やわらかい螺旋

徒然なるままに

2019-02

2019-03-01 07:40:04 | 
2019年2月の読書メーター
読んだ本の数:65冊
読んだページ数:15589ページ
ナイス数:637ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly
■静おばあちゃんと要介護探偵
高遠寺静と香月玄太郎が挑む5つの事件。
なんだか翻訳作品みたいな装丁で、各話タイトルの元になってるクリスティ作品との差も楽しめました。
玄太郎の破天荒さに振り回される静も、振り回されっぱなしじゃないのが良い。
「白昼の悪童」パワーショベルを持ち出してきた玄太郎に「手前ェ、アタマ沸いてんじゃねえのかっ」と叫んだ金村。
ま、そう言いたくもなるよね。


読了日:02月28日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/13191449

■月夜のサラサーテ The cream of the notes 7 (講談社文庫)
シリーズ第7弾。
機械の不備で起きる事故より、機械を使う側の人間がミスして起きる事故のほうが多い、というのはそうだなと思う。
私が生きてるあいだには無理だろうけど、
人間が移動しなければならない理由を排除して、乗り物は誰も乗らずにただの運搬車になる、って未来が来るなら、その日常を見たいな。
「ゆえに=∴」「なぜならば=∵」で変換できるとは知らず、どちらも「てん」で探してました。

読了日:02月28日 著者:森 博嗣
https://bookmeter.com/books/13281373

■2030年の旅 (中公文庫)
2030年はどんな世界になっているのか、8人の作家が未来を描く。
AIやドローンなどをテーマとして扱っている作品が多かったけれど、中でも、
山内マリコ「五十歳」は説得力があった。
支倉凍砂「AI情表現」未来は明るいぞ、少年。

読了日:02月27日 著者:恩田 陸,坂口 恭平,小路幸也,瀬名秀明,宗田理,支倉 凍砂,山内 マリコ,喜多喜久
https://bookmeter.com/books/12301070

■歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫)
「平凡な人間の一生で、大事なのは愛と死だけ、といわれる」
14歳の大納言久我雅忠の女二条から66歳のマルグリット・デュラスまで、歴史に名前の残る女たちの恋模様。
第一次世界大戦のきっかけになったサラエボ事件、暗殺されたフェルディナンド夫妻には、こういうドラマがあったんですね。
イザベラ・バードはパワフルなひとと思っていたので、こんなに病弱だったとは意外でした。

読了日:02月27日 著者:中野 京子
https://bookmeter.com/books/466661

■雪つもりし朝 二・二六の人々
二・二六事件を題材にした連作短編集。
事件に遭遇したひとたちが事件の渦中にいるとき、そして命拾いしてその後の人生を過ごすひとたちの胸の内。
激動の時代の日本のなにを憂いてなにに期待していたのか、読みながら思いを馳せてしまう。
終章は余分かなあ。それを文章にせずに読者に考えさせるほうが価値があるのでは。

読了日:02月26日 著者:植松 三十里
https://bookmeter.com/books/11499579

■犬の気持ち、通訳します。
アニマルコミュニケーターの著者が犬たちのホンネを伝えます。
犬に限らずペットを飼ってるひとにしてみたら、自分の家族同然のペットの言葉が分かればどんなにいいだろうと思うはず。
飼い主と犬のあいだを取り持ってくれるひとがいるのは心強い。
犬を亡くして辛い気持ちでいても、死んだ後も寄り添ってくれているのが分かればどれだけ救われることだろう。
ウミガメからのメッセージも分かったということは犬だけじゃなくて動物全般とコンタクトを取れるのですね。

読了日:02月26日 著者:アネラ
https://bookmeter.com/books/8014080

■きみのために青く光る (角川文庫)
青藍病により、いろいろな能力を持った男女の連作短編集。
性別不詳で犬とカフェが好きな静先生が魅力的でした。
「この世界に二人だけ」
空途とアヤメが、自分の能力に対する考え方の違いから対立するのは避けられなかった。
静先生が介入できて良かったと思う。
「嘘をつく。そして決して離さない」
ゴルフボールほどの小さな蛍、っていうのが少し違和感がありました。
ゴルフボールの大きさの蛍って小さいかなあ。

読了日:02月25日 著者:似鳥 鶏
https://bookmeter.com/books/12100862

■三十五歳たちへ。 (新潮文庫)
泉麻人による90年代ジャパニーズ・グラフィティ。
グループサウンズとかアメリカン・クラッカーあたりは「そういうものがあった」という情報でしか知らないのがちょっと残念。
ヤクルトの優勝がかかった試合中継の敵は裏番組ではなくドラクエVであろう、というのが、今の時代にも通じるところがあるなあと思いました。

