やわらかい螺旋

徒然なるままに

2024-07

2024-08-01 07:22:16 | 
2024年7月の読書メーター
読んだ本の数:77冊
読んだページ数:14924ページ
ナイス数:557ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2024/7
■唐木田探偵社の物理的対応
鎌を持ったナース服の「都市伝説」に襲われ、謎の二人組に助けられたことがきっかけで怪異駆除の専門業者・唐木田探偵社に入社した<ネズミ>。
実体を持った「都市伝説」への対処方法は物理攻撃のみ。
武器は使うけれども白兵戦の技術も必要で、怪我は当たり前だし死亡率も高い。
姦姦蛇螺戦で新型SHINOBIがなかったら全滅してたんだろうな。
社長は大怪我を負ったけれど悲願が成就、本当に良かった。


読了日:07月31日 著者:似鳥 鶏
https://bookmeter.com/books/21554633

■キャンプ日和: アウトドアと文藝
キャンプにまつわるアンソロジー。
すみませんどなたさまでいらっしゃいますか、と聞きたくなるような知らない方々ばかりだったので、それで却って面白く読めました。
キャンプ道具を担いで山を歩くようなひとたちばかりが書いているので、グランピングなんて怒られそう。
西丸震哉「岩塔ヶ原」が不思議だった。
本当に25年前の自分と出会ったんだろうか。


読了日:07月31日 著者:小島烏水,田部重治,河東碧梧桐
https://bookmeter.com/books/17599696

■世界が面白くなる!身の回りの哲学
哲学には世界を良くする答えがある。
日常生活や科学や人生など色んなテーマで哲学する。
「政治とは、自由に生きるうえでの不可欠な摩擦」
「LGBTQ+とは、人が芸術作品として生き方を主張すること」
私はどう思うのかしばらく考えたい。
手塚治虫「ブッダ」が取り上げられていたのが意外でした。
ブッダで描かれる手塚治虫の死生観では、死ねばそれで終わりということではない。
死とは肉体という殻から生命が飛び出していくことにすぎない。
ほんの一瞬この殻を通り抜けるだけ。

読了日:07月30日 著者:小川仁志
https://bookmeter.com/books/20277113

■見えないチカラ
『朝日の光、花火の音、子どもの声…。15年間にわたる「全国盲人写真展」より、目の不自由な人々が撮影した作品を、さわって感じることができる立体印刷を使って構成した写真集』
図書館で借りた本なのだけれど、書影とは違って横長でルーズリーフみたいなつくり。
イルカショーのイルカが飛んでいるその場面を捉えていたり、ここがシャッターチャンス!ってところを逃してないのがすごいと思った。
凹凸処理された写真だなんて、こういう技術があることが素晴らしい。


読了日:07月30日 著者:
https://bookmeter.com/books/392898

■早口ことばえほん なんとニャンコうんこ4こ!
早口ことば、噛まずに言えるかな?
活舌が悪いので「ほめられポメラニアン」がやっと言える程度です。
噛み噛みすぎて3回も言える気がしないのが「わらいあうわるいアライグマ」「マジまずしいまじゅつし」。


読了日:07月30日 著者:おおたにけんた
https://bookmeter.com/books/20314745

■幽霊生活安全課 ―かくりよ事件ファイル― (富士見L文庫)
霊媒体質を持つ遠野と霊の過去を見抜ける九里、ふたりが所属する幽霊生活安全課は迷える霊の事件解決に奔走する。
こちら側とあちら側が逆転した時におぉ~と思いましたが、だんだん細かいところが気になってしまった。
生きてるときと死んでるときで同じところに住めるのかな。
幽霊生活安全課で働きながらボーナストラックのような人生を過ごす遠野がなんだか気の毒に思えてくる。


読了日:07月29日 著者:灰音憲二
https://bookmeter.com/books/10774803

■koro
榊原紘の第二歌集。
「糸底に溜まった水をシンクへとこぼして朝の洗礼とする」
「約束がつぎつぎ反故になる日々にごみ収集車のゆるいブレーキ」
「青い火をつけてまわるよ古びてもきみを苛む記憶の端に」
「踊るよう季節が過ぎるパンドラの匣にひとつも残さず出よう」
「情けない本音で彩られていく自分にもっと期待したくて」
「鈍感も一つの才で角砂糖三つ落とせど澄むダージリン」
「きみの家にきみを帰してレンタカーをレンタカー屋に返して 夏は」

読了日:07月29日 著者:榊原紘
https://bookmeter.com/books/21494596

■世界一うつくしい生物図鑑
デザイン的でアートっぽい生物図鑑。
セミが苦手なんですがこれは大丈夫でした。その代わり鳥が生々しく思えてしまってダメだった;
タコなんて標本にできるんですね。
「しかし、保存に成功した場合でも、筋肉組織に脂質が少ないので、時間の経過に伴う劣化を防ぐ手立ては皆無に等しい」


読了日:07月28日 著者:クリストファー・マーレー
https://bookmeter.com/books/11216944

■家庭科3だった私がバッグも帽子も小物も100%自分サイズで手作りしました。 (美人開花シリーズ)
世界にひとつ、自分サイズの小物が作れるソーイングレシピ。
手足が小さいので、鍋つかみとスリッパが自作できたら重宝しそう。
147cm×50cmあれば、ハット・ポシェット・ミトン・スリッパ、いろいろ作れるのですね。


