公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

2006年度公営競技売上げ

2007-04-20 10:39:03 | 公営競技論

公営レーシングプレスに、2006年度(06・4月~07・3月)の公営競技の売上げが掲載されていた。

これによると、

中央競馬 総売り上げ 2兆8158億3241万1500円(前年比▲2.4%)

       1日あたり      97億4336万4746円(同▲2.8%)

競艇    総売り上げ    9703億8681万7200円(同▲0.4%)

       1日あたり        2億2994万9483円(同+0.4%)

競輪    総売り上げ    8610億5948万1900円(同▲1.9%)

       1日あたり        2億7758万2038円(同+4.2%)

地方競馬 総売り上げ    3760億3961万3000円(同+1.9%)

       1日あたり        2億4886万8000円(同+5.9%)

オート   総売り上げ    1098億5872万8400円(同▲2.9%)

       1日あたり        2億1797万3667円(同▲3.3%)

合計    総売り上げ  5兆1331億7705万2000円(同▲1.7%)

       1日あたり        5億3326万1692円(同+1.0%)

地方競馬が前年比、1日あたりの売上げともにプラスに転じていることが特筆されるところか。

競輪はF2開催削減効果により、1日あたりの売上げがプラスに転じている。

競艇も1日あたりではプラスだし、昨年度から積極的なボートピア開業ラッシュをかけていることを考えると、今年度はプラスに転じる可能性もある。

中央競馬、オートレースは販売拡大がなかったこともあり、マイナス計上にとどまっている。

こうしてみてみると、本場よりも場外依存体質がくっきりと現れている様相の公営競技。

確かに、このようなやり方についてはもうしばらく通用するようには思うが、相対的にみて客数が増えているとは思えない。

というのは、下記に挙げる1日あたりの入場者数のデータが物語っているから(競艇は利用者数表記のため除外)。

中央競馬 25915人(前年比▲6.3%)

オート     4782人(同▲5.4%)

地方競馬   3359人(同▲2.3%)

競輪     2779人(同▲6.6%)

全体をみれば、売上げだけみれば実質下げ止まっているとはいえ、パイはむしろ縮小しているような気もする。

しかも客層の高齢化はどの競技でも顕著化している。

販売経路の拡大ができなくなくなったときに、果たしてどうなってしまうのか、とシュミレーション考えておかねばなるまい。  


コメント (1)    この記事についてブログを書く
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1 コメント

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Unknown (通りすがり)
2007-04-20 11:24:04
×シュミレーション

○シミュレーション
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