読了日:02月25日 著者:泉 麻人
https://bookmeter.com/books/295506

■ジュリエットの悲鳴 (実業之日本社文庫)
ノンシリーズの作品12篇を収録した短編集。
「登竜門が多すぎる」が一番面白かったです。なんせ平井太郎だもの、ミステリ好きは思わずニヤリとするはず。
「夜汽車は走る」幻想的な雰囲気を堪能しました。
「世紀のアリバイ」むむ、なるほど。

読了日:02月24日 著者:有栖川 有栖
https://bookmeter.com/books/11882752

■水と森の聖地 伊勢神宮 (小学館文庫)
サイキックに縁がある写真家だと聞いて図書館で借りてきた本。
伊勢神宮の成り立ちを知るためにまず古事記を引用し、そこから式年遷宮へと導かれてゆく。
遷宮のために使われる樹木は育成に200年もかかる一大プロジェクトとは知らなかった。
色んなひとの手を経て行われる式年遷宮に日本の本来の姿を見た気がします。

読了日:02月24日 著者:稲田 美織
https://bookmeter.com/books/6862545

■由仁葉は或る日 (創元クライム・クラブ)
視覚障害者の文芸サークルにゆにはが入会したことで、サークル内の人間関係に影が差す。
その矢先に起きた盗作騒ぎと殺人事件。
語り手が変わることと、どういう方向に話が向かっているのかが最後まで分かりにくかった。
文章に仕掛けられた細工の逆バージョンとか良く出来てるなあ。
著者が視覚障害者ということで、パソコンなどの機器利用の描写に説得力がありました。

読了日:02月23日 著者:美唄 清斗
https://bookmeter.com/books/199559

■笑う食卓 (Pen BOOKS)
雑誌「Pen」連載の食エッセイ8年分全188本完全収録。
バリバリ仕事をこなしてる奥さんに成り代わり平日の晩御飯を作る。
出張で留守の時には羽目を外して肉三昧とか、実験的にあれこれ作ってみるものの多く作り過ぎたり味がイマイチとか、まるっきり主婦の悩みと同じなので笑ってしまう。
カメラマンに誘われて、仕事の意図が分からないままピエール・エルメの新作発表会に行き、会場で酒のつまみにクロワッサンしか食べなかったなんて、え~、もったいない。
私だったらマカロンいっぱい食べそうだ。

読了日:02月23日 著者:立石敏雄
https://bookmeter.com/books/80853

■陽だまりの彼女 (新潮文庫)
マーガリン女の息子をオリーブオイル漬けにしたところでつい笑ってしまったり、
ビーチ・ボーイズ「素敵じゃないか」の曲を探して聴いてみたり、
真緒と浩介ふたりの周囲にある空気を感じつつ楽しめました。
夫婦として過ごした時間はもう戻ってこないけれど、幸せな記憶はいつまでも残る。
金魚のブライアンはそういうことだったのか。

読了日:02月22日 著者:越谷 オサム
https://bookmeter.com/books/3314027

■ときめく猫図鑑 (ときめく図鑑(Book for Discovery))
猫についてのあれこれを紹介する。
「青い瞳をもつ白猫は、耳が聞こえないといわれています」えっ、そうなんだ。
猫の種類にあんまり興味がないので、どの猫を見ても可愛いなあとしか思わないんですが、
もしも飼えるなら「ふかふかの大きな猫をむぎゅっと抱っこしたい」のでラグドールがいいのかなあ。

読了日:02月22日 著者:
https://bookmeter.com/books/10138252

■七つの棺―密室殺人が多すぎる (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
関東平野の真ん中にある新興住宅地、白岡町を舞台にした連作短編集。
密室事件の捜査に当たる黒星警部が憎めないキャラで、さくさく事件を解決してないのが不思議と好感が持てました。
面白かったのは「ディクスン⋅カーを読んだ男たち」と「脇本陣殺人事件」パロディとしての出来栄えもいいなと思います。

読了日:02月21日 著者:折原 一
https://bookmeter.com/books/569078

■私は、おっかなババア―すっぴん魂〈4〉 (文春文庫)
雑誌の取材など、おっかなババアな風情で写真撮影されるというムロイさん。この表紙はあえてそういう感じかな。
ムロイさんちの三角形の家は風水的に良くないからお地蔵さんを置くとよい云々を話を他の本で読みましたが、
お地蔵さん回避で枇杷の木にしたんでしたっけ。
実用的でいいじゃんと思うんですが実がなる木を植えるのを嫌がるひとってまだいるんですね。
巻末の佐野史郎との対談も面白かった。
佐野史郎と内藤剛志が2時間ドラマのあいまに人生について語り合ってるなんてシュール。

