やわらかい螺旋

徒然なるままに

2019-03

2019-04-01 07:06:57 | 
2019年3月の読書メーター
読んだ本の数:70冊
読んだページ数:17368ページ
ナイス数:715ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly
■黒猫のいない夜のディストピア
付き人にそっくりな白づくめの女性に灰島、黒猫、なんだかグラデーションな配置。
黒から白になるにつれ相手との距離が大きくなっていく。
母親の不可解な行動も意味が分かれば不可解ではなく、そういう時間を持てることがやけに羨ましく思えてきます。
竹の印鑑は役目を終えてほっとしてるかもしれない。でも本当のスタートはこれから。
クトゥルフ神話のテケリ・リなアレは、元ネタはポオの「ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語」だったのか。

読了日:03月31日 著者:森晶麿
https://bookmeter.com/books/13245170

■太陽と乙女
台湾の雑誌で連載された「空転小説家」と秘蔵日記を公開した特別書下ろしも収録、全90篇を収めたエッセイ大全集。
だらだらのんびり読むのにちょうど良かったです。
ライフル界に期待の新生現る!ってことになってたら、黒髪の乙女はいなかったのだなあとしみじみする。
ときどき登場する奥さまがの言動がなんだか可愛い。

読了日:03月31日 著者:森見 登美彦
https://bookmeter.com/books/12417419

■とっても不幸な幸運 (双葉文庫 は 18-1)
新宿にある「酒場」という名前の酒場に、100円ショップで売られていた「とっても不幸な幸運」という缶詰が持ち込まれ、それが引き起こす色んな騒動。
最初の茸の話があんまり意味が分からず、何度か読み返してみましたが、のり子の意図がやっぱり良く分からない。うーん。どうしてそうなるんだ。
それでもなんとか読んでいるうちに、ちょっとずつ馴染めましたが、読書のリズムが削がれたのは戻りませんでした。とほほ。
ウェイター健也と刑事の花立の話が面白かった。

読了日:03月30日 著者:畠中 恵
https://bookmeter.com/books/559780

■航空機を後世に遺す―歴史に刻まれた国産機を展示する博物館づくり
岐阜かがみはら航空宇宙博物館の足跡をたどる。
飛行機を貴重な資料として残すことと、それを展示すること、そして、訪れるひとたちに興味を持ってもらうこと。
これらすべてがうまく機能するとは限らない。
機体の中に入れるのは見学者には嬉しいが、安全への配慮からオリジナルのままでの展示ができなくなり、さらには盗難もあった。
子供たちのためというキーワードが強すぎると、遊園地のアトラクションと同列に語られてしまう難しさがある。

読了日:03月30日 著者:横山 晋太郎
https://bookmeter.com/books/12886009

■ときどき旅に出るカフェ
瑛子の行きつけのカフェ・ルーズを舞台に店主の円が謎を解きほぐす。
人間関係で悩みがあってもこのカフェで癒されそう。
たとえ同じメニューでも、上っ面をなぞってるだけのお菓子と、その土地で育まれた味を大事にしているお菓子、
どちらが美味しいかは食べてみればすぐ分かること。
円が作るバラクヴァ食べてみたいな。
読了日:03月29日 著者:近藤 史恵
https://bookmeter.com/books/11673908

■あのひとたちの背中 (文春文庫)
重松清が各界の第一線で活躍しているひとたちにインタビューする。
インタビューに際し、相手に対する想いとかそういうものも呟かれているので、情報量が多い。
伊集院静のときはホテル側が「伊集院セット」を用意していたり、
酒井順子は苗場プリンスホテルまで遠征したのにシーズンオフの休業で途方に暮れていたり、
インタビュー場所の背景を知って読むと一味違う気がしました。

読了日:03月29日 著者:重松 清
https://bookmeter.com/books/11494865

■盲目の理髪師【新訳版】 (創元推理文庫)
豪華客船に乗船していた推理作家モーガンから騒動の一部始終を聞いたフェル博士が安楽椅子探偵として謎を解く。
盲目の理髪師を名乗る殺人犯が紛れ込んで連続殺人に発展するのかなと勝手に思っていたので、これほどのドタバタ劇とは想像してなかった。
一番割を食ったのは船長。
何か事件が持ち上がるたびに酷い目にあってて可哀そうなんだけれど、それがまるでコントみたいで笑ってしまう。

読了日:03月28日 著者:ジョン・ディクスン・カー
https://bookmeter.com/books/12789190

■ゆるい生活
体質改善のため漢方薬局に通う群さん。
水を飲みすぎないように、甘いものを食べすぎないように、根を詰めて疲れないように。
今までの食事や生活態度が現在の自分の体質を作っているので、習慣化してることをやめるのはやっぱり大変。
1日にやっていいのはひとつだけ。
子供のころ、いくら何でも怠け過ぎだろうと思ってたロシア民謡「一週間」
(日曜日は市場へ出掛け~♪)は、実は良いことなんだ、ってことになるんでしょうか。

読了日:03月28日 著者:群 ようこ
https://bookmeter.com/books/9220530

■元町クリーニング屋 横浜サンドリヨン ~洗濯ときどき謎解き~ (マイナビ出版ファン文庫)
元町の老舗クリーニング店を舞台にしたミステリ。
服の汚れなどから持ち主の性格や行動をプロファイリングする更紗。
如才なく振る舞える探偵の不破とは違い、更紗のほうは知識はあっても言動が危なっかしくて、このあたりはコンビとして見ればバランスがとれてるのかも。
一か所に腰を落ち着けられない不破だけど、ひょっとしたらしばらくは中華街にいるような気がします。

読了日:03月27日 著者:森山 あけみ
https://bookmeter.com/books/11099448

■あたらしいあたりまえ。 暮らしのなかの工夫と発見ノート (PHP文庫)
古いあたりまえを捨てるのではなく、あたらしいあたりまえを見つける。
あたらしいあたりまえを見つけるためには自分の仕事と暮らしに深い興味を持つこと。
流行を追って次々と服を買ったりはしないけれど、穴が開いたり色があせたり「貧乏くさい」ものは潔く捨てる。
気に入ってる服ほどたくさん着て、ヨレヨレになったくらいが着心地が良かったりするんだけど、
ひとから「貧乏くさい」と思われるのと引き換えにできますかと問われたら、うーん。悩む。

読了日:03月27日 著者:松浦 弥太郎
https://bookmeter.com/books/5531512

■上海香炉の謎 (ノン・ノベル)
図書館のリサイクル本棚から貰ってきた本。
霞田兄妹、兄の志郎は、探偵としては派手な造形じゃないんだけど、
妹の千鶴の言動とのバランスがとれてて良いコンビかなあと思う。
犯人側にしてみたらやり遂げた感はあったにせよ、被害者たちにしてみたら、そんな理由で殺されるなんて納得しないだろうな。
金のエンゼル、オモチャのかんづめの中身は何だったのか気になる。

読了日:03月26日 著者:太田 忠司
https://bookmeter.com/books/543798

■私なりに絶景 ニッポンわがまま観光記
風光明媚というよりは面白い場所を求めて旅をする。
鹿児島の曽木の滝の分水路とダムの廃墟、見に行きたいなあ。
途中敵に待ち伏せされるかは分からないけど、非日常感を味わえそう。なんかラピュタっぽい。

読了日:03月26日 著者:宮田珠己
https://bookmeter.com/books/11452484

■お天気おじさんへの道 (講談社文庫)
合格率4.1%の国家試験に挑み気象予報士になった泉麻人の気象エッセイ。
アメダスは21㎞四方に一箇所設置と決まっているから、わが国のどこかに何軒か「アメダスのある家」というのが存在しているけれど、
公言しないようにきついお達しがあるらしい。
まあそうだよね、細工されたら困る。
「不安定な乙女心を沿海州高気圧の南東進にたとえたような唄、ユーミンでもアイコでも大塚愛でもいいから、歌ってみてくれないか」
どんな歌になるのやら。
読了日:03月25日 著者:泉 麻人
https://bookmeter.com/books/419232

■若者言葉に耳をすませば
むかしから若者言葉は大人たちから批判されてきた。
「梅はまだ咲かなくってよ」の「てよ」も当時の女子生徒の流行語で、尾崎紅葉がこれを気に入らずに文句を書いていたそう。
この本は2007年の出版なんですが、もうこのころには「フツーに○○」「マジぱーねー(方言)」が使われてたんだなあ。
私が子供のころは、大人が誰かの家を訪ねたら「ごめんくださいませ」を言っていたのでわりと馴染みがありますが、
いまの若いひとから見ればエレガントな昔の言葉に思えたりするんですね。

読了日:03月25日 著者:山口 仲美
https://bookmeter.com/books/482854

■アンデッドガール・マーダーファルス 2 (講談社タイガ)
この時代の有名人が次から次へと登場して賑やか華やか。
前作よりミステリ色は薄く、特に後半は大活劇。
死ぬことはないと分かってても、置いてきぼりの鴉夜が文字通り踏んだり蹴ったりで気の毒と思ったけど、
それよりひどかったのはその後の戦闘で満身創痍な津軽と静句。
ロイズも本腰を入れて討伐に乗り出してきそうだし、再び<夜宴>と相対するのはいつになるだろうか。

読了日:03月24日 著者:青崎 有吾
https://bookmeter.com/books/10992553

■神奈川県 県民も知らない地名の謎 (PHP文庫)
たとえば「関内」みたいに、外国人居留地に関所を設けて、関所の内側、だから関内、と由来が分かるのは、
地名の歴史としてはそれほど古くないし記録が残っているから断言できるってことですよね。
「強羅」がサンスクリット語で「恐怖地獄」に通じるので改名を迫られた話が印象的。

