やわらかい螺旋

徒然なるままに

2015-10

2015-11-01 01:03:05 | 徒然
2015年10月の読書メーター
読んだ本の数:70冊
読んだページ数:15279ページ
ナイス数:1211ナイス
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■感染遊戯 (光文社文庫)
姫川玲子が脇役に回っているスピンアウト。 良いタイトルだなあこれ、まさに感染遊戯。 ガンテツのブラックさがちらちら見えるものの、 事件がどういう風に繋がっていくのかを目の当たりにすると、 やり方はともかくガンテツがすごく真っ当に思えてしまう。 元刑事の倉田は誰にも言えないことを背負って生きる覚悟はとうに出来ているだろう。 だから分かってはいたけど「家に帰ると、妻が殺されていた」のさらりとしか書かれていない文章にぐっとくる。 葉山の訥々としたところに頼もしさがあって、姫川班再結成が待ち遠しい。
読了日:10月31日 著者:誉田哲也
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■百人一酒 (文春文庫)
お酒が好きなイメージがなかったので、お酒にまつわるエッセイを連載していたというのが意外でした。 シャトー・マルゴーなんて、私の人生ではひょっとしたら一度も飲まないかもしれないけど、 色んな年代のものを飲み比べできるなんていいなあ。 そしてそれを混ぜ合わせてしまう勇気と好奇心には脱帽。
読了日:10月30日 著者:俵万智
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■私が食べた朝食365日 (小学館文庫)
「朝食とはなんだろう。この一年それを考えてきた」 ホテルのバイキングスタイルの朝食が食べ物じゃなくゴミみたいだ、と思うのも仕方ないなと納得するほど、 本気の朝ごはんが目白押し。 たとえば3月1日。 「天麩羅(シシトウ、竹輪)、紫蘇昆布、梅干し、味噌汁(山芋、芹)」 これにビールを二本。 朝から天麩羅をあげて食べるなんて、これを本気と言わずしてなんと言おう。 義父の葬儀を終えた日に食べたのは蟹を入れたラーメン。 蟹が出てくるなんて豪勢だなと思うより、お線香の残り香が漂うようで切ない。
読了日:10月30日 著者:西川治
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■女もたけなわ
雑誌「GINGER」で連載していたエッセイをまとめたもの。 エッセイを補足するようなまんがも面白い。 公開サプライズプロポーズは、されて嬉しいひとばかりじゃないんだな、っていう空気感がアリアリと伝わってきます。 確かに大勢が注目しているのにNOとは言えないですもんね。 それが狙いなのかもしれないけど。
読了日:10月29日 著者:瀧波ユカリ
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■福沢諭吉の「何にしようか」―レシピ集100年目の晩ごはん。
福沢諭吉が創設した時事新報社発行の新聞「時事新報」に「何にしよう子(か)」というタイトルで 掲載されていた献立の数々。 明治20年代は洋食や中国料理が日本流にアレンジされ始めた時期。 チキンスープで炊き上げたご飯に溶かしたバターを絡める「土耳古(トルコ)めし」 なんて当時は珍しい料理方法だったのかも。 どじょうや鯛、ウニなど、全体的に食材が豪華な印象。
読了日:10月29日 著者:検見崎聡美
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■ブタとおっちゃん
表紙を見たらまさしく「ブタとおっちゃん」だった。 1200頭の豚を夫婦二人で面倒をみていて、仕事は大変なはずなのに、ユーモラスな写真が多い。 子豚に腕枕をして一緒に昼寝していたりとか。 牛やら犬やらも写り込んでいて、これだけたくさん豚がいたら、他のなにかを飼う手間は同じなのかもなあ、 なんて思っていたら猿までいる!
読了日:10月28日 著者:山地としてる
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■目からハム シモネッタのイタリア人間喜劇 (文春文庫)
「言葉は各国の文化であり、メンタリティでもある」 前作よりシモネタ系が減ったそうですが、それでもまだこれだけあるのか、とやや食傷気味。 それでも、高価なプレゼントを受け取るわけにいかなかった某日刊紙の記者のために、 負担を感じさせない渡し方をしたセルジョ氏のような魅力的なひともたくさんいる。
読了日:10月28日 著者:田丸公美子
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■初恋料理教室 (一般書)
大正時代に建てられた長屋にある愛子先生の料理教室は男子限定。 通ってきている生徒には料理を習うそれなりの理由がある。 大切なひとのため、もちろん自分のため。 料理は心の栄養にもなる。 ミキとジュリアは、これが正しいと確認しあえる相手がいて良かったなと思う。 そういえば生麩って食べたことない。
読了日:10月27日 著者:藤野恵美
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■87%の日本人がキャラクターを好きな理由―なぜ現代人はキャラクターなしで生きられないのだろう?
自分で買った覚えがないのに、うちにもあるぞ、キャラクターもの。 ぬいぐるみとかキャラクターもののほうがプレゼントしやすいんだろうなあ。 特に子供には。 小学生女子のキャラクター所有率が100%なのはそういうこともあるからかも。 男性もキャラクターものを持っているというのがなんとなく違和感があったけれど、 ガンダムとかそういうメカものもキャラクターに入るというので納得。
読了日:10月26日 著者:香山リカ,バンダイキャラクター研究所
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■地下旅! (文春文庫)
地下鉄に乗って東京観光している気分。 路線図がないと難しくて、乗り換えも慣れていないと大変ですが、 「地下深くにいけばいくほど新しい路線」という歴史がちらっと頭をよぎるようになり、 縦方向への移動を楽しめるようになりました。 番外編として全国の地下鉄(香港MTRも)にもさらっと触れています。 名古屋は地下街が充実してるって本当だなあとキョロキョロしながらあちこち歩きすぎて迷子になったことがあります。
読了日:10月26日 著者:酒井順子
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■京都ごはん日記
久し振りに読んだので「まぼろしの猫」とか「Tシャツを牛。カウ。」などの言い回し、 この独特のリズムに馴染めるまでに時間がかかりました。 松本から京都へ移り住んでも西へ東へフットワークが軽い。 「新幹線というのは電車に形が似てるけど基本もう違いまんね。エレベーターでんなアレ」 っていうのはまさしく実感なんだろうな。
読了日:10月25日 著者:いしいしんじ
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■新版 あらすじで読む名作文楽50選 (日本の古典芸能)
フルカラーなので、首(かしら)や人形遣いのひとの表情がよく分かって見ごたえがある。 「菅原伝授手習鑑」や「義経千本桜」は歌舞伎の演目として知っていましたが、 もともとは文楽の作品だったんですね。
読了日:10月25日 著者:高木秀樹
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■こんなに違う!世界の国語教科書 (メディアファクトリー新書)
公用語であり母語である言語を「国語」として学ぶことができる日本が少数派だということが良くわかる。 いろんな人種、いろんな言語が混ざり合っている国の教科書は公平性にとても気を使っている。 アメリカでは白人版シンデレラ・中国版シンデレラ・黒人版シンデレラがあるそうで、 シンデレラだけで3回も習うなんて退屈しそうだ。
読了日:10月24日 著者:
http://bookmeter.com/cmt/51314020

■ニッポンの滝100選
この狭い国土におそらく5000を超えるほどのたくさんの滝。 著者が選んだ滝なので「日本の滝百選」にランクインしている滝が掲載されていなかったりする。 そういう個人的なセレクトっていうのは逆に著者の愛着を感じて、良い場所なんだろうなと思う。 華厳の滝みたいに観光地になっているところしか行ったことがないので、 フェルト底の渓流シューズなんて装備が必要な滝を見に行くのはちょっとした憧れ。
読了日:10月24日 著者:北中康文
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■本の逆襲 (ideaink 〈アイデアインク〉)
このシリーズの本は表紙の色と中身が同じ色なのかな、 模造紙にこういう緑色があったなあとなんとなく思いつつ読む。 出版社にとっては未来はなくても本そのものは形を変えてずっと残っていくだろう。 紙の本がある限り、たぶん自分は電子書籍には手を出さないような気がする。 どのくらいのページ数なのか厚さを見て実感したいから。 蔵書の整理のために電子書籍にするのはいいかもしれない。 装丁が「紙であること」を前提にしたトリッキーなものだったりすると 電子化するとつまらないものになってしまいそう。
読了日:10月23日 著者:内沼晋太郎
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■AFTERNOON TEA RECIPE BOOK
「ヨーグルトのカッサータ」目当てに図書館で借りた本。 お店の人気メニューのレシピ。 毎日たくさんのひとが食べていたものなので、味については不安はない。 さつまいもがたくさんあるので「スイートポテトプディング」を作ってみようかな、うまく出来るといいな。
読了日:10月23日 著者:
http://bookmeter.com/cmt/51292014

■ブンデスの星、ふたたび (ホペイロ坂上の事件簿 J1篇 ) (創元推理文庫)
ついにJ1に昇格したビッグカイト相模原。 サッカーは生きるためには必要がない。だけど生活を彩るスパイスでありたい。 クラブ主催の出陣式での内村社長の言葉にしみじみ。 坂上くんのもとにはこれからも色んな困りごとが持ち込まれるんだろうなあ。 残留争いじゃなく優勝争いが出来るチームになれるといいな、がんばれビッグカイト相模原!
読了日:10月22日 著者:井上尚登
http://bookmeter.com/cmt/51270101

■フィンランド豊かさのメソッド (集英社新書 (0453))
ユヴァスキュラ大学大学院に留学した著者が語るフィンランド。 フィンランドのシステムをそのまま持ってくるのは無理だろうけど、 これからどんどん人口が減ってくる日本にも導入できることはきっとある。 これだけ教育が充実していたら、学生たちもやる気が出てくるだろうなあ。 出産したときにもらえる子育てセットの内容がすごい。
読了日:10月22日 著者:堀内都喜子
http://bookmeter.com/cmt/51270033

■日本人のための英語学習法 (講談社学術文庫)
一度読んで分かった気になってしまいそうなので何回でも読み返したい。 日本語はすべてを「コト」として捉えるが英語は「モノ」として捉えている。 「Did you have breakfast?」 「Didn't you have breakfast?」 yes・noは肯定・否定ではなくアル・ナシを表しているので、どちらで聞かれても食べてないなら答えは「no」
読了日:10月21日 著者:松井力也
http://bookmeter.com/cmt/51247200

■極うま!漬物アレンジ料理―野菜たっぷりの健康メニュー (シリーズ・食彩生活)
大人になってだいぶマシになりましたが、子供のころから漬物が苦手です。 ひとから頂いてもなかなか食べる気にならず、だんだん酸っぱくなってしまうので、 どうにかして食べたいなあと図書館で借りてきた本。 「新しょうが漬入りアップルケーキ」なんてお菓子のレシピもあって、これならいけるかなあ。
読了日:10月21日 著者:江上佳奈美
http://bookmeter.com/cmt/51247191

■ふしぎなナイフ(こどものとも絵本)
ナイフの重量や質感が伴っている写実的な絵なのがポイント。 この絵だから、溶けたりちらばったりしてるのを見て不思議だなあ、と思える。 ほどけたナイフを触ってみたい。
読了日:10月21日 著者:中村牧江,林健造
http://bookmeter.com/cmt/51247159

■ニセ科学を10倍楽しむ本
「アポロは月に行ったのか?」の感想をあげたときに、この本で検証しているとコメントがついたので 図書館で借りた本。 (予約を入れたのが7月。予約待ち人数が結構いてびっくり) アポロが月に行っていて良かった。そう簡単に世界中を騙せるはずないもんなあ。 科学者じゃないひとがいまの科学をひっくり返すような話を言い出した場合は、 まず確実に科学的に間違っている。信用しちゃいけない。
読了日:10月20日 著者:山本弘
http://bookmeter.com/cmt/51223277

■不良妻権 (文春文庫)
いつもは図書館で借りて読むんですが魔がさして買ってしまいました。 この決断により一人の紳士が家で叱責されずにすみますように。 週刊文春での連載がもう20年続いているというのがすごい。そんなになるんですか。 猫になるつもりで歩いたらどうしてニワトリになるんだろう。
読了日:10月20日 著者:土屋賢二
http://bookmeter.com/cmt/51223253

■書くことが思いつかない人のための文章教室 (幻冬舎新書)
ブログをやってるわけでもないので、 大人になってからはそうまでして書かなくちゃいけないような切羽詰まった経験がなく、 逆に興味がわいて図書館で借りた本。 「伝わる文章にしたいなら、くどくど説明してはいけない。とにかく描写せよ。細部に目をこらして書けば、真に迫る」
読了日:10月19日 著者:近藤勝重
http://bookmeter.com/cmt/51197628

■お人形図鑑 (らんぷの本)
リカちゃんを持っていたことは持っていたけど、それほど人形が好きなわけじゃなかったので、 こんなに色々な人形があったのかと興味深かったです。 バービーは日本で作られていたのは知らなった、顔の感じがいかにも外国産ぽいので完全に輸入品だと思ってました。 オールカラーでないのが残念。
読了日:10月19日 著者:たいらめぐみ
http://bookmeter.com/cmt/51197615

■永遠の空間―描かれた世界遺産
世界文化遺産に登録された建造物群の精密なイラスト。 細かいところは写真じゃなくてイラストのほうが見やすいんだなあと認識を改めました。 直線的に美しい建物がずらっと並んだあとに、ガウディのカサ・ミラを見ると、その曲線の滑らかさに目を奪われます。 1910年に完成したこの建物の地下には駐車場があってガウディの先見の明には驚かされる。
読了日:10月19日 著者:青山邦彦,鈴木博之
http://bookmeter.com/cmt/51197606

■川に死体のある風景 (創元クライム・クラブ)
六人の作家による競作。 歌野晶午「玉川上死」元凶が自分の息子だとしても親はやり切れない。黒田研二「水底の連鎖」自分の命をかけてもいいと思うほど誰かを崇拝できるのは幸せなことなのだろうか。 大倉崇裕「捜索者」確かに川ミスじゃなくて山ミスだw 佳多山大地「この世でいちばん珍しい水死人」ミステリ評論家が初めて書いたミステリなので 慣れてない感じは仕方ない。聖ペータが見つかるといいな。 綾辻行人「悪霊憑き」書かれなかった川ミスのほうを読みたかった。 有栖川有栖「桜川のオフィーリア」美しい写真、美しい死体。
読了日:10月18日 著者:綾辻行人,有栖川有栖,歌野晶午,大倉崇裕,佳多山大地,黒田研二
http://bookmeter.com/cmt/51166471

■ごはんぐるり
タイトルが可愛いたべものエッセイ。 「活字のごはん」は本当にそう思います。いま自分が食べているこれはあの本の中に出てくるあれと 果たして同じものなんだろうか、と。 いしいしんじ「ごはん日記」でお浸しには引っかからなかったのに、 同じ神奈川県内に住んでいても三崎の魚は特別に美味しそうと感じたことを思い出します。 そして 「大阪出身です、お好み焼き大好きだんねん!」がベタすぎて気恥ずかしさを感じるというのが意外。
読了日:10月18日 著者:西加奈子
http://bookmeter.com/cmt/51166447

■箸の上げ下ろし (新潮文庫)
「きょうの料理」に連載していたものをまとめた一冊。 人前で料理すると異様に緊張してなにかしら失敗する、っていうのは分かるなあ。 それに料理教室で失敗しないように自宅で自主トレに励む、っていう本末転倒具合も分かる気がする。 うちにもいきなり換気扇サンタのおじさんが訪ねて来たりしないかなあ。
読了日:10月17日 著者:酒井順子
http://bookmeter.com/cmt/51140689

■日本全国ご当地キャラクター図鑑
初版が2009年。 知ってるキャラはほとんどいませんでした。 北海道・まりもっこりと千葉県・チーバくん、滋賀県・ひこにゃんくらい。 あとは横浜市交通局のはまりん。 ひこにゃんはこんなに前から活躍していたんですね、さすがの貫録。 やなせたかしが描いたキャラが結構いて、あの絵柄は親しみやすいからなあと納得。
読了日:10月17日 著者:ご当地キャラクター図鑑制作委員会
http://bookmeter.com/cmt/51140675

■似ている英語
少し、という意味の「a few」と「a little」の違いはなにか、 「数えられるもの」と「数えられないもの」に対して使い分けられていると写真で見て一目瞭然。 うさぎを意味する「bunny」と「rabbit」の違いは、などのコラムも面白い。 mommyやdaddyなど語尾に「y」がついているのは赤ちゃん英語なのね。
読了日:10月17日 著者:おかべたかし
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■蚊がいる (ダ・ヴィンチブックス)
横尾忠則の装丁がニッポンの夏!って感じでとてもインパクトがある。 面倒くさくて色々こじらせてるほむほむ。 どういうところが自分にとって心に残るポイントなのか、それを面白がれるのか残念に思うのか、 その視点をユニークとひとことで片付けられない。 巻末のピース・又吉さんとの対談も面白く読めた。
読了日:10月16日 著者:穂村弘
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■外国人が選んだ日本百景 (講談社+α新書)
外国人の目線で選んだ満足度が高い観光地をランキングで紹介。 1位・白川郷の合掌造り、2位・宮島、4位・清水寺。 このあたりはまあまあ納得。 3位が乳頭温泉郷というのが意外な感じ。 人気があるがゆえに人が多すぎるのが不満、っていう場所もあって、 混雑は仕方ないんだけどなあ。 逆に混雑していた方がいいのは渋谷のスクランブル交差点。 なんとなく歩いているけどあれが驚かれるポイントとは。
読了日:10月16日 著者:ステファン・シャウエッカー
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■本日のスープ
図書館のペットの本棚にあったんですが、背表紙を見たらこのタイトル、あれ料理本じゃなくて?と思って 手に取ったらまんまる目の黒猫の表紙。 そのまま借りてきてしまいました。 ブレてる写真もスピード感が分かるので猫らしくていい。
読了日:10月15日 著者:大久保ゆう子
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■ひんやり氷の本
氷を使ったレシピや雪の結晶など、一冊まるごと氷の本。 近所に氷屋さんがあって、扱っている氷がどこからきているのかとても興味がわいてきました。 ここで紹介されている日光市の松月氷室は年中いつでもかき氷が食べられるということ、一度食べてみたいなあ。
読了日:10月15日 著者:
http://bookmeter.com/cmt/51095078

■リリー・フランキーの人生相談
わざわざ相手に会いに行って相談に乗る、ってのはどうなんだと思ったけど、 会って話をしてみないと本当の悩みって分からないものなんだなあ。 連載していたのが週刊プレイボーイってこともあって下ネタだらけ。 でも、そういうことだよね、って回答も多い。 巻末では田代まさしとホリエモンが登場。
読了日:10月15日 著者:リリーフランキー
http://bookmeter.com/cmt/51095045

■インビジブルレイン (光文社文庫)
「シンメトリー」で少し出てきた大和会がらみ。 殺されたチンピラ小林充の事件の捜査より気になったのは牧田とのこと。 自分の年齢のことでショックを受けた玲子に牧田の第一印象を教えたらどんな反応かな、とか少し意地悪したくなる。 捜査の過程で浮かび上がってきた過去の事件、それに関係する「柳井健斗」の名前。 牧田も柳井もいわばダークサイドに堕ちた人間。 けれどもそこには人間らしい感情があって、玲子も内田貴代もその部分を嗅ぎ分けていたのかもしれない。 緊迫した場面が続くなか井岡の「し・・・しどいッ」が妙に可愛い。
読了日:10月14日 著者:誉田哲也
http://bookmeter.com/cmt/51071556

■なみだのファインダー―広島原爆被災カメラマン松重美人の1945.8.6の記録
報道カメラマンが写した原爆投下直後の8月6日の広島。 人間も建物もなにもかもが無残な姿。 そのむかし、修学旅行で訪れた広島平和記念資料館でも衝撃を受けましたが、 たった5枚の写真のなんと雄弁なことか。 写真を撮った松重美人さんの言葉も重い。
読了日:10月14日 著者:松重美人
http://bookmeter.com/cmt/51071540

■カツ丼わしづかみ食いの法則 (ナマコのからえばり9)
自分から危険なところに突撃していくようなことはしない「おじいちゃんの分別」がやっとついてきた、 なんていうのを読むと驚く。 え、そんな年齢なんでしたっけ? シーナさんの本も絶版になってるものが何冊かあるんですね。 電子書籍でよみがえるのは嬉しいけれど「困るのは読み終えた電子書籍を古本屋に売れないこと」 なんて作家が言っていいんだろうかw 紹介されていた本の、グリムウッド「リプレイ」とグリン「ブレイン・ドラッグ」読みたい。
読了日:10月13日 著者:椎名誠
http://bookmeter.com/cmt/51049402

■日本の「かわいい」図鑑 ---ファンシー・グッズの100年 (らんぷの本/マスコット)
ファンシーグッズがこれだけ揃うと壮観。 ほんとに日本の「かわいい」は唯一無二、外国の可愛さとはひとあじ違う。 年代ごとにかわいいと感じるものの差はあっても、たとえば戦時中でも防空頭巾に刺繍をしてみたり、 大変なときでも決してかわいいを放棄しなかった少女たち。 もしタイムマシンが出来たら、昭和30年代に行って内藤ルネのグッズを買いあさりたい。
読了日:10月13日 著者:
http://bookmeter.com/cmt/51049368

■もう読みたい本がない! (幻冬舎ルネッサンス新書)
残ってほしいような良い本が簡単に絶版になってしまう現状もあるので、 本に対する熱意はかいますが、とにかく読むのが大変。 税金の無駄遣いを許すな、だから新たにダムを作るな、独立行政法人を乱造するな、というのは詰め込み過ぎ。
読了日:10月13日 著者:齊藤祐作
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■幸せの萌黄色フラッグ (ホペイロ坂上の事件簿 J2篇) (創元推理文庫)
前作から3年後の設定。 アモちゃんがJ1に移籍しているし、3年の間にいろんなことがあったんだなあ。 もちろん坂上くん本人にも。どういう経緯でそうなったんだ。 スカウトの渡辺さんの「その能力を生かして刑事になればいいと思うのだが」ってセリフがあるけれど、 坂上くんには血なまぐさい事件は似合わない。 ホペイロとしてクラブにいてくれた方がずっといい。 ところで、光恵さんがぶつぶつ文句を言っていたバッグの中身の「いやらしいもの」はなんだったんだろう。
読了日:10月12日 著者:井上尚登
http://bookmeter.com/cmt/51018658

■パーネ・アモーレ―イタリア語通訳奮闘記
図書館で見かけたときに「そういえば米原万里の本で名前を見た」と思い出し借りてきた本。 英語重視のカリキュラムを組んでいるノートルダム清心学園で徹底的に英語を叩き込まれ、 大学ではイタリア語を学びつつアルバイトで通訳ガイド。 通訳としての苦労や楽しさを面白おかしく読めました。 なんとなく喋ってる言語にあわせて性格もかわってくるような気がしていたので「通訳はその言語の文化に同化する」は納得。
読了日:10月12日 著者:田丸公美子
http://bookmeter.com/cmt/51018626

■港の記録ー横浜港
リニューアル前の赤レンガ倉庫が懐かしい。 レールが敷いてあって落書きだらけで。 横浜開港130周年を記念した博覧会の時にSLが走ったのは知らなかった。 ベイブリッジの建設現場の写真もあって、こんなふうだったのかと感慨深い。
読了日:10月11日 著者:堀内利通,森日出夫
http://bookmeter.com/cmt/50992245

■みんなで国語辞典!―これも、日本語
いのうえさきこのイラストが目について図書館で借りた本。初版が2006年。 若者が話す仲間内言葉はすぐに流行遅れになって忘れられたりするけれど、 メディアが使いだし大人たちが覚えていつの間にか定着、ってパターンもあるので侮れない。 「家電」とか「イケメン」なんて来年から通じないどころか今では誰でも使ってる。
読了日:10月11日 著者:「もっと明鏡」委員会
http://bookmeter.com/cmt/50992226

■豆腐バカ 世界に挑み続けた20年 (集英社文庫)
コンビニにだって置いている豆腐。 常温で10か月も置ける豆腐は日本人にはピンと来ない。 でもだからこそ海外進出。 アメリカ人の嫌いな食べ物ナンバーワンの豆腐をどうにかして根付かせようと四苦八苦。 文化の違いや訴訟大国の一面も見えて面白かった。
読了日:10月11日 著者:雲田康夫
http://bookmeter.com/cmt/50992191

■回想のぬいぐるみ警部
音無警部の存在感が薄い。 そのかわり、準レギュラーな感じで再登場の階藤美月が事件解決への道筋を鋭く突いて切れ者ぶりを見せていたりする。 美月に弱みを握られたおタケさんは強い態度に出られない。 「パンダ、拒んだ。」残りの人生をどう生きるのかは自分で決めるしかないけれども、この終わり方を本人はどう思うだろう。 「自棄との遭遇」軽い罪じゃないけど殺さないと意味がない。
読了日:10月10日 著者:西澤保彦
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■サンドウィッチは銀座で (文春文庫)
美味しいものを食べるためなら、新幹線に乗ってわざわざ出かけるのは当たり前でしょう、 っていう姿勢を真似するのは難しいけれども、食べ物って本来はそういうものなんだろうなあきっと。 谷口ジローの漫画もまた楽しめる。 木村屋は近くのデパートに出店していてそこを利用しているのですが、できれば銀座まで行って買いたい味。 たいめいけんのオムライスは卵が4個!
読了日:10月10日 著者:平松洋子,谷口ジロー
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■魔法使いのハーブティー (メディアワークス文庫)
勇希は7歳の時にシングルマザーの母親をなくし、それから8年間、親戚の家を転々としていた。 預かってくれる人たちの冷ややかさを目の当たりにしてきたときに先生と出会う。 先生はいつのまにか人を和ませてしまうけれど、自分自身もつらい体験をしていて、だからひとの心がよく分かるんだろうなあ。 ようやく自分自身の足で歩き始めた勇希もきっと良い魔法使いになれるよね。 今度カレーをつくるときにはクミンをいれてみよう。
読了日:10月9日 著者:有間カオル
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■ステーキを下町で
こんなに気合が入ってる食べ物エッセイはそうそうないかも。読んでるこっちも気合が入る。 その土地でしか食べられないものを食べに行く。 510グラムのステーキを平らげたところは思わず唸った。自分にはきっと無理。 三陸鉄道北リアス線のうに弁当を作るご夫婦が震災のときに作ったおにぎりの味に救われたひとがたくさんいただろうな、 と想像しているうちになんだか泣けてきました。 サンドウィッチのほうはこれから読みます。
読了日:10月9日 著者:平松洋子,谷口ジロー
http://bookmeter.com/cmt/50942903

■いそげ、早く、私はペコペコ!
保存のきくものを作っておいて、それを素材として料理を作る。 作り置きしても冷蔵庫に入れっぱなしになっちゃって、なんてこともあるでしょうが、 たとえば「塩豚」なんて密閉容器に入れて冷蔵庫で1年保存可能。 1年、てのが誤植かと何度も見返してしまった。
読了日:10月8日 著者:根本きこ
http://bookmeter.com/cmt/50919876

■人生が深まるクラシック音楽入門 (幻冬舎新書 い 16-1)
このごろはYouTubeなんかでも聴けるので、自分の中ではかなり敷居が低くなってきていますが、 クラシックは難しそうと思ってた。 だって初めてちゃんと聴くのが音楽の授業で、この曲はこういうことでと考えながら聴かないといけないってイメージがあったし。 いったん難しいということを置いといて、こういう本を気軽に読んでみるのはいいかも。 クラシック音楽の大半はこの100年か200年の間に書かれたもの、意外と新しい。
読了日:10月8日 著者:伊東乾
http://bookmeter.com/cmt/50919822

■マーフィーのケンブリッジ英文法(初級編)
アメリカ英語の文法書。 本当の基礎の基礎に的を絞っているのでとても実用的。 ずっと前に習った英語をおさらいするには充分。 肯定文にはsome、否定文・疑問文にはanyを使うとか、すっかり忘れていました。
読了日:10月8日 著者:RaymondMurphy,WilliamR.Smalzer
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■ホペイロの憂鬱 JFL篇
ホペイロが登場した小説は初めて読んだ。しかも探偵役。 ビッグカイト相模原で忙しく仕事をしている坂上くん。 選手が警察に連れていかれたり、サポーターの旗が盗まれたり。 なにかが起きるたびに引っ張り出され、さらに忙しくなる。 なんというか、坂上くんは基本的にいいひとなんだな。ほのぼのする。 マドンナ的存在のボランティアの奈々子ちゃんは坂上くんには興味なさそう。 どっちかっていうと広報担当オニアザミ・三島撫子のほうが良い感じもするけど、どうかなあ。
読了日:10月7日 著者:井上尚登
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■おとなの味
しみじみと読んでいると突然「うつお荘で山菜を食べなくちゃ!」と激しく思わされたり、 甘鯛にしゃぶりついてる音が数日前ひざのあたりで立てられた音と同じだ、なんてエロティックな表現が出てきたりして、 いつのまにかダイナミックな食の渦に放り込まれている。 食べることは生きること。
読了日:10月7日 著者:平松洋子
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■英語で話す「日本の謎」Q&A 【改訂第2版】
ある程度日本についての知識があるから こんな質問が出てくるんだろうなあ。 「はじめに」の、信号は緑色なのになぜ青と呼ぶのか、とか、日本人も不思議に思っていることはたくさんある。 仕事先の相手を名前じゃなくて肩書で呼ぶのはなぜか、の答えが 「つまり日本人は、コミュニティーの中でその人が担っている役割の名称で、相手を呼ぶようになるのです」 うーん、答えになってないような?
読了日:10月6日 著者:板坂元
http://bookmeter.com/cmt/50873748

■女検事ほど面白い仕事はない (講談社文庫)
結局は13年勤めて辞めてしまったので、現在形での「面白い」ってわけじゃないけれど、 その13年は充実した時間だったんだろうなあ。 転勤が多く男社会、子供がいれば時間や勤務地のことで肩身が狭い思いをするのはフェアな感じがしない。 定年まで勤め上げた女性検事はいるんだろうか。
読了日:10月6日 著者:田島優子
http://bookmeter.com/cmt/50873730

■自分でできるダンボールインテリア―ナチュラルテイストできれいに飾れる (セレクトBOOKS)
わざわざダンボールシートを買ってまで作ろうとは思わない。 思わないけど、なんせダンボールなので、いらなくなったときには潔く捨てられるのが利点かな。 カーテンまで作れるなんて予想外だった。
読了日:10月6日 著者:
http://bookmeter.com/cmt/50873720

■月光のスティグマ
ひどい言い方をするなら、麻衣と優衣の双子姉妹の結末は自業自得のなれの果て。 特捜検事となった淳平が潜入捜査したところで再会したのは本当に優衣なのか。 もし優衣だったとして、捜査対象の是枝議員と接触のある優衣との再会は単純に喜べない。 そこらへんはちくちくした気持ちで読んでいたので、 アルジェリアのテロではそこまでやるかという気分。 政権交代に自衛隊派遣、虚実入り混じった世界観に翻弄されるのは小説の醍醐味だけれども、 ちょっと詰め込み過ぎかもしれないなあという印象。
読了日:10月5日 著者:中山七里
http://bookmeter.com/cmt/50851408

■別れられないよね?
脚本家の眼で見渡して人情の機微に触れる。 浮気がばれた夫(二度目)に言った妻の「別れられないよね?」の言葉、覚悟がないと口に出せない気がする。 言われた夫はその後どうなったんだろう。 弟の連帯保証人になったばっかりに借金を抱えるはめになった話は壮絶。 自己破産したら著作権も失ってしまうなんて恐ろしい。
読了日:10月5日 著者:大石静
http://bookmeter.com/cmt/50851390

■佐光さんちのなるほどエコ生活
重曹やクエン酸を使い始めるきっかけは、エコを意識して、ってことよりも、 自分の体質とか家族のため、って理由が多いように思います。 そういう意味ではまっとうな感じ。 除虫菊の蚊取り線香を使ったことあるんですが、やっぱり香りが苦手なんです。 うる月桃香なら大丈夫かなあ、使ってみたい。
読了日:10月4日 著者:佐光紀子
http://bookmeter.com/cmt/50824501

■旅のおみやげ図鑑 (幻冬舎文庫)
旅先で可愛いものを見かけると、どうしても欲しくなってしまうもの。 なんせ一期一会だし。 フリーマーケットに出したりプレゼントしたりして、最終的には気に入ったものだけが残るとは言っても、 やっぱりモノは多そうだ。 えっ、お姉さん、カンタス航空の毛布もってきちゃったの?
読了日:10月4日 著者:杉浦さやか
http://bookmeter.com/cmt/50824473

■ぷりっつさんち ①
たまたま図書館にあったので借りてきた本。 大きくなった3姉妹。でもやっぱり相変わらずな感じで楽しい。 飼い犬のミスターキューティパトゥティって名前は、どうしてそんなに長くなったんだろうw 函館旅行でおーちゃんが航空券を無事に受け取れたことにもほっとしたけれど、 時間貸しの駐車場代(2泊3日)を払えるほど競馬でゲットできたのがすごいと思った。
読了日:10月4日 著者:松本ぷりっつ
http://bookmeter.com/cmt/50824435

■シンメトリー (光文社文庫)
短編集。表題作「シンメトリー」はなにかのアンソロジーで既読。 前2作が菊田しっかりしろって感じだったので「悪しき実」での「肩を抱いて、よろしいですか」のセリフに不意打ちをくらった気分。 そして広域指定暴力団の大和会は今後なにかしらのかかわりが出てくるのかどうか。 「右では殴らない」女子高生の美樹にあれだけ言えるのは警察組織にいる人間だからってこともあるけど、 ドSな感じがなんだかかっこよかった。 美樹が、このまま身を持ち崩していく前に気が付いて良かったと後々思ってくれるといいな。
読了日:10月3日 著者:誉田哲也
http://bookmeter.com/cmt/50799156

■日々が大切 (集英社文庫)
大橋さんちはモノが多そう。 家の倉庫の壁にフックを打ち付けてルームシューズの入った袋を6足分もぶら下げている。 でも、そんなにいらないんじゃないの?って言いたい気分にならないんです。 どれもこれも大事に使われているのが分かるから。 熱海のセカンドハウスはやめたんですね。 ひとりじゃいられないようなところはやっぱり無理だったんだろうなあ。
読了日:10月3日 著者:大橋歩
http://bookmeter.com/cmt/50799141

■レッツ・すぴーく・English
日頃から英語を話す環境にいる日本人がどう過ごしているのか、なにを思っているのか。 「やっぱりことばは、人間です。人と話したいという欲求です」きっとこれに尽きるんだよね。 LとRの区別で悩んだら、 1619年、3年ほど日本に滞在し、 日本語の辞書を作ったスペイン人の宣教師コリャドさんが「ツ」の発音についての言葉を思い出すことにします。 「この音はたいへむずかしく、こんな音は、他のどの言語をさがしても見あたらないのである」
読了日:10月2日 著者:伊藤比呂美
http://bookmeter.com/cmt/50778853

■ズボラ人間の料理術超入門
料理本を見てもその通りに作らないひともいる。 だから「どうしてこの料理はこの作り方になったのか」が書いてあるのは分かりやすいと思った。 たとえばルーもスープの素も使わないハヤシライス。 このレシピは味噌をいれるのがポイント、そこをはずすと元も子もない。 料理本を見てもその通りに作らないひとにこそ、ここを読んでからまずレシピの通りに作ってほしい。
読了日:10月2日 著者:奥薗壽子
http://bookmeter.com/cmt/50778845

■年収100万円の豊かな節約生活
持ち家じゃないと出来ないだろうな。 老後の暮らしはこんな感じかな、とイメージしつつ読みました。 手間暇をお金で買うのは簡単、そこを自分でやるのを楽しめるかどうかがポイントかもしれない。 アレルギーのひとには無理だけど、小麦粉をパスタにしたりパンにしたりとホームベーカリーが大活躍。
読了日:10月2日 著者:山崎寿人
http://bookmeter.com/cmt/50778816

■新訳 思い出のマーニー (角川文庫)
どうしようもない孤独感を抱えたアンナが マーニーに出会えたこの夏は転換点になったはず。 マーニーを知ることはアンナ自身を知ること。 ミセス・プレストンがアンナをとても気にかけていることと ペグ夫妻のおおらかできっぱりとした態度は、 こういう大人が身近にいるっていいなと思える。
読了日:10月1日 著者:ジョーン・G・ロビンソン
http://bookmeter.com/cmt/50756860

■枕草子REMIX
清少納言の好みは分かりやすくていっそ清々しいくらい。 下種より貴族、ブスより美人、田舎より都会。 ずけずけモノを言うというより自分にうそを付けなかったんだな、って感じです。 こういう内容を当時のひとが面白がって読んでいたのかと思うと すごく親近感が持てます。 それでもやっぱり原文を読み下すのは難しい。
読了日:10月1日 著者:酒井順子
http://bookmeter.com/cmt/50756829


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