やわらかい螺旋

徒然なるままに

2017-05

2017-06-01 07:23:54 | 
2017年5月の読書メーター
読んだ本の数:70冊
読んだページ数:16884ページ
ナイス数:355ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly
■キルトとお茶と殺人と (文春文庫)
カンザスの田舎町ハーヴェイヴィルで、失踪したと思われていたベンが白骨死体で見つかった。
新聞記者志望のリタは事件を追う。
語り手クィーニーを含め、キルトの会「ペルシャン・ピックル・クラブ」の主婦たちの態度には恐れ入る。
ベンの妻エラを気遣い、暴漢に遭遇したクィーニーとリタを見舞い、
都会にはない種類の人付き合いの濃密さはリタにはちょっと面倒に思えたかも。
「永遠の友情」のキルトを受け取ったクィーニーは、
多分、もうアグネス・T・リッターとは呼ばないだろうなあ。

読了日:05月31日 著者:サンドラ ダラス
https://bookmeter.com/books/135497

■もっと知りたい棟方志功 (アート・ビギナーズ・コレクション)
故郷・青森を愛し、自由奔放でストレートで独自な作域を確立した
「板の生命を彫り起こす」板画家・棟方志功。
だいたいこういう感じかなとイメージ出来る程度には認識がありましたが、作品をちゃんと見たのは初めてかもしれない。
白い肌を白い画で表現することはたやすい。
しかし「板の生命を活かす」ためには、出来るだけ彫りを少なくして、
黒い面を美しく表現するべき、と考えていた棟方志功。
ただの黒から浮かび上がる女神たちが柔らかい。
読了日:05月31日 著者:石井 頼子
https://bookmeter.com/books/11010498

■世界のへんな肉
おいしかったり硬かったり、
世界を旅して食べてきたへんな肉。
雷鳥を食べる地域があるのは知っていたけど、苦いっていうのがなんだか意外でした。
静岡の、ワニの背中のごつごつを煮込んだカレーって食べてみたい。
読み終わってから表紙を見ると、正面を向いてこっちを見ている動物たちが「食材」なんだと気が付いたら
ちょっと複雑な心境。

読了日:05月30日 著者:白石 あづさ
https://bookmeter.com/books/11194195

■知らないと恥をかく世界の大問題 (角川SSC新書)
なにが起こっていたのかを知るために読みました。
いまの出来事は過去から続いていることの結果だというのが良く分かる。
出版されたのは2009年、民主党への政権交代があった直後。
政権交代がどういうことなのかを経験できて良かったのかな、かなり代償は大きかったけれども。
世界は地続き、リーマンショックなど、何か事件があれば必ず他の国にも影響が出てくるので、他人事と静観してはいられない。
結果として、オバマ大統領は第2のルーズベルトになれたのだろうか。

読了日:05月30日 著者:池上 彰
https://bookmeter.com/books/560925

■妙齢美容修業
お肌のかげりが気になる微妙な年齢=「妙齢」女子のために辛酸なめ子が編み出した新発想美容法。
病は気からと言うけれど、美容も気持ちの持ちようなのかもしれない。
川島なお美が気にしていた白いテーブルはレフ版効果があるけれど、もっと年を取ると白じゃ効かなくて銀のものを置かなきゃならない。
銀のお盆に乗せて持ってくるティーセットとかを選ばなきゃいけなくなるのだろうか。やれやれ。
読了日:05月29日 著者:辛酸 なめ子
https://bookmeter.com/books/6777435

■キラキラ! ステンドグラスクッキーBOOK
砕いた飴を型抜きしたクッキー生地に落とし込んで焼くステンドグラスクッキーは、
何十年か昔に作ったことがあって(たしか主婦雑誌の付録のレシピを見ながら作った)
手間もたいしてかからずに出来上がりが奇麗。
この本を図書館で見かけて、そんなこともあったなと思い出して借りてきましたが、
中身が揺れるってどういうことだとレシピに興味津々。
細工が面倒でなければ作っても食べても楽しめそう。
読了日:05月29日 著者:高橋洋子
https://bookmeter.com/books/11194508

■コワ〜い葬式の話 (宝島SUGOI文庫) (宝島SUGOI文庫 A へ 1-126)
不幸に付け込みぼったくる葬式ビジネス。
担当者が自分の都合で葬式の日程を調整するため、火葬場があいてないからと嘘をつき、ドライアイス代を稼いだりする。
夫の実家にはとてつもなく立派なお仏壇があるんですが、あれは将来的にどうするつもりなんだろうと心配の種。
うっかり死んでる場合じゃないなと思ってしまいます。
読了日:05月29日 著者:
https://bookmeter.com/books/614541

■ひるめしのもんだい (文春文庫)
赤マントシリーズの第1弾ってこれだったのか、本になると連載のときのタイトルと変わるので順番が分からなかった。
生ビールをおいしく飲むために午後から水分補給なし、そのうえ自宅に設置したサウナに何度も出たり入ったり。
そりゃあ冷えたビールはおいしくなるだろうけれども良い子はマネしちゃいけません。
沢野ひとしさんに頼んでいたカットは10枚程度しか使わないのにたくさん描いてくるから「10枚まで500円、残りは300gごとに200円」なんて取り決めがあったそうで、
いったいどれだけボツになったんだ、もったいない。

読了日:05月28日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/548812

■国宝建築巡り日記 津々浦々ひとり旅
文章のプロの仕事じゃないことを差し引いても、これなら普通にガイドブックを見るほうが良さそう。
国宝自体について詳しく触れるのは素人にはできない、というスタンスはまあ理解できるが、
その土地の名所旧跡や美術館、博物館などにも寄り道していて、そちらのほうのコメントが長かったりするので、
国宝のほうが「ついで」に見えてしまい、旅の目的としてはだいぶ印象が薄くなってしまっている。