読了日:03月24日 著者:日本地名の会
https://bookmeter.com/books/7282788

■アンデッドガール・マーダーファルス 1 (講談社タイガ)
1898年。
フランスでは人類親和派の吸血鬼の妻が銀の杭を打たれ、ベルギーでは人造人間を作った博士の首なし死体が発見される。
事件に挑むのは怪物事件専門の探偵・輪堂鴉夜たち。
見えていることから順序立てて推理していく鴉夜のやり方は、ミステリに馴染みがないひとにも分かりやすくて良さそう。
鴉夜と津軽の経緯は納得したけど、静句はどうして鴉夜に仕えることになったんだろう。
モリアーティ一味も錚々たるメンバーで、これから起きる事件にも関係してくるんだろうなあ。2巻に続く。

読了日:03月23日 著者:青崎 有吾
https://bookmeter.com/books/9959120

■あぁ、だから一人はいやなんだ。
明るく溌剌と、今日も元気に大酒飲み!な感じで、読んでるこっちが元気じゃなくてどうするよ、って思えてきます。
パワーあるなあ。
オアシズ大久保さんの家族旅行に毎回参加してるっていうのがなんかいいな、楽しそうです。
おツマミ写真がおいしそうで悶絶。これ、いっぱい飲んじゃうやつだ。


読了日:03月23日 著者:いとう あさこ
https://bookmeter.com/books/11944801

■メタモルフォーゼの縁側(2) (単行本コミックス)
ふたりでイベントに行って同人誌を買って、なんて楽しそう。
この楽しい時間を共有できる友達がいるっていいね。
全国の作家のみなさん、イベントに行きたい年寄りは潜在的に増えてくるので、そのときにはどうぞよろしく。
うららの悩みも雪さんの悩みも、それぞれそういう「お年頃」だからなんだと腑に落ちるほどリアル。
読了日:03月22日 著者:鶴谷 香央理
https://bookmeter.com/books/13151681

■メタモルフォーゼの縁側(1) (単行本コミックス)
年の差だいたい60歳。
BLまんががきっかけになり始まった、うららと雪さんの交流。
書店バイト女子高生のうらら、書道教室をやってる雪さん、お互いがどちらも身近にはいないタイプ。
好きなことの話をしたい気持ちには年齢は関係ないんだよね。
うららの恐る恐るなところ、雪さんの「ちぇっ」な感じ、どっちも分かるなあ。

読了日:03月22日 著者:鶴谷 香央理
https://bookmeter.com/books/12767744

■靖國の桜
10年にわたり撮影してきた靖國神社の桜の写真集。
東京都の桜の開花日を決める標本木があるので、靖國神社は桜の園という印象が強いです。
写真と合わせて和歌もいくつか紹介されている。
万葉集・柿本人麻呂「桜花咲きかも散ると見るまでに誰れかもここに見えて散り行く」

読了日:03月22日 著者:
https://bookmeter.com/books/11956846

■視覚心理学が明かす 名画の秘密
70点余りの作品を実験心理学をもとに読み解く。
フェルメール「ミルクを注ぐ女」の遠近感が矛盾していると分かったうえで絵を見ても、机はきっと四角じゃないんだろうなと思うくらいで、
それほど違和感がありません;
ネットで話題になった「青と黒、もしくは白と金のドレス」の画像は、私は青と黒派なんですが、結局はどっちの色だったんだろう。
仙厓「指月布袋画賛」ほのぼのした気分になりました。

読了日:03月21日 著者:三浦 佳世
https://bookmeter.com/books/13005354

■〈役割語〉小辞典
役割語の使用場面などを辞書風にまとめて解説した本。
「おお、そうじゃ、わしが知っておるんじゃ」
「あら、そうよ、わたくしが知っておりますわ」
「うん、そうだよ、ぼくが知ってるよ」
「んだ、んだ、おら知ってる」
「そやそや、わしが知ってまっせー」
「うむ、さよう、せっしゃが存じておりまする」
全部同じことを言っていて、誰が話しているのかすぐ分かる。

読了日:03月21日 著者:
https://bookmeter.com/books/8277411

■沈没船のコーヒーダイヤモンド (コージーブックス)
警察官を襲うパンサーマンの恰好をした狙撃手と、
マダムからマイクそしてクレアに渡ったコーヒーダイヤモンド。
沈没した豪華客船の話からどうやって繋げていくのかなと楽しみながら読めました。
ここしばらくマテオの妻ブリアンの影が薄くてどうしたのかと思っていたら、やっぱりなあ。
納品が綱渡り状態になるほど好評なナイト・アンド・デイ・ブレンドのこともあるし、マテオは世界を歩きながら自分自身を立て直す時間が持てそうで良かった。
そして、婚約おめでとう。

読了日:03月20日 著者:クレオ・コイル
https://bookmeter.com/books/13151075

■かるい生活
漢方薬局のことが出てきて「ゆるい生活」を読んでないことに気が付きました、そのうち読もう。
所在地、連絡先などにお答えしませんという注意書きがあるってことは、それだけ反響があったってことで、
自分のメンテナンスのために漢方を頼ってみたいと思ってるひとが多いってことになるのかな。
「むくんでるとね、靴擦れが起こるんですよ」
ああ、なんか納得。そういうときある。
しかしまあ、群さんちの家族はひどいな。
読了日:03月20日 著者:群ようこ
https://bookmeter.com/books/12427625

