大阪での毎日

整形外科の仕事&「職」ではなく「食」へのこだわり

えらいなー

2012年02月25日 | ソウル
習いごとの一つである韓国語授業で韓国のとある新聞記事を読みました
見出しは「 道で血を流している人をみたらおぶるのが人情」
いやいや、救急車やろ!っていい話を始めるのに水さしました

韓国で超有名な俳優 チャインピョさんが
脱北者の北朝鮮への送還をやめたってくれ、との訴え

このチャインピョさん、知れば知るほどすごい人で
大会社の御曹司で、経営権拒否、さらに世界や韓国の孤児たちに
いつも大金を寄付しているだけでなく、養子までもらう仏みたいな人
俳優としても007にお誘いがあったほど(断ったそうですが)

2008年、脱北者を主人公にした映画クロッシングcrossingで、
主人公演じてるんですが、物凄く考えさせられる映画です。
私がまだ生まれてない時代の少し現実感のない時代でなく、
これが今、起きている現実、というところで、ドヨーン

チャインピョさんはこの映画を通し、脱北者の実情を知り、
最近、特に、中国が北朝鮮との政治的問題があり、脱北者は厳しく取り締まり
北朝鮮へかえしている現状を、
「人間の命を守ることに政治の何が重要なん?」

韓国ドラマは今や国内だけでなくアジア市場を相手にしている中、中国を
批判するということは彼の俳優人生もかかっているのではないでしょうか

世の中にこんなに人のために頑張れる人がいるんや、ということに
驚いた、と同時にえらいなー