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11R 第56回 宝塚記念(GI)
1 8 16 ラブリーデイ 牡5 58.0 川田将雅 2:14.4 488 +2 池江泰寿 6
2 3 6 デニムアンドルビー 牝5 56.0 浜中俊 2:14.4 クビ 450 +2 角居勝彦 10
3 1 1 ショウナンパンドラ 牝4 56.0 池添謙一 2:14.6 1 1/4 446 +4 高野友和 11
4 7 14 トーホウジャッカル 牡4 58.0 酒井学 2:14.7 1/2 484 0 谷潔 7
5 6 11 ヌーヴォレコルト 牝4 56.0 岩田康誠 2:14.7 クビ 446 -6 斎藤誠 3
6 4 8 ディアデラマドレ 牝5 56.0 藤岡康太 2:14.7 ハナ 454 -2 角居勝彦 8
7 6 12 レッドデイヴィス せん7 58.0 松若風馬 2:14.8 クビ 494 -4 音無秀孝 12
8 7 13 ラキシス 牝5 56.0 C.ルメール 2:14.8 クビ 478 +10 角居勝彦 2
9 2 3 ネオブラックダイヤ 牡7 58.0 秋山真一郎 2:14.9 クビ 518 0 鹿戸雄一 13
10 5 9 トウシンモンステラ 牡5 58.0 和田竜二 2:15.1 1 1/4 486 -8 村山明 16
11 4 7 ワンアンドオンリー 牡4 58.0 M.デムーロ 2:15.1 クビ 482 前計不 橋口弘次郎 4
12 1 2 トーセンスターダム 牡4 58.0 武豊 2:15.2 1/2 502 前計不 池江泰寿 9
13 3 5 カレンミロティック せん7 58.0 蛯名正義 2:15.4 1 456 +2 平田修 5
14 5 10 オーシャンブルー 牡7 58.0 松山弘平 2:15.5 3/4 436 -2 池江泰寿 15
15 8 15 ゴールドシップ 牡6 58.0 横山典弘 2:15.6 3/4 506 -4 須貝尚介 1
16 2 4 アドマイヤスピカ 牡5 58.0 幸英明 2:15.7 1/2 494 +2 松田博資 14
タイム
ハロンタイム 12.2 - 11.6 - 12.2 - 13.4 - 13.1 - 12.7 - 12.5 - 11.7 - 11.0 - 11.6 - 12.4
上り 4F 46.7 - 3F 35.0
コーナー通過順位
1コーナー 12,16,10,2,3,11(1,7,14)(5,8,13)9-4-6-15
2コーナー 12,16(2,10)3(1,11)(7,14)(5,8,13)9-4-6-15
3コーナー 12,16(2,10)3(1,11)(7,14)(5,8,13)9(6,4,15)
4コーナー 12,16(2,3,10)11(1,14)(7,8)13(5,9)6(4,15)
払戻金
単勝 16 1420円
複勝 16 470円 6 640円 1 1630円
枠連 3-8 750円
馬連 6-16 12900円
ワイド 6-16 3490円 1-16 11080円 1-6 10140円
馬単 16-6 19250円
3連複 1-6-16 157770円
3連単 16-6-1 528510円
【宝塚記念】ラブリーデイ初G1!デニムの猛追首差しのいだ ― スポニチ Sponichi Annex 競馬
春のG1を締めくくるグランプリ「第56回宝塚記念」が28日、阪神競馬場で行われた。断然人気のゴールドシップがスタートで立ち遅れ場内が騒然とする中、好位2番手から押し切ってG1初制覇を果たしたのがラブリーデイ。金子真人オーナーは2着にもデニムアンドルビーが入ってのワンツーフィニッシュでまさに馬名通りの一日となった。 【レース結果】
ゴール前は黄色と黒に青い袖の金子真人カラーの勝負服2頭が際どい争い。ラスト1F、先頭に抜け出したラブリーデイは1頭になってからも気持ちを切らさない。余力を振り絞ってグイッとひと伸び。デニムアンドルビーの猛追を首差でしのいでG1初制覇のゴールを駆け抜けた。川田がパートナーの力走を称えた。
「外からデニムアンドルビーが来ていたし、何とか粘ってくれと思いました。よくしのいでくれました。ゴールしてから(勝った)確信はなかったです」
先行策をイメージしていた鞍上の狙い通り好スタートを切った。枠順は大外16番。隣のゴールドシップがゲート内で立ち上がっても、慌てず騒がず。動揺するシーンはなかった。内からハナを主張したレッドデイヴィスに続く2番手のポジション。前半1000メートルが62秒5とゆったりした流れでも、しっかりためが利いていた。
「思ったより馬場をこなしてくれたし、何の心配もなく追い出すことができました」
昨年まで重賞では善戦止まり。今年5歳を迎え、年明けの中山金杯で弾みをつけると京都記念、前走・鳴尾記念と重賞を3勝。昨年の七夕賞6着以来のコンビとなった川田が「本当に力をつけて、たくましくなっているなと感じました」と褒めれば池江師も「後ろから見るとトモのつくりが父キングカメハメハにそっくり。成長しましたね」と評価。日々の調教が土台になり、長丁場で苦戦を強いられた阪神大賞典6着、天皇賞・春8着も糧になっている。池江師が続けた。
「阪神大賞典や天皇賞に使っていた分、川田君は我慢が利いたと言っていた。精神面が強くてマイペース。隣の馬が暴れていると萎縮してしまう馬が多いけど大丈夫だった」
池江厩舎は09年ドリームジャーニー、12年オルフェーヴルと3年おきにこのレースを制覇。偉大な先輩に続く勝利となった。今後について池江師は「オーナーと相談します。精神的にも肉体的にもタフ。どこに行っても力を出せるし、欧米やオーストラリア、日本の中距離戦線など視野を広くして秋のローテを決めたい」と期待を膨らませる。平日にたっぷり降った雨が乾き、陣営の希望通り良馬場でG1獲り。「まさにラブリーデイ(素晴らしい天気の一日)でしたね」と満面の笑みで締めくくった。
◆ラブリーデイ 父キングカメハメハ 母ポップコーンジャズ(母の父ダンスインザダーク)牡5歳 栗東・池江厩舎所属 馬主・金子真人ホールディングス 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績23戦7勝 総獲得賞金4億2806万1000円。
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・ラブリーデイ・・・終始、レッドデイヴィスの「番手」で競馬を進め、坂の手前で先頭。デニムアンドルビーの猛追を受けたが、内容としては申し分ない走りを見せ、GI初制覇にしてグランプリホースとなった。今年は中山金杯で初重賞勝ちを果たすや、続く京都記念ではキズナ、ハープスターの2強を撃破し、ひいてはこの勝利がこの馬の存在を強く印象付けるものとなった。続く阪神大賞典と春の天皇賞は距離が合わなかったため、振るわなかったが、前走の鳴尾記念では2着に2馬身の差をつけ快勝し、宝塚記念は穴人気となっていた。この流れでいくと、秋の天皇賞も当然のことながら中心視されるだろう。今後のローテーションにも注目だ。
・デニムアンドルビー・・・流れが合っていた、ということになる。流れさえ合えば、牡馬をも凌ぐ末脚を繰り出せる馬なだけに、ラブリーデイも一気に交わすかと思われたが、惜しくも届かなかった。
・ショウナンパンドラ・・・終始内々を通り、我慢の競馬を見せて粘りこんだ。この走りを今後に繋げてもらいたい。
・トーホウジャッカル・・・外目を通りながら、直線で伸びてきた。1回でも叩いていればもう少し内容のある走りができたであろうが、これで秋のシーズンが楽しみになった。
・ヌーヴォレコルト・・・直線では一瞬、先頭をうかがう勢いだったが、坂で伸び切れなかった。まだ本調子ではないのかもしれない。
・ラキシス・・・まったく見せ場がなかった。どうしたんだろう?
