やわらかい螺旋

徒然なるままに

2013-03

2013-04-01 15:04:40 | 

2013年3月の読書メーター
読んだ本の数:63冊
読んだページ数:13429ページ
ナイス数:631ナイス
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■わたしたちはなぜ「科学」にだまされるのか―ニセ科学の本性を暴く
「科学は、万物に関する知識を収集し、系統だて、検査や分析が可能な法則や理論に要約する、規律正しい大事業である」科学的、と聞いただけで、しどろもどろになってしまって判断を放棄するひとが多すぎるけど、気持ちは分かるなあ。科学者と聞けば絶対の存在だと思いたくなるもの。宇宙ステーション計画は今後の宇宙探査における最大かつ唯一の障害物っていうのが驚きで、そんなに無駄なことを大々的にやっていたとは。
読了日:3月31日 著者:ロバート・L. パーク
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■かわいい鉄道の旅ローカル線でグルメ&おみやげさんぽ
イラスト部分は簡単な線でシンプルに描かれているのに、各章扉絵(というのかどうか分からないけど)鉄道が走っている絵は絵本のように美しくて、しばらく見とれてしまいました。お気に入りは大井川鉄道のSLが緑濃いお茶畑のそばを走っているところ。流氷がなかったり車両故障で車両が赤かったりとハプニング連続の流氷ノロッコ号の旅、それはそれで思い出に残ったりするんだろうなあ。
読了日:3月31日 著者:伊藤美樹
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■トニー流 幸せを栽培する方法
トニーさんって面白くて不思議なひとだなあ。戦争と平和の考え方はなるほどと思いました。確かにどちらも身近にあって、どちらも人間が作り出している。下のパラパラ漫画でくすっと笑えました。
読了日:3月30日 著者:トニー・ラズロ
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■神社ウォッチング
神社にお参りに行けば、祭神くらいは知っておこうと思うくらいで、神社ごとの鳥居とか狛犬とかの差に注意を払ったことがありませんでした。鳥居だけでもこんなにたくさん種類があるなんて、とても興味深かったです。
読了日:3月30日 著者:外山 晴彦
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■ナースをねらえ! (幻冬舎文庫)
看護学校に通っているといろんなことがあるだろうけれど、コンパクトで読みやすく、ほろっときたり笑ったりと楽しめました。授業中に眠くなり、先生に指摘されたときにとっさに「ナルコプレシーかも」とか言えるなんて素敵だw人体模型のスミスさんは今も学生たちのために活躍してるんだろうなあ。
読了日:3月30日 著者:小林 光恵
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■踊るジョーカー―名探偵 音野順の事件簿
売れないミステリ作家の白瀬が友人の音野と開いた探偵事務所。音野は推理力は抜群なのに自信が無く、内気すぎて大丈夫かと心配になってしまうんだけれど、岩飛警部がちょっかい出したくなる気持ちが分かるなあ、だって可愛いんだもの。「ゆきだるまが殺しにやってくる」雪だるまだらけで風景としてはメルヘンなのに、動機も方法も意外と現実的。ペロナンチャ族のゴロゴロ人形ってそんなにいいものなのか、見たいなあ。
読了日:3月29日 著者:北山 猛邦
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■漂流教室 (5) (小学館文庫)
美川さんの友情と母親の思い。医療班ふたりと手伝った子たちは良く頑張った、本当に良く頑張った。
読了日:3月29日 著者:楳図 かずお
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■毒草師 パンドラの鳥籠
御名形史紋に振り回される西田くんは相変わらずお人好しで惚れっぽく、でもその普通なところがいいんだよなあ。竹林の奥にある「魔女の鳥籠」の風情が恐ろしくて美しい。決して開けてはならない箱に閉じ込められているものは永遠。人はやがて死ぬが、箱を守る者は箱とともに永遠に生きていく。
読了日:3月28日 著者:高田崇史
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■どんどん橋、落ちた (講談社文庫)
