紙で作った14㎝×7㎝×7㎝のサイズのパウンド型。
中にオーブンシートを敷いて何回か使えるそうなので、確かにエコだ。


読了日:09月09日 著者:荻田 尚子
https://bookmeter.com/books/6299807

■決定版 鬼平犯科帳 (14) (文春文庫) (文春文庫 い 4-114)
「あごひげ三十両」「尻毛の長右衛門」「殿さま栄五郎」「浮世の顔」五月闇」「さむらい松五郎」を収録。
密偵・伊三次が刺殺された「五月闇」が衝撃的。
伊三次の死を悼んで自分の菩提寺に葬った忠吾は盗賊の頭に間違われ、手下に扮した先輩同心の小柳に「忠吾、ひどく威張ったな」とからかわれる。
池波正太郎の筆は緩急自在。

読了日:09月08日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/11917016

■50代の暮らしって、こんなふう。 (だいわ文庫)
いつのまにか老化している自分とどうやって向き合うのか。
できること、できなくなってきたこと、日々老化に直面してショックを受けるわけですが、自分がラクに生きられるようにルールを決めておく。
グレイヘアで良いとキッパリと決めた方々はカッコいいのだけれど、そうなるには白髪の分量が多くないと駄目なんですよね。
いいなあグレイヘア。

読了日:09月08日 著者:岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/14598650

■純喫茶とあまいもの 名古屋編: 唯一無二の魅力を持つ30のお店
名古屋とその周辺の純喫茶を訪ねる。
マウンテンがちゃんと掲載されていて、なんだか安堵したのでした。
コロナ渦には売り上げが6割も落ちて現在も客足は戻らず、原材料の値上げ問題が直撃。
どこも大変だったろうな。
そしてマウンテンで免疫があるとは言っても喫茶ツヅキのプリンパフェに笑ってしまう。食べきれるんだろうかコレ。
表紙は喫茶サンモリーのショートケーキみたいなフルーツサンド。


読了日:09月07日 著者:難波 里奈
https://bookmeter.com/books/21396377

■カウンセラー(公認心理師・臨床心理士)という生き方 (イースト新書Q)
「本書では、カウンセラーがどういった現場で、どのような働き方をするのか、カウンセラーとしてどのような視点や専門性が今求められるのかを解説」
カウンセラーとは、広く「相談員」「助言者」を意味するが、一般的には心理カウンセラーを指し、公認心理士と臨床心理士のふたつの資格がある。
医療機関で働きたい場合は公認心理士資格が必要。
自分とは考え方が違う人を理解したいと思ったり、理解しがたいことを面白いと思えるような人がカウンセラー向き。
根本的に人間が好きじゃないとできなさそう。
読了日:09月07日 著者:井澗 知美
https://bookmeter.com/books/20280139

■毎日かあさん14 卒母編
最終巻だからなのか、昔を振り返っているような話が多い。
息子くんも娘ちゃんも、それぞれ自分のやりたいことを見つけて、そのうち巣立ってこの家には帰らなくなるのだろう。
最後の一行「かあさん楽しかった」が沁みるなあ、お疲れさまでした。


読了日:09月07日 著者:西原 理恵子
https://bookmeter.com/books/12230660

■ドクター・デスの再臨
ドクター・デスと同じ手口での安楽死事件が起こり、犬養は収監中の雛森めぐみに協力を仰ぐ。
御子柴が出てきたらちょっと話が違ってきたかもしれないけれど、結果は変わらなかったようにも思う。
犬養が違和感を放置しなかったおかげでカルロス・ゴーンみたいなことにならなくて良かった。


読了日:09月06日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/21928680

■シルクロード・楼蘭探検隊 (わたしの旅ブックス)
はじめて敦煌を目指した旅と、日中共同楼蘭探検隊の一員として参加した旅。
探検隊の副隊長がずっと浮かない顔をしていた理由を聞いて、仕事としては絶望的な状況だから、がっくりきてたと思う。
でも、中国側の隊長より先んじて楼蘭古城に入城できたのがせめてもの意趣返し。


読了日:09月06日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/19619388

■江戸のミクロコスモス・加賀藩江戸屋敷 (シリーズ「遺跡を学ぶ」 11)
東京大学・本郷キャンパスの発掘調査で見つかった江戸時代の遺構から加賀藩本郷邸の姿を解き明かす。
水戸藩や富山藩なども隣接しているけれど、加賀藩邸は藩主から奉公人まで数千人が住めるほどの広さがあるとは恐れ入る。
東大の赤門は加賀前田家13代藩主・前田斉泰に輿入れした溶姫(将軍・徳川家斉の娘)のために建てた御守殿。
屋根瓦には徳川家の葵紋と加賀家の梅鉢紋が使われていてその名残を残す。
天守閣や大手門など城のミニチュアが出土したが他の江戸遺跡では類例がない。


読了日:09月05日 著者:追川 吉生
https://bookmeter.com/books/700840

■世界はフムフムで満ちている ――達人観察図鑑 (ちくま文庫 か 83-1)
100の職業の100人の達人たちの仕事の極意。
個人名を出さずに職業の名前で書かれているので、有名無名を問わずに「達人」というくくりのなかで話を聞いているのが公平な感じ。
その道の達人の言葉は、その職業で身を立ててきた矜持を感じ取れて背筋が伸びる。


読了日:09月05日 著者:金井 真紀
https://bookmeter.com/books/19733451

■やせる オートミールレシピBOOK-腸からスッキリ! おいしくダイエット (学研ムック)
オートミールで鉄分を補えるかなと図書館で借りた本。
冷凍も出来るけど、ごはん風にするにはレンチン1分、たいした手間じゃないからその都度作っても大丈夫そう。
蒸しパンのほうが冷凍には向くかもしれない。


読了日:09月05日 著者:北嶋佳奈
https://bookmeter.com/books/18445628

■オペラ座の美女: 女子大生桜川東子の推理 (光文社文庫 く 10-17)
ヤクドシトリオとアルバイトのいるかちゃんが居るバー「森へ抜ける道」で、大学院生の桜川東子が未解決事件をオペラに見立てて事件の真相を見抜く。
昭和歌謡曲とビールの蘊蓄は好きな人には楽しめるかも。
イギリスではスタウトに生牡蠣は定番、甲殻類とも相性が良い。
黒ビールってあまり馴染みがないけど買ってみようかな。


読了日:09月04日 著者:鯨統一郎
https://bookmeter.com/books/11266649

■森沢カフェ (潮文庫 も 2)
「短くて、ゆるくて、人生が明るくなるハッピーの花束みたいなエッセイ集」
自分の中でいろいろと折り合いをつけてるひとってすごい。
どんなときでもきっと、何かしらの幸せを見つけることができれば、それが最強なんだろうな。
小説家になりたい人へのアドバイスのみっつめ「詩人になったつもりで、日々の暮らしを丁寧に味わうこと」は、小説家になりたいわけじゃなくてもそういう心掛けでいたいと思う。

読了日:09月04日 著者:森沢 明夫
https://bookmeter.com/books/15178246

■みんなで描こう! 黒板アート: 卒業式・文化祭・お楽しみ会などでまねしたい 想いを伝えるキャンバスを教室に
黒板にチョークで描く黒板アートの描き方のテクニック。
マスキングテープをガイドにしたり、道具も上手く使ってる。
キラキラの表現をどうやってるのかが分かったのが収穫でした。
チョークの角と面の部分の使い分けでだいぶ印象が変わる。


読了日:09月03日 著者:すずき らな
https://bookmeter.com/books/21535994

■びっくり深海魚
著者が採集・撮影した貴重な標本写真とともに深海魚の生態に迫る。
深海魚の名前と姿が一致するのがせいぜいチョウチンアンコウくらいというド素人が読んでも面白かったです。
チョウチンアンコウのオスは生殖に参加するためにメスに巡り会わなかったら死を待つのみ。
メスは体が大きくて、エサをおびき寄せるルアーがなくなってもどうにか生き延びてるのに、オスは厳しいなあ。


読了日:09月03日 著者:尼岡邦夫
https://bookmeter.com/books/19942288

■ツレ元気 からだにいいゴハン計画 (単行本)
沖縄の「ぬちぐすい」の考え方から食べることの大切さを学ぶ。
沖縄をめぐって家に帰ってきて「ある意味ウチのみそ汁も同じ?」で終わっちゃうのがガックリきました。
ツレさんが言う、その時の体調に合わせて素材の組み合わせを考えて作っていこうね、が大事と思うのに。
まあでも、沖縄めぐりがメインならそれも仕方ないのでしょう。


読了日:09月03日 著者:細川 貂々
https://bookmeter.com/books/11213960

■困ったときは再起動しましょう 社内ヘルプデスク・蜜石莉名の事件チケット
文具メーカーで2年働いている蜜石莉名は、業務委託の情報システム部員。
莉名は周りから頼られているけれど、自分自身を信じ切れていないところがもどかしかった。
小谷は異動先で自分のスキルを活かせたとしても、仕事って必ず人間関係がついてまわるから気を付けたほうがいいと思うけど、無理かも。


読了日:09月02日 著者:柾木 政宗
https://bookmeter.com/books/18412168

■たべもの九十九
「あ」アイスクリームに始まり「わ」わかめで終わる、あいうえお順の食べものエッセイ。
祖母が大好きだった金山寺みそ。
父親が晩酌で食べてた焼いたにんにく。
食事がいろんな記憶に結びついていて、食べることをおろそかにしてこなかったんだろうな。
ウズベキスタンでインスタントコーヒーがネスカフェ呼びされてるのが面白かった。


読了日:09月02日 著者:高山 なおみ
https://bookmeter.com/books/12661818

■日本全国 池さんぽ
全国の7000以上の湖沼を巡った著者が181の池を8つのタイプに分けて紹介する。
農林水産省が選定した「ため池百選」も収録。
鳥瞰図なので見やすくて特徴が分かりやすかった。
1980年代に干上がった椹池(山梨県)の底の岩に突き刺さった鉄剣が見つかり、鑑定したら奈良時代のものと判明。なんだかロマンあるなあ。
新幹線の新神戸駅の裏手にある布引貯水池は竣工したのが1900(明治33)年。
日本最古のコンクリート池は阪神淡路大震災にも耐えて、ダム湖百選にも選ばれている。


読了日:09月01日 著者:市原千尋
https://bookmeter.com/books/13904024

■まんがで読む はじめての保護猫 (いちばん役立つペットシリーズ)
はじめて保護猫を迎えるひとの疑問に答える本。
某漫画家さんの、保護猫をトライアルで預けたひとがナンパ目的だったことが分かって中止した経緯を読んだことがあったので、スーちゃん担当の田中ちゃんが厳しい態度で当然と思った。
C子さんがスーちゃんを可愛がっていたのが事実でも、SNSでイイネを集めるための道具にしか見てないように感じてしまった。
多頭飼育崩壊から救い出されて心身ともにケアが必要な場合もあったりするし、人間はもっと責任持ちましょう。


読了日:09月01日 著者:猫びより編集部,粟田 佳織
https://bookmeter.com/books/15100627

■生き延びるための非常食[最強]ガイド
災害などの非常時に備えておく非常食のストックの工夫など。
温かいものを口にして幸せを感じる。
甘いものを食べてホッとする。
食べ慣れた味に安心する。
非常時だからこそ、生き延びるためには必要なこと。
備蓄用としてわざわざ買うのではなくて、いつも食べているものをローリングストック。


読了日:09月01日 著者:
https://bookmeter.com/books/3169328


▼読書メーター
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2024-08

2024-09-01 07:36:16 | 
2024年8月の読書メーター
読んだ本の数:77冊
読んだページ数:15885ページ
ナイス数:586ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2024/8
■文字渦 (新潮文庫)
文字に翻弄される連作短編集。
似鳥鶏のルビがうるさい作品を読んだら円城塔がすでにやっていると書かれていたので、興味が湧いて図書館で借りました。
面白いけど難しかったので、木原善彦氏の解説に助けられました。
本が紙じゃなくなって、コンテンツを入れ替えたり、文字の大きさやフォント・レイアウトを変更できる世界では、縦読みなんていう言葉遊びは出来なくなるんだなとふと思う。


読了日:08月31日 著者:円城 塔
https://bookmeter.com/books/17326982

■多様性を楽しむ生き方: 「昭和」に学ぶ明日を生きるヒント (小学館新書 や 7-3)
ヤマザキマリが見た昭和の時代。
「ここに記した文章は、あくまで思い出せる範囲での、日本という社会の移り変わりの考察記録である。かつ、特殊な環境で育った私の独特な主観によるものなので、昭和考証のエキスパートからしてみれば異論もあるだろう」
私は団地に住んだことないですが、住んでた友達曰く、団地内には子供が多かったから行事も多くて楽しかったそう。
「人間の小宇宙」はピッタリな言い方と思った。
そう言えば、エロ本ってよく道端に落ちてたっけな。


読了日:08月31日 著者:ヤマザキ マリ
https://bookmeter.com/books/16989048

■ビジュアル図鑑 ドラゴン
70種以上のドラゴンの生態と特徴を解説する図鑑。
西洋のドラゴンのワイヴァーンとサラマンダーはファンタジーではよく見る名前。
「ブリタニア列王史」で激しく戦う赤い竜と白い竜は、なんとなく薔薇戦争を思い出した。
(どっちも赤が勝利したから)
中国の龍はドラゴンボールのアレがスタンダードに思ってたけれど、蜀陰みたいに人間の頭が付いてるタイプが多い。
日本は八岐大蛇くらいしか思い浮かばなかったから、道成寺の清姫が「日本で最も有名な龍の1体といっても過言ではない」でハッとした。


読了日:08月30日 著者:
https://bookmeter.com/books/21630549

■Google Earth で地球を旅するガイドブック
Google Earthとは、衛星写真を組み合わせた3D地球儀を、自由自在にズームアップできるフリーソフト。
インストールをして操作方法を紹介する。
2006年の本なので今はどうかは分かりませんが、
「地震情報ネットワークリンクで世界の地震を観測しよう」
「世界の国旗を見て回ろう」
そんなこともできるんですね。

読了日:08月30日 著者:郡司 裕之
https://bookmeter.com/books/1372665

■マンガでかんたん! 病気にならない免疫力の上げかた
免疫力を上げるコツをまんがでやさしく紹介する。
各章ごとのコラムで補足しているのも良かった。
人間が生きていくためのエネルギーにはミトコンドリア系と解糖系のふたつがあり、体温が低い人は解糖系の働きが強い。
解糖系が働きやすい体はがん細胞にとっては増えやすい環境。
体温を上げるための食事や運動にはもうちょっと気を付けようかな;


読了日:08月30日 著者:
https://bookmeter.com/books/16348452

■完全無欠の名探偵 (講談社文庫 に 24-2)
高知の国立大学を卒業したのち、開校したばかりの高知の大学で事務の仕事に就いた白鹿毛りん。
りんが遠く離れた高知に留まる理由が分からない富豪の祖父・源衛門は、お目付け役として、自身の系列会社の警備員・山吹みはるを送り込んだ。
愚鈍な青年という印象のみはるは特殊能力の持ち主。
みはるに打ち明け話をしているうちに、話をしている本人がそのとき何が起きていたのかを察してしまう。
土佐弁が大変だったけれど、あちこちの話が徐々に繋がっていくのが面白かった。


読了日:08月29日 著者:西澤 保彦
https://bookmeter.com/books/556384

■フリーハグ!
フリーハグをしながら世界を回る桑原功一さん。
「たとえ国家間に軋轢あったとしても、一人ひとりは繋がっていける。そして、そこから社会が変わるかもしれない」
そういうものかもしれないなあ。
何かを動かすのは結局は人間だ。

読了日:08月29日 著者:桑原功一
https://bookmeter.com/books/17752444

■衛宮さんちの今日のごはん (10) (角川コミックス・エース)
子ギルは、三枝由紀香がフルーツサンドを作ったから美味しいと言ったわけじゃないよねと思いつつニヤニヤしそうになりましたが、今回はやっぱり柳洞寺。
ランサーに冷やし中華を振る舞ったキャスターのセリフが田中敦子さんの声で脳内再生されました。
王女メディアよ永遠に。


読了日:08月28日 著者:TAa
https://bookmeter.com/books/22067458

■自分に合った観葉植物をじょうずに選べる本 (主婦の友実用No.1シリーズ)
初心者でも育てやすい観葉植物を50音順に掲載、管理のポイントなどを紹介する。
場所さえあれば色々と育ててみたいのだけど。場所さえあればね~。
あまり手をかけないほうが元気というサンセベリアいいな。


読了日:08月28日 著者:
https://bookmeter.com/books/12141787

■猫語の教科書-共に暮らすためのやさしい提案
猫と一緒に暮らすために知っておきたい色々なこと。
カラー写真とイラストが豊富で、親切丁寧で分かりやすい。
こういうのを読むと猫が飼える家に住みたくなります。
宮沢賢治が猫が苦手っていうのが意外でした。


読了日:08月28日 著者:
https://bookmeter.com/books/4688280

■空想クラブ
祖父から「見たい風景を見る」能力を受け継いだ空想好きな中学生・吉見駿は、川で溺死した友人・真夜の幽霊と再会した。
駿は仲間と一緒に、真夜が助けようとした川で溺れていた少女を探す。
郷原に対する涼子の叫びが一番の真実だろうなと思いました。
もう手遅れでどうにもならないことは分かっていても、そう言わざるを得ない気持ち。
またいつか真夜と会えるといいな。

読了日:08月27日 著者:逸木 裕
https://bookmeter.com/books/16227289

■私を変えた一言
なにげない一言にハッとさせられる。
どんな言葉を覚えているのかは、その時々の考えとか行動に結びついてるので、後々まで印象に残るものなんだろうな。
まだ生まれてなかったので黄金バットは見てないけれど、妖怪人間ベムっぽいというのはなんだか分かる気がします。
というか、妖怪人間ベムって国産アニメなんですね、知らなんだ。


読了日:08月27日 著者:原田 宗典
https://bookmeter.com/books/14426

■バイコヌール宇宙基地の廃墟
旧ソ連のバイコヌール宇宙基地で廃墟と化している格納庫とシャトルの写真集。
役目を終えた施設が放置されて廃墟になるのはよくあることだと思うけれど、宇宙に行くはずだったシャトルがそのまま朽ちていくなんて、なんだか切ない。
当時の最先端の科学技術だから余計にそう思う。


読了日:08月26日 著者:ラルフ・ミレーブズ
https://bookmeter.com/books/10048992

■自分の免疫力を知る方法~毎日を快適に過ごすために
「自身の免疫機能レベルを把握することで生活習慣を見直し、健康に長生きをしよう」
免疫力セルフチェック表つき。
免疫系の加齢変化はかなり個人差があって、年を取っても機能低下が少ない人もいるし、若い人でも低下していたりする。
「生活習慣に問題があり、恒常的なストレスにさらされている方は免疫機能が低下しやすいのです」。
そして免疫系にはたんぱく質が必要、たんぱく質を中心とした栄養は免疫系の発達と維持に必須。
個人差はあるでしょうが、漢方の補中益気湯、十全大補湯に改善効果がありそうなのは覚えておきます。


読了日:08月26日 著者:廣川勝昱
https://bookmeter.com/books/18451865

■おうちで、できたて! デパ地下そうざい (人気総菜店を徹底的に研究!)
「かぼちゃのうま煮」目当てで借りた本。
かぼちゃ1/4個に対してだし汁1/2カップ、水分はそのくらいで良かったのか。
あとは、みりん小さじ2・砂糖と薄口しょうゆ小さじ1・塩少々。
薄口しょうゆもポイント。
ホテルそうざいスタイルの、ソースを絡めたロールキャベツがおいしそう。


読了日:08月26日 著者:岩﨑啓子
https://bookmeter.com/books/8231748

■真贋 (星海社FICTIONS フ 3-01)
警視庁に新設された美術犯罪課の森越歩未と馬原茜、そして庁外アドバイザーとして招聘された芸術探偵・神泉寺瞬一郎は、鷲ノ宮家の名画コレクションの脱税疑惑とすり替え事件を調査する。
これは芸術探偵の新シリーズなのかな、続くといいな。
今回は珍しく勘が働いて、贋作もすり替えもそういうことかもしれないとうっすら思っていたので、答え合わせが楽しかった。
冒頭のやりとりで私をちゃんと見ろと言った時乃。
歩未のお節介であっても、あの時乃像はちゃんと見た結果なのだと知るほうが良い気がする。


読了日:08月25日 著者:深水 黎一郎
https://bookmeter.com/books/21934966

■玲子さんのシネマ・ファッション (講談社文庫 に 19-2)
映画のなかの印象的なファッションと映画から想像して編んでみたくなるニット。
1991年の本なので、取り上げられている映画も古め。
オードリー・ヘプバーンみたいなスター女優が出演した映画は影響力があって、ファッションやヘアスタイルが流行した。
今はなかなかそういうことないから逆に新鮮。
あまり映画を見ないのだけれど、ピクニックatハンギング・ロックが面白そう。


読了日:08月25日 著者:西村 玲子
https://bookmeter.com/books/257587

■ソール・ライター Saul Leiter The Centennial Retrospective
ソール・ライター生誕100年の記念作品集。
解説文も充実しているので、ライター作品が好きな人なら満足できそうです。
作家のルー・ストッパードの解説曰く、ライターの写真は分かりやすさではなくて熟考するひとのための写真。


読了日:08月24日 著者:ソール・ライター,マーギット・アーブ,マイケル・パリーロ
https://bookmeter.com/books/21416253

■水森亜土グッズコレクション: いつみても、いつでもラブリー (らんぷの本/マスコット)
1960年代ごろから作られ始め、いまも愛されている水森亜土のグッズ。
ダイカットメモみたいにキャラクター化してるイラストもあるけれど、わざわざ子供向けに描いてる感じじゃないところが良いなと思ってます。
大人が持っていても恥ずかしくないし、CDジャケットなんて今見てもオシャレ。


読了日:08月24日 著者:水森亜土
https://bookmeter.com/books/15458479

■退魔師☆加ヶ美敬子がゆく!
退魔師とは霊的な存在が人間を困らせた時にそれを退治する霊能者のこと。
霊能者の中でもしっかり修行し高い霊力(魔力)・交渉能力・知識・戦闘能力のある人が退魔師になれる。
ほとんどは自分の生命力ではじくことができるので霊が憑くことは珍しい。
頼みもしないのに憑依を指摘したり除霊を持ち掛けるのはプロとしてあるまじきこと、エセ霊能者には要注意。


読了日:08月24日 著者:加ヶ美 敬子
https://bookmeter.com/books/18041914

■小説の小説
『本書は現代日本ではあまり見なくなった「小説という形式そのものをいじって遊ぶ」メタ・フィクションの娯楽小説集です』
ルビが喋る「立体的な藪」のうるささがたまらんなと思ったら、そうか円城塔か。
「誤字」(新潮文庫「文字渦」収録の短編)のほうも読んでみたいです。
青空文庫の文豪作品を切り貼りした「無小説」の苦労が偲ばれますが、一番良かったのは「文化が違う」。
古より王家に伝わる霊薬スウィートジュースをありがたがってる世界がヤバい。


読了日:08月23日 著者:似鳥 鶏
https://bookmeter.com/books/20064983

■短歌ください 双子でも片方は泣く夜もある篇
雑誌「ダヴィンチ」に投稿された短歌をまとめた本。
「転校をする君と君の母親は豆粒みたいに校庭を去る:ごう」
「動物と話ができて平気なの先生はもう気がふれてるの:日和坊」
「浴槽にもたれてながめる銀色の蛇口の先に湯気に濡れた蟻:斉藤さくら」
「たましいのジャンルが違う人といていつもは食べない部分も食べる:まるやま」
「からっぽの空は匂いを閉じ込めて真空になる雪の来る街:原彩子」
「家と闇しかない方へ制服の少女が渡る横断歩道:川元ゆう子」

読了日:08月23日 著者:穂村 弘
https://bookmeter.com/books/13577959

■棒人間図解大全──仕事に使える!
コミュニケーションツールにも使える、棒人間の描き方。
頭部の丸は線のはじまりと終わりを重ならないようにぴったり閉じる。
首が長すぎたり頭のすぐ下に腕をつけたりしないように。
あれこれポーズをつけたり男女の描き分けを意識したり、どうすればそれらしく見えるかなと考えながら描いていると楽しくなってきました。


読了日:08月22日 著者:MICANO
https://bookmeter.com/books/17909383

■世界の街角グルメ
世界の街角で食べられている127の庶民派グルメ。
レシピ付き。
写真が綺麗なのでジョージアのチュルチヘラみたいなカラフルなものも見て楽しい。
世界一甘いお菓子と称されるインドのグラブジャムンは、缶詰を見たことあるなあ。
「スキムミルクを使った3cmほどのボール状のドーナツを芯までシロップ漬けにしたもので、脳に響くほどの強烈な甘さ」
これ食べてるひとたちがすごい。

読了日:08月22日 著者:島本 美由紀
https://bookmeter.com/books/21229686

■男になりタイ!私の彼氏は元オンナ
レズビアンのサチコと付き合ってるカイは体は女、心は男。
カイは乳房切除と子宮・卵巣の摘出手術を受けるため、サチコと一緒にタイに渡航。
タイのお国柄なのか大雑把な感じもあって2週間の滞在期間中は慣れるまで大変そうでした。
手術のあとの観光でタイを満喫できたでしょうか。
戸籍を男に変更したカイはこれで完全に男。
結婚できるけれど、レズビアンとしては複雑な心境にならないかな。
読了日:08月22日 著者:竹内佐千子
https://bookmeter.com/books/475529

■隠れ漫画家さんと飯スタントな魔人さん ~〆切前のニラ玉チャーハン~ (マイナビ出版ファン文庫)
周囲には漫画家だということを隠している女子高生・紬が押し入れを開けると、紬のファンだという魔人がいた。
内容らしい内容はなかったけれど気楽に読めるコメディで会話のテンポやノリがよくて面白かったです。
無駄にスペックが高いジンをはじめ、漫画展開に巻き込まれ過ぎる担当の心田、ヲタクを隠してる同級生の星野、温玉カレー丸なんてヘンなペンネームの名付け親の兄の貴一、男性陣のキャラが濃い。
編集部は心田を原作者にして紬に描かせてみたらどうだろう。波乱万丈な物語ができそう。


読了日:08月21日 著者:編乃肌(著),烏羽 雨(イラスト)
https://bookmeter.com/books/15540820

■冒険歌手 珍・世界最悪の旅
苦労を知らないことが最大の弱点。
シンガーソングライター・峠恵子は苦労を知るため、冒険家・藤原一孝が募集していたニューギニア探検隊に加わった。
隊員は他にふたり、元自衛隊員のコーちゃんと早稲田大学探検部のユースケ。
船酔いに悩まされたコーちゃんは早々に帰国、ユースケも終盤で考え方の違いから離脱。
どうしても隊長が好きになれなくて、峠さんが隊長と無事に日本に戻れるのか本当に心配になってしまいました。
ユースケは実は角幡唯介、巻末の対談が良かった。

読了日:08月21日 著者:峠 恵子
https://bookmeter.com/books/9829687

■表装 上達レッスン 掛軸 作品の魅力を引き立てるコツ 新版 (コツがわかる本!)
表装した掛け軸は家にあったけれど私の父は業者に頼んでいたので、どうやって表装するのか考えた事なかったから分かって良かった。
慣れるまでは、糊と刷毛の扱いが難しそう。
四つ葉のクローバーの掛け軸が素敵でした。
中廻しは麻、天地はロクタ紙(ネパール)を使っていて、色合いはシックだけどどことなくポップ。


読了日:08月20日 著者:
https://bookmeter.com/books/21000717

■くらべてわかる国旗 (くらべてわかる図鑑)
日本を含む承認独立国196カ国と、未承認独立国や海外領土の一部となる33の国・地域の国旗を掲載、様々ななテーマで国旗を分類し、見くらべるポイントや特徴を解説する。
イギリスのユニオンフラッグが取り入れられた国旗が集められたページが壮観。
かつてイギリスの植民地だった国のうち、いくつかの旗ではユニオンフラッグが左上に描かれている。
同じ国なのに2つのデザインを使い分けてる国があるのは知らなかった。
パラグアイは表と裏が違うし、ペルーとコスタリカは政府用と民間用がある。

読了日:08月20日 著者:
https://bookmeter.com/books/21748693

■もしも楽器が吹奏楽部員だったら!? ある吹部での出来事
とある都立高校の吹奏楽部に入部した新入生の3人、北島くん、細川くん、後藤さん。
担当楽器を決めるころ、楽器たちもおしゃべりする。
エピローグがないほうが北島くんとチューバが良いコンビになる期待感を持てたまま読み終われて良かったかな。
北島くんにしてもチューバにしても思ってることは多分同じ。
「力を合わせて、いい音楽を奏でよう!!」
読了日:08月20日 著者:菊池 直恵
https://bookmeter.com/books/11250176

■鬼の哭く里
人口300人にも満たない限界集落に麻宮という男が引っ越してきた。
新型コロナを警戒する村人たちは東京から来た麻宮を嫌うが、中2の天木裕也は麻宮と知り合ったことで村から出たいと強く思う。
麻宮は戦後に起きた巌尾利兵衛による惨殺事件に興味を持ち裕也が調査を手伝っていた矢先に村民のひとりが呪いのような不審死を遂げる。
田舎ってこれだからと思うけれど都会でも自粛期間中はこんな感じでしたよね。
裕也はどうするつもりだろう。

読了日:08月19日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/21962106

■ワイルドサイドをほっつき歩け ――ハマータウンのおっさんたち (ちくま文庫 ふ-52-4)
EU離脱、競争激化社会などの問題に直面している英国のおっさんたちの生態について。
親と子での年代格差がそのまま経済面での格差でもあって、EU離脱でさらに分断が進んだ感じ。
EU離脱の考え方の違いから別れたレイとレイチェルのカップルみたいな例は多いんだろうな。
せっかく彫ったタトゥーが平和ではなく中和と間違えられたレイは、タトゥーを消して、また人生を見つけられそうで良かった。
「いいじゃないの幸せならば」

読了日:08月19日 著者:ブレイディ みかこ
https://bookmeter.com/books/21413058

■江ノ電305: 還暦を迎えた江ノ電300形の魅力満載写真集
「江ノ電300形最後の1編成、305+355(以下305号と記します)が、1960(昭和35)年の登場から60周年を迎えました」
305号の60周年を記念して編んだ写真集。
レトロな感じで可愛いです。
305号にまつわる商品は多く、巻末ではそれをまとめて掲載している。
商品パッケージがこれなら分かりやすくて良いですね。
ミニタオル欲しい。

読了日:08月18日 著者:野口 雅章
https://bookmeter.com/books/15302212

■からだによく効く食材&食べあわせ手帖
「食べ物の栄養を、誰にでも使いこなせるように身近な食材の栄養素と、便利な食べあわせをまとめました」
巻頭には食材ごとの目次、巻末には50音逆引き索引と症状別索引があって、調べやすいです。
疲労を和らげる酢+さけの組み合わせは、クエン酸とたんぱく質の組み合わせが良いと書いているので「鮭」ですね、なぜ平仮名。
個人的に覚えておきたいのは腸内を整えて美容に良さそうなココナッツオイル+りんご。


読了日:08月18日 著者:
https://bookmeter.com/books/16426811

■こどもエイティーズ (ぶんか社コミックス)
1980年代の子供時代をエッセイ風に描いたまんが。
大らかというか雑というか、そういう感じが懐かしい。
ゲーム&ウォッチは弟が持ってた気がする。
当時はあまり興味がなかったけれど、今だったら遊び倒しているかもなあ。


読了日:08月18日 著者:柘植 文
https://bookmeter.com/books/338490

■バター・コーヒーの舞台裏 (コージーブックス)
コメディの大スター、ジェリー・サリバンが出演する配信ドラマのロケ地になったビレッジブレンドでの撮影は初日からトラブル続き。
他店のコーヒートラックのコーヒーを飲んだ小道具責任者が倒れ、タッカーは本物にすり替えられた小道具の銃で撃たれてしまう。
撮影クルーとバリスタたちのためにクレアは何が起きているのか調べ始める。
なんというか、マダムの人脈の広さはすごいな。
ジェリーはまた再起動だけど、今回は味方が多いからきっと大丈夫。


読了日:08月17日 著者:クレオ・コイル
https://bookmeter.com/books/22022386

■マンガ - コサインなんて人生に関係ないと思った人のための数学のはなし (中公新書ラクレ 499)
1テーマ1話完結、まんがで読む数学の魅力。
マイナス×マイナスがどうしてプラスになるのか、もうそういうものだと呑みこむしかないなと思っていたので、借金での説明で目から鱗。
3社の金融会社から5万円ずつ借金をしていて、それがもしすべて帳消しになれば15万円のプラス。
インド式計算は考え方が面白い。私は出来なかったけど慣れたら早いのかも。


読了日:08月17日 著者:タテノカズヒロ
https://bookmeter.com/books/8105972

■じゃない!
面白い表紙だったので図書館で借りてきた本。
きゅうりだと思ったら中身はバナナ。みかんだと思ったら中身はトマト。
リアルなペイントを施して別のモノに見せかける。
イチゴのあさりから後は、ペイントだと分かるタッチでなんとなく絵画っぽい。
何に描いているのかを考えるのも楽しかったです、アイスすごい。

読了日:08月16日 著者:チョーヒカル
https://bookmeter.com/books/14094501

■マイフィンランドルーティン100
フィンランドに通い続けているフィンランドオタクな著者が教えるフィンランドのディープな楽しみ方。
友人に連れられて入ったバーで飲んだサルミアッキウォッカ。
世界で一番まずい飴サルミアッキをウォッカで溶かしたサルミアッキウォッカは意外と甘めでおいしくてサルミアッキが苦手な人でも飲みやすい。
そういうのが地元情報って感じで良かったです。
マリメッコでラッピングペーパーを買って、両面テープで壁に貼って模様替えを楽しむのは良いアイデアと思いました。


読了日:08月16日 著者:週末北欧部 chika
https://bookmeter.com/books/18491085

■実家モヤモヤ女子 応援コミックエッセイ そろそろ実家を離れたい (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
30歳過ぎても実家で暮らす木下まみ。
実家で暮らすとラクだけど、おとなとしてちゃんとしているかどうか分からなくなって焦ってしまう。
進学も就職も実家圏内だと家を出るタイミングは難しいのかなあ。
好きにしたらいいんじゃないの、としか言いようがないんだけれど、まずは精神的に自立するところから。


読了日:08月16日 著者:曽根 愛
https://bookmeter.com/books/9281982

■東京‐金沢 69年目の殺人 (角川文庫)
8月15日に、東京・江東区のマンションで扼殺死体が発見された。
被害者の小暮義男が元海軍中尉だったことから、十津川警部は当時の背景から事件を探る。
頑固な父親から最初で最後の頼みごとをされた息子はつらかっただろうなあ。
物語は金沢に北陸新幹線が延伸するのが決まって駅が整備されていたときのこと。
自分が働いていた駅の未来の姿を見ることなく東京で死んで、戦争はいつまでも当事者を当事者のままにしている。


読了日:08月15日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/19630781

■闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由
13人の著名な女性たちへのインタビューエッセイ。
人選が面白かったです、読んで良かった。
会社に属さずに自分の才覚でどうにかしているひとたちのバイタリティは本当にすごい。
柴田理恵さんと山瀬まみさんのイメージが変わりました。


読了日:08月15日 著者:ジェーン・スー
https://bookmeter.com/books/20947370

■高齢ドライバーに運転をやめさせる22の方法 (実用単行本)
免許を返納させたいがうまくいかない家族に向けて、22の事例から方法論や対策について解説する。
2020年の道路交通法の改正で、認知症と診断された人は原則として運転してはいけないと法律で決まった。
あっそうなんだ、知らなかった。
認知症と診断されても運転したいと駄々をこねる場合、5400円で診断書を書いてもらって免許を取り上げられるのは損、自主返納ならお金もかからず返納特典も受けられて得ではないかと持ち掛ける。
事例6の飲酒運転のケースは施設への入所か警察に通報するか、断固としてやめさせないと。


読了日:08月14日 著者:川畑 信也
https://bookmeter.com/books/14578307

■旅のオチが見つからない インド&南アジア混沌ドロ沼!一人旅 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
コロナ禍で自由に海外旅行ができなくなる前のインドとその周辺の国々の旅。
インド帰りのひとの話を聞いて行きたくねぇと思っていたインドに足を踏み入れる。
案の定なカオスっぷりがすごかった。
美しい湖と歴史ある庭園で有名なカシミール地方シュリーナガルが紛争のため立ち入りが困難になってしまったように、いつかまた、が叶わなくなる日は突然来る。
コロナの移動禁止がなくなったから、またどこかに出かけているのかな。


読了日:08月14日 著者:低橋
https://bookmeter.com/books/18798567

■いない いない にゃあ (講談社の創作絵本シリーズ)
猫写真家・沖昌之による「いないいないにゃあ」な猫たちの写真絵本。
どの写真も、猫の自然な表情を写しているので良かったです。
こっちを向いたときの猫の顔にフフフってなりました。
木の杭みたいなやつにつかまり立ちしてる猫の「にゃん」が可愛い。


読了日:08月14日 著者:沖 昌之
https://bookmeter.com/books/18642641

■無気力探偵2~赤い紐連続殺人事件~ (マイナビ出版ファン文庫)
だらだらと夏休みを過ごす予定の霧島智鶴の元に持ち込まれて来る事件。
揚羽と柚季がふたり揃っているとセリフ回しに安定感がある気がして読みやすいです。
智鶴は前回、家族の事件にようやくケリがついて自分自身にも整理がついたところだけれど、上諏訪警部の家族の事件はいたたまれない。


読了日:08月13日 著者:楠谷 佑
https://bookmeter.com/books/12451011

■一神教と戦争 (集英社新書)
社会学者とイスラーム学者が対談しながら一神教と戦争について考察する。
宗教的背景をちゃんと理解するというのは本当に難しいなあ。
ユダヤ教はモーセが、キリスト教はキリストが最も偉大な預言者だけれど、イスラーム教徒はアダムが最初の預言者と考えていて、ユダヤ教もキリスト教もすべての宗教はイスラームに帰する。
その教えを守り広げる手段として場合によっては戦争が起きてくる。


読了日:08月13日 著者:橋爪 大三郎,中田 考
https://bookmeter.com/books/13314145

■無気力探偵~面倒な事件、お断り~ (マイナビ出版ファン文庫)
進路に悩み、頭脳だけで稼げる仕事はないかと考えている高校生・霧島智鶴の事件簿。
3年も父親と断絶状態だったのに事件解決であっけなく和解、父親の事情を納得できたから問題なしってことなのかな。
ポンコツな熱海刑事は上司の指宿刑事にとっては頭痛のタネかもしれないけれど、ここまでくると逆に和む。


読了日:08月12日 著者:楠谷佑
https://bookmeter.com/books/11027082

■多言語世界ヨーロッパ―歴史・EU・多国籍企業・英語
「EU諸機関はどんな言語で運営されているのか?多国籍企業や大学教育の言語政策とは?多言語社会の実態と課題を明らかにする」
日本人としては、1998年に北フランスに子会社を設立したトヨタの例が読みやすかった。
現場ではフランス語、日本側とフランス人管理職では英語が使われる。
英語が使われることで日本人幹部はフランス人管理職より言語的に低い地位に追いやられずにすむ。
「ここで日本語はほとんど使われない。しかしながら、企業のトップの言語が日本語であることは誰の目にも明らかである」


読了日:08月12日 著者:クロード・トリュショ
https://bookmeter.com/books/13683596

■日本の美しい酒蔵
日本全国35件の有名蔵元の酒蔵建築を掲載した写真集。
表紙は三重県・木屋正酒造。
軒下の杉玉といい建物の佇まいといい、いかにも酒蔵の風情って感じで素敵。
だから、山口県・旭酒造の12階建てビルっていうのが驚く。
ここで獺祭つくってるなんて意外。
読了日:08月11日 著者:木下 光,東野 友信,前谷 吉伸
https://bookmeter.com/books/13285340

■幻想仮面の作り方 妖しく美しい異形の仮面コレクション (HJ幻想クラフトシリーズ)
「ペストマスク、スカルマスク、狐面etc…… ロマンあふれる幻想世界の仮面を作ろう!」
市販の仮面をカスタマイズするくらいならなんとかなりそうですが、ゼロから作るのは気合いがいりますね。
プロが制作した仮面はさすがの出来栄え、飽きずに眺めてしまいそう。


読了日:08月11日 著者:綺想造形蒐集室
https://bookmeter.com/books/17595358

■ヤマケイアルペンガイド 丹沢
丹沢の一般登山コースを対象とした登山ガイドブック。
初級(家族でハイキングできる南山の日帰りコースとか)から中級のコースが多かった。
丹沢の最高峰は標高1673mの蛭ヶ岳、2000mにも満たない山域ではあるが山麓の標高も低いので、標高差1000mの体力重視のコースも少なくない。
そして沢登りコースも紹介されていて、コースグレードは1級(初心者・初級者)と1級上(初級者)。
知名度や人気があって登るひとが多い=事故も起こりやすいので油断しないように。


読了日:08月11日 著者:三宅 岳
https://bookmeter.com/books/15318955

■カラクリ荘の異人たち‾もしくは賽河原町奇談‾ (GA文庫 し 3-1)
高校生の太一は、父親の古い友人が営む下宿屋兼旅館の空栗荘で独り暮らしすることになった。
人間がいるこちら側と妖怪がいるあちら側、その境い目にある空栗荘では不思議なことが当たり前のように起きる。
要するに空栗荘の大家というのは風呂の栓みたいなもの。
ちょっと笑ってしまったけど、境界守ってそういうことだよね。
部屋番号のつけかたは貼り付けたレッテルを強固にする呪いなんじゃないのか。
初緒さんが太一を見守っているなら心強い。
読了日:08月10日 著者:霜島 ケイ
https://bookmeter.com/books/575729

■庭は私の秘密基地
庭作りの過程で思ったこと、いま思っていること。
宮崎の家ってこんなに広いんですね、やりがいがありそう。
カモミールとポリジとシモツケの咲く憧れのハーブガーデンは挑戦してみたもののうまくいかずに諦める結果に。
残念でしたが、その土地で合う合わないもあるから仕方ないです。
家や外回りのリフォームもしつつ、手を入れていく楽しさがありますね。


読了日:08月10日 著者:銀色 夏生
https://bookmeter.com/books/19113748

■究極のサバイバルシリーズ2 もしも車ごと崖から落ちそうになったら
「この方法なら生きのびられる!確率が異常に低いけれど、いつか遭うかもしれない不測の事態に対処するための防災マニュアル第2弾!」
本当にこんな事態になったらまずは専門家の助言に従うのが間違いないけど、必ずその場に専門家がいるとは限らないからね、だからこういう対処法があるって覚えておくといいかもね、ってやつです。
まあ、予想外の出来事はわりと頻繁に起こるとしても、これは予想外すぎる。
UFOに誘拐されそうになったら地球外生命体には冷静にやめてくれときっぱり伝えましょう。


読了日:08月09日 著者:ジョシュア・ペイビン  デビッド・ボーゲニクト
https://bookmeter.com/books/21588154

■フィリピンかあちゃん奮闘記inジャパン
貧しい家庭を支えるためにフィリピンから単身日本に出稼ぎにきたルビーナさんと結婚して14年、著者の前田ムサシさんが描くフィリピン妻の元気な子育て。
フィリピン料理のレシピも掲載。
フィリピンの貧しさは日本とは桁違い。
けれど困ったときにはお互い様という精神で、親戚ご近所みんなで力を合わせて生きてる感じ。
スペイン由来の激甘カスタードプリン、レチェフランをひとくちだけ食べてみたい。
震えが止まらなくなるほどの甘さってすごいな。


読了日:08月09日 著者:前田 ムサシ
https://bookmeter.com/books/7306357

■のぞく図鑑 穴: 気になるコレクション (ビッグコロタン)
五円玉からブラックホールまで、この世界にぽっかりあいた大小さまざまな穴が、200以上も登場。
地上の穴は平気なのに海の穴が怖いのです。なんでだろう。
カリブ海にあるグレートブルーホールより大きい海の穴が南シナ海にあるのかあ、写真なくて良かった。
ブラックホールは光も吸い込むので穴のように見えるけれど実際は穴じゃない。


読了日:08月09日 著者:宮田 珠己
https://bookmeter.com/books/19865420

■決定版 鬼平犯科帳 (13) (文春文庫) (文春文庫 い 4-113)
「熱海みやげの宝物」「殺しの波紋」「夜針の音松」「墨つぼの孫八」「春雪」「一本眉」の6篇を収録。
湯治にすっかり飽きていた平蔵だったけれど、熱海から戻っても居間の炬燵に潜り込んで寝ていたりして、日頃の激務の疲れはなかなか抜けない。
「一本眉」が面白かったです。
盗賊が盗賊を成敗。
清洲の甚五郎と木村忠吾、お互いに素性を知らない同士の交流が温かい。
忠吾を気に入った京都町奉行所の浦部は本当に娘を嫁にやるつもりだったのね。
お妙が病死して残念。

読了日:08月08日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/11768067

■本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ
毎日の料理を頑張りすぎなくていいと慰められます。
もっと肩の力を抜いていいんだ。
日本の家庭料理がハイレベルすぎる。
求められるスキルが高すぎる。
それなのに家族は食べないし、食べたら食べたで文句言う。
やる気なくすし、しんどい。
料理のプロたちの作った渾身のお弁当よりコンビニゼリーに群がる子供たちのエピソードが印象的。


読了日:08月08日 著者:コウケンテツ
https://bookmeter.com/books/16642201

■目でみる方言
『本書は、日本各地の方言を取り上げて、そのことばが使われる地域で何を意味しているのか、どのような状態を表しているのかを写真で「見てみよう」という試みの本です』
色んな方言があって楽しかった。
宮城や東北一帯、北海道などでは「うるかす」なんですね、長野県出身の両親は「ほとばす」と言います。
「花に水をくれる」も言ってるなあ。
神奈川県民の私の「どれにしようかな」の続きは「なのなの南京豆がふたつに割れたかな」でしたが、局所的なものかも。
てっ!と驚く山梨県民、蟻地獄をコモコモさんと呼ぶ鳥取県民、可愛い。


読了日:08月07日 著者:岡部 敬史
https://bookmeter.com/books/20602656

■難しいことはわかりませんが、「がん」にならない方法を教えてください!
日本人の半分以上がなる「がん」についての知識。
がん攻略の基本戦略としては、生活習慣を整えてがんにならないようにする、検診を定期的に受け早期発見をする、この2段構えでがん死を防ぐ。
がんセンターだから最高の治療が受けられると考えるのは間違いだなんて衝撃的、でも大病院では機械の更新が難しいというのは納得。
抗癌剤は普通の細胞にも効いてしまうので強い副作用があり、副作用を和らげるサプリメントは自分で買って飲む。
グルタミン(グルタミン酸ではない)というアミノ酸を毎食後に10g服用すると良い。


読了日:08月07日 著者:水上 治,大橋 弘祐
https://bookmeter.com/books/10903775

■毎日かあさん13 かしまし婆母娘(ばばははむすめ)編
18歳の息子くんが友達と公園でかくれんぼしていて、物陰に潜んでいる男がいると通報されて笑ったw
おまわりさんは女子が土管から出てきたあたりで納得、しかし土管から出てくる女子ってのも、ふふふ。
撮り鉄が誰も来なかったというサイバラ電車(痛電)がすごく見たくなってしまって、検索してしまいました。
とさでんでしょうか、なかなかの仕上がり具合でした。


読了日:08月07日 著者:西原 理恵子
https://bookmeter.com/books/11181545

■エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 8 (MF文庫J)
スイスから極秘の依頼を受けたエイルンコードはスマトラ島に向かう。
ヘキサを人間に戻す研究を進めていたハンニバル博士は妻マーサを最終実験の被験者にするが、大惨事を招いてしまう。
マリスとヘキサ、ネイバーとクイーンの関係、エイルンはジンから驚愕の事実を聞かされた。
マリスに変貌した人間たちはネイバーの索敵範囲外にいたってことか。
濱田がアカツキの料理長だなんて、雷鳥は何か企んでいるのかな。


読了日:08月06日 著者:東 龍乃助
https://bookmeter.com/books/12761610

■世界の家族 家族の世界
世界を旅した椎名さんが出会った家族の思い出と写真。
家族揃っての食事は幸福云々っていう文章に出会うと、そういう方向に誘導されてる気がしてゲンナリしてしまうのだけれど、椎名さんの文章は嘘くさくないから真顔で読んでしまう。
写真に写ってるひとたちの表情が良いなあ。


読了日:08月06日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/13383732

■死ぬまでに行きたい! 世界の絶景
56万人に「いいね!」されているFacebookページから誕生した写真集。
写真の場所への行き方も書いてあるので、おすすめの季節や旅の予算などは参考になりそう。
でも写真はアフロとピクスタの素材なんですね、ご本人が撮影したものだと勘違いしてた。


読了日:08月05日 著者:詩歩
https://bookmeter.com/books/7040220

■山小屋で、会いましょう! 楽しみ広がる「お泊まり登山」
日帰り登山に慣れたら、次は山小屋に泊まってみるのはどうでしょう。
山小屋に泊まると、体力に自信がない人でも分割することで山登りが楽しめ、日帰りが厳しそうな山も分割すれば問題解消。
日帰りでも縦走はできますが、お泊り縦走ならより長くより遠くまで歩いていくことができます。
自分でテントを担いでいくより荷物も少なくなって、その分ラクですね。


読了日:08月05日 著者:鈴木 みき
https://bookmeter.com/books/3365851

■描かれた黄泉の世界・王塚古墳 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)
炭鉱の浅い坑道の落盤で水田が陥没し、その修復のための採土工事中に見つかった王塚古墳。
六世紀前葉につくられた壁画は、横穴式石室の玄室の壁全体と玄室入り口の壁一面に、各種の図文がところ狭しと描かれている。
日本の古墳では類を見ない装飾古墳だが、壁画保存への道のりは本当に大変だった。
大気に触れることで漏水や白カビが生えたり、心無い見学者にイタズラされたりした。
古墳発見当時、若手の村会議員だった西村二馬氏は、私財をなげうち古墳の保護に尽力した功労者。


読了日:08月05日 著者:柳沢 一男
https://bookmeter.com/books/213314

■さわらぬ先祖にたたりなし (コージーブックス ジ 1-3 おばあちゃん姉妹探偵 3)
デビーとヘンリーの結婚式で知り合った系譜調査員のメグが裁判所から転落死した。
警察は自殺と断定したが、シスターとマウスと3人で昼食を食べたすぐあとのことなので信じられずにいたときに、メグの妹トリニティが会いに来た。
トリニティはなんで皆に身長を聞いてたんだろう、伏線かと疑ってしまったけど単に趣味だったのかな。
離婚してラクになるよりも何十年たっても浮気を許さないことを選ぶなんて、なんという執念深さ。
ヘイリーは耳鼻科医のフィリップと付き合い始めて、良い人そうで安心した。


読了日:08月04日 著者:アン・ジョージ
https://bookmeter.com/books/11069581

■二人の親を見送って (中公文庫 き 30-16)
あちこちに書いたエッセイをまとめた本。
母親を亡くして、介護を経て父親を亡くした岸本さんの心情が綴られる。
借金を作り家族を困らせた父親が認知症になり、複雑な気持ちがありつつも、兄と姉と協力しながら介護する日々。
だんだんと衰えていく姿を見るのはつらいけれど、父親と向き合う時間が持てたのは良かったのかもしれませんね。


読了日:08月04日 著者:岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/13559964

■にっぽんのメジロ
メジロのビジュアルガイドブック。
あまりじっくり見たことなかったけど、メジロって可愛いな。
日本で見られるメジロの大半は亜種メジロ。
屋久島や伊豆諸島、小笠原諸島、奄美諸島と琉球諸島、大東諸島など、それぞれに分布する亜種もいる。


読了日:08月03日 著者:
https://bookmeter.com/books/21311794

■こころがつながるおいしいスイ-ツ (4)
印刷用レシピとランチョンマットなどの素材を収録したCD‐ROMつき。
和菓子なので、おひなさま蒸しパンや月見だんごなど季節を感じるレシピが多いです。
かき氷のはちみつレモンシロップといちごシロップは、蓋つき容器に入れて冷蔵庫で1週間ほど保存が可能、作ってみようかな。


読了日:08月03日 著者:荻田 尚子
https://bookmeter.com/books/6282383

■現代建築保存活用の冒険
保存活用の実例として26件の建築を訪ねる。
前橋の白井屋ホテルみたいに、ホテルになってからの歴史は短いのに保存活用されてる例もあるのが面白いと思った。
東日本大震災のときに天井が崩落して死傷者が出た九段会館が17階建てのオフィスビルになってたのは知らなかった。
低層の建物の一部を保存・復原して高層ビルにする例って良く見かける気がする。
茨城県立図書館のカフェがメインみたいなレイアウトってなんだか違和感。


読了日:08月03日 著者:吉田鋼市
https://bookmeter.com/books/21565208

■天久鷹央の推理カルテ (新潮文庫nex)
天医会総合病院に設立された統括診断部の部長、天久鷹央が解き明かす謎。
さくさく読めますが、どんでん返しというか二段落ちというか一捻りあるし、小鳥遊をはじめとして出てくるひとたちのキャラが立ってて良かったです。
ビタミンA過剰摂取の鈴原宗一郎くんは父親のところで安心して幸せになって欲しい。


読了日:08月02日 著者:知念 実希人
https://bookmeter.com/books/8284454

■NHK「100分de名著」ブックス 鴨長明 方丈記
方丈記は枕草子・徒然草とともに古典日本三大随筆と呼ばれるが、日本最古の災害文学であり、第一級の自分史でもある。
下鴨神社の禰宜の次男として生まれたのにうまくいかない人生。
けれど、晩年を過ごした日野山の庵ではなんだかのびのびしてる気がします。
日本で初めて方丈記を英訳したのは夏目漱石。
「草枕」冒頭部分に方丈記の名残りが見られる。
読了日:08月02日 著者:小林 一彦
https://bookmeter.com/books/6945573

■美大生図鑑 あなたの周りにもいる摩訶不思議な人たち
美大生のリアルな生態がわかる美大あるある73選。
日本の美術系大学の頂点は東京藝術大学。
油画専攻の倍率は20倍、募集人数55人に対して1100人が受験する。
10浪なんてしてる猛者は受験に人生かけすぎて燃え尽きたりしないのかな;


読了日:08月01日 著者:ヨシムラヒロム
https://bookmeter.com/books/11603041

■再現!世界の軍隊グルメ 戦士の食卓
見る・読む・作る・学ぶ、4つの視点で世界の軍隊の食事を紹介する。
スターリンが好んだニシンの塩漬け、ムッソリーニの最後の朝食ポレンタとサラミなど、出典となった書籍や映画も掲載。
のちに空母に名前が冠されたチェスター・ニミッツ中佐(当時)は派遣教授として教えていた学生たちを自宅に招き、夫人が振る舞ったチキン・ヌードル・キャセロールがすごくアメリカの料理っぽいと思った。
雪の八甲田山から無事に帰還した弘前歩兵第三十一連隊が食べた兎の味噌汁には本当に心身があたためられたことだろう。


読了日:08月01日 著者:水梨由佳
https://bookmeter.com/books/20307290

■【購入者限定特典あり】何気ない日常をアニメチックに。
「本書は、アニメチックに表現された風景写真集であり、Adobe Lightroom、Lightroom mobileを用いた加工メイキングも掲載しています!」
加工の手順が掲載されていて、使用前・使用後の写真を見比べるとその違いが一目瞭然。
ほんとにアニメっぽい仕上がりになるのがすごい。


読了日:08月01日 著者:
https://bookmeter.com/books/20896208


▼読書メーター
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2024-07

2024-08-01 07:22:16 | 
2024年7月の読書メーター
読んだ本の数:77冊
読んだページ数:14924ページ
ナイス数:557ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2024/7
■唐木田探偵社の物理的対応
鎌を持ったナース服の「都市伝説」に襲われ、謎の二人組に助けられたことがきっかけで怪異駆除の専門業者・唐木田探偵社に入社した<ネズミ>。
実体を持った「都市伝説」への対処方法は物理攻撃のみ。
武器は使うけれども白兵戦の技術も必要で、怪我は当たり前だし死亡率も高い。
姦姦蛇螺戦で新型SHINOBIがなかったら全滅してたんだろうな。
社長は大怪我を負ったけれど悲願が成就、本当に良かった。


読了日:07月31日 著者:似鳥 鶏
https://bookmeter.com/books/21554633

■キャンプ日和: アウトドアと文藝
キャンプにまつわるアンソロジー。
すみませんどなたさまでいらっしゃいますか、と聞きたくなるような知らない方々ばかりだったので、それで却って面白く読めました。
キャンプ道具を担いで山を歩くようなひとたちばかりが書いているので、グランピングなんて怒られそう。
西丸震哉「岩塔ヶ原」が不思議だった。
本当に25年前の自分と出会ったんだろうか。


読了日:07月31日 著者:小島烏水,田部重治,河東碧梧桐
https://bookmeter.com/books/17599696

■世界が面白くなる!身の回りの哲学
哲学には世界を良くする答えがある。
日常生活や科学や人生など色んなテーマで哲学する。
「政治とは、自由に生きるうえでの不可欠な摩擦」
「LGBTQ+とは、人が芸術作品として生き方を主張すること」
私はどう思うのかしばらく考えたい。
手塚治虫「ブッダ」が取り上げられていたのが意外でした。
ブッダで描かれる手塚治虫の死生観では、死ねばそれで終わりということではない。
死とは肉体という殻から生命が飛び出していくことにすぎない。
ほんの一瞬この殻を通り抜けるだけ。

読了日:07月30日 著者:小川仁志
https://bookmeter.com/books/20277113

■見えないチカラ
『朝日の光、花火の音、子どもの声…。15年間にわたる「全国盲人写真展」より、目の不自由な人々が撮影した作品を、さわって感じることができる立体印刷を使って構成した写真集』
図書館で借りた本なのだけれど、書影とは違って横長でルーズリーフみたいなつくり。
イルカショーのイルカが飛んでいるその場面を捉えていたり、ここがシャッターチャンス!ってところを逃してないのがすごいと思った。
凹凸処理された写真だなんて、こういう技術があることが素晴らしい。


読了日:07月30日 著者:
https://bookmeter.com/books/392898

■早口ことばえほん なんとニャンコうんこ4こ!
早口ことば、噛まずに言えるかな?
活舌が悪いので「ほめられポメラニアン」がやっと言える程度です。
噛み噛みすぎて3回も言える気がしないのが「わらいあうわるいアライグマ」「マジまずしいまじゅつし」。


読了日:07月30日 著者:おおたにけんた
https://bookmeter.com/books/20314745

■幽霊生活安全課 ―かくりよ事件ファイル― (富士見L文庫)
霊媒体質を持つ遠野と霊の過去を見抜ける九里、ふたりが所属する幽霊生活安全課は迷える霊の事件解決に奔走する。
こちら側とあちら側が逆転した時におぉ~と思いましたが、だんだん細かいところが気になってしまった。
生きてるときと死んでるときで同じところに住めるのかな。
幽霊生活安全課で働きながらボーナストラックのような人生を過ごす遠野がなんだか気の毒に思えてくる。


読了日:07月29日 著者:灰音憲二
https://bookmeter.com/books/10774803

■koro
榊原紘の第二歌集。
「糸底に溜まった水をシンクへとこぼして朝の洗礼とする」
「約束がつぎつぎ反故になる日々にごみ収集車のゆるいブレーキ」
「青い火をつけてまわるよ古びてもきみを苛む記憶の端に」
「踊るよう季節が過ぎるパンドラの匣にひとつも残さず出よう」
「情けない本音で彩られていく自分にもっと期待したくて」
「鈍感も一つの才で角砂糖三つ落とせど澄むダージリン」
「きみの家にきみを帰してレンタカーをレンタカー屋に返して 夏は」

読了日:07月29日 著者:榊原紘
https://bookmeter.com/books/21494596

■世界一うつくしい生物図鑑
デザイン的でアートっぽい生物図鑑。
セミが苦手なんですがこれは大丈夫でした。その代わり鳥が生々しく思えてしまってダメだった;
タコなんて標本にできるんですね。
「しかし、保存に成功した場合でも、筋肉組織に脂質が少ないので、時間の経過に伴う劣化を防ぐ手立ては皆無に等しい」


読了日:07月28日 著者:クリストファー・マーレー
https://bookmeter.com/books/11216944

■家庭科3だった私がバッグも帽子も小物も100%自分サイズで手作りしました。 (美人開花シリーズ)
世界にひとつ、自分サイズの小物が作れるソーイングレシピ。
手足が小さいので、鍋つかみとスリッパが自作できたら重宝しそう。
147cm×50cmあれば、ハット・ポシェット・ミトン・スリッパ、いろいろ作れるのですね。


読了日:07月28日 著者:津田 蘭子
https://bookmeter.com/books/16466068

■ミャンマーで尼になりました
近所のお寺の法話会で夫と出会ってふたりでお寺を開き、仕事も趣味も仏教一色。
ミャンマーこそは瞑想の本場、ビザの期限まるまる3カ月をミャンマーで過ごすと決めた。
瞑想すればするほど悩みや葛藤が生まれてつらかったりするけれど、大切なのはその変化にきちんと気付くこと。
2か月半で一度帰国して、1年後再びミャンマーで2週間の滞在。
「仏教に出会えただけでも徳がある」
仏事は楽しく、心晴れ晴れ。

読了日:07月28日 著者:天野和公
https://bookmeter.com/books/6756699

■フレンチ女子マドレーヌさんの下町ふしぎ物語 (メディアワークス文庫)
和裁を学ぶためにフランスから来たマドレーヌが下町・あけぼの商店街の人々の悩み事解決に手を貸す。
マドレーヌ視点で見ると、はっきりものを言わない日本人はこうやって人間関係がこじれていくんだな、というのが良く分かる。
和裁を習っているのにミシンで浴衣を縫うなんてとちょっと思いましたが、時間が迫っていたから仕方ないのか。


読了日:07月27日 著者:由似文
https://bookmeter.com/books/12225429

■皇室、小説、ふらふら鉄道のこと。
原武史と三浦しをんの対談。
まえがきのしをんさん曰く、原さんは常軌を逸するほどの鉄道オタで天皇家オタ。
対談の期間中に生前退位が持ち上がったこともあり、ほとんどが皇室関連の話だったので、もし次があるなら今度はぜひ鉄道関連のことを。
しをんさんの「天皇の奥さんが産んだ子は、天皇の血を引いていない可能性があるけれど、天皇の娘の産んだ子は、絶対に天皇の血を引いている」これは矛盾しているのでは。


読了日:07月27日 著者:原 武史,三浦 しをん
https://bookmeter.com/books/13444239

■新版 中原淳一 きもの読本 (コロナ・ブックス)
中原淳一の着物に関する文章とイラストを選んで編集した本。
襟の抜き加減とか袖丈の長さとか、なるほどなと思いながら読みました。
大正時代に幼少期を過ごした中原淳一が、ちゃんと着付けをできるひとが減っていて云々と嘆いているのが印象的。
イラストに描かれた着物の柄が本当に素敵でした。


読了日:07月26日 著者:中原 淳一
https://bookmeter.com/books/13549128

■食べるパワースポット「伊勢うどん」全国制覇への道
「太くてやわらかい麺が幸せを運ぶ!伊勢神宮詣でに使える名店ガイド付き」
2013年の本なので店舗情報などは要確認。
伊勢うどんのおいしさを知って欲しいという思いから「伊勢うどん友の会」を立ち上げて、伊勢うどんの名付け親は永六輔という噂を確かめにご本人へインタビューしたりと精力的に活動をしてる。
風邪ひいたりしてつらいときに伊勢うどんはいいかも。

読了日:07月26日 著者:石原 壮一郎
https://bookmeter.com/books/7328888

■ウチのコ、ご近所さんに育てられました
子供が生まれて育児をするなかで出会ったひとたち。
ママ友・パパ友とは違う意味で、ご近所さんたちが子育てに関わってくれるのは有難いだろうなあ。
ちーと君をだっこしたひとの写真を撮って、こういう思い出の残し方が面白かった。
あとから見る楽しみもありますね。

読了日:07月26日 著者:細川 貂々
https://bookmeter.com/books/6828353

■京都やわらぎ聞香処~初恋香る鴨川の夜~ (スターツ出版文庫)
人の心が色で見える高校生の一香の物語。
謎解きと言えば謎解きだけれど、再会した颯也との距離を縮めるための小道具みたいに思えてしまいました。
一香の同級生の恭太郎がどんどん存在が薄くなってきてなんだか不憫。
一香が10歳のとき颯也は19歳、年上の颯也に憧れるのは分かるけど、颯也はいつから一香を狙っていたんだ(言い方)。


読了日:07月25日 著者:広瀬未衣
https://bookmeter.com/books/17006102

■自然農1年生 畑は私の魔法のじゅうたん (角川文庫)
子供達が自立して宮崎県に住む銀色夏生さん。
YouTube動画がきっかけで自然農をやってみようと思い立ち、銀色さんの母親が畑をやっていた場所の一角を借りて畑仕事に精を出す。
自分が食べる野菜を作って、足りないものはお店で買ってくると決めたので、収穫した野菜と相談しながらメニューが決まっていくのはあるあるかなあ。
触れなかった青虫を葉っぱから取ってるうちに平気になったり、だんだん畑の範囲が広がっていったりと、畑仕事が生活に馴染んでいく様子が良かったです。


読了日:07月25日 著者:銀色 夏生
https://bookmeter.com/books/19854557

■ソロ活はじめました! 独身アラサー派遣OLが生活費15万円でも毎日を世界一楽しむ方法
「生活費15万円の独身アラサー派遣OLが厳選する、70のソロ活アイデア!」
確かに、誰かと一緒にどこかに行こうとするとスケジュール調整なんかが必要だから、ひとりだと思い立ったら実行できる身軽さが良いですよね。
昔はひとりの宿泊お断りなところも多かったけれど、今なら大丈夫そうだし、のんびり温泉にでも行きたい。


読了日:07月24日 著者:よしみ子
https://bookmeter.com/books/20890825

■砂漠 THE DESERT
砂漠の魅力が詰まった写真集。
ここには砂漠と聞いて思い浮かべるものが全部あって、思い浮かばなかったものもたくさんあった。
結構人が住んでいるし、人と出会うこともある。
撮影地リストがちょっと分かりにくかった。

読了日:07月24日 著者:藤田 一咲
https://bookmeter.com/books/224852

■かつお節さえあれば、かんたんに料理上手 うまい! 「おかか」ごはん
かつお節の老舗ブランド「にんべん」の社員が提案するかつお節のおいしいレシピ95。
ごはんとの相性が良いので、納豆ごはんにするにしても、そこにかつお節を合わせるだけでもおいしそう。
塩味のポテトチップスにかつお節を入れて袋をガサガサ振って全体にまぶすだけ、今度やってみよう。


読了日:07月24日 著者:にんべん
https://bookmeter.com/books/13616954

■付喪神が言うことには ~文京本郷・つくも質店のつれづれ帖~ (一二三文庫)
クズ男とのデート代を捻出するため大事な万年筆を質入れした女子大生の梨花は、質店でのアルバイトを持ち掛けられた。
物に宿る付喪神がそれぞれ個性的で良かった。
付喪神が宿るほど大事にされてる物たちは道具としては本望だろうな。
梨花が小説を書こうとちゃんと思うようになったから、シロの言ってることが分かるようになったのかも。


読了日:07月23日 著者:三沢ケイ
https://bookmeter.com/books/17290927

■ザ・テンプラ、てんぷら、天麩羅、天婦羅
てんぷらを文化史的、食品衛生学的にみる。
てんぷらの語源はスペイン語かポルトガル語から、という話があるが、「類似性は音だけのようで」水で溶いた小麦粉を衣にして油で揚げる料理がなく、似た油料理もない。
「天麩羅は日本独自の油料理のようである」へぇ~そうなのか。
遺伝子組み換え食品による毒性事件「トリプトファン事件」を知らなかった。
7月23日は天ぷらの日。

読了日:07月23日 著者:小林 勇
https://bookmeter.com/books/14289728

■日本の美しい秘境
日本風景写真家協会の風景写真家が写した素晴らしい景色。
「風景写真家独自の視点で見つけ出した新鮮な風景を“秘境"と捉えています」
ということなので、軍艦島みたいな有名な観光地もあります。
でもこのアングルの軍艦島は「新鮮な風景」だったなあ。

読了日:07月22日 著者:
https://bookmeter.com/books/13105550

■紙袋おりがみ―かわいくて、じょうぶで、お役だち
紙袋の柄やロゴを生かして作る小物。
一番簡単なのはブックカバーかカードケースあたりかな。
ロゴを生かすとするなら贈答用に使える箱とか良さそう。
箸袋とか舟形トレーみたいに食品が触れるものに使うのは抵抗感がある。


読了日:07月22日 著者:
https://bookmeter.com/books/8204030

■中性風呂へようこそ! (アクションコミックス)
2007年「漫画アクション」連載作品。
「雑誌の読者層的にセクマイネタや萌えネタに免疫がない世代を対象にしているため…ひとつひとつの事柄の説明を重視して描かれております」
そうだよな~、性的少数派と言われてもなにがなにやらって感じ。
性別は男・女ふたつではなくグラデーションみたいなもので、世間一般でいう所の「正常」は端っこと端っこのみ。
ちょっとズレた人もみんな表向きは端っこにいるフリをしているのが日本。
個人的には別に曖昧でもいいんだけれど、それを悪用する人間のせいで厳しくなりがち。
読了日:07月22日 著者:新井 祥
https://bookmeter.com/books/548134

■新版 ちゃんと歩ける東海道五十三次 東 江戸日本橋~見付宿 +姫街道
江戸時代に制定された東海道を可能な限り江戸時代の道に沿って歩くためのガイドブック。
東は、江戸日本橋〜見付宿と、見付~御油までの姫街道を収録。
宿泊施設や分岐点の情報もあるので(データは2018年12月現在のもの)実用的だと思います。
実際に歩く根性はないのでストリートビューでやってみようかな。
それにしても、歩いても歩いても静岡県。
読了日:07月21日 著者:八木 牧夫
https://bookmeter.com/books/13423060

■新版 ちゃんと歩ける東海道五十三次 西 見付宿~京三条大橋 +佐屋街道
全長約500kmの東海道のうち、西側の見付宿〜京三条大橋、浜松~三方原追分の姫街道、熱田の追分~佐屋三里の渡し場までの佐屋街道を収録。
宮宿~桑名宿の「七里の渡し」は海路、波浪や潮の干潮で航路が変わるので、それを避けるために整備されたのが佐屋街道。
佐屋街道は遠回りになるけれど佐屋三里の渡しは七里の渡しに比べて距離が短いから、船酔いしやすいひとや婦女子が好んで利用した。


読了日:07月21日 著者:八木 牧夫
https://bookmeter.com/books/13423061

■『TOKYO名建築案内』東京の国宝・重要文化財建築を網羅
東京にある文化財建築80件以上を紹介するビジュアル書籍。
令和6年3月1日現在、日本全国の重要文化財建造物の件数は2574件、うち231件が国宝建造物。
東京都の重要文化財建造物の件数は88件、うち2件が国宝建造物。
動態保存の考え方が浸透してきたおかげで、東京駅みたいに復元工事をしながら使われている建物も多い。
東京駅は将来の国宝最有力候補、へぇ~そうなのか。
読了日:07月20日 著者:山内 貴範
https://bookmeter.com/books/21430370

■幻獣の作り方 可動式幻獣ドールの制作技法&作品集 (HJ幻想クラフトシリーズ)
「国内・海外で人気のアーティストが各ドールの制作・解説を担当。作り方を学ぶだけではなく、美しい作品の数々を鑑賞して楽しめる一冊です」
可動式ドールとは骨格にワイヤー等を使用し、手首・足・尾などを動かすことができる動物型のドール。
本当に手間暇かけて作っていて、ただただ見とれてしまいます。


読了日:07月20日 著者:綺想造形蒐集室
https://bookmeter.com/books/19644472

■私はわたし、84歳のスタイルブック
84歳のファッショニスタ木村眞由美さんのボトムスを中心にした季節のコーディネートブック。
年齢相応の体型を生かした着こなしで、まるで外国のマダムみたいな雰囲気。
赤や黄色などカラフルパンツを履いてる84歳ってカッコいい。


読了日:07月20日 著者:木村 眞由美
https://bookmeter.com/books/19147485

■仮面病棟 (実業之日本社文庫)
先輩医師の代わりに療養型病院の当直バイトを引き受けた外科医・速水秀悟。
コンビニ強盗を働いたピエロの仮面の男が病院に押し入り、銃で負傷した女を治療しろと要求、入院患者65人を人質に取り籠城する。
挙動不審な田所のおかげで、病院で何が行われているのかはだいたい見当がついてしまったけれど、先輩め。
そして女はバラの香りを残して去った。

読了日:07月19日 著者:知念 実希人
https://bookmeter.com/books/9036124

■いろはに困惑倶楽部 (角川文庫 は 9-9)
い・痛い、ろ・老人、は・歯医者など、「いろは」のお題に投稿された読者の体験記とコメント。
所々なんとなく見覚えがあると思ったら、これCREAで連載してたやつなんですね。
世の中のひとは色んな体験してるんだなあ。
ああ面白かった。

読了日:07月19日 著者:原田 宗典
https://bookmeter.com/books/551490

■土偶美術館
300点の土偶の写真集。
遮光器土偶って青森のどこかの駅になってるアレのイメージが強かったので、思ったよりバリエーションがあるのだなと思った。
青森県・細野遺跡のゴルフボールくらいのまんまるな岩偶が何かのアニメのキャラみたいで可愛い。
それにしても、縄文の女神の唯一無二なデザイン性は本当に完成度が高くて見惚れてしまう。


読了日:07月18日 著者:小川 忠博
https://bookmeter.com/books/20310305

■おばけのかわをむいたら
色んなおばけのかわをむいたら、一体なにが出てくるのでしょうか。
すごくシュールで面白かったです。
おばけの中から出てきたライオンが伸びしていたり、そういう細かいところも良かった。


読了日:07月18日 著者:たなかひかる
https://bookmeter.com/books/19527823

■オトナ女子は見逃さない! 不調を知らせるカラダサイン図鑑
「この本では女性のカラダに起こりうる軽い症状から重い症状まで、手や足などのパーツごとにできるだけ細かく紹介しています」
気軽に読める家庭の医学、って感じかな。
めまいの原因のひとつが起立性低血圧(立ちくらみ)、立ちくらみを起こしやすい身としては、そっちの解決策を知りたいところ。


読了日:07月18日 著者:工藤孝文
https://bookmeter.com/books/16647782

■ナゾトキ・ジパング
大学生の長瀬秀次が次々と起きる事件に巻き込まれ、留学生ケビン・マクリーガルが謎を解く連作短編集。
父親の財力でのびのびと日本を楽しめるはずなのに、わざわざ留学生として来日してるケビンは日本文化オタクと呼べそう。
「日本という国では、いつ不思議が起きてもおかしくない気がシマス」
その不思議なことが秀次と理沙に起きたらいいな。


読了日:07月17日 著者:青柳 碧人
https://bookmeter.com/books/19776617

■推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない―自分の言葉でつくるオタク文章術
推しの魅力を伝えたい!
どんな推しにも対応できる推し語り術。
決してみんなの言葉を代弁しようとせず、まずは自分の言葉をつくることに専念する。
それが、いい感想への近道。
好きより嫌いを言語化するのが難しいというのは分かるなあ。
つい「一般的に」って言いたくなる。
ポジティブな感想ではなくてネガティブな感想を持ったとき、それが不快なのか退屈なのかを考えて、そこから言語化していく。


読了日:07月17日 著者:三宅 香帆
https://bookmeter.com/books/21322358

■もしもワニに襲われたら
「最悪の“もしも”の事態を切り抜ける超実践的71の方法」
ワニに襲われたら目と鼻を狙うなんてことは私は咄嗟にできないと思うので、ワニの生息地域には絶対に住まないと心に誓いました。
飛行機を着陸させたり、走行中の列車の屋根から車内に入らなきゃいけないような状況になることなんか一生ありませんように。
日本人なら、大地震のときに津波が来るとなったらとにかく高台へ!は身についてると思うけど、それほど地震がない国のひとにしたらパニックになっちゃうんだろうな。


読了日:07月16日 著者:ジョシュア・ペイビン,デビット・ボーゲニクト
https://bookmeter.com/books/20374599

■フィリピン妻4コマ日記
フィリピンパブで出会ったルビーナさんと結婚した著者の前田ムサシさん。
国際結婚して子供が3人生まれて、ルビーナさんに振り回されるドタバタな毎日。
ルビーナさんが元気でパワフル。
私は大声で話す大雑把なタイプひとは苦手だけれど、こういう大らかさはちょっと羨ましくもあります。
日本人が外国人と結婚すると書類のあれこれで大変だ。


読了日:07月16日 著者:前田 ムサシ
https://bookmeter.com/books/4760319

■食べた人全員に「作り方教えて!」と聞かれるとっておきrecipe
『この本は家庭で簡単に作れるのに洗練感があって「誰かに作りたくなる」そして「ちょっと料理上手を気取れる」レシピ本です』
褒められるレシピBEST1がアールグレイクリーム。
1番がクリームってどういうことかと思ったけれど、『安心してください。食べた人全員に「作り方教えて!」って言われます』
そういうことなら作ってみます。
桃に添えるクリームとして考案したそうですが、他にぶどうやキウイとの相性も良く、フルーツサンド、かき氷などにも使える。


読了日:07月16日 著者:misa
https://bookmeter.com/books/20779363

■ない本、あります。
ない本=投稿された1枚の画像を元に空想を広げ制作された、架空の文庫本。
本の外側のデザインだけしかなかったものを、本として読めるようにショートショートを書きおろして体裁を整えたもの。
装丁はともかく、著者名や出版社名まで考えてしまうなんて凝り具合がすごい。
面白い本でした。

読了日:07月15日 著者:能登 崇
https://bookmeter.com/books/17762051

■枝元なほみのめし炊き日記: 人生なんとかなるレシピ
食べ物を通じていろんなひとと関わってきた枝元さん。
コロナ渦中での聖イグナチオ教会開催「年越し大人食堂」の、余裕がある人ない人みんなが混ざればいいっていう考え方いいなあ。
2023年のお正月にコロナを患い持病の間質性肺炎が悪化、酸素ボンベのお世話になる。
火が使えない料理人でも〈めし炊き〉の本質は変わらないと思う。
新たな〈めし炊き〉段階の枝元さんの今後の活動が楽しみ。どうぞお大事に。
読了日:07月15日 著者:枝元 なほみ
https://bookmeter.com/books/21506967

■箸置きの世界: 食卓の小さな遊び (229;229) (コロナ・ブックス)
四季の風物、動物、植物、文様、縁起物まで、多種多様な「箸置き」の世界。
ほとんどが陶磁器製だけれど、鉱物やガラスなどでも作られていて、瑪瑙は島根、樺細工は秋田、ガラスは能登など、多くは各地の特産品や伝統工芸を生かしている。
蒐集するひとはこういう素材の違いなんかも楽しんでいるのかな。

読了日:07月14日 著者:串岡 慶子
https://bookmeter.com/books/20089568

■旅のオチが見つからない おひとりさまのズタボロ世界一周! (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
「地球の人たち、自由すぎる!七転八倒おひとりさま世界一周旅行が初の書籍化」
旅のはじまりはユーラシア大陸、鳥取の境港から船に乗り韓国経由でロシアを目指す。
最初のほうは普通にシベリア鉄道に乗ったりドイツからエクアドルまで飛行機で移動してたのに、チリ南部のアウストラル街道は自転車で走破。
旅に飽きてのチャリダーだなんてすごいなあ。
ブラジルでの農夫生活のことも読みたかった。
読了日:07月14日 著者:低橋
https://bookmeter.com/books/15496835

■これを食べれば勝手にキレイになる 「甘いもの欲」が消えて身体の中から輝く食事術
甘いものがやめられない忙しい女性を内側からキレイにする食事のトリセツ。
最近、甘いもの食べすぎだと反省して読んでみました。
甘いお菓子をやめて1日7粒のくるみにしてみる。
ナッツを食べると止まらない場合はたんぱく質不足が考えられるので、食事で調整を。
1日3食「しっかり」食べるっていうのは、毎食お米とたんぱく質を欠かさずに、小さじ1程度の油を摂る。
野菜やキノコはメインディッシュの2倍、ビタミンB群・マグネシウム・鉄・亜鉛を意識する。


読了日:07月14日 著者:あこ
https://bookmeter.com/books/21630375

■作者不明にはご用心 (コージーブックス ジ 1-2 おばあちゃん姉妹探偵 2)
シスターに誘われて画廊の開業パーティに出かけたマウスは、画廊のアシスタントで元教え子だったクレアと再会。
その翌日、画廊オーナーが心臓発作で亡くなり、クレアが何者かに襲われた。
サンタの恰好をしたシスターとか姉妹でツリーを買いに出かけたりと、クリスマスシーズンの描写が楽しい。
良いクレアと悪いクレア、事件の結末は気の毒でした。
前作で姉妹と知り合ったボニー・ブルーとは友達として良い付き合いをしているし、デビーはヘンリーと3月に結婚すると発表。
ヘイリーはリユーズ保安官とうまくいってないのかな。


読了日:07月13日 著者:アン ジョージ
https://bookmeter.com/books/10413251

■サバイバル女道 (CYZO NEW BOOKS)
「気になるあの職業の賢者たちに聞く困った時の“手に職”最新事情が満載」
アドバイスが役に立つかどうかは置いといて、セレブ感のあるひとたちは物腰が柔らかいものの野心的なのが分かるなあ。
そうでないと色々と務まらないのでしょう。
土を食べるなんてどういうことかと思いましたが、その辺の土を食べてるわけじゃないのでホッとした。


読了日:07月13日 著者:辛酸なめ子
https://bookmeter.com/books/4244523

■エナガの重さはワンコイン 身近な鳥の魅力発見事典
「この本は図鑑でも専門書でもありません。テレビのガイドブックだと思ってください。登場人物のキャラクターを知っているとドラマがより楽しめるように、バードウォッチングがより楽しくなる豆知識を一冊にぎゅっと詰めこみました」
鳥のイラストが可愛い。
使っているのはiPadとAdobe Fresco。
てっきりアナログかと思った。
電線に止まる鳥はスズメとカラスのイメージ、キジが止まってたらびっくりしますね。
キジは日本全国に生息している固有種ということで国鳥に選定された。
食べておいしいことも評価ポイント。

読了日:07月12日 著者:くますけ
https://bookmeter.com/books/21640746

■BL漫画家ですけど結婚してもいいですか? (GUSH COMICS DX)
腐女子でオタクのBL漫画家・藤本ハルキの婚活の日々。
婚活の場で、趣味ならともかく、BL漫画家という職業ですとは言いにくいよなあ。
結婚相談所や婚活パーティでも相手を見極める時間は必要だし、そこまでたどりつくのも大変。
だからオタクではないのに予想外に気が合うNさんとの出会いは本当にタイミングが良かったと思う。
出会って9か月で入籍、2年にわたる婚活終了。
おめでとうございます。
読了日:07月12日 著者:藤本 ハルキ
https://bookmeter.com/books/9824898

■シンプルかわいいマニキュアでつくるフラワーアクセサリー
手芸用ワイヤーを丸めてマニキュア液で膜を張るだけ、花のモチーフのアクセサリーを作る。
マニキュアにこういう使い方があるのが面白いな。
細いワイヤーは切れやすいので、最初は太めのワイヤーで作って慣れていくのが良いらしいです。
オススメは♯26。
ワイヤーの輪が大きいとマニキュアのハケの大きさじゃ足りなくなるので、乾くと白くなる・透明になるボンドで土台を作ってから彩色する。


読了日:07月12日 著者:いわせあさこ
https://bookmeter.com/books/19699330

■お世話になっております。陰陽課です4 (メディアワークス文庫)
祈理が陰陽課に配属になって9か月、年末年始を迎えた京都の冬は寒い。
篁の井戸の封印が破られ、悪霊・藤原朝成が跋扈する。
雷と安倍晴明、最終巻らしくうまくまとまったなあと思いました。
祈理は最後まで祈理でした。
「わたし達は公務員なんですよ?堅苦しくてしっかりするのが仕事ですよ?わたし達がしっかりしないで、誰がしっかりするんです!」


読了日:07月11日 著者:峰守 ひろかず
https://bookmeter.com/books/12225427

■NHK「100分de名著」ブックス パスカル パンセ
パンセという書名だけを知っていたので、中身がどういうふうなのかが分かって良かったです。
パンセは、パスカルの死後に遺族や編者により出版された随筆集。
未定稿であるうえにキリスト教護教論の側面もある。
パスカルは「神なき人間」が幸せに死ぬのを容認できないので、惨めさを自覚して神を求めるようにという無神論者へのアプローチ。


読了日:07月11日 著者:鹿島 茂
https://bookmeter.com/books/6447268

■自衛官という生き方 (イースト新書Q)
2017年に55歳で定年を迎えた二等陸佐の著者が約30年の自衛隊での日々を振り返る。
国防に関わることなので人員不足は深刻な問題。
若年定年制ゆえ50代で定年退職だけれど再就職の斡旋が手厚くて再就職率はほぼ100%、ここまでしないと現場の担い手を確保できない。
北海道の白糠地区での訓練中にクマが後ろをついてきた話が怖かった。
いくら自衛隊員でもクマ相手にナイフ一本で立ち向かうのはさすがに無理、離れていってくれて良かったけど、どきどきした。


読了日:07月10日 著者:廣幡賢一
https://bookmeter.com/books/13218256

■ぷりっつさんち 2
父と母と三姉妹、楽しい我が家の楽しい暮らし。
夏休みの島根旅行がノープラン過ぎて逆にすごい。その後の予定をどうやって決めてたんだろう。
お散歩大好きな犬、ミスターキューティパトゥティのエピソードが色々笑えて良かったです。
そっか階段怖いのね、階段ね~。
猫も3匹いるはずなのに影薄いなあ。

読了日:07月10日 著者:松本 ぷりっつ
https://bookmeter.com/books/6503321

■余命宣告を受けた患者と医師が証明! わたしのがんを消した奇跡の食事 (主婦の友ヒットシリーズ)
余命宣告を受けた医師や患者が実践したがん克服術。
食事だけじゃなくて生活の仕方や放射線の傷を治す漢方なども紹介。
がんの食事療法の多くは野菜や果物の大量摂取が基本。
塩分は出来る限りとらない、四足歩行の動物の肉は半年から1年間は厳禁、ただし1日1個の卵をとるように。
エビオス錠を1日20錠など食事療法の8大原則は具体的だし、1日に1.5~2ℓ程度飲めとされてるジュースのレシピも掲載しているので、これさえやっておけば、という感じ。


読了日:07月10日 著者:
https://bookmeter.com/books/9313638

■エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 7 (MF文庫J)
国際連合はマリスの群生地である元アイスランド「MI02目標」の絶対種キングを撃滅する大規模作戦を実行。
作戦に投入された氷室義塾の生徒たち、そしてセレンとデストブルムだったが、苦戦を強いられる。
人類の敗北が決定したかに思えたそのとき、エイルンとエルフィーナが帰還。
「俺の全部で……今度こそ世界を救う」
キングを撃破したものの、もうひとつのマリス群生地が残ってるから、日本から独立した氷室義塾とエイルンコードの役目はまだ終わらない。
仲間を信じて立ち向かうのみ。

読了日:07月09日 著者:東 龍乃助
https://bookmeter.com/books/12322052

■アスパラと潮騒
著者はお医者さんなんですね、職業が日常に入り込んでいるのを意識したりしなかったり。
「たましいのこぼれ落ちたる顔をして吾子はしずかに我を離れぬ」
「桜あん口にあまくてほろほろと生きる速さをたしなめられる」
「つけるたびN95顎を擦りうすく削られゆく自意識だ」
「先生と呼ばれるたびに錆びついた胸に一枚白衣を羽織る」
「来世には遺跡の様によこたわりだれかに見つけてもらうのが夢」
「家出するように身体脱ぎ捨てて母も娘も妻も飽きたね」
「花には花の散り方があり生きながら死にゆくことを花はかくさぬ」
読了日:07月09日 著者:塚田千束
https://bookmeter.com/books/21408588

■地図を読むと、山はもっとおもしろい! コミックだからよくわかる 読図の「ど」
読図とは、地図を読んで地形を読むこと。
読図ができれば地図にある正しい登山道を計画通りに歩ける。
「今から進む登山道が合っているのかどんな登山道なのかそれがわかればラクではないですか?」
GPSがあっても壊れるかもしれないし、コンパスを使った読図に慣れておくといいのかも。
初心者がいきなりソロ登山するとは思えないけれど、ひとりで行動する機会が増えたなら猶更そう思う。


読了日:07月08日 著者:鈴木 みき
https://bookmeter.com/books/9796826

■眠れなくなるほど面白い 図解 睡眠の話
『日本人は世界一寝ていない!? 最先端の睡眠法で眠りを変えよう。睡眠の新常識や科学的メカニズム、「黄金の90分」の質を高める極意などを、図表を交えて解説。スタンフォードに学ぶお悩み別睡眠アドバイスも掲載する』
面白くて眠れなかったら本末転倒じゃんと言うツッコミはおいといて、睡眠に関しては悩みだらけなのでちょうど良かった。
週2~3回、就寝3時間前までに、ジョギングやウォーキングなどの負荷の軽い有酸素運動を行うと寝つきが良くなる。
夜に長く眠れない場合は、昼寝をして睡眠時間を確保。
読了日:07月08日 著者:.
https://bookmeter.com/books/17162057

■とにかく盛り上がる夜ごはん
「軽く、今日の打ち上げやろうぜ」
疲れてる時こそパーティーを、自分で自分を元気にする「献立」じゃない新しい夜ごはんスタイル。
最悪な気分のまま一日が終わっていくくらいなら、チーズとハムと洗った野菜を並べて買ってきたワインを飲んで終わりたい。
餃子も、ワンタンの皮を使えば、具をのせて片手でギュッと握れば出来上がり。餃子の皮よりラク。


読了日:07月08日 著者:小田真規子,仲島綾乃,谷綾子
https://bookmeter.com/books/13730058

■決定版 鬼平犯科帳 (12) (文春文庫) (文春文庫 い 4-112)
「いろおとこ」「高杉道場・三羽烏」「見張りの見張り」「密偵たちの宴」「二つの顔」「白蝮」「二人女房」の7篇を収録。
「密偵たちの宴」が面白かった。
平蔵に命を預けている6人の密偵たちが集まり酒を酌み交わす。
酔った挙句の冗談からのお盗めに踏み切ろうとした矢先、畜生ばたらきの計画を知る。
あまり乗り気でなかったおまさはともかく、他の5人のバツの悪さを想像するとちょっとおかしい。
疲れが取れない平蔵は、保養のために妻と熱海の温泉に出かける。


読了日:07月07日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/11768066

■ためない心の整理術―もっとスッキリ暮らしたい
ゆとりのある日々のために心掛けていること。
家の中のモノの整理も大事だし、心の中の整理の仕方も、自分なりに見つけておくと良いのかもしれません。
スケジュール調整とか言いにくいことほど早く返事をしたほうが良いのは、そうだなあと思いました。
後まわしにすればするほどお互いの迷惑になります。

読了日:07月07日 著者:岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/7458401

■クラゲ水族館BOOK
クラゲに出逢える全国の水族館をカラー写真で紹介するフォトガイドブック。
クラゲが好きなひとなら楽しめると思います。
しばらく出かけていないので新江ノ島水族館に行きたいな。


読了日:07月06日 著者:鈴木 朱紀子
https://bookmeter.com/books/13690974

■新装版 純喫茶とあまいもの: 一度は訪れたい名店と、記憶に残るあのお店
東京近郊の純喫茶30店舗を紹介する。
さすがに有名店が多い。
でもそれは安心感でもあります。
向田邦子がよく来ていたブリッヂのメロンパンケーキがすごく食べたい。
表紙はさぼうるのクリームソーダ。

読了日:07月06日 著者:難波 里奈
https://bookmeter.com/books/20555787

■ペネロペおはなしえほん (8) ペネロペ あいさつできるかな (ペネロペおはなしえほん 8)
帰るときには、さようなら。
悪いことしちゃったときには、ごめんなさい。
ペネロペはあいさつを覚えたかな。
うさちゃん、枕の下から見つかって良かったね。


読了日:07月06日 著者:アン・グットマン
https://bookmeter.com/books/188913

■最後の夏に見上げた空は 3 (電撃文庫 す 7-3)
死んだはずの華乃の登場で怒涛の展開。
どうして小谷が記憶をなくすことになったのか、小谷は家族と、名門と、なにがあったのか。
腕時計はそういうことだったんですね。
小谷もクラスメイトも、それぞれ自分の死に場所で死んでいけたと思う。
そういう意味ではハッピーエンドだったのかも。


読了日:07月05日 著者:住本 優
https://bookmeter.com/books/35320

■猫の本棚
猫と本をこよなく愛する人へ贈る、名作猫文学ブックガイド。
読みたい本が増えて困る。
既読作品がちらほらありますが、猫に注目して読んでなかったので新鮮な気分でまた再読できそうです。
内田百閒「ノラや」なんて有名本なのに読んだことなくて、そのうちいつかは。
ほんとにこの嘆き方はまるで失恋したみたい。

読了日:07月05日 著者:木村 衣有子
https://bookmeter.com/books/4003820

■現代建築保存活用見て歩き
保存活用された26件の建築を見て歩く。
京都市立の小学校をリニューアルしたザ・ホテル青龍 京都清水と立誠ガーデン ヒューリック京都は、元々のこの建物が小学校だったなんて羨ましい話。
港区立伝統文化交流館の格子の補強材は雰囲気を壊さない良いアイデア。
表紙は京都市京セラ美術館の光の広間。
この丸いチューブみたいな何かは作品なのかな、これについては言及なし。


読了日:07月04日 著者:吉田 鋼市
https://bookmeter.com/books/18977735

■毎日かあさん12 母娘(ははこ)つんつか編
子供が出てった家のおかんあるあるに頷いてしまう。
サイバラのジャージで笑いそうになっていた矢先のおばあちゃんのデスメタルで腹筋崩壊。
鴨ちゃんが出戻ってきたときに最初に買ってあげたつんつかTシャツは息子くんが中学まで着て、いまは娘ちゃんが着てる。
ボロボロだけど大切に着てる。

読了日:07月04日 著者:西原 理恵子
https://bookmeter.com/books/9924247

■がんにならないのはどっち?
気になるがんの疑問や予防法を、二択の「どっち?」から徹底解説。
「痩せ」と「肥満」がんでデメリットばかりなのは「肥満」。
がんの発見が遅れたり、麻酔が脂肪に逃げてしまうので麻酔事故が発生しやすくなる。
ただし痩せてるひとはそもそもがんになりやすい体質と言えるので、標準体重が一番。
「日傘をさす」「日焼け止めを塗る」皮膚がんになりやすい習慣は「日焼け止め」のほう。
酸化チタンなどに発がん性があるので成分表を良く見ること。


読了日:07月04日 著者:秋津 壽男
https://bookmeter.com/books/9684463

■十津川警部、廃線に立つ (角川文庫)
いまは廃線になっている鉄道を舞台にした十津川警部の短編集。4作品収録。
十津川警部の大学時代の友人・岡部が妻殺しの容疑をかけられた「神話の国の殺人」と、西本刑事が青函連絡船から男を突き落としたという証言の信憑性を探る「青函連絡船から消えた」が良かったです。
自分の身内に対する捜査でも手を抜かないという覚悟。


読了日:07月03日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/21502344

■続 失踪願望。 さらば友よ編
2022年7月~2023年6月までの日録と書き下ろし「さらば友よ!」を収録。
コロナ渦中ではあるものの、友人知人と飲んでいたりするし、取材に出かけたりもしている。
目黒さんが肺がんでしかも余命宣告がでていることをいきなり知らされ、目黒さん本人と昔の楽しかったことを電話で話して、あっというまにその日がきて。
こういうことって心の準備もへったくれもないけれど、椎名さんにしてみたら不意打ちでしかなかったでしょう。
目黒さんが亡くなったあとしばらく体調不良が続き、周囲の人も見ていられない感じだったろうな。


読了日:07月03日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/21893900

■氷河期を生き抜いた狩人・矢出川遺跡 (シリーズ「遺跡を学ぶ」 9)
長野県八ヶ岳野辺山高原、標高1300mを越す矢出川遺跡から、一万数千年前の後期旧石器が大量に見つかった。
国内の細石刃文化遺跡の482か所のうち圧倒的多数が標高200m以下の地域に集中する。
標高1000m以上の高標高地域に遺跡が集中するのは長野県のみ。
矢出川では、発見された石器から、時代が異なる人々が暮らしていたと分かる。
今よりもっと寒いはずなのに良く人が住んでいたものだ。


読了日:07月02日 著者:堤 隆
https://bookmeter.com/books/1151145

■夢がかなう!お金と時間の使い方
ライフプランの実現のために知っておきたいお金の知識とタイムマネジメント術。
マネープランって家族の人数でだいぶ違うし、会社員かフリーランスかでも差はあるだろうから、プランニングしてみたほうがいいんだろうな。
そろそろ老後を視野に入れないといけない時期なので、生活費を見直さなくちゃ。


読了日:07月02日 著者:
https://bookmeter.com/books/439696

■こころがつながるおいしいスイ-ツ (3)
印刷用レシピと招待状などの素材を収録したCD‐ROMつき。
パーティメニューは何品も用意することになるので、何をいつ作るのか、時間配分を考える必要があります。
前日の調理と当日の調理の目安はありますが、事前に練習がてら作ってみると良いかもしれません。


読了日:07月02日 著者:荻田 尚子
https://bookmeter.com/books/6299816

■でぃすぺる
小学6年生のユースケ、サツキ、ミナの3人は、壁新聞で「奥郷町の七不思議」を取り上げ、サツキのいとこの死の真相に迫ろうとする。
なんせ屍人荘を書いたひとなので、最初からユースケのオカルト説を補強するような方向に転んでもおかしくなかったけれど(いや転んだけれど)、公平であろうとするミナのおかげで真相に辿り着けたと思う。
サツキは中学受験で田舎町を離れるから小学校での人間関係なんて何の影響もないはずだったのに、ユースケとミナに出会えて良かったね。
ミナのミステリー小説は魔女に読んでもらうんだろうな。


読了日:07月01日 著者:今村 昌弘
https://bookmeter.com/books/21511565

■「アキラさん」は音楽を楽しむ天才
音楽家・宮川彬良の半生を綴った自叙伝。
私にとってはクインテットのひとだけれどマツケンサンバⅡのひとでもあるのですね。
マツケンサンバⅡってまるで天啓みたいに作られたのだなあ。
子供を亡くした時のエピソードを「星の王子さま」になぞらえていて、当時の気持ちを思うと本当に切ない。


読了日:07月01日 著者:宮川 彬良
https://bookmeter.com/books/19357874


▼読書メーター
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2024-06

2024-07-01 06:52:29 | 
2024年6月の読書メーター
読んだ本の数:75冊
読んだページ数:14704ページ
ナイス数:567ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2024/6
■楽園の殺人
15年ぶりの全島調査のため、独自の生態系を形成している東硫黄島に上陸した研究者7名とスポンサーの民間企業の社員2名。
研究者のひとりが口に大量の外来植物の種を詰め込まれた状態の死体として発見される。
外来種を持ち込んで生態系を壊さないように、これだけ色々と配慮したり手を尽くしても、結局は人間こそが異物。
楽園に人間は要らない。

読了日:06月30日 著者:越尾 圭
https://bookmeter.com/books/18700945

■きものが着たい
「きものを自由に楽しむための初心者応援エッセイ」
着物って、帯だのなんだの着付けが大変で、洋服ほどの気楽さがないから、すごくフォーマルな場面で着るものだというイメージ。
だから普段から着てるひとはすごいなあ。
群さんは試行錯誤しつつ着物を着ているので、色々と苦労した末での巻末ガイドは実用的で役に立ちそう。
好き嫌いはあるでしょうけれど、こういうものがありますという選択肢はとっかかりになると思う。

読了日:06月30日 著者:群 ようこ
https://bookmeter.com/books/15688826

■潜水艦事典 (イカロス・ムック)
強弱を併せ持った最強兵器、潜水艦について。
船は水上部分に多少のダメージを受けても沈まないが、水線下のダメージは致命的。
敵に見つからないように水中から船底に穴をあけるという弱者の考え方による兵器が実は最強の海洋兵器として君臨している。
けれど浮上できないリスクなど弱点もある。
日本は事実用世界第4位の潜水艦保有国。
原潜を保有していないものの、潜水艦を自国建造できるのは強み。
北朝鮮に潜水艦があるのが意外、ちゃんと運用できてるんだろうか。


読了日:06月29日 著者:
https://bookmeter.com/books/19005648

■運動ゼロ、カロリーを考えずに好きなものを食べてやせる食生活
食べることを諦めないダイエット。
基本としては1日当たり、「肉・魚・卵など」300g、「ごはん」300g、「野菜」300gを食べる。
いちいち重さを量るのは面倒なのでランチョンマットと器を活用して全体量を把握するやり方は分かりやすいと思いました。


読了日:06月29日 著者:堀口 逸子,平川 あずさ,木村 いこ
https://bookmeter.com/books/20254178

■「結婚」を手放したらかえってラクになりました (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
なんとなくタイトルと合ってないような。
結婚したいと思い詰めるのをやめたらラクになりました、ってことかな。
付き合ってるひとと同棲してるんだから結婚して当然!ってずっと思ってたら、そりゃつらくもなるでしょう。
別れた後に大阪から東京に仕事場を移して新しいスタート。
自分の人生を見つめ直すいい機会だったのかもね。


読了日:06月29日 著者:カタノ トモコ
https://bookmeter.com/books/9695256

■世界一くだらない謎を解く探偵のまったり事件簿 (マイナビ出版ファン文庫 も 1-2)
元刑事の阿久井が徳島で営む温泉宿「かくれが」に宿泊する条件は、世界一くだらない謎を用意すること。
阿久井は、東京の出版社を辞めた櫻井寧々子など、宿泊客たちの謎を解く。
くだらない謎ではあるものの、謎の真相は結構シリアス。
だから「まったり」とはちょっと違うかなとは思いますが、その謎をくだらないままにするかどうか、客が考える手助けをしてるような気がする。


読了日:06月28日 著者:木犀あこ
https://bookmeter.com/books/20969607

■オタクのたのしい創作論
「絵描き字書き問わず、創作において悩めるオタクの魂の叫びを、超・オタク作家カレー沢薫がゆるっと解決!」
なんでだろう、すごーく昔の「みんな悩んでおおきくなった」の某CMのフレーズを思い出した。
オタクの悩み相談はオタクにしろという好例。回答に血が通っていて上っ面だけの慰めじゃないと分かる。
今はpixivなどのおかげで誰でも気軽に作品を投稿できるし、それを誰でも気軽に読める。
だからこそ創作に関する悩みを抱えるひとが増えた。
「でも創作できる人間に生まれてきてラッキーでしたね」
読了日:06月28日 著者:カレー沢薫
https://bookmeter.com/books/21337720

■MOZU 超絶精密ジオラマワーク
「すべて手作り。すべて独学。ただひたすらに、好きなことを形にし続けてきた」
超絶リアルなジオラマの世界。
表紙の「自分の部屋」がもうすごすぎる。
机の引き出しはちゃんと使えてゴミ箱にはカップ麺と割りばしが捨ててある。
サイズは小さいけれど、普段の生活そのまま。

読了日:06月27日 著者:MOZU
https://bookmeter.com/books/12387154

■東京からちょっと旅 ちいさな美術館めぐり
東京から日帰りまたは1泊で行ける80の美術館を厳選して紹介する。
表紙は長野県・碌山美術館。
夏の時期はツタが生い茂っているのも良いです。
千葉県のホキ美術館の創設者・保木将夫氏の肖像画が解説を読むまで写真だと思ってました。
2017年の本なので美術館のフォトスポットがまだそのままかは分かりませんが、福島県・斎藤清美術館でムンクになりたい。


読了日:06月27日 著者:土肥裕司
https://bookmeter.com/books/12462101

■絵本のお菓子 (momo book)
51冊の絵本や昔話の再現レシピと、その世界を膨らませたお菓子レシピ80。
ぐりとぐらのカステラはこういう本ではだいたい取り上げられるなあ。
レシピが色々あるので本ごとに比べてみると面白そう。
シンデレラのガラスの靴は使ってる材料に馴染みがなくてピンとこなかった。
飴細工ってことなのかな。

読了日:06月27日 著者:太田さちか
https://bookmeter.com/books/17912149

■どうぶつ寺のもふもふ事件簿 (マイナビ出版ファン文庫 あ 5-2)
会社に出勤する途中、駅前ロータリーの階段から落ちた如月那美。
病院で目覚めた那美は幽体離脱状態になっていた。
病院で出会った僧侶の吉川孝信とともにペットの霊と飼い主の想いにかかわっていく。
確かにもふもふ事件簿ではあるのだけれど、那美が事件に巻き込まれていることが怖かった。
引っ越し先での新しい生活がよきものになりますように。


読了日:06月26日 著者:藍川竜樹
https://bookmeter.com/books/21696842

■「山奥ニート」やってます。
『#家賃0円、#リモートひきこもり、#限界集落。嫌なことはせず1万8000円(月額)で暮らす方法。「なるべく働かずに生きていく」を実現したニートがつづる5年目の記録』
社会に居場所がなくて苦しいひとは、こういう生き方もあるのを知っていれば、だいぶラクになるかもしれない。
山奥を去った19歳の男の子みたいに、山奥ニートが嫌いな人が山奥ニートをすることがあっても、その経験は無駄じゃないと思う。


読了日:06月26日 著者:石井 あらた
https://bookmeter.com/books/15847828

■運慶 六田知弘写真集
「本書では、長年、国内外の仏教美術撮影を多く手掛けてきた六田知弘による、運慶作あるいは運慶工房によるものと考えられる作品群、そして父・康慶、息子・康弁の作も含めた97点を、モノクロームの3色印刷を主に展開し、その狭間に色刷りを挟み込んだ」
写真ごとに像の名前が紹介されているわけではないので、確認は巻末の掲載リストにて。
多分、実物そのものを目の前にしたらまた違った感想になるとは思うのだけれど、像を作ったひとの意志を超えた何かがあったから今の時代に残っているのかも。


読了日:06月25日 著者:
https://bookmeter.com/books/21525768

■レジンで作る 情景アクセサリー (レディブティックシリーズno.8030)
表紙がキレイでついうっかり図書館で借りた本。
私には作れる気がしませんが、これだけ上手に出来たら楽しそう。
お菓子の空き容器(ヨーグレット)をうまく利用して波紋のようにしてみたり、よく考えつくなあ。
レジンはつるっとしたものという印象があったけれど、表紙のコレはでこぼこしてる。


読了日:06月25日 著者:
https://bookmeter.com/books/16622742

■京都ご近所物語 (コミックエッセイの森)
結婚を機に滋賀県から京都に引っ越してきたムライさんと台湾人の夫のゴさんが京都らしさを堪能する日々。
下鴨神社の流鏑馬神事は有料観覧席でもこんなに混むんですね。
でも席に座って落ち着いて見たいし、ひとり2000円ならいいかもしれない。
朝顔を植えたことでご近所さんとの交流が増えたのが微笑ましいです。


読了日:06月25日 著者:ムライ
https://bookmeter.com/books/11617837

■解剖探偵 (角川文庫)
新人刑事・祝依然とゴスロリ解剖医・霧崎真理の法医学ミステリ。
祝依は殺された人間の霊が見えるので、自殺と判断された現場でも霊が見えれば実は他殺、それを他の刑事たちに納得させるのが大変。
霧崎がゴスロリにしてる理由は察しがつくけれど、祝依の過去とも繋がってくるなんて。
結果的には復讐を果たした霧崎はこれで満足しただろうか。


読了日:06月24日 著者:敷島 シキ
https://bookmeter.com/books/19955433

■彗星交叉点 (単行本)
たまたま出会った言葉について思いを馳せる。
前にも同じ説明をした、説明をされた、そういうことが多そうだなあ穂村さん。
「スペルのまちがったメールアドレスの子」なんてインパクトあるのに忘れてしまって、まあそれも愛嬌です。
穂村さんの名前の文字は、私もやっぱり「稲穂の穂」と説明するだろうな。
だから稲穂を知らないひとにどう言えばいいのか悩んでしまう。


読了日:06月24日 著者:穂村 弘
https://bookmeter.com/books/20715155

■超リアル 戦国 武士と忍者の戦い図鑑
武士と忍者にスポットを当て、戦での役割りなどを解説する。
子供にも分かるようにイラストを使っているのが良かったです。
平和な江戸時代の武士たちは鎧を着る事がなくなり、先祖伝来の大事な鎧も正月や端午の節句に飾るだけ。
幕末の外国船来航で鎧を身に着けようにも着方が分からない者が多く、絵入りの鎧の着方本が出回った。
足音を立てない忍者の「歩法」のうち一番難しいのは自分の両手の甲の上に足を乗せて歩く深草兎歩(しんそうとほ)。
試しにやったら尻もちつきました。
読了日:06月23日 著者:
https://bookmeter.com/books/15639924

■がんとわかったら読む本 新装版 (ブティックサプリ)
がん告知時、手術前、手術後で、それぞれ知っておきたい主要なポイント。
「余命3カ月=あと3カ月の命」ではなく、ステージ4から克服する人は意外と多い。
それなので、余命は聞かない方がいいし、もうダメだと決めつけないことが重要。
がんに安静はむしろ弊害、手術前からスクワットを始め、タンパク質を意識的に摂る。
手術後は糖質を減らした野菜中心の食事で栄養バランスを整える。


読了日:06月23日 著者:佐藤典宏
https://bookmeter.com/books/21438047

■青沼さん、BL漫画家をこっそりめざす。
もうすでに漫画家として活動しているのに、BL漫画家としてデビューをめざす。
編集M元さんがズバズバ言い過ぎて笑うw
描きたい情熱があることと、描きたい内容を描ける画力があるかどうかは話が別。
最近はアマチュアでもべらぼうに画力のあるひともいるし、持ち込みしてもなかなか厳しいですね。


読了日:06月23日 著者:青沼貴子
https://bookmeter.com/books/5866398

■檸檬喫茶のあやかし処方箋 (一二三文庫)
あやかしを視る力のせいでいじめられた経験がある清白紅花は、高校では他人と関わらないように過ごしていたが、ひょんなことからクラスメイトの八城千夏に能力のことを知られてしまう。
将来的に、祖母の喫茶店と檸檬の木を受け継ぐなら別に大学に行かなくてもいいと思うけど、どうするかはゆっくり決めればいいよ。
千夏くんと三浦くんが紅花の友達になって良かったと思う反面、違う意味で女子からいじめられないかなと心配。


読了日:06月22日 著者:丸井とまと
https://bookmeter.com/books/15868279

■カラマーゾフを殺したのは誰か? 世界の名作でリーガルマインドを学ぶ (ディスカヴァー携書)
「カラマーゾフの兄弟」のクライマックス、長男ミーチャが父親を殺害した容疑者として裁判にかけられるシーンの裁判記録。
実際の裁判に照らし合わせるとこういうことだ、という解説が面白かったです。
裁判で判断するのは、ミーチャが犯人であることについて「合理的な疑いがあるかどうか」ということ。
ミーチャが殺したか否かの判断をすればそれでよく、ミーチャが犯人でない場合に誰がどんなふうに殺したのか、までの決定はしなくてよい。
疑わしきは罰せずと言うけれど、有罪か無罪かの判断って難しい。


読了日:06月22日 著者:津田岳宏
https://bookmeter.com/books/8119966

■誰も教えてくれない田舎暮らしの教科書
憧れの田舎暮らしをする前に知っておきたい現実の話。
定年退職後に田舎に住むのもいいね、なんてふんわりと考えてるひとはこの本を読んだ方がいい。
厳しいですぞ田舎暮らし。
いつも誰かが監視していて過干渉だの過剰介入される毎日に耐えられそうもない場合は、別荘地を移住候補地にする。


読了日:06月21日 著者:清泉 亮
https://bookmeter.com/books/12931022

■リネア モネの庭で
モネの絵が大好きなスウェーデンの少女リネアは、アパートの上階に住むブルームさんと「モネの庭」を旅する。
本の中で見ていた世界が目の前にあって、いまここにいる嬉しさがよく伝わってきます。
改修中のため閉鎖されてる「睡蓮」を例外で見せてもらったり、偶然モネのひ孫に出会って話をしたりと、本当に充実した旅。


読了日:06月21日 著者:クリスティーナ・ビョルク
https://bookmeter.com/books/20777562

■今日はぐっすり眠りたい。 (幻冬舎文庫 ほ 5-1)
もしかしたら自分は不眠症なのではないかと気が付いた貂々さんが気持ちよく眠れるために色々なことを試してみた。
私はもう眠れないタチなのだと半分諦めていますが、改善できるならその方が良いですものね。
枕元に玉ねぎを置くと眠れるってほんとかなあ。
貂々さんみたいに実際にやってないから分からないけど、臭いが気になりそう。
読了日:06月21日 著者:細川 貂々
https://bookmeter.com/books/530073

■七まちの刃 ~堺庖丁ものがたり~ (マイナビ出版ファン文庫)
大阪・堺で代々刃付けを家業としている家の娘・凪は、祖父から「家を継がなくて良い」と言われていることに納得できない。
祖父が入院しているあいだ、刃物を通じて色々な人と出会う。
凪の気持ちをまるっと無視した挙句に意図を隠して都合を押し付けるやり方をする人たちばかりで(主に鋼太郎)読んでいてつらかった。
食べ物につられてる凪も悪い。
読了日:06月20日 著者:遠原 嘉乃
https://bookmeter.com/books/13385354

■久住昌之の終着駅から旅さんぽ
終着駅からはじまる20のおさんぽ旅。
駅舎や周辺の風景、食べたものの写真が掲載されているので、こういう雰囲気だったのか~と思いながら読みました。
埼玉・秩父ジオグラビティパークの吊り橋が怖かった。
写真で見ると板と板のあいだが結構あいてて、ハーネスをつけていても足がすくんで渡れないかも。
伊豆箱根鉄道の修善寺駅って新しい駅舎になったんですね。


読了日:06月20日 著者:久住 昌之
https://bookmeter.com/books/20441923

■戦国ファッション図鑑 イラストで解説する戦国時代スタイリング (立東舎)
戦国時代のひとたちは何をどう着ていたのか。
甲冑とか兜とか、個性があって面白い。
庶民の着物の着丈は経済状況と仕事内容による。
貧しくて新しい着物が買えなくても、そもそも庶民は周りがだいたいそうだから気にしてなさそうと思った。でも冬は大変だろうな。
伊賀袴の型紙が掲載されていて、可愛いかどうかは置いといて履きやすいかなあ?


読了日:06月19日 著者:植田 裕子
https://bookmeter.com/books/10389538

■カラフルかわいい手づくりボタン (レディブティックシリーズno.3815)
オーブン粘土・レジン・プラバンでボタンを作る。
気に入るボタンがないなら自分で作れば良いじゃない、ってやつですね。
アクセサリーっぽく使えたりもして、作りようによっては用途が広がりそう。


読了日:06月19日 著者:
https://bookmeter.com/books/8216571

■いまだに毎日がおひとりさま。
「三十路、独身、彼も金もナシ…それでも今日もぐうたら生きています」
まあ、ぐうたらなところがあるのも人間ですよ。
寝落ちして風邪ひかないようにね。
感情の分かりやすさって大事だと思うので、そういうところは好感が持てます。
父親に地デジ対応テレビを貰った話がなんだか微笑ましかった。
お父さんの愛社精神すごい。

読了日:06月19日 著者:フカザワナオコ
https://bookmeter.com/books/669933

■十津川警部 海の見える駅――愛ある伊予灘線
父が一人で住むマンションの管理人から、しばらく姿が見えないと連絡を受けた息子の明。
妻に促されて捜索願を出した矢先、マンションで遺体が発見された。
今回は「実は」で一杯食わされたけれど、十津川警部の捜査の仕方ってこういう怖さをはらんでる。
それにしてもかまぼこ板とは。
読了日:06月18日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/12954712

■歌集 時間の距離 角川平成歌人双書
2010年に詠んだ短歌388首を編集したもの。
「父母兄弟の内ただ一人八十を超えしと煽てられて年越す」
「わが尻をつつきたる鹿何頭か煎餅の匂ひ残る掌」
「夏の暑さ冬の寒さを物ともせず鎌倉に見物の群衆絶えず」
「親に無きもろもろを子らは享受するカーナビ独身禁酒また独身」
「特攻に選ばれし兵の苦悩をば分つ世代にあとなきが善し」
「かなかなのアリア一瞬にして終り夏の満月森に消えたり」


読了日:06月18日 著者:塩野崎 宏
https://bookmeter.com/books/4072778

■鉄道文字の世界 旅して見つけたレトロな書体 (旅鉄BOOKS061)
「本書は駅名標や案内板など、鉄道会社で使用される文字・書体を紹介する本です」
鉄道会社がそれぞれ使っている文字の形ってバラエティに富んでいて面白い。
どういう基準で採用されたのかが気になります。
ひたちなか海浜鉄道湊線(勝田駅から阿字ヶ浦駅までの計11駅)の駅名標が、駅ごとに工夫されていて可愛い。
桜木町駅の乗車口案内タイル、気が付かなかったなあ、まだあるかな。


読了日:06月17日 著者:中西あきこ
https://bookmeter.com/books/20128723

■いまここ
谷川俊太郎の詩と川内倫子の写真による写真絵本。
のんびりと写真を眺めながら、言葉の意味を考えたりしました。
優しい本。
読了日:06月17日 著者:谷川俊太郎,川内倫子
https://bookmeter.com/books/21571858

■宿坊さんぽ
「1泊2日のプチ出家で身もココロも浄化してみませんか? あなたにピッタリの宿坊がきっと見つかります」
一般の旅館やホテルみたいにインターネットや電話で予約できるけれども、ドライヤーとかアメニティがない場合もあるし、門限やおつとめの時間を守るなどの注意事項に気を付けること。
積極的に修学旅行を受け入れてる知恩院・和順会館とか高野山の一乗院あたりは、大勢を泊め慣れているし施設も充実、宿坊ってことを忘れそう。


読了日:06月17日 著者:上大岡 トメ,ふくもの隊
https://bookmeter.com/books/9299418

■和菓子迷宮をぐるぐると
理系大学生の涼太は美しい和菓子に出会い、大学院に進まず製菓専門学校に入学、和菓子作りにのめりこむ。
涼太が和菓子の造形を対数美的曲線と表現して、育ての親の修ならその言い回しに納得してくれるかも。
これから涼太は真正面からあんこの呪縛と取り組むことになるけれど、和菓子を選んだ寿莉も周りに流されることなく頑張れ。まずはデートからかな。
6月16日は和菓子の日、涼太の勾玉の和菓子を食べてみたい。


読了日:06月16日 著者:太田 忠司
https://bookmeter.com/books/17452430

■「大相撲」知ったら面白すぎる70の話 (王様文庫 A 94-1)
テレビ観戦では分からない大相撲の奥深さ。
呼出の掛け声の東と西は実際の東西南北と一致してると思ってた。
実際はロイヤルボックスが正面の上座で北、行司の裁きや横綱土俵入りは正面に背中を向けない。
土俵づくりの土台になるのはビール瓶。
アサヒかサッポロじゃないとしっくりこないので、海外巡業ではわざわざ日本から持って行く。


読了日:06月16日 著者:下角 陽子
https://bookmeter.com/books/12097504

■夢の猫本屋ができるまで Cat’s Meow Books
東京・三軒茶屋にオープンした「Cat's Meow Books」は、お店の中に猫がいる猫の本の専門店。
本×猫の本屋を開店するまでの物語。
収益の一部を保護猫団体へ寄付したり、クラウドファンディングを活用していたり、売り上げと損益を公開していたりで、応援したくなる本屋さんでした。
起業を考えるひとにも参考になりそう。


読了日:06月15日 著者:井上 理津子,安村 正也
https://bookmeter.com/books/12977858

■アメリカ横断 我ら夫婦ふたり旅
ロサンゼルスからキーウェストまで、夫婦でアメリカ横断14日間の旅。
一度も夫婦喧嘩しなかったのがすごい。
役割分担が出来ていて、アメリカに行って楽しんで帰って来るプロジェクトチームって感じ。
ツーソンからニューオリンズまでは、1泊2日の寝台列車の旅。
食堂車で食べてるものがおいしそうでした。


読了日:06月15日 著者:山本 あり
https://bookmeter.com/books/15674709

■やさしい、いけばなの基本 人気花、定番花で品よく、おしゃれにはじめる
「本書では、流派に関係なく、庭先にあるグリーンや近くのお花屋さんで手に入るような花材で作る、いけばなをオールカラーのプロセス写真で紹介しています」
眼福でございました。
水につけなくても大丈夫な花材「ふとい」を知らなかったので、枠みたいにあしらってるコレの実物を見たら、本当の植物とは思わないかも。斬新で素敵。


読了日:06月15日 著者:竹中 麗湖
https://bookmeter.com/books/11243965

■有罪、とAIは告げた
新人裁判官・高遠寺円は、元指導官で刑事部総括判事の寺脇に呼び出され、中国から提供されたAI裁判官〈法神〉の検証を任された。
円がAI導入に警戒心を抱いていた矢先、18歳少年が父親を刺殺した事件を担当、裁判長の檜葉が〈法神〉にシミュレートさせた結果が死刑判決だと知る。
供述調書を作成した葛城に話を聞いた円がオンとオフを意識してたところが微笑ましい。
葛城の知人の萬田美知佳のセリフじゃないけれど、中国の技術を何の疑いもなく使うことがおかしいと思わないのが怖い。


読了日:06月14日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/21738930

■酒と家庭は読書の敵だ。 (角川文庫 め 1-4)
本にまつわるエッセイ。
古本屋を歩きまわって本を探すのは面倒くさい、中身を読むのはもっと面倒。
本を読んだり集めたりするよりも本を外から見るのが好き。
だから「毎日、無人島の前を新刊が段ボールに乗って流れてくればいい」
読まずに持ってるだけの本、多そうだなあ。
競馬(というかギャンブル関係)の本ってほとんど読んだことないのですが、これだけ推されたら読んでみたくなります。


読了日:06月14日 著者:目黒 考二
https://bookmeter.com/books/28800

■ヘンな信号機
ようこそ、ディープな信号機の世界へ。
自分が運転免許を持ってなくて本当に良かったとつくづく思う。
赤・黄・赤の信号とか、ちゃんと指示に従えるかどうか自信ありません。
LED信号機の雪対策は大変そう。
庇やカバーをつけたり赤灯火だけに融雪ヒーターを施したり、色々な工夫が見て取れます。
アトムの信号って、今はネットで検索すればすぐ出てくるけれど、設置初日に場所をばらした某朝日新聞ってひどいよな~。


読了日:06月13日 著者:丹羽拳士朗
https://bookmeter.com/books/21757404

■現実で勇者になれないぼくらは異世界の夢を見る
平成アニメを振り返る、アニメ文化史考察論。
人手不足だの低賃金だのやりがい搾取だのは海外を含めだいぶ世間に知られたと思うのだけれど(某MAPPAとかね…)、もう平成のころから言われていて、この釣り合いのとれなさが改善されれば良いと本当に思う。
京都アニメーションの放火をニュースで知ったときはショックでした。


読了日:06月13日 著者:井中 カエル
https://bookmeter.com/books/16634470

■えぇっ! これで糖質&脂質オフ! ? ヤセる欲望系おやつ
使うのは美容効果が高い材料のみ。
初心者でも簡単に作れるおやつ。
蒸しパンとパウンドケーキを作ってみたいな。
ノンオイルでおいしそう。


読了日:06月13日 著者:石原彩乃
https://bookmeter.com/books/17413700

■決定版 鬼平犯科帳 (11) (文春文庫) (文春文庫 い 4-111)
「男色一本饂飩」「土蜘蛛の金五郎」「穴」「泣き味噌屋」「密告」「毒」「雨隠れの鶴吉」の7篇を収録。
面白かったのは「男色一本饂飩」盗賊のお頭に見初められ拉致監禁された木村忠吾の貞操の危機。兎忠のキャラクターだからこその話。
「穴」自分で掘った穴の中から人間が、しかも長谷川平蔵が出てきたらもう気を失うしかないなあ。なんとなく「大川の隠居」を思い出した。


読了日:06月12日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/11653799

■はずかしい
「うんうんわかる。こそっと笑える。40代のひとり暮らし」
生まれ育った岩手関連の話が良かったです。
岩手県南特急バスのローカル感は、乗ったことないのになぜか懐かしい気分になりました。
子供のころからホヤを食べているのに捌き方が分からなくて、魚屋さんで聞いてやってみたのに、結局は捨てることに。
一度やってみないことには、出来るかどうか分からないことってありますね。
ブラックジャックのピノコに例える描写が秀逸。
読了日:06月12日 著者:白石 公子
https://bookmeter.com/books/467920

■美しい押し花図譜
写真集のような押し花図鑑。
ときどき本を下さる実家のご近所さんが押し花をしているのを思い出して、なんとなく図書館で借りた本。
ローズマリーやタイムみたいなハーブは、乾燥してるものが食材として売られているから、押し花として扱えるのが不思議な気分。
水分が少なく厚みがない花が押し花に向く花(アジサイ、キバナコスモス、カスミソウなど)。
向かない花は水分が多い花や空洞のある花(キク、シンビジウム、カラーなど)。


読了日:06月11日 著者:梶谷 奈允子
https://bookmeter.com/books/19301512

■市販薬は成分表示だけ見ればいい: プロが教える CMだけではわからない“もっと効く”薬の選び方
セルフメディケーションとは、世界保健機関(WHO)が「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と定義している取り組みのこと。
自分に必要な薬を「白衣の人」に惑わされずに買うためには、症状にあった成分を知っておいたほうがいい。
薬局の「白衣の人」だった時期があるので、商売だから売りたい薬があるっていうのがすごく分かります。
在庫の兼ね合いとかがね~…。
ドラッグストアで買える漢方薬徹底ガイドも良かったです。


読了日:06月11日 著者:岩井 浩
https://bookmeter.com/books/10008278

■お父さんのとっておきごはん (コミックエッセイの森)
お料理大好きイラストレーターが妻と娘に作る日々のごはん。
まだ小さい娘が食べられるように配慮することもあるけれど(ジャンバラヤをチキンライスにしたりとか)だいたいは大人と同じ食べ物。
著者の亡くなったお父さん直伝のおでんは懐かしくて優しい味。
「この味をいつか孫にも食べさせたいなぁ!」
きっと喜んでることでしょう。
読了日:06月11日 著者:猫元たつや
https://bookmeter.com/books/13089700

■エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 6 (MF文庫J)
エイルンがエルフィーナと共に消失して1年。
人間がマリス化するトゥーレイトが世界を襲い、対応しきれない国連に各国が不満を爆発させているさなか、ジンが組織したヘキサ解放レジスタンス「サクラノツルギ」が台頭する。
氷室義塾から売られた規格外十番やヘキサたちの扱いが酷すぎて読むのがつらい。
でも生きててくれて本当に良かった。
氷室義塾生が集結した「エイルンコード」はエイルンの信念を胸に立ち上がる。


読了日:06月10日 著者:東 龍乃助
https://bookmeter.com/books/11717827

■優雅さとミステリー つれづれノート41 (角川文庫)
2021年8月1日〜2022年1月31日の日々のこと。
かなり飛び飛び、しかも順番通りに読んでるわけじゃないから、子どもたちがもう一緒に暮らしてないことになんとなく驚く。
サクくん車の免許を持つような年頃かあ。
農作業して温泉に行ってテレビで将棋を観戦。
上っ面だけ見れば田舎でリタイア生活してるみたいだけど、ちゃんと創作活動もしているし、安定した生活と言えそう。


読了日:06月10日 著者:銀色 夏生
https://bookmeter.com/books/19516186

■26歳会社員、絵画を買ってみた
画廊でアート作品を買う方法。
美術館ならともかく画廊めぐりなんてしたことないなあ。
画廊の作品は今の時代がそのまま反映されてる作品が多いってことですよね。
絵画作品は直射日光の当たる場所や、エアコンの風が当たる場所は避けて飾る。
立体作品は倒れたり転がったりしないように安定した場所に飾ること。


読了日:06月09日 著者:
https://bookmeter.com/books/19605583

■ほんとうに効く! レベル別冷え退治バイブル (別冊ESSE)
「冷え」の解消法をレベル別・症状別で解説する。
冷え対策のウソ・ホントが参考になりました。
「陰性食材はなるべく食べないようにした方がいい:ウソ」
身体を温めるから陽性食材ばかり食べればいいわけではなくてバランスが大事。
「朝食を食べない習慣は体を冷やす:ウソ」
無理に朝食をとる必要はない。
「作り笑いでも笑うと体が温まる:ホント」
日頃から些細なことでも笑う習慣をつけていると、笑うたびに心と体が温まる。

読了日:06月09日 著者:川嶋 朗
https://bookmeter.com/books/9052643

■宮廷楽長サリエーリのお菓子な食卓: 時空を超えて味わうオペラ飯
オペラ作曲家として活躍したアントニオ・サリエーリにまつわる食の文化史。
マリー・アントワネットと面識がありヴェルサイユ宮殿に出入りしていたサリエーリ。
アントワネットが客人に振る舞った苺のシャーベットのレシピによると、苺と砂糖の重量は同じ。
甘そうだけれど、当時の苺の甘さによるかな。
表紙はザッハじゃないトルテ。ん?
「なお、1820年代の料理書に基本形がしっかりレシピとして残っているということは、当時このようなチョコレートトルテはウィーンですでにポピュラーでありありふれたお菓子だったということです」

読了日:06月09日 著者:遠藤 雅司
https://bookmeter.com/books/14094493

■最後の夏に見上げた空は 2 (電撃文庫 す 7-2)
北四尾高校は少年院からやってきた遺伝子強化兵だけが通う高校。
クラスメイトの過去の話は仲間を失うつらさを伴う。
そして記憶を失っている小谷には何があったんだろう。
小谷の姉が妹を引き取りたいと名門に会いに来たが、小谷はフリージャーナリストを名乗る男に拉致されてしまう。
姉のことも覚えていない小谷だけど、家族が引き取ると言えば名門は反対できる立場にはないし、小谷は最後の時間をどこで過ごすのか。


読了日:06月08日 著者:住本 優
https://bookmeter.com/books/450005

■新・人間関係のルール (光文社新書)
「SNSの悩みからコロナで起きた変化まで……。クスッと笑って学べる24話!」
コロナで社交の場がなくなってパーティを懐かしんでいたりしますが、そういえばパーティ好きだったんでしたね。
オンライン飲み会のほうが気軽に集まろうと言える分だけ気軽に断れるのかもしれません。
あまりタクシーを利用しないので、それほど個性的な運転手さんにあたったことがないんですが、色んなひとがいるなあ。
狭い車内で説教されたら逃げ場がなくて困る。
読了日:06月08日 著者:辛酸 なめ子
https://bookmeter.com/books/18132861

■写真集  チューイング ロックンロール
「ポートレイトのような、日常のスナップのような、ドラマや映画のワンシーンのような……。一枚一枚がつながっているのか、いないのか、まるで謎解きを投げかけられた気分になる作品です」
これをポスターにして部屋に貼れたらいいなと思いました。
キレイとか可愛いとか面白いとか、そういう一言ではまとめられない感じ。


読了日:06月07日 著者:下園啓祐
https://bookmeter.com/books/21669391

■ソラフラワーズ ブライダル・アレンジメント: 生産地から制作まで、自然素材・ソフトソラフラワーのすべて
水田の植物の葉や茎から作られた100%植物由来の素材で出来ているソラフラワーでウェディングを演出する。
ほぼ作品集なので、ブーケやテーブルフラワーの参考になるかもしれません。
「今でこそフラワーアレンジメントの花材として知られていますが」そうなんですね、ごめんなさい知らなかった;
原料の生産から花材の製作まですべてタイで作られている。


読了日:06月07日 著者:網野 妙子
https://bookmeter.com/books/19264762

■はじめてのお菓子教室 (実用No.1シリーズ)
「詳しい連続プロセス&先生のアドバイス入りで、基本のお菓子の流れ&コツがまるわかり!まるで教室に参加しているみたいな1冊」
一番最初に作るのはブラウニー。
混ぜるだけ、バットで焼くから型不要、バターを練る必要なし。
手順の説明も丁寧で、これなら失敗しないでしょう。
少しずつ慣れていけば他のお菓子にも挑戦しやすくなりそう。


読了日:06月07日 著者:荻田 尚子
https://bookmeter.com/books/12334137

■衝動買いは災いのもと (コージーブックス ジ 1-1 おばあちゃん姉妹探偵 1)
65歳の姉メアリー・アリス(シスター)は大柄で資産家、60歳の妹パトリシア・アン(マウス)は小柄な元教師。
シスターが買ったウエスタン・バーで前オーナーが殺され、凸凹姉妹は事件に巻き込まれる。
マウスがハナ家のパーティに着ていく服が赤のドレスにハイヒールだもんな、孫がいるからおばあちゃんではあるけれど、ふたりともまだまだ若い。
結婚や離婚が恐喝のネタになるような世界は何かと大変だ。

読了日:06月06日 著者:アン ジョージ
https://bookmeter.com/books/9811731

■NHK「100分de名著」ブックス 新渡戸稲造 武士道
新渡戸稲造「武士道」を解説する。
ベルギーの学者ド・ラブレーの「宗教がない日本はどうやって道徳を学ぶのか」という質問に対して書かれたのが「武士道」。
「武士道」は日本文化論の嚆矢として受け取るべき。
武士の身分によって切腹様式が違うのは知らなかったなあ。
巻末の、元国連事務次長・明石康氏との対談が良かったです。
エリート意識を持つことと民主主義が矛盾する、という思い込みは間違っている。
読了日:06月06日 著者:山本 博文
https://bookmeter.com/books/5665827

■日本の盛期モダニズム建築像
1950~60年代に建てられ、2018年(夏・秋)時点で現存するモダニズム建築50件を訪問する。
寒河江市庁舎は黒川紀章の初期の作品でオブジェやドアの取っ手は岡本太郎、実物をすごく見てみたい。
JCHO横浜中央病院の車寄せの支柱がマッシュルーム状でなんだか好き。
8代目の横浜市庁舎は高層の建物になり「この建物(7代目)の存続も例によって危ぶまれている」でしたが、どうやら星野リゾートが保存活用するようです。


読了日:06月05日 著者:吉田 鋼市
https://bookmeter.com/books/13881097

■こころがつながるおいしいスイ-ツ (2)
印刷用レシピとランチョンマットなどの素材を収録したCD‐ROMつき。
最初に作るのはアイシングクッキー。
まずプレーンのクッキーを焼いてから、アイシングで飾り付け。
器に入ったアイシングにクッキーの片面につけているので、線描きしたあと塗りつぶすやり方よりラク。
アイシングの材料の「卵白大さじ2」が気になります、卵1個分とかじゃないのか;

読了日:06月05日 著者:荻田 尚子
https://bookmeter.com/books/6299813

■ペネロペおはなしえほん (7) ペネロペ いろであそぶ (ペネロペおはなしえほん 7)
幼稚園で先生が大きな箱を持ってきた。
箱の中にはたくさんの色の服が入ってる。
カメレオンみたいにいろいろな色に変身しましょう。
上着にズボン、ワンピースにスカート、帽子や靴もちゃんとコーディネートできました。


読了日:06月05日 著者:アン・グットマン
https://bookmeter.com/books/427254

■お世話になっております。陰陽課です3 (メディアワークス文庫)
市民に紛れて生きる異人は周囲にあやしまれないように名前や身分を変える。
人間とは生きている時間が違うけど、算盤坊主みたいなことはあり得るだろうし、高邑八重みたいなことだってあり得る。
赤マント事件は、人生の時間についてちょっと考えさせられました。考えすぎは良くないけどね。
さしあたりの陰陽師、と頼りにされた満は、これからも戦力として駆り出されそう。


読了日:06月04日 著者:峰守 ひろかず
https://bookmeter.com/books/11227657

■奇食珍食 糞便録 (集英社新書)
人間は何を食べどう排泄してきたか。
日本のトイレは先進諸国のなかでも1、2を争える。
「早くからインフラとそれを維持する技術、管理行政が行き届いていたからだろう」
キレイなトイレに慣れているから、外国のトイレ事情を知ったらこんなの耐えられないと思うけど、現地のひとたちはこれでなんとかなってるんだもんなあ。


読了日:06月04日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/9809726

■黒耀石の原産地を探る・鷹山遺跡群 (シリーズ「遺跡を学ぶ」 別冊 1)
黒曜石が石器の材料として使われ始めたのはおよそ3万年前。
原産地の鷹山では時期や石器の種類によって原料となった黒曜石の大きさや作り方に違いが見られる。
黒曜石って矢じりとかに加工して使っていたアレですよね、どこでも手に入る材料だとばかり思ってました。
長野県産の黒曜石は山を越え川に沿って関東地方に運ばれて行ったり、川下のムラには各地からの訪問者がいた証拠が残っている。


読了日:06月03日 著者:大竹 幸恵
https://bookmeter.com/books/728503

■まっぷる 横浜 中華街・みなとみらい'25 (まっぷるマガジン関東11)
最新版で'25の表記だったから買ってみた。発売日は2023年。
みなとみらいとか馬車道あたりは色々と変化があったので、念のためにネット等で改めて調べてみたほうがいいかもしれません。
今は、サークルウォークとハンマーヘッドがデッキで繋がっていたり、すずかけ通り歩道橋が復活して、横浜駅から日産経由でグランモール公園方面まで行きやすくなってます。
横浜グランゲートと横浜シンフォステージも開業したので、散歩してみるのも楽しいと思う。


読了日:06月03日 著者:
https://bookmeter.com/books/21673467

■ミラクル「そうじ力」
部屋をきれいにする技術と、心の力をミックスさせる、これが「そうじ力」。
汚れを落としたり整理整頓したり、掃除が大事なのは分かるけれど、掃除は大事どんなことも掃除すれば解決すると力説されればされるほど宗教っぽく感じるのはどうしてだろう。
炒り塩まではやらないだろうなあ。
読了日:06月03日 著者:高村 あゆみ
https://bookmeter.com/books/497655

■禁断の罠 (文春文庫 よ 29-50)
6人の作家によるミステリアンソロジー。
斜線堂有紀「妻貝朋希を誰も知らない」
記者の切谷郁は妻貝が愚かではないと見破った。違和感を違和感のまま放置しないひとが他にいなかったのが切ない。
米澤穂信「供米」
詩人の名に懸けて約束は守る。
中山七里「ハングマンー雛鵜-」
続編ですね、時系列としてはハロウィンのあとのこと。比米倉はショウを見つけ出すかな、気になる終わり方。


読了日:06月02日 著者:米澤 穂信,新川 帆立,結城 真一郎,斜線堂 有紀,中山 七里,有栖川 有栖
https://bookmeter.com/books/21626162

■毎日の暮らしが深くなる季語と俳句
俳句の季語を手掛かりにして日々の暮らしに彩りを感じる。
「永き日の水にふくれて段ボール・岸本葉子」
日が長くなることと段ボールがふくらむことに因果関係はないけれど、気分のシンクロする二つをつなげて一句にするのは俳句ではよくある作り方。
そういう気分に共感を呼べるかどうかってことだろうな。
そして多くの人が共感して歳時記に掲載されて季語になった昭和生まれの「万緑」みたいな例もあり、「未来の歳時記を作るのは、私たちといえる」。


読了日:06月02日 著者:岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/21793868

■毎日かあさん11 息子国外逃亡編
息子くんと娘ちゃん、サイバラよりも背が高くなる。
留学を決めたものの出席日数が足りなくて、結局、ダブり決定で休学して留学した息子くん。
「男の子は急に走る」ちょっと泣きそう。


読了日:06月01日 著者:西原 理恵子
https://bookmeter.com/books/8293750

■小さな魔法雑貨の作り方 不思議な力が宿る「魔法のお守り」編 (HJ幻想クラフトシリーズ)
手のひらサイズの魔法アイテムの作り方。
自分では作れそうもないけれど、レジンを使ったキラキラしてる雑貨は本当にキレイ。
レジンを使わない作品もあり、本を眺めているだけでも満足です。


読了日:06月01日 著者:魔法アイテム錬成所
https://bookmeter.com/books/20530943

■巨大仏巡礼
日本各地の巨大仏を紹介する。
身長4.82m、坐像では2.41m、尺貫法で一尺六寸以上の大きさがあると大仏と呼ばれる。
牛久大仏はさすがギネス認定されてるだけのことはあってスケール感が違うなあ、見るとなぜか安心する。
愛知県の布袋の大仏は個人が作った大仏では日本で一番の大きさ。
こんなお顔の俳優さん居なかったっけ。
これとは別に、同じ江南市に愛知県文化財指定の布袋の大仏があるのでややこしい。