■ノッキンオン・ロックドドア (文芸書)
不可能(HOW)を推理する御殿場倒理と、不可解(WHY)を推理する片無氷雨が共同経営している探偵社に持ち込まれる数々の事件。
同じゼミに所属していた4人のうち、ひとりは犯罪者を捕らえる仕事に就き、
ふたりは犯罪を暴く仕事に就き、もうひとりは犯罪を作る仕事に就いた。
そうなったきっかけが倒理の事件だったとして、4人全員がその真相にちゃんと向き合う日は来るのかな。

読了日:03月19日 著者:青崎 有吾
https://bookmeter.com/books/10715094

■ホームレス入門―上野の森の紳士録 (角川文庫)
リストラにより失業した著者による上野のホームレスたちのルポルタージュ。
読み終わってから、なんかこう釈然としない気分。
最初のほうで、もしホームレスになったら家族で住めるかもしれないし、自分だけがテント住まいになっても家族が遊びに来るかもしれないし、なんて書いてますが、
小さい子供ふたりを抱えた奥さんがそれでOKかどうかは確認してないんですよね。
韓国系の教会がやってる炊き出しが布教活動とセットなのが押し付けがましくてイヤだけど、キリスト教ってそういうもんだから仕方ないか。

読了日:03月19日 著者:風樹 茂
https://bookmeter.com/books/369999

■家族の行方 (創元推理文庫)
失踪した見ず知らずの少年を探すはめになった推理作家の有村靖子と、その息子の勇起。
勇起の言動がどこか変だったのはそういうことだったのかと最後には納得しましたが、家族という枠組みについて、いろいろと考えさせられました。
親は大人である分だけ、複雑で面倒なことを放り投げるかどうかを常に問われ続けているのかもしれないなと、ちらっと思いました。

読了日:03月18日 著者:矢口 敦子
https://bookmeter.com/books/485279

■どうしよう
壇蜜と齋藤支靜加のあいだでゆらゆら揺れてるような雰囲気も感じつつ、どんな「どうしよう」に直面してるのかを見守るように読みました。
「七日帰り」はこれで初めて知りました。そういう迷信があるんですね。
身に着ける服を5色に絞ったらどうかと提案したマネージャーさん以外の男性がひどい奴ばかり。
男運がないって言われませんか。
読了日:03月18日 著者:壇 蜜
https://bookmeter.com/books/10454318

■ビアンカ・オーバーステップ(下) (星海社FICTIONS)
ロッサの昭和が現実だったら面白い世界だったろうな。
ロッサってこんなキャラだったっけ。
ビアンカを見つけるためだけにこれだけのチートすぎる能力を身に着けるなんて、本当に本気だ。
これもきっと太田が悪い。

読了日:03月17日 著者:筒城 灯士郎,いとう のいぢ
https://bookmeter.com/books/11561694

■ビアンカ・オーバーステップ(上) (星海社FICTIONS)
天体観測の最中に消えたビアンカを見つけようとするロッサ。
ロッサを追ってる最未来人、そしてスカルラットたち観察者は、どう関係してくるのか。
イチとゼロのきらきらになりつつ下巻に続く。

読了日:03月17日 著者:筒城 灯士郎,いとう のいぢ
https://bookmeter.com/books/11561693

■クローバー・リーフをもう一杯 今宵、謎解きバー「三号館」へ
京大構内で営業しているバー「三号館」は神出鬼没、謎を持つ人にしか見つけられない。
蒼馬美希が作るカクテルを飲んでみたいなあ。名無しのガフとか。
最近の京都は観光客が多すぎて、賀茂川乱歩のサークル活動も大変だろうな。
トーチカと青河さんはどうなったのか気になります。

読了日:03月16日 著者:円居 挽
https://bookmeter.com/books/8292371

■皿洗いするの、どっち? 目指せ、家庭内男女平等!
同棲から結婚へ、一緒に暮らしてみて分かる不平やら不満やら、女の言い分。
思い当たることが多すぎ。頷きすぎて首がもげそう。
昔から「諦めが肝心」って言いますが、諦めることが多くなりすぎてイヤになったときがきっと離婚するときなんだろうな、とか思いました。
結婚したあと、名義変更などの手続きでうんざりしてたのは自分だけじゃなかったんだなあ。

読了日:03月16日 著者:山内マリコ
https://bookmeter.com/books/11559821

■魔弾の射手 (角川文庫 (5839))
神津恭介のもとに送られてきた犯行予告とオペラのチケット。
舞台に立つ歌姫、水島真理子は、ドイツ語で「魔弾の射手」と言ったのち気を失って倒れる。
これが引き金になったかのように起きた連続殺人事件。
そもそも犯人にとっては探偵が介入しないほうが危険を減らせるはずなのに。
魔弾を使う理由もいまひとつ分からない。
青森の地方紙「夕刊東奥」で連載していたのが昭和25年のこと。
それを考えれば、真理子をはじめ、恭介が出会った女たちに対する「これが戦後の女性なのか。女の本質なのだろうか」のセリフはリアリティがある。