読了日:05月28日 著者:堀田 潔
https://bookmeter.com/books/3308178

■お札の文化史
お札はその国の文化をもっとも端的に表しているもの。
中国で発明された紙と印刷技術で作られた紙幣はフビライハーンの時代に安定して流通した。
それがヨーロッパに伝播したのはだいぶ後。
日本では、幕府の許可を得て自分の領地内だけに流通する独自の「藩札」が相次いで発行され、
入念な偽造対策など、当時の印刷技術水準からすると極めて突出していたというのは、手先が器用な日本人らしい。
巻頭のカラー写真のイギリスのポンド札に使われているエリザベス女王の肖像。
時々肖像を彫刻し直して、ちゃんとお札の女王が年を取ってる。
読了日:05月27日 著者:植村 峻
https://bookmeter.com/books/2280462

■マレー半島すちゃらか紀行 (新潮文庫)
子連れタクシードライバーにナンパされた若竹さん。
ファティマだのナニィだの勝手にマレーネームをつけられる加門さん。
途中で行動を共にしたK嬢の怪談に夜中まで付き合うはめになった高野さん。
トラブルほどじゃないネコブルなんてなんのその、
困ったときに現れる貴人の手を借りつつ女3人マレーシアの旅。
バスとか鉄道とか時刻表があてにならないから食べ物の確保は大事、ってのが説得力あるなあ。

読了日:05月27日 著者:若竹 七海,高野 宣李,加門 七海
https://bookmeter.com/books/15544

■戦闘糧食の三ツ星をさがせ!―ミリタリー・グルメ
世界の軍隊の戦闘糧食を食べ比べる。
戦闘地域にいるからこそ、たとえ手間がかかったとしても食べ慣れているものが大事なんだなあ。
お湯を沸かし缶詰ごと25分も煮る日本の赤飯、
紅茶とビスケットにこだわるイギリス、
寒冷地ゆえ1日分7500㎉もあるノルウェー。
背嚢なんかで携帯するのはちょっと無理な大きさなのが意外でしたが、
塹壕や陣地内で個々に飯盒炊爨をしなければならない状況はかなり末期的、というのに納得。


読了日:05月26日 著者:大久保 義信
https://bookmeter.com/books/405982

■WHAT IS SAPEUR ?――貧しくも世界一エレガントなコンゴの男たち
世界一服にお金をかけるコンゴのオシャレ集団「SAPEUR(サプール)」とは。
貧しいながらも稼ぎの多くを服に費やし着飾る彼ら。
奇麗な服を着るためには自分自身が清潔であることも必要で、
見た目のエレガントさに加え、清潔・健康といイメージが文化として受け入れられていった。
水をいつでも気軽に使える日本とは違って、アフリカでは水道そのものがない一般家庭が多いというのを忘れてた。
そういう環境で身綺麗にするってほんとに尊敬。

読了日:05月26日 著者:NHK「地球イチバン」制作班,影嶋 裕一
https://bookmeter.com/books/10111249

■スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎002 (講談社文庫)
1971年、1981年、1991年に発表された三年分の短編から、宮部みゆきが選んだ短編アンソロジー。
選者慣れしている宮部みゆきの配慮なのか、001にはなかった年表が追加され、年代ごとの解説ページが親切。
生島治郎「男一匹」これ以外の展開なんてあり得ないでしょう、な感じなんだけれど、
一人前という定義をどこに置くのかを考えさせられる。
都筑道夫「首くくりの木」ここから後の騒動が気になる。
夏樹静子「酷い天罰」こういうのを見ると、神様っているよねって思う。

読了日:05月25日 著者:生島 治郎
https://bookmeter.com/books/551316

■水も過ぎれば毒になる 新・養生訓 (文春文庫)
最新の医学情報を貝原益軒「養生訓」の教えに重ね合わせる。
貝原益軒は儒学者で漢方医でもあったので、言ってみれば「養生訓」は日本人の体質に合わせた養生の方法を教えてくれているのですね。
「衣をうすくし、食を少なくすれば、病すくなし」
「療治の要は、初発にあり」
「五味をそなへて、少づつ食へば病生ぜず」

読了日:05月25日 著者:東嶋 和子
https://bookmeter.com/books/9867118

■ステキな奥さん ぶはっ
朝日新聞で連載しているエッセイ。
結婚相手が吉田戦車だと知ってるのに、ダンナはんの話題になるたびに「ああそうだった吉田戦車だった!」といちいち驚いてしまう。
「小さいころの自分ちのトイレ」は、
長い束のちり紙とか便器の木のふたとか、自分ちじゃなくて田舎のじーちゃんち(長野県)がそんな感じでした。
娘さんがいつの日か拾ってくるのは猫だといいな、なんとなく一緒に「ねーこ、ねーこ!」と猫コール。
というか子犬を拾えるようなことって今の日本であり得るの?