・ワンアンドオンリー・・・去年のダービーの頃にはまだ戻っていない。「燃え尽き症候群」になってないか心配。
・ゴールドシップ・・・ゲート入りはメンコをして入ったこともあり、スムーズだったが、ゲート内に入っている時間が長かったせいか、ゲートオープン前にまさかの立ち上がり。スタートで最後方追走馬よりもさらに5~6馬身ほど遅れたため、この時点でもう走る気をなくしていた様子。連覇時は気分よく反応していた3~4コーナー付近でも、今年は全く気合が入っていなかった。ほんと、「蓋を開けてみなければ分からない馬」とはこの馬のことである。
以下はアンカツ。
馬主と一部を除いて、ファンにはたまらねえ宝塚記念やったね。ゴールドシップは隣の馬見てわざと悪さしとるもんな。癖になりそうな出遅れ方や。主役が競馬に参加しとらんで、結果もああなる。ラブリーデイは天候から展開まで、全てがかみ合った。ここで手綱が戻ったユウガも然り、勝つ時はこんなもん。
デニムアンドルビーは展開問わずに差してくる不思議な馬。ただ、あの脚を使えた今回で勝ち切りたかったところ。それを阻止したんも金子さんの馬やから、不思議かつ凄いもんやね。ショウナンパンドラは無欲の一発。上手く乗ったもん勝ちの時計やし、この時期だけに、他がちょっとだらしなかったな。
2015年06月28日 JRA土日のおさらいと月曜から笠松けいばが開幕します☆
そして『宝塚記念』は「ゴールドシップ」か
らの3連複というヘタレな予想で、しかも結
果は、皆さんがご承知の通り。
今回、ドラマはゲート入り後に待ってました。
それでも緩い流れだったので、いつシップさ
んがスパートするかと思っていたのですが、
見せ場のないまま終わってしまいました。
最後の直線は諦めたのか、横山典ジョッキー
追わずに流した感じでした。
「デニムアンドルビー」は大いに気がありま
したが、評価を下げてしまった「ラブリーデ
イ」に勝たれてはどうしようもありません。
【宝塚記念】ラブリーデイGI初制覇!Gシップは大出遅れ - 予想王TV@SANSPO.COM
2015.6.28 15:49
28日の阪神11Rで行われた第56回宝塚記念(3歳上オープン、GI、芝2200メートル、16頭立て、1着賞金=1億5000万円)は、川田将雅騎手騎乗の6番人気ラブリーデイ(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)が2番手追走から抜け出してGI初制覇を果たした。断然人気に推されたゴールドシップは、ゲート内で立ち上がって大きく出遅れ、後方のまま15着に敗れている。タイムは2分14秒4(良)。
自分の競馬に徹した先に、栄光が待っていた。春のグランプリを制したのは伏兵ラブリーデイ。ゴールドシップが大きく出遅れて場内に悲鳴とざわめきが残る中、2番手から冷静に抜け出して押し切り、重賞4勝という大活躍の上半期を締めくくった。
波乱はスタートに待っていた。ゲート内で外枠の各馬がバタつくしぐさを見せ、人気のゴールドシップも駐立が不安定な状態。ちょうどゲートがあくタイミングで大きく立ち上がって致命的な出遅れを喫し、離れた最後方からのレースとなった。場内が大きくどよめく中、先頭に立ったのはレッドデイヴィス。スローペースに落とした逃げを打ち、2番手にラブリーデイがつける。その後ろにトーセンスターダム、オーシャンブルーが続き、ゴールドシップは鞍上が促しても進んでいかず、4コーナーでも後方のまま。早々と圏外に去った。これと対照的にクールなレース運びを見せたのがラブリーデイ。2番手から手応え十分に抜け出すと、ゴール前で猛追してきた同馬主のデニムアンドルビーを退け、歓喜のゴールに飛び込んだ。クビ差2着が10番人気のデニムアンドルビー。さらに1馬身1/4差の3着には11番人気のショウナンパンドラが入り、3連単は52万円台の波乱となった。
ラブリーデイは、父キングカメハメハ、母ポップコーンジャズ、母の父ダンスインザダークという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、金子真人ホールディングス(株)の所有馬。通算成績は23戦7勝。重賞はGIII中山金杯、GII京都記念、GIII鳴尾記念(2015年)に次いで4勝目。池江泰寿調教師は09年ドリームジャーニー、12年オルフェーヴルに次いで宝塚記念3勝目、川田将雅騎手は初勝利。
約1年ぶりのコンビで勝利に導いた川田騎手は「この子が力をつけてきて、GIを勝ち切ってくれたことが何よりよかったと思います。ペースが遅く、楽に2番手につけることができたので、あとはリズムだけ気を付けながら乗りました。いい流れでゆったり走れましたし、手応えも良かったです。心配していた馬場もこなしてくれて、心配なく追い出すことができました。同じ勝負服の馬(2着デニムアンドルビー)が迫っていることは分かったので、しのいでくれ…と思っていました。2歳の新馬の頃から乗せていただいて、その後も何度か乗せていただいた馬ですが、重賞を3勝してから乗せていただいて、レースに乗りながら力を付けていることを実感しました。しっかり自分の競馬をしてGIを勝ってくれましたし、これからも応援してあげてください」と成長したパートナーを褒め称えていた。