読了日:02月21日 著者:室井 滋
https://bookmeter.com/books/560147

■世界史未解決事件ファイル 「モナ・リサ贋作疑惑」から「アポロ11号着陸捏造疑惑」まで (PHP文庫)
歴史上の謎の数々を提示する。
アポロ11号はちゃんと月まで行ったと反論する本もありますが、はてさて真実は。
シュリーマンのトロイ発掘が実は捏造だったのかもしれないというのがショック。
碑文や文章などの確実な証拠が見つかっていないことと、出土品の偽造が考えられるため、遺物からトロイ遺跡の存在を立証できない。

読了日:02月20日 著者:日本博学倶楽部
https://bookmeter.com/books/491825

■壇蜜歳時記
季節ごとに感じること、過去のあれこれ。
見た目の印象よりも、ユーモアがあるしアグレッシブな感じ。
仕事として「壇蜜」をやっていて、必ずしも「齋藤支靜加」とイコールではないと思ってるように見受けられました。
私はあんまり寝つきが良くないんですが、これからは「アイデンティティーが揺らいでいるから眠れない」と思うことにします。

読了日:02月20日 著者:壇蜜
https://bookmeter.com/books/11239962

■増補版 寄生蟲図鑑 ふしぎな世界の住人たち (KS科学一般書)
寄生虫のビジュアルブック。
これがカラー写真だったら見るのがつらかったかもしれませんが、白黒イラストなので大丈夫。
目黒寄生虫館が監修してる本なのでその気になれば実物を見に行ける。
ライフサイクルを完成させるために中間宿主を乗っ取るなんて恐ろしいけど賢いやり方。

読了日:02月19日 著者:大谷 智通,佐藤 大介
https://bookmeter.com/books/12506839

■世界一の美女を創る72の言葉 (PHP文庫)
世界に通用する美女っていうのは、良くも悪くも「欧米から見て」ってことなんだなと思いました。
でも、日本人的な考え方の中にいると気が付かないことも多いので、そういう意味では読んで良かったです。
後ろ姿にも気を配り、スピーディーに歩こう。

読了日:02月19日 著者:イネス・リグロン
https://bookmeter.com/books/4714633

■NHKまる得マガジンMOOK 靴のお手入れ新常識 革靴は水で洗う! スニーカーが何倍も長もち! (生活実用シリーズ)
革靴をまさか水洗いして良いとは意外でした。
ただし、合成皮革は水で洗うと一気に劣化する場合があるので、避けたほうが無難。
天然皮革の靴を押すと表面に細かい皺が寄り、合成皮革は皺にならないので、それで見分ける。
私は布製スニーカーは底の土だけ洗い落として洗濯機に放り込んでしまいますが、無精者すぎるでしょうか;

読了日:02月19日 著者:
https://bookmeter.com/books/11210789

■呪縛の家―名探偵・神津恭介
学生時代の友人・卜部鴻一から、不吉な予感がするから力を貸して欲しいと頼まれた松下研三。
八坂村に向かった矢先に連続殺人事件に遭遇する。
神津恭介が登場する前に起きた密室状態の浴室での殺人現場は「絶対に糸や木片を流す余裕はない」と念押しがあったので、
あやしいのは一人しかいないんじゃないかと疑っていました。
鴻一と結婚した土岐子がなんだか可哀そうになってくる。

読了日:02月18日 著者:高木 彬光
https://bookmeter.com/books/81426

■我輩は施主である (中公文庫)
赤瀬川源平のニラハウスが出来るまでの顛末。
これを手掛けたF森教授(藤森照信)の建築作品としては三作品目。
もしもハウスメーカーに依頼していたら、長野の山奥まで行って材木を選んではつる、なんてことは経験しなかっただろう。
いまは普通の屋根になってしまってニラハウスじゃなくなっているらしいですが、屋根にニラを植えるなんてとっても斬新な発想だ。
ニッカボッカ姿で棟上げにきた南伸坊さん。
同じ電車に乗り合わせたひとたちもそんな恰好でいると思ってなかっただろうから、それでバレなかったのかも。

読了日:02月18日 著者:赤瀬川 原平
https://bookmeter.com/books/464983

■おなかの調子がよくなる本
腸内フローラのバランスを整えることがいかに重要かを知る。
長期間の食習慣がそのひとの腸内環境を決めるので、食習慣で腸内環境の改善を行うなら、数日で諦めないこと。
第6章と第7章は蛇足だと思う。

読了日:02月17日 著者:福田 真嗣
https://bookmeter.com/books/9941308

■化石ウォーキングガイド 全国版―日本各地に眠る古生物の痕跡探し27地点
化石を採集したり観察したりしながらウォーキングを楽しむガイドブック。
採集したり観察したりは楽しそうだけれど、当然、私有地の無断立ち入りはしないこと。
化石産地を守るために全面的に立ち入り禁止になる場合もあるが、化石は掘り出され研究されてこそ価値がある。
「安全に誰もが化石採集を楽しめるような場所を設置してくれたらと思う」
それならやってみたいと思うひとは多いだろうなあ。

