2012年4月の読書メーター
読んだ本の数:72冊
読んだページ数:15353ページ
ナイス数:672ナイス
■真夜中のパン屋さん (ポプラ文庫)
真夜中に営業するパン屋っていうのが不思議な感じだけれど、真夜中だからパンの香りに癒されることもあるのかなっていうのは分かる気がします。自分が置かれている最悪な状況を嘆き悲しむのは簡単だけれど、どこまで割り切ることが出来るのか、あるいは出来ないのかを把握するのは大事なことだなあ。子供っていう立場なら余計に身に沁みるんだろうな。パンは誰にでも平等な食べ物、っていうのがぐっときました。
読了日:04月30日 著者:大沼紀子
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■エリア88 (5) (MFコミックス―フラッパーシリーズ)
地上空母とどうにか決着はついたものの、最前線基地としてのエリア88を失ったのはかなり痛い。けれど休息する間もなく新しい基地が待っている。供物は血の色、男の命。サキの弟リシャールも彼は彼なりの葛藤を抱える。ルンガ国第三王子キムが仲間入り。
読了日:04月29日 著者:新谷 かおる
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■ジェノサイド
全くの架空の話なのに現実のどこかにある話なんじゃないかと錯覚しそうなほど読み応えがありました。研人とイエーガーが繋がって大団円を迎えたとき人類の在り方について考えさせられました。研人と韓国人留学生の正勲とのやり取りにちょっと引っかかる部分がありますが、登場してくる人間たちの性格付けがきっちりしているので、視点が変わっても混乱することがありませんでした。人類の命運を握っている二人は我々をどうするだろう。
読了日:04月28日 著者:高野 和明
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■エリア88 (4) (MFコミックス―フラッパーシリーズ)
安田さんの危機を救ったのはロッキー、涼子の危機を救ったのは助けられた安田さん。みんな無事で本当に良かった。地上空母を探し出すために赤外線トレーサーをファントムに積んだけれど、シンの後ろに乗ったウォーレンはフランス語のマニュアルに苦戦中。緊迫した場面なのに最後のコマのウォーレンのセリフでちょっと毒気が抜かれました。頑張れ~。
読了日:04月28日 著者:新谷 かおる
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■QED 百人一首の呪 (講談社文庫)
殺人の謎解きはトリックらしいトリックが何も無く、えっ真相ってそんなことだったのかと逆の意味で驚きました。解説にもあるように、事件と百人一首は全く別々に進行していくけれど、並び終わった百人一首を見たら圧倒されました。タタルさんの知識が膨大で凄いなあ。
読了日:04月27日 著者:高田 崇史
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■空中庭園 (バーズコミックス リンクスコレクション)
アーイシャは健気で可愛いしカリムは男前だし、続きがあるならもっと読みたいくらいです。サバスとゼブルの双子も気になります。
読了日:04月27日 著者:ホームラン・拳
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■エリア88 (3) (MFコミックス―フラッパーシリーズ)
大和航空は神崎に乗っ取られ、エリア88にいるシンの耳にも届く。安田さんに一目ぼれした沢さん、見た目と刀で座頭市みたいだ。
読了日:04月27日 著者:新谷 かおる
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■エリア88 (2) (MFコミックス―フラッパーシリーズ)
サキと同じ飛行機に乗り合わせたのがきっかけになって、エリア88にシンが居るかもしれないと思う涼子と、神崎の態度に不審な点を抱く秘書の安田さん。孤児のジョゼが行動を共にするようになって、安田さんが堅いだけのひとじゃないのが分かって頼もしい。
読了日:04月27日 著者:新谷 かおる
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■猫島ハウスの騒動 (光文社文庫)
猫だらけの猫島で起きた事件のクライマックスは台風とリンクして、妙な高揚感を覚えつつ読めました。ポリス猫DCが最後に発見して七瀬巡査に教えてやりたかったことは何となくそうじゃないかと思っていたことだったので、猫の話を聞く能力が無いとDCに怒られなくてすんだかも。響子と虎鉄は修学旅行のときに何があったんだ。中学生になったヴィラ・マグノリアの双子が登場、ちゃんと時間が流れているんだねえ。
読了日:04月26日 著者:若竹 七海
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■本日のお言葉 2 (白泉社文庫 か 1-18)
川原作品から抜粋した言葉の数々。まさかここから抜いてくるのか、っていう意外なものもあったりしてチョイスの仕方が面白かった。AIBOの回し飼い企画の行く末がとても気になります。どんな性格のAIBOになったんだろう。
読了日:04月26日 著者:川原 泉
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■エリア88 (1) (MFコミックス―フラッパーシリーズ)
友の裏切りでアスラン国エリア88の空軍外人部隊に放り込まれた風間真。砂漠のこの地より生還し涼子に無事に会えるのか。従軍カメラマンのロッキーは脱出できたのかなあ。
読了日:04月26日 著者:新谷 かおる
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■ウィンター・ホリデー
普段よく利用する宅配便の裏側がこうやってひとつの作品で読めると、配達のひとに迷惑をかけないようにしようと思います。荷物が集中する時期は大変ですね;大和が父親らしくなるぞと願う一方で、息子の進と暮らしている母親の由希子の思いが垣間見え、それぞれの愛情を感じられました。みつ屋の桜井さんが出ていたりと他作品からのリンクも楽しめます。ハチさん便の新人くん頑張れよ~。コブちゃん男前!
読了日:04月25日 著者:坂木 司
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■迷仔 (GUSH COMICS)
どのお話も良かったです。シリアスなのに所々で笑えるのも楽しい。「ダイヤモンドは永遠に」武蔵の国の制圧がかかってるなら仕方ない…。巻末4コマの「ふたつの金星」気持ちが分かる!w
読了日:04月25日 著者:ホームラン・拳
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■僕は君の鳥になりたい。 (GUSH COMICS)
姉の恋人を好きになって云々って話はいくらでもあるのに、何故にこんなに切ない気持ちになるんだろう。自分の父親に少し距離感を感じていたり、姉に対して後ろめたい気分だったりと、心の中の癒えない渇きがじわじわっときます。小説家のおじさんが好きです、「悲劇」はお気の毒に・・・と思いつつ、ちょっと笑ってしまいました。
読了日:04月25日 著者:ホームラン・拳
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■BLOOD+ 夜行城市 (カドカワコミックスAエース)
これを先に読んで本家のBLOOD+があるのを知り後からアニメを見ました。味付けは如月節ですがアニメのハジの雰囲気がそのままここに再現されていているなあと思いました。余りハジは喋らないけれど、思いの強さが伝わってきます。あとがきの、ちょこんと座ってるハジが可愛い。
読了日:04月25日 著者:如月 弘鷹,アニプレックス,プロダクションI.G
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■太一×ケンタロウ 男子ごはんの本 その4
放送したレシピをまとめて見られるので重宝しています。ケンタロウさんが元気に復帰できますように。
読了日:04月24日 著者:国分 太一,ケンタロウ
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■本日のお言葉―名言366日の本 (白泉社文庫)
のんびりしているように見せかけて実は鋭い言葉の数々。元の作品も改めて読みたくなります。
読了日:04月23日 著者:川原 泉
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■妖花―ルビー・アンソロジー〈1〉 (ルビー・アンソロジー (1))
江森備めあてに購入。地獄で責め苦を受ける孔明の様子が読んでいて苦痛を感じるほど。その場に居合わせた魏延なら尚更だろうなあ。師匠の栗本薫はさすがの文章、自分のことなのにすこし遠くから見ているような距離感。須和雪里「そして朝が来る」旭の言動に今ひとつ乗れず、ペースをつかめないまま読み終わってしまったような印象。
読了日:04月22日 著者:栗本 薫
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■ロートケプシェン、こっちにおいで
いじめの話は良くあることだけど、良くあることだよねと済ませられない現実感。絶叫するような思いを掬い取るひとが一人でも居れば。読み終わってから書名を見ると温かいものを感じて胸がいっぱいになりました。酉乃さんにデレデレしてる須川くん可愛い。
読了日:04月21日 著者:相沢 沙呼
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■バツリスト