読了日:06月01日 著者:クロスケ
https://bookmeter.com/books/9280731


▼読書メーター
https://bookmeter.com/

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2024-05

2024-06-01 06:06:32 | 
2024年5月の読書メーター
読んだ本の数:77冊
読んだページ数:15643ページ
ナイス数:640ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2024/5
■私たちの金曜日 (角川文庫)
働く女性を描いた女性作家の短編集、7作品収録。
恩田陸「茶色の小壜」有川ひろ「ファイターパイロットの君」は既読。
田辺聖子「美女山盛」職場の花だなんて言い方は今の時代なら散々叩かれそうだけど、花はしたたかに生きてる。
綿矢りさ「こたつのUFO」あまりにもするする読めてしまって、私も一緒にこたつにいたんじゃなかろうか。
津村記久子「おかきの袋のしごと」これが一番、仕事とはなんだろう、という本質に迫ってる気がしました。


読了日:05月31日 著者:有川 ひろ,恩田 陸,桐野 夏生,田辺 聖子,津村 記久子,山本 文緒,綿矢 りさ
https://bookmeter.com/books/20488141

■するりベント酒
夕刊フジ連載「するりベント酒」2021年4月~2023年4月掲載分から抜粋して加筆・編集したもの。
コロナ渦中で自由に飲食店で飲み食いできない時期に、買ったお弁当をお酒を飲みながら食べる。
移動中の列車内で食べる駅弁も良いけれど、公園で食べるのも気持ち良さそう。
崎陽軒はシウマイ弁当ばかり食べているのでたまにはしょうが弁当買ってみようかな。


読了日:05月31日 著者:久住昌之
https://bookmeter.com/books/21361260

■常識やぶりの天才たちが作った 美術道
現代美術をつくってきた23人の作家について紹介する。
モノを作らずモノの意味を考えさせる美術を提案したデュシャン。
人間の無意識を表現するために絵の具を撒いて絵を描かないポロック。
大量のモニターでロボットを作ったナム・ジュン・パイクみたいに新しい技術を使うひとなんかも居て、現代美術って奥深い。
水玉の女王・草間彌生がこんなに苦労していたとは知らなかった。


読了日:05月30日 著者:パピヨン本田
https://bookmeter.com/books/20800549

■野菜まるごと冷凍レシピ
野菜って、下処理なしでそのまま冷凍していいと思ってなかったから、なんだか目から鱗です。
こんなにたくさん貰ってどうしようとか、慌てなくて済みますね。
トマトは冷凍して少し水に浸せば皮がむきやすくなったり、えのきは切っても散らばらないとか、扱いがラクになるのが嬉しいかも。


読了日:05月30日 著者:沼津りえ
https://bookmeter.com/books/17758446

■香港に引っ越しました。
転勤先の香港に2年半住んだ夫婦のカルチャーギャップな日々。
日本語ぺらぺらなJojoさんみたいな友達がいると頼もしいな。
異国生活も楽しそう。
アジアの夏はだいたい冷房で寒すぎるイメージがあって、香港もやっぱりそうでしたか。
紅茶を頼むと飲み放題状態。いいなあ。
お酒は価格の表示間違いを疑うほど安い。
日本産の野菜は超高級品、ナスは2本で480円くらい。

読了日:05月30日 著者:上野 うね
https://bookmeter.com/books/7871543

■マルチエンディング・ミステリー (講談社文庫)
シェアハウス「大泰荘」で暮らす8人の大学生のうちのひとりが遺体で発見された。
建物の玄関にはチェーンがかけられ、自室にも鍵がかかっていて、いわば二重の密室状態。
マッチョな男性を殺したのはいったい誰なのか、7つの選択肢から犯人を選べ。
もうこの世にいない中村という建築家に頼みたかった大家さん、ついつい洸一と一緒に頷いてしまった。

読了日:05月29日 著者:深水 黎一郎
https://bookmeter.com/books/21667187

■ボクもたまにはがんになる
前立腺がんの手術を受けた三谷幸喜と主治医・頴川晋の対談。
前立腺がんは転移がない早期発見なら根治の可能性が非常に高く、5年相対生存率はほぼ100%、がんの中ではナンバーワン。
進行が遅いので他の病気で亡くなることも多い。
手術が終わった後、全50話の大河ドラマの第何話目かとの質問がさすがだなあと思った。
(だいたい5話目くらい。前立腺に関しては治療が上手くいったかどうかの確認が10年は必要だから)


読了日:05月29日 著者:三谷 幸喜
https://bookmeter.com/books/18854182

■プラハ発 チェコ鉄道旅行
「本書ではプラハ本駅を基点に、プルゼニュやブルノ、オロモウツなど国内主要都市へ向かう旅情あふれる鉄道旅行の魅力を、各地の観光情報とともに紹介」
鉄道に乗るのが目的なので、こういう路線があります、という紹介が主で、周辺の観光地の情報はあるけれど詳細は自分で調べる必要があります。
旅慣れたひとならばこの本で充分なのかな。
チェコの風景はこんな感じなのねとふんわり観光気分。


読了日:05月28日 著者:
https://bookmeter.com/books/13093043

■k.m.p.の、石コロ、ぐるぐる。: 石をめぐる小さな旅
石に興味があって調べようとしても難しい本ばかり。
それならいっそ、自分たちが知りたい鉱物についてのあれこれをまとめた本を作ってしまえ。
そういう動機で書かれた本なので、一度に理解できなくても何回か読み返してみようかなという気になりました。
原子配列って目に見えないくらい小さいものなのにどうしてこうなってるのか分かるのか、X線を使うのはなんとなく聞いたことあったけれど「最近の電子顕微鏡ではある程度見えるものもあるらしいよ」でびっくりしました。
すごい。

読了日:05月28日 著者:k.m.p.なかがわみどり ムラマツエリコ
https://bookmeter.com/books/20961198

■おふねごはん (Be コミックス)
「艦の擬人化でつづる、食の歴史」
日本海軍が実際に口にしていた料理を収録。
擬人化おふねたちが料理を作って食べて、でもほのぼのと感じないのは、その先の未来を知っているせいかもしれない。
だからもう「夢を見た潜水艦」が泣ける。
戦艦大和が間宮のお手伝いをして作った浸しパンのカル焼きがおいしそうだった。


読了日:05月28日 著者:牧
https://bookmeter.com/books/18354468

■警官の道 (角川文庫)
警察小説アンソロジー。
葉真中顕「上級国民」
事情を知っている者ならば動機は明白。良心の呵責、という言葉を使うべきなのは誰か。
中山七里「許されざる者」
東京オリンピック閉会式の演出家が殺された。犬養とペアを組む高千穂はPCRでひっかかり自宅待機中。現実の出来事をうまく利用してると思いました。免罪符なんかやらん。
深町秋生「クローゼット」
荻野と相棒の今後が気になります。

読了日:05月27日 著者:呉 勝浩,下村 敦史,長浦 京,中山 七里,葉真中 顕,深町 秋生,柚月裕子
https://bookmeter.com/books/21662351

■わたしの好きな季語
雑誌「すてきにハンドメイド」連載、俳句の季語にまつわるエッセイ。
小学生のとき、父親が福寿草とつければなんでも新年の俳句らしくなると言い出して、「しんそこどうでもいい福寿草の句を、ばかみたいに大笑いしながらつくり続けたのでした」
家族が集まるお正月の風景が目に浮かびます。
紹介されてる名句も良かった。
「アカシアの花降る中に兵の墓:門前ふみ」
「死にし骨は海に捨つべし沢庵噛む:金子兜太」
読了日:05月27日 著者:川上 弘美
https://bookmeter.com/books/16798051

■TAKE A PICTURE: 五味太郎の写真の仕事
様々な国々の、様々な「絵を撮る」五味太郎の街角の写真。
ふと目に留まったものを切り取ったような雰囲気でした。
イスラム教の黒ずくめの服の女性が扉の前で座ってる写真って良く撮れたなあ。
なんとなく、嫌がられて撮らせてもらえなさそうな気がしてた。
場所は「QOM」とあるけれど、どこだろう。


読了日:05月26日 著者:五味 太郎
https://bookmeter.com/books/737706

■多肉植物、エアプランツ、苔、蘭でつくる はじめてのテラリウム
身近なガラス瓶で始められるテラリウム。
ゆっくり成長する多肉植物ならまだなんとかなりそうだけど、エアプランツでテラリウムできるのかと図書館で借りた本。
(エアプランツ、一度ダメにしてしまって再度育てているところなのです)
ランプのソケットを使うのが良いアイデアと思いました。
ソケットにつけたまま水遣りできるなら良いな、風に当てなくていいのかな。


読了日:05月26日 著者:勝地 末子
https://bookmeter.com/books/11052398

■腐女医の医者メシ!
消化器外科医さーたりさんの食事にまつわるエピソード。
消化器外科って配管工事と一緒、つまりを取ってつないで直してごはんを通す。うーんなるほど。
隠れ胃痛の原因
その1.コルセットをしてる。
その2.歯が合ってない。
その3.麺類大好き。
うどんは飲み物!って思ってるひとは要注意ってことですね。
しいたけ皮膚炎って知りませんでした。
きのこは基本、生食はダメ。
読了日:05月26日 著者:さーたり
https://bookmeter.com/books/21333961

■アンドクター 聖海病院患者相談室 (角川文庫)
患者に寄り添う医者になりたい研修医の綾瀬凪沙は、医者嫌いな患者相談室の事務員・神宮寺のもとで実習することになった。
クレーム対応って一般企業でも苦労するのにましてや病院、本当に大変だと思います。
薫の件は、採血してるときに動くと危ないという制止を振り切って暴れてるのが悪いと思うんだけれど、パニックで分からなくなっちゃってたのかな。


読了日:05月25日 著者:藤ノ木 優
https://bookmeter.com/books/20487981

■無人島には水と漫画とアイスクリーム
25作品のまんがについてのエッセイ。
萩尾望都「半神」みたいに作品そのものにド直球に触れているものは少なくて、自分の内側から作品に向けて距離を縮めていくような文章だなあと思いました。


読了日:05月25日 著者:最果 タヒ
https://bookmeter.com/books/21831184

■ストレスをぶっ飛ばす言葉―心がスッキリする100のアドバイス
ゲイの精神科医Tomy先生のストレスをぶっ飛ばす名言集。
やっぱりストレスは人間関係がもとになってることが多いかなあ。
おネエ言葉で言われると、そういうものかもしれないと思えてきて、だんだんどうでも良くなってくるのが不思議です。
「幸せは溢れてる、見つけていきましょうよ」


読了日:05月24日 著者:精神科医Tomy
https://bookmeter.com/books/17426378

■粘土でつくるキノコ (レディブティックシリーズno.3617)
100円ショップで売ってる紙粘土でつくるキノコ。
本物と同じ大きさにするよりも、ストラップ程度のほうが可愛い。
あまり本物っぽさを求めてないのかもしれない。


読了日:05月24日 著者:サワブ ミホ
https://bookmeter.com/books/6928903

■恐竜はじめました
白亜町でなぜか恐竜が蘇り、ひとり暮らしのOL倉田はトリケラトプスの赤ちゃんバブと一緒に暮らし始めた。
町の住人たちが恐竜たちを怖がらず、恐竜たちも住人を怖がらず、それぞれの暮らしに馴染んでいてなごむ。
「きっと迎えに来るから」の親たちとはもう会えないからそれで寂しい気持ちになるかもしれないけれど、一緒にいるひとがいるから大丈夫。


読了日:05月24日 著者:クラナガ
https://bookmeter.com/books/20893447

■秋葉原先留交番ゆうれい付き (角川文庫)
秋葉原の交番で勤務する権田と向谷の凸凹警官コンビが、足だけの幽霊・足子さんの死の真相を探る。
足子さんの事件を追いつつも、交番に持ち込まれて来る事件も解決。警官は忙しい。
オタクなメガネトド権田のハイスペックなところと、イケメンで霊感がある向谷のお馬鹿さんな感じが結構好きです。
足子さんの母親の新興宗教が酷いところじゃなくて良かった。


読了日:05月23日 著者:西條 奈加
https://bookmeter.com/books/12807374

■認知症世界の歩き方
スケッチと旅行記の形式で、認知症のひとが見ている世界を学ぶ。
認知症になったひとがどうしてその行動をしているのかを本人の視点でまとめているので、理由を知れば本人も介護者もラクになる。
食パンばかり買ってしまうのは、いつ買ったのか忘れてしまっている、もしくは、戸棚の扉を閉めたことによって食パンが見えなくなったため、その記憶が消えてしまっている。
どうして同じものばかり買うのと責める前に、買い物リストを作ったり、中が見えるように扉を外したり、出来ることがある。


読了日:05月23日 著者:筧 裕介
https://bookmeter.com/books/18492506

■イラストレーターのための 現代ファッション大図鑑
「ファッションって難しい! そんな悩みを持つクリエイターの方々のために、ファッションを体系的に紹介するイラスト図鑑が登場しました」
B系とかノームコアとか言われても、なんのこっちゃと思っていたけれど、イラストで紹介しているので分かりやすい。
アイテムの組み合わせ方とか着こなし方とか、スタイリング例の解説も良かったです。

読了日:05月22日 著者:
https://bookmeter.com/books/21528202

■たな田
滋賀県大津市、仰木の棚田の二十四節気の定点写真。
雪が融けて、田植えが終わり、稲が育ち、太陽の光でだんだんと影が濃くなってきて、収穫期を迎える。
季節が移ろっていく様子が美しい。


読了日:05月22日 著者:佐々木 博之
https://bookmeter.com/books/3395301

■オートミール ヘルシー&ダイエットレシピ
「ナッツ&ドライフルーツの オートミールバー」のレシピ目当てに借りた本。
糖質が低めで栄養価が高いギルトフリーなスイーツではありますが、全量で1286㎉あるので注意。
オーバーナイトオーツと蒸しパンは朝ごはんに良さそう。


読了日:05月22日 著者:牛尾理恵
https://bookmeter.com/books/18241445

■十津川警部 帰郷・会津若松 (講談社文庫)
代議士をめった刺しにした罪で服役した高木は刑期を終えて、見知らぬ女性から貰った手紙を頼りに故郷の会津若松へと向かう。
喜多方行のSL列車内で殺人事件が発生、しつこく高木の写真を撮っていた男が殺された。
高木が水谷を襲ったときの気持ちはまさに「ならぬものはならぬ」でしかなかったんだろうな。
佐々木綾の考えが良く分からない。行方を探したりしないんだろうか。


読了日:05月21日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/412144

■果糖中毒 19億人が太り過ぎの世界はどのように生まれたのか?
100%研究と事実に基づいた「肥満の科学」。
甘いものはおいしい。中毒になるほどおいしい。
砂糖の製造コストより低い異性化糖が導入されて、今ではほぼすべての食品に使われるようになった。
異性化糖を発明したのは日本。えっそうなのか。
果糖中毒の解毒剤は食物繊維と1日15分の運動。
成功するダイエットの共通点は低糖分と食物繊維。
読了日:05月21日 著者:ロバート・H・ラスティグ
https://bookmeter.com/books/13112899

■Casa BRUTUS特別編集 死ぬまでに見ておくべき100の建築 (マガジンハウスムック CASA BRUTUS)
「カーサ ブルータス」が今まで培った「建築力」を駆使したスペシャル企画。
ジョージア(旧グルジア)が面白かったです。ほんとにビックリ現代建築だ。
国会議事堂もすごいけれど、ガソリンスタンドとマクドナルドが一緒になった建物にこのデザインとは。
表紙はブラジル・ニテロイ現代美術館。
赤い通路が背後の空と海に映えてキレイ。


読了日:05月20日 著者:
https://bookmeter.com/books/11187581

■ゆるいキーウィ
色んなことをしているキーウイの生態をイラストでゆるく楽しむ絵本。
コーヒー飲んで眉間にしわを寄せてるキーウイがなんだか好きです。
ぴったりフィットするマスクにすごく笑いました。違和感なさすぎ。


読了日:05月20日 著者:きう山
https://bookmeter.com/books/17246849

■美味しい名古屋を食べに行こまい: 絶品!名古屋メシ (ニチブンコミックス)
おいしい名古屋メシを紹介する。
味噌煮込みうどんとか天むすとか、わりと知られているものばかりだと思います。
大福茶漬けは知らなかった。あんこの大福じゃないのが逆にびっくり。
喫茶マウンテンは同行メンバーを厳選しないとダメでしょう。


読了日:05月20日 著者:榊 こつぶ
https://bookmeter.com/books/1497959

■天才弁護士の孫娘 比良坂小夜子と御子神家の一族 (角川文庫)
伝説の弁護士を祖母に持つ若手弁護士・比良坂小夜子は、祖母がかつて弁護を担当した御子神季一郎の遺言執行者に指名される。
自分をポンコツだと認めている小夜子が小市民的な弁護士で、積極的に事件に巻き込まれるわけでもなく、普通のひとが連続殺人事件に遭遇したらこんな感じなんだろうな。
犬神家ほど暗い雰囲気じゃないのは小夜子のキャラクターのおかげ。
夏斗と真冬のこれからの人生が良いものでありますように。


読了日:05月19日 著者:雨宮 周
https://bookmeter.com/books/19732477

■うたわない女はいない (単行本)
36人の女性歌人の労働短歌とエッセイ。
「ただ仕事ができないことで人を泣かす新人は長崎のお菓子を配る:竹中優子」
「いちまいの心を鶴に祈られて鶴にもハローワークあるかな:佐伯紺」
「ノルマとは何処の言葉か調べたらシベリア抑留者まで辿りつく:本多真弓」
「恩寵のように驟雨を受けながら私は私を救いはしない:山崎聡子」
「軍手には引っかからないデザインを選んで買ったマリッジリング:奥村知世」
「食っていけるの?そう笑ってた人たちをシャネルのバッグでいつか撲(ぶ)ちたい:野口あや子」


読了日:05月19日 著者:働く三十六歌仙
https://bookmeter.com/books/21363683

■「現代町家」という方法
全国規模の工務店組織「町の工務店ネット」が普及を推進する「現代日本の木造スタンダード住宅」を紹介する。
現代町家は生活を室内だけで完結させず、住宅の内部と外部をつないで暮らすことを基本的なテーマにしている。
友人と二人で土地を買い二軒の家を建てた例と、工務店が3区画の分譲地を4区画に割り直して建売住宅を作った例は、やっていることは「敷地のリフォーム」なのだけれど、個人の家でもあると同時に小さな町かどを作り出した。

読了日:05月18日 著者:超海光
https://bookmeter.com/books/13037652

■凹まない100の習慣
心と体に効果がある100の良い習慣。
いま私に必要なのは「暗いニュースから距離を置く」かな。
直接、自分の身に起きていないことなのに、すごくつらくなってしまう。
気を付けてはいるけれど「体を冷やさない」「水分不足にしない」なかなかできないなあ。


読了日:05月18日 著者:工藤 孝文
https://bookmeter.com/books/18804750

■0歳からのアレルギー戦記~牛乳・卵・小麦がダメ! ~
アレルギーのある0歳の娘が小学2年生でアレルゲン全解除を迎えた日までの記録。
娘にアレルギーがあると分かってからの奥さんの対応が本当に早くて、行動力とコミュ力があると強い。
アレルギー専門家の他にも皮膚科小児科と、何カ所か頼れるところを決めておいたのが良かったと思う。
幼稚園や小学校でのアレルギー対応が当たり前の時代になって助かってるひとは多いだろうな。


読了日:05月18日 著者:カラスヤサトシ
https://bookmeter.com/books/19914916

■最後の夏に見上げた空は (電撃文庫 す 7-1)
戦争に投入される予定だった遺伝子強化兵の小谷順子は一か月より前の記憶がない。
遺伝子強化兵は17歳の夏に死んでしまう運命。16歳の小谷は最後の一年を過ごすため、警備が厳重な高校に編入した。
高校教師の名門がなぜ小谷と同居して面倒を見ているのか、あの腕時計に意味はあったのか、背景はこれから出てくるのかな。
それにしても挿絵が気になる。
桂木と名門が並んで座ってるところ、身長のバランスそれで合ってますか?


読了日:05月17日 著者:住本 優
https://bookmeter.com/books/551081

■牧子、還暦過ぎてチューボーに入る
2008年、急性動脈疾患と心臓病で緊急手術を受けて2週間も意識不明だった内館牧子は、奇跡的に生還して、食の大切さに気が付いた。
レストランの料理はおいしいけれど、ハレの料理は日常の料理とは違うんだよね。
鈴木登紀子ばぁばの野菜スープ、作ってみたいな。
じゃがいも1個、人参10㎝、干し椎茸4枚、玉ねぎ半分、水3~4カップ、30分ほど「ホタゝ」煮て塩少々。

読了日:05月17日 著者:内館 牧子
https://bookmeter.com/books/13200330

■ティッシュで作るリアルな昆虫 基本のカナブンからカブトムシ、アゲハ、トノサマバッタの工作まで
ティッシュと身近な道具で作るリアルな昆虫。
本物の昆虫を標本にして採寸して図面を起こしているそうなので、彩色してない状態でもかなり昆虫感があります。
私は蝉が苦手なんですが、ティッシュと分かっていてもゾゾゾとするほど蝉でした。
しかしまあ、よくティッシュで作ろうと思ったものです、すごい。


読了日:05月16日 著者:駒宮 洋
https://bookmeter.com/books/13992797

■もじ鉄 書体で読み解く日本全国全鉄道の駅名標
鉄道と駅の看板・文字が好きな人は「もじ鉄」。
全166社(路線)の駅名標を書体とともに写真付きで紹介する。
各社、気を使ってるポイントが分かって面白かったです。
書体見極め能力が低くて「ゴナ」とか「新ゴ」とか言われても困っちゃう、な感じなので、品川駅港南口の東海道新幹線のりばの「り」で別の書体だなんて絶対に気が付かないです。
北越急行ほくほく線、虫川大杉駅の駅舎の出入り口にある片岡鶴太郎氏の書が芸術的過ぎて読めなかった;


読了日:05月16日 著者:石川祐基
https://bookmeter.com/books/12443937

■やっぱりパンが好き!
「著者が気になる、またはお気に入りのパンを70種以上ピックアップ」
2012年の本なので情報は要確認。
色んなパンがあっておいしそうでした。
最近食べてないので、とりあえずセブンイレブンのバタースコッチを買いに行こうかな。
ほうれん草のパンをポパイとオリーブの恰好で説明してて、懐かしい気分になりました。
ポパイとオリーブってどの世代まで通用するんだろうか。
読了日:05月16日 著者:山本あり
https://bookmeter.com/books/4765511

■決定版 鬼平犯科帳 (10) (文春文庫) (文春文庫 い 4-110)
「犬神の権三」「蛙の長助」「追跡」「五月雨坊主」「むかしなじみ」「消えた男」「お熊と茂平」の7篇を収録。
雨引の文五郎が恩返しのために逃がした犬神の権三、昔なじみの網虫の久六と再会した彦十、役宅から失踪し行方不明になっていた同心・高松繁太郎、密偵がらみの事件が多かった。
彦十はなんとかなったけれど文五郎と高松は残念だった。
「追跡」盗賊を追跡する平蔵、平蔵を追跡する謎の男。下氏九兵衛の狂気が恐ろしい。
「お熊と茂平」笹やのお熊婆さんがチャーミング。


読了日:05月15日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/11653798

■無人島、研究と冒険、半分半分。
「南硫黄島はその地形の厳しさのおかげで、山頂を含む調査はこれまでに1936年、1982年、2007年、2017年の4回しか実施されたことがない。
私は4回の調査隊のうち2007年と2017年の2回に参加した。これらは東京都が中心となって実施された自然環境調査だ。本書ではその経験に基づき、学術論文に書かれることのない調査の実態について紹介したい」
人間が住んでいない場所での生態系はどう維持されているのか、あるいは変化しているのか。
鳥以外の専門家のひとたちも、調査で得られたことは多かったんだろうな。
読了日:05月15日 著者:川上 和人
https://bookmeter.com/books/21468618

■みんなのカンカン弁当
お菓子の缶を弁当箱にする。
缶の選び方や詰め方のコツなどカンカン弁当の楽しみ方。
弁当箱にする発想はなかったなあ。
お弁当なんてすっかり作らなくなってしまったけれど、家にある缶にどうやって詰めようかと考えるのが楽しかった。


読了日:05月14日 著者:
https://bookmeter.com/books/13054373

■悪あがき英会話 アラフォー夫婦の挑戦 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
家族旅行したハワイで英語がまったくできなくて、一念発起、夫婦そろって英会話教室に通う。
ぐだぐだしつつもなんだかんだで取り組んでいて偉い。
そしていよいよハワイで英会話リベンジ。
コラムも勉強になりました。
英語で話すときの三か条。
・声を大きく
・沈黙は禁
・完全な文でなくてもOK
相手から聞き返されるのは発音のせいじゃなくて、日本人は声が小さくて聞こえないから。
読了日:05月14日 著者:松本ぷりっつ
https://bookmeter.com/books/10152879

■ねこほん 猫のほんねがわかる本
まんがで学ぶ猫の気持ち。
解説文が分かりやすいし、まんがも可愛い。
こういうのを読むと猫が飼える家に引っ越したくなります。
読了日:05月14日 著者:
https://bookmeter.com/books/13761008

■不可能楽園 〈蒼色館〉 (講談社ノベルス)
上小野田警部の最後の事件簿。
蒼色館、そうしきかん。
葬祭式場の名前としては分かりやすくていいなあ、なんて思ってしまいました。
この世に存在する実感に欠けつつも美しい犯罪を追い求めたい上小野田警部。
バカミスだけど、大掛かりな仕掛けで面白かった。


読了日:05月13日 著者:倉阪 鬼一郎
https://bookmeter.com/books/5283649

■柴田理恵のきもの好日
「家庭画報特選きものsalon」での連載を書籍化。
柴田さんに着物のイメージがなかったのだけれど、祖母や母や伯母たちの着物に手を入れてうまく着ているなあと思いました。
祖母と祖父の着物をリメイクして一枚の着物に仕立て直したものが素敵で、元々こういう着物だったんじゃないのかと思うほど馴染んでた。
表紙は母親の実家「宮田旅館」で撮影されたもの。


読了日:05月13日 著者:柴田 理恵
https://bookmeter.com/books/19357538

■コスプレーヤー
1998年12月「コミックマーケット55」から1999年9月「東京ゲームショー」までの、同人誌即売会、コスプレイベント、ゲームショーなどのイベントで、コスプレを楽しむ人たちを撮影、取材した写真集。
コスプレってアニメやゲームのキャラばかりかなと思ってましたが、V系バンドなんかもありました。MALICE MIZER強い。
特急はくたかとシーマンは京大卒業式で見かけそうな感じ。


読了日:05月12日 著者:松村 章子
https://bookmeter.com/books/2221528

■腸活先生が教える病気を遠ざける食事術 炭水化物は冷まして食べなさい。
炭水化物こそ最高のダイエット食品。
炭水化物は冷ますとレジスタントスターチという食物繊維に変身する。
炊いた白米をお茶碗によそって1時間ほど冷ますだけ。
玄米の場合は物理的に消化しにくいため、冷まさなくてもレジスタントスターチが含まれている。
パンはトーストしたりせずそのまま食べる。全粒粉のパンがおすすめ。


読了日:05月12日 著者:笠岡 誠一
https://bookmeter.com/books/16421016

■心霊物件に住んじゃった
古いアパートに引っ越したら金縛りにあった著者。
胸の上に女の子の幽霊が座っていたなんてイヤだなあ;
砲術師の先生いわく「部屋で何かが見えるというのは基本的に心身のバランスが崩れている状態」。
いわゆる事故物件ではないし、著者があまり怖がってる感じがしないので気軽に読んでいましたが(さっちゃんと指文字で会話してるし)、幽体離脱したり謎の体調不良になったりで、やっぱり良くなかったのでは。


読了日:05月12日 著者:十凪 高志
https://bookmeter.com/books/11151113

■上手に人を殺すには (創元推理文庫)
ジャックの取引先のIT企業「ザクダン」CEOの婚約者で、チャーリーの親友ブレンダの同級生が変死した。
事件の真相を突き止めるため、チャーリーたちはザクダンに潜入捜査することになった。
前作よりも物語は動いてる感じはするけれど、正義感というより野次馬根性でやってる気がして仕方ない。
どうやっても秘書に見えないボディガードのフランクの意外性が素敵でした。
ハリーは、学生たちを引率してヨーロッパに行くブレンダに同行するのかな、気になる。


読了日:05月11日 著者:マーガレット・デュマス
https://bookmeter.com/books/616901

■僕が親ならこう育てるね
ひろゆき氏の教育と子育て論。
ときどき毒を感じながら、そういうものかなあと思いつつ読みました。
スマホは手軽だけれど出来ないことも多いから、PCの使い方を覚えるのは本当に重要だと思う。
(※この本の著者印税は児童養護施設へのパソコン寄贈に充てられます)
才能のない子は大学資格がないと世界で戦えない。
でも大学は「無償化」じゃなくて頭のいい子供を無料にする。
そもそも勉強する気のない学生の学費を税金で払う必要はない。
読了日:05月11日 著者:ひろゆき
https://bookmeter.com/books/18546413

■何か文句があるかしら (創元推理文庫) (創元推理文庫 M テ 10-1)
イギリスで電撃結婚したセレブなチャーリーは夫ジャックとともにサンフランシスコに帰郷した。
友人が手配したホテルに到着した二人は、スイートルームの浴槽で見知らぬ女性の遺体を見つける。
従妹が誘拐されたり、チャーリーの劇団で殺人事件が起きたりと、書き出してみれば色々あるのに、事件がほったらかしになってたような印象があるのはなぜだろう。
「上手に」に続く。

読了日:05月10日 著者:マーガレット・デュマス
https://bookmeter.com/books/178578

■「とりあえず」は英語でなんと言う? (だいわ文庫 E 334-1)
『この本では、日本語の文化から生まれた「気持ち」や「考え方」をどうやって英語のネイティブに伝えるかを教えます」
日本語もそうだけど、場面によって細かい使い分けがある。
とりあえず、ビール下さい:I'll start with beer please.
「とりま」のようなスラングは「For starters」。


読了日:05月10日 著者:ルーク・タニクリフ
https://bookmeter.com/books/11206290

■ボロい東京 (光文社新書 1289)
20年以上撮りためてきたボロい東京のスナップ写真。
トタンの壁、外に置かれた洗濯機。
うちの近所にもこういう家あったんだよなあ。マンションになっちゃったけど。
なんとなく懐かしい気分になりました。


読了日:05月09日 著者:三浦 展
https://bookmeter.com/books/21702154

■人生が変わるホルモンコントロール術 はたらくホルモン 朝1杯の牛乳が夜の睡眠を変える
「ダイエットも、疲労回復も、若返りも、あなたの気持ちでさえも、すべて、ホルモンが影響しています」
暮らしの中での少しの工夫でホルモンをコントロールする。
ホルモンに働きかけるアロマが紹介されていますが、例えばクラリセージは妊婦は使ってはいけないなど禁忌事項が書いてないのが不親切かも。
精油の取り扱いには注意されたし。


読了日:05月09日 著者:工藤 孝文
https://bookmeter.com/books/15959509

■コンビニ&スーパーのアイスが極上スイーツに! 魔法のアイスレシピ
市販のアイスを使った51のアレンジレシピ。
メシ系レシピはちょっとなあ、試す勇気がないかなあ。
カレーヌードルに雪見だいふくを入れるなら、食事とデザートとして別々に食べたい。
パピコとアイスの実を使うスペシャルアイスケーキが豪華でおいしそう。
5月9日はアイスクリームの日。

読了日:05月09日 著者:シズリーナ荒井
https://bookmeter.com/books/17961746

■お世話になっております。陰陽課です (2) (メディアワークス文庫)
「いきいき生活安全課」に配属になり、春明と主従関係になった祈理。
出会いはあまり良くなかったけど、二代目・蘆屋道満を名乗る小松原満は春明から牛頭天王の対応を任されて、本人が思ってる以上に陰陽師としての適性があるんだと思う。
意識の主体は体積の多い部分に残る。
首を奪還したミヅチは、さぞかし楽しく決闘したことでしょう。


読了日:05月08日 著者:峰守ひろかず
https://bookmeter.com/books/10894978

■NHK「100分de名著」ブックス 兼好法師 徒然草
神道の家に生まれながら神道には縁遠く、宮中に仕えたものの出世はならず、発心して出家はしたものの名僧になったわけでもなく、和歌に精進しながら歌道で大成したわけでもない。
吉田兼好はかなりハイレベルな器用貧乏、中途半端に人生を送ったひと。
徒然草は、何者でもない者によって書かれたブログのような随筆。
そういわれると途端に親しみが持てるのが不思議。


読了日:05月08日 著者:荻野 文子
https://bookmeter.com/books/5486206

■ようこそ!おしゃべり歴史博物館
ホモ・エレクトスから地球温暖化、そして未来へと、各トピックスが「一人称で自己紹介する」スタイルで歴史を学ぶ。
子供向けの本だけれど、歴史の流れがざっくり掴めるので、大人が読んでも良かったです。
紀元前1500年頃のリャマとか、アステカ帝国の頭蓋骨とか、「自分はこういう役割で」なんて言ってくれるのが面白い。


読了日:05月07日 著者:マイク・バーフィールド
https://bookmeter.com/books/20488599

■サイクリングごはん
「車や電車でしか行けないと思っていた場所に自分の力で行ける感動!」
スポーツバイクで遠出してその土地のおいしいものを食べる。
あちこちに行けて嬉しい気分がよく伝わってくるし、本当に楽しそう。
最初は50㎞くらいの那珂湊や大洗の海沿いのあたりから始まって、どんどん距離が伸びて往復170㎞を達成、ついには大洗からフェリーに乗って北海道へ一人旅。
行動範囲が広がると見える景色も違っていていいなあ。
読了日:05月07日 著者:夏福
https://bookmeter.com/books/15088806

■続 蒼海の碑銘
世界各地の海底に沈む戦争遺産の写真集、第2弾。
コロナとロシアのウクライナ侵攻のために海外に行くのが儘ならず、崩落する前に記録しておきたかったものは多かっただろうな。
ソロモン諸島に沈んだ飛行機SBDドーントレスのエピソードが印象的。
無事だったパイロットが50年後にこの地に戻りダイビングして自機を見るなんてすごい話だ。
船体が原形を保っている船の内部に残っている品物が興味深い。
木製の将棋の駒とか酒瓶や調理器具、人の気配がする。
読了日:05月07日 著者:戸村裕行
https://bookmeter.com/books/20015404

■絡新婦の糸:警視庁サイバー犯罪対策課
ネットで有名なインフルエンサー<市民調査室>の暴露ネタが炎上騒動を起こし、ついには死者が出てしまう。
サイバー犯罪対策課・延藤は<市民調査室>の身元特定を急ぐ。
SNSの偽情報を拡散したお前も同罪だ、罪を償えと迫られると分かってるひとはどのくらいいるんだろう。
桐島班の宮藤と葛城が追ってる事件は解決したのかな。


読了日:05月06日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/21607131

■三谷幸喜のありふれた生活 (18) 時の過ぎゆくままに
朝日新聞2020年10月~2022年4月の掲載分。
竹内結子さんへの追悼から始まるシリーズ18冊目。
三谷作品に関わった方々の訃報が続き、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の執筆中に還暦を迎えた。
ヨシタケシンスケさんが表紙にした「精神年齢は大学時代で止まったまま」は、気持ちが分かるなあ。
小説版古畑任三郎「殺意の湯煙」が収録。
田村正和さんの声で再生されました。

読了日:05月06日 著者:三谷 幸喜
https://bookmeter.com/books/21881066

■未盗掘石室の発見・雪野山古墳 (シリーズ「遺跡を学ぶ」 8)
琵琶湖の南東部にある雪野山の山頂に展望台を作る計画が持ち上がり、その事前調査で発見された雪野山古墳。
未盗掘の竪穴式石室が発見されたことで前期古墳時代の研究に果たす役割は非常に大きい。
未盗掘だと、遺骸が埋葬されたときの副葬品が棺の中なのか外なのか、そのままの位置を保っている可能性が高いということ。
棺の中から三面の三角縁神獣鏡が出土していて、被葬者は中央のヤマト王権に近しい地位を占めていたと考えられる。
発見が平成元年で結構最近だけど、忘れられている古墳はまだどこかにあるのかな。


読了日:05月05日 著者:佐々木 憲一
https://bookmeter.com/books/1654583

■INTERIOR GREEN インテリアグリーン (ブティック・ムックno.1544)
部屋を彩る観葉植物との暮らし方と、育て方、楽しみ方を紹介した一冊。
メジャーな品種から珍しいものまで集めた図鑑も掲載。
結構な数の鉢植えを育てているひとたちは、ちゃんとその植物に合わせた世話が出来てるっていうことですよね、すごいなあ。
アロエとかサボテンとかの多肉植物以外の植物をうまく育てられないので、羨ましいです。


読了日:05月05日 著者:グリーンインテリア
https://bookmeter.com/books/17812176

■アラフォーおひとりさま、結婚しました。
おひとりさまからおふたりさまに、アラフォー・フカザワさんの結婚物語。
3歳年下の彼とは7年も友達で、初めて一対一で飲みに行ったら意気投合。
友達期間ムダに7年なんて書いてますが、そういうタイミングだったんでしょう。
子宮筋腫の手術は、逆に言えば結婚が間近に控えてなかったら病院に行くふんぎりがつかずにもっと苦しむことになったかも。
入院したり大変だったけど治って良かったですね。
なんにせよ、ご結婚おめでとうございます。
読了日:05月05日 著者:フカザワ ナオコ
https://bookmeter.com/books/10439326

■冬期限定ボンボンショコラ事件 (創元推理文庫)
とうとう冬になってしまった。
轢き逃げされた小鳩くんが回想する過去の轢き逃げ事件との因果関係。
小佐内さんが「ゆるさない」と言っているのが心強い。
どうやって決着するのかを見守る気分でした。
ふたりが京都で再会できますように。
7月からのアニメ放送も楽しみ。

読了日:05月04日 著者:米澤 穂信
https://bookmeter.com/books/21854331

■わしらは怪しい探険隊 (角川文庫)
「ここに書いたのは一九六九年から一九七六年ぐらいまでのことをかいつまみ、主として三重県の神島でのことをメーンにした」
あっ、そんなに昔のことだったのか。
この当時、小学生隊員フジケンが実際は私より年上だとは露知らず、オジサンたちと一緒にテント生活だなんて良い経験だねえ、と思いながら読んでいたのでした。
沢野さんとふたりで島を泳いで一周することになって、沖に流されたり岩場を登ったり、怖かっただろうなあ。


読了日:05月04日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/549147

■わびれものゴージャス (バンブーコミックス)
日本全国わびさび巡り旅。
麻布十番の釣り堀なんて穴場すぎて面白い。
(あとで調べたら2018年に閉園)
東尋坊にタワーがあるのは知らなかった。
結構な観光地だから賑わっていると思いきや、600人収容の大食堂で食事してるのがひとりだけ。
なんだか意外だった。

読了日:05月03日 著者:小坂 俊史
https://bookmeter.com/books/6701319

■こころがつながるおいしいスイ-ツ (1)
印刷用レシピと紙袋の型紙などの素材を収録したCD‐ROMつき。
バレンタイン用のチョコ菓子が続いた後にマカロンのレシピ、マカロンなんて難しい気がするのに。
「ココア生地は失敗が少ないので、おすすめです」
なるほど、失敗が少ないココア生地で何度か作ってみてコツをつかんでから、食紅で色付けした他のマカロンに挑戦してもいいかもしれない。


読了日:05月03日 著者:荻田 尚子
https://bookmeter.com/books/6299819

■毎日かあさん10 わんこギャル編
娘ちゃんの化けっぷりが、でもずっとこうしたかったんだっていう意思が見えるよ。
息子くんと同じ中学校に行きたくて小4から個別指導の塾に通っていたのに受験前の偏差値39。
どうにか合格したものの「授業がむずかしくて何言ってんだか」、でも友達もできたし(バレリーナ・モデル・ハーフ)そういうのも楽しそうだ。


読了日:05月03日 著者:西原 理恵子
https://bookmeter.com/books/7424334

■エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 5 (MF文庫J)
米国政府の確約を取り付けてネイバー7番機・明星の奪取計画が実行されるが、日本政府に裏切られる。
エイルンの正体が暴露されてから怒涛の展開。
それにしても、どうしてプランBを用意しておかないのかと詰め寄りたい気分。
エイルンはアギトとジンに襲われて大破したエルフィーナと共に消失。
規格外十番は各国機関に売り渡されて、雷鳥は失脚、統合幕僚本部の直下の一組織として吸収された氷室義塾はどうなるのか。


読了日:05月02日 著者:東 龍乃助
https://bookmeter.com/books/11206942

■60代、少しゆるめがいいみたい (単行本)
日本経済新聞を中心にあちこちに書いたエッセイをまとめたもの。
自分の年齢を鑑みつつ電化製品の買い替えを検討している岸本さん。
残りの人生の時間をちゃんと視野に入れたうえでのことなので冷静だなと思う。
ラインとかココアとかは、アプリと分かるようにLINEやcocoaと書いた方が良さそうだけれども。

読了日:05月02日 著者:岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/21621065

■THE STONE / FROG
日本全国の石像から厳選した97点を収めた写真集。
モノクロなこともあって、風雨にさらされて年月を経た石像の石肌の粗さが良く分かって、見ていると少し怖かった。
表紙は東京・麻布十番にある十番稲荷神社の蛙像。


読了日:05月01日 著者:西村 裕介
https://bookmeter.com/books/18317960

■女はいつも、どっかが痛い: がんばらなくてもラクになれる自律神経整えレッスン
女性鍼灸師が教える不調からラクになる方法。
いつも笑顔で機嫌よくしていられるのが一番だけれど、そうじゃないからツライのだ。
「毎月、血を流し続けて早ウン十年、同志よ、よくぞ生き残った!ってみんなで抱き合いたいくらいです」
ほんとにねえ。
鍼治療ってやったことないけど、ちょっと興味が湧いてきました。

読了日:05月01日 著者:やまざき あつこ,鳥居 りんこ
https://bookmeter.com/books/19147500

■宇宙人とみつける仕事図鑑 576の職業が絵でわかるからおもしろい
将来やりたい仕事が良く分からない12歳のユメオの前に現れた宇宙人のワプリン。
ふたりはUFOに乗っていろんな職業を見に行った。
「詩人・歌人・俳人」みたいにある程度まとまっているものもあるけれど、576の職業ってすごいな。
576もあるので、IRとかプライバシーコンサルタントとか、知らない職業も結構あった。


読了日:05月01日 著者:
https://bookmeter.com/books/18889578


▼読書メーター
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2024-04

2024-05-01 05:03:35 | 
2024年4月の読書メーター
読んだ本の数:75冊
読んだページ数:15086ページ
ナイス数:648ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2024/4
■忌品 (TOKUMA NOVELS)
“遺品”に宿る魔の力を題材にしたホラー小説全八篇。
「靴」
人形を見た蒲生が悲鳴を上げてくれて良かった。罪悪感は真実から目を背けさせる。
「携帯電話」
目の前の美しい毒のために人生を終わらせ続けていることを後悔してないのが一番怖い。
「手紙」
時系列の分からない六通目がひっかかるものの、ちゃんと読み切れてないせいか意味が分からず消化不良。


読了日:04月30日 著者:太田 忠司
https://bookmeter.com/books/541822

■神さまたちの遊ぶ庭
北海道・大雪山国立公園の中にある集落・トウムラシで暮らした宮下家の日々。
長男くんの高校受験のこともあり、1年間の期間限定とは決めたものの離れがたくてつらくなるのは分かるなあ。
それほどに周囲のひとたちも環境も素晴らしい。
お隣さんちのなっちゃんが歩けるようになって、全トウムラシと一緒に泣きそう。

読了日:04月30日 著者:宮下 奈都
https://bookmeter.com/books/9154477

■映画の間取り
『Twitterで拡散され話題を呼んだ、WOWOWのスマートホン用アプリ「映画の間取り」が、書籍になって登場!』
一軒家やマンションだけじゃなくて、「清須会議」の清州城や「オリエント急行殺人事件」ラチェットの個室なんていう変わりダネもあって面白かった。
「テルマエ・ロマエ」ハドリアヌス帝別荘の個人風呂って間取りって言うのかなそれ。


読了日:04月29日 著者:WOWOW「映画の間取り」編集部
https://bookmeter.com/books/11209996

■アレの名前大百科 (PHP文庫)
身近にあるけど名前は知らない、アレの名前大百科。
みうらさんの成績表はトータル13勝93敗、正解率12%。
知ってるくせにボケた回答をして正解しないパターンだと思ってたけど、ネコ車とか本当に知らないのが意外でした。


読了日:04月29日 著者:
https://bookmeter.com/books/11175135

■おかずがなければ魚を釣ればいいじゃない (コミックエッセイの森)
釣りにドはまりした著者の釣りライフ。
横浜の釣り公園って本牧ですかね、あそこはいつも混んでる気がします。
空いてるときなんかあるのかな。
1匹しか釣れなかったシリヤケイカが大人気、子どもがずっと見てるのが可愛かった。


読了日:04月29日 著者:森越ハム
https://bookmeter.com/books/10941332

■短編アンソロジー 味覚の冒険 (集英社文庫)
食にまつわるアンソロジー。
おいしそう、おなかがすく、そういう方面の感想にならないのでまさに味覚の冒険。
筒井康隆「蟹甲癬」と田中啓文「新鮮なニグ・ジュギペ・グァのソテー。キウイソース掛け」の二作品は特に想像力との戦いでした。
中島らも「GOD OF THE DOG」久しぶりに読めて良かった。アイデンティティーのおじや、デンおじ。


読了日:04月28日 著者:嵐山 光三郎,井上 荒野,岡本 かの子,川上 弘美,椎名 誠,清水 義範,白石 一郎,田中 啓文,谷崎 潤一郎,筒井 康隆,中島 らも,南條 竹則,夢枕 獏,吉行 淳之介
https://bookmeter.com/books/13204846

■【重版6刷】人生を狂わす名著50(ライツ社)
人生を狂わされる本50冊とその次に読みたい本を3冊ずつ、合計200冊を紹介。
テンポの良い語り口に乗せられて、紹介されてる本をぜひ読まなくちゃと思えるし、既読の作品もまた読み返したくなってしまいます。
生きてるうちにどれだけ読めるかな。

読了日:04月28日 著者:三宅香帆
https://bookmeter.com/books/12229047

■レンズが撮らえた オックスフォード大学所蔵幕末明治の日本
オックスフォード大学ピットリバース博物館が所蔵している幕末から明治の日本の写真。
正装の二人のご婦人を乗せた人力車をわざわざスタジオで撮影していたりして、日本の文化って西洋から見たら珍しかったんだろうな。
カラー写真みたいな手彩色写真が綺麗。
彩色したひとの技術がすごい。

読了日:04月27日 著者:
https://bookmeter.com/books/11460292

■結婚する予定もないから、好きなように家建てちゃいました。
雑誌の連載では「ひぐち城建てました。」だったものを、担当Mさんの提案でタイトル変更。
本当にそのままタイトルで分かりやすくて良いと思います。
実家の近所で見つけた三角形の土地に建てた店舗付き住宅。
いつの間にか増えてる猫たちも住みやすそうだし、妹さんの喫茶店も素敵でした。


読了日:04月27日 著者:ひぐちにちほ
https://bookmeter.com/books/11483476

■『ママぽよ』一家と行く! まんぷく食べ放題in東京 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
東京都内の食べ放題をめぐる。
都内ホテルビュッフェ、中華街はほぼ制覇しているスペシャリストのライター・アンジェラさんが曰く、
ビュッフェ攻略その1・まず皿を持たずに店内を一周。
その2・開店と同時に満席になる店は20分経てばすく。
その3・ビュッフェは好きなものだけ食べればよし。
たくさん食べたいとか、色んなものを食べたいひとにはビュッフェいいですね。
池袋の駄菓子バーが気になりました。
読了日:04月27日 著者:青沼 貴子
https://bookmeter.com/books/8301150

■サーカスから来た執達吏
晴海商事から樺谷子爵家に借金の取り立てにやってきた少女・ユリ子。
樺谷子爵家の三女・鞠子は、借金の担保として、ユリ子と共に絹川子爵の隠し財産を探す。
鞠子が財宝探しの鍵になるという理由がロクでもなくて、そんなにしてまで財宝を手に入れたかったのね。
密室と暗号の謎も面白かったけれど、鞠子の怪文書がとても良かった。
またこの二人(と、かつよさん)の活躍が読みたいな。


読了日:04月26日 著者:夕木 春央
https://bookmeter.com/books/18532544

■いちばんやさしい美術鑑賞 (ちくま新書)
「本書は展覧会鑑賞の一ファンが、ふだん展覧会会場で実践している見方を紹介する、いわゆる素人による素人のための指南書です」
重要文化財や国宝指定されると文化財保護法の規定により年に何日かは一般公開が義務になるのは知らなかった。
だから皇室に献納されてる伊藤若冲「動植綵絵」みたいに国宝などの肩書がないものはめったに見ることが出来ない。
現代アートのわけのわからなさは「全部デュシャンのせい」。


読了日:04月26日 著者:青い日記帳
https://bookmeter.com/books/13000746

■OH! ざわつくおにぎり: 食べてもおいしい米アート
食べておいしいおにぎりアート。
とあるおにぎりコンテストに応募したことからおにぎり作りに目覚めたそうですが、コンテストなんてあるんですね、へぇ~。
最初のほうは猫の頭だけ、みたいな感じだったのが、だんだんとグレードアップ。
岸田劉生の「麗子像」のそれらしさについ笑ってしまった。
顔だけだけど、メンフクロウいなり寿司が可愛かった。


読了日:04月25日 著者:おにぎり 劇場
https://bookmeter.com/books/18787829

■空鉄の世界
小型機やヘリで上空から写した鉄道写真。
富山県・立山砂防工事専用軌道は、立山のカルデラ地帯の砂防ダム群を整備管理する工事用軌道。
空から撮影しているので、山腹をジグザグに登っていく18段スイッチバックがよく分かる。
たくさんの新幹線が並んでいる大阪・鳥飼車両所が本当に壮観。


読了日:04月25日 著者:吉永 陽一
https://bookmeter.com/books/12806817

■漫画描きと猫♪ (ぶんか社コミックス)
ムーちゃん溺愛してますなw
引っ越し先を決めるのもムーちゃん第一、良いところが見つかって何よりでした。
家が傷むので大家さんとしても大変でしょうが
「修繕費用がいる時は全額お支払いします」
「工事が入ってる間の家賃も払います!」
ムーちゃんのためならお安い御用。
野良猫キュルちゃんとのエピソードが切ない。
読了日:04月25日 著者:樹 るう
https://bookmeter.com/books/4321105

■絞首商會 (講談社文庫)
血液学の権威・村山鼓堂を殺した犯人を見つけて欲しいと依頼された元泥棒の蓮野。
村山博士が二人いて、名前が出てくるたびに確認しながら読んでいました。
蓮野と井口、その周辺のひとたちが魅力的。
井口が印章屋になったところから大月と紗江子が白城の家に乗り込んだあたりのやりとりが面白かった。
絞首商會よりも晴海商事のほうが怖い気がする。


読了日:04月24日 著者:夕木 春央
https://bookmeter.com/books/20505036

■5文字で百人一首
「原文・もともとの文」→「訳・昔の言葉を今の言葉に直しただけ」→「意訳・読みやすく順番を整えて短くまとめた」→「5文字・とてもかんたんに言うとこんな意味だ」
段階を踏んだ解説が分かりやすい。
5文字の要約がすごい要約っぷり。
赤染衛門「やすらはで寝なましものをさ夜更けてかたぶくまでの月を見しかな」これの5文字要約が「連絡しろよ」。


読了日:04月24日 著者:すとう けんたろう
https://bookmeter.com/books/17890352

■早すぎた天才 知られてないけど、すごかった
「早すぎた天才。それは、時代よりも早く才能を発揮してしまった、すごい人たちのこと─。」
インドの数学者・シュリニヴァーサ・ラマヌジャンみたいに、本当の天才は天才過ぎて周囲に理解されないことのほうが多いのかも。
ラマヌジャンは数多くの数式を見つけたけれど、それらが正しいと証明されたのは100年近くたった2018年。
普通であることを悩むふつう子ちゃんのまんがも良かったです。
読了日:04月23日 著者:大野 正人
https://bookmeter.com/books/18061253

■北欧女子オーサのニッポン再発見ローカル旅 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
東京に住むスウェーデン人オーサさんが日本をもっと知る旅に出る。
元ハウスメイト完山さんとの縁で福岡県大川市を訪ねたオーサさん。
過疎化や高齢化の解決策として移民を提案したら「ロボットを作ろう」になるのが日本人らしい。
クルマで来てお酒を飲んだ人のための代行サービスって、知らないひとに自分のクルマの鍵を渡すなんて「日本人は信頼すごいね」確かにそうかも。
京都で撮った舞妓姿が綺麗でした。

読了日:04月23日 著者:オーサ・イェークストロム
https://bookmeter.com/books/11067414

■常識やぶりのアイデアおやつ ~「材料4つまで」の100レシピ
動画を漁るのが面倒になって買った本。
使う材料は4つまで、手順も少ないので作りやすい。
ふわふわシフォンケーキや揚げないドーナツみたいにホットケーキミックスの粉の味がそのまま生かされるようなレシピもあるので、おいしいやつを使うと満足度が上がりそう。


読了日:04月23日 著者:syun cooking
https://bookmeter.com/books/21704013

■時計泥棒と悪人たち
大正時代の東京で元泥棒の蓮野とともに謎を解く。6編収録の連作集。
「宝石泥棒と置時計」の最後の蓮野のセリフが生きるような書名が良い。
「光川丸の妖しい晩餐」
ちらちらと出ていた、空き家で若い女性の惨殺された遺体が見つかる事件とリンク。
人殺しに慣れてる人間がやることは怖いな。
とりあえず、隠れてつまみ食いするのはやめよう。


読了日:04月22日 著者:夕木 春央
https://bookmeter.com/books/21006199

■ぼくは翻訳についてこう考えています -柴田元幸の意見100-
「翻訳について、過去30年に喋ったり書いたりしてきたことを、この1冊にまとめた」
訳者が原文を読んだときに感じたような快感が伝わるような訳文になっていなければ、いくら正確でも意味はない。
『「あなたにとって翻訳とは何ですか」と問われたら、迷わず「快感の伝達です」と答えます』
ふむふむ。
学習用にはロングマン英和辞典が良いんですって。
読了日:04月22日 著者:柴田 元幸
https://bookmeter.com/books/15009431

■日本の泊まれる○○ (TJMOOK)
泊まれる本屋や泊まれる美術館など、普通の宿とは違う魅力がある施設を紹介する。
どこも非日常感があって旅の目的そのものになりそう、泊まってみたいです。
群馬県・みなかみ町の、木造校舎まるごと貸し切りの「泊まれる学校さる小」とか、1日1組限定のところは贅沢な気分を味わえそう。


読了日:04月21日 著者:
https://bookmeter.com/books/19361594

■体力アップ1年生
運動不足なアラフィフたかぎさんが体力づくりをゆるく頑張る。
疲れにくい体を目指した結果ダイエットになりました、なら分かるんだけれど、体力アップとダイエットは同じ意味になるのかなあ、うーん。
あちこち歩くフォトロゲイニングは時間にシビアだなあ。


読了日:04月21日 著者:たかぎ なおこ
https://bookmeter.com/books/21728681

■フルーツ酢で(楽)やせる! 免疫力がアップ! (干しブドウ酢、バナナ酢、レモン酢、パイン酢、イチゴ酢)
果物を糖分とともに酢に漬け込んだフルーツ酢の作り方と効果。
果物1:砂糖1:酢2の割合で混ぜたら電子レンジで加熱、常温で12時間置いてできあがり。
バナナ酢の材料があったので、材料を混ぜて常温で2週間置く方法で作ってみました。
2週間後が楽しみです。
読了日:04月21日 著者:
https://bookmeter.com/books/16244609

■新装版 殺しの双曲線 (講談社文庫)
鉄道じゃない西村京太郎作品。
東京の連続強盗事件と東北のホテルで起きた殺人事件。
冒頭で、メイントリックは双生児であることを利用していると書いているし、実際に双子の描写が出てくるから、それで安心して読んでしまった。
もし一人が死ぬことになったら死んだ方がすべての罪を被る。もう一人は平気な顔で生きていく。
日下部ユカの作文で「平気な顔」が揺らいでしまうのが良かった。


読了日:04月20日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/5258120

■アボカドの種
俵万智の第七歌集。
「人間かどうか機械に試されて人間として答えつづける」
「ウクライナ今日は曇りというように戦況を聞く霜月の朝」
「日常の言葉集めて丁寧に一人のために生まれる短歌」
「この夏にオリンピックがあることを知らずに逝きし命忘れず」
「取り壊し進む古民家あらわなる居間に家族の気配を見せて」
「コンビニへ食パン買いにいくことが親孝行となる春の道」
「人生は長いひとつの連作であとがきはまだ書かないでおく」
読了日:04月20日 著者:俵 万智
https://bookmeter.com/books/21595198

■寧楽美術館の印章―方寸にあふれる美―
寧楽美術館所蔵の中国古印コレクションの中から代表的な219顆を紹介。官印・私印を年代順に掲載。
だいたいは文字が掘られているけれど鳥や獣などの図形もあるし、つまみの鈕形も色々あって、見るのが楽しかったです。
上下の面に掘られているものもあるのねへぇ~、なんて思ってたら、六面全部に掘られてる印もありました。
六面のやつは使いにくそうと思ってしまった。
読了日:04月19日 著者:
https://bookmeter.com/books/12380294

■大人のためのワイン入門
「この本では、品種や産地、選び方、食事とのマリアージュなど、ワインを楽しむためのあらゆる秘訣を紹介しています」
ただなんとなく選んで飲んでるだけなので面白かったです。
コルク栓よりスクリューキャップのほうがラクかなと選びがちなんですが、これがなかなか開けにくい。
じつはキャップ部分ではなく、キャップ下のボトル首全体を握り、もう片方の手でボトル本体をひねるのが正解。


読了日:04月19日 著者:
https://bookmeter.com/books/20334098

■ねことわざ
猫に関係する言葉の意味と4コマまんが。
ぱんだにあさんの猫が好きなので読めて良かった。
「ねこは長者の生まれ変わり」「冬の雨が三日降ればねこの顔が三尺伸びる」「あってもなくてもねこのしっぽ」そういう言い方があるのを知らなかった。
サメの一種で比較的おとなしい性格の「ネコザメ」は、目の上の隆起した部分が猫の耳に見えることから名付けられたが、英語圏では牛の頭に見えるので「ブルヘッドシャーク」と呼ばれる。
日本人には牛より猫のほうが身近な存在なのかな。


読了日:04月19日 著者:ぱんだにあ
https://bookmeter.com/books/20646067

■時ひらく (文春文庫 ひ 13-51)
創業350周年を迎えた老舗百貨店・三越を舞台にしたアンソロジー。
何の気なしに買った本なのですが、それで装丁がこれだったのかと納得。
伊坂幸太郎「Have a nice day!」
三越のライオンに跨ると願いが叶う。
高校受験の重圧に負けそうになっていたフジサキさんはエンドウさんと一緒にライオン像へと向かう。
どうしてそうなったと言いたくなる超展開。面白かった。
東野圭吾「重命(かさな)る」
お久しぶりの湯川先生。
三越の扱い方がさりげなくて上品でした。

読了日:04月18日 著者:辻村 深月,伊坂 幸太郎,阿川 佐和子,恩田 陸,柚木 麻子,東野 圭吾
https://bookmeter.com/books/21702922

■なんやかんや日記: 京都と猫と本のこと
「響け!ユーフォニアム」シリーズの著者のひととは知らずに借りた本なのですが、ちょうど放送されてるときに読めて良かった。
勉強そっちのけでガラケーで書いた小説を送り付けていた友人Sさんの存在は、友人冥利に尽きるだろうなあ。
とらやの羊羹丸かじり、31のポッピングシャワーとポッピングシャワーのダブルのアイス、食べるものの好みがいちいち素敵。
飼い猫バロンとの別れを綴った「文豪の猫」にしんみりする。

読了日:04月18日 著者:武田 綾乃
https://bookmeter.com/books/21247172

■せつない星座図鑑
夜空を彩る全88星座の「せつない事実と物語」を紹介。
かに座のかにが「なんでも星にすりゃ許されると思って!!」と言ってますが、そのセリフはフランスの天文学者・ラカイユに言うべき。
星座の名前が道具だらけになっちゃうからラカイユに名前を付けさせちゃいかん。


読了日:04月17日 著者:森山晋平
https://bookmeter.com/books/13040615

■粘土でつくる空想生物 ゼロからわかるプロの造形技法
「機械仕掛けのクジラ、ウサギ、金魚など……造形作家・松岡ミチヒロの粘土造形プロセスを大公開」
芯材に粘土を貼ったり、石膏で型取りしたり、やり方を丁寧に説明しているので作ってみたいひとには参考になりそうです。
出来上がっている作品を見るのも楽しかった。
ウサギがカッコいい。
読了日:04月17日 著者:松岡ミチヒロ
https://bookmeter.com/books/13097738

■鎌倉 女ひとり旅
女性が一人でも楽しめる鎌倉のとっておきスポット。
2013年の本なので事前確認が必要。
鎌倉で一番行きたいのはレンバイです。野菜を買いたい。
ハイキングも楽しそう。
所要時間の目安があると安心なんですが。
読了日:04月17日 著者:
https://bookmeter.com/books/7479021

■新世界崩壊 (講談社ノベルス)
ニューヨークとロンドンを瞬間移動、殺人を繰り返すシンディとは何者なのか。
二段組のノベルスという形態をこうやって使うなんて、しょーもなくて笑える。
こんな酷い仕打ちを受けた上小野田警部がお気の毒。
自業自得だけど独身だもの、仕方ない。
いつか美しい犯罪者に巡り会えますように。
読了日:04月16日 著者:倉阪 鬼一郎
https://bookmeter.com/books/638679

■オタクと推しの経済学 広がり続けるオタク市場の現在と未来がコンパクトにわかる!
経済学の知識でオタク文化やサブカルチャーを俯瞰する。
アンケート調査でオタ活・推し活をしていると答えた10.5%のうち、年代割合としては20代が24.9%でトップ。
若年層の女性が推し活を支えているという事実に注目すると、オタク文化やサブカルチャーを維持・発展させるには、若い世代の参入が不可欠。
アニメやまんがなど、都道府県別「聖地」の数では、東京都が1712件とぶっちぎりの1位。
(2位・神奈川県371、3位京都府・269)
岐阜県・高山市がどうして呪術廻戦の聖地なのかと思ったら、両面宿儺関連かあ。


読了日:04月16日 著者:牧和生
https://bookmeter.com/books/21334964

■旧石器時代ガイドブック ビジュアル版 (シリーズ「遺跡を学ぶ」 別冊 2)
およそ四万年前から一万五千年前まで、二万五千年間も続いた旧石器時代について。
氷河期で、今では絶滅した大型哺乳類(マンモスなど)がいて、石器が使われていて、人々が遊動生活をしていた時代。
旧石器時代は打製石器が使われ、新石器時代(日本の縄文時代)は磨製石器が使われていたと習ったような気がしますが、刃の部分を研磨した局部磨製石斧が発見された(日向林B遺跡など)のが面白い。
「この局部磨製石斧は、後期旧石器時代の後半期になるとぷっつりと姿を消してしまいます」
そのまま縄文時代に突入してないのが不思議。


読了日:04月15日 著者:堤 隆
https://bookmeter.com/books/1595282

■みるみるやせる!ココナッツオイルダイエット (主婦の友生活シリーズ)
ココナッツオイルはアルツハイマーや糖尿病の予防改善だけでなくダイエットにも効果的。
糖質オフの食事と、1日3回、食事の3時間前にココナッツオイルをとること。
多分、私としては紅茶かなにかの飲み物にいれるのが良さそう。
でも食事の3時間前に摂取なのを忘れそうだ。


読了日:04月15日 著者:白澤 卓二
https://bookmeter.com/books/9783019

■猫に育てられたドラゴン
猫に拾われて自分を猫だと思ってるドラゴン。
フルカラーで絵も可愛くて読んでると和みます。
子供のころのドラゴンが、猫が出かけているあいだボールを抱いて泣きべそかいてて、大きくなってもそのボールは宝物。
サラマンダーキャットとか迷子のフサフサとか、よく分からない生き物たちも可愛い。


読了日:04月15日 著者:神虫からすみ
https://bookmeter.com/books/15628948

■お世話になっております。陰陽課です (メディアワークス文庫)
「妖怪だって市民です! 京都の町を舞台に、妖怪たちの生活を守る新米公務員の奮闘記!」
京都市役所の陰陽課、設定がしっくりきて雰囲気を楽しめました。
火乃宮祈理の杓子定規な真面目さは逆に言えば言動にブレがないということ。
腕力でどうこうせずに智恵で折衝する役目と分かれば対応できるでしょう。
主従関係になった五行春明とうまくやっていけるかな。


読了日:04月14日 著者:峰守ひろかず
https://bookmeter.com/books/9926108

■イギリスのお菓子とごちそう アガサ・クリスティーの食卓
アガサ・クリスティー作品に登場する食べ物からイギリス文化を学ぶ。レシピ付き。
読点が多くてちょっと読みにくかったりしましたが、クリスティーもこれを食べていたのねと妙に感慨深いです。
大人になった今なら「三匹の盲目ねずみ」のソーダブレッドがどういうものかは知っているけど、子供のころは「ソーダのパンってどういうことだ」と謎でした。
ポアロが好きな薬湯ティザンはハーブティーのこと。
どんな味だったのかが気になる。
読了日:04月14日 著者:北野 佐久子
https://bookmeter.com/books/13575281

■不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち 「きょうだい型」性格分析&コミュニケーション (五百田達成の話し方シリーズ)
長子・末子・中間子・一人っ子、ひとの性格を4つの「きょうだい型」に分類して性格や行動などを分析。
こういう傾向がある、というだけで、必ずしも当てはまるとは限らないなあと思いました。
私は長子だけれど面倒見が良いとはとても言えない…。


読了日:04月13日 著者:五百田 達成
https://bookmeter.com/books/11234794

■明日はお休み。
休日は何をして過ごそうか、おうち派にもおでかけ派にも幅広く提案する。
毎日を忙しく過ごしているほうが休日の過ごし方には迷いがなさそうな気がしていますが、今までとは違う休日もいいかなと思うひとには参考になるのかも。


読了日:04月13日 著者:
https://bookmeter.com/books/427013

■霊能者と事故物件視てきました
「これは全国の大家さん必見の心霊物件査定マンガである」
通常物件よりお得な事故物件を霊能者と内見して、住んでも問題がないかどうかを鑑定する。
ワケあり物件専門の不動産屋ってあるんですね。
しかも日本で唯一、祈祷師の資格を持っているのでお祓いも出来る。
一番最後に大島てるさんと一緒に東京都内のA地区の事故物件を見て回ったのが怖かった。


読了日:04月13日 著者:東條 さち子
https://bookmeter.com/books/11084744

■エイルン・ラストコード 〜架空世界より戦場へ〜 (4) (MF文庫J)
女性陣、頭おかしい(褒め言葉)。
エイルンは世界の在り方を変えるべく、氷室義塾の内部から改革を始める。
いつもマリスの迎撃をしている氷室義塾はテロリスト相手でも容赦なし。
エルフィーナ破壊計画は失敗して水久那も生き延びた。
そして、富士光三が悪魔のネイバーを完成させた、とは一体どういうことだろう。


読了日:04月12日 著者:東 龍乃助
https://bookmeter.com/books/10888019

■大人になってやめたこと (扶桑社文庫)
『自分の欠点を無理に「直そう」と思うことをやめてみたら、「自分にしかできないこと」が見えてきました』
大人がもっとラクチンに生きられる34のコツ。
ある程度生きているから、ようやく私もこういう考え方に馴染めるようになったなとしみじみします。
なにもかもを諦めるんじゃなくて「買う」と「使う」のバランスが大事。


読了日:04月12日 著者:一田 憲子
https://bookmeter.com/books/20086289

■蒼海の碑銘ー海底の戦争遺産
世界各地のレックの写真集。
レック(Wreck)とは海底に沈んでいる艦船や航空機のこと。
大きい船は海水でだんだん崩壊してしまうから全体像が分かりにくくなってしまう。
そういう意味では、航空機は良く形が残っていてサイズ的にも見えやすい。
駆逐艦・追風は気軽に潜れない水深60mの深い海に沈んでいるので遺骨が回収しきれていない。


読了日:04月11日 著者:
https://bookmeter.com/books/16352593

■わびれもの (バンブー・コミックス MOMO SELECTION)
「さびれ」+「わび」満載のスポットめぐり。
ちょっと鉄道ネタが多いかな、でもそれも味ってことで。
西新宿の、さびれた商店街と遠くに見える都庁との対比が良かった。
もう再開発計画は決まったんだろうか。
さびれてる印象がない江ノ島だけどシーズンオフの冬なら話は別。


読了日:04月11日 著者:小坂 俊史
https://bookmeter.com/books/590925

■いつか名古屋でモーニングを (コミックエッセイの森)
ドリンク代のみでボリュームのある朝ごはんが食べられる名古屋のモーニングの紹介。
掲載されてるところがどこもおいしそうでした。
一度は一宮のモーニング行きたいな。
インドカレー屋さん(インド&アジアンレストラン アラティ)の茹で加減が絶妙のゆでたまご食べたい。


読了日:04月11日 著者:勝川 ユミ
https://bookmeter.com/books/13992402

■決定版 鬼平犯科帳 (9) (文春文庫) (文春文庫 い 4-109)
「雨引の文五郎」「鯉肝のお里」「泥亀」「本門寺暮雪」「浅草・鳥越橋」「白い粉」「狐雨」の7篇を収録。
五郎蔵とおまさが一緒になり、平蔵に飼われることになった柴犬のクマ。
痔を患う泥亀の七蔵の描写を読んでいて同情を禁じ得ないって感じだったんですが、池波正太郎本人が痔で苦しんでいたからこそなんですね。
「白い粉」刀を持った男たちを撃退することはあっても、毒殺されかけたのは初めて。妻を人質に取られた料理人の勘助の苦悩は、もとをただせば博打のせい。


