3月2日(木)の朝の散歩について
7時5分前に犬の散歩に出掛ける。今日は木曜日。
隣の駅の近くまで行きヘアピンカーブを回るコースを歩く。曇り。さっきまで雨がザアザア降っていたが上がったので散歩に出掛けた。散歩中、雨に降られず良かった。
犬は絶好調で私は絶不調である。1対1で全力を出すのなら私の方が力が強いに決まっている。体重を自慢する訳ではないが犬の体重の3倍以上ある。流石に4倍までは行かない。体重の中には筋肉も含まれているから私の方が力が強いのは当然のことだ。
が、現実はそういう架空の戦いを設定しない。右に行き左に行き前に行き後に戻り立ち止まりとあらゆる動きに迅速に対応しなければならない。犬が行かないのは上空と地下だけである。犬とボールなしのバスケットボールをしているようなものだ。私はこういう運動が苦手なのだ。
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真夜中過ぎに犬が吠え起こされた。知らん顔をしていたら最初玄関で吠えていたのが和室に入って私の寝ている真へりで吠えた。緊急なのだろうと思ったのでリードを付けて犬を庭に連れ出す。この時の犬の嬉しそうな安心したような表情は忘れがたい。
これまでリードを付けないで放していたが、そうすると中々玄関に戻ってこない。1時間も庭にいることがある。私は付き合いきれないので室内に入っていると庭で犬が吠える声が聞こえる。通行人に向かって吠えているのだろうか、散歩中の犬に対してだろうか。何かトラブルが起こってはいけないと犬を探しに行かねばならない。そんな風にして玄関に戻った犬を見てみるとセンダングサの細い種子が顔中に付いていたことがあった。センダングサが生えている所は西の中庭しかないはずだ。一番行きにくい所である。
だから、リードを付けて庭に連れ出した。犬は南庭で小用を足し北庭で糞をした。それですぐに玄関に入れる。
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住宅地の中を歩く。その端の方の家に黄色のミモザの花が盛りと咲いていた。堂々と咲いているなと思った。沢山のミモザは宇部市で見たことがある。もう30年以上前のことだが。
簡易橋を渡って帰路につく。小学生列を成して学校に向かっていた。早く学校に行くものだ。ランドセルに黄色の安全カバーを付けているのは1年生だ。が、あと1ヶ月もすれば2年生になる。早いものだ。
7時半に帰着。犬のお腹と足回りをバスタオルで拭う。私は汗をかいたので着替えた。
昨夕の散歩について
3時15分に犬の散歩に出掛ける。
公園で我が犬のファンの友達がやってきて犬の後ろに回って背中を撫でた。外の子供たちもそうだったが、案外、みんな薄着であった。
風が無くよく晴れており暖かい。気分も良い。
高架道路の手前に3階建ての家が完成間近であるが、その反対側にもパワーシャベルが入り整地をしていた。こちらの方が早く更地になったが建築は後になった。かなり広い敷地なので一戸建ての住宅ではなさそうだ。
犬は海辺のカフェの横の整地された場所に行ったがすぐに道路の方に戻った。
海は穏やかで太陽の光を反射していた。
これは春の海と言うより既に夏の海だと思った。春の海というのは正月の海を思わせる。宮城道雄の曲のためかも知れない。
春の海と夏の海はどこが違うかと考えるに、夏の海はおいでおいでと陸にいる人たちに海に入るように誘っている感じがする。遠慮は要らないからと度量の広さが特徴だ。
海岸に鳥を見なかった。必ず何種類かの鳥が飛んでいるのを見るのだが。季節が変わったのだ。
公園に戻ってきた時、若い柴犬を連れた人が階段から前の通路に下りてきたのでお互いの犬をさすった。
3時40分に帰着。
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