読了日:02月17日 著者:相場 博明,宮橋 裕司,堀内 順治,河野 重範
https://bookmeter.com/books/9807392

■世界がもし全部アメリカになったら
日本もだいぶアメリカに影響されていますが、世界がアメリカ化したらどうなるのか。
アメリカの密度でマクドナルドが乱立したら、1秒につき239㎏の牛肉が消費され、
48日分のハンバーガーのために日本が丸ごと牧場になる。
大人から子供まで4人に3人は銃を持ち、一家には必ず一丁の銃がある。
1秒半ごとに1件の訴訟が起こされ、東京都と静岡県と埼玉県に住む人の全員が弁護士になる計算。

読了日:02月17日 著者:勝谷 誠彦
https://bookmeter.com/books/456430

■さよならの次にくる<新学期編> (創元推理文庫)
葉山くんの初恋のひと渡会千尋、美術部に入部した1年生の佐藤希。
それであの断章だったのか、複雑な糸をきれいに解きほぐせたような気持ち。
兄と妹がふたりで外出したら、どこに行くかなあ。銀座の画廊巡りはないだろうけど。
それにしても柳瀬さん。
スタンガンを突き付けたり、事故を装った楽しい放送を仕掛けたり、機転が利きすぎて舌を巻く。

読了日:02月16日 著者:似鳥 鶏
https://bookmeter.com/books/498673

■英国一家、フランスを食べる
ミシュランの星付きレストランで働くことを目標に、
伝統的なフランス料理のシェフを9か月で養成すると謳うパリのル・コルドン・ブルーでフランス料理を学ぶ。
うろ覚えなので本当かどうか自信がありませんが、
日本料理は塩をぎりぎりまで少なくし、フランス料理はぎりぎりまで塩を足していくのだと、何かで読んだ気がします。
仕込みに時間をかけ、たくさんの塩やバターや生クリームを使い、手間暇がかかってる料理を味わう客たちは料理人の苦労を知らない。
その裏側を垣間見れて良かった。

読了日:02月16日 著者:マイケル・ブース
https://bookmeter.com/books/9707487

■さよならの次にくる <卒業式編> (創元推理文庫)
葉山くんの連作短編集。
そうか伊神先輩は3年生だから卒業しちゃうんだ。
卒業式のあと、まるで消失してしまったかのような伊神先輩を追う「卒業したらもういない」
伊神先輩の「どうして」の部分がまだ消化不良。連絡が取れない件を聞き出せてないし。
そして初恋のひとに再会したものの見事に玉砕した葉山くん。
ミノと一緒に「もてるやつらはもてすぎだあ」と叫んでるところが妙に微笑ましい。
「おーい中村君」の歌詞とか、壁男の正体はいつか分かるのかなとか、断章の繋がり方とか、いろんなことを気にしつつ新学期編に続く。

読了日:02月15日 著者:似鳥 鶏
https://bookmeter.com/books/553620

■独断流「読書」必勝法
古今東西の名作を清水義範と西原理恵子のコンビが案内する。
メインがハカセの文章なのは承知のうえですが、サイバラがものすごく核心を突く発言をしてるせいで、そんなに頑張って読まなくてもいいや、なんて思ってしまう。
夏目漱石「坊ちゃん」のマドンナはもう完全に黒柳徹子イメージで固定しちゃったし、
泉鏡花の名前が衣良とか仁成くらい嫌とか、身も蓋もないw
ハカセが選んだ王道ミステリのうち、エドガー・アラン・ポー「お前が犯人だ」を読みたい。なにそのドッキリ。

読了日:02月15日 著者:清水 義範
https://bookmeter.com/books/517220

■Valentine Stories (中公文庫)
2月14日をめぐるドラマを8篇収録。
秋吉理香子「マイ・ブラッディ・バレンタイン」この場合、友達を手に入れたことのほうがずっと価値がある。
木村紅美「灯台とチョコレート」職場でのチョコの取り扱いって結構面倒くさい。心の底から義理チョコ欲しい人なんているのだろうか。お父さんたちの悲哀が滲む。
鯨統一郎「バレンタインデーは誰のもの?」波田煌子のお茶はひとの心をほぐす。

読了日:02月14日 著者:三羽 省吾,中島 要,木村 紅美,秋吉 理香子,加藤 千恵,鯨 統一郎,石井 睦美,朝比奈 あすか
https://bookmeter.com/books/12543294

