やわらかい螺旋

徒然なるままに

2012-09

2012-10-01 09:48:44 | 

2012年9月の読書メーター
読んだ本の数:64冊
読んだページ数:13457ページ
ナイス数:655ナイス
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■義経千本桜 (橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻(2))
絢爛豪華な歌舞伎の雰囲気がそのまま伝わってくる本当に美しい絵本。現実の歴史とは違う歌舞伎ならではの、幻想的な筋書きが楽しめます。なによりこの絵が綺麗で思わず息を呑みます。
読了日:9月30日 著者:橋本 治
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■Alexandrite (6) (花とゆめCOMICS)
未遂だったけどおめでとう、かな?アンブローシアが自分を好きだと確信できたってことだよね。バレンタインのドレスを着て踊ってるシーンが素敵。撮影でギリシャに来てレヴァインは父親の居場所を探し当てたけれど、やりきれない気持ちだろうなあ。
読了日:9月30日 著者:成田 美名子
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■猫除け 古道具屋 皆塵堂
巳之助に「陰気なすっとこどっこい」なんて言われてしまう庄三郎を軸に、皆塵堂の面々と太一郎も絡んで、ホラーではない怪談。太一郎の若旦那っぷりが堂々としていて安心したし、庄三郎が一段落したのも、なにもしていないはずの店主の伊平次の存在があるからかなと思える不思議。「猫除け根付」ロクでもねえことをした奴はいずれその報いを受ける。悪いことをするもんじゃない。最後の、忍び足で近づく鮪助を見たらきっとにやにやしてしまうだろうなあ。
読了日:9月29日 著者:輪渡 颯介
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■銃姫〈2〉The Lead In My Heart (MF文庫J)
おかえり、ジャン。って本当に言いたかったんだろうなあ、と思った途端にほろっときました。息子を待っていたナンネルさんの気持ちは本当に親の愛情そのもの。エルがセドリックを心配している理由はなんだろう。弟だからなのか、力の解放が強大すぎるからなのか。姉なのは分かっているけれど、なんだかエルが不気味に感じる。
読了日:9月29日 著者:高殿 円
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■探偵Xからの挑戦状!  3 (小学館文庫)
「殺人は難しい」自分だったら女じゃなくて男のほうを殺すだろうなあとか思ってしまいました。うん、ミホだよね。「ビスケット」姫宮さんと巫探偵にまた会えて嬉しい。なんて雅なダイイングメッセージ。「怪盗Xからの挑戦状」これは映像で見たかったなあ。探偵Xと怪盗Xのやり取りが面白いし、助手が助手の役割を果たしている。「ゴーグル男の怪」ホラーのようでぎょっとしてしまうけれど、事件から解決まで流れるように読めました。
読了日:9月29日 著者:北村 薫,島田 荘司,貫井 徳郎,米澤 穂信
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■純粋ツチヤ批判
色んな媒体に掲載されていたものをまとめているので、週刊誌連載じゃないものが読めて嬉しい。「一貫性のない生活」で、気がラクになりました。「迷い、後悔し、一貫性のない行動をしている方がはるかに面白いのではないだろうか。」面白がれる自分を面白がっているなあと見つめる自分でいるのも面白そう。「ようかん」…妻が四等分してから一人で全部食べるもの。四段階評価と同じぐらい意味のない行為の対象になるもの。
読了日:9月29日 著者:土屋 賢二
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■六枚のとんかつ (講談社文庫)
下らん、実に下らん、わははwって感じで読みました。東京の地下鉄を利用していたり土地勘があるので「丸の内~」のこれが謎になるのかと逆にびっくり。「最後のエピローグ」展開が読めすぎて、二人とも誤解に気がつけ~!
読了日:9月28日 著者:蘇部 健一
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■動物のお医者さん (第2巻) (白泉社文庫)
教授を吹き矢でやっつけちゃえば~?で、ハムテルと二階堂を胴上げしてる一団の顔が感謝に満ち溢れてるような気がしますw砂ねずみの仕分けの話しでほのぼの。
読了日:9月28日 著者:佐々木 倫子
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■Alexandrite (5) (花とゆめCOMICS)
オセロのコマっていうのが一瞬分からなかったけど、アンブローシアと同じタイミングで納得できて、かっこいーって思った気持ちにすとんと馴染めました。エレンにお兄さんが3人もいるのか、がんばれジェイク。
読了日:9月27日 著者:成田 美名子
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■銃姫〈1〉Gun Princess The Majesty (MF文庫J)
盗まれた銃姫を取り戻すためオリヴァントを追うセドリックと姉のエル、そしてアンの三人。銃姫の強大な力も気になるけれど、所々で感じるエルの謎ももっと気になる。セドリックとアンがそれぞれ自分自身に葛藤しているのに、エルだけが少し様子が違う感じがします。
読了日:9月27日 著者:高殿 円
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■ブルー・ハイドレード 〜転移〜 (集英社スーパーダッシュ文庫)
乗組員の9人全員が一枚岩じゃないし、中でもトパーズはそもそも仲間でもなんでもなかったところからスタートしていて、ソリカが警戒しているのは当然。エスニクが要塞ザルツバリカを持ち出したのは偶然かもしれないけれど、そこから先のシナリオはトパーズが自分自身のために書いたもの。9人はいつまで逃げられるのか、逃げ切れるのか。
読了日:9月27日 著者:海原 零
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■人柱はミイラと出会う
今の日本人にもあまり馴染みのない風習、人柱やお歯黒なんていうものが今の時代にも残っていたら、っていう設定が面白い。政治の舞台で暗躍する黒衣や一年間の厄年休暇なんて実際にあったらどうかな、って想像する楽しさもあります。外国人のリリーから見たら、日本の風習は奇妙なものばかりと思われても仕方ないかなあ、なんて思っていたら、最後のイースターエッグでやられましたw
読了日:9月26日 著者:石持 浅海
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■モップの魔女は呪文を知ってる (実業之日本社文庫)
キリコが出会う人たちは色んなトラブルを抱えているけれど、キリコ本人にも悲しい思いがあるからこそ、出会った人たちを助けられるのかも。「愛しの王女様」そんな酷いことをするなんて腹立たしいけれど、なっちゃんの愛情に救われた思いです。きっとプリンは幸せだろうなあ。「第二病棟の魔女」キリコが病院に居た理由にショック。
読了日:9月26日 著者:近藤 史恵
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■ブルー・ハイドレード 〜融合〜 (集英社スーパーダッシュ文庫)
状況の把握にちょっと手間取りました。無能な上官のせいで命を落としかけた有能な士官候補生たち8人と、カシオネのトパーズはこれからどうなるんだろう。好奇心を凌駕して人々に害意を抱かせるまでになったカシオネの隠された真実が何かは分からないけれど、カシオネの中でも突然変異体のトパーズがいまや必要とされていることは間違いない。
読了日:9月26日 著者:海原 零
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■Alexandrite (4) (花とゆめCOMICS)
乙女心をちらほら覗かせているアンブローシアだけれど、レヴァインがそれに気付くかどうかはまだ微妙なところ。父親との確執とルーズリーフが気になるなあ。ぴったりの指輪をアンブローシアに渡せる男の子がレヴァインだといいな。
読了日:9月25日 著者:成田 美名子
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■パズル自由自在 (講談社ノベルス)
雁ちゃんと語くんのくだりで、ようやくぴいくんの名前が分かってすっきりした気分です。千波くんの家が「千葉家前」なんてバス停があるほど広大すぎるのに、泥棒に入る度胸が良くあるなあと逆に感心してしまいました。どうやって逃げるつもりだったんだろう。チョコちゃんの千波くん好き好きパワーが炸裂してるし、ぴいくんのロリコンっぷりと服装センスには苦笑いするところだけど、それもまた味かなあ。友達とけんかしちゃったチョコちゃんの心配をして自分の演奏前に様子を見に来るなんて、千波くんって本当にいい奴。
読了日:9月24日 著者:高田 崇史
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■動物のお医者さん (第1巻) (白泉社文庫)
ハスキーを飼っていたので当時を思い出しながら読みました。般若の子犬だけどチョビ可愛いなあ。菱沼さんの服に目がいきがちだけれど、ハムテルと二階堂も意外とおしゃれさん。本筋とは関係のないような「祖母がまだ少女で恐竜がいたころのこと」とか、細かいところでも笑えて楽しい。
読了日:9月23日 著者:佐々木 倫子
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■消防署の秘密がズバリ!わかる本 (KAWADE夢文庫)
消防署で働くっていうのは、漠然と、火事を消し止めたり救急車で搬送したりってことだろうなとは思っていたけれど、ちゃんと任務をこなすためには体力も知識も必要で、一人前になるにはとても大変なんですね。消防車の色は「赤」じゃなくて「朱色」で、塗装が派手な蛍光朱色(オレンジ)はアリでも、赤にすると法規違反になるのが驚き。
読了日:9月23日 著者:謎解きゼミナール編
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■吉祥天女 4 (フラワーコミックス)
結果的には自分の家を守った小夜子だけれど、自分を利用しようとしたものたち全てに復讐をしたようにも見える。天女を妻にした男は果たして幸福だったんだろうか?
読了日:9月22日 著者:吉田 秋生
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■常識の世界地図 (文春新書)
日本に住んでいるとあまり宗教に縛られることはないけれど、他の国だと宗教こそが行動規範そのものってところが多いから、軽はずみなことは出来ない。中国や台湾では青は喪の色だけれどイギリスは英国王室のシンボルカラーだったりと、本当の意味でのグローバルスタンダードっていうのは無いんだなあ。
読了日:9月21日 著者:
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■空の帝国 7 (花とゆめCOMICS)
帝王イデアがいなくなり空っぽだった帝国に、今度はローズがローズとして君臨。ローズの帝国はイデアのときと違った意味で、そして右目のもとで育てられることになったちびっこイデムにとっても、良い国になるといいね。
読了日:9月21日 著者:喜多 尚江
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■フラジャイル―佐藤りえ歌集
美しい孤独を見せられているような気分になりました。「一人でも生きられるけどトーストにおそろしいほど塗るマーガリン」「たましいを半分ぐらい切り取ってきみにあげたい 果実のように」「もし君が死ぬ時ほんの一瞬をぼくで満たしてくれればいいや」
読了日:9月20日 著者:佐藤 りえ
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■空の帝国 6 (花とゆめCOMICS)
表紙のキリーとキアラが可愛い。利用できるならローズでもイデムでもどっちでもいいっていうヒンメルの態度はいっそ清々しい。他のひとたちはそこまで割り切ってる感じじゃないから、ローズにしてもイデムにしても、イデアに縛られてる感じがして苦しいんだろうなあ。
読了日:9月20日 著者:喜多 尚江
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■われ大いに笑う、ゆえにわれ笑う (文春文庫)
この屁理屈な文章が癖になって仕方ない。崎陽軒にシウマイがのってるカレーがあることを教えて差し上げたいけれど、本当に存在するかと問われたら、きっと助手のひとのようにうまく言えないだろうなあ。「趣味は苦しい」に妙に共感を抱いてしまい、趣味って実はそういうものなのかもと思ってしまいました。
読了日:9月19日 著者:土屋 賢二
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■吉祥天女 3 (フラワーコミックス)
おばさまはやりすぎたけれど、小夜子もとうとう自分の手で殺してしまったから、ひとのことは言えない気がする。小夜子が選ぶ「別の道」はきっと修羅の道。
読了日:9月19日 著者:吉田 秋生
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■夫はアスペルガー症候群
本人がアスペルガー症候群だと自覚して周りの人も知っているなら、それなりに対応のしようもあるのかもしれないけれど、そうじゃないと、本当に生きにくいだろうなと思いました。傲慢な態度で突飛な行動をされたらやっぱり怖いもの。そういう振る舞いをするひと全てがアスペルガーとも言えないだろうし、なかなか難しい。
読了日:9月18日 著者:羽鳥 ことえ
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■Alexandrite (3) (花とゆめCOMICS)
日本に行ったことでレヴァインが踏ん切りがつけられたなら良かった。柔道も空手もどちらも好きならそれでいいじゃないかと思うけど、自分の中でもやもやがあったんだろうなあ。アンブローシアが「男の子」としみじみしているのも気になるけれど、ジェイクはエレンの性別を確かめられるのだろうか。
読了日:9月18日 著者:成田 美名子
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■ブラッド・スクーパ - The Blood Scooper
ゼンが世間の習慣に疎いと言うことは先入観でものを見ないってことだと思いました。ノギは世間を渡ってきた経験で話し、ハヤは得た知識を元にして話している。二人に対してのゼンの態度が同じなので余計に公平な印象。竹の石の正体が何かは分からないけれど、分からないもののために死闘を演じることになるなんて。人を差し向けてでも欲しいという表向きの理由に使われるほど魅力的かどうかは、それを持つ人間次第なのかも。
読了日:9月17日 著者:森 博嗣
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■空の帝国 5 (花とゆめCOMICS)
イデムがこのままヒンメルに利用されてしまったらどうしよう。英里の言葉を気にしてイデアの遺体を壊そうとしたけど出来なかったのは、ローズが止めたからだけじゃないような。右目はイデアの何を隠しているんだろう。英里も何か企んでいるような気がする。
読了日:9月16日 著者:喜多 尚江
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■試験に出ないパズル 千葉千波の事件日記 (講談社文庫―千葉千波の事件日記)
ここに出てくるパズルはどれも難しいなあ;ぴいくんが好きだって言う「アナログ時計で、2時から3時の間に、長針と短針がぴったりと重なり合う時刻はいつでしょうか」みたいやなつは自分も好き。ひったくりを追いかけているときに誰と誰を船に乗せて、なんてややこしいことになって大丈夫かしらとか、ヨキコトキクなんて犬神家みたいだとか、パズル以外のところでも楽しめました。
読了日:9月16日 著者:高田 崇史
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■死神になった少年 (JUMP j BOOKS)
危ないところを萩原さんに止められて、森本くんも戦士の彼女たちも良かったけれど、自分の命も他人の命も、逃避の手段に使っちゃいかんよ。この絵をパスケースに入れるにはちょっと勇気がいるかなあ;
読了日:9月15日 著者:我孫子 武丸
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■吉祥天女 2 (フラワーコミックス)
由似子から小夜子の視点に移って小夜子のダークサイドがどんどん分かってくるにつれ、血なまぐさい出来事が続くなあ。登場してくる男性陣が力づくタイプばかりの中、由似子のお兄さんがいいひとで良かった。
読了日:9月15日 著者:吉田 秋生
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■続 ジャンボ旅客機99の謎 (二見文庫)
図書館で見かけて借りたので、前作は読んでいませんが、これだけでも充分に楽しめます。タイが引き合いに出されるのはどうしてかと思ったら、著者がタイの方でした。パイロットなんて華やかな職業だと思っていたんですが、健康管理に気を使い、半年や一年ごとに基準が厳しい資格審査をパスしなくちゃいけないなんて大変だなあ。でもそういう厳しさがあって安全な運行を支えているんですね。
読了日:9月14日 著者:エラワン・ウイパー
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■プチ哲学 (中公文庫)
プチと言うだけあって堅苦しくないのがいい。イラストが可愛いので和んでしまいます。どんな風に自分が考えるのか癖みたいなものが見えてくるし、違うやり方もあるっていうのが分かると発想が広がりそう。単純だけど奥が深い。
読了日:9月14日 著者:佐藤 雅彦
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■空の帝国 4 (花とゆめCOMICS)
イデムに「イデム」と認識しているひとがいることにローズがショックを受けるのは分かる気がする。だけどイデムはあくまでも「イデア」と差が無いと思っているから、そういうひとがいると気付いているかどうか。英里がイデアと出会った子供の頃の話が読めて嬉しい。
読了日:9月14日 著者:喜多 尚江
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■吉祥天女 1 (フラワーコミックス)
さしずめ小夜子は、羊の群れの中に紛れ込んだ羊の皮を被った狼。由似子や真理たちから見れば、遠野涼や久子も狼かもしれないけれど、擬態しようとしていないから、まだ「こういう高校生もいるね」って範囲。小夜子の家はちょっと複雑そう、どういう話になってくるのか楽しみです。
読了日:9月14日 著者:吉田 秋生
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■おいしいマクロビオティックごはん はじめの一歩―おなじみの食材で手軽に作れる穀物菜食 (セレクトBOOKS)
マクロビと知らされず出されても素直に美味しそうと思いつつ食べるだろうなあ。生命あるものはまるごと一つでバランスが取れていて、食べ物もできるだけ丸ごと食べよう、っていう概念は分かりやすい。毎日毎食はちょっと大変だし、いまの生活では現実的に無理なので、出来るときにやってみようかな。
読了日:9月13日 著者:石澤 清美
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■病気にならない免疫生活のすすめ (中経の文庫)
ある程度のストレスは仕方ないかもしれないけれど、強すぎると確実に体に影響してくるものなんですね。水だけ青汁だけでの生活は今現在はちょっと無理なので、せめて食事内容に気をつけたい。男性は怒りに、女性は冷えに気をつける。
読了日:9月13日 著者:安保 徹
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■快眠で「やせる体質」 (朝日新書)
睡眠不足は本当にいいことないなあ。寝つきがすごく悪いので、そのあたりを改善したいです。
読了日:9月13日 著者:坂根 直樹,小路 浩子
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■Alexandrite (2) (花とゆめCOMICS)
パーティ・クラッシングの仮装がかっこいい!アンブローシアも綺麗だなあ、あの格好で電車に乗れたり街を歩けるなんてすごい。シークレットサンタの一件から、アンブローシアに「もっとよくこいつを知りたい」と思わせていることに、レヴァインは気づいているかなあ。
読了日:9月13日 著者:成田 美名子
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■夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)
スイーツめぐりの夏休みなんていいな、小鳩くんを虜にしたシャルロットはどんな味なんだろう、なんて気楽に読んでいたはずなのに、気がつけば段々ときな臭くなってきて、そしてこんな結末なんて。狼な小佐内さんおそるべし。二人はこれからどうやって小市民を目指していくんだろう。
読了日:9月12日 著者:米澤 穂信
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■空の帝国 3 (花とゆめCOMICS)
同じクローンでも、イデアとは違うと思っているローズ、イデアと同じはずだと思っているイデム。右目が自分を行かせなかったことに腹を立ててるイデムの気持ちも分かるけど、クローンをまだ作れることを考えれば、右目が止めた意味合いがちょっと違う気もする。
読了日:9月12日 著者:喜多 尚江
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■春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)
個性を前面に打ち出し他人と違うのが美徳とされがちなのに、群集に埋もれる小市民を目指すとはなにごとだ、と思いつつ読んでいたんですが、小鳩くんも小佐内さんも、詳細は分からないもののそうしたい理由は重大だったんだろうなあ。だけどなかなかなりきれなくて、本来の自分が時々ひょっこり顔を出している。ずぼらでもいいから、健吾が作ったおいしいココア飲んでみたい。
読了日:9月11日 著者:米澤 穂信
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■棚から哲学 (文春文庫)
この母にしてこの息子あり、お母様の解説(談)が面白すぎて、これだけでも読む価値があったなあと思いました。「五月病にかかるまで」五月病はこうやって無限ループになっていくんだなと、なんだか納得しかかっています。
読了日:9月11日 著者:土屋 賢二
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■空の帝国 2 (花とゆめCOMICS)
イデアがリリアを好きだったとローズが知って、ただでさえ動揺しているところに、右目の画策でもうひとりのイデアのクローンが作り出され、またややこしいことに。キリーとキアラが意外と大きいなあ。
読了日:9月11日 著者:喜多 尚江
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■空の帝国 1 (花とゆめCOMICS)
初めて世界を統一した偉大なる帝王イデア。急死したイデアのクローンとして作られたローズが、オリジナルのイデアを知る人間たちを通して、自分自身を見つけられるといいな。リリカの髪型が可愛い。
読了日:9月10日 著者:喜多 尚江
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■ぼくの推理研究 (JUMP j BOOKS)
大人が自分の人間関係で悩んだりするのは、ある意味自業自得だったりするけれど、大人の人間関係が原因で子供を振り回したりするのは違うよなあ。大塚君も可奈子ちゃんも、親の気分や気持ちに翻弄されてつらかったと思う。萩原さんが避難所みたいな役割を果たしていて、それを必要としている子供がいるっていうのが切ない。
読了日:9月10日 著者:我孫子 武丸,石月 誠人
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■動物園の鳥 (創元推理文庫)
悪意に囲まれて生きるのはツライことだよね。でも、それを言い訳にして坂木は鳥井と友達になったのかと言えば、それだけじゃなかったはずだと思う。自分を檻の中に閉じ込めていたと鳥井が思っていたならそれは違って、いつでも鍵は開いていたし、その鍵は誰にも委ねていなかったことに気がついたかなあ。谷越みたいな奴ばかりじゃないけれど、そんな奴がいるのもまた事実。畠中恵の解説みたいに、物語が終わって始まるんだ。
読了日:9月9日 著者:坂木 司
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■ツチヤの貧格 (文春文庫)
なんともシュール。「もしも訴えられたら」なんてもう、読んでるだけで楽しくなってしまって、こんな裁判だったらぜひ見たい。教え子たちとのやりとりが面白いです。奥様はほんとうにこんな感じなのだろうか。
読了日:9月9日 著者:土屋 賢二
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■デッド・エンド -袋小路- (フラワーコミックス)
デイルがきっかけだったとは言え、双子のルーカスに自分のことを指摘されるまでずっと「自分」を知らなかったマークにしてみたら本当に袋小路。ルーカスにしてみても、マークの気持ちが分からないから、やっぱり袋小路に押し込められた気分だっただろうなあ。自分だけが自殺の原因を知ることになってデイルもやりきれないだろうけど、最後にマーク自身の力のあるプレイを見られて良かった。「タイタンへの招待客」足を踏まないように気をつけよう。
読了日:9月9日 著者:秋里 和国
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■W3(ワンダースリー) (2) (秋田文庫―The best story by Osamu Tezuka)
オチに感動して、最初からもう一度読み直しました。ワンダースリーの三人にありがとうと言いたい気持ちです。真一と友達になりたいっていうボッコの願いが叶って良かったなあ。
読了日:9月8日 著者:手塚 治虫
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■おんぶにだっこ (角川文庫)
マタニティブルーもあるし、24時間ずっと一緒に居る息苦しさだってある。誰だってメロメロな親ばかになるけど、楽しさだけじゃなくそういうこともあるよ、ってちゃんと隠さず書けるのは公平でいいなと思いました。けらえいこの「おまけコミック」ののんちゃんが可愛い。
読了日:9月8日 著者:北川 悦吏子
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■Alexandrite (1) (花とゆめCOMICS)
成田美名子の描くアメリカは本当に生き生きとしていて、作品は違っても、登場人物たちが同じ時間軸の中にいるってほのめかされる嬉しさがあって好きなのです。パーティ・クラッシングの仮装ネタはなんだろう、楽しみだなあ。
読了日:9月7日 著者:成田 美名子
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■われ笑う、ゆえにわれあり (文春文庫)
真面目にふざけているのか、ふざけてふざけているのか、もしかしたら真面目すぎて真面目と思えなくなっているかのどれか、って感じでした。何かを定義するのに紆余曲折しすぎてどこに向かうのか分からず四苦八苦、だけどなんだか楽しい。すべてを疑うのが哲学者の習性なら、この本が存在していることを疑うべきなのかなあ、なんて思わされてしまって、思考パターンが移りそう。柴門ふみの「ふみの恩返し」も良かった。スタイリーがある部屋なんてすごいなあ。
読了日:9月7日 著者:土屋 賢二
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■仔羊の巣 (創元推理文庫)
こんなに簡単に物事がとんとん拍子に進んでいくなんて現実にはないんだろうけれど、でもこの人たちなら、痛みを感じている理由をちゃんと気付かせてくれるって思えます。いつの間にか中心にいる鳥井はその役割を担えないけれど、段々と増えてきた周りの人がきっちりフォローしている安心感。栄三郎さんの存在感が頼もしい。えびすさまのようなサンタと民芸品の馬のようなトナカイ、見てみたいなあ。
読了日:9月6日 著者:坂木 司
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■W3(ワンダースリー) (1) (秋田文庫―The best story by Osamu Tezuka)
真一は乱暴者だけど、躊躇なく人助け出来たりして根はいい奴。ボッコが友達になりたいって思うのはなんとなく分かるなあ。世間的には漫画家の真一のお兄さんの活躍が、冒険活劇って感じで面白かったです。
読了日:9月6日 著者:手塚 治虫
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■ラインマーカーズ―The Best of Homura Hiroshi
愛嬌のある言葉遣いを楽しみながら読んでいくと、ごーふるみたいな狂気にぶつかったりと、一本調子にならないのが素敵。破調の歌が意外と多いけれど、定型にしようとするなんて無理だと思えてきます。「月光よ 明智に化けて微笑めば明智夫人が微笑み返す」「愚か者・オブ・ザ・イヤーに輝いた俺の帽子が飛ばされて 海へ」「ボールボーイの肩を叩いて教えよう自由の女神のスリーサイズを」
読了日:9月5日 著者:穂村 弘
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■自家製酵母のおいしいパン―すっごくかんたん!安心でおいしいパンをいろいろな酵母で作れます!
パンを焼くには、ドライか生のイーストを使うものだと思っていたので、こういう方法があるなんて目からウロコ。いちごとかヨーグルトとか、色んな素材から酵母ができるなんて凄いなあ。素材によってやっぱりパンの味が違ったりするんだろうか。ただ、簡単と思えるかどうかは微妙なところ、手間を惜しまず酵母の面倒を見られるなら良さそう。
読了日:9月4日 著者:相田 百合子
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■試験に敗けない密室―千葉千波の事件日記 夏休み編 (講談社ノベルス)
これだけ気合の入ったテストなら、自分だったらひっかかってもいいやと思ってしまいました。鷺次郎おじさま良いキャラしてる。「柱時計が三時を打つのに三秒かかりました。では九時を打つのに何秒かかるでしょう?」がどうして12秒なのか分からなくて、ものすごく悩みました。
読了日:9月3日 著者:高田 崇史
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■声優一年生 第3巻 (あすかコミックスDX)
光臨BLADEの1クール目が終わって、一海も劉生もそれぞれ何かを掴んだんだなあ。一海はとくに、興柳さんに声優の面白さを伝えようとするなんて凄い。ちょっと前なら自分自身も、役柄の設定に合わせて演技するなんて苦労していたことなのに。
読了日:9月3日 著者:如月 弘鷹
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■黒鷺死体宅配便スピンオフ  松岡國男妖怪退治(2) (カドカワコミックス・エース)
生臭坊主の笹山和尚、手広く色々やっていて、お金に対する嗅覚が鋭いなw松岡さんには隘勇線を越えないぎりぎりのところでこの時代を見て欲しい。
読了日:9月3日 著者:山崎 峰水
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■ミクロイドS (2) (秋田文庫―The best story by Osamu Tezuka)
これから先もギドロンは攻撃し続けてくるんだろうなっていう不吉な終わり方。スケバンたちの乱入でややこしいことが増えて大変だと思ったんですが、程度の大小の差はあっても、普段と同じ行動パターンっていうのは案外すごいのかも。急に怖くなってパニックになる気持ちもなんとなく分かる。
読了日:9月2日 著者:手塚 治虫
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■ファイナル・ミッション (Wings comics―ジョーカー・シリーズ)
ジョーカーは劣化して動けなくなってもリィンのことを思い、リィンは最後までジョーカーを信じていた。二人がもう一度出会って過ごした時間は本当に幸せだったと思う。だからリィンは悪いおじいさんにかどわかされても文句がなかったはず。リィンと一緒にジョーカーは未来への時間を刻んでいるんだよね。
読了日:9月1日 著者:道原 かつみ,麻城 ゆう
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■人生張ってます―無頼な女たちと語る (小学館文庫)
中村うさぎ本人の個性も強いから、対談相手もこのくらいじゃないときっと務まらないよなあと思うけれど、良くこれだけ集まったものだwここに出てくる人たちの共通点と言えば、自分の人生を生きてるぞって強さがあることかも。かなりパワーがあるので、疲れているときにはちょっと読むのがつらそうだけど、こういう生き方は凄いぞと思えました。
読了日:9月1日 著者:中村 うさぎ
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