東京マーケット・サマリー 2024年8月20日午後 6:17
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円
ユーロ/ドル
ユーロ/円
午後5時現在
146.55/146.57
1.1086/1.1087
162.47/162.50
NY午後5時
146.57/146.62
1.1085/1.1086
162.48/162.54
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク午後5時時点の水準から横ばいの146円半ばで推移している。ドルは日中、実需の売りが一巡した後は株高を背景としたリスク選好の円売りで買い戻しが優勢となったが、夕刻に入り再び水準を切り下げている。
<株式市場>
終値
前日比
寄り付き
安値/高値
日経平均
38062.92
674.3
37847.85
37,738.30─38,236.39
TOPIX
2670.54
29.4
2668.09
2,654.93─2,679.15
プライム指数
1374.45
15.1
1372.99
1,366.52─1,378.86
スタンダード指数
1231.75
16.98
1222.47
1,222.33─1,231.75
グロース指数
812.45
26.1
796.99
796.66─812.53
グロース250指数
634.78
22.75
621.12
620.81─634.84
東証出来高(万株)
173502
東証売買代金(億円)
39630.92
東京株式市場で日経平均は、前営業日比674円30銭高の3万8062円92銭と反発して取引を終えた。米国市場での株高や為替の円安を追い風に、半導体関連やハイテク株を中心に堅調に推移。後場にかけてドル/円が147円台を回復する中、株価も一段高となった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1488銘柄(90%)、値下がりは128銘柄(7%)、変わらずは30銘柄(1%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース)
0.227
ユーロ円金先(24年9月限)
───
3カ月物TB
───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースで0.227%になった。前営業日(0.227%)から横ばい。「引き続きビッドサイドの調達ニーズは堅調だった」(国内金融機関)という。
<円債市場>
国債先物・24年9月限
144.78
(+0.06)
安値─高値
144.64─144.86
10年長期金利(日本相互証券引け値)
0.885%
(変わらず)
安値─高値
0.890─0.875%
国債先物中心限月9月限は、前営業日比6銭高の144円78銭と4営業日ぶりに小反発して取引を終えた。20年利付国債入札を無難にこなしてもみ合う展開となった。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比変わらずの0.885%。
<スワップ市場・気配>
2年物
0.54─0.44
3年物
0.60─0.50
4年物
0.64─0.54
5年物
0.69─0.59
7年物
0.80─0.70
10年物
1.00─0.90
日経平均が大幅反発、円高一服で堅調な値動きも取引終了時に上げ幅縮小=20日後場/国内市況ニュース/ウエルスアドバイザー 2024/08/20 15:22
20日後場は日経平均株価が、前日比674円30銭高の3万8062円92銭と大幅反発、TOPIX(東証株価指数)が、同29.40ポイント高の2670.54ポイントと反発して取引を終えた。米国株式の堅調な値動きを受け、日本株も朝方から買いが先行した。外国為替市場で、円高が一服したことを支えに堅調な値動きが継続。日経平均は午後零時45分に、同847円77銭高の3万8236円39銭を付けた。その後は、戻り待ちの売りに上値を抑えられる格好で、取引終了時に上げ幅を縮小した。プライム市場の出来高は17億3502万株、売買代金は3兆9630億円。騰落銘柄数は値上がりが1488銘柄と9割に達した一方、値下がりは128銘柄で、変わらずは30銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち31業種が上昇、2業種が下落した。王子HD<3861>、日本紙<3863>などのパルプ紙株や、JR東日本<9020>、JR東海<9022>などの陸運株が上昇。住友鉱<5713>、フジクラ<5803>などの非鉄金属株や、JAL<9201>、ANA<9202>の空運株も高い。東電力HD<9501>、東ガス<9531>などの電気・ガス株や、テルモ<4543>、HOYA<7741>などの精密機器株も堅調。TOYO<5105>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株や、KDDI<9433>、ソフバンG<9984>などの情報通信株もしっかり。一方、ゆうちょ銀行<7182>、三井住友<8316>などの銀行株や、MRO<3064>、7&iHD<3382>などの小売株が下落した。
個別では、さくら<3778>、あいHD<3076>、ケアネット<2150>、M&A総研<9552>、JIA<7172>などが上昇。半面、瑞光<6279>、八十二銀<8359>、セブン銀行<8410>、DDグループ<3073>、松風<7979>などが下げた。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証)
2,088.68 +22.12 +1.07% -6.81% +20.06% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証)
1,838.05 +15.66 +0.86% -7.33% +23.42% 15:00
日経平均株価
38,062.92 +674.30 +1.80% -4.99% +21.02% 15:15
日経500平均
3,280.68 +56.47 +1.75% -4.57% +13.76% 15:15
TOPIX (東証株価指数)
2,670.54 +29.40 +1.11% -6.65% +19.60% 15:00
日経300指数
571.97 +6.17 +1.09% -6.65% +21.17% 15:15
東証REIT指数
1,753.95 +9.59 +0.55% +1.14% -5.38% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証)
1,389.38 +7.02 +0.51% -8.57% +24.96% 15:00
東証グロース市場250指数
634.78 +22.75 +3.72% -6.06% -11.14% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証)
2,989.60 +47.15 +1.60% -4.83% +14.51% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証)
2,659.23 +42.21 +1.61% -5.47% +11.69% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証)
2,717.93 +37.41 +1.40% -5.37% +21.33% 15:00
日経平均
現在値 38,062.92↓ (24/08/20 15:15)
前日比 +674.30 (+1.80%)
始値 37,847.85 (09:00) 前日終値 37,388.62 (24/08/19)
高値 38,236.39 (12:45) 年初来高値 42,426.77 (24/07/11)
安値 37,738.30 (09:12) 年初来安値 31,156.12 (24/08/05)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅反発、ファーストリテやソフトバンクGが2銘柄で約201円分押し上げ 15:48 配信
20日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり204銘柄、値下がり20銘柄、変わらず1銘柄となった。
19日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は236.77ドル高(+0.58%)の40896.53ドル、ナスダックは245.05ポイント高(+1.39%)の17876.77、S&P500は54.00ポイント高(+0.97%)の5608.25で取引を終了した。経済が急速な減速を回避しソフトランディングが可能との期待に買われ、寄り付き後、上昇。加えて、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁やカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、グールズビー・シカゴ連銀総裁が週末のインタビューで、相次いで9月の利下げに前向きな姿勢を示したことも支援し、段階的な利下げ期待に終日買いが先行した。半導体が支援し相場は終盤にかけ上げ幅を拡大して終了。
米国株の上昇や為替の円高進行が一服したことなどから、東京株式市場は買い優勢で取引を開始した。日経平均は37800円台でスタートした後、じりじりと上げ幅を広げ38000円台を回復。前日の下げ分を取り戻した格好だが、先物主導となっていることから物色の方向性は見えにくい。プライム市場の9割超が上昇する全面高の地合いとなったが、売買代金は3.9兆円と4兆円台を下回った。
大引けの日経平均は前日比674.30円高(+1.80%)の38062.92円となった。東証プライム市場の売買高は17億3502万株。売買代金は3兆9630億円。業種別では、パルプ・紙、陸運業、非鉄金属、空運業、電気・ガス業が上昇した一方、銀行業、小売業の2セクターのみ下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は90%、対して値下がり銘柄は7%となっている。
値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約152円押し上げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、セコム<9735>、テルモ<4543>、中外薬<4519>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップは7&iHD<3382>となり1銘柄で日経平均を約22円押し下げた。同2位はリクルートHD<6098>となり、味の素<2802>、三井物<8031>、日立<6501>、ディスコ<6146>、住友商<8053>などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 38062.92(+674.30)
値上がり銘柄数 204(寄与度+712.83)
値下がり銘柄数 20(寄与度-38.53)
変わらず銘柄数 1
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 44150 1550 152.01
<9984> ソフトバンクG 8528 253 49.62
<6857> アドバンテ 6660 136 35.57
<8035> 東エレク 28405 350 34.33
<9735> セコム 10205 558 18.24
<4543> テルモ 2674 60 15.56
<4519> 中外製薬 6933 147 14.42
<6954> ファナック 4165 88 14.38
<6762> TDK 9964 132 12.95
<9766> コナミG 12200 340 11.11
<9433> KDDI 4737 55 10.79
<7832> バンナムHD 3010 106 10.40
<2801> キッコーマン 1749 61 9.89