■ボディトーク 新装版: 世界の身ぶり辞典
世界各地でで使われているボディランゲージを紹介している辞典。
それぞれのジェスチャーのイラストに意味・動作・背景・地域、4つの見出しを付けて詳しく説明している。
たとえば、両手を腰に当てて立つポーズは意味がふたつあり
「人と一緒にいるのにひとりになりたいとき無意識にとる姿勢:全世界」
「怒りで煮えくり返っていることを表す:マレーシア、フィリピン」
日本だと多分これは威圧感を示す「仁王立ち」になるのかなって思う。

読了日:02月14日 著者:デズモンド モリス
https://bookmeter.com/books/10923250

■世界のひつじめぐり
羊をさがして世界を旅する写真集。
約3000種もいる羊。
毛が長いの短いの、角が立派なやつ、いろいろいます。
どの種類も子羊はむくむくしてて可愛い。
家畜は英語で「Livestock」衣食住と密接に関わっているのが良く分かる。

読了日:02月13日 著者:
https://bookmeter.com/books/11211978

■食品工場の中の人たち
食品工場ではどういう作業をしているのか、工場勤務だった著者の体験的なまんが。
商品として並ぶお菓子になるには色々と気を使って大変なんだなあ。
絆創膏の色が青い理由に納得。
確かに普通の絆創膏だと目立たないから、混入したら見つけるのに苦労しそう。

読了日:02月13日 著者:各務 葉月
https://bookmeter.com/books/12997699

■東京周辺 建築でめぐるひとり美術館
ある特定の芸術家の作品のみを集めた美術館をめぐる旅。
東京を中心に関東・甲信・静岡の65館を紹介。
美術館を建築として紹介したいのなら写真をもうちょっとどうにかして欲しい。
キース・ヘリングの美術館がまさか日本にあるとは思ってなかった。

読了日:02月13日 著者:土肥 裕司
https://bookmeter.com/books/10977256

■名探偵登場! (講談社文庫)
13人の作家の手により蘇る名探偵たち。
津村記久子「フェリシティの面接」
そういえばミス・レモンはフェリシティって名前だったっけ、すっかり忘れてた。
想像よりパターンを信じるのがそれらしい。
レモンじゃない別の果物の名前のコンピュータ、ありますね。
町田康「文久二年閏八月の怪異」ひとりだけ違う世界にいる親分。

読了日:02月12日 著者:筒井 康隆,町田 康,津村 記久子,木内 昇,藤野 可織,片岡 義男,青木 淳悟,海猫沢 めろん,辻 真先,谷崎 由依,稲葉 真弓,長野 まゆみ,松浦 寿輝
https://bookmeter.com/books/10849876

■お咒い日和 その解説と実際 (幽BOOKS)
深くて広いお咒いの神秘と謎に迫る。
オマジナイとノロイは紙一重、内容によってはオマジナイがそのままノロイになってしまう危険性。
大麻の章で、そういえば、ほかの国のシャーマンたちは儀式に幻覚作用のある植物を使っていたりするけど、
日本の巫女はそんなの使ってるなんて聞いたことない。
「もしも、素面でトランスや法悦に入れるのが日本人だというのなら、これはこれで空恐ろしい精神性を持っていると言えるだろう」
考えたことなかったけどそうかもしれない。

読了日:02月12日 著者:加門 七海
https://bookmeter.com/books/11998553

■美しい世界の国立公園 絶景とアウトドアを楽しむ旅 (日経BPムック)
写真で巡る世界の国立公園。
国が保護・管理している場所なので、たとえ観光地化していても、なぜ国立公園なのかと理由を考えてみるのもいいのではないかなと思う。
まあ、単純に景色が綺麗なので行ってみたいだけですが、それでも気軽にゴミをその辺に捨てたりしないように最低限のマナーは守りたい。

読了日:02月11日 著者:
https://bookmeter.com/books/8690355

■1週間楽しめる 熟成サラダ (講談社のお料理BOOK)
1週間保存可能のレシピ62を紹介。
モノによっては3日とか5日とかもあるけれど、1週間も日持ちして、なおかつ、そのあいだに味がなじんで美味しくなるから、
食べきれなくて余りそうな食材があっても悩まずにすむ。
材料がキャベツ1/4個で出来るシーザーサラダが簡単そう。
まずはこれから作ってみるかな。

読了日:02月11日 著者:小田 真規子
https://bookmeter.com/books/9319784

■ときめく金魚図鑑 (ときめく図鑑)
魅力あふれる金魚の歴史や種類、育て方を紹介する。
どの写真も綺麗に撮れているのでじっくり見られます。
金魚ってこんなにたくさん種類があるのかと驚きました。
らんちゅうは名前は知ってたけど、背びれがないんですね。
第二次世界大戦で一度絶滅した「津軽錦」を30年近い年月をかけて復元するなんて、情熱と愛情がないとできませんよね。すごい。