読了日:04月10日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/11562514

■今日も小原台で叫んでいます 残されたジャングル、防衛大学校
神奈川県横須賀市、小原台にある防衛大学校の日々。
学力だけではなく生命力をも求められる防大は防衛相管轄の教育機関であり、陸・海・空、各自衛隊の幹部自衛官の教育訓練をする施設。
卒業すれば確実に曹長になれるエリートコースだけど、自衛隊とは何か、ということを徹底的に叩きこまれるのですね。
開校記念祭の棒倒しは訓練の時点でケガ人続出、実際に見たら迫力あるだろうな。


読了日:04月10日 著者:ぱやぱやくん
https://bookmeter.com/books/21364204

■眠れなくなるほど面白い 図解 論語
時代を超えて生き続ける、日常生活で役立つ孔子の教え。
論語は、紀元前6~5世紀ごろの中国の思想家・孔子の教えをまとめたもの。
孔子の教えは漢の時代には儒教として国教化され、論語は聖典として普及した。
聖徳太子は論語を参考にして十七条憲法を制定、江戸時代には武家の子弟の必修科目になるほど日本人としては馴染みのあるものだったから、明治時代に体制にとって都合の良いように教育に使用された。
いまの孔子の国は「子曰く、利に放りて行えば、怨み多し」を忘れたんだろうな。


読了日:04月09日 著者:
https://bookmeter.com/books/13486046

■ペネロペおはなしえほん (6) ペネロペ かずをかぞえる (ペネロペおはなしえほん 6)
ペネロペは数を数えられるようになりました。
4枚の封筒、6本のキャンディー、数が合わなくても大丈夫。
幼稚園でお昼寝してるペネロペはうさちゃんと一緒、他のみんなも大好きなぬいぐるみと寝ていて微笑ましい。


読了日:04月09日 著者:アン グットマン
https://bookmeter.com/books/423048

■トリノトリビア 鳥類学者がこっそり教える 野鳥のひみつ
4コママンガ+解説の2本立てで身近な野鳥の83のひみつを紹介。
まんがと文章が分かりやすくて、野鳥の習性などが面白く読めました。
1秒間に20回の猛スピードで木をつつくキツツキは衝撃で脳に損傷を受けていて、アルツハイマー型認知症の主要原因物質ではないかと言われている「タウタンパク質」が他の鳥より多く溜まっている。
スズメは砂を浴びたり水を浴びたりするけれど、カラスはアリを浴びる「蟻浴・ぎよく」をすることがある。


読了日:04月09日 著者:川上 和人,マツダ ユカ,三上 かつら,川嶋 隆義
https://bookmeter.com/books/13129289

■ブルーベリー・チーズは大誤算 (コージーブックス エ 1-4 チーズ専門店 4)
アイスクリーム屋の冷蔵庫で見つかった死体はジャッキーの暴力夫。
そのアイスクリーム屋はジャッキーの恋人が経営していて、凶器はシャーロットのレシピで作ったアイスの5ガロン容器と判明した。
ジョーダンにも関わることなのでシャーロットが心配するのは無理ないけれど、レベッカに注意する前にまず自分がひとの秘密を喋らないように気を配るべき。
マシューとメレディスは結婚して引っ越し、双子もいなくなって家の中が寂しい。
続編の翻訳が出ていないようですが、裁判のために一緒にニューヨークに行ったりするのかな。


読了日:04月08日 著者:エイヴリー エイムズ
https://bookmeter.com/books/8145257

■地上絵
第二回笹井宏之賞永井祐賞を受賞した著者の第一歌集。
「めずらしいところに空が広がってしずかにビルは消えてゆくもの」
「いいこともわるいことも起こってる目の色変えて話がしたい」
「うっとりとしょんぼりを繰り返しながら広がるまぼろしは遊園地」
「だめという返事を待つ布団のなかで涙のかわりに落とすテトリス」
「まだきみに何か期待をよせていて崖の間際の街くずれそう」
読了日:04月08日 著者:橋爪志保
https://bookmeter.com/books/17763647

■ゆるパイ図鑑 愛すべきご当地パイたち
全国各地のご当地パイ。
うなぎパイくらいしか思いつかなかったけど、名古屋地どりコーチンパイに馬蹄パイ、沖縄紅芋パイ、あれっ意外と食べてたな。
巨峰は元々商品名だったのに有名になり過ぎて品種名扱いになったとか、ラ・フランスは山形県、ルレクチェは新潟県で栽培されてるのに原産国フランスではまったく栽培されてないとか、そういう解説も面白かった。


読了日:04月07日 著者:藤井 青銅
https://bookmeter.com/books/8198936

■ムラサキダコ ~海からあらわれるマントの怪人~ (ふしぎびっくり写真えほん)
まだ分からないことも多いムラサキダコについて。
海外では「ブランケット・オクトパス」と呼ばれていて、腕の間にある毛布のような膜から名前が付いたらしい。
ちぎれた膜をおとりにして敵から逃げることもあるそうなので、再生するってことですかね。
メスの体長は40㎝ほど、それに対してオスはなんと2~3㎝くらいしかない。オスとメスの大きさがこれほど違う生物は珍しい。


読了日:04月07日 著者:中村宏治
https://bookmeter.com/books/13050156

■パパが育休とってみたら妻子への愛が深まった話
長男のときと次男のとき、2回の育休をとったパパの話。
奥さんは専業主婦なのになんで育休とったのかと聞いてくる著者の同僚みたいな考え方をするひとはコレ読んだ方がいい。
育児は無休で無給、「でもやりがいがやべぇんだ!!」。

読了日:04月07日 著者:パパ頭
https://bookmeter.com/books/20582960

■京都桜小径の喫茶店 ~神様の御使いと陰陽師~ 2 (一二三文庫 う 01-03)
愛莉が京都に来てからそろそろ一年。
神使からの願いを叶えることで、あちこちの神様との縁を深めてきた。
愛莉を狙い、あわよくば誉を殺そうとした黒ずくめの男は何者だったのか気になる。


読了日:04月06日 著者:卯月みか
https://bookmeter.com/books/20254103

■NHK「100分de名著」ブックス マキャベリ 君主論
マキャベリ「君主論」が書かれた歴史的背景や書かれた目的などを踏まえながら読む。
署名を知っている程度だったので、どういう内容なのか、概要がつかめて良かったです。
官僚だったマキャベリが職を失い、次期君主に向けて就職活動のために書いた論文が君主論。
国を治めて維持するためには君主の力量が必要、その力量を備えた理想の君主のモデルとしてチェーザレ・ボルジアを描こうとした。
マキャベリってすごく有能な官僚だったんですね。


読了日:04月06日 著者:武田 好
https://bookmeter.com/books/5259877

■豊饒の海の縄文文化: 曽畑貝塚 (シリーズ「遺跡を学ぶ」 7)
有明海沿岸には数多くの貝塚が点在し、その中心的な遺跡の一つが熊本県の曽畑貝塚。
大森貝塚を発掘したモースが大野貝塚(熊本県)を調査したことで全国的に熊本の貝塚が注目され、その重要性を認めた人類学者で考古学者の若林勝邦が最初の発掘者となった。
隣接した低湿地帯からは貯蔵穴が見つかり、種類の違うドングリを別々にカゴに入れて貯蔵していたことが分かった。
大半は網代編みで作られていて、編み方が分かるようなカゴなんてよく残っていたと思う。


読了日:04月05日 著者:木崎 康弘
https://bookmeter.com/books/1407527

■上機嫌の習慣
自分の機嫌をよくするための72の習慣。
自律神経を整えることが前向きに上機嫌に過ごすことへ繋がる。
ただの精神論じゃなくて「朝のコーヒーはドーパミンの分泌を促すので一日のやる気モードスイッチが入る」とか、具体的なのが良かったです。


読了日:04月05日 著者:小林弘幸
https://bookmeter.com/books/20646073

■会社をやめて喫茶店はじめました (コミックエッセイの森)
会社員だった著者が東京・千歳烏山で昭和レトロな喫茶店「喫茶宝石箱」を開店するまでの話。
お姉さんの「本当にやりたいことならやれる時にやった方がいいよ」の言葉は励みになりましたね。
物件も運命の出会いと思えるようなところだったし、決まるときにはトントン拍子で決まっていくものなのかもしれない。


読了日:04月05日 著者:金井ナオミ,花小金井正幸
https://bookmeter.com/books/11588988

■京都桜小径の喫茶店~神様のお願い叶えます (一二三文庫)
失業して、失恋して、人生のどん底にいる水無月愛莉は、京都・哲学の道で出会った強面の拝み屋・誉との出会いがきっかけで、「Cafe Path」で働くことになった。
カフェオーナーの颯手が陰陽師でもあるから、颯手の京都弁がなんとなく怖さの隠れ蓑みたいに思ってしまう。
神様の願い事を叶えるために奔走する愛莉たち。
他人との心の境界線が薄い愛莉は他人の心の痛みが分かり過ぎてしまうけれど、それは欠点でもあり美点でもある。
貴船神社の藁人形を作ったのは誰なのか。
2巻に続く。

読了日:04月04日 著者:卯月みか
https://bookmeter.com/books/17014063

■雨の匂いのする夜に
写真専門誌「アサヒカメラ」の連載を収録。
種差海岸の写真にあわせて話を作った「駆ける娘」のどこが合成なのかよく分からなかったけれど、駆ける娘は乗馬クラブのひとだと種明かしがあって良かった。
白黒なこともあって雰囲気あるなあ。
途中下車して撮影した灯台のある島も良かったです。
土地の人は見慣れてるかもしれないけれど、椎名さんが撮影したくなった気持ちはなんだか分かる気がする。


読了日:04月04日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/10013901

■海外名作映画と巡る世界の絶景
映画のロケ地に使われた美しい場所。グーグルマップのバーコードつき。
見たことがある映画が多かったので楽しめました。
007シリーズはとんとご無沙汰しているので「スカイフォール」で軍艦島の外観が使われていたのは知らなかった。
ダ・ヴィンチ・コード「ウェストミンスター寺院は映画のクライマックスに向かう重要なシーンで登場しますが、実はこの物語の仮説は不服であるとして撮影許可が下りず、内部の撮影はリンカーンシャー州にあるリンカーン大聖堂で行われました」
読了日:04月03日 著者:インプレス編集部
https://bookmeter.com/books/13436849

■毎日かあさん9 育っちまった編
5人兄弟のいる麦ちゃんちのお隣さんがペットボトルに水を入れて柵にずらっと並べているのと、ニュージーランドにホームステイした息子くんが日本に戻った途端に全部忘れちゃったところで笑いました。
まあ、そんなもんですな、ふふふ。
巻末の「贈り物」がグッとくる。
こうすけ君がお父さんと作ったガンプラと、妊娠した高3のえりちゃんを守ると決めた学校の先生。
大人らしい大人がいるなら世の中そんなに悪くない。


読了日:04月03日 著者:西原 理恵子
https://bookmeter.com/books/5674860

■ほぼ3step以下! 片手間でつくる 罪悪感のないオヤツ
ほぼ3step以下でつくれる簡単で罪悪感のないおやつ。
本当に簡単レシピばかりです。
水ゼリーを作ってみました。
トゥルトゥル食感は良かったんですが、噛み応えがないものは私には物足りず、ある程度の硬さがないと満足感が得られないんだと分かりました。
そういう意味ではそば粉のクッキーが良さそうです。


読了日:04月03日 著者:まめこ
https://bookmeter.com/books/18497911

■彷徨う者たち
宮城県警シリーズ三部作完結編。
密室の仮設住宅で見つかった他殺体。
笘篠とともに臨場した蓮田は思いがけず幼馴染と再会する。
騙された男が二人、騙されなかった男が一人、護られた男が一人。
そして中心には女が一人。
東日本大震災は根差していたものすべてを奪ったが、まだ何かを奪おうとしている。


読了日:04月02日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/21712356

■三十女のおいしい暮らし
このタイトルもうちょっとどうにかならんかったのかと思ってたら、改題文庫版は「三十過ぎたら楽しくなった!」。
三十代の岸本さん、基本的な性格は今とあまり変わらないのかもしれない。
1997年のことなので、まだネットにはあまり馴染みがなく、パソコンスクールの体験コースに参加している。
本当に大変だったよインターネット。なんだかしみじみ。


読了日:04月02日 著者:岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/509248

■日本じゅうの4月1日 (たくさんのふしぎ傑作集)
1986年と1987年の4月1日に「春の証拠さがし」のアンケートを取り、それをまとめたもの。
まだ積雪が残る岩手県・沢内村と、そろそろ桜が咲きそうな神奈川県・平塚市。
沖縄県・黒島では正午の気温が24度、引き潮のサンゴ礁のうえをみんなでお散歩中。
北と南での季節の感じ方にはやっぱり差があるなあ。


読了日:04月01日 著者:4月1日しらべ委員会
https://bookmeter.com/books/340579

■温泉浴衣をめぐる旅 (コミックエッセイの森)
温泉浴衣をめざすというコンセプトの温泉旅。
温泉宿の浴衣の柄なんてよく見たことなかったけれど、色々あって面白かった。
宿のおみやげとして浴衣を扱っているところもあるんですね。
自分で着るには寝相がちょっとアレだけど、客用にするなら気が利いていて良いかもしれない。
白水鉱泉の「唇に水が触れただけで美味しいのがわかる!」を飲んでみたい。


読了日:04月01日 著者:スタジオクゥ ひよさ&うにさ
https://bookmeter.com/books/13481380

■異国のおやつ
食べたことはないのにどこか懐かしい、遠い国で親しまれてきたお菓子の数々。
海外のおやつを食べたり買ったりできるお店を紹介する。
硬いプリンが好きなので、メキシコ(テピート)のフラン食べてみたいな。
表紙はベラルーシ(ミンスクの台所)、生地にサワークリームを使っているホヴォロスト。


読了日:04月01日 著者:岸田麻矢
https://bookmeter.com/books/16587241


▼読書メーター
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2024-03

2024-04-01 06:31:02 | 
2024年3月の読書メーター
読んだ本の数:76冊
読んだページ数:14910ページ
ナイス数:594ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2024/3
■しあわせな死の桜
短編集。
シリーズものの作品も収録。
キララシリーズは読んでるはずなのに設定なんかをすっかり忘れてしまっていて、でも面白かったです。
アンソロジーNOVAのために書かれた「瑠璃と紅玉の女王」は、編者の大森望の言う通りどストレートだった。でもこういうの好き。
「羊の王」ちんぷんかんぷんすぎて泣けた。


読了日:03月31日 著者:竹本 健治
https://bookmeter.com/books/11524362

■短歌のガチャポン
穂村弘の解説で短歌を鑑賞する。
「杉田抱僕:(7×7+4÷2)÷3=17」
「谷川俊太郎:午後四時の机の上に匙がある嬰児の声が庭に聞こえる」
「柴田葵:あの友は私の心に生きていて実際小田原でも生きている」
「早坂類:かたむいているような気がする国道をしんしんとひとりひとりで歩く」
一番すごいと思ったのは
「松田わこ:おふとんでママとしていたしりとりに夜が入ってきてねむくなる」
恐るべし七歳。

読了日:03月31日 著者:穂村 弘
https://bookmeter.com/books/20380553

■東京 桜100花
新宿御苑と多摩森林科学園を中心にした東京で出会える桜。
全国の桜の約8割を占める染井吉野は、江戸後期に生まれ明治になって流行した。
桜は枝を切るとそこから弱っていくけれど、啓翁桜は樹高が低く剪定に強いことから山形県などで切り花用に栽培されている。
そういえば、お正月ごろに実家で桜の切り花を飾ってたことがあって(ご近所さんにお裾分けで頂いた)啓翁桜だったのかもしれない。


読了日:03月30日 著者:松本路子
https://bookmeter.com/books/9570213

■つげ式 貧遊術 (バンブーコミックス )
「貧乏人も人生を楽しんでいいのねー」
なるべくお金をかけずに楽しく過ごす。
江ノ島の近くの海岸で金属探知機を使ってトレジャーハント。
金属探知機に4525円も使ってる時点で「お金をかけずに」じゃない気がするし(しかも途中で飽きてるし)、日本一安い遊園地・群馬県るなぱあくは、交通費がひとり往復で6290円。
まあでも、大人なので、そのときの都合で色々あるし、どうにかできる余裕は大事。


読了日:03月30日 著者:柘植 文
https://bookmeter.com/books/3335822

■行ってみたい世界の聖地
世界の57件の聖地を案内する。
その土地の人々が何を崇拝対象にしているのかが興味深かった。
アララト山の遺跡がノアの方舟じゃないかという話は何かでちらっと読んだかも。
トルコ政府がノアの方舟の調査をしたのかが気になります。
約9000年前の手形で埋め尽くされたアルゼンチンの洞窟クエバ・デ・ラス・マノスがなんだか怖い。


読了日:03月30日 著者:
https://bookmeter.com/books/13049704

■名探偵の生まれる夜 大正謎百景
大正時代の有名人たちの事件簿。8篇収録。
当時の風俗を織り込んでいるので雰囲気を楽しめました。
「野口英世の娘」
シカ登場シーンがちょっとしたホラーで焦った。
そういえば星新一の父親は野口英世のパトロンでしたね。
「夫婦たちの新世界」
おお、松下幸之助だ。
大坂の新世界から世界の松下へ。

読了日:03月29日 著者:青柳 碧人
https://bookmeter.com/books/20411999

■結局、人生の最後にほしいもの
「人生の値打ち」を加筆修正し「愛と許しを知る人びと」から3編を加えたもの。
男女同権と言うが、それは可能性として同じ恩恵を受けられます、ということで、誰もが(男であろうが女であろうが)同じ生活を享受できるという保証ではない。
日本財団の会長だったときに、財団の女性職員にアラブ諸国へのひとりでの出張を認めなかった。
アラブ世界では女性がひとりで出歩くことは非常識。
世界のあちこちを訪問してきたから、日本を基準に世界を考えてはならないということに説得力がある。


読了日:03月29日 著者:曽野 綾子
https://bookmeter.com/books/19441734

■世界の美しいお城と宮殿
「知られざる名城から、映画・ドラマで世界的に人気の古城、ミステリアスな廃城まで、あなたのまだ見ぬ可憐な城や豪奢な宮殿を、ベストシーズンの写真とともに紹介します」
建築様式に着目しても楽しめますが、やっぱり内装の豪華さも気になります。
余白を許さん!とばかりに壁や天井を絵が埋め尽くす絵画や装飾。
権力ってこういうことよね~。
日本からは竹田城が掲載、コラムで姫路城・五稜郭・松本城・首里城を紹介していて、他のアジアの国のお城とも違って良いなとしみじみ思う。


読了日:03月28日 著者:
https://bookmeter.com/books/17015390

■北欧こじらせ日記
北欧好きをこじらせてフィンランドで寿司屋の開業を目指す。
自分の夢を肯定してくれる大勢のひとたちの存在は心強いだろうなあ。
そして自分の「好き」を見失うことなく、ずっと「好き」でいられる真剣さを感じました。
なんで寿司職人?と思ったけど、日本人らしくていいかも。


読了日:03月28日 著者:週末北欧部chika
https://bookmeter.com/books/19216824

■マンガで卒デブ 40キロやせ ちゃんと食べて生まれ変わるダイエット
糖質制限で「卒デブ」に挑戦、1年半で40キロのダイエット。
ラーメン好きだと食べられなくなるのは本当につらいだろうけど、糖質中毒から抜けるためにもここは我慢。
最低でも、1日に肉200g、魚チーズ豆腐など200g、卵3個、動物性たんぱく質をしっかり摂る。
これだけ食べるのは大変じゃないのかな、肉好きなひとは楽勝なんだろうか。
食べない方が痩せると思いがち、でも肉類を減らすのは絶対にダメ。


読了日:03月28日 著者:比嘉 直子
https://bookmeter.com/books/14581635

■天狗町のあやかしかけこみ食堂 (マイナビ出版ファン文庫)
亡くなった祖母の食堂「ほたる亭」を引き継ぐことになった箸本なつめ。
和服イケメン紅葉とともに、食堂にやってくるあやかしたちの悩みを解決していく。
夏にすいとんフェアっていうのがピンとこないのだけれど、北関東ではすいとんが一般的に食べられていると何かで聞いた気がするし、季節を問わず食べるものなのかな。
紅葉と鬼の仲裁もして、すいとん有能。
猫又のソウセキの話し言葉の語尾がいちいちニャなのが可愛い。


読了日:03月27日 著者:栗栖ひよ子
https://bookmeter.com/books/17998058

■「ひとり力」を鍛える暮らし方 (講談社の実用BOOK)
料理研究家”シンコ先生”が伝授するシニア世代のひとり暮らし。
仕事もあるし人間関係も広そうだから、きっとボケてる暇なんかないのでしょう。
免許を身分証として持ったまま72歳で運転をやめて、A級ライセンスを持つほど運転が好きなひとがスパっと決断できて潔いと思いました。


読了日:03月27日 著者:清水 信子
https://bookmeter.com/books/9034220

■イラストで見る ゴーストの歴史
幽霊たちの歴史とそれに関連した文化をイラストとともに紹介する。
想念形態がイマイチ理解できなかったかも;
日本についてもいくつか記載があって、日本の南にあって何隻かの船が消失しているドラゴン・トライアングル(デビルズ・トライアングル)は知らなかった。
そういえばお菊さんの井戸は姫路城にあるんだっけ。


読了日:03月26日 著者:アダム・オールサッチ・ボードマン
https://bookmeter.com/books/21310968

■ケーキ食べてジム行って映画観れば元気になれるって思ってた
ストレスの正しい解消法とうまく付き合っていく方法。
ストレスは自分を高めてくれるもの、成長させてくれるもの、と考えられるようになると、ストレスを味方に付けられるようになる。
けれど、暴力やハラスメントなどは心や体に大きな傷を残す可能性があるため何としても避けること。
ストレス解消法が却ってストレスになるのは心当たりあるなあ。
ゲームで遊んで発散するつもりがムキになっちゃう。


読了日:03月26日 著者:メンタルドクターSidow
https://bookmeter.com/books/21371839

■おひとりさまのはじめて料理 おひとりさま10年め、でもお料理1年生
おひとりさま歴10年目、苦手な料理に挑戦するフカザワさんの奮闘記。
クラムチャウダー作るのにあさりを買ってきて砂抜きしたり、5時間かかってカリフォルニアロールとテリーヌ作ったり、苦手と言いつつも色々やっててすごい。
卵焼きを失敗しても「こつこつ練習すればいつか上手になるでしょ」と前向きなのが良かったです。
とりあえず、まったくの初心者はレシピそのままを作るところから始めるべし。


読了日:03月26日 著者:フカザワ ナオコ
https://bookmeter.com/books/8194180

■廃遊園地の殺人
20年前の銃乱射事件で廃園になったテーマパーク・イリュジオンランド。
廃遊園地を購入した資産家の十嶋庵に招待された人々は「このイリュジオンランドは、宝を見つけたものに譲る」という伝言により宝探しを始めるが、招待客の一人が着ぐるみで串刺しになった状態で発見される。
登場人物は多いけれど名前が立場と結びついていて混乱しませんでした。
推理作家がいるというのに役立たず、コンビニ店員で廃墟マニアの眞上のほうが探偵役を引き受けた理由に後から納得。
続編があるなら眞上自身の事件を知りたい。


読了日:03月25日 著者:斜線堂 有紀
https://bookmeter.com/books/18352296

■俺たちのBL論
サンキュータツオが春日太一にBLの魅力をレクチャーする。
私はBLは読むけれど、腐女子ではないのだなと分かったのが収穫でした。
他のジャンルの本を読むのと熱量がたいして変わらないし、えんぴつと消しゴムの関係性を考えたりしないもんなあ。
ここにはなかったけれど、BLだけど百合だよね、ってものもあったりするし、BLは侮れませぬ。


読了日:03月25日 著者:サンキュータツオ,春日 太一
https://bookmeter.com/books/10127697

■絵でわかる 建物の歴史
イラストで楽しく学べる世界の建築の歴史。
「建築は、いわば文明です。さまざまに共通する要素を、文化によってまとめられる世界だからです」
古代ローマみたいに人間が多くなったらそれに見合うだけのインフラを整えて、そうやって文明になっていくんだものなあ。
日本家屋の「廂」、ひさしって屋根みたいなアレの他に廊下みたいな場所を指して言うのは知らなかった。


読了日:03月24日 著者:エドゥアルド・アルタルリバ,ベルタ・バルディ・イ・ミラ
https://bookmeter.com/books/15732380

■しょうゆさしの食いしん本スペシャル (torch comics)
SNSなどで描かれてきた食べ物まんが。
文字ボリュームが多いので読みでがあります。
ポテチを砕いてサラダのアクセントにするより、ポテチはポテチで食べたいの分かる。
梅味ポテチ好きなので白こんにゃくさんとは友達になれそう。
ちなみののり塩が若干苦手です。
泉州の水なすが買えるなんてさすが京都、いいなあ。


読了日:03月24日 著者:スケラッコ
https://bookmeter.com/books/15409043

■外科医のママ道! 腐女医の医者道!エピソードゼロ (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
現役外科医さーたりさんの結婚・出産体験記。
ブログに掲載してたエピソードを全面描き直し、大変だったろうなあ。
妊娠してるヒマがない!と思ってた時に交通事故に遭い方針変更。
どんな仕事でも「順調な仕事を妊娠出産で失う不安」は共通だと思う。
ひとりめの出産のときに東日本大震災、こればかりはどうしようもない。
患者のTさんの琥珀の思い出話で泣けた。

読了日:03月24日 著者:さーたり
https://bookmeter.com/books/15510870

■ショートショートドロップス (角川文庫)
新井素子が厳選、女性作家によるショートショート・アンソロジー。
まえがきでの、新井素子が作品選びに苦労してショートショートを「四十数枚くらいまで」に決めた経緯にお疲れさまでしたと言いたくなりました。
高野史緒「舟歌」小説を読むAIが必要な世界になりませんように。
堀真潮「トレインゲーム」ありがとう、ジョーカー5!
松崎有理「超耐水性日焼け止め開発の顛末」こういうことがあるから専用クレンジング剤って必要なんだよね、うん。


読了日:03月23日 著者:新井 素子,矢崎 存美,宮部 みゆき,高野 史緒,図子 慧,萩尾 望都,堀 真潮,皆川 博子,三浦 しをん,村田 沙耶香,辻村 深月,新津 きよみ,松崎 有理,上田 早夕里,恩田 陸
https://bookmeter.com/books/17180642

■マイ遺品セレクション (文春文庫 み 23-11)
「マイ遺品」とは、「死ぬまで捨てるもんか!」と強い意志を持って収集し続けているモノのこと。
みうらさんは「好きになるのが好き」なひと。
誰がこんなもん買うんだ、というものを買い集めて、のちのち民族的な資料として役立ったら面白いな、どうでしょうか未来の方々。
UFOキャッチャーのぬいぐるみに囲まれて釈迦涅槃図のように寝ているみうらさんの姿がなんだか微笑ましいぞ。


読了日:03月23日 著者:みうらじゅん
https://bookmeter.com/books/19737320

■魅惑のクラフトコーラ
1冊まるごとクラフトコーラのファンブック。
炭酸飲料が苦手でお店で売ってる普通のコーラなんか滅多に飲まないんですが、クラフトコーラなら、シロップを買ってきて牛乳で割ったりカレーに入れたり、好きに使えるから良さそうです。
スパイスのほかにご当地食材を使ったり、メーカーごとの工夫も色々あるんだなあ。
シロップの作り方も掲載していて、鍋に入れて材料を煮込んでから濾すだけ。思ってたより簡単。


読了日:03月22日 著者:
https://bookmeter.com/books/19600390

■眠れなくてつらい!を解決する本 (みんなの女性外来)
眠れないけどつらいと思ったことがあまりなくて、でもそれって慣れちゃってるだけで実はやっぱりつらいんじゃないのかと思って図書館で借りた本。
枕は変えたしカフェイン飲まないし、やっぱり運動不足が原因かな;
バレリアンのサプリを試してる最中ですが、日によって効果があったりなかったりバラツキがあって、まあそういうこともあるよね。


読了日:03月22日 著者:
https://bookmeter.com/books/654538

■うちのネコ「やらかし図鑑」
色々やらかす4匹のネコとの生活。
毎日大変で楽しくて、忘れられない出来事ばかりって感じでした。
アバラを折ればアバラの上に乗り、足の指を折れば足の指の上に、ネコは人間の弱点をなぜか知ってる。


読了日:03月22日 著者:上田 惣子
https://bookmeter.com/books/14400825

■着物探偵 八束千秋の名推理 (TO文庫)
呉服屋のイケメン店主・八束千秋は着物にまつわる謎を解く。
救い出した着物の本当の価値が分かった三笠家のふたりは、これで色んなことが吹っ切れそう。
しずさんの微妙な言い間違いが面白かったです。
あまねは、しずさんが居たからブラック企業とちゃんと決別できたと思う。
自分で決めた道で再出発、がんばれ。


読了日:03月21日 著者:佐々木禎子
https://bookmeter.com/books/10573157

■むしろ、考える家事
「家事をしている間も生きているんだ、と世界にうったえたい」
家事“に”革命ではなく、家事“で”革命を起こそう! 家事をしながら思索したエッセイ。
大人のほとんどが仕事をしたがってるはずだ、人間全員に仕事をさせてあげよう、という雰囲気は確かにありますね。
「子どもとの会話」が「名もなき家事」のひとつとされているのがびっくりしました。


読了日:03月21日 著者:山崎ナオコーラ
https://bookmeter.com/books/17554489

■日本の装束解剖図鑑
「古代から現代までの装束の変遷、古代の中国風の装束から明治以降の洋装、そして令和の即位礼まで、各時代の装束の特徴がこれ一冊でマルわかり! !」
前代の日常着が公式の服装へと変わっていくのは今も昔も変わらない。
平安時代の肌着だった白小袖は鎌倉時代にはカラフルになってアウターに昇格。
現代で言うならキャミソールってところかな。
后妃などが着る小袿より女房装束のほうがフォーマル度が高いから、なんとなく女房装束のほうが豪華に見えました。


読了日:03月20日 著者:八條 忠基
https://bookmeter.com/books/17628899

■動物園で もふもふお世話中! (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
井の頭自然文化園の新米飼育員、相馬ナオのお仕事まんが。
動物園で飼育されてる動物ってあんまりもふもふなイメージがなかったので(象とか居るから)、あとがきの飼育員さんたちの「そんなにもふもふはしてない…かな」につい納得。
動物園の生きものたちは人間の都合でここにいてもらっている。
飼育動物になにかあったときは、あのコは「死んだ」んじゃなくて「死なせた」と思いなさい、というセリフで、命を預かる重責をひしひしと感じました。


読了日:03月20日 著者:きっか
https://bookmeter.com/books/10851840

■やせ筋トレ 姿勢リセット
反り腰で猫背、心当たりがありすぎる…。
どこを効かせるのかイラストで分かりやすく説明しているので、これならできそうです。
キャット&カウから頑張ります。


読了日:03月20日 著者:とがわ 愛
https://bookmeter.com/books/16077119

■短編アンソロジー 患者の事情 (集英社文庫)
いろんな症状を抱える患者たちの短編アンソロジー。
どんどん恐怖が積み上がっていく筒井康隆「顔面崩壊」のあとの椎名誠「パンツをはいたウルトラマン」でなんだかホッとする。超人の新しい時代はくるかなあ。
北杜夫「買物」精神科の患者が作ったタイムマシンのコイルは右巻き。若い読者は意味が分からないかも。
氷室冴子「病は気から」咳がなかなか止まらず病院に行ったらおそらく肺炎だろうと言われた氷室さん。このときは肺結核か肺がんだったらと妄想していたけれど、のちに肺がんで亡くなったことを思うとなんだか複雑。


読了日:03月19日 著者:遠藤 周作,北 杜夫,久坂部 羊,小松 左京,椎名 誠,白石 一郎,筒井 康隆,馳 星周,氷室 冴子,藤田 宜永,三島 由紀夫,山本 文緒,隆 慶一郎,渡辺 淳一
https://bookmeter.com/books/13379277

■日めくりだより 神戸・六甲ではじめたひとりの暮らし (天然生活の本)
神戸・六甲に引っ越した高山なおみさんが日々を綴る。
のんびりしていてほのぼのしていて、でも退屈を感じないような、そんな日常。
濱田英明氏の写真が素敵。
古くて頑丈なマンションの部屋から見える遠くまで抜けていくような景色がいいなあ。


読了日:03月19日 著者:高山なおみ
https://bookmeter.com/books/17599195

■ペルシア文化が彩る魅惑の国 イラン Travel & Culture Guide
イランのトラベル&カルチャーガイド。
表紙の建物の色合いが綺麗で借りてきた本。
このモスクはシーラーズにあるナスィーロル・モルク・モスク。
掲載されてる他の建築のタイルやステンドグラスなども素敵でした。
ペルシア料理ってお米も食べるんですね。
使っているのが長細いお米みたいなので、見た目からしてもうパラパラしていて、汁気のある食べ物と相性良さそう。


読了日:03月18日 著者:杉森健一
https://bookmeter.com/books/21597562

■ゆる仏道 (コミックエッセイの森)
宗教というよりも「気楽に生きる心の整理術」としての仏道。
どっぷりと仏教に浸るんじゃなくても、こういう考え方をすればラクになるよ、という感じ。
心の憂さや苦から免れる方法の一つは両極端から離れること。
白黒つけて思い込むとグレーゾーンの事実が見えなくなってしまう。


読了日:03月18日 著者:ヒフミヨイ
https://bookmeter.com/books/13595976

■ミュージアムの女
岐阜県美術館の監視員さんの毎日のお仕事。
展示の作品に触ったりするひとっているんだなあ;
手ならまだしも杖の先ってどういうことだ。
だから、ときどき来る小学生男子たち(高校生以下は入場無料)が静かに絵画鑑賞していたり、絵に当たらないようにキャップのつばを後頭部のほうへくるっと回したり、そういう配慮をしているのがえらいなあと思う。
オディロン・ルドンは「キュクロプス」が好きなんですが、蜘蛛も意外と可愛いな。


読了日:03月18日 著者:宇佐江 みつこ
https://bookmeter.com/books/12189379

■十津川警部 湯けむりの殺意 (双葉文庫)
温泉地を舞台にした短編集、五篇を収録。
「道後温泉で死んだ女」三田村刑事が殺人事件の犯人にされそうに。どんなことで恨みを買うか分からないものだなあ。
「黒部トロッコ列車の死」カメさんの息子がクルマに轢かれて怪我をした。カメさんちって娘もいたんだっけ。
「恐怖の清流 昇仙峡」十津川警部、内側のポケットに拳銃なんか入れていいのか。


読了日:03月17日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/11070323

■“意識高い系"がハマる「ニセ医学」が危ない!
ネットやSNSに飛び交うウソ情報にダマされないコツを伝授する。
ニセ医学って宗教に対する信仰心みたいなものだと思う。
信じる者は救われる。
でも手遅れになって死んだら元も子もないから、病気関係はおとなしく病院に行った方が早いと思う。
ローフードを心掛けてるひとってもともと胃腸が丈夫なんだろうな。
火を通さないナマものばかり食べてると私はおなか壊します。


読了日:03月17日 著者:桑満 おさむ
https://bookmeter.com/books/14425890

■サイン、小サイン、探訪記 鉄道文字の探究者、サインの奥深い世界に出会う
鉄道の駅で見かける案内看板やピクトグラムなどのサイン。
乗り換えや出口を分かりやすく案内したり、注意喚起してる内容をどうやって伝えるかとか、良く見ると色んな工夫がされています。
見送り客が多い新幹線の小倉駅では、安全のため立ち位置をホームに示したお見送りエリアがある。
必要に迫られて作られたものだけれど、見送り客がちゃんと理解できるように塗り分けられているのが素晴らしいと思った。


読了日:03月16日 著者:中西 あきこ
https://bookmeter.com/books/21474279

■頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ
「歌舞伎町イチ、癖がすごいゲイバー店員・カマたく待望の人生哲学エッセイ!」
悩み事っていうのは自分次第でどうにでもなるものなんだなと思いました。
私は私。あなたはあなた。頑張らなくても意外と死なないから、ざっくり生きていきましょ。

読了日:03月16日 著者:カマたく
https://bookmeter.com/books/15684938

■世界ぱんぱかパンの旅 <北欧編> (コミックエッセイの森)
フィンランドからデンマークへ、北欧のパンを食べ歩く旅。
お友達のアコさんのほうがしっかり者なのかな、いいひとだなあ。
6日目、空港へのバスの時間を気にしつつホテルをチェックアウトしたのに、ありさんが我慢できずに食べたパンが固くて残念でした。
まあ、そういうこともあります。
読了日:03月16日 著者:山本あり
https://bookmeter.com/books/7990202

■金沢つくも神奇譚 ~万年筆の黒猫と路地裏の古書店~ (マイナビ出版ファン文庫)
東京の会社を辞めて金沢に戻った玉緒は、小説家だった亡き祖母の書斎で古い万年筆のつくも神・マネと出会う。
玉緒はマネから、祖母が書き残したつくも神たちの物語を完成させてほしいと頼まれた。
姿を現してくれないポーチさんは半分くらい花江の分身、もしかしたら姿もなんとなく花江っぽくなるのかもしれないなあ。
ひとり娘に料理を振る舞うのが嬉しい父が作るハントンライス、量は気になるけどおいしそう。


読了日:03月15日 著者:編乃肌
https://bookmeter.com/books/13108002

■へそまがり (エッセイ)
結婚、妊娠、出産、子育て、日々の暮らしで感じていること。
おしゃれにうるさい小学4年生の姪っ子ふうちゃんのエピソードが良かった。
自分の気持ちを正直に言えて、相手の気持ちも正直に受け取れて、そんなふうちゃんは小生意気ガール。
ハロプロ沼にずぶずぶハマってる菊地さんの真剣な感じがなんかいいな。


読了日:03月15日 著者:菊池 亜希子
https://bookmeter.com/books/15407807

■妄想異世界 キモカワ粘土のふしぎ美術館 (レディブティックシリーズno.3570)
「樹脂粘土で作る、キモカワな生き物や物体の世界を作り方とともに紹介。うみうし、変なきのこ、ホラーなスイーツ、摩訶不思議な世界」
表紙にもいるけれど、小さいおじさんにやられた…。
ウサギとパンダのおじさんの佇まいが味わいあるなあ。
ころころと小さいウミウシが可愛い。


読了日:03月14日 著者:
https://bookmeter.com/books/6653105

■バナナで10歳若返り!: 見つけた! 女性を美しくする果物 (別冊すてきな奥さん)
たくさんの栄養素が含まれているバナナを食べて若返ろう。
食欲がない時でもバナナだったら食べられるので、最近はわりと買ってるかも。
抗酸化作用が高くて腸内環境を整える働きがあるのが嬉しい。
普段は皮を剥いてそのまま食べてますが、料理やお菓子にも取り入れやすい。


読了日:03月14日 著者:藤井 恵
https://bookmeter.com/books/7122908

■お前の寝言がわからない (全1巻) (ヤングキングコミックス)
引っ越し先のアパートのガス爆発事故で偶然に再会した幼馴染の文系女と理系男は、修理工事のあいだルームシェアすることになった。
幼馴染とは言え文系と理系、ふたりの生態が違うので、一緒に住むのはなにかと大変。
ゴミにうるさいおばさんとのバトルに勝利して良かった。でも一番の男前は清掃局のお兄さん。
正しいだけじゃ人は話聞いてくれない。


読了日:03月14日 著者:永田 礼路
https://bookmeter.com/books/20044519

■ヒポクラテスの悲嘆
引き籠りを抱えた家族の闇をあばく光崎教授。
どんな世界にも頂点に君臨する者たちが存在する。彼らと彼ら以外を分かつ壁は途轍もなく高く、そして堅固だ。
そういう意味では、光崎教授がちゃんと君臨しているから、真琴にしても古手川にしてもありがたいことなのだな。
国木田から訳あり物件専門かと言われた古手川につい苦笑い。
「8070」のアドバイスにひっかかりを感じたら、やっぱり。


読了日:03月13日 著者:中山七里
https://bookmeter.com/books/21854420

■急がば転ぶ日々 (文春文庫 つ 11-29)
「ゆっくりしているように見えるが、高齢者は心の中では常に大急ぎなのだ、わかってくれ!稀代の賢人ツチヤ師の七転び八起きの日々」
痩せているときには貧相と言われ、仕事を辞めたら途端に太る。
やっぱり忙しさが違うのかな。
同じ高齢者施設に住む90歳のマダムが「戦争は絶対にイヤだ」と言っているというのに、たとえロシア兵がやってきても奥様は迎え撃つ気満々でいるのが凄いw
そういえば、どうでもいいけれど、ツチヤせんせはご飯は「つぐ」派なのですね。


読了日:03月13日 著者:土屋 賢二
https://bookmeter.com/books/21779269

■ゆるかわ古生物図鑑
可愛いイラストが目についてつい借りた本。
カンブリア世代のオシャレ番長・マルレラ、リアル蟲の王・オッファコルスなどなど、見出し言葉がキャッチーで、名前がややこしくて覚えきれないものの飽きずに読めました。
ワニっぽいティクターリクの腕には関節があって腕立て伏せができる。(爆風スランプ思い出した)
見た目がまるで恐竜なディメトロドンは単弓類、「恐竜」と口走ると「死ぬほどマウントをとられるから気を付けろ!」。


読了日:03月12日 著者:
https://bookmeter.com/books/16004913

■眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話: 自律神経のギモンを専門医がすべて解説!
自律神経を整える方法を専門家が解説する。
病院に行っても解決しない謎の不調の原因は自律神経の乱れにあり。
男性は三十代、女性は四十代で自律神経機能が低下し始める。
自律神経を整えるのに効果的な3つのアプローチは、正しい生活習慣・適度な運動・メンタルケア。
自律神経の乱れによっておこる痛みは2週間以上は続かないので、これ以上痛みが続くなら病院に行くこと。


読了日:03月12日 著者:小林 弘幸
https://bookmeter.com/books/15233829

■本当は秘密にしたい、とにかくかわいいときめきスイーツ
見た目の可愛いスイーツが目白押し。
作ってみたいけれど、ぶきっちょな私に出来るだろうか;
ベリーのグラデーションレアチーズケーキと、抹茶のしましまチーズケーキって、生地を型に流すと綺麗に層になっていくのが不思議。


読了日:03月12日 著者:Ai Horikawa(ai_mogmog)
https://bookmeter.com/books/20283394

■女と男、そして殺し屋 (文春文庫 い 89-4)
殺し屋の富澤允と鴻池知栄に舞い込む依頼と謎。
双方の依頼で日付にこだわりのある「女と男、そして殺し屋」でハラハラしました。
人は、恨みや憎しみで殺し屋を雇わない。それらを晴らすには、自分で手を下すしかないから。殺し屋に依頼するのは、もっとドライな損得勘定がもとになっている。
本多は富澤に顔を覚えられてしまって今後なにか困ることにならなきゃいいけれど。


読了日:03月11日 著者:石持 浅海
https://bookmeter.com/books/21779668

■災害情報: 東日本大震災からの教訓
「本書は、災害時にますます必要不可欠となってきた情報について、社会心理学の観点から分析し、災害情報の未来を見通す画期的な論考」
東日本大震災では、浸水しない想定の避難場所や浸水想定の高さ以上の建物にいても津波に巻き込まれた。
これから起きるだろうと懸念されてる南海トラフなど、ハザードマップを信用せずもっと高台に逃げたほうがいいんだろうな。
けれど南海トラフはほんの数分で津波が来ると言われてるし、揺れてる最中に行動できるかどうか。


読了日:03月11日 著者:関谷 直也
https://bookmeter.com/books/18421591

■失敗図鑑 偉人・いきもの・発明品の汗と涙の失敗をあつめた図鑑
240人の偉人と、いきもの・発明品にまつわる失敗のエピソードを集めた本。
カラフルで可愛い本なのだけれど、文字サイズが小さくて読むのが大変;
ノーベル賞受賞者・湯川秀樹が物理学者になったのは、得意な数学で「先生が教えた解き方とは違う」という理由でテストの点数を貰えなかったことから数学への情熱が冷めて、悔しい気持ちを物理学にぶつけたから。
失敗談というには微妙な気がするけれど、もしも数学の道を選んでいたらどうなっていたんだろう。
「間違いを犯す自由が含まれていないなら、自由が持つ価値はない:ガンジー」


読了日:03月10日 著者:
https://bookmeter.com/books/12762815

■ペネロペおはなしえほん (5) ペネロペのおかいもの (ペネロペおはなしえほん 5)
ペネロペとママはお買い物。
ママとはぐれたペネロペは、ママが小包を受け取る店で待つことにしました。
小包はどこで受け取るのかな?
うさちゃんを連れてあちこちのお店を訪ね歩くペネロペが可愛い。


読了日:03月10日 著者:アン グットマン
https://bookmeter.com/books/105028

■山本まゆりの霊界ぶらり旅 (ぶんか社コミックス)
旅先での不思議な出来事や霊感猫との日々。
ひとごとだから、そんなことあるのかぁと呑気に読んでいましたが、自分の身に降りかかったら怖い。
猫が何を見てるのかすごく気になるけど、知りたくないなあ。
「人形(ひとがた)のものには魂が入りやすいからね海外などのお土産には気をつけましょうね」
はい、気をつけます。
読了日:03月10日 著者:山本まゆり
https://bookmeter.com/books/12000657

■紙の碑に泪を  上小野田警部の退屈な事件 (講談社ノベルス)
東京・八王子で西木遵を殺害した犯人は、そのとき渋谷のクラシックコンサートの会場にいた。
警察側はもうすっかり謎解きが終わってあとは逮捕だけ。喫茶店に犯人を呼び出した上小野田警部は翻訳ミステリを読みながら到着を待つ。
捜査資料として提示されているものから犯人とトリックを考えることになりますが、珍しく勘が働いたよ。ハイクニンジャめ。
上小野田警部の考える「美しい逮捕劇」が実現しなくて残念でした。途中までは良かったのにね。


読了日:03月09日 著者:倉阪 鬼一郎
https://bookmeter.com/books/455260

■あけぼのの藤―歌集 (コスモス叢書)
1988年~2011年までに詠んだ歌から389首を収録。
「窓近きかへるでの葉に朝日さし影絵となりて障子に動く」
「夕立の上がりきらぬに陽の照りて二重虹立つわが街またぎて」
「開かれし男子校の門にさきがけて入りし少女も還暦迎ふ」
「イギリスに住む子に送り届けたし今日の碧空と赤き柿の実」
「老婦人が手を貸し起こせり前をゆく厚底靴の乙女転ぶを」


読了日:03月09日 著者:門倉みつ子
https://bookmeter.com/books/6743902

■五千年におよぶムラ・平出遺跡 (シリーズ「遺跡を学ぶ」 6)
長野県塩尻市にある平出遺跡の発掘の軌跡。
1940年代から2003年までの発掘調査によって発見された遺構は、縄文中期63、縄文後期2、古墳時代75、平安時代32、次期不明の古代住居址30、古代の掘立柱建物址7、合計209軒。
繁栄した古墳時代から一転して、奈良時代になると確固たる住居址は確認されていない。
長野県宝に指定された緑釉水瓶を見つけたひとはお手柄でしたね。

読了日:03月08日 著者:小林 康男
https://bookmeter.com/books/2236477

■アボカド三昧 ~アボカド専門店のかんたん、おいしい絶品レシピ~
「クリーミーでまろやかなアボカドを余すことなく使ったアボカドのレシピ集」
いつもは半分に割って、お醤油とわさびでそのまま食べちゃいますが、はちみつとシナモンパウダーでデザートにするなんていう発想がなかった。
アボカドを混ぜ込んだチーズケーキは、1/4個しか使ってないので取り入れやすいかな。
表紙はアボカドスパム丼。
読了日:03月08日 著者:avocafe 宮城 尚史,宮城 香珠子
https://bookmeter.com/books/7614824

■臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート 英国庭園の謎 (あすかコミックスDX)
コミカライズ版。
「英国庭園の謎」「暗い宿」収録。
「暗い宿」は、火村が「こういう家だと想像していた」のがどういう意味だったのか、あとからなるほどと納得しやすいし、話の運び方を上手に落とし込んでるなあと思いました。
小説だと詰め込みすぎかもと思ったけれど、まんがで読むとちょうど良いボリューム感だった。
あとがきの、火村の「円楽の歌」で吹き出しました。アホだわこの人たち…!

読了日:03月08日 著者:麻々原 絵里依
https://bookmeter.com/books/9496853

■家政夫くんは名探偵! ~夏休みの料理と推理~ (マイナビ出版ファン文庫)
家政夫の光弥と刑事の怜の事件簿。3編収録。
怜が恩海警察署から県警本部に異動になり、島崎が怜の上司になった。
ずっと登場していたから違和感ないな。
律と蘭馬が光弥を通じて友達になれて良かった、光弥の周りに人の気配がすると安心する。
「死せるインフルエンサーの問題」のややこしさはイマドキですね。

読了日:03月07日 著者:楠谷 佑
https://bookmeter.com/books/20004303

■道路を渡れない老人たち リハビリ難民200万人を見捨てる日本。「寝たきり老人」はこうしてつくられる
介護後進国の日本で最期まで幸せな日々を過ごすために、どんな介護が必要なのか。
介護支援は、日常生活に支障をきたしはじめたあたりから受けられる。
支援が遅れると結果的に家族も本人も苦労してしまう。
病院から退院したあと、身体機能を維持するためのリハビリが受けられるのはデイケアかデイサービス。
1時間以上の機能訓練をしていてPTなどのセラピストが常駐している施設が良い。

読了日:03月07日 著者:神戸 利文,上村 理絵
https://bookmeter.com/books/18270366

■それでいい。
生きづらさを克服するための対人関係入門書。
人生をラクにするコツは、「当たり前の気持ち」を受け入れて、自分を認めること。
まんがなので分かりやすくて、貂々さんの“ネガティブ思考クイーン"みたいに、どうしたら良いのか分からないときに読むと納得しやすいと思いました。
(これって煎じ詰めれば「にんげんだもの」になりそう)

読了日:03月06日 著者:細川 貂々,水島 広子
https://bookmeter.com/books/11758372

■ヒトのカラダがよくわかる 図解 人体のヒミツ
「筋肉、血液、脳、感覚器、内臓、皮膚。一番身近な不思議と神秘!人体はこんなにスゴい!」
多少、合理的じゃないところがあるにせよ、人間のカラダってうまくできてるものですね。
身体中に張り巡らされたリンパ管は毛細血管から漏れた液を回収するのが本来の働き。
しかし、その途中にあるリンパ節にたまたま免疫細胞が集まっていることで、免疫系の拠点としての役割りも担っている。
「リンパ節が免疫を担っているのはついでみたいなものなんだね」
ついでのほうが重要な役割な気がする。

読了日:03月06日 著者:
https://bookmeter.com/books/11058902

■ざざ虫: 伊那谷の虫を食べる文化 (ふしぎびっくり写真えほん)
長野県の伊那谷で食べられている「ざざ虫」から地域文化の大切さを考える。
ハチノコとイナゴなら食べた事ありますが(両親が長野県出身)ざざ虫って初めて見ました。
昆虫食は見た目がアレなので敬遠されがちですが、伊那谷で受け継がれてきた大事な伝統。
このまま消えてしまわないようにと祈ってしまう。

読了日:03月06日 著者:
https://bookmeter.com/books/11223069

■エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ (3) (MF文庫J)
実機データ収集のため無人島に遠征した機兵部。
しかし謎の武装組織とマリスに急襲され、夏樹は全治三か月の重傷を負う。
エイルン不在、不安定なセレン、戦力の不安を解消するために雷鳥は国際連合所属のマリス鎮圧部隊・ロイヤルガードの派遣を依頼した。
ヘキサの人権を掲げる氷室義塾はヘキサ排斥派にすれば目の上のたんこぶ。
何かあったらそこに付け入る気満々なわけで、セレンの「生きたリモコン」は吉報となるか。
チビフィーナは葵を要注意認定したけど、考えてることは紫貴のほうがやばい。

読了日:03月05日 著者:東 龍乃助
https://bookmeter.com/books/9897260

■NHK「100分de名著」ブックス 宮沢賢治 銀河鉄道の夜
今もなお読み継がれている未完の作品「銀河鉄道の夜」について。
宮沢賢治の作品や行動の根底にあるのは「私はあなたであり、あなたは私であり、すべての人はつながっている」という意識。
人間のために自然を守ろう、と言っているのではなく、人間も自然の一部であって、人間も動物も、虫も山も、川も岩も、すべてのものが並列関係にあるという考え方。
「銀河鉄道の夜」にタイタニック号のことが出てきたのは覚えてなかった。もう一度読んでみようかな。

読了日:03月05日 著者:ロジャー・パルバース
https://bookmeter.com/books/4868112

■決定版 鬼平犯科帳 (8) (文春文庫) (文春文庫 い 4-108)
「用心棒」「あきれた奴」「明神の次郎吉」「流星」「白と黒」「あきらめきれずに」の7篇を収録。
同心・与力の家族が狙われ、人質を取られた友五郎が遠島になった「流星」が読みごたえがありました。
小柳安五郎と鹿留の又八の男気を感じた「あきれた奴」と、岸井左馬之助が小野田治平の娘のお静を妻にした「あきらめきれずに」も良かったです。
何も知らなかったとは言え、お静も昔の夫のことがあったから多少の後ろめたさはあっただろうけれど、左馬之助と一緒になるなら安心。

読了日:03月04日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/11562513

■50代ではじめる快適老後術 (だいわ文庫)
「続々・ちょっと早めの老い支度」を加筆修正、改題して文庫化したもの。
終わりの追記で、コロナが流行したことで「行きたいところへは行けるときに行っておこう、会いたい人には会えるうちに会おう」自分の意志を超えた事情でできなくなることがあるのだからとつくづく思ったそう。
老後に向けて生活態度を見直したり、自分の体調や心境の変化を受け止めるのも大事。
気に入るかどうかは置いといてテレビのお仕事で着る服はレンタルでも良かったかも。

読了日:03月04日 著者:岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/16965035

■消えたカマンベールの秘密 (コージーブックス エ 1-3 チーズ専門店 3)
冬祭りの出店準備に追われるシャーロットの前に元婚約者チップが現れた。
チップは店を出す予定だったが、出資者ケイトリンがレベッカの家で殺されてしまう。
イポが容疑者にされてレベッカが大暴走、忙しい時に職場放棄するわシャーロットを唆して関係者と話をさせるわで、店員が営業妨害してどうする。
前作の大学が無事に開校して良かった、ボズたち生徒が実りある学生生活を送れますように。
そしてジョーダンの過去を気にしつつシャーロットはプロポーズを受けるのかどうか。

読了日:03月03日 著者:エイヴリー エイムズ
https://bookmeter.com/books/6834061

■サヨナラどーだ!の雑魚釣り隊
ついにシリーズ最終巻。
コロナで太田さんの居酒屋が大変だったり、椎名さんが背骨の圧迫骨折をしたりで、みんな色々あったけど、仲間が集まっての大人数のキャンプは良い息抜きだったのでしょう。
雨が降る八丈島のキャンプ場で最終回を迎えた雑魚釣り隊。
「みんなありがとう。おもしろかったよなあ」

読了日:03月03日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/21550286

■しぐさで読む美術史 (ちくま文庫 み 31-3)
身振りや動作の意味を知ると絵画に込められた物語が見えてくる。
日本ではこどもをおんぶしたり、正座するのは珍しくないけど、西洋では一般的ではなくて、そういう差が分かるのも面白い。
「居眠り」で出てくるミレイの連作「初めての説教」「二度目の説教」が可愛い。

読了日:03月02日 著者:宮下 規久朗
https://bookmeter.com/books/9924106

■超かんたんヨガで若返りが止まらない! 老けたくないなら、骨盤底筋を鍛えなさい (健康美活ブックス)
1ポーズたった9秒キープするだけ、骨盤底筋を鍛える超かんたんヨガ。
紹介されているのは全部で14ポーズ。
「すべてのポーズをまんべんなく実践するのが理想ですが、必ずしもコンプリートを目指さなくてもOK」
全部やろうとして無理するよりも、3~5ポーズを毎日やる方が良い、ってことですね。

読了日:03月02日 著者:高尾 美穂
https://bookmeter.com/books/14333692

■毎日かあさん8 いがいが反抗期編
唐揚げのレシピは「おかん飯」で知ったけど、毎回4㎏かあ、育ち盛りはすごいなあ。
サイバラが子供のころ、いつもチョコをくれた自衛隊のおっちゃん。
「ワシらなー税金ドロボー言われてるのが一番ええんや」
「ワシらにありがとう言わないかん世の中やったら大ごとやがな」

読了日:03月02日 著者:西原 理恵子
https://bookmeter.com/books/4004138

■線路上の殺意 鉄道ミステリ傑作選〈昭和国鉄編〉 (双葉文庫)
昭和の傑作鉄道ミステリを選りすぐったアンソロジー。
編者・佳多山大地いわく「まこと代表作と呼ぶにふさわしい出来栄えのものばかり」、どれも面白かったです。
西村京太郎「あずさ3号殺人事件」
十津川警部はアリバイを崩したけれど、それをやったという証拠はあるのかどうか。
山村美紗「新幹線ジャック」
人質の人数が多いのだから要求される金額も多くて当然。
思い込みを逆手に取られた。


読了日:03月01日 著者:鮎川 哲也,西村 京太郎,夏樹 静子,山村 美紗
https://bookmeter.com/books/16569762

■第五福竜丸は航海中: ビキニ水爆被災事件と被ばく漁船60年の記録
ビキニ水爆被災事件・第五福竜丸被ばく60周年記念プロジェクトの一環で編まれた本。
第五福竜丸がアメリカの水爆実験に巻き込まれたのが1954年3月1日。
「60年とは直接第五福竜丸の被ばく・ビキニ水爆被災事件を知る世代が国民の2割を切るという歳月である」。
夢の島のゴミの海で放置されていた第五福竜丸が1976年に保存展示されるまでには、多くの人たちの訴えの声があったのだなあ。
木造船であるがゆえに常に自然崩壊の恐れがあるのが悩ましい。


読了日:03月01日 著者:川﨑 昭一郎,黒田 征太郎
https://bookmeter.com/books/7980733


▼読書メーター
https://bookmeter.com/

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2024-02

2024-03-01 08:13:11 | 
2024年2月の読書メーター
読んだ本の数:72冊
読んだページ数:13968ページ
ナイス数:538ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2024/2
■スリーピング事故物件
事故物件で共同生活をすることになった初音、ユウさん、真歩の3人は、21年前に殺された住人・箕浦奏人と、いわくつきのワープロで交信しながら事件解決を試みる。
登場人物が多くて、きっと誰が誰かを覚えきれないかもしれないと思いつつ読んでいましたが、会話の中でフォローが入るのであまりつらくありませんでした。
もしも奏人が成仏したとしても、榊さん夫妻は事件の真相にたどりついた恩人に家賃を請求しない気がする。

読了日:02月29日 著者:西澤 保彦
https://bookmeter.com/books/18209822

■ラブコメ (角川文庫)
原田マハとみづき水脈、自然農での稲作に挑む。
普通に機械を使う稲作も大変と思うけど、機械を使わない自然農は体力勝負。
鳥・イノシシ対策の案山子にガラスの仮面を選ぶセンスが素敵でした。
イノシシまで退けるなんて恐ろしい子…!
(ルフィ案山子は違和感なかった)
心残りが多かったみづきさん、2年目行ってらっしゃい。

読了日:02月29日 著者:原田 マハ,みづき 水脈
https://bookmeter.com/books/9897676

■小島隆雄のミニチュアワークの世界 (Handmade Series)
「圧倒的なリアリティ!あこがれをつめこんだドールハウス。コレクションボックスのドールハウス作り方を紹介」
作り方も掲載されていますが、写真を見るだけでも満足できます。
全体的に、男のロマン!って感じでした。カッコいい。
中でもいいなと思ったのがコテージ。
吹き抜けがあってロッキングチェアがあって、このコテージに住みたい。
読了日:02月28日 著者:小島隆雄
https://bookmeter.com/books/9768972

■有名すぎる文学作品をだいたい10ページの漫画で読む。 (torch comics)
水木しげるってこんなの描いてたのかとうっかり勘違い。
未読作品のあらすじを知るにはボリューム的にもちょうど良さそう。
ドグラ・マグラは何度も挫折しているのですが、こんなダイジェスト版でも良く分からなくて、本編をまた読み直す勇気をなくしました。
気を取り直してまた挑戦するかもしれませんが。

読了日:02月28日 著者:ドリヤス工場
https://bookmeter.com/books/9848768

■マグカップひとつで レンチン!オートミールレシピ
材料をマグカップに入れてレンチンするだけの簡単レシピ。
「オートミール初心者の方には、しっかり味つけされたチャーハンやまぜごはんをおすすめしています」
独特の風味を気にすることなくオートミールに慣れることができるから。
レンチンでお米っぽく食べられるなら、夜食にしても罪悪感が少なくて良さそう。

読了日:02月28日 著者:おこめ
https://bookmeter.com/books/20368743

■イヴの末裔たちの明日 松崎有理短編集 (創元日本SF叢書)
SF短編集。5作品収録。
時代は違えど地続きの世界を描いた「ひとを惹きつけてやまないもの」「イヴの末裔たちの明日」「方舟の座席」が良かったです。
地球の人類はキスチョコに滅ぼされ、残っているのはほぼ老人だらけの宇宙ステーション。
数学・物理を諦めて古典を学んだ麗だけど、アンディが持ってる論文の素晴らしさをきっと共有できるはず。

読了日:02月27日 著者:松崎 有理
https://bookmeter.com/books/14577948

■小日向でお茶を
雑誌「ゆうゆう」連載エッセイに加筆したもの。
コロナ禍前後の日常の変化が良く分かる。
ワクチンの予約が取れにくかったり、仕事やプライベートの旅行ができなくなったかわりに各国料理を作ってみたり、真っ只中にいるときの思いがそのまま伝わってくるようでした。
「亡命ロシア料理」って読んだことないけど、みんなが忘れたころにひょんなことから話題になる不思議な本なのだそうで、気になるなあ。

読了日:02月27日 著者:中島 京子
https://bookmeter.com/books/20816480

■驚異の標本箱 -昆虫-
深度合成という特殊な撮影方法を駆使した昆虫写真。
私はセミが苦手で、掲載されてるハラブトゼミもちょっとゾワゾワとしてしまったんですが、カエルの声で鳴くなんて面白いなと思いました。
プラチナコガネ・ウグイスコガネは色が綺麗で見ていて飽きない。

読了日:02月26日 著者:丸山 宗利,吉田 攻一郎,法師人 響
https://bookmeter.com/books/16486263

■47都道府県なんでもランキング! (BAMBOO ESSAY SELECTION)
全都道府県の「コレが1番!」を紹介する。
「結婚式が派手な県」
1位はぶっちぎりの愛知県。
nicoばあさんの体験談が私のことかと思った…。
「地元の名物めっちゃ食べる県」
1位・北海道、2位・沖縄。
5位の香川の投票理由は全部うどん、さすがだ香川。

読了日:02月26日 著者:もぐら
https://bookmeter.com/books/15712570

■中年女子、ひとりで移住してみました: 仕事・家・暮らし 無理しすぎない田舎暮らしのコツ
田舎に住んでどうだったか、みたいな話というよりは、田舎に住むために知っておいたほうがいい話でした。
確かに、移住という言葉はなんだか重たくて、一生ここに住まなきゃいけないようなプレッシャーは感じますね。
ちょっと気になったので引っ越してきました、しばらく住みます、程度でいいなら、住んでみたい所は結構あるんだけれど。

読了日:02月26日 著者:鈴木 みき
https://bookmeter.com/books/14586828

■あおぞら町 春子さんの冒険と推理 (コスミック文庫 し し11-1)
プロ野球選手の妻、春子さんの連作ミステリ。
最初の「春子さんと、捨てられた白い花の冒険」は、アンソロジー「捨てる」に収録された作品を土台にしたもの。
こういう話どこかで読んだなと思ったのはそのせいでした。
二軍で頑張っている夫の拓郎が来年も野球選手でいられるかと心配しつつも支える春子さんの姿が眩しい。

読了日:02月25日 著者:柴田 よしき
https://bookmeter.com/books/19473841

■子どもも大きくなったし、出かけよう! 世界一周、ひとり旅
101日間、世界一周旅行。
西回りなので最初はタイのバンコクから。
インドではおなかを壊して、メキシコシティでは風邪っぽくて、旅はトラブルがつきものだけれど、それよりも素敵な思い出のほうがたくさんあったことでしょう。
一緒に感動を共有して楽しめる人がいなくて寂しかった、もう二度とひとり旅はしない。
そういうのも経験ですね。
読了日:02月25日 著者:田中 三恵子
https://bookmeter.com/books/12823008

■大人の雑学 西洋画家事典 - 人柄がわかるエピソードで楽しく読める! -
「ルネサンスから20世紀現代アートまで、35人の画家たちの素顔を代表作とともに徹底解剖!」
画家のひとがらや時代背景に触れながら代表作のみどころを紹介しているので入門書として良さそうです。
ウィーン分離派とかそういうのはなかなか覚えられなくて、残念な自分。
近代美術にデュシャンが含まれているけれど、区分として現代美術となにが違うんだろう。

読了日:02月24日 著者:らち まゆみ
https://bookmeter.com/books/19147370

■ヘンな間取り―大家さんもびっくり編
「いったい、どうしてこうなった。笑撃、伝説の間取り187+4選」
ドアがないとかは記載ミスだろうけれど、なんでこんなに使い勝手の悪そうな間取りにしたのかを設計者に聞いてみたい。
「名シューターが生まれる廊下」とか、建物全体はどうなってるのか実際に見たい。


読了日:02月24日 著者:ヘンな間取り研究会
https://bookmeter.com/books/609050

■台湾 女ひとり旅
気ままな台湾ひとり旅。
台湾に住んでいる友達の家からあちこち出かけているようなので宿泊施設についての情報はナシ。
「台湾の電化製品は基本的にそのまま使えます おみやげにもなりますよ」
台湾の電圧は110ボルト60ヘルツ、プラグの形は日本と同じ。
うちは50ヘルツ地域だけど電鍋とか使えるのかな。

読了日:02月24日 著者:ヒラマツオ
https://bookmeter.com/books/6511498

■怪盗の後継者 (メディアワークス文庫)
「君、私と一緒に、泥棒をやってみないかい?」
嵐崎望から勧誘された大学生の柏手因幡は、自分の父親が伝説の泥棒ジャバウォックだと知らされる。
因幡は父をはめた政治家・早乙女巌の不正の証拠を盗み出せるのか。
私はレバレッジを思い浮かべましたが、そうかオーシャンズ11ね。
長谷の役に立つならと、那須野は喜んで引き受けたんだろうな。

読了日:02月23日 著者:久住 四季
https://bookmeter.com/books/15014658

■逆説の日本史26 明治激闘編 日露戦争と日比谷焼打の謎 (小学館文庫 い 1-42)
日露戦争の流れが良く分かりました。
イギリスっていつも余計なことしかしない印象だったけれど、日英同盟のおかげでイギリスがバルチック艦隊に色々と嫌がらせして有利に戦えた。
日露戦争では戦闘より脚気で死んだ兵士のほうがはるかに多かった。
海軍で麦飯が効果を上げた実績があるにもかかわらず、陸軍軍医のトップ森林太郎は麦飯を拒否。
死んだ兵士が浮かばれないなあ。
日比谷焼打事件は知りませんでした。

読了日:02月23日 著者:井沢 元彦
https://bookmeter.com/books/21790495

■10歳からの「美術の歴史」 世界・日本の巨匠と名作がわかる本 (まなぶっく)
「中世を彩る宗教画、イタリアに花開くルネサンス、フランスの印象派、世界大戦前後の名作まで、巨匠たちの人柄や功績とともに歴史をたどってやさしく解説」
有名な作品がたくさん出てくるので、美術に慣れ親しむきっかけになったらいいな。
岡本太郎は太陽の塔しか知らなかったから「痛ましき腕」が見られて良かったです。
巻末の用語解説も親切。

読了日:02月22日 著者:
https://bookmeter.com/books/16523177

■古道具よろず屋日乗 (花とゆめコミックススペシャル)
品物の憑き物が落ちるまで預かる古道具屋の二代目主人・冬耶と、口やかましい女中のトメ。
憑き物をどうにかしたいとあれこれやってみる冬耶だけれど、それは憑き物が望んでいることなのかと意見するトメの態度が厳しい。
でもこれ、憑き物を人間に置き換えれば、思いやりと大きなお世話は紙一重だと分かるなあ。
わかつきさんの近況に時代の流れを感じました。
デジタルが主流の世の中、使っている画材がどんどん発売終了になってしまって表紙もカラーじゃない。
でもこれはこれで、わかつきさんぽくもある。

読了日:02月22日 著者:わかつき めぐみ
https://bookmeter.com/books/21727148

■ゆでおき ― 買った食材 あまった食材 全部ゆでてストック!
「ゆでおき」とは、買ってきた食材や調理の過程で中途半端に余ってしまった食材を、ゆでておくこと。
ゆでて冷蔵庫にストックしてある状態なら、イチから料理するより気がラク。
保存期間の目安は、肉や魚は2~3日、青菜類やブロッコリーなど比較的水分の多いもの(キッチンペーパーを敷くもの)は3日以内、人参やいんげんなど比較的水分の低いもの(キッチンペーパーを敷かないもの)は4日以内。
読了日:02月22日 著者:
https://bookmeter.com/books/12468181

■はい、こちら「月刊陰陽師」編集部です。 (スターツ出版文庫)
陰陽師の家の娘・真名は、霊能力のせいで就活に苦戦。
見かねた父親が出版社を紹介、真名は「月刊陰陽師」でアルバイトをすることになった。
パワースポット巡りについては色々と考えさせられました。
人間の欲望は果てしないなあ。
浩子先生の愛が不滅のものでありますように。

読了日:02月21日 著者:遠藤 遼
https://bookmeter.com/books/16833401

■ちょこっとずぼら老後は楽しい!
人間関係の秘訣や健康法、食事法など、「ちょこっとずぼら」で人生を楽しもう。
いつから老後なのかはひとによって違うと思うけれど、定年退職したときがとりあえずの区切りかなあ。
今できることから習慣化して体力を養っておく。
「老人の仕事は孤独に耐えることだ」
孤独に耐えつつ孤立しないためにも地域ボランティアに参加するのは良さそう。

読了日:02月21日 著者:保坂 隆
https://bookmeter.com/books/13146114

■ざんねんな万葉集
日本最古の和歌集、万葉集の歌の収録数は日本最多の4516首。
『この本では、ただひたすらに「ざんねん」な和歌を紹介しています』
思い切った現代語訳のおかげで、ざんねんさが楽しめました。
表紙は2693・作者不詳の「相聞」:かくばかり恋ひつつあらずは朝に日に妹が踏むらむ地にあらましを=大好きなきみに踏まれたい。