読了日:05月24日 著者:伊藤理佐
https://bookmeter.com/books/9890690

■卵、乳製品、白砂糖なし。塩麹&甘酒で作る、麹のおいしいスイーツレシピ
塩麹を作ってみたくて図書館で借りた本。
同じ200gの生麹と感想麹とでは材料となる塩(60g・68g)と水の分量(200㏄・260㏄)が違うんですね、なるほど。
本当は甘酒も作ってみたいのですが、
炊飯器がちょっと挙動不審で使うのが若干怖いんだな;
塩麹と甘酒なんて和風の材料で作る生チョコやらシナモンロールの洋風お菓子の味が楽しみ。

読了日:05月24日 著者:小紺 有花
https://bookmeter.com/books/4338756

■シブいビル 高度成長期生まれ・東京のビルガイド
ほんとに渋い味わいの佇まいのビルばかりでした。
中野ブロードウェイの屋上に居住者専用のプールや日本庭園、子供用の遊具があるなんて羨ましい。
ブランコに乗りながら周りの高層ビル群を眺めたり出来るわけですね。
外壁が印象的なニュー新橋ビルがあるあの一帯は再開発の予定があるのでどうなるのかが気がかり。
東京じゃないけれど、うちの実家の近所にある病院の建物もなかなか渋いので気に入ってます。

読了日:05月24日 著者:鈴木 伸子
https://bookmeter.com/books/11128753

■羽衣伝説の記憶
龍臥亭の内容を覚えているうちに吉敷サイドへ寄り道。
別れた妻、通子のことになると、吉敷は途端にセンチメンタルな人間になってしまうのだね。
センチメンタルな吉敷が通子を探しに静岡まで出かけていくところなんてもう、
陳腐なラブストーリーでしかないけれど、
結婚しているあいだ通子が隠していたことを、あとから知った吉敷の心情としては理解はできるかな。
ホステス殺しは天の橋立に行かせるための口実、おまけみたいなものだった。


読了日:05月23日 著者:島田 荘司
https://bookmeter.com/books/431906

■昭和幻景 消えゆく記憶の街角
「再開発の名のもと、激しく変貌を続ける平成の都市空間に、異景となって沁みつく街角の残映を訪ね歩いた忘れじの紀行写文集」
新しく近代的なビルが立ち並ぶ中、まるで異世界のような空間がぽっかりと口を開ける。
子供のころからそこにあって当たり前だったので、全然気にしたことなかったんですが、
横浜駅西口ビブレ前の屋台は姿を消しました。
「舟の休憩所」はまだあるかなあ。

読了日:05月23日 著者:藤木 TDC
https://bookmeter.com/books/241524

■日本人の体質・外国人の体質―世界の人々とくらべてみよう (ブルーバックス (B‐758))
「ヒトの一員として私たち日本人は、他の国の人々に対してなにが特殊で、どんな特徴を持っているのだろうか?」
だいぶ古い本なので、たとえば
「無カタラーゼ血症は常染色体劣性の遺伝病で、症例はほとんど日本人に限られる」
が今でもそうなのかは分からないけれども、
人種によって発症頻度の高い遺伝病があることは確か。
読了日:05月22日 著者:佐藤 方彦
https://bookmeter.com/books/635477

■お前より私のほうが繊細だぞ! (幻冬舎文庫)
雑誌「TV Bros.」で連載されていたお悩み相談。
「Q:社内不倫してる子と一緒に休んだら噂になりますよね?」「A:気まずくなってください。いつか別れるんだから」
皮肉と自虐たっぷりのアドバイスがこんなに効くとは。
だんだんクセになってきて、気が付くとそーだそーだと同意してます。
やはぎが持ってるんだから間違いないと太鼓判を押されたiPhone、その後、相談者のひとは買ったのかなあ。

読了日:05月22日 著者:光浦 靖子
https://bookmeter.com/books/9300429

■九州新幹線マイナス1 (祥伝社文庫)
旅行している吉田刑事の留守宅が火事になりそこから刺殺体が出たり、誘拐に銀行強盗トレインジャック、事件だけを見ていけばかなり派手。
これだけ大掛かりなのに、とっても淡々と書かれてる感じ。
吉田刑事の印象を悪くしようとマスコミにリークしたり、警察側としてもピンチには違いないのに、
あまり危機感が伝わってこないのはしつこさがないせいか。
西村作品って終わり方があっさりというか余韻がないというか、あとを引かず手軽ではある。

読了日:05月21日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/9326275

■あなたは半年前に食べたものでできている
自分が食べたもの以外に、自分の体をつくる材料になるものはありません。
もし、いま体調が悪いとすると、半年前に食べたものに原因があるのかもしれない。
20分程度の汗をかく運動をして、おなかをすかせてからバランスのいい食事をとることで
「正しい食欲」を取り戻せる。
汗をかく運動としてランニング推し(トライアスロン)だけれど、
膝などに不安があるひとはもちろん医者に相談したほうがいいってことですよね。
その場合は水泳かな。
読了日:05月21日 著者:村山 彩
https://bookmeter.com/books/7786804

■夫婦で行く意外とおいしいイギリス (集英社文庫)
スコットランドのエジンバラからイングランドのロンドンまでをめぐる14日間の旅。
旅行するならその土地の歴史を知っていた方が楽しめるけれど、
イギリスは王の名前がややこしいのでなかなか覚えきれない。
出てきた料理は薄味で塩を振りかけて調整していたが、最終的には慣れてきたのか意外とおいしい、と感じたそう。
へぇ~と思ったのは、広島・長崎の原爆被災者を悼む慰霊碑がグラスゴーにあることと、
ビッグ・ベンはピサの斜塔ほどではないにしても少し傾いているということ。

読了日:05月20日 著者:清水 義範
https://bookmeter.com/books/11102315

■容姿の時代 (幻冬舎文庫)
外見はいいに越したことはないと、きっと誰もがひっそり思っていて、
そこをあからさまに追及しなくても暗黙の了解になってることは山ほどある。
かつて普通のシンプルな服を探し出すのが大変だった時代があるからこそ、
ユニクロの出現に世間は沸いたのだけれども、
フリースが話題になった当時、これでワンポイントのついた服を着なくて済むと思ったのを覚えています。
「おわりに」の内容が一番濃い。
読了日:05月20日 著者:酒井 順子
https://bookmeter.com/books/529805