人が死なない復讐劇をお膳立てする協力者のなかに実は関係者がいました、っていうのがちょっとひっかかりますが、そのおかげで、最後までまだ何か隠されていることがあるんじゃないかと気を抜かずに読めました。弁護士の真坂先生はマサカさんのお兄さんかな。柿が入ってるカレーって食べてみたい。
読了日:04月21日 著者:蒼井上鷹
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■人生相談始めました
お客さんの人生相談に巻き込まれるモーさん、最後がそんな結末とは。謎解きというよりも、次から次へと降って沸いてくる相談事がドミノのように連鎖して、どっちの方向に転がっていくのかを想像するのが面白かったです。バー「レニ」の店長が出てきたりと、他の作品と空間が繋がっているのも楽しめました。レニの店長、そんなに思いつめてたなんて。
読了日:04月20日 著者:蒼井 上鷹
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■ソバ屋で憩う
ご隠居のように、お蕎麦屋さんでお酒を楽しんだりして憩うには、まだちょっと自分は年齢が足りないかも。ここに登場するお蕎麦屋さんがまだ健在なら、常連のひとも一見さんも良い時間を過ごせそう。
読了日:04月20日 著者:杉浦 日向子,ソバ好き連
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■クール・キャンデー (祥伝社文庫)
兄にかけられた殺人疑惑を晴らすために奮闘する妹の渚。主人公が中学生ということで、友達とのやりとりなんかを見てもいかにも子供っぽい。忍と仲直りするところなんか、ちょっと照れるほどの青春っぷり。最後の最後にくらうどんでん返しで衝撃を受けたあと、もう一度最初に戻って「この夏休みが人生最悪のシーズンになるなんて予想もしてなかった」のところを読むと、居ても立ってもいられない気持ちになります。
読了日:04月19日 著者:若竹 七海
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■ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)
栞子さんが自分の黒い部分を自覚して苦悩するあたり、やっぱり人間なんだねえ。良くも悪くも母親の影響は大きいもの。大輔は大事なところで推理が冴えてる、デートじゃないにしても、横浜の古書店まで一緒に行けるならいいじゃないか。カラーページの海岸の絵が綺麗。由比ガ浜から江ノ島を見た風景かなあ。
読了日:04月18日 著者:三上 延
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■ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
恥ずかしがり屋でもじもじしている栞子さんも好きですが、豊富な本の知識を話すと止まらない栞子さんも好きです。誰かの思いが本と一緒に流れ込んでいるようなビブリア古書堂の佇まい。舞台になっている大船~北鎌倉のあたりを思い浮かべながらしっとりした空気感に浸れました。栞子さんが怪我をした原因を思うとぞっとしますが、とりあえずひと段落ついて良かった。
読了日:04月18日 著者:三上 延
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■ハンプティ・ダンプティは塀の中 (ミステリ・フロンティア)
留置場のなかで繰り広げられる推理というのがなんだか楽しい。中に居るメンバーは犯罪者で、普通なら推理される側なのだ。探偵役のマサカさん自身が一番謎が多いというのも魅力的。「アダムのママは雲の上」ハッサンには気の毒だけれど、狭い空間の中に不審者(犯罪者の集まりだからみんな不審者と言えないこともないけど)が居たら警戒したくなるのも当然、自分自身の荷も下りたんじゃないかな。
読了日:04月17日 著者:蒼井 上鷹
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■東日本大震災に遭って知った、日本人に生まれて良かった (講談社プラスアルファ新書)
この内容だったら確かにこういう書名になるんだろうけれども、少し肩透かしを食らったような気がしました。書きたいことが多すぎて絞り込めず散漫になっているような。無理やり各章に繋げずに「はじめに」の内容をもっと濃く深く知りたかったです。ボランティアのひとたちを捕まえて「変ったことがしたいんじゃないの」とはなんと失礼な言い草。
読了日:04月17日 著者:吉岡 逸夫
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■僕の姉ちゃん
自分の弟とは絶対にこういう話はしないので、なんだかんだ言ってもこの二人は仲の良い姉弟なんだと分かります。帯にある「なんとなくそういうものだと思っていた女性観が崩れます」あんまり夢がなくなると可愛そうかもしれないけど、女性たちは夢に生きてるばかりじゃないのも分かってくれるといいな。第二ボタンを貰って嬉しいって真理。
読了日:04月16日 著者:益田 ミリ