読了日:07月28日 著者:津田 蘭子
https://bookmeter.com/books/16466068

■ミャンマーで尼になりました
近所のお寺の法話会で夫と出会ってふたりでお寺を開き、仕事も趣味も仏教一色。
ミャンマーこそは瞑想の本場、ビザの期限まるまる3カ月をミャンマーで過ごすと決めた。
瞑想すればするほど悩みや葛藤が生まれてつらかったりするけれど、大切なのはその変化にきちんと気付くこと。
2か月半で一度帰国して、1年後再びミャンマーで2週間の滞在。
「仏教に出会えただけでも徳がある」
仏事は楽しく、心晴れ晴れ。

読了日:07月28日 著者:天野和公
https://bookmeter.com/books/6756699

■フレンチ女子マドレーヌさんの下町ふしぎ物語 (メディアワークス文庫)
和裁を学ぶためにフランスから来たマドレーヌが下町・あけぼの商店街の人々の悩み事解決に手を貸す。
マドレーヌ視点で見ると、はっきりものを言わない日本人はこうやって人間関係がこじれていくんだな、というのが良く分かる。
和裁を習っているのにミシンで浴衣を縫うなんてとちょっと思いましたが、時間が迫っていたから仕方ないのか。


読了日:07月27日 著者:由似文
https://bookmeter.com/books/12225429

■皇室、小説、ふらふら鉄道のこと。
原武史と三浦しをんの対談。
まえがきのしをんさん曰く、原さんは常軌を逸するほどの鉄道オタで天皇家オタ。
対談の期間中に生前退位が持ち上がったこともあり、ほとんどが皇室関連の話だったので、もし次があるなら今度はぜひ鉄道関連のことを。
しをんさんの「天皇の奥さんが産んだ子は、天皇の血を引いていない可能性があるけれど、天皇の娘の産んだ子は、絶対に天皇の血を引いている」これは矛盾しているのでは。


読了日:07月27日 著者:原 武史,三浦 しをん
https://bookmeter.com/books/13444239

■新版 中原淳一 きもの読本 (コロナ・ブックス)
中原淳一の着物に関する文章とイラストを選んで編集した本。
襟の抜き加減とか袖丈の長さとか、なるほどなと思いながら読みました。
大正時代に幼少期を過ごした中原淳一が、ちゃんと着付けをできるひとが減っていて云々と嘆いているのが印象的。
イラストに描かれた着物の柄が本当に素敵でした。


読了日:07月26日 著者:中原 淳一
https://bookmeter.com/books/13549128

■食べるパワースポット「伊勢うどん」全国制覇への道
「太くてやわらかい麺が幸せを運ぶ!伊勢神宮詣でに使える名店ガイド付き」
2013年の本なので店舗情報などは要確認。
伊勢うどんのおいしさを知って欲しいという思いから「伊勢うどん友の会」を立ち上げて、伊勢うどんの名付け親は永六輔という噂を確かめにご本人へインタビューしたりと精力的に活動をしてる。
風邪ひいたりしてつらいときに伊勢うどんはいいかも。

読了日:07月26日 著者:石原 壮一郎
https://bookmeter.com/books/7328888

■ウチのコ、ご近所さんに育てられました
子供が生まれて育児をするなかで出会ったひとたち。
ママ友・パパ友とは違う意味で、ご近所さんたちが子育てに関わってくれるのは有難いだろうなあ。
ちーと君をだっこしたひとの写真を撮って、こういう思い出の残し方が面白かった。
あとから見る楽しみもありますね。

読了日:07月26日 著者:細川 貂々
https://bookmeter.com/books/6828353

■京都やわらぎ聞香処~初恋香る鴨川の夜~ (スターツ出版文庫)
人の心が色で見える高校生の一香の物語。
謎解きと言えば謎解きだけれど、再会した颯也との距離を縮めるための小道具みたいに思えてしまいました。
一香の同級生の恭太郎がどんどん存在が薄くなってきてなんだか不憫。
一香が10歳のとき颯也は19歳、年上の颯也に憧れるのは分かるけど、颯也はいつから一香を狙っていたんだ(言い方)。


読了日:07月25日 著者:広瀬未衣
https://bookmeter.com/books/17006102

■自然農1年生 畑は私の魔法のじゅうたん (角川文庫)
子供達が自立して宮崎県に住む銀色夏生さん。
YouTube動画がきっかけで自然農をやってみようと思い立ち、銀色さんの母親が畑をやっていた場所の一角を借りて畑仕事に精を出す。
自分が食べる野菜を作って、足りないものはお店で買ってくると決めたので、収穫した野菜と相談しながらメニューが決まっていくのはあるあるかなあ。
触れなかった青虫を葉っぱから取ってるうちに平気になったり、だんだん畑の範囲が広がっていったりと、畑仕事が生活に馴染んでいく様子が良かったです。


読了日:07月25日 著者:銀色 夏生
https://bookmeter.com/books/19854557

■ソロ活はじめました! 独身アラサー派遣OLが生活費15万円でも毎日を世界一楽しむ方法
「生活費15万円の独身アラサー派遣OLが厳選する、70のソロ活アイデア!」
確かに、誰かと一緒にどこかに行こうとするとスケジュール調整なんかが必要だから、ひとりだと思い立ったら実行できる身軽さが良いですよね。
昔はひとりの宿泊お断りなところも多かったけれど、今なら大丈夫そうだし、のんびり温泉にでも行きたい。


読了日:07月24日 著者:よしみ子
https://bookmeter.com/books/20890825

■砂漠 THE DESERT
砂漠の魅力が詰まった写真集。
ここには砂漠と聞いて思い浮かべるものが全部あって、思い浮かばなかったものもたくさんあった。
結構人が住んでいるし、人と出会うこともある。
撮影地リストがちょっと分かりにくかった。