■ミステリーは眠りを殺す―「カル探」おすすめミステリー・ブックガイド (角川文庫)
ミステリの中にもジャンルがあって、
そのジャンルごとに紹介しているガイドブック。
選者が何人もいてフォーマットがバラバラ、索引もないので、
読み終わったあと本のタイトルだけを見つけたいときにはやや不便。
映画も紹介していて、ヒッチコックの「裏窓」とか「北北西に進路をとれ」とかまた見たいな。

読了日:05月19日 著者:
https://bookmeter.com/books/384410

■「食べる」都市伝説 (ナックルズBOOKS 17)
佐世保からマクドナルドが撤退したのは本当か?
機内食を食べないと麻薬の運び屋と思われる?
キン肉マンに登場する牛丼をめぐる論争など、
食べ物に関しての噂話を検証する。
日本人の海外旅行の団体客が食事に出されたパセリを残すため、
現地人のあいだでは、日本の宗教ではパセリを食べてはいけないらしいと思われていた、
と旅行関係者の談話として紹介されたことがあるそうだ。
タバスコを日本に広めたのはアントニオ猪木、ってことよりも、
ピザにタバスコを使うのは世界でも日本人だけ、っていうのがびっくり。
読了日:05月19日 著者:成ルほど研究所
https://bookmeter.com/books/630608

■[新装版] 人間の証明
図書館のリサイクル本棚からもらってきた本。
検索すると、同じ新装版でも表紙が違うやつが出てくるので、ようやく探し当てて登録。
最初の映画化の時にはまだ私は子供でしたが、西條八十の詩の「母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?」のCMを強烈に覚えています。
八杉恭子をめぐる人間関係が棟居刑事やアメリカのシュフタン刑事にまで繋がるのは、
あまりにも偶然が重なりすぎるし、いかにも小説的なのだけれども、
深い闇がまだ残っていた昭和の時代背景を感じて読むと、世間ってこういうものかもしれないと納得してしまう。

読了日:05月18日 著者:森村誠一
https://bookmeter.com/books/11894085

■長生きしたけりゃ肉は食べるな
これを読むなら本家・伊藤悦男「がん患者は玄米を食べなさい」を読むほうがいいかも、本家を踏まえての体験談という感じ。
体を冷やすな、温める食事をしろ、というのは納得できる。
体温があがれば免疫力もあがり、免疫力があがれば病気になりにくい。
でも、肉が好きでよく召し上がる100歳以上でお達者な方はたくさんいらして、
肉を食べると長生きできない、とは言い切れないのでは。

読了日:05月18日 著者:若杉 友子
https://bookmeter.com/books/6147886

■パリピ経済 パーティーピープルが市場を動かす (新潮新書)
ハロウィンやラン系イベントなど、
若者のトレンドリーダー「パリピ(パーティーピープル)」が流行らせたものはたくさんある。
昔はマスコミがトレンドを作り消費者が乗っかってはじめて流行になったものが、
いまはマスコミが知らないところで、
自分がつながっているたくさんのひとたちと楽しさを共有するためにSNSなどで発信していくうちに流行になっていく。
親友が50人とか100人いるのは相手の話を聞いてないからってのは一理ある。

読了日:05月17日 著者:原田 曜平
https://bookmeter.com/books/10810515

■365日アボカドの本
アボカド大好き。
いくら好きでも毎日食べるとアレルギーになったりしないかなとちょっと心配なので、
多くても週に2日と決めてます。
レシピでいいなと思ったのが、乳製品を使わない「アボカドレアチーズケーキ風」
アボカド・砂糖・レモン汁をフードプロセッサーで混ぜたやつを、砕いたオレオクッキーを敷き詰めたバットに流し入れて冷やし固める。
最終的にセルクルで抜くことになってるけれど、
底が抜ける型を使って四角く切り分けるほうがラクかもしれない。

読了日:05月17日 著者:佐藤 俊介
https://bookmeter.com/books/6307981

■横浜の法則 (リンダブックス)
横浜市民のみんなが納得、あるあるネタのオンパレード。
生まれも育ちも横浜なのに横浜市歌を知らない私はきっと異端児。
横浜駅のサグラダファミリアっぷりにはいつも困惑、私が知ってる横浜駅と違う!ってことがあったりするんですが、
いつか工事が終わる日は来るんだろうか。

読了日:05月17日 著者:
https://bookmeter.com/books/9031061

■とっておき名短篇 (ちくま文庫)
北村薫・宮部みゆきが選ぶ名短編アンソロジー。怖い話が多かった。
穂村弘「愛の暴走族」は既読。
これ何が怖いかって、恋人とふたりで住んでいるのに「家中の箸」なんだもの、各自の箸に菜箸に、
あとはせいぜいあっても割り箸、でも「家中の」となるともっとたくさんありそうで。
岡田睦「悪魔」
好意と悪意は表裏一体。
北杜夫「異形」
世間から逃げてきて山に居続けるため食べ物を奪い取る計画でも立ててたのかと思った。