「どんどん橋、落ちた」は、犯人はひょっとして?と思ったことが大体当たっていたので、続く「ぼうぼう森、燃えた」も当たるだろうと思ったら甘かったw「伊園家の崩壊」は登場人物紹介を見てようやく理解。なんともいえずブラックな展開でショッキングでした。毎度出てくるタケマルにニヤニヤ。
読了日:3月28日 著者:綾辻 行人
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■30女という病――アエラを読んでしまう私の悲劇
問診票をチェックしてみましたが、どれも1つか2つしか当てはまらず、そんなことないだろうとムキになってしまいました。どれかに当てはまれば良かったのにと、ちょっと悔しいのは何故だろうw複数のタイプにまたがるようなひとも居そうな気がしますが、そっちのほうが人生が楽しそうに思えます。
読了日:3月28日 著者:石原 壮一郎
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■ドメスティック・バイオレンス―サバイバーのためのハンドブック
図書館でぱらぱら見ていたら「身の危険を感じたとき」の本文に鉛筆で線がひいてありました。普段なら図書館の本にラインなんてと怒るところですが、線を引いた人の気持ち、切羽詰って手に取る人の気持ちが押し寄せてくるようで、立ち尽くすしかありませんでした。そのまま借りてきましたが、色々と考えさせられます。
読了日:3月27日 著者:原田 恵理子
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■40歳からの女性ホルモンの高め方 (PHPビジュアル実用BOOKS)
一生でティースプーン一杯程度の女性ホルモンしかないというのがまず驚き。「高める」というより安定させる方向の話なので、タイトルに語弊があるんじゃないかとは思いますが、低容量ピルとかHRTとか医学的な補助も受けることを視野に入れつつ、これから突入するであろう更年期に向けて知識を持っておきたい。
読了日:3月26日 著者:
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■包丁や火を使わない ひとりでできちゃった! クッキング
包丁や火を使わずに料理するレシピを紹介。たとえ障害があっても料理するというのは自立の一歩、生活を支える手段のひとつなので、手順が分かりやすく文字と写真が見やすいというのは大事。電子レンジを駆使してここまで作れるのはすごい。
読了日:3月25日 著者:竹中 迪子,中里 まっち
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■サム・ホーソーンの事件簿3 (創元推理文庫)
黄色いランアバウトを失ってから何台か車を乗り換えて、新しい相棒は赤いメルセデス。サム先生の両親が登場したりレンズ保安官が事件を解決したりとちょっとした変化はあったけれど、エイプリルの結婚がサプライズ。同じ人を姓で呼んだり名で呼んだりばらばらなことがあったり、「わたしはトミーの両親であるマイクとメイヴィスのフォレスト夫妻に話した」みたいな、もうちょっと整理して訳せばいいのにと思うところもあって、少し読みにくかった。
読了日:3月25日 著者:エドワード・D・ホック
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■浮き草デイズ 1 (1)
とにかく上京しちゃえ、っていう思い切りの良さとは裏腹に、生活するために四苦八苦しているだけでいいんだろうかと悩んでしまう繊細さ。だけど、たくさんバイトを経験したことで、気がつかなかった何かを手に入れられて、いまのたかぎさんになったんだろうなとも思います。この時代のたかぎさんに会って励ましたいなあ。
読了日:3月24日 著者:たかぎ なおこ
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■アクロイドを殺したのはだれか
アガサ・クリスティの推理小説は、解釈することのむずかしさを作品というかたちでうまく表現しているが、解釈することのむずかしさとはまず、なにを解釈するかを決めることのむずかしさである。この物語はアクロイド殺しの捜査報告であるだけではない。ゆっくり成し遂げられるシェパード医師殺害の物語、盲目の読者には見えない、解釈という行為による殺人の物語である。
読了日:3月23日 著者:ピエール バイヤール
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■不健全な精神だって健全な肉体に宿りたいのだ〈3〉
体力が続かなくてもとにかく歩け、と言わんばかりに歩いてます。作家とともに飲んだくれ、結果的に苦楽を共にしている編集者の鈴木さんの虚ろな「大丈夫!」を是非聞いてみたい。
読了日:3月23日 著者:菅野 彰
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■漂流教室 (4) (小学館文庫)
先が見えずにどうなるのかっていう恐怖は確実に精神を蝕んでいく。むしろそれが当たり前で、立ち向かおうとする勇気は相当なものだと思う。咲子たちが仲間の犠牲を目の当たりにしながら水を入れまいと身を挺して守ろうと頑張っている姿に泣けてくる。
読了日:3月23日 著者:楳図 かずお
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■4つの素材でこんなにできちゃう!村上祥子のお料理手品 (村上祥子の食べ方BOOK)
子供にも作れそうな簡単な手順、料理初心者のみならず普段料理しているひとにも目からうろこが落ちるような作り方が満載。アルミで卵を包んで電子レンジで作るゆで卵なんて、こんなことでゆで卵になるのかと驚き。ラップをかけてからアルミケースで蓋をするプリンの作り方は、電子レンジの中でスパークしないのかしらとちょっと心配。
読了日:3月22日 著者:村上 祥子
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■人面屋敷の惨劇 (講談社ノベルス)
警察の捜査の過程をすっとばし誘拐犯だという判断材料を提示されることがないまま、それを信用しろという前提がこれほど居心地の悪いものだとは。乗り込んだ面々がそう思う理由がなかなか伝わってこない苛立ち。土佐の言い分と家族会の言い分どちらも疑いながら読んだので、どちらにも肩入れしなかったのはある意味公平だったのかも。亜衣には幸せな生活だったかもしれないけれど、知らないことが罪だとも思える。
読了日:3月21日 著者:石持 浅海
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/27190485

■水彩画 これ一冊で筆づかいがわかる!―覚えておきたい5つのパターン
水彩画の基本中の基本、筆の使い方のおさらいをするにはもってこい。筆の特徴を生かせば表情豊かな絵になりそう。洗い出しとティッシュで拭いた雲の描き方が分かって良かった。どちらにしてもウォッシュが決め手、ちゃんと出来れば仕上がりも違うだろうなあ。
読了日:3月20日 著者:山田 正博
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■近藤幸子のしあわせ絵本レシピ
絵本に出てくるお菓子をオリジナルレシピで再現。「ぐりとぐら」のカステラは他の本でもよく紹介されるけれど、湯せんした卵液の温度の目安があったりして分かりやすいし、最初にスキレットを少しコンロにかけておくといいとコツが紹介されていて親切。はちみつぶんぶんケーキといちごいりパンプディングを作ってみたい。
読了日:3月20日 著者:近藤 幸子
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■オオシマさんちのもうひとつの猫日記
猫の写真にせりふをつけるっていうのが漫画家さんらしい。せりふの内容は、猫の飼い主だからこそ、それぞれの猫の性格にあったものになってるんだろうなあ。たん吉・はじめてのにおい「玉ねぎのにおいかぎました」で笑いましたw庭先にたぬきが来るっていうのがなんだかいいな。
読了日:3月20日 著者:大島 弓子
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■炊飯器とキーボード―エッセイストの12ヵ月 (講談社文庫)
仕事まわりのエッセイ。自分が疲れているときに、あわただしい仕事の話を読むのはちょっとつらそうだったので、一度に読まずに少しずつ。カルチャーセンターでの講師って面白そうだけど苦労もあるものなんですね;
読了日:3月19日 著者:岸本 葉子
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■自立日記 (文春文庫PLUS)
丁寧な言葉遣いで淡々と日々の出来事を書き連ねていると見せかけて、じつはさらっと毒舌。あまりにも他の文章と馴染んでいるので、皮肉なのに思わずにやっとしてしまいます。SPEEDの話題が多かったので、久しぶりにCDを引っ張り出してきいてみようかな。
読了日:3月19日 著者:辛酸 なめ子
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■おしゃれの基本帖
今の基本・定番の服はひとによって違っていいし、同じひとでも年齢を重ねていけば当然また違っていくもの。いい感じのおしゃれはバランスにつきるけど、そこを見極めるのがまた大変だし楽しい。
読了日:3月18日 著者:西村 玲子
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■ときどき起きてうたた寝し (文春文庫)
週刊誌の連載をまとめた一冊。毎週これだけ書くのは本当に大変だと思うんですが、そんなことを感じさせない楽しさ面白さ。毒づいたり恥じ入ったりのバランスが良いんだろうなあ。私の親もみどりのゆびの持ち主、私には受け継がれなかったところのは残念だなあと共感してしまいました。
読了日:3月18日 著者:阿川 佐和子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/27096036

■暮らしのアイデア帖 トラベル編
旅行となると、荷物をどの程度持っていくのか考えることがもう楽しい。クリアポーチを財布の変わりにするっていうのは良いアイデア。旅の心がまえ 1.荷物に振り回されず身軽であること 2.安全であること 3.健康に楽しくすごすこと
読了日:3月17日 著者:柳沢 小実
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■主婦は踊る (角川文庫)
人間、恋をすると胸がいっぱいになって食事どころじゃなくなるんだなあと、こんなに説得力のある話があるだろうかw競輪でもなく競馬でもなくOSKの役者さんっていうのがツボ。いまもまだ通っているのかなあ。
読了日:3月17日 著者:青木 るえか
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■消費セラピー (集英社文庫(日本))
つくづく良いタイトルだと思う。なんだこれはと思うようなものでも、そこに買い手が居る限り、いつまでもそれらは商品であり続けるのだ。買い物は万引き以上にスリルがある。表紙の写真に、どこかで見たようなイメージだと感じていたんですが、まさかのロイヤルファッションでした。しかしお似合いだw
読了日:3月16日 著者:辛酸 なめ子
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■教授の異常な弁解
本書をおすすめしたい7つのタイプの(5)にあてはまったので、じっくり考えた挙句、買わずに図書館で借りることにしました。奥さまがイギリスに旅行したときの、ホテルの人との交渉の会話で笑いましたw「ノーッ!わたしは女です。そして私は危険です」
読了日:3月15日 著者:土屋 賢二
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■TOKYO地下鉄ぐるり おみやげ散歩
地下鉄は移動のための手段なので、あちこち見て歩いてお土産買って、って楽しむためのスイッチになってくれそうな本。都営地下鉄の掲載は無いけど、東京の地下鉄はとても入り組んでいるので、永田町と赤坂見附、溜池山王と国会議事堂の駅がそれぞれ構内で繋がっていると書かれているのは親切。お土産はどれもそそるけれど、高価なものは見て楽しむことにします。
読了日:3月14日 著者:伊藤 美樹
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■おしゃれの賞味期限
街で見かけたこれはちょっとなあ、っていう例と並べてみると一目瞭然。装飾過多は良い事ひとつもなし。後姿って意外と印象に残るものですね;
読了日:3月14日 著者:西村 玲子
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■海神(ネプチューン)の晩餐 (講談社文庫)
地元なので、山下公園に係留されている氷川丸が活躍した当時をこうやって読めるのが嬉しい。もとさんが航海中に謎を解いた爽快感よりも、その当時の時代性みたいなものが分かってやるせない気持ち。坂本ボーイの仕事ぶりにも驚嘆するけれど、負けていないのが虎屋の羊羹だと思う。
読了日:3月14日 著者:若竹 七海
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■ボタンマニア―ボタンを集める、ボタンで作る
ボタンの造形そのものが美しいものもあるけれど、そっけないボタンでも、やりようによってはアクセントになるものですねえ。見ていて飽きません。
読了日:3月13日 著者:
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■哈日杏子のニッポン中毒―日本にハマッた台湾人 トーキョー熱烈滞在記
哈日って表現は知っていたけれど、ここまで好きだと言われるなんて光栄。納豆と刺身は日本人でも苦手な人も居るからそれほど気にしなくていいと思う。重量が10キロにもなるほど人形を買い込むなんて凄いw税関の人も驚いただろうけれど、持って帰るなんて気合あるなあ。
読了日:3月13日 著者:哈日 杏子
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■ルネサンス―レオナルド・ダ・ヴィンチとその時代を一望する (ビジュアル博物館)
ルネサンス期の小説を読んだので、おさらいするために図書館で借りました。イタリアの都市国家の活気が伝わってきます。フィオリーノ金貨が24金で出来ているなら削ってくすねる輩が居てもおかしくないよなあ。これだけ多才なダ・ヴィンチがギリシア語もラテン語も出来なかったというのは意外。
読了日:3月12日 著者:アンドリュー ラングリー,森田 義之
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/26920234

■村上祥子のワクワクはじめてクッキング―ママと子どものお菓子のレシピ (Girls book)
電子レンジ発酵のパンのレシピが掲載されていたので図書館で借りました。こんなに簡単だなんて驚き。コンデスミルクの缶詰を缶が常にお湯に浸かっているように2時間ほど茹でるとミルクキャラメルが出来上がり。
読了日:3月12日 著者:村上 祥子
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■浮き草デイズ〈2〉
バイトに明け暮れつつ自分の道を目指すたかぎさんの一生懸命さに胸を打たれて、思わず泣きそうでした。家族での旅行の話にしんみりしたり、個展の準備頑張れと応援してみたり。朝食バイトのモモセさんはきっとお母さんみたいな気持ちでいたんじゃないかな。
読了日:3月12日 著者:たかぎ なおこ
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■四十代からの素敵を提案―西村玲子のおしゃれはわくわく
だんだん何を着ればいいのか分からなくなってきた気がして、「はじめに」を読むと頷いてしまいます。手作りの服は楽しいけれどハマる生地を探すのが大変。流行って面白いけどちょっと怖い。
読了日:3月12日 著者:西村 玲子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/26920031

■隕石誘拐―宮沢賢治の迷宮 (光文社文庫)
宮沢賢治をよく知らなくて先入観がなかったのが幸いしたのか、そういうふうに作品を解釈できるのか、って感じでした。妻と子供を誘拐された研二が必死に二人を探す一方、誘拐された稔美が本当に気の毒。誘拐した主犯の思想そのものがおぞましい。
読了日:3月12日 著者:鯨 統一郎
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■泥酔懺悔
酒飲みと下戸それぞれの言い分が詰まった一冊。女性作家ばかりなので、複雑な乙女心がちらっと垣間見えるところもあったりして、飲んでも飲まなくてもお酒って人生の一部なのかも。中島たい子「下戸の悩み」黙々とご飯を食べる姿はきっと圧巻。山崎ナオコーラ「ひとりでお酒を飲む理由」行動の全てを人と共にするのが苦手ってところに共感。
読了日:3月12日 著者:朝倉 かすみ,瀧波 ユカリ,平松 洋子,室井 滋,中島 たい子
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■日本人の9割は冷えている―免疫力、消化力、寿命を左右する“冷え”
湯たんぽを愛用するほど冷えている自覚はあるので、それじゃどうしたら?と思いつつ読みました。アーユルヴェーダから見た体質チェックは簡単に出来ていいけれど、回答に迷う質問もあったので、出来れば診て貰いたいかなあ。
読了日:3月12日 著者:蓮村 誠
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■パラドックス学園  開かれた密室 (カッパ・ノベルス)
パラパラ漫画に何の意味があるんだろうと、何度もパラパラしてしまった…!時空を越えて有名な作家たちがそれと知らずに集うパラドックス学園パラレル研究会。ワンダの正体がちょっと唐突な感じですが面白かったです。ミステリ小説の世界はパラダイス。
読了日:3月11日 著者:鯨 統一郎
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■聖遺の天使
香炉の秘密とアッラマーニの不可解な死体の謎。こちらが1作目と知らずに「旧宮殿にて」を先に読んでしまったけれど大丈夫でした。長編なので、宰相ルドヴィコのミラノとその周辺地域の雰囲気や、聖遺物の香炉があるとされるアッラマーニの居城の描写が丁寧。チェチリアがモデルの「白貂を抱く貴婦人」が描かれた瞬間に立ち会えたようでなんだか嬉しい。
読了日:3月11日 著者:三雲 岳斗
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■創作ことわざ絵本
ことわざを作ってみたらこうなった、っていうのが面白い。ちょっぴり皮肉が効いているものもあって、そういえばそうかも、なんて思ってしまいました。「学力と顔は比例せず」「学力と顔は比例する」仕方ないけどまあ頑張ろう。
読了日:3月10日 著者:五味 太郎
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■不健全な精神だって健全な肉体に宿りたいのだ〈2〉
占いやったり健康ドッグに入ったり走ったり、楽しいのか苦行なのか紙一重な企画が目白押し。高橋尚子並みの心肺機能を持つ作家はこの世に何人いるんだろうw不摂生な菅野さんよりさらに心配なのは編集長。どうか節制してください。
読了日:3月9日 著者:菅野 彰
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■サム・ホーソーンの事件簿〈2〉 (創元推理文庫)
リンドバーグやアメリア・エアハートの名前が出てくるし、この時代は飛行機がもたらす雄大なロマンに満ちていたんだろうなあ。「ブリキの鵞鳥の謎」の飛行機サーカス団が今でもあったら楽しそう。エイプリルと同じく気に入っていたので、ランアバウトは残念。
読了日:3月9日 著者:エドワード・D. ホック
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■マザーグースのお菓子絵本
マザーグースの世界を踏まえたお菓子の数々。洋菓子を作るときのコツを巻末にまとめているので分かりやすいし、難易度別にレシピを紹介しているので、初めてお菓子を作るひとには教科書のように使えるかも。うまく出来るかどうかわからないけど、マジパンのブタを作ってみたいなあ。
読了日:3月8日 著者:宮川 敏子
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■ミステリアス学園 (カッパ・ノベルス)
物語が入れ子のように連なり、「嵐の山荘」「ダイイングメッセージ」などのお約束のシチュエーションを駆使していて、この本そのものがミステリ講座とも呼べそう。ミスミス研の部員たちが減っていくのは現実なのか違うのか。最終話であかされる犯人の正体はかなり意外。どうか湾田くんが復活できますように。
読了日:3月8日 著者:鯨 統一郎
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■和菓子―フルーツと野菜がふんだん (講談社のお料理BOOK)
一般家庭にセルクル8個とか焼き印は無いんじゃないかなって思うけどそこはご愛嬌。和菓子とは言っても華やかな感じで、目でも楽しめるレシピの数々。果物や野菜に似せて作る練りきりは難しそうだけれど、材料が意外とシンプルなので、形にこだわらずに作ってみたい。日本のお菓子は四季と共にあるんだなあ。
読了日:3月7日 著者:金塚 晴子
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■もっと やにゃかさんぽ (花とゆめCOMICSスペシャル)
やにゃかに弟のまめ太が出来て、面倒見のいいエドさんミケさんのところはまた賑やかに。白大福シスターズがかしましくて可愛いし、シシにはまた会えて嬉しいな。わかつきさんの描く手と指先には表情があってそこが大好き。
読了日:3月7日 著者:わかつきめぐみ
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■烏に単は似合わない
お妃選びの時代物だと思っていたら、ファンタジーだしミステリでした。4人の姫君たちの性格と言動は家の事情が反映しているものだと納得出来るし、そう考えれば浜木綿はあっぱれ。どの家の姫君にもいろんな意味で裏切られたけれど、あせびにはやられたなあ。最後にようやく登場してきた若宮の容赦の無さがいかにも帝王な感じだけれど、乙女心を学ぶといいよ。
読了日:3月6日 著者:阿部 智里
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■みんなが知りたい!「世界遺産」がわかる本 日本編 (まなぶっく)
石見銀山の登録時の苦労を最近知ったので、日本の世界遺産に興味がわいて図書館で借りました。登録件数の多い京都には納得。神奈川県民なので、暫定リストでずーっと待機している鎌倉が登録されればいいなと思ってしまうけれど、同じくリストに載っている候補はどこも魅力的。
読了日:3月6日 著者:カルチャーランド
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■おいしい養生野菜レシピ
フォアグラだの伊勢海老だのを使っているので家庭で気軽に作れるレシピじゃないけれど、その土地で採れる旬の野菜を中心にした料理をもっと食べたいな。 
読了日:3月6日 著者:
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■不健全な精神だって健全な肉体に宿りたいのだ
このタイトルに落ち着くまでの迷走っぷりもまた一興。「ベトナムよちよち歩き」を先に読んでいたので裏話も楽しめました。前世は飢饉で餓死した子供な菅野さんにダイエットなんてとちょっと同情していたら、その後すぐ、ここ一、二年で痩せてしまったと書いてあって、時系列どうなってるんだ∑w
読了日:3月5日 著者:菅野 彰
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■どんぐりの食べ方―森の恵みのごちそう
どんぐりって食べられるんだっけ∑とちょっと驚いて、タイトルだけで図書館で借りてきました。あく抜きをしてから料理に使うわけですが、20gのどんぐり粉にするには結構な数のどんぐりを拾わないといけないかなあ。近くにどんぐりの生る木がないので残念だけれど、例えば子供と一緒に野外活動の一環でやったりするのは楽しそう。
読了日:3月5日 著者:井上 貴文
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■ヒヨコの蠅叩き (文春文庫)
群さんは大変だけれど、お母さまが買い物をしなくなったら何軒のお店が潰れるか(大袈裟)ってくらい、買い物しまくってますなあ。それだけ物欲があるっていうのはある意味うらやましいかも。
読了日:3月4日 著者:群 ようこ
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■親鸞の不在証明 (ノン・ノベル)
蓮如が六郎太と静に語って聞かせた五条丸家の殺人の真相が、どう書名に繋がるんだろうと思って読んでいたんですが、最後の最後でそうくるかって感じでした。でもご神体の説明にちょっと納得いかないなあ。その理屈ならツグミじゃなくてフミになるんじゃ?時を越えても、静の毒舌なところと六郎太の推理力は変わらない。
読了日:3月4日 著者:鯨 統一郎
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■これからも私の暮らし―西村玲子のおしゃれはわくわく〈3〉 (西村玲子のおしゃれはわくわく (3))
おしゃれして街を歩くことが街の風景そのものになるんだなあと思ったのが「銀座で見かけた素敵な人」、どんな服にするか選ぶのは日常的にやってることだけれど、自分自身にシビアな目がないと駄目だなあ。アロマキャンドルとかお香を焚いたりするのが好きなので、「その面倒なところが楽しい」というお友達の言い分は分かる気がします。
読了日:3月3日 著者:西村 玲子
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■サム・ホーソーンの事件簿〈1〉 (創元推理文庫)
禁酒法の時代、青年医師サム先生が遭遇する事件の数々を、老人になったサム先生が思い出話として語っている。黄色いランアバウトに乗るとからかわれるほどの牧歌的な田舎で起きる事件はどれも印象的、「有蓋橋の謎」は場面が想像しやすかった。シリーズ外の「長い墜落」も面白かった。本編と関係ないけど、初代ターザンのジョニー・ワイズミュラーはオリンピックの水泳選手だったなんて知らなかったなあ。
読了日:3月2日 著者:エドワード・D. ホック
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■今宵、バーで謎解きを (カッパ・ノベルス)
「森へ抜ける道」なのにワイングラスでワイン飲んでる∑とうっかり驚いてしまいましたが、どれも美味しそうなワインばかり。世界の童話・日本昔話ときて、今回はギリシャ神話を引用しつつ事件の謎解きをする桜川東子。ヤクドシトリオの昔話が本当に分からないけど、そういう時代を振り返って「こんなことあったよね~」と言い合える仲間がいるのはいいな。ミルクセーキっていう遊びの説明を何回読んでも理解できない;
読了日:3月1日 著者:鯨 統一郎
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■四十代からの暮らし 考える―西村玲子のおしゃれはわくわく〈2〉 (西村玲子のおしゃれはわくわく (2))
タイトルは「暮らし」だけれど、大橋さんの本なので、服装から見た暮らしというところ。服のデザインは年々違っているので、そこを意識しないとすぐに野暮ったくなる恐ろしさと、自分の年齢との戦いもあって、おしゃれって簡単そうで奥が深い。
読了日:3月1日 著者:西村 玲子
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