読了日:07月24日 著者:藤田 一咲
https://bookmeter.com/books/224852

■かつお節さえあれば、かんたんに料理上手 うまい! 「おかか」ごはん
かつお節の老舗ブランド「にんべん」の社員が提案するかつお節のおいしいレシピ95。
ごはんとの相性が良いので、納豆ごはんにするにしても、そこにかつお節を合わせるだけでもおいしそう。
塩味のポテトチップスにかつお節を入れて袋をガサガサ振って全体にまぶすだけ、今度やってみよう。


読了日:07月24日 著者:にんべん
https://bookmeter.com/books/13616954

■付喪神が言うことには ~文京本郷・つくも質店のつれづれ帖~ (一二三文庫)
クズ男とのデート代を捻出するため大事な万年筆を質入れした女子大生の梨花は、質店でのアルバイトを持ち掛けられた。
物に宿る付喪神がそれぞれ個性的で良かった。
付喪神が宿るほど大事にされてる物たちは道具としては本望だろうな。
梨花が小説を書こうとちゃんと思うようになったから、シロの言ってることが分かるようになったのかも。


読了日:07月23日 著者:三沢ケイ
https://bookmeter.com/books/17290927

■ザ・テンプラ、てんぷら、天麩羅、天婦羅
てんぷらを文化史的、食品衛生学的にみる。
てんぷらの語源はスペイン語かポルトガル語から、という話があるが、「類似性は音だけのようで」水で溶いた小麦粉を衣にして油で揚げる料理がなく、似た油料理もない。
「天麩羅は日本独自の油料理のようである」へぇ~そうなのか。
遺伝子組み換え食品による毒性事件「トリプトファン事件」を知らなかった。
7月23日は天ぷらの日。

読了日:07月23日 著者:小林 勇
https://bookmeter.com/books/14289728

■日本の美しい秘境
日本風景写真家協会の風景写真家が写した素晴らしい景色。
「風景写真家独自の視点で見つけ出した新鮮な風景を“秘境"と捉えています」
ということなので、軍艦島みたいな有名な観光地もあります。
でもこのアングルの軍艦島は「新鮮な風景」だったなあ。

読了日:07月22日 著者:
https://bookmeter.com/books/13105550

■紙袋おりがみ―かわいくて、じょうぶで、お役だち
紙袋の柄やロゴを生かして作る小物。
一番簡単なのはブックカバーかカードケースあたりかな。
ロゴを生かすとするなら贈答用に使える箱とか良さそう。
箸袋とか舟形トレーみたいに食品が触れるものに使うのは抵抗感がある。


読了日:07月22日 著者:
https://bookmeter.com/books/8204030

■中性風呂へようこそ! (アクションコミックス)
2007年「漫画アクション」連載作品。
「雑誌の読者層的にセクマイネタや萌えネタに免疫がない世代を対象にしているため…ひとつひとつの事柄の説明を重視して描かれております」
そうだよな~、性的少数派と言われてもなにがなにやらって感じ。
性別は男・女ふたつではなくグラデーションみたいなもので、世間一般でいう所の「正常」は端っこと端っこのみ。
ちょっとズレた人もみんな表向きは端っこにいるフリをしているのが日本。
個人的には別に曖昧でもいいんだけれど、それを悪用する人間のせいで厳しくなりがち。
読了日:07月22日 著者:新井 祥
https://bookmeter.com/books/548134

■新版 ちゃんと歩ける東海道五十三次 東 江戸日本橋~見付宿 +姫街道
江戸時代に制定された東海道を可能な限り江戸時代の道に沿って歩くためのガイドブック。
東は、江戸日本橋〜見付宿と、見付~御油までの姫街道を収録。
宿泊施設や分岐点の情報もあるので(データは2018年12月現在のもの)実用的だと思います。
実際に歩く根性はないのでストリートビューでやってみようかな。
それにしても、歩いても歩いても静岡県。
読了日:07月21日 著者:八木 牧夫
https://bookmeter.com/books/13423060

■新版 ちゃんと歩ける東海道五十三次 西 見付宿~京三条大橋 +佐屋街道
全長約500kmの東海道のうち、西側の見付宿〜京三条大橋、浜松~三方原追分の姫街道、熱田の追分~佐屋三里の渡し場までの佐屋街道を収録。
宮宿~桑名宿の「七里の渡し」は海路、波浪や潮の干潮で航路が変わるので、それを避けるために整備されたのが佐屋街道。
佐屋街道は遠回りになるけれど佐屋三里の渡しは七里の渡しに比べて距離が短いから、船酔いしやすいひとや婦女子が好んで利用した。


読了日:07月21日 著者:八木 牧夫
https://bookmeter.com/books/13423061

■『TOKYO名建築案内』東京の国宝・重要文化財建築を網羅
東京にある文化財建築80件以上を紹介するビジュアル書籍。
令和6年3月1日現在、日本全国の重要文化財建造物の件数は2574件、うち231件が国宝建造物。
東京都の重要文化財建造物の件数は88件、うち2件が国宝建造物。
動態保存の考え方が浸透してきたおかげで、東京駅みたいに復元工事をしながら使われている建物も多い。
東京駅は将来の国宝最有力候補、へぇ~そうなのか。
読了日:07月20日 著者:山内 貴範
https://bookmeter.com/books/21430370

■幻獣の作り方 可動式幻獣ドールの制作技法&作品集 (HJ幻想クラフトシリーズ)
「国内・海外で人気のアーティストが各ドールの制作・解説を担当。作り方を学ぶだけではなく、美しい作品の数々を鑑賞して楽しめる一冊です」
可動式ドールとは骨格にワイヤー等を使用し、手首・足・尾などを動かすことができる動物型のドール。
本当に手間暇かけて作っていて、ただただ見とれてしまいます。


読了日:07月20日 著者:綺想造形蒐集室
https://bookmeter.com/books/19644472

■私はわたし、84歳のスタイルブック
84歳のファッショニスタ木村眞由美さんのボトムスを中心にした季節のコーディネートブック。
年齢相応の体型を生かした着こなしで、まるで外国のマダムみたいな雰囲気。
赤や黄色などカラフルパンツを履いてる84歳ってカッコいい。


読了日:07月20日 著者:木村 眞由美
https://bookmeter.com/books/19147485

■仮面病棟 (実業之日本社文庫)
先輩医師の代わりに療養型病院の当直バイトを引き受けた外科医・速水秀悟。
コンビニ強盗を働いたピエロの仮面の男が病院に押し入り、銃で負傷した女を治療しろと要求、入院患者65人を人質に取り籠城する。
挙動不審な田所のおかげで、病院で何が行われているのかはだいたい見当がついてしまったけれど、先輩め。
そして女はバラの香りを残して去った。

読了日:07月19日 著者:知念 実希人
https://bookmeter.com/books/9036124

■いろはに困惑倶楽部 (角川文庫 は 9-9)
い・痛い、ろ・老人、は・歯医者など、「いろは」のお題に投稿された読者の体験記とコメント。
所々なんとなく見覚えがあると思ったら、これCREAで連載してたやつなんですね。
世の中のひとは色んな体験してるんだなあ。
ああ面白かった。

読了日:07月19日 著者:原田 宗典
https://bookmeter.com/books/551490

■土偶美術館
300点の土偶の写真集。
遮光器土偶って青森のどこかの駅になってるアレのイメージが強かったので、思ったよりバリエーションがあるのだなと思った。
青森県・細野遺跡のゴルフボールくらいのまんまるな岩偶が何かのアニメのキャラみたいで可愛い。
それにしても、縄文の女神の唯一無二なデザイン性は本当に完成度が高くて見惚れてしまう。


読了日:07月18日 著者:小川 忠博
https://bookmeter.com/books/20310305

■おばけのかわをむいたら
色んなおばけのかわをむいたら、一体なにが出てくるのでしょうか。
すごくシュールで面白かったです。
おばけの中から出てきたライオンが伸びしていたり、そういう細かいところも良かった。


読了日:07月18日 著者:たなかひかる
https://bookmeter.com/books/19527823

■オトナ女子は見逃さない! 不調を知らせるカラダサイン図鑑
「この本では女性のカラダに起こりうる軽い症状から重い症状まで、手や足などのパーツごとにできるだけ細かく紹介しています」
気軽に読める家庭の医学、って感じかな。
めまいの原因のひとつが起立性低血圧(立ちくらみ)、立ちくらみを起こしやすい身としては、そっちの解決策を知りたいところ。


読了日:07月18日 著者:工藤孝文
https://bookmeter.com/books/16647782

■ナゾトキ・ジパング
大学生の長瀬秀次が次々と起きる事件に巻き込まれ、留学生ケビン・マクリーガルが謎を解く連作短編集。
父親の財力でのびのびと日本を楽しめるはずなのに、わざわざ留学生として来日してるケビンは日本文化オタクと呼べそう。
「日本という国では、いつ不思議が起きてもおかしくない気がシマス」
その不思議なことが秀次と理沙に起きたらいいな。


読了日:07月17日 著者:青柳 碧人
https://bookmeter.com/books/19776617

■推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない―自分の言葉でつくるオタク文章術
推しの魅力を伝えたい!
どんな推しにも対応できる推し語り術。
決してみんなの言葉を代弁しようとせず、まずは自分の言葉をつくることに専念する。
それが、いい感想への近道。
好きより嫌いを言語化するのが難しいというのは分かるなあ。
つい「一般的に」って言いたくなる。
ポジティブな感想ではなくてネガティブな感想を持ったとき、それが不快なのか退屈なのかを考えて、そこから言語化していく。


読了日:07月17日 著者:三宅 香帆
https://bookmeter.com/books/21322358

■もしもワニに襲われたら
「最悪の“もしも”の事態を切り抜ける超実践的71の方法」
ワニに襲われたら目と鼻を狙うなんてことは私は咄嗟にできないと思うので、ワニの生息地域には絶対に住まないと心に誓いました。
飛行機を着陸させたり、走行中の列車の屋根から車内に入らなきゃいけないような状況になることなんか一生ありませんように。
日本人なら、大地震のときに津波が来るとなったらとにかく高台へ!は身についてると思うけど、それほど地震がない国のひとにしたらパニックになっちゃうんだろうな。


読了日:07月16日 著者:ジョシュア・ペイビン,デビット・ボーゲニクト
https://bookmeter.com/books/20374599

■フィリピン妻4コマ日記
フィリピンパブで出会ったルビーナさんと結婚した著者の前田ムサシさん。
国際結婚して子供が3人生まれて、ルビーナさんに振り回されるドタバタな毎日。
ルビーナさんが元気でパワフル。
私は大声で話す大雑把なタイプひとは苦手だけれど、こういう大らかさはちょっと羨ましくもあります。
日本人が外国人と結婚すると書類のあれこれで大変だ。


読了日:07月16日 著者:前田 ムサシ
https://bookmeter.com/books/4760319

■食べた人全員に「作り方教えて!」と聞かれるとっておきrecipe
『この本は家庭で簡単に作れるのに洗練感があって「誰かに作りたくなる」そして「ちょっと料理上手を気取れる」レシピ本です』
褒められるレシピBEST1がアールグレイクリーム。
1番がクリームってどういうことかと思ったけれど、『安心してください。食べた人全員に「作り方教えて!」って言われます』
そういうことなら作ってみます。
桃に添えるクリームとして考案したそうですが、他にぶどうやキウイとの相性も良く、フルーツサンド、かき氷などにも使える。


