やわらかい螺旋

徒然なるままに

短歌

2009-05-02 23:04:03 | 短歌
腹が立つほどやわらかな花びらをひろげた桜の下でまってて

文鳥のなきがら埋めた公園も等しく春の恩恵うける

カメムシはブラック・ジョーク言いたげな顔して雨が降りそうな空へ

しょぼしょぼの目に飛び込んできた虹の色を数えている帰り道

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