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2024年6/24~6/28の米ドル ユーロ 豪ドル NZドル 英ポンド 加ドル スイスフラン

2024-06-21 23:14:21 | 株式・為替などの経済指標
2024年06月21日(金)17時16分 来週のドル・円「弱含みか、仏議会選への警戒と米インフレ鈍化の影響残る」

来週のドル・円は弱含みか。今月末のフランス議会選で右派勢力の躍進が警戒され、リスク回避の円買いに振れやすい。また、米インフレ指標の鈍化で年後半の利下げをにらんだドル売りも想定される。欧州議会選での右派勢力の圧勝を受け、フランスのマクロン大統領は自国議会を解散し、6月30日に投開票が予定されている。右派主体の議会運営ならマクロン氏との協力関係は微妙で、政権運営が行き詰まる可能性がある。財政に関しては拡大路線が見込まれ、財政悪化が警戒されている。フランスの債務悪化は金融市場全般に悪影響を及ぼす可能性があり、今月末の投開票に向け株安が続けばリスク回避的な円買いが強まる可能性がある。
 一方、今月開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)会合と日本銀行金融政策決定会合を通じ、日米中銀の金融政策に不透明感が強まった。目先の米コアPCE価格指数の伸びが鈍化すれば、引き締め的な政策方針の後退で金利安・ドル安の展開に。日銀は金融正常化に慎重であるものの、植田総裁は7月の追加利上げに前向きなスタンスも示しており、目先的にリスク選好的な円売りは抑制される可能性がある。

【米・6月CB消費者信頼感指数】(25日発表予定)
 6月25日発表の6月CB消費者信頼感指数は、前回実績を下回る可能性がある。100の大台を割り込んだ場合、景況感の悪化が懸念され、米ドル売り・円買いがやや強まる可能性がある。

【米・5月コアPCE価格指数】(28日発表予定)
 6月28日発表の米5月コアPCE価格指数は前年比+2.6%と、前回の+2.8%から鈍化する見通し。それを受け、引き締め的な金融政策の後退を見込んだドル売りが予想される。

・ドル・円の予想レンジ:157.00円-160.00円

・6月24日-28日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。

○(米)6月CB消費者信頼感指数 25日(火)午後11時発表予定
・予想は、100.0
 参考となる5月実績は102.0。6月については金利高止まり、治安悪化の懸念などの影響が消えていないため、改善は期待薄。4月実績を下回る可能性がある。

○(米)5月耐久財受注 27日(木)午後9時30分発表予定
・予想は、前月比0.0%
 参考となる4月時実績は前月比+0.6%。輸送用機器の受注増が寄与した。輸送用機器の受注は減少する可能性があるため、横ばいか、低い伸びにとどまる見込み。

○(日)5月鉱工業生産指数速報 28日(金)午前8時50分発表予定
・予想は前月比+2.0%
 参考となる4月実績は前月比-0.9%。一部車種の生産停止が影響したようだ。5月については半導体装置の増産が予想されるが、自動車生産の急回復は期待できないため、大幅な伸びは期待できない。

○(米)5月コアPCE価格指数 28日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、前年比+2.6%
 参考となる4月実績は前年比+2.8%。サービス価格、帰属家賃の上昇率は鈍化しつつある。一部では価格の高止まりが観測されているが、全体的な上昇率は4月実績を下回る可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・24日(月):(独)6月IFO企業景況感指数
・26日(水):(豪)5月消費者物価指数、(米)5月新築住宅販売件数
・28日(金):(日)5月失業率、(英)1-3月期国内総生産改定値

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2024年06月21日(金)17時18分 来週のユーロ「弱含みか、仏政局リスクと日銀の7月利上げ観測で」

「下げ渋りか、米インフレ鈍化でドル売り」
 来週のユーロ・ドルは下げ渋りか。6月30日のフランス議会選に向け、右派勢力の躍進を警戒したユーロ売りが先行しそうだ。独仏利回り格差が拡大すれば、ユーロ売り優勢の展開になりやすい。一方、米コアPCE価格指数の伸びが鈍化すると予想され、ドル売り地合いに。米経済指標が低調なら景気減速懸念のドル売りも想定される。
・予想レンジ:1.0550ドル-1.0850


