犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

朝の銀世界を歩く

2016-01-24 07:59:34 | 日記


 7時10分に犬の散歩に出掛ける。今日は日曜日。

 海岸道路を南下し礫岩広場に至るコースを歩く。小雪。風強し。銀世界。

 公園への道はすっかり白くなっていた。犬はそこを走る走る。こちらは滑って転んだら大変と恐る恐る急ぎ足で歩く。車がヘッドライトを点灯してゆっくり走る。チェーンを巻いてカタカタ音をさせている車もあった。今日はもう気温が上がりそうもない。これが明日まで続くそうだ。

 公園からグラウンドへ行く。グラウンドの地面はカチカチに凍って固かった。

 高架道路の下を通って海岸に向かうと激しく白波が立っていた。一つ内側の道を通る。礫岩広場が近くなって岩礁に波がぶち当たり道路に打ち上げられていた。白い手が道路に襲いかかっているように見えた。犬は何か道端の物を嗅ごうとしていたが、そこは小走りに素早く通った。
 海に近い道は白くはなかった。

 帰りに外からグラウンドを見るとツグミがいた。こちらのフェンスのそばにいた。そう言えば、昨朝も林のそばの空き地にいた。山に餌がなくなり下りてきたのだろう。

 8時10分前に帰着。犬のお腹と足回りをバスタオルで拭う。




 昨夕の散歩について

 4時10分前に犬の散歩に出掛ける。小倉から来た親戚がリードを持ってくれた。

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 昼前に犬が階下から吠えた。外は時雨れている。外に出るのは嫌だが仕方がない。犬は南庭で糞をした。してもすぐには室内に入らないで庭を徘徊した。
 それでもしばらくすると犬は玄関のポーチに近寄ってきた。濡れるのが嫌なのだろう。玄関に入れてバスタオルで全身を拭う。
 ・・・

 海岸は風が強いので浜に下りなかった。黒のスエットスーツのサーファーが沖に浮いていた。

 ・・・
 午後、考古博物館で考古よもやま話「古代国家形成期の考古学」と題する講演会があったので雪の中、出席する。
 寒いし犬の体調のこともあるので出席について少し躊躇しないでもなかった。が、何か根拠がある訳ではないが、犬は我慢してくれるのではないかと希望的観測は何時もの通りである。

 こういう天候にもかかわらず多くの出席者があった。

 学問というものはこういう風に組み立てられていくものかと思った。
 古代国家の成立時期はという課題について、抑も、国家とは何かと定義が必要となってくる。つまり、どういう条件が整えば国家といえるのか。それで年代や術語や考古学の遺跡、遺物、文書、記録が組み合わせられて一つの見通しが形成される。
 例えば年代だったら初期、中期、終末期というように。それに早期や中期前半とか中期後半とかいくらでもおまけが付いてくる。プレなんという前置詞を付ける人もあるらしい。
 いずれも仮説に過ぎないがそれが考古学という学問を進める唯一の方法のように思われる。

 日本の国家形成に付いては七五三論争というものがあって三世紀の卑弥呼の時代、五世紀の雄略朝の時代、七世紀の天武・持統朝とあるが、三世紀は初期国家、五世紀は点の支配、七世紀になって国家が形成されたのではないかと論者は推論していた。

 1時間半の講演の予定であったが2時間を過ぎても説明資料が残っていたので、残念ながら犬の散歩や訪問もあるので隣に座っている知己に挨拶をして帰宅した。
 犬は希望的観測通りであった。そうでなかったにしろ、次回は屹度と考えることが出来る。
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 浜に下りなかったので例によって高架道路の歩道を南下する。小学校の前、幼稚園の横を通って帰る。

 4時半に帰着。2人して犬のお腹周りと足回りを拭う。足の裏を2人が同時に拭うので犬は時に2本足で立っていなければならなかった。

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