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産経新聞の安田記念展望

2013-05-26 19:26:55 | 競馬
実は、日本ダービーの展望もあったが、「忘れてた」。

難解なものはシンプル思考で、マイル巧者狙い 安田記念

産経新聞 5月26日(日)15時25分配信

5月19日に東京競馬場で開催された3歳牝馬クラシック第2弾のオークス。ゴール前の最後の直線で、我が目を疑った。「この馬、何!?」。馬群の中央から先頭に立ったのは、9番人気のメイショウマンボであった。しかもメンバー中で最も速い34秒6の末脚で後続を突き放していき、2着エバーブロッサムに0秒2差を付けて ゴール板を駆け抜けていった。桜花賞10着はいいとして、重賞は1400メートルのフィリーズレビューしか勝っていないだろう。しかも父はススカマンボ。マイルまでじゃないのかよ-と悪態をついた。またも2、3着の馬券を握り捨てたことは言うまでもない。

 これだけ当たらずに、難解なレースといわれる安田記念(GI、6月2日、東京競馬場、芝1600メートル)は…と思いつつも、悲しいかな「今度こそ」「もしかしたら…」のスケベ心で一攫千金を夢見て、予想は進む。

 最終登録には25頭がエントリーした。メンバーを見ると、マイル巧者が多い。しかも過去10年で1番人気で勝ったのは2009年のウオッカだけ。配当も、昨年の3連単が46万8600円、11年が33万5600円、10年は34万8740円となかなかの高配当だ。「あかんわ」とエセ関西弁で毒づくしかない。

 スピードとスタミナを兼ね備えていることが要求される東京コース。そこで過去5年、3走前まで東京芝1600メートル以上のレースで3着以内に入った馬が3着までに来ている。さらに過去10年で、前年の12月以降(03、05年は除く)に1600メートル以上のGIに出走していた経験のある馬が連対している-というデータをよりどころにしてしまった。

 そこで、馬柱とにらめっこして浮かんできたのが、グランプリボス▽サダムパテック▽カレンブラックヒルのマイルGIで実績を残す有力馬と、前走・京王杯SC勝ち馬で上がり馬のダイワマッジョーレ。さらにGI常連のダークシャドウ。一般的じゃないか、と言うなかれ。当ててこそ、浮かぶ瀬もあれ、だ。

 グランプリボスは昨年12月の香港マイル(GI)で最下位12着に敗れたが、4カ月の休養を挟んだ前走のマイラーズCで勝っている。3走前のマイルCSはサダムパテックにクビ差の2着。昨年の安田記念ではレコードタイムで勝ったストロングリータンにクビ差の2着に来ている。3歳時にNHKマイルCを勝ち、2歳時には朝日杯を制している。

 ダイワマッジョーレは3走前の東京新聞杯(GIII、芝1600メートル)で最速の上がり32秒7の末脚で勝ち馬に0秒1差の2着。左回りは【3・2・0・0】で連対を外しておらず、父は07年安田記念勝ちのあるダイワメジャー。GI実績馬に目が行くだろうから、馬券的にも妙味がありそうだ。

 マイル戦の経験がないダークシャドウだが、2走前には、07年の勝ち馬ダイワメジャーと同じく有馬記念出走の過程を経ている。やはりGIでもまれたことは強みではないか。最近は勝ちに恵まれていないが、6歳を迎えてスタミナ的にマイルがはまる可能性はある。まして左回りで全5勝を挙げる左巧者。さらに瞬発力が生きるダンスインザダーク産駒だ。6歳馬はここ10年で【6・0・5・32】と各年代で最も勝利しているというデータもある。見限るのは早いだろう。

 牝馬で前走のヴィクトリアマイルでGI初勝利を挙げたヴィルシーナだが、牝馬にはきついと見て、軸は外さざるを得ないが、馬券に絡むことを期待したい。



例年、日本ダービーの翌週開催で、「祭りが終わった後の空虚さ」を痛感する安田記念。

ま、例年荒れるレースなので、今年も「穴目」から狙うことになるのかな?

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