大阪での毎日

整形外科の仕事&「職」ではなく「食」へのこだわり

伴侶に先立たれるということ

2012年02月10日 | 仕事
先日、80歳は越しているであろうおばあさんが病棟にお見舞いにきたらしいんですが、
病室の前で困っているよう。

看護婦さんが話を聞くと、見舞いに来た身内の名前を忘れたのこと

やっとの思いで思い出した名前の人物は入院してないし・・

これは認知症があるな~とみんな心配していたところ、

看護婦さんたちが、もしかして、去年亡くなられた○○さんの奥さんちゃうか~
ってことになり、本人に確認したところ、ビンゴ

再度、そういう人は入院していないことを何度も説明するも納得されないよう、
しかも、ご主人さんが入院していた病室の前から離れない・・・

ご主人さんが亡くなった、ということはわかっているようですが

なんどとなく足を運んだであろう夫の病室に来てしまった、といったところでしょうか

一人で帰れる、ということで、帰ってもらいましたが、
ちゃんと帰れてるのか、その後、ちゃんと生活しているのか、なんだか心配ですね。

それにしても、なんとも切ない実話です。

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1 コメント

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やられた (はるか)
2012-02-10 20:05:28
泣いてしまいました。

切なすぎです…。
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