<6367> ダイキン工業 18075 300 9.81
<4568> 第一三共 5860 94 9.22
<4063> 信越化 6233 55 8.99
<6920> レーザーテック 29625 655 8.57
<2413> エムスリー 1393 104 8.16
<6988> 日東電工 11550 245 8.01
<3659> ネクソン 3058 111 7.26
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<3382> 7&iHD 1933 -228 -22.36
<6098> リクルートHD 8463 -61 -5.98
<2802> 味の素 5410 -100 -3.27
<8031> 三井物産 3083 -29 -1.90
<6501> 日立製作所 3510 -40 -1.31
<6146> ディスコ 45830 -190 -1.24
<8053> 住友商事 3373 -19 -0.62
<5831> しずおかFG 1335 -13.5 -0.44
<7011> 三菱重工業 1865 -11 -0.36
<8354> ふくおかFG 3937 -27 -0.18
<6301> 小松製作所 4154 -5 -0.16
<6178> 日本郵政 1423 -4.5 -0.15
<8316> 三井住友FG 10000 -40 -0.13
<9107> 川崎汽船 2118 -4 -0.12
<8058> 三菱商事 3024 -1 -0.10
<8802> 三菱地所 2397 -2.5 -0.08
<9432> 日本電信電話 152 -0.2 -0.07
<5401> 日本製鉄 3234 -14 -0.05
<1605> INPEX 2160 -1 -0.01
<5411> JFEHD 1951 -2 -0.01
日経平均寄与度
TOPIX
現在値 2,670.54↓ (24/08/20 15:00)
前日比 +29.40 (+1.11%)
始値 2,668.09 (09:00) 前日終値 2,641.14 (24/08/19)
高値 2,679.15 (14:33) 年初来高値 2,946.60 (24/07/11)
安値 2,654.93 (10:09) 年初来安値 2,206.73 (24/08/05)
東証業種別ランキング:パルプ・紙が上昇率トップ 15:39 配信
パルプ・紙が上昇率トップ。そのほか陸運業、非鉄金属、空運業、電力・ガス業、精密機器なども上昇。一方、銀行業が下落率トップ。そのほか小売業も下落。
業種名/現在値/前日比(%)
1. パルプ・紙 / 513.97 / 2.53
2. 陸運業 / 1,921.94 / 2.35
3. 非鉄金属 / 1,454.02 / 2.21
4. 空運業 / 211.91 / 2.20
5. 電力・ガス業 / 553.63 / 1.94
6. 精密機器 / 12,357.8 / 1.90
7. ゴム製品 / 4,267.94 / 1.83
8. 情報・通信業 / 5,710.49 / 1.83
9. 建設業 / 1,721.61 / 1.75
10. 倉庫・運輸関連業 / 2,832.49 / 1.67
11. 金属製品 / 1,408.91 / 1.67
12. 医薬品 / 4,067.81 / 1.61
13. サービス業 / 3,077.49 / 1.57
14. 証券業 / 581.46 / 1.50
15. その他製品 / 5,191.6 / 1.50
16. 電気機器 / 4,683.78 / 1.29
17. その他金融業 / 1,052.36 / 1.23
18. 化学工業 / 2,579.9 / 1.22
19. 繊維業 / 681.12 / 1.20
20. 保険業 / 2,552.52 / 1.20
21. ガラス・土石製品 / 1,404.92 / 1.14
22. 輸送用機器 / 4,355.59 / 1.14
23. 機械 / 3,060.71 / 1.04
24. 食料品 / 2,221.98 / 0.84
25. 不動産業 / 1,986.85 / 0.78
26. 水産・農林業 / 573.71 / 0.62
27. 石油・石炭製品 / 1,877.73 / 0.38
28. 海運業 / 1,803.84 / 0.34
29. 卸売業 / 3,717.26 / 0.20
30. 鉱業 / 631.66 / 0.16
31. 鉄鋼 / 731.27 / 0.14
32. 小売業 / 1,771.02 / -0.03
33. 銀行業 / 322.61 / -0.05
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 24,510.32↓ (24/08/20 15:00)
前日比 +249.63 (+1.03%)
始値 24,512.13 (09:00) 前日終値 24,260.69 (24/08/19)
高値 24,603.18 (12:45) 年初来高値 27,097.29 (24/07/11)
安値 24,378.55 (10:09) 年初来安値 20,186.59 (24/08/05)
東証プライム市場指数
現在値 1,374.45↓ (24/08/20 15:00)
前日比 +15.10 (+1.11%)
始値 1,372.99 (09:00) 前日終値 1,359.35 (24/08/19)
高値 1,378.86 (14:33) 年初来高値 1,516.57 (24/07/11)
安値 1,366.52 (10:09) 年初来安値 1,135.86 (24/08/05)
東証スタンダード市場指数
現在値 1,231.75↑ (24/08/20 15:00)
前日比 +16.98 (+1.40%)
始値 1,222.47 (09:00) 前日終値 1,214.77 (24/08/19)
高値 1,231.75 (14:33) 年初来高値 1,298.95 (24/07/17)
安値 1,222.33 (09:00) 年初来安値 1,049.75 (24/08/05)
東証グロース市場指数
現在値 812.45↓ (24/08/20 15:00)
前日比 +26.10 (+3.32%)
始値 796.99 (09:00) 前日終値 786.35 (24/08/19)
高値 812.53 (15:00) 年初来高値 986.46 (24/03/07)
安値 796.66 (09:00) 年初来安値 624.93 (24/08/05)
東証グロ-ス市場250指数は3日続伸、主力株買われ強い地合いに/グロース市況 17:17 配信
東証グロース市場指数:+26.10 ()
出来高2億3878万株:
売買代金1281億円:
東証グロース市場250指数:+22.75 ()
出来高1億6443万株:
売買代金977億円:
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数は10日続伸、東証グロース市場250指数は3日続伸。値上がり銘柄数は464、値下り銘柄数は93、変わらずは30。 19日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は236.77ドル高(+0.58%)の40896.53ドル、ナスダックは245.05ポイント高(+1.39%)の17876.77、S&P500は54.00ポイント高(+0.97%)の5608.25で取引を終了した。経済が急速な減速を回避しソフトランディングが可能との期待に買われ、寄り付き後、上昇。加えて、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁やカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、グールズビー・シカゴ連銀総裁が週末のインタビューで、相次いで9月の利下げに前向きな姿勢を示したことも支援し、段階的な利下げ期待に終日買いが先行した。半導体が支援し相場は終盤にかけ上げ幅を拡大して終了。 米国株高や為替の円高一服などを材料に、グロース市場は買い優勢で取引を開始。時価総額が大きいグロース市場コア20銘柄が総じて上げ幅を拡大するなど主力株が市場をけん引し、グロース市場指数、グロース市場250指数ともに上げ幅をじりじりと拡大する強い展開となった。売買代金はさほど膨らんでいないが、投資家心理の強さを確認できる一日に。 時価総額上位銘柄では、GMOフィナンシャルゲート<4051>、フリー<4478>、弁護士ドットコム<6027>、ウェルスナビ<7342>が大幅高となった。値上がり率上位銘柄では、寄付きから買い優勢となりストップ高となったポストプライム<198A>、上場来高値を更新したタイミー<215A>がランクイン。 一方、TOB価格にサヤ寄せしたJTOWER<4485>は狭いレンジでの売買に終始し上げ一服。値下がり率上位には、株価2桁の低位銘柄として物色が続いていたフルッタフルッタ<2586>、メディネット<2370>がランクインしたほか、クオリプス<4894>、キッズウェル・バイオ<4584>などバイオ関連の一角もランクイン。 東証グロース市場コア指数採用銘柄では、GMOフィナンシャルゲート、フリー、弁護士ドットコム、ウェルスナビのほか、GENDA<9166>、ispace<9348>が買われた。
グロース250
現在値 634.78↓ (24/08/20 15:00)
前日比 +22.75 (+3.72%)
始値 621.12 (09:00) 前日終値 612.03 (24/08/19)
高値 634.84 (15:00) 年初来高値 787.23 (24/03/07)
安値 620.81 (09:00) 年初来安値 482.29 (24/08/05)
東証REIT指数
現在値 1,753.95↑ (24/08/20 15:00)
前日比 +9.59 (+0.55%)
始値 1,752.00 (09:00) 前日終値 1,744.36 (24/08/19)
高値 1,756.89 (09:21) 年初来高値 1,845.33 (24/01/23)
安値 1,744.82 (09:40) 年初来安値 1,618.96 (24/08/05)
日経平均VI
現在値 27.61↓ (24/08/20 15:20)
前日比 -1.91 (-6.47%)
始値 27.35 (09:00) 前日終値 29.52 (24/08/19)
高値 29.34 (13:55) 年初来高値 85.38 (24/08/05)
安値 27.27 (09:00) 年初来安値 15.72 (24/07/02)
日経VI:低下、株価堅調で警戒感が緩和 16:05 配信
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は20日、前日比-1.91(低下率6.47%)の27.61と低下した。なお、高値は29.34、安値は27.27。今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まり、取引開始後も概ね堅調に推移した。一方、今週は、23日の衆参両院の閉会中審査での植田日銀総裁の発言や、同じく23日の「ジャクソンホール会議」でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演など、重要イベントが控えており、これらに対する警戒感も意識されているが、今日は株価が堅調で、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩和。日経VIは終日、昨日の水準を下回って推移した。
大証ラージ
現在値 変化 時間
大証ラージ(日中) 37,170.00 -920.00 08/19
大証ラージ(夜間) 37,800.00 +630.00 06:00
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
大証ミニ 24年09月限 37,815 +635 37,180 37,290 37,870 37,220 196,457 06:00
大証ミニ 24年10月限 37,600 +685 36,915 37,020 37,615 36,980 4,131 06:00
大証ミニ 24年11月限 37,620 +600 37,020 37,020 37,620 37,020 64 05:46
大証ラージ 24年09月限 37,800 +630 37,170 37,300 37,870 37,230 11,721 06:00
大証ラージ 24年12月限 37,600 +640 36,960 37,120 37,600 37,020 64 06:00
大証ラージ 25年03月限 37,560 +560 37,000 37,560 37,560 37,560 1 05:24
日経平均先物
現在値 37,800.00↓ (24/08/20 06:00)
前日比 +630.00 (+1.69%)
高値 37,870.00 (05:51) 始値 37,300.00 (16:30)
安値 37,230.00 (17:06) 前日終値 37,170.00 (24/08/19)
TOPIX先物
現在値 2,666.00↓ (24/08/20 06:00)
前日比 +38.00 (+1.45%)
高値 2,670.50 (03:47) 始値 2,634.00 (16:30)
安値 2,630.50 (17:07) 前日終値 2,628.00 (24/08/19)
JPX日経400先物
現在値 24,445.00↓ (24/08/20 06:00)
前日比 +290.00 (+1.20%)
高値 24,530.00 (03:46) 始値 24,215.00 (16:30)
安値 24,170.00 (17:07) 前日終値 24,155.00 (24/08/19)
グロース250先物
現在値 624.00↓ (24/08/20 06:00)
前日比 +14.00 (+2.30%)
高値 629.00 (05:44) 始値 610.00 (16:30)
安値 610.00 (16:30) 前日終値 610.00 (24/08/19)
NYダウ先物 円建
現在値 40,973.00↓ (24/08/20 05:54)
前日比 +349.00 (+0.86%)
高値 41,014.00 (01:56) 始値 40,752.00 (16:30)
安値 40,744.00 (17:05) 前日終値 40,624.00 (24/08/19)
CME日経平均先物 円建
現在値 37,810.00↓ (24/08/19 15:59 CST)
前日比 +160.00 (+0.42%)
高値 38,105.00 始値 37,645.00
安値 37,145.00 前日終値 37,650.00 (24/08/16)
日経先物 CME[ ¥=円建て(NIY) $=ドル建て(NKD) ]
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
CME¥ 24年09月限 37,810 +160 37,650 19,220 05:59
CME$ 24年09月限 37,875 +180 37,695 10,803 05:58
CME¥ 24年12月限 37,230 -210 37,440 16 19:26
CME$ 24年12月限 37,825 +180 37,645 25 05:46
SGX日経平均先物
現在値 37,860.00↑ (24/08/20 05:00 SGT)
前日比 +690.00 (+1.86%)
高値 37,870.00 始値 37,200.00
安値 37,185.00 前日終値 37,170.00 (24/08/19)
日経先物 SGX
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高
SGX 2024/09(日中) 37,170 0 38,055 0 0
SGX 2024/09(夜間) 37,860 +690 37,170 37,200 37,870 37,185 8,884
SGX 2024/12(日中) 36,925 0 37,810 0 0
SGX 2024/12(夜間) 37,480 +555 36,925 37,480 37,480 37,480 7
長期国債先物
現在値 144.670↑ (24/08/20 06:00)
前日比 -0.050 (-0.03%)
高値 144.810 (17:09) 始値 144.730 (15:30)
安値 144.660 (22:07) 前日終値 144.720 (24/08/19)
20日の日本国債市場概況:債券先物は144円78銭で終了 16:37 配信
<円債市場>
長期国債先物2024年9月限
寄付144円68銭 高値144円86銭 安値144円64銭 引け144円78銭
売買高総計22745枚
2年 463回 0.358%
5年 171回 0.500%
10年 375回 0.888%
20年 189回 1.730%
債券先物9月限は、144円68銭で取引を開始。米国の金利がやや低下したことや、財務省の20年債入札への警戒感後退から買いが優勢になったといわれ、144円64銭から144円86銭まで上げた。20年債入札の結果は無難との見方になり、その後も底堅く推移した。現物債の取引では、2年債が買われ、10年債と20年債が売られ、5年債はもみ合った。
<米国債概況>
2年債は4.05%、10年債は3.87%、30年債は4.12%近辺で推移。
債券利回りはほぼ横ばい。(気配値)
<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は2.24%、英国債は3.92%、オーストラリア10年債は3.95%、NZ10年債は4.19%。(気配値)
日本国債3年
年利回り 0.401 (24/08/20 04:00)
前日比 -0.002
日本国債5年
年利回り 0.506 (24/08/20 02:05)
前日比 -0.005
日本国債10年
年利回り 0.884 (24/08/20 02:05)
前日比 -0.007
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
中国 上海総合指数
2,866.66 -27.01 -0.93% -3.88% -8.47% 20:23
中国 上海A株指数
3,004.58 -28.30 -0.93% -3.90% -8.49% 20:23
中国 深センA株指数
1,595.49 -22.76 -1.41% -5.24% -21.79% 16:00
中国 深セン成分指数
8,252.87 -104.03 -1.24% -7.30% -20.03% 16:00
中国 上海B株指数
231.61 -3.49 -1.48% -0.12% -11.42% 20:23
中国 深センB株指数
1,088.30 -16.97 -1.54% -4.43% -5.87% 16:00
中国 上海50A株指数
2,346.64 -10.39 -0.44% -4.48% -6.42% 20:23
中国 上海180A株指数
7,464.71 -49.02 -0.65% -4.78% -6.42% 20:23
中国 上海新総合指数(G株)
2,422.40 -22.80 -0.93% -3.88% -8.47% 20:23
中国 創業板指数
1,567.97 -21.32 -1.34% -9.13% -26.00% 16:00
上海/シンセン CSI300指数
3,332.70 -24.27 -0.72% -5.83% -11.93% 20:23
中国 深セン総合指数
1,525.68 -21.77 -1.41% -5.24% -21.77% 16:00
香港 ハンセン指数 17,511.08 -58.49 -0.33% +0.54% -2.45% 17:08
ハンセン中国企業株指数(H株) 6,195.58 -30.28 -0.49% +0.50% +0.79% 17:08
ハンセン中国レッドチップ指数 3,576.80 -34.22 -0.95% -2.35% +1.01% 17:08
韓国総合株価指数 2,696.63 +22.27 +0.83% -3.54% +7.67% 18:05
S&P・BSEセンセックス 80,802.88 +378.20 +0.47% +0.25% +24.41% 20:56
インドCNX NIFTY指数 24,698.85 +126.20 +0.51% +0.68% +27.91% 20:40
加権指数 22,429.10 +19.47 +0.09% -1.92% +36.92% 15:30
S&P/ASX200指数 7,997.73 +17.29 +0.22% +0.33% +11.89% 15:58
NZX50種グロス指数 12,558.08 -104.03 -0.82% +1.89% +8.15% 14:47
FTSEブルサマレーシアKLCIインデックス 1,642.77 -5.93 -0.36% +0.38% +13.25% 18:05
ジャカルタ 総合指数 7,533.99 +67.15 +0.90% +3.28% +9.83% 18:00
シンガポール ST指数 3,370.31 +14.75 +0.44% -2.24% +6.19% 18:20
タイ SET指数 1,328.12 +4.74 +0.36% +0.83% -12.96% 19:03
ベトナム VN指数 1,272.55 +10.93 +0.87% +0.61% +8.03% 17:02
フィリピン 総合指数 6,944.76 +54.89 +0.80% +2.25% +10.40% 15:50
アジア株式市場サマリー 2024年8月20日午後 8:30
東南アジア株式市場の大半が上昇して引けた。市場は米連邦準備理事会(FRB)による9月利下げに関するさらなる手掛かりを求めて、週内に開催される米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」に注目している。
ジャカルタ市場の総合株価指数は3営業日続伸、史上最高値を更新した。
中国、香港両株式市場は反落。最近の経済指標が中国経済を巡る懸念を緩和できず、新たな刺激策も発表されていないため、投資家が様子見姿勢を取り、商いは低水準だった。
上海総合指数(.SSEC), opens new tab終値は27.0128ポイント(0.93%)安の2866.6610。上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数(.CSI300), opens new tab終値は24.264ポイント(0.72%)安の3332.703。
香港ハンセン指数(.HSI), opens new tab終値は58.49ポイント(0.33%)安の1万7511.08。ハンセン中国企業株指数(H株指数)(.HSCE), opens new tab終値は30.28ポイント(0.49%)安の6195.58。
中国人民銀行(中央銀行)はこの日、銀行貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)を市場の予想通り据え置いた。先月に主要な短期・長期金利を引き下げたことで銀行の利ざやが縮小し、追加緩和の余地が乏しくなっていた。 もっと見る
中国市場では大半のセクターが下落。上半期の低調な業績や需要を嫌気し石炭株(.CSI000820), opens new tabが3.6%安。金融(.CSI300FS), opens new tabが0.13%安、不動産(.CSI000952), opens new tabは1.42%安。生活必需品(.CSI000912), opens new tab、ヘルスケア(.CSI300HC), opens new tabもそれぞれ0.95%、1.1%下げた。
香港市場では本土不動産(.HSMPI), opens new tabが2%下落。金融(.HSNF), opens new tabは0.32%上昇した。
ソウル株式市場は反発。半導体関連の主要銘柄が上昇を主導した。投資家は22日の韓国銀行(中央銀行)の金融政策決定会合や、23日のジャクソンホール会合でのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長による講演を注視している。
半導体大手のサムスン電子(005930.KS), opens new tabは0.77%高、同業SKハイニックス(000660.KS), opens new tabは2.99%高。前日の米国市場では半導体大手エヌビディア(NVDA.O), opens new tabが4.4%上伸していた。
取引された937銘柄のうち、649銘柄が上昇、245銘柄が下落した。
外国人投資家は2544億ウォン(約1億9086万ドル)相当の買い越し。
シドニー株式市場は8営業日続伸。S&P/ASX200指数(.AXJO), opens new tabは一時、今月上旬以来となる8000ポイント台に乗せた。鉱業株とIT株が相場を主導したものの、不動産株安が重しとなり、狭いレンジでの推移となった。
鉱業株指数(.AXMM), opens new tabは鉄鉱石価格の上昇を背景に、1.1%高。BHPグループ(BHP.AX), opens new tabは一時1.5%高。BHPが権益を持つ世界最大の銅山、チリのエスコンディーダで18日、同社と労働組合が労使協定に署名した。銅の世界供給を脅かす恐れのあったストが終結した。
不動産株指数(.AXRE), opens new tabは1.6%安。不動産投資大手デクサス(DXS.AX), opens new tabは2024年通期決算で損失が拡大したことで、一時9.1%安と、4年超ぶり(訂正)の急落を演じた。
金融株指数(.AXFJ), opens new tabは0.3%高。4大銀行の一角、ANZグループ(ANZ.AX), opens new tabは0.6%高。
IT株指数(.AXIJ), opens new tabは米国市場のIT株高に追随し、1.3%高。
投資家は、政策金利の据え置きを決めたオーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)の政策会合議事録を精査した。
AETOSキャピタルグループの調査・分析責任者、グレン・イン氏は議事録について、今後の経済成長と労働市場に関する楽観的な見方と、サイクル終盤の利上げ見通しが併記され、バランスが取れていると指摘した。
終値
前日比
%
始値
高値
安値
コード
中国
上海総合指数
2866.6610
- 27.0128
- 0.93
2895.5506
2896.5194
2855.3293
(.SSEC)
前営業日終値
2893.6738
中国
CSI300指数
3332.703
-24.264
-0.72
3361.639
3362.334
3321.640
(.CSI300)
前営業日終値
3356.968
香港
ハンセン指数
17511.08
-58.49
-0.33
17661.69
17661.69
17449.99
(.HSI)
前営業日終値
17569.57
香港
ハンセン中国株指数
6195.58
-30.28
-0.49
6261.07
6261.07
6171.00
(.HSCE)
前営業日終値
6225.86
韓国
総合株価指数
2696.63
+22.27
+0.83
2699.74
2706.05
2686.06
(.KS11)
前営業日終値
2674.36
台湾
加権指数
22429.10
+19.47
+0.09
22464.07
22545.89
22369.25
(.TWII)
前営業日終値
22409.63
豪
S&P/ASX指数
7997.70
+17.30
+0.22
7980.40
8025.20
7980.40
(.AXJO)
前営業日終値
7980.40
シンガポール
ST指数
3370.31
+14.75
+0.44
3360.78
3380.64
3352.34
(.STI)
前営業日終値
3355.56
マレーシア
総合株価指数
1642.77
-5.93
-0.36
1649.56
1660.29
1637.45
(.KLSE)
前営業日終値
1648.70
インドネシア
総合株価指数
7533.985
+67.154
+0.90
7490.320
7538.157
7482.51
(.JKSE)
前営業日終値
7466.831
フィリピン
総合株価指数
6944.76
+54.89
+0.80
6930.80
7005.27
6930.80
(.PSI)
前営業日終値
6889.87
ベトナム
VN指数
1272.55
+10.93
+0.87
1261.62
1275.95
1261.62
(.VNI)
前営業日終値
1261.62
タイ
SET指数
1328.12
+4.74
+0.36
1327.25
1337.35
1323.94
(.SETI)
前営業日終値
1323.38
インド
SENSEX指数
80802.86
+378.18
+0.47
80722.54
80942.96
80517.95
(.BSESN)
前営業日終値
80424.68
インド
NSE指数
24698.85
+126.20
+0.51
24648.90
24734.30
24607.20
(.NSEI)
前営業日終値
24572.65
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド ▼0.82% 12,558.08 -104.03H:12,662.11L:12,531.8808/20
[CFD] 日本 日経平均 37,867.50 日経比:-195▼0.51%H:38,161L:37,83921:26
中国 上海B株 ▼1.48% 231.61 -3.49H:235.34L:230.9108/20
中国 上海A株 ▼0.93% 3,004.58 -28.30H:3,035.87L:2,992.7208/20
中国 深セン成分 ▼1.24% 8,252.87 -104.03H:8,367.38L:8,233.0708/20
中国 深センB株 ▼1.54% 1,088.30 -16.97H:1,105.94L:1,082.6708/20
中国 深センA株 ▼1.41% 1,595.49 -22.76H:1,618.83L:1,591.4308/20
[CFD] HangSeng サンデー 17,488.90 指数比:-22▼0.13%H:17,763L:17,42121:26
香港 レッドチップ指数 ▼0.99% 3,575.43 -35.59H:3,628.81L:3,557.1517:00
20日の中国本土市場概況:上海総合0.9%安で4日ぶり反落、大手銀株は連日で最高値 17:05 配信
20日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比27.01ポイント(0.93%)安の2866.66ポイントと4日ぶりに反落した。
投資家の慎重スタンスが再び強まる流れ。新規買い材料に乏しい中、本土マネーの流出や不動産業の業績不振などが改めてクローズアップされた。また、株式市場の売買代金に回復の勢いはなく、個人投資家の株式離れも不安視されている。寄り付き前に発表された実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、銀行貸出の指標となる1年物LPRは3.35%、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRは3.85%に据え置かれた。予想通りとあって、相場に対する影響は限られている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、エネルギー関連の下げが目立つ。中海油田服務(601808/SH)が2.8%安、中国海洋石油(600938/SH)が2.6%安、中国石油天然気(601857/SH)が2.0%安、中国中煤能源(601898/SH)が1.9%安、中国神華能源(601088/SH)が1.6%安で取引を終えた。原油安を嫌気。中東地域の緊張緩和で原油供給が増えるとの見方が強まり、昨夜のNY市場では、WTI原油先物が3.0%続落した。
不動産株も安い。金地集団(600383/SH)が2.8%、新湖中宝(600208/SH)が2.4%、緑地HD(600606/SH)が2.1%、保利発展控股集団(600048/SH)が1.7%ずつ下落した。
証券株もさえない。方正証券(601901/SH)が1.7%安、中国光大証券(601788/SH)が1.6%安、太平洋証券(601099/SH)と興業証券(601377/SH)がそろって1.5%安と値を下げた。医薬株、消費関連株、ハイテク株、素材株、インフラ関連株、公益株なども売られている。
半面、銀行株の一角は物色が続く。中国工商銀行(601398/SH)が1.9%高、中国建設銀行(601939/SH)が1.6%高、中国銀行(601988/SH)が0.8%高で引けた。それぞれ前日に続き上場来高値を更新している。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.49ポイント(1.48%)安の231.61ポイント、深センB株指数が16.97ポイント(1.54%)安の1088.30ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株)
20日の香港市場概況:ハンセン0.3%安で3日ぶり反落、好決算銘柄に利食い売り 18:00 配信
20日の香港市場は、主要82銘柄で構成されるハンセン指数が前日比58.49ポイント(0.33%)安の17511.08ポイントと3日ぶり、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が30.28ポイント(0.49%)安の6195.58ポイントと4日ぶりにそれぞれ反落した。売買代金は745億3270万香港ドルに縮小している(19日は944億1470万香港ドル)。
戻り売りが優勢となる流れ。上海総合指数はこのところ上昇基調を強め、足元で約1カ月ぶりの高値水準を回復していた。前日までの好地合いを継いで買い先行したものの、一段の好材料に乏しい中、指数は程なくマイナスに転じた。寄り付き前に発表された実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、銀行貸出の指標となる1年物LPRが3.35%、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRが3.85%に据え置かれた。予想通りとあって、相場に対する影響は限られている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、紙製サニタリー用品最大手の恒安国際集団(1044/HK)が6.5%安、政府系の華潤ビールHD(291/HK)が5.6%安、オンライン医療の京東健康(JDヘルス:6618/HK)が4.8%安と下げが目立った。華潤ビールと恒安国際集団は前日の昼に中間決算を発表。19日後場の株価は上昇で反応したが、この日は好材料の出尽くし感が意識された。また、京東健康も好決算を手がかりに、前日まで大幅続伸している。
セクター別では、中国の不動産が安い。中国奥園集団(3883/HK)が6.9%、世茂集団HD(813/HK)が4.6%、雅居楽集団HD(3383/HK)が3.3%、中国金茂HD(817/HK)が3.1%ずつ下落した。
石炭・石油セクターもさえない。エン鉱能源集団(1171/HK)が7.2%安、中国中煤能源(1898/HK)が1.4%安、中国石油天然気(857/HK)が2.3%安、中国海洋石油(883/HK)が1.9%安で引けた。原油安を嫌気。中東地域の緊張緩和で原油供給が増えるとの見方が強まり、昨夜のNY市場では、WTI原油先物が3.0%続落した。
半面、自動車セクターはしっかり。比亜迪(BYD:1211/HK)と華晨中国汽車HD(1114/HK)がそろって1.5%、蔚来集団(9866/HK)が1.3%、理想汽車(2015/HK)が1.0%ずつ上昇した。
一方、本土のA株市場は4日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.93%安の2866.66ポイントで取引を終了した。エネルギー株が安い。不動産株、証券株、医薬株、消費関連株、ハイテク株、素材株、インフラ関連株、公益株なども売られた。半面、銀行株は連日で物色されている。中国工商銀行(601398/SH)などは、前日に続き史上最高値を更新した。
