やわらかい螺旋

徒然なるままに

2016-09

2016-10-01 09:16:30 | 
2016年9月の読書メーター
読んだ本の数:70冊
読んだページ数:15069ページ
ナイス数:1302ナイス
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■インデックス
姫川シリーズ短編集。 何かのアンソロジーで「彼女のいたカフェ」「落としの玲子」は既読。 ブルーマーダー事件の加点と減点、両方を一度にまとめたような併任。 そして警部試験の筆記で不合格だったにもかかわらず、 和田さんの置き土産として念願の本部復帰が叶う。 ここにくるまでに起きた事件の数々を流れるように追いかけていて、 菊田との再会で再始動する姫川班への期待が高まる。 井岡のあの感じは良いアクセント。
読了日:9月30日 著者:誉田哲也
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■カラー版徹底図解 東海道五十三次―庶民も歩いた江戸時代の旅路
東海道の全宿場町を紹介。 歌川広重「保永堂版東海道五十三次」が全点掲載されているので、宿場の様子を楽しめます。 十返舎一九「東海道中膝栗毛」のダイジェストが面白い。 主に茶屋でふるまわれた名物料理は、広重の浮世絵や一九の「膝栗毛」にも登場するが、 ここで取り上げられて名物になったものも多く、 宣伝費を払って浮世絵に書いてもらった店もあった。
読了日:9月30日 著者:かみゆ歴史編集部
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■旅の素―さわこのこわさ
雑誌「旅行読売」に連載した3年4か月分の随筆をまとめたもの。 アガワさんは意外と旅行が多い。 そして旅先では必ず何かが起こる。 でもそれが旅の醍醐味だと思うので、楽しいことも大変だったこともきっと良い思い出。 露天風呂で一緒になった男性は、十年後に再会してつい声をかけただけだったと思うけれど、 声をかけられたほうはやっぱり恥ずかしい。
読了日:9月29日 著者:阿川佐和子
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■なぜデパ地下には人が集まるのか (PHP新書)
ワインを買ったら、ついでにチーズを隣にある専門店で、という買い回りが出来るデパ地下。 それほど頻繁にデパ地下を利用しませんが、 「何とは言えないけれどおいしいものが食べたい」というあいまいな欲望も叶えられる品揃えの良さ。 そこでしか買えないという特別感はデパートという入れ物には合ってる。
読了日:9月29日 著者:川島蓉子
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■特急北アルプス殺人事件 (角川文庫)
特急北アルプスで殺人が起きたみたいなタイトルで紛らわしい。 高山市内で発見された他殺死体をめぐり、十津川警部がアリバイトリックに挑む。 十津川警部たちは、捜査側の人間が殺されても淡々としてる印象があって、 カメさんの「仇を討とう」が珍しく思えてしまう。 でもそれがあって、十津川警部の最後の「それは、私が、刑事だからです」のセリフが生きてくる。
読了日:9月28日 著者:西村京太郎
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■あんパンとアメリカ: アメリカで暮らせば日本がわかる (銀鈴叢書―ライフデザインシリーズ)
夫の仕事の都合で1984年からの6年間をノースカロライナ州ラリーにて生活。 当時のアメリカでの日常の様子を綴る。 でっぷりした中年女性がショートパンツを履いて街を闊歩し、 同僚の奥さんの家の裏庭に蛇が出た時には銃で退治。 うーんアメリカだ。
読了日:9月28日 著者:榊原明子
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■アラブからこんにちは
何もない砂漠から石油が掘り出され、小さな部族集団が連邦国家になったUAE。 とにかく暑く、滅多に雨が降らない。 暑すぎて色んなものがすぐ駄目になるし、雨の危険性を知らないから、深い水たまりに車で突っ込み立往生。 アラブ世界の色んなエピソードが興味深いです。 根底に喜捨があるとは言っても、食べきれないほどの食べ物でもてなすのはどうしてももったいないと思ってしまう。 もうそれは、子供のころから食べ物を残すな、と散々言われてくる日本とは違う宗教なだけで、 別に「心が貧しい」ってことでもないと思うのだけれども。
読了日:9月27日 著者:ハムダなおこ
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■鎌倉・湘南・三浦ウォーキング (大人の遠足BOOK)
小学生のころ鷹取山にハイキングに行って、どんなところだったのかすっかり忘れてしまったので、また行きたいなと 図書館で借りてきた本。 行きと帰りのアクセス方法が乗っているので、出かけたは良いけどどうやって帰るんだ、と途方に暮れることはない。 だいたいの目安時間と歩数が出ていて、自分の体力と相談して歩けそう。
読了日:9月27日 著者:
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■よくわかるパニック障害・PTSD―突然の発作と強い不安から、自分の生活をとり戻す (セレクトBOOKS こころのクスリBOOKS)
もう仕方ないよ、と開き直ったらわりとラクになりましたが、そこまでいくのが大変でした。 自分のことなのに自分がどうなっているのか分からないから余計に不安だったりもするんですよね。 医者との相性があわずに通わなくなり薬を飲むのをやめてしまいましたが、 本当はそういうのは良くないので注意。
読了日:9月27日 著者:
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■やみくも―翻訳家、穴に落ちる
日本語と英語を行ったり来たりしている翻訳家のエッセイ。 読みやすいところとそうでないところがあった。 おひとりさまごっこをしている娘さんが可愛いな。 「I enjoy my own company.」 私はひとりでいるのが楽しい、と訳せずとほほな気分。 そういえば日本にいても場所によってはなんとなく「黒山の人だかり」 とは言いにくいようなところもあるし「富士額」なんて他の言語にどう訳すんだろう。
読了日:9月26日 著者:鴻巣友季子
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■日本の女は、100年たっても面白い。
明治から平成までの女子の変遷史。 抑圧から解放され権利を獲得した女たち。女の時代とは言われているけれど、でも本当に自由に生きているんだろうか? 女性の結婚年齢とクリスマスケーキの販売日を引っかけて表現した「クリスマスケーキ理論」は、 今ならセクハラだのモラハラだのおおごとになりそうですが、当時はそういうことを平気で言うひとは多かった。 しかも男女を問わず。 サイバラにはアキンド女としてますますやらかして欲しい。
読了日:9月26日 著者:深澤真紀
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■古代史謎めぐりの旅 ヤマトから平安へ (講談社+α文庫)
意外な場所に隠された「古代史の謎」を探しに行く旅。 何度も通うほど奈良が好き、というのがすごく伝わる熱血な口調をときどき織り交ぜ、 見学ポイントやおいしいものも紹介。 冒頭、法隆寺の五重塔の美しさを散々褒めちぎっているのに写真がないのがちょっと残念。 有名なものほど意外にちゃんと思い出せないものです。 歴代の天皇は広隆寺の聖徳太子三十三歳像にずっと即位式の装束を贈り続けている、って初めて知った。
読了日:9月25日 著者:関裕二
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■お年頃―乙女の開花前線 (角川文庫)
酒井さんが大学生の時の文章なので、時代としても随分前のものですが、 酒井さんご本人の若さがちらほら見え隠れしているのがなんだか微笑ましいです。 私の方がちょっとだけ年下なので、あんなこともこんなことも覚えがあり懐かしい。 丸文字は流行してましたね。 携帯・スマホのある今はいくらでも連絡し放題、待ち合わせに苦労するなんて考えられないんだろうなあ。
読了日:9月25日 著者:酒井順子
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■日常の疑問を物理で解き明かす 東京スカイツリーの展望台からどこまで見える?携帯電話をアルミホイルで包むとどうなる? (サイエンス・アイ新書)
日常生活で浮かぶ疑問の中から、物理の知識で解決できるものを集めてまとめた本。 室内の洗濯物がなかなか乾かないのは、水分子が空気中に飛び出しても、周囲の湿った空気中から洗濯物に 出戻ってくる水分子が多くなるから。 東野圭吾「真夏の方程式」に出てくる「携帯電話をアルミホイルで包む」のは本当に有効なんですね。
読了日:9月24日 著者:原康夫,右近修治
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■あれも、これも、おいしい手作り生活。 (Sanctuary books)
まずはレシピ、そのあとまんがでコツを紹介。オールカラーなのでとても読みやすい本です。 手作りすれば添加物など気になるものを食べずにすむのがいいところ。 まめさんが何度もお姉さんから唐辛子で逆襲されてて笑ったw そういえば昔、実家のベランダで鯵を干していたら、猫に持って行かれたことがあったなあ。
読了日:9月24日 著者:まめこ
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■世界の露店
表紙はフランス。 色とりどりのテントにパラソル、扱う商品の雑多さ。 パキスタンの歯医者とインドの入れ歯店、露天でそんなのアリなのか。 日本で同じ条件でそういう露店があっても買えるかどうか自信がないけれど、 アメリカの、青空の下に下着がひらひらしているランジェリーショップすごいな。 店員さんのこの笑顔にやられた。
読了日:9月24日 著者:
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■図書室で暮らしたい
ほんと図書室で暮らしたいよねとタイトルに同意。 装丁の、棚に並んでる本の色合いがいいなと思いつつ読んでいたら、文中に登場するあれこれもちゃんと棚に並んでいた。 いいなあこういう図書室。暮らしたい。 最初はあんまり育児について書きたくないと思っていたそうですが、 「うちの子へ」の、難しい年ごろを抜けてからでいいのでお返事ください、のところはじんわりと沁みる。 嬉野温泉の名物、佐嘉平川屋の湯豆腐って食べてみたいな。
読了日:9月23日 著者:辻村深月
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■敬語だけじゃない敬語表現
敬語を使わずとも、ちょっとした表現の違いにも丁寧さは表れる。 どう言えば丁寧になるか、なぜ丁寧になるのかを解説。 「取ってもらってもいいですか?」は回りくどく妙な表現で嫌いだ、というひともいるけれど、 好き嫌いは別にして、相手に指示をする「取ってください」、 相手が行動を決定する「取ってもらえますか?」よりさらに丁寧に感じる。 それは「自分の行動について相手の許しを得るほうが丁寧」だから。
読了日:9月23日 著者:蒲谷宏
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■空棺の烏
山内衆の養成所、勁草院に入峰した雪哉。 色々と衝突しながら、身分の違う3人(茂丸・千早・明留)と共に送る学園生活が こういう展開になっていくとは。 入峰の儀にやってきた長束の「金烏の剣となり、盾となるという意味で、私と諸君とは共に同じ立場にある。 我らが主君を戴き護り、山内の安寧を保つのは我々なのだ」 の言葉の重さを最後の最後で思い知る。 代々の金烏の記憶を受け継ぐはずの若宮にはなぜその記憶がないのか。 そして猿たちはどう関係しているのか。
読了日:9月22日 著者:阿部智里
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■いっぱしの女 (ちくま文庫)
「女は一番とおい他人、その他人について興味は尽きないけれど、たぶん、すべてを理解することはできないだろう」 小説家である前に、ひとりの女として物事を見ている感じ。女とひとくくりにするあやうさを飲み込みながら。 当時はまだセクハラなんて言葉はなかったわけだけれど、オヤジたちのみならず、 オバサンまで平気でずけずけ言う。 「とても素晴らしかった旅行について」のンマーおばさんによくぞ言った!と快哉を叫ぶ。
読了日:9月22日 著者:氷室冴子
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■セレブの黙示録
セレブのゴシップをウォッチング。 私にとっては遠すぎる存在で、名前も顔もロクに知りませんが、日本だったら袋叩きにされてあっというまに 芸能界からいなくなってしまうだろうな、な破天荒っぷり 「海外セレブの体毛をまねをしてムダ毛をブロンドに脱色しようとすると、 しみて痛い思いをすることがあるので要注意です」 なぜそんなことをご存じなのか。 この本が出版されたときは「浮気」だったジョニー・デップはその後、アンバーと結婚し離婚。
読了日:9月21日 著者:辛酸なめ子
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■京都タワーで朝風呂を―千年の都は発見がいっぱい!
「京都生まれ京都育ちなんだから京都のエッセイマンガくらい描けますよね?」 でも意外とよそからくる観光客のほうが京都を良く知っているものです。 例えばここにはないけれど、太秦にあるスロヴェニア料理のお店に行ってみたいなとか思ってます。 それにしても京都タワーでお風呂に入れるなんて意外。
読了日:9月21日 著者:カツヤマケイコ
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■迷迷(MAYOMAYO)ひつじ旅
小林道子と松本よしえのバイク旅。あ、編集の人も一緒だったのかな。 ダイエットと言ってる割には良く食べるし良く飲んでた。 でも旅ってそういうものだ。 こういう体裁の本はいくらでもあるのに、なんだかとっても読みにくかった。 手書きの文字が詰まりすぎてて、見ただけで読むのが面倒に。 松本城の井戸は掘ったんじゃなくて石を積み上げて作ったものなんですね。
読了日:9月21日 著者:小道迷子,松本よしえ
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■おしゃべりは旅のドルチェ!
イタリア語と旅するイタリア。 こっちは観光で来ている外国人、でもカタコトでも話せれば旅の印象はまた少し違うと思う。 日本語は、相手が目上でも、打ち解けてくると丁寧語とくだけた言葉を混ぜて様子を見ながらしゃべるけれど、 イタリア語は目上には丁寧なレイ・モードだけ。 目上側が「レイやめよう」と言わなければ、くだけたトゥモードで話すことはない。 義母とずっとレイで話すなんて他人行儀な感じで寂しいだろうなあ。
読了日:9月20日 著者:貝谷郁子
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■ボケかた上手
東海林さだおと赤瀬川原平の対談集。 黒鉄ヒロシがゲストで登場した回の「ドーダ学」は鋭いなあ。 「でも、ドーダに気がついてしまったドーダ学の学徒と比べたら、気がつかないまま死んで行った人のほうが幸せじゃないかと思う」 誰でもなにかしらドーダをやらかしてしまうわけですが、 あれもこれもと自他問わずドーダだと指摘されたらちょっとシャレにならないし。 豊田泰光がゲストのときの野球の話は面白かった。 スパイクのあとをならしたりしているのは単なる穴ふさぎだけじゃないなんて、考えもしなかった。
読了日:9月20日 著者:東海林さだお,赤瀬川原平
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■特急「白鳥」十四時間 (角川文庫 (6277))
何者かにより「死亡に限り一千万」の懸賞金が亀井刑事にかけられた。 犯人をおびき出すために自ら囮となり、カメさんは白鳥3号に乗り込んだ。 携帯電話がなかった時代。14時間も車内にいて、気軽に外部と連絡が取れない状況を巧みに利用している。 車内で警戒にあたっていた片山婦警が殺され、それなのにカメさんたち捜査側の人間の態度が随分と淡々としているような。カメさんとまったく面識のない犯人が懸賞金をかけた理由に不条理さを感じる。
読了日:9月19日 著者:西村京太郎
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■一生お金に困らない老後の生活術
モノとしがらみを捨てて、スッキリ生きよう。 簡単にキレるシニアにならないように 「腹立たしいときほど笑顔を浮かべましょう」など、老後に限らず今のうちから習慣化しておきたいところ。 「生活を切り詰めてまで孫に小遣いをあげない」うちの親に言ってやりたい。
読了日:9月19日 著者:保坂隆
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■地図の遊び方 (ちくま文庫)
地図を見ても良くわからないほどの方向音痴なので、地図を見るのが好きで、 外国から取り寄せてまで集めるなんて物好きだなあと うっかり思ってしまいますが、 今からは想像もできない、その土地の昔の姿が見えてくるのは面白い。 客観的と思われる地図が実は政治によってだいぶ左右されている、というのがなんとも言えない気持ちに。 いまは固定されてるみたいですが、全国で唯一、 13キロ離れた二つの集落のあいだを村役場が行き来している「遷都の村」なんてあったんですね。
読了日:9月18日 著者:今尾恵介
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■文庫版 うちの猫ら
可愛いところだけを狙って撮ってる写真集はいくらでもあるけれど、 いつもこうなんだろうなという普段着ショットばかり、それが和む。 ヨウカンさんが手を突っ込んだカレーを何事もなかったかのようにたいらげて学校にいった長女の「か」ちゃん偉いw ヨウカンさん、そのベジタブルカレー、からくなかったの?
読了日:9月18日 著者:吉松文男・直子
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■ドミトリーともきんす
自然科学の本を紹介するまんが。 寮母のとも子さんと娘のきん子さんが賄っている小さな下宿には、 4人の若い科学者が住んでいる。 朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹。 自然科学の本というと身構えてしまうが、彼らの言葉は時代を超えて存在を身近に感じられる。
読了日:9月18日 著者:高野文子
