2017年1月の読書メーター
読んだ本の数:70冊
読んだページ数:16356ページ
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■時の娘 (ハヤカワ・ミステリ文庫 51-1)
子供のころ読んだときはよく分からなかったので再トライ。 リチャード三世は悪人だったのか? 怪我で入院し動けないグラント警部の助手を務めた「むくむく仔羊ちゃん」キャラダイン青年は興奮したりがっかりしたり、ういやつ。 いんちきモートンのことがあったから「ぼくは歴史の本に書いてあることは、生きている限り二度と信じないつもりさ、神かけてだ」 のセリフが響く。 2012年に発見された遺骨のDNA鑑定の結果リチャード三世は高い確率で金髪碧眼、 グラント警部が見た肖像画とは印象が違うが、それでも善人に見えたかどうか。
読了日:1月31日 著者:ジョセフィン・テイ
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■地図を破って行ってやれ! 自転車で、食って笑って、涙する旅
日本全国を自転車で回る旅。 「旅はおそらく、時間の長さじゃない。一瞬一瞬の光る断片を、どれだけ拾っていけるかだ」 2010年8月に訪れた三陸を震災後の2013年4月にまた訪ねていて、 私が出会ったひとたちの安否を確認しているわけでもないのに、 かもめの玉子の女将さんとか無事だったのかしらと、もうたまらない気持ちになる。 そういう気持ちになってしまうほど、旅の先々で出会ったひとたちとのほんのりとした絆のひとつひとつが大事なもの。
読了日:1月31日 著者:石田ゆうすけ
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■非常識の美学 (角川文庫)
バブル時代のアンアンで連載されていたものなので、 話のネタにされてる通りすがりの見知らぬ女たちはいわば当時の流行に乗っかってたひとたち。 彼女たちが この時代を経て経験を生かしているのかどうか、それを見ることなく亡くなったのがとても残念。 「大体日本という国には、男気なしのパーティがあまりにも多すぎるのだ」 パーティに限らず男女ペアでないと食事にも行けない欧米のほうが窮屈そうだけれど。
読了日:1月30日 著者:森瑤子
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■スター・ウォーズ アート:ポスターズ
レイア姫よ永遠なれ。 ジョージ・ルーカスによって選ばれたアーティストたちによるスター・ウォーズのポスター集。 麻宮騎亜がエピソード1をまんが化したときの単行本宣伝用ポスターはいかにも日本のまんが絵で、 この中では目立つ。 三田恒夫とアダム・ヒューズのアールヌーヴォーな作品がお気に入り。
読了日:1月30日 著者:ルーカスフィルム
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■1分間パワーヨーガ・ダイエット
立ちポーズを中心とした筋トレ系ポーズのオンパレードなパワーヨガ。 太陽礼拝のポーズを中心に連続的にポーズを行う。 こういうのは本当に、動画を見ながら呼吸やポーズの確認をしたいとつくづく思う。 DVDがついてないのが残念。 イラストは分かりやすいので、DVDがなくても大丈夫なひとにはおすすめ。
読了日:1月30日 著者:綿本彰
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■アガサ・クリスティ殺人事件 (ノン・ポシェット)
クリスティの超有名作品 「オリエント急行殺人事件」はインドで実際に起きた事件で、そしてポワロも含め登場人物は実在した人物、という設定は とても興味をそそられるのに、読むのがつらくなるほど本当にものすごく退屈。 残り60ページで死者が出て解決というせわしなさ。 事件そのものはもう付け足しでしかなく、 なぜこの本が「アガサ・クリスティ殺人事件」なのかを補足するためのことでしかない。
読了日:1月29日 著者:河野典生
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■食のほそみち
食べるもののうまいまずいの差って、自分が思うよりすごく範囲の狭いところで決まってるんじゃないかと思う。だから、 ごはん、豆腐、水が苦手なのは、ひとの「味覚自慢」に火をつけ易い食べ物、っていうのがとても納得がいく。 こしあん粒あんどっちも好きな私は、別に辛党とかそういうことではなく、 どっちも食べられた方が得じゃん!っていうただの食いしん坊。
読了日:1月29日 著者:酒井順子
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■リンゴも人生もキズがあるほど甘くなる
大きい文字で見出しがドーンと書かれているので読みやすい。 「単純なものなら一筋なわでしばることができても丸い球をしばることはできない」 「己を知るは超人 敵を知るは達人 凡人はなにもわからず戦って敗れる」 だけど、それはちょっとどうなんだと思うところも。 「休まなければ、疲れることも忘れる 厄介なことは忘れるに限る」 昔の奉公人は休みがなく過労死がなかった、下手に休むよりは働いていた方がいい。 言いたいことは分かるけど、人間は機械じゃないからなあ。
読了日:1月28日 著者:外山滋比古
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■大人の女の名セリフ (Grazia Books)
女優だからという特殊性を差し引いても、全員が本当にタフ。 名前も顔も知られているのだし、別にこれ以上もう苦労することなんかないでしょう、 なんてこれっぽっちも思ってないし、チャレンジ精神そして好奇心の旺盛さが原動力な感じ。 単身ハリウッドに乗り込み、オーディションで置屋の女将の役を勝ち取った桃井かおり。 コン・リーが「若すぎる。Motherは老けてないとダメよ」って言いたくなる気持ちが分かるし、 それへの「ダイジョウブ。芝居がいいから問題ない」の返事のカッコよさときたら。
読了日:1月28日 著者:
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■人名の世界地図 (文春新書)
あらゆる国には、人名にまつわるさまざまな伝説がある。 「ただ、そうした伝統名も、その名前が本来もっていた意味は失われ、言葉の響きのよしあしや 有名人の名にあやかって名づけられることが多くなったという」 それでも、信仰している宗教によっては同じ名前がとても多いイメージはある。 プリマ・バレリーナのマーゴット・フォンテインって本名じゃなかったのか。
読了日:1月27日 著者:
http://bookmeter.com/cmt/61930028
■本が好き、悪口言うのはもっと好き (文春文庫)
とある本での対談での「漢字と日本語は相性が悪い」というのが印象的で、 図書館で見かけて借りてきた本。 「なごやかなる修羅場」の 歌仙って連歌のことだよね、友達と遊びでやったことがありますが、 ちゃんと作法に則ってやるには教養が足りないから難しそうだ。
読了日:1月27日 著者:高島俊男
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■黒猫の回帰あるいは千夜航路
おかえり、黒猫。 エッフェル塔のキーホルダーのところは、鍵が落ちたところでなんとなくそうかもしれないなと思っていたので 不意打ちをくらった衝撃はありませんでしたが、思いが見える形になれるならやっぱりコレになるだろうなあ。 じれったいほど遅いように見えていても、実は、寄り道もせず回り道もせず、 まっすぐ確実に進んでいるだけ。 「笑いのセラピー」で、子どものころとは言え半ズボンの黒猫ってあんまり想像できないけど、 膝が見えるのが嫌だから穿きたくないって理由が可愛い。
読了日:1月26日 著者:森晶麿
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■飛田和緒のひとりごはん日記 (講談社のお料理BOOK)
ささっと作るひとりのごはん。 じゃことチーズ、フルーツトマトにオリーブオイルをたらしたりと、 パンにあれこれ乗せるメニューのバリエーションがおいしそう。 おかずなしののり弁、見た目のインパクトがすごい。
読了日:1月26日 著者:飛田和緒
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■あなたが怖い―すっぴん魂〈5〉 (文春文庫)
ヘアメイクさんが毎晩300回も腹筋をやって疲労骨折した、なんて愉快な話(失礼)もあるにはありますが、 身近に起きた不思議で怖い話を集めただけのことはあって、 中にはスタイリストの親友の幼馴染が殺人犯とニアミスしたなんていう正真正銘の怖い話も。 佐藤愛子との対談に出てきた謎の「寝るな」の声は、宮部みゆきとの対談本 「チチンプイプイ」で小説になってるのを読みましたが、声の持ち主の男性は誰だったんだろう。
読了日:1月25日 著者:室井滋
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■歌舞伎一年生: チケットの買い方から観劇心得まで (ちくまプリマー新書)
面白そうだけど難しそうと尻込みしているヒマがあるならチケットを買いなさい、と背中を押してくれる本。 初お目見えで挨拶をする坊ちゃんの姿を見るためだけにチケットを取り、 彼らが成長した暁には、その時の様子をしみじみ思い出しつつ「良い役者になった」と言えるような、 歌舞伎は一生かけて楽しむ壮大な娯楽なんだなと思わされます。 女形にアレルギーがなく、歌舞伎の様式美に違和感を感じずに楽しめるなら、 一年間に28回の観劇もそう大変じゃないのかもしれない。 歌舞伎座で売っている紅白の餅入り鯛焼き、食べてみたいな。
読了日:1月25日 著者:中川右介
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■異邦の騎士 改訂完全版
記憶を失った男と、その男を拾った女。 そして占星術師、御手洗潔。 男と女の生活は平穏なままでは終わらず、 そして結末を知れば余計に、ふたりで横浜へ出かけたことが印象深くなる。 この当時は東横線は桜木町まで乗り入れていたんですよね。 山下公園に行くときに通った「この道はなかなか素敵」な馬車道に御手洗が事務所を構えるのはしばらく先の話。 男が日記を読んだあとからの怒涛の展開に手に汗を握り、最後にはほろりとさせられる。 御手洗潔、あんたってひとは。
読了日:1月24日 著者:島田荘司
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■ネコロジー 坂崎幸之助 ノラ猫トイとその仲間たちの物語
野良猫撲滅運動をしている「秘密結社」のひとたち、そして坂崎さんの猫との係わり方。 本来あってはならない野良猫という不幸な存在をなくすために去勢手術をさせ、次の代を絶対に作らない。 説明おばさんの「じゃあ、今ここで野良猫を殺せますか?」は、場合によっては 「殺してもいいですけどあなたに唆されたからだと警察に通報してもいいですよね?」 とか言われないかと少し心配。
読了日:1月24日 著者:坂崎幸之助
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■無理難題が多すぎる (文春文庫)
表紙がいしいひさいちの絵じゃなくなってる。 こんな爽やかなのはツチヤせんせの本っぽくないので本屋で見つけられませんでした。 そういうことで図書館で借りましたが 「実際には図書館で買ってもらって助かっている作家もいるはずだ」なんて思ってませんよ。多分。 一部に熱烈な崇拝者を持つ聖人、ツチヤ師がびっくりするほど良いことを言うのに全然頭に残っていません。 びっくりしすぎてすぐ忘れるんだろうか。
