やわらかい螺旋

徒然なるままに

2024-04

2024-05-01 05:03:35 | 
2024年4月の読書メーター
読んだ本の数:75冊
読んだページ数:15086ページ
ナイス数:648ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2024/4
■忌品 (TOKUMA NOVELS)
“遺品”に宿る魔の力を題材にしたホラー小説全八篇。
「靴」
人形を見た蒲生が悲鳴を上げてくれて良かった。罪悪感は真実から目を背けさせる。
「携帯電話」
目の前の美しい毒のために人生を終わらせ続けていることを後悔してないのが一番怖い。
「手紙」
時系列の分からない六通目がひっかかるものの、ちゃんと読み切れてないせいか意味が分からず消化不良。


読了日:04月30日 著者:太田 忠司
https://bookmeter.com/books/541822

■神さまたちの遊ぶ庭
北海道・大雪山国立公園の中にある集落・トウムラシで暮らした宮下家の日々。
長男くんの高校受験のこともあり、1年間の期間限定とは決めたものの離れがたくてつらくなるのは分かるなあ。
それほどに周囲のひとたちも環境も素晴らしい。
お隣さんちのなっちゃんが歩けるようになって、全トウムラシと一緒に泣きそう。

読了日:04月30日 著者:宮下 奈都
https://bookmeter.com/books/9154477

■映画の間取り
『Twitterで拡散され話題を呼んだ、WOWOWのスマートホン用アプリ「映画の間取り」が、書籍になって登場!』
一軒家やマンションだけじゃなくて、「清須会議」の清州城や「オリエント急行殺人事件」ラチェットの個室なんていう変わりダネもあって面白かった。
「テルマエ・ロマエ」ハドリアヌス帝別荘の個人風呂って間取りって言うのかなそれ。


読了日:04月29日 著者:WOWOW「映画の間取り」編集部
https://bookmeter.com/books/11209996

■アレの名前大百科 (PHP文庫)
身近にあるけど名前は知らない、アレの名前大百科。
みうらさんの成績表はトータル13勝93敗、正解率12%。
知ってるくせにボケた回答をして正解しないパターンだと思ってたけど、ネコ車とか本当に知らないのが意外でした。


読了日:04月29日 著者:
https://bookmeter.com/books/11175135

■おかずがなければ魚を釣ればいいじゃない (コミックエッセイの森)
釣りにドはまりした著者の釣りライフ。
横浜の釣り公園って本牧ですかね、あそこはいつも混んでる気がします。
空いてるときなんかあるのかな。
1匹しか釣れなかったシリヤケイカが大人気、子どもがずっと見てるのが可愛かった。


読了日:04月29日 著者:森越ハム
https://bookmeter.com/books/10941332

■短編アンソロジー 味覚の冒険 (集英社文庫)
食にまつわるアンソロジー。
おいしそう、おなかがすく、そういう方面の感想にならないのでまさに味覚の冒険。
筒井康隆「蟹甲癬」と田中啓文「新鮮なニグ・ジュギペ・グァのソテー。キウイソース掛け」の二作品は特に想像力との戦いでした。
中島らも「GOD OF THE DOG」久しぶりに読めて良かった。アイデンティティーのおじや、デンおじ。


読了日:04月28日 著者:嵐山 光三郎,井上 荒野,岡本 かの子,川上 弘美,椎名 誠,清水 義範,白石 一郎,田中 啓文,谷崎 潤一郎,筒井 康隆,中島 らも,南條 竹則,夢枕 獏,吉行 淳之介
https://bookmeter.com/books/13204846

■【重版6刷】人生を狂わす名著50(ライツ社)
人生を狂わされる本50冊とその次に読みたい本を3冊ずつ、合計200冊を紹介。
テンポの良い語り口に乗せられて、紹介されてる本をぜひ読まなくちゃと思えるし、既読の作品もまた読み返したくなってしまいます。
生きてるうちにどれだけ読めるかな。

読了日:04月28日 著者:三宅香帆
https://bookmeter.com/books/12229047

■レンズが撮らえた オックスフォード大学所蔵幕末明治の日本
オックスフォード大学ピットリバース博物館が所蔵している幕末から明治の日本の写真。
正装の二人のご婦人を乗せた人力車をわざわざスタジオで撮影していたりして、日本の文化って西洋から見たら珍しかったんだろうな。
カラー写真みたいな手彩色写真が綺麗。
彩色したひとの技術がすごい。

読了日:04月27日 著者:
https://bookmeter.com/books/11460292

■結婚する予定もないから、好きなように家建てちゃいました。
雑誌の連載では「ひぐち城建てました。」だったものを、担当Mさんの提案でタイトル変更。
本当にそのままタイトルで分かりやすくて良いと思います。
実家の近所で見つけた三角形の土地に建てた店舗付き住宅。
いつの間にか増えてる猫たちも住みやすそうだし、妹さんの喫茶店も素敵でした。


読了日:04月27日 著者:ひぐちにちほ
https://bookmeter.com/books/11483476

■『ママぽよ』一家と行く! まんぷく食べ放題in東京 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
東京都内の食べ放題をめぐる。
都内ホテルビュッフェ、中華街はほぼ制覇しているスペシャリストのライター・アンジェラさんが曰く、
ビュッフェ攻略その1・まず皿を持たずに店内を一周。
その2・開店と同時に満席になる店は20分経てばすく。
その3・ビュッフェは好きなものだけ食べればよし。
たくさん食べたいとか、色んなものを食べたいひとにはビュッフェいいですね。
池袋の駄菓子バーが気になりました。
読了日:04月27日 著者:青沼 貴子
https://bookmeter.com/books/8301150

■サーカスから来た執達吏
晴海商事から樺谷子爵家に借金の取り立てにやってきた少女・ユリ子。
樺谷子爵家の三女・鞠子は、借金の担保として、ユリ子と共に絹川子爵の隠し財産を探す。
鞠子が財宝探しの鍵になるという理由がロクでもなくて、そんなにしてまで財宝を手に入れたかったのね。
密室と暗号の謎も面白かったけれど、鞠子の怪文書がとても良かった。
またこの二人(と、かつよさん)の活躍が読みたいな。


読了日:04月26日 著者:夕木 春央
https://bookmeter.com/books/18532544

■いちばんやさしい美術鑑賞 (ちくま新書)
「本書は展覧会鑑賞の一ファンが、ふだん展覧会会場で実践している見方を紹介する、いわゆる素人による素人のための指南書です」
重要文化財や国宝指定されると文化財保護法の規定により年に何日かは一般公開が義務になるのは知らなかった。
だから皇室に献納されてる伊藤若冲「動植綵絵」みたいに国宝などの肩書がないものはめったに見ることが出来ない。
現代アートのわけのわからなさは「全部デュシャンのせい」。


読了日:04月26日 著者:青い日記帳
https://bookmeter.com/books/13000746

■OH! ざわつくおにぎり: 食べてもおいしい米アート
食べておいしいおにぎりアート。
とあるおにぎりコンテストに応募したことからおにぎり作りに目覚めたそうですが、コンテストなんてあるんですね、へぇ~。
最初のほうは猫の頭だけ、みたいな感じだったのが、だんだんとグレードアップ。
岸田劉生の「麗子像」のそれらしさについ笑ってしまった。
顔だけだけど、メンフクロウいなり寿司が可愛かった。


読了日:04月25日 著者:おにぎり 劇場
https://bookmeter.com/books/18787829

■空鉄の世界
小型機やヘリで上空から写した鉄道写真。
富山県・立山砂防工事専用軌道は、立山のカルデラ地帯の砂防ダム群を整備管理する工事用軌道。
空から撮影しているので、山腹をジグザグに登っていく18段スイッチバックがよく分かる。
たくさんの新幹線が並んでいる大阪・鳥飼車両所が本当に壮観。


読了日:04月25日 著者:吉永 陽一
https://bookmeter.com/books/12806817

■漫画描きと猫♪ (ぶんか社コミックス)
ムーちゃん溺愛してますなw
引っ越し先を決めるのもムーちゃん第一、良いところが見つかって何よりでした。
家が傷むので大家さんとしても大変でしょうが
「修繕費用がいる時は全額お支払いします」
「工事が入ってる間の家賃も払います!」
ムーちゃんのためならお安い御用。
野良猫キュルちゃんとのエピソードが切ない。
読了日:04月25日 著者:樹 るう
https://bookmeter.com/books/4321105

■絞首商會 (講談社文庫)
血液学の権威・村山鼓堂を殺した犯人を見つけて欲しいと依頼された元泥棒の蓮野。
村山博士が二人いて、名前が出てくるたびに確認しながら読んでいました。
蓮野と井口、その周辺のひとたちが魅力的。
井口が印章屋になったところから大月と紗江子が白城の家に乗り込んだあたりのやりとりが面白かった。
絞首商會よりも晴海商事のほうが怖い気がする。


読了日:04月24日 著者:夕木 春央
https://bookmeter.com/books/20505036

■5文字で百人一首
「原文・もともとの文」→「訳・昔の言葉を今の言葉に直しただけ」→「意訳・読みやすく順番を整えて短くまとめた」→「5文字・とてもかんたんに言うとこんな意味だ」
段階を踏んだ解説が分かりやすい。
5文字の要約がすごい要約っぷり。
赤染衛門「やすらはで寝なましものをさ夜更けてかたぶくまでの月を見しかな」これの5文字要約が「連絡しろよ」。


読了日:04月24日 著者:すとう けんたろう
https://bookmeter.com/books/17890352

■早すぎた天才 知られてないけど、すごかった
「早すぎた天才。それは、時代よりも早く才能を発揮してしまった、すごい人たちのこと─。」
インドの数学者・シュリニヴァーサ・ラマヌジャンみたいに、本当の天才は天才過ぎて周囲に理解されないことのほうが多いのかも。
ラマヌジャンは数多くの数式を見つけたけれど、それらが正しいと証明されたのは100年近くたった2018年。
普通であることを悩むふつう子ちゃんのまんがも良かったです。
読了日:04月23日 著者:大野 正人
https://bookmeter.com/books/18061253

■北欧女子オーサのニッポン再発見ローカル旅 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
東京に住むスウェーデン人オーサさんが日本をもっと知る旅に出る。
元ハウスメイト完山さんとの縁で福岡県大川市を訪ねたオーサさん。
過疎化や高齢化の解決策として移民を提案したら「ロボットを作ろう」になるのが日本人らしい。
クルマで来てお酒を飲んだ人のための代行サービスって、知らないひとに自分のクルマの鍵を渡すなんて「日本人は信頼すごいね」確かにそうかも。
京都で撮った舞妓姿が綺麗でした。

読了日:04月23日 著者:オーサ・イェークストロム
https://bookmeter.com/books/11067414

■常識やぶりのアイデアおやつ ~「材料4つまで」の100レシピ
動画を漁るのが面倒になって買った本。
使う材料は4つまで、手順も少ないので作りやすい。
ふわふわシフォンケーキや揚げないドーナツみたいにホットケーキミックスの粉の味がそのまま生かされるようなレシピもあるので、おいしいやつを使うと満足度が上がりそう。


読了日:04月23日 著者:syun cooking
https://bookmeter.com/books/21704013

■時計泥棒と悪人たち
大正時代の東京で元泥棒の蓮野とともに謎を解く。6編収録の連作集。
「宝石泥棒と置時計」の最後の蓮野のセリフが生きるような書名が良い。
「光川丸の妖しい晩餐」
ちらちらと出ていた、空き家で若い女性の惨殺された遺体が見つかる事件とリンク。
人殺しに慣れてる人間がやることは怖いな。
とりあえず、隠れてつまみ食いするのはやめよう。


読了日:04月22日 著者:夕木 春央
https://bookmeter.com/books/21006199

■ぼくは翻訳についてこう考えています -柴田元幸の意見100-
「翻訳について、過去30年に喋ったり書いたりしてきたことを、この1冊にまとめた」
訳者が原文を読んだときに感じたような快感が伝わるような訳文になっていなければ、いくら正確でも意味はない。
『「あなたにとって翻訳とは何ですか」と問われたら、迷わず「快感の伝達です」と答えます』
ふむふむ。
学習用にはロングマン英和辞典が良いんですって。
読了日:04月22日 著者:柴田 元幸
https://bookmeter.com/books/15009431

■日本の泊まれる○○ (TJMOOK)
泊まれる本屋や泊まれる美術館など、普通の宿とは違う魅力がある施設を紹介する。
どこも非日常感があって旅の目的そのものになりそう、泊まってみたいです。
群馬県・みなかみ町の、木造校舎まるごと貸し切りの「泊まれる学校さる小」とか、1日1組限定のところは贅沢な気分を味わえそう。


読了日:04月21日 著者:
https://bookmeter.com/books/19361594

■体力アップ1年生
運動不足なアラフィフたかぎさんが体力づくりをゆるく頑張る。
疲れにくい体を目指した結果ダイエットになりました、なら分かるんだけれど、体力アップとダイエットは同じ意味になるのかなあ、うーん。
あちこち歩くフォトロゲイニングは時間にシビアだなあ。


読了日:04月21日 著者:たかぎ なおこ
https://bookmeter.com/books/21728681

■フルーツ酢で(楽)やせる! 免疫力がアップ! (干しブドウ酢、バナナ酢、レモン酢、パイン酢、イチゴ酢)
果物を糖分とともに酢に漬け込んだフルーツ酢の作り方と効果。
果物1:砂糖1:酢2の割合で混ぜたら電子レンジで加熱、常温で12時間置いてできあがり。
バナナ酢の材料があったので、材料を混ぜて常温で2週間置く方法で作ってみました。
2週間後が楽しみです。
読了日:04月21日 著者:
https://bookmeter.com/books/16244609

■新装版 殺しの双曲線 (講談社文庫)
鉄道じゃない西村京太郎作品。
東京の連続強盗事件と東北のホテルで起きた殺人事件。
冒頭で、メイントリックは双生児であることを利用していると書いているし、実際に双子の描写が出てくるから、それで安心して読んでしまった。
もし一人が死ぬことになったら死んだ方がすべての罪を被る。もう一人は平気な顔で生きていく。
日下部ユカの作文で「平気な顔」が揺らいでしまうのが良かった。


読了日:04月20日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/5258120

■アボカドの種
俵万智の第七歌集。
「人間かどうか機械に試されて人間として答えつづける」
「ウクライナ今日は曇りというように戦況を聞く霜月の朝」
「日常の言葉集めて丁寧に一人のために生まれる短歌」
「この夏にオリンピックがあることを知らずに逝きし命忘れず」
「取り壊し進む古民家あらわなる居間に家族の気配を見せて」
「コンビニへ食パン買いにいくことが親孝行となる春の道」
「人生は長いひとつの連作であとがきはまだ書かないでおく」
読了日:04月20日 著者:俵 万智
https://bookmeter.com/books/21595198

■寧楽美術館の印章―方寸にあふれる美―
寧楽美術館所蔵の中国古印コレクションの中から代表的な219顆を紹介。官印・私印を年代順に掲載。
だいたいは文字が掘られているけれど鳥や獣などの図形もあるし、つまみの鈕形も色々あって、見るのが楽しかったです。
上下の面に掘られているものもあるのねへぇ~、なんて思ってたら、六面全部に掘られてる印もありました。
六面のやつは使いにくそうと思ってしまった。
読了日:04月19日 著者:
https://bookmeter.com/books/12380294

■大人のためのワイン入門
「この本では、品種や産地、選び方、食事とのマリアージュなど、ワインを楽しむためのあらゆる秘訣を紹介しています」
ただなんとなく選んで飲んでるだけなので面白かったです。
コルク栓よりスクリューキャップのほうがラクかなと選びがちなんですが、これがなかなか開けにくい。
じつはキャップ部分ではなく、キャップ下のボトル首全体を握り、もう片方の手でボトル本体をひねるのが正解。


読了日:04月19日 著者:
https://bookmeter.com/books/20334098

■ねことわざ
猫に関係する言葉の意味と4コマまんが。
ぱんだにあさんの猫が好きなので読めて良かった。
「ねこは長者の生まれ変わり」「冬の雨が三日降ればねこの顔が三尺伸びる」「あってもなくてもねこのしっぽ」そういう言い方があるのを知らなかった。
サメの一種で比較的おとなしい性格の「ネコザメ」は、目の上の隆起した部分が猫の耳に見えることから名付けられたが、英語圏では牛の頭に見えるので「ブルヘッドシャーク」と呼ばれる。
日本人には牛より猫のほうが身近な存在なのかな。


読了日:04月19日 著者:ぱんだにあ
https://bookmeter.com/books/20646067

■時ひらく (文春文庫 ひ 13-51)
創業350周年を迎えた老舗百貨店・三越を舞台にしたアンソロジー。
何の気なしに買った本なのですが、それで装丁がこれだったのかと納得。
伊坂幸太郎「Have a nice day!」
三越のライオンに跨ると願いが叶う。
高校受験の重圧に負けそうになっていたフジサキさんはエンドウさんと一緒にライオン像へと向かう。
どうしてそうなったと言いたくなる超展開。面白かった。
東野圭吾「重命(かさな)る」
お久しぶりの湯川先生。
三越の扱い方がさりげなくて上品でした。

読了日:04月18日 著者:辻村 深月,伊坂 幸太郎,阿川 佐和子,恩田 陸,柚木 麻子,東野 圭吾
https://bookmeter.com/books/21702922

■なんやかんや日記: 京都と猫と本のこと
「響け!ユーフォニアム」シリーズの著者のひととは知らずに借りた本なのですが、ちょうど放送されてるときに読めて良かった。
勉強そっちのけでガラケーで書いた小説を送り付けていた友人Sさんの存在は、友人冥利に尽きるだろうなあ。
とらやの羊羹丸かじり、31のポッピングシャワーとポッピングシャワーのダブルのアイス、食べるものの好みがいちいち素敵。
飼い猫バロンとの別れを綴った「文豪の猫」にしんみりする。

読了日:04月18日 著者:武田 綾乃
https://bookmeter.com/books/21247172

■せつない星座図鑑
夜空を彩る全88星座の「せつない事実と物語」を紹介。
かに座のかにが「なんでも星にすりゃ許されると思って!!」と言ってますが、そのセリフはフランスの天文学者・ラカイユに言うべき。
星座の名前が道具だらけになっちゃうからラカイユに名前を付けさせちゃいかん。


読了日:04月17日 著者:森山晋平
https://bookmeter.com/books/13040615

■粘土でつくる空想生物 ゼロからわかるプロの造形技法
「機械仕掛けのクジラ、ウサギ、金魚など……造形作家・松岡ミチヒロの粘土造形プロセスを大公開」
芯材に粘土を貼ったり、石膏で型取りしたり、やり方を丁寧に説明しているので作ってみたいひとには参考になりそうです。
出来上がっている作品を見るのも楽しかった。
ウサギがカッコいい。
読了日:04月17日 著者:松岡ミチヒロ
https://bookmeter.com/books/13097738

■鎌倉 女ひとり旅
女性が一人でも楽しめる鎌倉のとっておきスポット。
2013年の本なので事前確認が必要。
鎌倉で一番行きたいのはレンバイです。野菜を買いたい。
ハイキングも楽しそう。
所要時間の目安があると安心なんですが。
読了日:04月17日 著者:
https://bookmeter.com/books/7479021

■新世界崩壊 (講談社ノベルス)
ニューヨークとロンドンを瞬間移動、殺人を繰り返すシンディとは何者なのか。
二段組のノベルスという形態をこうやって使うなんて、しょーもなくて笑える。
こんな酷い仕打ちを受けた上小野田警部がお気の毒。
自業自得だけど独身だもの、仕方ない。
いつか美しい犯罪者に巡り会えますように。
読了日:04月16日 著者:倉阪 鬼一郎
https://bookmeter.com/books/638679

■オタクと推しの経済学 広がり続けるオタク市場の現在と未来がコンパクトにわかる!
経済学の知識でオタク文化やサブカルチャーを俯瞰する。
アンケート調査でオタ活・推し活をしていると答えた10.5%のうち、年代割合としては20代が24.9%でトップ。
若年層の女性が推し活を支えているという事実に注目すると、オタク文化やサブカルチャーを維持・発展させるには、若い世代の参入が不可欠。
アニメやまんがなど、都道府県別「聖地」の数では、東京都が1712件とぶっちぎりの1位。
(2位・神奈川県371、3位京都府・269)
岐阜県・高山市がどうして呪術廻戦の聖地なのかと思ったら、両面宿儺関連かあ。


読了日:04月16日 著者:牧和生
https://bookmeter.com/books/21334964

■旧石器時代ガイドブック ビジュアル版 (シリーズ「遺跡を学ぶ」 別冊 2)
およそ四万年前から一万五千年前まで、二万五千年間も続いた旧石器時代について。
氷河期で、今では絶滅した大型哺乳類(マンモスなど)がいて、石器が使われていて、人々が遊動生活をしていた時代。
旧石器時代は打製石器が使われ、新石器時代(日本の縄文時代)は磨製石器が使われていたと習ったような気がしますが、刃の部分を研磨した局部磨製石斧が発見された(日向林B遺跡など)のが面白い。
「この局部磨製石斧は、後期旧石器時代の後半期になるとぷっつりと姿を消してしまいます」
そのまま縄文時代に突入してないのが不思議。


読了日:04月15日 著者:堤 隆
https://bookmeter.com/books/1595282

■みるみるやせる!ココナッツオイルダイエット (主婦の友生活シリーズ)
ココナッツオイルはアルツハイマーや糖尿病の予防改善だけでなくダイエットにも効果的。
糖質オフの食事と、1日3回、食事の3時間前にココナッツオイルをとること。
多分、私としては紅茶かなにかの飲み物にいれるのが良さそう。
でも食事の3時間前に摂取なのを忘れそうだ。


読了日:04月15日 著者:白澤 卓二
https://bookmeter.com/books/9783019

■猫に育てられたドラゴン
猫に拾われて自分を猫だと思ってるドラゴン。
フルカラーで絵も可愛くて読んでると和みます。
子供のころのドラゴンが、猫が出かけているあいだボールを抱いて泣きべそかいてて、大きくなってもそのボールは宝物。
サラマンダーキャットとか迷子のフサフサとか、よく分からない生き物たちも可愛い。


読了日:04月15日 著者:神虫からすみ
https://bookmeter.com/books/15628948

■お世話になっております。陰陽課です (メディアワークス文庫)
「妖怪だって市民です! 京都の町を舞台に、妖怪たちの生活を守る新米公務員の奮闘記!」
京都市役所の陰陽課、設定がしっくりきて雰囲気を楽しめました。
火乃宮祈理の杓子定規な真面目さは逆に言えば言動にブレがないということ。
腕力でどうこうせずに智恵で折衝する役目と分かれば対応できるでしょう。
主従関係になった五行春明とうまくやっていけるかな。


読了日:04月14日 著者:峰守ひろかず
https://bookmeter.com/books/9926108

■イギリスのお菓子とごちそう アガサ・クリスティーの食卓
アガサ・クリスティー作品に登場する食べ物からイギリス文化を学ぶ。レシピ付き。
読点が多くてちょっと読みにくかったりしましたが、クリスティーもこれを食べていたのねと妙に感慨深いです。
大人になった今なら「三匹の盲目ねずみ」のソーダブレッドがどういうものかは知っているけど、子供のころは「ソーダのパンってどういうことだ」と謎でした。
ポアロが好きな薬湯ティザンはハーブティーのこと。
どんな味だったのかが気になる。
読了日:04月14日 著者:北野 佐久子
https://bookmeter.com/books/13575281

■不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち 「きょうだい型」性格分析&コミュニケーション (五百田達成の話し方シリーズ)
長子・末子・中間子・一人っ子、ひとの性格を4つの「きょうだい型」に分類して性格や行動などを分析。
こういう傾向がある、というだけで、必ずしも当てはまるとは限らないなあと思いました。
私は長子だけれど面倒見が良いとはとても言えない…。


読了日:04月13日 著者:五百田 達成
https://bookmeter.com/books/11234794

■明日はお休み。
休日は何をして過ごそうか、おうち派にもおでかけ派にも幅広く提案する。
毎日を忙しく過ごしているほうが休日の過ごし方には迷いがなさそうな気がしていますが、今までとは違う休日もいいかなと思うひとには参考になるのかも。


読了日:04月13日 著者:
https://bookmeter.com/books/427013

■霊能者と事故物件視てきました
「これは全国の大家さん必見の心霊物件査定マンガである」
通常物件よりお得な事故物件を霊能者と内見して、住んでも問題がないかどうかを鑑定する。
ワケあり物件専門の不動産屋ってあるんですね。
しかも日本で唯一、祈祷師の資格を持っているのでお祓いも出来る。
一番最後に大島てるさんと一緒に東京都内のA地区の事故物件を見て回ったのが怖かった。


読了日:04月13日 著者:東條 さち子
https://bookmeter.com/books/11084744

■エイルン・ラストコード 〜架空世界より戦場へ〜 (4) (MF文庫J)
女性陣、頭おかしい(褒め言葉)。
エイルンは世界の在り方を変えるべく、氷室義塾の内部から改革を始める。
いつもマリスの迎撃をしている氷室義塾はテロリスト相手でも容赦なし。
エルフィーナ破壊計画は失敗して水久那も生き延びた。
そして、富士光三が悪魔のネイバーを完成させた、とは一体どういうことだろう。


読了日:04月12日 著者:東 龍乃助
https://bookmeter.com/books/10888019

■大人になってやめたこと (扶桑社文庫)
『自分の欠点を無理に「直そう」と思うことをやめてみたら、「自分にしかできないこと」が見えてきました』
大人がもっとラクチンに生きられる34のコツ。
ある程度生きているから、ようやく私もこういう考え方に馴染めるようになったなとしみじみします。
なにもかもを諦めるんじゃなくて「買う」と「使う」のバランスが大事。


読了日:04月12日 著者:一田 憲子
https://bookmeter.com/books/20086289

■蒼海の碑銘ー海底の戦争遺産
世界各地のレックの写真集。
レック(Wreck)とは海底に沈んでいる艦船や航空機のこと。
大きい船は海水でだんだん崩壊してしまうから全体像が分かりにくくなってしまう。
そういう意味では、航空機は良く形が残っていてサイズ的にも見えやすい。
駆逐艦・追風は気軽に潜れない水深60mの深い海に沈んでいるので遺骨が回収しきれていない。


読了日:04月11日 著者:
https://bookmeter.com/books/16352593

■わびれもの (バンブー・コミックス MOMO SELECTION)
「さびれ」+「わび」満載のスポットめぐり。
ちょっと鉄道ネタが多いかな、でもそれも味ってことで。
西新宿の、さびれた商店街と遠くに見える都庁との対比が良かった。
もう再開発計画は決まったんだろうか。
さびれてる印象がない江ノ島だけどシーズンオフの冬なら話は別。


読了日:04月11日 著者:小坂 俊史
https://bookmeter.com/books/590925

■いつか名古屋でモーニングを (コミックエッセイの森)
ドリンク代のみでボリュームのある朝ごはんが食べられる名古屋のモーニングの紹介。
掲載されてるところがどこもおいしそうでした。
一度は一宮のモーニング行きたいな。
インドカレー屋さん(インド&アジアンレストラン アラティ)の茹で加減が絶妙のゆでたまご食べたい。


読了日:04月11日 著者:勝川 ユミ
https://bookmeter.com/books/13992402

■決定版 鬼平犯科帳 (9) (文春文庫) (文春文庫 い 4-109)
「雨引の文五郎」「鯉肝のお里」「泥亀」「本門寺暮雪」「浅草・鳥越橋」「白い粉」「狐雨」の7篇を収録。
五郎蔵とおまさが一緒になり、平蔵に飼われることになった柴犬のクマ。
痔を患う泥亀の七蔵の描写を読んでいて同情を禁じ得ないって感じだったんですが、池波正太郎本人が痔で苦しんでいたからこそなんですね。
「白い粉」刀を持った男たちを撃退することはあっても、毒殺されかけたのは初めて。妻を人質に取られた料理人の勘助の苦悩は、もとをただせば博打のせい。


読了日:04月10日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/11562514

■今日も小原台で叫んでいます 残されたジャングル、防衛大学校
神奈川県横須賀市、小原台にある防衛大学校の日々。
学力だけではなく生命力をも求められる防大は防衛相管轄の教育機関であり、陸・海・空、各自衛隊の幹部自衛官の教育訓練をする施設。
卒業すれば確実に曹長になれるエリートコースだけど、自衛隊とは何か、ということを徹底的に叩きこまれるのですね。
開校記念祭の棒倒しは訓練の時点でケガ人続出、実際に見たら迫力あるだろうな。


読了日:04月10日 著者:ぱやぱやくん
https://bookmeter.com/books/21364204

■眠れなくなるほど面白い 図解 論語
時代を超えて生き続ける、日常生活で役立つ孔子の教え。
論語は、紀元前6~5世紀ごろの中国の思想家・孔子の教えをまとめたもの。
孔子の教えは漢の時代には儒教として国教化され、論語は聖典として普及した。
聖徳太子は論語を参考にして十七条憲法を制定、江戸時代には武家の子弟の必修科目になるほど日本人としては馴染みのあるものだったから、明治時代に体制にとって都合の良いように教育に使用された。
いまの孔子の国は「子曰く、利に放りて行えば、怨み多し」を忘れたんだろうな。


読了日:04月09日 著者:
https://bookmeter.com/books/13486046

■ペネロペおはなしえほん (6) ペネロペ かずをかぞえる (ペネロペおはなしえほん 6)
ペネロペは数を数えられるようになりました。
4枚の封筒、6本のキャンディー、数が合わなくても大丈夫。
幼稚園でお昼寝してるペネロペはうさちゃんと一緒、他のみんなも大好きなぬいぐるみと寝ていて微笑ましい。


読了日:04月09日 著者:アン グットマン
https://bookmeter.com/books/423048

■トリノトリビア 鳥類学者がこっそり教える 野鳥のひみつ
4コママンガ+解説の2本立てで身近な野鳥の83のひみつを紹介。
まんがと文章が分かりやすくて、野鳥の習性などが面白く読めました。
1秒間に20回の猛スピードで木をつつくキツツキは衝撃で脳に損傷を受けていて、アルツハイマー型認知症の主要原因物質ではないかと言われている「タウタンパク質」が他の鳥より多く溜まっている。
スズメは砂を浴びたり水を浴びたりするけれど、カラスはアリを浴びる「蟻浴・ぎよく」をすることがある。


読了日:04月09日 著者:川上 和人,マツダ ユカ,三上 かつら,川嶋 隆義
https://bookmeter.com/books/13129289

■ブルーベリー・チーズは大誤算 (コージーブックス エ 1-4 チーズ専門店 4)
アイスクリーム屋の冷蔵庫で見つかった死体はジャッキーの暴力夫。
そのアイスクリーム屋はジャッキーの恋人が経営していて、凶器はシャーロットのレシピで作ったアイスの5ガロン容器と判明した。
ジョーダンにも関わることなのでシャーロットが心配するのは無理ないけれど、レベッカに注意する前にまず自分がひとの秘密を喋らないように気を配るべき。
マシューとメレディスは結婚して引っ越し、双子もいなくなって家の中が寂しい。
続編の翻訳が出ていないようですが、裁判のために一緒にニューヨークに行ったりするのかな。


読了日:04月08日 著者:エイヴリー エイムズ
https://bookmeter.com/books/8145257

■地上絵
第二回笹井宏之賞永井祐賞を受賞した著者の第一歌集。
「めずらしいところに空が広がってしずかにビルは消えてゆくもの」
「いいこともわるいことも起こってる目の色変えて話がしたい」
「うっとりとしょんぼりを繰り返しながら広がるまぼろしは遊園地」
「だめという返事を待つ布団のなかで涙のかわりに落とすテトリス」
「まだきみに何か期待をよせていて崖の間際の街くずれそう」
読了日:04月08日 著者:橋爪志保
https://bookmeter.com/books/17763647

■ゆるパイ図鑑 愛すべきご当地パイたち
全国各地のご当地パイ。
うなぎパイくらいしか思いつかなかったけど、名古屋地どりコーチンパイに馬蹄パイ、沖縄紅芋パイ、あれっ意外と食べてたな。
巨峰は元々商品名だったのに有名になり過ぎて品種名扱いになったとか、ラ・フランスは山形県、ルレクチェは新潟県で栽培されてるのに原産国フランスではまったく栽培されてないとか、そういう解説も面白かった。


読了日:04月07日 著者:藤井 青銅
https://bookmeter.com/books/8198936

■ムラサキダコ ~海からあらわれるマントの怪人~ (ふしぎびっくり写真えほん)
まだ分からないことも多いムラサキダコについて。
海外では「ブランケット・オクトパス」と呼ばれていて、腕の間にある毛布のような膜から名前が付いたらしい。
ちぎれた膜をおとりにして敵から逃げることもあるそうなので、再生するってことですかね。
メスの体長は40㎝ほど、それに対してオスはなんと2~3㎝くらいしかない。オスとメスの大きさがこれほど違う生物は珍しい。


読了日:04月07日 著者:中村宏治
https://bookmeter.com/books/13050156

■パパが育休とってみたら妻子への愛が深まった話
長男のときと次男のとき、2回の育休をとったパパの話。
奥さんは専業主婦なのになんで育休とったのかと聞いてくる著者の同僚みたいな考え方をするひとはコレ読んだ方がいい。
育児は無休で無給、「でもやりがいがやべぇんだ!!」。

読了日:04月07日 著者:パパ頭
https://bookmeter.com/books/20582960

■京都桜小径の喫茶店 ~神様の御使いと陰陽師~ 2 (一二三文庫 う 01-03)
愛莉が京都に来てからそろそろ一年。
神使からの願いを叶えることで、あちこちの神様との縁を深めてきた。
愛莉を狙い、あわよくば誉を殺そうとした黒ずくめの男は何者だったのか気になる。


読了日:04月06日 著者:卯月みか
https://bookmeter.com/books/20254103

■NHK「100分de名著」ブックス マキャベリ 君主論
マキャベリ「君主論」が書かれた歴史的背景や書かれた目的などを踏まえながら読む。
署名を知っている程度だったので、どういう内容なのか、概要がつかめて良かったです。
官僚だったマキャベリが職を失い、次期君主に向けて就職活動のために書いた論文が君主論。
国を治めて維持するためには君主の力量が必要、その力量を備えた理想の君主のモデルとしてチェーザレ・ボルジアを描こうとした。
マキャベリってすごく有能な官僚だったんですね。


読了日:04月06日 著者:武田 好
https://bookmeter.com/books/5259877

■豊饒の海の縄文文化: 曽畑貝塚 (シリーズ「遺跡を学ぶ」 7)
有明海沿岸には数多くの貝塚が点在し、その中心的な遺跡の一つが熊本県の曽畑貝塚。
大森貝塚を発掘したモースが大野貝塚(熊本県)を調査したことで全国的に熊本の貝塚が注目され、その重要性を認めた人類学者で考古学者の若林勝邦が最初の発掘者となった。
隣接した低湿地帯からは貯蔵穴が見つかり、種類の違うドングリを別々にカゴに入れて貯蔵していたことが分かった。
大半は網代編みで作られていて、編み方が分かるようなカゴなんてよく残っていたと思う。


読了日:04月05日 著者:木崎 康弘
https://bookmeter.com/books/1407527

■上機嫌の習慣
自分の機嫌をよくするための72の習慣。
自律神経を整えることが前向きに上機嫌に過ごすことへ繋がる。
ただの精神論じゃなくて「朝のコーヒーはドーパミンの分泌を促すので一日のやる気モードスイッチが入る」とか、具体的なのが良かったです。


読了日:04月05日 著者:小林弘幸
https://bookmeter.com/books/20646073

■会社をやめて喫茶店はじめました (コミックエッセイの森)
会社員だった著者が東京・千歳烏山で昭和レトロな喫茶店「喫茶宝石箱」を開店するまでの話。
お姉さんの「本当にやりたいことならやれる時にやった方がいいよ」の言葉は励みになりましたね。
物件も運命の出会いと思えるようなところだったし、決まるときにはトントン拍子で決まっていくものなのかもしれない。


読了日:04月05日 著者:金井ナオミ,花小金井正幸
https://bookmeter.com/books/11588988

■京都桜小径の喫茶店~神様のお願い叶えます (一二三文庫)
失業して、失恋して、人生のどん底にいる水無月愛莉は、京都・哲学の道で出会った強面の拝み屋・誉との出会いがきっかけで、「Cafe Path」で働くことになった。
カフェオーナーの颯手が陰陽師でもあるから、颯手の京都弁がなんとなく怖さの隠れ蓑みたいに思ってしまう。
神様の願い事を叶えるために奔走する愛莉たち。
他人との心の境界線が薄い愛莉は他人の心の痛みが分かり過ぎてしまうけれど、それは欠点でもあり美点でもある。
貴船神社の藁人形を作ったのは誰なのか。
2巻に続く。

読了日:04月04日 著者:卯月みか
https://bookmeter.com/books/17014063

■雨の匂いのする夜に
写真専門誌「アサヒカメラ」の連載を収録。
種差海岸の写真にあわせて話を作った「駆ける娘」のどこが合成なのかよく分からなかったけれど、駆ける娘は乗馬クラブのひとだと種明かしがあって良かった。
白黒なこともあって雰囲気あるなあ。
途中下車して撮影した灯台のある島も良かったです。
土地の人は見慣れてるかもしれないけれど、椎名さんが撮影したくなった気持ちはなんだか分かる気がする。


読了日:04月04日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/10013901

■海外名作映画と巡る世界の絶景
映画のロケ地に使われた美しい場所。グーグルマップのバーコードつき。
見たことがある映画が多かったので楽しめました。
007シリーズはとんとご無沙汰しているので「スカイフォール」で軍艦島の外観が使われていたのは知らなかった。
ダ・ヴィンチ・コード「ウェストミンスター寺院は映画のクライマックスに向かう重要なシーンで登場しますが、実はこの物語の仮説は不服であるとして撮影許可が下りず、内部の撮影はリンカーンシャー州にあるリンカーン大聖堂で行われました」
読了日:04月03日 著者:インプレス編集部
https://bookmeter.com/books/13436849

■毎日かあさん9 育っちまった編
5人兄弟のいる麦ちゃんちのお隣さんがペットボトルに水を入れて柵にずらっと並べているのと、ニュージーランドにホームステイした息子くんが日本に戻った途端に全部忘れちゃったところで笑いました。
まあ、そんなもんですな、ふふふ。
巻末の「贈り物」がグッとくる。
こうすけ君がお父さんと作ったガンプラと、妊娠した高3のえりちゃんを守ると決めた学校の先生。
大人らしい大人がいるなら世の中そんなに悪くない。


読了日:04月03日 著者:西原 理恵子
https://bookmeter.com/books/5674860

■ほぼ3step以下! 片手間でつくる 罪悪感のないオヤツ
ほぼ3step以下でつくれる簡単で罪悪感のないおやつ。
本当に簡単レシピばかりです。
水ゼリーを作ってみました。
トゥルトゥル食感は良かったんですが、噛み応えがないものは私には物足りず、ある程度の硬さがないと満足感が得られないんだと分かりました。
そういう意味ではそば粉のクッキーが良さそうです。


読了日:04月03日 著者:まめこ
https://bookmeter.com/books/18497911

■彷徨う者たち
宮城県警シリーズ三部作完結編。
密室の仮設住宅で見つかった他殺体。
笘篠とともに臨場した蓮田は思いがけず幼馴染と再会する。
騙された男が二人、騙されなかった男が一人、護られた男が一人。
そして中心には女が一人。
東日本大震災は根差していたものすべてを奪ったが、まだ何かを奪おうとしている。


読了日:04月02日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/21712356

■三十女のおいしい暮らし
このタイトルもうちょっとどうにかならんかったのかと思ってたら、改題文庫版は「三十過ぎたら楽しくなった!」。
三十代の岸本さん、基本的な性格は今とあまり変わらないのかもしれない。
1997年のことなので、まだネットにはあまり馴染みがなく、パソコンスクールの体験コースに参加している。
本当に大変だったよインターネット。なんだかしみじみ。


読了日:04月02日 著者:岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/509248

■日本じゅうの4月1日 (たくさんのふしぎ傑作集)
1986年と1987年の4月1日に「春の証拠さがし」のアンケートを取り、それをまとめたもの。
まだ積雪が残る岩手県・沢内村と、そろそろ桜が咲きそうな神奈川県・平塚市。
沖縄県・黒島では正午の気温が24度、引き潮のサンゴ礁のうえをみんなでお散歩中。
北と南での季節の感じ方にはやっぱり差があるなあ。


読了日:04月01日 著者:4月1日しらべ委員会
https://bookmeter.com/books/340579

■温泉浴衣をめぐる旅 (コミックエッセイの森)
温泉浴衣をめざすというコンセプトの温泉旅。
温泉宿の浴衣の柄なんてよく見たことなかったけれど、色々あって面白かった。
宿のおみやげとして浴衣を扱っているところもあるんですね。
自分で着るには寝相がちょっとアレだけど、客用にするなら気が利いていて良いかもしれない。
白水鉱泉の「唇に水が触れただけで美味しいのがわかる!」を飲んでみたい。


読了日:04月01日 著者:スタジオクゥ ひよさ&うにさ
https://bookmeter.com/books/13481380

■異国のおやつ
食べたことはないのにどこか懐かしい、遠い国で親しまれてきたお菓子の数々。
海外のおやつを食べたり買ったりできるお店を紹介する。
硬いプリンが好きなので、メキシコ(テピート)のフラン食べてみたいな。
表紙はベラルーシ(ミンスクの台所)、生地にサワークリームを使っているホヴォロスト。


読了日:04月01日 著者:岸田麻矢
https://bookmeter.com/books/16587241


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