犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

まだ完全には復調していない犬

2014-11-20 07:11:59 | 日記


 6時15分に犬の散歩に出掛ける。今日は木曜日。

 隣の駅の近くまで行きヘアピンカーブを回って帰るコースを歩く。曇っているせいか暖かく感じる。
 散歩の前に朝食を与えるのだが、その前に犬は大きなくしゃみを2,3度したので、また嘔吐かとひやりとしたがただのくしゃみのようだった。風邪を引いているのだろうか。胃腸の不調が風邪から来ることがある。
 黄色の餌皿にドッグフードを3回に分けて入れ、その都度、よしと言って食べさせるのだが、いつもは猛攻撃開始とばかりに餌に襲いかかっていく。ガツガツガツガツとあっという間に餌皿は空になって、犬はお座りをして次を待つ。だが、今朝はそんな勢いもなくスピードもなかった。いわば上品に食事をした。まだ、回復していないのだろう。

 昨夜は9時と11時前後の2度、犬に起こされ庭を一緒に歩いた。11時の時はさすがに少し寒く感じ長居は無用と思った。上はティシャツ1枚だから。2度目の時、犬は糞をした。

 今朝の散歩では犬はほぼ普通の糞をした。

 自宅に近くになって水溜まりの水を犬は飲んだ。家でも犬は水をよく飲む。水分を補給する必要があるのだろう。
 向こうから小さな女の子を連れた母親がやってきた。子供が犬をみてワンワンがいると言う。水を飲んでいる。それで双方が何となく近づいた。相手がおはようございますというので返す。女の子がこんにちはと言う。私がおはようと言うと、女の子は納得できなかったのかこんにちはと再び言った。こちらも仕方なく、こんにちはと返した。
 犬は大人にすり寄った。まあ、ワンワンも挨拶をしてくれると言った。子供は犬の背中を撫でた。犬はその時、子供の方をちらりと一瞬みただけで殆ど気にかけていなかった。この犬は子供より大人が好き、男性より女性が好きなのである。

 7時に帰着。短い散歩だと思ったが思いの外、時間を要したのは犬がなかなか写真を撮らせてくれず手間取ったのと上記の会話があったからだろう。




 昨夕の散歩について

 5時10分前に犬の散歩に出掛ける。

 犬の具合が気になって仕方がない。3時頃、犬が鳴いたりするのでリードを付けて庭を一緒に歩く。南の庭を歩きそれから東の回廊を通って北の庭に行き小用をした。それからツツジの下を行ったり来たりを神経質に繰り返してやっと糞をした。チョコレート色をしているが胃から出血しているのではと心配になった。しかも軟便である。散歩中にしたのもこの糞であった。
 犬は家の中で粗相をすると何ともいえぬ表情をして私を見つめる。後悔したような情けなさそうな謝っているような目で私を見続ける。まあ、怒っても仕方がないことだ。自然現象のようなものだからだ。そんなことをするより実際的な行動が先だ。安全、衛生に気をつけて処理する。

 浜を北に向かう。上空ではカラスが三々五々と南の塒に戻っている。どうしてあんなに高いところを飛ぶのだろう。空気が薄く抵抗が少ないのだろうか。兎も角、こちらも塒に戻りたくなった。

 日没になったのを口実に引き返した。が、すぐには暗くならない。直射日光は届かないが空や雲から間接的に照らされているからだ。

 犬を海岸で糞をさせてまったく当然の如く放置して帰っていった人がいた。勿論、手に袋のような物は持っていない。毎日のことなのだろう。依然として海や川や山をゴミ捨て場と認識している人がいるのだ。自分のごく狭い生活空間、部屋とか家とかだけが綺麗だったらそれで十分なのだ。

 犬にはとりわけ注意した。何か変な物を食べないように。下痢や嘔吐の原因は外で犬が口にする物にあるかもしれないからだ。そのためリードを短く持って歩いた。勿論、犬の進行方向先にはいつも視線を走らせた。視点が高いので犬より早く異物を発見できるのだ。それににおい物質の伝播より光の方がうんと速いからだ。

 5時20分に帰着。