読了日:1月23日 著者:土屋賢二
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■甲斐みのりの旅のしおり
最初は図書館で借りたんですが、奈良初心者に優しいコース設定と コース別の簡略地図が分かりやすいので買いました。 京都・奈良は中学のときの修学旅行先でしたが、奈良は時間がなくてバスの中から説明を受けただけなので、 東大寺とか春日大社とか、ちゃんと見学したいです。
読了日:1月23日 著者:甲斐みのり
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■[新版]日本で一番わかりやすい人相診断の本 (PHPビジュアル実用BOOKS)
他の本を読んだことがないので日本で一番わかりやすいかどうか比較できませんが、 イラストが大きくて見やすい。 美容的には老けて見えるからと敬遠されるほうれい線ですが 「40歳を越えてもスジが薄いのは自立心が弱く、仕事にやりがいを見いだせないことを示します」だそうです。
読了日:1月23日 著者:宮沢みち
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■北村薫の本格ミステリ・ライブラリー (角川文庫)
有栖川有栖編を読んだのでこちらも。 「ライツヴィル殺人事件」は既読。 吉行淳之介「あいびき」巻末の対談を見るまで駄洒落だと気が付きませんでした。でもこれミステリかなあ。 クリスチアナ・ブランド「ジェミニー・クリケット事件」はアメリカ版が採用、イギリス版も読んでみたい。 田中潤司との鼎談で出てきたクリスティ「予告殺人」ウチにあるのは誤植バージョンでした。
読了日:1月22日 著者:
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■楽しいこといっぱい 65
幸せで楽しいこと65個。 数合わせのために無理に65個も集めたような不自然な感じがしませんでした。 栗原はるみさんのレシピは温故知新なイメージ。 昔からある料理なのにどこか新しい。 本文中に出てきた味見カップは心平ちゃんが「男子ごはん」で使っていて、孝行息子の片鱗を覗かせてます。 猫のSADAちゃん可愛い。
読了日:1月22日 著者:栗原はるみ
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■よれよれ肉体百科
順調に年を取ると順調に体が衰えてきて、ある日突然そうなったわけでもないに、老化に気が付くと愕然とする。 でもものすごく憂いているわけでもなく「こうやってどんどん衰えていくのね」と達観してる感じがします。 更年期も過ぎて、ひととおりの体の変化を経験しないと書けないこともあるよなあと妙に納得。 お母様が2008年6月に脳内出血で倒れられていたとは。
読了日:1月21日 著者:群ようこ
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■教養としての世界宗教事件史 (河出ブックス)
いつの時代も歴史を動かしたのは宗教だった。 「もはや宗教について無知であることは許されない」 世界の宗教のなかで出家が制度化されているのはキリスト教と仏教だけ。 カトリックは出家した聖職者が宗教的な権威、権力として君臨。 プロテスタントには世界的な組織や教皇のような絶対的な権威はいない。 東方教会については理解が追い付かず。
読了日:1月21日 著者:島田裕巳
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■寝るまえ5分の外国語:語学書書評集
語学書の書評とは意外性がある。 ブラーフミー系文字の見た目が可愛いという理由で、ニューエクスプレスのタミル語とビルマ語を 図書館で借りたことがある私としては、語学書は借りずに買うものだ、というのは耳が痛いけど本当のこと。 「クロアチア語のしくみ」のあのノリの良さは本当に楽しいです。 付属CDを寝る前に聞くと、 収録されてる「Gore gore gore(山々の頂のほうが燃えている)」が頭から離れないことも。 言葉のしくみシリーズがCDからダウンロードになったとは、これもまた時代ですね。
読了日:1月20日 著者:黒田龍之助
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■平野恵理子の身辺雑貨
ひとがどういう品物を選んでいるのか見るのって楽しい。 自分はこういう品物を使わないだろうな、ってものが多かった。 たとえば吸い取り紙をセットするプロッターとか。 和傘の日傘いいな。 巻末に商品の問い合わせ先があったのでオンラインショップを探してしまいました。
読了日:1月20日 著者:平野恵理子
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■飛びすぎる教室 (講談社文庫)
登録忘れの再読登録。 お勉強エッセイシリーズ最終巻は雑談授業。 シミズハカセの原稿を読んでから挿絵を描いてたサイバラ。 それが原稿より前にカットを描くことになった回は当然、原稿と何にも関係のない内容なんだけど (原稿は食べ物の話、カットは怪談)それが違和感がなくていつも通りじゃん、って思った自分に苦笑い。 そしてその次の回は、怪談カットを受けての幽霊の話。 旅行の回の、 インド人旅行ガイドがイギリス人を相手にすると召使みたいになる、についニヤリ。
読了日:1月19日 著者:清水義範,西原理恵子,(著)
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■アーユルヴェーダビューティケア―自然な美しさを引き出す永遠のテクニック
アーユルヴェーダの手引き書。 属性判定をやってみたら体の特徴はヴァータが優勢、それ以外はピッタが当てはまりそう。 タイプ別の食材リストがあって、エイコーンスカッシュ(どんぐり型のかぼちゃ)とか そんなの見たこともないぞ、ってのがあるのはまあ仕方ない。 薬用オイルで目を洗浄するネトラ・バスティやってみたいな。 耳にごま油を入れるカルナ・プラナなんてのもあるんですね。
読了日:1月19日 著者:メラニー・ザックス
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■ロボットのおへそ (丸善ライブラリー)
ロボットはプログラムに忠実に動いているので、イレギュラーなことにはかなり弱い。 そのイレギュラーなところを補うためにあれこれ試行錯誤する。 読み終わったあと、私自身がロボットに期待していることは何だろうとしばらく考えることになりました。
読了日:1月18日 著者:稲邑哲也,瀬名秀明,池谷瑠絵
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■良いかげんごはん (オレンジページムック)
朝食の時間がないけどジャムヨーグルトだけでも食べておこうとか、そういうとき 「食べない」じゃなく、躊躇なく食べる方を選ぶっていうのがいいよね。 つくしが生えるような場所がないのであんまりやったことないですが、 つくしを摘んだりはかまを取ったりすると指先がアクで真っ黒になったような記憶があるので軍手は必需品。 ふたり暮らしのごはんも自炊の延長線上、そのうちきっと気楽に作れるようになります。
読了日:1月18日 著者:たかぎなおこ
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■手ぬぐい美容
図書館で借りたので付属の手ぬぐいはナシ。 石鹸をこすりつけて良く泡立てた手ぬぐいで優しく洗う「手ぬぐい洗顔」で肌が生まれ変わる。 普通の固形石鹸と手ぬぐいでメイクまで落とせるならラクでいいな。 全身にも使えるし。 総理・無蛍光の手ぬぐい、どこかで売ってないかな。 手ぬぐいは洗濯機NG、手洗いをして陰干しにすること。
読了日:1月18日 著者:高辺しおり
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■三十路のカサブタ
もっと輝く自分がいるはず!と奮闘する道のりは長くて険しい。 早大のオープンカレッジで横澤彪氏に出会ったのが転機となり、吉本興業に所属することに。 私は正直に言うと、芸能界にほんっとに疎いので、この方の顔に全く見覚えがありませんが、 いまはどうされているんでしょうか。 苦労が報われているといいな。
読了日:1月17日 著者:上田良子
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■やせる! (光文社新書)
ダイエットって結局は、自分の生活を見直すことだよなあ。 置き場所その他の問題で調理家電は導入しづらいけれど、ほったらかしにしているあいだに料理が出来るのは本当にラク。 「まごわやさしい」の芋類はほとんど食べてなくて、まずはおやつを干し芋にしてみようかな。 紹介されてる本で、読んでみたい本がちらほらあったのでメモ。
読了日:1月17日 著者:勝間和代
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■有栖川有栖の本格ミステリ・ライブラリー (角川文庫)
短編ミステリアンソロジー。 面白かったのは「五十一番目の密室」 どうやって密室にしたか、よりも、印象に残るのは犯人の最後のセリフ。 「〈引立て役倶楽部〉の不快な事件」名探偵たちが留守にしている間に起きた殺人事件。 これもどうやって密室にしたか、よりも、留守番している彼らが名探偵になれない理由が分かった気がする。 北村薫編もあるのを知らなかったので読まなきゃ。
読了日:1月16日 著者:
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■おとなのごはん日記
漢方医にすすめられ、卵・肉・乳製品のない食事をしている岸本さん。 家にいるときはいいけれど、外で食べるとなるとやっぱり大変そう。 無農薬有機野菜の宅配を頼んでいると旬には同じ野菜が箱いっぱい、夏はなすばっかり、っていうのは分かるなあ。 畑の都合だ仕方ない。 雑穀の一種「たかきび」って初めて知りました。 クリスマスの長いもケーキってどんな味なんだろう。
読了日:1月16日 著者:岸本葉子
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■命からがら―誰も行けない温泉 (小学館文庫)
道はない。危険地帯が多く、辿り着くまでに遭難したり事故に遭ったりする可能性もある。 クマよけの鈴とガスマスクが必需品。 地元の人にもほとんど知られていないような文字通りの秘湯を目指す。 そんなにしてまで温泉に入りたいって気持ちにはならないけど、 物好きもここまでくるとアッパレ。
読了日:1月15日 著者:大原利雄
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■オトナになったセイシュンの食卓
肉なし乳製品なし油の量も少なめ。魚と卵、野菜で作る食べてもおなかが軽いハラカル料理。 私が人生で最初に作ったチーズケーキはたけだレシピの超カンタンなやつ。 他にもあれこれ作りましたが、この本で紹介しているレシピも難しい手順はナシ。 マー坊とヒロミがアツオさんと一緒にコスプレしてた「厚揚げとエリンギのショウガ焼き」は マヨネーズをつけてもうまいよ!ということなのでやってみよう。
読了日:1月15日 著者:たけだみりこ
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■日本一簡単に おしゃれな大人服が作れる本【実物大型紙4枚付き】 (バラエティ)