読了日:07月16日 著者:misa
https://bookmeter.com/books/20779363

■ない本、あります。
ない本=投稿された1枚の画像を元に空想を広げ制作された、架空の文庫本。
本の外側のデザインだけしかなかったものを、本として読めるようにショートショートを書きおろして体裁を整えたもの。
装丁はともかく、著者名や出版社名まで考えてしまうなんて凝り具合がすごい。
面白い本でした。

読了日:07月15日 著者:能登 崇
https://bookmeter.com/books/17762051

■枝元なほみのめし炊き日記: 人生なんとかなるレシピ
食べ物を通じていろんなひとと関わってきた枝元さん。
コロナ渦中での聖イグナチオ教会開催「年越し大人食堂」の、余裕がある人ない人みんなが混ざればいいっていう考え方いいなあ。
2023年のお正月にコロナを患い持病の間質性肺炎が悪化、酸素ボンベのお世話になる。
火が使えない料理人でも〈めし炊き〉の本質は変わらないと思う。
新たな〈めし炊き〉段階の枝元さんの今後の活動が楽しみ。どうぞお大事に。
読了日:07月15日 著者:枝元 なほみ
https://bookmeter.com/books/21506967

■箸置きの世界: 食卓の小さな遊び (229;229) (コロナ・ブックス)
四季の風物、動物、植物、文様、縁起物まで、多種多様な「箸置き」の世界。
ほとんどが陶磁器製だけれど、鉱物やガラスなどでも作られていて、瑪瑙は島根、樺細工は秋田、ガラスは能登など、多くは各地の特産品や伝統工芸を生かしている。
蒐集するひとはこういう素材の違いなんかも楽しんでいるのかな。

読了日:07月14日 著者:串岡 慶子
https://bookmeter.com/books/20089568

■旅のオチが見つからない おひとりさまのズタボロ世界一周! (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
「地球の人たち、自由すぎる!七転八倒おひとりさま世界一周旅行が初の書籍化」
旅のはじまりはユーラシア大陸、鳥取の境港から船に乗り韓国経由でロシアを目指す。
最初のほうは普通にシベリア鉄道に乗ったりドイツからエクアドルまで飛行機で移動してたのに、チリ南部のアウストラル街道は自転車で走破。
旅に飽きてのチャリダーだなんてすごいなあ。
ブラジルでの農夫生活のことも読みたかった。
読了日:07月14日 著者:低橋
https://bookmeter.com/books/15496835

■これを食べれば勝手にキレイになる 「甘いもの欲」が消えて身体の中から輝く食事術
甘いものがやめられない忙しい女性を内側からキレイにする食事のトリセツ。
最近、甘いもの食べすぎだと反省して読んでみました。
甘いお菓子をやめて1日7粒のくるみにしてみる。
ナッツを食べると止まらない場合はたんぱく質不足が考えられるので、食事で調整を。
1日3食「しっかり」食べるっていうのは、毎食お米とたんぱく質を欠かさずに、小さじ1程度の油を摂る。
野菜やキノコはメインディッシュの2倍、ビタミンB群・マグネシウム・鉄・亜鉛を意識する。


読了日:07月14日 著者:あこ
https://bookmeter.com/books/21630375

■作者不明にはご用心 (コージーブックス ジ 1-2 おばあちゃん姉妹探偵 2)
シスターに誘われて画廊の開業パーティに出かけたマウスは、画廊のアシスタントで元教え子だったクレアと再会。
その翌日、画廊オーナーが心臓発作で亡くなり、クレアが何者かに襲われた。
サンタの恰好をしたシスターとか姉妹でツリーを買いに出かけたりと、クリスマスシーズンの描写が楽しい。
良いクレアと悪いクレア、事件の結末は気の毒でした。
前作で姉妹と知り合ったボニー・ブルーとは友達として良い付き合いをしているし、デビーはヘンリーと3月に結婚すると発表。
ヘイリーはリユーズ保安官とうまくいってないのかな。


読了日:07月13日 著者:アン ジョージ
https://bookmeter.com/books/10413251

■サバイバル女道 (CYZO NEW BOOKS)
「気になるあの職業の賢者たちに聞く困った時の“手に職”最新事情が満載」
アドバイスが役に立つかどうかは置いといて、セレブ感のあるひとたちは物腰が柔らかいものの野心的なのが分かるなあ。
そうでないと色々と務まらないのでしょう。
土を食べるなんてどういうことかと思いましたが、その辺の土を食べてるわけじゃないのでホッとした。


読了日:07月13日 著者:辛酸なめ子
https://bookmeter.com/books/4244523

■エナガの重さはワンコイン 身近な鳥の魅力発見事典
「この本は図鑑でも専門書でもありません。テレビのガイドブックだと思ってください。登場人物のキャラクターを知っているとドラマがより楽しめるように、バードウォッチングがより楽しくなる豆知識を一冊にぎゅっと詰めこみました」
鳥のイラストが可愛い。
使っているのはiPadとAdobe Fresco。
てっきりアナログかと思った。
電線に止まる鳥はスズメとカラスのイメージ、キジが止まってたらびっくりしますね。
キジは日本全国に生息している固有種ということで国鳥に選定された。
食べておいしいことも評価ポイント。

読了日:07月12日 著者:くますけ
https://bookmeter.com/books/21640746

■BL漫画家ですけど結婚してもいいですか? (GUSH COMICS DX)
腐女子でオタクのBL漫画家・藤本ハルキの婚活の日々。
婚活の場で、趣味ならともかく、BL漫画家という職業ですとは言いにくいよなあ。
結婚相談所や婚活パーティでも相手を見極める時間は必要だし、そこまでたどりつくのも大変。
だからオタクではないのに予想外に気が合うNさんとの出会いは本当にタイミングが良かったと思う。
出会って9か月で入籍、2年にわたる婚活終了。
おめでとうございます。
読了日:07月12日 著者:藤本 ハルキ
https://bookmeter.com/books/9824898

■シンプルかわいいマニキュアでつくるフラワーアクセサリー
手芸用ワイヤーを丸めてマニキュア液で膜を張るだけ、花のモチーフのアクセサリーを作る。
マニキュアにこういう使い方があるのが面白いな。
細いワイヤーは切れやすいので、最初は太めのワイヤーで作って慣れていくのが良いらしいです。
オススメは♯26。
ワイヤーの輪が大きいとマニキュアのハケの大きさじゃ足りなくなるので、乾くと白くなる・透明になるボンドで土台を作ってから彩色する。


読了日:07月12日 著者:いわせあさこ
https://bookmeter.com/books/19699330

■お世話になっております。陰陽課です4 (メディアワークス文庫)
祈理が陰陽課に配属になって9か月、年末年始を迎えた京都の冬は寒い。
篁の井戸の封印が破られ、悪霊・藤原朝成が跋扈する。
雷と安倍晴明、最終巻らしくうまくまとまったなあと思いました。
祈理は最後まで祈理でした。
「わたし達は公務員なんですよ?堅苦しくてしっかりするのが仕事ですよ?わたし達がしっかりしないで、誰がしっかりするんです!」


読了日:07月11日 著者:峰守 ひろかず
https://bookmeter.com/books/12225427

■NHK「100分de名著」ブックス パスカル パンセ
パンセという書名だけを知っていたので、中身がどういうふうなのかが分かって良かったです。
パンセは、パスカルの死後に遺族や編者により出版された随筆集。
未定稿であるうえにキリスト教護教論の側面もある。
パスカルは「神なき人間」が幸せに死ぬのを容認できないので、惨めさを自覚して神を求めるようにという無神論者へのアプローチ。


読了日:07月11日 著者:鹿島 茂
https://bookmeter.com/books/6447268

■自衛官という生き方 (イースト新書Q)
2017年に55歳で定年を迎えた二等陸佐の著者が約30年の自衛隊での日々を振り返る。
国防に関わることなので人員不足は深刻な問題。
若年定年制ゆえ50代で定年退職だけれど再就職の斡旋が手厚くて再就職率はほぼ100%、ここまでしないと現場の担い手を確保できない。
北海道の白糠地区での訓練中にクマが後ろをついてきた話が怖かった。
いくら自衛隊員でもクマ相手にナイフ一本で立ち向かうのはさすがに無理、離れていってくれて良かったけど、どきどきした。


読了日:07月10日 著者:廣幡賢一
https://bookmeter.com/books/13218256

■ぷりっつさんち 2
父と母と三姉妹、楽しい我が家の楽しい暮らし。
夏休みの島根旅行がノープラン過ぎて逆にすごい。その後の予定をどうやって決めてたんだろう。
お散歩大好きな犬、ミスターキューティパトゥティのエピソードが色々笑えて良かったです。
そっか階段怖いのね、階段ね~。
猫も3匹いるはずなのに影薄いなあ。

読了日:07月10日 著者:松本 ぷりっつ
https://bookmeter.com/books/6503321

■余命宣告を受けた患者と医師が証明! わたしのがんを消した奇跡の食事 (主婦の友ヒットシリーズ)
余命宣告を受けた医師や患者が実践したがん克服術。
食事だけじゃなくて生活の仕方や放射線の傷を治す漢方なども紹介。
がんの食事療法の多くは野菜や果物の大量摂取が基本。
塩分は出来る限りとらない、四足歩行の動物の肉は半年から1年間は厳禁、ただし1日1個の卵をとるように。
エビオス錠を1日20錠など食事療法の8大原則は具体的だし、1日に1.5~2ℓ程度飲めとされてるジュースのレシピも掲載しているので、これさえやっておけば、という感じ。


読了日:07月10日 著者:
https://bookmeter.com/books/9313638

■エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 7 (MF文庫J)
国際連合はマリスの群生地である元アイスランド「MI02目標」の絶対種キングを撃滅する大規模作戦を実行。
作戦に投入された氷室義塾の生徒たち、そしてセレンとデストブルムだったが、苦戦を強いられる。
人類の敗北が決定したかに思えたそのとき、エイルンとエルフィーナが帰還。
「俺の全部で……今度こそ世界を救う」
キングを撃破したものの、もうひとつのマリス群生地が残ってるから、日本から独立した氷室義塾とエイルンコードの役目はまだ終わらない。
仲間を信じて立ち向かうのみ。

読了日:07月09日 著者:東 龍乃助
https://bookmeter.com/books/12322052

■アスパラと潮騒
著者はお医者さんなんですね、職業が日常に入り込んでいるのを意識したりしなかったり。
「たましいのこぼれ落ちたる顔をして吾子はしずかに我を離れぬ」
「桜あん口にあまくてほろほろと生きる速さをたしなめられる」
「つけるたびN95顎を擦りうすく削られゆく自意識だ」
「先生と呼ばれるたびに錆びついた胸に一枚白衣を羽織る」
「来世には遺跡の様によこたわりだれかに見つけてもらうのが夢」
「家出するように身体脱ぎ捨てて母も娘も妻も飽きたね」
「花には花の散り方があり生きながら死にゆくことを花はかくさぬ」
読了日:07月09日 著者:塚田千束
https://bookmeter.com/books/21408588

■地図を読むと、山はもっとおもしろい! コミックだからよくわかる 読図の「ど」
読図とは、地図を読んで地形を読むこと。
読図ができれば地図にある正しい登山道を計画通りに歩ける。
「今から進む登山道が合っているのかどんな登山道なのかそれがわかればラクではないですか?」
GPSがあっても壊れるかもしれないし、コンパスを使った読図に慣れておくといいのかも。
初心者がいきなりソロ登山するとは思えないけれど、ひとりで行動する機会が増えたなら猶更そう思う。


読了日:07月08日 著者:鈴木 みき
https://bookmeter.com/books/9796826

■眠れなくなるほど面白い 図解 睡眠の話
『日本人は世界一寝ていない!? 最先端の睡眠法で眠りを変えよう。睡眠の新常識や科学的メカニズム、「黄金の90分」の質を高める極意などを、図表を交えて解説。スタンフォードに学ぶお悩み別睡眠アドバイスも掲載する』
面白くて眠れなかったら本末転倒じゃんと言うツッコミはおいといて、睡眠に関しては悩みだらけなのでちょうど良かった。
週2~3回、就寝3時間前までに、ジョギングやウォーキングなどの負荷の軽い有酸素運動を行うと寝つきが良くなる。
夜に長く眠れない場合は、昼寝をして睡眠時間を確保。
読了日:07月08日 著者:.
https://bookmeter.com/books/17162057

■とにかく盛り上がる夜ごはん
「軽く、今日の打ち上げやろうぜ」
疲れてる時こそパーティーを、自分で自分を元気にする「献立」じゃない新しい夜ごはんスタイル。
最悪な気分のまま一日が終わっていくくらいなら、チーズとハムと洗った野菜を並べて買ってきたワインを飲んで終わりたい。
餃子も、ワンタンの皮を使えば、具をのせて片手でギュッと握れば出来上がり。餃子の皮よりラク。


読了日:07月08日 著者:小田真規子,仲島綾乃,谷綾子
https://bookmeter.com/books/13730058

■決定版 鬼平犯科帳 (12) (文春文庫) (文春文庫 い 4-112)
「いろおとこ」「高杉道場・三羽烏」「見張りの見張り」「密偵たちの宴」「二つの顔」「白蝮」「二人女房」の7篇を収録。
「密偵たちの宴」が面白かった。
平蔵に命を預けている6人の密偵たちが集まり酒を酌み交わす。
酔った挙句の冗談からのお盗めに踏み切ろうとした矢先、畜生ばたらきの計画を知る。
あまり乗り気でなかったおまさはともかく、他の5人のバツの悪さを想像するとちょっとおかしい。
疲れが取れない平蔵は、保養のために妻と熱海の温泉に出かける。


読了日:07月07日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/11768066

■ためない心の整理術―もっとスッキリ暮らしたい
ゆとりのある日々のために心掛けていること。
家の中のモノの整理も大事だし、心の中の整理の仕方も、自分なりに見つけておくと良いのかもしれません。
スケジュール調整とか言いにくいことほど早く返事をしたほうが良いのは、そうだなあと思いました。
後まわしにすればするほどお互いの迷惑になります。

読了日:07月07日 著者:岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/7458401

■クラゲ水族館BOOK
クラゲに出逢える全国の水族館をカラー写真で紹介するフォトガイドブック。
クラゲが好きなひとなら楽しめると思います。
しばらく出かけていないので新江ノ島水族館に行きたいな。


読了日:07月06日 著者:鈴木 朱紀子
https://bookmeter.com/books/13690974

■新装版 純喫茶とあまいもの: 一度は訪れたい名店と、記憶に残るあのお店
東京近郊の純喫茶30店舗を紹介する。
さすがに有名店が多い。
でもそれは安心感でもあります。
向田邦子がよく来ていたブリッヂのメロンパンケーキがすごく食べたい。
表紙はさぼうるのクリームソーダ。

読了日:07月06日 著者:難波 里奈
https://bookmeter.com/books/20555787

■ペネロペおはなしえほん (8) ペネロペ あいさつできるかな (ペネロペおはなしえほん 8)
帰るときには、さようなら。
悪いことしちゃったときには、ごめんなさい。
ペネロペはあいさつを覚えたかな。
うさちゃん、枕の下から見つかって良かったね。


読了日:07月06日 著者:アン・グットマン
https://bookmeter.com/books/188913

■最後の夏に見上げた空は 3 (電撃文庫 す 7-3)
死んだはずの華乃の登場で怒涛の展開。
どうして小谷が記憶をなくすことになったのか、小谷は家族と、名門と、なにがあったのか。
腕時計はそういうことだったんですね。
小谷もクラスメイトも、それぞれ自分の死に場所で死んでいけたと思う。
そういう意味ではハッピーエンドだったのかも。


読了日:07月05日 著者:住本 優
https://bookmeter.com/books/35320

■猫の本棚
猫と本をこよなく愛する人へ贈る、名作猫文学ブックガイド。
読みたい本が増えて困る。
既読作品がちらほらありますが、猫に注目して読んでなかったので新鮮な気分でまた再読できそうです。
内田百閒「ノラや」なんて有名本なのに読んだことなくて、そのうちいつかは。
ほんとにこの嘆き方はまるで失恋したみたい。