読了日:02月11日 著者:尾園 暁
https://bookmeter.com/books/11812309

■白い僧院の殺人 (創元推理文庫 119-3)
「白い僧院」の別館で女優マーシャが殺された。
建物の周囲に積もる雪に残っているのは発見者の足跡だけ、関係者は雪密室に翻弄される。
足跡をどうするかということだけでほぼ物語が進んでいくので、H.M卿が登場してやっと解決に向けて物語が動き出すまで少し退屈。
H.M卿はささいな偶然も見逃さない。

読了日:02月10日 著者:カーター・ディクスン
https://bookmeter.com/books/434090

■牛車で行こう!: 平安貴族と乗り物文化
平安貴族が用いた牛車から見る貴族社会と都市文化。
中流以上の貴族が牛車に乗ることができ、そして牛車にもランクがあった。
牛車は後ろから乗り前から降りる。
乗るときには軒下に「車を寄せ」そのまま乗り込む。
いまでも車寄せって言葉があるけど牛車がもとになってるってことか。
通常4人乗りのところを6人も乗ったら狭そうだし、
そうかと言って嫌いなひとと二人きりなんて気まずいだろうし。

読了日:02月10日 著者:京樂 真帆子
https://bookmeter.com/books/11922410

■ステンドグラス 至宝の光 (掛川市ステンドグラス美術館コレクション)
2015年にオープンした掛川市ステンドグラス美術館のコレクションを解説する。
英国では教区教会の数が過剰になり、法律によって壊された何百もの教会。
教会の窓を飾ったステンドグラスは美術品として取引され収集家の手で保護されてきた。
保存するよりも大変なのはオリジナルに近づけるように修復する技術を会得すること。
日々、技術の向上を心掛けているんだろうなあ。素晴らしい。

読了日:02月09日 著者:志田政人
https://bookmeter.com/books/9569680

■体がよろこぶ! 旬の食材カレンダー (Sanctuary books)
その食材の旬はいつなのか。そしておいしく食べる方法を生産者に直接教えてもらう。
トマトやきゅうりなんて一年中あるから、いつが旬なのか忘れがちですが、体を温めたり冷やしたり、食材ごとの性質に注目すると、
旬の時期に食べたほうがやっぱりいいんだなあ。
冬の日本海で船に乗り込み、釣りを体験するはずが、船酔いが酷すぎてそれどころじゃなかったのが気の毒でした。

読了日:02月09日 著者:まめこ
https://bookmeter.com/books/4096088

■ネコへの恋文
岩合さんがネコたちに届けるラブレター。
NHK「世界ネコ歩き」の放送で見た猫たちもいました。
ハバナの街角をうろうろしていた子猫のところにやってきたオス猫が子猫をなめてる写真が好き。
あと犬と一緒に写ってるやつも。

読了日:02月09日 著者:岩合 光昭
https://bookmeter.com/books/11106866

■りら荘事件 (創元推理文庫)
秩父の山荘「りら荘」で芸術大学の大学生たちが連続殺人事件に巻き込まれる。
警察の捜査の甘さが気になるし、真相が分かったと言った二条も二条で、こういうときには単独行動しちゃいけないんだなとつくづく思う。
探偵の星影がなかなか登場しないので、やきもきしました。
星影は日高鉄子のことを安孫子に話したのかなあ。

読了日:02月08日 著者:鮎川 哲也
https://bookmeter.com/books/514849

■もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵 (角川文庫)
本や雑誌や新聞などの、出版に関するあれこれに物申す。
朝日新聞「フジ三太郎」はマンガ界の恥だ、それを掲載している朝日新聞はちっとも面白くないなど、歯に衣着せぬ物言いで滅多切り。
サンリオ出版が出した「恐怖の報酬」は映画のノベライゼーション。中身は五号活字で組んであって、確かに文字が大きくてびっくりする。

読了日:02月08日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/476531

■セミプレシャスストーン 全面改訂版―稀少で貴重な宝石たち40 (双葉社スーパームック)
さくらももこの宝石エッセイに登場した岡本さんが監修している本があると知って、図書館で借りてきました。
「セミプレシャスストーン」というのは半貴石のこと。
自分としては宝石に興味がないので欲しいとは思いませんが、綺麗だから身に着けたいな、そばに置きたいな、って気分になるのは分かる。
トルコ石ってカジュアルなイメージがあったけど、弱点が多いからあまり雑に扱わないほうがよさそう。

読了日:02月07日 著者:岡本憲将
https://bookmeter.com/books/1476647

■決定版 塩麹レシピ100―ちょい足しで絶品おかず!
塩麹を買ってみたものの、使うときの量の加減がいまいち分からなかったので購入した本。
肉とか魚とかを漬け込んで焼いたり、餃子やハンバーグに混ぜ込んでみたり、これなら簡単に使い切れそう。
スポーツドリンクも作れるんですね、風邪をひいたり夏になったら試してみたい。

読了日:02月07日 著者:武蔵 裕子
https://bookmeter.com/books/5115945

■そうだ、キャンプいこう!
キャンプって荷物が重くてひとりじゃ無理、って思ってましたが、道具を選べばそうでもないんですね。
夏のキャンプ場やフェスだと、ひとが多すぎてリフレッシュどころじゃない気がしますが、防犯面としては最初のキャンプにはいいのかも。
やっぱりキャンプには焚き火がつきものと思うので、少し寒い時期がベストなんだろうな。

読了日:02月07日 著者:こいしゆうか
https://bookmeter.com/books/12826623

■おかしな先祖 (角川文庫)
ショートショートというには少し長めの作品の詰め合わせ。
「所有者」このままカオ博士の薬の話を広げても面白くなりそうなのに、それで終わらせないのが星新一。
「四で割って」地獄には行きたくないけれど、四人の取り扱いに困った顔を見るために閻魔大王に会いたいなと思ってしまいました。

読了日:02月06日 著者:星 新一
https://bookmeter.com/books/544346

■ないものねだりで日は暮れて
「自由時間」と「週刊読売」に掲載されていたものをまとめた一冊。
若いアイドル達の顔がみんな同じに見えるのは老化のはじまり、SMAPは個人を判別できるようになったけどTOKIOはもうダメ、と嘆いている酒井さん。
ジャニーズあたりはテレビでよく見かけるし大丈夫でしょう、なんて思っていましたが甘かった;
私も判別できなくなりました。とほほ。
お正月に母方の祖母の家に遊びに行きお年玉をもらった話に少し寂しくなりました。

読了日:02月06日 著者:酒井 順子
https://bookmeter.com/books/529942

■21世紀ガイド図鑑 世界の議事堂
国家を象徴する行政にまつわる建築物の外観と内観双方の豊富なビジュアルを紹介した図鑑。
英語・スペイン語・フランス語併記。
どっしりしたロシアのクレムリン。
ジョージアの近代的な国会議事堂。
それらとはひとあじ違うのが、リヒテンシュタインの議会議事堂。
世界でも有数の豊かな国がこういう素朴な建物を使っているのが余裕を感じます。
スペインのカスティーリャ・イ・レオン諮問委員会本部って、政府庁舎なのに、外壁の向こうにすぐ普通の民家(に見える)があるような場所に建ってて驚く。

読了日:02月05日 著者:アイヴァン ハーバー
https://bookmeter.com/books/11252057

■HANGER (3) -執行人- (バーズコミックス ルチルコレクション)
九尾が仕掛けたハイドラッグ「メシア」に操られる人間たち。
朔のじいちゃんが、零一は朔の父親に似てるって言うから、あれはひょっとしてひょっとするのか?
是無の元を離れた百蘭は、零一とは違うやり方で自分の意志を通しつつ是無を守ってるようにも思える。
そして表紙と番外編が覇島と響。フラグだったらどうしよう。

読了日:02月05日 著者:如月 弘鷹
https://bookmeter.com/books/13426280

■復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる 2 (フロース コミック)
猫の姿のままチェルシーの息子クラウスに会いに行ってしまって、人間だと言い出せなくなってしまったルリは、あの彼とは知らず竜王と対面。
まあ、竜だもんな、小動物は怖くて逃げちゃうよな、猫をもふもふしたい気持ちは分かるけどさ、ルリとしては複雑だろうな。
あさひがいるナダーシャが戦争をするたびにナダーシャの国民は貧しく苦しくなっていく。
ルリはあさひを説得できるか。

読了日:02月05日 著者:あき
https://bookmeter.com/books/13419583

■恋よりブタカン!: 池谷美咲の演劇部日誌 (新潮文庫nex)
演劇地区大会出場に向けて準備に忙しい演劇部がまた事件に巻き込まれる。
早乙女先輩の脚本パクり疑惑はそういうことだろうなとなんとなく思ってた。
進行中の舞台にもアクシデントがあったし、慌ただしい中、どうにか解決できてよかった。
3年生の引退後の演劇部を引っ張るのはいまの2年生たち、チームワークに期待。

読了日:02月04日 著者:青柳 碧人
https://bookmeter.com/books/10000707

■がんから始まる (文春文庫)
異変を感じて病院で診察を受け、がんと診断、入院、手術、そして退院して、日常生活に戻る。
極めて稀なケースであるS字結腸に癒着した虫垂がんプラス虫垂炎。
5年生存率という言葉はがん患者にはつきもので、その言葉をどう捉えるか、葛藤する胸の内を読んでいると、こちらも真剣にならざるを得ない。
毎年2月4日は世界がんデー。
私の身近にもがん患者がいたので、ひとごとにせず、自分だったらと考えることは多い。

読了日:02月04日 著者:岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/559745

■ローカル鉄道の解剖図鑑
地方に限らず、都市部でも、地元民から親しまれているローカル線の魅力に迫る。
赤字経営により廃線になりそうなところを第三セクターとして運営してる路線は、住民にしてみたら心強いだろうなあ。
三陸鉄道の南北リアス線が一本に繋がる日が待ち遠しい。
東京都交通局上野懸垂線(上野動物園のモノレール)は国内最古の動物園にある国内最古のモノレール。
子供のころ、上野に行くとモノレールに乗れるのがとても嬉しかったのを思い出します。

読了日:02月03日 著者:岩間 昌子
https://bookmeter.com/books/11213940

■女子会川柳2 (一般書)
リアルなつぶやきを575に込めて。
「わが給料アベノミクスのアも見えず」
「新人くん仕事がダメならせめて顔」
「今わかるアラサーなんて若かった」
「新人の親は私の3こ下」
「上司より後輩女子に気を遣う」
読了日:02月03日 著者:シティリビング編集部,ポプラ社編集部
https://bookmeter.com/books/7690492

■スナックさいばら おんなのけものみち 七転び八転び篇
今日もスナックさいばらには、本音を言いたいおんなたちが集う。
何でも持っていく憎い「あの女」の話と、出産のときのママたちの武勇伝に、そうだそうだと盛大に頷く。
「オバちゃんたちって、みんな、七転び八起きしてきたサバイバーなんですよ」
さいばらと一緒に若い娘さんたちがちゃんと幸せになりますようにと祈ってみる。

読了日:02月03日 著者:西原 理恵子
https://bookmeter.com/books/6323386

■よろず一夜のミステリー―金の霊薬 (新潮文庫)
埋蔵金と不老不死、そして殺人事件。
恵をひとりで山に行かせたキイチの危機管理力のなさは不安でしかない。
万聖はフォローしてるというより揉み消してるようにしか見えなくて、大丈夫なのかここの一族。
稔が追っていたボツリヌス菌の件は、田中美紀子の背後にテロ組織が関係してない単純な事件と断定できたのかな。
前回もそうだけれど、本筋とは関係ない事件になにかウラがありそうで不気味。

読了日:02月02日 著者:篠原 美季
https://bookmeter.com/books/5525110

■小ネタの恩返し。おやつ、そしてスイーツ編 (ほぼ日文庫)
「ほぼ日刊イトイ新聞」の読者投稿コーナーから傑作を厳選して掲載。
みんなが経験した面白いことを読んでると、世の中そんなに悪くないなと思えてきます。
「さてという字は、てへんにぃ~やいばぁー♪」と変な鼻歌を披露した部長さん、おかげで「扨」を覚えました。
22年連れ添った奥さんが脳発作で搬送され、意識が戻ったときに「どなた様ですか?」と言われた旦那さんの話にホロリとする。
「今この瞬間、隣にいる人間が誰だか判ってくれるだけで良い」
読了日:02月02日 著者:ほぼ日刊イトイ新聞
https://bookmeter.com/books/11162948

■カンバッジが語るアメリカ大統領 (集英社新書ヴィジュアル版)
ルーズベルトからオバマまで、約400点のバッジを通してアメリカの政治と社会の変遷を実感する、ユニークなヴィジュアル年代記。
19世紀末、共和党のマッキンリーと民主党のブライアンが大統領選挙で使ったのが始まり。
ジョン・F・ケネディの愛されっぷりがバッジからも分かるっていうのがすごいなあ。

読了日:02月01日 著者:志野 靖史
https://bookmeter.com/books/625044

■空想科学読本11
中高生に人気の漫画やアニメを題材に37本の質問を収録。
ドラゴンボールに出てくる界王星は小さすぎて空気がすべて逃げてしまう。
そんなところは暮らしにくいけど、界王さまは神さまだし、そこで修行してた悟空は死人だし、空気なくても平気な気がする。
初音ミクの髪の毛の重さは両方合わせて6.2㎏、お手入れにかかる時間の総合計はだいたい8時間。
バーチャルアイドルも大変だ。
読了日:02月01日 著者:柳田理科雄
https://bookmeter.com/books/4631978

■ビジュアル図鑑 自然がつくる不思議なパターン
ひまわりに潜むフィボナッチ数列や、流体が秩序を生み出す蛇行した河川など、
自然の神秘に驚かされる究極の写真集。
私は虫を見るのも触るのも平気ですが(セミ以外)蝶がたくさん寄り集まってる大きい写真ってドキッとします。

読了日:02月01日 著者:フィリップ・ボール
https://bookmeter.com/books/11187916


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