「弱含みか、仏政局リスクと日銀の7月利上げ観測で」
 来週のユーロ・円は弱含みか。6月30日投開票のフランス議会選の行方に警戒感が広がり、ユーロ売り先行となりそうだ。欧州中央銀行(ECB)当局者から追加利下げに前向きな見解も、ユーロ売りを後押ししよう。一方、フランス発の政治リスクで円買い優勢の展開に。日銀総裁は7月利上げに言及し、円買いの支援材料とみられる。
○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・特になし
・予想レンジ:168円50銭-171円50銭



2024年06月21日(金)17時19分 来週の豪ドル「底堅い展開か、利下げ観測後退で引き続き豪ドル買いに振れやすい」

来週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)は、政策金利(4.35%)の据え置きを決定したが、声明で「執拗なインフレ」に何度も言及し、「インフレの上振れリスクに引き続き警戒する必要性が強まった」と指摘。また、ブロック総裁は「利上げの論拠が強まっているとは言えない」としながらも、「利下げの論拠は検討しなかった」としており、年内の利下げ観測は一段と後退し、豪ドルは買いに振れやすい。5月消費者物価指数の発表やハウザー豪準備銀行副総裁の講演が注目される。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・26日:5月消費者物価指数(4月:前年比+3.6%)
・予想レンジ:104円50銭-106円50銭



2024年06月21日(金)17時23分 来週のNZドル「底堅い展開か、利下げ観測後退変わらずNZドル買いに振れやすい」

 来週のNZドル・円は底堅い展開か。1-3月期国内総生産(GDP)は、3期ぶりにプラス成長に転じ、テクニカルリセッション状態を脱却するかたちになった。NZ準備銀行(中央銀行)の利上げの可能性議論や利下げ開始時期の後ずれ示唆により、利下げ観測が後退する状況は変わらず、NZドル買いに振れやすい。5月貿易収支の発表があり、3カ月連続の黒字になる場合はNZドル買いにつながる。
○発表予定のNZ主要経済指標・注目イベント
・24日:5月貿易収支(4月:+0.91億NZドル)
・予想レンジ:96円00銭-98円00銭



2024年06月21日(金)17時24分 来週の英ポンド「弱含みか、英インフレ率低下なら早期利下げに思惑」

来週のポンド・円は弱含みか。英中央銀行は政策金利を据え置いたが、インフレ鈍化を受け年後半の利下げが見込まれる。また、フランス議会選の行方が警戒され、ユーロとともに売りが強まりやすい。一方、欧米株安ならリスク回避の円買いが入りやすい。日銀の7月利上げを見込んだ円買いも。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・28日:1-3月期国内総生産改定値(速報値:前年比+0.2%)
・予想レンジ:198円50銭-202円50銭



2024年06月21日(金)17時26分 来週のカナダドル「弱含みか、消費者物価指数に注目」

来週のカナダドル・円は弱含みか。カナダ中央銀行の追加利下げ観測が広がるなか、5月消費者物価指数の発表が注目される。4月分は再び低下に転じ、今回も伸びは鈍化するとみられており、追加利下げ観測はさらに高まり、カナダドル売りが強まる可能性がある。また、30日に行われるフランス総選挙の第一回投票に向けて、リスク回避の動き再燃も考えられ、ドル買いや円買いがカナダドルへの売り圧力になる可能性もありそうだ。
○発表予定の加主要経済指標・注目イベント
・25日:5月消費者物価指数(4月:前年比+2.7%)
・予想レンジ:115円00銭-117円00銭



2024年06月21日(金)17時26分 来週のスイスフラン「伸び悩みか、スイス中銀は通貨高抑制の方針を維持」

 来週のスイスフラン・円は伸び悩みか。スイス中央銀行は政策金利を0.25pt引き下げており、ユーロ安スイスフラン高を是正する必要があったことを示唆した。一方、日本銀行は円安進行など経済情勢に変化があった場合、7月に利上げを行う可能性があるとみられている。為替介入も警戒されており、リスク選好的なスイスフラン買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
〇発表予定のスイス経済指標・注目イベント
・特になし
・予想レンジ:176円50銭-179円50銭
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