読了日:07月05日 著者:木村 衣有子
https://bookmeter.com/books/4003820

■現代建築保存活用見て歩き
保存活用された26件の建築を見て歩く。
京都市立の小学校をリニューアルしたザ・ホテル青龍 京都清水と立誠ガーデン ヒューリック京都は、元々のこの建物が小学校だったなんて羨ましい話。
港区立伝統文化交流館の格子の補強材は雰囲気を壊さない良いアイデア。
表紙は京都市京セラ美術館の光の広間。
この丸いチューブみたいな何かは作品なのかな、これについては言及なし。


読了日:07月04日 著者:吉田 鋼市
https://bookmeter.com/books/18977735

■毎日かあさん12 母娘(ははこ)つんつか編
子供が出てった家のおかんあるあるに頷いてしまう。
サイバラのジャージで笑いそうになっていた矢先のおばあちゃんのデスメタルで腹筋崩壊。
鴨ちゃんが出戻ってきたときに最初に買ってあげたつんつかTシャツは息子くんが中学まで着て、いまは娘ちゃんが着てる。
ボロボロだけど大切に着てる。

読了日:07月04日 著者:西原 理恵子
https://bookmeter.com/books/9924247

■がんにならないのはどっち?
気になるがんの疑問や予防法を、二択の「どっち?」から徹底解説。
「痩せ」と「肥満」がんでデメリットばかりなのは「肥満」。
がんの発見が遅れたり、麻酔が脂肪に逃げてしまうので麻酔事故が発生しやすくなる。
ただし痩せてるひとはそもそもがんになりやすい体質と言えるので、標準体重が一番。
「日傘をさす」「日焼け止めを塗る」皮膚がんになりやすい習慣は「日焼け止め」のほう。
酸化チタンなどに発がん性があるので成分表を良く見ること。


読了日:07月04日 著者:秋津 壽男
https://bookmeter.com/books/9684463

■十津川警部、廃線に立つ (角川文庫)
いまは廃線になっている鉄道を舞台にした十津川警部の短編集。4作品収録。
十津川警部の大学時代の友人・岡部が妻殺しの容疑をかけられた「神話の国の殺人」と、西本刑事が青函連絡船から男を突き落としたという証言の信憑性を探る「青函連絡船から消えた」が良かったです。
自分の身内に対する捜査でも手を抜かないという覚悟。


読了日:07月03日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/21502344

■続 失踪願望。 さらば友よ編
2022年7月~2023年6月までの日録と書き下ろし「さらば友よ!」を収録。
コロナ渦中ではあるものの、友人知人と飲んでいたりするし、取材に出かけたりもしている。
目黒さんが肺がんでしかも余命宣告がでていることをいきなり知らされ、目黒さん本人と昔の楽しかったことを電話で話して、あっというまにその日がきて。
こういうことって心の準備もへったくれもないけれど、椎名さんにしてみたら不意打ちでしかなかったでしょう。
目黒さんが亡くなったあとしばらく体調不良が続き、周囲の人も見ていられない感じだったろうな。


読了日:07月03日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/21893900

■氷河期を生き抜いた狩人・矢出川遺跡 (シリーズ「遺跡を学ぶ」 9)
長野県八ヶ岳野辺山高原、標高1300mを越す矢出川遺跡から、一万数千年前の後期旧石器が大量に見つかった。
国内の細石刃文化遺跡の482か所のうち圧倒的多数が標高200m以下の地域に集中する。
標高1000m以上の高標高地域に遺跡が集中するのは長野県のみ。
矢出川では、発見された石器から、時代が異なる人々が暮らしていたと分かる。
今よりもっと寒いはずなのに良く人が住んでいたものだ。


読了日:07月02日 著者:堤 隆
https://bookmeter.com/books/1151145

■夢がかなう!お金と時間の使い方
ライフプランの実現のために知っておきたいお金の知識とタイムマネジメント術。
マネープランって家族の人数でだいぶ違うし、会社員かフリーランスかでも差はあるだろうから、プランニングしてみたほうがいいんだろうな。
そろそろ老後を視野に入れないといけない時期なので、生活費を見直さなくちゃ。


読了日:07月02日 著者:
https://bookmeter.com/books/439696

■こころがつながるおいしいスイ-ツ (3)
印刷用レシピと招待状などの素材を収録したCD‐ROMつき。
パーティメニューは何品も用意することになるので、何をいつ作るのか、時間配分を考える必要があります。
前日の調理と当日の調理の目安はありますが、事前に練習がてら作ってみると良いかもしれません。


読了日:07月02日 著者:荻田 尚子
https://bookmeter.com/books/6299816

■でぃすぺる
小学6年生のユースケ、サツキ、ミナの3人は、壁新聞で「奥郷町の七不思議」を取り上げ、サツキのいとこの死の真相に迫ろうとする。
なんせ屍人荘を書いたひとなので、最初からユースケのオカルト説を補強するような方向に転んでもおかしくなかったけれど(いや転んだけれど)、公平であろうとするミナのおかげで真相に辿り着けたと思う。
サツキは中学受験で田舎町を離れるから小学校での人間関係なんて何の影響もないはずだったのに、ユースケとミナに出会えて良かったね。
ミナのミステリー小説は魔女に読んでもらうんだろうな。


読了日:07月01日 著者:今村 昌弘
https://bookmeter.com/books/21511565

■「アキラさん」は音楽を楽しむ天才
音楽家・宮川彬良の半生を綴った自叙伝。
私にとってはクインテットのひとだけれどマツケンサンバⅡのひとでもあるのですね。
マツケンサンバⅡってまるで天啓みたいに作られたのだなあ。
子供を亡くした時のエピソードを「星の王子さま」になぞらえていて、当時の気持ちを思うと本当に切ない。


読了日:07月01日 著者:宮川 彬良
https://bookmeter.com/books/19357874


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