「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「センジュギク」

2021年09月24日 | 季節の移ろい・出来事

  

マリーゴールドと思って植えた苗が、1m以上にも育って黄色く鮮やかな花を付けた。花の性質や名前に疎い私の頭の中ではあっても、マリーゴールドはこれほど背が伸びなくて、地上50cmあたりで丸まった鮮やかオレンジ色の花を咲かせるというイメージであった。
「ちょっと違うんだよねー」とおもいつつ、スマホで撮影し、グーグルに尋ねてみた。そしたら「センジュギク」という名前を教えてくれた。

今度はパソコンに戻り「センジュギク」を調べてみた。早い話が、マリーゴールドとセンジュギクは同一種の花で、洋名をマリーゴールド。和名をセンジュギクそしてマンジュギクと呼ぶことを教えられた。
しかも、アフリカン・マリーゴールド、フレンチ・マリーゴールド、レモン・マリーゴールドと種類も分けられ、それぞれに「逆境を乗り越えて生きる」「いつも側において」「愛情」などの花言葉が添えられている。
そして今ひとつ。日本におけるマリーゴールド、センジュギクの全般的な花言葉は「勇者」「可憐な愛情」とある。となれば、誕生日のお祝いプレゼントの花束に十分使えるということだ。それにしても花期が長く、次から次へつぼみを付けて鮮やかな花を見せてくれる。庭先には恰好の花である。

実はこの花の苗の送り主は、地元小学校の3・4年生が手塩に掛けて育てた学習用の苗なのである。
私たち地域の住民で作る地域活動グループが、年に2・3回おこなっている学校環境整備事業つまり、斜面やの草刈りや、運動場周辺の樹木剪定などの奉仕作業に対する感謝の気持ちの贈り物なのである。
作業を終えて汗を拭う我々の前に、教職員が運んで来て「児童が育てたものです、ご自由にお持ち帰りください」という校長の言葉に甘えて持ち帰った、という曰く付きの苗である。

枯らしてなるものかと庭先に植えて、水をやり日陰をつくってやって、風が強い予報に対しては添え木も立てて守り育てた、学校と児童と地域住民の交流のしるしともいうべき花である。
名前もちゃんと分かったし、花言葉も気に入ったし、もうしばらく花を楽しませてもらおう。

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