この件は少し古い話ですが、あまりに酷い話なので紹介します。これほどのことは、日本人女性はやらないし、できないと思う。韓国の女性(国籍はアメリカのようです)だからできるとしか言いようがない。
2019年11月20日のNewsweekが配信した記事(筆者は松岡由希子さん)の要約は以下の通り。
+++++++ +++++++ +++++++ +++++++
30代半ばという若さでトランプ大統領に抜擢され、2019年4月にアメリカ国務省紛争安定化担当副次官捕に就任した韓国系アメリカ人のミナ・チャンは、一部メディアで経歴詐称の疑いが報じられたことを受けて、11月18日、ポンペオ国務長官に辞表を提出した。
チャンの経歴には虚偽や誇張がある
自身の主張とメディアの調査結果を示す。
1)ハーバード大学経営大学院(HBS)を卒業
⇒7週間の短期プログラムを受講しただけで学位は取得していない
2)アメリカ陸軍戦略大学を卒業
⇒4日間のセミナーに参加したのみ
3)代表を務めていた非営利団体「リンキング・ザ・ワールド」は、海外に多数の学校を建設し、ドローンを活用した災害対応にも取り組んでいた
⇒そのような活動実績は認められなかった
4)「リンキング・ザ・ワールド」の公式動画では、チャンが米誌タイムの表紙を飾ったことを画像付きで紹介
⇒タイムは「この表紙は偽物である」との公式な見解を発表
5)チャンの辞表では、一連の経歴詐称疑惑について「当てつけだけの誹謗中傷で、私の経歴や人格が攻撃された」と主張し、「私の上司は、私を守ることもなく、私が真実に立ち向かい、私に対する濡れ衣について答えることも許してくれなかった」と書いて国務省の対応に不満を示した。
6)チャンの辞表では、さらに「国務省のモラルは地に落ち、かつて米国の外交の特徴であったプロフェッショナリズムや同僚間の協調関係は消え去ってしまった」「現時点では、辞任することが、道義上、倫理上、私にとって唯一の選択肢だ」と国務省を厳しく批判した
+++++++ +++++++ +++++++ +++++++
1)や2)の短期プログラムを受講しただけで、「卒業」したことにするのは、日本でも良くある話。A元首相のアメリカ留学や、K都知事の「カイロ大学主席卒業」の経歴が怪しいとか、いろいろある。いろいろあるが、いずれも他国への留学の話であって、調査が難しい。それに比べると、同じアメリカ国内の大学や大学院は調べ易いのに、経歴を偽るとは神経が図太すぎるのか、世間をバカにしているのか? (直ぐバレるのがわからないような人が国務省の高官の仕事を遂行できるのかな?)
3)の非営利団体の活動実績詐称も良くある話?なので置いとくとして、4)の「タイム誌の表紙」はスゴイ。なぜスゴイかというと、調べれば直ぐにわかるから。これが、中国の雑誌とか、イギリスの雑誌なら調べるのに時間がかかるけど、アメリカの雑誌、よりにもよってタイム誌でっせ。アメリカ国内のどこの図書館にもタイム誌のバックナンバーくらいは置いてあるのでは?
5)と6)の「イタチの最後っ屁」の強気もスゴイ。ここが日本人と違うところ。経歴を偽って勤めていた政府機関をこう堂々と誹謗中傷するかなあ? 頭の出来が違う! 「盗人猛々しい」とはこのこと。こういう人は国務省を辞めても、また胡散臭い非営利団体を作って生き抜くんだろうな。
日本人女性で、ここまで出来る人はいないと私は信じる。
2021年10月20日
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます