6時15分に犬の散歩に出掛ける。今日は水曜日。
丘陵の頂越えのコースを歩く。曇り。
朝方に掛けてそんなに気温は下がっていないようだが、細長い葉に露の玉が光っていた。そのそばにツユクサが咲いていた。この花の色を青と言わずして青色というものはあり得ない。
用水路そばのポンプ小屋の屋上にスズメが群れている。そこを基地にしてそばの稲田の稲の穂に掴まる。屹度、米を食べているのだろう。スズメ威しが鳴るが、それは効率性のため田の中の田に設置されている。だから端の方は大した音が響かない。スズメ威しがドンスーンと鳴るとスズメは驚くが次第に慣れるようだ。
命豊かな川の水量は減っていたが川の中には小魚の群れがいくつもあった。軽くジャンプするもの白い腹を見せるものなどがあった。皆、色が砂のような色なので中々見にくい。
坂道を下って犬は川の中に入る。水を少し飲んだ。
帰路、大きな川沿いに家があるがその前に大きな栗の木がある。そして今、クリの実をたくさん付けている。中には黄緑色から少し茶色になりかかっているものもある。大きさはテニスボール大だ。ここのクリは毎年豊作のようだ。裏年というものはないのだろうか。
キンカンの木に小さな白い花がたくさん付いていた。
7時15分に帰着。バスタオルで犬のお腹と足回りを拭う。川の水で少し濡れていた。
4時に犬の散歩に出掛ける。
テリアが吠える角の家の庭に若い娘さんが立っていてこちらに向かってニコリとした。お犬のお散歩、お疲れ様と挨拶されたような気がした。
公園、グラウンドを通って海岸に向かう。
ツチイナゴとばかり思っていた虫がグラウンドにいた。昔、我が家の敷地が畑だった頃、この虫がよく見たのを思い出す。
子供の頃のことだが、この虫はここで初めて見たものだった。焦げ茶色をしているのでツチイナゴと思ったのだ。形はイナゴらしかった。
図鑑で調べたらこの虫はイボバッタのようだ。イボというのはあまり褒められた形容ではないようだ。表面に小さなイボのようなものがたくさん付いているからそのように名付けたのだろう。
同じ図鑑によればツチイナゴというのはイナゴそのものではないか。図鑑にはイナゴという虫は掲載されていない。
虫の名前もそうだが草花の名前もひどいものがかなりある。相手が何と呼ばれようが気にしないにしても名付けた時代の人の直接性、率直さ、自己中心性、優越主義が伺える。
遠くでツクツクホウシの声がする。或いは神社の樹木からかも知れない。
海辺のカフェの横から浜に下りる。そして北に向かう。
浜辺には長さ2,3cmの小さな赤いテングサが数限りなく打ち上げられていた。それはワカメについても同様だった。
ミルが上がっていた。最近、購入した「写真で分かる磯の生き物図鑑」によれば、これはミル科の中のナガミルのようだ。
高架道路からの排水口の所で上がる。
4時半に帰着。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます