公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

公認会計士をやめて競艇選手に

2013-03-27 23:19:51 | 競艇
会計士からボートレーサーへ=異色の転身、26歳の渡辺

時事通信 3月27日(水)15時36分配信

 「実力がすべての世界に挑戦してみたかった」。公認会計士の職を捨て、ボートレースの世界に飛び込んだ26歳の渡辺雄朗は異色の選手だ。「人間性を磨き、お客さんに愛される選手になりたい」と端正な顔を引き締める。

 千葉県市川市出身。法大人間環境学部3年までは体育会ボクシング部で汗を流した。その後は毎日10時間の勉強で、在学中に難関の公認会計士試験に合格。卒業後、公認会計士事務所に就職したが、監査業務に当たった企業から「お金は払うから仕事はしないで」と頼まれ、驚いた。これは珍しいことではなく、現実を知って戸惑った。勤務先の幹部に疑問をぶつけたが、「顧客との関係を壊すわけにはいかない」として目をつぶるしかなかった。

 そのころ公営競技の存在を知り、「結果がそのまま表れる世界に身を置きたい」と真剣に思い始めた。両親にプロのボートレーサーになるための「やまと学校」(福岡県柳川市)受験を相談すると、母親の邦江さん(55)からは猛反対された。

 父の裕之さん(59)は「言い出したら聞かない子だから」と、落ちたら会計士の仕事に戻ることを条件に1回だけの受験を認めた。昨春、1664人が受験した試験で、わずか36人の合格者の中に渡辺の名はあった。約1年半の公認会計士の仕事から全く違う世界への転身が決まった。

 1年間の訓練生活を終え、19日の卒業記念レースでは4号艇の不利な位置から好位置につけ2着。得意のコーナーでも攻める走りを披露した。5月17日から多摩川レース場(東京)でプロレーサーとしての第一歩を踏み出す。 



卒業後、公認会計士事務所に就職したが、監査業務に当たった企業から「お金は払うから仕事はしないで」と頼まれ、驚いた。これは珍しいことではなく、現実を知って戸惑った。勤務先の幹部に疑問をぶつけたが、「顧客との関係を壊すわけにはいかない」として目をつぶるしかなかった。

要するに、公認会計士って、指導的かつ批判的監査が求められる一方、「お上」から押し付けられることなく、被監査会社と独自に監査契約を結んでいるため、「持ちつ持たれつ」の関係を求められる。つまりは本音と建て前が違う業界なのかもしれないが、渡辺はそうした体質がイヤだったのかもしれないな。

ま、競艇については持ちつ持たれつ、なんてことは「原則的」には通用しないし、それがバレるとクビになることもある。

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