読了日:02月20日 著者:岡本 梨奈
https://bookmeter.com/books/14858857

■寝たままペタ腹! 股関節ほぐし
1日1分、3つの動作で股関節をほぐす。
最初のパタパタ体操でひざが床につかなくて、股関節が硬いと実感しました。
無理のない範囲で頑張ります。

読了日:02月20日 著者:Naoko
https://bookmeter.com/books/19954406

■臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート ロシア紅茶の謎【新装版】 (あすかコミックスDX)
コミカライズ版。
「ロシア紅茶の謎」「動物園の暗号」「人喰いの滝」「猫と雨と助教授と」収録。
「動物園の暗号」「人喰いの滝」は、すっかり忘れてしまっていたので、新鮮な気持ちで読めました。
あとがきの、被害者の名前を「滝」にしようとしていた図星のアリスが可愛い。

読了日:02月20日 著者:麻々原 絵里依
https://bookmeter.com/books/6099538

■こちら空港警察
成田国際空港警察署に着任した仁志村署長の活躍。
千葉県ということで冒頭でちらっと高頭冴子が登場、レイハン救出のために杭州行きの便に乗りたいと交渉してる。
その冴子いわく、仁志村は人嫌いで酷薄で唯我独尊。
仁志村は今までに、見た目の印象は真逆であることを利用したことがあったのかなあ。
テロリストたちを操った黒幕の目論見どおりにいかずに良かった。

読了日:02月19日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/21593488

■バレリーナ 踊り続ける理由 (河出文庫)
世界のプリマ・吉田都のバレエ人生と、女性たちに贈るメッセージ。
自分が理想とする踊りに身体がついていかないことで引退を決意。
けれど「老い」を憎むのではなく、次のステージに立つという前向きさを感じました。
阿川佐和子との対談も良かったです。
アガワさんって本当に対談巧者。
読了日:02月19日 著者:吉田都
https://bookmeter.com/books/14008047

■いちばん楽しいマンションの間取り図鑑
古い内装を全部撤去して中身を一から作り直した、リノベーションのマンションの間取り図。
どういう家がいいのか、具体的な案を持っているひとにはリノベーションはいいと思う。
住みやすさって本当に人それぞれなんだなあ。
寝室と子供部屋を小さくしているところは、寝室は寝るだけ、子供はいずれ独立するのだからと割り切っているのかも。

読了日:02月18日 著者:リノベる。
https://bookmeter.com/books/19164986

■かわいいきのこ (コミックエッセイの森)
きのこに魅せられた著者のきのこライフ。
食べられるかどうかの判定は出来ないし、種類とかはよく分からないけれど、わりときのこが好きです。
観察会などで何かしらきのこグッズを身に着けている人が多いのは分かるなあ。
きのこって見た目が可愛い。
近所の公園でもよく探せば生えてるのかな。

読了日:02月18日 著者:うつろあきこ
https://bookmeter.com/books/12754471

■父娘ぐらし 55歳独身マンガ家が8歳の娘の父親になる話
16歳年下でふたりの娘がいるシングルマザーと結婚。
半年ほど東京と大阪の別居生活をすることになり、先に東京に来た発達障害児の長女アユとのふたり暮らし。
ふざけすぎて殴ってきたアユちゃんにとっさに手が出てしまい、「初めて手を上げたショックはしばらく尾を引いた」ので逆に安心しました。
私もそうですが、ビシバシ殴られて育った世代は気を付けないと。
面会交流制度で娘に会いに来る前の夫は、元妻と次女が東京に引っ越したらどうするんだろう。

読了日:02月18日 著者:渡辺電機(株)
https://bookmeter.com/books/19544059

■帰ってきたK2 池袋署刑事課 神崎・黒木
ストーカー被害の相談に訪れた女性から通報があり、神崎が第一発見者となったシングルマザー殺人事件を軸に、神崎と黒木が池袋で起きる事件解決に奔走する。
遺された娘の愛菜ちゃんが気になります、一緒に暮らせますように。
それにしても、若田部と末永係長の世話を焼いた黒木は、前作の井原秋絵とはどうなったんだろう。

読了日:02月17日 著者:横関 大
https://bookmeter.com/books/16384727

■歌集 宇宙銀鼠 角川平成歌人双書
傘寿を越え、老いのなかで迎え、送る日々。真珠婚を迎えた妻とのささやかな仕合わせを静かに歌う。
「ほのぼのと老いにも春は来るものか蕾ほぐるる紺のアイリス」
「ベランダの隅に巣籠りする鳩を民話の爺となりて見にゆく」
「福砂屋のカステラ妻に切りてやる地震におびえて昏るる夕べを」
「黒々とそばだつ樹々の上高く人を殺してきたる月澄む」
「墓石に水をかけつつひとりごつ暑いこの世に何で帰るの」
「ビルとビルの間の空にも秋が来てわが感覚を青くする空」
読了日:02月17日 著者:久津 晃
https://bookmeter.com/books/4153979

■「お菓子中毒」を抜け出す方法~あの超加工食品があなたを蝕む
「お菓子中毒を引き起こす“犯人”たち。白砂糖、果糖、人工甘味料、小麦、食塩、油、ストレスから自分の体を守るために―。」
中毒には違いないけど、依存のほうがしっくりくるかも。
いかにも依存だと分かるようなドラッグや煙草やアルコールよりタチが悪い。
精製塩の見分け方がちょっと分かりにくかった。
要するに、パッケージの成分表を見て、100gあたりの食塩相当量が99.5g以上のものは精製塩。

読了日:02月16日 著者:白澤 卓二
https://bookmeter.com/books/13443919

■大宇宙ひとりぼっち 40代独身天国 (KITORA)
40代独身男性、よしたにさんのぼっち生活。
ぼっちとは言いつつも結婚してないだけで、それほどぼっちな感じがしません。
友達との付き合いが多そうだし。
ZOOMのお料理教室に参加して「何の共通点もない人と即日フレンドリーは無理」ああ、私もそうかも。

読了日:02月16日 著者:よしたに
https://bookmeter.com/books/17328368

■かわいいクチュールリメーク
リメイクするならこういうふうにもできますよ、というアイデアの参考のために図書館で借りた本。
着倒した服よりも、買ったけれどサイズがちょっとしっくりこないとか、比較的新しめの服の救済措置に使えそう。
表紙はハンカチを使ったワンピース。

読了日:02月16日 著者:山瀬 公子
https://bookmeter.com/books/4580

■K2 池袋署刑事課 神崎・黒木
池袋署刑事課強行犯係に配属された神崎と黒木の同期コンビが事件を追う。
黒木の有能さばかりが目立ってしまって、神崎の良さってなんだろうと思いながら読んでいましたが、優等生であるがゆえに「決別」での丸藤への報告がそのまま受け入れられたんだろうな。
その「決別」は、同期の富田を教場に馴染ませた「力走」と、結婚する神崎への「祝儀」みたいなことを平気でやる黒木へのメッセージ。
「帰ってきた」に続く。

読了日:02月15日 著者:横関 大
https://bookmeter.com/books/8275682

■幕末 志士の作法
「本書は、歴史に名を残した偉人たちとはちょっと違う下級志士がテーマです」
武士には仕事らしい仕事がなかったので、幕末期、全国各地で国家を憂う草莽諸隊と呼ばれる100隊以上の集団が組織されたが、中には暇つぶしで参加した者もいた。
東京で「昔このあたりは牧場だった」なんて聞くとびっくりするけれど、保冷技術がなかったので、人々の住まいのすぐ近くで牛を買うしかなかったと知れば、確かになあと思う。


読了日:02月15日 著者:
https://bookmeter.com/books/14505067

■マンションリノベアイディアブック Best48
マンションリノベ雑誌「リライフプラス」から選りすぐりの実例を一挙48軒を掲載。
リノベのアイデアって色々あるなと思いながら読みました。
間取りを変更するのはまあ分かるけど、水回りって位置を変えても大丈夫なのか。
団地のリノベ物件が良かったです。こんなにいじれるものだとは思ってなかった。

読了日:02月14日 著者:
https://bookmeter.com/books/19276770

■はじめてのチョコレート (基礎がわかる!For Kids!!)
チョコを溶かして固めるだけのかんたんショコラからクッキーやカップケーキなどのチョコ味お菓子の作り方。
テンパリングなど難しいことをしてないので本当に初心者向け(子供向け)だと思います。
材料の「スイートチョコ」は板チョコじゃなくて製菓用だと説明があったほうが親切かな。
クッキーにチョコペンでデコレーションしたり、カップケーキにチョコをかけたりして、見た目も可愛い。

読了日:02月14日 著者:寺西 恵里子
https://bookmeter.com/books/10110788

■かぶきがわかるねこづくし絵本3 菅原伝授手習鑑 (講談社の創作絵本)
菅原道真が筑紫国に流罪となったことで、三つ子の梅王丸、松王丸、桜丸は数奇な運命をたどる。
どういう話だったのかすっかり忘れていましたが、松王丸の子供の首のところだけ覚えてた。
菅丞相が筆法を伝授したものの「伝授は伝授、勘当は勘当」と勘当を許されなかった源蔵は、なんで勘当されたのか本文では分からなかったけど、巻末の解説で納得しました。

読了日:02月14日 著者:吉田 愛
https://bookmeter.com/books/12660635

■十津川警部 殺しはトロッコ列車で (小学館文庫 に 16-16)
京都・嵯峨野のトロッコ列車に乗った女優は、列車内で見知らぬ男から命の危険があると忠告されて席を移動、事なきを得たが、数日後、東京と西伊豆でふたりの女性が銃で殺害された。
3人の共通点は25歳の独身女性であること、犯人の目的とは。
後半になるにつれてだいぶスケールの大きい話になってきて、タイトルはもうちょっとどうにかしたほうが良かったかも。
トロッコ列車では死んでないし。

読了日:02月13日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/16627756

■発酵食品はおいしいクスリ (ポプラ新書 232)
発酵食品のなかでも「麹」に着目、そのチカラを紹介する。
私が開発、我が社の、って言葉が結構な頻度で出てくるので、商品推しのための本かと疑ってしまいましたが、麹の働きについて詳しく説明されていたので勉強になりました。
麹には種類があって(黄麹・黒麹・白麹)基本的には日本でしかうまく培養できないのは知らなかった。
養豚場の悪臭問題も麹で解決できたり、用途は幅広い。

読了日:02月13日 著者:山元 正博
https://bookmeter.com/books/20426393

■爬虫類と両生類の暮らしを再現 ビバリウム 生息環境・品種別のつくり方と魅せるポイント (コツがわかる本!)
ビバリウムとは、生物が生きる環境を再現した空間の総称。一般的には爬虫類や両生類が対象。
水生生物を対象としたアクアリウムはビバリウムの一種。
ケージの中で飼うカエルとかヘビとかの世話もあるけれど、ケージの中の植物の管理などのメンテナンスも必要だから、勢いで始めないこと。

読了日:02月12日 著者:
https://bookmeter.com/books/20854594

■冷蔵庫のアレ、いつ使うの?
冷蔵庫に残っている〝何か〟で料理を作る。
焼肉のタレとか、使い残したまま消費期限が切れたりするんだよなあ。
あっというまに時間が過ぎてゆくから気を付けなくちゃ。
まさか日本酒がプリンになるとは。
八海山がもったいない気もするけどプリンおいしそうでした。

読了日:02月12日 著者:山本 あり
https://bookmeter.com/books/16499998

■流水さんの霊能者行脚 (ぶんか社コミックス)
霊魂=幽霊というものが本当に在るならばそれはいったいどういうものなのか、霊能者の方々に会いに行って話を聞く。
私もまったく霊感がないので、流水さんと一緒に話を伺うような気分で読みました。
霊感があるのも大変だけど霊感がないならないでそれも大変。
仏壇に手を合わせるときにはお願いなどせず「心配しないで上にあがってね」の気持ちで手を合わせること。

読了日:02月12日 著者:流水 りんこ
https://bookmeter.com/books/10886129

■「未完成」なぼくらの、生徒会
今年から共学になった元・男子校、県立神南学院高等部。
生徒会の4人の秘密と過去。
この4人が同じ高校に入学したことがまず奇跡、そうじゃなかったら晴人はもっともっと苦しんでいたかもしれない。
それぞれの心に残っていたしこりが取り除かれて本当に良かった。
今度は約束を忘れない。また5年後に会おう。

読了日:02月11日 著者:麻希 一樹
https://bookmeter.com/books/13989443

■ふらっと朝湯酒
朝風呂×朝酒エッセイ全10話。
温泉に泊まって朝からお風呂に入って朝ごはんを食べて二度寝、っていうのは理想のスタイル。
だけどなかなかそうはならず、朝風呂のために頑張って起きてる感じ。
お風呂のあとはお酒を飲んで、楽しい時間。
私だったらもうこのあと仕事なんかしないでダラダラしてしまいそうです。小原庄助になりたい。

読了日:02月11日 著者:久住昌之
https://bookmeter.com/books/7831057

■道ばたの小さな草花図鑑 (ブティック・ムックno.1542)
コロナでろくに外出できず、テレワークしんどい、ストレスが限界、そんなお父さんが飼い犬の「先生」と一緒に家の周辺を散歩して、小さな草花を見つけてみる。
先生が本当にプロ。私も一緒にお散歩したいです。
生態系にマイナスの影響を与える種については「特定外来生物」として防除に努めなければならないけれど、在来種と混生している帰化植物も多く、帰化植物はよそものだからすべてが悪いとは言い切れない。
「多くの帰化植物は経過観察の段階にあるといえるでしょう」。

読了日:02月10日 著者:一日一種
https://bookmeter.com/books/17771402

■最新版 新幹線に乗るのがおもしろくなる本 (扶桑社文庫)
新幹線にまつわる色々な雑学。
新幹線の先頭車両の「顔」の部分は板金工の職人がハンマーで叩いて打ち出す。
複雑な曲面で少量生産、小さな仕様変化にも対応できることから職人技が最適なのだそう。
うーんすごい。
秋田新幹線「こまち」は日本で唯一スイッチバックする新幹線。
日本に初めて登場した新幹線は東海道新幹線、でも最初に新幹線の線路を走ったのは阪急京都線の電車。

読了日:02月10日 著者:
https://bookmeter.com/books/20076897

■ひとみしり道
「初対面の人と話すのが苦手な、軽度“ひとみしり”のべつやくれいが推奨する、楽しいひとみしりライフをご紹介いたします」
私もわりとひとみしりなので、洋服屋では元気に半笑いで後ずさるのがすごく分かる。
打ち合わせの流れで担当さんと話し方教室に体験入学することになって、「大変ためになりましたが、今回は結構です!」さっそく成果が。

読了日:02月10日 著者:べつやく れい
https://bookmeter.com/books/489111

■家政夫くんは名探偵! ~春の終わりの洗濯と選択【SSプレゼント☆キャンペーン実施中】 (マイナビ出版ファン文庫)
光弥が怜の家で同居することになって、某火村とアリスの新婚ごっこを思い出したのはなぜだろうw
いったんは格安事故物件に引っ越した光弥だけれど、ここでも事件に遭遇。
光弥の父親がイヤな奴で良かった。そして多少なりとも蟠りが解けて良かった。

読了日:02月09日 著者:楠谷佑
https://bookmeter.com/books/16977518

■syunkon日記 おしゃべりな人見知り
「著書累計670万部の人気料理ブロガーで料理コラムニスト・山本ゆり、5年ぶり待望のエッセイ集」
ピカタとチュロスと人のカニで大笑いしました。
カニとともに抱いてホールドオンミー。
帰省の時の話が良いなあ。
ほぼ食べてるばっかりになっちゃうけど仕方ないです。
だってこんなのおいしいに決まってる。
読了日:02月09日 著者:山本 ゆり
https://bookmeter.com/books/17666774

■シャーロック・ホームズの建築
「シャーロック・ホームズ研究家の北原尚彦氏と一級建築士の村山隆司氏が17の事件を題材に、物語の中に登場する建物を徹底考察」
いつの時代に建てられたものなのか、窓の大きさはどうだったのか、原作の描写を元にしているので雰囲気を掴みやすかったです。
窓の内側に鎧戸があるっていうのが不思議で仕方ない。窓ガラス割れたりしないのか。

読了日:02月08日 著者:北原 尚彦
https://bookmeter.com/books/19284418

■人間図鑑 みんなのちがい
人間の「違い」をさまざまなカテゴリで紹介、多様性とは何かを知る入門書。
文字サイズは小さいけれどルビつきなので子供に親切。
金子みすゞは「みんなみんなちがって、みんないい」と書いたけど、そういうことだよなとつくづく思う。

読了日:02月08日 著者:
https://bookmeter.com/books/14565091

■ニヤっと笑える 超現代風・紫式部OL日記
「カワイイは作れる!!ニヤっと笑える現代女性あるある。空回りの日々でもポジティブに生きる、現代風OL紫式部の奮闘日記!」
紫式部らしいかどうかは分かりませんが、ニヤっと笑えました。
こういう日めくりカレンダーありそう。
へこんでる暇があるならとっととポジティブに切り替えていくぞ。

読了日:02月08日 著者:BUSON
https://bookmeter.com/books/12676902

■エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 2 (MF文庫J)
機兵部の初代部長・神無木緑という支えを失った氷室義塾を立て直すためにスパルタ特訓に励むエイルン夏樹。
地獄を乗り越えた新生・五番隊の亜賀沼分隊を核とした陽動迎撃作戦がピンチに至ったそのときに、一ノ瀬葵が鬼灯で参戦。
いくら強くてもエルフィーナ単騎じゃどうにもならないもんね。
全員の手で勝利をもぎ取り機兵部解体の危機は去った。
雷鳥はラジオペンチ田中にお小遣いをいっぱいあげて!
そして、アニメの脚本を持って失踪した富士光三博士が危惧する「人類の大いなる試練」とは。

読了日:02月07日 著者:東 龍乃助
https://bookmeter.com/books/9734393

■ひとまず上出来
『令和の「ニュー中年」の私たち。今までのやり方を整えたり、やめてみたり。心地よいサイズを見つけてみたら、もっと息がしやすくなった!』
私の方が年上なので、スタイルをよくするためじゃなく生きるために筋肉が必要、ってのが刺さります。
昔から、おばさんたちってなんであんなにコッテリ化粧なんだろうかと不思議だったのだけれど、謎が解けました。
あれくらい化粧しないと「化粧してる」と分からないのか。気を付けねば。
細くて長くてシンプルなチェーンのネックレスがスリーコインズにあるとは盲点だった。

読了日:02月07日 著者:ジェーン・スー
https://bookmeter.com/books/19073706

■仕組みもわかる西洋の建物の描き方
画材の特徴と使い方の解説や構図の決め方、街並みの描き方など。
見えているものすべてを描かないとか、人物を描くことでアクセントになったりするとか、勉強になりました。
余白を大事にしつつ色を塗るのが難しい;
つい塗りすぎちゃう。

読了日:02月06日 著者:リチャード・テイラー
https://bookmeter.com/books/21218732

■ねこポスト
数年前まで野良猫だった二匹の猫、黒ねこ・ピーちゃんと白キジ・ニャーさんの写真集。
加工した写真もありますが、可愛さを引き出してるので良かったです。

読了日:02月06日 著者:
https://bookmeter.com/books/8013742

■毎日かあさん7 ぐるぐるマニ車編
「とりあえず人間は日に干されると大丈夫」魚もシイタケもぐっとおいしくなるし。
アシスタント愛ちゃんの青森県民の元カレとの話がちょっと笑える。無口な朝型人間とのお付き合いは大変。
東京の公立高校のレベルの高さを思い知り、私立の中高一貫校を受験することになった息子くん。
面接で今までで一番悲しかったことを聞かれて「ありません」と答えちゃって、父親が死んだことを忘れてたっていうのがもう。

読了日:02月06日 著者:西原 理恵子
https://bookmeter.com/books/1967352

■決定版 鬼平犯科帳 (7) (文春文庫)
「雨乞い庄右衛門」「隠居金七百両」「はさみ撃ち」「掻掘のおけい」「泥鰌の和助始末」「寒月六間堀」「盗賊婚礼」の7篇を収録。
解説が1980年のときの中島梓。懐かしくてしみじみする。
平蔵の人間味が分かる「泥鰌の和助始末」「寒月六間堀」が良かったです。
「雨乞い庄右衛門」左馬之助にほうびをやると言ってしまったので和泉守国貞を渡すことになってしまった平蔵。刀は何振りも持ってるみたいだけど、愛着があるとつらいなあ。

読了日:02月05日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/11495199

■シベリア追跡
シベリアを流浪した大黒屋光太夫の足跡をたどる旅。
米原万里がドキュメンタリーチームに通訳として同行していて、たまに名前がちらっと出てきてなんか嬉しい。
飛行機が飛ばなかったり家が傾いたりするほど寒いところによく人間が住んでいるなと思う。
夏は夏でハチみたいな蚊の大群に襲われるし、防ぎようがない馬は大変だ。
この当時はまだソ連だったのか、まだ水着カレンダーは喜ばれるんだろうか。

読了日:02月05日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/415652

■墨の色で作るアート雑貨 暮らしを彩る大人おしゃれな手作り小物
墨汁、アクリル絵の具、油性ペンなどで作るアート雑貨。
各作品ごとのQRコードつき。
使っている材料が手に入りやすいものばかりなので、気軽に始められそうです。
墨汁の濃淡や滲み、擦れ具合にも味がある。

読了日:02月04日 著者:兎書屋
https://bookmeter.com/books/18694345

■野菜が長持ち&使い切るコツ、教えます!: 食品ロスをなくして節約! (実用単行本)
野菜の鮮度をキープする保存方法と使い切るためのレシピ。
家庭の食品ロスのうち、半数近くを占めるのが野菜。
買い過ぎや作り過ぎに注意するのは必要だけど、買った食品を最後までおいしく食べることも大事。
紙にくるんでポリ袋、のパターンが多いけど、冷やしすぎを嫌う野菜が多いってことかな。

読了日:02月04日 著者:島本 美由紀
https://bookmeter.com/books/15797055

■ぼくの先生は東京湾 (ふしぎびっくり写真えほん)
1977年にはじめて東京湾に潜り、それからずっとライフワークとして撮り続けてきた写真家・中村征夫が訴える環境問題。
高度経済成長期のころの汚れた東京湾を知っていると、いまの綺麗さが嘘みたいです。
本当にだいぶ回復しているように思えますが、それでも生活排水で赤潮が起きる。
でも、綺麗にしすぎると今度は栄養が足りなくなってしまうと聞いたことがあるので、その辺をうまくやらないといけませんね。

読了日:02月04日 著者:
https://bookmeter.com/books/9854059

■チーズフォンデュと死の財宝 (チーズ専門店)
廃屋のワイナリーを大学にするための資金集めパーティで起きた殺人事件。
家屋を改造・改築するテレビ番組がもうワイナリーを改装しているのに、集めた資金は何に使うのか。大学の運営費用?
シャーロットよりもレベッカが探偵気取り。けれど結果的に事件に巻き込まれているのはシャーロット。なんだかバランスが悪い。
マシューの元妻シルヴィ登場。シルヴィにも事情があるのは分かったけど、この性格の悪さ、皆これから大変そうだ。

読了日:02月03日 著者:エイヴリー・エイムズ
https://bookmeter.com/books/5544008

■NHK「100分de名著」ブックス アラン 幸福論
スイスのヒルティ、イギリスのラッセルと並んで「三大幸福論」のひとつ、アランの「幸福論」について。
「幸福論」とは実は「不幸論」。
困難も不幸も本当の原因さえ分かれば、多くの場合、対処法はさほど難しいことではない。
一般に善行とされる同情や憐れみは人類の災禍のひとつ。
幸福は一方的に与えるものではない。
「幸福とは、報酬など求めなかった者たちのところに突然やってくる報酬である」。

読了日:02月03日 著者:合田 正人
https://bookmeter.com/books/4734279

■東京 マニアック博物館 おもしろ珍ミュージアム案内 新装改訂版
専門分野に特化した東京の博物館や資料館のガイドブック。
新橋の送水口博物館なんて、そもそも送水口ってなにさ?って思ってしまうようなマニアックな展示だけど、記録として残したいという活動の一環。
目黒寄生虫館また行きたいなあ。あそこはミュージアムショップを見るのが楽しい。

読了日:02月02日 著者:「江戸楽」編集部
https://bookmeter.com/books/17925116

■わたしのともだちポルポちゃん (講談社の創作絵本)
恥ずかしがり屋だけど頼りになる、たこのポルポちゃんはいつも一緒にいてくれる大事な友達。
お城に招待されてもポルポちゃんがドレスになってついてきてくれているから安心。
夜の浜辺でふたりで見ている月がとてもキレイ。

読了日:02月02日 著者:もとした いづみ,北見 葉胡
https://bookmeter.com/books/17736315

■世界をリードした磁器窯・肥前窯 (シリーズ「遺跡を学ぶ」 5)
考古学的調査によって明らかになった、肥前窯発展の姿。
1659年から1750年代の約100年のあいだ、肥前磁器は国内はもとより東南アジア諸国、中近東、ヨーロッパなど、各地域の生活文化に基づく需要に応じた製品を作り輸出していた。
1989年に調査のため赴いたインドネシア・バンテン王宮遺跡の大量の陶磁器の出土品から見つけた2センチ程度の肥前磁器の染付手塩皿。
よく見逃さずに発見できたものです、すごいなあ。
知識のない素人なので大変でしたが、読んで良かったです。

読了日:02月02日 著者:大橋 康二
https://bookmeter.com/books/788633

■明日に架ける道 崖っぷち町役場 (祥伝社文庫)
国から1億7500万円もの補助金を貰い、その使い方をめぐってついに北室長と一ツ木の対立が表面化した。
このシリーズは表紙のほのぼのさに騙されちゃダメなやつだった。
一ツ木がやっているのは、今後、日本人全体の生活水準を下げないまま、これからも日本を日本として存続させるゲーム。
お正月の結衣の夢がなんだか正夢になりつつあるような気もして、葉山のプランが成功するか否かが分岐点なのかもしれない。 
和同開珎の神様はお祭りにひとが集まるのを喜ばれているようだけれど、南予町の存続への道は険しい。

読了日:02月01日 著者:川崎草志
https://bookmeter.com/books/17515929

■ひとりを楽しむ、がんばらない家事
「きもちいい暮らしの哲学」を改題して加筆修正したもの。
おおごとになる前に、使うたびに、気が付いたときに、こまめに掃除するほうが結局はラクですね。
そういう意味では箒は気楽にすぐに使えて便利かも。
今のご時世で「情報に振り回されない」は大事だなあと思いました。
非常時だからこそ理性を持つ。
読了日:02月01日 著者:岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/16751044


▼読書メーター
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2024-01

2024-02-01 07:07:19 | 
2024年1月の読書メーター
読んだ本の数:56冊
読んだページ数:10484ページ
ナイス数:490ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2024/1
■僕の殺人 (徳間文庫)
母は首を括って自殺、父は階段から転落して昏睡状態。
別荘で起きた事件現場に居合わせた5歳の裕司は記憶を失くしてしまう。
それから10年後、フリーライター小林が訪ねてきた。
「山本裕司君。君はいったい誰なんだ?」
確信へと近づいたけれど、もう記憶は戻ってこないような気がする。
悲劇的なラストシーンが美しかった。
読了日:01月31日 著者:太田 忠司
https://bookmeter.com/books/11597689

■たんときれいに召し上がれ 美食文学精選
『かの作家たちは「食」をいかに描いたか?36品の佳味あふれる饗宴』
こういうアンソロジーで伊藤計劃が収録されるなんて意外。
意表を突かれた気分で読めて良かった。
そして、古川緑波や内田百閒、森茉莉あたりは、常連を見つけたようでホッとする。
石井好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」いつ読んでもうっとりしてしまう。

読了日:01月31日 著者:金子國義,尾崎翠,開高健,澁澤龍彥,古川緑波,倉橋由美子,隆慶一郎,筒井康隆,山田風太郎,C・W ニコル,谷崎潤一郎,伊藤計劃,夢野久作,芦原すなお,青木正児,上村一夫,村山槐多,南條竹則,北大路魯山人,太田忠司,三島由紀夫,清水義範,中井英夫,澁川祐子,小林秀雄,色川武大,中島らも,内田百閒,石井好子,種村季弘,長沢節,津原泰水,森鷗外,森茉莉,夏目漱石,正岡子規
https://bookmeter.com/books/9110846

■世界のロゴ&マーク集 (alpha books)
「20カ国のクリエイター60名の渾身の248作品と展開例を掲載」
ロゴやマークのデザインはそのブランドの顔。
これを手掛けたひとたちのプロの仕事を堪能しました。
パッケージも含めて素敵だなと思ったのはチョコレートとお米。
どちらも同じMengZhangという方が手掛けていて、他の作品も見たいと思った。

読了日:01月30日 著者:
https://bookmeter.com/books/16184215

■そうだ ワンピースを作っちゃおう!
洋裁知識ゼロでも作れるワンピース。
袖なしのワンピースなので工程が少ない分だけ初心者向けと言えそうです。
出来上がりはフレンチスリーブになりますが、これそのままだと、肩に丸みがあって二の腕のムチムチ感が気になる私にはちょっと厳しいかもなあ。

読了日:01月30日 著者:津田蘭子
https://bookmeter.com/books/18525240

■婆ボケはじめ、犬を飼う
トイプードルとテリアのMIX犬、ヌ太郎に翻弄される家族の日常。
家族みんながバラバラの呼び方してるのがおかしかった。
ひとりで認知症の祖母の在宅介護をしてる母。
母がいくら我慢強くてもやっぱり限界があって、条件に合う施設探しで見つけたサービス付き高齢者住宅に落ち着くも「東京のうちの家賃の3倍以上……」。
色々あって大変で、でもいつのまにか親分子分の関係になってる祖母とヌ太郎が微笑ましい。

読了日:01月30日 著者:ニコ・ニコルソン
https://bookmeter.com/books/11545645

■悪夢の行方: 「読楽」ミステリーアンソロジー (徳間文庫)
5人の作家によるミステリーアンソロジー。
伊岡瞬「ふたつのシュークリーム」連続婦女暴行事件と、葬儀でひとがいなかった家で見つかった老婆の遺体。当事者から話を聞いていくと事件の様相が変わっていく。
梓崎優「嘘つき鼠」たまたまネウムを知っていたのでサラはドゥブロヴニクにいると言われたら納得するだろうなと思った。旧市街だけがドゥブロヴニクじゃないし。
高嶋哲夫「連鎖」老女のひき逃げ事件から始まり、まさに連鎖。トラック運転手が気の毒。


読了日:01月29日 著者:
https://bookmeter.com/books/10165971

■イスラエル 人類史上最もやっかいな問題
「知らない」ではすまされない、世界が注視する“この国”を正しく知るための入門書。
すごく読みごたえがありました。
「人類史上最もやっかいな問題」は本当にそうとしか言えないように思えます。
イスラエル人とパレスチナ人はどちらも正しく、どちらも間違っている。
当事者がそれを認めたとしても、解決する日が来るだろうか。

読了日:01月29日 著者:ダニエル・ソカッチ
https://bookmeter.com/books/20582737

■マンガでわかる文楽: あらすじから見どころ、歌舞伎との違いまで全部わかる
文楽の楽しみ方をまんがで分かりやすく解説する入門ガイド。
初心者いとちゃんに文楽の楽しさを教えてくれるのは、イヤホンガイドの解説者カヤさんと、文楽大好き漫画家のカンナさん。
文楽は大阪発祥なんですね。
伝統芸能ともなると情報量が多くてあれもこれもとなりがちですが、チケットはどこで買うのとか、そういうところから始めているのでとっつきやすい。
人形の所作は人間よりも小さいから、最初は近くの一等席で観たほうがいい。

読了日:01月28日 著者:公益財団法人 文楽協会(協力)
https://bookmeter.com/books/13485587

■美術館を装う 名画アクセサリーの作り方
名画をモチーフにしたレジンアクセサリーの作り方。
レジンを始めたきっかけが「あまりにも暇だったから」っていうのが本音すぎて面白い。
コロナの自粛期間中の暇な時間を生かした創作活動を暇つぶしと言うのはもったいないほどの出来栄え。
これだけ作れたら楽しそう。

読了日:01月28日 著者:くまごろ
https://bookmeter.com/books/20510911

■女ふたり台湾、行ってきた。 (地球の歩き方コミックエッセイ)
いいな台湾、行ってみたいなと思える本でした。
台湾を知ってる人に案内してもらってあちこち行くのは良いなあ。
こういうところが楽しいよ!っていうのが伝わりました。
ふたりとも旅慣れしてるから危なげなく台湾で楽めるんだろうと思ったら、最初のライカ置き忘れ事件でずっこけました。しかも2回ってw
まあ、そういうのも旅の思い出。
読了日:01月28日 著者:カータン 著/小林 希(のぞこ) 著
https://bookmeter.com/books/9074059

■英国紅茶予言師 古城の悪魔 (小学館文庫キャラブン!)
シンは自習室で知り合った下級生・サンディの未来を視た。
特に何も視えなかったためにまた後日カウンセリングすると約束するが、その二週間後、サンディが寮の塔から落ちて死んだ。
実子と養子で態度が変わってしまうのは仕方ないかもしれないけれど、リッケンバッカー氏の態度を見て育つチャールズは良い大人になれないかもな。
でも、アンドレは今後の人生を自分で決めることが出来るし、仲間が助けてくれるに違いない。
シンが、ギルの家に飾られていたカティーサークの絵に懐かしさを感じたのはなんでだろう。

読了日:01月27日 著者:七海 花音
https://bookmeter.com/books/13036764

■ひとりなら、それでいいじゃない。
これまでに書かれた本からテーマごとに抜粋してまとめた本。
夫の三浦朱門さんの最期を見届け、自分の体と時間を使い尽す人生。
「私の幸せは、自分が自分らしく必要にして充分なだけ持っていること」
人間に本当に必要なものはそもそも最初から決まっていて、大食いで食道楽でも無限には食べられないし、一度に一足の靴しか履けない。
時として贅沢は楽しいことだけれども、それが当たり前と思わないようにしなくちゃ。

読了日:01月27日 著者:曽野 綾子
https://bookmeter.com/books/17631320

■ときめきのミュージアムグッズ
「美しく心ときめく、厳選したミュージアムグッズを紹介」
ミュージアムグッズって見て回るとキリがないくらい楽しくなっちゃうのはなぜだろう。
もともとの作品が優れているのでそれを生かすような商品企画力が試されるなあとこっそり思う。
伊丹昆虫館の羽のバッグを持って歩いてるひとを見かけたことがあって、あれはフェリシモとのコラボ商品なんですね。

読了日:01月26日 著者:大澤 夏美
https://bookmeter.com/books/19872414

■もふけつ コーギーのおしり
コーギーのかわいいおしりの写真集。
おしりが可愛いというよりも、後ろ姿の全体的な雰囲気が可愛い。
表紙のコーギーと食パンが並んでるのを見て、そういえば食パンっぽいなとハッとしたのでした。

読了日:01月26日 著者:佐藤 正之
https://bookmeter.com/books/11611983

■京都子育てさんぽ
子供も一緒に楽しめる観光スポットや美味しいお店など、地元密着京都子育てコミックエッセイ。
寺社仏閣が身近にあるせいなのか、あーちゃんの好みが渋い。漬け物が好きだなんてすごいな。
食が細いあーちゃんが外では意外と食いしん坊。
外出するそういう気分になるのかも。
町屋を改装したキッズカフェって京都らしい。

読了日:01月26日 著者:久保田順子
https://bookmeter.com/books/12462157

■英国紅茶予言師 (キャラブン!小学館文庫)
英国の全寮制男子校の奨学生・風森心は紅茶を飲むと少し先の未来が視える。
同室の没落貴族の息子ギルの提案で、その能力で人助けをして、謝礼で生活費を稼ぐことになった。
自分の過ちを認めて謝罪した侯爵夫人のおかげで学園長に一矢報いることが出来て良かった。
学園長が日本人が嫌いなのは仕方ないけど、それが身分と階級に釣り合ってるかどうかは考えたほうがいい。
年末晩餐会がどうなるのか気になる。
古城に続く。
読了日:01月25日 著者:七海 花音
https://bookmeter.com/books/12689763

■どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか (新潮文庫 み 52-2)
みうらじゅんとリリー・フランキーの人生対談。
意外と良いこと言ってるんだけれど、下ネタが多いので、俺たちいま良いこと言った!みたいなことになってないのが面白い。
婚活パーティに参加した眼鏡のお嬢さんがコンタクトにすればラクになるのにって話が印象的。
「リリー:モテるって特別になることより、変なことが少なくなることじゃないですか。平凡になるってことですよ」
「みうら:変わってる人がモテるなんて、ないからね。変わってるけどお金があるからモテるとか、ほんの一例だもんね」

読了日:01月25日 著者:みうら じゅん,リリー・フランキー
https://bookmeter.com/books/17861455

■キャラ絵で学ぶ! 世界の国図鑑
イラスト図解で世界の国々を紹介する。
紹介している200の国と地域は、
国際連合に加盟している193か国(日本は北朝鮮を国として承認していない)、
国際連合に加盟していないが日本が国として承認している4か国(バチカン市国・コソボ・クック諸島・ニウエ)、
日本は国として承認していないが何らかの外交関係があり国際オリンピック委員会に所属する3地域(香港・台湾・パレスチナ)。
世界で一番人口が少ないのはバチカン市国、800人。
通いの人ばかりと思っていたので800人が多く感じる。

読了日:01月24日 著者:
https://bookmeter.com/books/18416778

■大阪デパ地下激戦区で働いてます。 (コミックエッセイ)
デパ地下のはちみつ専門店で働く著者のお仕事コミックエッセイ。
最近法事があったので、包装紙や熨斗に詳しい店員さんがいると頼りになって助かります。
ギフト包装は個数が多いとパニックになりそうですが、もう慣れるしかないので頑張ってください。
お忍びで来ていたハリウッドスターが全然忍べてないのがおかしかった。

読了日:01月24日 著者:猫田 ゆう
https://bookmeter.com/books/9864112

■かぶきがわかるねこづくし絵本2 義経千本桜 (講談社の創作絵本)
都を追われた源義経と生き延びた平家の武将、そして狐の物語。
「史実と虚構をたくみにおりまぜた物語の醍醐味がつまっているのです」
もし源義経が生きていたら。もし入水した安徳天皇が助けられていたら。そういうIFな芝居が成り立つってことは、観客たちが歴史を分かってるってことですね。
昔の庶民って教養あるなあ。
読了日:01月24日 著者:吉田 愛
https://bookmeter.com/books/12341771

■九州新特急「つばめ」殺人事件 (光文社文庫)
飛行機の搭乗券の半券を所持した男女の遺体が指宿の海で見つかった。
特急「つばめ」コンパニオン、つばめレディの宏子は、搭乗したとされる飛行機と同時刻の車内でふたりを目撃、捜査本部に情報提供の手紙を書いた矢先に何者かに襲われた。
十津川は70億円をめぐる殺人を追う。
これだけ大勢の人間を殺してもなお政治家でいようとするなんて、政界再編の闇が深い。

読了日:01月23日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/494657

■諸行無常のワイドショー
ワイドショーを賑わせる芸能人のゴシップをウォッチ。
特徴を押さえつつも微妙な似顔絵が笑えます。
安藤美姫の極秘出産とか酒井法子の芸能界の復帰などなど、そういうことあったなあ。
英国王室のロイヤル嫁姑バトルも、コラムを読んでいるうちに、結局は庶民と庶民のバトルなんじゃないかと思えてきました。

読了日:01月23日 著者:辛酸 なめ子
https://bookmeter.com/books/9213468

■これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集
実際に起きた事故を取り上げ、自然の中にはどんな危険が存在しているのか、どうすれば事故を防げるのかについて解説する。
山の急斜面を登っているときに転んで打ち所が悪くて死んでしまったり、死んだひとが話せるならば「なんでこんなことで…」って言いたくなるだろうな。
知識がないのにキノコやフグを調理して食べたらダメだし、立ち入り禁止の防波堤も高波にさらわれたりするから立ち入り禁止なんだよね。
カタツムリやナメクジには髄膜脳炎を起こす寄生虫がいる可能性があるので素手では触らない。触れてしまったら良く手を洗うこと。

読了日:01月22日 著者:羽根田 治
https://bookmeter.com/books/21361755

■小学生のためのはじめての「クラシック音楽」 知っておきたい基本を楽しく学べる (まなぶっく)
「この本の中には、クラシック音楽の歴史や基礎知識から、ぜひ知ってほしい作曲家やクラシック曲を紹介しています」
クラシック音楽の原点と考えられているのはグレゴリオ聖歌。
グレゴリオ聖歌とは9~10世紀のローマ・カトリック教会で用いられた単旋律(モノフォニー)、無伴奏の宗教音楽。
キリスト教「三位一体の聖歌」がギリシャ記譜法で記された現存する最古のギリシャ楽譜は紀元280年のもの。
そんなの良く残ってたな。
読了日:01月22日 著者:「子どもとクラシック音楽」研究会
https://bookmeter.com/books/19539950

■臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート ブラジル蝶の謎【新装版】 (あすかコミックスDX)
「わらう月」「201号室の災厄」「ブラジル蝶の謎」を収録。
まんがで読むと、登場人物たちの年齢がどのくらいなのかを考えなくて良いな。
巻末のおまけも良かったです。
ダイナスティー・ホテル201号室で火村が大変な目にあっていたころ、アリスにも災厄が。

読了日:01月22日 著者:麻々原 絵里依
https://bookmeter.com/books/6868361

■家政夫くんは名探偵! ~冬の謎解きと大掃除~【SSプレゼント☆キャンペーン実施中】 (マイナビ出版ファン文庫)
家政夫の光弥と刑事の怜の事件簿。3編収録。
光弥と怜の親友がそれぞれ登場、ふたりにとっての友情がどういうものなのかが垣間見えて興味深かったです。
蘭馬の明るさは光弥に必要だったと思うから、これからも仲良くしていて欲しいな。
怜の友人の知久の事件が切ない。
読了日:01月21日 著者:楠谷佑(著),スオウ(イラスト)
https://bookmeter.com/books/14751990

■カレーライスの丸かじり (丸かじりシリーズ 47)
「週刊朝日」の休刊に伴いこれで最終巻。
帯の「36年勤続」が妙にしっくりきますね。
納豆の糸だけを取り出して食べてみたり、相変わらず変なことを考えついていたりして面白いのに、もう読めなくなるのが名残惜しい。
ストローのズズズは「気柱共鳴」という物理現象、勉強になるなあ。

読了日:01月21日 著者:東海林 さだお
https://bookmeter.com/books/21716914

■くらべてわかる 野鳥 (くらべてわかる図鑑)
日本で見られる約300種類の野鳥を姿かたちの似ている仲間とともに紹介。
大きさがイメージしやすように、スズメやヒヨドリなどを大きさ基準の鳥として掲載しているので比較しやすい。
シマエナガはもちろん、コマドリやルリビタキの小型ツグミの仲間たちが可愛いなあ。
近所の橋で見かけるヤツはてっきりカモメだと思っていましたが、ひょっとしたらユリカモメなのかも。
今度じっくり見てみよう。
読了日:01月20日 著者:叶内 拓哉
https://bookmeter.com/books/9048550

■アラフィフさん いらっしゃ~い! (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
「ママぽよ青沼貴子が全アラフィフさんに贈る。共感と笑いのコミックエッセイ」
更年期を乗り越える工夫をしたりとか、これからの老後の備えを考えたりとか、そういうお年頃なんだろうなあ。
アラフィフが安い服や何年も前の流行遅れの服のみで歩いているといきなり生活感が出てしまうから、ほんの少しのおしゃれ心を失わないでいたい。
若造になめられない服とまでは思わないけれど、見苦しくないように気を付けます。

読了日:01月20日 著者:青沼 貴子
https://bookmeter.com/books/13107621

■ジャースイーツ: プリン、ゼリー、チーズケーキ、カップケーキ。ジャーで楽しむレシピ82
調理に使用でき、保存性のあるガラスびん・ジャーを使ったスイーツレシピ。
外側から層が分かるものは見た目からしておいしそうでいいな。
チーズケーキなんかは手土産にしても良さそう。
ジャーで作ったマフィンって取り出しにくそうと思ってしまいましたがそんなことないのか。

読了日:01月20日 著者:隈部 美千代
https://bookmeter.com/books/9688819

■浜辺の銀河 崖っぷち町役場 (祥伝社文庫)
南予町のお隣り、伊達町の副町長に就任した葉山怜亜は、一ツ木の同級生で総務省から出向してきた官僚。
その葉山の政策により、南予町の住民が伊達町へと流出してしまう。
少子化に歯止めがかからない状況はリアルで、都会であっても人口減少は免れないからなあ。
一ツ木の発案で開設した大学通信講座がうまくいくかどうか。
結衣がお正月に見た夢が気になる。
読了日:01月19日 著者:川崎草志
https://bookmeter.com/books/12873293

■がんと心
精神科医・内富庸介先生とエッセイスト・岸本葉子さんの、がんと心についての対談。
がんを告知された患者が動揺したり混乱したりするのは分かるけれども、医療従事者側のストレスが心配になります。
再発の危険が減るのはだいたい3年くらい。
そのあたりから、がんになる前の自分とがんになった後の自分を再統合する。
「岸本:完全に元どおりの自分に戻るわけではないんですね」
「内富:戻れないですね。人によって違いはありますが、これだけの経験をされるとなかなか完全に同じようには戻れないですね」

読了日:01月19日 著者:岸本 葉子,内富 庸介
https://bookmeter.com/books/24736

■酷道大百科 激狭、断崖、未舗装...愛おしい「国 道」全53本
国道らしくない国道、酷道。
階段国道の339号は迂回する車道もあるけれど、観光名所になってしまったので階段の国道のままになっている。
(階段の下の民家は火事で焼失、2018年時点で空き地のまま)
アーケードの道が国道になってるのが2カ所もあるっていうのが面白い。

読了日:01月18日 著者:鹿取 茂雄
https://bookmeter.com/books/20399284

■ときめく多肉植物図鑑 (ときめく図鑑)
『多種多様な多肉植物の中から、とくに面白く美しい「ときめく」多肉植物が一冊に』
もし育てるとしたらどれがいいかな、とか思いながら楽しく読めました。
やっぱり私は多肉植物が好きなんだなと再確認。どれを見てもときめきます。

読了日:01月18日 著者:TOKIIRO
https://bookmeter.com/books/12559658

■ぽっちゃり女子のときめきDays
156cm×73kgの28歳、ぽっちゃりさんの楽しい毎日。
三度のごはんよりお菓子が大好きなひとが紹介するお菓子ってなんだか信頼できる。
干し芋とか源氏パイとかポテチとか、いいよね買うよね~と頷いてしまいます。
ぽっちゃりさん専門の雑誌があったらいいなと妄想してましたが、検索したら創刊してました。購読してるかなあ。

読了日:01月18日 著者:いしいまき
https://bookmeter.com/books/4110877

■エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ (MF文庫J)
西暦2070年。
謎の生命体マリスに唯一対抗できる巨大兵器のパイロット・セレンの前に、深紅の戦闘機に乗ったエイルン・バザットと名乗る少年が現れた。
ロボットアニメと異世界転生を足したような感じでした。
描写が分かりにくくて読み返す箇所があったりしましたが、ゲンコツ淑女エルフィーナがいかにもアニメで素敵すぎた。
挿絵というかまんが部分が迫力あるなあ。
黒い魔女と紅の勇者の出会いは周囲にどういう影響を与えるのか楽しみ。

読了日:01月17日 著者:東 龍乃助
https://bookmeter.com/books/9258681

■机の上の動物園
椎名さんが旅した世界の国々から持ち帰った色んな品々。
表紙の南米の三角オバケは可愛いだけで悪いことしなさそう。
ロシアの鉈は中華包丁みたいな形で、台所で使っていても違和感ないですね。
あちこちで石を拾ってきて顔を描いたヤツは欲しがる人が多かったのはなんか分かるなあ。
沢野さんが作ったギザギザヘビは沢野さんのイラストがそのまま木工細工になったみたい。

読了日:01月17日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/21437911

■利休入門 (とんぼの本)
茶道を確立した千利休についての入門書。
写真が綺麗でうっとりと見る。
宮中で茶会を行うために秀吉が作らせた組立式三畳の黄金茶室。
道具もすべて金で成金趣味と言われがちだけれど、発案は秀吉、製作は利休。
「茶会をおこなった小御所は軒がふかく、室内も暗かったはずで、そこで灯火に照らされた黄金の茶室は、むしろ幽玄の美をたたえていたのではないかと思います」

読了日:01月16日 著者:木村 宗慎
https://bookmeter.com/books/322704

■YouTuber小春のかんたんレシピ!あっと驚く!魔法のこもの作り (レディブティックシリーズno.8396)
折り紙の発想でバッグやポーチを作る。商用利用OKなのでバザーやフリマに出品可能。
作り方をyoutube動画で見られるのが親切。
ミシンがあったら作りたいと思うものが多かった。
チューリップバッグが直線縫いだけで出来るのがラクでいいかも。
読了日:01月16日 著者:小春
https://bookmeter.com/books/21018729

■東京藝大ものがたり
東京藝大を受験した著者の体験記。
受験したものの合格できずに、気力がどんどん削られてしまうのがつらい。
しかも父親が藝大出身、目の前に一発合格の先輩がいることはプレッシャーではなかったかなあ。
3浪してやっと合格、なんだか泣きたいような気分になりました。良かった。

読了日:01月16日 著者:あららぎ菜名
https://bookmeter.com/books/17216351

■決定版 鬼平犯科帳 (6) (文春文庫)
「礼金二百両」「猫じゃらしの女」「剣客」「狐火」「大川の隠居」「盗賊人相書」「のっそり医者」の7篇を収録。
「狐火」平蔵から男運のない女と言われたおまさ。けれど、自分を支える思い出のある女は強いと思うよ。
「盗賊人相書」で唯一生き残ったおよしは「のっそり医者」町医者の萩原宗順に預けられる。親子のように支え合うふたりに幸あらんことを。
この巻で一番良かったのは「大川の隠居」最後の平蔵のセリフについニヤニヤしてしまう。

読了日:01月15日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/11495198

■NHK「100分de名著」ブックス ニーチェ ツァラトゥストラ
ニーチェ「ツァラトゥストラ」の解説書。
本よりも先に映画「2001年宇宙の旅」を連想してしまうほど全然馴染みがなかったので読めて良かったです。
ルサンチマン=うらみ・ねたみ・そねみ、無力からする意思の歯ぎしり。
受け入れがたい気持ちはまずは発散するべきで「祝福することのできない者は、呪うことを学ぶべきだ!」

読了日:01月15日 著者:西 研
https://bookmeter.com/books/4696335

■やすこーんの鉄道イロハ (イラスト)
鉄道をもっと楽しもう。初心者に向けた鉄道入門書。
鉄道そのものに興味がなくても、新幹線のコンセント確保の方法は知っておくと役に立ちそう。
全寝台をイラスト解説している「サンライズ瀬戸・出雲」は、すごく昔に利用したことあるような気がする。
唯一定期運行される夜行列車の寝台特急、また乗りたいなあ。

読了日:01月14日 著者:やすこーん
https://bookmeter.com/books/18376740

■筋力へなちょこ女子が行き着いた 1分最弱筋トレ
筋力がなくてもできる筋トレ。
筋トレする筋力がないってどういうことかと混乱しましたが、でも冷静に考えてみれば私も当てはまるぞと愕然としました。
ビンの蓋あけられないし。
ちょっとずつ頑張る。
読了日:01月14日 著者:たかツキ なほり
https://bookmeter.com/books/19153759

■猫と薔薇の日々 (ワイドKC)
結婚を機に購入した一軒家での猫たちとの日々。
最初の猫はアメリカンショートヘアの兄弟。
それから、玄関先に子猫が捨てられていたり保護猫を引き取ったりして、いつのまにやら12匹。
擬人化してることもあるけれど、12匹もいると個性の違いが良く分かりますね。

読了日:01月14日 著者:松苗 あけみ
https://bookmeter.com/books/485680

■名探偵のキッシュをひとつ (コージーブックス)
老舗チーズ店の後継者シャーロットが店舗をリニューアルしたお披露目の日に、店の目の前で地主が殺されて、容疑者として祖母が連行されてしまう。
シャーロットの置かれている状況を説明しようとしたのか、盛りだくさんすぎてごちゃごちゃな感じ。
登場人物が多くて名前が覚えられないのはいつものことだと諦められますが(いや諦めるなよ)アーミッシュの店員レベッカの祖母の件とか必要だったんだろうか。
シャーロットの店を買ったワケあり兄妹のジョーダンとジャッキーの背景が気になる。

読了日:01月13日 著者:エイヴリー エイムズ
https://bookmeter.com/books/4739572

■添乗員漂流記 (角川文庫)
海外旅行専門の添乗員・岡崎大五が遭遇した色んなトラブル。
客のわがまま旅行会社の都合、海外ツアー旅行は大変だ。
団体旅行だとトラブルは誰かのせいだと思いがちなのかも。
香港の宝石店に鉄格子があって客が自由に出入りできないのは、客を閉じ込めるためじゃなくて警備を厳重にしているから。
日本とシステムが違いますと先に説明しておけば、あんなに大騒ぎにならなかったのでは。

読了日:01月13日 著者:岡崎 大五
https://bookmeter.com/books/32726

■原始集落を掘る・尖石遺跡 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)
地元の小学校の代用教員として勤務していた宮坂英弌が独力で発掘した尖石遺跡、そして与助尾根遺跡。
著者が宮坂英弌を本当に尊敬しているんだなと分かるような文章に引き込まれました。
尖石遺跡は1942年10月14日に国の史跡に指定され、1952年にはわが国初の特別史跡に指定された。
史跡公園として整備された園内には茅野市尖石縄文考古館が建てられ、棚畑遺跡から出土した縄文のビーナスが収蔵されているのだそうで、行ってみたいなあ。

読了日:01月12日 著者:勅使河原 彰
https://bookmeter.com/books/2009670

■毎日かあさん 6 うろうろドサ編
息子くんの「世界中の銃からチョコフレークが出るといいんだよ、しぽぽぽぽぽんってさ」染み入る。
麦ちゃんところの軍隊方式が理に適いすぎてて笑えるけど、適応してる5人もすごい。
サイバラがカンボジアで買った重さ500キロの石柱って、日本に持って帰って来たのだろうか。
やっちゃったなーとしか言いようがないけどさ、でもきっと、カンボジアの神様の思し召しだ。

読了日:01月12日 著者:西原 理恵子
https://bookmeter.com/books/572456

■太陽の花 (ふしぎびっくり写真えほん)
西表島に咲くオオハマボウ(ゆうな)の花の不思議。
ゆうなは佳子内親王の御印の花でハイビスカスの仲間。
アリとハチを味方につけて守ってもらっているなんてすごいなあ。
朝に咲いた黄色い花は夕方になるとオレンジ色になり落花してしまう。

読了日:01月12日 著者:
https://bookmeter.com/books/9689660

■25 御朱印でめぐる栃木 日光の神社 週末開運さんぽ (地球の歩き方 御朱印シリーズ)
「神社で御朱印を頂くというのはその神社の神様との絆が結ばれたといえるでしょう。
決して記念スタンプではありません。
ていねいに扱いましょう」
これを踏まえたうえでの御朱印めぐり。
日光東照宮って神社だからもちろん御朱印はあるけど、私にとっては建物とか設えを見る場所なので、御朱印を扱っているところという概念がすっぽり抜け落ちていました。
栃木県最古の神社、大神神社は奈良県からの分祀。
良縁祈願のハートの絵馬が可愛い。
読了日:01月03日 著者:
https://bookmeter.com/books/17314801

■眼科医だけが 知っている 一生視力を 失わない 50の習慣 (SB新書)
近視は遠くが見えないという不具合ではなく、将来的には失明に繋がる疾病を招きかねない恐ろしい事態。
「本書では、眼科医は理解しているが、一般的に誤解されがちな50の習慣を凝縮しました」
70歳を超えると加齢によりほとんどのひとが白内障を発症、緑内障は40代から発症率が上がる。
1月3日はひとみの日。
ガボール・アイってこうやって使うのか、ちょっと気を付けてやってみようかな。

読了日:01月03日 著者:平松 類
https://bookmeter.com/books/18381377

■箱根駅伝100年史 (KAWADE夢新書 S 447)
2024年に第100回を迎えた箱根駅伝の歴史を振り返る。
『箱根駅伝は「日本マラソン低迷の元凶」なのか?』で出てきた本が既読なので「マラソンで世界を目指すなら箱根駅伝を走ろう」なのが興味深いです。
第100回大会は関東学生連合は編成されず、例年より3校多い23の大学チームでレースが行われる。
全国の大学に門戸を広げたものの、地方の大学が特例により1度だけ参加できる大会だけのためにチーム作りするのはやっぱり無理があるでしょう。
今年はどんなレース展開になるのか楽しみ。

読了日:01月02日 著者:工藤 隆一
https://bookmeter.com/books/21461846

■おみくじの歌 (コレクション日本歌人選)
各社寺の特徴やおみくじの歴史的な意義があらわれた五十首を収録。
和歌占いには本来は吉凶がなくて、歌の内容を占いたいことに関連させて解釈する。
明治天皇と昭憲皇太后が祀られた明治神宮の御製・御歌のおみくじは歌の解説文のみで、和歌が神のお告げとして機能してきた日本の伝統を意識したもの。
おなじく吉凶がない伴林氏神社「百歳に老い舌出でてよよむとも我はいとはじ恋は増すとも」は大伴家持の恋の贈答歌。案ずるより産むがやすし、現状を肯定する励ましである。

読了日:01月02日 著者:平野 多恵
https://bookmeter.com/books/13725322

■お正月さん (絵本の時間)
なんとなく落ち着かない気持ちで過ごす大晦日、そしてお正月を迎える。
2003年出版の本なのだけれど、なんだかすごく昔の絵本を見ているような気分になります。
着物を着て、家族そろって銘銘膳でおせちを食べる家ってまだあるのかなあ。

読了日:01月01日 著者:
https://bookmeter.com/books/1026421

■眠れなくなるほど面白い 図解 神道: 起源から日本の神様、開運神社まで楽しくわかる!
古代から伝えられて日本の心ともいうべき神道の奥深さを知る。
そもそも「神道とはなにか」を説明できないというのがすごく日本らしいと思った。
仏教やキリスト教みたいに開祖が居ないから教義がなくて、教義を伝え広めることを重要視している仏教・キリスト教と違って、神道的価値観を伝えることが重要とされている。
その神道的価値観っていうのも地域や時代によって変化があるので、「こうした曖昧さが神道の懐の深さを生んでいるという面もあるのです」。

読了日:01月01日 著者:渋谷 申博
https://bookmeter.com/books/15578473


▼読書メーター
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2023-12

2024-01-01 06:58:39 | 
2023年12月の読書メーター
読んだ本の数:76冊
読んだページ数:14069ページ
ナイス数:593ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2023/12
■新装版 じゃあ君が好き
ヨシタケシンスケさんのイラスト集。新装版。
イラスト集なので特に起承転結があるわけじゃないのに、この場面だけでドラマチックだなあと思えるものが多かった。
やめちゃえやめちゃえーのひとたちの笑顔が最高。
「人間はいろいろ失ってからがおもしろいらしいよ」

読了日:12月31日 著者:ヨシタケ シンスケ
https://bookmeter.com/books/11057606

■新12月31日から間に合うspeedおせち―コンロ2つとオーブンを使って、大晦日1日でおせち1 (インデックスムツク)
大晦日に、コンロふたつとオーブンを使って13品のおせちを作る。
盛り付けの仕方やアレンジレシピも掲載。
13品全部に挑戦する場合、タイムテーブルに気を付けること。
黒豆は好きなので余ったことないんですが、わざわざ余らせて蒸しパンの具にするのは良さそう。
それでは皆さま良いお年を。
読了日:12月31日 著者:検見崎聡美
https://bookmeter.com/books/2228350

■Mozuミニチュア作品集 こびとの世界
「YouTubeで2,100万回超再生という驚異の再生回数を記録した、ミニチュアアーティストMozuが創造するこびとの世界」
なんていうか、どことなく秘密基地っぽい。
こんな細かいところまで作りこんでいるなんてと感心するほかありません。
楽しくてワクワクする。
読了日:12月30日 著者:Mozu
https://bookmeter.com/books/18269117

■ご当地グルメコミックエッセイ まんぷく横浜 元町・中華街 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
横浜の元町・中華街エリアの美味しいお店。
そりゃあ北京飯店に行ったのなら北京ダックを食べるでしょうけれど、ここはカレーもおいしいんですよ。
元町の辺りはパン屋の激戦区で、どこで食べてもハズレはありませんが、その中でもウチキパンはランドマークな存在だと思う。
掲載されてるパンオトラディショネルのクロワッサンとTOASTのキヌアパン食べてみたいな。

読了日:12月30日 著者:山本あり,中川節子
https://bookmeter.com/books/9451495

■マダムが教えてくれたこと
バイト先のカフェで70歳のマダムと出会った女子大生が自分を見つめ直して成長してゆく。
私が70歳になったらこんな素敵なマダムになれるかなあ。
いや無理かもしれないけど、自分自身の「素敵」を忘れないようにしたいです。

読了日:12月30日 著者:ユニカ
https://bookmeter.com/books/18410861

■冥土ごはん 洋食店 幽明軒 (小学館文庫)
「ここは人生の最期に訪れる、幽冥と顕世を繋ぐ洋食店でございます」
最後の晩餐は死者の心に残るわだかまりを解きほぐす。
幽明軒でアルバイトすることになった悠人も、きっと店に呼ばれたんだろうな。
木の匙のバトンが続いていくかどうかは分からないけど、悠人は励まされたと思う。

読了日:12月29日 著者:伽古屋 圭市
https://bookmeter.com/books/13182124

■敗者の生命史38億年
弱肉強食の世界で生き残ってきたのは敗者たちだった。
強いものたちから逃げた弱いものたちが「ニッチ」を見つけて生き残る。
木は樹齢何千年にもなるほど生きられるのに、あえて草として短い寿命を選んだ、というのが興味深い戦略。
シアノバクテリアによって排出された酸素はやがてオゾンになり、行き場がなくなり上空でオゾン層になった。
オゾン層の恩恵を受けているはずの人間が二酸化炭素で壊していて、酸素という「猛毒」で絶滅した生物たちはニヤニヤしてるだろうな。

読了日:12月29日 著者:稲垣 栄洋
https://bookmeter.com/books/13559675

■十二支のおもちつき (単行本絵本)
明日は餅つきをしようと話していたおじいさんとおばあさんのところに、おなかを空かせたねずみがやってきた。
ねずみにもち米をわけてやったその次の朝、ねずみは助っ人たちをつれて餅つきの手伝いをする。
たくさんの鏡餅を村の人たちにもお裾分けして、来年も良い年になりますように。
12月29日は9がつくから「苦餅」、31日は「一夜餅」で神様に失礼にあたり避けたほうが良いので、餅つきするなら28日がベスト。

読了日:12月28日 著者:すとう あさえ
https://bookmeter.com/books/11201980

■理系脳をつくる 食べられる実験図鑑
『本書では、スーパーなどで手軽に買える材料と、キッチンにある道具を使って「おいしくて、おもしろい」料理実験が楽しめます』
実験の結果、おいしく食べられるものが出来るなら、楽しんで実験できそうです。
マジックケーキなんかも作っていて、子供向けの本だからレシピとしても分かりやすい。
棒つきキャンディーを大きくキラキラにするキラキラミラーキャンディーは完成するまでに最短で1週間。
観察しながら出来上がるのを待つ。
読了日:12月28日 著者:中村陽子
https://bookmeter.com/books/18908023

■僕とふたりのしろくろゴハン (Beコミックス)
神さまの計らいで、タカヒロの飼い猫シロとクロは一週間だけ5歳の子供の姿になった。
タカヒロとシロとクロ、3人の食卓。
なんせシロとクロが可愛すぎて溶ける。
一週間がたってまた猫に戻っちゃったけれど、幸せな生活は変わらない。
きゅうりが育つの楽しみだね。
読了日:12月28日 著者:風町ふく
https://bookmeter.com/books/12293384

■パナマ運河の殺人 (角川文庫)
鶴賀百貨店ロスアンゼルス支店がオープンして3年。
それを記念して、ロスからパナマ運河を越えフロリダへ行く豪華客船クルーズが企画された。
事件は起きるけれど、それに関して読者があれこれ推理している暇もなくあっさり解決してしまうので、若干肩透かしな感じ。
創業者一族に因縁を持つ者たちの描写を楽しむ作品かも。

読了日:12月27日 著者:平岩 弓枝
https://bookmeter.com/books/563320

■キムラ食堂のメニュー (中公文庫)
いろんなところで食べたもの、飲んだもの。
そして農業体験型農園での3年間の畑仕事のこと。
畑をやってみると、天気に翻弄されたり虫と戦ったり、農作物を育てる大変さがイヤってほど分かりますよね。
表紙はマルカンビル大食堂のナポリかつ。
地元民のオアシスってこういう所だと思う。

読了日:12月27日 著者:木村 衣有子
https://bookmeter.com/books/12301105

■いまさら恐竜入門
大人が学べる恐竜の本。
4コマまんがなので読みやすいです。
ちゃんと弱肉強食なので食べたり食べられたりしていて、シュールで面白い。
ティラノサウルスは脳の中で匂いを感じる「嗅球・きゅうきゅう」の割合が非常に大きく、見るよりも、聴くよりも、「嗅ぐ」のが得意だった可能性がある。
時速30㎞程度しか走れなかったために鋭い嗅覚で死体の匂いを嗅ぎつけ、死体を主食にしていたという珍説がある。
珍説であっても、研究が進んで色んな説があるのはいいなと思った。

読了日:12月26日 著者:マツダユカ,丸山貴史
https://bookmeter.com/books/16817269

■立体刺繍で作る 12カ月の花のアクセサリー
フェルトを芯にして刺繡する「オフフープ技法」で作ったアクセサリー。
ああなるほど、花びらとか葉っぱとか、刺繍で隠れているところにワイヤーが入っているのか。
それにしても可愛いしキレイ。
身に着けたら気分が上がりそう。
読了日:12月26日 著者:PieniSieni
https://bookmeter.com/books/13271284

■中年女子画報 (バンブーエッセイセレクション)
どうしたら正しい中高年になれるのか、あれやこれやと体験してみる。
もう自分は中高年だと自覚しないとそれらしい中高年になれないのかもしれないなあ。
おばさんの王道を模索しつつ私も頑張らねば。
平均年齢60歳以上の大阪のおばちゃんアイドルグループ「オバチャーン」がすごく気になっています。
48人いたメンバーが30人以上脱退して13人で活動、いったい何が…?