読了日:03月15日 著者:高木 彬光
https://bookmeter.com/books/518792

■女優の箪笥
6人の着物の達人たちとの着物対談。
都はるみの舞台衣装みたいに場を盛り上げる装置にもなるし、
加藤治子みたいに着物はラクだと言えるほど馴染むのも着物ならではだと思う。
着物って、着ているひとが美人かどうかを問うよりも個性を広げるものなのかもしれない。

読了日:03月15日 著者:室井 滋
https://bookmeter.com/books/572143

■左ききのたみやさん。―哀愁ただよう左きき爆笑エッセイ
哀愁なのか爆笑なのかどっちなんだよとツッコミつつ図書館で借りた本。
アラビア語みたいに右から左に書く言語もあるけど、日本語は左から右に文字を書くから、左利きは大変そう。
うちのトイレもトイレットペーパーは左側についていますが、あんまり違和感ないけどなあ。


読了日:03月14日 著者:たみや ともか
https://bookmeter.com/books/339123

■横浜 中華街 (タビハナ)
横浜の観光スポットはみなとみらい21と横浜中華街。
この2つのエリアを軸にした横浜の観光案内。
地元すぎて、お客さんを案内するか散歩するくらいでしか立ち寄りませんが、おいしいものもいっぱいあるし、
買い物するにも楽しいし、観光地としては飽きなくていいんじゃないかと思います。
ここで紹介されてる中華まんの中でも北京飯店の五目肉まんが好きで、ずっと買っています。

読了日:03月14日 著者:
https://bookmeter.com/books/615981

■ときめくチョウ図鑑 (Book for Discovery)
蝶に関する色々なことを紹介するカジュアルな図鑑。
南北に長い島国の日本は実は蝶の楽園だというのが意外でした。
カラー写真で良かったなと思ったのがヒョウモン一族。
どれもよく似ているので、間違い探しをしてる気分でじっくりと見比べました。

読了日:03月14日 著者:今森 光彦
https://bookmeter.com/books/8074730

■まもなく電車が出現します (創元推理文庫)
中編短編詰め合わせ。
伊神さんが卒業する前だったり後だったりで、時系列で少し混乱する。
「嫁と竜のどちらをとるか?」みたいに伊神さんがあっさり分かってしまうのも楽しいですが
「今日から彼氏」みたいに、どこかキナ臭くて、それはなぜそう思うんだろうと考える時間を持ちつつ読めたのも良かった。
「シチュー皿~」ミノいいやつだ。

読了日:03月13日 著者:似鳥 鶏
https://bookmeter.com/books/3058834

■たてもの怪談
引っ越しの話が半分と、建物関係の怪談が半分。
売れ残る物件(一軒家でもマンションでも)には、それなりの理由があるものだなあ。
一番印象に残ったのが、お化け屋敷のところの
「幽霊の人形は半永久的に幽霊で、一家惨殺現場を再現するための人形は、作られたときから壊されてしまう瞬間まで、惨殺され続けているのだ」の文章。
元からお化け屋敷は怖くて入れませんでしたが、もう一生入れないかも。

読了日:03月13日 著者:加門 七海
https://bookmeter.com/books/11095456

■タオル一本で家中ピッカピカ―手間もお金も場所もいらないプロの方法
合言葉は「そこそこキレイ」温泉旅館にあるようなタオルで簡単にそうじ。
いつも小ぎれいに暮らせる3つのポイントは、
「何かのついでにタオルでふく習慣をつける」
「汚れたらすぐにふく」
「汚いと思ったときがそうじどき」
こまめにそうじすれば、洗剤を持ち出してきて力任せにゴシゴシこする、なんてことにならずにすむので、心掛けます。

読了日:03月12日 著者:沖 幸子
https://bookmeter.com/books/469468

■免疫力をアップする、塩麹のおかず 60161‐74 (レタスクラブMOOK)
図書館のリサイクル本棚から貰ってきた本。
最初はどうやって使っていいのか困っていましたが、塩の代わりにすれば良いと分かったら、だいぶ気楽に使えるようになりました。
豆腐を漬けたらおいしそう、やってみたい。

読了日:03月12日 著者:著訳編者表示なし
https://bookmeter.com/books/4332331

■野食読本 (Fielder特別編集) (サクラムック)
あらゆる状況で数日間食いつなぐためのテクニック集。
そうは言っても、素人が猟銃を持ち出したりキノコ狩りするなんて危ないので、実践できるかどうかは別の話。
カブトムシは「腐葉土の臭いがするので臭い消しの工夫が少し必要になる」焼いて中身を取り出して食べるのだそうですが、
可食部が少なそう、って感想よりも、アレを食べるのはちょっと勇気いるなあ、と思うほうの比重が大きかった。
うーんカブトムシかあ。
読了日:03月12日 著者:
https://bookmeter.com/books/12818953

■わたしの3・11 あの日から始まる今日
関東に住んでいる自分でも、あの日は本当に大変だった。
東北のひとたちはそれよりはるかに、想像できないほど大変だったはず。
自分が住んでいた町がまるごとなくなり、知っているひとたちを大勢亡くし、生活の基盤そのものが失われる。
日を追うごとにマスコミは希望をちらつかせる報道を始めたけれど、それどころじゃない切迫感が伝わってきます。
地元消防団のひとたちの悲痛な言葉、これこそがリアル。


読了日:03月11日 著者:茂木 健一郎,堀江貴文,山田スイッチ,加藤千恵,竹内薫,渡辺浩弐,浅野智哉,雨宮処凛,石井光太,村治佳織,京田光広,渡辺満久,上杉隆,高橋源一郎,サンドウィッチマン・伊達みきお,サンドウィッチマン・富澤たけし
https://bookmeter.com/books/3250944

■地震と独身
東日本大震災のとき、独身者たちはどうしていたのか。
不安を感じて婚活に励んだり、配偶者や子供がいない身軽さを生かして被災地で活動したり。
ひとによってそれぞれ違うけれど、自分自身の生き方で何が大事なのか、何を優先するのかを考えるきっかけになったことには間違いない。

読了日:03月11日 著者:酒井 順子
https://bookmeter.com/books/7923431

■小川義文写真集 MOMENT OF TRUTH (Tokyo Days)
「小さな生命力には限りがある。やがては、枯れて朽ちてしまう。
ならばもっとも美しい、いまの姿を撮影しておくべきではないか」
そうして撮られた花の姿。
写真と一緒に撮影のポイントも書かれているので、写真が趣味なら参考になるかも。

読了日:03月10日 著者:小川 義文
https://bookmeter.com/books/9235463

■みちこさん英語をやりなおす (am・is・areでつまずいたあなたへ)
英語が苦手、と言っても、どこら辺から苦手なのかを自分自身で分かっているかどうかっていうのが鍵なんだろうなあ。
固有名詞か一般名詞の区別の付け方は、日本語だとそれほど意識することないですもんね。
他の言語を学習すると、母語との差を知ることにもなるので、それもまた楽しいのです。

読了日:03月10日 著者:益田ミリ
https://bookmeter.com/books/7912758

■決定版 からだの教養12ヵ月
東洋医学と古武術をベースにした12ヵ月のメソッドで健康を保とう。
ラジオ体操が出来ないところからスタートして、自分の体の可動範囲を確かめていく。
「肘を回す動き」はラクにできるのに「腕を返す動き」が苦手とか、自分の体の癖に気付けました。
私には葛根湯より参蘇飲か香蘇散のほうが良さそうだというのが分かって良かった。

読了日:03月10日 著者:若林理砂
https://bookmeter.com/books/13073689

■泣くなブタカン!: 池谷美咲の演劇部日誌 (新潮文庫nex)
美咲は3年生、退院したナナコは復帰して2年生のまま、新1年制を迎えた演劇部での日々が始まるが、
脚本をめぐりナナコと錦野が反目、ついには演劇部が分裂。
美咲たち受験生はそれぞれが自分の進路について考えることになり、
ジュリアやナナコみたいに自分で歩き始めたひとたちもいて、
演劇を通して濃密な時間を一緒に過ごした仲間たちとはお別れ。
みんな、自分の足元のバミリを見失わないようにね。

読了日:03月09日 著者:青柳 碧人
https://bookmeter.com/books/11230467

■なまいき始め―“9to5”にさよなら
本を出して、OL生活に別れを告げて、中国へ留学。
文筆業に足を踏み入れたころで、言動が若いなあ岸本さん。
感情の整理が追い付いてなかったのか、何を言いたいのかどうしてそういう文章なのか、ちっとも分からないところがあって、
でもそれが「なまいき始め」ってタイトルにあってるなあとも思う。

読了日:03月09日 著者:岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/746056

■変形菌 (Graphic voyage)
変形菌(粘菌)の生態を写真で紹介。
胞子が飛散する様子が、まるでほこりが舞うように見えるので、すべての変形菌は〇〇ホコリの和名で呼ばれる。
表紙を見たらなんとなくキノコっぽかったので、変形菌はだいたいこういう形になるのかなと思ってしまいましたが、そういうわけじゃありませんでした。
木の幹からわさわさ生えてるオオムラサキホコリなら見つけやすいかなあ。

読了日:03月08日 著者:川上 新一
https://bookmeter.com/books/12152495

■切り紙でつくる恐竜図鑑: 子供が喜ぶ・大人がハマる リアルで大迫力のペーパークラフト
恐竜の解説も楽しい立体作品55点。 コピーして使える型紙付き。
ペーパークラフトに特に興味があるわけじゃないんですが、そういう私でも、これはすごいぞと目を奪われました。
型紙から綺麗に切り取れれば、それだけでもうだいぶ形が決まるので、組み立てるのが楽しくなりそう。

読了日:03月08日 著者:大原 まゆみ
https://bookmeter.com/books/12074694

■スナックさいばら おひとりさま篇 (角川文庫)
おんなの人生、待ったなし。
スナックさいばらで超ぶっちゃけガールズトーク。
大人になったらもう群れなくていい。
大切なものがわかったら一人でもよくなる。
あの夢の国に一人で行くのが一番ハードルが高い気がします。
それをクリアしたら逆になんにも怖くないかも。
読了日:03月08日 著者:西原 理恵子
https://bookmeter.com/books/11169369

■よろず一夜のミステリー: 土の秘法 (新潮文庫)
オンラインゲーム「ジオの聖戦」とゾンビ研究。
女神アナと言われてストーカーされたり、奈良の修学旅行中に誘拐されたりで、希美には災難。
けれどそれがメインじゃなかったのであまり緊張感がなかった。
希美に守ってほしいと言われたから連れ去った母親を刺すのは分かるけど、
建物が壊れるほどの爆発って何が原因だったんだろう。
行方不明になってる恵と稔の父親の件はこれが糸口になって行方が分かるといいな。

読了日:03月07日 著者:篠原 美季
https://bookmeter.com/books/6786900

■かぐや姫はいやな女
あちこちに書いたエッセイをまとめたもの。
地球産のイキのいいタケノコロケットに乗って旅立っていったかぐや姫は実はタケムシ。
タケムシってどんな虫?とあとで検索してみたら、おお・・・。
パタゴニアのフィッツロイを撮影するために軽飛行機で移動中、トイレ休憩で降りた原野で置き去りにされそうになった話にぞっとする。


読了日:03月07日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/11255811

■図解 世界の名作住宅
世界の巨匠が手がけた60超の建築をすべてイラストで解説。
フランク・ロイド・ライト「落水荘」は、こういう建築関係の本だと滝が見えるようなショットの写真を掲載していることが多いので、俯瞰図が新鮮に思えます。
そしてゲストハウスがあるなんて知りませんでした。
だいたい外国の作品は、広い土地の風景ありきで作られてるものが多い気がする。
ミースは「住まい」に関心がないのに、なぜ個人住宅ファンズワース邸を手掛けることにしたんだろう。

読了日:03月06日 著者:中山 繁信,松下 希和,伊藤 茉莉子,齋藤 玲香
https://bookmeter.com/books/13150564

■ベリーダンスベリ—マッチ (たくさんの“わからない"“困った"がスッキリ!!)
踊り方から歴史、文化、マナーまでベリーダンスのリアルがわかる1冊。
Q&A方式なので実際的。
初心者には初心者の、プロになるほどの実力のあるひとたちにもそれぞれ知りたいことがあり、
経験者の立場からのアドバイスは分かりやすくてためになりそう。

読了日:03月06日 著者:
https://bookmeter.com/books/8987833

■空想科学文庫 空想科学読本①[新装版]
空想科学の世界はどこまで科学的に正しいのか。
最初にこの本を読んだとき、こんなことを大真面目に検証するひとっているんだなあと思った。
なるべく体力を使わないように努めるしかない仮面ライダー。
超スローモーな動きで電車にさえ勝てないマジンガーZ。
純真な微笑みといっしょに放射能や中性子をまき散らす鉄腕アトム。
正義の味方が大変そうなので、ぜひギャオスは超音波メスをあてて、じんわりあっためて健康にしてあげてください。

読了日:03月06日 著者:柳田 理科雄
https://bookmeter.com/books/2365552

■魔眼の匣の殺人
前作の特殊状況下の密室殺人を上回るような設定はなかなか難しいぞと思っていたのですが、その高いハードルを違う方向から超えてきましたね、面白かったです。
班目機関が予言なんていうオカルトめいた研究に手を出すのは、前作設定を考えればまったく不自然じゃないし、
各地にあった研究所が他にどんな研究をしていたのか、次作への期待も膨らみます。
登場人物紹介のやり方が今回もお見事。これなら、こいつ誰だよと毎回迷わなくてすみました。

読了日:03月05日 著者:今村 昌弘
https://bookmeter.com/books/13369426

■小ネタの恩返し。アマデウスは登場しない編 (ほぼ日文庫)
ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の読者投稿コーナー「ほぼ日小ネタ劇場」からの傑作選。
テストの珍解答に大笑いました。
「足す=そっくす」「徳川のマイゾウキン=徳川のmy雑巾」「湿り気=しめり毛」
とんちを見てる気分です。

読了日:03月05日 著者:ほぼ日刊イトイ新聞
https://bookmeter.com/books/11162918

■大人体型の「きれい」を引き出す着こなしの作戦 (講談社の実用BOOK)
大人は体型が変わって当たり前、着る服を選んで5キロやせ見えを目指そう、ってのが実用的すぎて刺さる。
そうなんだよ、体重は変わらないのに体型としては丸くなるんだ・・・。
160㎝・63㎏、大人体型の原田さんのビフォーアフターが見た目で分かりやすい。

読了日:03月04日 著者:窪田 千紘
https://bookmeter.com/books/13161750

■STOP劉備君!!リターンズ!4 (希望コミックス)
今回の表紙の姜維、物理的にフォロワーがついてくるなんて、彼らはやっぱりものすごーく暇人なんじゃなかろうか。
巻頭カラーではベストカップル。
周瑜は小喬じゃなくて雑兵Aなのが泣ける。でも納得。
虫や爬虫類ばかりの孟獲のインスタは、あれは一応「映え」を意識してるんだろうか。
読了日:03月04日 著者:白井恵理子
https://bookmeter.com/books/13485504

■100年歯を失わない生き方
自然治癒力が高ければ、虫歯で溶けた部分が再石灰化されて元の硬さに戻るので、削ったり抜いたりする必要なし。
WHOによる2003年のレポートには「歯磨きと虫歯予防とのあいだには、明確な相関関係を示す根拠がない」と書かれているそうで、
歯磨きこそが予防と刷り込まれていた身としては衝撃でした。
歯医者に行くたびに、親知らずの抜歯を考えてみてくださいと勧められるのですが、なんともないので抜かないことにします。

読了日:03月04日 著者:小峰 一雄
https://bookmeter.com/books/13310795

■東京マラソンを走りたい ギャグ漫画家 50歳のフルマラソン (小学館101新書)
東京マラソンを夢見つつ走るマラソン奮闘記。
飽きてしまうからコースを変えたり、音楽を聴かないと走れなかったり、そういうのはあるにせよ、
最初から15分とか走れるひとは距離を伸ばしていくのもそれほど大変じゃないんじゃないかなとか、こっそり思ったのは内緒です。
たとえ歩いてるみたいな速度でも走り続けるほうがいいというのは納得。
海外の大会スタッフのやる気のなさは笑えますが、そういうユルさも海外ならではかもね、とも思いました。

読了日:03月03日 著者:喜国 雅彦
https://bookmeter.com/books/439186

■ひなまつり―平安の優美漂う折り紙 (雅の技と演出の達人)
折り紙で作るおひなさま。
右大臣左大臣やぼんぼりなどの小物、おひなさまのタペストリーなども紹介。
なんせ折り紙なので気軽に扱えるのがいいし、工作気分で子供と一緒に作ってみるのも楽しいかもしれない。

読了日:03月03日 著者:二階堂 黎子
https://bookmeter.com/books/1903813

■まりこふんの古墳ブック
初心者向けに古墳をレクチャーした古墳ガイド。
古墳って仁徳天皇陵(大仙陵古墳)のイメージが強いのですが、前方後円墳以外にも形状が色々あるんですよね。
帆立貝形古墳と、日本にただひとつしかない双円墳が可愛い。
埴輪に木製のものがあるのが意外でした。腐らずによく残っていたなあ。

読了日:03月02日 著者:まりこふん
https://bookmeter.com/books/8012953

■女子会川柳3
女子会川柳第3弾。
苦労とか哀愁とか全部まとめて川柳に仕立てる。
「帰宅して強い女の鎧脱ぐ」
「一人でも何でも出来る恋以外」
「目標はむかし寿いま定年」
「泣かぬよう褒めておだてて新社員」
「自社製品私の給与じゃ買えません」
読了日:03月02日 著者:シティリビング編集部,ポプラ社編集部
https://bookmeter.com/books/10030884

■街の木のキモチ 樹木医のおもしろ路上診断
樹木医が街で見かけた「おもしろ樹木」を徹底解説。
中が空っぽで外側しかないのに枯れていなかったり、幹が手すりを飲み込んでいたり、どうしてこういう形になったのか、解説を読んでなるほどと納得。
「都会の木には、とくに人の愛が必要です。木はよく苦情の元凶になり、切られてしまうからです」
電線などがあり、のびのびと枝葉を伸ばすわけにいかないような場所に育ちの早い木が街路樹として植えられて、
邪魔になり、人間の都合で切られてしまう。
今までよりも樹木に関心が持てそうです。
読了日:03月02日 著者:岩谷 美苗
https://bookmeter.com/books/2653259

■女子的生活
トランスジェンダーのみきの女子的生活。
駆け引きに綱渡り、女子の生活を満喫しているみきから見たら、確かに後藤なんて笑っちゃうくらいテンプレすぎだろう。
だけどケンイチとかみきの兄みたいなひとたちより、後藤のほうが良いヤツで、ルームメイトとしては上々なのでは。
世界で最も無意味なニーソを手に入れたミニーさんの話が妙に印象的。君に幸あれ。

読了日:03月01日 著者:坂木 司
https://bookmeter.com/books/11097610

■浅見光彦のミステリー紀行―はじめて明かす創作の裏話 (光文社文庫)
浅見光彦が遭遇した事件(後鳥羽伝説殺人事件から「首の女」殺人事件まで)の概要と、その舞台になった土地を案内する。
いつか読もうと延び延びになってるシリーズなのですが、わりとテレビなんかで見ているので、そんな内容だったなあと思い出したりしました。
取材に行ってもあとから書いてほしくないと断られるケースもあるそうで、殺人事件が題材だと仕方ないですね。

読了日:03月01日 著者:内田 康夫
https://bookmeter.com/books/121132


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