甘酒進上

２０２２年（令和４年）７月２５日（月）

 

　ここまでおいで甘酒進上。ほんの子供の頃、どこかで見たか聞いたかした言葉である。私の記憶では進上ではなくしんじょだったような気がする。

　毎日、甘酒進上を犬に対してやっている。私自身はその甘味に辟易して飲んだことがない。飲んでもないのにどうしてその甘味が分かったのかと突っ込みを入れたいところだが、ちょっと口は付けはしたががぶがぶ飲みはしないというような意味である。犬は白い甘酒の入ったボトルを見ると寄ってくる。好きなのだ。犬でも人でも好きなものがあるというのは幸せである。

　黄色のエサ皿、水を飲むガラスの容器、甘酒を入れる焼き物がある。水も甘酒もよく飲むのだが、犬はあまり尿が以前ほど出ないようだ。時間間隔を置いて庭に出すが外れのことが多い。それでも適度に出している。反射で出るかもしれないからだ。糞はよくするようになった。糞の回数の方が多いくらいだといいうと誇張表現になるかもしれない。

　粗相にも色々あるが、犬は足元が覚束ないのか水入れをひっくり返したりする。だから手を打たねばならない。入れる水の量を減らすのだ。ひっくり返っても周囲を広く濡らさないように。知恵を働かせなければならない。