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■女子部活食―Food for Female Athletes
「その一口が、カラダを作る。女子アスリートを全力応援する講義&レシピ。女子アスリートお役立ちデータ付き」 自分が目指しているものが、見るからにか細いアイドルなのか、体の芯が強そうなアスリートなのか。 審美系競技であってもルックスがすべてではない。 食事を抜くことで栄養が不足し、疲れやすくなったりして思うように結果に繋がらない。 女子アスリートのダイエットとは体を作るためにしっかり食べること。 栄養的に整っている食事は体のためになるので、 巻末のレシピは参考になります。
読了日:9月17日 著者:海老久美子
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■熱中症―日本を襲う熱波の恐怖
熱中症は、軽傷のI度から重症のIII度まで分類され、 頭痛や倦怠感のあるII度で入院治療が必要になる。 たかが頭痛と軽く考えちゃいけないんですね。 III度になると後遺症が残る場合もあり本当に恐ろしい。 高齢になると暑さやのどの渇きに鈍感になり熱中症を発症しやすくなるので注意。
読了日:9月17日 著者:
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■この素晴らしき世界!?
サンデー毎日で2014年11月~2015年11月に掲載された分のコラム。 ハリセンボンの箕輪はるかがテレビで印象評論家から受けてたアドバイスに 「勝手に、世間にゴロゴロいる媚びた女の型にはめて欲しくない!」と怒っていますが、 ご本人がそれを参考にする気があるかどうかは別にして、自分もそう思います。 吉永小百合は民間版の美智子様のようにこの日本にはいてもらわなければいけない国民的スター、うーん分かりやすい比喩。
読了日:9月16日 著者:中野翠
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■よくわかる!「定年前後」の手続きのすべて
定年はまだ先の話で、それまでに制度が変わるかもしれないけれど、 一冊の本になるくらい手続きって多いのかと興味が沸いて購入。 「定年離婚を考えている妻の場合」とか、定年ってやっぱりひとつの区切りなんだなとしみじみ。
読了日:9月16日 著者:ミズ総合企画,井原誠
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■夢の猫 古道具屋 皆塵堂
猫で繋がってきた皆塵堂の最終巻は春の子猫祭。 仕事に行きたくない巳之助の気持ち分かるよ。うん。 夢に出てくる黒猫はおきみを守り、猫に好かれ過ぎ江戸から脱出した太一郎は川越で因果応報の顛末を見る。 米屋の世話になってる円九郎はまだ安積屋に帰れそうもないね。 いつか米俵につぶされない日が来るといいけれど。 峰吉が15歳っていうのにびっくり。もっと子供だと思ってた。
読了日:9月15日 著者:輪渡颯介
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■大和魂
どんなところに「大和魂」を見いだせるのか、日本人的思考回路。 日本家屋を改造してレストランにしたイタリア人は、畳を剥ぎ板張りにして靴のまま入れるようにしているが、 玄関の「上り框」が違和感を生む。日本人はここで靴を脱ぐべきか一瞬迷うのだ。 ホテルや旅館に泊まった後、どの程度まで片付けるかはやっぱり少し悩みます。 客室係のひとがあとでちゃんとやるのは分かってるけど、見苦しくない程度に整えてしまう。
読了日:9月15日 著者:赤瀬川原平
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■トンカチからの伝言
赤マントシリーズ第19弾。 このとき連載16年、800回。 すごい数字だと思うけれど、上には上がいて、他紙で中野翠は連載20年、東海林さだおはまんがだけど1833回。 継続は力なり。 初代ゆうこと二代目しのぶ、ふたり(というか2台)のカーナビに翻弄されてるシーナさんに笑ったり同情したり。 あのひとたち、高速道路で「次の信号を右に曲がれ」とか平気で言うんだもの。
読了日:9月14日 著者:椎名誠
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■豆腐のレシピ88
ビシソワーズ目当てに図書館で借りた本。 牛乳の代わりに豆乳で作っていましたが、水切り豆腐を使うと風味がまた違うんだろうなあ。 他に、キッシュとおやきが気になりました。 おやきは、なすのみそ炒めに豆腐を具として加える感じ、味がまろやかになりそう。
読了日:9月14日 著者:上村泰子
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■「貼り方・はがし方」の早引き便利帳 (青春新書プレイブックス)
この本、とっても便利。 瞬間接着剤で指がくっついちゃったとき、パニックになり、 ティッシュで取ろうとして二次災害を引き起こしてる自分しか想像できませんが、 「はがす方法はあるので、落ち着いて行動しましょう」のひとことがありがたい。 他には、ゼリーの汁が飛ばないふたのはがし方、貼りにくい場所への湿布の貼り方、 古本の値札シールのはがし方あたりが参考になりました。
読了日:9月14日 著者:
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■赤い館の秘密 乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10 (8) 集英社文庫
この作品にインスパイアされて出来たのが本陣殺人事件(金田一耕助)と知って図書館で借りた本。 ミステリを読み慣れているひとには色々とアラが見えてしまい、ひょっとしたら退屈かも。 なんせ主要な登場人物は3人しかいないし。 でもアントニー・ギリンガムとビル・ベヴリーがまるでシャーロック・ホームズごっこをしてるかのように捜査していて、 いかにもな素人探偵らしさに嫌味がない。 宿屋に聞き込みに行かせたアントニーにむかって 「なんて狡猾なんだ!この―シャーロック野郎!」って罵るビルがなんだか可愛いぞ。
読了日:9月13日 著者:A・A・ミル
http://bookmeter.com/cmt/58978881

■人妻魂
あとがきにもありますが、感想をヒトコトでいえば、やっぱり「昔の人妻は化け物だ」かな。 人の記憶に残るようなひとは男女を問わず行動的でパワフル。 それが人妻というカテゴリーにいるから、なおさら意外性があるというところか。 若松賤子の 「英文学に親しむ才媛だったために、もてまくって、海軍士官から結婚を申し込まれたほどです。もちろん断りました」 どうして「もちろん」なのかいまひとつ分からず。こういう、もうちょっと説明があったらなと思うところが多かった。 そういえば若松賤子って「小公子」の翻訳を手掛けたんだっけ。
読了日:9月13日 著者:嵐山光三郎
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■海へ、山へ、森へ、町へ (幻冬舎文庫)
日本人は精神的な煌きを見つけて「道」にする。 武士道しかり華道しかり。 この本で紹介しているひとたちの佇まいはまるで「道」のようだ。 左手だけで料理を作る月心寺の庵主を見て 「料理とは一にも二にも愛情で、相手を思う心がなかったら決して作れないものだと感じた」 のあたりは特にそう思う。
読了日:9月12日 著者:小川糸
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■巨匠に教わる絵画の見かた (リトルキュレーターシリーズ)
美術史は難しいけれど、どういう流れなのかを追いかけるのって楽しい。 画家がほかの画家に対して発言している内容も興味深い。 セザンヌの名言「自然を円筒形と球形と円錐形によって扱いなさい」 のところで、セザンヌが持っているのはチビ太のおでん!
読了日:9月12日 著者:早坂優子
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■あがり症のあなたは〈社交不安障害〉という病気。でも治せます!
社交不安障害は、ある特定の場面で不安や恐怖を感じてしまう、心理的な症状。 自分自身の状態を正しく理解し、さらに納得することが治療の第一歩。 日常生活に困っていないならSSRIを服用する必要はないとの判断で、抗不安薬の処方だけで良くなるケースもある。
読了日:9月11日 著者:渡部芳德
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■てづくりのヨーロッパ旅行―9か国絵日記
ヨーロッパ9カ国をめぐり 可愛くカラフルなイラストとエッセイで綴る。 スイスの列車には子供車両があり、すべり台やおもちゃがおいてあるっていうのはびっくり。 子供がいると長時間の移動は大変だけど、これなら親も子供も楽しめそう。 ウィーンで食べ比べたザッハートルテ。ウィーン二大有名店、ザッハーとデーメルの味は微妙に違うのね。
読了日:9月11日 著者:すげさわかよ
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■おこげのはなし
ともかくもわれわれは三人の「おこげ」のあとを追わねばならない。 たまたま同じ店で飲んでいただけのマリコ・エミ・メイコの三人。年齢も職業もバラバラで 「うちらは友達じゃなくておこげ同盟だしね」とマリコは思っているけれど、それが友達より ストレスの少ない関係でいられるのは、二丁目マジックだったりするのかも。 二股男を撃退したところの見開きページ、あの現場に他のお客さんが居なくて良かったねと思ってしまった。
読了日:9月11日 著者:TSUKURU
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■寝台特急(ブルートレイン)八分停車 (角川文庫)
亀井刑事は、腎臓結石で運び込まれた病院のレントゲン室で 「ブルトレは、八分間停まるんだ。八分あれば、たいていのことが出来るよ。人殺しだって出来る」 と誰かが話しているのを聞く。 該当するのは「出雲3号」と推測し、十津川警部の了承を得ずに乗り込むカメさん。 こういう作品を読むと、相次いでブルートレインが廃止されてることが残念。
読了日:9月10日 著者:西村京太郎
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■良平のヨコハマ案内 (徳間文庫)
図書館で借りました。サイン本でした。 みなとみらい21がプロジェクトとして立ち上がったころの街づくりのいろいろ。 相鉄線の緑園都市号のスケッチが懐かしかった。 マリタイムミュージアムに横浜博覧会のパビリオン、QE2のチャーターなどなど 「大体、電通だの博報堂だのよろず広告代理店という所は仰々しい資料で人の目を驚かせ、 あざむき、信じさせる悪い傾向があります」 大人の事情を持ち込むひとたちに苦しめられてきたんだなと同情してしまいます。 そういえば氷川丸って昔はエメラルドグリーンだったんですよね。
読了日:9月10日 著者:柳原良平
http://bookmeter.com/cmt/58907011

■はじめてのシュークリーム―毎回、上手にふくらむ! (旭屋出版MOOK)
皮がうまくふくらまないことが多いシュークリームを上手に作るためのプロセスを丁寧に解説。 「チェックポイントと解決方法」は、失敗作の写真があるので、見比べてみて、次回はこうしたらいいよ、というアドバイスがありがたい。 固めのしっかりした食感のシュー皮にするには、オーブンで焼き色が付いたのを確認したあと5分くらいそのまま置き、余熱で仕上げる。
読了日:9月9日 著者:熊谷裕子
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■世界のお墓
クロアチア・ミロゴイ墓地を目当てに図書館で借りた本。 墓地なのに観光地っていうのが不思議。でも回廊をゆっくり歩きたくなる。 ユネスコ無形文化遺産に登録されてるリトアニアの十字架の丘は壮観。 旅行者でも十字架を立てていいなんてすごいな。 日本からは京都の東大谷万灯会と沖縄の亀甲墓。
読了日:9月9日 著者:ネイチャー&サイエンス
http://bookmeter.com/cmt/58888116

■漫画家ごはん日誌 (フィールコミックス)
50名の漫画家さんたちのごはん事情。 なんとなく印象では、おにぎりなど炭水化物が多かった。 カレーは大さじ2杯程度のルーでOKなくらもちふさこ、夜はお米を食べないと言っているのに義理母にごはん攻めにされる信濃川日出雄。 それと対極なのは三島衛里子。うまいから飲んでいるホエイのプロテイン。 羽海野チカと鳥野しのの対談で、 締め切り直前、台風で買い物に行けず、空腹のあまり残飯をあさった話に泣けたり笑ったり。
読了日:9月9日 著者:はらぺこ編集部
http://bookmeter.com/cmt/58888078

■不可能犯罪捜査課 (創元推理文庫―カー短編全集 1 (118‐1))
綾辻行人と有栖川有栖のミステリ・ジョッキーで「新透明人間」を紹介していて懐かしくなり 何十年ぶりかで再読。 子供のころはラジエーターがどういうものか分からなかったので、 大人になったいま「ホット・マネー」を読み返すとそういうことかと納得できる。
読了日:9月8日 著者:ディクスン・カー
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■「芸」と「能」
清水ミチコと酒井順子のリレーエッセイ。 無理やり共通項を見つけるとするなら、 意外と毒舌、 自分のことを棚に上げずそのままネタにして無駄にしないようなところ。 「モデルの方なんかに多くみられる、イバリちらした、安っちい幸せ生活の文章のどこがいいの? と思うようなブログでも、そこには享受する人が必ずいる(清水)」とか、 酒井さんがいままでジブリ映画を見たことがなくて、初めて見た「風立ちぬ」の主人公が 歯切れが悪くアンガールズのどちらかの声にしか聞こえなかった、などなど。 ついふふふと笑ってしまう。
読了日:9月8日 著者:清水ミチコ,酒井順子
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■不幸、買います―一億円もらったら〈2〉 (新潮文庫)
大富豪の宮島は秘書の田ノ倉の手を借りて、一億円を貰ったひとたちの観察をするゲームを続行中。 一億円あればだいたい納得できる方向に解決できていた前作とは違い、より生々しい感じ。 家族のいさかいが顕著になる「崩壊家族」は、お金があって良かったね、と言えないけれども、 でも当事者にしてみたらすっきりしたかも。
読了日:9月7日 著者:赤川次郎
http://bookmeter.com/cmt/58847497

■江戸めしのスゝメ (メディアファクトリー新書)
江戸の庶民の食事は粗末な「粗食」ではなくて素材をいかした「素食」を楽しんでいた。 たとえ独身男性でも食事に困らないほどの充実っぷり。 関東が濃口醤油なのは、京都や大阪に比べて生魚を食べる機会が多く、生臭さを消す濃厚な味が必要だったから。 巻末の「江戸めしレシピ10選」の玉子ふわふわを食べてみたいな。 おわりでの、東日本大震災のときに病院の炊き出しでもらったおにぎりを道端に座り込んだ老婦人に渡してましたが、 おにぎりってこういうとき本当に嬉しいファストフード。
読了日:9月7日 著者:永山久夫
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■辛酸なめ子のつぶやきデトックス
文字数が限られるツイッターだからこそエッセンスが凝縮されると言うか、破壊力あるなあ。 「衣服についた生乾きの臭いは、人間として誇りを失わせる」ごもっとも。 「ロイヤルウェディングに参列していた英国貴族たちが大きな帽子をかぶっているのは、 民衆の嫉妬や恨みの念からガードするためかもしれません」 「それにしてはウィリアム王子の頭部はノーガードすぎましたね」
読了日:9月6日 著者:辛酸なめ子
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■お花屋さんの花レシピ
花のある暮らしは憧れる。 適当な瓶にさすだけでもなんとかなるものですが、こうやって、 ちゃんと花の様子をみて、色合わせするのは楽しいだろうなあ。
読了日:9月6日 著者:浦沢美奈
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■秘密 パーフェクトプロファイル (花とゆめCOMICSスペシャル)
そんなつもりはなかったのに萩尾望都との対談が掲載されていると知って購入。 萩尾先生の 「SF的な発想ができない人というのは、なんとかなる、誰かがなんとかしてくれると思っているんですよね」が印象的。 第九メンバーは岡部さんと青木くん以外の名前をよく覚えていなかったので、 キャラクタープロファイルがありがたい。 そうですか雪子先生は妊娠6か月になりますか、本編で具合が悪かったのはそのせいだったんですね。
読了日:9月6日 著者:清水玲子
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■小泉武夫のミラクル食文化論
ヒトはどうやって食べ物を得てきたのか。 東京農業大学で講義した「食文化論」を再構成したもの。 とても読みやすく、こういう講義なら楽しかっただろうなあ。 「山ではいくらでも火が自然に発生するので、昔の人は火を熾す必要がありませんでした」 えっ、そうなのか。 パンを焼くために素人が天然酵母を作ると、有害な細菌が入ったままで危険なことがあるので注意。 使われる写真が白黒でがっかりすることが多いんですが、猿の干物の写真がカラーじゃなくて良かったと本当に思いました。
読了日:9月5日 著者:小泉武夫
http://bookmeter.com/cmt/58806110

■長くなるのでまたにする。
たまにくどく感じることがあって、そういうときにこそ 「長くなるのでまたにする」と本を閉じればいいんだけど、 そういうくどいところをくどいなあと思いながらつい読んでしまう。 それにしても、その心臓でよく炎天下を走り回ったりしましたね、御無事でなにより。
読了日:9月5日 著者:宮沢章夫
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■一億円もらったら (新潮文庫)
大富豪・宮島勉とその秘書田ノ倉は、困っている人に一億円を進呈し、 その後の人間ドラマを観察するというゲームをしている。 一億もあればだいたいのことはお金で解決するんだな、なんて感想は身も蓋もないけれど、 逃げずにちゃんと立ち向かうための道具として使われていて、特に 「仰げば尊し」と「ミスター・真知子の奮闘」が良かった。
読了日:9月4日 著者:赤川次郎
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■ぜんぜんたいへんじゃないです。
著者名を見ずタイトルだけで図書館から借りてきて、読んでいるうちに既視感が。 ああ「夫婦一年生」のひとだ。 私より年上とは思えないような可愛さ。 某作家の「小説は稼ぐために書いている」な本のあとに読むと、 いつかいいものを書くだろう、いつか売れるだろう、という期待込みで注文をいただいている、っていう 態度がとても日本人的に思えてくるのが不思議。 それにしても、免許がない素人がふぐを捌いて家族に食べさせていいの?内臓とかどうやって処分したんだ。
読了日:9月4日 著者:朝倉かすみ
http://bookmeter.com/cmt/58779247

■幸せは97%で (中公文庫)
ブログをまとめた本。 言葉を選んで書いてるところは同じでも、書籍になる文章とは違ってテーマに縛りがない分、気楽な感じ。 そしてブログなので仕方ないけど自著の宣伝が多い。 講演やら執筆やらで忙しそうにしているわりには、いつ干されるか分からない、っていう危機感がちらちら見える。 震災から数日後、仕事を終えようとしたらパソコンが動かなくなり、とっさにCtrl-Alt-Delを思い出せなかったりして、やっぱり 平常心を保とうとはしていてもどこかで不安だったりするものですよね。
読了日:9月3日 著者:岸本葉子
http://bookmeter.com/cmt/58753922

■マッチ箱日記
絵が素敵で図書館で借りてきた本。 ひいおじいさんの一家は移民としてイタリアからアメリカにやってきた。 読み書きができなかった子供の頃のひいおじいさんはマッチ箱の中にその日の思い出を入れておくことにしました。 マッチ箱に入るくらいの小さなものでも、 ひいおじいさんの人生の大事なてがかり。 しっとりした重みのある良い作品でした。
読了日:9月3日 著者:ポールフライシュマン
http://bookmeter.com/cmt/58753906

■常備菜
常備菜があれば、とりあえずのおかずはあるので気がラク。 どのくらい日持ちするか書いてあるので、献立が組みやすい。 滅多にパスタ類は食べないんですが、 表紙の「あればあるだけ夫が食べてしまう」マカロニサラダを作ってみました。 おいしかった。 ポイントはマカロニをアルデンテにせずやわらかくゆでること、あとは寿司酢。
読了日:9月3日 著者:飛田和緒
http://bookmeter.com/cmt/58753890

■空耳の森 (ミステリ・フロンティア)
すごく外側から大きく迂回してようやく繋がる感じなので、 七海学園のシリーズと知ったうえで読んでいても、なにがなにやら最初はいまひとつでしたが、 最後の「空耳の森」の意味のある、希望のある終わり方に胸が熱くなりました。 一番の衝撃はヴァーミリオン・サンズのオーナー!
読了日:9月2日 著者:七河迦南
http://bookmeter.com/cmt/58733494

■欧米に寝たきり老人はいない - 自分で決める人生最後の医療
だんだん食べられなくなり水も飲めなくなるのはむしろ自然、そのほうが穏やかに人生を終えられる。 けれど日本では終末期と言えども医療が濃厚で、点滴をしたり胃ろうをつくったり「生かそう」と努力する。 欧米の高齢者医療は、苦痛の緩和とQOLの向上。 ベッドに縛り付けられ管だらけになるよりずっと良いと思う。 日本も自分の最後をどうするのか自分で決めるのが普通になればいいのに。
読了日:9月2日 著者:宮本顕二
http://bookmeter.com/cmt/58733459

■美術館にもぐりこめ! (たくさんのふしぎ傑作集)
どろぼう三人組といっしょに美術館のウラがわをのぞいてみよう! 美術館にはこれだけたくさんのひとがいて、それぞれちゃんと責任を持って仕事していることが どろぼう三人組の目線から良く分かります。 「タベド期野菜派」の作品は架空のものだけれど、元になっている作品の名前が巻末にあるので、 本物と見比べてみるのも楽しい。
読了日:9月1日 著者:さがらあつこ
http://bookmeter.com/cmt/58715918

■乾物食堂―干してもどしてぎゅっとおいしい (天然生活ブックス)
図書館で借りた本。 乾物は封を開けて使った後、使いかけのまま忘れてしまったりするので気を付けないと。 高野豆腐は含め煮にして食べることが多いんですが、 戻した高野豆腐をピザ台にするなんて意外な使い方。
読了日:9月1日 著者:大庭英子
http://bookmeter.com/cmt/58715908

■日本列島ホタル前線の旅 (SHOTOR TRABEL)
南から北へホタルを追いかける旅。 養殖ではなく、昔からここにいるホタルを守ろう、というひとたちがいないと、河川工事であっというまにいなくなってしまうんですね。 ホタル工法という護岸工事のやり方があって、人間にもホタルにもそれが有効なら、こんなに良いことはないと思うなあ。
読了日:9月1日 著者:宮嶋康彦
http://bookmeter.com/cmt/58715899


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