読了日:05月16日 著者:
https://bookmeter.com/books/1474425

■あやしい探検隊北へ (角川文庫)
東日本なんでもケトばす会(東ケト会)の活動記録。
アウトドアなんていうオシャレさは全くなし。
やぶ蚊にわんわん襲われたり落雷に直撃されそうになったり、スルドク厳しい野外生活って感じだ。
車3台に分乗し、トランシーバーでの「パンツ1号」のやり取りには大笑い。
目黒さんが言ってた「日本読書株式会社」なんて本当にあったら、私はとっても優秀な社員になれる自信があるぞとこっそりニヤニヤしてしまった。

読了日:05月16日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/548787

■面々草―かわいい顔して…
表情に隠されたドラマと本音をえぐる、辛口の顔面絵巻。
大人になると感情そのままを表情に出すわけにはいかなくなりますが、
なんでこのひとはいま、この表情なのだろうかと勝手に憶測するのって意外と楽しいかも。
結婚披露宴に飽きるほど出席したことはないですが、
出席者全員がみんな心の底から「おめでとう!」な気持ちかどうかは微妙なのかも、ってときありますね。
ところで、酒井さんちの犬の名前がなぜ「鎮守」なのか由来がとっても気になります。
犬に鎮守って。
読了日:05月15日 著者:酒井 順子
https://bookmeter.com/books/784367

■中国なんて二度と行くかボケ!! ・・・・・・でもまた行きたいかも。 (幻冬舎文庫)
自分をフった彼女を追いかけて中国へ来たはずなのに、そもそものスタート地点がアフリカで、中国に辿り着くのに1年以上かかってるなんてw
それでこれの前にアフリカとインドの旅行記もあるわけですね。
バックパッカーのひとってタフで少々のことにも「これが旅の醍醐味」だからと動じないイメージですが、
あまりのヘタレっぷりに大丈夫なのかと心配しつつも笑ってしまう。
中国がキタナイのは仕方ないよ、日本ほど贅沢に水を使えるところじゃないんだもん。
だからこそ香港が天国すぎて中国本土に戻りたくなくなるのは分かる気がする。

読了日:05月15日 著者:さくら剛
https://bookmeter.com/books/3829143

■パンプルムース氏とホテルの秘密 (創元推理文庫)
今までで一番、わけがわからないまま読み終わったような気がします。
編集長宅の元料理人・エルシーが「ル・ギード」の調査員にならないように、
パンプルムース氏が研修と審査をするはめに。
今回のポムフリットは何かを見つけては埋めて、の繰り返しな感じ。
埋めちゃったおかげでパ氏が大惨事、ポムフリットに悪気がなかっただけに気の毒すぎて笑ってしまう。
そういえば舞台になったアルカションの牡蠣は日本の三陸産の牡蠣の子孫なんだとなにかで見たような。
ポムフリットに食べてほしいな。


読了日:05月14日 著者:マイケル ボンド
https://bookmeter.com/books/33018

■霊長類ヒト科動物図鑑 (文春文庫) (文春文庫 (277‐5))
向田邦子が昭和ヒトケタ生まれ、ということに今更ながら驚く。
本の中で流れている時間は確かに昔のものなのに、書かれていることが「ちょっと懐かしいこと」程度に思えてしまう。
離着陸のときは平静ではいられない、という「ヒコーキ」になんともいえない気持ちにさせられる。
テレビドラマの小道具で、珠のれんとか電話機のカバーは勘弁してほしい、というのは、
もし今の時代だったらどういう注文になるのかなとか、つい考えてしまう。

読了日:05月14日 著者:向田 邦子
https://bookmeter.com/books/562573

■滅亡から読み解く世界史 (じっぴコンパクト新書)
なくなった国が遺したもの、もたらした影響を知れば、ニュースや世界史がもっと面白くなる。
多少知っていることでも、読んでるそばから疑問がわいてきて、
とても詳しい人(なんなら著者)に隣にいてもらってその疑問をぶつけながら読みたかった。
唐と新羅が同盟を組み百済と高句麗を滅ぼしたけれど、日本は百済のためになぜ援軍を送ったんだっけ、とか。
284年に帝位につきローマ帝国を東西に分けた「ディオクレアヌス帝」は
ディオクレティアヌスの誤字なのかそれともそういう書き方があるのかとか。

読了日:05月13日 著者:
https://bookmeter.com/books/10139764

■東京パクッと幸せぐるめ
山手線と中央線の駅前グルメ。
本になった時点で、再開発のため閉店した五反田駅「チャンポン」が掲載されていますが、
いまもまだここに掲載されてるお店があるかどうかは要確認。
あまり外食しない私が唯一食べたことあるのが原宿駅「九州じゃんがら原宿店」のラーメン、
九州じゃんがら全部入り。
あんなによく食べたなあ、若かったからなあ。

読了日:05月13日 著者:松本 よしえ
https://bookmeter.com/books/1560352

■ジブリの教科書〈1〉風の谷のナウシカ (文春ジブリ文庫)
1984年に公開された映画「風の谷のナウシカ」の制作秘話などを紹介。
鈴木さんが、プロデューサーを頑として引き受けない高畑さんに向かって
「宮さんは高畑さんの大事な友人でしょう。その友人が困っている時になぜ助けないのか!」
と説得できてなかったら、ナウシカはどうなっていただろう。
掲載されてる劇場前売り券の上映館が「相鉄ムービル」で思わずのけぞる。
学校帰りに寄ってここでナウシカ見たんだよ懐かしいよ。
読了日:05月13日 著者:
https://bookmeter.com/books/6459046

