大阪での毎日

整形外科の仕事&「職」ではなく「食」へのこだわり

優雅な白金

2009年07月05日 | 東京グルメ
以前、たまたまタクシーに乗っていたら、「ここはどこですか?」と思わずタクシーの運転手に聞いてしまうほど、優雅な感じのいい通りがまさに「白金」でした。

日本骨折治療学会は横浜で開催されたので、夜には白金を散歩しにいきました。

散歩するにはほんと気持ちいい場所で、しゃれたバーやお店が点在している中、ものすごいにぎわっていて、また、ここはヨーロッパ?みたいな雰囲気の店を発見。

テラスを大きくとっていて、店員さんも愛想がよく、焼きたてのピザもおいしい店でした。いわゆる白金の高級店ではありませんが、散歩がてらちょっと寄るにはすごくいい店でした。

ちなみにチェーン店なので、大阪にもあります。

La Boheme
イタリアン
108-0071 東京都港区白金台4-19-171F・2F

日本骨折治療学会

2009年07月05日 | 学会
はじめて参加した「日本骨折治療学会」です。

整形外科領域でも骨折は基本ですが、その骨折の治療を極め、さらに新しい治療へと、よりより治療へとつなげるよう、がんばっている学会です。

私は今回、肘の発表だったんですが、私の発表の直前には、ものすごくヒートアップした討論がくりひろげられていて、(どうしよう~)と他人事ではない状態でしたが、なんとか無事終了。

今回、心に残った講演は元大阪医大の阿部教授の「後医は名医」

これは、はじめ見逃された病気でも、後でみる医者にとっては有利である、ということです。たしかにその通りなんですよね。だからといって、前医を否定することが必ずしも患者さんのためにはならないと私は信じてます。前医を否定して患者さんの信頼を得ると自分は楽ですが、患者さんは前医に恨みをもち、今から治していこうとする気持ちに芯から前向きに向き合えない場合があります。患者さんのことを思うなら前医を否定しない、これがProf. Pennig(ドイツでの研修病院の先生)の理論であり、今回、阿部教授の考えでもありました。