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■乙女の教室
美輪さんのように美しく生きるには経験値がまだまだ足りないけれど、心がけようと強く思いました。年齢はただの数字、人間としてどう生きるかが大事。美しく微笑むひとになりたい。
読了日:04月16日 著者:美輪 明宏
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■堂場警部補の挑戦 (創元推理文庫)
そうかそれで「警部補」の「挑戦」なのかと腑に落ちるまでだいぶ時間がかかりましたが、仕掛けが分かった上で再度読んでみると、最後の文章に込められた諸々の事情を含めても永続的な安泰とは限らないぞと、将来の不安まで感じます。「堂場巡査部長最大の事件」巻き込まれた、引き起こした、両側の意味から考えてもなんて皮肉の効いたタイトル。
読了日:04月15日 著者:蒼井 上鷹
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■奥薗流・いいことずくめの乾物料理
長期保存が出来るせいで逆に、ストックはしてあるけれど死蔵しがちな乾物を徹底的に使って料理しようっていう気になります。麩のレシピがとても参考になりました、砕いて混ぜるって思いつかなかった。
読了日:04月14日 著者:奥薗 壽子
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■古書店アゼリアの死体 (光文社文庫)
最初はタイトルに違和感があったんですが、読み終わってから納得しました。次から次へと出てくる伏線に翻弄されるのが気持ち良かった。最後の最後で人間の持ってる闇を垣間見たような気がします。巻末で紅子さんが紹介しているロマンス小説をいつか読んでみたい。でもロマンスまつりに参加できるほど読み込めるかどうか自信ないけど;
読了日:04月13日 著者:若竹 七海
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■うろんな客
なかなかシュールな内容、訳文が五七調でテンポが良いので読みやすいです。解説文を読むまでそういう解釈なのだとは全然分からなかったんですが、それを抜きにしても、次から次へと色んなことをしでかす様子がなんだか憎めない。
読了日:04月13日 著者:エドワード ゴーリー
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■花祭 (リブレコミックス)
設定が現代だと思えないほど雅な世界観。芸を生業とする少年を花と呼び、花に投資するパトロンを花主と呼ぶ。春王と藤若の出会いには触れられていないけれど、藤若が自分を差し出してまで庭園と交換して欲しいと交渉に行くほど、春王に大事にされていたんだなあ。黒貂とゆきの話が好きです。
読了日:04月13日 著者:あき
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■歌姫 (ゼロコミックス)
将来的な希望に繋がる行動を村長になったトーマスが起こせたのはマリアのおかげ。カインはそう割り切れないかもしれないし、国王交代のごたごたに紛れて事実として浮かんでこないかもしれないけれど、ラーの言うとおり「償いは終わったんじゃないのかな」バッタを見るとしばらくトーマスを思い出してしまいそう。
読了日:04月13日 著者:あき
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■喜鬼 (GUSH COMICS)
どの眼鏡もいいけれど好きなのは使鬼。眼鏡じゃないけど。描き下ろしを含め隅々まで楽しませようっていうのがいいな。余韻の残るお話でした。
読了日:04月12日 著者:ホームラン・拳
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■ウチの探偵知りませんか? (ビーボーイコミックス)
明るく楽しくテンポ良く、探偵らしいことはあんまりしてないけれど、厄介ごとに巻き込まれても乗り切るぞっていう気合は買います。カラーも含め絵が本当に美しい。親父どのとママさんの組み合わせ、なんだか楽しそうだwご本人が色々と初挑戦なことばかりと言っていた意味が分かったような気がします。
読了日:04月12日 著者:如月 弘鷹
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■少女革命ウテナ (3) (小学館文庫)
世界は革命を待っているのだ。劇場版ってこんな話だったとは、妖艶な魔女っていう風情なアンシーもわりと好き。
読了日:04月11日 著者:さいとう ちほ,ビーパパス
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■少女革命ウテナ (2) (小学館文庫)
どんどん核心に近づいていって目が離せません。ウテナはどうする、アンシーはどうなる?
読了日:04月11日 著者:さいとう ちほ,ビーパパス
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■少女革命ウテナ (1) (小学館文庫)
助けてくれた王子様のようになりたいっていう能動的なウテナと、決闘の勝者のいいなりになる受動的なアンシー。ドラマチックな物語の幕開け。西園寺はアンシーをモノ扱いしているくせに、どうしてそんなに執着するんだろう。
読了日:04月11日 著者:さいとう ちほ,ビーパパス
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■着物あとさき
気楽に着物を着ましょう、っていう趣旨のエッセイは多いけれど、これはまさに正調、本気で着物を着ますよっていうエッセイ。着物を着る側も本気なら着物に携わる職人たちもまた本気なのだ。染め直したり染み抜きしたりと手をかけて慈しみ、母・幸田文から受け継いだ数々の着物は思い出もまた伝えていく。
読了日:04月11日 著者:青木 玉
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■紙魚家崩壊 九つの謎 (講談社文庫)
色んな雰囲気が楽しめる短編集。「紙魚家崩壊」うわあ本当に崩壊だ。両手が恋をするっていうのが面白い。「溶けていく」こんなに簡単に人間って壊れていくのかと思うとなんだか怖い。「白い朝」こういう謎ならロマンチックで素敵だなあ。
読了日:04月11日 著者:北村 薫
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■名も無き鳥の飛ぶ夜明け (3) (あすかコミックCL-DX)
白鷺と鴉、サリエルとベールゼブブ、蝙蝠、それぞれに決着がついて本当に良かった。神が起こした余分な奇跡のおかげでサリエルとベールゼブブが並んで街にいるところが幸せそう。
読了日:04月10日 著者:如月 弘鷹
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■名も無き鳥の飛ぶ夜明け (2) (あすかコミックスCL-DX)
白鷺と鴉を助けることになった蝙蝠もなんだか曰くありげ。裁定官の智天使が美しいなあ。
読了日:04月10日 著者:如月 弘鷹
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■名も無き鳥の飛ぶ夜明け (1) (あすかコミックスCL-DX)
これを読んで如月弘鷹を追いかけることになった記念の一冊。悪魔が白鷺で天使が鴉って名前が逆じゃないのかと思ったんですが、神の救いを求める悪魔と神の存在を疑う天使ならさもありなん。地獄の大公は何を目論んでいるのか。
読了日:04月10日 著者:如月 弘鷹
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■もっと大まかに生まれた女。
お盆の話と「花」で不覚にも泣きました。ケータイ番号を載せたスガヌーは仕事を貰えたんだろうか。
読了日:04月10日 著者:いのうえ さきこ
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■大まかに生まれた女。 (ブイウォーカー・コミックス・シリーズ)
右とじ左とじ縦横の統一が出来てなくて読むときにアワワな感じですが、中身を読むとそりゃ仕方ないねとなんとなく同情してしまいました。埋詩集と雪のふる家で笑いました。
読了日:04月10日 著者:いのうえ さきこ
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■ヴィラ・マグノリアの殺人 (光文社文庫)
ご近所の住人がこれだけ曲者ばかりだと、普通に静かに暮らせないだろうなあ。黄金のスープ亭のパンプキンスープの味を想像したり見覚えのある名前が出てきたりと細かいところで楽しめました。事件の真相はまさかそんなことだったとは。三島家の双子はいかにもあの年頃の女の子は、って感じ。
読了日:04月10日 著者:若竹 七海
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■JX’S (ゼロコミックス)
お茶するためにこんな大掛かりって凄いな。桜子のとぼけた感じが可愛い。
読了日:04月09日 著者:如月 弘鷹
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■奇跡の恋人 (ビーボーイコミックス)
「創世児」こういう絵柄のときもあったんですねえ。こういう出会い方ってあったらいいな。
読了日:04月09日 著者:如月 弘鷹
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■ソウル・キッス (あすかコミックスCL-DX)
朔太郎とアルが指輪なしでちゃんと出会えて良かった。主役の二人はこの話で完結した感じですが、イーのその後が気になります。天界でワンと指輪のことをアルに話したイーはどうなるんだろう。アルはそんな重大なことを聞いてもあんまりリアクションがなくて拍子抜け。
読了日:04月09日 著者:ホームラン・拳
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■KEEP OUT (バーズコミックス ルチルコレクション)
シェンイーの策士でツンデレなところがなんだかツボでした。冬姫の髪の毛は色々と大変そうだなあ、なんであんな髪型なんだ。でもそれもまたいいんだけど。
読了日:04月09日 著者:如月 弘鷹,ひちわ ゆか
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■スペクター (あすかコミックスCL-DX)
色々腑に落ちないこともありますが、面白く読めました。克哉と蘇芳は前向きに生きていって欲しいな。
読了日:04月09日 著者:如月 弘鷹
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■ぼくとアクマと魔法のことば (GUSH COMICS)
和泉兄弟よりお母様のほうが強そうだw辻本兄と狛犬の話にほろっときました。影はご飯食べるのも大変そうだなあ。
読了日:04月09日 著者:ホームラン・拳
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■ナンシー関―トリビュート特集 (KAWADE夢ムック)
ナンシー関目当てにどれだけ雑誌や本を買ったことか。テレビをこんな風に見ているひとがいるなんてどれだけ驚いたことか。あの文章とあの消しゴム版画がどこかでまだ見られるんじゃないかと思う自分がいるのに、寄せられた追悼文を読みながら猛烈な寂しさにも襲われています。下赤塚の文房具屋さん、いまでも仕入れた消しゴムまだあるのかな。
読了日:04月08日 著者:
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■オリンポス 2 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
ハーデスが問う「我等はいつより何故に何者によりここにいるのであろうか」のセリフで、もしも神が人間に認知されない存在だったらどうなんだろうと考えてしまいました。イリスとアルテミスのエピソードが印象的。
読了日:04月07日 著者:あき
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■オリンポス (1) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
ひらひらきらきらなアポロンに連れ去られたガニュメデスが閉じ込められた箱庭は綺麗なもので埋め尽くされているけれど、美しさが虚ろに感じます。ハインツが主人公じゃないあたりが余計に残酷。永遠はとてもつまらない。
読了日:04月07日 著者:あき
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■2分間ミステリ (ハヤカワ・ミステリ文庫)
推理と言うのは、知識をどれだけ持っていて持っている知識をどれだけ活用できるかにかかっている、というふうに思わされる一冊。空いてる時間に読めるので気楽に取り掛かれました。ちょっとした言葉の使い方も見逃さない注意力が探偵には必要だなあ。
読了日:04月07日 著者:ドナルド・J. ソボル
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■ホームズのいない町―13のまだらな推理 (FUTABA NOVELS)
短編一つ一つがどれも最終的に意味を成してくるのが圧巻。登場人物が作品ごとに脇役・主人公と入れ替わったり、出てきた事件の内容がリンクしてきたりと、飽きさせずに読ませます。段々と繋がりが込み入ってくるので、メモを片手に読めば良かった。
読了日:04月06日 著者:蒼井 上鷹
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■天使とデート
意外と多作なのにうっかりするとすぐ絶版になってしまうので、見つけたら読むことにしています。全体的に軽い感じなのですらっと読めますが、時々混ざるシリアスな部分でしんみり。描き下ろしの「僕の魔法使い」タバサがちょっとキリッとしてて、地上に来たばかりのときはこんな感じだったのかあ。
読了日:04月06日 著者:篠 有紀子
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■箱庭
一つのテーマに絞らずあれこれ詰め込んだ一冊。表紙からもその雑多具合が分かりますが、うるさくないのがいいところ。いろんなタイプの絵を描き分けているので見とれてしまいます。絵がうまいっていいなあ。帽子を被って笑われるっていうのは、似合ってないんじゃなくてデザインのせいだと思うんだ。
読了日:04月06日 著者:大田垣 晴子
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■ぱんだだ!―中国・日本パンダ紀行
本当にぱんだ尽くしでした。仔ぱんだ可愛いなあ、日本円に換算するのを忘れて終身里親いいなと思った編集イソダさんの気持ちが分かります。ぱんだグッズって色々あるものですね。持つのは厳しいけどバッグ欲しいかも。ぱんだ触りたいなあ。
読了日:04月05日 著者:大田垣 晴子
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■嫁っとかないと。
嫁に行くためモテ道を追求していても、なぜか自分らしくあるのが一番という結果に落ち着くのがいいな。なんでやねんと全国からのツッコミの声が聞こえてきそう。ダジャレセレクション最高。取っ手も取れるしね。
読了日:04月04日 著者:いのうえ さきこ
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■メイク・セラピー―顔と心に効くリハビリメイク
一番ひとめに晒されるパーツが顔なので、あざや傷があると男女を問わずやっぱり心にも傷を負うものだと思います。自分にも顔にちょっと傷があるのですごく良く分かる。完全に消せないまでも目立たなくなるだけでだいぶ心にゆとりが出てくるので、メイクの力を借りるのは悪いことじゃない。
読了日:04月03日 著者:かづき れいこ
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■二枚舌は極楽へ行く (双葉文庫)
それぞれの話がちょっとずつリンクしているような短編集。事件の全容が見えてもまるっきりほっと出来ないし、読んでるそばから登場人物と一緒に焦っているような気持ちになっていました。「天職」してやったりな場面が目に浮かびます。「冷たい水が背筋に」同じことをするかどうかは分からないけど、気持ちは理解できます。
読了日:04月03日 著者:蒼井 上鷹
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■九杯目には早すぎる (FUTABA・NOVELS)
登場人物のイライラ感が読んでいるこっちにも乗り移ってきそうな感じでした。「タン・バタン!」の小野寺さんみたいなひとって居るよなあ。超短編の「においます?」と「清潔で明るい食卓」はスラっと読みすぎてしばらくオチが分かりませんでした。
読了日:04月03日 著者:蒼井 上鷹
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■サンサル〈2〉 (MF文庫)
最近の本ではあまり見かけなくなりましたが、フリーハンドで描かれた自転車とか味があって好きです。ブロック塀のデザインがこれを読んでから気になってしまい、きょろきょろしながら歩いてしまいます。
読了日:04月02日 著者:大田垣 晴子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17897031
■サンサル〈1〉 (MF文庫)
表紙のこの柄の風呂敷があったら欲しいな、かわいい。猛烈に描き込んでいるかと思うとすらっとシンプルに線だけの絵もあって、落差があるところも楽しいです。お母様に言われてとった免許、運転されることはあるのかしらん。
読了日:04月02日 著者:大田垣 晴子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17897001
■ひとコマ日記 (ダ・ヴィンチ ブックス)
ひとコマの絵日記は絵が重要と思われがちだけれど、この大きさのコマの文章が読めるってすごいと思う。どこを切り取るかセンスが問われるのは絵だけじゃなくて文章もそうだよね。ニュース覚え書きは懐かしい事柄ばかり。2006年4月1日にワンセグ放送開始とか、もうそんなに前になるなんて。
読了日:04月02日 著者:大田垣 晴子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17896954
■岸辺の唄 (ホーム社漫画文庫)
翠湖に居る河伯のもとに水乞いの儀式で遣わされるものたち、そこに住むものたち。色んなドラマを織り込んでいるけれど窮屈にならず、むしろ伸びやかな気持ちで読めました。人間の業を垣間見た「予言」農民王のジンファの国はきっと穏やかな国になるんだろうなあ。
読了日:04月01日 著者:今 市子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17869709
■ヒラリー・クイーン――大統領への道 (光文社文庫)
フィクション・ノンフィクション入り乱れてるギャグ4コマ。当時の情勢が分かっているともっと楽しめそう。
読了日:04月01日 著者:いしいひさいち
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17869703
■かわいいこころ―気持ちよくスナオになれる85の方法
こころの個性は臓器の個性に繋がっていて、骨盤開閉のピーク時に極端なかたちで感情となって出てくるっていうのが面白かったです。チェックシートをやってみたら、肺臓タイプのDと腎臓タイプのEが同点でした。何年後かにやったらまた違う結果になりそう、ちょっと楽しみ。
読了日:04月01日 著者:寺門 琢己
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17869673
▼2012年4月の読書メーターまとめ詳細
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