亜州リサーチ(株)
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円
ユーロ/ドル
ユーロ/円
午後5時現在
146.55/146.57
1.1086/1.1087
162.47/162.50
NY午後5時
146.57/146.62
1.1085/1.1086
162.48/162.54
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク午後5時時点の水準から横ばいの146円半ばで推移している。ドルは日中、実需の売りが一巡した後は株高を背景としたリスク選好の円売りで買い戻しが優勢となったが、夕刻に入り再び水準を切り下げている。
<株式市場>
終値
前日比
寄り付き
安値/高値
日経平均
38062.92
674.3
37847.85
37,738.30─38,236.39
TOPIX
2670.54
29.4
2668.09
2,654.93─2,679.15
プライム指数
1374.45
15.1
1372.99
1,366.52─1,378.86
スタンダード指数
1231.75
16.98
1222.47
1,222.33─1,231.75
グロース指数
812.45
26.1
796.99
796.66─812.53
グロース250指数
634.78
22.75
621.12
620.81─634.84
東証出来高(万株)
173502
東証売買代金(億円)
39630.92
東京株式市場で日経平均は、前営業日比674円30銭高の3万8062円92銭と反発して取引を終えた。米国市場での株高や為替の円安を追い風に、半導体関連やハイテク株を中心に堅調に推移。後場にかけてドル/円が147円台を回復する中、株価も一段高となった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1488銘柄(90%)、値下がりは128銘柄(7%)、変わらずは30銘柄(1%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース)
0.227
ユーロ円金先(24年9月限)
───
3カ月物TB
───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースで0.227%になった。前営業日(0.227%)から横ばい。「引き続きビッドサイドの調達ニーズは堅調だった」(国内金融機関)という。
<円債市場>
国債先物・24年9月限
144.78
(+0.06)
安値─高値
144.64─144.86
10年長期金利(日本相互証券引け値)
0.885%
(変わらず)
安値─高値
0.890─0.875%
国債先物中心限月9月限は、前営業日比6銭高の144円78銭と4営業日ぶりに小反発して取引を終えた。20年利付国債入札を無難にこなしてもみ合う展開となった。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比変わらずの0.885%。
<スワップ市場・気配>
2年物
0.54─0.44
3年物
0.60─0.50
4年物
0.64─0.54
5年物
0.69─0.59
7年物
0.80─0.70
10年物
1.00─0.90
日経平均が大幅反発、円高一服で堅調な値動きも取引終了時に上げ幅縮小=20日後場/国内市況ニュース/ウエルスアドバイザー 2024/08/20 15:22
20日後場は日経平均株価が、前日比674円30銭高の3万8062円92銭と大幅反発、TOPIX(東証株価指数)が、同29.40ポイント高の2670.54ポイントと反発して取引を終えた。米国株式の堅調な値動きを受け、日本株も朝方から買いが先行した。外国為替市場で、円高が一服したことを支えに堅調な値動きが継続。日経平均は午後零時45分に、同847円77銭高の3万8236円39銭を付けた。その後は、戻り待ちの売りに上値を抑えられる格好で、取引終了時に上げ幅を縮小した。プライム市場の出来高は17億3502万株、売買代金は3兆9630億円。騰落銘柄数は値上がりが1488銘柄と9割に達した一方、値下がりは128銘柄で、変わらずは30銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち31業種が上昇、2業種が下落した。王子HD<3861>、日本紙<3863>などのパルプ紙株や、JR東日本<9020>、JR東海<9022>などの陸運株が上昇。住友鉱<5713>、フジクラ<5803>などの非鉄金属株や、JAL<9201>、ANA<9202>の空運株も高い。東電力HD<9501>、東ガス<9531>などの電気・ガス株や、テルモ<4543>、HOYA<7741>などの精密機器株も堅調。TOYO<5105>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株や、KDDI<9433>、ソフバンG<9984>などの情報通信株もしっかり。一方、ゆうちょ銀行<7182>、三井住友<8316>などの銀行株や、MRO<3064>、7&iHD<3382>などの小売株が下落した。
個別では、さくら<3778>、あいHD<3076>、ケアネット<2150>、M&A総研<9552>、JIA<7172>などが上昇。半面、瑞光<6279>、八十二銀<8359>、セブン銀行<8410>、DDグループ<3073>、松風<7979>などが下げた。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証)
2,088.68 +22.12 +1.07% -6.81% +20.06% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証)
1,838.05 +15.66 +0.86% -7.33% +23.42% 15:00
日経平均株価
38,062.92 +674.30 +1.80% -4.99% +21.02% 15:15
日経500平均
3,280.68 +56.47 +1.75% -4.57% +13.76% 15:15
TOPIX (東証株価指数)
2,670.54 +29.40 +1.11% -6.65% +19.60% 15:00
日経300指数
571.97 +6.17 +1.09% -6.65% +21.17% 15:15
東証REIT指数
1,753.95 +9.59 +0.55% +1.14% -5.38% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証)
1,389.38 +7.02 +0.51% -8.57% +24.96% 15:00
東証グロース市場250指数
634.78 +22.75 +3.72% -6.06% -11.14% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証)
2,989.60 +47.15 +1.60% -4.83% +14.51% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証)
2,659.23 +42.21 +1.61% -5.47% +11.69% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証)
2,717.93 +37.41 +1.40% -5.37% +21.33% 15:00
日経平均
現在値 38,062.92↓ (24/08/20 15:15)
前日比 +674.30 (+1.80%)
始値 37,847.85 (09:00) 前日終値 37,388.62 (24/08/19)
高値 38,236.39 (12:45) 年初来高値 42,426.77 (24/07/11)
安値 37,738.30 (09:12) 年初来安値 31,156.12 (24/08/05)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅反発、ファーストリテやソフトバンクGが2銘柄で約201円分押し上げ 15:48 配信
20日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり204銘柄、値下がり20銘柄、変わらず1銘柄となった。
19日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は236.77ドル高(+0.58%)の40896.53ドル、ナスダックは245.05ポイント高(+1.39%)の17876.77、S&P500は54.00ポイント高(+0.97%)の5608.25で取引を終了した。経済が急速な減速を回避しソフトランディングが可能との期待に買われ、寄り付き後、上昇。加えて、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁やカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、グールズビー・シカゴ連銀総裁が週末のインタビューで、相次いで9月の利下げに前向きな姿勢を示したことも支援し、段階的な利下げ期待に終日買いが先行した。半導体が支援し相場は終盤にかけ上げ幅を拡大して終了。
米国株の上昇や為替の円高進行が一服したことなどから、東京株式市場は買い優勢で取引を開始した。日経平均は37800円台でスタートした後、じりじりと上げ幅を広げ38000円台を回復。前日の下げ分を取り戻した格好だが、先物主導となっていることから物色の方向性は見えにくい。プライム市場の9割超が上昇する全面高の地合いとなったが、売買代金は3.9兆円と4兆円台を下回った。
大引けの日経平均は前日比674.30円高(+1.80%)の38062.92円となった。東証プライム市場の売買高は17億3502万株。売買代金は3兆9630億円。業種別では、パルプ・紙、陸運業、非鉄金属、空運業、電気・ガス業が上昇した一方、銀行業、小売業の2セクターのみ下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は90%、対して値下がり銘柄は7%となっている。
値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約152円押し上げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、セコム<9735>、テルモ<4543>、中外薬<4519>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップは7&iHD<3382>となり1銘柄で日経平均を約22円押し下げた。同2位はリクルートHD<6098>となり、味の素<2802>、三井物<8031>、日立<6501>、ディスコ<6146>、住友商<8053>などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 38062.92(+674.30)
値上がり銘柄数 204(寄与度+712.83)
値下がり銘柄数 20(寄与度-38.53)
変わらず銘柄数 1
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 44150 1550 152.01
<9984> ソフトバンクG 8528 253 49.62
<6857> アドバンテ 6660 136 35.57
<8035> 東エレク 28405 350 34.33
<9735> セコム 10205 558 18.24
<4543> テルモ 2674 60 15.56
<4519> 中外製薬 6933 147 14.42
<6954> ファナック 4165 88 14.38
<6762> TDK 9964 132 12.95
<9766> コナミG 12200 340 11.11
<9433> KDDI 4737 55 10.79
<7832> バンナムHD 3010 106 10.40
<2801> キッコーマン 1749 61 9.89
<6367> ダイキン工業 18075 300 9.81
<4568> 第一三共 5860 94 9.22
<4063> 信越化 6233 55 8.99
<6920> レーザーテック 29625 655 8.57
<2413> エムスリー 1393 104 8.16
<6988> 日東電工 11550 245 8.01
<3659> ネクソン 3058 111 7.26
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<3382> 7&iHD 1933 -228 -22.36
<6098> リクルートHD 8463 -61 -5.98
<2802> 味の素 5410 -100 -3.27
<8031> 三井物産 3083 -29 -1.90
<6501> 日立製作所 3510 -40 -1.31
<6146> ディスコ 45830 -190 -1.24
<8053> 住友商事 3373 -19 -0.62
<5831> しずおかFG 1335 -13.5 -0.44
<7011> 三菱重工業 1865 -11 -0.36
<8354> ふくおかFG 3937 -27 -0.18
<6301> 小松製作所 4154 -5 -0.16
<6178> 日本郵政 1423 -4.5 -0.15
<8316> 三井住友FG 10000 -40 -0.13
<9107> 川崎汽船 2118 -4 -0.12
<8058> 三菱商事 3024 -1 -0.10
<8802> 三菱地所 2397 -2.5 -0.08
<9432> 日本電信電話 152 -0.2 -0.07
<5401> 日本製鉄 3234 -14 -0.05
<1605> INPEX 2160 -1 -0.01
<5411> JFEHD 1951 -2 -0.01
日経平均寄与度
TOPIX
現在値 2,670.54↓ (24/08/20 15:00)
前日比 +29.40 (+1.11%)
始値 2,668.09 (09:00) 前日終値 2,641.14 (24/08/19)
高値 2,679.15 (14:33) 年初来高値 2,946.60 (24/07/11)
安値 2,654.93 (10:09) 年初来安値 2,206.73 (24/08/05)
東証業種別ランキング:パルプ・紙が上昇率トップ 15:39 配信
パルプ・紙が上昇率トップ。そのほか陸運業、非鉄金属、空運業、電力・ガス業、精密機器なども上昇。一方、銀行業が下落率トップ。そのほか小売業も下落。
業種名/現在値/前日比(%)
1. パルプ・紙 / 513.97 / 2.53
2. 陸運業 / 1,921.94 / 2.35
3. 非鉄金属 / 1,454.02 / 2.21
4. 空運業 / 211.91 / 2.20
5. 電力・ガス業 / 553.63 / 1.94
6. 精密機器 / 12,357.8 / 1.90
7. ゴム製品 / 4,267.94 / 1.83
8. 情報・通信業 / 5,710.49 / 1.83
9. 建設業 / 1,721.61 / 1.75
10. 倉庫・運輸関連業 / 2,832.49 / 1.67
11. 金属製品 / 1,408.91 / 1.67
12. 医薬品 / 4,067.81 / 1.61
13. サービス業 / 3,077.49 / 1.57
14. 証券業 / 581.46 / 1.50
15. その他製品 / 5,191.6 / 1.50
16. 電気機器 / 4,683.78 / 1.29
17. その他金融業 / 1,052.36 / 1.23
18. 化学工業 / 2,579.9 / 1.22
19. 繊維業 / 681.12 / 1.20
20. 保険業 / 2,552.52 / 1.20
21. ガラス・土石製品 / 1,404.92 / 1.14
22. 輸送用機器 / 4,355.59 / 1.14
23. 機械 / 3,060.71 / 1.04
24. 食料品 / 2,221.98 / 0.84
25. 不動産業 / 1,986.85 / 0.78
26. 水産・農林業 / 573.71 / 0.62
27. 石油・石炭製品 / 1,877.73 / 0.38
28. 海運業 / 1,803.84 / 0.34
29. 卸売業 / 3,717.26 / 0.20
30. 鉱業 / 631.66 / 0.16
31. 鉄鋼 / 731.27 / 0.14
32. 小売業 / 1,771.02 / -0.03
33. 銀行業 / 322.61 / -0.05
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 24,510.32↓ (24/08/20 15:00)
前日比 +249.63 (+1.03%)
始値 24,512.13 (09:00) 前日終値 24,260.69 (24/08/19)
高値 24,603.18 (12:45) 年初来高値 27,097.29 (24/07/11)
安値 24,378.55 (10:09) 年初来安値 20,186.59 (24/08/05)
東証プライム市場指数
現在値 1,374.45↓ (24/08/20 15:00)
前日比 +15.10 (+1.11%)
始値 1,372.99 (09:00) 前日終値 1,359.35 (24/08/19)
高値 1,378.86 (14:33) 年初来高値 1,516.57 (24/07/11)
安値 1,366.52 (10:09) 年初来安値 1,135.86 (24/08/05)
東証スタンダード市場指数
現在値 1,231.75↑ (24/08/20 15:00)
前日比 +16.98 (+1.40%)
始値 1,222.47 (09:00) 前日終値 1,214.77 (24/08/19)
高値 1,231.75 (14:33) 年初来高値 1,298.95 (24/07/17)
安値 1,222.33 (09:00) 年初来安値 1,049.75 (24/08/05)
東証グロース市場指数
現在値 812.45↓ (24/08/20 15:00)
前日比 +26.10 (+3.32%)
始値 796.99 (09:00) 前日終値 786.35 (24/08/19)
高値 812.53 (15:00) 年初来高値 986.46 (24/03/07)
安値 796.66 (09:00) 年初来安値 624.93 (24/08/05)
東証グロ-ス市場250指数は3日続伸、主力株買われ強い地合いに/グロース市況 17:17 配信
東証グロース市場指数:+26.10 ()
出来高2億3878万株:
売買代金1281億円:
東証グロース市場250指数:+22.75 ()
出来高1億6443万株:
売買代金977億円:
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数は10日続伸、東証グロース市場250指数は3日続伸。値上がり銘柄数は464、値下り銘柄数は93、変わらずは30。 19日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は236.77ドル高(+0.58%)の40896.53ドル、ナスダックは245.05ポイント高(+1.39%)の17876.77、S&P500は54.00ポイント高(+0.97%)の5608.25で取引を終了した。経済が急速な減速を回避しソフトランディングが可能との期待に買われ、寄り付き後、上昇。加えて、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁やカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、グールズビー・シカゴ連銀総裁が週末のインタビューで、相次いで9月の利下げに前向きな姿勢を示したことも支援し、段階的な利下げ期待に終日買いが先行した。半導体が支援し相場は終盤にかけ上げ幅を拡大して終了。 米国株高や為替の円高一服などを材料に、グロース市場は買い優勢で取引を開始。時価総額が大きいグロース市場コア20銘柄が総じて上げ幅を拡大するなど主力株が市場をけん引し、グロース市場指数、グロース市場250指数ともに上げ幅をじりじりと拡大する強い展開となった。売買代金はさほど膨らんでいないが、投資家心理の強さを確認できる一日に。 時価総額上位銘柄では、GMOフィナンシャルゲート<4051>、フリー<4478>、弁護士ドットコム<6027>、ウェルスナビ<7342>が大幅高となった。値上がり率上位銘柄では、寄付きから買い優勢となりストップ高となったポストプライム<198A>、上場来高値を更新したタイミー<215A>がランクイン。 一方、TOB価格にサヤ寄せしたJTOWER<4485>は狭いレンジでの売買に終始し上げ一服。値下がり率上位には、株価2桁の低位銘柄として物色が続いていたフルッタフルッタ<2586>、メディネット<2370>がランクインしたほか、クオリプス<4894>、キッズウェル・バイオ<4584>などバイオ関連の一角もランクイン。 東証グロース市場コア指数採用銘柄では、GMOフィナンシャルゲート、フリー、弁護士ドットコム、ウェルスナビのほか、GENDA<9166>、ispace<9348>が買われた。
グロース250
現在値 634.78↓ (24/08/20 15:00)
前日比 +22.75 (+3.72%)
始値 621.12 (09:00) 前日終値 612.03 (24/08/19)
高値 634.84 (15:00) 年初来高値 787.23 (24/03/07)
安値 620.81 (09:00) 年初来安値 482.29 (24/08/05)
東証REIT指数
現在値 1,753.95↑ (24/08/20 15:00)
前日比 +9.59 (+0.55%)
始値 1,752.00 (09:00) 前日終値 1,744.36 (24/08/19)
高値 1,756.89 (09:21) 年初来高値 1,845.33 (24/01/23)
安値 1,744.82 (09:40) 年初来安値 1,618.96 (24/08/05)
日経平均VI
現在値 27.61↓ (24/08/20 15:20)
前日比 -1.91 (-6.47%)
始値 27.35 (09:00) 前日終値 29.52 (24/08/19)
高値 29.34 (13:55) 年初来高値 85.38 (24/08/05)
安値 27.27 (09:00) 年初来安値 15.72 (24/07/02)
日経VI:低下、株価堅調で警戒感が緩和 16:05 配信
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は20日、前日比-1.91(低下率6.47%)の27.61と低下した。なお、高値は29.34、安値は27.27。今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まり、取引開始後も概ね堅調に推移した。一方、今週は、23日の衆参両院の閉会中審査での植田日銀総裁の発言や、同じく23日の「ジャクソンホール会議」でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演など、重要イベントが控えており、これらに対する警戒感も意識されているが、今日は株価が堅調で、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩和。日経VIは終日、昨日の水準を下回って推移した。
大証ラージ
現在値 変化 時間
大証ラージ(日中) 37,170.00 -920.00 08/19
大証ラージ(夜間) 37,800.00 +630.00 06:00
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
大証ミニ 24年09月限 37,815 +635 37,180 37,290 37,870 37,220 196,457 06:00
大証ミニ 24年10月限 37,600 +685 36,915 37,020 37,615 36,980 4,131 06:00
大証ミニ 24年11月限 37,620 +600 37,020 37,020 37,620 37,020 64 05:46
大証ラージ 24年09月限 37,800 +630 37,170 37,300 37,870 37,230 11,721 06:00
大証ラージ 24年12月限 37,600 +640 36,960 37,120 37,600 37,020 64 06:00
大証ラージ 25年03月限 37,560 +560 37,000 37,560 37,560 37,560 1 05:24
日経平均先物
現在値 37,800.00↓ (24/08/20 06:00)
前日比 +630.00 (+1.69%)
高値 37,870.00 (05:51) 始値 37,300.00 (16:30)
安値 37,230.00 (17:06) 前日終値 37,170.00 (24/08/19)
TOPIX先物
現在値 2,666.00↓ (24/08/20 06:00)
前日比 +38.00 (+1.45%)
高値 2,670.50 (03:47) 始値 2,634.00 (16:30)
安値 2,630.50 (17:07) 前日終値 2,628.00 (24/08/19)
JPX日経400先物
現在値 24,445.00↓ (24/08/20 06:00)
前日比 +290.00 (+1.20%)
高値 24,530.00 (03:46) 始値 24,215.00 (16:30)
安値 24,170.00 (17:07) 前日終値 24,155.00 (24/08/19)
グロース250先物
現在値 624.00↓ (24/08/20 06:00)
前日比 +14.00 (+2.30%)
高値 629.00 (05:44) 始値 610.00 (16:30)
安値 610.00 (16:30) 前日終値 610.00 (24/08/19)
NYダウ先物 円建
現在値 40,973.00↓ (24/08/20 05:54)
前日比 +349.00 (+0.86%)
高値 41,014.00 (01:56) 始値 40,752.00 (16:30)
安値 40,744.00 (17:05) 前日終値 40,624.00 (24/08/19)
CME日経平均先物 円建
現在値 37,810.00↓ (24/08/19 15:59 CST)
前日比 +160.00 (+0.42%)
高値 38,105.00 始値 37,645.00
安値 37,145.00 前日終値 37,650.00 (24/08/16)
日経先物 CME[ ¥=円建て(NIY) $=ドル建て(NKD) ]
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
CME¥ 24年09月限 37,810 +160 37,650 19,220 05:59
CME$ 24年09月限 37,875 +180 37,695 10,803 05:58
CME¥ 24年12月限 37,230 -210 37,440 16 19:26
CME$ 24年12月限 37,825 +180 37,645 25 05:46
SGX日経平均先物
現在値 37,860.00↑ (24/08/20 05:00 SGT)
前日比 +690.00 (+1.86%)
高値 37,870.00 始値 37,200.00
安値 37,185.00 前日終値 37,170.00 (24/08/19)
日経先物 SGX
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高
SGX 2024/09(日中) 37,170 0 38,055 0 0
SGX 2024/09(夜間) 37,860 +690 37,170 37,200 37,870 37,185 8,884
SGX 2024/12(日中) 36,925 0 37,810 0 0
SGX 2024/12(夜間) 37,480 +555 36,925 37,480 37,480 37,480 7
長期国債先物
現在値 144.670↑ (24/08/20 06:00)
前日比 -0.050 (-0.03%)
高値 144.810 (17:09) 始値 144.730 (15:30)
安値 144.660 (22:07) 前日終値 144.720 (24/08/19)
20日の日本国債市場概況:債券先物は144円78銭で終了 16:37 配信
<円債市場>
長期国債先物2024年9月限
寄付144円68銭 高値144円86銭 安値144円64銭 引け144円78銭
売買高総計22745枚
2年 463回 0.358%
5年 171回 0.500%
10年 375回 0.888%
20年 189回 1.730%
債券先物9月限は、144円68銭で取引を開始。米国の金利がやや低下したことや、財務省の20年債入札への警戒感後退から買いが優勢になったといわれ、144円64銭から144円86銭まで上げた。20年債入札の結果は無難との見方になり、その後も底堅く推移した。現物債の取引では、2年債が買われ、10年債と20年債が売られ、5年債はもみ合った。
<米国債概況>
2年債は4.05%、10年債は3.87%、30年債は4.12%近辺で推移。
債券利回りはほぼ横ばい。(気配値)
<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は2.24%、英国債は3.92%、オーストラリア10年債は3.95%、NZ10年債は4.19%。(気配値)
日本国債3年
年利回り 0.401 (24/08/20 04:00)
前日比 -0.002
日本国債5年
年利回り 0.506 (24/08/20 02:05)
前日比 -0.005
日本国債10年
年利回り 0.884 (24/08/20 02:05)
前日比 -0.007
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
中国 上海総合指数
2,866.66 -27.01 -0.93% -3.88% -8.47% 20:23
中国 上海A株指数
3,004.58 -28.30 -0.93% -3.90% -8.49% 20:23
中国 深センA株指数
1,595.49 -22.76 -1.41% -5.24% -21.79% 16:00
中国 深セン成分指数
8,252.87 -104.03 -1.24% -7.30% -20.03% 16:00
中国 上海B株指数
231.61 -3.49 -1.48% -0.12% -11.42% 20:23
中国 深センB株指数
1,088.30 -16.97 -1.54% -4.43% -5.87% 16:00
中国 上海50A株指数
2,346.64 -10.39 -0.44% -4.48% -6.42% 20:23
中国 上海180A株指数
7,464.71 -49.02 -0.65% -4.78% -6.42% 20:23
中国 上海新総合指数(G株)
2,422.40 -22.80 -0.93% -3.88% -8.47% 20:23
中国 創業板指数
1,567.97 -21.32 -1.34% -9.13% -26.00% 16:00
上海/シンセン CSI300指数
3,332.70 -24.27 -0.72% -5.83% -11.93% 20:23
中国 深セン総合指数
1,525.68 -21.77 -1.41% -5.24% -21.77% 16:00
香港 ハンセン指数 17,511.08 -58.49 -0.33% +0.54% -2.45% 17:08
ハンセン中国企業株指数(H株) 6,195.58 -30.28 -0.49% +0.50% +0.79% 17:08
ハンセン中国レッドチップ指数 3,576.80 -34.22 -0.95% -2.35% +1.01% 17:08
韓国総合株価指数 2,696.63 +22.27 +0.83% -3.54% +7.67% 18:05
S&P・BSEセンセックス 80,802.88 +378.20 +0.47% +0.25% +24.41% 20:56
インドCNX NIFTY指数 24,698.85 +126.20 +0.51% +0.68% +27.91% 20:40
加権指数 22,429.10 +19.47 +0.09% -1.92% +36.92% 15:30
S&P/ASX200指数 7,997.73 +17.29 +0.22% +0.33% +11.89% 15:58
NZX50種グロス指数 12,558.08 -104.03 -0.82% +1.89% +8.15% 14:47
FTSEブルサマレーシアKLCIインデックス 1,642.77 -5.93 -0.36% +0.38% +13.25% 18:05
ジャカルタ 総合指数 7,533.99 +67.15 +0.90% +3.28% +9.83% 18:00
シンガポール ST指数 3,370.31 +14.75 +0.44% -2.24% +6.19% 18:20
タイ SET指数 1,328.12 +4.74 +0.36% +0.83% -12.96% 19:03
ベトナム VN指数 1,272.55 +10.93 +0.87% +0.61% +8.03% 17:02
フィリピン 総合指数 6,944.76 +54.89 +0.80% +2.25% +10.40% 15:50
アジア株式市場サマリー 2024年8月20日午後 8:30
東南アジア株式市場の大半が上昇して引けた。市場は米連邦準備理事会(FRB)による9月利下げに関するさらなる手掛かりを求めて、週内に開催される米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」に注目している。
ジャカルタ市場の総合株価指数は3営業日続伸、史上最高値を更新した。
中国、香港両株式市場は反落。最近の経済指標が中国経済を巡る懸念を緩和できず、新たな刺激策も発表されていないため、投資家が様子見姿勢を取り、商いは低水準だった。
上海総合指数(.SSEC), opens new tab終値は27.0128ポイント(0.93%)安の2866.6610。上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数(.CSI300), opens new tab終値は24.264ポイント(0.72%)安の3332.703。
香港ハンセン指数(.HSI), opens new tab終値は58.49ポイント(0.33%)安の1万7511.08。ハンセン中国企業株指数(H株指数)(.HSCE), opens new tab終値は30.28ポイント(0.49%)安の6195.58。
中国人民銀行(中央銀行)はこの日、銀行貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)を市場の予想通り据え置いた。先月に主要な短期・長期金利を引き下げたことで銀行の利ざやが縮小し、追加緩和の余地が乏しくなっていた。 もっと見る
中国市場では大半のセクターが下落。上半期の低調な業績や需要を嫌気し石炭株(.CSI000820), opens new tabが3.6%安。金融(.CSI300FS), opens new tabが0.13%安、不動産(.CSI000952), opens new tabは1.42%安。生活必需品(.CSI000912), opens new tab、ヘルスケア(.CSI300HC), opens new tabもそれぞれ0.95%、1.1%下げた。
香港市場では本土不動産(.HSMPI), opens new tabが2%下落。金融(.HSNF), opens new tabは0.32%上昇した。
ソウル株式市場は反発。半導体関連の主要銘柄が上昇を主導した。投資家は22日の韓国銀行(中央銀行)の金融政策決定会合や、23日のジャクソンホール会合でのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長による講演を注視している。
半導体大手のサムスン電子(005930.KS), opens new tabは0.77%高、同業SKハイニックス(000660.KS), opens new tabは2.99%高。前日の米国市場では半導体大手エヌビディア(NVDA.O), opens new tabが4.4%上伸していた。
取引された937銘柄のうち、649銘柄が上昇、245銘柄が下落した。
外国人投資家は2544億ウォン(約1億9086万ドル)相当の買い越し。
シドニー株式市場は8営業日続伸。S&P/ASX200指数(.AXJO), opens new tabは一時、今月上旬以来となる8000ポイント台に乗せた。鉱業株とIT株が相場を主導したものの、不動産株安が重しとなり、狭いレンジでの推移となった。
鉱業株指数(.AXMM), opens new tabは鉄鉱石価格の上昇を背景に、1.1%高。BHPグループ(BHP.AX), opens new tabは一時1.5%高。BHPが権益を持つ世界最大の銅山、チリのエスコンディーダで18日、同社と労働組合が労使協定に署名した。銅の世界供給を脅かす恐れのあったストが終結した。
不動産株指数(.AXRE), opens new tabは1.6%安。不動産投資大手デクサス(DXS.AX), opens new tabは2024年通期決算で損失が拡大したことで、一時9.1%安と、4年超ぶり(訂正)の急落を演じた。
金融株指数(.AXFJ), opens new tabは0.3%高。4大銀行の一角、ANZグループ(ANZ.AX), opens new tabは0.6%高。
IT株指数(.AXIJ), opens new tabは米国市場のIT株高に追随し、1.3%高。
投資家は、政策金利の据え置きを決めたオーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)の政策会合議事録を精査した。
AETOSキャピタルグループの調査・分析責任者、グレン・イン氏は議事録について、今後の経済成長と労働市場に関する楽観的な見方と、サイクル終盤の利上げ見通しが併記され、バランスが取れていると指摘した。
終値
前日比
%
始値
高値
安値
コード
中国
上海総合指数
2866.6610
- 27.0128
- 0.93
2895.5506
2896.5194
2855.3293
(.SSEC)
前営業日終値
2893.6738
中国
CSI300指数
3332.703
-24.264
-0.72
3361.639
3362.334
3321.640
(.CSI300)
前営業日終値
3356.968
香港
ハンセン指数
17511.08
-58.49
-0.33
17661.69
17661.69
17449.99
(.HSI)
前営業日終値
17569.57
香港
ハンセン中国株指数
6195.58
-30.28
-0.49
6261.07
6261.07
6171.00
(.HSCE)
前営業日終値
6225.86
韓国
総合株価指数
2696.63
+22.27
+0.83
2699.74
2706.05
2686.06
(.KS11)
前営業日終値
2674.36
台湾
加権指数
22429.10
+19.47
+0.09
22464.07
22545.89
22369.25
(.TWII)
前営業日終値
22409.63
豪
S&P/ASX指数
7997.70
+17.30
+0.22
7980.40
8025.20
7980.40
(.AXJO)
前営業日終値
7980.40
シンガポール
ST指数
3370.31
+14.75
+0.44
3360.78
3380.64
3352.34
(.STI)
前営業日終値
3355.56
マレーシア
総合株価指数
1642.77
-5.93
-0.36
1649.56
1660.29
1637.45
(.KLSE)
前営業日終値
1648.70
インドネシア
総合株価指数
7533.985
+67.154
+0.90
7490.320
7538.157
7482.51
(.JKSE)
前営業日終値
7466.831
フィリピン
総合株価指数
6944.76
+54.89
+0.80
6930.80
7005.27
6930.80
(.PSI)
前営業日終値
6889.87
ベトナム
VN指数
1272.55
+10.93
+0.87
1261.62
1275.95
1261.62
(.VNI)
前営業日終値
1261.62
タイ
SET指数
1328.12
+4.74
+0.36
1327.25
1337.35
1323.94
(.SETI)
前営業日終値
1323.38
インド
SENSEX指数
80802.86
+378.18
+0.47
80722.54
80942.96
80517.95
(.BSESN)
前営業日終値
80424.68
インド
NSE指数
24698.85
+126.20
+0.51
24648.90
24734.30
24607.20
(.NSEI)
前営業日終値
24572.65
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド ▼0.82% 12,558.08 -104.03H:12,662.11L:12,531.8808/20
[CFD] 日本 日経平均 37,867.50 日経比:-195▼0.51%H:38,161L:37,83921:26
中国 上海B株 ▼1.48% 231.61 -3.49H:235.34L:230.9108/20
中国 上海A株 ▼0.93% 3,004.58 -28.30H:3,035.87L:2,992.7208/20
中国 深セン成分 ▼1.24% 8,252.87 -104.03H:8,367.38L:8,233.0708/20
中国 深センB株 ▼1.54% 1,088.30 -16.97H:1,105.94L:1,082.6708/20
中国 深センA株 ▼1.41% 1,595.49 -22.76H:1,618.83L:1,591.4308/20
[CFD] HangSeng サンデー 17,488.90 指数比:-22▼0.13%H:17,763L:17,42121:26
香港 レッドチップ指数 ▼0.99% 3,575.43 -35.59H:3,628.81L:3,557.1517:00
20日の中国本土市場概況:上海総合0.9%安で4日ぶり反落、大手銀株は連日で最高値 17:05 配信
20日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比27.01ポイント(0.93%)安の2866.66ポイントと4日ぶりに反落した。
投資家の慎重スタンスが再び強まる流れ。新規買い材料に乏しい中、本土マネーの流出や不動産業の業績不振などが改めてクローズアップされた。また、株式市場の売買代金に回復の勢いはなく、個人投資家の株式離れも不安視されている。寄り付き前に発表された実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、銀行貸出の指標となる1年物LPRは3.35%、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRは3.85%に据え置かれた。予想通りとあって、相場に対する影響は限られている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、エネルギー関連の下げが目立つ。中海油田服務(601808/SH)が2.8%安、中国海洋石油(600938/SH)が2.6%安、中国石油天然気(601857/SH)が2.0%安、中国中煤能源(601898/SH)が1.9%安、中国神華能源(601088/SH)が1.6%安で取引を終えた。原油安を嫌気。中東地域の緊張緩和で原油供給が増えるとの見方が強まり、昨夜のNY市場では、WTI原油先物が3.0%続落した。
不動産株も安い。金地集団(600383/SH)が2.8%、新湖中宝(600208/SH)が2.4%、緑地HD(600606/SH)が2.1%、保利発展控股集団(600048/SH)が1.7%ずつ下落した。
証券株もさえない。方正証券(601901/SH)が1.7%安、中国光大証券(601788/SH)が1.6%安、太平洋証券(601099/SH)と興業証券(601377/SH)がそろって1.5%安と値を下げた。医薬株、消費関連株、ハイテク株、素材株、インフラ関連株、公益株なども売られている。
半面、銀行株の一角は物色が続く。中国工商銀行(601398/SH)が1.9%高、中国建設銀行(601939/SH)が1.6%高、中国銀行(601988/SH)が0.8%高で引けた。それぞれ前日に続き上場来高値を更新している。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.49ポイント(1.48%)安の231.61ポイント、深センB株指数が16.97ポイント(1.54%)安の1088.30ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株)
20日の香港市場概況:ハンセン0.3%安で3日ぶり反落、好決算銘柄に利食い売り 18:00 配信
20日の香港市場は、主要82銘柄で構成されるハンセン指数が前日比58.49ポイント(0.33%)安の17511.08ポイントと3日ぶり、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が30.28ポイント(0.49%)安の6195.58ポイントと4日ぶりにそれぞれ反落した。売買代金は745億3270万香港ドルに縮小している(19日は944億1470万香港ドル)。
戻り売りが優勢となる流れ。上海総合指数はこのところ上昇基調を強め、足元で約1カ月ぶりの高値水準を回復していた。前日までの好地合いを継いで買い先行したものの、一段の好材料に乏しい中、指数は程なくマイナスに転じた。寄り付き前に発表された実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、銀行貸出の指標となる1年物LPRが3.35%、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRが3.85%に据え置かれた。予想通りとあって、相場に対する影響は限られている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、紙製サニタリー用品最大手の恒安国際集団(1044/HK)が6.5%安、政府系の華潤ビールHD(291/HK)が5.6%安、オンライン医療の京東健康(JDヘルス:6618/HK)が4.8%安と下げが目立った。華潤ビールと恒安国際集団は前日の昼に中間決算を発表。19日後場の株価は上昇で反応したが、この日は好材料の出尽くし感が意識された。また、京東健康も好決算を手がかりに、前日まで大幅続伸している。
セクター別では、中国の不動産が安い。中国奥園集団(3883/HK)が6.9%、世茂集団HD(813/HK)が4.6%、雅居楽集団HD(3383/HK)が3.3%、中国金茂HD(817/HK)が3.1%ずつ下落した。
石炭・石油セクターもさえない。エン鉱能源集団(1171/HK)が7.2%安、中国中煤能源(1898/HK)が1.4%安、中国石油天然気(857/HK)が2.3%安、中国海洋石油(883/HK)が1.9%安で引けた。原油安を嫌気。中東地域の緊張緩和で原油供給が増えるとの見方が強まり、昨夜のNY市場では、WTI原油先物が3.0%続落した。
半面、自動車セクターはしっかり。比亜迪(BYD:1211/HK)と華晨中国汽車HD(1114/HK)がそろって1.5%、蔚来集団(9866/HK)が1.3%、理想汽車(2015/HK)が1.0%ずつ上昇した。
一方、本土のA株市場は4日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.93%安の2866.66ポイントで取引を終了した。エネルギー株が安い。不動産株、証券株、医薬株、消費関連株、ハイテク株、素材株、インフラ関連株、公益株なども売られた。半面、銀行株は連日で物色されている。中国工商銀行(601398/SH)などは、前日に続き史上最高値を更新した。
亜州リサーチ(株)