読了日:12月26日 著者:柘植 文
https://bookmeter.com/books/9040918

■判決はCMのあとで ストロベリー・マーキュリー殺人事件 (角川文庫)
裁判がエンターテイメント化してテレビで生中継されるようになった日本。
女装バンド「ストロベリー・マーキュリー」ドラムのヤヨイが所属事務所の社員・野添に殺された。
裁判員に選ばれた会社員の生野悠太はテレビ公開裁判に臨む。
いつも最後まで発言できない四号とか、テレビの都合に振り回されながら審議しないといけないのが恐ろしい。
けれど、「判決と覚悟」の梁川裁判長のセリフに込められた思いは全員に伝わったと思う。
一般市民に戻った悠太、メリークリスマス!
読了日:12月25日 著者:青柳 碧人
https://bookmeter.com/books/8282245

■NHK出版 学びのきほん キリスト教の核心をよむ (教養・文化シリーズ NHK出版学びのきほん)
キリスト教の基礎の基礎を学び、聖書の読み方に触れる。
厳密にいえば、日本語訳とか英語訳のクルアーン(コーラン)はクルアーンではなく、神が語った言葉そのもののアラビア語のクルアーンだけがクルアーンとか、分かりやすく書かれていました。
巻末にはキリスト教の理解を深めていくためのブックガイドを収載。
アウグスティヌス「告白」読んでみたくなった。

読了日:12月25日 著者:山本 芳久
https://bookmeter.com/books/18457623

■世界の美しい教会
「素朴なたたずまいの教会をはじめ、大自然の景色と融合したもの、神聖なる雰囲気がただようもの、現代建築物としても心ひかれるものなど、世界各地の外観・内観ともに必見の教会を1冊にまとめました」
クロアチアのエウフラシウス聖堂と聖ヤコブ大聖堂を目当てに図書館で借りた本。
聖ヤコブ大聖堂の外壁は、普通の市民の顔の彫像で飾られているのが珍しい。
2013年の本なので、火災で尖塔などを焼失する前のノートルダム大聖堂が見られます。

読了日:12月24日 著者:
https://bookmeter.com/books/11230288

■クリスマスリース―やさしく作れるリースでクリスマスを100倍楽しくす (タツミムック)
市販のストローベースやクリーニングハンガーなどの身近な材料で作るクリスマスリース。
アルミワイヤーでコルクを繋げてリボンで鈴を結ぶだけでも意外と雰囲気のあるリースになりますね。
赤と緑のアクリル絵の具を塗った新聞紙を丸めて作るリースは、小さい子供と一緒に作れそう。

読了日:12月24日 著者:斎藤 勝子
https://bookmeter.com/books/983351

■百姓貴族(8) (ウィングス・コミックス・デラックス)
「小●館の取材費で新書館にネタ流す下衆ふたたび!!」
「新書館の取材費でスク●ニの取材をする下衆!!」
まあ、持ちつ持たれつって言うし、ふふふ。
北海道の現地取材に同行した編集長がチーズとワインを堪能してたのが印象的。いいなあ。
アニメ化した百姓貴族で、長女さんは自分の声を子安武人さんにやって欲しいと言い、長男くんは野沢雅子さんが良いと言う。
実現してたらどえらいアニメになってたw
読了日:12月24日 著者:荒川 弘
https://bookmeter.com/books/21448436

■名前のない喫茶店 (一二三文庫)
名前のない喫茶店のマスターと常連客・里香のラブストーリー。
会社での里香の立場がリアルに思えました。
他人の事情を詮索したいひとってどこにでも居るよね~…。
思ってたより展開が早くて、結婚するまで結構スムーズだったから拍子抜けでしたが、ぐずぐずされるよりは良いかもしれない。
結婚した女性を転勤がない総合職から外す会社って、いいのかそれ。

読了日:12月23日 著者:園田樹乃
https://bookmeter.com/books/14075215

■一流の人たちの人生を変えた「欽」言
萩本欽一に出会って人生が好転した69人に取材、欽ちゃん語録(欽言)をまとめた本。
ほんと凄いな欽ちゃん。
誰かに何かを言うその言葉は、誰かのことを良く見ているから出てくる言葉。
巻末の、欽ちゃんに寄せられた感謝の言葉ですごく印象的だったのは「気仙沼ちゃん」のこれ。
「テレビに出演させてくれてありがとう。素人からまた素人に戻してくれてありがとう」

読了日:12月23日 著者:鶴間政行
https://bookmeter.com/books/19146187

■写真家と行く世界の絶景
「写真家として世界の絶景という舞台に立ち、あらゆる視点からその場所が一番美しく見えるように撮影してきました」
撮影ポイントやアドバイスなども掲載。
本当にキレイです。
表紙のサントリーニ島は緑の濃淡とか建物の色合いとか、なんだか見惚れてしまう。

読了日:12月22日 著者:谷角靖
https://bookmeter.com/books/11177278

■漫画方丈記 日本最古の災害文学
枕草子・徒然草とならぶ日本三大随筆、方丈記をまんがで読む。
原稿用紙にして25枚程度の方丈記は日本最古の災害文学とも呼ばれている。
災害が続く世の中に生きたから「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」に説得力がある。
養老孟司の解説は、方丈記とは何か、をよく表していると思いました。
巻末に原文が掲載されているので、まんがと読み比べてみるのもいいかもしれない。

読了日:12月22日 著者:鴨長明
https://bookmeter.com/books/18244687

■東急ハンズには緑エプロンの神々がいる (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
皆が知ってる東急ハンズの誰も知らない素顔。
冒頭の「ハンズならあるでしょ!?」のおばさまじゃないけど、どこで扱ってるか分からない商品はまずはハンズに行って探すことが多いです。
「綿棒」「麺棒」みたいに同じ言葉の別商品で間違うのはありがちだから、店員さん側は気を付けてくれるでしょうが、客側も用途を伝えるほうが買い物がスムーズになりそう。

読了日:12月22日 著者:るかぽん
https://bookmeter.com/books/9338791

■斬新 THE どんでん返し (双葉文庫 あ 39-07)
5人の作家によるどんでん返しミステリアンソロジー。
斜線堂有紀「雌雄七色」が目当てだったのだけれど、感想が「あっそうですか…」で終わってしまった。設定は好きなんだけれどなあ。どうしてだろう。
阿津川辰海「おれ以外のやつが」依頼人に関する情報は秘匿事項。依頼人の素性も動機も問わない。けれど今回はそういうわけにはいかなかった。
白井智之「人喰館の殺人」館の外に出ると死に、中に居ても死ぬとなったら、そうするしかないのだろうけれど、ああもう。

読了日:12月21日 著者:芦沢 央,阿津川辰海,伊吹亜門,斜線堂有紀,白井智之
https://bookmeter.com/books/20838517

■syunkon日記 スターバックスで普通のコーヒーを頼む人を尊敬する件
「月間800万アクセス! 著書累計430万部の人気ブロガーの笑えておいしいエッセイ集」
アップデートが強引過ぎるWindows10の「ヤクザか」で思わず笑いました。まったくだ。
もののけ姫の「森の賢者とたたえられる~」のセリフが英語版では「アーユークレイジー?」で、絶望感に打ちひしがれたお友達の気持ち分かるなあ。
もっとどうにかならんかったのか。
ケロイドって、やけどしたからケロイドになるわけじゃなくて、そういう体質もあるんですね。
手術で治るとは限らないとは悩ましい。
読了日:12月21日 著者:山本 ゆり
https://bookmeter.com/books/11235283

■植物との暮らし方超入門 これで私も枯らさない人
植物も人間と同じ。
植物ごとの好き嫌いなどの個性からお世話の仕方を知る。
比較的強いはずのミニトマトをもう2回ダメにしているので、野菜はちょっと怖いなあ。
多肉植物が好きなのであれこれ育てたいところですが、あいつら意外と大きくなるので、将来的に置き場所に困りそうなのが難点。
ローズマリーの切り戻しをもうちょっと詳しく知りたかった。

読了日:12月20日 著者:エンジョイボタニカルライフ推進室室長 ビリ
https://bookmeter.com/books/19469925

■オシャレでゆったり 私が輝くシニア服 (レディブティックシリーズno.8243)
程良いゆるみ感のあるシニア服を服種別で紹介。実物大の型紙つき。
実家のミシンが壊れてしまって作れるかどうかは微妙なんですが(ちょっと手縫いは厳しいかな)からだのラインを拾わないデザインは良いなと思いました。
グレーのコットンニットのかぶり型ベストが可愛い。

読了日:12月20日 著者:
https://bookmeter.com/books/19563582

■登拝開運祈願 山伏ガール (HONKOWAコミックス)
未来予言者から「将来は自殺する」「富士山に登ると廃人になる」と言われた著者が洗脳を解くため富士登山に挑み、それがきっかけで霊山巡り。
山伏とは、日本各地の霊山に登り祈りを捧げ自然の持つ霊力を身に着けようとする者である。
だからこのタイトルなのかな。
予言のストレスのせいで片側顔面痙攣が発症、つらかったと思います。
けれど自分自身で行動を起こしたことで払拭できて本当に良かった。

読了日:12月20日 著者:たなべみか
https://bookmeter.com/books/13865035

■塩の街 (角川文庫)
宇宙から降ってきた塩の結晶が人々を塩に変え、社会が崩壊しつつある時代。
秋庭と真奈の前に現れたひとたち、そして秋庭にテロを唆す入江。
攻撃して壊してしまえばそれでよし。
日本以外の他の国が入江のようにデータ集めをしなかったのがちょっと信じられない。
中学生だったノブオがルポライターとして歩き出せて、一番誇らしく思っているのはノブオ本人だろうけれど、真奈にとっても喜ばしいこと。

読了日:12月19日 著者:有川 浩
https://bookmeter.com/books/580486

■キムラ弁護士の友情原論 (角川文庫)
「ともかくも、こうして、僕なりの、そして僕や僕の周辺人物たちの体験を見すえての友情論らしきものを書きまとめることとなった」
冒頭の椎名誠小噺がすごく印象的。
息を引き取る間際の椎名さんが、木村さんと目黒さんの手を握りしめながら「さ、沢野を、頼むゾォ……」
椎名さんならそう言いそうだし、沢野さんならそう言われそう。
克己荘で下宿していたとき、交通事故で入院した椎名さん。
交代で面倒を見た克己荘の仲間たちは椎名母が苦笑いするほど熱心で本当に家族化していた。

読了日:12月19日 著者:木村 晋介
https://bookmeter.com/books/435019

■臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート 朱色の研究I【新装版】 (あすかコミックスDX)
コミカライズがあるのを知らなかった。
夕焼けが怖い貴島朱美。
アリスの家にかかってきた謎の電話を受けてオランジェ夕陽丘806号室で見つけた死体。
船曳警部がキューピーみたいで愛らしい。
火村がエレベーターのトリックを解いて舞台は周参見に移る。

読了日:12月18日 著者:麻々原 絵里依
https://bookmeter.com/books/7139332

■臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート 朱色の研究II【新装版】 (あすかコミックスDX)
これってつくづく映像にしやすい作品だったと思う。
トラックのところが、絵で見たほうが影の範囲になるほどと納得できた。
みんなでロケットに乗って火星の青い夕焼けを見に行けたらいいのにね。
おまけの「朱色の研究室」の夢落ちが最悪で最高。

読了日:12月18日 著者:麻々原 絵里依
https://bookmeter.com/books/7332108

■吼えろ道真 大宰府の詩 (集英社文庫)
大宰府から京都に献上した唐物に粗悪品が混ざっているとして調査に来た藤原俊蔭。
道真が唐物屋で目利きをしていると知られたら一大事、外出しないようにと言い渡される。
書道で身を立てたいと道真に教えを乞う阿紀は後の小野道風。
歴史に名を遺す好古と阿紀の兄弟の父親・小野葛絃のしたたかさは、大宰府にとってはなくてはならないものだ。

読了日:12月17日 著者:澤田 瞳子
https://bookmeter.com/books/20290426

■妻のオンパレード The cream of the notes 12 (講談社文庫)
スバルさんの親切がアダになったから妻のオンパレード。
『6:「宗教って、そもそも全部、霊感商法なのではないか」と書いたら叱られる?』
『21:多数の老人が少数の若者に支えられている?まだ、その反対なのでは?』
『23:周囲が叩いていると、自分も叩けると思う。そんな社会に絶望するか否か』
『56:AIは答えることしかできない』
『74:子供をのびのびと育てたい、犬を好きなように遊ばせたい、というエゴ』
『99:客観性を失うことは実に簡単だ。自分の家の犬が可愛い。自分の子供は可愛い』

読了日:12月17日 著者:森 博嗣
https://bookmeter.com/books/21667338

■育てる楽しむ癒しの苔ボトル (コスミックムック)
ガラス素材やアクリル素材の容器で苔を育てる。
意外と身近なところで見られる苔だけれど、自然界からの大量採集が問題になっているので、ショップで購入して楽しむように。
湿度管理には蓋つき容器が最適。
容器の内側の汚れを掃除したり、3日に1度は10分程度の換気が必要。

読了日:12月16日 著者:
https://bookmeter.com/books/12751182

■ねこむかしばなし
昔話や童話にねこが登場するとどうなるか。
人魚姫は足を貰ってねこと暮らしたいし、那須与一は猫柄の扇に矢を射ることが出来ない。
うん、ねこってこういう生き物だよねと思う。
ねこがいたら世界が平和。
読了日:12月16日 著者:ぱんだにあ
https://bookmeter.com/books/14988279

■平野レミの新・140字レシピ
平野レミのツイッターレシピ本。
140字以内でちゃんと作り方が分かるのがすごい。
レミさんが喋ってるみたいなユーモアのある文章、なにより簡単なのが良い。

読了日:12月16日 著者:平野 レミ
https://bookmeter.com/books/10769782

■泣くな道真 大宰府の詩 (集英社文庫)
大宰府に左遷され悲嘆に暮れていた菅原道真が唐物の目利きに精を出す。
道真の話相手に任命された龍野穂積と、往来で迷子になった道真の子供を屋敷に連れて行った小野恬子。
ふたりが道真と知り合いになれて良かった。
恬子は小野小町なんですね、東北への道中はどうか気を付けて。
落雷のシーンはのちのちのことを思うとニヤっとしてしまう。
「吼えろ」に続く
読了日:12月15日 著者:澤田 瞳子
https://bookmeter.com/books/8101074

■ちゃっかり温泉
平日の真っ昼間から、温泉入ってひとり飯。
温泉って泊りがけで行くイメージが強いのだけれど、東京近郊で日帰りできる温泉って結構あるものなんだなあ。
やろうと思えば箱根も日帰り圏内、ロマンスカーで行く箱根は楽しそう。
後ろの展望座席は固定、後ろ向きに景色が流れてまるで逆走ジェットコースター。
「不安なロマンスカーって、初めて」
読了日:12月15日 著者:久住 昌之
https://bookmeter.com/books/5639689

■黒板アート甲子園作品集 2019-2022
2019年~2021年の黒板アート甲子園での応募作と2022年に行われた大会の受賞作品を掲載。
ひとりならともかく、団体でひとつの作品に取り組む難しさはあると思います。
意見の相違があるからこそそれを乗り越えて、作品としての完成度が高くなっていくのでしょう。
表紙は第5回最優秀賞の好文学園女子高等学校「懐かしい未来」。

読了日:12月14日 著者:
https://bookmeter.com/books/20479300

■ノスタルジア喫茶 ソヴィエト連邦のおやつ事情&レシピ56
「ソヴィエト連邦15共和国のおやつや飲み物レシピ56点を紹介」
400種類のパッケージも掲載していて、レトロな感じが可愛いです。
ウクライナ最大の製菓会社ロシェンのチョコは、前は横浜で買えるところがあったのだけれど、今はどうかなあ。

読了日:12月14日 著者:イスクラ
https://bookmeter.com/books/19060302

■かぶきがわかるねこづくし絵本1 仮名手本忠臣蔵 (講談社の創作絵本)
登場人物が猫で表現されている絵本で、とっつきやすいかも。
巻末の解説が理解を深める手助けになりました。
歌舞伎の三大名作といわれる「仮名手本忠臣蔵」「義経千本桜」「菅原伝授手習鑑」は、もともとは人形浄瑠璃の作品。
「東海道四谷怪談」は「仮名手本忠臣蔵」の設定を取り入れた外伝のひとつ。
お岩の夫・民谷伊右衛門は塩治の家臣、伊右衛門を孫娘の婿に迎えたい伊藤喜兵衛は高師直の家臣という設定。

読了日:12月14日 著者:吉田 愛
https://bookmeter.com/books/12021865

■寝台特急(ブルートレイン)殺人事件―ミリオンセラー・シリーズ (光文社文庫)
トラベルミステリーという言葉を生み出し一大ブームを巻き起こした作品。
取材のため寝台特急はやぶさに乗車した青木は、車内で見かけた薄茶のコートの女の写真を撮るが何者かにフィルムを盗まれた。
次の日、多摩川で薄茶のコートを着た女の水死体が発見される。
これほどの大掛かりな仕掛けを以てして確実に仕留めようとするなんて余程の恨みだけど、全員が同じ気持ちだったかどうかはまた別の話。
ものすごい量の睡眠薬が必要だったろうな。
読了日:12月13日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/367869

■つりが好き: アウトドアと文藝
『つれなくても、つれても、やめられない24人の「釣り」アンソロジー』
書き手のほとんどが男性で、女性は幸田文と大庭みな子のふたり。
蚯蚓推ししてる父・幸田露伴の次に娘は「父は息子をかわいがっていてそれに先立たれたということである」でしんみりする。
釣ってない幸田文に対して、アラスカに住んでた大庭みな子は夫と二人でキングサーモン釣り。強い。
三代目・三遊亭金馬のカレイのシカレの意味が分からず悩む。

読了日:12月13日 著者:大庭みな子,開高健,桂歌丸,幸田文,沢野ひとし,獅子文六,矢口高雄
https://bookmeter.com/books/15458481

■小学生のための「世界の名画」がわかる本 (まなぶっく)
「世界的に有名な海外の画家35人と日本の画家12人の代表的な作品と人柄がわかるエピソードを紹介しています」
掲載作品のセレクトが必ずしも代表作と呼べないような気がして若干不満ですが、日本国内の美術館の所蔵品が優先されているようなので、まあ仕方ないかな。
(さすがにダ・ヴィンチはそういうわけにいかなかったけど)
岸田劉生「麗子像」正面を向いたものを初めて見ました。

読了日:12月12日 著者:レブン
https://bookmeter.com/books/12452651

■寿命図鑑 生き物から宇宙まで万物の寿命をあつめた図鑑
この世のすべてを13カテゴリーにわけて、324個の寿命とそれにまつわるエピソードを集めた図鑑。
アブラムシ1か月、ハツカネズミ1年、フラミンゴ50年、アフリカゾウ70年、ジンベエザメ80年、体が大きいと寿命も長い感じ。
炊飯器6年、掃除機8年。そろそろ買い替えを検討せねば。
人間の心臓や脳の神経細胞や爪なんかは人の一生分の寿命、意識したことないけど言われてみればその通りだ。
歯の寿命は50~70年、人によっては何十年かは歯がない状態で暮らすことになる。

読了日:12月12日 著者:
https://bookmeter.com/books/11112539

■アラフィフ漫画家 更年期かと思ったら妊娠してました
アラフィフで2回も妊娠、これがきっかけで大きな卵巣嚢腫が見つかって入院・手術。
流産で残念でした、大変でしたね。
高齢出産はリスクが高いのだと思い知らされます。
スリランカで緊急手術にならなくて良かったけれども、しかしなぜスリランカ。

読了日:12月12日 著者:東條さち子
https://bookmeter.com/books/16165246

■麻倉玲一は信頼できない語り手 (徳間文庫)
28年前に死刑が廃止された日本。
フリーライターの熊沢は、最後の死刑囚・麻倉の本を書くために、無人島の廃ホテルを改装した民間経営の刑務所に向かう。
結末が本当に予想外だった。
でもタイトルに偽りなし、麻倉は確かに信頼できない語り手だった。
熊沢はこれから何一つ信じられることなんかない人生になってしまうかも。

読了日:12月11日 著者:太田忠司
https://bookmeter.com/books/17706569

■テーブルに何もない日―気持ちいい暮らしのスタイルブック (Mr.Partner book)
自分が暮らしやすいように、家の中のものと付き合っていく。
トイレのブラシをクエン酸でメンテナンスして15年も同じものを使っているだなんてすごいし、マヨルカ焼きの広口の壺をブラシ入れにしてるのが意外過ぎる。
台所でステンレスなんかを磨いているメラミンスポンジが「洗剤を使わないで済むのは、環境に優しそう」ですが、そもそもメラミンスポンジはステンレスに使っちゃイカンと聞いたけど気のせいかな。

読了日:12月11日 著者:岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/11056633

■眠れなくなるほど面白い 図解 孫子の兵法
2500年以上も前に編まれた世界最古の兵法書、孫氏について。
現代社会でどう応用するのかとか、分かりやすく纏まっていて読みやすかったです。
最善策は争わずに相手を屈服させること。
次善策は有利な態勢を築いたうえで話し合いを持ち掛ける。
一番の愚策は相手を力でねじ伏せるやりかたで、これでは勝利を得ても満身創痍で、トータルの力はかえって衰える。
「先見の明がある戦略家は軽々しく開戦に踏み切らぬよう慎重な態度で争いに臨み、自制する。これこそが国家の安泰を保ち、いたずらな消耗を避ける方法なのである」

読了日:12月10日 著者:島崎 晋
https://bookmeter.com/books/13492346

■ペネロペおはなしえほん (4) おなかすいたね、ペネロペ (ペネロペおはなしえほん 4)
おじいちゃんがお昼寝しているあいだ、ペネロペは牧場の動物たちに餌やりします。
猫は何を食べるかな?犬は何を食べるかな?
手押し車にうさちゃん乗せてるのが可愛い。
おやつにチョコレートパンを食べて、おじいちゃんの隣りでお昼寝。可愛い絵でなごむ。

読了日:12月10日 著者:アン グットマン
https://bookmeter.com/books/431208

■リアル宅配便日記…毎日こんなことが起こってます!!
名古屋の現役宅配便ドライバーが遭遇したおもしろエピソード。
外国の配達事情に比べたら日本は格段にサービスが良いので本当に助かります。
宅配便の料金が1400円で高いと言われると思いきや、そんなに安くてどうするんだ2000円は取らんといかんがね!の気持ち、ちょっと分かる。
ボタン屋さんに店番を任されたり、お客さんが留守の時には田んぼや畑を回ったり、大変でしょうけれどなんだか微笑ましい。

読了日:12月10日 著者:ゆきたこーすけ
https://bookmeter.com/books/15197114

■家政夫くんは名探偵! (マイナビ出版ファン文庫)
掃除が苦手な刑事・連城怜は家事代行サービスを頼み、派遣されてきた三上光弥と知り合う。
デキる家政夫の光弥と比べるのはどうかと思うけど、怜の刑事らしさがあまり感じられないのがちょっと残念。
怜の父親の手帳が見つかりふたりの背景にある事件が動き出して、危険な目にあいつつも解決して良かった。
トゥ・コーダの記号を知らなかったのであとで検索しました。
「甘く香る殺人者」はYか。
読了日:12月09日 著者:楠谷佑(著),スオウ(イラスト)
https://bookmeter.com/books/13272193

■おなかがすいたハラペコだ。④月夜にはねるフライパン
コロナに感染してその顛末を覚えていない椎名さん。
退院してから一か月以上たつのにハラペコ感が戻らなかったのはコロナの味覚障害の一種だったのかも。
家で炊いてもらった土鍋のおかゆがしみじみおいしそう。
アメリカ国籍を取ってニューヨークで弁護士をしてる娘さんが帰国した時のソーメン大会で、梅干しが意外と重要っていうのは分かるなあ。

読了日:12月09日 著者:椎名誠
https://bookmeter.com/books/21197938

■BUSONの職業あるある大図鑑 (ブティック・ムックno.1498)
全247職種、業界のあるあるネタを詰め込んだ一冊。
色んなあるあるがあって面白かった。
システムエンジニアはメガネ率が高い。
宝くじ売り場の店員は購入した客に心を込めず幸運を祈る。
救命救急士は救急救命士と言われがち(私も間違えてた)。

読了日:12月08日 著者:BUSON
https://bookmeter.com/books/15646786

■へそ天にゃんこ2: 心のマッサージ めいっぱい! (単行本)
「全国から選りすぐったちょい変&オモシロ&カワイイ ネコ大集合!見るだけで癒やされます!」
はい、おかげで癒されました。ありがとうございます。
ああ可愛かった。
鏡みたいに同じポーズしてる子たちのシンクロ率よ。

読了日:12月08日 著者:
https://bookmeter.com/books/17446805

■小学生のための「日本の名画」がわかる本 (まなぶっく)
西洋とは違う文化を育んできた日本の名画を紹介する。
日本の絵画の歴史は仏教美術から始まり、唐の文化の影響を受けて発展を遂げる。
やっぱり宗教っていうのは美術の原動力になるのだなあ。
高松塚古墳の壁画の南壁は朱雀が描かれていた可能性が高いが「鎌倉時代の盗掘時に失われたものと考えられています」なぜ鎌倉時代と分かってるんだろう。

読了日:12月08日 著者:「日本の名画がわかる本」編集室
https://bookmeter.com/books/20368975

■捜査線上の夕映え
マンションの一室でスーツケースに詰め込まれた死体が発見された。
よくある事件なのに捜査は難航、火村とアリスに捜査協力の要請が連絡が入る。
コロナ渦での捜査の難しさにしみじみしますが、そうかコマチかあ。
終盤からの怒涛の展開、目が離せなくなった。
タイトルのとおり夕映えがとても印象的でエモーショナルでした。

読了日:12月07日 著者:有栖川 有栖
https://bookmeter.com/books/19118526

■添乗員疾風録 (角川文庫)
海外パックツアーで起きたハプニング。
フランスに行くこと以外に客には何も知らされないミステリーツアーが予想外の展開。
一歩間違えれば殺人事件だったし、もうちょっとで心中になるところだった。
ミステリファンを獲得するために参加していた黒猫倶楽部の山口さんのお手柄。
旅行業界から離れてコンサルタント会社に転職した吉村くんがまた旅行業界に戻ってきて、相変わらずのトラブルメーカー。

読了日:12月07日 著者:岡崎 大五
https://bookmeter.com/books/32739

■古墳時代の地域社会復元・三ツ寺1遺跡 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)
群馬県・三ツ寺I遺跡は、日本で初めて発見された古墳時代の首長の館跡。
榛名山の噴火による火山灰に埋まって残された。
調査されたのは全体の四分の一程度。
上越新幹線の路線敷部分などの狭い範囲だったので、限られたデータで全体を推定するほかがなかった、ということですが、
それでも、濠を掘り川を堰き止め石を積む、高い土木技術があったと分かる。
保存と開発のせめぎあいはどこでもありますね。
読了日:12月06日 著者:若狭 徹
https://bookmeter.com/books/1078623

■胡桃ちのPresents モノズキ散歩、お茶してゆるり♡ (ぶんか社コミックス)
漫画家主婦・A子の気の向くままのお買い物。
身の回りの品々や友達へのプレゼント、おやつ、今回も色々と買ってます。
これはあそこで作ってる製品、って見ただけで分かるのがすごい。
(それともお買い物好きさんたちはこれが標準スキルなんだろうか、なんにせよすごい)
出かけたら寒くてマフラー買おう、でも気に入るものがないから手触りの良い布を買って代用品にするとか、私だったら思いつかないだろうな。

読了日:12月06日 著者:胡桃ちの
https://bookmeter.com/books/21475446

■オイルで作る ふんわりケーキとサクサククッキー (オレンジページブックス)
バターではなくオイルで作るケーキとクッキー。
シフォンケーキってあの型のイメージが強かったので、バットで作っていいのかと目から鱗の気分です。
21×17×高さ3センチのバットを使用。
バットで焼けるならシフォンケーキの型を用意しなくていいし、デコレーションも楽しめて良さそう。

読了日:12月06日 著者:吉川 文子
https://bookmeter.com/books/12537915

■河童の懸場帖(かけばちょう) 東京「物ノ怪(もののけ)」訪問録 ~零れ桜にさよならを~ (マイナビ出版ファン文庫)
河野と左近がケンカして、いつもと違う河野の様子を気に掛ける麻理。
神や妖怪は人間の思いが作り出し、人間が忘れてしまうと滅びていく。
消えそうなものたちを救う役目を麻理だけに押し付けるのは間違ってると思うけれど、それほど頼られている証拠でもある。
もし河野が祟り化したらどうなっていたか。
百百目鬼の作品、読んでみたいな。
それにしても、麻理なのか麻里なのか、最後まで名前表記が安定しなかったのが残念。

読了日:12月05日 著者:桔梗楓(著),冬臣(イラスト)
https://bookmeter.com/books/13381267

■NHK「100分de名著」ブックス 福沢諭吉 学問のすゝめ
天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず。
「学問のすゝめ」が書かれた明治という時代を知るとともに、福沢諭吉がこの本に託した思いを紐解く。
意外と原文でも読めたのが驚きですが、訳文のほうがちゃんと意味を汲み取れます。
日本人は閉鎖的な傾向があるからどんどん開いて活発になれ。国民それぞれが賢くなって自立すれば、国も立派に独立できる。
北里柴三郎の伝染病研究所の設立を支援したり、発行した新聞にお天気マークをつけたり、福沢の「日本初」はとても実際的。

読了日:12月05日 著者:齋藤 孝
https://bookmeter.com/books/4696031

■ラク〜に生きるヒントが見つかる 般ニャ心経
262文字の般若心経の教えを猫の写真と共に。
猫の写真につられて手に取りました。
なんでも猫の写真つければ良いわけじゃないぞと思うけど、不思議と猫の雰囲気と合ってる。
宗派が違うので唱えることはないかもしれませんが、お経の内容が分かったので良かったです。

読了日:12月04日 著者:
https://bookmeter.com/books/9046623

■毎日かあさん 5 黒潮家族編
鴨ちゃんの納骨式と、少し取り分けておいた骨を「ここがお父さんが何年も住んでいた国だよー」タイの海に撒いて、世界のあちこちを鴨ちゃんが駆け巡る。
娘ちゃんが着々と女になってきてるのがすごい。
パリスヒルトンと叶姉妹みたいになりたいとか言ってて「我が子ながらなんてビッチなセレクション」。
子供用のヒール靴で階段から転がり落ちても、それでもヒールを履きたいなんて根性ある。
ねえねえぼくたち空豆だったんでしょう、のところが好き。

読了日:12月04日 著者:西原 理恵子
https://bookmeter.com/books/570840

■バズレシピ ベジ飯編 進化した“野菜の食べ方"がここにある! (扶桑社ムック)
常備食材と組み合わせ、皮を剥かずにまるごと使う野菜レシピ。
食べてる野菜が偏っているのでもうちょっと色々なものを食べようかなと図書館で借りた本。
ピーマンちょっと苦手なんだけれど、ピーマンのチーズ肉巻きなら食べられそう。

読了日:12月04日 著者:リュウジ
https://bookmeter.com/books/16341284

■決定版 鬼平犯科帳 (5) (文春文庫)
逃走中だった霧の七郎と網切の甚五郎の件に決着がついた。
「兇賊」網切の甚五郎を倶利伽羅峠で斬り捨てた平蔵。同心・佐々木新助もこれで浮かばれるだろうか。徳次郎は獄中死、ちょっとかわいそう。
「山吹屋お勝」平蔵本人ではなく家族親類を狙う霧の七郎。従兄の仙右衛門はしばらくはお勝を忘れられないかもしれないけど、命あっての物種。
「おしゃべり源八」も良かった。記憶を亡くした源八は、今の生活のほうがきっと幸せ。

読了日:12月03日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/11295469

■もっと! 京大変人講座 (単行本)
公開講座「京大変人講座」から5講座を収録。
アートは独自性を追求していくものだから、どうしても自慢話に思えてしまって、なんだか申し訳ない。
アリの話が面白かった。
さまざまな虫を「何を食べているかという食性」に着目して分類すると、アリはあくまでもアリで、どのカテゴリーにも属さない特殊な性質を持っている。
アリは縄張り意識が強いので、アリを用心棒にしている生き物もいる。

読了日:12月03日 著者:酒井 敏,市岡 孝朗,伊勢田 哲治,土佐 尚子,嶺重 慎
https://bookmeter.com/books/15499872

■週末プチ冒険はじめました (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
心と体に溜まった疲れを週末のプチ冒険でリセット。
自分を楽しませる。
自分をゆるませる。
自分をとりもどす。
それがプチ冒険の定義。
スカイダイビングとかラフティングみたいなアクティブなことじゃなくても、昼間のピクニックもわりと非日常的で良さそう。
代々木公園でひとりで缶ビールを飲みながら見る桜って最高ですね。

読了日:12月02日 著者:カワハラ ユキコ
https://bookmeter.com/books/9789487

■カミツキガメはわるいやつ? (ふしぎびっくり写真えほん)
千葉県・印旛沼に住み着くカミツキガメから特定外来生物について考える。
千葉県だけで年間に何百頭も捕獲されているのだそうで、日本全体だとどのくらいになるんだろう。
農作物を食い荒らしたり、在来種を絶滅の危機に追いやったり、外来生物には良い印象はまったくありませんが、元々は人間のせい。
どんな動物でもそうですがペットとして飼育するなら最後まで面倒を見ること。

読了日:12月02日 著者:
https://bookmeter.com/books/9579731

■アサヒビールのズバうま! おつまみ
アサヒビールのWebサイト「ズバうま!おつまみレシピ」から厳選したおつまみ。
相性の良いお酒をマークで表示しているので、お酒に合わせたおつまみを作れます。
冷凍した饅頭に粉山椒をつけて食べたり、皮を剥いた焼き芋とクリームチーズを角切りにして合わせ黒コショウをかけたり、ちょい足しアレンジもあるので手軽で良さそう。

読了日:12月02日 著者:
https://bookmeter.com/books/16757398

■崖っぷち町役場 (祥伝社文庫)
愛媛県南予町の町役場に勤める沢井結衣は、将棋しかしてない北室長と偏屈な一ツ木がいる「推進室」に異動になった。
推進室の3人は、町長の的外れな町おこし政策や役場に持ち込まれてくる厄介ごとの解決に当たる。
どんな手を使っても町おこししたい一ツ木と、過疎で町が消えるのもやむなしと思っている北室長。
ふたりの考え方の違いがなんだか不吉だ。
本倉町長に振り回されてる町役場の方々の苦労がしのばれます。がんばれ。

読了日:12月01日 著者:川崎 草志
https://bookmeter.com/books/11237567

■京大変人講座: 常識を飛び越えると、何かが見えてくる (単行本)
公開講座「京大変人講座」から6講座を収録。
一般人にも分かりやすくて、まずはこれをとっかかりにして欲しい、というところでしょうか。
全員がお米を作らずナマコを採りに行くリスクを選ぶ。
東大と京大は成り立ちが違うから校風も違うのですね。
ドイツ語の試験でドイツ人を持ち込んだ学生の話は都市伝説だと思ってたけど、京大ならありそう。
「もっと!」に続く。
読了日:12月01日 著者:酒井 敏,小木曽 哲,山内 裕,那須 耕介,川上 浩司
https://bookmeter.com/books/13630748


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2023-11

2023-12-01 06:02:12 | 
2023年11月の読書メーター
読んだ本の数:69冊
読んだページ数:13931ページ
ナイス数:629ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2023/11
■密原トリカと七億の小人とチョコミント
ショートカットに大きいめがね、謎の少女・密原トリカに翻弄される短編集。
ブラックな話が続いたので、こういうテイストの短編なのかと思ってたらいい話になったりして、一貫性がなくて面白かった。
七億人の小人の話と、猫だと思ったら虎だった話が良かったです。
誰かを異世界に飛ばすためトラックで突っ込む運転手の話は、その役目を担うひとも大変だ。

読了日:11月30日 著者:太田忠司
https://bookmeter.com/books/13555029

■超訳 古今和歌集 #千年たっても悩んでる
令和の言葉で読む古今和歌集。
本当に内容と合ってるかどうか不安になるほどの超訳っぷり。
「唐衣たつ日はきかじあさつゆの置きてしゆけば消ぬべきものを:あんたバカ?」
「我が宿の花踏みしだく鳥打たむ野はなければやここにしも来る:近所迷惑なんでハトに餌あげないでください」
「花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに:昔はかわいいかわいい言われて結構モテたんだけどな~」

読了日:11月30日 著者:noritamami
https://bookmeter.com/books/21353455

■'70s&'80s サンリオのデザイン
1970、80年代のサンリオのキャラクターと商品を2,500点の図版で振り返る。
ファンシーなものにまったく興味のない子供時代を過ごしてきたので、あまりサンリオに縁がなかったんですが、おとなになってから見ると可愛い。
いちご新聞を買いに行く友達につきあって一回だけ買ったことあったかも。小さいおまけがついてたのは覚えてる。
パティ&ジミーのファッションマスコットの、パティの左の赤いやつと、真ん中のジミーを持ってた。その友達から貰ったんだと思う。
タキシードサムの電話機ってよくコレを電話機にしたなあ。

読了日:11月29日 著者:
https://bookmeter.com/books/13666754

■'90s〜2010s サンリオのデザイン
サンリオが1990年から2020年までに生み出したキャラクターやグッズを一挙公開。
このあたりになると知らないキャラクターが増えてきました。サンリオ男子、ほほぅ。
KIRIMIちゃん.をはじめて見た時の衝撃を思い出します。
(鮭の切り身ってマジかシュール過ぎで面白過ぎる)
こうやって心を掴まれていくのだね。
そういえば何年か前まで近所にポムポムプリンのコンセプトカフェがあったな、ポムポムプリンもサンリオだったか。

読了日:11月29日 著者:
https://bookmeter.com/books/17107113

■ビリヤード・ハナブサへようこそ (創元推理文庫)
第24回鮎川賞受賞作品を文庫化したもの。
ビリヤード場を舞台にした黒後家蜘蛛とか火曜クラブとか、そういう感じ。
ビリヤードハナブサの経営者・英雄一郎、そして常連たちはキャラが立っているので会話文でも誰が誰なのかが分かって良かった。
そういう意味では、探偵役の中央(あたり・あきら)が一番クセがないので黒後家蜘蛛っぽいかも。
合コン好きな日下のキャラがわりと好きでした。

読了日:11月28日 著者:内山 純
https://bookmeter.com/books/12593224

■るるらいらい 日豪往復出稼ぎ日記
2014年にオーストラリア・パースに引っ越し、一か月ごとに日本とオーストラリアを往復して出稼ぎ生活を送る。
会社を辞めた夫に代わり一家を支える大黒柱になった小島さん。
移民の国なので英語がたどたどしくても相手が察してくれる。
けれど、日本語と同等に喋れないことはやっぱりストレスだろうな。
人見知りがどういうことなのか分からないという夫さんすごい。
「なにっ、人と会うのが嫌とか怖いとか思ったことないの?」
「だって俺、会いたくない人には会わないから」
読了日:11月28日 著者:小島 慶子
https://bookmeter.com/books/11818485

■田んぼの生き物400 (ポケット図鑑)
「両生類・爬虫類28種、魚類20種、貝類21種、昆虫・クモ類86種、甲殻類13種、鳥類22種、植物210種を掲載しています」
小さいサイズの生き物ならまあ、田んぼにいても不思議じゃないなと思うのだけれど、ナマズとかウナギが田んぼにいるんだもんなあ。
メダカの属名のOryziasはギリシャ語で「米」をあらわしていて「メダカが田んぼの代表種であることがわかる」。
私の田んぼのイメージはカエルとトンボ。わりと田舎の高校に通っていたので良く見かけました。懐かしい。

読了日:11月27日 著者:関 慎太郎
https://bookmeter.com/books/5120892

■衛宮さんちの今日のごはん (9) (角川コミックス・エース)
ついに表紙に一成と慎二。
そのうちアーチャーも登場するのかな。
自分が君臨していたイギリスではなく、冬木で、現代イギリスのフィッシュアンドチップスを食べるセイバー。
きっと色々と思うことはあるでしょう。
伝説の赤い砥ぎ師呼ばわりされてるアーチャーは、釣りに来てるだけなのにわざわざ砥石を持ち歩いてるのか。

読了日:11月27日 著者:TAa
https://bookmeter.com/books/21501549

■絵本 江戸のくらし (講談社の創作絵本)
江戸時代の人々の暮らしを知る絵本。
川のそばの三軒長屋にいるひとたちの様子から始まり、朝から夜へと時間がたち、そしてどこかで火事が起きてと、場面ごとに無理なく視点が移動していくので、絵の隅々まで見られるのが良いです。
絵の中にまぎれこんでる妖怪たちを見つけるのも楽しかった。
読了日:11月27日 著者:太田 大輔
https://bookmeter.com/books/17818659

■琴乃木山荘の不思議事件簿
竜頭岳にある山小屋「琴乃木山荘」で起きた7つの事件。
「三つの指導票とプロポーズ」この悪意がいつまで続くかは分からない。
でもこれがあったから「竜頭岳と消えた看板」で思いがけず和んでしまった。いい仲間たち。
新人アルバイトの絵里のどこかワケアリな風情が気になっていたけれど最終話で回収されて良かった。

読了日:11月26日 著者:大倉 崇裕
https://bookmeter.com/books/12834855

■サラリーマン川柳 いっしん傑作選
「本書は、第34回大会(2020年)の応募約6万3千句の中から、全国人気投票で選ばれたベスト100句に加え、漫画家やくみつる選、川柳作家やすみりえ選のベストテンを紹介」
コロナ渦を反映した川柳が多かった。
「第1位・会社へは来るなと上司行けと妻:なかじ」
「第2位・十万円見る事もなく妻のもの:はかなき夢」
「第3位・リモートで便利な言葉〝聞こえません!〟:リモートの達人」
読了日:11月26日 著者:やく みつる,やすみ りえ,第一生命
https://bookmeter.com/books/18112434

■平安女子の楽しい!生活 (岩波ジュニア新書)
平安時代の女子たちのライフスタイルを覗き見しながら古典の基本を学ぶ。
和歌なんかでも原文はまったく出て来なくて、いま使ってる言葉で訳を書いているので分かりやすいと思う。
インテリア&ファッション編が良かったです。
誰か寝殿造りのVR作ったらいいのに。そうしたらあちこち歩き回れて楽しいだろうな。

読了日:11月25日 著者:川村 裕子
https://bookmeter.com/books/8075318

■スーパーの野菜売り場でパートやってます。 買い物が楽しくなる! お仕事コミックエッセイ (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
地元スーパーの青果コーナーで新人パート従業員として働く著者のお仕事コミックエッセイ。
ベテランの桜田さんと山上さんはさすがに仕事が早くて頼もしい。
ふたりともクセ強いなあ。
私もどこに商品があるか分からないときにはその辺にいるひとに聞いてしまいがちですが、「店員なのになんで答えられないんだ!?」なんて言われても困ってしまいますよね。


読了日:11月25日 著者:伊吹 かのこ
https://bookmeter.com/books/8979579

■スタンプみたいなアイスボックスクッキー: 粉・砂糖・バターだけで作る
型を使わず同じモチーフが何枚も作れるアイスボックスクッキーは、生地を冷凍保存できるから好きな時に好きなだけ焼ける。
ロールとかボーダーとか、組み立てるのが簡単なものでもカラフルで可愛い。
クッキーの絵柄を作るのに使っている色は11種類。
粉の状態、焼く前、焼いた後、それぞれの色見本を写真で紹介しているので、作るときの参考になります。
ブルーは紫色パウダー+重曹。
重曹が多いと緑に、少ないとグレーになるので要注意。

読了日:11月25日 著者:福本 美樹
https://bookmeter.com/books/11243357

■海の底 (角川文庫)
横須賀基地に突如現れた巨大な赤い甲殻類の大群が人々を襲う。
自衛官の夏木と冬原は救出した子供たちと一緒に潜水艦に立てこもり、機動隊は市街地で壮絶な戦いを強いられる。
現場にいた全員が住之江小隊長と同じく「何故、最初から出さないッ!」と思ったはず。
地上は物理的に大変だったけど、潜水艦では精神的に大変。
子供たちはこの事件でだいぶ成長して、圭介と望がそれぞれの一歩を踏み出せて良かった。

読了日:11月24日 著者:有川 浩
https://bookmeter.com/books/580884

■建築ってなんだ?
学生たちの建築にまつわる疑問に総勢7名の先生たちが答えたQ&A集。
質問の答えになってないような回答もありましたが、複数の回答が掲載されているのでフォローとしては十分でした。
「エスキス」という言葉をはじめて知りました。
建築の良し悪しはエスキスに費やした時間と労力に比例する。

読了日:11月24日 著者:中山 繁信,篠崎 健一,松下 希和,柿沼 整三,長沖 充,山門 和枝,片岡 菜苗子
https://bookmeter.com/books/19515114

■動物園めぐり
「コロナ禍の状況にあっても動物園の動物たちの環境は変わりません。彼ら、彼女らは今でも皆さんが来園してくれる日を待っています」
全国の動物園をエリアごとに紹介する。
カラー写真なので動物たちの様子が良く分かります。
あちこちの動物園を訪ねたくなる。

読了日:11月23日 著者:
https://bookmeter.com/books/16959409

■環と周 (マーガレットコミックス)
いろんな時代に出会う環と周の物語。
江戸時代の「必ずそなたを見つけだす」のあとのエピローグ「また会ったね」にじんわりしてたら、確かにいつも環のほうが周を見つけてたと気が付いた。
妻と夫が逆と思っていたので、第一話の「死ぬまで一緒に生きていくんだ」にすっかりやられてしまいました。
ああもう、これだからよしながふみは凄い。

読了日:11月23日 著者:よしなが ふみ
https://bookmeter.com/books/21539082

■頭もむだけセルフケア ([バラエティ])
頭は心と身体の状態を知るバロメーター。
体の疲れ、心の悩み、美容、気になる症状別に効くツボともみ方を写真とイラストで紹介する。
私は胃の調子が悪くなりがちなので、「頭頂部をリズミカルにもんでこわばりをほぐしましょう」。
早速やります。
読了日:11月23日 著者:
https://bookmeter.com/books/8325790

■また明日会いましょう ~ホテル・リリーガーデンの五日間~ (MF文庫ダ・ヴィンチ mewシリーズ)
書けなくなった作家の代わりに書き下ろし文庫の作品を急遽依頼された高橋愛は、ホテル「リリーガーデン」コンシェルジュ和泉喜子を取材して、小説に仕立てていく。
喜子と愛のそれぞれの視点で物語は進む。
日本で女性コンシェルジュが多い理由は、単なる雑用係としてしか認識されていないので女にやらせておけばいい、という意識。
うーん、日本らしいというかなんというか。
1週間後に締め切りを控えた愛の焦りは伝わってくるものの、喜子のエピソードにあまり魅力を感じなかった。

読了日:11月22日 著者:小手鞠 るい
https://bookmeter.com/books/9483688

■おちゃめな老後
イラストレーター田村セツコのおひとりさま生活。
2013年の本で、このとき田村さんは75歳。
年齢だけなら「老後」だけど、現役で活躍されているし、まったく老後の雰囲気ありません。
原宿に40年以上住んでいて、服装なんかも含めて、原宿っていう場所の雰囲気に馴染んでる。
「自分の中のイカした理想のおばあさん像を体現すべく、これからも果敢にいろいろなおしゃれにチャレンジするつもりです」

読了日:11月22日 著者:田村セツコ
https://bookmeter.com/books/7557840

■京都 女ひとり旅
「京都探索が大好きな著者が、世界遺産にカフェ、京グルメ、パワースポットやかわいい小物、季節ごとの名所におすすめホテルなど、初心者から通まで誰もが満足できるスポットを紹介するコミックエッセイ!」
おすすめホテルなんて書いてあったっけと探したら、後ろのほうに「チェックイン四条烏丸」とありました。
地下鉄で行けるのはいいな、バス混んでるし。
2013年の本なので事前確認が必要。
読了日:11月21日 著者:
https://bookmeter.com/books/7667568

■お猫さまズ暮らし。 はるちゃんといっしょ (花とゆめコミックススペシャル)
続くと思ってなかったので嬉しいです。
相変わらずバーコードとISBNコード以外全部手書きで、見慣れているだけかもしれないけれど、わかつきさんの文字だとなぜかしっくりくるのが不思議。
3匹のお猫さまズとお別れして泣き暮らしていたときにやってきた野良猫のはるちゃん。
野良生活が長かったこともあって、トイレ問題とか夜中の鳴き声だとか、なかなか手強い。
でも、外出したあとからの態度が軟化したのは、やっぱりはるちゃん、寂しかったんだろうな。

読了日:11月21日 著者:わかつき めぐみ
https://bookmeter.com/books/21574195

■作って発見! 日本の美術
ペットボトルで埴輪を作ったり、ビー玉転がしで雪舟「秋冬山水図」を立体的に楽しんだり、工作をしながら日本の美術に親しむ。
段ボールのバイクに乗ってる鳥獣戯画のうさぎがカッコいい。
アメ車に乗ってるバージョンのやつもなかなかの仕上がり。
鳥獣戯画そのものにコミック感があるから、ひょっとしたらロボットでもハマるかもしれない。

読了日:11月21日 著者:金子信久
https://bookmeter.com/books/20398012

■菓子先輩のおいしいレシピ (スターツ出版文庫)
高校生になった小鳥遊こむぎは友達が作れずに、毎日、非常階段でひとりお弁当を食べている。
そんなある日、見知らぬ3年生に強引に調理室に連れていかれてミネストローネの味見を頼まれた。
あとがきにもあるけれど、ちゃんとごはんを食べていればつらいこと悲しいことがあっても前向きでいられるものなのかも。
菓子がこむぎを助けたように、こむぎにだって菓子を助けられる。
ホットサンドメーカーって万能だ。

読了日:11月20日 著者:栗栖ひよ子
https://bookmeter.com/books/13260069

■90歳、老いて ますます日々新た
高齢者のこれからについて、90歳の樋口さんが60代の岸本さんと対談。
岸本さんと同じく、死亡診断書を書いてもらえる死に方という言葉を覚えておこうと思いました。
「でも、世の中の人は血圧の薬をもらったり、風邪をひいたりしたときにいくお医者さんをかかりつけ医と思っていて~」えっ違うのか、私はてっきりそういうのがかかりつけ医と思ってた。
健康で、定期的に病院に通わないなら良いと思うけれど、突然亡くなるようなことになったら警察沙汰。悩ましい。

読了日:11月20日 著者:樋口 恵子,岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/20573099

■お一人さま逃亡温泉 〜身も心も浄化する旅! (ビジュアルガイドシリーズ)
自由に、気兼ねなく、気取らずに。
心身が浄化される33の温泉。
極上ぬる湯温泉が気になりました。
のんびり浸かりたいなあ。

読了日:11月19日 著者:加藤亜由子
https://bookmeter.com/books/18209307

■やせる時間に食べてみた!
何をどれだけ食べるか、よりも、いつ何を食べるかを重視する。
まずは、朝起きたら太陽の光を浴びて体内時計をリセット。
午前11時までに水分をしっかりとって通風を防いだり、海鮮丼をお昼に食べて貧血予防したり、おやつは3時まで、緑茶を夕食時に飲むと脂肪がたまりにくく、お風呂上りにストレッチはしない。
薬を飲むのも最適な時間があるので、用法・用量を守って正しく飲むこと。

読了日:11月19日 著者:望月理恵子
https://bookmeter.com/books/17954345

■シンガポールのオタク漫画家、日本をめざす (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
「漫画を愛して、挫折して、それでも漫画を描くのがやめられない。外国人漫画家にしか描けない、日本ラブな日常コミックエッセイ!」
アニメが好きすぎて日本語を習得する外国人は結構いますが、漫画が好きすぎて日本語を習得して漫画家になったなんて本当にすごい。
内向的でコミュ障でひきこもりで、そういう人は案外、日本の方が住みやすいかも。
それにしても出版社の編集者のひとたちは態度が冷たくて、迷彩柄の仏様みたいに優しくしてあげて欲しかった。

読了日:11月19日 著者:フー・スウィ・チン
https://bookmeter.com/books/11169384

■貌のない貌 梓凪子の捜査報告書
梓凪子が新人刑事だったころの事件。未央子の息子の輝也が小学校に入学したとちらっと出てくる。
行方不明の中国人夫婦の捜索と管内で発生した連続殺人事件を追う。
リンユーの両親の件は、大袈裟な話になっちゃってスマン、で終わるかと思ったら、シェアハウスめ。
悪は悪の匂いに敏感なのか。
達子とはざっくばらんに付き合えていたんだなあ。

読了日:11月18日 著者:松嶋 智左
https://bookmeter.com/books/13572637

■新卒×女×タクシー
大学卒業後に東京のタクシー会社に就職した女性タクシードライバーの体験記。
コロナ渦では、飲食店同様タクシー業界も大打撃を受けて、良い月と悪い月を比べると給料が7万円も差があったそう。
「ただ、仕事をしていて、お客さんを乗せられず空車で走っている時間が一番キツイので本当にコロナが憎いし、早く世の中が元の状態に戻ることを願っている」
もうだいぶマシかなあ。
迎車で待機していたら小学3~4年生の男の子がひとりで乗ってきて、小学校まで行った話が印象的。
毎日タクシー通学している(かもしれない)小学生って驚く。
読了日:11月18日 著者:高野 ほっきがい
https://bookmeter.com/books/19428974

■サステイナブルに家を建てる
エコでサステイナブルに配慮した100年住み継がれる家づくりの記録。
どれだけエコを心掛けたとしても、住んでいる以上はメンテナンスが必要で、メンテが出来ないと住み続けるのは難しくなってしまうから、そのあたりを妥協できるかどうかがポイントなのでしょう。
将来的なカフェ営業の可能性も見越して洗浄時間2分の業務用食洗器を導入したり、自分たちにとっての必要最低限のラインを知っておくのは大事だと思う。

読了日:11月17日 著者:服部雄一郎,服部麻子
https://bookmeter.com/books/19864880

■わたしの舞台は舞台裏 大衆演劇裏方日記 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
大阪にある大衆演劇専用の芝居小屋「すずめ座」の裏方が大衆演劇の魅力を紹介する。
100席ほどの小さい劇場なので裏方はひとりだけ。
ひとりしか居ないので、やることが多くて忙しそう。
地域密着の小劇場で役者と客の距離が近いのが良いなあ。
大入袋の話にちょっと泣けました。

読了日:11月17日 著者:木丸みさき
https://bookmeter.com/books/8111648

■糖質10g以下とはまるで思えない やせおかし
糖質10g以下の低糖質お菓子のレシピ集。
大豆粉を使ったことないのだけれど、風味としてはどんな感じなのかな。
たまたま材料があったので寒天のきな粉がけを作りました。
ラカントSと黒砂糖、両方使うのがきっとポイント。
きな粉が余りまくっているので、きな粉ペーストいいなと思った。どのくらい保存がきくんだろう。

読了日:11月17日 著者:本間節子
https://bookmeter.com/books/17118030

■虚の聖域 梓凪子の調査報告書
警察を辞めて探偵になった梓凪子。
姉の未央子から、未央子の息子の輝也が百貨店から飛び降りて死んだ件を調査してくれと頼まれる。
輝也が通っていた中学校の先生たちや同級生の澤下拓人は何かを隠している。そして未央子も。
拓人の兄・翔平のこととか、もうほんとに隠し事なんかあるとロクなことにならない。
それが身内に言えないようなことなら猶更だ。
最後の、電話をかけてきたのが達子で良かった。
「貌」に続く。

読了日:11月16日 著者:松嶋 智左
https://bookmeter.com/books/12819878

■昼のセント酒
昼間の銭湯を楽しんで近くで酒を飲んでしまおう。
時間が空いてるときに行けるのが自由業の良いところ。
なんだか贅沢な時間の使い方だ。

読了日:11月16日 著者:久住昌之
https://bookmeter.com/books/4322614

■新編 本日もいとをかし!! 枕草子
令和の時代もひびきまくりのド共感、まんがで読む枕草子。
教養があって機転が利いて打てば響く受け答えが出来る清少納言・ナゴンって、明るくてチャーミングで良いなあ。
定子の周囲が寂しくなって、つらいことや大変なことがあったとしても、枕草子に書かないことで、大丈夫ですよと励ましていたのかもしれない。
巻末おまけのコムカイ的ワタシノソウシも面白かったです。
2階でエレベーターを降りる人、階段で行けっ。

読了日:11月15日 著者:小迎 裕美子,清少納言
https://bookmeter.com/books/20511348

■新編 人生はあはれなり… 紫式部日記
「ある意味政治がらみだけどプライベートも書いてます」
中宮・彰子のふたりの皇子の出産を記録したのが紫式部日記。
清少納言が宮中を去った5年後に来た紫式部。
教養はあるのにバカのふりをして隠さなくちゃいけない職場、ナゴンとはだいぶ違うなあ。
人間関係のあれこれにうんざりして、出家したい!と言う気持ち、なんか分かる。

読了日:11月15日 著者:小迎 裕美子,紫式部
https://bookmeter.com/books/20511349

■東京オリンピックの幻想 十津川警部シリーズ (文春文庫 に 3-64)
2020年の東京オリンピックを間近に控え、十津川はオリンピックの「失敗」について調査することになった。
十津川は昭和15年に開催するはずだった東京オリンピックが返上された経緯に着目する。
これ、十津川警部を出す意味あったかなあと思いましたが、調査の協力を求めたN大准教授・富田の現代からの視点は必要だったかも。

読了日:11月14日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/20343798

■ニャンと簡単に身につく! 心が休まる「アドラー心理学」
アドラー心理学を実践することは、ねこになったつもりで考えること。
マイナス思考を直すため、ニャドラー先生がすすめるアファメーションのポジティブ度がすごい。
自己勇気づけっていわば洗脳だ。
読了日:11月14日 著者:宿南章
https://bookmeter.com/books/13556103

■東京の美しいドボク鑑賞術
すごい技術や奥深い歴史が詰まった東京のインフラを見に行く。
土木の中でもわりと橋が好きなので、
世界でもここにしかない「トラスボックス複合構造」を持つ東京ゲートブリッジや、ドイツ・ケルン大吊橋をモデルにした清洲橋(ケルン大吊橋は第二次世界大戦中に連合行軍の迫撃を絶つために自ら爆破)など、たくさん見られて良かった。
表紙は東京を水害から守る「神田川・環状七号線地下調節池」。
神田川から妙正寺川まで延びるこの地下トンネルは、現在妙正寺川からさらに北に向けて延伸中。

読了日:11月13日 著者:北河 大次郎,小野田 滋,紅林 章央,高柳 誠也
https://bookmeter.com/books/21174849

■Tasty Japan #バズりごはんBEST50: Tasty Japan Cook Bookシリーズ
料理インフルエンサーTasty Japanのおかずメニュー。
ものすごく簡単ってわけじゃないけど、手順を見たら意外と作れそう。
ブーケの形の餃子と4種のそうめんつけだれが良いなと思いました。
超ミニサイズのパンケーキをシリアルみたいにするのが面白いアイデア。

読了日:11月13日 著者:Tasty Japan
https://bookmeter.com/books/16600531

■へそ天にゃんこ (単行本)
おへそを天に向けて寝転がるから「へそ天」。
可愛い写真がいっぱいで満足。
表紙のコがこんなにお行儀よく寝てるもんだから、こんな抱き枕あったら欲しいと思ってしまった。

読了日:11月13日 著者:すむぞう
https://bookmeter.com/books/15085099

■オムニバス
十一係姫川班の短編集。
「六法全書」
中松の姫川評がすごく的確だと思った。
釣りというよりは手掴みで鮭を捕まえるヒグマ。
「赤い靴」「青い腕」でのケイコの取り調べは見事なヒグマっぷりだった。
日野チョウは異動になるんですね、なんだか残念。

読了日:11月12日 著者:誉田 哲也
https://bookmeter.com/books/17534067

■密室ミステリガイド (星海社新書)
「〈密室〉の独奏と変奏の歴史を辿る本格ミステリガイド!」
海外篇20作品と国内篇30作品を取り上げる。
第一部を問題編、第二部を解決篇と分けているので、ネタバレが気になる人にも大丈夫だと思います。
既読作品も内容を忘れていたりしたので読めて良かった。

読了日:11月12日 著者:飯城 勇三
https://bookmeter.com/books/21331008

■うちのオットはちょっとヘン!?
オット大好き、ゆみぞうさんがオットにノロケる本。
いや、うちのオットのココが変だと思う、と描いてるわけだけど、結局はノロケですよねw
夫婦対談の、オットさんの電話の持ち方がえらく器用だなあと逆に感心しました。

読了日:11月11日 著者:ほしの ゆみ
https://bookmeter.com/books/547450

■うちのオットはちょっとヘン!?〈2〉
ゆみぞうさんのオット本、第二弾。
昭和の昭、埼玉の埼、それ以外の熟語で見たことがない、しかも漢字を説明するときにはそれでしか説明できないと大興奮で言ってくるオットさん。
ゆみぞうさんとの熱量に差があって笑えました。
私だったら「岐阜の阜もそうかもしれん」とか追い打ちかけそう、すまん。

読了日:11月11日 著者:ほしの ゆみ
https://bookmeter.com/books/610871

■河童の懸場帖(かけばちょう) 東京「物ノ怪(もののけ)」訪問録 ~夏の木立に雪が舞う~ (マイナビ出版ファン文庫)
麻理が住む街は6月だと言うのに雪が降る異常気象に見舞われていて、その原因を探る。
雪女の雪乃がくしゃみをすると勝手に吹雪いてしまうのでスタジオは氷漬け、お湯で溶かして回るのは大変そう。
水浸しになった機材って問題なく使えるものなんだろうか。
「雪河」と名前を貰った山童が新生活を楽しめていて良かった。
伊予ちゃんって人間にならないんじゃなかったっけ。

読了日:11月10日 著者:桔梗 楓
https://bookmeter.com/books/12971446

■ショージ君、85歳。老いてなお、ケシカランことばかり
「85歳のショージ君、全力の老年エッセイ集!」
巻末インタビューの他は、あちこちに収録されているものを再録。
歳を取るのはツマラナイと思ってなさそうなのが良いです。
好奇心とユーモアは大事。
定年後のサラリーマンは「無職」じゃなくて「ソリタリー」。
「世捨て人」よりはマシかも、発想が面白い。

読了日:11月10日 著者:東海林 さだお
https://bookmeter.com/books/20574956

■美術館&博物館さんぽ 首都圏版 (ぴあMOOK)
東京近郊のミュージアムと周辺の立ち寄りたい場所を紹介する。
あちこち行きたいところだらけで困ってしまう。
損保ジャパンのゴッホのひまわりって、もう新しく出来た美術館にあるんでしたっけ、常設展示なのが有難いですね。

読了日:11月09日 著者:
https://bookmeter.com/books/13607759

■毎日かあさん4 出戻り編
出戻り鴨ちゃん、病室での最後の日々。
「子供を傷つけずにすんだ。人として死ねる事がうれしい」は本当の本心だよね、サイバラに言えて良かったと思った。
私がその場に居て見たわけじゃないのに、サイバラと鴨ちゃんがふたりで取材したカンボジア編の雨のカーテンが現実感があってとても記憶に残る。

読了日:11月09日 著者:西原 理恵子
https://bookmeter.com/books/574251

■苔と木々とジオラマと~WildRiver荒川直人 卓上情景作品集~
手のひらサイズの本物の盆栽のように見えるジオラマ。
こんなに小さい器のなかにちゃんと物語がある世界。
制作過程も掲載。
陶器に穴をあけるときには専用ドリルビットを使うこと。
とにかく先端が欠けやすいので必ず目や顔を保護しながら使う。

読了日:11月09日 著者:WildRiver 荒川 直人
https://bookmeter.com/books/15430659

■キネマ探偵カレイドミステリー ~輪転不変のフォールアウト~ (メディアワークス文庫)
最終巻。
高畑教授は否定したけど、分かっていて菱崖小鳩を紹介したような気もしています。
もう二度と浮上させないやり方も含め、姉の事件が決着して良かった。
こんなにも嗄井戸を信用した奈緒崎、こんなにも奈緒崎を信用した嗄井戸、ふたりに来た新しい年。
奈緒崎の部屋で映画を見る嗄井戸は「いつか奈緒崎くんの家に行きたい」が実現して良かった。

読了日:11月08日 著者:斜線堂 有紀
https://bookmeter.com/books/12685353

■NHK「100分de名著」ブックス ドラッカー マネジメント
ドラッカー「マネジメント」が書かれた背景とその考え方を解説する。
ハプスブルク家の崩壊で「文明の終わり」の真っ只中にいたドラッカー。
自分は人の先頭に立って歩く者ではなく、そのありさまを人に伝えるべき者であると思い至ったことが興味深い。
傍観者の立場で時代の流れを見てきて、人間を幸せにする社会とは何だろうと散々考えてたどりついたのが「マネジメント」という方法論。
それぞれの専門家の知識や能力をうまく繋げて組織全体の成果に結びつけるのがマネージャーの仕事。

読了日:11月08日 著者:上田 惇生
https://bookmeter.com/books/4605704

■北辺の海の民・モヨロ貝塚 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)
北海道では5~9世紀ごろ北方のサハリン方面から渡来してきた外来系の文化があった。
大正時代、アマチュア考古学研究者米村喜男衛が発見したモヨロ貝塚がオホーツク文化の存在を明らかにした。
たくさんの土器や住居跡、仰向けにして手足を折り曲げ頭に壺を被せて葬られた人骨。
貝塚と住居と墓の三者が唯一、一体となった遺跡。
モヨロ貝塚の存在は北海道の考古学界に多くの影響を与えた。

読了日:11月07日 著者:米村 衛
https://bookmeter.com/books/783369

■まっぷる 超詳細! 横浜さんぽ地図mini (マップルマガジン 関東)
2019年の本なので若干情報が古いうえに本が小さいので注意。
近所に住んでいても道をすべて把握してるわけじゃないから、行ったことがない散歩コース目当てに購入。
帷子川の両岸の公園ってどうやって行くのか謎だったので解決して良かった。

読了日:11月07日 著者:
https://bookmeter.com/books/14829150

■毎日食べてもやせられる! 魔法のやせスイーツ
糖質・カロリーオフスイーツのレシピ。
オーブン不使用、電子レンジや炊飯器で作れるから手軽でいいなと思いました。
エクレアやザッハトルテなどなど、チョコ味のものが食べられるとだいぶ満足感がありそう。

読了日:11月07日 著者:鈴木沙織
https://bookmeter.com/books/19809693

■決定版 鬼平犯科帳 (4) (文春文庫)
第4巻収録作品は、「霧の七郎」「五年目の客」「密通」「血闘」「あばたの新助」「おみね徳次郎」「敵」「夜鷹殺し」。
平蔵の息子に刺客が送り込まれた「霧の七郎」と、救援がなかなか到着せずに危機一髪だった「血闘」が良かったです。
この巻で、おまさと大滝の五郎蔵が登場。
おまさの昔馴染み・おみねと、牢屋敷の徳次郎はどうなったか。
平蔵を狙う霧の七郎と網切の甚五郎は捕縛を逃れて逃走中。

読了日:11月06日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/11295470

■添乗員撃沈記 (角川文庫)
フリーランスの添乗員・岡崎大五のトラブルツアー。
何もかもを現地で決める波乱万丈なシルクロードツアーのえげつなさ。
ひとりで参加した渡会さんがどうしてひとりで参加するのかなんて余計なお世話なのになぜ聞きたがるんだろう。
団体ツアーの客って、他の客のことを知りたがるひとばかりなのかと不安になる。

読了日:11月06日 著者:岡崎 大五
https://bookmeter.com/books/32740

■旅鉄BOOKS 032 鉄道制服図鑑 制服鉄の世界
知られざる制服鉄の世界へ。
鉄道会社ごとの制服の特徴の違いが分かって面白かった。
男女で制服の形が同じでも帽子が違っていたりする。
全部を網羅してるわけじゃないのが残念、名鉄の制服見たかったな。


読了日:11月05日 著者:
https://bookmeter.com/books/16612152

■どすこいな日々
「関取」さんが「どすこい」なので、てっきりお相撲さん追っかけエッセイかなにかと思って図書館で借りた本なのですが、フジロックなどに出演されるようなアーティストの方。
知らなくてすみません。
ご本名なのだそうで、珍しいお名前ですねと良く言われるんだろうな。
1年とおしてイベントだのなんだので日々が過ぎていくけれど、11月はおそらく唯一何もない月。
11月に生まれている私でもそう思うので、だいたいのひとはそういう認識なのかもしれない。
せわしなさを忘れてのんびりお過ごしくださいませ。

読了日:11月05日 著者:関取花
https://bookmeter.com/books/16939010

■不思議なキジのサンドウィッチ (創元推理文庫)
ハリエットの棺を出迎えた駅で、フレーヴィアは見知らぬ男から父への伝言を頼まれた。
その直後、男は誰かに背中を押され列車に轢かれて死んだ。
今回はド・ルース家の秘密が明かされる。
元英国元首・チャーチルが家に来ていたことは前の巻でちらっと触れられていたけれど、こんな田舎町の駅までやってきて出迎えに立ち会いお悔やみを言うなんて、ハリエットへの信頼が窺い知れる。
そして売却せずに済んだバックショー荘からフレーヴィアは旅立つ。

読了日:11月04日 著者:アラン・ブラッドリー
https://bookmeter.com/books/9886453

■きもちいい暮らしの哲学 もう家事でがんばらない!
家事の面倒くささをどう乗り越えているのか、岸本さんが実践していることを紹介する。
もうこれは「自分のやりやすい方法で」に尽きると思うのだけれど、ひとのやり方をまず真似してみるのも良いと思う。
イマイチならやめればいいし、定着すればそれでよし。
フィッシュロースター、ちょっと使ってみたいな。

読了日:11月04日 著者:岸本葉子
https://bookmeter.com/books/10620681

■ダンゴウオの海 (ふしぎびっくり写真えほん)
東日本大震災から3週間後、岩手県の宮古湾の海底に見つけたダンゴウオ。
ダンゴウオなんて2㎝程度の大きさしかない魚なので「老眼殺し」と呼ばれている、というのは他の本で知ったこと。
巣穴の場所が分かっているから見つけられたってこともあるんでしょうか。
海に沈んだ人工物を利用している魚たちがいるので、それでいいじゃんと思ったりするんですが、汚染の原因になるので引き上げられている。

読了日:11月03日 著者:
https://bookmeter.com/books/9325283

■まんが 子どものいない私たちの生き方: おひとりさまでも、結婚してても。
子どものいない人生を生きる6人の女性のリアルな本音。
女性って、独身でも既婚でも、子どもどうするのって一度は言われてる気がする。
そんなに子どもとセット扱いしないとダメなのかね。
「子どもがいない人にはわからないと思いますが」と言う人は、「子どもがいる人にはわからないと思いますが」と言い返されたらと想像しないんだろうか。

読了日:11月03日 著者:森下 えみこ,くどう みやこ
https://bookmeter.com/books/17426132

■カナダ金貨の謎 (講談社ノベルス)
中編三本と短編二本が収録された国名シリーズ第10弾。
「カナダ金貨の謎」
スイス時計のアリスの同窓生って誰だっけ、名前が思い出せない。
これもなぜ金貨のネックレスを持ち去らなくてはならなかったのかそれが問題。
「あるトリックの蹉跌」
アリスが授業中に書いてた小説のトリックを見破った火村。
最後の会話が良かった。
せっかくだから本名を教えてくれよ、有栖川有栖君。

読了日:11月02日 著者:有栖川 有栖
https://bookmeter.com/books/14394731

■南の風に誘われて
今までの旅行の思い出と撮影した写真。
コロナ渦だったこともあって、どこかに出かけたわけじゃなくても過去の体験をこうやって今でも生き生きと語れるのはさすがと思う。
椎名さんはもう探検みたいな旅をしないかもしれないし、ひょっとしたら海外になんか行かないかもしれない。
それでもやっぱり椎名さんは基本的に旅人なんだろうな。
旅行者は風景を楽しむアフリカ派と文化を楽しむインド派に分かれると言われていて、自分はどっちだろうとしばらく考えました。

読了日:11月02日 著者:椎名誠
https://bookmeter.com/books/18051121

■おいしい紅茶の愉しみ方 (PHPビジュアル実用BOOKS)
紅茶の基礎知識や入れ方など、紅茶の愉しみ方。
アレンジティーや紅茶スイーツがおいしそうでした。
軽く温めた吟醸酒を入れたSAKE TEAが気になるなあ。
ティーポットの注ぎ口に差し込むタイプのティーストレーナーって初めて見ました、こんなのあるのかあ。
海難に遭いロシアに漂着した大黒屋光太夫が、1791年11月1日、女帝エカテリーナ2世のお茶会に招かれて日本人として初めて紅茶を飲んだことから、11月1日は紅茶の日。

読了日:11月01日 著者:桑原 珠玉
https://bookmeter.com/books/296727

■指輪が語る宝石歴史図鑑
国立西洋美術館所蔵の橋本コレクションから201点を紹介する。
宝石のカット技術が進歩していくのがよく分かります。
18世紀末にはごく例外的に彫刻を施したダイヤモンドがあり、レーザーがないのにどうやって彫刻したんだろう。
表紙は貴重なホグバックカットのダイヤモンドを使ったルネサンス期の指輪。
ブタの背中になぞらえたホグバックカットは平たいダイヤモンドの原石を生かしたもの。

読了日:11月01日 著者:諏訪 恭一
https://bookmeter.com/books/19215968


▼読書メーター
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2023-10

2023-11-01 07:02:00 | 
2023年10月の読書メーター
読んだ本の数:64冊
読んだページ数:13318ページ
ナイス数:710ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2023/10
■硝子の塔の殺人
大富豪・神津島に招かれて巨大なガラスの尖塔に集まったゲストたち。
医師の一条遊馬は神津島を毒殺するが、なぜか次々と殺人事件が起きてしまう。
一条は、名探偵を名乗る碧月夜のワトソンとして事件の真相に迫る。
「中村青司を殺せ」だもんな、重度のミステリ好きなのは認めるけれど、作品として成立するかどうかはまた別の話。
モリアーティが欲するのはワトソンではなくシャーロック・ホームズ。
名探偵はどこだ。

読了日:10月31日 著者:知念 実希人
https://bookmeter.com/books/17868523

■「山田五郎 オトナの教養講座」 世界一やばい西洋絵画の見方入門
YouTubeチャンネル「山田五郎 オトナの教養講座」2021年にアップした分を書籍化したもの。
各パートに対応するQRコードつき。
踊り子の絵を描いてたドガに彫刻作品があるのを知らなかった。
14歳の少女をモデルにして云々が気になって動画を見たらすごかった。
人毛のかつらや布の衣装をつけたあとに蝋で覆っていて、ドガと知らなかったら、なんかもう呪いの人形な雰囲気。
確かにこれはドン引き。
読了日:10月31日 著者:山田 五郎
https://bookmeter.com/books/20176470

■うちのガイックさん ([バラエティ])
人気インスタグラマー・ヒロコさんのフランス人彼氏、ガイックさんとの日常生活。
ガイックさん、やることがいちいち可愛いな。
「名探偵コナン」で日本語を学び直していて、偵察だの撲殺だの、単語のチョイスが確実にコナンに浸食されてる。
フランスで一緒に日本語を勉強した友達はみんな服を「ころも」と言うそうで、昔話っぽい。

読了日:10月30日 著者:ヒロコ
https://bookmeter.com/books/18310753

■ケーク・サレのレシピ (COSMIC MOOK)
誰にでも美味しく作れるケーク・サレのレシピ。
基本の生地を作ってから具材を混ぜる。
具材が水っぽいとふくらみが悪くなるので、できるだけ水気をきっておく。
ポテトチップスを使うフィッシュ&チップスがおいしそう。

読了日:10月30日 著者:森田佐和子
https://bookmeter.com/books/643721

■七十四秒の旋律と孤独 (創元日本SF叢書)
人工知性体マ・フの年代記。
ヒトがひとりならそれは崇める対象、まだ平和でいられたけれど、ヒトはどうしても群れたいのだ。
特別を恐れるマ・フたちも、語り手ナサニエルだけが他と違っていたのではなく、きっと最初からそれぞれに個性があり、隠していただけだと思う。
惑星Hでナサニエルが最期に見たのがアイス・ブルーで良かった。

読了日:10月29日 著者:久永 実木彦
https://bookmeter.com/books/16962337

■オトナの一休さん
NHK・Eテレで放映されたアニメ「オトナの一休さん」を書籍化。
お坊さんらしからぬ言動ゆえに破戒僧と呼ばれる一休さん。
なんでそんなことをしたのか「どうして」の理由が分かると、そういうことなのかと納得できます。
山の中で修業を始めたけれど寂しさに弱い強がり坊主。
そういうところが愛おしい。

読了日:10月29日 著者:NHKオトナの一休さん制作班
https://bookmeter.com/books/12044460

■にっぽん建築散歩
日本全国30エリアの名建築をめぐる散策を、イラストと地図とともに紹介。
この本を持って同じ道を歩いてみるのも楽しそう。
横浜の山手・関内エリアの地図に書き込まれた文字のごちゃごちゃした感じについ笑ってしまう。まあそうなるよね。
一番歩行距離が少ないのは神戸の北野・山本通で約2.5km。
一番多いのは盛岡で、スタートとゴールが開運橋の約14.2km。よく歩きましたな;
全部の建物をイラストで描いてるわけじゃないので、気になったものを後から画像検索しました。

読了日:10月28日 著者:小林 泰彦
https://bookmeter.com/books/14668012

■続 にっぽん建築散歩
前巻に収録しきれなかった30エリアの建築散歩をイラストマップで紹介する。
なんか全体的に距離が短い。
一番歩行距離が多いのは大阪府のミナミ~天王寺で約8.2km。
一番少ないのは山形県の鶴岡で約1.7km。
滋賀県の大津では、京阪電車・石山坂本線で散策地を巡ってる。
「はじめに」で、気に入っている建物の安否を心配する気持ち、なんか分かるなあ。
名のある有名建築でも取り壊されるから、うかうかしていられない。

読了日:10月28日 著者:小林 泰彦
https://bookmeter.com/books/16895183

■わたしの美しい庭 (ポプラ文庫 な 16-1)
実家のご近所さんに頂いた本。
屋上に神社のあるマンションに住む統理と百音、そして路有。
うちの近所のマンションにも屋上神社があるので、親近感を覚えつつ読みました。
統理たちにも事情があるけれど、家族っていう枠組みはそういう事情を飛び越えていくものなんだろうか。
路有とブラックスーツのトワさんのエピソードが好き。人生はめんどくさいものだ。

読了日:10月27日 著者:凪良 ゆう
https://bookmeter.com/books/18994213

■気候を操作する 温暖化対策の危険な「最終手段」
「省エネでは、間に合わない。世界で話題沸騰、温暖化対策の最前線を紹介!」
本書での気候工学とは、人工的に直接的に気候システムに介入して、地球温暖化対策とすること。
びっくりしたのは、すでに科学者の間ではCO2回収技術は広く認められていて、欧米では、化学工学的に大気からCO2を回収するプラントが実証実験のために既に15機稼働していて、大気からCO2を回収している。
温暖化してないっていう説もあるし、それもひっくるめて、どういう対策をするか、しないか、もっと日本の中で話し合わないとダメな気がする。

読了日:10月27日 著者:杉山 昌広
https://bookmeter.com/books/17634315

■直島古民家シェア暮らし (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
都会の慌ただしい暮らしに疲れて移り住んだ瀬戸内海の直島での日々。
バイト先のカフェの店長はじめ周囲は良い人たちばかり。
住んでいた古民家の荒れっぷりにちょっと笑いました。
カフェで働いても収入と支出が釣り合わずに赤字、転職を考えることになって、現実の島の暮らしは楽しいばかりじゃない厳しさもある。
それでも、住むところと仕事するところ、そして周囲の環境や人間関係、自分自身にとっての心地よさが見つかって暮らしていけるのなら良いと思いました。

読了日:10月26日 著者:まつざきしおり
https://bookmeter.com/books/11752071

■お香のある生活
一時期、お香が好きで良く焚いてました。
虫よけ効果があるお香を自分で作れるというのが面白そう、材料が手に入るなら作ってみたいです。
コーン型のお香を香炉や香皿に直に乗せて火をつけると、樹脂の跡が付き取れなくなってしまったり、空気が入らないため燃えくくなるので、必ず灰の上で焚くようにする。
もし樹脂が付いたらエタノールを含ませたティッシュやアルコールティッシュで拭く。

読了日:10月26日 著者:
https://bookmeter.com/books/17073214

■仕立屋王子の謎解きデザイン帖 (マイナビ出版ファン文庫)
老舗の仕立屋「filature」の店主と見習いが服にまつわる謎を解き明かす。
双子とペンギンの話が良かったです。
価値観は本当にそれぞれで、服はそれを一番表現しやすいものなのかもしれない。

読了日:10月25日 著者:栗栖ひよ子
https://bookmeter.com/books/20332779

■天河庭園の夜
「岡井隆、寺山修司、吉本隆明、冨士田元彦、小野茂樹、岸上大作、桶本欣吾……叛逆の時代を共に生きた者たちへ捧げる第33歌集」
歌集ではあるのだけれど、古い日記を見ているような気分になりました。
「小野茂樹葬送の鐘 見上げれば微笑のように雲ながれゆく」
「あれからや六十年の歳月が岸上大作ずぶ濡れて立つ」
「塚本邦夫菱川善夫小笠原賢二よ君らの純真憶う」
「世界は花の血滴なるか桶本よ、反ウイルスの呪を唱えおる」
「死者と生者が掏り替わりゆく論理はや人の心に侵入するな」
読了日:10月25日 著者:福島 泰樹
https://bookmeter.com/books/18325278

■もっと知りたいルドン 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)
ルドンは「キュクロプス」しか知らなかったけれど、木炭画も良いですね。
著者・山本敦子氏は岐阜県美術館の学芸部長。
「人によってはいらだちの種かもしれないが、この分かりにくさが実は、ルドン最大の魅力だと思う」
岐阜県美術館は253点のルドンの作品を所蔵している国内随一の美術館。
いつか訪ねてみたい。
表紙は三菱一号館美術館が所蔵する「グラン・ブーケ」248.3×162.9cm、パステル画としては破格の大きさ。

読了日:10月24日 著者:山本 敦子
https://bookmeter.com/books/4331932

■アルトゥルと行く! 不思議の国・ジャパン
ジョージアに住むラトビア人・アルトゥルさんが見た日本文化の不思議と魅力。
何が不思議で何が魅力なのか、4コマまんがなので読みやすかった。
日本で初めて生卵や馬刺しを食べてすっかり気に入ったけれど、納豆はやっぱりダメでしたね。
まあ日本人でも苦手な人はいるから。
幼稚園のチューリップ名札が燃えてる豆腐に見えるっていうので笑って、そのTシャツを作っただなんて、さらに笑いました。


読了日:10月24日 著者:アルトゥル,ぺぷり
https://bookmeter.com/books/18649975

■ミステリな食卓 美味しい謎解きアンソロジー (双葉文庫 み 36-01)
食がテーマのミステリアンソロジー。
近藤史恵「苺のスープ」と太田忠司「ミステリなふたり」は既読。
西村健「バスを待つ男」
退職して時間を持て余した元刑事と、週に一度の料理教室を開いている妻。
バスとか乗り物関係のアンソロジーじゃなくてここに収録されてるのが面白い。

読了日:10月23日 著者:碧野 圭,太田 忠司,近藤 史恵,斎藤 千輪,新津 きよみ,西村 健
https://bookmeter.com/books/21219721

■乙女の美術史 世界編 (角川文庫)
ヨーロッパ美術を中心とした世界中の名作アート、そしてそれを創りだしたアーティストの人生を、乙女目線の文章で解説する。
カラー口絵のフラゴナール「ぶらんこ」と、ルノワール「ぶらんこ」、同じ題材なのに印象が違うのが良いなあ。
「桃鳩図」って絵は知っていたけれど、風流天子と呼ばれる北宋の第8代皇帝・徽宗が描いたとか、朱印は足利義満が押したものとか、色々分かって面白かった。
「男のハダカの良さがわかんない!!」のルーベンス「ガニュメデスの略奪」は、ルーベンスだし、もうこれでいいじゃん。

読了日:10月23日 著者:堀江 宏樹,滝乃 みわこ
https://bookmeter.com/books/11993996

■きのう何食べた?(22) (モーニング KC)
小日向さんジルベール結婚おめでとう!
シロさんの公開プロポーズみたいなスピーチとっても良かった。
ジルベールの家の肉じゃがの作り方を聞いて、シロさんますます第二の実家に。
元カノパン屋が移転したことで、ケンジの気持ちもおさまりが付いたでしょう。
ずっと一緒に住んでる彼氏がこんなにヤキモキするなんてシロさんたら幸せ者だ。
そして、寝込んだケンジを呪いのせいかもと心配するシロさん、ケンジも幸せ者。

読了日:10月23日 著者:よしなが ふみ
https://bookmeter.com/books/21536998

■あの世の社会科見学 (BAMBOO ESSAY SELECTION)
視える占い師・流光七奈先生に学ぶ死後の世界のこと。
現世に来るときにそれぞれ課題を持って生まれてくるけど、課題をクリアできたかどうか、あの世で反省会がある。
どんな課題かは分からないけど、やれることは精一杯やろう。
そして自殺はぜったいダメ。
死んでからも苦しくてつらいだけ。
読了日:10月22日 著者:安斎 かなえ
https://bookmeter.com/books/15712701

■お菓子はもっとおいしく作れます!
スポンジ、クッキー、パウンド、シフォン…。焼き菓子の極上生地のコツと仕組みを、プロセス写真と工程ごとのQ&Aで丁寧に解説。基本となる9種の生地の動画レッスンが見られるQRコード付き。
本の写真で確認したあとに動画を見られるのが有難い。
私が作るパウンドケーキはどうやら混ぜ不足だな;
焼くと表面が割れてしまうので、あらかじめ切り込みを入れると割れ目が綺麗に入る。
ナイフを使うと切り口がギザギザになるのでカードを刺して切り込みを入れる。

読了日:10月22日 著者:ムラヨシ マサユキ
https://bookmeter.com/books/13211478

■天神さまの突撃モノノケ晩ごはん (マイナビ出版ファン文庫)
「京都上七軒あやかしシェアハウス」と地続きの物語。
他人との関わりを絶っていた愛は、あやかしと食卓を囲むうちに、徐々に何かが変わっていく。
北野天満宮の神木の化身・耀夜がなぜこれほど愛を気に掛けるのかが不思議だったけど、理由が分かって納得。
母親との関係がうまくいかずに傷ついた愛に親の事情を知らせるのは酷な話。
愛の幸せのためというのも親の都合だけど、それを分かったうえで一歩踏み出せる強さを手に入れられて良かったと思う。

読了日:10月21日 著者:烏丸紫明
https://bookmeter.com/books/16660641

■理系アナ桝太一の 生物部な毎日 (岩波ジュニア新書)
生物オタク桝太一の青春の日々。
なんで生物部なのに走り込みするのかとか、捕虫網の金属枠の折りたたみ方とか、ですよね~と頷くところが多かったです。
子供のころから熱中できることがあった桝さんのその経験は、アナウンサーという畑違いの職業に就いても無駄にならなかった。
手描きのイラストも良かったです。
あくまでイメージのイリオモテヤマネコが可愛い。
読了日:10月21日 著者:桝 太一
https://bookmeter.com/books/8165867

■大人の日帰り旅 ブラ歩き美術館&文学館 首都圏知的冒険心と美味堪能 (ウォーカームック)
「東京、関東近郊の美術館と文学館をめぐる知的好奇心とお腹を満たす日帰り旅」
2017年の本なので休館情報などは要確認。
美術館って作品を見るのも楽しいけれど、建物自体が素敵なことが多いので、あちこち訪ね歩きたくなってしまいます。
横浜美術館の再開が待ち遠しい。

読了日:10月20日 著者:アーク・コミュニケーションズ
https://bookmeter.com/books/11573354

■モルモット: 住まい、食べ物、接し方、病気のことがすぐわかる! (小動物☆飼い方上手になれる!)
モルモットを飼ってみたい初心者に向けて飼育の基本をまとめた本。
モルモットって思ってたより種類が多かった。毛の長いタイプもあるんですね。
寿命はだいたい5~6年くらい、長生きしても7~8年くらい。
動物アレルギーなどの理由で飼えなくなったひとから譲り受けるための里親制度もあり、ネットで情報を探せる。

読了日:10月20日 著者:大崎 典子
https://bookmeter.com/books/10999199

■京都上七軒あやかしシェアハウス (マイナビ出版ファン文庫)
京都の上七軒にあるシェアハウスを舞台にしたあやかしと人間の物語。
琴子みたいに突然あやかしが見えるようになったらやっぱり怖いと思うだろうな。
人も、神さまも、あやかしも、みなが笑って暮らせる場所。
伊織の夢は琴子の理想。
「っ……!」が多い文章がちょっと気になる。

読了日:10月19日 著者:烏丸紫明(著),しきみ(イラスト)
https://bookmeter.com/books/14465772

■50歳からのごきげんひとり旅 (だいわ文庫)
「50歳でひとり旅をはじめ、 その楽しさの虜になった料理家が綴る旅エッセイ」
ひとりであちこち行けるほうが気兼ねなくて良いのかも。
甲府の伯母のお墓を訪ねる旅で、お墓にお願い事をしていたけれど、願いをかなえるためにこの世に留まり続けてしまうからダメと聞いたことがあって、ちょっと心配でした。
京都に行くことがあったら竹松で竹のお箸を買ってしまいそう。使い勝手良さそうですね。

読了日:10月19日 著者:山脇りこ
https://bookmeter.com/books/20912708

■読むだけで心と体が元気になっちゃう漢方養生の本
「香港出身の東洋医学の人気YouTuber 待望の初著書!」
日常生活で冷たい飲みもの、食べものを減らすだけで、体調だけでなく見た目まで変わってくる。
氷が入ったドリンクとか生野菜とか苦手なのでこれからもあまり飲み食いしないようにしよう。
加湿じゃなくて除湿を重点にしていて、床に座ったり寝たりすると湿気が体に侵入するからダメなんだそうです。
乾燥すると喉やられがちなんですがどうしたらいいんだ。

読了日:10月18日 著者:ロン毛メガネ
https://bookmeter.com/books/20444452

■舞台追っかけ女子 推しが元気でごはんがおいしい
2.5次元沼の住人たちの日常あるあるコミックエッセイ。
ここまでハマれるものがあると人生楽しそう。
入り口が原作だったとしても、舞台を見て俳優沼に落ちたりと予想外なことになったりして、沼のとなりも沼、波状攻撃、なるほど。
役者全員に手紙を書いてひとりひとりの差し入れにつけるなんてすごい。

読了日:10月18日 著者:畑ヶ中 あいこ
https://bookmeter.com/books/12936906

■死神ラスカは謎を解く (マイナビ出版ファン文庫)
県警捜査一課の刑事・霧嶋秀一は、昼はカラス、夜は人型になる死神ラスカの手を借りて事件を捜査する。
ラスカの羽毛をつやつやにしたかった霧嶋は、ラスカのカラス時間が長くなって嬉しいかも。ラスカもおいしいご飯にありつけるし。
藤谷は、霧嶋が黒いクルマの色についてあれこれ言うのをどんな気持ちで聞いていたか。

読了日:10月17日 著者:植原翠
https://bookmeter.com/books/20250764

■アガワ流生きるピント (文春文庫 あ 23-28)
37のお悩みに回答、アガワさんの人生相談。
世の中、いろんなことで悩んでいるひとがいるものです。
回答の内容を相談者が納得できるかどうかは分からないけど、こういう考え方もあるという提示にはなってると思う。

読了日:10月17日 著者:阿川 佐和子
https://bookmeter.com/books/21439122

■奥さまはニューヨーカー(上)――英語講座まんが
読売新聞のアメリカ現地紙「読売アメリカ」で連載されていた英語講座まんが。
アメリカに来て言葉に苦労していたひとたちは、こういうのを読んで、いま使われている英語の言い回しを覚えていくのに役立てていたんだろうな。
「a white elephant sale」は「不用品セール」のことで、白い象が売りに出されるわけじゃない、とか、まんがなら読みやすい。
下巻に続く。

読了日:10月16日 著者:岡田 光世
https://bookmeter.com/books/34385

■奥さまはニューヨーカー(下)――英語講座まんが
静江さんは当たって砕けろ的な感じなのかなあ。
自分でやらかした失敗から「こういう言い回しあったのか、覚えておこう」ならいいんだけど、適当なことを言って他人を失敗させてるのが気になる。
静江さんの「黒いミニの服」「名前はハムさん」を真に受けた根倉田さんが可哀そう。
「You're a headache. : あなたは頭痛のタネですよ」

読了日:10月16日 著者:岡田 光世
https://bookmeter.com/books/34387

■十津川警部の怒り (カッパ・ノベルス―十津川警部シリーズ)
十津川警部のトラベルミステリ3編収録。
「十津川警部の怒り」
刺殺されたプロ野球解説者は十津川警部の大学時代の同級生。
パイレーツのコーチを辞めた早田を殺すほどの動機ってなんだろうなと思いつつ読みました。
一度は助かった藤沢みゆきが気の毒。
飛行機を利用するときには搭乗者名簿に残るから、実在の名前を書いちゃダメですな。

読了日:10月15日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/2156395

■クリームシチュウはごはんに合うか否かなど
そうそう、そういうことだよね、わかるな~と笑いながら読みました。
楽しくて面白かった。
桃ってなんで頬ずりしたくなるんでしょうね、不思議だ。
お友達とのネガティブしりとり最高でした。謎のルイージ攻めで大爆笑。
「アゴに自分の肘はつかない」実際にやってみたので正直に挙手しときます。

読了日:10月15日 著者:山本 ゆり
https://bookmeter.com/books/13489134

■わいるどらいふっ!3 身近な生きもの観察図鑑
ぼくらはみんな生きている!クスッと笑える生きもの四コマ漫画第3弾。
グループ的にはハエの仲間、ビロードツリアブがモフ玉で可愛いな。でもグループ的にはハエの仲間。ちょっと複雑。
カワセミの頭にとまってしまうトンボも可愛い。カワセミはトンボを食べるから気を付けないといけないけど。

読了日:10月14日 著者:一日一種
https://bookmeter.com/books/20573011

■Tasty Japan #コスパ最強おかず: Tasty Japan Cook Bookシリーズ
一人分250円以下、コスパ最強おかずのレシピ集。
作る手順の写真とかほぼありませんが、なくても困らないくらい簡単に作れそう。
食材使い切りアイデアも紹介されているのが良いです。
余ったピーマンは、破裂しないように一箇所穴をあけて、170℃の油で5分間素揚げ、種ごとおいしく食べられる。

読了日:10月14日 著者:Tasty Japan
https://bookmeter.com/books/18866135

■キネマ探偵カレイドミステリー ~再演奇縁のアンコール~ (メディアワークス文庫)
奈緒崎と嗄井戸が徐々に友人らしくなっていく様子がなんだか微笑ましい。
それなので最後のDVDがとてつもなく不吉に思える。
教授が紹介したフィルムアーキビストは姉の事件の打開策になるだろうか。
モノクロ映画ならではの映像の作り方が面白かったです。
「白」に見えていた色が実は「ピンク」、色の見え方って当てにならない。

読了日:10月13日 著者:斜線堂 有紀
https://bookmeter.com/books/12145204

■添乗員世界遺産旅がらす (角川文庫)
世界遺産ツアーで巻き起こるどたばた添乗記。
イギリスのガイドの千夏さんみたいなタイプが苦手です。
離婚は自分自身の問題で、客を巻き込むようなことなのかなあ。
北欧ツアーは最初からトラブルになって当然だと思っていたので、揉めても「ああやっぱりな」な感じでしたが、川島さんにとっては奇跡が起きた旅行だったかも。

読了日:10月13日 著者:岡崎 大五
https://bookmeter.com/books/32736

■胡桃ちのPresents モノズキ散歩、お茶してぶらり♡ (ぶんか社コミックス)
主婦漫画家のA子が、気の向くままにぶらりお買い物。
ステイホームでネットでの買い物が増えたとはいえ、ネットで買えないものもある。
「貴重な外出での買い物は食料と日用品で手いっぱいなので個人的趣味の買い物はネットで」使い分けられる時代なのがありがたい。
アンティークの木製プリンタートレイ(ハミルトン社製)と、それに飾るミニチュアの壺を見つけて「1個2~3百円だから気がねなくたくさん買えるなー」。
買い物が好きなひとの買い方ってこういうことだよなあと思う。

読了日:10月12日 著者:胡桃ちの
https://bookmeter.com/books/19071383

■#ねこまみれ (マガジンハウスムック)
インスタグラムで人気の猫たち。
ときめく猫グッズ、人気の猫カフェ、かわいい猫の姿を撮影するコツなども掲載。
犬と仲良し、子供とも仲良し、いろんな猫が見られて良かった。
フェリシモ猫部のお菓子の猫たちの顔が好き。
読了日:10月12日 著者:
https://bookmeter.com/books/11186583

■決定版 鬼平犯科帳 (3) (文春文庫)
体調を崩していた平蔵だったが宗仙の指圧が功を奏して回復。
休暇のため解任されたのを機に、忠吾を伴い京都の父の墓参りに向かう。
盗賊にスカウトされたり留守の間にお順が誘拐されたりと息つく暇もない。
読みごたえがあったのは「兇剣」平蔵が刺客に囲まれもはやこれまでか、のときに助けに来たのが左馬之助。頼りになる友達って良いなあ。
京都町奉行所の浦部が忠吾を気に入り、娘を嫁にやってもいいと言うけど、酒と女にだらしない忠吾で本当にいいんですかと念押ししたくなる。


読了日:10月11日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/11240958

■失踪願望。 コロナふらふら格闘編
運転免許を返納したり、白内障の手術を受けたりで、椎名さんもおじいさんなんだなあとしみじみしました。
奥さんの一枝さんのことがこれだけ書かれるのは珍しい。
それほど一枝さんがあれこれ気を付けているということだ。
コロナにかかった椎名さんが病院で聞いた「とおりゃんせ」はなんだったんだろう。
椎名さんが野田知佑さんを病院に運び込んだ話が壮絶。

読了日:10月11日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/20368219

■小学生のための世界の美術館・博物館 知識が広がるミュージアム案内 (まなぶっく)
世界の美術館・博物館から30館を紹介する。
子供向けの本なので分かりやすくまとまっています。
雑学やクイズも豊富で、おとなでも読みごたえがありました。
『大英博物館には略奪品が多くあることから、イギリス人からはふざけて「強盗博物館」と呼ばれることがあります』
ちょっと前に大英博物館の収蔵品が盗まれたとニュースで知って、なんだか笑えないなあ。

読了日:10月10日 著者:「世界の美術館・博物館」編集室
https://bookmeter.com/books/19539918

■シーズンレスで活躍する。着まわし力のある服 おしゃれが上達する大人服 (主婦の友生活シリーズ)
「夏→秋→冬。気候の不安定な時期のおしゃれも、シーズンレスアイテムがあれば素敵に快適に。着まわし力が身につく1冊です」
夏でも長袖を着ているので、そこだけはシーズンレスかも。
「ボトムは生地が薄すぎず厚すぎないものを選ぶのが第一のポイント。ウールなど季節を限定する素材は避け、ポリエステルやレーヨンなどの化学繊維の入った柔らかい素材を選ぶとよいでしょう」
タイツで防寒するにしても静電気が心配。

読了日:10月10日 著者:
https://bookmeter.com/books/11808654

■ひとりぶんのスパイスお菓子
シナモン・カルダモン・クローブを基本のスパイスとして、少ない材料で食べきれるサイズのお菓子のレシピ。
市販のアルミ型や紙の型を使ってもいいし、牛乳パックの型の作り方が紹介されている。
いまのところ食べきれるかどうかを心配することはないけれど、小さいサイズのお菓子は作りやすいから、なんとなく気が向いて作ったりするときに良さそう。

読了日:10月10日 著者:印度 カリー子
https://bookmeter.com/books/19594600

■空の中 (角川文庫)
高度2万メートルの未確認生物「白鯨」と人間たち。
人間なんてどうしたって身勝手なもの。
瞬と真帆は私怨でフェイクを利用してるし、白鯨を攻撃すると決めたのも人間の都合。
だけど、身勝手さを気付かせてくれる大人がいてくれて本当に良かった。
宮じいの言葉は心の底から出ているものだと分かるから沁みる。

読了日:10月09日 著者:有川 浩
https://bookmeter.com/books/580881

■NHK「100分de名著」ブックス 孔子 論語
「論語」は、古代中国の春秋時代を生きた孔子の言葉を集めた語録のこと。
孔子の人生と時代背景が分かると、苦労人として生きてきたから出てきた言葉なんだろうなと思いました。
孔子は自分自身の政治家への夢は叶わず、けれど弟子たちには為政者のもとへ就職を斡旋する。
「夫(そ)れ仁者は、己(おのれ)立たんと欲して人を立て、己達せんと欲して人を達す」
自分が出世したければ、出世したいと思っている者の手助けをすることだ。成功したければ、成功を求める者の手助けをすることだ。

読了日:10月09日 著者:佐久 協
https://bookmeter.com/books/4605706

■明治まるごと歴史図鑑 3
ペリー来航から明治の終わりまでに起きた大きな出来事。
「風俗画法」という雑誌をはじめ、明治時代の出版物に掲載された絵や写真などをたくさん紹介する。
開港した横浜に貿易のために来た外国人や、殖産興業政策を実現するために明治5年に開業した富岡製糸場の様子など、当時の雰囲気が分かりやすいです。
明治29年6月15日の「明治三陸地震(明治三陸大津波)」の、取材に基づいて描かれた当時の絵はまるで報道写真。

読了日:10月08日 著者:深光 富士男
https://bookmeter.com/books/12547664

■干したから… (ふしぎびっくり写真えほん)
世界中でいろんなものが干されて食べられているけれど、干したらなにが変わるのだろうか。
カエルとコウモリ、それにネズミ、そんなものまで干物になってる。
モンゴルの屋根の上で干してるチーズ、食べてみたいな。

読了日:10月08日 著者:
https://bookmeter.com/books/10805846

■インド倶楽部の謎 (講談社ノベルス)
前世の記憶を共有する仲間たちがインド亭と呼ばれる屋敷に集まり、アガスティアの葉のリーディングが行われた。
死んだふたりは「予言された死」なのか。
出戸は気の毒だったが坊津は言わば因果応報。
支配しようとした相手ならまだしも、直接的に関係ないところから反撃されると思ってなかっただろう。
火村とアリスは、前世やソウルメイトとかじゃなく
「そう。俺とお前は腐れ縁や。あるいはカレー友だち」
「もちろん。現世だけのな」

読了日:10月07日 著者:有栖川 有栖
https://bookmeter.com/books/13048579

■モヤモヤするけどスッキリ暮らす (単行本)
コロナ渦での自粛の日々。
東京五輪の対応もそうだけれど、なにが正解なのかよく分からないことばかり。
ワクチン注射の予約に苦労した岸本さんみたいに、私も親の予約で苦労したので気持ちが分かります。大変でしたよね。
加圧トレーニングを再開したり、還暦の記念に句集を自費出版しようとしたり、自粛中でも自分らしさを忘れないようにするのは必要なことだと思いました。
句集ってKADOKAWAから出た「つちふる」のことか。
読了日:10月07日 著者:岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/19146620

■天下布武の城・安土城 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)
近年の考古学的発掘調査から明らかになる安土城の真実の姿。
1988年に20年をかけた発掘調査の実施が決定。
翌年からまずは天主への道、大手道のルートと規模を明らかにすることから始められた。
表紙は1996年に発掘された鯱瓦の復元品。
最初に城に採用したのは信長で、安土城からだったということが証明された。

読了日:10月06日 著者:木戸 雅寿
https://bookmeter.com/books/323321

■毎日かあさん3 背脂編
保護者会での「月曜日の給食にカレーはやめて」が満場一致で採択されるのがリアルすぎ。やっぱりそうだよね~。
大阪はほんとにタコヤキかもしれないとちょっと思った。あるいはお好み焼きか。
そうそう、赤ちゃんが泣いてると、おばさんたちがゾンビのようにわらわら湧いてくるんですよ。
みんなでパブロフ。
読了日:10月06日 著者:西原 理恵子
https://bookmeter.com/books/574249

■河童の懸場帖(かけばちょう) 東京「物ノ怪(もののけ)」訪問録 (マイナビ出版ファン文庫)
配置薬販売のニワトコ薬局の新人・麻理は、先輩販売員の河野の正体が河童だと知る。
妖怪たちの体調や食生活を気遣う口やかましい母親みたいな河野と、妖怪たちに出会っても物怖じしない麻理って良いコンビだと思う。
「あやかしトリオ」を先に読んでいるので、ハガミが朋代とアラヤマツミと一緒に住むことになった経緯が分かって良かった。

読了日:10月05日 著者:桔梗 楓
https://bookmeter.com/books/12362561

■もっとヘンな論文 (角川文庫)
「なんでそんなこと調べようと思ったんですか!?」と聞きたくなる珍論文に、芸人の嗅覚でツッコミながら解説する知的エンターテインメント。
縄文時代のクリの果実の大きさについての論文が面白かった。
結局、縄文時代のひとたちは大きいクリ小さいクリどちらも食べていて
「なんだその結論!オレたちだって小さいみかんから大きいみかんまで食べるわ!それとおなじだわ!」

読了日:10月05日 著者:サンキュータツオ
https://bookmeter.com/books/16039047

■ノスタルジア第2食堂 東欧旧社会主義国のレシピ60
旧社会主義国で食された料理を再現したレシピ本、第二弾。
ロシアのウクライナ侵攻で「かつて同じスープで育った労働者たちの~」にしんみりした気分になる。
チェコのにんにくスープが「体調が悪い時でもホッと気持ちが和むスープ」
うう、体調が悪いのににんにく食べられるとは、丈夫なひとはいいな…。
クロアチアでいうクレームシュニッタはあの辺で似たお菓子が食べられていて、ドイツにもあるのかへぇ~と思ったら
「一説によればオーストリア・ハンガリー帝国時代に各地に広まったとも」なるほどそれでドイツ。

読了日:10月04日 著者:イスクラ
https://bookmeter.com/books/20377932

■その服捨てるのちょっと待った! リメイクしたらオンリーワンができました。
型紙不要、古着を簡単にリメイクする方法。
リメイクのために古着を買うのは本末転倒な気がしますが、気に入った柄を見つけちゃったりすると、そういうこともあるんでしょう。

読了日:10月04日 著者:津田 蘭子
https://bookmeter.com/books/16840318

■春にはすべての謎が解ける (創元推理文庫)
考古学研究のため聖タンクレアウスの墓が発掘され、石室の中から教会のオルガン奏者コリカットの遺体がガスマスクを被った姿で発見された。
フィーリーがディーターと婚約し、本来ならば祝福ムードのはずなのに、シェイクスピアの稀覯本を売却しなかったために財政難は改善せず、とうとうバックショー荘は売りに出される。
司祭の妻シンシアが2回もフレーヴィアを幽霊と見間違えたのは、あの状況ならば仕方なし。
アンティゴネーもそうだけど、子供を亡くした母はつらい時間を過ごしているんだな。
そしてついにハリエットが帰る。
読了日:10月03日 著者:アラン・ブラッドリー
https://bookmeter.com/books/8013144

■ヘンな論文 (角川文庫)
変わったテーマの論文を集めた本。
猫の癒し効果とか浮気男の実態とか、よく論文にしたなあ。
最後の湯たんぽの伊藤先生の情熱には恐れ入る。
徳川家光が使用していた犬型の湯たんぽは西洋経由で献上された品。
なぜなら栓がネジ式で「アジアにはネジという文化がない」。おぉ、そういえばそうだ。
あとがきでの論文盗用問題は、正式に謝罪されたとしても無かったことにはできない。
「もっと」に続く。
読了日:10月03日 著者:サンキュータツオ
https://bookmeter.com/books/12370164

■ドンキに行ったら外国人がすごかった (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
訪日観光客が大勢訪れる「ドンキ」の店内の様子を描いたコミックエッセイ。
コロナ明けで訪日外国人がまた増えてるようですが、抹茶のキットカットはまだ売れ筋の商品なんだろうか。
日本人形なんてドンキに置いてるとは思ってなかったし、まさかそんなに売れるなんて、外国人が好む商品が謎すぎてちょっと面白い。
炊飯器をいくつも買っていくひとは帰りの荷物が大変そうだ。

読了日:10月02日 著者:嶋村 ヒロ
https://bookmeter.com/books/9061435

■奥薗壽子の毎日食べたいラクうま豆腐レシピ62
10月2日は豆腐の日。
手間がかからずおいしく作れる豆腐レシピ。
低価格だし低カロリーだし胃に負担がかかりにくいしで、豆腐ばかり食べてる気がします。
みたらし団子がおいしそう。
白玉粉250g・絹ごし豆腐300g。
タレは砂糖大さじ6・醤油大さじ2・水大さじ6・片栗粉小さじ2。

読了日:10月02日 著者:奥薗 壽子
https://bookmeter.com/books/18081509

■能面検事の死闘
南海電鉄岸和田駅で無差別殺人事件が発生、笹清政市は7人を殺害した。
その数日後、大阪地検で郵便物が爆発して6人が重軽傷を負う。
笹清の釈放を求める「ロスト・ルサンチマン」とは何者か。
感情的すぎる美晴は案の定、笹清に舐めた態度をとられるし、不破がいないと話にならないとか思われたりすれば美晴にとってもマイナスでしかないのになあ。
ラストの不破の佇まいにグッとくる。
読了日:10月01日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/21272087

■作家と珈琲
エッセイ、詩、まんがなど、作家たちとコーヒーとの関わり合い方。
銀座のカフェー女給さんの服装のイラストは当時の雰囲気が伝わりますね。
シーボルトの文章は外国人目線なので異質で面白い。
コーヒーを飲まない日本人にコーヒーをすすめるには「長寿にきくと宣伝することであろう」良く分かっていらっしゃる。
表紙は有吉佐和子。
読了日:10月01日 著者:
https://bookmeter.com/books/19123966


▼読書メーター
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2023-09

2023-10-01 07:41:28 | 
2023年9月の読書メーター
読んだ本の数:60冊
読んだページ数:13438ページ
ナイス数:625ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2023/9
■とっておきのおやつ。 5つのおやつアンソロジー (集英社オレンジ文庫)
おやつにまつわるアンソロジー5編収録。
青木祐子「レンタルフレンド」もっと剣呑な話になるかとヒヤヒヤしながら読んでました。
阿部暁子「たぬきとキツネと恋のたい焼き」モギタカシじゃなくて良かった。
一番良かったのは椹野道流 「おじさんと俺」ケーキとか洒落てるものじゃなく、あんみつだから説得力があって真剣にやるつもりなんだと思える。

読了日:09月30日 著者:青木 祐子,阿部 暁子,久賀 理世,小湊 悠貴,椹野 道流
https://bookmeter.com/books/13107828

■東京藝大で教わる西洋美術の見かた (基礎から身につく「大人の教養」)
「本書は、東京藝術大学で実際に行われている講義に基づいて作られた西洋美術の入門書です」
一般的な入門書では学べない作品が多く取り上げられている。
古典古代の「基準作」が「クリティオスの少年」で、これこそが芸術における最初の美しい裸体像。
アクロポリスから発掘されたのが19世紀半ばだったため、ルネサンス芸術家はこの作品から理想美を研究することが出来なかったので、「ベルヴェデーレのアポロ」を参照した。

読了日:09月30日 著者:佐藤 直樹
https://bookmeter.com/books/17203204

■腐女子になると、人生こうなる!~底~ (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
優等生な中学生が県下でも屈指の進学校に入学したものの、同人活動で急転直下、ド底辺の高校生に。
同人活動って命削ってやってるひとたちばっかりだなあと思ってましたが、やっぱりそうだった。
大阪から夜行バスで東京に着いたら学校に直行、しかもその日はテスト。
普通の親なら止めるけど「行きたかったら行けばいい」だもんな。
母親がヲタク気質だと理解があり過ぎてこうなりますよね。
緊急入院した時の「人間の体内には存在しない菌が検出されました」どういうことw

読了日:09月29日 著者:御手洗 直子
https://bookmeter.com/books/9781086

■賢者の睡眠
世の中の圧倒的多数の人は、一日に7.5時間の睡眠が必要。
簡易型黒のタイプ診断チャートをやってみたら、睡眠時間は7時間以上必要ない「イルカ型」でした。
寝不足に慣れてしまっただけかもしれませんが7時間も眠れない。
普段から横向きで寝ているのでこれは続けよう。
就寝一時間前に糖質もしくはキウイフルーツを2個食べるとぐっすり眠れる。

読了日:09月29日 著者:メンタリストDaiGo
https://bookmeter.com/books/18213646

■鵼の碑 (講談社ノベルス)
光る猿と燃える碑。
移動した死体。
榎木津は、僕は何のナゾも持っていないからな、と言う。
それならば誰が何のナゾを持っているのだ。
化け物の幽霊に翻弄されるものたちが日光に集い、京極堂が鵼を祓う。
歓喜日光。歓喜日光!
読了日:09月28日 著者:京極 夏彦
https://bookmeter.com/books/21509334

■思わず考えちゃう
ヨシタケシンスケさんが日々スケッチしていることについて。
たくさん描く日もあれば一枚も描かない日もあって、幸せな時は一枚も描かず、ストレスがある時にたくさん描く。
心の中にゴミやしき。なんか素敵。
「明日やるよ。すごくやるよ」今の自分を楽にするキーワード。
最終的に自分に返ってくるとしても、自分を甘やかす方法を知っておく必要あるなあと思いました。

読了日:09月27日 著者:ヨシタケシンスケ
https://bookmeter.com/books/13581017

■激せまキッチンで楽ウマごはん
コンロがひとつしかないような激せまキッチンでも作れるおいしい料理。
ひとり暮らしの小さい台所だと料理するのもなかなか大変ですが、工夫次第でこれだけできる、というレシピ。
揚げ物は外食で食べられるから、最初から家では作らないと決めておくとラクでいいと思います。
ほうれん草のホットサンド、このテがあったか、今度作ります。

読了日:09月27日 著者:草野かおる
https://bookmeter.com/books/14891406

■エミリの小さな包丁 (角川文庫)
恋と仕事を失ったエミリは海辺の町に住む祖父の家に逃げるようにやってきた。
祖父が作る食事に癒されていくエミリ。
出会うひとたちが本当に良い人たちだった。
でも、その人たちにも事情があって、それを経験したからこその優しさだったりするのでしょう。
包丁に託された思いを胸にエミリは新生活へ。がんばれ。

読了日:09月26日 著者:森沢 明夫
https://bookmeter.com/books/13798048

■ミステリーのおきて102条 (角川文庫)
新聞連載されていたミステリに関する連載をまとめたもの。
巻末の「本文掲載書名一覧」が親切。
短編集の並べ方とか、こういう作品は自分には書けるだろうかと問いかけていたりとか、作家の裏側を覗き見たようで面白かった。
小川未明「金の輪」とエドガー・アラン・ポー「メエルストルムの渦」が気になりました。

読了日:09月26日 著者:阿刀田 高
https://bookmeter.com/books/466435

■斑鳩に眠る二人の貴公子・藤ノ木古墳 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)
9月25日は石室などが発堀されたことにちなんで制定された藤ノ木古墳記念日。
石室内には江戸時代の灯明皿が混ざっており、供養を続けていた尼僧の存在を浮かび上がらせた。
ふたりの被葬者は幾重にも布に包まれていてどちらも男性、穴穂部皇子と宅部皇子だと考えられている。
でもどうしてこんなに慌ただしく埋葬されたのだろうか。
表紙は復元された太刀と剣。

読了日:09月25日 著者:前園 実知雄
https://bookmeter.com/books/118514

■新しい出会いなんて期待できないんだから、誰かの恋観てリハビリするしかない: 愛と教養のラブコメ映画講座
ジェーン・スーと高橋芳朗が34本のラブコメ映画を語り尽くす。
王道ラブコメからラブコメからはちょっと外れるかも、みたいな作品まで幅広く紹介しています。
ラブコメ含めてあんまり映画を見てないから知ってる作品も少なくて、映画についての感想にはついていけてないと思うけど、ラブコメ映画4つの条件を満たす作品は面白そうだなあと思いました。
適度なご都合主義って大事。
鑑賞後の後味がホラーだという「軽い男じゃないのよ」見たい。


読了日:09月25日 著者:ジェーン・スー,高橋 芳朗
https://bookmeter.com/books/19017028

■かわいいミニ・プランツたち―室内で楽しむ小さな鉢植え
小さなグリーンの育て方。
ガジュマルとエアプランツを買ったので、ちゃんと育てられるといいなと読みました。
やっぱり水ですよね。
ガジュマルはとにかく葉水を忘れずに。
エアプランツはいつまでも表面が濡れていると腐ってしまうことがあるので注意。

読了日:09月24日 著者:
https://bookmeter.com/books/9769021

■カンゲキさん 推しがいるから現場は天国! (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
観劇オタク「カンゲキさん」たちの楽しい日々を綴った4コマまんが。
どういう経緯で観劇にハマることになったのか、そもそものきっかけは人それぞれなんだろうけれども、日々のスケジュールが観劇中心になるほど好きっていう情熱がすごいなあ。
物販で直接お金を落としたりしてマジでオタクが経済回してる。
チケット抽選に向けて徳を積んで、どうか当たりますように。

読了日:09月24日 著者:木村琴々
https://bookmeter.com/books/15597650

■the TEAM ザ・チーム (集英社文庫)
人気霊導師の能城あや子と彼女を支える最強の調査チームが真実を暴く連作短編集。
ずば抜けた調査力があるとしても、盲目で耳も悪いあや子の佇まいのそれらしさがなかったら、もっと怪しまれていてもおかしくなかったかも。
あや子を追っている稲野辺の「ベッドの下を見ろ」の話が良かった。
引き際を弁えて綺麗に痕跡を消した彼女たちがどこかで元気でいてくれるといいな。

読了日:09月23日 著者:井上 夢人
https://bookmeter.com/books/562747

■新宿二丁目のますますほがらかな人々
前作とは違って発言者ごとにフォントを変えているので、誰の発言なのかをいちいち名前を見て確認しなくて済む分、会話のテンポを維持したまま読めるのが良かったです。
メトロセクシュアルっていうのを初めて知った。
ジョージさんとつねさんは恋人同士、そのふたりと一緒にニューヨークを旅行してるノリスケさんが(ほぼ日の担当者は熱を出してホテルでダウン)、あてられっぱなしで可哀そうでした。

読了日:09月23日 著者:新宿二丁目のほがらかな人々
https://bookmeter.com/books/45468

■世界の不思議な街の空から
世界の街を空から見下ろす。
クロアチア・カルロヴァツを目当てに図書館で借りた本。
北海道の五稜郭みたいに星型の街なのだけれど、そんなに星っぽくないかも。
それならオランダ・バウルタンベのほうがちゃんと星型。
スロベニア・ピランはアドリア海に突き出した細長い街。
スロベニアって海に面してないと思ってた。
55歳以上の人だけが入居できるアメリカ・サンシティのぐるぐるした街並みに酔いそう。

読了日:09月22日 著者:
https://bookmeter.com/books/18408441

■あたふた研修医やってます。 24時間お医者さん修行中コミックエッセイ (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
医学部を卒業した研修医たちが2年間の研修期間を経て選んだ科のお医者さんとして独り立ちするまで。
先輩の医者たちに揉まれ、看護師さんに揉まれ、患者にも揉まれて、だんだんと医者らしくなっていくんだなと思いました。
皮膚科の教授回診で薬疹じゃないと見破った教授はさすがに年季が違いますね。
コードブルーがこんなにすごいことになってるとは知らなかった。

読了日:09月22日 著者:水谷緑&POCHI
https://bookmeter.com/books/8029304

■キケン (角川文庫)
成南電気工科大学の機械制御研究部・略して「キケン」部員たちの青春の日々。
キャラがたってて面白かったです。
学際の模擬店でどっかの軍曹になった元山に笑ってしまったのと、サトルくん1号のパイロット池谷の奮闘が良かった。
入枝くんは間違ってもすっごいウィルスとか作らないように。
過ぎ去りしあの頃の思い出を語れる相手が思い出の仲間との再会のきっかけをくれるなんて、元山は良いひとと巡り合ったんだなあとしみじみしました。

読了日:09月21日 著者:有川 浩
https://bookmeter.com/books/11024051

■新宿二丁目のほがらかな人々
『ジョージ、つねさん、ノリスケの3人が、「オトコたちの街」新宿二丁目のバーに集まり、旅行、ダイエット、恋愛などについて、おねぇ言葉や裏声で語り明かします。「ほぼ日刊イトイ新聞」人気コンテンツの単行本化』
宴会みたいなパーティじゃなくてパーティ然としたパーティの作法なんて、実際に役立つことなんて一生ないかもしれないけれど、そういう世界を知らないままでいるよりは断然楽しい。
男は肩で女は背中、普段から気を付けていると良さそう。
「ますます」に続く。
読了日:09月21日 著者:新宿二丁目のほがらかな人々
https://bookmeter.com/books/386268

■カルト宗教やめました。~「エホバの証人2世」の私が信仰を捨てた後の物語~
息子の病気がきっかけでカルト宗教から脱退したあとの日々。
母親たちとの関係の修復は難しいだろうし、他人との距離感を測るのも大変。
それでも試行錯誤しながら現実社会に向き合うしかない。
信者たちが「楽園になったら」の話をしているときに「今そうすればいいのに」は、本当にそうだなあと思います。
楽園は自分で作れる。
読了日:09月20日 著者:たもさん
https://bookmeter.com/books/15232546

■NHKガッテン! フレイル予防で、一生歩ける! 介護いらずの若返りワザ (生活シリーズ)
要介護・寝たきりにならないための秘策。
指輪っかテストは合格でした。ああ良かった、ふくらはぎが細くない。若いころなら細いほうが良いと気にしたかもしれないけど、もう健康第一なお年頃ですもの。
長生きするには運動よりも人との繋がりが重要。

読了日:09月20日 著者:
https://bookmeter.com/books/13749466

■十津川警部 五稜郭殺人事件 (講談社文庫)
ウィークリーマンションで男性が刺殺された。
被害者は、IT産業・北洋エレクトロニックを離れて函館に新会社設立を計画する「函館新撰組」の中心人物、近藤。
近藤が遺したダイイングメッセージ「ゴリョウカクト」の意味とは。
お家騒動もここまでくるとたいしたものだな。
それほど会社が大事なのか。
読了日:09月19日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/412149

■キャラ立ち民俗学 (角川文庫)
今までハマってきたものを民俗学と位置付けて考察する。
説明すると長いものごとに名前を付けるのがうまいなあ。(ゆるキャラなんて特にそう)
せっかく大日坊(即身仏で有名)まで行ったのに、最強と名高いお守りじゃなくテレホンカードを選んでいるのがさすがだと思いました。
表紙のテングーが可愛い。

読了日:09月19日 著者:みうら じゅん
https://bookmeter.com/books/13552489

■新幹線のたび ~金沢から新函館北斗、札幌へ~ (講談社の創作絵本)
新幹線を乗り継いで、金沢から札幌へ向かう。
地形を詳しく描いているので関東平野が本当に平野なんだと実感できました。
下の部分の、車内にいるひとたちの様子も面白かった。
上杉謙信と武田信玄が仲良く隣同士に座って東京駅のイベントへ。おじさんたち楽しそう。

読了日:09月18日 著者:コマヤスカン
https://bookmeter.com/books/11116132

■社員公認 「にんべん」のかつお節レシピ (講談社のお料理BOOK)
鰹節専門店「にんべん」の社員が考えた、和洋中+おやつ75品のレシピを掲載。
隙あらばかつお節をかけているので、これ作ってみようかなと思うレシピが多くて良かったです。
厚切りの削り節をチョコがけにする発想がすごい。
かつお節は必須アミノ酸をすべてバランスよく含み、かつお節を10g食べることで、体重50㎏の成人が1日に必要な必須アミノ酸の30%以上を摂ることができる。

読了日:09月18日 著者:にんべん
https://bookmeter.com/books/6858858

■いまこそガーシュウィン
アメリカ新大統領の人種隔離政策で激化する人種差別を憂いて、ひとりは多様性を訴えるコンサートで岬洋介との共演を望み、もうひとりは<愛国者>と呼ばれる暗殺者を送り込む。
ファイナリストとしてショパンコンクールの同じ舞台に立っていた岬と再会したエドワード。
二台のピアノによる「ラプソディ・イン・ブルー」は、きっと聴衆の心に深く刻み込まれたと思う。
それを当の大統領本人も感じてくれるといいのだけれど。
次はモスクワに行く岬洋介に何が待っているか。

読了日:09月17日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/21511307

■霊道紀行 (角川文庫)
辛酸なめ子のスピリチュアル体験。
スピリチュアルとかオカルトって、話す相手を選ばないとちょっとアレなひとと思われがちなんだけれど、真面目なふうでもあるし茶化してる感じもして、匙加減が面白かった。
ラップ音を聞いたりドッペルゲンガーらしきものを見たり、色んな体験してるのに、霊感の有る無しとはまた別の話なんだろうか。
アリソン・デュボアって来日したことあったんですか、その記念で対談だなんて羨ましい。
それにしても鳩山幸夫人すげえ…。

読了日:09月17日 著者:辛酸 なめ子
https://bookmeter.com/books/4782883

■空鉄 諸国鉄道空撮記
高度1000〜7000フィートから高精細カメラで捉えた鉄道風景を収録した写真集。
ドローンを使わずセスナやヘリコプターに乗って撮影しているそうで、チャーター経費が高額なこともあり、無駄なく効率的に撮影するため綿密な飛行ルートを作成する。
線路の上を飛行機が飛んでいる写真が面白かった。飛行機がこんなに低いところを飛んでるなんて思わなかった。
京都の転車台を上から見ると転車台の大きさが「C62が載ってギリギリの長さ」だと分かる。

読了日:09月16日 著者:吉永 陽一
https://bookmeter.com/books/18535213

■松苗あけみの少女まんが道 (BUNKASHA COMIC ESSAY)
松苗あけみが漫画家人生を振り返る。
漫画そのものを描くのも大事だけれど、出会ったひとたちとの縁も大事。
姉の同級生M先輩が内田善美の友達だったり、内田さん繋がりで一条ゆかりのアシスタントになったり、漫画の世界がどんどん迫ってくる。
当時の少女漫画界が垣間見えて良かった。

読了日:09月16日 著者:松苗あけみ
https://bookmeter.com/books/15627376

■十字架のカルテ (文春文庫 ち 11-3)
新人医師の弓削凜は精神鑑定の第一人者・影山司の助手として容疑者たちの心の闇を見極めていく。
詐病なのかそうでないのかを客観的に見極める大変さ。
精神鑑定は刑法39条が関係するから難しい問題だと思いました。
裁判で証言した影山のキッパリした態度は、場数を踏んだからというよりも覚悟なのかもしれない。
罪を問えない者が背負うはずだった十字架はいったいどうなるのか、色々と考えさせられた。


読了日:09月15日 著者:知念 実希人
https://bookmeter.com/books/20230101

■育てて、紡ぐ。暮らしの根っこ
「心のあり方、家事のこと、おしゃれのこと、人間関係のこと、作品との向き合い方…軽やかに心地よい毎日をおくる暮らしのヒント133」
ある程度、仕事の都合を自分でどうにかできるひとなら、時間に追われないスケジュールを立てられそう。
時間に追われると視野が狭くなったりするから、余裕を持つのは大事だと思う。
坊主頭にしたなんてすごい経験。
思い切ったなあ。
読了日:09月15日 著者:小川 糸
https://bookmeter.com/books/14317528

■#いぬまみれ (マガジンハウスムック)
人気インスタグラマーたちの愛犬を紹介。
小型~中型の犬が多いのは、やっぱり家の中で飼いやすいからなのかな。
巻頭で、神田沙也加さんが浅草のドッグカフェで楽しんでいて、犬が好きだったんですね。

読了日:09月14日 著者:
https://bookmeter.com/books/11544628

■ココナッツオイル使いこなし事典 やせて若返る! 脳イキイキ! 体の中からキレイになる
食べても塗っても大活躍、ココナッツオイルの使い方。
普段は紅茶に入れて飲んでるのだけれど、スキンケアに使うには匂いがちょっと気になるかなあ。どうだろう。
「構造上ひじょうに安定しているので、あぶら焼けなどの心配もなく、日焼け防止やキレイに焼くためのオイルとしても使えます」
日焼け防止とキレイに焼くのは反対の効果だけれども。

読了日:09月14日 著者:
https://bookmeter.com/books/8526490

■理系夫とテキトー奥さん (コミックエッセイの森)
理系夫と文系妻の噛み合わない日常。
一か月間の妻の仕事を振り返り反省会をするのって意味が分からん。
家庭内月次報告会でノルマ達成をほめてもらうために漫画を描く仕事をしてるんでしょうか。

読了日:09月14日 著者:百田ちなこ
https://bookmeter.com/books/12310791

■サンタクロースは雪のなか (創元推理文庫)
財政難から映画のロケ地として貸し出されたバックショー荘。
クリスマスイブ前日、教会の修繕費用を集めるために「ロミオとジュリエット」の一幕が上演されるが、大雪のため、詰めかけた村人たちとともに閉じ込められてしまう。
そしてその深夜、主演女優フィリスが絞殺された。
女優になったニアラが産気づきダービー医師が取り上げて
「女の人がほんとうに困っているとき、指揮をとれる男の人ってすてき」うん、そうだね。
とりもちに捕まったのがサンタじゃなくて良かった。

読了日:09月13日 著者:アラン・ブラッドリー
https://bookmeter.com/books/5544540

■イタリア人マッシがぶっとんだ、日本の神グルメ
イタリアからやってきたマッシの日本食ワールド。
異国の食べ物を楽しむには、こだわりを捨てて食べてみることが必要なんだなと思いました。
日本のピザなんてピザじゃないと頭から否定するよりも、日本のピザは日本のピザだと割り切れるかどうかがポイントなのかも。
メロンパンにハムとチーズを挟むなんて発想がなかった。
今度やってみます。

読了日:09月13日 著者:マッシミリアーノ・スガイ
https://bookmeter.com/books/19351728

■お兄ちゃんは背が小さい (1) (角川コミックス・エース)
突然、再婚した父からナツキに送られてきた宅配便の中には人形サイズの兄が居た。
なんだろう、面白がってる余裕がなく、ただひたすら不安しかなかった。
再婚相手もこのサイズなのか、お隣の柿本さんのおばあちゃんが言う「セージさん」はハルと同じ民族のひとだったのか、情報が少なすぎる。
泥棒とは言えやっぱり誰かに見つかったらダメだよね、ふたりの同居生活はどうなるか。
2巻に続く。
読了日:09月12日 著者:冬野 ケイ
https://bookmeter.com/books/13058044

■お兄ちゃんは背が小さい (2) (角川コミックス・エース)
出張先から父帰る。
父は宅配便でハルを送ってきたけれど本当は連れ出し厳禁。
連れ戻しに来たふたり(説明ないけど父の部下なのかな)によるとハルを匿うのは隠匿罪に問われるらしい。
ハルを連れ出せないならナツキと父が引っ越せばいいだけなのに、なんでこんなに深刻な話になってるんだろう。

読了日:09月12日 著者:冬野 ケイ
https://bookmeter.com/books/13864681

■決定版 鬼平犯科帳 (2) (文春文庫)
第2巻収録作品は、「蛇の眼」「谷中・いろは茶屋」「女掏摸お富」「妖盗葵小僧」「密偵」「お雪の乳房」「埋蔵金千両」。
兎忠こと同心・木村忠吾が登場。
24歳で温厚でうさぎ饅頭そっくり、惚れっぽい。
惚れっぽいおかげで「谷中・いろは茶屋」「お雪の乳房」の悪党を捕まえるきっかけになったけれど、女のほうが可哀そう。
火盗改の威信をかけた「妖盗葵小僧」は酷い事件。
鬼平の心配りにも救われなかった被害者たちの無念は晴れただろうか。

読了日:09月11日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/11242526

■身辺怪記 (角川文庫)
タイトルから、身近で起きた怪異なことを書いたエッセイかと思ったんですが、幅広い意味での不思議なこととか懐かしい思い出など。
図書館の本に書き込みする輩を不愉快に思うの分かるなあ。
鉛筆ならまだしも蛍光ペンで線を引いてある本に出くわしたことがあるので、私も一緒に犯人を怒鳴りつけてもいいでしょうか。
首と四肢を切り落として作った子山羊のバッグってなんとなくゾッとする。

読了日:09月11日 著者:坂東 真砂子
https://bookmeter.com/books/450951

■Tasty Japan #ラクうま ふたりごはん: Tasty Japan Cook Bookシリーズ
『ふたりの毎日の様々なシーンに合わせて作れる便利な「ラクうま料理」レシピが満載です!』
LiLiCoさんのレシピ「ヘルシーラザニア」も掲載。
ルーローハンみたいに30分くらい煮込む料理もあるので決して短時間でできるものばかりではないのだけれど、思ったほど工程は多くない。
水きり不要、ヨーグルト1パックで作るベイクドヨーグルトケーキが簡単でいいな。

読了日:09月10日 著者:Tasty Japan
https://bookmeter.com/books/18864092

■胡桃ちのPresents モノズキ散歩、お茶して癒やし♡ (ぶんか社コミックス)
主婦のエイコが、衣類、文具、キッチン用品など、好みに任せて買い物にいそしむエッセイ風4コマ。
自分だったらコレ買うかなあと思いながら読んでいました。カレンダー9冊かあ。
日常使いの取っ手付きグラスを割ってしまって、ショップに行ったら品切れで、同シリーズのものを勧められたけれどサイズ感が違う。
私だったら買わないけど、買ってしまうのがすごいところ。

読了日:09月10日 著者:胡桃ちの
https://bookmeter.com/books/15959106

■図書館の殺人 (創元推理文庫)
図書館で見つかった死体はダイイングメッセージを残していた。
期末試験の最中での出来事だけど裏染は通常運転、千鶴対策も抜かりなし。
2年生には期末テストの総合順位上位3名に副賞を与えると公約した新聞部。
裏染の水族館チケットがこんなところで役に立つとは。
結局は禁止になっちゃったけど換金すれば結構な金額、裏染の目の色が変わるのも当然だ。
「鍵の国星」の内容を美世子は知る機会があったんだっけ?
図書館の外観の描写が旭図書館すぎてニヤニヤしてしまいました。

読了日:09月09日 著者:青崎 有吾
https://bookmeter.com/books/13067797

■添乗員狂騒曲 (角川文庫)
「旅は道連れ、世は情け。困ったお客と添乗員・岡崎大五の世界を巡る珍道中!」
女子大付属高校の中国への修学旅行を任されたときには「なんだかとても面倒くさい」だったのに、成田に戻ってから、修学旅行はしばらく頼まない代わりに別のツアーを紹介すると言われた途端に「そんなのないですよ……」は態度が変わり過ぎで面白かった。
ルクソールのテロのあとでのエジプトの治安は「行ってみなけりゃ分からない」はその通りと思う。
まだらボケの森さんはエジプトツアー楽しみにしてたんだろうな。

読了日:09月09日 著者:岡崎 大五
https://bookmeter.com/books/362096

■わいるどらいふっ! 2 身近な生きもの観察図鑑
日本の動植物を4コマまんがでゆるく紹介。
コロナ渦で外出する人間がいなくて、踏まれたいドMなオオバコにとってはがっかりする日々。
巣立ち直後の野鳥のヒナはまだうまく飛んだりできないから、間違って拾われて動物病院などに運ばれてしまうことがある。
ほとんどが助ける必要のない「誤認救護」なので、ぐっとこらえて見守ること。
沖縄って市街地で普通にコウモリ飛んでるのか、しかもデカいな。

読了日:09月08日 著者:一日一種
https://bookmeter.com/books/16900274

■おみたま通販便finale (バンブーコミックス)
ローズブーム到来の南さんが買ったダマスクローズの香りのローズリップクリーム。
商品が気になってあとで検索したら裁判沙汰になってたよ;
水筒とかトミカとか、自分の担当キャラのグッズを買う経験って声優さんならでは。
不思議な話も面白かったです。
いわくつきのスタジオでガヤを録音すると、この世の方でない方が参加してものすごい数のガヤが録れてしまい、やり直しになるっていうのがすごいなあ。
ポリスマンと付き合い始めたローズさんの今後も気になるけれど、これでファイナルなのが残念。

読了日:09月08日 著者:南央美 ももせたまみ
https://bookmeter.com/books/4096340

■キネマ探偵カレイドミステリー (メディアワークス文庫)
引き籠りの映画マニア嗄井戸と留年を回避したい奈緒崎の事件簿。
嗄井戸の姉の事件が凄惨すぎて、これじゃ外に出られなくなっても仕方ないなと思う一方で、高畑教授が大学に呼び戻したい気持ちも分かるのでした。
ビジネスライクな束と違って奈緒崎は単純に嗄井戸と友達になろうとしてる。

読了日:09月07日 著者:斜線堂 有紀
https://bookmeter.com/books/11498007

■シベリア夢幻―零下59度のツンドラを行く
極寒の冬のシベリアと白夜の夏のシベリア。
「極寒シベリアという世界は百まんべんの口述報告よりも写真一枚のほうが圧倒的につよい!ということをとことんまで思い知らされてしまった呆然モノカキ人の第一報告というふうに受けとってもらえると有難い」。
雪がない時期には、家の土台が動いて傾いてしまっているのが分かる。
それほど寒いところに住む人がいるんだもんなあ。

読了日:09月07日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/466956

■明治まるごと歴史図鑑 2
明治時代に生きた庶民の暮らしに目を向ける。
「風俗画法」という雑誌をはじめ、明治時代の出版物に掲載された絵や写真などをたくさん紹介する。
桜の名所、飛鳥山でのお花見の写真(明治33年)を見ると、大勢が詰めかけてお花見してる感じではなさそうなのだけれど、たまたまだったのか、そういうものだったのか。
江戸時代にはなかったあかりが普及して、ガス灯は大通りを、石油ランプは室内を照らした。
今の時代の街灯とは比べ物にならないほど暗いのだけれど、これも文明開化の恩恵。

読了日:09月06日 著者:深光 富士男
https://bookmeter.com/books/12547663

■感染症とワクチンについて専門家の父に聞いてみた
まんがで分かる感染症とワクチンの歴史。
150年前、日本に種痘を広めた楢林宗建曰く「予防医学は報われない」。
日本はワクチンの信頼度が世界最低レベル。
1992年の司法判決がきっかけで国もワクチンに消極的になってしまったけれど、ワクチンを打たないデメリットもあるのでよくよく検討すべし。
コロナについては「薬やワクチンが出来ても根治させるのは無理そうだしね」。

読了日:09月06日 著者:さーたり,中山 哲夫
https://bookmeter.com/books/16519303

■狩人の悪夢
ホラー作家・白布施の家の「眠ると必ず悪夢を見る部屋」に泊まったアリス。
その翌日、白布施のアシスタントが住んでいた家で右手首が切られた女性の死体が発見された。
白布施は火村の狩人としての腕前を知らなかったわけだけれど、追い詰められ狩られる獲物の立場にはなりたくない。
これからは、火村の悪夢の中で、アリスが梟のホウホウという鳴きまねをしてくれることでしょう。

読了日:09月05日 著者:有栖川 有栖
https://bookmeter.com/books/11284195

■60代、かろやかに暮らす (単行本)
「手放すことをためわらず、変化をおそれずに、風とおしのいい毎日を送りたい。人生の再スタートに寄り添う、大人のためのエッセイ」
ヲタ活を手放した代わりに、電車に乗って15分ほどのジムに入会してダンスフィットネスに励む。
終わらせることと始めることの見極めは、もう本当に自分次第なのだなと思う。
どうでもいいけど、表紙の笑顔が若干不気味。
読了日:09月05日 著者:岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/20777308

■毎日かあさん2 お入学編
小学校入学おめでとう息子くん。
なんだろう、男の子たちがおばかさんでいてくれると、ものすごくホッとする。
「息子のクラスのバーベキューパーティー」とかにちゃんと参加してるサイバラえらい。
同じクラスのおばかさん5人組の先輩ママの基本方針は、ひとさまに迷惑さえかけねば本人ケガやむなし。
たまに出てくる鴨ちゃんが、娘ちゃんにすっかり手のひらで転がされたり息子くんと一緒に江戸屋猫八になってみたりと、家族の時間を過ごしているのが泣ける。

読了日:09月04日 著者:西原 理恵子
https://bookmeter.com/books/570837

■世界のサラダ図鑑: 驚きの組み合わせが楽しいご当地レシピ304
世界各地のご当地サラダ。
もし私が大富豪になったならシェフを雇って片っ端から作ってもらう。どれもこれもおいしそう。
スイカと塩分強めのフェタチーズを使うギリシャのカルプーズィ・サラータは、日本人としては理屈が分かる。
ゆで卵をビーツの漬け汁で染めてるポーランドのやつ色がすごいw
材料が100種類を超えることもあるというグアテマラのおそらく世界最大のサラダは大迫力。
アメリカのインスタントプリンとホイップクリームを使ってる「こういうサラダを作らせたらアメリカ人の右に出るものはいない」誠にごもっとも。

読了日:09月04日 著者:佐藤 政人
https://bookmeter.com/books/18720345

■さいごの毛布 (角川文庫)
人付き合いが苦手な智美は老犬ホーム・ブランケットで働くことになった。
飼い主の事情で飼えなくなって、ブランケットに居る犬たち。
無責任な飼い主の都合で、と責めたくなりますが、預けることが最善と判断した飼い主のつらさは他人には分かりにくい。
智美が家族との関係改善に一歩踏み出せて良かった。

読了日:09月03日 著者:近藤 史恵
https://bookmeter.com/books/11205129

■NHK「100分de名著」ブックス 松尾芭蕉 おくのほそ道
「おくのほそ道」は単なる紀行文ではなく、虚実が入り交じる文学作品である。
松尾芭蕉は130年も続いた戦乱の時代ののちに誕生した新しい日本の最初の大詩人。
新しい日本の大詩人がすでに滅んだ古い日本の遺跡を訪ね、古い日本を弔う記念的な旅が「おくのほそ道」。
「古池や蛙飛こむ水のおと」が俳句界の重要な転換点だった。
「不易流行」「かるみ」がポイント。
読了日:09月03日 著者:長谷川 櫂
https://bookmeter.com/books/8489425

■科学がつくる21世紀のくらし〈5〉海洋開発―生活の資源をつくる
「未来の資源メタンハイドレートやマンガン団塊、海を利用した発電、魚をふやす海洋牧場、海洋深層水など、海を利用する研究を紹介」
日本でメタンハイドレートが発見されて次世代のエネルギーとして期待されているけれど、実用化にこぎつけられるかどうか。
輸送時間の短縮のために、貨物船が北極海を通るルートがあるんですね。
海賊もいないだろうし、日本とヨーロッパの輸送距離が半分になるなら良い。

読了日:09月02日 著者:
https://bookmeter.com/books/3428380

■るるぶ横浜 中華街 みなとみらい'24 (るるぶ情報版)
地元るるぶを買うのはこれで2度目。
暑すぎて出かけるのもおっくうだったんですが、そろそろ出かけてみようかなと。
個人的には、「中華まん食べ比べ」で北京飯店の五目にくまんが取り上げられていたのでもう満足です。これは本当にお気に入り。
みなとみらいのウェスティンホテルってあの場所の建物だったのか、全然注意を払ってなかった。
ホテル最上階のロビーラウンジのアフタヌーンティーなんて優雅だなあ。

読了日:09月02日 著者:
https://bookmeter.com/books/20981976

■あやかしトリオのごはんとお酒と珍道中 ~幻月夜のひと騒ぎ~ (マイナビ出版ファン文庫)
みんなで妖怪夏祭りを楽しんで、良い思い出になっただろうなあ。
バーベキューコンロを置ける「小さい庭」が羨ましい。
化けタヌキ左近の会社にいた化けキツネの右近が転職、朋代の会社にやってきて、これから朋代は大変そう。


読了日:09月01日 著者:桔梗楓
https://bookmeter.com/books/18644763

■リンボウ先生の閑雅なる休日
旅や暮らしや思い出。
イギリスで食べたグラヴラックス(北欧料理)がおいしそうだった。
生魚を食べないイメージがあるイギリスでグラヴラックスって大丈夫なのかと思ったら、スモークサーモンを使うのですね。
アイルランドの伝統の指輪、クラダーのデザインがうまく想像できなくて、あとで検索しました。

読了日:09月01日 著者:林 望
https://bookmeter.com/books/366581


▼読書メーター
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2023-08

2023-09-01 07:08:19 | 
2023年8月の読書メーター
読んだ本の数:62冊
読んだページ数:13390ページ
ナイス数:632ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2023/8
■あやかしトリオのごはんとお酒と珍道中 (マイナビ出版ファン文庫)
人間と神様と天狗が織り成すどたばたコメディ。
これスピンオフ作品なんですね、元になってる「河童の懸場帖」を読んでないけど、ノリの良い文章で面白かった。
朋代にお弁当を届けに来たハガミとアラヤマツミを想像したら、屋上がざわつくのも無理ないなあ。
カラスと蛇を飼ってると噂されるのと、男を飼ってると思われるのと、どっちがマシだろう。
ハガミのご飯食べたい。
幻月夜に続く。
読了日:08月31日 著者:桔梗楓
https://bookmeter.com/books/16232576

■日々是作文 (文春文庫)
あちこちに書いたエッセイをまとめたもの。
離婚したり直木賞を受賞した31歳から41歳のこと。
読み終わってから「まえがき」をもう一度読み直してみたら、なんだか山本さんの気持ちを追体験しているようでした。
有隣堂が日本で一番大きな書店だと思っていた、というのが分かるなあ。
伊勢佐木町の本店はやっぱり特別。
読了日:08月31日 著者:山本 文緒
https://bookmeter.com/books/574453

■マンガでわかる「日本絵画」のテーマ: 画題がわかれば美術展がもっともっと愉しくなる!
日本絵画のテーマ、画題について解説する。
図版サイズはどうしても小さくなっちゃうけど、フルカラーはありがたい。
浮世絵の時代にもうペーパークラフト(組上絵)があったんですね、葛飾北斎の天岩戸のやつなんて良く残っていたものです。
同じ琳派でも時代が違うから、俵屋宗達の風神雷神を90年後に見た尾形光琳が「すごい!模写する!」ってなって、光琳の風神雷神を100年後の酒井抱一が「すごい!模写する!」なのが、時を超えた伝言ゲームみたいで面白い。

読了日:08月30日 著者:
https://bookmeter.com/books/13370166

■免疫の働きUP! 4秒で1段昇り降り スローステップ運動
天候に左右されず屋内で出来るのがいいなと思って図書館で借りた本。
歩きすぎて膝を痛めてしまって、スクワットなんかはちょっと怖いけど、段差を上り下りすればいいだけなのでこれなら出来そう。
目安としては1日に30分。
10分×3回でもOK。
読了日:08月30日 著者:田中 宏暁
https://bookmeter.com/books/16172582

■カラット探偵事務所の事件簿3 (PHP文芸文庫)
カラット探偵事務所に舞い込む謎を解き明かす。
2巻を読んでからだいぶ時間がたっているのであれこれ思い出すのに苦労しました。
謎解き専門なのでわりと暇そうにしているけれど、時間がないから早くどうにかしてくれっていう緊急性のある依頼は「謎解き専門」らしいなあと思う。
謎を作って欲しいと頼まれる「遊園地に謎解きを」が面白かったです。

読了日:08月29日 著者:乾 くるみ
https://bookmeter.com/books/16714346

■すべて忘れてしまうから
忘れっぽいのに色々と覚えている矛盾をはらみつつテレビ制作現場の理不尽な世界で過ごす。
精神的に疲れてしまうと会社を休んで長崎とか石垣島とか出かけていて、行動することでリセットしたりしてるのかな。
印象的だった言葉は
「ネットで日々つぶやくことが大拡散される人は、エモーショナルじゃない。そんな自販機みたいに百二十円入れたらガチャンと自動的に出てくるような言葉は、エモくない」

読了日:08月29日 著者:燃え殻
https://bookmeter.com/books/16208638

■腐女子交流記 ~アラサー×JK~ (1) (角川コミックス・エース)
SNSで知り合ったアラサーのオタ子とJKフジョ美の腐女子あるある日常。
オタ子とフジョ美の母親同士も同じジャンルのオタクで意気投合、ご近所付き合いが捗りそう。
「交換・譲渡・売買で上乗せ料金請求する人や人気キャラ一つに対して二つ要求してくる人が転売ヤーとどう違うのかわかりません」
「一緒だと思うわよ」
2巻に続く。
読了日:08月28日 著者:しののめしの
https://bookmeter.com/books/12953948

■腐女子交流記 ~アラサー×JK~ (2) (角川コミックス・エース)
昔の地雷の坩堝みたいなアンソロジーで育ってきた性癖全方位開花アルティメット腐女子の雑子でも、キャラが相槌で「はいはい」言うのは地雷。
「なんか…作者さん自体そういう躾がちゃんとされてないんだろうなって思ってしまって…他の粗まで見えてくるところ…」
そんなことまで考察を。
人生いろいろオタクもいろいろ、みんな楽しいオタクライフを。

読了日:08月28日 著者:しののめしの
https://bookmeter.com/books/13212854

■そして扉が閉ざされた 新装版 (講談社文庫)
別荘で事故死した娘の死の真相を知るために、彼女の母親は、遊び相手だった男女4人を地下の核シェルターに閉じ込めた。
4人は脱出するために事件当日の出来事を振り返る。
そもそも犯人が、自分が犯人だと自覚していなかったけれども、母親としてはどうして娘が死んだのかが分かって満足したのかな。
正志が不憫すぎて可哀そうだった。

読了日:08月27日 著者:岡嶋 二人
https://bookmeter.com/books/17280116

■ナンシー関の名言・予言
ナンシー関が遺した名言、警句、予言を多数収録。
ナンシー関ほどテレビという文化を愛したひとはいないと思っています。
時事ネタには解説文が併記されているけれど、解説文そのものがさらに時事ネタで、これって解説として成り立っているんだろうか。

読了日:08月27日 著者:ナンシー 関
https://bookmeter.com/books/5938345

■天使が住みたい冷蔵庫・悪魔が住んじゃう冷蔵庫
「冷蔵庫を整理するだけで、すべてが上手く回り出す」
冷蔵庫の整理術。
最初から文章にラインマーカーがひいてあるので、まずそこを重点的に読んで、足りなければ全体を読むのがいいかもしれない。
冷蔵庫に限らず見える化って大事だ。

読了日:08月26日 著者:番場 智子
https://bookmeter.com/books/13111267

■うちの子はADHD 反抗期で超たいへん! (こころライブラリー)
反抗期を迎えたADHDのリュウ太くん。
程度の差はあるにせよ、反抗期の子供ってだいたいこんな感じかも。リュウ太くん本人もなんで自分がこんなにイライラしてるのかきっと分からないんだろうな。
本人に告知するタイミングとか、クラスでうまくやっていくにはどうしたらいいかとか、親が親として向き合う事はとても多い。
真夜中に大きな音を出しちゃいけないのは「迷惑だから」は漠然としていて分かりにくいので、具体例を挙げて説明する。
父親がほとんど登場してないのが気になるなあ。
読了日:08月26日 著者:かなしろにゃんこ。
https://bookmeter.com/books/12349092

■クジラの彼 (角川文庫)
自衛隊員×ラブストーリー。6作品収録。
少女漫画みたいに軽やかに読ませるのに背後の組織力を想像させる強さもあるし、徹底的にエンタメしてる。
「脱柵エレジー」
そうだよなあ、付き合ってる彼女に寂しいから会いに来てなんて言われたら飛び出していきたくなるものだよなあ。でも本当はその時点でもう終わっている。
「距離にも時間にも負けない自信がある」のセリフに共犯者めいたものを感じて、こっちのふたりはここから始まる。

読了日:08月25日 著者:有川 浩
https://bookmeter.com/books/593277

■くさいはうまい (角川ソフィア文庫)
発酵食品への抑えきれない好奇心が炸裂。
旅行者が異国の食べ物を珍しがるのは当然だとしても、わざわざ臭いものを選んで食べてるひとはそうそういないと思う。
好きで食べているのに美味しくないものは美味しくないと言ってるのが正直。
世界で一番硬い食べ物が鰹節だとか、ナタデココが発酵食品とは知らなかった。

読了日:08月25日 著者:小泉 武夫
https://bookmeter.com/books/15787410

■大人のアクティビティ! - 日本でできる28の夢のような体験 -
日本国内で体験できる28のアクティビティを紹介する。予約サイトにアクセスできるQRコード付き。
犬ぞりって北海道のイメージなのだけれど、本州では群馬で出来るんですね、面白そう。
新潟・清津峡の芸術トンネルも気になります。トイレが大きすぎて落ち着かないかも。

読了日:08月24日 著者:小林 希
https://bookmeter.com/books/13952964

■あしたの、のぞみ
「今日をちょっとラクに、明日をちょっと楽しみにする」のぞみが始めた日常のメンテナンス。
ごみの仕分けが細かくて、ごみ捨てが面倒になったりするの分かるなあ。自治体によってごみの分け方も違ってくるしね。
ヘッドスパ、タイ古式マッサージ、タロット占いが駆け込み寺。
そういうところがあると良いですよね。
読了日:08月24日 著者:森下 えみこ
https://bookmeter.com/books/13701859

■読心刑事・神尾瑠美 (双葉文庫)
アンソロジーで読んで面白かったので図書館で借りました。
神尾瑠美刑事はテレパス能力者。
人の心が読めるので犯人は分かるけれど、逮捕するためには犯人だと証明しなくちゃいけない。
若い女性の連続失踪事件の犯人を追跡した神尾が捕まってしまった「読心刑事絶体絶命」が良かったです。
刑事と泥棒のデブ専コンビの息がぴったり。
読了日:08月23日 著者:藤崎 翔
https://bookmeter.com/books/16569552

■フィンランドは今日も平常運転 (だいわ文庫)
フィンランド人と結婚し、夫・ふたりの子供と暮らすヘルシンキでの日々。
あとがきでの、コロナやウクライナのことがあってもよくも悪くもフィンランド人って変わらない、と書いてるのが分かる気がしました。
個々の内面が落ち着いているかどうかは別問題にしても、平常運転でいられるのはすごいと思う。
フィンランド人はサウナでととのったりしないと断言してるのが面白かった。
そりゃあ酔っ払いなら雪や湖に飛び込んだりするよなあ。
サンダルで靴下を履くのは意外と合理的かも。
読了日:08月23日 著者:芹澤 桂
https://bookmeter.com/books/19841231

■ねこ禅 人生がふニャっとなごむ50の教え
ねこから学ぶ禅のことば。
猫の写真が可愛いので、和んだ気持ちで禅語を読めるのが良かったです。
それにしても、こういう写真を撮れるひとたちってすごいなあ。

読了日:08月22日 著者:
https://bookmeter.com/books/11116072

■パリ在住の料理人が教える魔法のクイックタルト
「混ぜる」「広げる」「焼く」だけで出来る時短のタルト生地。
セルクルか底の取れる型にスプーンで生地を敷き詰めて焼くので、お菓子作りに慣れてないひとが初めて挑戦しても簡単に作れるようなレシピなのが嬉しい。
市販のビスケットを使うならオーブンもいらないのでもっと手軽。

読了日:08月22日 著者:えもじょわ
https://bookmeter.com/books/19200972

■アンデッドガール・マーダーファルス 4 (講談社タイガ)
短編集。5作品収録。
鳥籠使いの3人のそれぞれの過去と、欧州へと渡る前日譚、アニーが3人に出会った事件。
その時代とうまくリンクしているので意外な登場人物との邂逅も楽しめました。
「言の葉一匙、雪に添え」
静句の立ち位置がずっと謎だったので、生い立ちが分かって納得。
「人魚裁判」
おぉルールタビーユだ。
どうしても人魚を犯人に仕立て上げたかった犯人の思惑。
裁判がちゃんと裁判として成立して、アニーが3人を追いかけたくなる気持ちが分かる。

読了日:08月21日 著者:青崎 有吾
https://bookmeter.com/books/21344304

■本棚には裏がある
「仕事、暮らし、家族、女の人生......表があれば、裏もある。本書は、本の世界から平成・令和の世相を鋭く読み解く読書エッセイです」
酒井さんの文章ってなんだかしみじみと読んでしまう。
本の紹介をしつつも、その時代の背景を浮き上がらせているので素通りできない。
どの本も面白そうでした。
巻末かどこかに取り上げた本のリストが掲載されてたら良かったのにと思うのは欲張りでしょうか。

読了日:08月21日 著者:酒井 順子
https://bookmeter.com/books/21348259

■ダンナは海上保安官 転勤ぐらし7年め!
「東日本大震災、妊娠&出産、転勤に次ぐ転勤…海保妻の明日はどっちだ!?漫画家ヨメが、海上保安官の仕事&日常のリアルを描いた大人気コミックエッセイ」
単行本が出て以来、じわじわと身バレしていく夫。
まあ同僚なら心当たりあるし、奥さんが地元新聞の取材を受けたらそりゃあバレる。
震災で津波が来たときに沖に逃げられなかった巡視船の話が怖かった。
大きい船は乗組員が全員揃わないと出港できないんだそうで、ただ津波が来るのを待つしかないなんて、私だったらパニック。

読了日:08月20日 著者:林 まつり
https://bookmeter.com/books/9866354

■Tasty Japan #バズりスイーツBEST50: Tasty Japan Cook Bookシリーズ
米国発のソーシャルフード・ネットワークの日本語版「Tasty Japan」のスイーツレシピ集。
見た目から想像するよりも作業手順は少ないかも。
底が抜ける型とかミキサーを持っていてお菓子作りに慣れてるひとなら問題なく作れると思います。
練乳とココアパウダーだけで作る石畳チョコは、チョコ使ってないのに生チョコ風の仕上がり。材料さえあればすぐに出来そう。
表紙は2層仕立てのいちごチーズケーキ。
読了日:08月20日 著者:Tasty Japan
https://bookmeter.com/books/16600517

■鎌倉ごちそう迷路 (スターツ出版文庫)
デザイン会社を半ばリストラ状態で退職した竹林潤香は、ひとり暮らしをする鎌倉で謎の料理人・鎌田倉頼と出会う。
なんというか、ふわっとした話だったなあ。
自分がやりたいことはなんなのか、分からないまま社会人になってる人は多いと思う。
けれど、やりたいことが見つかったとして、それで生活できるかどうかは話が別。
元祖鎌倉さんのようになるには、まず自分自身の面倒を見られるようにならないと。

読了日:08月19日 著者:五嶋りっか
https://bookmeter.com/books/12136090

■ヌー道 nude じゅんとなめ子のハダカ芸術入門
「芸術新潮」に不定期掲載された「ハダカ談義」の単行本。
国立西洋美術館にハダカを見に行ったはずなのに、生首ざんまいだったのがおかしかった。
フェルメール(に帰属)の絵画「聖プラクセディス」のどこが生首なのか良く分からなくて、あとで検索しました。たしかに生首。
良く分からないといえばロダンの像「私は美しい」持ち上げられてるひとはどういう恰好になってるんだろう。
開拓使顧問の米国人の依頼で作られた生人形が、出来が良すぎて怖い。

読了日:08月19日 著者:みうら じゅん,辛酸 なめ子
https://bookmeter.com/books/19068552

■ぼくのおべんとう
「わたしのおべんとう」と合わせて読むのが楽しい絵本。
全部おいしく食べました。
ごちそうさまー。
読了日:08月18日 著者:スギヤマ カナヨ
https://bookmeter.com/books/463010

■わたしのおべんとう
「ぼく」はご飯だったけど「わたし」はサンドイッチ。
デザートのいちごもあるよ、ごちそうさまー。
読了日:08月18日 著者:スギヤマ カナヨ
https://bookmeter.com/books/520670

■京都九条のあやかし探偵 ~花子さんと見習い陰陽師の日常事件簿~ (一二三文庫)
陰陽師の血を引く高校生・新城孝春は、旧校舎のトイレで出会ったあやかしの花子さんの手を借りて、不思議な事件を解決する。
中身は表紙の印象とはだいぶ違うけれど、まあ仕方ない。
孝春が花子さんの正体に迫る話はさすがに京都という感じ。
子供を理不尽な何かから守るために、きっと花子さんはトイレに戻ってくる。

読了日:08月17日 著者:志木謙介
https://bookmeter.com/books/13485308

■声優に死す 後悔しない声優の目指し方
声優・関智一が志望者・後輩に伝える声優論。
どんな業界でも淘汰されるものだと思うけど、声優業界は生き残っていくのが厳しい世界ですね。
真剣にやっていても実らないことだってある。
関さんがゲス声優って呼ばれてるの知らなかった。
読了日:08月17日 著者:関 智一
https://bookmeter.com/books/11576325

■半熟ファミリア 腹ペコ兄妹の熟成レシピ (ぶんか社コミックス)
母親の育児放棄で施設に預けられていた小学二年生の楓子は、叔母で小説家のあかりに引き取られ、異父兄の朔太郎とともに3人で暮らし始める。
独身のあかりは28歳にして小学生と中学生のふたりの子供の養育を引き受けて、ちゃんとご飯を食べさせる大人の覚悟があるから、でこちゃんの「この家はたのしくておいしくてしあわせ!!」のセリフが心底身に染みる。
食事は本当に大事です。
巻末での虐待されてる話がつらかったから、でこちゃんがずっと笑顔でいられますようにと願わずにいられない。
2巻に続く。
読了日:08月16日 著者:羽鳥まりえ
https://bookmeter.com/books/13971163

■半熟ファミリア 腹ペコ兄妹の熟成レシピ(2) (ぶんか社コミックス)
子供たちがいないあいだに、いとこの西園寺が持ってきたイカで作った塩辛をつまみに日本酒で乾杯。
「朔太郎と楓子早く帰ってこないかなーっ」と言えるあかりだけど、この家に姉がいたときの荒れた空気をまだ忘れられない。
だからあかりにとっても朔太郎とでこちゃんは新しい風。
親子じゃないけど家族の食卓、でこちゃんが作ったカレーは本当においしかっただろうな。

読了日:08月16日 著者:羽鳥まりえ
https://bookmeter.com/books/16165242

■勘違い 渡良瀬探偵事務所・十五代目の活躍 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
葬式のため実家に戻った八尋竜一は、見知らぬ少女・久遠から「おじさんの思い出を聞かせてください」とせがまれた。
江戸時代から続く探偵事務所の十五代目・渡良瀬と、転校生の北川、そして八尋が遭遇した事件を語って聞かせる。
確かに勘違いだし、渡良瀬の活躍もあったけれど、なんだろうこのやりきれなさ。
八尋が仲間外れ状態にされたことの意味をちゃんと汲み取れたのならまだ救いがある。
最後の久遠の言動が気持ち悪い。

読了日:08月15日 著者:猫森 夏希
https://bookmeter.com/books/14017732

■高山なおみのはなべろ読書記 (ダ・ヴィンチBOOKS)
「料理家高山なおみが、鼻とベロで味わった本の話と、そこから生まれた料理の物語。全24話レシピつき!」
堀江敏幸「なずな」トーストにマーガリンを塗ってグラニュー糖をふりかけるだけのグラニュー糖トーストは、子育ての中のわずかな隙をねらって作る、間に合わせの食事。
凝った料理じゃないからこその説得力がある。
図書館で借りた本をお風呂で読むのはやめたほうがいいんじゃないかな。

読了日:08月15日 著者:高山 なおみ
https://bookmeter.com/books/8317187

■#うさまみれ (マガジンハウスムック)
SNSで有名なうさぎたち。
うさぎってハーネスつけて散歩に行けるものなんですね、知らなんだ。
バッグの中にすっぽり入ってバイクで一緒に移動するムーさんすごいな。
初めて会う子供におとなしく撫でられていて偉い。

読了日:08月14日 著者:
https://bookmeter.com/books/11710736

■胡桃ちのPresents モノズキ散歩、お茶してうまし♥ (ぶんか社コミックス)
主婦漫画家A子のお買い物まんが。
私は買い物するのが苦手なんです。
それなので、エジソンの発明した電球のレプリカを「全種類ください」なんて一度言ってみたい。すごい。
買い物してるうちにどんどん荷物が多くなって持って帰るのが大変、っていうのは、お買い物好きあるあるなのかも。
紙でできた指輪が存在感あってカッコよかった。

読了日:08月14日 著者:胡桃ちの
https://bookmeter.com/books/13140632

■SLやまぐち号殺人事件 (十津川警部シリーズ)
西村京太郎の絶筆、十津川警部最後の事件。
SLやまぐち号が山口駅から仁保駅へと走っていたわずかな時間のあいだに、最後尾の5号車が乗客32人もろとも消えた。
乗客の警備会社社長の会社から何者かに2億円が支払われたことから事件解決かと思われたが、乗客の一人が遺体で発見された。
引込線を作れたとして、線路のメンテナンス作業員にバレなかったのかとかツッコミどころは多いのですが、コロナ渦と奇兵隊にからめて国の在り方を問いたかったんだろうなと思いました。
廃線になった浜京線ってフィクションだったのか。
読了日:08月13日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/19989996

■ひとりを楽しむ暮らし (中経の文庫)
大人の女性としての覚悟や振る舞い。
社員研修を依頼されたときには「私は必ず、オンとオフを分けることが大切であることを訴えます」。
会社に私語は無用。会社は仲よしクラブではありません。
私的なことを聞きだそうとしてくるひとに辟易したことがあるのでその通りと思う。
仲間を募ってハウスシェアを考えているそうですが、何物にも依存しない生き方ができることが条件、なんとなく矛盾してるような?

読了日:08月13日 著者:森 荷葉
https://bookmeter.com/books/353794

■作って発見! 西洋の美術
名画をお手本にして楽しく工作しながら美術を鑑賞する感性を養う。
ロココはひとことで言えば「お姫様の世界」。
リボンやビーズでデコったものはロココになるのですね。
一番それらしくて面白そうだったのはピカソなお面。
自分の頭くらいに膨らませた風船に紙を貼り付けてお面の土台を作った後、目鼻口耳のパーツを置いたり色を塗ったりして仕上げる。

読了日:08月12日 著者:音ゆみ子
https://bookmeter.com/books/20073996

■わいるどらいふっ! 身近な生きもの観察図鑑
日本の動植物をゆるく紹介した4コマまんが。
絵が可愛いのでなごんでしまいますが、野生の厳しさもちゃんと描いてる。
ヘビ目ナミヘビ科ヒバカリの名前が「噛まれるとその日ばかりの命」という意味。
けれど毒がなくて基本的におとなしい蛇なので飼育するひとも多い。
コラムも楽しく読めました。
モズのはやにえ、知らないと結構怖いな。
読了日:08月12日 著者:一日一種
https://bookmeter.com/books/13989056

■ドキュメント 道迷い遭難 (ヤマケイ文庫)
山の中で道に迷って遭難し、生還したひとたちへのインタビュー。
生きるか死ぬかは本当に紙一重なのだと思いました。
おかしいと思ったら引き返せ。
道に迷ったら沢を下るな。
これが鉄則。
赤いリボンやテープは登山ルートを示すものと思われがちだが、猟師や林業関係者がなんらかの目印として残す場合もあるので過信は禁物。

読了日:08月11日 著者:羽根田 治
https://bookmeter.com/books/9800095

■妄想国語辞典
『世の中にないけれど、これから生まれてくるかもしれない日本語の辞典。フリーペーパーで連載中の「22世紀の言葉」から、えりすぐりのコトバを集めました』
例文はイマイチだったけど、言葉のチョイスが面白かった。
アパレル店員のいらっしゃいませ:クセが強いこと。
行けたら行きます:絶対に果たされない約束。
休日出勤の服:真価が問われる瞬間。
ここだけの話:みんな知ってること。
何歳に見えます?:面倒くさいこと。
わかるわかるわかる:何ひとつわかっていない様。

読了日:08月11日 著者:野澤 幸司
https://bookmeter.com/books/13638794

■逢う日、花咲く。 (メディアワークス文庫)
心臓移植を受けた少年と、心臓の持ち主だった少女。
本来なら交わらないふたりが夢で繋がる。
葵花の心臓に救われたホズミが、葵花の窮地を救えば自分は生きられないと分かっているものの、それでも行動を起こさずにいられない。
その気持ちが結末に結びついてとりあえずはハッピーエンドで良かった。
それにしても星野先生が酷い。
読了日:08月10日 著者:青海野 灰
https://bookmeter.com/books/13920526

■私日記(11) いいも悪いも、すべて自分のせい (私日記 11)
2017年12月1日~2019年5月31日。
体のだるさや体力の衰えを感じつつも「別に病気ではない正常な老化のせいだと思うが」と受け入れている。
ずっとハードに働いていたのだし、夫の三浦さんも亡くなって、休めるときには休んだ方がいいと思う。
「老人が自分の体に関して節制するのは、長生きするためではなく、長く病まないためなのだが、世間は必ずしもそれをわかっていない」
なるほどそういうものなのか。
読了日:08月10日 著者:曽野 綾子
https://bookmeter.com/books/15082223

■珍奇植物 ビザールプランツ完全図鑑 (COSMIC MOOK)
珍奇植物=ビザールプランツのガイドブック。
見た目が個性で魅力的。
ちゃんと世話ができるのなら楽しそう。
ハエトリソウを枯らしてしまったことがあって、できればまた育ててみたいなあ。

読了日:08月09日 著者:
https://bookmeter.com/books/15922078

■おみたま通販便 2 (バンブー・コミックス)
オレンジ色が大好きな南さんが海外通販でオレンジ色の日傘を買ったら、ビーチパラソルみたいな大きさだったっていうのが笑ってしまった。
南さんは小柄だから余計にそう見えたのかも。
霊感があるということで、ラジオ番組の公開録音で客席にちらほらお客さんじゃないお客さんがいたりとか、不思議な話も良かったです。

読了日:08月09日 著者:南 央美,ももせ たまみ
https://bookmeter.com/books/165645

■鍵の掛かった男 (幻冬舎文庫)
中之島の銀星ホテルを定宿にする作家・影浦浪子から、ホテルで死んだ梨田稔は自殺のはずがないから調べてくれと依頼されたアリスと火村。
火村は入試試験のために動けず、まずはアリスが単独で調査することになった。
謎の多い梨田の人生を丁寧に追いかけているので、火村の真相解明の部分が納得しやすい。
鞭打ち教徒の探偵のところで思わずニヤニヤしてしまい、アリスと一緒に火村から「真面目に話しているのに何をにやついているんだ?」と言われた気分になりました。

読了日:08月08日 著者:有栖川 有栖
https://bookmeter.com/books/12343020

■丼めしの丸かじり (丸かじりシリーズ 46)
丸かじりシリーズ第46弾。
豆腐バーとか、このシリーズで面白い商品を知ることも多いので、楽しみにしながら読んでます。
ついに虎屋の羊羹(夜の梅)丸かじり。
なんせ虎屋の羊羹だもんな、勇気がなくてなかなかできないよなあ、すごいなあと思っていると、その次のページがかまぼこ丸かじり。
この落差がもう。
五目おこわの具を片っ端から取り除いたり、そういうことするのも東海林さんらしいと思う。

読了日:08月08日 著者:東海林 さだお
https://bookmeter.com/books/21379171

■明治まるごと歴史図鑑 1
明治新政府が推し進めた文明開化。人々や町の様子はどうだったのか。
「風俗画法」という雑誌をはじめ、明治時代の出版物に掲載された絵や写真などをたくさん紹介する。
ザンギリ頭をたたいてみれば文明開化の音がする、なんて言葉を聞いたことがありますが、まさか歌舞伎役者までザンギリ頭でお芝居をしていたとは。
明治5年に日本初の鉄道が新橋─横浜間で開業、これは蒸気機関車で、電車は明治28年に京都で営業開始。
東京での営業開始は明治36年、鉄道馬車のレールをそのまま利用した。

読了日:08月07日 著者:深光 富士男
https://bookmeter.com/books/12547662

■米粉があれば! パンもおかずもおやつも極上
米粉でつくるパンやおかずなどのレシピ全100品。
市販の米粉をさらさら系・もったり系に分けて、それぞれにあったレシピを掲載。
さらさら系またはもったり系の米粉どちらか一方しかないときの使い方も紹介しているので失敗しにくいと思いました。
(ミズホノチカラは代替不可)
オムレツを作るとき、卵に米粉を入れるとトロトロなのに形が崩れにくい仕上がりになるとか、それほど手間じゃないので良さそう。

読了日:08月07日 著者:沼津りえ
https://bookmeter.com/books/20728903

■決定版 鬼平犯科帳 (1) (文春文庫)
火付盗賊改方の長官、鬼の平蔵こと長谷川平蔵。
登場人物が入れ代わり立ち代わり物語を紡いでゆく。
盗賊たちには容赦しないが、盗賊の子供・お順を引き取って育てる人情も見せる。
「啞の十蔵」
野槌の弥平たちが押し入った薬種問屋の長崎屋。ついうっかりと、あそこは兄さんたちが強い妖怪だから大丈夫だと思ってしまった。
「本所・桜屋敷」
桜屋敷を眺める岸井左馬之助、なにを思うか。
読了日:08月06日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/11239975

■50代ひとり暮らし 小さく、気持ちよく (岸本葉子フォトブック Vol. 5)
小さくても気持ち良い暮らし方。
住んでいる家のフルリフォームをするために引っ越したときのことも出てきます。
1階に住んでる岸本さんが5階の部屋に住んでみて「雨が地面を打つ音がしないので、外へ出てはじめて気づき、傘を取りに戻ることがあるけれど~」とか、今までとは違うことも楽しんでいたのですね。
私も包丁をステンレス製にしてストレスが減りました。

読了日:08月06日 著者:岸本葉子
https://bookmeter.com/books/19362195

■毎日かあさん カニ母編
鴨ちゃんと結婚して子供が生まれて離婚して、サイバラかあさんの毎日。
分類するならこれは育児まんがなのかもしれないのだけれど、それほどの気負いを感じなくて、家族の日常っていいねと思いながら読んでいます。
息子くんの行動がもう男の子だなあと笑えるし、娘ちゃんの上手さは末恐ろしいほどで楽しみ。
鴨ちゃんとふたりでドッグフードを食べてるところで、そうか意外とおいしいのかもと納得しそうになった。

読了日:08月05日 著者:西原 理恵子
https://bookmeter.com/books/572455

■ひざ痛がウソのように消える! 1日40秒×2 ひざのお皿エクササイズ
ひざのお皿を浮かせるだけ、簡単セルフケアの方法。
歩きすぎたせいでひざが痛くなってしまって、困っていたので買った本。
痛くないときでも気が付いたときにやればいいので習慣化しやすかった。

読了日:08月05日 著者:高林 孝光
https://bookmeter.com/books/18955536

■水晶玉は嘘をつく? (創元推理文庫)
ジプシーの水晶占いに動揺したフレーヴィアはろうそくを倒してしまいテントが炎上。
バックショー荘の近くの林に泊まった占い師は何者かに襲撃された。
フェネラの孫ポーセリンとの友情が微笑ましい。友達になれても何もかもが自分の思う通りにはいかないものです。
ハリエットと娘たちの絵を実験室のマントルピースに飾ることにしたのだから、ハヴィランド父さんは財政難をどうにかしないと。
ところでプラチナを溶かしたその王水をどうやって処理するつもりなのか、とっても気になっています。

読了日:08月04日 著者:アラン・ブラッドリー
https://bookmeter.com/books/4328018

■本人に訊く 弐 おまたせ激突篇 (集英社文庫)
目黒さんが椎名さんと対話しながら作品が書かれたときのことを明らかにしていくので、椎名さんいわく「取り調べシリーズ」。
昔のことだし、これだけたくさん書いていれば椎名さん本人が覚えていなくてもまあ仕方ないかな。
「ただのナマズと思うなよ」で、いつもとちょっと様子が違う目黒さんに「どうした目黒。今日はおかしいぞ」と言う椎名さんが印象的。
その目黒さんが亡くなって、この続きってどうなるんだろう。

読了日:08月04日 著者:椎名 誠,目黒 考二
https://bookmeter.com/books/15013967

■風ヶ丘五十円玉祭りの謎 (創元推理文庫)
連作短編集。
「もう一食選べる丼」はアンソロジーか何かで既読。
「その花瓶にご注意を」
鏡華は何人の女子生徒をたぶらかしているんだろう。
そして、仙頭警部が自分の娘と裏染の妹が友達だと知る日は来るのか。
おまけのサウナの話で、鏡華が自分の父を駄目人間と言った理由が分かる。
裏染と父、さては同族嫌悪だな?
読了日:08月03日 著者:青崎 有吾
https://bookmeter.com/books/11972469

■本人に訊く 壱 よろしく懐旧篇 (集英社文庫)
椎名誠全著作検証シリーズ第1弾。
対談形式で、目黒さんが椎名さんに作品を書いた当時のことを聞く。
これは良かったアレはいまいち、聞き手の目黒さんが自分の感想を交えながら、椎名さんと記憶のすり合わせをしていて面白かった。
高校3年生で番長だった椎名さんがなぜ学校新聞に小説を書いたのかが謎。
その小説「白い手」が掲載されていて、初めて書いたにしては上出来なのでは。
2に続く。
読了日:08月03日 著者:椎名 誠,目黒 考二
https://bookmeter.com/books/14204890

■科学がつくる21世紀のくらし〈4〉新エネルギー―安全なエネルギーをつくる
環境にやさしいエネルギーの未来を学ぶ。
自然のエネルギーを電気にするのは「自然界に広くうすくあるために、大量のエネルギーをえることはできませんが、地域のエネルギー源として期待されています」。
太陽光発電については中国がほぼ独占状態と聞いたことがあって、ウイグルの強制労働のこともあるし、重要なインフラを他国に任せっきりになるのはちょっと怖いな。

読了日:08月02日 著者:
https://bookmeter.com/books/2604150

■ティードリンクの発想と組み立て: ベースとなる茶葉、具材、シロップ、トッピングの組み合わせから、淹れ方、演出法まで
「オリジナルティードリンクを作るためのコツとヒントを紹介。ドリンク・レシピは115品収録」
ティードリンクとは、お茶にいろいろな食材を合わせた新しいスタイルのドリンク。
タピオカミルクティーや抹茶ミルクもティードリンクの一種。
ティードリンクの構成パーツはおもに4つ。
ベースとなるお茶。フルーツ、牛乳などの割材。甘みや色をつけるソース・シロップ。アクセントとなるトッピング。
あまりお酒を飲まないんですが、茉莉花×梅酒の「ジャスミン梅酒」おいしそう。

読了日:08月02日 著者:片倉 康博,田中 美奈子
https://bookmeter.com/books/15961672

■ここはボツコニアン 5 FINAL ためらいの迷宮
「あなたにとって、もっとも思い出深いラスボス戦を教えてください」うーん、moonかMOTHER2かなあ。
孫策が新魔王に就任して郭嘉が補佐役、いままでにピノピが立ち寄った場所では新しいことが起きていて、ピノピの伝説の長靴の戦士としての役割りは最終的に果たせてる気がする。
それにしてもトリセツのポンコツ具合は最後までブレなかった、ある意味あっぱれ。

読了日:08月01日 著者:宮部 みゆき
https://bookmeter.com/books/9807398

■添乗員騒動記 (角川文庫)
海外旅行専門の添乗員・岡崎大五と団体客たち。
添乗員を派遣する事務所に登録、必要に応じて色々な会社を渡り歩くフリーランスの添乗員を、業界用語でプロテンと呼ぶ。
フリーランスなら融通が利くものだと思っていたけれど、事務所が仕事を見つけてきたらどんなところにも行かなくちゃならない。
旅行先での折衝よりも客のあしらいのほうが大変かも。
南米ツアーの長山女史が飛行機の規則を無視して殺虫剤と酸素を持ち込もうとするのを阻止したり、やれやれって感じですね。

読了日:08月01日 著者:岡崎 大五
https://bookmeter.com/books/32742


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2023-07

2023-08-01 06:44:02 | 
2023年7月の読書メーター
読んだ本の数:64冊
読んだページ数:13940ページ
ナイス数:640ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2023/7
■新装版 七回死んだ男 (講談社文庫)
同じ1日を9回繰り返す「反復落とし穴」に嵌まる特異体質を持つ高校生の久太郎は、何者かに殺害された祖父を救うために手を尽くす。
久太郎が二日酔いに苦しむ描写がこんなところに活かされてくるなんて、設定の細かさを楽しめました。
友理は、久太郎が高校生でも諦めないでいてくれるはず。良き理解者を得られて良かった。
次の新年会も波乱の予感。

読了日:07月31日 著者:西澤 保彦
https://bookmeter.com/books/12222031

■封印された日本の秘境
登山や潜水などの特別な装備やスキルを必要とせず、誰でも気軽に行くことができる。それなのに、人がいない。そんな場所こそが本当の秘境。
「本書では、全国各地に存在するおびただしい数の秘境から、私の独断で本当の秘境だと思う場所を11箇所選定し、訪問している」
青木ヶ原樹海、軍艦島、恐山、耶馬渓あたりは、私でも知っているような有名なところ。でも人がいないから秘境。
樹海での、いつのまにか車の横に置かれた靴が怖い。誰がそんなことをした。
表紙は京都大学が管理している芦生の森。こんなに広い原生林があるんですね。

読了日:07月31日 著者:鹿取 茂雄
https://bookmeter.com/books/9716348

■マンガでわかる落語: 古典落語のあらすじ、寄席の楽しみ方が一目瞭然!
落語初心者でも楽しめる古典落語の指南書。
ある程度の予備知識があったほうが噺に入り込みやすいかも。
大金を拾った勝五郎にそれは夢だと言った女房「芝浜」や、覚える自信がない「寿限無」など、有名な演目でも解説を合わせて読むと、噺の醍醐味がどこにあるのか分かって良かったです。

読了日:07月30日 著者:春風亭 昇吉
https://bookmeter.com/books/15014901

■おみたま通販便 (バンブー・コミックス)
声優・南央美の通販ライフ。
文章にちょっとクセがあって意味が分からんときもあったりしますが、なんせ、ももせたまみの絵が可愛いのでつい読んでしまう。
私はそういう買い物しないのですごいなと思ったのが、巳年なのでへびグッズを買うっていうこと。
毎年そうしてるみたいなので、縁起物って意味合いもあったりするんだろうか。
アロマ通信講座のスクーリングで知り合ったマッチョなローズさんの女子力の高さよ。

読了日:07月30日 著者:南 央美,ももせ たまみ
https://bookmeter.com/books/16097

■刑事の灯 (双葉文庫)
警察小説アンソロジー。
藤崎翔「読心刑事・神尾瑠美」目当てに図書館で借りた本。
ひとの心が読める美人刑事をサポートするための編成っていうのが面白かった。
吉川英梨「ファーストレディの黒子」
これシリーズものなんですね。
テロを阻止するためには手段を選ばない「十三階」と呼ばれる工作員集団。
首相夫人が官房副長官と密会中に腹上死。これをテロに偽装する手筈だったが予想外の展開に。


読了日:07月29日 著者:麻見 和史,沢村 鐵,藤崎 翔,吉川 英梨
https://bookmeter.com/books/15412091

■下町呑んだくれグルメ道 (河出文庫)
下町B級グルメエッセイ。
愛用のキティちゃん柄のパジャマでめざしを食べようとする独り暮らしおじさんの中村主水ごっこ。
「人生満ち足りてる時にやった方がいい」。
それはそれで面白そうとも思うけれど。
巻末の、落語家・柳家喬太郎との対談で、崎陽軒のシウマイ弁当で意気投合して生姜焼きでは相反。ひとの好みってそんなもんだ。

読了日:07月29日 著者:畠山 健二
https://bookmeter.com/books/11070102

■さいえんす川柳 「研究者あるある」傑作選 (ブルーバックス)
川柳イベント『川柳 in the ラボ』に投稿された6815句の中から厳選した170句。
研究者あるあるが詰まった川柳で面白かったです。
「細胞と話し始める深夜帯」
「科学者といえども最後は神頼み」
「あぁ、その日?俺はいいけどハエがダメ」
「家よりも生活感ある研究室」
「顕微鏡の丸椅子つなげ仮ベッド」
「こびと来て論文仕上げる夢を見る」
「私と菌どっちが大事と詰めよられ」
読了日:07月28日 著者:
https://bookmeter.com/books/16345610

■空気がなくなる日 (おはなし名作絵本 24)
7月28日に、ほんの5分間だけ、地球から空気がなくなるという噂が流れた。
校長先生は子供たちを心配して勉強なんかそっちのけ。
5分間、息を止めるのはどうしたらいいのか考えたりして、普通のひとから見たら立派な大人もデマに惑わされたりするのです。

読了日:07月28日 著者:岩倉 政治
https://bookmeter.com/books/83583

■花咲く日本橋おんみょうじ-おばけ嫌いですがお花屋さんと謎を解きます (双葉文庫)
おばけが苦手な八坂葉瑠子は陰陽師協会日本橋支部に配属された新米陰陽師。
近所の花屋のイケメン店長・西園の手を借りて、未解決ファイルの事件の解決に取り組む。
本当は家業の陰陽師じゃなくて花屋になりたい葉瑠子だけど、西園父のこととか、鎮霊の術を磨いていけば役に立てると気が付いたはず。
それにしても、一般人にしては西園家は陰陽師との付き合いが濃すぎるのが謎。
西園母の不在の理由も気になる。

読了日:07月27日 著者:四葉夕ト
https://bookmeter.com/books/14233552

■おいしい子育て
「笑顔がごちそう」を改題、大幅に加筆修正したもの。上野樹里・和田明日香との鼎談も収録。
いろいろな家族エピソードが出てきますが、息子さんが描いたゴジラの絵を、昔もらった賞状をはずして額縁に入れて飾ったこととか、和田誠さんって優しいひとだったんだなあと思いました。
給食とファストフードの味がライバル。
子供の好みを考えながら料理していたレミさんは柔軟性があって好奇心旺盛なひとだ。

読了日:07月27日 著者:平野 レミ
https://bookmeter.com/books/19300760

■水族館めぐり
「コロナ禍の状況にあっても水族館の魚さんの環境は変わりません。今でも水の中をゆっくりと流れる時間軸の中で泳いでいます」
全国の40施設の水族館を紹介。
実は海の生き物が苦手で(特にクラゲ)水族館もあまり行ったことがありません。
でも、カワウソやペンギンは可愛いし、品川とか江の島ならまあまあ近いから、苦手意識の克服のために出かけてみようかな。

読了日:07月26日 著者:
https://bookmeter.com/books/16959410

■ダンナは海上保安官
結婚相手は海上保安官。
ダンナの仕事と生活のあれこれを描く。
会社でいうところの社宅にあたる官舎って、警官なら警官で纏まって住んでるんだと思ってましたが、色んな官が混ざってるんですね。
うきわやバナナボートが見つかると海上保安官の出動事案。海にうかつに物を流してはいけません。
海のもしもは118番!
読了日:07月26日 著者:林 まつり
https://bookmeter.com/books/608293

■浄天眼謎とき異聞録 ~双子真珠と麗人の髪飾り~ (マイナビ出版ファン文庫)
燕石と千代が結婚の約束をするところまでこぎつけて、なんだかおめでたい雰囲気なのに、ひとり我が儘を言いまくる翠子。
千代の身内になれると言いくるめた栄吉も、まさか宗市を取り合う羽目になるとは思ってなかっただろうな。
燕石と千代の幼馴染、相良も、ふたりプラスひとりの立ち位置では寂しいけれど、玉緒がいるから大丈夫。

読了日:07月25日 著者:一色 美雨季
https://bookmeter.com/books/12486855

■浄天眼謎とき異聞録 下 ~明治つれづれ推理(ミステリー)~ (マイナビ出版ファン文庫)
桐生荘八の件に決着がつき、燕石と千代も誤解が解けてなんとかなりそうで良かったね、では終わらない。
小梅と翠子だけじゃなくて由之助にも隠された秘密があり、兄夫婦の過保護はこれのためだったんじゃないのか。
それでも由之助は、自分でもう会わないと決断したのだから心残りはないはず。
続編へと続く。
読了日:07月25日 著者:一色 美雨季
https://bookmeter.com/books/11264125

■浄天眼謎とき異聞録 上 ~明治つれづれ推理(ミステリー)~ (マイナビ出版ファン文庫)
芝居小屋「大北座」の跡取り息子・由之助は、戯作者・魚目亭燕石の世話役を頼まれた。
燕石は物や人に触れると記憶が読める「浄天眼」の持ち主。
由之助の兄夫婦の過保護っぷりを不審に思っていたら、最後に思いがけない展開に。
つじのきりゅう、桐生荘八。
燕石の妹たちのために由之助ができること。
下巻に続く。
読了日:07月25日 著者:一色 美雨季
https://bookmeter.com/books/11240975

■陸上自衛隊ますらお日記
ますらお=陸上自衛隊員の生態。
自衛隊なんてガチの体育会系しかいないと思ってました。
「陸上自衛隊は、入隊のハードルが他の公務員と比較すると低く、入隊時の体力検定も特にないため~」えっ、そうなのか。
定年まで働くならば昇級試験を受ける。その気がないなら任期制なので、「学費を稼ぐために入隊した」など短期間で働くことを前提にしているひとたちもいる。
選抜されて入隊するエリートな音楽隊員が、運動能力と戦闘能力が高いと「FFの吟遊詩人」「モンハンの笛使い」とあだ名されるの良いな。

読了日:07月25日 著者:ぱやぱやくん
https://bookmeter.com/books/19181039

■思いつき無職生活 職なしガールの残念だけど悪くない日々 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
「いま会社を辞めたいと思っているすべての人に贈る、あまり役には立たないけど、愛すべき等身大の無職コミックエッセイ!」
思いつきでなんとなく会社を辞めてもいいんだ…!って目から鱗でした。
人間関係が辛いからとか、転職することにしましたとか、何か理由がないといけないと思ってた。
美容室のカットモデルのエピソードが面白かった。美容師さんも経験積まないと。

読了日:07月24日 著者:いけだ いけみ
https://bookmeter.com/books/9891472

■ペネロペおはなしえほん (3) ペネロペ うみへいく (ペネロペおはなしえほん 3)
夏休み、ペネロペはおばあちゃんと海に行くよ。
何を持って行けばいいんだっけ?
ワニのボートに乗っているときも、ちゃんと腕に浮き輪つけてて偉い。


読了日:07月24日 著者:アン グットマン
https://bookmeter.com/books/393625

■みかんとひよどり (角川文庫)
ジビエ料理をめぐる物語。
ジビエって難しい。
猪とか鹿とか、猟師に仕留められた「害獣」はただ焼却されてしまう。
処理施設が必要で、その施設そのものにもコストがかかる。
寄生虫なんかの問題もあるし。
潮田は大高と出会えて良かった。大高もまた潮田との出会いで自分の信念を再確認できたと思う。
坂木司の解説は必読。
読了日:07月23日 著者:近藤 史恵
https://bookmeter.com/books/17851499

■そのノブは心の扉 (文春文庫)
「週刊文春」連載のエッセイ。
仕事の話は一切ナシ、日常のことだけを書いていて、それでよくこれだけ色んなことがあるなと思う。
三日坊主にもならないほど飽きっぽいとは言え、思いついたことをすぐさま実行する行動力はすごいな。
バイクと船舶の免許を取ったものの、取ったことで満足してしまうのは分かる気がする。

読了日:07月23日 著者:劇団ひとり
https://bookmeter.com/books/600735

■#とりまみれ (マガジンハウスムック)
ほんとに鳥まみれだった。
鳥のグッズなども紹介。
10羽のサクラブンチョウとか大所帯のところもあって、おぉ~と思いながら見ていました。
文鳥10羽はまあ分かるけど、猛禽類5羽ってすごいな。
飼い主さんとの信頼関係が垣間見えて良かったです。

読了日:07月22日 著者:
https://bookmeter.com/books/11272947

■ザッパなおやつ: 限界まで大ざっぱなのに、究極においしい!
大ざっぱに作ってもおいしいおやつ。
保存容器に材料を入れてレンチンするベビーチーズケーキとか、作ってみたいものがたくさんあった。
ブログでも反響が大きかったというミルキーチーズケーキがおいしそう。
少ない材料を混ぜて冷やし固めるだけで本当に簡単。

読了日:07月22日 著者:riyusa
https://bookmeter.com/books/16772031

■ぺ (講談社文庫 た 5-5)
ショートショート集。
詩の延長線上にあるみたいな不思議な読み心地でした。
いま読んでつまらなかったものは、何年かあとに読むと違う受け取り方になるのかなあ。
「眠れ我が子よ」物語としてはありきたりだけど、赤ん坊がどうなったのかが気になる。


読了日:07月21日 著者:谷川 俊太郎
https://bookmeter.com/books/72183

■眠れぬ夜のための哲学
あれこれと考えすぎて悶々として眠れない夜には哲学を。
哲学は物事の本質を探究する学問。
「漫然と思い悩んで頭の中を逡巡するだけなら、いっそ徹底的に考えて、自分の中で完全に納得してしまったほうがいいのです」
不安大好き、かかってこい!とまでは言えないかもしれないけど、いたずらに不安を恐れなくなっていいかも。

読了日:07月21日 著者:小川 仁志
https://bookmeter.com/books/11293636

■スラム団地
「ときどきじんわ~り、のち爆笑!史上初の団地コミックエッセイ」
昭和の団地は子供が多かった。
友達が団地に住んでいたので当時を思い出しました。
秘密基地とか作ってて、こんな感じだったなあ。
団地の中の公園のぐるぐる回る遊具はうちの近所の公園にもあって(今は撤去されてしまいましたが)子供のころ散々遊びました。懐かしい。

読了日:07月20日 著者:松田 奈緒子
https://bookmeter.com/books/427138

■しつこい不安感が必ず消える セロトニン復活ストレス解消法【対話版】: 脳と腸の仕組みから紐解く最短最善のメンタル改善手順とオキシトシン分泌法
現在の生活の延長線上で無理なく継続できるストレス解消法。
本当に「バナナ食って整腸剤飲んでぬいぐるみ抱いて寝ろ!」でした。
整腸剤は酪酸菌が配合されているもの(ビオスリーHi錠、強ミヤリサン錠)がおすすめ。

読了日:07月20日 著者:Jeg
https://bookmeter.com/books/21384594

■もう誘拐なんてしない (文春文庫)
二人組のヤクザに追われていた女子高生・絵里香を助けた翔太郎は、絵里香の妹の手術費用のために、偽装誘拐に協力することになった。
花園組の「皐月と愉快な仲間たち」な感じが好きでしたが、偽札と殺人事件でピリッと引き締まる。
一度死んでワカメ男として復活した翔太郎が意外な活躍っぷり。
それで、山部への対応はどうするんだろう。
読了日:07月19日 著者:東川 篤哉
https://bookmeter.com/books/611433

■人生はどこでもドア: リヨンの14日間
フランス・リヨンに14日間滞在、日本にいるときと同じように暮らしてみる。
フランス語なんか全然できない状態で、民泊サイトのエアビーを利用して部屋を決め、マルシェで買い物をして、カフェに通う。
マルシェで買った食材を料理しようにも切れない包丁で悪戦苦闘、これ他のゲストはどうしていたんだろう。
オーナーのニコラさんが本当にいいひとだった。
他人に部屋を貸すのは思ってるほど簡単なことではない。
借りたひとが気持ちよく使える部屋にしようという心遣いがありがたい。

読了日:07月19日 著者:稲垣 えみ子
https://bookmeter.com/books/13150386

■オンラインゲーム仲間とサシオフしたら職場の鬼上司が来た(3) (gateauコミックス)
熊田兄がもっとややこしくするかと思ったけれどそれほどでもなかった。
弟は友達と一緒ですよ信じて~!
子供のころの話は、だからどうした蛇足なのではと思ったけど、もし過去の自分に妬く羽目になったと白瀬が知ったらと想像してニヤニヤしてしまいました。
ゆっくりな橋元にあわせてる白瀬えらいなあ。

読了日:07月18日 著者:ん村
https://bookmeter.com/books/21323492

■ねぇつらい糖質制限もうやめない! ? ヤセる満腹系ごはん
食後血糖値を安定させるおなかがすかない満足レシピ。
オートミールやおからなど、食物繊維が多い材料を使っているので食べ応えありそうです。
豆腐と一緒にレンチンしておにぎりにしたり、チーズケーキに使ったり、意外とオートミールって万能。

読了日:07月18日 著者:石原 彩乃
https://bookmeter.com/books/18574154

■永いおあずけ
みうらじゅんの官能ロック小説。
うーん、私にはあまり面白さが分かりませんでした。
どの話も登場人物が似通っていて、いっそ同一人物でも成り立つかもしれないと思ってしまいました。

読了日:07月17日 著者:みうらじゅん
https://bookmeter.com/books/19449070

■きっと、夢にみる 競作集 <怪談実話系> (角川文庫)
「夢見」がテーマの実話怪談競作集。
辻村深月「だまだまマーク」は既読。
何年かに一度、幼稚園でだまだまマークって言いだす子供がいて、その子供が自分の子供だったら。そして自分も波長が合ったら。ああ怖い。

読了日:07月17日 著者:中島 京子,辻村 深月,朱野 帰子,小中 千昭,内藤 了,小島 水青,皆川 博子,淺川継太,沙木 とも子,添田 小萩
https://bookmeter.com/books/9709043

■ありえへん京阪神 - それでも愛される、京都・大阪・神戸の“けったい"な面々 - (ワニブックスPLUS新書)
京都・大阪・神戸、京阪神の県民性。
大坂の知り合いがふたりいて、どちらもノリツッコミな会話がとても苦手と言っているのだけれど、やっぱりレアケースなのかなあ。
都市の性格を表している「東京帝国」「関西共和国」、なるほどそんな感じですね。
灯油のポリタンクって全国的に赤で統一されてるんだと思ってました。

読了日:07月16日 著者:矢野 新一
https://bookmeter.com/books/12389523

■糖質ほぼゼロスイーツ&スナック
糖質オフ&グルテンフリーのスイーツレシピ。
太らないのはいいんだけれど、卵白8個分とか全卵6個とか、卵をたくさん使うレシピはドキドキします。
とりあえず小麦粉はやめろってことですね。
読了日:07月16日 著者:
https://bookmeter.com/books/11067487

■葡萄園の骨〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕
ギデオンとジョンは国際科学捜査シンポジウムに参加するため、それぞれ妻を伴いイタリアにやってきた。
憲兵隊の少尉ロッコがケーススタディとして提供した白骨を鑑定したギデオンだが、それが面識のあるワイナリーの経営者夫婦のものだと知る。
なんだか今回は、崖の上で死んだのか、死んだあとに銃で撃たれたのか、死体の状況からなかなか進めない感じでじれったい。
ワイナリーの関係者のうちルカとは友達になれそう。長時間一緒にいるのは大変かもしれないけど。
続きは出てないのかな、とりあえずこれで終わり。
読了日:07月15日 著者:アーロン・エルキンズ
https://bookmeter.com/books/7900663

■今夜もそっとおやすみなさい
眠れない夜に聞く深夜ラジオのようなエッセイ集。
傷つきやすくて落ち込むのが大得意、そんな著者の言葉に優しく包み込まれる。
写真がとても綺麗でした。

読了日:07月15日 著者:小手鞠 るい
https://bookmeter.com/books/18456473

■クマが肥満で悩んでます 動物園のヒミツ教えます (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
動物が暮らしやすい工夫、「エンリッチメント」に取り組む全国の動物園・水族館。
なにが動物にとって幸せなのかは、もう色々やってみないと分からないですよね。
その「色々やってみる」の結果を正しく理解すると展示の意味が分かる。
透明チューブを使うテッポウウオの捕食の展示が面白かった。
(2021年2月現在、アリの供給が難しくなって休止)

読了日:07月14日 著者:sirokumao
https://bookmeter.com/books/17412813

■胡桃ちのPresentsお気楽買い物、極楽カフェ♡ (ぶんか社コミックス)
「趣味の買い物とカフェ巡りについて綴ってみました」
すごく昔のこととか実在しないあったらいいな商品(店)も描いてるということなので、完全なコミックエッセイってわけじゃなさそう。
お気に入りのスクエア襟カットソーの新作を探し回ったけど見つからず、予定外の品物を買っちゃうのは意外とあるあるかも。
リカちゃん電報はリカちゃん好きのひとが貰ったら嬉しいだろうな。

読了日:07月14日 著者:胡桃 ちの
https://bookmeter.com/books/11245665

■人形遣いと絞首台 (創元推理文庫)
フレーヴィアは教会墓地で旅の人形遣いルパートのアシスタント・ニアラと出会った。
クルマが故障して立ち往生のルパートは、修理代を稼ぐために「ジャックと豆の木」の人形劇を披露するが、公演中にルパートが墜落死する。
鳩の糞で解毒剤を作ったフレーヴィアの機転がすごい。
フェリシティおばさんの言葉が沁みる。
「自分のインスピレーションに耳を傾けないとね。内なるビジョンを自分の北極星にするんだよ」

読了日:07月13日 著者:アラン・ブラッドリー
https://bookmeter.com/books/1184248

■思わず話したくなる社名&商品名の謎―なぜか気になる社名・商品名の由来760
日本の有名企業664社の社名と身近な商品名・企業キャラクター名の由来を収録した本。
サインペンがぺんてるの登録商標だったり、ボードゲーム「オセロ」の発案者が中外製薬の社員だったり、へぇ~そうなのかと思いながら読みました。
モロゾフとユーハイムは人名だけどヨックモックはスウェーデンの小さな街の名前。命名したひとはなぜこの街を知ってたんだろう。
それにしても、これだけの数の会社をよく調べたものです。

読了日:07月13日 著者:田中 ひろみ
https://bookmeter.com/books/510009

■BANKSY
バンクシーの作品集。
サザビーズオークションで切り刻まれた作品を含む140点以上を解説付きで収録。
本のサイズが大きいので見応え充分。
まとまって作品が見られるから、自分がどんな感情で見ているのかを探りながら楽しめました。
良い具合の匙加減での風刺は刺さる。

読了日:07月12日 著者:ジョン・ブランドラー,アレッサンドラ・マッタンザ
https://bookmeter.com/books/17761584

■食卓にネコ (インスタグラマー・ブック)
ほんとに「食卓にネコ」だったw
食卓に並んだ料理を見に来るネコ、八とおこめ。
オムライスにかかったケチャップの「オムライス」「つつめない」の文字がいいな。
オフショット編の、タイツを履いて足が長くなってるハッチャンが面白かった。

読了日:07月12日 著者:naomiuno,宇野 直美
https://bookmeter.com/books/11264972

■ここはボツコニアン 4 ほらホラHorrorの村
ヘリコプターのサーチライトに自爆技、郭嘉が大活躍。幽霊おそるべし。
いや、それよりおそろしいのは「何なら書きましょうか、四千枚」だな。
羊司書の名前がポージーっていうのはどこで聞いたんだっけ。
サンタ・マイラの莢ニンゲンがイラストで見ると可愛い。莢ニンゲンなのに。
トリセツの<役立たず>が固有スキルっていうのがなんかすごく納得する。

読了日:07月11日 著者:宮部 みゆき
https://bookmeter.com/books/8240819

■ルーヴルの名画はなぜこんなに面白いのか (中経の文庫)
ルーヴル美術館の展示順序にできるだけそって解説した本。
モナ・リザのモデルはフィレンツェの富豪ジョコンドの妻エリザベッタ、通称リザ。
「これまでモデルは誰かとたくさん議論はありましたが、今日ではこれで落着」
あ、確定なんですね。
そのモナ・リザの対面にあるのがヴェロネーゼ「カナの婚礼」
130人もの人間が描かれていて、キリストはどこにいるのやら。

読了日:07月11日 著者:井出洋一郎
https://bookmeter.com/books/8137588

■k.m.p.の、旅したくてぐるぐる。
コロナ渦で自由に旅に出られなくても工夫次第で旅を楽しむ。
過去の旅を思い出したり近場を旅してみたり、どこかに行きたいという思いが滲み出ています。
リモートでのモロッコ旅行は、通信が途絶えたりしても、もどかしさもあるのが旅と思っているのがなんだか良いなあ。
移動の制限がなくなって今頃どこかを旅しているんでしょうか。

読了日:07月10日 著者:k.m.p.
https://bookmeter.com/books/17761592

■マンガでわかる能・狂言: あらすじから見どころ、なぜか眠気を誘う理由まで全部わかる!
能・狂言の楽しみ方をまんがで分かりやすく解説する入門ガイド。
能の特徴は主人公がおもに「死んだひと」この世に未練のあるひとが多い。
それに対して狂言は主人公がおもに生きてるひとが多い。
そういう差も知らなかったので興味深く読めました。
Q:どんなにがんばってもどうしても眠くなるときはどうしたらいいの?
A:眠くなったら寝てもいいと思うよ!ただし爆睡はしないように。
読了日:07月10日 著者:
https://bookmeter.com/books/15010577

■水族館の殺人 (創元推理文庫)
丸美水族館に取材に来ていた新聞部の3人は、水槽に落下した飼育員がサメに喰われる現場を目撃した。
警察は殺人と断定したが、水族館の関係者11人全員にアリバイがあり捜査は難航。
水族館にいる兄から連絡を受けた柚乃は裏染を引っ張り出す。
登場人物紹介が面白かった。裏染の妹・鏡華の「あの兄にしてこの妹」に納得。
それにしても裏染は父親と何があったんだ。

読了日:07月09日 著者:青崎 有吾
https://bookmeter.com/books/11053206

■ベスト・エッセイ2020
2020年に新聞や雑誌等に発表されたエッセイの中から選ばれた77篇。
亡くなった方への追悼文が多かった。
角田光代「暮らすことは変化を受け入れること」コロナ前のものだけれど、今の世相と重なって切ない気分に。
平岩弓枝「丑の刻まいり」代々木八幡宮の娘さんなんですね。疫痢で呼ばれた若い医師は生きた心地がしなかっただろうな。

読了日:07月09日 著者:日本文藝家協会
https://bookmeter.com/books/16245695

■医者が教える熱中症対策 (エイムック 4396)
日本の夏は世界的にみても過酷な状況。
室内で熱中症にかかった人がおよそ4割、年代別にみると65歳以上の人が搬送者の半数を占めている。
熱中症の見極め方と応急処置などの対策と、ペットへの対応の仕方。
家の中での熱中症を防ぐには、風通しを良くしたり窓からの日光を遮ったりするのはまあ分かるけど、壁の近くで過ごさない、っていうのは盲点かも。
就寝時はできるだけ壁から離れて寝るようにして、特に頭は壁の近くにならないようにする。

読了日:07月08日 著者:
https://bookmeter.com/books/13805040

■疲れた人に夜食を届ける出前店
クマやゴリラや天使たちが疲れたひとたちに届ける夜食。
この出前店の店員さんたちって優秀だなあ、疲れたひとたちの状況を汲み取って提供してくれる料理のチョイスが絶妙。
パルムまで持ってきてくれるクマさんが素敵すぎる。
そしてそのクマさんも調子を崩してしまうけど、誰にでもそういうことってある。
まっくろ子ちゃんが誰におにぎりを作っているのか、理由が分かったときにちょっと泣けた。

読了日:07月08日 著者:中山 有香里
https://bookmeter.com/books/20247149

■パワー・オフ (集英社文庫)
インターネットが普及し始めたころの話ですが、古臭く感じるところとそうでないところが入り交じっているのがリアルに思えました。
コンピュータウイルスと人工生命は組み合わせとしては多分王道、室伏を利用した照井なんていかにもな感じ。
それでもちゃんと楽しめました。
ドリルで手にケガをした良樹は不自由なく左手を使えているみたいなので安心した。

読了日:07月07日 著者:井上 夢人
https://bookmeter.com/books/562749

■漂流者は何を食べていたか (新潮選書)
「荒海に突然、投げ出されたら、あなたはどうやって生きのびるか?」
漂流者たちは何を食べて命を繋いだのか。
嵐で船が壊れて漂流するのは、まあそういうこともあるだろうなと思うけれど、鯨やシャチにぶつかって船が壊れるケースが意外と多いのですね。
日本で起きた世界にも例のない漂流は、モリ突きのダイバーが3日間も流されてしまった事故。
良く生還できたなあ。
それにしても、食べられながらもついてくるシイラって不思議な魚。

読了日:07月07日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/18249727

■科学がつくる21世紀のくらし〈3〉医療―人は何歳まで生きられるか
「さまざまな分野の最新技術を応用した診断技術や、ロボット手術、再生医療、遺伝子による治療など、現代の医療の最先端を紹介」
医療ロボットの開発のおかげで、フランスにいる患者をアメリカにいる医者が遠隔手術できるようになった。
これは患者がいる施設に遠隔操作ができるロボットがあるのが大前提だから、どこの地域でも確実にできるわけじゃないけれど、技術開発の賜物。
出版が2003年の本なのですが、医療技術の未来予測の「2019年に病人介護用ロボットのリースがはじまる」とか、まだ実現してないけど出来たらいいな。

読了日:07月06日 著者:
https://bookmeter.com/books/1073554

■アートな朝ごはん
アートな朝ごはんの114品のレシピ。
著者は食が細くて食べることに興味がない子供だったそうで、そういう子供に苦労している親御さんたちの参考になりそう。
カラフルで素敵だけれど、朝からこんなにあれこれやってる時間なんかないぞ、の場合は、豆皿を利用してたくさん並べるだけでも印象が違う。
パンケーキなどに粉糖で模様をつけるときは、溶けにくいタイプの粉糖を使うといいと思います。

読了日:07月06日 著者:valo
https://bookmeter.com/books/17832824

■十津川警部 白浜へ飛ぶ (講談社文庫)
4編収録のミステリ集。
「十津川警部の苦悩」が本当に苦悩してました。
捜査一課のベテラン刑事の長谷川が仮眠室で拳銃自殺した。
妻から見せられた遺書には「恨むなら、Tさんを恨んでくれ」と書かれていて、長谷川の周辺にいる「T」は十津川しか見当たらない。
仕事ができるから与えられた特権は、他の人間にとっては差別。
十津川が、和菓子屋の事件の被害者と自分は同じと思っていて、なかなか難しい話。

読了日:07月05日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/412139

■わたしの心を強くする「ひとり時間」のつくり方
時間の質を上げる。
暮らしの工夫。
人間関係の保ち方。
いざというときへの備え。
心の持ちよう。
「ひとり時間」のつくり方を5つの面から考える。
なんとなくタイトルから、忙しい時間をやりくりしてひとりでいる時間を確保しましょう、の方向だと思ってしまいましたが、そっちじゃなかった。
陰口を言わないようにとか、睡眠時間を削らないとか、独り暮らしじゃなくてもそれは気を付けたほうが良いと思う。
読了日:07月05日 著者:岸本葉子
https://bookmeter.com/books/20156098

■大島弓子選集 (第16巻) 綿の国星 3
「綿の国星」19話から23話までと、「ジィジィ」を収録。
「椿の木の下で」があんまり最終回っぽくない終わり方だったので、なんだかそれがホッとする。
拾われてきた猫の点茶は、埼玉へ引き取られていくときに時夫の顔を見られなかった。
チビ猫じゃなくて自分を選んでほしかった点茶のやるせなさ。

読了日:07月04日 著者:大島 弓子
https://bookmeter.com/books/504856

■Casa BRUTUS特別編集 世界のベストミュージアム (マガジンハウスムック)
国内から66件、海外から73件、何度も訪れたいミュージアムを厳選して紹介する。
収蔵品を見るほかに、建築そのものを楽しめるのもミュージアムの醍醐味。
大規模改修工事のため全館休業中の横浜美術館が、丹下健三が手掛けた国内唯一の美術館建築だとは知らなかった。
選考委員の提言の「後付けのサインや表示が多すぎて、目障り」は、なるほどと思う。

読了日:07月04日 著者:
https://bookmeter.com/books/11605055

■怪しい店 (角川文庫)
「店」がテーマの短編集、5編収録。
東川篤哉の解説も含めて楽しめました。
「ショーウィンドウを砕く」
当て推量を確かめるために千円札を交換してもらう。
頭の中の知識を行動に結びつける素早さは、捜査に慣れてるからってだけじゃないんだろうな。
「潮騒理髪店」
役場のリカちゃんの行動の真相は藪の中。
でも、髪を切ってさっぱりした火村と同じように、彼女も心の中がさっぱりしたなら幸い。

読了日:07月03日 著者:有栖川 有栖
https://bookmeter.com/books/11256735

■辛酸なめ子の世界恋愛文学全集 (祥伝社文庫)
古今東西、恋愛文学の読書案内。
竹取物語とかデカメロンなど、作品のチョイスが面白かった。
小中学生に人気の「泣いちゃいそうだよ」と、ケータイ小説「あたし彼女」なんて、そんなところにもアンテナ立ててるなんてすごい。
「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」ってタイトルだけは知ってたけど、内容がなかなかエグイっすね…。

読了日:07月03日 著者:辛酸なめ子
https://bookmeter.com/books/14796200

■ようこそ日本へ!写真英語ずかん〈3〉日本のくらし
英語で身の回りのものを何と言うのか。
日本のものを英語で紹介するのは大変だなあ。
ひなまつりが「Girl's Festival」、なんか違うイメージを思い浮かべてしまう。
お城の本丸の「donjon」は牢獄や迷宮じゃないのになぜダンジョンなんだと思ったら綴りが違った。
迷宮ダンジョンは「dungeon」。

読了日:07月02日 著者:
https://bookmeter.com/books/11607954

■つけ衿、ブラウス、ときどきワンピース (レディブティックシリーズno.8233)
実物大の型紙付き。
つけ衿とブラウス(ワンピース)のセットも可愛いですが、つけ衿だけでも使いまわせそうと思って買った本。
23のスクエアカラーのつけ衿を作りました。
ミシンがないので手縫いでしたが(休み休みやってたら1日仕事に)、ミシンがあるならすぐに出来ると思います。

読了日:07月02日 著者:
https://bookmeter.com/books/19463316

■ラブコメ今昔 (角川文庫)
自衛隊員の恋愛にまつわる短編集。6編収録。
国防に関わる者としての覚悟をじっくり見せられつつ、デレてる彼らにニヤニヤするしかないじゃん。くそう可愛いなコラ。
「青い衝撃」ブルーインパルスの夫のストーカーじみたファンにじわじわ苦しめられる妻。けれど上っ面だけを見てるファンとは格が違うのだよ。

読了日:07月01日 著者:有川 浩
https://bookmeter.com/books/4797604

■私日記10 人生すべて道半ば (私日記 10)
2016年6月1日~2017年11月30日。
2017年1月25日に夫の三浦朱門さんは肺炎が悪化して入院、2月3日早朝に亡くなった。
出来るだけ普通の生活に戻ろうとしていたときに夫のへそくりを見つけ、それで猫を買い、スコティッシュフォールド2匹と一緒に過ごす。
命が去ってまた命がやってきた。静かな循環の輪。

読了日:07月01日 著者:曽野 綾子
https://bookmeter.com/books/14421439


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