■ナチュラルなからだ―季節のリズムにあったキレイなからだをつくる食のレシピ&からだレッスン (からだチューニングブック)
そうしょっちゅう整体に通ったりは出来ないので、
ある程度、自分で自分の体のチューニングするやり方が分かれば少しはラクになるかな。
目にあったかいタオルを乗せるのはたまにやるけれど、タオルが冷めたらそれで終わりにしてました。
冷めたらまた温めなおして全部で12分間くらい続け、
温めなおしているあいだの時間で、表面の熱が目の奥に行き渡り目の疲れを癒す。

読了日:05月12日 著者:南 清貴
https://bookmeter.com/books/305788

■傷なめクラブ
雑誌「TV Bros.」で連載されていたお悩み相談。
たぶん、わりと毒舌な仕上がりなのだろうけれども、
質問がどうでもいいようなことだったりするので、
これもアリだなと思ってしまう。
作家の某五木寛之と同じ名前の相談者から「冷房なしで寝る方法」を聞かれているのに
「道で困ってる老人の半数はアラブの石油王だと思ったほうがいいよね」
どうしてそういうことになったんだっけ、みたいな寄り道が面白い。

読了日:05月12日 著者:光浦 靖子
https://bookmeter.com/books/526689

■スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎001 (講談社文庫)
1970年、1980年、1990年に発表された三年分の短編から、東野圭吾が選んだ短編アンソロジー。
筒井康隆の「母子像」欠けてしまった場所の意味することが隠されているようでじわっと怖い。
宮部みゆき「サボテンの花」6年1組の生徒たちの奇妙な行動の裏側。
「一風変わった長い葉には棘があり、濃い緑色をしている」で気が付くべきだった。
教頭先生、よい贈り物でしたね。

読了日:05月11日 著者:日本推理作家協会
https://bookmeter.com/books/512633

■ときどきメタボの食いしん坊
あとがきで「食いしん坊」を「食いしんぼ」と読んでいただけると嬉しい、と書かれてしますが、
そっちのほうが語呂がいい感じがする。
赤く熾った炭をのせて運ぶチリ取りに似た道具は、テレビかなにかで見たことがあった気がする。
イメージとしては似ているので、ひょっとしたら蒸気機関車に石炭をくべるスコップとごっちゃになってるかもしれないけれども、
あれを「十能」というのは知らなかった。
読了日:05月11日 著者:出久根 達郎
https://bookmeter.com/books/368393

■ギャルに小判 (集英社文庫)
「この本は、私や、私のような女性達が、お金とどのようにつきあっているか、
そしてどんな思いをお金に対して抱いているかを、つづってみたものです」
100万円を好きに使ってよろしい、と言ってもらうようなことがあったら、
マツタケ&クワイ&トリュフ食べ放題の夕べを開催したいそうですが、
クワイってたぶん一度も食べたことないので、もし開催されたらこっそりしのびこんでクワイ食べたいなあ。

読了日:05月10日 著者:酒井 順子
https://bookmeter.com/books/529931

■逆説の日本史 20 幕末年代史編3 西郷隆盛と薩英戦争の謎 (小学館文庫)
薩摩と長州、どちらも外国相手に戦争をやっていて、
薩摩は攘夷は無謀だと目が覚め、長州はそれでも攘夷への道を突き進む。
第一次長州征伐に参謀として幕府側の軍議に参加した西郷隆盛が、
もしも勝海舟からの面会を求める手紙を「面識がないから」と無視していたら、今とはまた違った歴史になっていたはず。
幕末だってことを念頭に置いても、西郷どん、波乱万丈だ。
読了日:05月10日 著者:井沢 元彦
https://bookmeter.com/books/11640910

■国連のナゾQ&A (生活人新書)
国連のしくみや機能をQ&Aで徹底紹介。
国連憲章には「敵国条項」というものがあり、
日本・ドイツ・イタリア・ブルガリア・ハンガリー・ルーマニア・フィンランドがこれに該当する。
そんな日本が高い分担金を出しているのがなんとも皮肉。
歴代の事務総長の仕事ぶりを紹介していて、
揉めていたニカラグアとホンジュラスの代表者を、立会人をつけたうえで一室に放り込んで閉じ込め
「とにかく解決しろ」と言ったデクエヤル氏の豪快なこと。
そんなのを見ると、某事務総長は本当に無能だったんだなとしみじみ思う。

読了日:05月09日 著者:中見 利男
https://bookmeter.com/books/211706

■タルティーヌとクロック:フランス式のっけパンとホットサンド
朝、バタバタしてるときにフードプロセッサーを使ったり、ボウルで材料を混ぜたりで洗い物が増えるのがイヤ、
ってひともいると思うので、
そういうときには時間にゆとりのある休日のブランチにいいかも。
「たこのメヒカーナ風」メヒカーナって何かなと後で検索したらメキシコのことでした。
フランスってタコ食べるんですね。
読了日:05月09日 著者:サルボ 恭子
https://bookmeter.com/books/9765920

■晴れても雪でも キミコのダンゴ虫的日常 (集英社文庫)
4年にわたり「小説すばる」で連載してきた日記の後半2年分。
冬将軍との熾烈な戦いは
「あにゃにだけではにゅかんにぇつ(旭岳で初冠雪)」なんてモザイクだらけのアダルト日記になっちゃうほど。
6月22日「夏至。季節は着々と冬に向かっている。つらい。」
8月18日・19日「(さむい)(だが認めない)」
北海道おそろしい子・・・!
読了日:05月09日 著者:北大路 公子
https://bookmeter.com/books/11669932

■衝動買い日記 (中公文庫)
旅行先で買ってくるお土産類(いくら毛沢東とスターリンが握手してる像でも)は他人から見たらただのガラクタ。
でも買った本人が買ったことで満足できているならばそれはそれでいいよね。
買ったはいいけどメールにしか使っていないというパソコンは
「暇な男のオモチャである。パソコンで手間がはぶける分、思考する力も落ちる。学問の未来がここにないことだけは確かだ」
意外と核心をついてるような。

読了日:05月08日 著者:鹿島 茂
https://bookmeter.com/books/444115

■糖尿病にならないための本 (TJMOOK)
図書館で借りてきた本。
糖尿病ってわけじゃないけど、お菓子が好きなので気をつけなくちゃ。
和菓子は餅や砂糖、豆類の糖質が多いので洋菓子のほうがベターというのが軽くショック。
洋菓子より和菓子を選んでたのに。
プリンやシュークリームは比較的糖質が少なめ。
読了日:05月08日 著者:
https://bookmeter.com/books/6996680

■大人のおしゃれDo!&Don't ババア上等! 余計なルールの捨て方
「重いものはすべてだめですね。重いコート、重いバッグ、重いネックレス、重いピアス。なぜなら人生がもう重いから(笑)」
“すっかり大人世代”は、おしゃれと健康がリンクする。
痩せて見えるならわざと大きいサイズを選ぶ、というのを長袖Tシャツでやってみました。
あまりにも大きすぎるとわざとらしいけれども、ちょっと体がおよぐくらいゆとりがあると袖を捲り上げたりするのがラクになる。
おなか隠しのアイテム、ぺプラムの服って、ボリュームが余計に強調されるように思うけど気のせい?

読了日:05月08日 著者:地曳 いく子,槇村 さとる
https://bookmeter.com/books/11082147

■龍臥亭事件〈下〉 (光文社文庫)
石岡くん、よく頑張った。
「津山事件」の都井睦夫が時代を経てもなおこれだけ影響力を持っていたというのが怖い。
菱川幸子の件はなんだそりゃとずっこけましたが、
そういえば、上巻でご住職が「菱川さんの前は何がある?」って言ってたし、雑貨商・坂出の証言とも合致してる。
癇癪おこすとロクなことになりませんね。
それよりミッちゃんって、え、ユキちゃんのお父さんって!

読了日:05月07日 著者:島田 荘司
https://bookmeter.com/books/532560

■龍臥亭事件〈上〉 (光文社文庫)
まるで横溝正史みたいな装丁から変わったのかな?
御手洗潔が去り、ひとり馬車道で暮らす石岡くんのもとにやってきた二宮佳世。
お祓いのため、大きな樹の根もとに埋められた人間の手首を掘り出すからと、強引に岡山県の山奥に同行させられることになった石岡くん。
大量連続殺人事件に遭遇し、だから知らないひとについて行っちゃいけませんって言ったでしょ、なオカンな気持ちになってしまいますが、
この秋で石岡くんは45歳になるところ。
雨に降られた石岡くんと里美が死体を見つけ、田中刑事のため息に同情しつつ下巻に続く。

読了日:05月06日 著者:島田 荘司
https://bookmeter.com/books/532559

■読み出したら止まらない! 女子ミステリー マストリード100 (日経文芸文庫)
2015年現在で入手できる「ミステリーの趣向を持ち、なおかつ、女性読者がときめく要素を多く含んだ」作品を紹介。
薦めてる本のここが良いから薦めるんだ、と本気で思ってるひとの文章は熱量がある。
既読本も、こういうところで取り上げられるとまた読みたいなと思ってしまう。
ネタバレ気味な紹介文もありましたが、それが本当なのかどうか知りたくなって、結局は手に取る自分の姿が見えるよう。


読了日:05月05日 著者:大矢 博子
https://bookmeter.com/books/9808910

■発酵パワーの簡単おかず「酒かす」「酢」「みそ」「ぬか」―NHKためしてガッテン (主婦と生活生活シリーズ)
酒粕を持て余して困っていたので図書館で借りた本。
同量の水に入れて火にかけ、酒粕が溶けたら出来上がりの
「酒かす万能調味料」は冷蔵庫で一か月も保存できるんですね。
ペースト状にしておけば使い勝手も良くなって気軽に食べられそう。

読了日:05月05日 著者:
https://bookmeter.com/books/4618978

■病院はいつもパラダイス (幻冬舎文庫)
ナースとして病院で働いていたときの出来事。
「悲しいことや辛いことと背中合わせに、心温まる楽しいふれ合いもあります」
看護学生の体験談で、看護学校の実習単位に死後の処置があり、死者待ちしなきゃいけないのは複雑な心境だったろうな。
病院内病気別クラブの結成と新聞発行なんてあったら良さそう。


読了日:05月05日 著者:小林 光恵
https://bookmeter.com/books/7864

■「これ」だけ意識すればきれいになる。
自律神経が弱い自覚はあるので何かあってもそういう体質だと割り切ることにしましたが、
対策は知っておきたい。
水太りは水をたくさん飲んだから太るのではなく、
腸の環境が悪いために、
その水がきちんと細胞に吸収されないからむくむ、太るということ。
水ってお茶とは別に一日1ℓ~2ℓも飲まないといけないのか、1ℓ飲むのも大変なんだけど、
低クラスター水なら大丈夫なのかなあ。

読了日:05月04日 著者:小林 弘幸
https://bookmeter.com/books/4713269

■HANGER (2) -執行人- (バーズコミックス ルチルコレクション)
白蘭の実験と朔の血の特性、零一と九尾の因縁。
だんだん情報量が多くなってきた。
神父のところのふたりが急速に育ったことと、零一の失われた記憶は何か関係があるのかどうか。
あんな手帳を持ち歩くなんて響ったら不用心だな、
拾ったのが朔で良かったね。
良かったのか?
読了日:05月04日 著者:如月 弘鷹
https://bookmeter.com/books/11750706

■持たない暮らし
「モノを持たないことが苦痛になるならば、今の時代に、ムリに持たない暮らしをすることはないと思います。
モノの便利さ、楽しさを享受するために、今ほどふさわしい時代はないのですから」
それでもモノがないほうがメリットがあると判断して、買わなかったり処分したりしてモノを減らすひとの生活は、
傍から見るとゆとりがあるように思える。

読了日:05月04日 著者:下重 暁子
https://bookmeter.com/books/7972818

■パンプルムース氏の晩餐会 (創元推理文庫)
アレクサンドル・デュマがヴィシー郊外で催した晩餐会の再現をする企画をしたミセス・ヴァン・ドーマンは、
アメリカから6人の作家を連れてやってきた。
編集長からそのサポートを言いつかるパンプルムース氏。
作家のひとりがヴィシーの鉱泉を飲んで死亡、
最期のひとこと「バタール・モンラッシュと、魚を頼む」は何を意味するのか。
なんとシリーズ初のどんでん返し。
編集長の情報から導き出される真相を思い描いても、殺人犯より被害者のほうが悪者に思えて仕方ない。

読了日:05月03日 著者:マイケル・ボンド
https://bookmeter.com/books/187699

■天皇陵の謎を追う (中公文庫)
古代の古墳は埋葬されている人間がいる墓、簡単に掘り返す云々言うのはいかがなものか。
そういう理屈は理屈として理解できるけれども、
埋葬されているひとが本当にそのひとなのかどうか疑問があるなら調査するべき。
だって間違われたままでいるなんてそっちのほうがよっぽど失礼なんじゃないのか。
地図を眺めたりすることがほとんどないので、天皇陵の等高線に乱れがあって、
それが地震の爪痕だというのにハッとした。
読了日:05月03日 著者:矢澤 高太郎
https://bookmeter.com/books/10766695

■誰でも125歳まで生きられる驚異のアンチエイジング法 (DKTブックス―1000円ポッキリシリーズ)
アンチエイジングとは病気にならないこと、体内環境を良好に維持すること。
カロリーの高い「白い食べ物」を減らし、野菜・果物を多めにする。
運動も大切。だが年を取ったら絶対に転ぶな。
まあそうだよね、なるほどなるほどと読んでいたら、最後の
「浅井隆と行くニュージーランド口座開設・不動産視察ツアー」
「シンガポール金融視察ツアー」のお知らせで俄然胡散臭く。

読了日:05月02日 著者:浅井 隆,日本アンチエイジング協会
https://bookmeter.com/books/4083847

■となりの芝生は 続 クリムゾンコミック
登録忘れの再読登録。
「学生がパソコン持って当たり前な近未来の話」がいまでは古いというのがすごいことだ。
「竹内比奈子さんの場合」
黒ベタセーラーっていい!と塗りながら大騒ぎしていたアシスト智ちゃんとは友達になれそう、
いいよね黒ベタセーラー服。
読了日:05月02日 著者:青木 光恵
https://bookmeter.com/books/387823

■となりの芝生は (ヤングジャンプ・コミックス)
登録忘れの再読登録。
パソコンのある恋愛生活。
知的美女の私がパソコンくらい使えないと、な「伊藤友香さんの場合」は
パソコンってものが登場したあたりの年代の雰囲気が良く出ていて懐かしい。
「深沢瑠璃佳さんの場合」
言いたいことは分かるけどさ、アンタだってドラマとTVと芸能人の話しかしないじゃん?はとっても正論。

読了日:05月02日 著者:青木 光恵
https://bookmeter.com/books/387822

■会話もメールも 英語は3語で伝わります
英語が母語じゃない国の人間が、いきなり長文をどうにかしようなんて無理な話だもの。
SVOの3語で成り立つ分かりやすい英語で伝えられるなら、
それで自信がついて、それからあれこれやったほうがいいんじゃないかなって気になります。
まあ、単純明快な日本語をしゃべる日本人ばかりじゃないのと同じように、
単純明快な英語を話すひとばかりでもないだろうから、
相手の言ってることも分からないとどうしようもないかもしれないけれど。

読了日:05月01日 著者:中山 裕木子
https://bookmeter.com/books/11196604

■ちょっと具合のわるいときの食事
風邪を引いた・熱がある・胃痛と吐き気、の症状があると、ちょっと具合が悪いなと思う。
そういうときにはポカリかアクエリアスだけを飲んでひたすら寝ます。
胃痛や吐き気があるときに何か食べようって思えませんが、
ニンジンゼリーとかアボカドクリームとか、誰かが作ってくれるなら食べるかも。
その他、食欲不振・便秘に下痢・疲れやすいとき・不眠・貧血のときのレシピも掲載。

読了日:05月01日 著者:婦人之友社編集部
https://bookmeter.com/books/2008458

■見える学力、見えない学力 (国民文庫―現代の教養)
低学力の子供すべてが非行に走るかどうかは置いといて、
子供のうちから読書を習慣にして基礎学力を養う、ってのはなるほどなあと思う。
言っていること、書かれていることが分からなければ、答えようがないもんね。
そういえば有名私立中学校に通うことになった某子役の女の子は、ほんとに小さいころからたくさん読書してたって聞いたことある。
教育を学校に丸投げしちゃ駄目なのです。
読了日:05月01日 著者:岸本 裕史
https://bookmeter.com/books/424685


▼読書メーター
https://bookmeter.com/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする