ウの大群が海上を南下していた

　６時１５分に犬の散歩に出掛ける。今日は日曜日。

　海岸道路を南下して礫岩広場に至るコースを歩く。薄曇りで風はない。

　公園と神社との間の道を通って海岸に向かう。車が露で濡れていた。
　ハマウドの厚くつやつやした濃緑の葉が大きく伸びてきた。これまでは枯れ草に伏していたが今や他を圧して伸び、再び主役を張ろうとしている。

　礫岩広場に入る。すぐそこの海面近くをウの大群が一直線になって南下していた。その数に驚いた。４，５０羽はいたろう。ウが増えすぎて樹木を枯らし困っている所もあるようだ。
　崖の方からウグイスの囀りが聞こえてきた。最近は民家の庭の樹木にもやって来ている。

　７時に帰着。




　昨夕の散歩について

　４時１０分前に犬の散歩に出掛ける。横浜の親戚がリードを持ってくれた。

　公園、グラウンドを通って海岸に向かう。

　公園は子供たちで賑わっていた。グラウンドでは久し振りに黒いユニフォームの少年野球が練習をしていた。みんなかなり薄着になってきている。

　・・・
　散歩の１時間くらい前に庭の草引きをした。階下に降りていくと犬は散歩と勘違いしてフロアに爪をカチカチ言わせて出て来た。
　犬もずっと室内にいるのは退屈だろうと久し振りに庭のポーチに繋いだ。こちらは草引きをする。犬は見学。
　太陽は高く日差しが強い。今日は春分の日である。
　今、スズメノカタビラという雑草がはびこっている。早くも種子を付けている。抜くと根が大量の土を抱え込んでいるのでそれを取り除くのがことである。面倒くさいのでひっくり返して置くだけにした。
　犬は太陽に照らされて暑そうだったし、最初こそ、微風に鼻を伸ばしてピクピクさせていたが、すぐに座り込んで退屈を決め込んでいた。
　そうか面白くないか、入るかといって扉を開けて誘導するとさっさと入って行った。
　草引きをしばらくしていないのですぐに足腰が痛くなった。
　・・・

　階段から浜に下りた。消波ブロックが沖に浜と平行に設置されているが、そこまで砂州が伸びていた。大潮で今が干潮なのだろう。
　北に向かい大きな川に至る。北の山々などかすんでいる。

　突堤に上がって先端に向かう。２，３ｃｍの体長のフナムシがコンクリートの上を頼りなげな足取りで歩いた。犬は一瞬、鼻を付けたが、そのまま前に進んだ。

　鎌でワカメを刈って帰る人がいた。ビニール袋には収穫したワカメが入っているようだ。対岸には釣りをする人がいた。釣りは坊主の時もあるが、ワカメ刈りは確実に手に入れることが出来る。

　浜を歩く人が１０数名いた。また、新しい高架道路には歩道が設置されているが、橋の上の部分を歩いている人たちがいた。この延長先を昼頃、通ったが国道１９１号線に直結している。旧の国道は大きくカーブさせられてしまった。

　犬は浜を駆けるように歩く。暑くなり紺のトレーナーを脱ぎTシャツになった。既に遅く少し汗ばんでしまった。

　グラウンドに戻った。自販機の下を子供がのぞいていた。ボール探しのようだ。監督やコーチらしい人々がやってきた。かなりの人数になった。奥のアパートの方にも行って探している。そんなに遠くに行っていない。これ（自販機の１つ）に当たって向こうに行ったのだからとか議論も始まった。田で野球をしていた子供の時、ボール探しはしょっちゅうだったが不思議になかなか見つからないものだ。ここのはずがそこにはないのだ。ボールは予想に反した動きをするからだろう。

　４時３５分に帰着。