簡単に作れる服っていうのは、私にはだいたい襟ぐりが大きくてガバガバになりやすいんですが、 これは大丈夫そう。 型紙はパーツが重なっていないので見やすく、写しやすい。 手作りには見えない服の決め手は布地。
読了日:1月15日 著者:中野ユカリ
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■推理小説の誤訳 (日経ビジネス人文庫 グリーン こ 7-1)
「なぜ、辞書をひく労を惜しむのだろうか。 もともと翻訳家の苦しみというものは、辞書にいくら当たってみても 目指す単語や熟語がなく、英米人に聞いてもはっきりした回答がもらえないときに始まるのである」 アガサ・クリスティ作品を中心に推理小説の誤訳を徹底解説。 英国には検察庁や検事といった制度がないので、英国小説の翻訳で検察庁や検事という言葉が出てきたらみな誤訳。 翻訳モノは訳文を信用するしかないので翻訳者のみなさん腕を磨いてください。
読了日:1月14日 著者:古賀正義
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■いきなりプロ級!はじめてのケーク (旭屋出版MOOK)
見た目にも綺麗なケーキを作ろうとすると、何回かやらないとコツをつかみにくいかなって思いますが、 生クリームでのデコレーションがないパウンドケーキなら、失敗してもバレにくい気がしています。 アイシングを絞り袋に入れるのが面倒だったらスプーンで落として水玉模様にしちゃってもいいかもしれない。 手順の写真が大きいので、生地の状態や混ぜ具合の目安が分かりやすい。 お菓子作りの道具は意外と多いですが、これいいなと思ったのは、 ハンドミキサーの先のホイッパーを外して泡だて器みたいにして使っていること。
読了日:1月14日 著者:熊谷裕子
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■クララ殺し (創元クライム・クラブ)
「死んでしまうとは情けない」につい笑ってしまいましたが、 井森もビルも気軽にひどい目にあわされすぎ。 元々ビルがいる不思議の国とクララたちのホフマン宇宙とでは、アーヴァタールに対する定義が違うのかどうなのか、 そのあたりもかなり疑いながら読んでいたのでスキュデリには納得。 合言葉のときの、井森の「今回は違う展開」が気になるせりふ。
読了日:1月13日 著者:小林泰三
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■はじめてわかる国語 (講談社文庫)
登録忘れの再読登録。 高島俊男がゲストで来た時の 「漢字と日本語は相性が悪い」 「今の日本人は、日本語について、英語しか話せない人と同じくらいしか知らない」が印象的。 高知県の若者諸君、サイバラいわく「ばいぞ」は標準語ではないんですって。
読了日:1月13日 著者:清水義範
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■ホラーハウス社会 (講談社+α新書)
「遠い明治の昔から、わたしたちの社会は少年と精神障害者を教育と治療に包み込んできた。 わたしたちは、つい最近まで、彼らを保護しようとする社会の住民だったのだ。 いまや保護する社会は終焉した。では、この社会は一体、どのような方向に向かいつつあるのか」 草創期の精神病院は、ベッドを埋めるために街の厄介者や浮浪者まで狩り出し国からの利益を得て、 世界でも特異な精神医療体制を作り出した、っていうのが恐ろしい。
読了日:1月12日 著者:芹沢一也
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■ニューヨークスナップ―坂崎幸之助写真集
写真を撮ってるのは知ってたけど、写真集も出してたんですね。 写真家・田中長徳との対談形式の解説が良かった。 プロの写真家ならまず撮影しないような構図でもそれが味だと褒めていて、いいひとなんだなあとしみじみ。
読了日:1月12日 著者:
http://bookmeter.com/cmt/61590539
■とりあたま大学: 世界一ブラックな授業!編
こういう時事ネタを扱っている本は、少し時間がたってから読むと、 その当時とはまた違った感想を持ちますね。 「舛添都知事の訪韓」でのサイバラ 「この人ワキ甘すぎオリンピックまでもたねーぞコレ」どこの予言者だ。
読了日:1月12日 著者:西原理恵子,佐藤優
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■よそ見津々
一人鍋し放題とか、洋服のサイズに苦労したりとか、気が付くとそうだよね~と 頷きながら読んでいました。 ちょっと小腹がすいたとき、甘いものじゃなくて塩味のものが食べたいのにな、とか。 確かに大阪だと、そういうときにはたこ焼きとかお好み焼きがあるもんなあ。 ルーマニアからお嫁に来た女性の「顎を使って固いものが食べたい」も分かる。 最近の日本じゃそういうのを探すのは大変だ。 高校三年生の時に見た、上から下まで紅色に染まった空が印象的な「空の赤」の「受験は全部落ちた」 の終わり方に胸が詰まる。
読了日:1月11日 著者:柴崎友香
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■Lovan Gotovan
マドンナが書いた絵本とも、日本では「オカネ・モッチャが見つけたしあわせ」というタイトルで出版されてるのも知らず、 図書館で借りてきた本。 クロアチア語だと思って借りましたが、 良く見たら、キリル文字じゃないけどセルビア語。 買えないものが何もないほどのお金持ちでも幸せとは限らない。 Činjenica šesta: Kad naučite da s drugima delite ono što imate,nećete naći samo sreću. Naći ćete i prijatelja.
読了日:1月11日 著者:Madona
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■いつか物語になるまで
「まるまる、フルーツ」に収録された「マンゴー、マンゴー」が印象的だったので図書館で借りた本。 アレはうるし科の植物だから、かぶれるもんなあ。 旅の最中の描写は特に煌いていて、するっと読めるのはいいのだけれど、 するっと読めすぎてしまうのが若干惜しい。 ロスアンゼルスのカソリック高校で寮生活を送っているときに日本の家が火事になったことなんて、 相当ショッキングな出来事だろうに、どこか夢の中のことみたいで現実味が薄い感じがする。
読了日:1月10日 著者:中上紀
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■肉体百科 (文春文庫)
30代のころの群さん、やっぱり内容がそれ相応に若い。 お友達が作ってた万能肩パッド、いまはそれが必要な服を見つける方が大変そうだ。 同性と食事をしているときと、異性と食事をしているときと、 胃袋の容量が極端に変化するひと、いるいるw そういうひとは態度も極端だから発見しやすい。 しかしまあ、つむじが3つもあると髪質によっては苦労しそうだけど、群さんはそうでもなかったのか。
読了日:1月10日 著者:群ようこ
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■そんなに、変わった?
小泉今日子が始まりと終わりを飾るのが、世代的にも何か象徴めいている。 「変に若作りとかしないで、自然に老化しているのがいいですよね」が身に染みるお年頃。 被災地支援は色んな形があっただろうけれども、三陸鉄道「てをつな号」は本当に喜ばれただろうなあ。 乗りテツでもなんでもないのに何ソレ乗りたい!と思わせるほど、 メジャーキャラクターの威力が存分に発揮されてる。 原鉄道模型博物館はこのころは撮影禁止だったのか。
読了日:1月9日 著者:酒井順子
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■やせる旅
1年間で20kg減量すべく、日本と世界を飛び回った痩身体験記。 具体的にどのくらい体重が減ったか分かるのは最初のファスティングアリーナ蓼科での断食のときだけ。 それ以外は、どういう施設で何をしたのか、という程度なので、20kg減量が達成できたのかどうかは謎。 別に減量はしなくてもいいけど、こういうところでのんびりとしたいなあ。 肥満格言「筋肉はつきにくく、脂肪はつきやすい。脂肪は落ちにくく、筋肉は落ちやすい」うん、まったくだ。
読了日:1月9日 著者:都築響一
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■にっぽんのかわいいタイル: 昭和レトロ モザイクタイル篇
タイルの写真にうっとりしつつ、解説をじっくりと読む。 本当にレトロ可愛い。 なかでも羽根山窯業の風車と太鼓の色合いがお気に入り。 多治見市なんて何もない印象なのに(失礼) 笠原町ではかつて国内でのシェア8割、アメリカ・ドイツ・アジアへの輸出が貿易摩擦を引き起こすほどの出荷量を誇っていたとは。 モザイクタイルミュージアムでぜひ実物を見たい。 そしてあの斬新な建物に圧倒されたい。
読了日:1月9日 著者:加藤郁美
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■世界の宗教がざっくりわかる (新潮新書)
がっつり説明されても難しくなって混乱するだろうから、ざっくりでいいかも、と気楽に手に取りましたが、 要点を押さえているので分かりやすい。 一神教は、唯一絶対の善なる神が創造した世界のはずなのに、 現実に悪が存在し人間はそれに苦しめられていて、根本的に矛盾している。 けれど最初から善悪があると認めている二元論のマニ教は消滅。 消滅してしまうことがほとんどない世界の宗教の歴史のなかでも稀有な現象。
読了日:1月8日 著者:島田裕巳
http://bookmeter.com/cmt/61493064
■やっぱりだらしな日記+だらしなマンション購入記 (幻冬舎文庫)
相変わらずのだらしな生活に異変が。 マンションを買って犬と猫も飼って、断食合宿に参加。 蕎麦屋の帰りにマンションを衝動買いするひとっているんですねえ、勢いってすごいな。 巻末の書名索引がありがたい。読んでみたい本がたくさん。
読了日:1月8日 著者:藤田香織
http://bookmeter.com/cmt/61493050
■だらしな日記―食事と体脂肪と読書の因果関係を考察する (幻冬舎文庫)
洗濯物は雨が降ってもずっと干しっぱなし。 餃子は皮から作っちゃう。 嫌いなことと好きなことの落差が激しくて笑えるw 仕事だから必要とは言え、この読書量はすごいな。 お風呂は毎日じゃなくてもまあいいか、な気がしますが、トイレのあとに手を洗わないって、えええΣ 自分以外で一世風靡セピアの松村冬風が好きってひとに初めて遭遇した。
読了日:1月7日 著者:藤田香織
http://bookmeter.com/cmt/61468551
■田中宥久子の体整形マッサージ
慣れればきっと何の苦もなくやれるんだろうけれど、 本を見ながら連続して動作する、って結構大変なので、覚えるまでは DVDつきのほうが良かったかも。 造顔マッサージのほうもやってみたい。
読了日:1月7日 著者:田中宥久子
http://bookmeter.com/cmt/61468541
■帰ってきた海馬が耳から駆けてゆく (4)
話が脱線して脇道に入り、忘れたころに本筋に戻ったりするので、最初のほうはちょっと混乱してました。 このシリーズを読むのも久し振りなので。 真田広之がもう妖精にしか思えなくなりそう。快楽物質がジャブジャブ出るほど出演作品を見たほうがいいのかなと真剣に考えてしまうw そして意外とショックなのは初老は四十代から。結構早いよ初老!
読了日:1月6日 著者:菅野彰
http://bookmeter.com/cmt/61447985
■やっぱり肉が好き
ケンタロウさんのレシピをとても信用しているので、これもきっとおいしいだろうなあ。 豚・牛・鶏、そして鴨肉ラム肉のがっつりレシピのあとに、野菜と一緒に食べるおかずを紹介。 から揚げの付け合わせには素揚げのさつまいも、今度やってみよっと。
読了日:1月6日 著者:小林ケンタロウ
http://bookmeter.com/cmt/61447973
■本気でおいしい肉レシピ
血液検査をするたびに蛋白質が足りないという結果が出るのを反省して、図書館で借りた本。 いくら好きでも植物性の蛋白質だけじゃ栄養に偏りがあるもんなあ。 料理を急ぐあまり、かたまり肉・厚切り肉を室温に戻すのをつい忘れてしまいがち、気を付けねば。
読了日:1月6日 著者:大庭英子
http://bookmeter.com/cmt/61447968
■カモ少年と謎のペンフレンド
フランス児童文学書。 ママとの賭けに負け3か月で英語をマスターすることになったカモ少年。 文通相手のイギリス人、キャサリンとのやりとりにすっかり夢中になり、英語がメキメキ上達。 そんなキャサリンを怪しく思う「ぼく」はついにキャサリンの正体を探り当てる。 外国語なんて難しくて無理と思っていても、言いたいことがあれば否が応でも勉強して身に着けていくものですね。 ロシア系移民のカモのお母さんもそうだったのかもしれないなあ。
読了日:1月5日 著者:ダニエルペナック
http://bookmeter.com/cmt/61425982
■スペイン語ジェスチャー小辞典
図書館の語学の棚を見ているときに見つけて借りてきた本。 スペイン語は全然分からないので例文は日本語訳の部分だけを読みましたが、 ジェスチャーの動作と意味、解説を見るのが楽しかった。 背の高さを表すジェスチャーは、スペイン語圏には2つのバリエーションがあり、 ひとつは手のひらを下にして、もうひとつは手のひらを上にする。 日本でも手のひらを下にするけれども、コロンビアでは動物の大きさに使われるので注意。
読了日:1月5日 著者:高垣敏博,エルママイティネル,上田博人,マリア・ホセヘラベル
http://bookmeter.com/cmt/61425976
■いやでも楽しめる算数 (講談社文庫)
登録忘れの再読登録。 確かに算数は、歴史みたいにあとから訂正されることもなく、答えに揺らぎがなくバシッと出るから爽快、ってことはあるけれど、 文章題の不条理さには苦笑いするしかないって感じ。 問題をつくる側も大変だなあ。 大根を握りしめたサイバラの「ねえちょっとあと何回」に共感した読者は多かったかも。
読了日:1月4日 著者:清水義範
http://bookmeter.com/cmt/61401577
■もの忘れの9割は食事で治せる (PHP文庫)
アーユルヴェーダをもとにした食習慣のすすめ。 肉や魚をひかえ、卵は週に1個か2個。 料理にはギーを使い、スパイス(粉末黒コショウやショウガなども)を取り入れる、などなど。 たくさんあるけど、体が温まるので朝一番の白湯は飲み続けよう。 ローフードは日本人には合わないそうですが、日本人がずっと食べてきた漬物はローフードじゃないのかなあ。
読了日:1月4日 著者:蓮村誠
http://bookmeter.com/cmt/61401570
■考えない人 (新潮文庫)
何か大きいものを見た時に何度「でかいな」と口走ったことか。 私も「考えない人」だったのか。 コストコ(多分)にある商品を見て 「こんなに大きくちゃ、うかつに万引きもできませんよ」が妙におかしくて、しばらく笑ってしまいました。 樽みたいな大きさのメープルシロップに50センチ四方はある冷凍ピザ。 そしてまた「でかいな」と口走ってしまうに違いない。
読了日:1月3日 著者:宮沢章夫
http://bookmeter.com/cmt/61376069
■旅先のあの味を3ステップ・10分で再現! 世界一周旅ごはん
全体的にアジアの料理が多め。 最近のブームのおかげで、意外とパクチーを扱ってるお店を見かけたりしますが、 こぶみかんの葉はどうよ?と思ったら、 巻末にネットショップが紹介されてました。 ベトナムの「トマトあんこの生春巻き」 生春巻きの皮でプチトマトとあんことホイップクリームを巻いたやつは、 感じとしてはイチゴ大福みたいなものかなあ。
読了日:1月3日 著者:とまこ
http://bookmeter.com/cmt/61376049
■肖像画で読み解くイギリス史 (PHP新書)
「肖像画を深く知ることで英国史の本当の面白さが見えてくる」 英国史全部について細かく見るわけにもいかないので、著者サイドとしては、 こういう本はどこを抜き出すかが悩ましいと思う。 個人的には、薔薇戦争の最後を飾ったリチャード三世の肖像画があれば良かったなあ。 エリザベス一世を描いた「ディッチリー・ポートレート」の衣装に目が釘付け。 これってちゃんと中に体が入っているのかなと思わずにいられない。 贅沢を言えば、巻末にでも人物索引があればいいのに。
読了日:1月3日 著者:齊藤貴子
http://bookmeter.com/cmt/61376026
■なめ単
いろんな英語学習法に挑戦した体験エッセイ。 全然自分が使わないジャンル(ビジネス英語)をやろうとするのはやっぱり大変そう、 興味がある分野を攻めるのが一番いいなと思うのでした。 プレゼントをもらうときの英会話って、とにかく大袈裟に喜び、大声で叫ばなくちゃいけないのか。うーん。 日本人がシャイだと言われる理由はそういうところにあるんだろうか。
読了日:1月2日 著者:辛酸なめ子
http://bookmeter.com/cmt/61351613
■作って撮る ごはんと写真
QRコード付き。 レシピをスマホなどで見られるので、本を台所に持ち込まなくて済みそう。 最近は、作ったごはんの写真をSNSにあげてるひとも多いから、 そういうひとには写真の撮り方は参考になるかも。 三脚とレフ板を使い、逆光で撮る。 料理の手順を撮影するプロセス写真の、 土鍋にほうじ茶を注ぐシーンは、連写して決定的瞬間を捉える。
読了日:1月2日 著者:福岡拓
http://bookmeter.com/cmt/61351602
■行ってはいけない世界遺産
世界遺産は、素晴らしい観光地にあらず。 「行ってガッカリしないためのリアルガイド」 ご当地グルメに目がない人は行ってはいけないモン・サン=ミシェル。 名物のオムレツは値段が高くお世辞にもおいしいとは言えない。 体調が悪いときに行ってはいけないナスカの地上絵。 地上絵を見るためにはセスナに乗るが、アクロバティックすぎる飛行になんとか耐えて ハッキリ肉眼で確認できたのは5つほど。 逆説的だけれども、そういう完璧じゃないところがいいのかも。
読了日:1月2日 著者:花霞和彦
http://bookmeter.com/cmt/61351581
■島田荘司全集〈2〉寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁・嘘でもいいから殺人事件・出雲伝説7/8の殺人・漱石と倫敦ミイラ殺人事件
「御手洗潔の挨拶」に出てきた猿島の不思議な事件「嘘でもいいから殺人事件」目当てに図書館で借りた本。 「漱石と倫敦ミイラ殺人事件」は既読。 「寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁」顔の皮をはぐなんてグロテスクなことをやった理由を普通はなかなか思いつかないよなあ。 「嘘でもいいから殺人事件」登場人物のノリが軽くドタバタで面白い。 収拾がつかなくなりそうなところを救ったターボ偉い。 「出雲伝説7/8の殺人」 バラバラ死体を電車でばらまいた犯人。 最後に罠を仕掛けた相手に向けての、犯人の叫びが痛々しい。
読了日:1月1日 著者:島田荘司
http://bookmeter.com/cmt/61330726
▼読書メーター
http://bookmeter.com/
読んだ本の数:70冊
読んだページ数:16356ページ
ナイス数:1161ナイス
http://bookmeter.com/u/89283/matome?invite_id=89283
■時の娘 (ハヤカワ・ミステリ文庫 51-1)
子供のころ読んだときはよく分からなかったので再トライ。 リチャード三世は悪人だったのか? 怪我で入院し動けないグラント警部の助手を務めた「むくむく仔羊ちゃん」キャラダイン青年は興奮したりがっかりしたり、ういやつ。 いんちきモートンのことがあったから「ぼくは歴史の本に書いてあることは、生きている限り二度と信じないつもりさ、神かけてだ」 のセリフが響く。 2012年に発見された遺骨のDNA鑑定の結果リチャード三世は高い確率で金髪碧眼、 グラント警部が見た肖像画とは印象が違うが、それでも善人に見えたかどうか。
読了日:1月31日 著者:ジョセフィン・テイ
http://bookmeter.com/cmt/62032299
■地図を破って行ってやれ! 自転車で、食って笑って、涙する旅
日本全国を自転車で回る旅。 「旅はおそらく、時間の長さじゃない。一瞬一瞬の光る断片を、どれだけ拾っていけるかだ」 2010年8月に訪れた三陸を震災後の2013年4月にまた訪ねていて、 私が出会ったひとたちの安否を確認しているわけでもないのに、 かもめの玉子の女将さんとか無事だったのかしらと、もうたまらない気持ちになる。 そういう気持ちになってしまうほど、旅の先々で出会ったひとたちとのほんのりとした絆のひとつひとつが大事なもの。
読了日:1月31日 著者:石田ゆうすけ
http://bookmeter.com/cmt/62032290
■非常識の美学 (角川文庫)
バブル時代のアンアンで連載されていたものなので、 話のネタにされてる通りすがりの見知らぬ女たちはいわば当時の流行に乗っかってたひとたち。 彼女たちが この時代を経て経験を生かしているのかどうか、それを見ることなく亡くなったのがとても残念。 「大体日本という国には、男気なしのパーティがあまりにも多すぎるのだ」 パーティに限らず男女ペアでないと食事にも行けない欧米のほうが窮屈そうだけれど。
読了日:1月30日 著者:森瑤子
http://bookmeter.com/cmt/62009008
■スター・ウォーズ アート:ポスターズ
レイア姫よ永遠なれ。 ジョージ・ルーカスによって選ばれたアーティストたちによるスター・ウォーズのポスター集。 麻宮騎亜がエピソード1をまんが化したときの単行本宣伝用ポスターはいかにも日本のまんが絵で、 この中では目立つ。 三田恒夫とアダム・ヒューズのアールヌーヴォーな作品がお気に入り。
読了日:1月30日 著者:ルーカスフィルム
http://bookmeter.com/cmt/62008990
■1分間パワーヨーガ・ダイエット
立ちポーズを中心とした筋トレ系ポーズのオンパレードなパワーヨガ。 太陽礼拝のポーズを中心に連続的にポーズを行う。 こういうのは本当に、動画を見ながら呼吸やポーズの確認をしたいとつくづく思う。 DVDがついてないのが残念。 イラストは分かりやすいので、DVDがなくても大丈夫なひとにはおすすめ。
読了日:1月30日 著者:綿本彰
http://bookmeter.com/cmt/62008984
■アガサ・クリスティ殺人事件 (ノン・ポシェット)
クリスティの超有名作品 「オリエント急行殺人事件」はインドで実際に起きた事件で、そしてポワロも含め登場人物は実在した人物、という設定は とても興味をそそられるのに、読むのがつらくなるほど本当にものすごく退屈。 残り60ページで死者が出て解決というせわしなさ。 事件そのものはもう付け足しでしかなく、 なぜこの本が「アガサ・クリスティ殺人事件」なのかを補足するためのことでしかない。
読了日:1月29日 著者:河野典生
http://bookmeter.com/cmt/61980021
■食のほそみち
食べるもののうまいまずいの差って、自分が思うよりすごく範囲の狭いところで決まってるんじゃないかと思う。だから、 ごはん、豆腐、水が苦手なのは、ひとの「味覚自慢」に火をつけ易い食べ物、っていうのがとても納得がいく。 こしあん粒あんどっちも好きな私は、別に辛党とかそういうことではなく、 どっちも食べられた方が得じゃん!っていうただの食いしん坊。
読了日:1月29日 著者:酒井順子
http://bookmeter.com/cmt/61980010
■リンゴも人生もキズがあるほど甘くなる
大きい文字で見出しがドーンと書かれているので読みやすい。 「単純なものなら一筋なわでしばることができても丸い球をしばることはできない」 「己を知るは超人 敵を知るは達人 凡人はなにもわからず戦って敗れる」 だけど、それはちょっとどうなんだと思うところも。 「休まなければ、疲れることも忘れる 厄介なことは忘れるに限る」 昔の奉公人は休みがなく過労死がなかった、下手に休むよりは働いていた方がいい。 言いたいことは分かるけど、人間は機械じゃないからなあ。
読了日:1月28日 著者:外山滋比古
http://bookmeter.com/cmt/61952363
■大人の女の名セリフ (Grazia Books)
女優だからという特殊性を差し引いても、全員が本当にタフ。 名前も顔も知られているのだし、別にこれ以上もう苦労することなんかないでしょう、 なんてこれっぽっちも思ってないし、チャレンジ精神そして好奇心の旺盛さが原動力な感じ。 単身ハリウッドに乗り込み、オーディションで置屋の女将の役を勝ち取った桃井かおり。 コン・リーが「若すぎる。Motherは老けてないとダメよ」って言いたくなる気持ちが分かるし、 それへの「ダイジョウブ。芝居がいいから問題ない」の返事のカッコよさときたら。
読了日:1月28日 著者:
http://bookmeter.com/cmt/61952353
■人名の世界地図 (文春新書)
あらゆる国には、人名にまつわるさまざまな伝説がある。 「ただ、そうした伝統名も、その名前が本来もっていた意味は失われ、言葉の響きのよしあしや 有名人の名にあやかって名づけられることが多くなったという」 それでも、信仰している宗教によっては同じ名前がとても多いイメージはある。 プリマ・バレリーナのマーゴット・フォンテインって本名じゃなかったのか。
読了日:1月27日 著者:
http://bookmeter.com/cmt/61930028
■本が好き、悪口言うのはもっと好き (文春文庫)
とある本での対談での「漢字と日本語は相性が悪い」というのが印象的で、 図書館で見かけて借りてきた本。 「なごやかなる修羅場」の 歌仙って連歌のことだよね、友達と遊びでやったことがありますが、 ちゃんと作法に則ってやるには教養が足りないから難しそうだ。
読了日:1月27日 著者:高島俊男
http://bookmeter.com/cmt/61930009
■黒猫の回帰あるいは千夜航路
おかえり、黒猫。 エッフェル塔のキーホルダーのところは、鍵が落ちたところでなんとなくそうかもしれないなと思っていたので 不意打ちをくらった衝撃はありませんでしたが、思いが見える形になれるならやっぱりコレになるだろうなあ。 じれったいほど遅いように見えていても、実は、寄り道もせず回り道もせず、 まっすぐ確実に進んでいるだけ。 「笑いのセラピー」で、子どものころとは言え半ズボンの黒猫ってあんまり想像できないけど、 膝が見えるのが嫌だから穿きたくないって理由が可愛い。
読了日:1月26日 著者:森晶麿
http://bookmeter.com/cmt/61908761
■飛田和緒のひとりごはん日記 (講談社のお料理BOOK)
ささっと作るひとりのごはん。 じゃことチーズ、フルーツトマトにオリーブオイルをたらしたりと、 パンにあれこれ乗せるメニューのバリエーションがおいしそう。 おかずなしののり弁、見た目のインパクトがすごい。
読了日:1月26日 著者:飛田和緒
http://bookmeter.com/cmt/61908751
■あなたが怖い―すっぴん魂〈5〉 (文春文庫)
ヘアメイクさんが毎晩300回も腹筋をやって疲労骨折した、なんて愉快な話(失礼)もあるにはありますが、 身近に起きた不思議で怖い話を集めただけのことはあって、 中にはスタイリストの親友の幼馴染が殺人犯とニアミスしたなんていう正真正銘の怖い話も。 佐藤愛子との対談に出てきた謎の「寝るな」の声は、宮部みゆきとの対談本 「チチンプイプイ」で小説になってるのを読みましたが、声の持ち主の男性は誰だったんだろう。
読了日:1月25日 著者:室井滋
http://bookmeter.com/cmt/61886308
■歌舞伎一年生: チケットの買い方から観劇心得まで (ちくまプリマー新書)
面白そうだけど難しそうと尻込みしているヒマがあるならチケットを買いなさい、と背中を押してくれる本。 初お目見えで挨拶をする坊ちゃんの姿を見るためだけにチケットを取り、 彼らが成長した暁には、その時の様子をしみじみ思い出しつつ「良い役者になった」と言えるような、 歌舞伎は一生かけて楽しむ壮大な娯楽なんだなと思わされます。 女形にアレルギーがなく、歌舞伎の様式美に違和感を感じずに楽しめるなら、 一年間に28回の観劇もそう大変じゃないのかもしれない。 歌舞伎座で売っている紅白の餅入り鯛焼き、食べてみたいな。
読了日:1月25日 著者:中川右介
http://bookmeter.com/cmt/61886299
■異邦の騎士 改訂完全版
記憶を失った男と、その男を拾った女。 そして占星術師、御手洗潔。 男と女の生活は平穏なままでは終わらず、 そして結末を知れば余計に、ふたりで横浜へ出かけたことが印象深くなる。 この当時は東横線は桜木町まで乗り入れていたんですよね。 山下公園に行くときに通った「この道はなかなか素敵」な馬車道に御手洗が事務所を構えるのはしばらく先の話。 男が日記を読んだあとからの怒涛の展開に手に汗を握り、最後にはほろりとさせられる。 御手洗潔、あんたってひとは。
読了日:1月24日 著者:島田荘司
http://bookmeter.com/cmt/61862890
■ネコロジー 坂崎幸之助 ノラ猫トイとその仲間たちの物語
野良猫撲滅運動をしている「秘密結社」のひとたち、そして坂崎さんの猫との係わり方。 本来あってはならない野良猫という不幸な存在をなくすために去勢手術をさせ、次の代を絶対に作らない。 説明おばさんの「じゃあ、今ここで野良猫を殺せますか?」は、場合によっては 「殺してもいいですけどあなたに唆されたからだと警察に通報してもいいですよね?」 とか言われないかと少し心配。
読了日:1月24日 著者:坂崎幸之助
http://bookmeter.com/cmt/61862884
■無理難題が多すぎる (文春文庫)
表紙がいしいひさいちの絵じゃなくなってる。 こんな爽やかなのはツチヤせんせの本っぽくないので本屋で見つけられませんでした。 そういうことで図書館で借りましたが 「実際には図書館で買ってもらって助かっている作家もいるはずだ」なんて思ってませんよ。多分。 一部に熱烈な崇拝者を持つ聖人、ツチヤ師がびっくりするほど良いことを言うのに全然頭に残っていません。 びっくりしすぎてすぐ忘れるんだろうか。
読了日:1月23日 著者:土屋賢二
http://bookmeter.com/cmt/61840838
■甲斐みのりの旅のしおり
最初は図書館で借りたんですが、奈良初心者に優しいコース設定と コース別の簡略地図が分かりやすいので買いました。 京都・奈良は中学のときの修学旅行先でしたが、奈良は時間がなくてバスの中から説明を受けただけなので、 東大寺とか春日大社とか、ちゃんと見学したいです。
読了日:1月23日 著者:甲斐みのり
http://bookmeter.com/cmt/61840816
■[新版]日本で一番わかりやすい人相診断の本 (PHPビジュアル実用BOOKS)
他の本を読んだことがないので日本で一番わかりやすいかどうか比較できませんが、 イラストが大きくて見やすい。 美容的には老けて見えるからと敬遠されるほうれい線ですが 「40歳を越えてもスジが薄いのは自立心が弱く、仕事にやりがいを見いだせないことを示します」だそうです。
読了日:1月23日 著者:宮沢みち
http://bookmeter.com/cmt/61840804
■北村薫の本格ミステリ・ライブラリー (角川文庫)
有栖川有栖編を読んだのでこちらも。 「ライツヴィル殺人事件」は既読。 吉行淳之介「あいびき」巻末の対談を見るまで駄洒落だと気が付きませんでした。でもこれミステリかなあ。 クリスチアナ・ブランド「ジェミニー・クリケット事件」はアメリカ版が採用、イギリス版も読んでみたい。 田中潤司との鼎談で出てきたクリスティ「予告殺人」ウチにあるのは誤植バージョンでした。
読了日:1月22日 著者:
http://bookmeter.com/cmt/61811111
■楽しいこといっぱい 65
幸せで楽しいこと65個。 数合わせのために無理に65個も集めたような不自然な感じがしませんでした。 栗原はるみさんのレシピは温故知新なイメージ。 昔からある料理なのにどこか新しい。 本文中に出てきた味見カップは心平ちゃんが「男子ごはん」で使っていて、孝行息子の片鱗を覗かせてます。 猫のSADAちゃん可愛い。
読了日:1月22日 著者:栗原はるみ
http://bookmeter.com/cmt/61811095
■よれよれ肉体百科
順調に年を取ると順調に体が衰えてきて、ある日突然そうなったわけでもないに、老化に気が付くと愕然とする。 でもものすごく憂いているわけでもなく「こうやってどんどん衰えていくのね」と達観してる感じがします。 更年期も過ぎて、ひととおりの体の変化を経験しないと書けないこともあるよなあと妙に納得。 お母様が2008年6月に脳内出血で倒れられていたとは。
読了日:1月21日 著者:群ようこ
http://bookmeter.com/cmt/61784637
■教養としての世界宗教事件史 (河出ブックス)
いつの時代も歴史を動かしたのは宗教だった。 「もはや宗教について無知であることは許されない」 世界の宗教のなかで出家が制度化されているのはキリスト教と仏教だけ。 カトリックは出家した聖職者が宗教的な権威、権力として君臨。 プロテスタントには世界的な組織や教皇のような絶対的な権威はいない。 東方教会については理解が追い付かず。
読了日:1月21日 著者:島田裕巳
http://bookmeter.com/cmt/61784620
■寝るまえ5分の外国語:語学書書評集
語学書の書評とは意外性がある。 ブラーフミー系文字の見た目が可愛いという理由で、ニューエクスプレスのタミル語とビルマ語を 図書館で借りたことがある私としては、語学書は借りずに買うものだ、というのは耳が痛いけど本当のこと。 「クロアチア語のしくみ」のあのノリの良さは本当に楽しいです。 付属CDを寝る前に聞くと、 収録されてる「Gore gore gore(山々の頂のほうが燃えている)」が頭から離れないことも。 言葉のしくみシリーズがCDからダウンロードになったとは、これもまた時代ですね。
読了日:1月20日 著者:黒田龍之助
http://bookmeter.com/cmt/61763966
■平野恵理子の身辺雑貨
ひとがどういう品物を選んでいるのか見るのって楽しい。 自分はこういう品物を使わないだろうな、ってものが多かった。 たとえば吸い取り紙をセットするプロッターとか。 和傘の日傘いいな。 巻末に商品の問い合わせ先があったのでオンラインショップを探してしまいました。
読了日:1月20日 著者:平野恵理子
http://bookmeter.com/cmt/61763954
■飛びすぎる教室 (講談社文庫)
登録忘れの再読登録。 お勉強エッセイシリーズ最終巻は雑談授業。 シミズハカセの原稿を読んでから挿絵を描いてたサイバラ。 それが原稿より前にカットを描くことになった回は当然、原稿と何にも関係のない内容なんだけど (原稿は食べ物の話、カットは怪談)それが違和感がなくていつも通りじゃん、って思った自分に苦笑い。 そしてその次の回は、怪談カットを受けての幽霊の話。 旅行の回の、 インド人旅行ガイドがイギリス人を相手にすると召使みたいになる、についニヤリ。
読了日:1月19日 著者:清水義範,西原理恵子,(著)
http://bookmeter.com/cmt/61744390
■アーユルヴェーダビューティケア―自然な美しさを引き出す永遠のテクニック
アーユルヴェーダの手引き書。 属性判定をやってみたら体の特徴はヴァータが優勢、それ以外はピッタが当てはまりそう。 タイプ別の食材リストがあって、エイコーンスカッシュ(どんぐり型のかぼちゃ)とか そんなの見たこともないぞ、ってのがあるのはまあ仕方ない。 薬用オイルで目を洗浄するネトラ・バスティやってみたいな。 耳にごま油を入れるカルナ・プラナなんてのもあるんですね。
読了日:1月19日 著者:メラニー・ザックス
http://bookmeter.com/cmt/61744383
■ロボットのおへそ (丸善ライブラリー)
ロボットはプログラムに忠実に動いているので、イレギュラーなことにはかなり弱い。 そのイレギュラーなところを補うためにあれこれ試行錯誤する。 読み終わったあと、私自身がロボットに期待していることは何だろうとしばらく考えることになりました。
読了日:1月18日 著者:稲邑哲也,瀬名秀明,池谷瑠絵
http://bookmeter.com/cmt/61724649
■良いかげんごはん (オレンジページムック)
朝食の時間がないけどジャムヨーグルトだけでも食べておこうとか、そういうとき 「食べない」じゃなく、躊躇なく食べる方を選ぶっていうのがいいよね。 つくしが生えるような場所がないのであんまりやったことないですが、 つくしを摘んだりはかまを取ったりすると指先がアクで真っ黒になったような記憶があるので軍手は必需品。 ふたり暮らしのごはんも自炊の延長線上、そのうちきっと気楽に作れるようになります。
読了日:1月18日 著者:たかぎなおこ
http://bookmeter.com/cmt/61724627
■手ぬぐい美容
図書館で借りたので付属の手ぬぐいはナシ。 石鹸をこすりつけて良く泡立てた手ぬぐいで優しく洗う「手ぬぐい洗顔」で肌が生まれ変わる。 普通の固形石鹸と手ぬぐいでメイクまで落とせるならラクでいいな。 全身にも使えるし。 総理・無蛍光の手ぬぐい、どこかで売ってないかな。 手ぬぐいは洗濯機NG、手洗いをして陰干しにすること。
読了日:1月18日 著者:高辺しおり
http://bookmeter.com/cmt/61724622
■三十路のカサブタ
もっと輝く自分がいるはず!と奮闘する道のりは長くて険しい。 早大のオープンカレッジで横澤彪氏に出会ったのが転機となり、吉本興業に所属することに。 私は正直に言うと、芸能界にほんっとに疎いので、この方の顔に全く見覚えがありませんが、 いまはどうされているんでしょうか。 苦労が報われているといいな。
読了日:1月17日 著者:上田良子
http://bookmeter.com/cmt/61704865
■やせる! (光文社新書)
ダイエットって結局は、自分の生活を見直すことだよなあ。 置き場所その他の問題で調理家電は導入しづらいけれど、ほったらかしにしているあいだに料理が出来るのは本当にラク。 「まごわやさしい」の芋類はほとんど食べてなくて、まずはおやつを干し芋にしてみようかな。 紹介されてる本で、読んでみたい本がちらほらあったのでメモ。
読了日:1月17日 著者:勝間和代
http://bookmeter.com/cmt/61704847
■有栖川有栖の本格ミステリ・ライブラリー (角川文庫)
短編ミステリアンソロジー。 面白かったのは「五十一番目の密室」 どうやって密室にしたか、よりも、印象に残るのは犯人の最後のセリフ。 「〈引立て役倶楽部〉の不快な事件」名探偵たちが留守にしている間に起きた殺人事件。 これもどうやって密室にしたか、よりも、留守番している彼らが名探偵になれない理由が分かった気がする。 北村薫編もあるのを知らなかったので読まなきゃ。
読了日:1月16日 著者:
http://bookmeter.com/cmt/61684796
■おとなのごはん日記
漢方医にすすめられ、卵・肉・乳製品のない食事をしている岸本さん。 家にいるときはいいけれど、外で食べるとなるとやっぱり大変そう。 無農薬有機野菜の宅配を頼んでいると旬には同じ野菜が箱いっぱい、夏はなすばっかり、っていうのは分かるなあ。 畑の都合だ仕方ない。 雑穀の一種「たかきび」って初めて知りました。 クリスマスの長いもケーキってどんな味なんだろう。
読了日:1月16日 著者:岸本葉子
http://bookmeter.com/cmt/61684774
■命からがら―誰も行けない温泉 (小学館文庫)
道はない。危険地帯が多く、辿り着くまでに遭難したり事故に遭ったりする可能性もある。 クマよけの鈴とガスマスクが必需品。 地元の人にもほとんど知られていないような文字通りの秘湯を目指す。 そんなにしてまで温泉に入りたいって気持ちにはならないけど、 物好きもここまでくるとアッパレ。
読了日:1月15日 著者:大原利雄
http://bookmeter.com/cmt/61655562
■オトナになったセイシュンの食卓
肉なし乳製品なし油の量も少なめ。魚と卵、野菜で作る食べてもおなかが軽いハラカル料理。 私が人生で最初に作ったチーズケーキはたけだレシピの超カンタンなやつ。 他にもあれこれ作りましたが、この本で紹介しているレシピも難しい手順はナシ。 マー坊とヒロミがアツオさんと一緒にコスプレしてた「厚揚げとエリンギのショウガ焼き」は マヨネーズをつけてもうまいよ!ということなのでやってみよう。
読了日:1月15日 著者:たけだみりこ
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■日本一簡単に おしゃれな大人服が作れる本【実物大型紙4枚付き】 (バラエティ)
簡単に作れる服っていうのは、私にはだいたい襟ぐりが大きくてガバガバになりやすいんですが、 これは大丈夫そう。 型紙はパーツが重なっていないので見やすく、写しやすい。 手作りには見えない服の決め手は布地。
読了日:1月15日 著者:中野ユカリ
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■推理小説の誤訳 (日経ビジネス人文庫 グリーン こ 7-1)
「なぜ、辞書をひく労を惜しむのだろうか。 もともと翻訳家の苦しみというものは、辞書にいくら当たってみても 目指す単語や熟語がなく、英米人に聞いてもはっきりした回答がもらえないときに始まるのである」 アガサ・クリスティ作品を中心に推理小説の誤訳を徹底解説。 英国には検察庁や検事といった制度がないので、英国小説の翻訳で検察庁や検事という言葉が出てきたらみな誤訳。 翻訳モノは訳文を信用するしかないので翻訳者のみなさん腕を磨いてください。
読了日:1月14日 著者:古賀正義
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■いきなりプロ級!はじめてのケーク (旭屋出版MOOK)
見た目にも綺麗なケーキを作ろうとすると、何回かやらないとコツをつかみにくいかなって思いますが、 生クリームでのデコレーションがないパウンドケーキなら、失敗してもバレにくい気がしています。 アイシングを絞り袋に入れるのが面倒だったらスプーンで落として水玉模様にしちゃってもいいかもしれない。 手順の写真が大きいので、生地の状態や混ぜ具合の目安が分かりやすい。 お菓子作りの道具は意外と多いですが、これいいなと思ったのは、 ハンドミキサーの先のホイッパーを外して泡だて器みたいにして使っていること。
読了日:1月14日 著者:熊谷裕子
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■クララ殺し (創元クライム・クラブ)
「死んでしまうとは情けない」につい笑ってしまいましたが、 井森もビルも気軽にひどい目にあわされすぎ。 元々ビルがいる不思議の国とクララたちのホフマン宇宙とでは、アーヴァタールに対する定義が違うのかどうなのか、 そのあたりもかなり疑いながら読んでいたのでスキュデリには納得。 合言葉のときの、井森の「今回は違う展開」が気になるせりふ。
読了日:1月13日 著者:小林泰三
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■はじめてわかる国語 (講談社文庫)
登録忘れの再読登録。 高島俊男がゲストで来た時の 「漢字と日本語は相性が悪い」 「今の日本人は、日本語について、英語しか話せない人と同じくらいしか知らない」が印象的。 高知県の若者諸君、サイバラいわく「ばいぞ」は標準語ではないんですって。
読了日:1月13日 著者:清水義範
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■ホラーハウス社会 (講談社+α新書)
「遠い明治の昔から、わたしたちの社会は少年と精神障害者を教育と治療に包み込んできた。 わたしたちは、つい最近まで、彼らを保護しようとする社会の住民だったのだ。 いまや保護する社会は終焉した。では、この社会は一体、どのような方向に向かいつつあるのか」 草創期の精神病院は、ベッドを埋めるために街の厄介者や浮浪者まで狩り出し国からの利益を得て、 世界でも特異な精神医療体制を作り出した、っていうのが恐ろしい。
読了日:1月12日 著者:芹沢一也
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■ニューヨークスナップ―坂崎幸之助写真集
写真を撮ってるのは知ってたけど、写真集も出してたんですね。 写真家・田中長徳との対談形式の解説が良かった。 プロの写真家ならまず撮影しないような構図でもそれが味だと褒めていて、いいひとなんだなあとしみじみ。
読了日:1月12日 著者:
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■とりあたま大学: 世界一ブラックな授業!編
こういう時事ネタを扱っている本は、少し時間がたってから読むと、 その当時とはまた違った感想を持ちますね。 「舛添都知事の訪韓」でのサイバラ 「この人ワキ甘すぎオリンピックまでもたねーぞコレ」どこの予言者だ。
読了日:1月12日 著者:西原理恵子,佐藤優
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■よそ見津々
一人鍋し放題とか、洋服のサイズに苦労したりとか、気が付くとそうだよね~と 頷きながら読んでいました。 ちょっと小腹がすいたとき、甘いものじゃなくて塩味のものが食べたいのにな、とか。 確かに大阪だと、そういうときにはたこ焼きとかお好み焼きがあるもんなあ。 ルーマニアからお嫁に来た女性の「顎を使って固いものが食べたい」も分かる。 最近の日本じゃそういうのを探すのは大変だ。 高校三年生の時に見た、上から下まで紅色に染まった空が印象的な「空の赤」の「受験は全部落ちた」 の終わり方に胸が詰まる。
読了日:1月11日 著者:柴崎友香
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■Lovan Gotovan
マドンナが書いた絵本とも、日本では「オカネ・モッチャが見つけたしあわせ」というタイトルで出版されてるのも知らず、 図書館で借りてきた本。 クロアチア語だと思って借りましたが、 良く見たら、キリル文字じゃないけどセルビア語。 買えないものが何もないほどのお金持ちでも幸せとは限らない。 Činjenica šesta: Kad naučite da s drugima delite ono što imate,nećete naći samo sreću. Naći ćete i prijatelja.
読了日:1月11日 著者:Madona
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■いつか物語になるまで
「まるまる、フルーツ」に収録された「マンゴー、マンゴー」が印象的だったので図書館で借りた本。 アレはうるし科の植物だから、かぶれるもんなあ。 旅の最中の描写は特に煌いていて、するっと読めるのはいいのだけれど、 するっと読めすぎてしまうのが若干惜しい。 ロスアンゼルスのカソリック高校で寮生活を送っているときに日本の家が火事になったことなんて、 相当ショッキングな出来事だろうに、どこか夢の中のことみたいで現実味が薄い感じがする。
読了日:1月10日 著者:中上紀
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■肉体百科 (文春文庫)
30代のころの群さん、やっぱり内容がそれ相応に若い。 お友達が作ってた万能肩パッド、いまはそれが必要な服を見つける方が大変そうだ。 同性と食事をしているときと、異性と食事をしているときと、 胃袋の容量が極端に変化するひと、いるいるw そういうひとは態度も極端だから発見しやすい。 しかしまあ、つむじが3つもあると髪質によっては苦労しそうだけど、群さんはそうでもなかったのか。
読了日:1月10日 著者:群ようこ
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■そんなに、変わった?
小泉今日子が始まりと終わりを飾るのが、世代的にも何か象徴めいている。 「変に若作りとかしないで、自然に老化しているのがいいですよね」が身に染みるお年頃。 被災地支援は色んな形があっただろうけれども、三陸鉄道「てをつな号」は本当に喜ばれただろうなあ。 乗りテツでもなんでもないのに何ソレ乗りたい!と思わせるほど、 メジャーキャラクターの威力が存分に発揮されてる。 原鉄道模型博物館はこのころは撮影禁止だったのか。
読了日:1月9日 著者:酒井順子
http://bookmeter.com/cmt/61520648
■やせる旅
1年間で20kg減量すべく、日本と世界を飛び回った痩身体験記。 具体的にどのくらい体重が減ったか分かるのは最初のファスティングアリーナ蓼科での断食のときだけ。 それ以外は、どういう施設で何をしたのか、という程度なので、20kg減量が達成できたのかどうかは謎。 別に減量はしなくてもいいけど、こういうところでのんびりとしたいなあ。 肥満格言「筋肉はつきにくく、脂肪はつきやすい。脂肪は落ちにくく、筋肉は落ちやすい」うん、まったくだ。
読了日:1月9日 著者:都築響一
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■にっぽんのかわいいタイル: 昭和レトロ モザイクタイル篇
タイルの写真にうっとりしつつ、解説をじっくりと読む。 本当にレトロ可愛い。 なかでも羽根山窯業の風車と太鼓の色合いがお気に入り。 多治見市なんて何もない印象なのに(失礼) 笠原町ではかつて国内でのシェア8割、アメリカ・ドイツ・アジアへの輸出が貿易摩擦を引き起こすほどの出荷量を誇っていたとは。 モザイクタイルミュージアムでぜひ実物を見たい。 そしてあの斬新な建物に圧倒されたい。
読了日:1月9日 著者:加藤郁美
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■世界の宗教がざっくりわかる (新潮新書)
がっつり説明されても難しくなって混乱するだろうから、ざっくりでいいかも、と気楽に手に取りましたが、 要点を押さえているので分かりやすい。 一神教は、唯一絶対の善なる神が創造した世界のはずなのに、 現実に悪が存在し人間はそれに苦しめられていて、根本的に矛盾している。 けれど最初から善悪があると認めている二元論のマニ教は消滅。 消滅してしまうことがほとんどない世界の宗教の歴史のなかでも稀有な現象。
読了日:1月8日 著者:島田裕巳
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■やっぱりだらしな日記+だらしなマンション購入記 (幻冬舎文庫)
相変わらずのだらしな生活に異変が。 マンションを買って犬と猫も飼って、断食合宿に参加。 蕎麦屋の帰りにマンションを衝動買いするひとっているんですねえ、勢いってすごいな。 巻末の書名索引がありがたい。読んでみたい本がたくさん。
読了日:1月8日 著者:藤田香織
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■だらしな日記―食事と体脂肪と読書の因果関係を考察する (幻冬舎文庫)
洗濯物は雨が降ってもずっと干しっぱなし。 餃子は皮から作っちゃう。 嫌いなことと好きなことの落差が激しくて笑えるw 仕事だから必要とは言え、この読書量はすごいな。 お風呂は毎日じゃなくてもまあいいか、な気がしますが、トイレのあとに手を洗わないって、えええΣ 自分以外で一世風靡セピアの松村冬風が好きってひとに初めて遭遇した。
読了日:1月7日 著者:藤田香織
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■田中宥久子の体整形マッサージ
慣れればきっと何の苦もなくやれるんだろうけれど、 本を見ながら連続して動作する、って結構大変なので、覚えるまでは DVDつきのほうが良かったかも。 造顔マッサージのほうもやってみたい。
読了日:1月7日 著者:田中宥久子
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■帰ってきた海馬が耳から駆けてゆく (4)
話が脱線して脇道に入り、忘れたころに本筋に戻ったりするので、最初のほうはちょっと混乱してました。 このシリーズを読むのも久し振りなので。 真田広之がもう妖精にしか思えなくなりそう。快楽物質がジャブジャブ出るほど出演作品を見たほうがいいのかなと真剣に考えてしまうw そして意外とショックなのは初老は四十代から。結構早いよ初老!
読了日:1月6日 著者:菅野彰
http://bookmeter.com/cmt/61447985
■やっぱり肉が好き
ケンタロウさんのレシピをとても信用しているので、これもきっとおいしいだろうなあ。 豚・牛・鶏、そして鴨肉ラム肉のがっつりレシピのあとに、野菜と一緒に食べるおかずを紹介。 から揚げの付け合わせには素揚げのさつまいも、今度やってみよっと。
読了日:1月6日 著者:小林ケンタロウ
http://bookmeter.com/cmt/61447973
■本気でおいしい肉レシピ
血液検査をするたびに蛋白質が足りないという結果が出るのを反省して、図書館で借りた本。 いくら好きでも植物性の蛋白質だけじゃ栄養に偏りがあるもんなあ。 料理を急ぐあまり、かたまり肉・厚切り肉を室温に戻すのをつい忘れてしまいがち、気を付けねば。
読了日:1月6日 著者:大庭英子
http://bookmeter.com/cmt/61447968
■カモ少年と謎のペンフレンド
フランス児童文学書。 ママとの賭けに負け3か月で英語をマスターすることになったカモ少年。 文通相手のイギリス人、キャサリンとのやりとりにすっかり夢中になり、英語がメキメキ上達。 そんなキャサリンを怪しく思う「ぼく」はついにキャサリンの正体を探り当てる。 外国語なんて難しくて無理と思っていても、言いたいことがあれば否が応でも勉強して身に着けていくものですね。 ロシア系移民のカモのお母さんもそうだったのかもしれないなあ。
読了日:1月5日 著者:ダニエルペナック
http://bookmeter.com/cmt/61425982
■スペイン語ジェスチャー小辞典
図書館の語学の棚を見ているときに見つけて借りてきた本。 スペイン語は全然分からないので例文は日本語訳の部分だけを読みましたが、 ジェスチャーの動作と意味、解説を見るのが楽しかった。 背の高さを表すジェスチャーは、スペイン語圏には2つのバリエーションがあり、 ひとつは手のひらを下にして、もうひとつは手のひらを上にする。 日本でも手のひらを下にするけれども、コロンビアでは動物の大きさに使われるので注意。
読了日:1月5日 著者:高垣敏博,エルママイティネル,上田博人,マリア・ホセヘラベル
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■いやでも楽しめる算数 (講談社文庫)
登録忘れの再読登録。 確かに算数は、歴史みたいにあとから訂正されることもなく、答えに揺らぎがなくバシッと出るから爽快、ってことはあるけれど、 文章題の不条理さには苦笑いするしかないって感じ。 問題をつくる側も大変だなあ。 大根を握りしめたサイバラの「ねえちょっとあと何回」に共感した読者は多かったかも。
読了日:1月4日 著者:清水義範
http://bookmeter.com/cmt/61401577
■もの忘れの9割は食事で治せる (PHP文庫)
アーユルヴェーダをもとにした食習慣のすすめ。 肉や魚をひかえ、卵は週に1個か2個。 料理にはギーを使い、スパイス(粉末黒コショウやショウガなども)を取り入れる、などなど。 たくさんあるけど、体が温まるので朝一番の白湯は飲み続けよう。 ローフードは日本人には合わないそうですが、日本人がずっと食べてきた漬物はローフードじゃないのかなあ。
読了日:1月4日 著者:蓮村誠
http://bookmeter.com/cmt/61401570
■考えない人 (新潮文庫)
何か大きいものを見た時に何度「でかいな」と口走ったことか。 私も「考えない人」だったのか。 コストコ(多分)にある商品を見て 「こんなに大きくちゃ、うかつに万引きもできませんよ」が妙におかしくて、しばらく笑ってしまいました。 樽みたいな大きさのメープルシロップに50センチ四方はある冷凍ピザ。 そしてまた「でかいな」と口走ってしまうに違いない。
読了日:1月3日 著者:宮沢章夫
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■旅先のあの味を3ステップ・10分で再現! 世界一周旅ごはん
全体的にアジアの料理が多め。 最近のブームのおかげで、意外とパクチーを扱ってるお店を見かけたりしますが、 こぶみかんの葉はどうよ?と思ったら、 巻末にネットショップが紹介されてました。 ベトナムの「トマトあんこの生春巻き」 生春巻きの皮でプチトマトとあんことホイップクリームを巻いたやつは、 感じとしてはイチゴ大福みたいなものかなあ。
読了日:1月3日 著者:とまこ
http://bookmeter.com/cmt/61376049
■肖像画で読み解くイギリス史 (PHP新書)
「肖像画を深く知ることで英国史の本当の面白さが見えてくる」 英国史全部について細かく見るわけにもいかないので、著者サイドとしては、 こういう本はどこを抜き出すかが悩ましいと思う。 個人的には、薔薇戦争の最後を飾ったリチャード三世の肖像画があれば良かったなあ。 エリザベス一世を描いた「ディッチリー・ポートレート」の衣装に目が釘付け。 これってちゃんと中に体が入っているのかなと思わずにいられない。 贅沢を言えば、巻末にでも人物索引があればいいのに。
読了日:1月3日 著者:齊藤貴子
http://bookmeter.com/cmt/61376026
■なめ単
いろんな英語学習法に挑戦した体験エッセイ。 全然自分が使わないジャンル(ビジネス英語)をやろうとするのはやっぱり大変そう、 興味がある分野を攻めるのが一番いいなと思うのでした。 プレゼントをもらうときの英会話って、とにかく大袈裟に喜び、大声で叫ばなくちゃいけないのか。うーん。 日本人がシャイだと言われる理由はそういうところにあるんだろうか。
読了日:1月2日 著者:辛酸なめ子
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■作って撮る ごはんと写真
QRコード付き。 レシピをスマホなどで見られるので、本を台所に持ち込まなくて済みそう。 最近は、作ったごはんの写真をSNSにあげてるひとも多いから、 そういうひとには写真の撮り方は参考になるかも。 三脚とレフ板を使い、逆光で撮る。 料理の手順を撮影するプロセス写真の、 土鍋にほうじ茶を注ぐシーンは、連写して決定的瞬間を捉える。
読了日:1月2日 著者:福岡拓
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■行ってはいけない世界遺産
世界遺産は、素晴らしい観光地にあらず。 「行ってガッカリしないためのリアルガイド」 ご当地グルメに目がない人は行ってはいけないモン・サン=ミシェル。 名物のオムレツは値段が高くお世辞にもおいしいとは言えない。 体調が悪いときに行ってはいけないナスカの地上絵。 地上絵を見るためにはセスナに乗るが、アクロバティックすぎる飛行になんとか耐えて ハッキリ肉眼で確認できたのは5つほど。 逆説的だけれども、そういう完璧じゃないところがいいのかも。
読了日:1月2日 著者:花霞和彦
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■島田荘司全集〈2〉寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁・嘘でもいいから殺人事件・出雲伝説7/8の殺人・漱石と倫敦ミイラ殺人事件
「御手洗潔の挨拶」に出てきた猿島の不思議な事件「嘘でもいいから殺人事件」目当てに図書館で借りた本。 「漱石と倫敦ミイラ殺人事件」は既読。 「寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁」顔の皮をはぐなんてグロテスクなことをやった理由を普通はなかなか思いつかないよなあ。 「嘘でもいいから殺人事件」登場人物のノリが軽くドタバタで面白い。 収拾がつかなくなりそうなところを救ったターボ偉い。 「出雲伝説7/8の殺人」 バラバラ死体を電車でばらまいた犯人。 最後に罠を仕掛けた相手に向けての、犯人の叫びが痛々しい。
読了日:1月1日 著者:島田荘司
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