ワコールHD 熊本と新潟の工場を来年3月閉鎖へ 生産拠点を集約 NHK 2024年8月26日 23時15分
大手下着メーカーの「ワコールホールディングス」は、国内にある子会社の生産拠点を集約するのに伴い、来年3月に熊本県と新潟県にある工場を閉鎖すると発表しました。
発表によりますと、閉鎖するのは、子会社が国内に持つ5つの工場のうち、熊本県と新潟県にある2つの工場で、来年の1月末に操業を停止し、およそ2か月後の3月下旬に閉鎖するとしています。
また、福岡県の工場については、下着などを製造する別の会社に事業を譲渡するということです。
この結果、国内の生産拠点は、長崎県と福井県の2つの工場に集約されることになります。
会社によりますと、閉鎖する2つの工場の200人余りの従業員については、希望退職を募るほか、存続する工場への異動にも対応するなどとしています。
会社では売り上げの減少などに伴って、昨年度まで2期連続で最終赤字となっています。
今回の生産拠点の集約は、収益力の改善に向けた構造改革の一環だということで、今後、国内では、高い技術力が必要な高価格帯の製品の生産に注力するとともに、それ以外の製品についてはベトナムなど海外での生産を増やしていくことにしています。
大手下着メーカーの「ワコールホールディングス」は、国内にある子会社の生産拠点を集約するのに伴い、来年3月に熊本県と新潟県にある工場を閉鎖すると発表しました。
発表によりますと、閉鎖するのは、子会社が国内に持つ5つの工場のうち、熊本県と新潟県にある2つの工場で、来年の1月末に操業を停止し、およそ2か月後の3月下旬に閉鎖するとしています。
また、福岡県の工場については、下着などを製造する別の会社に事業を譲渡するということです。
この結果、国内の生産拠点は、長崎県と福井県の2つの工場に集約されることになります。
会社によりますと、閉鎖する2つの工場の200人余りの従業員については、希望退職を募るほか、存続する工場への異動にも対応するなどとしています。
会社では売り上げの減少などに伴って、昨年度まで2期連続で最終赤字となっています。
今回の生産拠点の集約は、収益力の改善に向けた構造改革の一環だということで、今後、国内では、高い技術力が必要な高価格帯の製品の生産に注力するとともに、それ以外の製品についてはベトナムなど海外での生産を増やしていくことにしています。